. ツリー表示 . 番号順表示 . 一覧表示 . 新規投稿 .
積極的に回答をお願いします ←ここをクリック    読みまくれ1  読みまくれ2  著者別  練習
カテゴリー別検索 ツリー内検索 過去ログ検索 ▼MENU

◆−裏で手を引く者は何を企む その四 (ナーガ登場)−コウ (2009/5/30 13:26:55) No.18494
 ┣Re:裏で手を引く者は何を企む その四 (ナーガ登場)−コウ (2009/5/30 13:40:38) No.18495
 ┣裏で手を引く者は何を企む その五 (ナーガ登場)−コウ (2009/5/30 20:09:35) No.18496
 ┃┗Re:裏で手を引く者は何を企む その五 (ナーガ登場)−コウ (2009/5/30 20:18:41) No.18497
 ┣裏で手を引く者は何を企む その六 (ナーガ登場)−コウ (2009/5/31 20:48:34) No.18498
 ┃┗Re:裏で手を引く者は何を企む その六 (ナーガ登場)−コウ (2009/5/31 20:57:40) No.18499
 ┗裏で手を引く者は何を企む その六 (ナーガ登場編最終話)−コウ (2009/6/2 17:11:01) No.18500
  ┗Re:裏で手を引く者は何を企む その六 (ナーガ登場編最終話)−コウ (2009/6/2 17:26:53) No.18501


トップに戻る
18494裏で手を引く者は何を企む その四 (ナーガ登場)コウ 2009/5/30 13:26:55


【ネズミ男がなんとかと言う妖怪と商談をしている最中あたしは、ある者を造っていた。
 本格的に遊ぶつもりだから、遊ぶのに必要な部下をそう簡単に殺されてはこまる。
 それに、あの魔道士にこういうのを渡してみるのもまた一興だ。
 ふと、見てくるとシェーラとなんとかといったか妖怪があの魔道士を連れて帰ってきた。
 ………服装、そのままで言ったのか……。
 と、あたしが聞くと涙ながら聞かないでくださいと言い続けた。
 そして、魔道士にあたしはある物を渡した。】

 バイトも休みの昼下がりリナは日当たりの良い屋根の上で居眠りをしていた。
 そして、
「にょわぁぁぁぁ」
 と、絶叫をあげ飛び起きバランスを崩して落ちた。
「大丈夫かリナ。」
 と、ガウリィに助け起こされリナは
「大丈夫よ。………ちょっと、悪夢を見ただけだから。」
 と、答えた。
「どんなゆめなんだ。」
 と、同じアパートに住むカワウソと言う妖怪に訪ねられたリナは、
「あはははは。昔の知り合いが出てきたのよ。
 あー。びっくりした。」
 と、言った。
「友達ですか。」
 と、鬼太郎が言うと
「友達じゃなぁぁぁぁぁぁい」
 と、ものすごい勢いで鬼太郎をつかむとものすごい勢いで揺さぶる。
「だれが、あんなのと友達になるもんですか。
 つーか、あれと友達になるくらいなら魔族と契約した方がまだましよ。」
 と、叫び名がら鬼太郎をシェイクする。
「わ、わ、わか、か、わかりました。」
 と、がっくんがっくん揺さぶれているなか、
「鬼太郎。リナさーん。」
 と、猫娘がやってきた。

「エルがぬらりひょんと手を結んだ?」
 と、鬼太郎が声をあげる。
「うん。そうみたい。」
 と、猫娘がうなずく。
「エルと、えーと、ぬ………なんだっけ」
「ぬらりひょんよ。
 覚えときなさい。とにかく、そのエルとぬらりひょんとか言うやつが一緒にいるのを見たの?」
 と、ガウリィのボケにスリッパではたきながらリナが聞くと
「いいえ。ただ、エルの手下のたしか、女の子と朱の盆とが一緒になってあと、変なのと一緒で、リナさんと鬼太郎に挑戦状をたたきつけたんです。」
『変なの?』
 と、猫娘の言葉に鬼太郎達は声を合わせて聞き返す。
「うん。女の子は、エルの手下で服装が変なんだけどとっても強いんです。」
「どんな格好なんだ。」
 と、ガウリィが猫娘に聞くと
「三つ編みの女の子なんですけれど、………ピンク色のメイド服に猫耳と鈴つき首輪とねこのしっぽをつけています。」
『痛』
 おもわずリナとガウリィが声をそろえて言う。
「………それで、変なのって?」
 と、鬼太郎が聞くと
「えーと、黒い長い髪の毛にトゲつきショルダーガードに黒いマント………むやみに露出度の高い黒服に………どくろのネックレスをつけていて……。」
 猫娘のせつめいをきいたリナは思わず頭を抱えてうずくまった。
「………それがあたしのバイト先にやってきて。リナさんを訪ねてきたと行ってきて、……。
 いないと言ったら、
『白蛇のナーガが来たからには、あなたとその手下の鬼太郎とか言うやつも終わりよ。』
 ………て、」
「なぁ、鬼太郎。おまえいつリナの手下になったんだ。」
 と、猫娘の言葉にガウリィが聞くと
「それより、猫娘。おまえバイト中じゃなかったか。」
「うむ。……そこは、早退をめったに認めてくれんといっとたじゃろう。」
 と、砂かけと子鳴きが言う。
「………あれが、来ておもわず店長に返らせてくださいと言ったら、認めてくれた。………三日は来なくていいて」
「ごめん。」
 と、リナはとりあえず謝った。
 リナの頭の中にさっき夢で聞いたばかりの高笑いが響いていた。
 リナは
 とりあえず、ぬらりひょんとやら………人選選べよ。あと、エルも……。
 と、思ったのだった。

