
◆−『小さな鉢植え』について−amy(3/15-15:26)No.6053 ┗小さな鉢植え 第十四章 レゾ1−amy(3/15-19:48)No.6059 ┣Re:小さな鉢植え 第十四章 レゾ1−雫石彼方(3/16-04:00)No.6065 ┃┗わ〜い!雫石さんだ!−amy(3/16-15:40)No.6072 ┗小さな鉢植え 第十五章 レゾ2−amy(3/16-18:19)No.6074 ┗小さな鉢植え 第十六章 レゾ3−amy(3/18-22:17)No.6108 ┣あ〜う〜(涙)−みてい(3/18-23:06)No.6111 ┃┗みていさん、こんばんわ!−amy(3/19-20:16)No.6119 ┗小さな鉢植え 第十七章 キッパード−amy(3/19-23:45)No.6121 ┣うひょわわわわ(慌て)−キト(3/20-11:07)No.6123 ┃┗キトさんお久しぶりです!−amy(3/20-17:16)No.6124 ┗小さな鉢植え 第十八章 『大丈夫』−amy(3/20-18:14)No.6125 ┣生きているってスバラシイ!!−キト(3/20-20:59)No.6126 ┃┗光り溢れる世界に祝福あれ!(笑)−amy(3/21-11:10)No.6127 ┗小さな鉢植え 第十九章 緊急事態−amy(3/21-18:50)No.6128 ┗小さな鉢植え 第二十章 銃撃戦−amy(3/22-17:13)No.6131 ┣どっからこのような資料が…−みてい(3/22-18:34)No.6132 ┃┗まあ色々と。−amy(3/23-12:10)No.6145 ┣物知り……−キム(3/22-18:54)No.6133 ┃┗あははは〜−amy(3/23-12:15)No.6146 ┣手遅れたっ!! (>_<)−キト(3/23-15:16)No.6153 ┃┗キトさん、いらっしゃいませ!(←店かい!)−amy(3/23-15:33)No.6154 ┗小さな鉢植え 第二十一章 ルームサービス−amy(3/23-19:44)No.6155 ┣ゼルは銃のポイ捨て魔(笑)−キト(3/23-22:44)No.6156 ┃┗常連さん♪−amy(3/24-21:26)No.6159 ┗小さな鉢植え 第二十ニ章 奇襲−amy(3/24-22:50)No.6160 ┣風呂場にハンマー持って直行だ(笑)!!−キト(3/25-08:48)No.6166 ┃┗危な〜い(笑)!!−amy(3/25-17:10)NEWNo.6172 ┗小さな鉢植え 第二十三章 予想的中−amy(3/25-18:18)NEWNo.6174 ┣謎が謎を呼ぶ(汗)☆−キト(3/25-20:05)NEWNo.6175 ┃┗謎はいつ解きあかされるのか!?(笑)−amy(3/26-19:28)NEWNo.6186 ┗小さな鉢植え 第二十四章 覚悟−amy(3/26-20:35)NEWNo.6188 ┣あぁぁぁぁ・・・・・(T-T)−雫石彼方(3/27-02:45)NEWNo.6190 ┃┗お久しぶりです〜!−amy(3/27-18:00)NEWNo.6191 ┗小さな鉢植え 第二十五章 夢のまた夢−amy(3/27-19:54)NEWNo.6192 ┗小さな鉢植え 第二十六章 春の風−amy(3/27-21:45)NEWNo.6193 ┗小さな鉢植え 〜エピローグ〜−amy(3/27-22:05)NEWNo.6194 ┗後書きと言う名の言い訳−amy(3/27-22:23)NEWNo.6195 ┣滝涙。−雫石彼方(3/28-03:20)NEWNo.6197 ┗あぅぅ(T□T)−キト(3/28-08:49)NEWNo.6198
| 6053 | 『小さな鉢植え』について | amy E-mail | 3/15-15:26 |
こんにちは!amyです! いつの間にやらツリーが落ちてました!(T_T) とりあえず『カテゴリー』の方に登録したので、 そちらを読んでから続きをどうぞ。 ちなみに、検索する場合は『ゼルアメ』や『amy』。 または『現代物』でカテゴリーの検索をすれば出てきます。 次は第十四章です。 一体いくつの章まで続くんでしょうね、、、、?(ーー;) 頑張るので応援して下さい。 あ、あと落ちたツリーの方にも書いたのですが。 雫石さん ラストはどちらがいいと思いますか? ご意見お待ちしてます。 また、他にも『どちら』について理解出来る方がいらっしゃいましたら、 御意見下さい。待ってます。 amyより | |||
| 6059 | 小さな鉢植え 第十四章 レゾ1 | amy E-mail | 3/15-19:48 |
| 記事番号6053へのコメント 「レゾ様、、、、、何故ですか?」 「、、、、、、、、」 エリシエル=ヴルムグン、、、、、エリスの問いに、レゾは答えない。 ただ黙って目を閉じ、椅子に腰掛けている。 レゾは世界でも名を馳せた聖人である。 人々を救うため、ボランティアで世界各地を回った。 ところが現在、人前に出ることも滅多になくなり、人々の間では『死んだの ではないか』と囁かれる程音沙汰がない。 レゾの目が生まれつき見えないことから、事故死の可能性がある、と。 無論、そんなはずがないのだが世の噂とは無責任なもので、現在レゾは生死 不明の状態になってしまっている。 そしてボランティア活動をしてから随分時間が経ってしまったためか、レゾ の聖人君子的な話題は下火になっている。 そのことについては、レゾにとってはありがたかった。 何故まらこの頃、レゾはすでに殺し屋へと転職していたからである。 聖人から殺し屋。 一体どういう理由でこんなことになったのか、それは誰も知らない。 ただ分かるのが、レゾはそれをすでに職業としており、足を洗うつもりがな いこと。 そして、自分の一人息子たるゼルガディスも同じように殺し屋を営ませるつ もりであることだった。 息子であるゼルガディスの母親については、これまた誰も知らない。 知るはレゾ一人のみ。 そのことに関してはゼルガディスも教えて貰えず、小さな頃は泣いていた。 しかし、容姿が似ていることや、物事の飲み込みの早さが同じである。 それがその時の唯一のレゾとゼルガディスの血縁の証明だった。 勿論、レゾはゼルガディスを息子として可愛がっていた。 目が見えないながらも、いつもゼルガディスの着替えは彼のみが手伝ってい たし、頭を撫でて優しく子守唄を歌っていたこともある。 その横ですやすやと寝息をたてるゼルガディスの寝顔に、人は皆心を和ませ たものだ。 それがある日突然、変わった。 レゾはなるべくゼルガディスに関わらないようにしていた。 必要以上のことは話さないし、顔を合わせることも少なくなった。 そして、レゾはゼルガディスに殺人術を教え始めたのだ。 時には教師を呼んでまで、、、、、、。 回りの人間はとてつもなく驚いた。 ゼルガディスのことを考えて、止めに入った人間もいた。 その人間は次の日から姿を見せなくなり、ゼルガディスと回りの人間の不安 をひどく煽ったのは言うまでもない。 そうこうして、ゼルガディスは人を殺すことになった。 一番嫌がっていたナイフでの仕事。 躊躇いに躊躇った末、ゼルガディスはそれを実行に移した。 帰って来た時、彼は帰り血を浴びたまま、座り込んでいたという。 無表情なままで。 回りの人間はゼルガディスに大層同情したが、消えた男の二の舞いはごめん だったのだろう。 もう誰もレゾを止めに入らなかった。 そんなレゾを見ても、レゾへの愛情が消え無かった少女、、、、エリスは疑 問で仕方無かった。 それが冒頭の質問である。 レゾは急に、ゼルガディスに英才教育を始めた。 外国語やその風習は当たり前。 世界情勢、政界情勢、、、、、ありとあらゆる分野を学ばせた。 しかも、専門家並に。 さらに大学を飛び級年令で受験させたのだ。 当然、ゼルガディスは合格した。 それを聞いたレゾが言ったのである。 『大学に通え』と、、、、、、、。 そして、物語りは冒頭に戻る。 「レゾ様、私は貴方の判断に異を唱えるつもりはありません。 ただ、聞きたいのです。レゾ様。 ゼルガディスを何故大学に、、、、、? 裏社会で生活するのなら学は必要ないはずですが、、、、?」 尚も問うて来るエリスに、レゾは溜め息をついた。 「私の考えを人に伝えるつもりはありません。 誰にも。貴方にも、そしてゼルガディスにも、、、、、」 言って席を立つ。 それはまるで健常者のような動きだった。 「貴方には、知る必要のないことです」 大人の部類に入る一歩手前の少女、エリスに冷たく言い放ち、レゾは部屋か ら出て行ってしまう。 残されたエリスは、ただただ沈黙するばかりであった。 そしてゼルガディスは大学へ通った。 ハーバード大学。 無論、そんじょそこらの人間が入れる学校ではない。 しかも飛び級ということで、大学内でゼルガディスはかなり目立っていた。 もうすでに無表情が板についてしまったゼルガディスは気にしない風を装っ て黙っていたが、人の好奇の視線に耐えられなかった。 必要最低限しか大学には行かないし、サークルにも無論のこと入らなかっ た。 人付き合いもしなかったし、結局はいつも家にいた。 それがますます殺し屋としての修行時間を増やしてしまっていた。 他の職につく知識や力はあるし、裏の職業などごめんだった。 それでも、ゼルガディスには他の生き方が分からなかったのだ。 レゾの意図も、分からなかった。 自分を試している気がした。 裏社会から離れて違う職についたら、捨てられる気がした。 ゼルガディスは十分に自立出来ていたし、親離れだってしていた。 けれど、物心ついた時から母のいない生活を送っていたゼルガディスにとっ て、唯一の親であるレゾに捨てられるのは耐えられなかったのだ。 自分を裏社会に深く関わらせ、人を殺めさせた憎むべき男を、ゼルガディス はどうしても最後の最後で嫌いきれていなかった。 憎んではいたけれど、嫌いにはなれなかったのだ。 どうしても。 それが最悪の事態を招くのに、ゼルガディスはいつ気付いたのだろう。 レゾから見て、ゼルガディスは間違い無く可愛い息子であった。 母がいないせいか、自分にひどくよく懐いている彼が愛おしかった。 大切にしていた。 けれどある日、気付いたのである。 きっかけはゼルガディスの8才の誕生日。 死んだ母から、と偽った誕生日プレゼント。 それにいつも以上に顔を綻ばせるゼルガディス。 それが、引き金だったように、レゾは思った。 死ぬ瞬間、走馬灯のように。 自分の腹に大穴が開いていることを認識したすぐ後。 レゾの意識は深い闇へと転落していったのだ。 レゾの葬式は行われなかった。 裏社会の人間である前に、レゾは聖人としてもてやはされていたのにも関わ らず。 葬式を出すなというのは、レゾの遺言の一つだったらしい。 レゾの遺品は、ゼルガディスの元に届けられた。 エリスとその他何名かの人間は雲隠れし、ゼルガディスは本当の意味で一人 っきりに、孤独になってしまったのだ。 大学を卒業して、まだ2日しか経っていない、8月のことだった。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 こんばんは!amyです! 暗い!むちゃんこ暗いぞ!この話! しかもどこがゼルアメやねん!(自分で言うな!) ううう、、、すみません。 だって二番目に書きたかった所だから(T_T) ゼルの過去を振り返る話として、受け止めてやって下さい。 ではでわ amyより | |||
| 6065 | Re:小さな鉢植え 第十四章 レゾ1 | 雫石彼方 E-mail | 3/16-04:00 |
| 記事番号6059へのコメント こんにちわ、雫石です。 質問のお答えにやって来ました! 最後はレオン風味かオリジナルか、ですよね? やっぱりオリジナルの方がいいと思います。レオン風味だと、今の時点で「大体あんな感じになるのかー」とわかってしまうので・・・。 ああ、でもどっちにしろアンハッピーなんですよね・・・・(泣)amyさん、今度ハッピーなゼルアメ書いてくださいね〜・・・・(切望) そして今回、意味深でしたねー・・・。 レゾが突然変わったのは何故か?とか、最悪の事態ってなんぞや〜?とか。あうあう。でも今一番気になるのは、やっぱり一人で家に行ったアメリアがどうなっちゃうのか?ということなのです。ああアメリア〜!!(結局それかい) ではでは、続きを楽しみにしております! | |||
