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Re: ドラスレ! 26
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ここの『投稿小説』は小学生の方も来てるので、アダルト向けの小説はご遠慮下さい。
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>第二十六話
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>「はーい、リナ♪ 久しぶりね♪」
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>いつのまにそこにいたのか。
>金髪の少女が、俺の目の前でにこにこと笑っている。
>
>以前は魔道士のような黒い服装の女性の姿をしていたのだが――
>今日は何故だか、ガウリイお嬢ちゃんよりも背が小さく、
>幼い少女の姿をしていた。
>服も同じくサイズが小さくなっている。
>
>
>「気分よ、気分♪」
>
>
>その考えを読み取り、少女はくすくすと笑う。
>俺は特に驚きもせずに溜息をつく。
>
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>「久しぶりって言ったって――前に一度だけ会っただけだろ」
>
>「そうねえ。確かリナが死の入江を作った時かしらね♪」
>
>「う――」
>
>
>あの時のことを言われ、俺は口をつぐむ。
>
>それは、俺が以前にギガ・スレイブを使った時のことだ。
>俺はある依頼を受けて鬱憤が溜まってしまい、依頼を終えた時に
>色々な感情を込めて浜辺にギガ・スレイブを放った。
>
>あの時は精神が極限状態で、制御だとかコントロールだとか、
>本当に無意識だった。
>
>ギガ・スレイブの虚無によって造られた入江。
>そこには今でも魚一匹寄り付かず、水ゴケも生えないと噂で聞いた。
>『死の入江』と呼ばれているのだとも。
>
>その時も生体エネルギーを酷使し、銀髪になった俺は倒れ――
>彼女と出会ったのだ。
>
>
>「懐かしいわね」
>
>「……それで、今回はどうしたんだ?」
>
>
>以前現れた時はギガ・スレイブのこととか、その本質のこととか、
>一方的に色々と聞かさておかげで、頭がパンクしそうになったもんだ。
>今までの常識がひっくり返った気がして、何も言えなかった。
>
>
>「そんなに邪険にしなくったっていいじゃないのよ」
>
>「邪険っていうか……どういう反応したらいいか分からないんだよ」
>
>「久しぶりー♪ とかでいいのよ?」
>
>「…………出来ないって」
>
>
>彼女の性格というか……。
>俺に対するフレンドリーかつ遠慮のない接し方でさえ、
>本気で受け取っていいものかどうか、俺には判断しかねる。
>
>
>「とにかく、リナだったらあたしの呪文も結構使えるんだから、
> どんどん使っちゃって構わないって言ってるのに」
>
>「勘弁してくれ……ブースターもないんじゃ、精一杯だっての」
>
>「そこは根性よ、根性♪ 頑張ればやれるわよ♪」
>
>
>俺はがっくりと肩を落として、溜息をつく。
>そして目覚めるまで彼女――ロード・オブ・ナイトメアと
>延々と話をするのだった。
>
>
>
>
>
>NEXT.

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