 リナの最大にして最後のライバルを名乗る魔道士白蛇のナーガが鬼太郎の宿敵ぬらりひょんと手を組んだ。
 その背後のエルは一体何を考えているのか。

トップに戻る
18495Re:裏で手を引く者は何を企む その四 (ナーガ登場)コウ 2009/5/30 13:40:38
記事番号18494へのコメント

k さて、ナーガ登場編です。
部下S なにやら、騒動の予感が……。
>【ネズミ男がなんとかと言う妖怪と商談をしている最中あたしは、ある者を造っていた。
部下S 名前は覚えましょうよ。L様
> 本格的に遊ぶつもりだから、遊ぶのに必要な部下をそう簡単に殺されてはこまる。
> それに、あの魔道士にこういうのを渡してみるのもまた一興だ。
k 渡すなよ。L様………。
> ふと、見てくるとシェーラとなんとかといったか妖怪があの魔道士を連れて帰ってきた。
> ………服装、そのままで言ったのか……。
> と、あたしが聞くと涙ながら聞かないでくださいと言い続けた。
k 恥ずかしかったでしょうね。何しろナーガも一緒なんだから……。
部下S もっと、恥ずかしいのはなんとかと言う妖怪でしょう。
k ちなみに正体は朱の盆です。
部下S 同情します。
> そして、魔道士にあたしはある物を渡した。】
>
> バイトも休みの昼下がりリナは日当たりの良い屋根の上で居眠りをしていた。
> そして、
>「にょわぁぁぁぁ」
> と、絶叫をあげ飛び起きバランスを崩して落ちた。
k まぁ、リナだから無事でしょう。
>「大丈夫かリナ。」
> と、ガウリィに助け起こされリナは
>「大丈夫よ。………ちょっと、悪夢を見ただけだから。」
> と、答えた。
>「どんなゆめなんだ。」
> と、同じアパートに住むカワウソと言う妖怪に訪ねられたリナは、
>「あはははは。昔の知り合いが出てきたのよ。
> あー。びっくりした。」
> と、言った。
k 答えはいくつかありますね。たとえばゼルとかアメリアとかゼロスとか………、ルークやレゾやミリーナでも良いし。
>「友達ですか。」
> と、鬼太郎が言うと
>「友達じゃなぁぁぁぁぁぁい」
> と、ものすごい勢いで鬼太郎をつかむとものすごい勢いで揺さぶる。
>「だれが、あんなのと友達になるもんですか。
> つーか、あれと友達になるくらいなら魔族と契約した方がまだましよ。」
> と、叫び名がら鬼太郎をシェイクする。
部下S あ、誰だかわかりましたよ。………カンは良いんですよね。
>「わ、わ、わか、か、わかりました。」
> と、がっくんがっくん揺さぶれているなか、
>「鬼太郎。リナさーん。」
> と、猫娘がやってきた。

>「エルがぬらりひょんと手を結んだ?」
> と、鬼太郎が声をあげる。
部下S ひぃぃぃぃぃあの方を呼び捨てにするとわぁぁぁ
k まぁ、偽名だから良いじゃないのかなぁ。エルが何者か知らないし。………
>「うん。そうみたい。」
> と、猫娘がうなずく。
>「エルと、えーと、ぬ………なんだっけ」
>「ぬらりひょんよ。
> 覚えときなさい。とにかく、そのエルとぬらりひょんとか言うやつが一緒にいるのを見たの?」
> と、ガウリィのボケにスリッパではたきながらリナが聞くと
部下S たしかに、覚えにくそうな名前でスモンね。
k ガウリィは絶対間違えると思います。
>「いいえ。ただ、エルの手下のたしか、女の子と朱の盆とが一緒になってあと、変なのと一緒で、リナさんと鬼太郎に挑戦状をたたきつけたんです。」
>『変なの?』
> と、猫娘の言葉に鬼太郎達は声を合わせて聞き返す。
>「うん。女の子は、エルの手下で服装が変なんだけどとっても強いんです。」
>「どんな格好なんだ。」
> と、ガウリィが猫娘に聞くと
>「三つ編みの女の子なんですけれど、………ピンク色のメイド服に猫耳と鈴つき首輪とねこのしっぽをつけています。」
>『痛』
> おもわずリナとガウリィが声をそろえて言う。
k たしかに、この説明でシェーラだと思わないわな。
部下S グラウも、まさか部下がこんな痛い格好をしてナーガと町を歩くとは思っていなかっただろうに、………。
k 三つ編みがさらに痛さを倍増させていますね。
>「………それで、変なのって?」
> と、鬼太郎が聞くと
>「えーと、黒い長い髪の毛にトゲつきショルダーガードに黒いマント………むやみに露出度の高い黒服に………どくろのネックレスをつけていて……。」
> 猫娘のせつめいをきいたリナは思わず頭を抱えてうずくまった。
k ナーガ………異世界でもその姿か………。
部下S ………というか、良く信用しましたね。………ぬらりひょん
>「………それがあたしのバイト先にやってきて。リナさんを訪ねてきたと行ってきて、……。
> いないと言ったら、
>『白蛇のナーガが来たからには、あなたとその手下の鬼太郎とか言うやつも終わりよ。』
> ………て、」
部下S 手下?
k ナーガですから、リナが手下を見つけたと解釈したんだと思います。
部下S 手下………。
k ちなみに、猫娘はそのとき『鬼太郎はリナさんの手下になんかなっていないわよ。』
 と、果敢にも言い返したんです。
部下S おおー。勇者と言っても言い勇気ですな。
k 少なくともキメラマニアよりは勇者の名にふさわしいですな。
>「なぁ、鬼太郎。おまえいつリナの手下になったんだ。」
> と、猫娘の言葉にガウリィが聞く。
>「それより、猫娘。おまえバイト中じゃなかったか。」
>「うむ。……そこは、早退をめったに認めてくれんといっとたじゃろう。」
> と、砂かけと子鳴きが言う。
k 無視されてますよ。ガウリィさん。
部下S かわいそうに………。
>「………あれが、来ておもわず店長に返らせてくださいと言ったら、認めてくれた。………三日は来なくていいて」
部下S それは、解雇に近いぞ。
k まぁ、店長も猫娘の責任じゃないことぐらいわかっていたから………。
>「ごめん。」
> と、リナはとりあえず謝った。
> リナの頭の中にさっき夢で聞いたばかりの高笑いが響いていた。
> リナは
> とりあえず、ぬらりひょんとやら………人選選べよ。あと、エルも……。
> と、思ったのだった。
>
> リナの最大にして最後のライバルを名乗る魔道士白蛇のナーガが鬼太郎の宿敵ぬらりひょんと手を組んだ。
> その背後のエルは一体何を考えているのか。
部下S 本当に、くだらないとも言える理由なんですけどね。
k まぁ、………ナーガを出せば退屈はしないわな。………端から見てて楽しいが、関わり合いになるのは嫌。それが、白蛇のナーガですから………。

