
◆−五大魔族と五人の部下達in神魔戦争−東琥珀 (2002/9/28 20:20:05) NEW No.9877 ┣第三十四話:狂わせたのは誰?狂ったのは何?−東琥珀 (2002/9/28 20:24:04) NEW No.9878 ┃┣Re:まってました〜−闇竜翔 (2002/9/28 21:20:23) NEW No.9883 ┃┃┗またれました〜(ヲイ)−東琥珀 (2002/9/29 20:05:20) NEW No.9916 ┃┣狂ったのも狂わせたのも全てお前じゃぁぁ!!!−まい (2002/9/28 22:10:25) NEW No.9889 ┃┃┗きゃああっ!ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!!(何故お前が謝る)−東琥珀 (2002/9/29 20:21:12) NEW No.9918 ┃┣・・・・狂ったのは、『神』という属性のせいなのか、それとも・・・・・−ユア・ファンティン (2002/9/28 23:18:53) NEW No.9891 ┃┃┗個人の問題でわ………−東琥珀 (2002/9/29 20:28:44) NEW No.9920 ┃┗回復おめでとうございます。−Yuppy (2002/9/29 18:23:06) NEW No.9913 ┃ ┗ありがとうございます。−東琥珀 (2002/9/29 20:33:17) NEW No.9922 ┣Re:五大魔族と五人の部下達in神魔戦争−ドラマ・スライム (2002/9/28 20:33:58) NEW No.9880 ┃┗こんな所に感想を…(汗)−東琥珀 (2002/9/29 20:35:26) NEW No.9923 ┗第三十五話:舞い散る木の葉のその奥で?−東琥珀 (2002/9/29 20:38:27) NEW No.9924 ┣Re:第三十五話:舞い散る木の葉のその奥で?−Yuppy (2002/9/29 21:00:13) NEW No.9926 ┗Re:第三十五話:舞い散る木の葉のその奥で?−闇竜翔 (2002/9/29 21:06:39) NEW No.9928
| 9877 | 五大魔族と五人の部下達in神魔戦争 | 東琥珀 E-mail | 2002/9/28 20:20:05 |
はいッ!どーもッ! 東琥珀、ただ今復活でっす!(遅すぎ!) …また新ツリーか。はははははははッ!(遠い目+滝汗) ………………………はははははははははははは…………ごめん私が悪かった。 一週間近く寝込んでしまいました………うう。すみませぬぅ。 どーせ誰も待って無いでしょうが……………行きます。続き。 ………えーと………何話だっけ?(ヲーイ) ……………………………………………………………………………… ま、いいか。(ぅヲイ) 冥:ふ。 アバウトなのにも程があるよねー。 琥:………あははははははははははは………… 夢枕に冥王様が立たれた時には『マジでヤバい』と思いましたよ。私。 冥:………三十九度の熱出して寝込んで僕の夢? ………大丈夫?キミ? 琥:いや…お迎えだったらどうしようかなー、とか思ったんだけど……… ライアナに立たれるよりはマシかな、とか思いまシた。 冥:………死神に夢枕立たれるって…………一体どんな思考回路……… 琥:ふと思ったんだけどさー。 ライアナも昔はフツーの死神みたいにさ。 もうすぐ死ぬ人間の所に行って、魂回収してたんだよね。 冥:うん。 そうだけど? 琥:ちょっと考えてみたんだけど……想像して下さい。 冥:うみゅ? 琥:貴方は、不治の病に冒されています。 冥:んみゅ。 琥:どんどん躰が言う事を聞かなくなり………… 『ああ、もうすぐ死ぬんだな』とか思ったときに……… ライアナが来たら。 冥:………うげッ!? 琥:『はっあ〜い♪や〜ぁだぁ〜、死んじゃったんですか〜ぁ?うわぁ、アンラッキーですねぇぇ』 冥:…………………………………………………………………… 琥:死ぬ間際にあんな無意味に明るいヤツに来られてみろ。ムカつくだろ。 冥:ライアナが……赤の竜神に見込まれて………戦闘用の死神になったのって…もしかして… 琥:…仕事…ヘタだったからぢゃ……… とか、想像しちゃった琥珀in病床。 冥:ありえてヤだね。 琥:あの死神シスターズ…なんかぽこぽこ新設定が湧き出てきて……代わりにいくつか旧設定が消えていったりしてます。 冥:例えば? 琥:姓が消えちゃいました。 『ライアナ=フェラリア=ランシュア』。 冥:ヲイ。 ………まさか……… 作者がその姓…覚えきれなかったから……なぁんて…言わないよねぇぇぇぇ???? 琥:当たりッ!賞品としてお肉セットプレゼントッ!! 冥:しまった言い切られたッ!!ってかその肉どっから出したッ!! 琥:ウチの母親が狩ってきたッ! 冥:『狩』ッ!? 琥:まぁ細かい事はさて置いて……… 冥:さて置くなッ!『狩』って何!?『狩』って!? 琥:夕方頃…母方の実家から母親が帰ってきたら…なんか手が血塗れなワケよ。 んで『ハイ♪』って何か差し出すから受け取ってみたら………まだ血が滴ってる肉。 『ああ、そういえば母の実家近くには今でもイノシシがいたなぁ』とか、無意味に納得してしまった私。 冥:…………………………………………キミの家族って……………一体? 琥:ふ。怖かったぞぉぉぉぉぉぉ。 夕方近くに、インターホン鳴って。 『はいもしもし、どなたでしょうか』 『お母さんですー』 『お母さんはそんなしわがれ声じゃ無いよぉ、さてはオオカミだなッ』 『………琥珀(仮)、漫才はいいから早く開けなさい』 『ああ、ユーモアのわからん母だ……解ったよ、開けるよ』 冥:………そんな会話してる訳?いつも? 琥:………変? 冥:変。 琥:……で……ぱたぱたと二階から階下へ駆け下りて、ドアの鍵開けたらやたら疲れ切った表情の母。 しかも手ェ血塗れ。 血塗れの肉差し出された時には『頼むからもぉいっそひと思いに殺してくれ』と思いました。 冥:どんな家族だよッ!?一体ッ!?(半泣き) 琥:まぁ…ウチの家族…特に女は……… インバース家と張り合えますから。本気で。私以外。(汗) 姉は三歳の時、父親の肋骨砕いたそうだし。 冥:どんな姉だ。それは。 琥:母は………ひたすら『陰険』の一言に尽きます。 ヒトだまくらかしてタダ働きさせるなんて日常茶飯事。 娘を千尋の崖から突き落としただけでは飽きたらず上から矢射ってます。 友人に『私、フィブリゾ様の性格悪いって思った事無いんだよね』と言ったら、 『そらあの母親の傍にいたら冥王も霞むわ』と言われました。(実話) 冥:…………………………………………………………………………………………………… コメントに困るようなこと言わないでよ………………………………………………………… 琥:………家族の中では『普通』の域に入る私も…………… 小学校で人に鉛筆突き刺すわ蹴り一発で学校の壁に穴開けるわ………… ……………学校の壁がボロかったんだ、と信じたい私。 冥:…………………………………………………………………………………………………… うむ。これからもどんどん滅びの道を推し進める様に。(って言っとくべきなんだろうな…多分…) 琥:…………ま…………まぁ…………人間離れした話はここまで。 『五大魔族と五人の部下達』少しでも愉しんで頂ければ幸せです。 | |||
| 9878 | 第三十四話:狂わせたのは誰?狂ったのは何? | 東琥珀 E-mail | 2002/9/28 20:24:04 |
| 記事番号9877へのコメント 「ライアナ」 フィアナが、寂しそうな口調で、ライアナに声を掛けた。 「もう、戻れないんだな」 楽しかった日々は、もう過去の事なんだ………… フィアナにとってソレは、哀しむべき事であった。 しかし。 フィアナのその言葉に、ライアナは、唇の端に冷笑を乗せた。 「………ああ………お姉様らしくも無い」 失望したかの様な身振りで、大袈裟に首を横に振る。 「もうお姉様なら、割り切って下さってると思ったのに………その様な幻想を未だに抱いてらしたなんて」 「………幻想………?」 どことなく、咎める様な口調になるフィアナ。 「幻想ですよぅ。 手に取る事も出来ない!叶わない! そんな……夢幻の如き望み… 『幻想』と言わずに、なんと言うのです?」 「………お前………本当に変わったよ」 事務的な、涼やかな口調。 ソレを聞いて、フィアナは…哀しげに、呟いた。 かつての妹が、もう存在しない事。 それを、はっきりと理解して。 「何事も、永遠に続く事なんて無い。 そう教えて下さったのは、お姉様、貴女だった筈ですが」 「ああ………そうだよ……… お前に、その事を教えたのは私。 お前に、殺人技術を伝えたのも私。 魔族に手加減はいらない、と教えたのも私…冥王海王果てしなくゴメン。 ………反省してる」 「おかしなお姉様…悔やむ事など何もないのに」 くすくすっ、と笑う。 「私は、自分を変える事が出来て良かったと思っていますぅ。 そして、変えてくれたのは貴女ですぅ………… …………………感謝してますぅ、私は…………………………」 「私は………… 昔のお前の方が、好きだった」 「…酷い事を仰りますぅ…お姉様…」 「正直に述べたまでだが」 「………………でも…………………… お姉様がなんと言おうと、私は変わったんです。変われたんです。 そして、もう元に戻る気はありません!」 すとん。 宙に浮いていたライアナが、地面に降り立った。 「そう……… 泣き虫で、弱虫な私は、もういません」 「泣き虫で、弱虫な方が百倍はタチ良かったぜ」 ぼそり、と陰口を叩いてみたりする魔竜王。 作者も同感。 「………確かに………昔のお前は、すぐ泣くし、すぐ逃げるし……… 厄介者だった」 きっ、と妹を睨む姉。 「だけど、そちらの方がまだ良かった! 昔のお前は可愛かった。 私の愛しい妹だった」 「………………………」 フィアナの言葉に。 にっこりと、笑うライアナ。 ざぐぅっ!! 「っ!!」 フィアナの躰が、傾いた。 左腕を、見えない刃に切り落とされて。 「うるさいんですよ。貴女は。」 ごろっ……… 地面を転がる、主を失った腕。 「かつて、私を導いて下さった事については感謝しています。 だけれども………今、貴女は私にとって邪魔です」 ぼうっ! 腕が、白い塵と化し、空気に溶けて消えた。 「ライ………ア………ナ………」 傷口を押さえながら、苦悶の表情を浮かべるフィアナ。 「それ以上のお喋りはやめてくださいな、お姉様……… 次は頭を狙いますよ」 「フィアナ!」 フィアナに駆け寄る冥王。 「エイル!早く治療を!」 「了解ッ」 人混みの中から、一人の女性が走り出す。 ウェイブの長髪に、ぶかぶかの眼鏡。 軍服が、異様な程似合わない。 冥王将軍、エイル。 その場ですぐに治療を始める彼女。 流石に、北欧の、慈愛と治癒の女神の名を冠するだけの事はある。(魔族だけど) 呆然と、ライアナを見詰めるフィアナ。 ずいっ、と一歩前に進むライアナ。 姉の前に、顔を突き出す。 「痛そうですねぇ………我ながら、集中も増幅もナシに放ったにしては結構な威力ですよ」 「…………ッ!」 「忘れないで下さい。私は変われたんです。 貴女の記憶の中にいる、チャチな私とは一緒にしないで!」 「……………………………」 すっ……… 自分の胸に、手を当てるライアナ。 「貴女の育てた、可愛い妹は、私のここで死にました… もう何処にもいないんですから…………… いい加減、諦めてくださいよ」 「………………………………」 フィアナは。 気丈にも、笑った。 ただし。 今にも泣き出しそうな、哀しい笑みだったが。 「お姉様。解ってますか? 貴女が、殺したんですよ?」 っ!!! びくんっ、とフィアナの肩が震えた。 「ライアナっ!この状況でそんな事を言うのは卑怯だろう!」 獣王が怒りに満ちた声を上げる。 「卑怯? だって、事実なんですよ? 私について語れ、て言ったのは、そこの、冥王じゃ無いですか」 「ッ!」 「かつての私は、血を見るのも、人殺しを見るのも嫌いでした。 それどころか………奴隷売買とか。 あーゆーのまで、見かけたら止めるくらいだったんですよ。 我ながら、馬鹿な事したもんです………勝手にやらせておけば良かったのに」 うんうん、と自分で言って自分で頷くライアナ。 「それで………ある日、お姉様のお仕事に付いていったんですよ。 大きな、戦争でしたね。 