| 6072 | わ〜い!雫石さんだ! | amy E-mail | 3/16-15:40 |
| 記事番号6065へのコメント >こんにちわ、雫石です。 こんにちは!amyです! いつもいつもありがとうございます! >質問のお答えにやって来ました! 待ってました! 良かったです!レオンを知っていて、 ツッコミを入れてくれる方がいて! >最後はレオン風味かオリジナルか、ですよね? >やっぱりオリジナルの方がいいと思います。レオン風味だと、今の時点で「大体あんな感じになるのかー」とわかってしまうので・・・。 そうですか、、、ですよねー。 やっぱオリジナルの方がいいですよね。 レオン風味もいいかなー?と迷ってたんですけど。 そうですね、ラストが分からないようにした方がいですもんね。 まあ、どっちにしろ死人が出ちゃうんですけど。 、、、、すみません、、、、(T_T) >ああ、でもどっちにしろアンハッピーなんですよね・・・・(泣)amyさん、今度ハッピーなゼルアメ書いてくださいね〜・・・・(切望) あはは、、、、本当にすみません。 この話はアンハッピーです。ごめんなさい(ーー;) うう、、、、今度はハッピー書かせていただきます。はい。 次はギャグにしようかなーと思ってます。 >そして今回、意味深でしたねー・・・。 >レゾが突然変わったのは何故か?とか、最悪の事態ってなんぞや〜?とか。あうあう。でも今一番気になるのは、やっぱり一人で家に行ったアメリアがどうなっちゃうのか?ということなのです。ああアメリア〜!!(結局それかい) うふふふ、、、そのことについてはこれから小説の中で お話させていただきますわ、、、、、 アメリアの方はもうちょっと待って下さい。 すみませ〜〜〜ん(><) amyより | |||
| 6074 | 小さな鉢植え 第十五章 レゾ2 | amy E-mail | 3/16-18:19 |
| 記事番号6059へのコメント 遺品は膨大な量だった。 整理するだけで2ヶ月とちょい、使ってしかったくらいである。 中にはどうしようもない程どうでもいい物もあった。 それらは片っ端から捨てていったのだが、それでもわんさかあるわある。 やっと3分の2片付け終わった頃。 レゾがつけていたらしい日記が見つかった。 目の見えない彼は文字も書けなかったので、それは日記帳ではない。 フロッピーである。 レゾはキーバードを打つことが出来た。 そうすることで、ゼルガディスに資料をまとめて手渡したこともある。 だが当然のことながら、彼はディスプレイを眺めることなど出来ない。 何故、彼は読めもしない日記をつけていたのだろう。 一枚のフロッピーに、『日記』と記してあったのだ。 この『日記』という文字は、明らかにエリスのものである。 きっとエリスに頼んで書いてもらったのだろう。 エリスはこの中身を見たことはあるのだろうか? 不思議に思い、ゼルガディスは多少抵抗はあるものの、それをパソコンの中 に挿入した。 ディスプレイの中で、日記が開かれる。 目次のような物だった。 月日が書かれており、カーソルを合わせてクリックする。 するとパスワードを催促された。 パスワードを必要とするということは、誰にも見られたくないということで ある。 無論、エリスも見なかったであろう。 誰にも開けないようにする場合、レゾはどんなパスワードを使うのか。 ゼルガディスには検討もつかなかった。 悩んだ末、住所、電話番号、人名を次々と入れていく。 どれも空振りだった。 思い付く限りの物を入力したが、ダメだった。 一体レゾはどんなパスワードにしたのだろう。 レゾの遺品をまた片っ端から調べ直した。 意地である。 勝手に人を殺し屋に仕立て上げて、殺させて、その上勝手に死なれたのだ。 レゾのこととなるとその怒りのせいか、ゼルガディスは我を失うことがあっ た。 あちこちひっくり返した後、箱が出てきた。 鍵付きの物で、頑丈そうな四角い黒の箱である。 材質は何かの木、、、、であろうか? いまいち分からない。 鍵を引っ張ってみたが当然開く気配はない。 鍵はみつからなかった。 どこにもそれらしき物がない。 他にめぼしい物もないので、ゼルガディスはこの箱に何かあると踏んだ。 鍵をみつけるのは諦め、外に持ち出す。 誰もいない道に行き、箱を高く持ち上げる。 そして強くアスファルトの地面に叩き付けた。 ぐわあっしゃあああああああああんんっっっっ!!!! 思った以上に派手な音を立てて、箱が割れる。 割れ目を見ると、やはり材質は木の類いであったようだ。 分厚い板が妙な方向に曲がり、穴がぱっくりと開いている。 ゼルガディスはそれを手にとり、穴から中身を取り出した。 そこにあったのは一枚の古い写真と二つの指輪、それだけだった。 訝し気に思いながら、ゼルガディスは写真を見る。 腰まで届く銀髪の女性。 青い瞳は理知的で、鼻筋の通ったその顔は目も眩む程の美人だった。 色白で、ひどく細い。 そして細い左手の薬指には、ここにある指輪が一つ。 これは婚約指輪、、、、いや、結婚指輪なのだろうか? 小さいながら、高価であろう質のいいダイヤモンド。 古く、長い間箱にしまわれていたせいか汚れているが、その輝きはまぎれも なく本物の宝石。 そして同じ指輪がもう一つ。 それはもう片方と比べるとサイズが大きかった。 まさか、、、と思いつつ、ゼルガディスは写真を裏返す。 そこには、点字でこう書かれていた。 『愛するレイチェル』 『パスワード:レイチェル=グレイワーズ』 記入して、ゼルガディスはenterキーを押した。 少しして、、、、、、 パッと画面が変わり、日記の内要がディスプレイに写し出される。 心臓の動悸が苦しい程高鳴る。 ゼルガディスはそれをゆっくりと読み始めた。 最初の方はゼルガディスについて、心暖まるような言葉。 優しい雰囲気がひしひしと伝わってくる言葉。 小さい頃の、ゼルガディスの記憶と全く変わらぬ、昔。 何だか胸が苦しくて、ゼルガディスは急いで次の日付けへ進んだ。 一応全て目を通しているが、それでも早々と次へ進む。 『ゼルガディス、8才の誕生日』 その項目をクリックし、同じように読み始める。 ゼルガディスの指が震えた。 『ゼルガディスに、2つのプレゼントを送った。 1つは私から。もう1つはレイチェルからと偽って。 私からのプレゼントはいつも通りに嬉しそうに受け取った。 けれど、ゼルガディスは、、、、、、、、、、、、』 レイチェルというのが自分の母親。 予想していたとはいえ、少なからず衝撃を受ける。 が、次の文章はそれ以上の衝撃を、ゼルガディスに与えた。 『けれど、ゼルガディスはレイチェルからのプレゼントをもっと喜んでいた。 いつも以上の笑顔を振り舞いて、喜んでいた。 そして、久々に私に『母さんに会いたい』、、、と。 何故かひどく腹が立った。私よりもレイチェルを見ているゼルガディスに。 私よりも、レイチェルを大事にしているゼルガディスに。 死んでしまったレイチェル。彼女に罪はない。 けれど、今日、私は彼女を強く憎んでしまった。 ゼルガディスを奪われた気がして、 とてつもなくそれが嫌で、 だから私は言ってしまった。 この上もなく、冷たい声で。 『お前の母親はとうに死んでいるよ』と。 ゼルガディスの、息を飲む音がとてつもなく痛々しかった。』 小さかったけれど、ゼルガディスはちゃんと覚えていた。 この日を境に、レゾがゼルガディスに冷たくなったこと。 そして殺人術を教え始めたことを。 そして、この日記には自分がレイチェル、、、、母親に取られる気がすると 書いてある。 死んでしまっていた母親に。 ゼルガディスは急いでまた進んだ。 おかしな発言や、哲学的な意見が突如現れてくる。 どの項目もそうだった。 自分の言いたいことの、半分も言えていない。 文法も滅茶苦茶で、書いてあることも支離滅裂としている。 それは日を追うごとにひどくなっている。 (レゾは、、、、、、、、、) 狂っていたのかもしれない。 しかも、こんなにくだらないことで。 ゼルガディスが母親に惹かれ、自分から離れて行ってしまうのではないか、 というくだらない不安のせいで。 狂人じみた文章がどんどん強くなって行き、恐ろしい雰囲気を醸し出してい る。 たまに意味のある文章があり、それが嫉妬に近いものであることを知る。 八つ当たりじみた発言や、ゼルガディスに対するちょっかいの意味。 自分でも、自分が狂っていることを自覚し始めたのが、ゼルガディスが13 の誕生日を迎えた頃だった。 ほんの少し、正気であろう文章が他より増えている。 それは、ゼルガディスに英才教育を始めた頃と重なっていた。 『ゼルガディスにこんなことばかり教えていてはいけないのではないか。 最近、あの子が始めて人を殺した日の夢ばかり見る。 泣くことも叫ぶこともせず、ただ無表情で座り込んでいた。 返り血を拭おうともせずに。 誰が声をかけても気付きもせず、ただ座り込んでいた。 可哀想で、抱き締めてあげたかった。 己のまいた種なのに。私にはそんな資格はないのに。 ゼルガディス、すまない。ゼルガディス、、、、、、、、』 そしてまた訳の分からない文章が続く。 ゼルガディスはがくがくと震えていた。 分からなかった。 自分の知っている冷徹なレゾと、この日記の中の狂人のレゾとどちらが本当 のレゾなのかが。 自分を渇望し、傷つけることで手元に置こうとした狂人。 そしてそのことをひどく後悔し、己の行動に疑問を持ち始める狂人の一歩手 前にいるレゾ。 理解出来無かった。 ゼルガディスはずっとレゾを憎んで生きてきたのだ。 こんな物を読まされても、信用出来ない。したくない。 だって憎んでいたのだから。 震える指で、カーソルを移動し、クリックする。 次の日記。 その日付けは、ゼルガディスにレゾが英才教育を施し始めた日であった。 『ゼルガディスは殺し屋を嫌がっている。 無理もない。 このままでは、私が死んでもゼルガディスは足を洗えない。 殺しの技術しか持っていない者に、どうして他の職が見つかるというのか。 だから、私はゼルガディスに色々学ばせたいと思い始めたのだ。』 それだけ、完全に正気と言える文章。 ゼルガディスは震えたまま、大学受験に合格した日付けに、カーソルを合わ せてクリックした。 『ゼルガディスが大学に受かった。 飛び級年令で。誇らしいことであると思う。 これだけいい大学をこの年で出ていれば、 そしてあれだけの知識と教養があれば、 ほとんどの職業を選択することが出来るはずだ。』 再び、意味不明の文章がこれに続く。 レゾは、自分を誉め称え、誇らしいと言っている。 自分の将来を考え、狂いながらも最善の方法をとってくれていたのだ。 ゼルガディスは混乱した。 自分を裏社会に引きずり込んだレゾ。 自分を息子として愛してやまなかったレゾ。 ゼルガディスの中でのギャップは激しかった。 分からなかった。 どうしてこうなったのか。 自分はレゾを強く憎んでいる。 けれどそれと同時に、、、、嫌いきれていなかった。 いや、父として敬愛していた。 だから、裏切られたと思って父を憎んだのだから。 強く強く憎んで、、、、滅多に口もきかなくなったのだから。 レゾが死んでも、、、、泣いてやらなかったのだから。 レゾを敬愛してた心の部分が悲鳴をあげる。 胸が押しつぶされるように苦しい。 ゼルガディスは手近にあった食器を思いきり投げ飛ばした。 がっしゃあああああああんっっっ!!! その音を合図に、ゼルガディスは咆哮をあげながら手当たり次第に物を床に 投げ付け始める。 そのけたたましい音は2日間続き、、、、、、 とうとう、ゼルガディスは自分が泣いていることに気付かなかった。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 は〜い、こんばんわ。 amyです。 ゼル&レゾの過去話パート2です。 ちょっと(?)痛いお話です。 『レゾ1』で言った『最悪の事態』の一部始終がこれでございます。 ええっと、これからも頑張るので応援よろしくお願いしますね。 まだまだ続きます!! amyより | |||
| 6108 | 小さな鉢植え 第十六章 レゾ3 | amy E-mail | 3/18-22:17 |
