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Re: 白魔術都市狂想曲 123
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ここの『投稿小説』は小学生の方も来てるので、アダルト向けの小説はご遠慮下さい。
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>「んー。やっぱ人間の作ったものが媒体じゃ、これが限度かねぇ」
>
>「あんた・・・・・・もしかしなくても、ヴラなの?」
>
>「おうよ!」
>
>こきこき首を鳴らしながら、ベッドの上――正確に言うとアレンの胸の辺りでふんぞりかえるヴラ。
>
>ただその姿がどう見ても、
>
>「・・・・・・トカゲ?」
>
>「トカゲだよなー」
>
>そう。
>
>あたしたちの目の前に現れたのは、体長十センチほどの赤いトカゲ(断言)である。
>
>「トカゲいうな! わかってても腹立つわ!」
>
>器用に尻尾をこちらにびしぃっ! と突き出し抗議の声を上げるヴラ。
>
>「どうみたってトカゲじゃないか」
>
>抗議の声も何のその。
>
>ガウリイはのほほんと頬をかきながらそういった。
>
>「竜王目の前にして、そーゆー酷い発言する人間初めて見たぞ」
>
>「駄目よガウリイ、そんなにボロクソいっちゃあ。
>こんなんでも、いちおーカミサマとか呼ばれてる存在なんだから」
>
>「・・・引っかかる言い方だがまぁいっか」
>
>「爬虫類の王様でもあるんだから、もうちょっと敬うフリとかしなさいよね!」
>
>「前言撤回! てめぇの発言のほうが酷いわっ!」
>
>ガウリイのフォローにはいったあたしに、なぜかヴラが噛み付いた。
>
>・・・・・・ふむ。
>
>せめてサラマンダーの上位種といったほうがよかったかもしんない。
>
>「もうなんでもいいや。時間が押してるんでサクサク用件いくぞ」
>
>「用件?」
>
>オウム返しで尋ねるあたし。
>
>「いまお前らの前にいる俺は、そのマジック・アイテムを媒体に具現化した分体みたいなもんだ」
>
>「じゃあ本物のあんたは」
>
>「とっくに他の地にいる」
>
>ガウリイの問いに、ヴラはそう答えた。
>
>「ってことは、いまあたしたちの前にいるあんたは、ヴラの残留思念ってこと?」
>          俺                                                       この俺
>「少し違うな。 本体 の意思や思考を同時に共有しているが、火竜王とは異なる意志を持つのが マジック・アイテムから具現した姿 だ」
>
>
>
>
>
>
>
>
>ヴラはおもむろにアレンの頭のほうまで近づき、額同士を重ねるように合わせた。
>
>「・・・・・・なにやってんだ?」
>
>「巣くっている呪いの状態を検索してんだよ」
>
>「一瞬でできないの?」
>
>「本体ならできるが、そもそも力は使わないぞ」
>
>「なんでだ?」
>
>ガウリイの質問に、ヴラはその状態を維持したまま
>
>「神の力はそれ自体が強大な力だからさ。湖に一石を投じてできる波紋のように、周辺に良くも悪くも影響を与えちまう――姿に関してもそうだな」
>
>「姿って?」
>
>「地上に降りる際は、様々な制約と多くの制限をかけて人の姿で降り立つ。理由は以下同文」
>
>「大変なんだなー」
>
>他人事のように言うガウリイ。
>
>・・・・・・実際他人事だが。
>
>「・・・魔族の力に対抗する力は何だと思う?」
>
>唐突に放たれた問いに、あたしはしばし考えて、
>
>「・・・・・・魔族の力を超えるには、それより高位の魔族か、神の力をもってするのみ」
>                 クレアバイブル
>以前ある事情で知りえた 異 界 黙 示 録 よりもたらされた知識を答える。
>
>「そう。そして魔王の力に対抗できるのは、俺たち竜王と呼ばれる神の力あるいは――すべての混沌を生み出せし金色なる母なる存在」
>
>アレンと額を合わせながらそういったヴラの視線だけは、射抜くようにこちら――あたしをみていたのだった。
>

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