トップに戻る
18496裏で手を引く者は何を企む その五 (ナーガ登場)コウ 2009/5/30 20:09:35
記事番号18494へのコメント

【ぬらりひょんとか言う妖怪は、ナーガの実力を見て信用した。
 たしかに、山の形を変化させれば信用するだろう。
 そう言えば、挑戦状はだれに届けさせようか。
 シェーラもガーウもフェブリゾもリナ達に顔がわれている。
 ネズミ男は、猫娘とか言う妖怪が苦手のそうだ。
 しょうがないから、部下Sを呼び寄せて行かせることにした。
 あたしは、ぬらりひょんの用意したごちそうに舌鼓を打つのに忙しいしね。
 部下S……お土産持ってこないとひどいわよ。】

「で、ナーガとか言う者はどういう者なんですか。」
 黒カラスもやってきてリナに聞いたのは、まずそれだった。
「………昔、いろいろあって戦ったり………協力したこともあったわ。………彼女の方から依頼を持ってくることもあったし、………あたしの依頼に首を突っ込んでいることもあった。
 ………いろんな、事件に関わったわ。………できることなら、………戦いたくない相手ね………。」
 と、リナは途切れ途切れだが、そう言った。
 その瞳には恐怖と戸惑いがあり、つらい決意を固めた用に見えた。
「戦えるんですか。」
「戦えるのか。」
 鬼太郎とガウリィに聞かれリナは、
「………戦うか………。もちろんよ。戦って勝つわ。」
 と、リナは決意を込めていった。そこに、
「犯罪者のぬらりひょんと手を組んだ以上、逮捕しなくてはなりませんが……。よろしいですか……。」
 その言葉に、リナは一瞬だけなにかを考え込むような感じになり、そして、
「いいわ。」
 と、答えた。
 そして、
「ところで、何処で戦えば良いんだ。」
「………聞いていないわ。と、言うか言ってもいないわ。」
 と、猫娘が言った。
 ナーガらしい。と、リナはつぶやいた。

「おーほほほほほほほほ」
 甲高い高笑いが森の中で響く。
「やかましいなぁ。」
 と、エルの召使いその三のフェブリゾが言う。
「それより、Sでしたっけ、」
 と、エルに酒をくんでいる朱の盆が聞く。先ほど、ナーガとあの格好のシェーラと一緒に町を歩いて恥ずかしくなかったのかと聞かれ、遠い目をした。
「あの人ちゃんととどけるんすか」
 と、朱の盆に聞かれエルはにこやかな笑みで(悪魔の笑みとも言える)
「いくら、無能でもそのくらいできるでしょ。」
 と、言った。
 そこには、勇気を褒め称えられ服装がウサギの着ぐるみになったシェーラ(ましなのか、どうなのかは不明だが……。)に、するめを持ってこさせながらリナと鬼太郎達を待ち望んでいた。

「あのー。」
 突如声をかけれリナと鬼太郎達は振り向くとそこに一人の男がいた。
「あの、これを届けに来たんですけれど……。」
 と、疲れた口調で言う。その後ろには先ほど買ったばかりの横町の名物菓子が大量にある。
「……ネズミ男さんに行くならこれをかってあの方にお土産として渡しとけと言われて、買ったのはいいけれど……。気に入るかなぁ。」
 と、ぶつぶつと言いながら手紙を渡す。
 黒い用紙に金色の字で『招待状』
 と、書かれていた。
 そこには地図がつけてこう書かれていた。
『ゲゲゲの鬼太郎および、デモンスレイヤーリナ=インバースへ
 あなた方の因縁ある方々が手を結んで勝負を挑んでおります。
 このたび私エルは、その方々をあわせてみました。
 また、場所もセッティングしておきました。
 あなた方が、この場所に来ることを望んでいます。
 その場に私がいる以上、あなた方は私を捕まえに来ると思いますが念には念を入れて、もし来ない場合……日本から一つ人間の町が廃墟となることを申し上げておきます。』
 と、書かれていた。
「招待状と挑戦状の違いも知らないのかしらね。」
 と、手紙を読み終えたリナはつぶやいた。
「町を一つ消すとはおっかないこと言うな。」
 と、一反木綿が言う。(鹿児島弁はよくわからないため標準語で書きます。)
「……ナーガが一緒なら町を一つ破壊するのも簡単よ。」
 と、リナが言った。
 ふと、見ると手紙を届けに来た男はすでにいなかった。
「あの、男。何者なんでしょう。」
 と、鬼太郎は言った。
「……どっかであったようなあわなかったようなやつだったぞ。」
 と、ガウリィが言う。
「……あんたの記憶は信用できないんだけど……。」
 と、リナに言われたが………。