| 記事番号6074へのコメント ぐしゃぐしゃに破壊された部屋の中で、ゼルガディスは呆然としていた。 手が血まみれになっているが、痛みも感じないし気にならない。 怒りを最大限に爆発させた後には、何かの空しさが強く残っていた。 体がだるく、動くのが億劫だった。 気付けば朝日がさしている。 時計の針は8時を回っていた。 ゼルガディスはゆっくりと瞳を閉じる。辛かった。 このまま眠ってしまえればどんなにいいだろうと思ったが、意志に反して眠 りは訪れてくれない。 しばし後、ゼルガディスはのろのろと体を起こし、ゆっくりと部屋の片付け を始めた。自分の傷そっちのけで。 割れ物を折れたほうきで一ケ所に集め、変型したゴミ箱に捨てる。 ガラガラ、、、、、という音に、ゼルガディスはぴくりと震えた。 壊れたパソコンからはみ出ているフロッピーを手に取る。 しばしそれを眺めたゼルガディスは、躊躇うことなくそれを真っ二つに折 り、割れ物と同じくゴミ箱に放った。 ガシャンッ! 小さなその音が、ゼルガディスにはやけに遠くに聞こえた気がした。 壊れた物を捨てる、という動作を繰り返す内、残ったのは冷蔵庫と自分が今 着ている服、そして備え付けの洗濯機だけだった。 自分の暴れ振りを目の当たりにして、少々驚く。 けれど、それだけだった。 まだ回りに飛び散っている物の数々。 本当に必要な物は他に保管してある。 ああ、良かったと胸中につぶやく。 そしてまた黙々と片付けに没頭した。 ふと気付けばもう夜。 電気をつけようにも電球が割れてしまっている。 替えもない。 片付けを諦めて、ゼルガディスは自分の傷口を流しですすいだ。 蛇口も妙に曲がっている。 傷口を洗った後、ゼルガディスは懐からハンカチを取り出し、裂いて巻き付 けた。血が滲んだ。 それを見ると無性に何故だか悲しくなって、ゼルガディスは目を閉じる。 涙は出なかった。 必要な物を保管してある部屋へゼルガディスが戻ったのは、もう次の日の昼過ぎのことだった。 疲れた目でドアを開く。 溜め息をついた。 ベッドに倒れ込み、ぼうっと窓の外を眺める。 小さな雑音。 きっと、人の話声や車の走ってる音や、そんなもの。 ふと目をやると植木鉢があった。 小さな植木鉢。 何故か花の咲いたためしのない植木。 草だけがぼうぼうと生えている。 名前は知らない。知ろうと思わなかったから。 それに視線を注ぐ。 何だかそれに見すかされているような嫌な感じを受けて、ゼルガディスは目 を反らす。 けれど一度気になるとなかなか意識を他へ向けられない。 植木がこちらをじろじろと無遠慮に見ているような錯覚に陥る。 ゼルガディスは窓を開けてから植木に正面を向けた。 まるでそれが礼儀であるかのように。 風が植木の草を撫で、軽い音を立てて揺れる。 ふと思い出す、柔らかなレゾの笑顔。 途端に怒りが込み上げて、かっとなったままで植木鉢を掴んだ。 頭上に振り上げて、振り下ろす。 が、それは手を離す寸前で止まった。 風にまた柔らかく撫でられた植木の葉が、ひどく優しく見えて。 「う、、、、、、、」 呻いても、葉は優しく揺れている。 「う、、、ううう、、、うううううううう、、、、、ううううううううっ!」 涙は出ない。 でも、声は明らかに泣き声だった。 顔を歪ませる。 植木の葉がまた風に吹かれて揺れる。 まるで微笑んでいるかのように。 「うううううううううううううううううっっっ!!!」 自分でも何故なのか分からないし、どうしてなのかも分からなかった。 でも、悔しかった。 目の前の植木鉢が優しく見えれば見える程、悔しかった。 これは、レゾが14の誕生日に送ってくれた物である。 思えばレゾが狂ってから一番まともだった頃のプレゼント。 メッセージカードには『心優しくなるように』と書かれていた。 ゼルガディスはそれを鼻で笑ったが、手放し難かった物。 だって、寂しかったから。 憎らしい相手からの贈り物であっても、嬉しかったのかもしれない。 だって、寂しかったから。 誰も自分に構ってくれなくて、寂しくて、だから、、、、、? 自分にレゾが気付いてくれた気がして、、、、、? 「ううううううううううっっっっっっっっっ!!!!」 叫ぶように声が大きくなる。 未だ、涙は出ない。 植木の葉はまだ優しく揺れている。 風も暖かくて、でも涼しくて優しい。 まるで春風のように。 そう、あの時もこの植木が自分に優しくて、嬉しかった。 寂しさを紛らわせてくれる気がした。 だから必要な物の保管場所にこいつまで持って来て、、、、、、。 「うううううっ!うわあああああああああああああっっっっ!」 とうとう声を張り上げた。 我慢なんかしなかった。 相変わらず、涙は一滴も流れなかったけれど。 それでも叫べば少しは楽になれる気がしたから。 ただ直感的にそう思っただけだけれど。 結局、ゼルガディスはその場に座り込んだ。 植木鉢は、ずっとゼルガディスの手の中から離れなかった。 ヴァルガーブという人間とつき合いが始まってから数年経つ。 ゼルガディスは結局、裏社会から足を洗えなかった。 他の職につこうとしても、難しかった。 人付き合いが苦手で、人前にほいほい顔を出すのも嫌だった。 だからだ。 この職業は嫌っているけれど、もうどうしようもないのかもしれない。 諦めにも似た感情のまま、ゼルガディスはこうして食っている。 もう後戻りは出来ないのだろう。 ヴァルガーブのつてで自分の血液とレゾの遺髪を鑑定にかけ、本当に親子か どうか試したこともある。 結果は、、、、、親子。 我ながら馬鹿なことをしたものだと思った。 鑑定などしなければ『もしかしたら、、、』の範囲で親子ではないと思えた のかもしれないのに。 少しはこの重苦しさから逃れられたのかもしれないのに。 ヴァルガーブは何も悪くないというのに、八つ当たりまでしてしまった。 あいつは後で笑って許してくれたけれど。 「、、、、、、ごめんな」 「はあ?」 突然謝ってきたゼルガディスに、ヴァルガーブは素頓狂な声をあげる。 無理もないだろう。 普段はなかなか謝ろうとしない男なのだから。 「どうしたんだ?突然?」 「いや、なんでもない」 小さく、自嘲気味に笑う。 ヴァルガーブは心配そうにこちらを覗き込んで来た。 「、、、、、あんまし溜め込むなよ?」 「、、、、、、」 ふっと、ゼルガディスが笑う。 口元しかヴァルガーブには見えなかったので、それが自嘲の笑みなのか、そ れとも照れくささからなのか分からなかった。 何も言わないゼルガディスを見て、ヴァルガーブは諦める。 こういう時は何を言っても無駄なのだと知っているから。 力になりたいけれど、きっとゼルガディス自身がそれを許さないだろうか ら。 ヴァルガーブは一つ溜め息をつくと、ゼルガディスに向き直る。 「で?今日は仕事と武器補充、どっちだい?」 「今日は、、、、、、」 ゼルガディスが小さく口を開いた。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 はい、第十六話終了でっっす! amyです!こんばんわ! 昨日はUPしませんでした!ああああすみませんんんんんんっ! 熱出して倒れちゃってええええええ!うひいいいいい! ついさっきやっと熱引いたんです!ごめんなさい! ううう、予言通りに更新ペースがどんどん落ちてる(T_T) 許して下さい、、、、、これからも頑張りますうううう。 見捨てないでえええええええ、、、、、、(T_T) まだまだ続きます。 過去の追憶はこれで終了です。 アメリアと現在のゼルガディスに視点が移動します。 ではでわ amyより | |||
| 6111 | あ〜う〜(涙) | みてい | 3/18-23:06 |
| 記事番号6108へのコメント こんばんは、みていでございます。 >「うううううっ!うわあああああああああああああっっっっ!」 > とうとう声を張り上げた。 > 我慢なんかしなかった。 > 相変わらず、涙は一滴も流れなかったけれど。 > それでも叫べば少しは楽になれる気がしたから。 > ただ直感的にそう思っただけだけれど。 > 結局、ゼルガディスはその場に座り込んだ。 > 植木鉢は、ずっとゼルガディスの手の中から離れなかった。 ゼル、痛々しい過去を持ってたんですねぇ。 >「、、、、、あんまし溜め込むなよ?」 ヴァル、その頃からの付き合いですか。いい漢(おとこ)です。…いや、なんとなく… > amyです!こんばんわ! こんばんわっ! > 昨日はUPしませんでした!ああああすみませんんんんんんっ! > 熱出して倒れちゃってええええええ!うひいいいいい! > ついさっきやっと熱引いたんです!ごめんなさい! 風邪でもひかれたんですか?お大事にしてください。 > ううう、予言通りに更新ペースがどんどん落ちてる(T_T) > > 許して下さい、、、、、これからも頑張りますうううう。 > 見捨てないでえええええええ、、、、、、(T_T) 待ってますv > > まだまだ続きます。 > 過去の追憶はこれで終了です。 > アメリアと現在のゼルガディスに視点が移動します。 どーなることやらはらはらどきどきしながら待ってます。 お大事にしてくださいね。 ではでは、みていでございました。 | |||
| 6119 | みていさん、こんばんわ! | amy E-mail | 3/19-20:16 |
| 記事番号6111へのコメント >こんばんは、みていでございます。 こんばんわ!みていさん。amyです! レス、ありがとうございます! >>「うううううっ!うわあああああああああああああっっっっ!」 >> とうとう声を張り上げた。 >> 我慢なんかしなかった。 >> 相変わらず、涙は一滴も流れなかったけれど。 >> それでも叫べば少しは楽になれる気がしたから。 >> ただ直感的にそう思っただけだけれど。 >> 結局、ゼルガディスはその場に座り込んだ。 >> 植木鉢は、ずっとゼルガディスの手の中から離れなかった。 >ゼル、痛々しい過去を持ってたんですねぇ。 薄幸な彼がどうしてだか好きです。 過去が痛々しくて、最後に幸せ。 ゼルはそうあってほしいです。 このお話はアンハッピーなんですけどね、、、(T_T)ごめんゼル。 >>「、、、、、あんまし溜め込むなよ?」 >ヴァル、その頃からの付き合いですか。いい漢(おとこ)です。…いや、なんとなく… ヴァルって結構好きなんですよ。 彼も薄幸な人物だからかもしれません。 ゼルとヴァルって、話し合えば合う程理解し合えると思います。 TRY見ててずっとそう思ってました。 同情し合うようななれ合いじゃなくて、 時には突き放すようなお互いへの気遣いとか出来そうですよね。 お互いに暗い過去を話し合い、それに怒りを覚えながらも、 表面的には『ふーん』みたいな(笑) きっといいコンビになれると思うんですよね。 >> 昨日はUPしませんでした!ああああすみませんんんんんんっ! >> 熱出して倒れちゃってええええええ!うひいいいいい! >> ついさっきやっと熱引いたんです!ごめんなさい! >風邪でもひかれたんですか?お大事にしてください。 ありがとうございますううううう、、、、 はい、風邪ひいちゃって。 でもすぐ治りましたよ。 私、病気とかケガがすぐ治るんです。 昔、医者に『インフルエンザですね、一週間は高熱が出ますよ』 と言われたにも関わらず、3日で全快しました(笑) 医者のセリフ『、、、丈夫なお子さんですね、、、、』 >どーなることやらはらはらどきどきしながら待ってます。 >お大事にしてくださいね。 心配してくださってありがとうございます。 もう治ってますから大丈夫です。 もうちょっとしたら書き始めますので、 どきどきしながら待っていて下さいね(^_^) ではでわ amyより | |||
| 6121 | 小さな鉢植え 第十七章 キッパード | amy E-mail | 3/19-23:45 |