お姉様は、その戦争で死ぬ予定の人を、迎えに行ったんですぅ……… いや、今思い出すのもなんか恥ずかしいんですけど……… その死ぬ予定の人ってのが、物凄く可哀相に見えたんです。当時。 なんて言うか………恋人を国に残してきた人で。 ………で………なんだかよくわかんないんですけど………それがものすごく可哀相に思えて。 助けちゃったんですぅ。なんで可哀相に見えたんでしょうかね? で、お姉様は任務失敗。もぉ怒るのなんのって。」 そりゃ怒るよ。フツー。 心の中で呟く魔族一同。 「で、私に言ったんです。 『そんな事で死神が勤まるか』とかなんとか。 そして、私に言ったんですぅ。 『確かに、死ぬには少し早い者、不幸な境遇の者もいる。 しかし、我々死神は、そういう者を迎えに行くのが仕事なのだ。 仕事を辞めたらいきなりメシの食い上げだろーが。 ………その内慣れる。 何も考えるな。 人間の心と同調してしまうから、可哀相に思えてくるのだ。 人間と神は所詮鶏と風見鶏、相容れる事などできぬのだから……… 哀れみをかける必要はない。 何も考えるな。考えると可哀相になる。 心を封じて、任務成功の事だけ考えろ』………って……… そして私は、お姉様の言ったとおり、心を封じた。 結果、変わる事ができたんです。 ………貴女の言う『可愛い妹』を殺したのは………… 他でもない、貴女自身じゃ無いですか♪ ああ、魔族に情けは無用って言ったのも、貴女でしたね♪」 私ガ、殺シタ? ライアナノ心ヲ? アノ、可愛カッタ妹ヲ、コンナ風ニシタノハ私? 私ガ…………………………… 「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!!!!」 「フィアナさん!落ち着いて!!」 「いやっ……いやぁぁ………」 気の強いフィアナが。 初めて見せた、泣き顔だった。 「どうすれば……いいの……… 償えない………私………とても……… 取り返し………つかない…………」 「落ち着いて、落ち着いてフィアナさん」 ぽんぽん、とフィアナの背中をさするエイル。 「………心配しなくていーんだよ」 呆れた様に、言う冥王。 「キミの所為じゃ無いんだから」 「何故……何故そう言い切れる………」 「だって、僕も言ってるもん。それ。」 ……………………………………………………………………………………………………… 「え゛?」 思わず、エイルの顔を見るフィアナ。 「言われました」 こっくん、と頷くエイル。 「ヴェルダンディーにも。スクルドにも。ウルドにも。アテネにも、ガイアにも。 ウチの軍、みんなみんなやさしーから、困ってねー。魔族なのにねー。 こんなんで世界滅ぼせるのかなーっ、てくらいに優しくってさぁ。 最近じゃもぉどーでもいいやっ、て思っちゃったりもするんだけどね…あ、魔族失格か、こんな事言っちゃあ……… ………ともかく………… ウチの軍はみんなそれ言われて育ってるよ。 て言うか、僕も赤眼の魔王様に言われたよ。それ。」 「ウチの軍も言ってるぞ」 「ウチも」 「私の所も」 「俺ンとこも」 こくこく頷く一同。 どうやら魔族みんなほぼ同じ言葉の元に育っているようである。 恐るべし、魔族の連帯感。(違う) 「………………………………………………………………」 「どんな忠告でも、それをどう受け取るかは個人次第、と言う事ですよ」 フィアナの傷口に力を注ぎながら言うエイル。 「ね?キミの所為じゃ無いって、信じてくれるだろ?」 冥王が差し出したハンカチで、目元をぬぐって、頷くフィアナ。 「同じ忠告でも…それを聞く者によって、反応は違うって事だよ。 僕も、六人同じように育てたハズなのに、六人それぞれ個性バラバラ」 「はぁ………」 「でも、それで楽しいからおっけ」 「みんな違って当たり前♪」 「スクルド、アンタは変わりすぎ♪」 「がはぁっ!」 「ほら。うるさいけど、にぎやかで楽しいでしょ。 と言う訳で………ほら、そこのフランス人形さん。 責任人に押しつけないの。 どんな環境だって、どんな言葉だって、人によってリアクションは違うでしょうが。 受ける影響も違うんだよ。 多分、フィアナが言ったのが別の言葉だったとしても、キミはそうなっていたハズさ。 キミがそうなったのは、キミがそうなりたいって望んだからでしょ」 ちっちっ、と指を左右に振りながら言う冥王。 ライアナは、しばらく呆然としていたが………… 「くくっ…………」 「あれ?そんなに可笑しかったかなぁ」 「いや…まさか魔族なんかに人生説かれるとは思ってなかったんですよぅ」 「いい加減その『なんか』てのも止める事だね。 魔族だって、『感情』もあれば、傷つきやすい『心』だってあるんだよ」 「どーだっていーですよ、そんなの」 「ま、キミにとってはどーでもいーだろーね。 僕にとっても、キミの命はつぶれたチャバネゴキブリ以下だからね。今は。」 にこにこと笑いながら言う冥王。 ………………………………………………………………………………………怒ってる。 ………………………………………………………………………………………めっちゃくちゃ怒ってる。 「僕の娘と、海王の娘の命の代償。ゼロスの猫も入れとこうか。 今は無理かもしんないけど……その内まとめて払ってもらうんでよろしく」 「あれ?あの猫ちゃん、私が殺した……って、知ってたんですか?」 「あの猫は、充分ゼロスに懐いてた。 それに、魔族達と触れ合って、精神力も、猫にしてはケタ外れに増大してたハズだ。 ………多分、亜魔族辺りなら倒せたんじゃないかなーっ、つーくらいに………ってそりゃともかく。 そんな猫が、あの…ヴェルダンディーの死んだ現場…あれを見た事で、ショック死したり、走り出てそのまま帰ってこない、なんて事は… 考えにくいんじゃないかな? 魔族は死ねば跡形も残らない。 だけど、あの猫はまだ完全な使い魔とは化していなかったはずだ。完全な使い魔を製造するには、少なくとも……… 一流の使い魔職人の魔族の手で、半年はかかるね。 死んで消えた説却下。 ゼロスに充分懐いてた事により、家出説却下。 以上二つの結論により、キミが連れて行ったと言う事しか考えられない。 そして、キミが、少しでも魔族に染まった生き物を容赦するとは考えにくい…………… 可哀相だけど、逃がしてやった説却下。 魔族に容赦のないキミだから……… 海に沈めたか、骨も残らず燃やして、風に吹かれてさよなら、か………どっちかだね」 「風に吹かれてさよなら、の方です」 「あ、当たった?」 「まぁ、燃やす前に、息の根止めましたけど。それを除くなら…当たりですね」 「死んでから火葬?あぁ、そぉ」 「鳥葬も捨てがたいかな、とか思ったんですけどねー…」 「…僕はキミと『世界の埋葬方法』について語る気は無いよ」 鳥葬。 死体をバラバラに砕き、高い山の上に持っていく。 後は、肉食の鳥が勝手に始末してくれる。 死人は鳥の肉となり、鳥と共に大空を羽ばたく、と信じられている。 そういう埋葬方法の事である。 一部地域では、これが未だに実践されているという。 ちなみにその地域では、鳥は神聖視されていると言う。 親の死体を砕いているのを見た某宗教宣教師が、『親の遺体になんて事をするんだ、火葬にしてあげなければ』と言った所、 現地人は宣教師に、『親の遺体を燃やすなんて可哀相じゃないか、ちゃんと鳥に喰わせなきゃ』と言ったとの事。 以上、琥珀の何がなんだかよくわからない『世界の埋葬方法』でした。 なんで私はこんなもん知ってるんだ。 ………ま………まぁ、それはともかく。 後ろで、ゼロス君が青い顔してたりする。 今の今まで、飼い猫の訃報を知らなかったのだから、当然と言えよう。 「うーん…あの子殺した事もバレちゃってましたかぁ…冥王、意外に鋭い、と………」 「メモ取るな。そこ。あと『意外』は余計。」 そして、急に冥王が真面目な顔になった。 「さ、話の続き、どうぞ」 「………了解」 ライアナは、またにっこり微笑んだ。 ちなみに。 その時には、もう既にフィアナの右腕には、小さい腕が再生していた。 「大したもんだ………!」 素直に、エイルへの賛辞を口にするフィアナ。 本気で感心している。 素直なフィアナ。 惜しみの無い賛辞に、すこし気恥ずかしそうにするエイル。 「三週間も経てばすっかり元通りですよ」 「ああ………すまんな………本当に腕のいい医者だ、お前は」 「お誉めにあずかり光栄です…貴女の回復力の高さもありましたよ」 こきこきと、新しい手を握ったり開いたりするフィアナ。 その横で、ライアナは考え込んでいた。 「話すのはいいですけど………いちいち話すのもめんどくさいですね……そうだ♪」 ぱぁっ、と、ライアナの顔が輝いた。 何かを思い付いたらしい。 「そっか♪そーすればいいんだっ♪」 「?」 「大丈夫、痛くありませんからっ!」 脳天気に笑う彼女。 そして……… ぼそり。 口の中で、何事か呟くライアナ。 「!?」 其れと同時に。 ぐらり。 世界が、揺れた。 いや。 その様に、皆は感じた。 「な……何を……した………?」 「あなた方を、私の記憶の中に入れようと思いまして」 「なっ!?」 「好きなだけ、見てきてくださいよ…私のデータ」 「………幻術か………」 「心配しないでください。幻で、何がなんだかわかんなくなってるあなた方に、危害を加える事はありません」 「……信じ……られるか……… 「信じなくても、事実ですから。 ………それでは、行ってらっしゃい」 ライアナの笑顔を最後に。 十九人の意識は、闇に沈んだ。 言い訳あんど言い逃れ。 ………………………な………なんか………… 冥王様がめちゃくちゃいい人に見えるぞ…………今回………………… …………………………………………………………………………………… ま、気にしない事にしよう。 次回、いよいよライアナの過去の全貌が明らかにッ!(いやそんな大したもんじゃ無い決して) …………………って言ったらいきなり書く事尽きるし。どうしようか……………… …………………そうだ♪ 他の皆様みたいにリクエスト募集してみよっと♪(ヲイ!!) と言う訳でリクエスト募集。 イラスト(『このキャラのビジュアルが知りたい』…とか。お絵かき掲示板に描きます。リクエスト貰ったら。ヘタだけど描く。)でも短編小説でもオッケ。 さぁっ!琥珀に何か書かせてみようっ!てなカンジで。 ………………………………………………………………… えーと………白状します。 実は、五大魔族って書くのに滅茶苦茶労力いる……早い話が疲れるんですよ。ものすごく。 ライアナのセリフは精神的にものすごく考えるの疲れます。 どれだけ非情で、ヒドいセリフを、明るく、一見可愛く描けるか、とか。 冥王様だって疲れます。 そうそう知的で可愛いセリフなんか浮かんでくるもんじゃ無いし。 で、投稿小説1辺りで新たな話初めりゃいいのにネタが無い。(五大魔族にほとんどつぎ込んじゃうから) だけど五大魔族一本ってのは流石にしんどい、他の話書いて息抜きしたい。 だから……………………………… 琥珀を助けるつもりで。 どうかひとつっ!リクエストお願いしますッ!!できれば魔族モノ、なんてぜーたく言いませんッ!! 苦手な人間モノでも……ロスユニものでもオッケーですよッ!?(ケインラヴvv) なんでも書きますからリクエストくださいッ! はぁ。 リクエスト………来たらいいな…………vv 幕。 | |||
| 9883 | Re:まってました〜 | 闇竜翔 E-mail | 2002/9/28 21:20:23 |