トップに戻る
18497Re:裏で手を引く者は何を企む その五 (ナーガ登場)コウ 2009/5/30 20:18:41
記事番号18496へのコメント

k 次回はナーガ&ぬらりひょん一派対鬼太郎一派とリナとガウリィの対決です。
部下S 今回の話にはわたしも出ているんですよ。
>【ぬらりひょんとか言う妖怪は、ナーガの実力を見て信用した。
> たしかに、山の形を変化させれば信用するだろう。
> そう言えば、挑戦状はだれに届けさせようか。
> シェーラもガーウもフェブリゾもリナ達に顔がわれている。
> ネズミ男は、猫娘とか言う妖怪が苦手のそうだ。
> しょうがないから、部下Sを呼び寄せて行かせることにした。
> あたしは、ぬらりひょんの用意したごちそうに舌鼓を打つのに忙しいしね。
> 部下S……お土産持ってこないとひどいわよ。】
部下S よかった。ネズミ男さんに言われて買っといて
k そういう風に機転が利かないからしょっちゅう怒られているんですな。
部下S しくしく。
>
>「犯罪者のぬらりひょんと手を組んだ以上、逮捕しなくてはなりませんが……。よろしいですか……。」
> その言葉に、リナは一瞬だけなにかを考え込むような感じになり、そして、
>「いいわ。」
> と、答えた。
k ナーガの隣の部屋にすむことになる犯罪者に同情しましょう。
部下S 全くですな。
> そして、
>「ところで、何処で戦えば良いんだ。」
>「………聞いていないわ。と、言うか言ってもいないわ。」
> と、猫娘が言った。
> ナーガらしい。と、リナはつぶやいた。
k ちなみにナーガが帰ってきて挑戦状をたたきつけてきたと言ったときぬらりひょんは、
「場所を言ったのか。」
 と、言ったとき
「おーほほほほほほほ。……忘れていたわ。」
 と、言ったというシーンは割愛しました。
>「おーほほほほほほほほ」
> 甲高い高笑いが森の中で響く。
>「やかましいなぁ。」
> と、エルの召使いその三のフェブリゾが言う。
部下S やかましい。ではすみませんよ。
>「それより、Sでしたっけ、」
> と、エルに酒をくんでいる朱の盆が聞く。先ほど、ナーガとあの格好のシェーラと一緒に町を歩いて恥ずかしくなかったのかと聞かれ、遠い目をした。
>「あの人ちゃんととどけるんすか」
> と、朱の盆に聞かれエルはにこやかな笑みで(悪魔の笑みとも言える)
>「いくら、無能でもそのくらいできるでしょ。」
> と、言った。
k 言われているぞ無能
部下S あなたにまで無能と言われたくありませんよぉぉぉ。
> そこには、勇気を褒め称えられ服装がウサギの着ぐるみになったシェーラ(ましなのか、どうなのかは不明だが……。)に、するめを持ってこさせながらリナと鬼太郎達を待ち望んでいた。
k 猫耳メイド服とウサギの着ぐるみどっちがましだと思うか。
部下S ………難しいですね。>
>「あのー。」
> 突如声をかけれリナと鬼太郎達は振り向くとそこに一人の男がいた。
>「あの、これを届けに来たんですけれど……。」
> と、疲れた口調で言う。その後ろには先ほど買ったばかりの横町の名物菓子が大量にある。
>「……ネズミ男さんに行くならこれをかってあの方にお土産として渡しとけと言われて、買ったのはいいけれど……。気に入るかなぁ。」
> と、ぶつぶつと言いながら手紙を渡す。
部下S 気に入ってくれて良かったですよ。
> 黒い用紙に金色の字で『招待状』
> と、書かれていた。
k L様のイメージは黒いバックに金色をつけるべきだと思うんですよね。
部下S たしかに、似合いそうですね。
> そこには地図がつけてこう書かれていた。
>『ゲゲゲの鬼太郎および、デモンスレイヤーリナ=インバースへ
> あなた方の因縁ある方々が手を結んで勝負を挑んでおります。
> このたび私エルは、その方々をあわせてみました。
> また、場所もセッティングしておきました。
> あなた方が、この場所に来ることを望んでいます。
> その場に私がいる以上、あなた方は私を捕まえに来ると思いますが念には念を入れて、もし来ない場合……日本から一つ人間の町が廃墟となることを申し上げておきます。』
> と、書かれていた。
>「招待状と挑戦状の違いも知らないのかしらね。」
> と、手紙を読み終えたリナはつぶやいた。
k まぁ。あの方ですから。
>「町を一つ消すとはおっかないこと言うな。」
> と、一反木綿が言う。(鹿児島弁はよくわからないため標準語で書きます。)
>「……ナーガが一緒なら町を一つ破壊するのも簡単よ。」
> と、リナが言った。
> ふと、見ると手紙を届けに来た男はすでにいなかった。
>「あの、男。何者なんでしょう。」
> と、鬼太郎は言った。
>「……どっかであったようなあわなかったようなやつだったぞ。」
> と、ガウリィが言う。
>「……あんたの記憶は信用できないんだけど……。」
> と、リナに言われたが………。

トップに戻る
18498裏で手を引く者は何を企む その六 (ナーガ登場)コウ 2009/5/31 20:48:34
記事番号18494へのコメント

【高笑いが響き、森が氷川が燃える。
 ぬらりひょんとか言う妖怪も鬼太郎と戦っているし、ナーガもリナと戦っている。
「ねぇ。どっちが勝と思う。」
 と、あたしが聞くとネズミ男は、
「そうですね。………鬼太郎はさすがに地獄の鍵を簡単に使わないでしょうが、相手がぬらりひょんとなると使う可能性があるな。
 となるとナーガさんがどう動くかによって勝敗が動くと思いますね。」
 と、ネズミ男が言う。
 あたしは、
「まぁ、せいぜい馬鹿騒ぎをしてちょうだい。
 あたしの退屈しのぎのためにね。」
 と、あたししか聞こえない声でつぶやいた。】