| 記事番号6108へのコメント 後ろから聞こえてきた足音に、アメリアはびくりと身を震わせた。 誰かがこちらへ来る。 慌てふためきながら、アメリアは辺りを見回した。 警察が証拠品として押収したのだろう、ほとんど何も残っていない。 家具があらかたないせいか、妙に広く感じる部屋の中央で、アメリアはせわ しなく体を動かす。 (どうしよう、、、、、!) 身を隠す場所が見つからず、右往左往してしまう。 足音は確実にこちらへ向かって来ていた。 どうか見つからないようにと祈りながら、ドアの裏側に隠れる。 ちょっと床の方を見ればアメリアの靴が見えるし、回り込まれれば全身丸見 え、さらに逃げ場もない。 けれどここしか身をほんの少しでも隠せる場所がなかったのだ。 備え付けだった家具まで持って行かれたのだから。 やがて足音が部屋へ入って来た。 祈るような思いで身を固くし、目を閉じる。 話声が聞こえてきた。 「で?どう揉み消すつもりだ?」 「さあなあ、、、、犯人が見つからないとか、目撃証言がないとか?」 (揉み消す!!??) 聞こえてきた犯罪的な言葉に、アメリアがさらに身を固くする。 まさか、と頭をよぎる一つの仮定。 「検事の方にこの事件の仕事を回さないでおくしかない。 でないとすぐに足がつく。全く、警察の不祥事も、 後ろ楯さえあれば完璧に隠し通せるってわけだ」 3人目の声。 どうやら3人以上いるらしい。 だがそれよりも、アメリアの頭はその話の内容に執着していた。 (揉み消し、検事に回さない仕事、警察の不祥事、後ろ楯、隠し通す?) 信じられない言葉の羅列。 そしてゼルガディス達の言葉。 (麻薬捜査官の癒着、麻薬の横領、警察、、、、、、、) どういうことだろう? ばんやりとなら分かるが、確信も証拠もない。 これはただの仮定。 まさか、まさか、、、、、、、、 「なんだっけ?キッパード? 麻薬課のお偉いさんだろ?勢い余ってって殺すかね、普通」 「!」 アメリアの体の中で、衝撃が走り抜けた。 自分の、まさかと思った仮定の通り、、、、、? じゃあ、まさか、、、、、自分の家族を、、、、、、、 「警察が殺しちゃダメだよな、、、、、、」 癒着していた麻薬捜査官が『念のため』に殺していた、、、、、? 最悪の予想が成り立って、アメリアは震えた。 信じたくなかった。 自分の母と姉が、『念のため』で虫けらのように殺されたなんて。 けれど確信に近いくらいのセリフを聞いてしまった。 アメリアは自分の体重を支えられず、そのままぺたんと座り込んでしまう。 『!!』 当然、その音は部屋にいた警官らしき人達にも聞こえていた。 ばっとドアが引かれ、そこからアメリアを見つけだす。 無表情で大粒の涙を零すアメリアに、3人の警官らしき制服を着た男達が困 惑した。 「、、、、、お嬢ちゃん、聞いてたのかい?」 一人がアメリアに問う。 アメリアはその男に視線を動かした。 「、、、、聞いてたんだな、、、、、」 残念そうにつぶやいて、男は腰から一丁の銃を引き抜く。 そしてアメリアの胸に標準を合わせた。 「ごめんな、恨まないでくれよ、、、、、?」 おそらく頭を狙わないのは汚い死体にならぬようにとの彼女への配慮なのだ ろう。そして胸を狙うのは苦しませぬようにとの。 アメリアを手にかけたくないという思いが伝わってくる。 けれど、アメリアは男を許せないと思った。 本当に辛そうな顔をして、男は引き金に指を置く。 「、、、、、ごめんな、、、、、、」 心底申し訳なさそうに言う男に、アメリアは口を開いた。 冷たい声で。 「、、、、、人でなし、、、、、、」 ドンッッッ!!! 発砲音と共に、アメリアが床に身を沈める。 うつぶせに倒れ、ぴくりとも動かない。 男達は決まり悪気に部屋からゆっくりと出て行った。 携帯で上層部に連絡するつもりなのである。 アメリアの胸元から赤い液体がゆっくりと流れ出ていた。 予定より早く帰宅したゼルガディスは焦っていた。 ノックをいくらしても出てこないアメリア。 何かあったのかと慌てて部屋に入っても何ごともない。 驚いてあちこちを探したがどこにもいない。 書き置きもない。 出かけたとしか考えられないが、ではどこへ? ゼルガディスは焦っていた。 まさか一人でどこかへ行ってしまうとは思ってもみなかったのだ。 アメリアがここから一人で行ける所とはどこだろう。 この辺りにアメリアの知り合いはいないし、越して来たばかりだ。 この辺り一帯ではないはず。 じゃあどこへ? その時、床に落ちている朝刊が目に止まった。 一面記事に大きく載っているのは、、、、、 「っ!あんの馬鹿っ!」 つぶやいてゼルガディスは走り出す。 新聞の見出しにはでかでかとこう書かれていた。 『セイルーン家の惨劇』、、、、、と。 「、、、、、このキッパードっていうのは?」 「ああそれ、アルフ、、、、なんとかって奴の知り合いよ。 アメリアって子のいとこだったかしら?アルフなんとかって」 リナの問いに、マルチナは天井を見上げながら答える。 「確か警察の、、、、麻薬課の課長よ。 結構悪い噂のある奴だわ。癒着とか横領とか賄賂とか」 「麻薬課で癒着?」 マルチナの言葉に、リナはぴくりと反応する。 ゼルガディスの予想人物像と当てはまるのだ。 もしかしたら、、、、、、 「マルチナ、こいつの近辺って洗い出せる?」 「いいわよ、乗りかかった船だし。 ゼルガディス様のためだしね!」 リナの問いに、マルチナはウィンクをしながら明るく答えた。 「くそっ!早くしてくれっ!」 列車が人身事故で止まってしまった。 焦って愚痴をこぼすゼルガディス。 だが列車はいつまでたっても動こうとしてくれない。 ゼルガディスはアメリアが実家の方に赴いたことが分かったのだ。 自分の家族の死が受け入れられなかったに違いない。 時間的にも、アメリアと入れ違いになる可能性があった。 早く着かなければいけないのに、、、、、っ! 目的地の駅は目と鼻の先なのに! 「くそっ!もういいっ!」 一人で大声を出すと、回りの人間の視線がゼルガディスに注がれた。 しかし、ゼルガディスは気にせず窓を開ける。 そこから身を乗り出し、外へ出た。 予想外のゼルガディスの行動にざわつく列車内。 それらを無視して、ゼルガディスは線路に沿って走り出した。 駅はもう目前だったから。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 こんばんわ!第十七章終了です! ふう、やっと書けました。 難しいですね、現代物って。 政治っぽい話を出すと特に。 ツッコミもあるとは思いますが、 何分、私は無知なので許してやって下さい。 間違い部分は『ああ、そういう物なんだ、この話では』 てな感じで受けとめて下さい。 すみません、、、、、(T_T) ではでわ amyより | |||
| 6123 | うひょわわわわ(慌て) | キト E-mail | 3/20-11:07 |
| 記事番号6121へのコメント お久しぶりです。(またこれかい) キトでふ。 あああっ!!! アメリア死んじゃったにょ!? うひょわわわわ(謎の舞い) 落ち着け、落ち着け・・・・(自分が1番落ち着いてないし) ・・・・・・えっと、これからの展開にドキドキものです。 こんなの書けるamyさんってスゴイ。 政治とか、銃の名前とか。 あたしはパッパラパーなので解りません(調べようともしないし) うーむ、段々暗く・・・。 だがしかし、こんなのもいいでしょうね。 いいのだっ(私的に断言) キッパードとゆー人物が敵? とか色々頭を使わせてもらってます。 短いですが、これで終わります。 またちょくちょくレスつけますんで☆ では、キトでした☆ | |||
| 6124 | キトさんお久しぶりです! | amy E-mail | 3/20-17:16 |
| 記事番号6123へのコメント > お久しぶりです。(またこれかい) > キトでふ。 お久しぶりです!amyです! レス、ありがとうございます! > あああっ!!! アメリア死んじゃったにょ!? > うひょわわわわ(謎の舞い) > 落ち着け、落ち着け・・・・(自分が1番落ち着いてないし) あははは(笑い)キトさんって可愛い人ですよね♪ どんな舞いなんでしょうか? アメリアについては今度の章で。 > ・・・・・・えっと、これからの展開にドキドキものです。 > こんなの書けるamyさんってスゴイ。 > 政治とか、銃の名前とか。 > あたしはパッパラパーなので解りません(調べようともしないし) いやあ、あんまし凄くないですよ。本当。 政治に関しては映画とか翻訳物の本とか読んでて、 『ふうん、、こんな感じなんだあ、、、、?』という(苦笑) かなり適当だし、うろ覚えな物ですからねー。 政治家の方には顔向け出来ません(ーー;) 銃の名前は図書館の本で調べてみました! 結構色々あって面白いんですよね。 > うーむ、段々暗く・・・。 > だがしかし、こんなのもいいでしょうね。 > いいのだっ(私的に断言) いいんですか?(笑) 私って、シリアスを書くとどんどん暗くなるんですよ。 ああ、ここまで行くとやばいって思っててもどんどん、、、、、 どおおろおおぬううまああああああああっな。 精神鑑定してもらった方がいいでしょうか? > キッパードとゆー人物が敵? > とか色々頭を使わせてもらってます。 うふふ、それはこれじゃらのお・た・の・し・み♪ 応援してやって下さいませ。 > 短いですが、これで終わります。 > またちょくちょくレスつけますんで☆ はあ〜い、待ってま〜す! これからもよろしくお願いしますね。 ではでわ amyより | |||
| 6125 | 小さな鉢植え 第十八章 『大丈夫』 | amy E-mail | 3/20-18:14 |
| 記事番号6121へのコメント はあっはあっ! 息をきらせて走った。 無我夢中で走った。 死にたくないから。 「あっ!」 何かにつまづいて、転ぶ。 むくりと起き上がると、胸から赤い液体が零れた。 こんなところに自分が通って来た証拠を残すのはまずい。 そう判断したアメリアは胸からの赤い液体を手で押さえて、進行方向を変え る。 胸がずくずくと痛んだ。 撃たれた場所である。 しかし、これはケガをしたためではない。 撃たれた衝撃で、胸の辺りに打ち身が出来たらしい。 そのせいだった。 アメリア自身の身体は、ゼルガディスから貰っていた防弾チョッキに守られ てピンピンしている。 胸から溢れている赤い液体はただの血のりだ。 ゼルガディスの言う通り、死んだふりをしたらあっさり騙されてくれた。 死んだふりなんて悪人のすることだと思っていたけれど、そんなことを言っ てられるような状況ではなかった。 男が頭を狙わなかったことに少なからず感謝する。 とにかく駅へ誰にも見つからないように走って、列車に乗らなければ。 足ががくがくと震えた。 ずっと走って来たのだ、疲れて足がもつれ始めたに違いない。 自分の腑甲斐無さが無性に悔しくて、アメリアは半べそになる。 それでも走った。 いや、早足、といった方がいいだろうか? 何だか分からないけれど、急にゼルガディスに会いたくなる。 そうすればきっと自分の生命は保証されるし、何よりもゼルガディスの顔が 見たかった。 無表情な中で、それでも小さく優しい表情を浮かべて頭を撫でてほしい。 例え身の安全が何らかの形で自分の力で保証出来ても、ゼルガディスが自分 に『大丈夫だ』と言ってくれるまで安心出来ない気がした。 お世辞にも走っているとは言えないスピードで、アメリアは進む。 人気のない裏路地は、ひたすらに恐かった。 いつ横道からさっきの男達が出てくるか分からなかったから。 (ゼルガディスさんっ!ゼルガディスさんっ!) 心の中で絶叫する。 はあはあと荒く呼吸する口は、その名を叫べそうになかった。 駅に自分の足で到着したゼルガディスはホームに登った。 驚いた人々がこちらを凝視してくる。 そんなことに構っている暇はこれっぽちもなかった。 ゼルガディスはさっさと改札を済ませ、駅の外へ躍り出る。 ごった返す人の群れ。 この中で少女一人を見つけるのは至難の技のように思えた。 ここでアメリアの行動を推測する。 何ごともなく帰るつもりならばこの中にいるだろう。 そして列車に乗るはずだ。 もし何かあったとしたらアメリアの家にまだいるか、逃げているかのどちら かのはず。 逃げている場合は二通り。 人ごみに紛れて逃げようとするか、裏路地を使うか。 人ごみを選べば嫌でも目につく。 人の間でざわつきが生じ、目立つはずだ。 その痕跡は今の所、ない。 ゼルガディスは裏路地を選んだ。 そこならばアメリアはすぐに見つかるし、例え人ごみの方でも騒ぎが起これ ばすぐに駆け付けることが出来るからである。 人がいない裏路地を、ゼルガディスが駆けた。 とうとう、アメリアは男達に見つかっていた。 遠くの後ろから複数の男性の声が聞こえる。 何を言っているのかまでは聞き取れなかった。 パスパスッッッ!! サイレンサーをつけた銃の音が聞こえ、アメリアの足下のアスファルトが割 れる。 足を狙われているらしい。 アメリアの顔から血の気が失せた。 胴体には確かに防弾チョッキを着けているが、足は全くの裸である。 