◆−花よりも団子?‐31‐−井上アイ (2007/8/17 22:15:31) No.18276
 ┣Re:花よりも団子?‐31‐−。。。 (2007/8/18 03:29:30) No.18277
 ┃┗帰ってきましたよ−井上アイ (2007/8/18 22:25:11) No.18279
 ┗花よりも団子?‐32‐−井上アイ (2007/8/19 23:43:11) No.18281
  ┗花よりも団子?‐33‐−井上アイ (2007/8/20 22:14:17) No.18286
   ┗花よりも団子?‐34‐−井上アイ (2007/8/22 11:27:12) No.18288
    ┗花よりも団子?‐35‐−井上アイ (2007/8/26 22:16:55) No.18295
     ┗花よりも団子?‐36‐−井上アイ (2007/9/2 23:17:30) No.18300
      ┗花よりも団子?‐37‐−井上アイ (2007/9/17 01:00:19) No.18321
       ┣Re:ぉ久しぶりデス−。。。 (2007/9/19 19:29:16) No.18326
       ┃┗う〜、すみませんι−井上アイ (2007/9/24 11:06:11) No.18331
       ┗花よりも団子?‐38‐−井上アイ (2007/9/29 23:13:29) No.18347
        ┗花よりも団子?‐39‐−井上アイ (2007/9/30 23:21:25) No.18348
         ┗花よりも団子?‐40‐−井上アイ (2007/10/13 00:39:50) No.18355
          ┗花よりも団子?‐41‐−井上アイ (2007/10/17 00:07:04) No.18356
           ┣Re:真お久しぶりです。−。。。 (2007/10/17 19:11:12) No.18357
           ┃┗お〜!!パチパチパチ!!−井上アイ (2007/10/17 22:25:21) No.18360
           ┗花よりも団子?‐42‐−井上アイ (2007/10/17 22:08:38) No.18359
            ┗花よりも団子?‐43‐−井上アイ (2007/10/18 20:37:39) No.18361
             ┣有り難う御座いまーーす!!−。。。 (2007/10/28 13:48:35) No.18378
             ┃┗駄目社会人登場!−井上アイ (2007/10/29 22:25:30) No.18383
             ┗花よりも団子?‐44‐−井上アイ (2007/10/29 22:07:09) No.18382
              ┗花よりも団子?‐45‐−井上アイ (2007/10/31 22:57:56) No.18386
               ┗花よりも団子?‐46‐−井上アイ (2007/11/4 23:25:33) No.18389
                ┗花よりも団子?‐47‐−井上アイ (2007/11/6 20:01:22) No.18390
                 ┗花よりも団子?‐48‐−井上アイ (2007/11/10 21:25:04) No.18391
                  ┗花よりも団子?‐49‐−井上アイ (2007/11/21 22:25:22) No.18396
                   ┗花よりも団子?‐50‐−井上アイ (2007/11/28 21:35:24) No.18397


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18276花よりも団子?‐31‐井上アイ 2007/8/17 22:15:31