| 記事番号9878へのコメント 東琥珀さんは No.9878「第三十四話:狂わせたのは誰?狂ったのは何?」で書きました。 > 闇:回復なさいましたか。楽しみに待ってた闇竜です。それでは感想いきます。 >「ライアナ」 >フィアナが、寂しそうな口調で、ライアナに声を掛けた。 >「もう、戻れないんだな」 >楽しかった日々は、もう過去の事なんだ………… >フィアナにとってソレは、哀しむべき事であった。 >しかし。 >フィアナのその言葉に、ライアナは、唇の端に冷笑を乗せた。 >「………ああ………お姉様らしくも無い」 >失望したかの様な身振りで、大袈裟に首を横に振る。 >「もうお姉様なら、割り切って下さってると思ったのに………その様な幻想を未だに抱いてらしたなんて」 >「………幻想………?」 >どことなく、咎める様な口調になるフィアナ。 >「幻想ですよぅ。 > 手に取る事も出来ない!叶わない! > そんな……夢幻の如き望み… > 『幻想』と言わずに、なんと言うのです?」 闇:すべて幻想ですます気ですか・・・・楽しかった思い出も・・・・ ファ:だから、運命なんだろう・・・・ 闇:運命・・・・その無情なりし一言で思いも何もすべて断ち切り虚空へ飛ばすですか・・・・悲しきものですね・・・・ >「………お前………本当に変わったよ」 >事務的な、涼やかな口調。 >ソレを聞いて、フィアナは…哀しげに、呟いた。 >かつての妹が、もう存在しない事。 闇:一筋の希望をもっていたのですね・・・・ >それを、はっきりと理解して。 >「何事も、永遠に続く事なんて無い。 > そう教えて下さったのは、お姉様、貴女だった筈ですが」 闇:永遠・・・・それはすべてを変えてしまう悲しきもの・・・・そう思っているのですか・・・・ >「ああ………そうだよ……… > お前に、その事を教えたのは私。 > お前に、殺人技術を伝えたのも私。 > 魔族に手加減はいらない、と教えたのも私…冥王海王果てしなくゴメン。 > ………反省してる」 >「おかしなお姉様…悔やむ事など何もないのに」 >くすくすっ、と笑う。 >「私は、自分を変える事が出来て良かったと思っていますぅ。 > そして、変えてくれたのは貴女ですぅ………… > …………………感謝してますぅ、私は…………………………」 >「私は………… > 昔のお前の方が、好きだった」 >「…酷い事を仰りますぅ…お姉様…」 >「正直に述べたまでだが」 >「………………でも…………………… > お姉様がなんと言おうと、私は変わったんです。変われたんです。 > そして、もう元に戻る気はありません!」 >すとん。 >宙に浮いていたライアナが、地面に降り立った。 >「そう……… > 泣き虫で、弱虫な私は、もういません」 >「泣き虫で、弱虫な方が百倍はタチ良かったぜ」 >ぼそり、と陰口を叩いてみたりする魔竜王。 >作者も同感。 闇:・・・・ ファ:お前は同感しないのか? 闇:何がよくて何が悪いか・・・・それは個人個人が決める事だからな・・・・ ファ:そうか・・・・ >「………確かに………昔のお前は、すぐ泣くし、すぐ逃げるし……… > 厄介者だった」 >きっ、と妹を睨む姉。 >「だけど、そちらの方がまだ良かった! > 昔のお前は可愛かった。 > 私の愛しい妹だった」 >「………………………」 >フィアナの言葉に。 >にっこりと、笑うライアナ。 >ざぐぅっ!! >「っ!!」 >フィアナの躰が、傾いた。 >左腕を、見えない刃に切り落とされて。 闇:・・・・ ファ:自らの手にかけるというのか・・・・肉親おも >「うるさいんですよ。貴女は。」 >ごろっ……… >地面を転がる、主を失った腕。 >「かつて、私を導いて下さった事については感謝しています。 > だけれども………今、貴女は私にとって邪魔です」 >ぼうっ! >腕が、白い塵と化し、空気に溶けて消えた。 >「ライ………ア………ナ………」 >傷口を押さえながら、苦悶の表情を浮かべるフィアナ。 >「それ以上のお喋りはやめてくださいな、お姉様……… > 次は頭を狙いますよ」 >「フィアナ!」 >フィアナに駆け寄る冥王。 >「エイル!早く治療を!」 >「了解ッ」 >人混みの中から、一人の女性が走り出す。 >ウェイブの長髪に、ぶかぶかの眼鏡。 >軍服が、異様な程似合わない。 >冥王将軍、エイル。 闇:ホントに将軍ですか? >その場ですぐに治療を始める彼女。 >流石に、北欧の、慈愛と治癒の女神の名を冠するだけの事はある。(魔族だけど) >呆然と、ライアナを見詰めるフィアナ。 >ずいっ、と一歩前に進むライアナ。 >姉の前に、顔を突き出す。 >「痛そうですねぇ………我ながら、集中も増幅もナシに放ったにしては結構な威力ですよ」 >「…………ッ!」 >「忘れないで下さい。私は変われたんです。 > 貴女の記憶の中にいる、チャチな私とは一緒にしないで!」 >「……………………………」 >すっ……… >自分の胸に、手を当てるライアナ。 >「貴女の育てた、可愛い妹は、私のここで死にました… > もう何処にもいないんですから…………… > いい加減、諦めてくださいよ」 >「………………………………」 >フィアナは。 >気丈にも、笑った。 >ただし。 >今にも泣き出しそうな、哀しい笑みだったが。 闇:全ての希望を失ってしまったか・・・・ ファ:真実・・・・それは時に幸福を時に絶望を・・・・・・・・その通りだな >「お姉様。解ってますか? > 貴女が、殺したんですよ?」 >っ!!! >びくんっ、とフィアナの肩が震えた。 >「ライアナっ!この状況でそんな事を言うのは卑怯だろう!」 >獣王が怒りに満ちた声を上げる。 >「卑怯? > だって、事実なんですよ? > 私について語れ、て言ったのは、そこの、冥王じゃ無いですか」 >「ッ!」 >「かつての私は、血を見るのも、人殺しを見るのも嫌いでした。 > それどころか………奴隷売買とか。 > あーゆーのまで、見かけたら止めるくらいだったんですよ。 > 我ながら、馬鹿な事したもんです………勝手にやらせておけば良かったのに」 >うんうん、と自分で言って自分で頷くライアナ。 >「それで………ある日、お姉様のお仕事に付いていったんですよ。 > 大きな、戦争でしたね。 > お姉様は、その戦争で死ぬ予定の人を、迎えに行ったんですぅ……… > いや、今思い出すのもなんか恥ずかしいんですけど……… > その死ぬ予定の人ってのが、物凄く可哀相に見えたんです。当時。 > なんて言うか………恋人を国に残してきた人で。 > ………で………なんだかよくわかんないんですけど………それがものすごく可哀相に思えて。 > 助けちゃったんですぅ。なんで可哀相に見えたんでしょうかね? > で、お姉様は任務失敗。もぉ怒るのなんのって。」 >そりゃ怒るよ。フツー。 闇:確かに・・・・ L:まあ、怒るわね >心の中で呟く魔族一同。 >「で、私に言ったんです。 > 『そんな事で死神が勤まるか』とかなんとか。 > そして、私に言ったんですぅ。 > 『確かに、死ぬには少し早い者、不幸な境遇の者もいる。 > しかし、我々死神は、そういう者を迎えに行くのが仕事なのだ。 > 仕事を辞めたらいきなりメシの食い上げだろーが。 > ………その内慣れる。 > 何も考えるな。 > 人間の心と同調してしまうから、可哀相に思えてくるのだ。 > 人間と神は所詮鶏と風見鶏、相容れる事などできぬのだから……… > 哀れみをかける必要はない。 > 何も考えるな。考えると可哀相になる。 > 心を封じて、任務成功の事だけ考えろ』………って……… > そして私は、お姉様の言ったとおり、心を封じた。 > 結果、変わる事ができたんです。 > ………貴女の言う『可愛い妹』を殺したのは………… > 他でもない、貴女自身じゃ無いですか♪ > ああ、魔族に情けは無用って言ったのも、貴女でしたね♪」 闇:・・・・ ファ:・・・・ > > > >私ガ、殺シタ? > >ライアナノ心ヲ? > >アノ、可愛カッタ妹ヲ、コンナ風ニシタノハ私? > >私ガ…………………………… > > > >「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!!!!」 >「フィアナさん!落ち着いて!!」 >「いやっ……いやぁぁ………」 >気の強いフィアナが。 >初めて見せた、泣き顔だった。 >「どうすれば……いいの……… > 償えない………私………とても……… > 取り返し………つかない…………」 >「落ち着いて、落ち着いてフィアナさん」 >ぽんぽん、とフィアナの背中をさするエイル。 >「………心配しなくていーんだよ」 >呆れた様に、言う冥王。 >「キミの所為じゃ無いんだから」 >「何故……何故そう言い切れる………」 >「だって、僕も言ってるもん。それ。」 闇:え゛? >……………………………………………………………………………………………………… >「え゛?」 >思わず、エイルの顔を見るフィアナ。 >「言われました」 >こっくん、と頷くエイル。 >「ヴェルダンディーにも。スクルドにも。ウルドにも。アテネにも、ガイアにも。 > ウチの軍、みんなみんなやさしーから、困ってねー。魔族なのにねー。 > こんなんで世界滅ぼせるのかなーっ、てくらいに優しくってさぁ。 > 最近じゃもぉどーでもいいやっ、て思っちゃったりもするんだけどね…あ、魔族失格か、こんな事言っちゃあ……… 闇:ホント〜に魔族って・・・・わからない・・・・ > ………ともかく………… > ウチの軍はみんなそれ言われて育ってるよ。 > て言うか、僕も赤眼の魔王様に言われたよ。それ。」 >「ウチの軍も言ってるぞ」 >「ウチも」 >「私の所も」 >「俺ンとこも」 >こくこく頷く一同。 >どうやら魔族みんなほぼ同じ言葉の元に育っているようである。 >恐るべし、魔族の連帯感。(違う) >「………………………………………………………………」 >「どんな忠告でも、それをどう受け取るかは個人次第、と言う事ですよ」 >フィアナの傷口に力を注ぎながら言うエイル。 >「ね?キミの所為じゃ無いって、信じてくれるだろ?」 >冥王が差し出したハンカチで、目元をぬぐって、頷くフィアナ。 >「同じ忠告でも…それを聞く者によって、反応は違うって事だよ。 > 僕も、六人同じように育てたハズなのに、六人それぞれ個性バラバラ」 >「はぁ………」 >「でも、それで楽しいからおっけ」 >「みんな違って当たり前♪」 >「スクルド、アンタは変わりすぎ♪」 >「がはぁっ!」 >「ほら。うるさいけど、にぎやかで楽しいでしょ。 > と言う訳で………ほら、そこのフランス人形さん。 > 責任人に押しつけないの。 > どんな環境だって、どんな言葉だって、人によってリアクションは違うでしょうが。 闇:あなた達は魔族のような気が・・・・ > 受ける影響も違うんだよ。 > 多分、フィアナが言ったのが別の言葉だったとしても、キミはそうなっていたハズさ。 > キミがそうなったのは、キミがそうなりたいって望んだからでしょ」 >ちっちっ、と指を左右に振りながら言う冥王。 >ライアナは、しばらく呆然としていたが………… >「くくっ…………」 >「あれ?そんなに可笑しかったかなぁ」 >「いや…まさか魔族なんかに人生説かれるとは思ってなかったんですよぅ」 >「いい加減その『なんか』てのも止める事だね。 > 魔族だって、『感情』もあれば、傷つきやすい『心』だってあるんだよ」 >「どーだっていーですよ、そんなの」 >「ま、キミにとってはどーでもいーだろーね。 > 僕にとっても、キミの命はつぶれたチャバネゴキブリ以下だからね。今は。」 >にこにこと笑いながら言う冥王。 >………………………………………………………………………………………怒ってる。 >………………………………………………………………………………………めっちゃくちゃ怒ってる。 闇:なかなか怖いものがありますね・・・・ ファ:まあ冥王だからな・・・・ >「僕の娘と、海王の娘の命の代償。ゼロスの猫も入れとこうか。 > 今は無理かもしんないけど……その内まとめて払ってもらうんでよろしく」 >「あれ?あの猫ちゃん、私が殺した……って、知ってたんですか?」 >「あの猫は、充分ゼロスに懐いてた。 > それに、魔族達と触れ合って、精神力も、猫にしてはケタ外れに増大してたハズだ。 > ………多分、亜魔族辺りなら倒せたんじゃないかなーっ、つーくらいに………ってそりゃともかく。 > そんな猫が、あの…ヴェルダンディーの死んだ現場…あれを見た事で、ショック死したり、走り出てそのまま帰ってこない、なんて事は… > 考えにくいんじゃないかな? > 魔族は死ねば跡形も残らない。 > だけど、あの猫はまだ完全な使い魔とは化していなかったはずだ。完全な使い魔を製造するには、少なくとも……… > 一流の使い魔職人の魔族の手で、半年はかかるね。 > 死んで消えた説却下。 > ゼロスに充分懐いてた事により、家出説却下。 > 以上二つの結論により、キミが連れて行ったと言う事しか考えられない。 > そして、キミが、少しでも魔族に染まった生き物を容赦するとは考えにくい…………… > 可哀相だけど、逃がしてやった説却下。 > 魔族に容赦のないキミだから……… > 海に沈めたか、骨も残らず燃やして、風に吹かれてさよなら、か………どっちかだね」 >「風に吹かれてさよなら、の方です」 >「あ、当たった?」 >「まぁ、燃やす前に、息の根止めましたけど。