撃たれれば痛いし本物の血も出る。 さらに逃げることが出来なくなるだろう。 焦ってスピードを速めようとするが、一向に早まらない。 (助けてっ!ゼルガディスさんっ!!) 心の中で絶叫する。 パスッッ!! また足下のアスファルトがはぜた。 その欠片を踏んでしまい、アメリアは派手に転倒する。 ずしゃあっ! 音をたてて転がり、立てないことに気付いた。 長い距離を女の、しかも子供の足で走って来たのだ。 無理もない話である。 限界はとうに超えていたせいか、もう動かなかった。 男達の声がどんどん近付いてくる。 男達は足を打ち抜いたと思っているらしく、走ってはいない。 けれど確実に近付いて来ていた。 「ったく、しぶといお嬢ちゃんだ」 さっきよりも同情が薄まった目で、男がアメリアを見る。 銃を見て真っ青になるアメリアに、男は溜め息をついた。 「そんな出血で走り回るからだ。あそこにいればもっと楽に死ねたのに」 アメリアの顔色を違う意味に解釈したらしい男は、今度は胸ではなく頭に狙 いをつけてきた。 恐怖にアメリアが瞳を大きく開いた。 相変わらず、口からは荒い息が出るだけで声が出ない。 咽の奥で張り付いたようになっていた。 「、、、、、今度こそ、さよならだ」 男が引き金を引いた瞬間。 ドンッ!! サイレンサーのついていない銃の音。 そして男の指が吹っ飛んでいた。 「ぎゃああああああああっっっっ!」 物凄い悲鳴をあげる男ときょろきょろと辺りを見回し始める2人の男。 のたうち回る仲間に目もくれず、2人の男は銃を構えた。 アメリアは大きく目を見開いて唖然としている。 そこへバイクに乗った一人の男がやって来た。 バウンッッ! バイクのエンジンが唸りをあげて2人の男のいる場所に着地する。 2人の男達はかろうじて逃れたが、のたうち回っていた男がもろにぶつかっ た。 ぐしゃ、、、、 奇妙な音とともに、男が静かになる。 気付けばバイクに乗っていた男も、自分達が追い掛けていた少女も消えてい た。 「どこに行った!?」 「、、、、、、ここだ」 慌てる片方の男の真後ろで、低い男の声が聞こえた。 「!」 パスッッ! 振り向きざまに銃を撃つと、少し離れた真後ろにいる仲間に当ってしまう。 「何をっ!?」 叫んで倒れる仲間に目を見張り、、、、、、 ドンドンッッ!! 銃声とともに、2人の男の意識も闇に飲まれた。 ただ一人立っていた男、、、、ゼルガディスは硝煙の残るコンバットマグナ ム45口径をベルトに挟み、隅っこに座り込んでいるアメリアに手を差し出 す。 「ケガはないか?」 心配そうに問うゼルガディスに、アメリアはこくこくと頷いた。 ゼルガディスの手を取り、アメリアはゆっくりと立ち上がる。 「そうか」 優しく微笑み、ゼルガディスはゆっくりとアメリアの頭を撫でた。 それでも震えているアメリアに、ゼルガディスは出来る限りの優しい声でつ ぶやく。 「もう、大丈夫だ」 その言葉に、アメリアは火がついたように泣き出した。 声は出さないままで。 ゼルガディスはアメリアを優しく抱き締めて、背中を撫でてやった。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 こんばんわ!amyです! 第十八章終了です! 実はアメリア死んでいませんでした!(いえいっ♪) 一体何人が騙されて、何人に読まれていたでしょうか? 今回はちょっと(?)ラヴラヴな二人を書けて幸せなamyでした! ではでわ amyより | |||
| 6126 | 生きているってスバラシイ!! | キト E-mail | 3/20-20:59 |
| 記事番号6125へのコメント あいっ、今回は連続でレス(笑) アメリア死んでない事に狂喜乱舞のキトです☆ 流石ゼル! 用意がいいっ! 防弾チョッキは必須アイテムだっ!! ついでに血のりもナイスですね。 しっかしゼルよ、愛しい(苦笑)アメリアを助けるために3人を撃ち殺すとわ。 やっぱし悪人に人権はないんでしょうか? もっとらぶらぶな2人をかいてっ!! がんばってamyさんっ!なキトでした。 それと1つ質問でふ。 ゼルは、アメリアをバイクで助けにきたんだよね? ・・・・・・・・・・どっからかパクった?(笑) では、終わりです。 | |||
| 6127 | 光り溢れる世界に祝福あれ!(笑) | amy E-mail | 3/21-11:10 |
| 記事番号6126へのコメント >あいっ、今回は連続でレス(笑) キトさんこんにちは! 連続レス、嬉しいです! ありがとうございます! キトさんってレス書くの早いですよね〜。 >アメリア死んでない事に狂喜乱舞のキトです☆ >流石ゼル! 用意がいいっ! 防弾チョッキは必須アイテムだっ!! >ついでに血のりもナイスですね。 用意周到なゼル!(特アメリアに関しては)が好きです♪ この話ではアメリアが無力に近いので、 防弾チョッキはどうしても必要ですよね。 でも血が出ないとすぐバレそうだなあ、、、と思いまして。 実際にそういう血のりつきの防弾チョッキってあるらしいので、 この話に採用させていただきました。 >しっかしゼルよ、愛しい(苦笑)アメリアを助けるために3人を撃ち殺すとわ。 >やっぱし悪人に人権はないんでしょうか? ありません(きっぱり) というよりも、アメリアを殺そうとしていた時点で、 ゼルの目には男達が人間として写っていないことでしょう。 >もっとらぶらぶな2人をかいてっ!! >がんばってamyさんっ!なキトでした。 はい!頑張ります! もっともっとラブラブにします! これからも応援よろしくお願いしますね、キトさん。 >それと1つ質問でふ。 >ゼルは、アメリアをバイクで助けにきたんだよね? >・・・・・・・・・・どっからかパクった?(笑) え〜っと、これは後でゼルとアメリアの会話から明らかになるのですが、 キトさんには先に教えちゃいますっ! 答えは、、、、、『裏路地にあったのをパクった』んです(ーー;) ゼルとリナは盗みに関してはきっとプロ並の腕でしょう。 ではでわ amyより | |||
| 6128 | 小さな鉢植え 第十九章 緊急事態 | amy E-mail | 3/21-18:50 |
| 記事番号6125へのコメント リナの姉、ルナ=インバースの名義で借りている部屋に戻り、ゼルガディス とアメリアはお互いに正面を向いて座った。 「で、だアメリア。落ちついた所で、、、、、、」 やっと泣き止んだアメリアに向けられた視線は、恐い。 びっくううう!!と身体を震わせる。 「あれほど外に出るなと言ったろおおおおおがあああああああっっっ!!!」 「ごっごめんなさあああああああいいいいいいっっっっ!!!」 叫びと同時にアメリアの頬を思いっきり引っ張るゼルガディスに、アメリア は情けない声で謝る。 「でもゼルガディスさんだってバイクを裏路地で盗んで、、、 い、いえ!何でもないです許して下さいいいいいいいいいっっ!!」 「いいいいいいやっ!許さんっっ!!」 みいよ〜んっ!うにうにうにっ! 「い、いひゃいへふううう〜〜〜〜〜〜!!」 (訳:い、痛いですううう〜〜〜〜〜〜!!) むにっむにににっ!!うにむにうににっ! 「ひぇひゅひゃひぇひゅひゃんひょひぇんひゃひゃ〜ひっ!」 (訳:ゼルガディスさんごめんなさ〜いっ!) みよみよみよよ〜ん!うにむみよ〜んっ! 「ひゃああ〜ん、ひゅひゅひひぇ〜!」 (訳:わああ〜ん、許して〜!) おしおきしてんのか痴話喧嘩してんのかさっぱり分からない二人のこのやり とりは、この後小一時間程続いたという、、、、、、。 「ガウリイ様っ!リナさんから連絡が!」 シルフィールの声に、ガウリイが飛び起きる。 がばっ 「メールで、暗号の解読も済みましたけれど、、、、、」 「見せてくれっ!」 「はいっ!」 頷いて、シルフィールがディスプレイでメールを開く。 ガウリイはそれにじっと見入った。 「、、、、、シルフィール、お前さんはもうここに来ない方がいい」 「、、、でもっっ!」 「来るな」 「!」 メールを読み終わると、ガウリイがシルフィールにぴしゃりと言い放つ。 何も言えずに、シルフィールは部屋から出て行った。 ガウリイはその後もメールと睨めっこをし、、、、、、 ブツッ! 電源を切って、ベッドの下から銃を一丁取り出した。 「、、、、メールチェックしなけりゃな、、、、」 ぽつりとつぶやいて、ゼルガディスは回線を繋ぎ始める。 横から真っ赤になった頬をさすっているアメリアが覗いていた。 ちょっぴり涙目になっているが、あえて無視。 「、、、、リナからか」 またまたぽつりとつぶやいて、ゼルガディスは解読を始める。 たららら、、、、、という小さい音の後、解読された文章が飛び出した。 「、、、、、!」 読み終わると、ゼルガディスが絶句する。 『ゼルガディスへ 緊急事態が起きた。ガウリイも仲間の一人として見つかった。 ガウリイの家が8時間後に襲撃される。 ゼロスとゼルに応援求む。ゼルの居場所はまだ特定されてない。 アメリアの命を狙っている人物の候補を一人。 キッパード=リネイン。麻薬捜査課の課長。 アルフレッドの知り合い。 癒着、横領、賄賂などの噂が多数有り。 バックに上院議院がついているとの噂も有り。 気をつけられたし。 アメリアはその家から西の方角にあるホテルへ。 私とマルチナとゼロスがそこで待っている。 時間は午後1:00、3:00、5:00にのいずれかに。 待っている時間は10分だけ。ロビーにて待つ。 出来る限り早急に頼みたし。 只今の時刻、12:36なり リナより』 ばっとゼルガディスが壁掛け時計に目を走らせる。 今は午後の3時半過ぎ。 2回もチャンスを逃している。 次まであと1時間半弱、、、、、、、。 「アメリア、防弾チョッキは外すな。 今の内に防弾チョッキの穴を塞いで、血のついてない服に着替えろ。 服がなけりゃ上から俺のコートを羽織ってもいい。 1時間後にここを出る。荷物は一切持つな、いいな?」 てきぱきと言うゼルガディスに、アメリアは頷いてから寝室に消えた。 ゼルガディスもパソコンの電源を切ると、荷造りを始める。 武器を目立たない程度に持ち運ばねばならない。 小さいトランクケースに、コルトガバメント45口径とその弾をいくらか 入れる。 自分も手榴弾をつけた防弾チョッキを身につけ、上からシャツとセーターを 着る。 この上からコートを羽織ってしまえば、目立たないだろう。 腰のベルトにブローニング・ハイパワー9ミリをさす。 コルトガバメント45口径は装弾数7発。 ブローニング・ハイパワー9ミリは13発である。 敵が多い時にはあまり使えないが、一発一発が強力なのでいいことにはいい だろう。 弾がいくらあっても足りないが。 ウージー9ミリサブマシンガンを解体してトランクケースに入れる。 弾もいくらか。 こちらは敵が多い時に役立つが、ほとんど足留めである。 当る所に当れば人間死ぬであろうが、急所からずれれば死に至ることは滅多 にない。 レミントンM870ウイングマスターコンバットショートとSAPS12 ショットガンを並べる。 この二つのショットガンは防弾チョッキを物ともしない銃である。 強力ではあるし、簡単にコートの下に隠せる。 だからこそ、軍人や警察が私服時の業務によく使うのだが、、、、、 他の銃と比べてサイズがかなり大きい。 はあ、と溜め息をつく。 人に見つからないように持って行くとなると、どうしても帯に短し襷に長し な銃ばかりになってしまう。 これが単独行動ならまだ良かったのだが、、、、、、 (ゼロスとガウリイ、、、、か、、、、、、) 仲間が二人もいるとなるとお互いを庇うことが多くなる。 それにはどうしても装弾数が多く、かつ強力な物。 そしてサイズがコンパクトなものが欲しかった。 ただのわがままではあるが。 「まあ、銃なんてあればあるだけいいんだがな、、、、、、」 つぶやいて、ゼルガディスは統べての装備方法を考え始めた。 午後5:00ジャスト。 西側に唯一あるホテルのロビーに、一組の男女の姿があった。 男が片手に小さなトランクケースを持っている。 女の子の方は手ぶらだが、何やら動きが固い。 その男女はきょろきょろと辺りを見回した。 ふと目についた喫茶店の奥で、こちらに手を振る女が2人。 リナとマルチナである。 二人は料金を払うと、こちらへやって来た。 「ゼル、部屋をとってあるの」 みなまで言わずにリナはエレベーターへ歩き出す。 ゼルガディスはそれに続いた。 