二週間程前に、朝起きると右手の爪に乾いた血がありました(しかも、3・4日連続)。
手からの出血では無く、掻きむしってできた血痕に見えたので、虫刺されの所を寝ている時に掻いたのだろう、と思っていたのですが!?
この間、左の二の腕が痒かったのでボリボリとしたら、微妙な痛みが。掻き過ぎたのかと思ったのですが、違いましたよ。
盛り上がっている筈のホクロが微妙にエグレていましたι
ああ、これが血痕の理由だ、と納得☆
猛暑が続くので、ゾワッとくる話題を提供してみたり?
お久しぶり過ぎなのに、何?この話題ι
お待ち兼ね?31話です。
登場人物増やし過ぎた、と後悔中。
ФФФФФФФФФФФФФФФФФФФ
「皆様、お待たせ致しました。わたくしが現〈ルイス〉の社長を務めさせて頂いている者です。」
壇上に立った黒髪の美女の魔法で拡声された声に、様々な視線がその隣に立つがっしりとした体付きのフィリオネルへと向けられる。
「セイルーンがセントルイスて事?」
「何で、セイルーンがエスコートを?」
そんな視線に気付いてか、セントルイスが口を開く。
「まず、エスコートをして頂いたセイルーンの第一位王位継承者で有らせるフィリオネル=エル=ディ=セイルーン殿下に心よりお礼申し上げます。」
「な〜に、美人をエスコート出来て、光栄じゃったよ。」
がはは、と豪快に笑いフィリオネルはにこやかにそう言う。
「アメリア、余計目立つ事になりそうだぞ。」
冷や汗を拭い、ゼルはアメリアを見る。
「呼びに行くのを忘れてたわ、父さん、ごめんなさい・・・」
手を組み、何故かお祈りの形を取っているアメリアを見、何かが違う、とゼルは心の内でツッコミを入れた。
「て?え?あれが父さん、て事は、まさか、アメリアちゃんて・・・」
「ええ。セイルーンの姫君よ。」
顔を引き攣らせたルークに、ミリーナが小さく頷き肯定した。
「皆様、殿下に拍手を。」
セントルイスの言葉に、会場内の人々は慌てて拍手をする。
拍手が鳴り止むと、再びセントルイスが口を開く。
「それでは、皆様、新作を存分にお楽しみ下さい。」
その言葉の後、彼女は改めてフィリオネルに礼を述べ、一緒に壇上から降りた。
すぐにフィリオネルは愛しい愛娘の元へと向かい、それに気付いたアメリアが慌ててゼルの背後へと隠れる。
「おい。これは何のマネだ?」
「だって、あまりにも目立ち過ぎじゃない。これじゃあ、ゼルガディスさんを紹介、なんていう空気じゃないわ。」
「いや、それは分かるが、意味ないだろう。ドレスの裾が隠しきれてないんだからな。」
「ルークさん、ガウリイさん!何か騒ぎを起こして皆さんの注目の的になって下さい!」
「もう遅い。」
パニクった声を挙げたアメリアに、ゼルは重い声でそう言う。
フィリオネルが娘とゼルを見留め手を挙げたのだ。
「アメリア〜!仲が良いのは構わんが、どうせ抱きつくならば背中じゃなくて、胸に飛込まんか。」
「違うの、父さん。背中に文字を書いて、何を書いたか当てるゲームをしていたのよ。」
父親の言葉に娘は微妙な言い訳をした。
「そうかそうか。懐かしい遊びだのう。ゼルガディス殿、済まぬがここでは落ち着けんからの、少し一緒に来てはくれぬか?」
「お心遣い、有り難うございます。」
フィリオネルの言葉に、ゼルは深く頭を下げる。
「一緒した方がいいのかしら?」
「ゼルガディスさんのお母様よ。」
取り囲む群衆から抜き出て来たセリスを差し、アメリアが父親に説明する。
「おお、是非ともお話伺いたい!」
「おほほ、こんな息子に可愛い娘さんを頂くんですもの、いくらだって話させて頂くわ。」
固く握手をし、2人はにっ!と笑い、それぞれの子供を引き連れて会場から出ていった。
「ゼルの奴、勇者だぜ。父親が誰か知っていて会う事を決めていたんだろ?」
「ええ、その筈よ。」
ルークの問いにミリーナは頷いた。アメリアから、ゼルにフルネームを伝えた事を聞いていたのだ。
「ガウリイ、お前、セイルーンにツテがあったのか?」
「・・・んな訳ねえだろ。紹介されたばかりだからな。」
近付いて来た自分の父親の言葉に、ガウリイは嫌悪感を隠さずにそう言う。父親の顔が、獲物でも見付けた様にギラギラとしていたからだ。