それを除くなら…当たりですね」 >「死んでから火葬?あぁ、そぉ」 >「鳥葬も捨てがたいかな、とか思ったんですけどねー…」 >「…僕はキミと『世界の埋葬方法』について語る気は無いよ」 >鳥葬。 >死体をバラバラに砕き、高い山の上に持っていく。 >後は、肉食の鳥が勝手に始末してくれる。 >死人は鳥の肉となり、鳥と共に大空を羽ばたく、と信じられている。 >そういう埋葬方法の事である。 >一部地域では、これが未だに実践されているという。 >ちなみにその地域では、鳥は神聖視されていると言う。 >親の死体を砕いているのを見た某宗教宣教師が、『親の遺体になんて事をするんだ、火葬にしてあげなければ』と言った所、 >現地人は宣教師に、『親の遺体を燃やすなんて可哀相じゃないか、ちゃんと鳥に喰わせなきゃ』と言ったとの事。 闇:・・・・最悪 >以上、琥珀の何がなんだかよくわからない『世界の埋葬方法』でした。 >なんで私はこんなもん知ってるんだ。 >………ま………まぁ、それはともかく。 >後ろで、ゼロス君が青い顔してたりする。 >今の今まで、飼い猫の訃報を知らなかったのだから、当然と言えよう。 >「うーん…あの子殺した事もバレちゃってましたかぁ…冥王、意外に鋭い、と………」 >「メモ取るな。そこ。あと『意外』は余計。」 >そして、急に冥王が真面目な顔になった。 >「さ、話の続き、どうぞ」 >「………了解」 >ライアナは、またにっこり微笑んだ。 >ちなみに。 >その時には、もう既にフィアナの右腕には、小さい腕が再生していた。 >「大したもんだ………!」 >素直に、エイルへの賛辞を口にするフィアナ。 >本気で感心している。 >素直なフィアナ。 >惜しみの無い賛辞に、すこし気恥ずかしそうにするエイル。 >「三週間も経てばすっかり元通りですよ」 >「ああ………すまんな………本当に腕のいい医者だ、お前は」 >「お誉めにあずかり光栄です…貴女の回復力の高さもありましたよ」 >こきこきと、新しい手を握ったり開いたりするフィアナ。 >その横で、ライアナは考え込んでいた。 >「話すのはいいですけど………いちいち話すのもめんどくさいですね……そうだ♪」 >ぱぁっ、と、ライアナの顔が輝いた。 >何かを思い付いたらしい。 >「そっか♪そーすればいいんだっ♪」 >「?」 >「大丈夫、痛くありませんからっ!」 >脳天気に笑う彼女。 >そして……… >ぼそり。 >口の中で、何事か呟くライアナ。 >「!?」 >其れと同時に。 >ぐらり。 >世界が、揺れた。 >いや。 >その様に、皆は感じた。 >「な……何を……した………?」 >「あなた方を、私の記憶の中に入れようと思いまして」 >「なっ!?」 >「好きなだけ、見てきてくださいよ…私のデータ」 >「………幻術か………」 >「心配しないでください。幻で、何がなんだかわかんなくなってるあなた方に、危害を加える事はありません」 >「……信じ……られるか……… >「信じなくても、事実ですから。 > ………それでは、行ってらっしゃい」 >ライアナの笑顔を最後に。 >十九人の意識は、闇に沈んだ。 闇:これからですか・・・・この悲しき死神の中に入るのは・・・・ > > > > > > > > > > > > > > > >言い訳あんど言い逃れ。 > > > > >………………………な………なんか………… >冥王様がめちゃくちゃいい人に見えるぞ…………今回………………… >…………………………………………………………………………………… 闇:同感です >ま、気にしない事にしよう。 >次回、いよいよライアナの過去の全貌が明らかにッ!(いやそんな大したもんじゃ無い決して) >…………………って言ったらいきなり書く事尽きるし。どうしようか……………… 闇:・・・・がんばってください >…………………そうだ♪ >他の皆様みたいにリクエスト募集してみよっと♪(ヲイ!!) >と言う訳でリクエスト募集。 >イラスト(『このキャラのビジュアルが知りたい』…とか。お絵かき掲示板に描きます。リクエスト貰ったら。ヘタだけど描く。)でも短編小説でもオッケ。 > 闇:なら、ガーゼラで・・・・お願いします。(できればフィブシェラがいいが・・・・) さぁっ!琥珀に何か書かせてみようっ!てなカンジで。 >………………………………………………………………… >えーと………白状します。 >実は、五大魔族って書くのに滅茶苦茶労力いる……早い話が疲れるんですよ。ものすごく。 闇:ははは、確かにこれは疲れますね >ライアナのセリフは精神的にものすごく考えるの疲れます。 >どれだけ非情で、ヒドいセリフを、明るく、一見可愛く描けるか、とか。 >冥王様だって疲れます。 >そうそう知的で可愛いセリフなんか浮かんでくるもんじゃ無いし。 >で、投稿小説1辺りで新たな話初めりゃいいのにネタが無い。(五大魔族にほとんどつぎ込んじゃうから) >だけど五大魔族一本ってのは流石にしんどい、他の話書いて息抜きしたい。 >だから……………………………… >琥珀を助けるつもりで。 >どうかひとつっ!リクエストお願いしますッ!!できれば魔族モノ、なんてぜーたく言いませんッ!! 闇:ホント〜に良いんですか? >苦手な人間モノでも……ロスユニものでもオッケーですよッ!?(ケインラヴvv) >なんでも書きますからリクエストくださいッ! >はぁ。 >リクエスト………来たらいいな…………vv > > > > > 幕。 闇:では、フィブシェラ、ガーゼラ、ダルグラで一つお願いします。 ファ:また無理な注文してるし・・・・ L:いいかげんそのくせ直した方がいいと思うけど・・・・ 闇:まあいいじゃないか。それじゃあ、この3つが入っていればいいです。よろしくお願いします。 追伸 神という名の魔、魔という名の・・・・というのを書いています。著作別などにはいっているのでもし良ければお読みください。それでは・・・・ | |||
| 9916 | またれました〜(ヲイ) | 東琥珀 E-mail | 2002/9/29 20:05:20 |
| 記事番号9883へのコメント 闇竜翔さんは No.9883「Re:まってました〜」で書きました。 > >東琥珀さんは No.9878「第三十四話:狂わせたのは誰?狂ったのは何?」で書きました。 >> > >闇:回復なさいましたか。楽しみに待ってた闇竜です。それでは感想いきます。 待ってて下さいましたか。 嬉しい限りの琥珀です。 感想有り難うです。 > >>「ライアナ」 >>フィアナが、寂しそうな口調で、ライアナに声を掛けた。 >>「もう、戻れないんだな」 >>楽しかった日々は、もう過去の事なんだ………… >>フィアナにとってソレは、哀しむべき事であった。 >>しかし。 >>フィアナのその言葉に、ライアナは、唇の端に冷笑を乗せた。 >>「………ああ………お姉様らしくも無い」 >>失望したかの様な身振りで、大袈裟に首を横に振る。 >>「もうお姉様なら、割り切って下さってると思ったのに………その様な幻想を未だに抱いてらしたなんて」 >>「………幻想………?」 >>どことなく、咎める様な口調になるフィアナ。 >>「幻想ですよぅ。 >> 手に取る事も出来ない!叶わない! >> そんな……夢幻の如き望み… >> 『幻想』と言わずに、なんと言うのです?」 > >闇:すべて幻想ですます気ですか・・・・楽しかった思い出も・・・・ >ファ:だから、運命なんだろう・・・・ >闇:運命・・・・その無情なりし一言で思いも何もすべて断ち切り虚空へ飛ばすですか・・・・悲しきものですね・・・・ そぉ。 哀しいです。 ライアナへの意見の大半は『憎悪』ですが、 中には、運命に捕らわれっぱなしのライアナを『哀れ』と見る方もいるようです。 > >>「………お前………本当に変わったよ」 >>事務的な、涼やかな口調。 >>ソレを聞いて、フィアナは…哀しげに、呟いた。 >>かつての妹が、もう存在しない事。 > >闇:一筋の希望をもっていたのですね・・・・ そう。 まだ、もしかしたら、元に戻せるかも知れない。 そう思っていたのです。 > >>それを、はっきりと理解して。 >>「何事も、永遠に続く事なんて無い。 >> そう教えて下さったのは、お姉様、貴女だった筈ですが」 > >闇:永遠・・・・それはすべてを変えてしまう悲しきもの・・・・そう思っているのですか・・・・ そうかも♪(音符をつけるな) > >>「ああ………そうだよ……… >> お前に、その事を教えたのは私。 >> お前に、殺人技術を伝えたのも私。 >> 魔族に手加減はいらない、と教えたのも私…冥王海王果てしなくゴメン。 >> ………反省してる」 >>「おかしなお姉様…悔やむ事など何もないのに」 >>くすくすっ、と笑う。 >>「私は、自分を変える事が出来て良かったと思っていますぅ。 >> そして、変えてくれたのは貴女ですぅ………… >> …………………感謝してますぅ、私は…………………………」 >>「私は………… >> 昔のお前の方が、好きだった」 >>「…酷い事を仰りますぅ…お姉様…」 >>「正直に述べたまでだが」 >>「………………でも…………………… >> お姉様がなんと言おうと、私は変わったんです。変われたんです。 >> そして、もう元に戻る気はありません!」 >>すとん。 >>宙に浮いていたライアナが、地面に降り立った。 >>「そう……… >> 泣き虫で、弱虫な私は、もういません」 >>「泣き虫で、弱虫な方が百倍はタチ良かったぜ」 >>ぼそり、と陰口を叩いてみたりする魔竜王。 >>作者も同感。 > >闇:・・・・ >ファ:お前は同感しないのか? >闇:何がよくて何が悪いか・・・・それは個人個人が決める事だからな・・・・ >ファ:そうか・・・・ > 少なくとも、昔は回りに迷惑かけませんでしたな。 >>「………確かに………昔のお前は、すぐ泣くし、すぐ逃げるし……… >> 厄介者だった」 >>きっ、と妹を睨む姉。 >>「だけど、そちらの方がまだ良かった! >> 昔のお前は可愛かった。 >> 私の愛しい妹だった」 >>「………………………」 >>フィアナの言葉に。 >>にっこりと、笑うライアナ。 >>ざぐぅっ!! >>「っ!!」 >>フィアナの躰が、傾いた。 >>左腕を、見えない刃に切り落とされて。 > >闇:・・・・ >ファ:自らの手にかけるというのか・・・・肉親おも > 妹。姉。 …………………………………………… 最後に、自分を手に掛けなきゃいいけどねv(ヲイ) >>「うるさいんですよ。貴女は。」 >>ごろっ……… >>地面を転がる、主を失った腕。 >>「かつて、私を導いて下さった事については感謝しています。 >> だけれども………今、貴女は私にとって邪魔です」 >>ぼうっ! >>腕が、白い塵と化し、空気に溶けて消えた。 >>「ライ………ア………ナ………」 >>傷口を押さえながら、苦悶の表情を浮かべるフィアナ。 >>「それ以上のお喋りはやめてくださいな、お姉様……… >> 次は頭を狙いますよ」 >>「フィアナ!」 >>フィアナに駆け寄る冥王。 >>「エイル!早く治療を!」 >>「了解ッ」 >>人混みの中から、一人の女性が走り出す。 >>ウェイブの長髪に、ぶかぶかの眼鏡。 >>軍服が、異様な程似合わない。 >>冥王将軍、エイル。 > >闇:ホントに将軍ですか? > 冥王のシュミってわからない。(笑) >>その場ですぐに治療を始める彼女。 >>流石に、北欧の、慈愛と治癒の女神の名を冠するだけの事はある。(魔族だけど) >>呆然と、ライアナを見詰めるフィアナ。 >>ずいっ、と一歩前に進むライアナ。 >>姉の前に、顔を突き出す。 >>「痛そうですねぇ………我ながら、集中も増幅もナシに放ったにしては結構な威力ですよ」 >>「…………ッ!」 >>「忘れないで下さい。私は変われたんです。 >> 貴女の記憶の中にいる、チャチな私とは一緒にしないで!」 >>「……………………………」 >>すっ……… >>自分の胸に、手を当てるライアナ。 >>「貴女の育てた、可愛い妹は、私のここで死にました… >> もう何処にもいないんですから…………… >> いい加減、諦めてくださいよ」 >>「………………………………」 >>フィアナは。 >>気丈にも、笑った。 >>ただし。 >>今にも泣き出しそうな、哀しい笑みだったが。 > >闇:全ての希望を失ってしまったか・・・・ >ファ:真実・・・・それは時に幸福を時に絶望を・・・・・・・・その通りだな > 可愛いかつての妹は。 反旗を翻し牙を剥く。 >>「お姉様。解ってますか? >> 貴女が、殺したんですよ?」 >>っ!!! >>びくんっ、とフィアナの肩が震えた。 >>「ライアナっ!この状況でそんな事を言うのは卑怯だろう!」 >>獣王が怒りに満ちた声を上げる。 >>「卑怯? >> だって、事実なんですよ? >> 私について語れ、て言ったのは、そこの、冥王じゃ無いですか」 >>「ッ!」 >>「かつての私は、血を見るのも、人殺しを見るのも嫌いでした。 >> それどころか………奴隷売買とか。 >> あーゆーのまで、見かけたら止めるくらいだったんですよ。 >> 我ながら、馬鹿な事したもんです………勝手にやらせておけば良かったのに」 >>うんうん、と自分で言って自分で頷くライアナ。 >>「それで………ある日、お姉様のお仕事に付いていったんですよ。 >> 大きな、戦争でしたね。 >> お姉様は、その戦争で死ぬ予定の人を、迎えに行ったんですぅ……… >> いや、今思い出すのもなんか恥ずかしいんですけど……… >> その死ぬ予定の人ってのが、物凄く可哀相に見えたんです。当時。 >> なんて言うか………恋人を国に残してきた人で。 >> ………で………なんだかよくわかんないんですけど………それがものすごく可哀相に思えて。 >> 助けちゃったんですぅ。なんで可哀相に見えたんでしょうかね? >> で、お姉様は任務失敗。もぉ怒るのなんのって。」 >>そりゃ怒るよ。フツー。 > >闇:確かに・・・・ >L:まあ、怒るわね > 普通は怒ります。 ええもう。 >>心の中で呟く魔族一同。 >>「で、私に言ったんです。 >> 『そんな事で死神が勤まるか』とかなんとか。 >> そして、私に言ったんですぅ。 >> 『確かに、死ぬには少し早い者、不幸な境遇の者もいる。 >> しかし、我々死神は、そういう者を迎えに行くのが仕事なのだ。 >> 仕事を辞めたらいきなりメシの食い上げだろーが。 >> ………その内慣れる。 >> 何も考えるな。 >> 人間の心と同調してしまうから、可哀相に思えてくるのだ。 >> 人間と神は所詮鶏と風見鶏、相容れる事などできぬのだから……… >> 哀れみをかける必要はない。 >> 何も考えるな。考えると可哀相になる。 >> 心を封じて、任務成功の事だけ考えろ』………って……… >> そして私は、お姉様の言ったとおり、心を封じた。 >> 結果、変わる事ができたんです。 >> ………貴女の言う『可愛い妹』を殺したのは………… >> 他でもない、貴女自身じゃ無いですか♪ >> ああ、魔族に情けは無用って言ったのも、貴女でしたね♪」 > >闇:・・・・ >ファ:・・・・ > なんとなく、哀しい。 >> >> >> >>私ガ、殺シタ? >> >>ライアナノ心ヲ? >> >>アノ、可愛カッタ妹ヲ、コンナ風ニシタノハ私? >> >>私ガ…………………………… >> >> >> >>「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!!!!」 >>「フィアナさん!落ち着いて!!」 >>「いやっ……いやぁぁ………」 >>気の強いフィアナが。 >>初めて見せた、泣き顔だった。 >>「どうすれば……いいの……… >> 償えない………私………とても……… >> 取り返し………つかない…………」 >>「落ち着いて、落ち着いてフィアナさん」 >>ぽんぽん、とフィアナの背中をさするエイル。 >>「………心配しなくていーんだよ」 >>呆れた様に、言う冥王。 >>「キミの所為じゃ無いんだから」 >>「何故……何故そう言い切れる………」 >>「だって、僕も言ってるもん。それ。」 > >闇:え゛? > そう。 冥王様も言ってました。(笑) >>……………………………………………………………………………………………………… >>「え゛?」 >>思わず、エイルの顔を見るフィアナ。 >>「言われました」 >>こっくん、と頷くエイル。 >>「ヴェルダンディーにも。スクルドにも。ウルドにも。アテネにも、ガイアにも。 >> ウチの軍、みんなみんなやさしーから、困ってねー。魔族なのにねー。 >> こんなんで世界滅ぼせるのかなーっ、てくらいに優しくってさぁ。 >> 最近じゃもぉどーでもいいやっ、て思っちゃったりもするんだけどね…あ、魔族失格か、こんな事言っちゃあ……… > >闇:ホント〜に魔族って・・・・わからない・・・・ > ウチの子たちだけだから。(笑)多分。 >> ………ともかく………… >> ウチの軍はみんなそれ言われて育ってるよ。 >> て言うか、僕も赤眼の魔王様に言われたよ。それ。」 >>「ウチの軍も言ってるぞ」 >>「ウチも」 >>「私の所も」 >>「俺ンとこも」 >>こくこく頷く一同。 >>どうやら魔族みんなほぼ同じ言葉の元に育っているようである。 >>恐るべし、魔族の連帯感。(違う) >>「………………………………………………………………」 >>「どんな忠告でも、それをどう受け取るかは個人次第、と言う事ですよ」 >>フィアナの傷口に力を注ぎながら言うエイル。 >>「ね?キミの所為じゃ無いって、信じてくれるだろ?」 >>冥王が差し出したハンカチで、目元をぬぐって、頷くフィアナ。 >>「同じ忠告でも…それを聞く者によって、反応は違うって事だよ。 >> 僕も、六人同じように育てたハズなのに、六人それぞれ個性バラバラ」 >>「はぁ………」 >>「でも、それで楽しいからおっけ」 >>「みんな違って当たり前♪」 >>「スクルド、アンタは変わりすぎ♪」 >>「がはぁっ!」 >>「ほら。うるさいけど、にぎやかで楽しいでしょ。 >> と言う訳で………ほら、そこのフランス人形さん。 >> 責任人に押しつけないの。 >> どんな環境だって、どんな言葉だって、人によってリアクションは違うでしょうが。 > >闇:あなた達は魔族のような気が・・・・ > うにゅぅ。 >> 受ける影響も違うんだよ。 >> 多分、フィアナが言ったのが別の言葉だったとしても、キミはそうなっていたハズさ。 >> キミがそうなったのは、キミがそうなりたいって望んだからでしょ」 >>ちっちっ、と指を左右に振りながら言う冥王。 >>ライアナは、しばらく呆然としていたが………… >>「くくっ…………」 >>「あれ?そんなに可笑しかったかなぁ」 >>「いや…まさか魔族なんかに人生説かれるとは思ってなかったんですよぅ」 >>「いい加減その『なんか』てのも止める事だね。 >> 魔族だって、『感情』もあれば、傷つきやすい『心』だってあるんだよ」 >>「どーだっていーですよ、そんなの」 >>「ま、キミにとってはどーでもいーだろーね。 >> 僕にとっても、キミの命はつぶれたチャバネゴキブリ以下だからね。今は。」 >>にこにこと笑いながら言う冥王。 >>………………………………………………………………………………………怒ってる。 >>………………………………………………………………………………………めっちゃくちゃ怒ってる。 > >闇:なかなか怖いものがありますね・・・・ >ファ:まあ冥王だからな・・・・ > この人は。 怒ったときより笑ったときが怖い。 >>「僕の娘と、海王の娘の命の代償。ゼロスの猫も入れとこうか。 >> 今は無理かもしんないけど……その内まとめて払ってもらうんでよろしく」 >>「あれ?あの猫ちゃん、私が殺した……って、知ってたんですか?」 >>「あの猫は、充分ゼロスに懐いてた。 >> それに、魔族達と触れ合って、精神力も、猫にしてはケタ外れに増大してたハズだ。 >> ………多分、亜魔族辺りなら倒せたんじゃないかなーっ、つーくらいに………ってそりゃともかく。 >> そんな猫が、あの…ヴェルダンディーの死んだ現場…あれを見た事で、ショック死したり、走り出てそのまま帰ってこない、なんて事は… >> 考えにくいんじゃないかな? >> 魔族は死ねば跡形も残らない。 >> だけど、あの猫はまだ完全な使い魔とは化していなかったはずだ。完全な使い魔を製造するには、少なくとも……… >> 一流の使い魔職人の魔族の手で、半年はかかるね。 >> 死んで消えた説却下。 >> ゼロスに充分懐いてた事により、家出説却下。 >> 以上二つの結論により、キミが連れて行ったと言う事しか考えられない。 >> そして、キミが、少しでも魔族に染まった生き物を容赦するとは考えにくい…………… >> 可哀相だけど、逃がしてやった説却下。 >> 魔族に容赦のないキミだから……… >> 海に沈めたか、骨も残らず燃やして、風に吹かれてさよなら、か………どっちかだね」 >>「風に吹かれてさよなら、の方です」 >>「あ、当たった?」 >>「まぁ、燃やす前に、息の根止めましたけど。それを除くなら…当たりですね」 >>「死んでから火葬?あぁ、そぉ」 >>「鳥葬も捨てがたいかな、とか思ったんですけどねー…」 >>「…僕はキミと『世界の埋葬方法』について語る気は無いよ」 >>鳥葬。 >>死体をバラバラに砕き、高い山の上に持っていく。 >>後は、肉食の鳥が勝手に始末してくれる。 >>死人は鳥の肉となり、鳥と共に大空を羽ばたく、と信じられている。 >>そういう埋葬方法の事である。 >>一部地域では、これが未だに実践されているという。 >>ちなみにその地域では、鳥は神聖視されていると言う。 >>親の死体を砕いているのを見た某宗教宣教師が、『親の遺体になんて事をするんだ、火葬にしてあげなければ』と言った所、 >>現地人は宣教師に、『親の遺体を燃やすなんて可哀相じゃないか、ちゃんと鳥に喰わせなきゃ』と言ったとの事。 > >闇:・・・・最悪 そういう地域もあるのよね。 > >>以上、琥珀の何がなんだかよくわからない『世界の埋葬方法』でした。 >>なんで私はこんなもん知ってるんだ。 >>………ま………まぁ、それはともかく。 >>後ろで、ゼロス君が青い顔してたりする。 >>今の今まで、飼い猫の訃報を知らなかったのだから、当然と言えよう。 >>「うーん…あの子殺した事もバレちゃってましたかぁ…冥王、意外に鋭い、と………」 >>「メモ取るな。そこ。あと『意外』は余計。」 >>そして、急に冥王が真面目な顔になった。 >>「さ、話の続き、どうぞ」 >>「………了解」 >>ライアナは、またにっこり微笑んだ。 >>ちなみに。 >>その時には、もう既にフィアナの右腕には、小さい腕が再生していた。 >>「大したもんだ………!」 >>素直に、エイルへの賛辞を口にするフィアナ。 >>本気で感心している。 >>素直なフィアナ。 >>惜しみの無い賛辞に、すこし気恥ずかしそうにするエイル。 >>「三週間も経てばすっかり元通りですよ」 >>「ああ………すまんな………本当に腕のいい医者だ、お前は」 >>「お誉めにあずかり光栄です…貴女の回復力の高さもありましたよ」 >>こきこきと、新しい手を握ったり開いたりするフィアナ。 >>その横で、ライアナは考え込んでいた。 >>「話すのはいいですけど………いちいち話すのもめんどくさいですね……そうだ♪」 >>ぱぁっ、と、ライアナの顔が輝いた。 >>何かを思い付いたらしい。 >>「そっか♪そーすればいいんだっ♪」 >>「?」 >>「大丈夫、痛くありませんからっ!」 >>脳天気に笑う彼女。 >>そして……… >>ぼそり。 >>口の中で、何事か呟くライアナ。 >>「!?」 >>其れと同時に。 >>ぐらり。 >>世界が、揺れた。 >>いや。 >>その様に、皆は感じた。 >>「な……何を……した………?」 >>「あなた方を、私の記憶の中に入れようと思いまして」 >>「なっ!?」 >>「好きなだけ、見てきてくださいよ…私のデータ」 >>「………幻術か………」 >>「心配しないでください。幻で、何がなんだかわかんなくなってるあなた方に、危害を加える事はありません」 >>「……信じ……られるか……… >>「信じなくても、事実ですから。 >> ………それでは、行ってらっしゃい」 >>ライアナの笑顔を最後に。 >>十九人の意識は、闇に沈んだ。 > >闇:これからですか・・・・この悲しき死神の中に入るのは・・・・ > そう。 ライアナの内部(?)に、入るんです。 >> >> >> >> >> >> >> >> >> >> >> >> >> >> >> >>言い訳あんど言い逃れ。 >> >> >> >> >>………………………な………なんか………… >>冥王様がめちゃくちゃいい人に見えるぞ…………今回………………… >>…………………………………………………………………………………… > >闇:同感です > うーん。 私の書く魔族、良い人過ぎ。(汗) >>ま、気にしない事にしよう。 >>次回、いよいよライアナの過去の全貌が明らかにッ!(いやそんな大したもんじゃ無い決して) >>…………………って言ったらいきなり書く事尽きるし。どうしようか……………… > >闇:・・・・がんばってください > 頑張ります。 >>…………………そうだ♪ >>他の皆様みたいにリクエスト募集してみよっと♪(ヲイ!!) >>と言う訳でリクエスト募集。 >>イラスト(『このキャラのビジュアルが知りたい』…とか。お絵かき掲示板に描きます。リクエスト貰ったら。ヘタだけど描く。)でも短編小説でもオッケ。 >> > >闇:なら、ガーゼラで・・・・お願いします。(できればフィブシェラがいいが・・・・) > ガーゼラフィブシェラっ! 了解ですっ!ありがとうですっ!! >さぁっ!琥珀に何か書かせてみようっ!てなカンジで。 >>………………………………………………………………… >>えーと………白状します。 >>実は、五大魔族って書くのに滅茶苦茶労力いる……早い話が疲れるんですよ。ものすごく。 > >闇:ははは、確かにこれは疲れますね > はい。 すごく疲れるのです。 >>ライアナのセリフは精神的にものすごく考えるの疲れます。 >>どれだけ非情で、ヒドいセリフを、明るく、一見可愛く描けるか、とか。 >>冥王様だって疲れます。 >>そうそう知的で可愛いセリフなんか浮かんでくるもんじゃ無いし。 >>で、投稿小説1辺りで新たな話初めりゃいいのにネタが無い。(五大魔族にほとんどつぎ込んじゃうから) >>だけど五大魔族一本ってのは流石にしんどい、他の話書いて息抜きしたい。 >>だから……………………………… >>琥珀を助けるつもりで。 >>どうかひとつっ!リクエストお願いしますッ!!できれば魔族モノ、なんてぜーたく言いませんッ!! > >闇:ホント〜に良いんですか? > ホント〜にいいんです。 >>苦手な人間モノでも……ロスユニものでもオッケーですよッ!?(ケインラヴvv) >>なんでも書きますからリクエストくださいッ! >>はぁ。 >>リクエスト………来たらいいな…………vv >> >> >> >> >> 幕。 > >闇:では、フィブシェラ、ガーゼラ、ダルグラで一つお願いします。 >ファ:また無理な注文してるし・・・・ >L:いいかげんそのくせ直した方がいいと思うけど・・・・ >闇:まあいいじゃないか。それじゃあ、この3つが入っていればいいです。よろしくお願いします。 > >追伸 神という名の魔、魔という名の・・・・というのを書いています。著作別などにはいっているのでもし良ければお読みください。それでは・・・・ おっけっ! やってやろーじゃないかっ! 期待せずに待ってて下さい♪ それではっ! | |||
| 9889 | 狂ったのも狂わせたのも全てお前じゃぁぁ!!! | まい E-mail URL | 2002/9/28 22:10:25 |
| 記事番号9878へのコメント 東琥珀さんは No.9878「第三十四話:狂わせたのは誰?狂ったのは何?」で書きました。 > こんにちは・・・ふふふv琥珀さんvまいでっすv ラグナ:いや、怖いから。 まい:大丈夫v今回は何故か、『マイ』も来てるから。 ラグナ:何処が大丈夫じゃ〜〜!!!!!! >「ライアナ」 >フィアナが、寂しそうな口調で、ライアナに声を掛けた。 >「もう、戻れないんだな」 >楽しかった日々は、もう過去の事なんだ………… >フィアナにとってソレは、哀しむべき事であった。 >しかし。 マイ:ライアナにとってはそれは喜ぶ事だった。 >フィアナのその言葉に、ライアナは、唇の端に冷笑を乗せた。 >「………ああ………お姉様らしくも無い」 >失望したかの様な身振りで、大袈裟に首を横に振る。 >「もうお姉様なら、割り切って下さってると思ったのに………その様な幻想を未だに抱いてらしたなんて」 >「………幻想………?」 >どことなく、咎める様な口調になるフィアナ。 >「幻想ですよぅ。 > 手に取る事も出来ない!叶わない! > そんな……夢幻の如き望み… > 『幻想』と言わずに、なんと言うのです?」 >「………お前………本当に変わったよ」 >事務的な、涼やかな口調。 >ソレを聞いて、フィアナは…哀しげに、呟いた。 ・・・フィアナちゃんはいい子なのに・・・ ラグナ:なんで妹はこんな奴になったかね〜・・・・ >かつての妹が、もう存在しない事。 >それを、はっきりと理解して。 >「何事も、永遠に続く事なんて無い。 > そう教えて下さったのは、お姉様、貴女だった筈ですが」 >「ああ………そうだよ……… > お前に、その事を教えたのは私。 > お前に、殺人技術を伝えたのも私。 > 魔族に手加減はいらない、と教えたのも私…冥王海王果てしなくゴメン。 > ………反省してる」 まい:果てしなくゴメン・・・ ラグナ:いい子だネェ・・・ >「おかしなお姉様…悔やむ事など何もないのに」 >くすくすっ、と笑う。 >「私は、自分を変える事が出来て良かったと思っていますぅ。 > そして、変えてくれたのは貴女ですぅ………… > …………………感謝してますぅ、私は…………………………」 >「私は………… > 昔のお前の方が、好きだった」 >「…酷い事を仰りますぅ…お姉様…」 >「正直に述べたまでだが」 >「………………でも…………………… > お姉様がなんと言おうと、私は変わったんです。変われたんです。 > そして、もう元に戻る気はありません!」 >すとん。 >宙に浮いていたライアナが、地面に降り立った。 マイ:・・・・まるで、破壊をもたらす者が降りてきたようだ。 >「そう……… > 泣き虫で、弱虫な私は、もういません」 >「泣き虫で、弱虫な方が百倍はタチ良かったぜ」 >ぼそり、と陰口を叩いてみたりする魔竜王。 >作者も同感。 まい:まいも同感。 ラグナ:俺も。 >「………確かに………昔のお前は、すぐ泣くし、すぐ逃げるし……… > 厄介者だった」 >きっ、と妹を睨む姉。 >「だけど、そちらの方がまだ良かった! > 昔のお前は可愛かった。 > 私の愛しい妹だった」 マイ:しかし、その妹はもういない。 >「かつて、私を導いて下さった事については感謝しています。 > だけれども………今、貴女は私にとって邪魔です」 >ぼうっ! >腕が、白い塵と化し、空気に溶けて消えた。 >「ライ………ア………ナ………」 >傷口を押さえながら、苦悶の表情を浮かべるフィアナ。 >「それ以上のお喋りはやめてくださいな、お姉様……… > 次は頭を狙いますよ」 >「フィアナ!」 >フィアナに駆け寄る冥王。 マイ:ヴェル様の二の舞は見たくないから。 >「エイル!早く治療を!」 >「了解ッ」 >人混みの中から、一人の女性が走り出す。 >ウェイブの長髪に、ぶかぶかの眼鏡。 >軍服が、異様な程似合わない。 >冥王将軍、エイル。 >その場ですぐに治療を始める彼女。 >流石に、北欧の、慈愛と治癒の女神の名を冠するだけの事はある。(魔族だけど) まい:北欧神話ですか・・・ああ・・・なぜないんだMy図書館(違)には!!! 合ったらもっと分かりやすいのに・・・・(涙) >呆然と、ライアナを見詰めるフィアナ。 >ずいっ、と一歩前に進むライアナ。 >姉の前に、顔を突き出す。 >「痛そうですねぇ………我ながら、集中も増幅もナシに放ったにしては結構な威力ですよ」 >「…………ッ!」 >「忘れないで下さい。私は変われたんです。 > 貴女の記憶の中にいる、チャチな私とは一緒にしないで!」 マイ:今の方が、何よりもチャチだ。死神よ。 >「……………………………」 >すっ……… >自分の胸に、手を当てるライアナ。 >「貴女の育てた、可愛い妹は、私のここで死にました… > もう何処にもいないんですから…………… > いい加減、諦めてくださいよ」 >「………………………………」 >フィアナは。 >気丈にも、笑った。 >ただし。 >今にも泣き出しそうな、哀しい笑みだったが。 マイ:あの妹はもういない。そう思い知らされたから。 >「お姉様。解ってますか? > 貴女が、殺したんですよ?」 >っ!!! >びくんっ、とフィアナの肩が震えた。 >「ライアナっ!この状況でそんな事を言うのは卑怯だろう!」 >獣王が怒りに満ちた声を上げる。 まい:全くです!!!何よりも卑怯です!!! >「卑怯? > だって、事実なんですよ? > 私について語れ、て言ったのは、そこの、冥王じゃ無いですか」 >「ッ!」 >「かつての私は、血を見るのも、人殺しを見るのも嫌いでした。 > それどころか………奴隷売買とか。 > あーゆーのまで、見かけたら止めるくらいだったんですよ。 > 我ながら、馬鹿な事したもんです………勝手にやらせておけば良かったのに」 >うんうん、と自分で言って自分で頷くライアナ。 まい:・・・・性格が何故そこまですさんだんだこのシニガミ〜〜!!!!! >「それで………ある日、お姉様のお仕事に付いていったんですよ。 > 大きな、戦争でしたね。 > お姉様は、その戦争で死ぬ予定の人を、迎えに行ったんですぅ……… > いや、今思い出すのもなんか恥ずかしいんですけど……… > その死ぬ予定の人ってのが、物凄く可哀相に見えたんです。当時。 > なんて言うか………恋人を国に残してきた人で。 > ………で………なんだかよくわかんないんですけど………それがものすごく可哀相に思えて。 > 助けちゃったんですぅ。なんで可哀相に見えたんでしょうかね? > で、お姉様は任務失敗。もぉ怒るのなんのって。」 >そりゃ怒るよ。フツー。 >心の中で呟く魔族一同。 まい:怒りますね。それは。 ラグナ:全くだ。第一、そいつが死んだのは運命なんだからな。『運命の糸』が切られてそうなったんだから、 その糸をまた繋げてしまうのはそのものに対して侮辱だ。 マイ:・・・珍しくラグナがまともなこと言ってる・・・ まい:珍しい・・・ ラグナ:コラ。二人共。どういう意味だ。 >「で、私に言ったんです。 > 『そんな事で死神が勤まるか』とかなんとか。 > そして、私に言ったんですぅ。 > 『確かに、死ぬには少し早い者、不幸な境遇の者もいる。 > しかし、我々死神は、そういう者を迎えに行くのが仕事なのだ。 > 仕事を辞めたらいきなりメシの食い上げだろーが。 > ………その内慣れる。 > 何も考えるな。 > 人間の心と同調してしまうから、可哀相に思えてくるのだ。 > 人間と神は所詮鶏と風見鶏、相容れる事などできぬのだから……… > 哀れみをかける必要はない。 > 何も考えるな。考えると可哀相になる。 > 心を封じて、任務成功の事だけ考えろ』………って……… > そして私は、お姉様の言ったとおり、心を封じた。 > 結果、変わる事ができたんです。 > ………貴女の言う『可愛い妹』を殺したのは………… > 他でもない、貴女自身じゃ無いですか♪ > ああ、魔族に情けは無用って言ったのも、貴女でしたね♪」 マイ:だが、それを綱として代わったのはオマエ自身。 > > > >私ガ、殺シタ? > >ライアナノ心ヲ? > >アノ、可愛カッタ妹ヲ、コンナ風ニシタノハ私? > >私ガ…………………………… まい:いいえ!!!!フィアナさんは悪くありません!!! ラグナ:きっかけはそうだが、変わったのは『あいつ』自身だ!!! > > > >「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!!!!」 >「フィアナさん!落ち着いて!!」 >「いやっ……いやぁぁ………」 >気の強いフィアナが。 >初めて見せた、泣き顔だった。 >「どうすれば……いいの……… > 償えない………私………とても……… > 取り返し………つかない…………」 >「落ち着いて、落ち着いてフィアナさん」 >ぽんぽん、とフィアナの背中をさするエイル。 >「………心配しなくていーんだよ」 >呆れた様に、言う冥王。 >「キミの所為じゃ無いんだから」 >「何故……何故そう言い切れる………」 >「だって、僕も言ってるもん。それ。」 >……………………………………………………………………………………………………… >「え゛?」 >思わず、エイルの顔を見るフィアナ。 まい:え``??!! >「言われました」 >こっくん、と頷くエイル。 >「ヴェルダンディーにも。スクルドにも。ウルドにも。アテネにも、ガイアにも。 > ウチの軍、みんなみんなやさしーから、困ってねー。魔族なのにねー。 > こんなんで世界滅ぼせるのかなーっ、てくらいに優しくってさぁ。 > 最近じゃもぉどーでもいいやっ、て思っちゃったりもするんだけどね…あ、魔族失格か、こんな事言っちゃあ……… > ………ともかく………… > ウチの軍はみんなそれ言われて育ってるよ。 > て言うか、僕も赤眼の魔王様に言われたよ。それ。」 >「ウチの軍も言ってるぞ」 >「ウチも」 >「私の所も」 >「俺ンとこも」 >こくこく頷く一同。 まい:・・・・神族よりも神族らしい!!!!!!(マテ) ラグナ:そーいわれても嬉しくないような気が・・・ >どうやら魔族みんなほぼ同じ言葉の元に育っているようである。 >恐るべし、魔族の連帯感。(違う) マイ:恐るべし、教育方法(かなり違う) ラグナ:マイの初めてのボケ??!!! >「………………………………………………………………」 >「どんな忠告でも、それをどう受け取るかは個人次第、と言う事ですよ」 >フィアナの傷口に力を注ぎながら言うエイル。 まい:そうそう。そうですよv マイ:そして、変わるのも個人次第。 >「ね?キミの所為じゃ無いって、信じてくれるだろ?」 >冥王が差し出したハンカチで、目元をぬぐって、頷くフィアナ。 >「同じ忠告でも…それを聞く者によって、反応は違うって事だよ。 > 僕も、六人同じように育てたハズなのに、六人それぞれ個性バラバラ」 >「はぁ………」 >「でも、それで楽しいからおっけ」 >「みんな違って当たり前♪」 >「スクルド、アンタは変わりすぎ♪」 >「がはぁっ!」 まい:・・・・・容赦ないですね・・・でも、そんな変わっているスクルド様も好きです!! って言うか、琥珀さんのキャラ(ライアナ以外)好きです♪ >「ほら。うるさいけど、にぎやかで楽しいでしょ。 > と言う訳で………ほら、そこのフランス人形さん。 > 責任人に押しつけないの。 > どんな環境だって、どんな言葉だって、人によってリアクションは違うでしょうが。 > 受ける影響も違うんだよ。 > 多分、フィアナが言ったのが別の言葉だったとしても、キミはそうなっていたハズさ。 > キミがそうなったのは、キミがそうなりたいって望んだからでしょ」 >ちっちっ、と指を左右に振りながら言う冥王。 マイ:そして、望んだ姿になってしまったのも。 >ライアナは、しばらく呆然としていたが………… >「くくっ…………」 >「あれ?そんなに可笑しかったかなぁ」 >「いや…まさか魔族なんかに人生説かれるとは思ってなかったんですよぅ」 >「いい加減その『なんか』てのも止める事だね。 > 魔族だって、『感情』もあれば、傷つきやすい『心』だってあるんだよ」 >「どーだっていーですよ、そんなの」 >「ま、キミにとってはどーでもいーだろーね。 > 僕にとっても、キミの命はつぶれたチャバネゴキブリ以下だからね。今は。」 >にこにこと笑いながら言う冥王。 >………………………………………………………………………………………怒ってる。 >………………………………………………………………………………………めっちゃくちゃ怒ってる。 まい:チャバネゴキブリ・・・・? ラグナ:ゴキ・・・・(ばた)←倒れた音 マイ:以外にあ〜ゆ〜ものに弱いのだな。お前。 >「僕の娘と、海王の娘の命の代償。ゼロスの猫も入れとこうか。 > 今は無理かもしんないけど……その内まとめて払ってもらうんでよろしく」 >「あれ?あの猫ちゃん、私が殺した……って、知ってたんですか?」 >「あの猫は、充分ゼロスに懐いてた。 > それに、魔族達と触れ合って、精神力も、猫にしてはケタ外れに増大してたハズだ。 > ………多分、亜魔族辺りなら倒せたんじゃないかなーっ、つーくらいに………ってそりゃともかく。 > そんな猫が、あの…ヴェルダンディーの死んだ現場…あれを見た事で、ショック死したり、走り出てそのまま帰ってこない、なんて事は… > 考えにくいんじゃないかな? > 魔族は死ねば跡形も残らない。 > だけど、あの猫はまだ完全な使い魔とは化していなかったはずだ。完全な使い魔を製造するには、少なくとも……… > 一流の使い魔職人の魔族の手で、半年はかかるね。 まい:使い魔職人て・・・・(汗)そんなのいたのですか・・・・ > 死んで消えた説却下。 > ゼロスに充分懐いてた事により、家出説却下。 > 以上二つの結論により、キミが連れて行ったと言う事しか考えられない。 > そして、キミが、少しでも魔族に染まった生き物を容赦するとは考えにくい…………… > 可哀相だけど、逃がしてやった説却下。 > 魔族に容赦のないキミだから……… > 海に沈めたか、骨も残らず燃やして、風に吹かれてさよなら、か………どっちかだね」 >「風に吹かれてさよなら、の方です」 >「あ、当たった?」 >「まぁ、燃やす前に、息の根止めましたけど。それを除くなら…当たりですね」 >「死んでから火葬?あぁ、そぉ」 >「鳥葬も捨てがたいかな、とか思ったんですけどねー…」 >「…僕はキミと『世界の埋葬方法』について語る気は無いよ」 まい:いや〜・・・・冥王様が何でそんな事知ってるのぉぉぉ・・・ ラグナ:冥王だからじゃねえか? >後ろで、ゼロス君が青い顔してたりする。 >今の今まで、飼い猫の訃報を知らなかったのだから、当然と言えよう。 まい:ゼロス・・・魔族になったときに(戻ったとき?)、その鬱憤は晴らせ。本人で。 >「大したもんだ………!」 >素直に、エイルへの賛辞を口にするフィアナ。 >本気で感心している。 >素直なフィアナ。 マイ:そして、ある意味素直なライアナ。 まい:コラマイ!!!何言ってんだ!!『あれ』は素直じゃない!!! >「話すのはいいですけど………いちいち話すのもめんどくさいですね……そうだ♪」 >ぱぁっ、と、ライアナの顔が輝いた。 >何かを思い付いたらしい。 >「そっか♪そーすればいいんだっ♪」 >「?」 >「大丈夫、痛くありませんからっ!」 >脳天気に笑う彼女。 マイ:肉体的には痛くないモノ。 >「な……何を……した………?」 >「あなた方を、私の記憶の中に入れようと思いまして」 >「なっ!?」 >「好きなだけ、見てきてくださいよ…私のデータ」 >「………幻術か………」 >「心配しないでください。幻で、何がなんだかわかんなくなってるあなた方に、危害を加える事はありません」 >「……信じ……られるか………」 マイ:そう、信じてなるものか。 >「信じなくても、事実ですから。 > ………それでは、行ってらっしゃい」 >ライアナの笑顔を最後に。 >十九人の意識は、闇に沈んだ。 まい:多い!!!! ラグナ:まあ、五人の腹心プラスその部下たちだから・・・ > >言い訳あんど言い逃れ。 > > > > >………………………な………なんか………… >冥王様がめちゃくちゃいい人に見えるぞ…………今回………………… >…………………………………………………………………………………… >ま、気にしない事にしよう。 >次回、いよいよライアナの過去の全貌が明らかにッ!(いやそんな大したもんじゃ無い決して) >…………………って言ったらいきなり書く事尽きるし。どうしようか……………… >…………………そうだ♪ >他の皆様みたいにリクエスト募集してみよっと♪(ヲイ!!) まい:いいのですか!!!! ラグナ:いや、顔が輝いているから。 >と言う訳でリクエスト募集。 >イラスト(『このキャラのビジュアルが知りたい』…とか。お絵かき掲示板に描きます。リクエスト貰ったら。ヘタだけど描く。)でも短編小説でもオッケ。 まい:で・・・でしたら転生話・もっともっと頑張れ元冥王フィリー!!・・・みたいな感じで・・・(マテ) >さぁっ!琥珀に何か書かせてみようっ!てなカンジで。 >………………………………………………………………… >えーと………白状します。 >実は、五大魔族って書くのに滅茶苦茶労力いる……早い話が疲れるんですよ。ものすごく。 >ライアナのセリフは精神的にものすごく考えるの疲れます。 >どれだけ非情で、ヒドいセリフを、明るく、一見可愛く描けるか、とか。 >冥王様だって疲れます。 >そうそう知的で可愛いセリフなんか浮かんでくるもんじゃ無いし。 >で、投稿小説1辺りで新たな話初めりゃいいのにネタが無い。(五大魔族にほとんどつぎ込んじゃうから) >だけど五大魔族一本ってのは流石にしんどい、他の話書いて息抜きしたい。 >だから……………………………… >琥珀を助けるつもりで。 >どうかひとつっ!リクエストお願いしますッ!!できれば魔族モノ、なんてぜーたく言いませんッ!! >苦手な人間モノでも……ロスユニものでもオッケーですよッ!?(ケインラヴvv) まい:まいもケインラヴです!!!>< >なんでも書きますからリクエストくださいッ! >はぁ。 >リクエスト………来たらいいな…………vv > > > > > 幕。 まい:・・・リクといえるかどうかは謎ですが、まいの見てみたい琥珀さんの小説!NO.1は一応書いてみました。 ・・・・・すみません。調子に乗りすぎました。 それでは!!か〜な〜り、ライアナに激怒中のまいと、 ラグナ:おまけのラグナ、 マイ:それでもってごくわずかにしか知られていない存在の『マイ』でした。 まい:さよ〜〜〜なら〜〜〜vv | |||
| 9918 | きゃああっ!ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!!(何故お前が謝る) | 東琥珀 E-mail | 2002/9/29 20:21:12 |
| 記事番号9889へのコメント まいさんは No.9889「狂ったのも狂わせたのも全てお前じゃぁぁ!!!」で書きました。 > >東琥珀さんは No.9878「第三十四話:狂わせたのは誰?狂ったのは何?」で書きました。 >> > > こんにちは・・・ふふふv琥珀さんvまいでっすv >ラグナ:いや、怖いから。 > まい:大丈夫v今回は何故か、『マイ』も来てるから。 >ラグナ:何処が大丈夫じゃ〜〜!!!!!! > こんにちは。まいさん。琥珀でっすv …………………………………………… をを!ふふふ笑い!壊れたか!?(失礼) ラグナくん……vv ファンです。(ヲイ) >>「ライアナ」 >>フィアナが、寂しそうな口調で、ライアナに声を掛けた。 >>「もう、戻れないんだな」 >>楽しかった日々は、もう過去の事なんだ………… >>フィアナにとってソレは、哀しむべき事であった。 >>しかし。 > > マイ:ライアナにとってはそれは喜ぶ事だった。 > 『変われた』事を喜んでるものにとって、過去は邪魔なものですから。 >>フィアナのその言葉に、ライアナは、唇の端に冷笑を乗せた。 >>「………ああ………お姉様らしくも無い」 >>失望したかの様な身振りで、大袈裟に首を横に振る。 >>「もうお姉様なら、割り切って下さってると思ったのに………その様な幻想を未だに抱いてらしたなんて」 >>「………幻想………?」 >>どことなく、咎める様な口調になるフィアナ。 >>「幻想ですよぅ。 >> 手に取る事も出来ない!叶わない! >> そんな……夢幻の如き望み… >> 『幻想』と言わずに、なんと言うのです?」 >>「………お前………本当に変わったよ」 >>事務的な、涼やかな口調。 >>ソレを聞いて、フィアナは…哀しげに、呟いた。 > > ・・・フィアナちゃんはいい子なのに・・・ >ラグナ:なんで妹はこんな奴になったかね〜・・・・ > まぁ…それは… 永遠の謎。(をいっ!) >>かつての妹が、もう存在しない事。 >>それを、はっきりと理解して。 >>「何事も、永遠に続く事なんて無い。 >> そう教えて下さったのは、お姉様、貴女だった筈ですが」 >>「ああ………そうだよ……… >> お前に、その事を教えたのは私。 >> お前に、殺人技術を伝えたのも私。 >> 魔族に手加減はいらない、と教えたのも私…冥王海王果てしなくゴメン。 >> ………反省してる」 > > まい:果てしなくゴメン・・・ >ラグナ:いい子だネェ・・・ > いい子……なのかなぁ。