チン、、、、、、、 電子音と共にエレベーターが停止し、ドアが開く。 5階の非常口に近い部屋だった。 中に入ると同時に、リナとゼルガディスはあちこちをひっくり返す。 黙って立っているマルチナとアメリアの前で、二人は慎重に何かを探してい た。 ついにはコンセントやプラグまで外して調べている。 驚く二人を尻目に、リナとゼルガディスは調べつくして息をついた。 「、、、、何していたんです?」 訝し気に聞いて来るアメリアに、リナはウィンクする。 「盗聴器がないか調べたのよ、なかったけどね」 言いつつソファに座り、他の3人にも椅子を勧める。 マルチナが座った後、ゼルガディスはアメリアに手を差し出した。 アメリアはコートの下からSAPS12ショットガンを取り出し、ゼルガ ディスに手渡す。 ゼルガディスも自分のコートからレミントンM870ウィングマスターコン バットショートを取り出し、二つの銃を壁に立て掛ける。 それからゼルガディスとアメリアが席についた。 マルチナが目を丸くしたが、それだけである。 「ザングルスは海外に行っててね、呼べないわ。 ゼロスはついさっきガウリイの方の偵察に行った」 「俺はアメリアをここに置いて行く。 お前らにアメリアを頼んでおくぞ」 切り出すリナに、ゼルガディスは言う。 それにリナがこくりと頷いた。 「ガウリイはどうしてバレた?」 「分からないわ、そういう情報が流れたのよ。 で、裏をとってみたら本当らしくてね、、、、、」 言って懐から地図を取り出す。 中央に赤い丸記しがあった。 「ここに麻薬捜査課の本部が設置されてるの。 何故か機動部隊がわんさかいるのよね。 それで奴らの無線を盗聴してみたら案の定ってわけ」 そこから赤いボールペンでリナが線を引く。 さらに赤丸をした所はガウリイの隠れ家。 「こちらに向かって少しずつ機動部隊を送ってるみたいね。 行動に移すのは午後8時30分から。 ガウリイを意識がある程度にして拉致し、 拷問かなんかにかけてゼルのことを聞き出すつもりよ」 「賭に近いやり方だな、、、、、」 「そうね、ガウリイは本当にゼルの居場所を知らないもの。 でもあのフロッピーが見つかれば、、、、、、、、、」 すぐにメールが解読されてしまうだろう。 そうすれば大体の場所も把握されてしまう。 リナはそれを恐れたのだろう。 ガウリイの腕はこの場の誰もが認めているし、心配はない。 ただそれはガウリイ自身の身の安全についてである。 ガウリイが自分の荷物をちゃんと忘れずにまとめて、自分の身と一緒に逃げ きれるかどうかは怪しいところ。 不安なのはガウリイの記憶力と荷物まで持ち出せるかどうかという状況。 敵が多ければ多い程荷物と一緒に、、、というのは難しくなる。 かといって、物によっては証拠を残すと後々危ない。 「ゼロスはすでにガウリイの所へ行ったんだよな?」 「ええ、ゼルも急いで」 「分かった」 頷いて、ゼルガディスは素早く立ち上がった。 SAPS12ショットガンとレミントンM870ウィングマスターコンバッ トショートを片手で持って、コートの下に隠す。 もう片方の手に小さなトランクケースを持ち、部屋から出た。 「、、、、、リナ、マルチナ。アメリアを頼む」 ドアが閉まる寸前にそう言って消えた。 「ゼルガディス様もうちのダーリンに負けず劣らずカッコイイ♪」 ぽーっとしながら言うマルチナに、何だかリナとアメリアは溜め息をつかず にはいられなかった。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 こんばんわ!amyです! 第十九章終了です! いやあ、早いものですね。 もう十九章まで来てしまいました。 でもまだまだ終わらない、、、、、(T_T) これからも続くので、応援よろしくお願いします! 色々な方のレス、楽しみに待ってま〜す! ではでわ amyより | |||
| 6131 | 小さな鉢植え 第二十章 銃撃戦 | amy E-mail | 3/22-17:13 |
| 記事番号6128へのコメント 普段よりもかなり迂回して、ゼルガディスはガウリイの隠れ家の前まで来て いた。 リナが『ゼロスは偵察に行った』と言っていたが、それではどこに? 少なくとも、この近くにはいるはずである。 機動部隊は隠れ家の正面と裏口をマークしていた。 辺りに人家がほとんどないため、森に身を潜ませている。 いくら上手く隠れても、プロからしてみればバレバレだった。 気配を消すのが下手な奴が異様に多いのだ。 戦争時やなんかには平気かもしれないが、このように誰かを捕まえる場合は 不利な人員である。 勿論、昨今平和になってきているこの国の警察、それも麻薬課の機動部隊と もなればこの人選が精一杯なのかもしれないが、、、、、。 機動部隊を軽々しく扱えるのはやはり麻薬課の課長か、全権を任されている 署長あたりだろう。 ガウリイを麻薬の取り引き関連者として扱い、機動部隊を結成したのならば 課長の任であるはずだ。 そしてこの地域の麻薬捜査課の課長はキッパード。 おそらく私服でこの辺りに屯しているはず。 さっと目を走らせたが、それらしき人物は目に止まらなかった。 何気ないゼルガディスの視線に気付いた者はいない。 素知らぬふりをしたままで、ゼルガディスはてくてくと森を通り過ぎる。 ガウリイの隠れ家をあえて素通りして、森から少し離れた人家の庭に入っ た。 無論のこと不法侵入である。 けれどゼルガディスの仕種があまりにも普通で、その家の人間のようにしか 見えない。 本当の主がゼルガディスを見つけない限りは、ここが安全だ。 素早く物陰に隠れ、コートから2丁の銃を取り出した。 SAPS12ショットガンとレミントンM870ウィングマスターコンバッ トショートを地面に横たえる。 トランクケースから分解したウージー9ミリサブマシンガンを取り出し、組 み立てた。 これで一応の準備は済んだ。 どうやらガウリイは家の中にいるらしい。 わざと気配を丸出しにしていることから伺える。 ゼロスはいないようだ。 腕時計をさっと見る。 もう午後の8時を回っていた。 機動部隊が動くのは8時半。 後30分もない。 機動部隊が攻撃を仕掛けると同時にこちらも飛び出し、ガウリイとゼルガ ディスの二人で挟み撃ちにするのが一番効率がいい。 問題はガウリイも同じことを考えているかということと、ゼロスがどう動く つもりなのかということだった。 溜め息をつきながらトランクケースに入っている銃をベルトにさし、弾をポ ケットに次々と詰め込む。 そしてそのままトランクケースはぽい捨てした。 ゼルガディスはすでに黒い革手袋をしている。 指紋はついていないはずだ。 トランクケースが警察で調べられても、証拠は何も出ない。 また時計に視線を巡らせる。 時間は午後8時25分ジャスト。 あと5分。 機動部隊のいる森の前で、一台の車が止まった。 黒のセダンである。 こういう状況下で乗ってくるのはある意味センスが悪い。 車から降りてきたのは2人の男。 片方は機動部隊の面々と同じ服装。 もう一人は私服であった。 (こいつか、、、、、、、?) 私服の方を凝視して、ゼルガディスは思った。 ジャキンッッ! リナが銃の安全装置を外す。 その音がやけに大きく響いた。 ワルサーPPKS7.65ミリ。 装弾数は8発で、ダブルアクショントリガーを備えた小型銃である。 衝撃も少なく、短銃にしては装弾数の多いこれは女性に丁度いい。 リナはそれを隙なく構え、撃つまねをした。 それを見て、マルチナがアメリアに問う。 「あなた、武器って持ってるの?」 その問いに、アメリアは首を横に振った。 自分からもゼルガディスに頼んだが、危ないと言って何も与えて貰えなかっ たのだ。 「ねえリナ、あなた余計に銃とか持ってないの?」 「使いにくいのなら持ってるけど、、、、もしもの時用に」 言いながら鞄から銃をもう一丁取り出す。 S&W357マグナム。 接近戦では威力絶大で、殺傷能力もあるがポイントしづらい。 素人には向かないし、接近戦でなければなかなか当らない。 まさに使いにくい武器である。 その代わり大きさはコンパクトで隠し持つのにはまあまあ最適であろう。 ちなみに、マルチナが隠し持っているのはベレッタM92Fである。 他の銃と比べて軽く、扱い安いが消耗品であまり長い間は使えない。 米軍制式採用拳銃だ。 「アメリア、あなたって銃の扱いは?」 問われて、アメリアは首を微妙にかしげた。 幾度か演習場で撃ったことはあるものの、それは安全かつ指導者の元でのこ と、実戦で役に立つかと問われれば首を横に振る。 銃の扱いは演習場では中の下といったところだろうか? 上手いのか下手なのかいまいちよく分からなかった。 「経験だけなら、、、、、、多少は、、、、、、」 言い淀むアメリアに、リナはワルサーPPKS7.65ミリの方を手渡す。 そちらの方が初心者には扱い安いと判断したのだ。 「安全装置はもう外してあるから、気をつけてね。 撃つ時は気兼ねなく思いっきり撃っちゃいなさい」 言って今度はS&W357マグナムの安全装置を外し、構えて撃つまねをし 始める。 アメリアは溜め息を一つつくと、同じように構えて撃つまねをしてみた。 時計の針が30分をさす。 同時に機動部隊がじりじりとガウリイの家に近付き始めたのが分かった。 ゆっくりと家の回りを包囲し始める。 一部の部隊が出遅れたことを、ゼルガディスは見逃さなかった。 防弾チョッキに着けておいた手榴弾を一つ外し、そこへ投げ込む。 誰かの悲鳴と同時に、手榴弾が爆発した。 どおおおおおおんんっっ!! 予想以上の爆発と音に、ゼルガディスは顔をしかめた。 急いでレミントンM870ウィングマスターコンバットショートとSAPS 12ショットガン、そしてウージー9ミリサブマシンガンを引っ掴む。 それらを持ったままで庭を突っ切り、森へ駆けた。 もう一つ手榴弾をお見舞いしてやる。 どおおおおおおんんっっ!! 何人かが吹っ飛ばされて民家に激突したのが見てとれた。 ざざざっと草をかき分けてガウリイの家に近付き、森が途切れる一歩手前で 立ち止まる。 もう一つ手榴弾を後方へ投げた。 どおおおおおおんんっっ!! また悲鳴があがる。 どうやら中には少しだけ気配を消せる奴もいるらしい。 殺気が漏れていたが。 車で逃げようとするのがいくらか見えた。 ゼルガディスは無言でSPAS12ショットガンを構える。 車は全部で8台。 (っち、、、、、) 心の中で舌打ちをしてから銃を撃つ。 ドンドンドンドンドンドンドンッッッッッッ!!! 7発全部撃ち尽くす。 あっという間に車が7台、炎上した。 炎を恐れて、逃げようとしていた輩が悲鳴をあげる。 機動部隊は思わぬ攻撃に戸惑っていた。 目の前の家からではなく、外からの攻撃。 原因も理由も分からないのだろう。 そんなことはお構い無しに、ゼルガディスはレミントンM870ウィングマ スターコンバットショートでもう一台を炎上させる。 続いて黒のセダンも爆破した。 男の怒号。 どうやらセダンの持ち主らしい。 ゼルガディスは素知らぬ顔でSPAS12ショットガンをまたもやぽい捨て した。 自然に冷たい男、ゼルガディス=グレイワーズ。 ぽいっと手榴弾を車に群がっていた奴らに投げてやる。 悲鳴と同時に爆音がした。 どうやら冷たいのは自然に対してだけではないらしい。 ゼルガディスはそのまま大きく迂回し、その場から離れる。 ガウリイの家の裏口に回ると、そこにはゼロスがいた。 「御苦労様です、ゼルガディスさん。 あなたって意外と派手好きだったんですねえ」 笑いながら言うゼロスの足下には十数人の機動部隊者。 「これでここは全部か?」 「裏口は、、、、ね」 お互いに頷き合って、二人は家に入った。 廊下を走ると銃の音が聞こえてくる。 どうやら家を撃っているらしい。 そのまま寝室らしきドアを開いた。 「ガウリイ!」 ゼルガディスの声に、ガウリイが手を振る。 ガウリイの足下にも、数体の死体があった。 「もう中に入っていたのか」 「んーついさっきだけどなー」 こんな時までのほほんと喋るガウリイに、ゼルガディスは何となく頭痛がし た。 「ゼルガディスさん、部屋の整理は僕がしときますから、 終わるまではガウリイさんと敵の足留めしといて下さい」 「え?俺がやるぞ?」 「お前の記憶力じゃ部屋のどこに大切な物があるかなんて覚えとらんだろ」 言ってゼルガディスはゼロスを手伝おうとするガウリイを引きずる。 ドアから出て、ガウリイと廊下を走った。 