「そうか。ルーク君、君の所も招待されていたのかね?ご両親をお見掛けしなかったが、一人で来たのかね?」
「私のエスコート役を頼んだのです。」
ガウリイの父親の言葉に、ミリーナが答えた。
「これはこれは、お美しいお嬢さん。ルーク君も隅に置けないな。ガウリイ、負けている場合か?」
「な?!負けってどういう意味だよ!」
父親の言葉に、ガウリイは眉を吊り上げる。
「くすくすくす。」
「何がおかしいのかね?お嬢さん。」
小さく笑ったミリーナに、ガウリイの父親は怪訝そうな顔をする。
険悪なムードにそぐわないソプラノの笑い声は、他の人間も不思議そうに聞いていた。
「いえ。おじ様?私、ミリーナと言うんです。お分かりになりません?」
「いや?どこかでお会いしたかな?」
「・・・見合い相手をロクに調べもしない様な方が、随分な事を言うんですね?」
「なんの事だね?」
「ファミリーネームはワイザーです。断って正解だった、と父に報告させて頂きます。」
「あ?!」
「それと、ガウリイさんがお付き合いしているリナさん。私とは懇意にさせて頂いているの。とても素敵な方なので、私と比べるなんて愚問です。」
「しかし、我がガブリエフ家に釣り合う人間では無いであろう。」
「そうでしょうか?貴方は目の前の人間の器も計れない様な方なんですか?」
ミリーナにジッと見詰められ、ガウリイの父親は思案してから言葉を口に出す。
「・・・確かに、見込みはあるかもしれん。だが、教養というものはそう簡単に身に付くものでは無い。」
「そうですか。一つだけ言っておきます。教養は、お金の無い家でも十分に身に付ける事は出来ます。またその逆もあります。私には、貴方は、ただリナさんが一般人だから反対している様にしか見えません。」
言い切ってからミリーナはペコリと頭を下げ、ルークを連れてその場を離れた。
「馬鹿な人、程度が知れるわね。」
「ミリーナは本当、あのチビが好きだな〜」
「いえ、間違っているわ。大好きなのよ。」
「そ、そうか・・・」
ミリーナから返って来た言葉に、ルークは小さくショックを受けた。彼女の口から、例え相手が女性であろうともそんな言葉を聞かされたくなかったからだ。
「リナの事を悪く言うなら、話す事は無い。」
父親にそう言い放ち、ガウリイもその場を離れた。
そして、すぐに良く見知った人間を見付けた。
紺のスーツに白いシャツ、肩の長さまである筈の黒髪は今は後ろで結ばれている人間の肩を叩き、ガウリイはにこやかに話し掛けた。
「ゼロス!お前さんも来てたのか?声掛けてくれよ。」
「あんな目立つ集団の中に入るなんてゴメンですよ。僕は、主役を掻き回す脇役が好きなんですから。」
「そっか。」
「所で、お葬式の帰りですか?」
「んな訳ないだろ?親父に対する嫌がらせだよ。油断するとすぐ見合いだのなんだと言いそうだからな。」
苦笑して言ったガウリイの格好は、黒いスーツに黒の綿のシャツ、長い髪は黒い紐で結んでいた。
「なんと言うか、相変わらずな親子関係ですねえ。」
「そっちは、今日はゼラスさんの付き添いか?」
「いえ、僕も母もご招待受けていますよ。母子こぞって利用していますから。」
「そっか、デートの相手にコマメに贈り物してるもんな。」
「はっはっは。マメだからこそ大勢の方とお付き合い出来るのですよ。」
「そういうもんか。」
「ええ。にしても、恥ずかしいですねえ。セイルーンが抜けた途端、セントルイスに群がっている人達は・・・」
嘲る様に笑い、ゼロスは視線を集団へと向ける。
そこには、俄か顧客がセントルイスを取り囲み必死に話しかけていた。フィリオネル達が会場の外に出てすぐにこの状態になってしまったので、商品説明をして欲しい人達にとっては迷惑な話だろう。
ФФФФФФФФФФФФФФФФФФФ
ゼロスひっさ久!彼、ネタが無いんですよι
次はやっぱりゼルアメ中心になりそうですよ。
そして、もう一人、出てくる予定なんですι
ガウリナ?どこの言葉デスカ?
そして、ガウリイ父、何故ミリーナの事が分からなかったか、て言うと、彼女が社交界デビューしてから、一度も彼女と社交場では会わなかったのですよ。
擦れ違いばかりで彼女の顔を知らなかったのです。