(遠い目) >>「おかしなお姉様…悔やむ事など何もないのに」 >>くすくすっ、と笑う。 >>「私は、自分を変える事が出来て良かったと思っていますぅ。 >> そして、変えてくれたのは貴女ですぅ………… >> …………………感謝してますぅ、私は…………………………」 >>「私は………… >> 昔のお前の方が、好きだった」 >>「…酷い事を仰りますぅ…お姉様…」 >>「正直に述べたまでだが」 >>「………………でも…………………… >> お姉様がなんと言おうと、私は変わったんです。変われたんです。 >> そして、もう元に戻る気はありません!」 >>すとん。 >>宙に浮いていたライアナが、地面に降り立った。 > > マイ:・・・・まるで、破壊をもたらす者が降りてきたようだ。 > まるでっつーかそのまんまかもしれませんよ〜(笑) >>「そう……… >> 泣き虫で、弱虫な私は、もういません」 >>「泣き虫で、弱虫な方が百倍はタチ良かったぜ」 >>ぼそり、と陰口を叩いてみたりする魔竜王。 >>作者も同感。 > > まい:まいも同感。 >ラグナ:俺も。 > 同意見多数。(マジ) >>「………確かに………昔のお前は、すぐ泣くし、すぐ逃げるし……… >> 厄介者だった」 >>きっ、と妹を睨む姉。 >>「だけど、そちらの方がまだ良かった! >> 昔のお前は可愛かった。 >> 私の愛しい妹だった」 > > マイ:しかし、その妹はもういない。 > 『存在しない』も同然。 >>「かつて、私を導いて下さった事については感謝しています。 >> だけれども………今、貴女は私にとって邪魔です」 >>ぼうっ! >>腕が、白い塵と化し、空気に溶けて消えた。 >>「ライ………ア………ナ………」 >>傷口を押さえながら、苦悶の表情を浮かべるフィアナ。 >>「それ以上のお喋りはやめてくださいな、お姉様……… >> 次は頭を狙いますよ」 >>「フィアナ!」 >>フィアナに駆け寄る冥王。 > > マイ:ヴェル様の二の舞は見たくないから。 > いくら割り切っても、『似ている』てのは変わらぬ事実ですからねぇ。 >>「エイル!早く治療を!」 >>「了解ッ」 >>人混みの中から、一人の女性が走り出す。 >>ウェイブの長髪に、ぶかぶかの眼鏡。 >>軍服が、異様な程似合わない。 >>冥王将軍、エイル。 >>その場ですぐに治療を始める彼女。 >>流石に、北欧の、慈愛と治癒の女神の名を冠するだけの事はある。(魔族だけど) > > まい:北欧神話ですか・・・ああ・・・なぜないんだMy図書館(違)には!!! > 合ったらもっと分かりやすいのに・・・・(涙) > 北欧神話って、結構マイナーですよ。 私が持ってる関連本も、五、六冊ってところですし。 それに、『エイル』って、本気でかなりのマイナー神です。 一冊の本に、一、二行関連文があったらいいくらいのマイナー神。エイルは。 北欧神話は、『女神論』の大半が、豊穣神フレイヤに持ってかれて……… 他の女神の影が死ヌほど薄いんです(汗) >>呆然と、ライアナを見詰めるフィアナ。 >>ずいっ、と一歩前に進むライアナ。 >>姉の前に、顔を突き出す。 >>「痛そうですねぇ………我ながら、集中も増幅もナシに放ったにしては結構な威力ですよ」 >>「…………ッ!」 >>「忘れないで下さい。私は変われたんです。 >> 貴女の記憶の中にいる、チャチな私とは一緒にしないで!」 > > マイ:今の方が、何よりもチャチだ。死神よ。 > そうかもしれなひ。 >>「……………………………」 >>すっ……… >>自分の胸に、手を当てるライアナ。 >>「貴女の育てた、可愛い妹は、私のここで死にました… >> もう何処にもいないんですから…………… >> いい加減、諦めてくださいよ」 >>「………………………………」 >>フィアナは。 >>気丈にも、笑った。 >>ただし。 >>今にも泣き出しそうな、哀しい笑みだったが。 > > マイ:あの妹はもういない。そう思い知らされたから。 > 希望を廃れてしまいましたねぇぇ……… >>「お姉様。解ってますか? >> 貴女が、殺したんですよ?」 >>っ!!! >>びくんっ、とフィアナの肩が震えた。 >>「ライアナっ!この状況でそんな事を言うのは卑怯だろう!」 >>獣王が怒りに満ちた声を上げる。 > > まい:全くです!!!何よりも卑怯です!!! > 他人の弱みにつけ込む、ていうんですよね。こーゆーのを。 >>「卑怯? >> だって、事実なんですよ? >> 私について語れ、て言ったのは、そこの、冥王じゃ無いですか」 >>「ッ!」 >>「かつての私は、血を見るのも、人殺しを見るのも嫌いでした。 >> それどころか………奴隷売買とか。 >> あーゆーのまで、見かけたら止めるくらいだったんですよ。 >> 我ながら、馬鹿な事したもんです………勝手にやらせておけば良かったのに」 >>うんうん、と自分で言って自分で頷くライアナ。 > > まい:・・・・性格が何故そこまですさんだんだこのシニガミ〜〜!!!!! 何故だろう。(遠い目)ホントに。(コラ待て作者) > >>「それで………ある日、お姉様のお仕事に付いていったんですよ。 >> 大きな、戦争でしたね。 >> お姉様は、その戦争で死ぬ予定の人を、迎えに行ったんですぅ……… >> いや、今思い出すのもなんか恥ずかしいんですけど……… >> その死ぬ予定の人ってのが、物凄く可哀相に見えたんです。当時。 >> なんて言うか………恋人を国に残してきた人で。 >> ………で………なんだかよくわかんないんですけど………それがものすごく可哀相に思えて。 >> 助けちゃったんですぅ。なんで可哀相に見えたんでしょうかね? >> で、お姉様は任務失敗。もぉ怒るのなんのって。」 >>そりゃ怒るよ。フツー。 >>心の中で呟く魔族一同。 > > まい:怒りますね。それは。 >ラグナ:全くだ。第一、そいつが死んだのは運命なんだからな。『運命の糸』が切られてそうなったんだから、 > その糸をまた繋げてしまうのはそのものに対して侮辱だ。 > マイ:・・・珍しくラグナがまともなこと言ってる・・・ > まい:珍しい・・・ >ラグナ:コラ。二人共。どういう意味だ。 > ヲヲッ。 ラグちゃん微妙にカッコいい。(ラグちゃんって) >>「で、私に言ったんです。 >> 『そんな事で死神が勤まるか』とかなんとか。 >> そして、私に言ったんですぅ。 >> 『確かに、死ぬには少し早い者、不幸な境遇の者もいる。 >> しかし、我々死神は、そういう者を迎えに行くのが仕事なのだ。 >> 仕事を辞めたらいきなりメシの食い上げだろーが。 >> ………その内慣れる。 >> 何も考えるな。 >> 人間の心と同調してしまうから、可哀相に思えてくるのだ。 >> 人間と神は所詮鶏と風見鶏、相容れる事などできぬのだから……… >> 哀れみをかける必要はない。 >> 何も考えるな。考えると可哀相になる。 >> 心を封じて、任務成功の事だけ考えろ』………って……… >> そして私は、お姉様の言ったとおり、心を封じた。 >> 結果、変わる事ができたんです。 >> ………貴女の言う『可愛い妹』を殺したのは………… >> 他でもない、貴女自身じゃ無いですか♪ >> ああ、魔族に情けは無用って言ったのも、貴女でしたね♪」 > > マイ:だが、それを綱として代わったのはオマエ自身。 > そう。 変わったのはライアナ。 その責任を他人に押しつけるのは『卑怯』以外のなんでもなし。 >> >> >> >>私ガ、殺シタ? >> >>ライアナノ心ヲ? >> >>アノ、可愛カッタ妹ヲ、コンナ風ニシタノハ私? >> >>私ガ…………………………… > > まい:いいえ!!!!フィアナさんは悪くありません!!! >ラグナ:きっかけはそうだが、変わったのは『あいつ』自身だ!!! > そうっ。 その通り。 >> >> >> >>「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!!!!」 >>「フィアナさん!落ち着いて!!」 >>「いやっ……いやぁぁ………」 >>気の強いフィアナが。 >>初めて見せた、泣き顔だった。 >>「どうすれば……いいの……… >> 償えない………私………とても……… >> 取り返し………つかない…………」 >>「落ち着いて、落ち着いてフィアナさん」 >>ぽんぽん、とフィアナの背中をさするエイル。 >>「………心配しなくていーんだよ」 >>呆れた様に、言う冥王。 >>「キミの所為じゃ無いんだから」 >>「何故……何故そう言い切れる………」 >>「だって、僕も言ってるもん。それ。」 >>……………………………………………………………………………………………………… >>「え゛?」 >>思わず、エイルの顔を見るフィアナ。 > > まい:え``??!! > そうなんです。 冥王様も言ってるんです。 て言うか、琥珀も親に言われたんです。(どんな親だよ) >>「言われました」 >>こっくん、と頷くエイル。 >>「ヴェルダンディーにも。スクルドにも。ウルドにも。アテネにも、ガイアにも。 >> ウチの軍、みんなみんなやさしーから、困ってねー。魔族なのにねー。 >> こんなんで世界滅ぼせるのかなーっ、てくらいに優しくってさぁ。 >> 最近じゃもぉどーでもいいやっ、て思っちゃったりもするんだけどね…あ、魔族失格か、こんな事言っちゃあ……… >> ………ともかく………… >> ウチの軍はみんなそれ言われて育ってるよ。 >> て言うか、僕も赤眼の魔王様に言われたよ。それ。」 >>「ウチの軍も言ってるぞ」 >>「ウチも」 >>「私の所も」 >>「俺ンとこも」 >>こくこく頷く一同。 > > まい:・・・・神族よりも神族らしい!!!!!!(マテ) >ラグナ:そーいわれても嬉しくないような気が・・・ > 魔族の皆様は、複雑な笑みを浮かべてくださることでしょう(汗) >>どうやら魔族みんなほぼ同じ言葉の元に育っているようである。 >>恐るべし、魔族の連帯感。(違う) > > マイ:恐るべし、教育方法(かなり違う) >ラグナ:マイの初めてのボケ??!!! > 珍しい……… >>「………………………………………………………………」 >>「どんな忠告でも、それをどう受け取るかは個人次第、と言う事ですよ」 >>フィアナの傷口に力を注ぎながら言うエイル。 > > まい:そうそう。そうですよv > マイ:そして、変わるのも個人次第。 > うみゅっ。 >>「ね?キミの所為じゃ無いって、信じてくれるだろ?」 >>冥王が差し出したハンカチで、目元をぬぐって、頷くフィアナ。 >>「同じ忠告でも…それを聞く者によって、反応は違うって事だよ。 >> 僕も、六人同じように育てたハズなのに、六人それぞれ個性バラバラ」 >>「はぁ………」 >>「でも、それで楽しいからおっけ」 >>「みんな違って当たり前♪」 >>「スクルド、アンタは変わりすぎ♪」 >>「がはぁっ!」 > > まい:・・・・・容赦ないですね・・・でも、そんな変わっているスクルド様も好きです!! > って言うか、琥珀さんのキャラ(ライアナ以外)好きです♪ > ありがとぉございますぅぅぅぅ…………!! 作者冥利に尽きまするっ!!本当にっ! >>「ほら。うるさいけど、にぎやかで楽しいでしょ。 >> と言う訳で………ほら、そこのフランス人形さん。 >> 責任人に押しつけないの。 >> どんな環境だって、どんな言葉だって、人によってリアクションは違うでしょうが。 >> 受ける影響も違うんだよ。 >> 多分、フィアナが言ったのが別の言葉だったとしても、キミはそうなっていたハズさ。 >> キミがそうなったのは、キミがそうなりたいって望んだからでしょ」 >>ちっちっ、と指を左右に振りながら言う冥王。 > > マイ:そして、望んだ姿になってしまったのも。 > そうそう。 個人の問題。 >>ライアナは、しばらく呆然としていたが………… >>「くくっ…………」 >>「あれ?そんなに可笑しかったかなぁ」 >>「いや…まさか魔族なんかに人生説かれるとは思ってなかったんですよぅ」 >>「いい加減その『なんか』てのも止める事だね。 >> 魔族だって、『感情』もあれば、傷つきやすい『心』だってあるんだよ」 >>「どーだっていーですよ、そんなの」 >>「ま、キミにとってはどーでもいーだろーね。 >> 僕にとっても、キミの命はつぶれたチャバネゴキブリ以下だからね。今は。」 >> | |||