「俺は裏口の方、旦那は正面口頼む」 「分かった」 言って二手に別れると、ゼルガディスは廊下の窓から手榴弾をまた投げた。 どおおおおおおおんんっっっ!! 轟音と共に人の悲鳴。 やはり窓からの奇襲を考えていたらしい。 振り向きもせずに、ゼルガディスはそのまま廊下を通り抜けて裏口へ向かっ た。 人の気配がないことを確認すると、ゼルガディスは威嚇の意味を込めてレミ ントンM870ウィングマスターコンバットショートを撃つ。 動きがないところを見ると、どうやら敵の大半が正面口へ回ったらしい。 ガウリイの身をちらっと案じて、ゼルガディスは裏口を閉めた。 近くにあった家具を片っ端からバリケードにする。 これでかなりの人数が体当たりをかまさない限りここは開かないだろう。 それを確認してから、ゼルガディスは廊下の窓へ走る。 こちらには人がいた。 窓の外から中を伺っている。 ゼルガディスは窓枠の下でレミントンM870ウィングマスターコンバット ショートを構える。 誰かが窓枠に手をかけた感触と同時に撃つ。 どんどんどんどんんっ! 窓枠の下の木の壁はあっさりと割れ、向こう側の人間を葬る。 弾のなくなったレミントンM870ウィングマスターコンバットショートを ぽい捨てし、ゼルガディスはウージー9ミリサブマシンガンを構えて窓から身 を踊らせる。 だんだんっっ! 短銃の音と同時に胴体が揺れたが、ゼルガディスは気にせずに銃を撃った。 ぱららららららららららららっっっ! タイプライターに近い音がして、まだ生きていた人間が倒れる。 どうやら防弾チョッキは身につけていないらしい。 数に物を言わせたものの、結局予算が間に合わなかったのだろう。 ゼルガディスはベルトにさした弾をウージー9ミリサブマシンガンにセット した。 この銃はすぐに弾が減る。 辺りを見回し、気配を読むが誰もいないようだった。 後ろ歩きで窓に戻り、ゆっくりと警戒しながら家に戻る。 試しに辺りを一度撃ってみてから、窓にも軽いながらバリケードを張った。 そしてそのまま正面口へ向かう。 銃撃戦の音が激しかった。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 こんばんわ!amyです! 何ともう二十章まで来てしまいました! 本当にあっと言う間です。 でもまだまだ終わらない(T_T) 予定では十七章頃で終わるはずだったのに、、、、、(ーー;) これからも頑張ります。 amyより | |||
| 6132 | どっからこのような資料が… | みてい | 3/22-18:34 |
| 記事番号6131へのコメント こんにちはamyさん。みていでございます。 いえ、件名はどういう意味かと申しますとね、銃やら火器系の名前がたっくさん出てくるなぁと。私の知り合いにも一人…二人かないるんですけど、「ふふふっ」て笑って教えてくれないもので…。 毎回どきどきして読ませていただいます。 > 自然に冷たい男、ゼルガディス=グレイワーズ。 …いや、今回で一番ハマってしまった文だったりします。 こんなところに引っかかるなと自分で突っ込みましたが、本当にそう思われそうです。 > これからも頑張ります。 これからも読ませてくださいね。また寄らせていただきます。 ではではみていでした。 | |||
| 6145 | まあ色々と。 | amy E-mail | 3/23-12:10 |
| 記事番号6132へのコメント >こんにちはamyさん。みていでございます。 こんにちは、みていさん! レスありがとうございます! 今回は二人もレスしてくれたようで、、、、嬉しいです! >いえ、件名はどういう意味かと申しますとね、銃やら火器系の名前がたっくさん出てくるなぁと。私の知り合いにも一人…二人かないるんですけど、「ふふふっ」て笑って教えてくれないもので…。 うふふ♪仲間かしら? えーっと疑問にお答えします。 映画で出てきたのをメモしてあったり、 映画のパンフに載ってたりします。 まあそれだけならいいのですが、、、、、、、 その手の本を買ったりインターネットで調べたり、、、、 結構あるとこにはあるもんなんですよ、、、うふふふ。 つい最近、その手のHPを見つけて、 『資料めっけええええええ!!』とこの『小さな鉢植え』を 始めたのでございます。 今まで十分な資料がなくて書けなかったんですよ、この話。 >毎回どきどきして読ませていただいます。 >> 自然に冷たい男、ゼルガディス=グレイワーズ。 >…いや、今回で一番ハマってしまった文だったりします。 >こんなところに引っかかるなと自分で突っ込みましたが、本当にそう思われそうです。 いえいえ、自分でもここの部分がとても気に入ってるので、 ハマってもらえると嬉しいです(笑) いや〜ゼルってなんだか環境破壊云々を気にとめたことなさそうで。 あ、木がない。で終わりそうですよね。 環境破壊、、、、、、それで?って(笑) >> これからも頑張ります。 >これからも読ませてくださいね。また寄らせていただきます。 >ではではみていでした。 は〜い、どんどん寄っていって下さいね! これからも頑張ります! みていさんも頑張って下さい! amyより | |||
| 6133 | 物知り…… | キム | 3/22-18:54 |
| 記事番号6131へのコメント 初めまして。キムって言います。『小さな鉢植え』始めからずっと読ませてもらってるんですけど、物知りですね、amyさんって……毎回毎回たくさんの武器の名前がでてるけど、何でそんなに詳しいの?私なんて1つも知らないし、分かんないですよ!それでは、がんばって投稿してくださいね。それでは。 | |||
| 6146 | あははは〜 | amy E-mail | 3/23-12:15 |
| 記事番号6133へのコメント >初めまして。キムって言います。『小さな鉢植え』始めからずっと読ませてもらってるんですけど、物知りですね、amyさんって……毎回毎回たくさんの武器の名前がでてるけど、何でそんなに詳しいの?私なんて1つも知らないし、分かんないですよ!それでは、がんばって投稿してくださいね。それでは。 初めましてキムさん!amyです! 初めからずっと読んで下さってたんですね! ありがとうございます! 物知り、、、、なんでしょうね、たぶん(ーー;) いやあ、こういうの調べるの趣味でして、、、、(危ない?) 日々友人と完全犯罪について語り合っております(おいおい) いや、上記のことは冗談ですが、 結構銃火機については調べてます。 そういうのが好きで、格好いい!とか思っちゃうんで、、、 いやあ、勿論所詮人殺しの道具なんだから格好いいわけないんですけど。 分かってるけど、物語りの中だけでならいいかな?っと。 こういうことはあんまり知らない方がいいですよ。 知ってる私がおかしいんです(苦笑) これからも頑張らせていただきます! 応援よろしくお願いしますね! amyより | |||
| 6153 | 手遅れたっ!! (>_<) | キト E-mail | 3/23-15:16 |
| 記事番号6131へのコメント 今回、かなり出遅れてしまいました(汗) せっかくのツッコミポイント(笑)があるのに書かなければソンでしょう(汗) では、かかせてもらいます。 今回はゼルによるほっぺたうにーん事件(勝手に命名)がおもしろかったでふ☆ ・・・・・アメリアのほっぺたは大丈夫だろうか?(苦笑) > 自然に冷たい男、ゼルガディス=グレイワーズ。 ここでがふっ!(笑)となりました。 うーん、確かに自然に冷たいですね。 自然愛好家としては許しがたいでふね←自然好き生物 > どうやら冷たいのは自然に対してだけではないらしい。 ここでさらに笑ったでふ。 ゼルの後ろから歩いていって銃を拾っていこうかな? んでもって売る(自爆)!! あ、その前に死んでるかな。 うーん、やっぱり銃の名前オンパレードですね。 よくわからないので勝手に想像してます。 万事おっけーですかね? では、このぐらいで終わらせてもらいます。 今回あたしの他に2つもレスついてますね☆ これからも正義の心を燃やしてファイトしてください! キトでした。 | |||
| 6154 | キトさん、いらっしゃいませ!(←店かい!) | amy E-mail | 3/23-15:33 |
| 記事番号6153へのコメント キトさんこんにちは! レス、ありがとうございます! > 今回、かなり出遅れてしまいました(汗) > せっかくのツッコミポイント(笑)があるのに書かなければソンでしょう(汗) > では、かかせてもらいます。 今回はツッコミのポイントが多かったらしく、 いつもより多くの人にレスを頂きました。 嬉しい限りです。 キトさんもどんどんつっこんじゃって下さい(笑) > 今回はゼルによるほっぺたうにーん事件(勝手に命名)がおもしろかったでふ☆ > ・・・・・アメリアのほっぺたは大丈夫だろうか?(苦笑) 大丈夫です!(笑) アメリアのほっぺたは2時間後にはもう治ってます! どんなに痛くともOK!だってゼルのくれた痛みだから♪ 『うにうにっ!』とかの擬音作るのが楽しかったです。 >> 自然に冷たい男、ゼルガディス=グレイワーズ。 > ここでがふっ!(笑)となりました。 > うーん、確かに自然に冷たいですね。 > 自然愛好家としては許しがたいでふね←自然好き生物 自然愛好家だったんですか!? うきゃあすみません! ゼルが自然に愛情持ってなくて! まあ、どっちかというと『平気だろ』というゼルなのですが。 まあ平気だろって、、、、、、、(ーー;) >> どうやら冷たいのは自然に対してだけではないらしい。 > ここでさらに笑ったでふ。 > ゼルの後ろから歩いていって銃を拾っていこうかな? > んでもって売る(自爆)!! > あ、その前に死んでるかな。 あはは、ここは私も自分で書いててツボでした。 『お〜我ながらいい♪』って。 > うーん、やっぱり銃の名前オンパレードですね。 > よくわからないので勝手に想像してます。 > 万事おっけーですかね? 万事OKです! 銃は適当に想像して下さい。 楽しんでもらえればそれで嬉しいです! > これからも正義の心を燃やしてファイトしてください! イエス、サー! これからも頑張ります! amyより | |||
| 6155 | 小さな鉢植え 第二十一章 ルームサービス | amy E-mail | 3/23-19:44 |
| 記事番号6131へのコメント ゼルガディスは正面口に向かった。 寝室をなるべく迂回して通る廊下。 その途中ですでに銃撃戦の音が聞こえてきていた。 「ガウリイ!」 急に飛び出すと敵と間違われて撃たれるかもしれないので、ゼルガディスは ガウリイに声をかけてみた。 「ゼル!そっちは!?」 「大丈夫だった!」 言ってからガウリイの足下に滑り込む。 ぱららららららららららっっっ!!! タイプライターに似た音と共に、ガウリイの前にいた敵をあらかた倒した。 ガウリイが持っていたのは短銃。 いくら弾があっても足りないし、連射出来ないため大人数相手には不利な武 器である。 コルトパイソンだ。 装弾数はたったの6発。破壊力は最強クラスだが、素人には非常に扱いにく い銃である。衝撃が強く、ポイントしづらい。 プロのガウリイならばお手のものだが、素人が使うと世程の至近距離でなけ れば当らない。 余談、『シティーハンター』の主人公、冴羽撩の愛銃である。 ガウリイといい、冴羽といい、何故こんな扱いにくい銃を使うのだろうか? 作者の中での最大の疑問である。 「もっと大人数に有利な銃を使え!」←ごもっとも! ゼルガディスの声に、ガウリイは頭をぽりぽりと掻く。 「いやあ、これしかなくって」 「それでもプロかお前は!?」 二人の会話は横からの銃撃によって中断された。 二人は横に転がりながら銃撃を避ける。 二人の元いた場所が蜂の巣になった。 ぱらららららららららららららららっっっ!!!、、、かちっ! 弾切れになるまでゼルガディスがウージー9ミリサブマシンガンを撃った。 もんどりうって倒れこむ機動部隊達。 ゼルガディスが弾を交換している間に、ガウリイが発砲する。 ガンッガンッ!! 短い悲鳴と同時に3人倒れた。 2発で3人である。 プロ根性を見せたガウリイ。 ぱらららららららららららららららららららららららららっっっっっ!!! 弾の交換と同時にまた撃ちまくるゼルガディス。 