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18277Re:花よりも団子?‐31‐。。。 2007/8/18 03:29:30
記事番号18276へのコメント

お久しぶりです。

スミマセン、もっと早くコメント差し上げるつもりだったのですが

本っ当、自分の打つ手の遅さを呪って下さい。

>二週間程前に、朝起きると右手の爪に乾いた血がありました(しかも、3・4日連続)。
>手からの出血では無く、掻きむしってできた血痕に見えたので、虫刺されの所を寝ている時に掻いたのだろう、と思っていたのですが!?
>この間、左の二の腕が痒かったのでボリボリとしたら、微妙な痛みが。掻き過ぎたのかと思ったのですが、違いましたよ。
>盛り上がっている筈のホクロが微妙にエグレていましたι
>ああ、これが血痕の理由だ、と納得☆
>猛暑が続くので、ゾワッとくる話題を提供してみたり?
初っ端から物凄い話題ですね

ああもお読んでると本当に痛い! 本当に怖い! 本当にっ・・・ダメですよッ!(ェ

でもまぁ、ホクロって取りたくなりますよね〜

何か取れそうなのに!・・なのに肉っていう、・・ね?(何

>お待ち兼ね?31話です。
今回はちゃんと『?』が付いてますね

>「アメリア、余計目立つ事になりそうだぞ。」
>冷や汗を拭い、ゼルはアメリアを見る。
>「呼びに行くのを忘れてたわ、父さん、ごめんなさい・・・」
>手を組み、何故かお祈りの形を取っているアメリアを見、何かが違う、とゼルは心の内でツッコミを入れた。
・・・・・・・・み、巫女ですもんね。

巫女界ではきっとこれが普通なんですよ、ええ、きっと。

>その言葉の後、彼女は改めてフィリオネルに礼を述べ、一緒に壇上から降りた。
>すぐにフィリオネルは愛しい愛娘の元へと向かい、それに気付いたアメリアが慌ててゼルの背後へと隠れる。
>「おい。これは何のマネだ?」
>「だって、あまりにも目立ち過ぎじゃない。これじゃあ、ゼルガディスさんを紹介、なんていう空気じゃないわ。」
>「いや、それは分かるが、意味ないだろう。ドレスの裾が隠しきれてないんだからな。」
>「ルークさん、ガウリイさん!何か騒ぎを起こして皆さんの注目の的になって下さい!」
>「もう遅い。」
すっごい私的な理由ですっごいムチャな注文ーーーッ!!!

パーチぃーで騒ぎ起こすって、そうホイホイ起こせるもんじゃないですよ!

きっと何か多くのものを失います!

得るものもあるかもしんないけど、多分失うものの方が絶対多い!

例えば、世間の目とか周りの信頼とか世間の目とか自分の評判だとか世間の目とか・・ですよ!

でもま。軽くそう注文出来るところが王族なんですけどねぇー

>「アメリア〜!仲が良いのは構わんが、どうせ抱きつくならば背中じゃなくて、胸に飛込まんか。」
>「違うの、父さん。背中に文字を書いて、何を書いたか当てるゲームをしていたのよ。」
>父親の言葉に娘は微妙な言い訳をした。
な何て可愛い言い訳ええええええええ!!!

どう受け止めたらいいのか全く分かんないところが良いです(ォぃ

>「そうかそうか。懐かしい遊びだのう。ゼルガディス殿、済まぬがここでは落ち着けんからの、少し一緒に来てはくれぬか?」
そこでお父さんは素敵に流すんですねっ! いや素晴らしい!! 父の鏡!!

自分も体育祭の練習中、友人と一緒に未だにそのゲームやりますからね(ぅヮ

皆で列になって運動場で体育座りしている時です、滅茶苦茶暑くて滅茶苦茶暇なんです

その時はもお、ほとんど魚の名前とかしか書きませんね(ぅヮヮ

>「そうか。ルーク君、君の所も招待されていたのかね?ご両親をお見掛けしなかったが、一人で来たのかね?」
>「私のエスコート役を頼んだのです。」
>ガウリイの父親の言葉に、ミリーナが答えた。
>「これはこれは、お美しいお嬢さん。ルーク君も隅に置けないな。ガウリイ、負けている場合か?」
>「な?!負けってどういう意味だよ!」
>父親の言葉に、ガウリイは眉を吊り上げる。
>「くすくすくす。」
>「何がおかしいのかね?お嬢さん。」
>小さく笑ったミリーナに、ガウリイの父親は怪訝そうな顔をする。
>険悪なムードにそぐわないソプラノの笑い声は、他の人間も不思議そうに聞いていた。
>「いえ。おじ様?私、ミリーナと言うんです。お分かりになりません?」
>「いや?どこかでお会いしたかな?」
>「・・・見合い相手をロクに調べもしない様な方が、随分な事を言うんですね?」
>「なんの事だね?」
>「ファミリーネームはワイザーです。断って正解だった、と父に報告させて頂きます。」
>「あ?!」
>「それと、ガウリイさんがお付き合いしているリナさん。私とは懇意にさせて頂いているの。とても素敵な方なので、私と比べるなんて愚問です。」
>「しかし、我がガブリエフ家に釣り合う人間では無いであろう。」
>「そうでしょうか?貴方は目の前の人間の器も計れない様な方なんですか?」
>ミリーナにジッと見詰められ、ガウリイの父親は思案してから言葉を口に出す。
>「・・・確かに、見込みはあるかもしれん。だが、教養というものはそう簡単に身に付くものでは無い。」
>「そうですか。一つだけ言っておきます。教養は、お金の無い家でも十分に身に付ける事は出来ます。またその逆もあります。私には、貴方は、ただリナさんが一般人だから反対している様にしか見えません。」
>言い切ってからミリーナはペコリと頭を下げ、ルークを連れてその場を離れた。
>「馬鹿な人、程度が知れるわね。」
久しぶりの貴族バトルです(ェ

珍しくミリーナが感情を露わにして怒っています

>「ミリーナは本当、あのチビが好きだな〜」
>「いえ、間違っているわ。大好きなのよ。」
>「そ、そうか・・・」
>ミリーナから返って来た言葉に、ルークは小さくショックを受けた。彼女の口から、例え相手が女性であろうともそんな言葉を聞かされたくなかったからだ。
親友ですもんね