 地図に書いてあった森の奥深くから聞き覚えのある高笑いが聞こえてきたとき、リナは歩みを一度止めた。
「リナ?」
 と、ガウリィの手が肩がかかる。
「大丈夫よ。」
 と、リナが言うとぬらりひょんのアジトが見えてきた。
 高い古びた塔から響く高笑いは、耳につんざくようだった。
「おぉほほほほほほほほ。
 久しぶりね。リナ=インバースとその他大勢」
「その他?」
 と、黒カラスが眉をひそめた。
「相変わらずね。ナーガ」
 と、リナが言う。
「ふ。あなたも相変わらずのようね。………胸もちっとも成長していないようだし………。」
 むっか、
 リナの額に血管が浮き出たのを鬼太郎は気づき、ガウリィがリナから数歩離れたのをナーガは気づいたのだろうか。
「………そういうあんたは、相変わらず恥のない服装を着ているわね。」
「おーほほほほほほ。この服の良さがわからないなんて、あなたもまだまだ子供ね。………背も胸もちっとも成長していないようだしね。」
「………黄昏よりも暗き者血の流れよりも………。」
 リナが本気でドラグスレイブをうとうとしたのをガウリィが涙ながらに止めた。
「ひさしぶりだな。ゲゲゲの鬼太郎」
 と、ナーガが高笑いをあげているのか、ぬらりひょんがしゃべり出す。
 その後ろにはエルが楽しそうに日本酒をかまぼこと一緒にたべている。
 その横には、ネズミ男がなぜか金色の布をつけている。
「……ぬらりひょん。」
 と、鬼太郎とぬらりひょんの間に火花が飛ぶ。
 だが、ナーガの高笑いがやかましいことこの上ない。ドラグスレイブをやめたリナとの口げんかも再会している。
「なによ。あんたお金が無くて犬小屋の犬を実力で制覇して犬小屋で寝泊まりしたことがあるくせに。」
「おーほほほほほほ。過去に囚われるとはまだまだ未熟ね。
 そう言うあなたこそ、胸の大きくなる薬を造る協力を造って結果的に胸の部分が腫れるだけの薬をつくっただけだったじゃない。」
 ………………。
 情けない口げんかを聞きながらいろんな気力をふりしぼり
「鬼太郎よ。今日がきさまの命日だ。」
「残念だけど、そのつもりはない。………むしろ君を自由にさせとくのは今日で最後だ。」
 と、鬼太郎が髪の毛の剣を作り上げぬらりひょんが仕込み刀をだす。
「もう良い。ナーガ。こうなったら実力行使でわからせてあげるわ。」
「おーほほほほほ。覚悟は決まったようね。リナ。今日こそあなたを倒して腐敗の魔王の名をいただくわ。」
 こうして戦いの火ぶたが切って落とされた。
「フリーズフッド」
「ファイヤーボール」
 リナとナーガの最初に一撃はお互いの魔法が影響し合って中和される。
 しかし、それによって両者は動く。
 かまいたちの刃をガウリィが受け止め、猫娘が窮鼠をひっかく。
「あんたは、あいかわらず唐突に出てきて事態をややこしくするんだから。」
 と、リナがフレア・アローと共に浴びせる言葉を
「おーほほほほほほ。つまりあなたと私は宿命のライバルという事よ。」
 と、ナーガの言葉と共にフリーズ・アローがぶつかる。
「ぬらりひょん。どうやってエルとであった。」
 刃と刃がぶつかる中で、鬼太郎が聞くと
「ふ。向こうから、近づいてきたのだ。」
 と、ぬらりひょんが刃を振り下ろす。

 しばらく時間がたった後リナが言う。
「ナーガ、………あんた氷や水系の呪文の威力があがったわね。」
 と、リナが言った。
 元々ナーガは氷や水系の魔法を多用していた。
 しかし、リナの記憶よりも威力が数倍上がっているのだ。
「おーほほほほほ。エルのくれたアイテムの力よ。氷や水系列の魔法の威力を上げてくれるのよ。
 こんな風にね。ダルフ・ゾーク」
 すると近くの水が泡立つとその水が意志があるかのように動き出す。
 水を鋭利な刃物にして敵を攻撃する高位の黒魔法。
 場所の近くに水辺がないと使用できない欠点があるが平面にそって平行に水の刃を攻撃されたらよけることはできない。
「のわぁ。」
「うにゃ。」
「だぁぁぁ。」
 川縁で戦っていた妖怪が敵味方問わずおどろく。
 水は、幾筋のも湧かれてリナを攻撃する。
「っち、こうなったら。」
 と、リナは腰につけていた耐ナーガ用マル秘アイテムを取り出す。
「おーほほほほほほほほほ。」
 高笑いをあげるナーガにリナは
「ナーガ」
 と、呼ぶ。
 ナーガが振り向くと同時にリナは頭にそれをぶつけた。
 それとは、中身を抜いたからの卵の中に魚の血を入れたもの。
 とーぜん中身はわれリナの顔は魚の血でそまる。
「はう、」
 と、ナーガは妙に乙女チックなポーズで倒れた。
 術者の意識がなくなったのと同時に水の刃はただのみずとなり地面に降り注いだ。
「………相変わらず、血を見ると貧血起こすみたいね。」
 と、血だらけのリナがいった。

トップに戻る
18499Re:裏で手を引く者は何を企む その六 (ナーガ登場)コウ 2009/5/31 20:57:40
記事番号18498へのコメント

k ふう。ナーガ編もそろそろクライマックス!
部下S 次はだれがでるんですか。
k そうですね。陽気なやつらとナーガと縁の深い人が出る予定です。
部下S リナの絶叫が聞こえますね。
>【高笑いが響き、森が氷川が燃える。
> ぬらりひょんとか言う妖怪も鬼太郎と戦っているし、ナーガもリナと戦っている。
>「ねぇ。どっちが勝と思う。」
> と、あたしが聞くとネズミ男は、
>「そうですね。………鬼太郎はさすがに地獄の鍵を簡単に使わないでしょうが、相手がぬらりひょんとなると使う可能性があるな。
> となるとナーガさんがどう動くかによって勝敗が動くと思いますね。」
> と、ネズミ男が言う。
k ナーガを仲間にした時点で勝敗は決まっていると思う。
部下S ひでぇ