景気よく全弾撃ち尽くすと、ウージー9ミリサブマシンガンをまたまたぽい 捨てする。 そして手榴弾をぽいっと投げた。 強い爆発が起き、機動部隊の3分の1が巻き込まれる。 手荒い方法だが仕方無い。 爆発の間に弾を足したガウリイは、ゼルガディスに視線を送る。 ゼルガディスは頷いた。 ばっと二人で同時に外へ躍り出ると、ゼルガディスがブローニング・ハイパ ワー9ミリを構えて撃つ。 だんだんだんっっ!! 悲鳴をあげて倒れた機動部隊の人間が3人。 その横を通り抜けてガウリイが森へと消える。 それを確認すると、ゼルガディスは近付いて来た男を撃った。 だんっっ!! 返り血がついてしまったが、気にする余裕はない。 一旦家の中に身を隠し、また手榴弾を投げた。 爆風に飛ばされる機動部隊。 奥からゼロスが出てきた。 手には大きめのトランクケースが一つ、握られている。 「終わりました」 「ガウリイが車を回してくる、退散するぞ!」 ゼルガディスの言葉に、ゼロスが一つ頷いて腰のベルトから短銃を取り出 す。 グロック199ミリ。装弾数は15発。 グリップフレームやマガジンに始めて強化プラスチックを使った銃である。 恐らくゼロスの持っているこれは初期開発の物だろう。X線に感知されない 優れものである。 だんだんだんっっっ!! だんだんだんだんっっっ!!! ゼロスとゼルガディスが同時に撃った。 トランクケースを持っているゼロスを庇う形で、ゼルガディスが大きく動い た。 ぐるっと森を迂回すると、機動部隊が追ってくる。 ゼルガディスは発砲することによって相手を牽制した。 だんだんだんだんだんだんっっっっっ!! 残り全弾撃ち尽くし、急いで弾を交換する。 ゼロスが一発撃った。 だんっ!ぼひゅっ! 妙な音がして庭にあった蛇口が吹っ飛び、水が吹き出した。 追ってきていた機動部隊の一人がまともにこの水を受け、後ろに転ぶ。 そこをゼロスがすかさず撃った。 だんっ! 「ぎゃあ!」 短い悲鳴があがり、転んだ男の右足が吹っ飛ぶ。 血しぶきがあがった。 「、、、、ゼロス!」 「処置が早ければくっつくかもしれませんよ?」 非難の声をあげるゼルガディスに、ゼロスは冷笑しながら言い放った。 ゼルガディス自身、さっきから何人も殺しているが、だからと言ってこんな やり方はないだろうと思う。 死ぬのにかなりの時間を要するし、生き延びたとしても足がまたくっつく可 能性はかなり低い。 死ぬのには苦しいし、生き延びるには後の人生お先真っ暗になる。 どっちにしてもゼルガディスならごめんだった。 まだ一思いに殺して貰えた方がいい、絶対。 例えそれが自分勝手な思い込みだとしても、こういう残虐な方法は嫌いだっ た。 「今はそんなセンチメンタルな議論をしている場合じゃありませんよ!」 言ってまた発砲する。 ゼルガディスのすぐ後ろにいた機動部隊の3人がもんどりうって倒れた。 また急所を外している。 見兼ねてゼルガディスはもがいている4人の男の頭を打ち抜いた。 すぐに4人は静かになる。 「、、、、、余計なことを、、、、、」 「うるさいっ!」 呆れるゼロスに、ゼルガディスは吠えて走った。 森が途切れる一歩手前で手榴弾を後方に投げ付ける。 爆発とともに悲鳴があがった。 「ゼル!ゼロス!」 声に振り向けばガウリイが車を運転していた。 どこから盗んできたのか、赤いスポーツカーである。 目立つことこの上ないが、文句を言っている暇はなかった。 急いで飛び乗る二人を確認すると、ガウリイは車を発進させる。 先程車を全てゼルガディスが破壊しておいたので、追っ手は走っている人間 のみだった。 こちらの車のタイヤを狙って撃ってくる。 ゼルガディスは無言で残りの手榴弾を全て投げた。 今までとは比べ物にならない程の大きな爆発と同時に、追っ手が消えた。 5、600メートル離れると、3人は車を降りて別の車に乗り換える。 勿論、盗んでいるのだが。 黒の、どこにでもある車に乗って3人はリナ達のいるホテルに向かった。 部屋のベルが鳴り、リナは銃を片手にドアへ歩み寄る。 穴から覗くとボーイが立っていた。 「何?」 「ルームサービスです」 「、、、、、頼んでないわ」 「え?しかしお客さまの部屋番号で、、、、、、」 リナの言葉に困惑するボーイ。 リナは虫がなく腹をちらりと見てから言った。 「そこに置いてって、チップはドアの下よ」 言いながら数枚の紙幣をドアの下の隙間から外へ出す。 ボーイはそれを受け取ると、ワゴンに乗った食事を置いて行ってしまった。 しばらくしてから慎重にリナがドアを開け、食事を中に入れる。 開けてみたが、やはり頼んではいない。 「、、、、間違い?」 「まさか、、、、おかしいわね」 マルチナのつぶやきをリナが否定する。 自分達の居場所は仲間内しか知らないはず。 そしてこのホテルは民主党よりの経営者のホテル。 警察とも上院議院とも関わりはないはず。 一応リナが毒味をしてみるが、毒は入っていなさそうである。 間違いにしてはおかしい。 ボーイは『この部屋の番号が、、、、』と言っていた。 部屋の番号を確認してのことならば間違いはないはずである。 それでも、、、、、? 部屋の番号を偽造するには二つの方法がある。 一つは自分達がいない間にこの部屋でルームサービスをとること。 そしてもう一つはこのホテルにある圧力をかけること。 自分達はずっと部屋から出ていない、ならば圧力、、、、権力面での仕業。 そこまでしたのに何故毒すら入っていないのか? 疑問に思いながらもリナ達はその食事を取り始めた。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 こんばんわ!amyです! いやあ、もう二十一章まで来ちゃいましたね。 まだ終わらないくさいです。 ううう、早く終わらせたいですうう、、、、、(T_T) 新しい話のアイディアがあるのにいい、、、、、 とりあえず、これからもよろしくお願いしますね。 応援、頼みます! ではでわ amyより | |||
| 6156 | ゼルは銃のポイ捨て魔(笑) | キト E-mail | 3/23-22:44 |
| 記事番号6155へのコメント こんばんわ☆ ついには常連客(店か?)になりつつあるキトです。 いいんです。常連になってしまうから(笑) > 弾の交換と同時にまた撃ちまくるゼルガディス。 > 景気よく全弾撃ち尽くすと、ウージー9ミリサブマシンガンをまたまたぽい >捨てする。 > そして手榴弾をぽいっと投げた。 ああっ! また自然破壊をっ!!(笑) しかも銃のポイ捨てはだめぢゃあっ!! そこらへんに居る怪しいおっちゃんがその銃片手に殴り込んでくるかもしれないでしょぅ!? ・・・でも、ホントにいたら怖いね。そんなおっちゃん。 今回は戦闘シーンが多くてどきどきしてました。 うーんやっぱりゼロスは残酷だぁ。 ゼル、今回アンタが普通に見えるよ(爆) ガウリィは何気に活躍してないような気がするのは気のせい? 新しいお話のアイデアがあるみたいですね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くふv 楽しみに笑ってます。(こわいって) そんでもってまたまた謎が出てきたし。 るぅむさぁびぃすですね。 ボーイさんは悪役!? とか考えて、脳味噌熔けてるキトです。(笑) これからスレイ無印のビデオ見るんです〜〜♪ 何ヶ月ぶりだろ? TRYはつい最近見たんだけどな〜〜。 って、こんな事いってる場合じゃないし。 毎日投稿すばらしい!! 根性ありますね。 では、終わりますです。 キトでした☆☆ | |||
| 6159 | 常連さん♪ | amy E-mail | 3/24-21:26 |
| 記事番号6156へのコメント > こんばんわ☆ > ついには常連客(店か?)になりつつあるキトです。 > いいんです。常連になってしまうから(笑) キトさん、こんばんわ! amyです!常連さんになっていただけるんですか? 嬉しいですう♪ これからもよろしくお願いしますね! >> 弾の交換と同時にまた撃ちまくるゼルガディス。 >> 景気よく全弾撃ち尽くすと、ウージー9ミリサブマシンガンをまたまたぽい >>捨てする。 >> そして手榴弾をぽいっと投げた。 > ああっ! また自然破壊をっ!!(笑) > しかも銃のポイ捨てはだめぢゃあっ!! > そこらへんに居る怪しいおっちゃんがその銃片手に殴り込んでくるかもしれないでしょぅ!? > ・・・でも、ホントにいたら怖いね。そんなおっちゃん。 たぶん(笑)大丈夫です。 警察の人が証拠品にと持って行くはずですから。 自然破壊は本当にしちゃいけませんけどねえ、、、、、、(遠い目) そこらへんにいる怪しいおっちゃんが拾っても弾がない(合掌)ですし。 ゼルもあんまり証拠品残すな〜! > 今回は戦闘シーンが多くてどきどきしてました。 > うーんやっぱりゼロスは残酷だぁ。 > ゼル、今回アンタが普通に見えるよ(爆) > ガウリィは何気に活躍してないような気がするのは気のせい? あはは、ゼル中心になると目立たないんですよね(汗) 一応活躍はしてますよ。 正面口の方が敵の数は多かったですから。 ゼルが行くまでずっと一人で銃撃戦をしていたわけですし。 車もかっぱらって回して来ましたしね。 ゼロスを出すとどうしても情けない人か残酷な人になってしまう私。 > 新しいお話のアイデアがあるみたいですね。 > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くふv > 楽しみに笑ってます。(こわいって) うわ〜あんまし期待しちゃだめですよ〜う。 期待してても後でガッカリしちゃうだけですよ。 > そんでもってまたまた謎が出てきたし。 > るぅむさぁびぃすですね。 > ボーイさんは悪役!? > とか考えて、脳味噌熔けてるキトです。(笑) さあどうでしょうね〜(うふふ) ボーイが悪役かどうかは分かりませんよ〜(にやり) 色々想像してて下さい。 脳味噌溶かしながら(笑) > これからスレイ無印のビデオ見るんです〜〜♪ > 何ヶ月ぶりだろ? TRYはつい最近見たんだけどな〜〜。 > って、こんな事いってる場合じゃないし。 見た〜い!無印のスレイヤーズ! NEXTも見てないです、最近は。 専らTRYですね。無印の頃のビデオは自宅にありませんし。 無印見たいですう〜!! > 毎日投稿すばらしい!! > 根性ありますね。 > では、終わりますです。 そうでしょうか? でもなかなか進みませんよ、話(涙) 頑張りま〜す、、、、、 ではでわ amyより | |||
| 6160 | 小さな鉢植え 第二十ニ章 奇襲 | amy E-mail | 3/24-22:50 |
| 記事番号6155へのコメント 随分と迂回し何度も違う道に入って、ようやくゼルガディス達は車から降り た。 車はその場に乗り捨てである。 ガウリイがゼロスの持っていたトランクケースを持った。 ゼルガディスについた返り血はゼロスのハンカチで拭いてはいるが、服に付 着してしまった分はどうしようもない。 仕方なく、ゼルガディスはこの寒い中コートを脱いで血のついた部分を隠し ながら腰に巻いた。 リナ達のいるホテルからはかなり離れた市街である。 そこから3人は歩いていた。 男3人ではとても『仲良くショッピング』には見えないが、いた仕方ない。 これも運命の一つである。 さりげなく辺りに注意を配りながら、ゼロスは足早にホテルへと向かう。 ゼロスは、この3人の中で一番この辺りに詳しい。 彼について行くのが最も安全だった。 「ゼロス、、、、後どれくらいで着く?」 「まあ、大体2、30分といった所でしょうかね?」 ゼルガディスの問いに、ゼロスはさらりと答える。 ゼルガディスは曖昧に相槌をうった。 「心配ですか?」 誰が、とは言わずに問うてくる。 「別に、、、、」 言ってゼルガディスは視線を外した。 ちょっとむくれている。 ついつい、ゼロスはくすりと笑ってしまった。 何度味見してみても、やっぱり毒を盛った様子はなかった。 リナの舌で見分けのつかない毒はないに等しい。 ならば何故わざわざルームサービスが、、、、? マルチナとアメリアが朗らかに食事をしている中で、リナは必死に頭をフル 回転させていた。 自分ならばどういう時にこんな手のこんだことをするか。 思い付くのはただの嫌がらせや何かの精神攻撃。< | |||