なァに、ルークだってすーぐ仲良くなれますよ。すーぐ。

例えば弁当重箱にしてみるとかしたら、もおすーぐに・・(ォぃ

>紺のスーツに白いシャツ、肩の長さまである筈の黒髪は今は後ろで結ばれている人間の肩を叩き、ガウリイはにこやかに話し掛けた。
>「ゼロス!お前さんも来てたのか?声掛けてくれよ。」
>「あんな目立つ集団の中に入るなんてゴメンですよ。僕は、主役を掻き回す脇役が好きなんですから。」
>「そっか。」
ゼロスの何気な問題発言に、ガウリイ超アッサリです

>「そっか、デートの相手にコマメに贈り物してるもんな。」
>「はっはっは。マメだからこそ大勢の方とお付き合い出来るのですよ。」
>「そういうもんか。」
そういうもんなのかあああああああ!!

>ФФФФФФФФФФФФФФФФФФФ
>ゼロスひっさ久!彼、ネタが無いんですよι
そうですねぇ、魔族の設定抜いてしまうとなかなか扱いにくいキャラです

>次はやっぱりゼルアメ中心になりそうですよ。
>そして、もう一人、出てくる予定なんですι
ゼル達はもお順調に円満に平和に進んでますからね〜、ぃゃぁ良かった良かった

も一人・・って、誰でしょう、気になりますね。

もしや、ラー・・んんんソーン・・・かなっ?(コラ

でも誰であれ楽しみにしています

>ガウリナ?どこの言葉デスカ?
ええええええ!! これガウリナじゃなかったんだぁ(ヮラ



お疲れ様です。ツリーも新しくなって気分も一新ですね!(何

これからも、

猛暑とホクロにお気をつけて、執筆頑張って下さい

それでは



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18279帰ってきましたよ井上アイ 2007/8/18 22:25:11
記事番号18277へのコメント

半月のブランクです☆
予定では、もう話を完結させて読む側に戻っている頃なんですがねぇ、何故か未だに地道に話を打っている謎・・・
言い訳はしません。段取りの悪い自分が悪いのですから。
*..アソ〜さん?!人型じゃないから無理です!
外見を伝えきれていないので、読み手に想像力を必要とするオリキャラは、主要メンバーの親とか身近な人で十分です!
忘れ去られている人が出てきます。
黒髪・・ゲフン!!ゲホゲホ・・持病の癪が・・・
リナはまだ出て来ない、もう誰が主役なんだか?
がウりナってなんですかね?
すっきり終れるかが今一番の悩みです★

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18281花よりも団子?‐32‐井上アイ 2007/8/19 23:43:11
記事番号18276へのコメント

今週の中日からまた話が止まる事になりそうですよ。
何時になったら終るんでしょうね?
では、32話です。
フィルさんの話し方、合っているかが不安です。
会場内から話は始まります。
ФФФФФФФФФФФФФФФФФФФ
「噂以上にお綺麗ですね、セントルイスさん。」
「本当、艶がある髪に整った顔、羨ましいですわ。」
「妹さんもさぞかしお綺麗なんでしょうね。」
口々に誉め称え、俄か顧客はセントルイスに我先に、と話し掛ける。
やはり、こういう場面では、女性は強い、セントルイスの周りをがっちりと固めているのは若い女性が殆んどだ。
セントルイスに妹がいるのは、彼女が社長就任する際に話題として持ち上がったので、情報に敏感な社交界の面々は当然知っている。
ガウリイの父親も知っているからこそ、その妹とガウリイを見合いさせよう、と打診していたのである。
その彼は、彼女を取り巻く集団には入っていない。
興味が無い訳では無い、ガブリエフとしてのプライドが、その中に入るのを拒んでいるのだ。
「貴殿も呼ばれていたのか。」
「メタリオムさん、久しいですな。」
太陽の様な色をした輝く金髪を短くまとめた、どこか鋭い印象を受ける、大柄な女性に声をかけられ、ガブリエフはちらり、とそちらを向いた。
「ああ。相変わらず貴殿は忙しい様だな。全く、仕事ばかりでつまらん男だ。」
「ガブリエフを守る為には必要な事だよ。」
「ご子息の事、聞き及んでいるが、すまんが、貴殿に同情は出来ん。」
「そちらこそ、放任にも程があるであろう?」
「それは、お互さま、というものだろう?」
目線を合わせずに、2人はギスギスとした会話をする。
この2人、高校、大学と一緒だったのだが、鋭い意見を言う彼女を、彼は煙たがりながらも、決して決別はしたりしない、という微妙な関係なのだ。
なので、この会話の応酬はいつもの事で、まあ、結局は仲が良い、という事になるのだろうか?
「いつも思うけど、ゼラスさんて凄いよな。」
「僕のお母様ですからね♪」
遠巻きに自分達の親の様子を見て、ガウリイは感心した表情をし、ゼロスは得意そうに笑った。
所変わり、ホテルの一室の、4人の様子は、と言えば、それぞれの紹介が終り、席に着いていた。
見合いの席の様に、ゼルとアメリアが向き合った形で、その横で親同士が向き合っている。
「短刀直入に言いますわ。アメリアちゃん、気に入りましたの。下さいな。」
「おい!何バカ言ってる?!」
母親の言葉に、ゼルは体ごとそちらを向き、睨み付ける。
「だ〜て、良い娘さんなのよ?早い内に話を決めなきゃ。」
「あのなあ!だからと言って、突然すぎるだろうが!」
「ま!もしかして、遊びなの?!そんな子に育てた覚えは無いわよ!」
「んな訳ないだろうが!だったら、今、ここに居ない!」
話が変な方向に飛び、ゼルは腰を浮かしてそう叫んだ。
「アメリアの見る目を信じているからの、儂は、何も言わん。」
「え?」
父親の言葉に、アメリアはそちらを目で見る。
優しい目をした父親と目が合い、その彼が深く頷き、口を開いた。
「一目見れば、儂にだって判る。アメリアを不幸にする人間では無いわ。」
「父さん・・・」
「だがな、アメリアよ、せめて、大学を卒業してから嫁いで欲しいのじゃ。それだけが望みじゃよ。」
「気が早いわ。それに、ゼルガディスさんの隣りに立つ身として、しっかり学を付けたいのよ。」
グレイワーズ親子が言い合いを始めたその横では、こんな会話がセイルーン親子の間でされていた。
「なら、何の問題もないじゃない。貴方は本気なんでしょう?アプローチは早い方が良いわ。」
「あのな!俺はまだ、それだけの力を付けていない!ちゃんと自分に力が着いてからだな・・・」
母親の言葉に言い返していた言葉が途中で止まった。アメリアが自分を見ているのに気付いたからだ。
「あ、どうぞ、気にしないで続けて?」
「あ〜、いや、その・・だな。つまり・・まあ、なんだ、何時になるか分からんが、自信が着いたら、プロポーズさせてくれるか?」
アメリアがにこりと笑って言った言葉にゼルは少しの間、鼻を掻きながら言い淀み、決意してそう言った。
「はい、お待ちさせて頂きます。」
「こりゃ、まいった。まさか、目の前でプロポーズを聞くとは思わなんだ。」
ぺこり、と頭を下げたアメリアの隣りで、フィリオネルは苦笑した。
「あ゛?!すみません!そんなつもりじゃ・・」
「良い、良い。アメリアが幸せならば、それでいいのじゃ。」
慌てて謝ろうとしたゼルを制し、フィリオネルは笑顔を向ける。
「しかし、まだ、お父上に付き合いの承諾を受けていません。」
「反対ならば、この部屋に案内なんぞせん。多くの人を見てきたのじゃ、一目で人と成りは判別出来るのじゃよ。お主は、しっかりとした人物で、アメリアを大事にしてくれているのは、直ぐに判ったわい。」
フィリオネルはそう言い、がはは!と笑った。
ФФФФФФФФФФФФФФФФФФФ
すみませんι力突きました。
もう一人は次回に出します。
ではでは☆