> 地図に書いてあった森の奥深くから聞き覚えのある高笑いが聞こえてきたとき、リナは歩みを一度止めた。
>「リナ?」
> と、ガウリィの手が肩がかかる。
>「大丈夫よ。」
> と、リナが言うとぬらりひょんのアジトが見えてきた。
k 設定としてはルークを倒した後という設定でもありますからね。
 ガウリィとしては、リナがまた親しい誰かと戦わなければならないそんな状況に立たされてしまってつらいでしょうね。
部下S まぁ、リナが歩みを止めたのは全然別の理由ですけど………。
> 高い古びた塔から響く高笑いは、耳につんざくようだった。
>「おぉほほほほほほほほ。
> 久しぶりね。リナ=インバースとその他大勢」
>「その他?」
> と、黒カラスが眉をひそめた。
k まぁ、ナーガだからね。
部下S 魔王との戦いの時もしもナーガがいたら、魔王としか呼ばなかったんでしょうか。
>「相変わらずね。ナーガ」
> と、リナが言う。
>「ふ。あなたも相変わらずのようね。………胸もちっとも成長していないようだし………。」
> むっか、
> リナの額に血管が浮き出たのを鬼太郎は気づき、ガウリィがリナから数歩離れたのをナーガは気づいたのだろうか。
k ナーガ……すこしは成長したと言えよ。
部下S 別れてから三年近くたっていますものね。
>「………そういうあんたは、相変わらず恥のない服装を着ているわね。」
>「おーほほほほほほ。この服の良さがわからないなんて、あなたもまだまだ子供ね。………背も胸もちっとも成長していないようだしね。」
>「………黄昏よりも暗き者血の流れよりも………。」
> リナが本気でドラグスレイブをうとうとしたのをガウリィが涙ながらに止めた。
k このままじゃあ鬼太郎やぬらりひょんの影が薄くなると思って変えました。
部下S まぁ、その方が良いですね。
>「ひさしぶりだな。ゲゲゲの鬼太郎」
> と、ナーガが高笑いをあげているのか、ぬらりひょんがしゃべり出す。
> その後ろにはエルが楽しそうに日本酒をかまぼこと一緒にたべている。
> その横には、ネズミ男がなぜか金色の布をつけている。
>「……ぬらりひょん。」
> と、鬼太郎とぬらりひょんの間に火花が飛ぶ。
> だが、ナーガの高笑いがやかましいことこの上ない。ドラグスレイブをやめたリナとの口げんかも再会している。
>「なによ。あんたお金が無くて犬小屋の犬を実力で制覇して犬小屋で寝泊まりしたことがあるくせに。」
>「おーほほほほほほ。過去に囚われるとはまだまだ未熟ね。
> そう言うあなたこそ、胸の大きくなる薬を造る協力を造って結果的に胸の部分が腫れるだけの薬をつくっただけだったじゃない。」
> ………………。
> 情けない口げんかを聞きながらいろんな気力をふりしぼり
>「鬼太郎よ。今日がきさまの命日だ。」
>「残念だけど、そのつもりはない。………むしろ君を自由にさせとくのは今日で最後だ。」
> と、鬼太郎が髪の毛の剣を作り上げぬらりひょんが仕込み刀をだす。
k しかし両方とも一緒に戦うやつの人選を誤った気がしているでしょうね。
部下S まったくですね。
>「もう良い。ナーガ。こうなったら実力行使でわからせてあげるわ。」
>「おーほほほほほ。覚悟は決まったようね。リナ。今日こそあなたを倒して腐敗の魔王の名をいただくわ。」
> こうして戦いの火ぶたが切って落とされた。
>「フリーズフッド」
>「ファイヤーボール」
> リナとナーガの最初に一撃はお互いの魔法が影響し合って中和される。
> しかし、それによって両者は動く。
> かまいたちの刃をガウリィが受け止め、猫娘が窮鼠をひっかく。
>「あんたは、あいかわらず唐突に出てきて事態をややこしくするんだから。」
> と、リナがフレア・アローと共に浴びせる言葉を
>「おーほほほほほほ。つまりあなたと私は宿命のライバルという事よ。」
> と、ナーガの言葉と共にフリーズ・アローがぶつかる。
k 会話になっているというかなっていないというか
部下S まぁ、すぺしゃるでもこんな風ですから………。
>「ぬらりひょん。どうやってエルとであった。」
> 刃と刃がぶつかる中で、鬼太郎が聞くと
>「ふ。向こうから、近づいてきたのだ。」
> と、ぬらりひょんが刃を振り下ろす。
>
> しばらく時間がたった後リナが言う。
>「ナーガ、………あんた氷や水系の呪文の威力があがったわね。」
> と、リナが言った。
> 元々ナーガは氷や水系の魔法を多用していた。
> しかし、リナの記憶よりも威力が数倍上がっているのだ。
>「おーほほほほほ。エルのくれたアイテムの力よ。氷や水系列の魔法の威力を上げてくれるのよ。
> こんな風にね。ダルフ・ゾーク」
> すると近くの水が泡立つとその水が意志があるかのように動き出す。
> 水を鋭利な刃物にして敵を攻撃する高位の黒魔法。
> 場所の近くに水辺がないと使用できない欠点があるが平面にそって平行に水の刃を攻撃されたらよけることはできない。
>「のわぁ。」
>「うにゃ。」
>「だぁぁぁ。」
> 川縁で戦っていた妖怪が敵味方問わずおどろく。
> 水は、幾筋のも湧かれてリナを攻撃する。
>「っち、こうなったら。」
> と、リナは腰につけていた耐ナーガ用マル秘アイテムを取り出す。
>「おーほほほほほほほほほ。」
> 高笑いをあげるナーガにリナは
>「ナーガ」
> と、呼ぶ。
> ナーガが振り向くと同時にリナは頭にそれをぶつけた。
> それとは、中身を抜いたからの卵の中に魚の血を入れたもの。
> とーぜん中身はわれリナの顔は魚の血でそまる。
>「はう、」
> と、ナーガは妙に乙女チックなポーズで倒れた。
> 術者の意識がなくなったのと同時に水の刃はただのみずとなり地面に降り注いだ。
>「………相変わらず、血を見ると貧血起こすみたいね。」
> と、血だらけのリナがいった。
k 本当にだまされたようなもんですな。ぬらりひょん。
部下S 次回がナーガ編の最終話ですよね。
k ナーガが一体どうなるのか落ちは読めそうですけれどね。

