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Re: 白と茶と緑の来訪者と金色に消えた存在達
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ここの『投稿小説』は小学生の方も来てるので、アダルト向けの小説はご遠慮下さい。
場合によっては承諾なしに削除します。
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元記事
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>「……異世界」
>「異世界」
> 引きつったリナの感想につられたようにうめくゼルガディス。
> ガウリィはぼんやりとしていて、アメリアはあんぐりと口を開けている。シルフィールは目を見開いて呆然としている。
> ゼロスもさすがに驚いている様子だった。
>「まあ、正確に言うなら紙一重に違う世界ですけれど……」
>「ひょっとして」
> リナはよやっと声を出した。
>「子供とか行方不明者は、この世界に入り込んだの?」
>「確証はありませんが、確率は高いですね」
>「どう言う意味だ?」
>「そうかもしれない。と言っているのよ」
> マントの言葉にクエスチョンマークを頭に浮かべるガウリィ。
>「とにかく、探すわよ。召喚魔法を使えば、元の世界に戻れるかもしれないし……」
>「無理だったらどうするんだ?」
> ガウリィに言われてリナとアメリアとゼルガディスが絶句する。
> 三人の脳裏には、『二重遭難』『ミイラ取りがミイラになる』などと言ったことわざが浮かぶ。
>「大丈夫だ」
> そう言ったのはクウだった。
>「便利アイテムがあるだろ」
> と、クウが指さしたのはゼロス。
>「え゛」
> ゼロスは驚く。
>「なるほど」
>「そういえばそうですね」
>「なら安心だわ」
> 口々につぶやく三人に、
>「ちょっと、待ってください。僕は良いですよ。なんて、一言も……」
>「あんたこのまま、何もしなかったらただクウにいじめられるためだけに出てきたようなもんよ」
> リナに言われてゼロスは涙ぐむ。
>「ああ。天国のお母様。
> ゼロスは苦難の道を歩いていますが、どうか見守ってください」
>「ゼロスの母ちゃんて死んでいるのか?」
>「勝手に殺したんじゃないのか?」
>「まあ。金色の母は確かにあの世と言えばあの世にいるわね」
> ガウリィにクウ。そしてリナに好き勝手言われてさらに落ち込むゼロスだった。
>

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