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18286花よりも団子?‐33‐井上アイ 2007/8/20 22:14:17
記事番号18281へのコメント

昨日、帰宅すると、甥っ子2人がいました。
奴等が昨日、力尽きた原因です。
体は一つ、相手は2人。年が少し離れている兄弟なので、遊び方が違う。と言う事で、片寄らない様に相手するのに疲れましたよ。
それでは、32話です。
いよいよ、登場の人は誰でしょう?
ФФФФФФФФФФФФФФФФФФФ
「グレイワーズといえば、堅実な経営で有名でしたな。将来安泰と呼ばれ高い所じゃ、しっかり勉強させねばならぬな。」
「必要ないですわよ?私も経営の事は携わっていませんもの。それに、ゼルガディスが継ぐとは決まっていませんのよ?」
部屋を出て、会場へと向かいながら、親同士は和やかに会話をする。
その後ろではただ黙って歩く、ゼルとアメリア。先程のプロポーズ宣言が、2人に沈黙を与えている。
が、気不味い沈黙では無く、幾度か視線を合わせては微笑み合う位、良い雰囲気だ。
「そうであったか?しかし、ご子息は一人息子であろう?」
「親が引いたレールを歩かせる気はありませんの。それは、現当主である主人も同じ事。その気も無いのに継がせれば、器の足らない人間になりますわ。」
「では、もし、ご子息が継がない場合、どうされるのですかな?」
「それだけの器がある人間を抜擢するだけですわ。」
「思慮深いご夫婦ですな。その2人に育てられたからこそ、ご子息はしっかりした人物になられたのであろうな。」
会話を終らせ、フィリオネルはちらり、と後ろを覗き見る。
そこには、穏やかな笑みを浮かべた大事な愛娘と、照れ臭そうに頬を掻いているゼルが見えた。
「いやはや、覚悟は決まっているが、やはり寂しいものじゃのう。」
視線を戻し、フィリオネルは一人ごちた。
会場に戻ると、すぐに視線が注目したが、それも一瞬の事で終った。
セントルイスが、少し前に「今日の主役はこちらだ。」と言ったのが効いているのである。
「おお、間に合ったようじゃの。」
「父さん、紹介するわ。リナの学校のお友達のミリーナさんよ、美人でしょう?」
ミリーナを掴まえ、アメリアは自分の父親の前に立つ。
「おお、リナ嬢の友達とな?良い時計をしておるのう、見る目が確かなんじゃな。」
「いえ、それ程でもありません。」
「後ろの殿方は、愉快な格好をしておるが、お連れですかな?」
「知らない方です。」
フィリオネルの問いに、ミリーナは何の淀みも無く応えた。勿論、その背後に立っていたルークは、涙を目に一杯に貯め、必死に堪えている。
「ガウリイさんはこの後、どうなさるんで?」
「泊まる事になってるよ。ルークと一緒の部屋なんだぜ。」
ゼロスの問いに、ガウリイはそう言い、思い付いた様に口を開く。
「お前さんも一緒にどうだ?最近、ゆっくり話出来て無いだろ?」
「少し疲れていますので、遠慮させて頂きます。」
「疲れてるって、何でだ?」
「デートに、お母様との旅行に、と忙しかったのですよ。今日は、イルマードからの帰りなんですよ。」
「オレも、リナとデートしたいなあ。」
「故郷に戻っているんでしたっけ?」
「ああ、ゼフィーリアにな。早く会いたいなあ。」
「僕には、その気持ちを察する事が出来ませんねえ。」
「お前さん、なんで一人に絞らないんだ?」
「それだけに値する相手が居ないんですよ。僕の理想はお母様ですからね。」
「ゼラスさんみたいな人は、そう居ないだろう?」
「ええ。ですから、当分は今のままですよ。」
ガウリイの言葉にゼロスはいつもの笑みで応えた。
フィリオネル達が会場に戻ってから十数分後、パーティーが終ろうとしていた。
「本日は、遠路お越し下さり有り難うございます。」
壇上のセントルイスがスピーチを終え、最後の挨拶に入っていた。
「本日いらした大切なお客様には、心ばかりのお土産を準備させて頂いております。私、自らお渡ししたいと存じていますので、皆様、是非、お持ち帰り下さい。」
最後にそう言い、彼女は壇上を降り、会場の入り口に立つ。
一刻が経ち、会場には、まだ人が残っていた。
が、入り口に立つセントルイスの所に並ぼうとしていない。
手土産を手にし、ホクホク顔の顧客が帰ったのは、十分前が最後だ。
―ガチャン
重い音を立て、扉が閉められた。
「お待たせしました。これからが本番ですわ。」
扉を閉めたのは、セントルイスだ。
「今、残られているのは、私自身が厳選した本当に大切な人ばかりです。」
彼女が会場を見渡しそう言った。
会場に残っているのは、俄か顧客は一人もおらず、〈ルイス〉を本当に愛用している面々ばかりだ。
招待状に、自分が最後の挨拶をしても残っていて欲しい、と直筆で書いた手紙を添えていたのだ。
「先程は、ゆっくり説明出来ず、申し訳ありません。皆様は、本当に大事な方ばかりですので、こうしてお時間を頂きました。」
ゆっくりと礼をし、彼女はにっこりと笑う。
「私共が新たなカテゴリーに挑戦し、それを披露する事は、貴方方への手紙にも有ったと思います。それは、先に帰ったお客様には知らせていません。」
ゆっくりと歩きながら、彼女は壇上に上がった。
「さすがだわ。私達、愛用者も、ただ近付きたいだけの顧客の面子を守るだなんて。」
「でもよ、そうするとだな、ガウリイの所が残っているのが解せないぜ?」
ミリーナの言葉に、ルークは、離れた所にいるガウリイを指差す。
もう少し離れた所には、ゼラスと並んでいるガウリイの父親が居る。
「彼女なりの思惑があるのでは?私には判らないわ。」
首を振り、ミリーナはそう言った。
その時、
―ガチャ
扉が開かれ、一人の女性が入って来た。
セントルイスと同じ艶のある黒い髪は腰まで伸ばされ、ウィスタリア色のカクテルドレスを着た体型は、女ならば羨む程の美貌だ。
その彼女が戸惑いも無く、壇上に上がる。その手には、小さな金属の箱が持たれていた。
「紹介します。私の元で勉強中のシルフィールです。」
セントルイスの言葉に、女性=シルフィールは頭を下げる。
「綺麗な方ねえ。」
「本当。」
感嘆の溜め息が会場のそこかしこで出て来た。
が、一部は違った。
『シルフィール?!』
「おや、まあ。」
ゼル、ルーク、ガウリイは驚きの声を挙げ、ゼロスも珍しく目を丸くした。
「知り合いの方?」
「俺等の幼馴染みなんだ。去年、聖竜を卒業していてな、学園中のマドンナだったんだぜ。」
ミリーナの問いに、ルークは目をパチクリとさせながら答えた。
「まさか、シルフィール嬢が、セントルイスの?」
呆然とし、ガウリイの父親はシルフィールを見る。
その視線に気付き、彼女が小さく頭を下げた。
「そして、彼女が持っているケースの中こそが、今回、皆様に特別にお披露目する商品でございます。この商品は、後でじっくりと紹介させて頂きます。まずは、先程、御挨拶出来なかったので、一人ずつ挨拶をさせて下さい。」
そう言い、セントルイスは壇上から降りた。
シルフィールもその後から壇上を降り、真っ直ぐにガウリイの元へと歩いた。
「お久しぶりです。」
「ああ。」
「何故、シルフィールさんが?」
頭を下げた彼女に、ガウリイは小さく頷き、ゼロスは首を傾げる。
「ふふ☆ガウリイ様にお会いする為ですわv」
口元を手で隠し、シルフィールは笑った。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
や〜と彼女が出てきましたヨ。
ウィスタリアの日本名は藤色デス。
終りが見えない、というか、リナはイズコ?
人が多いと話が長くなるのだ、と知りました。舐めていたのよ、原作主要メンバー総出演をι
今、気付いたのですが、どうあがいても、シルフィールは昨日の内に出せなかったですね。
今日の後半、なんだから出せる訳ないじゃん!!

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18288花よりも団子?‐34‐井上アイ 2007/8/22 11:27:12
記事番号18286へのコメント