トップに戻る
18500裏で手を引く者は何を企む その六 (ナーガ登場編最終話)コウ 2009/6/2 17:11:01
記事番号18494へのコメント

【「きゃはははははははははは」
 腹を抱え転げるあたしをネズミ男は日本酒をこぼしながら
「………お嬢が、帰ったら俺殺されるかもしれない。」
 と、真っ青な顔で言う。
 ………まあ、あたしがどうにかしといてあげとくことにしよう。
 しかし、あれを呼んだのは正解だった。
 おかげでこんなに楽しめている。
 さて、そろそろ退散するか。】

 リナが、もってきていたタオルで顔をふいている間、全員は、石みたいに硬直している。
 いや、エルの笑い声だけが響いている。
「きゃははははははははははははははははは」
 そんな中、リナは鬼太郎と戦っていたぬらりひょんに
「一つ聞くけど、……」
 むかし、似たようなことを聞いた記憶がある。
「あれが、本当に役に立つと思ったの?」
 リナの真剣な表情に
「………何も聞くな。」
 と、ぬらりひょんは言った。
 そして、首だけを動かしエル達のいる場所を見ようとすると金色の板の上に乗っているエルとネズミ男をにらみつける。
「………どこへ行くつもりだ。」
 ぬらりひょんの言葉に
「なんか勘違いしていたみたいだけど、………あたしは、鬼太郎を倒そうなんて思ってないわ。
 倒すのなら、あなたみたいな雑魚の手なんか借りないわ。」
 雑魚呼ばわりされ、ぴくりと眉を動かす。
「あたしは、馬鹿騒ぎを見たかったの。ただのゲームの駒なのよ。
 鬼太郎もあなたたちもリナ達もね。」
 そう言うと、エルはネズミ男が漆黒の闇の中へと消える。
「………で、どうする。」
 と、鬼太郎に問われぬらりひょん達は立ち去っていった。
「鬼太郎。きさまの首は必ずもらい受ける。だが、その前にあのエルとか言う女の首をもらおう。」
 と、捨て台詞をいって

 とある場所にあるエル達の本拠地で、
「お母様。次はどうするつもり」
 と、召使いその三に言われ
「次は、そうね。なるだけ単純なやつが良いわ。
 単純で思い込みが強いやつを、」
「なら、こいつらはどうでしょうか。単純で馬鹿なんですが力が強いんです。」
 と、ネズミ男はエルにとある妖怪のリストを見せた。

「リナ〜。ひどいじゃないのよ〜。友達でしょ。」
「さっきまで敵として戦ってたのは、どこの誰よ。」
 と、ナーガの声にリナは突っ込むと
「ふ。過去に囚われるとは器が小さいわね。」
「………黒カラスさん。」
 と、リナが縄で縛りあげられているナーガをつかんでいる黒カラスに、
「いいから、これ。捕縛してください。」
 と、リナが言った。
「わかりました。」
「ちょっと〜。あいつらが悪党だって知らなかったし、ここが異世界だったなんて知らなかったのよ〜。人間じゃないなんて聞いていないし〜。」
 と、何度も言いつつけた台詞を言いながら天狗ポリスにしょっ引かれていくナーガを見ながら鬼太郎がリナに聞く。
「………リナさん。戦いたくないとか言ってましたよね。」
「………あれが異世界に来てしまったと言う時点で死ぬほどやだったし、あれと大まじめな顔で戦うなんて嫌だし。
 と、いうかあれと関わるのなんて恥としか言いようがないわね。
 人間失敗は幾つもあるけれど、ナーガと関わったのはあたしの人生の失敗ベスト10に入るわね。」
 と、リナが言った。

 そして、三日後。
 リナ達と鬼太郎達が近所の超特盛りチャーハン三十分以内に食べきったら賞金十万円と言う店に行った日のことだった。
「なんか、逃げるように向かってたよな。リナさん。」
「そうだね。」
「どうしたんだろうな」
 と、カワウソとアマビエに一反木綿が話していると黒カラスがやってきた。
 しかし、三日前と違いがかなりやつれている様子である。
「ちょっと、どうしたんだい。ずいぶん疲れているみたいじゃないか。」
 と、アマビエに言われ黒カラスは
「いえ。それより、リナ殿は?」
 と、聞かれ
「人間界にいっとるぞ。賞金十万円とかいって」
 と、奥から砂かけがやってくる。
「………そう、ですか。」
 と、目に見えて落胆する。
「そうそう。おまえさんが来たら渡してくれと言っといた物があったぞ。」
 と、砂かけが渡した手紙を全員が見る。
 そこには、
【ナーガは引き取らないからね。】
 と、書かれていた。
「引き取ってください………。」
 と、黒カラスが手紙をみて涙ながらにつぶやいたのだった。

