タイトル : Re:白魔術都市狂想曲 116
投稿者 : セス
投稿時間 : 2010年8月13日20時31分59秒
お久しぶりです、フィーナさん。
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>「どうかこの地に留まりください!」
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>「めんどい」
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>即答するヴラ。
素敵(おい)
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>その言葉に絶句する神官や巫女たち。
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>・・・・・・まあ。
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>神聖な存在として崇められている神が、こんなものぐさだとは普通は思わんわな。
『神』という単語に伴うイメージを、綺麗に打ち砕かれましたね、神官や巫女さんたち。
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>「せめて一年。それがいやなら一ヶ月でもいいので!」
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>「ここは俺が治める地じゃねぇって、何度も言ってるだろうが」
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>耳をほじほじしながら、耳にタコができちまったじゃねぇかとぼやくヴラ。
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>・・・・・・何度も、つーことは・・・・・・
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>ヴラが治めている地でも、似たようなやり取りが行われたんだろーか?
心底、辟易しているでしょうね・・・
>けどもうちょっと、あたしに報酬を前金で返金不可とかなんとかいって全部渡すようにいって。
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>あたしがありがたくお金をもらって、王宮からとんずらしたあと、断って欲しかったな・・・・・・。
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>堅実的かつ、実用的なプランを提供する前に断るんじゃない!(八つ当たり)
それって世間一般では「単なる詐欺」って言うんじゃあ・・・
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>「人に限らず生を受けたものは、必ず終わりを迎える。
>老いから来るのもあれば、病で倒れる者もな。この世にある当然の理を、何故俺が干渉し、捻じ曲げなければならない?」
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>「そんな!? 子供や敬愛すべき方。情のあるものを助けたいと思わないのですか!?」
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>「知識としては理解できるが、行動を起こすとなると納得できねぇな。
>俺たちと魔族同様。俺たちとてめぇらの間に、あいまみえない部分ってのはどうしたってあるんだからよ」
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>「神とは我らを助けてくれる偉大な存在ではないのか?」
すがすがしいくらいに、ご都合主義的な勘違い・・・
なんつーか・・・
今回のお話を読んでいると、魔族のほうがある意味で純粋のように見えます。
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