ここ数日、疲れているのか、夕飯も食べずに寝落ちしてます。
風呂には入っているのですが、その風呂の後、いつもは食事の準備をするのですよ。
が、それが面倒で、うだうだと寛いでいる内に気付いたら寝てた、という日々でした。
堕落してるよ、どらエ○〜●!自分にやる気の出る何かを下さい!!
それでは、34話目です。
ブログかよ?!と自分にツッコミを入れつつ、話に入ります。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
「ああ、オレも会いたかったよ。」
嬉しそうに笑い、ガウリイはそう言った。
「シルフィール嬢、久しいな。」
「おじ様、お久しぶりですわ。」
右手から掛った声に、シルフィールはそちらを見る。
「ああ。所で、何故、君がここに?」
「おじ様とガウリイ様にお会いする為ですわ。」
「ほう?それは嬉しい事を言ってくれるじゃないか。」
「うふふ☆社長に無理言って参加してるんですよ?一次会では、人が多いので、二次会になるのをずっと待ってましたの。」
上品に笑ってから、シルフィールはガウリイの方を向く。
「今日は、お会い出来て嬉しいですわv」
「僕もいるんですがね?軽くスル〜なさるんですか?」
「ゼロスさんには用はありませんもの。」
ガウリイの隣に立つゼロスをちらり、とも見ずにシルフィールは言い放つ。
「相変わらず、正直な方ですねえ。ま、そこが良い所なんですがね。」
「ガウリイ様、おじ様、少し話せますでしょうか?」
一人ごちるゼロスを気にも掛けず、シルフィールはにこり、と親子を交互に見た。
「そりゃ、良いが・・・」
「構わんよ。」
「では、一緒にいらして下さい。」
父親も一緒、という事にガウリイは不満そうに、その父親は横柄に返事をしたのを確認し、シルフィールはにこりと笑い、会場の隅へと移動した。
80人収容出来る会場で、つい先程までは所狭しと居た人々も、今は半数になっており、わざわざ隅の所に陣取る人間は誰も居ないので、話をする分には問題は無い。
「面白い事になりそうですねえ。あの方の驚く所が見れそうですよ。」
「何か、知っている様だな?」
楽しそうに遠ざかる3人を眺めていたゼロスに、その母親が声を掛ける。
「ええ、まあ。と言っても、ガウリイさんから彼女の事を聞き及んでいるだけですがね。」
「ふむ、あの2人に何が?」
「いえ、あの2人には何も。実は、」
母親の耳に、ゼロスはこっそりと耳打ちした。
「ほう?!それは、愉快な事になりそうだねえ。」
「ええ、本当に。」
楽しそうな顔をした母親に、ゼロスは賛同した。
「シルフィール嬢、良かったらこいつと所帯を持つ気は無いかね?」
「まvおじ様ったらv」
「はっ、何馬鹿言ってるんだか。」
父親の言葉に、シルフィールは手を頬に当て、ガウリイは鼻で笑った。
「お前は、いい加減目を覚ませ。」
「それは、こっちの言葉だ。シルフィールは、オレなんか選ばない。」
「何を馬鹿な。彼女は、昔っからお前に気があったでは無いか。お前みたいにフラフラしている奴には、年上の彼女が丁度良い。」
ふん!と鼻を鳴らし、父親はガウリイに言い放った。
「魅力的な話ですが、残念ですわ。」
「どういう事だね?」
ほぅ〜、と溜め息をついたシルフィールを見、父親は眉を寄せる。
「ガウリイ様には、意中の方がいるとか。」
「そんなもの、長続きせんよ。」
「それに、わたくしには、ランディが居ますもの。」
「なっ?!ランディ?!」
するり、とシルフィールの口から出て来た名前に父親は驚愕する。
彼の第一子、ガウリイの兄の名前だ。
「ええ、お付き合いして一年ですのよ。」
「一、年?」
「ええ。遠距離恋愛でしたが、彼の近くに行きたくて、社長に無理言って夏から、そちらの支社で仕事をさせて頂いておりますの。」
呆然と口を開いた父親に、頬を染めシルフィールはそう言った。
「兄貴、元気か?」
「ええvわたくしがしっかり健康管理しておりますものv」
ガウリイの問いに、シルフィールはにこやかに答えた。
「そっか、なら安心だな。シルフィールは家事が得意だったからな。」
「ふふ、誉めても何も出ないですわよ?」
「本当の事だろ?」
「まあvガウリイ様ったらv」
ガウリイの言葉に、シルフィールは頬に手を当てた。
シルフィールが聖竜に在席中は、F4では無く、F5と呼ばれていて、彼女は特別ルームで家事の腕前を振るっていたのだ。
当然、ガウリイは彼女が家事が得意なのは知っている、と言うものである。
そして、彼女がずっと思いを寄せていたのはその兄へ、であり弟であるガウリイに他の人とは違う対応をしていた為に勘違いされてしまっていたのだ。
そして、去年の夏休み、彼女は一念発起し、ランディの所に押し掛け、思いの丈をぶつけ、付き合いが始まったのだ。
「ランディが、直接ガウリイ様の様子を見て来てくれ、と言った意味が解りましたわ。すっかり別人の様ですわね?」
「そうか?まあ、頑張らないといけないからな。」
「恋人が出来たのですて?ランディが喜んでいましたわ。」
「ああ!自慢の彼女なんだぜ。兄貴に紹介したいよ。」
嬉しそうに笑い、ガウリイはシルフィールを見る。
その彼女の顔が真剣な物に変わった。
「おじ様、今日、こちらへ来たのは、もう一つ、ランディから言伝があったからですわ。」
「その前に、確認させてくれるかい?君は、社長の妹君なのであろう?」
「それは、何か関係あるのですか?」
父親の問いに、シルフィールはにこやかに問う。
「顔は余り似ていないが、2人共、艶のある黒い髪、清楚な顔付き、女性らしい体型。これだけ共通点があるのだ、姉妹であるのは明らかじゃないかね?」
「確かに、わたくしは彼女を姉と慕っておりますわ。わたくしに言えるのはこれだけですのよ。」
「いや、十分だよ!」
申し訳なさそうに言ったシルフィールに、父親はその肩をポンポン!と叩く。
「うわ〜、何か、あのオヤヂ目が爛々としているぜ。」
「一歩間違ったら、セクハラしている人に見えるわね。」
ルークの言葉に、ミリーナは軽蔑の眼差しをそちらに向ける。
「ガウリイさんのお父さん、なんであんなに必死なのかしら?」
「ガブリエフの繁栄の事しか頭に無いのさ。」
不思議そうに言ったアメリアに、ゼルは皮肉げにそう言う。
「可哀想な人。」
「あれの奥方が、ガブリエフの人間なんだ。婿としての意地なんだろうよ。」
アメリアの言葉に、ゼルは頷いてそう言った。
「だから、ガウリイさんに余り近付かない方がいい、と言ったのね?」
「ああ。ガウリイに話掛ければ、あれが好機とばかりにお前さんに近付くだろうからな。あんな奴の相手なんぞさせたくなかったんだ。すまんな、リナの事でガウリイと話がしたかっただろうに。」
「いいのよ。わたしもゆっくりと話が出来ないなら嬉しくないもの。」
ゼルの言葉に、アメリアは首を振った。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
なんていうか、嫌なオヤヂだな。人を人としてみれないだなんて寂しい人生デスね。

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18295花よりも団子?‐35‐井上アイ 2007/8/26 22:16:55
記事番号18288へのコメント