トップに戻る
18501Re:裏で手を引く者は何を企む その六 (ナーガ登場編最終話)コウ 2009/6/2 17:26:53
記事番号18500へのコメント

コウ ナーガ編最終話です。
部下S 今回一番苦労したのは一体誰なんでしょうか。
>【「きゃはははははははははは」
> 腹を抱え転げるあたしをネズミ男は日本酒をこぼしながら
>「………お嬢が、帰ったら俺殺されるかもしれない。」
> と、真っ青な顔で言う。
コウ まぁ、エルが帰ったとしたらスポンサーがいなくなって殺されるかもしれませんね。
> ………まあ、あたしがどうにかしといてあげとくことにしよう。
部下S おお、L様がめずらしいこともあるものですな。………ぐっは
コウ アイスピックルが五センチ刺さっているな。 
> しかし、あれを呼んだのは正解だった。
> おかげでこんなに楽しめている。
> さて、そろそろ退散するか。】
>
> リナが、もってきていたタオルで顔をふいている間、全員は、石みたいに硬直している。
> いや、エルの笑い声だけが響いている。
>「きゃははははははははははははははははは」
> そんな中、リナは鬼太郎と戦っていたぬらりひょんに
>「一つ聞くけど、……」
> むかし、似たようなことを聞いた記憶がある。
コウ スレイヤーズ劇場版の第三作ですな。
>「あれが、本当に役に立つと思ったの?」
> リナの真剣な表情に
>「………何も聞くな。」
> と、ぬらりひょんは言った。
部下S 劇場版でやとった者は、真剣な顔して聞くな〜と、叫びましたな。
> そして、首だけを動かしエル達のいる場所を見ようとすると金色の板の上に乗っているエルとネズミ男をにらみつける。
>「………どこへ行くつもりだ。」
> ぬらりひょんの言葉に
>「なんか勘違いしていたみたいだけど、………あたしは、鬼太郎を倒そうなんて思ってないわ。
> 倒すのなら、あなたみたいな雑魚の手なんか借りないわ。」
> 雑魚呼ばわりされ、ぴくりと眉を動かす。
部下S まぁ、あのお方にしてみれば雑魚でしょうな。
コウ 鬼太郎の攻撃もちょっと本気ていどで防げましたしね。
>「あたしは、馬鹿騒ぎを見たかったの。ただのゲームの駒なのよ。
> 鬼太郎もあなたたちもリナ達もね。」
> そう言うと、エルはネズミ男が漆黒の闇の中へと消える。
>「………で、どうする。」
> と、鬼太郎に問われぬらりひょん達は立ち去っていった。
>「鬼太郎。きさまの首は必ずもらい受ける。だが、その前にあのエルとか言う女の首をもらおう。」
> と、捨て台詞をいって
部下S 無茶言うなぁ。
コウ 返り討ちに遭うでしょうな。
部下S あのお方に関わって生きていられたのが奇跡のような者なのにぃぃぃ
コウ あ、なぜか富士山が振ってきてSを下敷きにして去っていった。
> とある場所にあるエル達の本拠地で、
>「お母様。次はどうするつもり」
> と、召使いその三に言われ
部下S つ、……ついに、その三という風に呼ばれ始めたか。ふぃぶ………
コウ それより、けが直せよ。
>「次は、そうね。なるだけ単純なやつが良いわ。
> 単純で思い込みが強いやつを、」
>「なら、こいつらはどうでしょうか。単純で馬鹿なんですが力が強いんです。」
> と、ネズミ男はエルにとある妖怪のリストを見せた。
>
>「リナ〜。ひどいじゃないのよ〜。友達でしょ。」
>「さっきまで敵として戦ってたのは、どこの誰よ。」
> と、ナーガの声にリナは突っ込むと
>「ふ。過去に囚われるとは器が小さいわね。」
コウ ちなみにこの話の前からしょーもない口げんかが延々と続いていました。
>「………黒カラスさん。」
> と、リナが縄で縛りあげられているナーガをつかんでいる黒カラスに、
>「いいから、これ。捕縛してください。」
> と、リナが言った。
>「わかりました。」
>「ちょっと〜。あいつらが悪党だって知らなかったし、ここが異世界だったなんて知らなかったのよ〜。人間じゃないなんて聞いていないし〜。」
部下S 気づかないんですかね。
コウ ナーガだからね。
> と、何度も言いつつけた台詞を言いながら天狗ポリスにしょっ引かれていくナーガを見ながら鬼太郎がリナに聞く。
>「………リナさん。戦いたくないとか言ってましたよね。」
>「………あれが異世界に来てしまったと言う時点で死ぬほどやだったし、あれと大まじめな顔で戦うなんて嫌だし。
コウ まぁ、異世界に存在にああいうのがいる世界出身と思われるのは馬鹿にされている気がするとも思えますしな。
> と、いうかあれと関わるのなんて恥としか言いようがないわね。
> 人間失敗は幾つもあるけれど、ナーガと関わったのはあたしの人生の失敗ベスト10に入るわね。」
コウ ほかは、たとえばルークが魔王になるのを止めることができなかったとか、レゾのコピーでサイラーグが火の海になったとかルビィに哀しい決断をさせてしまったとかもあります。
 ほかにも、ジョセフィーヌさんに関わったとかあと依頼料をくれなくてギガ・スレイブを使っちゃった。とかもありますね。
部下S ………あの、最後のすっごいきになること言ってませんでした。
> と、リナが言った。
>
> そして、三日後。
> リナ達と鬼太郎達が近所の超特盛りチャーハン三十分以内に食べきったら賞金十万円と言う店に行った日のことだった。
コウ ちなみに、リナとガウリィの手によってその店は六十万円をリナ達にわたしました。
部下S と、言うことはリナとガウリィそれぞれ連続で三回チャレンジしたんですか。
コウ 鬼太郎と猫娘と目玉親父は見ていておなかいっぱいになったと言います。
 また、常連客の一人は『あいつらは名のあるフード・ファイターに違いない。』と、言ったそうです。
部下S まぁ、異世界の剣士と魔道士とは思いませんな。
>「なんか、逃げるように向かってたよな。リナさん。」
>「そうだね。」
>「どうしたんだろうな」
> と、カワウソとアマビエに一反木綿が話していると黒カラスがやってきた。
> しかし、三日前と違いがかなりやつれている様子である。
コウ その理由はあの魔道士です。
>「ちょっと、どうしたんだい。ずいぶん疲れているみたいじゃないか。」
> と、アマビエに言われ黒カラスは
>「いえ。それより、リナ殿は?」
> と、聞かれ
>「人間界にいっとるぞ。賞金十万円とかいって」
> と、奥から砂かけがやってくる。
>「………そう、ですか。」
> と、目に見えて落胆する。
>「そうそう。おまえさんが来たら渡してくれと言っといた物があったぞ。」
> と、砂かけが渡した手紙を全員が見る。
> そこには、
>【ナーガは引き取らないからね。】
> と、書かれていた。
>「引き取ってください………。」
> と、黒カラスが手紙をみて涙ながらにつぶやいたのだった。
コウ 次回もナーガ出ます。
部下S それと、あの少女が出るんですよね。
コウ あと、鬼太郎の仲間の一人もでます。彼は個人的には好きなんですよね。いいよなぁ、ああいうキャラ。
部下S あと、いい加減猫耳メイド服はやめるそうですな。
コウ 次は南国で着ぐるみを着せるそうです。
部下S ………………………


MENU 大辞典  [登録方法] 全著者リスト
投稿小説1の過去ログ 投稿小説2の過去ログ
修正・削除 依頼 投稿の仕方 表示設定
▲TOP