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Re: Re:白魔術都市狂想曲 120
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> お久しぶりです! フィーナさん。kouです。
> 続きを楽しみにしていたので、とっても嬉しいです!
>>「最終的な裁きを下すのは父さんですけど、皆さんなら正しい裁きをしてくださると信じています」
> 信じている。あえて言うなら、それは皮肉ですね。なんというか、彼らよりリナの方を信じているでしょうしね。まあ、場合によるとリナの方が信用できない状況もあるでしょうけれど……。
>>「アメリア様にそこまで言われて、悪い気はいたしませんな」
>>
>>相好を崩し、目上の者に対する最敬礼を、アメリアに行うお偉いさんたち。
> どっちかというと、おべっか? と、いう気もしますけれど……。
>>「ではわたしは、まだやらなければならないことがあるので」
>>
>>「おお。お呼び止めて長居までさせてしまって申し訳ない」
>>
>>「では私も失礼させてもらうよ」
>>
>>言葉を交わし、それぞれの席に着く彼ら。
>>
>>ちなみにあたしは、いちおー弁護人兼アドバイザーとしてここにいたりする。
>>
>>ガウリイはこういった作業には問題外なんで、もしもの時のためにアレンの傍に置かせている。
>>
>>番犬としては、まさに適任である。
> 頭は帽子を乗せるための飾り。体は一人で小さな騎士団並の戦闘能力。その名は、ガウリィ! 
>>一方的に相手の非を挙げて、自分たちの優位に持ち込ませようとするのって、裁判としてどーよ? 的なのが現在のあたしの心情であったりする。
>>
>>それに乗っかってるのが、利権に目が眩んだ貴族たちや高官だというのだから、始末が悪い。
> なんというか、身分が高い人間の中には、もっと身分がほしい。ほしい。と、望むやつが居るんですよね。そういうやつほど、器は小さいんだよな。これが……。
>>まあ・・・・・・アレンもこうなると知ってて、実行に移したんだから同罪ではある。
>>
>>もっともアレンの場合、苦肉の策で必死だったみたいだし、王宮の連中とは違い可愛げもあったからまだマシである。
>>
>>・・・・・・意識があったとき、一発ぶん殴ってて正解だった。
>>
>>「――そして彼の神官は、神に仕えし者として許しがたいことに、アメリア姫を手にかけようとしていたのを多くのものが目撃しており、それは本人は認めております」
>>
>>ま、それは『事実』である。
>>
>>「調査によると、無謀にもエルドラン国王陛下のお命を奪おうとしたらしく、数年前から呪術の研究に手を染め始め・・・・・・」
>>
>>ずいぶんと脚色されてんなー。
> エルドラン国王……えっと、ああ。アメリアの爺ちゃんか……。影が死ぬほど薄いから忘れていた。きっと、三男の影が薄いのもそのせい……かな?
>>「異議あり!」
>>
>>友人の一人である神官がこれに抗議し、裁判長はそれを許可した。
>>
>>証言によると、呪術の研究に手をつけたのは事実だが、それは解呪の類のものに使用されたものだということだった。
> と、いうか本当に解呪のために研究していたんだからな。つか、怪我を治すために怪我について調べる人も居るだろうが! と、叫びたいな。
>>他にも薬草の調合など、神官としての腕は確かだったとアレンの上司である別の老神官もそう証言したところで、時間になったため裁判官の声が小休憩を告げた。
>>
>>こういうピリピリした空気のなか大人しくしてるってのは、どーも性に合わない。
>>
>>王族をはじめとするお偉いさん方がいる以上、いくらあたしでも気を遣わなければならないというのは、きょうび五歳の子供でも分かる常識である。
>>
>>・・・・・・いつかガウリイに、たとえ他人がどうあろうと、絶対自分のペースで突っ走るといわれたこともあったが。
>>
>>下手に暴れようもんなら、最悪のばあい指名手配されること請け合いである。
> そんな事になったら、姉ちゃんにしかられますね。 
> と、言うことを言うとリナに、「あたしは姉ちゃんにしかられないと思ったら指名手配されても良いと考えていると思っているのか!」
> と、怒鳴られそうですけれど……。
> アレン……。大ピンチですね。でも、まあ。半分は自業自得とも言えますけれど……。ようやっと、狙っていたところを両思いになれたと喜んでいる彼女も居ますし……。みんな笑えるハッピーエンドを期待しています。
> 以上、kouでした。

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