ホクロの傷が塞がりましたヨ。
何気に凹んでいますがネ。
当初、ガウリイの兄をミルガズィア(黄金竜の長老)さんにして出番も作ろう、なんて思っていたのですが、確かに若作りだけど、いくら何でも無理があるだろう、と断念しました☆(彼女は居ない設定デス。シルフィールは彼女役抜きの設定で考えてました。)
なのに、話の数を甘くみていたのです、この馬鹿が!!
ヘコみながら、35話です。
シルフィール!分からず屋のオヤヂにカウンターパンチよ!
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
「ところで、ガウリイさんと一緒に居た方って、もしかして、F4の方?」
「ああ。ロクな奴じゃないから、挨拶は必要ないさ。」
アメリアがガウリイの居なくなった所に立つメタリオム親子のゼロスを見て問うと、ゼルは気難しい顔でそう言う。
「そうなの?まあ確かに、ニコニコしてて、ちょっと油断出来なさそうではあるわね。」
「‘そう’ではなく本当に油断ならない奴だ。寧ろ、警戒しても問題無い位だ。」
「不思議な関係なのね。」
「ああ。何でつるんでいるか本当に不思議だと思うな。」
アメリアの言葉に大きく頷いてみせ、ゼルは嫌そうに首を傾げる。その光景をアメリアは苦笑して見る。
同じ会場で、シルフィール達の立つ所は妙な雰囲気が渦巻いていた。
「ランディからの言伝は、おじ様にですわ。」
「私に?まさか、今更家に帰りたいなどと言っているのか?あいつは?」
シルフィールの言葉にガウリイの父親は“それみた事か“と言いたげな表情を見せた。
それを見、シルフィールは眉をしかめ口を開く。
「ガウリイ様の事をもっと真剣に考えて欲しい、と言っていただけですわ。」
「考えているとも、だからこそ、将来の相手を心配しているのではないか。」
「おじ様が心配なされている事は、ガブリエフの名前だけでは?ランディが家を出て、やっとガウリイ様に目を向ける様になった事は、わたくしも知っていますわ。」
相手から返ってきた言葉にシルフィールは眉間に皺を作った。
会話に加わって無いガウリイも、嫌悪感たっぷりの目をそちらへと向ける。
「何を、他人の君に何が判ると?」
「ランディ自身も、そう感じている、と漏らしていましたわ。」
「2人に分けていた分の期待を、残った1人に向けるのは当然では無いかね?」
「では、ガウリイ様が、中学までどんな成績だったか、趣味・特技をご存じですか?」
「そこまで私も暇では無いよ。」
「ランディの事は、事細かく聞いていらしたそうではありませんか。友人・知人関係に至るまで。余りにも違い過ぎではありません事?」
「まさか、そんな説教じみた事を言う為に会いたい、と?」
「わたくしの言葉が説教の様に聞こえたのは、おじ様自身がお判りになってらしているからですわ。」
「馬鹿らしい。君はもう少し思慮深い方だと思っていたがな?」
鼻で笑い、シルフィールを見て、ガウリイの父親は嘲る様に言った。
それに悲しそうな表情をするシルフィール。
「ランディが家を出たもう一つの理由、ご存じですか?」
「農業をしたいのだろう?」
「それも確かにありますわ。もう一つあったのをご存じ無いのですわね。」
「もう一つ?」
「会社の役員達が、ランディ派とガウリイ様派に分かれていたそうですわ。大学に通っているランディの元に役員が来て、必ずランディを次の総帥にする。と言ったから調べたら、会社内が分裂していたそうですわ。」
「な?!」
シルフィールの言葉にガウリイの父親は寝耳に水だったのか、愕然とした表情を見せた。
シルフィールはそんな彼に言葉を続ける。
「このままでは、会社が危ない、と判断して、大学院に行く事にしたそうですわ。」
「まさか、そんな事・・・」
愕然としながら、呟く相手にシルフィールは溜め息をつく。
ガウリイの兄、ランディは、帝王学を学ぶかわり、大学をエルメキアの農業大学に通わせて貰っていた。卒業したらすぐに父親の元で仕事を学ぶ約束であったのだ。
その約束を反故にしたのは我が儘では無く、父親の会社を思っての行動だった。
その事実を知り、父親は初めて、自分がいかに相手の話を聞こうとしていなかったのか、と知った。
「ランディは、もし、ガウリイ様に継ぐ意思が無い、と分かった時には戻っておじ様を支えるつもりだ、と言っておりましたわ。」
「あいつは、そこまで会社の事を・・・」
「オフレコにしておいて下さいましね?ランディにはその事は言うな、と念を押されておりますの。」
ペロリ、と舌を出し、シルフィールはウインク一つする。清楚な面立ちの彼女には少々不似合いな行為だが、場を和ませる為の彼女なりの気配りであった。
「兄貴、そんな事言ってたのか?」
「ええ。ですからガウリイ様、好きな道を選んで下さいましね?」
ガウリイの問いにシルフィールな頷く。
恵まれた環境に居た事を改めて知り、ガウリイは祈りたい気持ちになった。
「お初にお目にかかりますわ。ガブリエフさん。」
「セントルイスさん。こちらこそ。お会い出来て光栄ですよ。」
セントルイスに挨拶され、ガウリイの父親は慌てて振り返り頭を下げる。
その頭を上げると、清楚な顔立ちの美人はにこり、と笑う。
が、その目に宿る力強さは、さすが、老舗ブランドの社長、といったところだ。
「シルフィールのお相手頂き、有り難うございます。楽しかったですか?」
「実に為になりましたよ。セントルイスさんのお心遣い、ありがたく存じます。」
「まあ、それはそれは。シルフィールは私の可愛い妹、お願いされたら断る訳には参りませんのよ。」
「そうですか。いやはや、お綺麗な御姉妹ですなあ。」
「ふふ、またご冗談を。では、この後も楽しんでいって下さいまし。シルフィール、ご用は終った?」
セントルイスに視線を向けられ、シルフィールは頷き、ガブリエフ親子に挨拶して彼女についていく。
「おう、どうしたよ?ボ〜としてよ?」
心ここに有らず、といった感じのガウリイの背中に、ルークが肘でうりうり、とつっついた。
先程から彼はぽ〜、と突っ立っていたのだが、ようやっと近くにルーク達が来たのに気付き、そちらを見る。
「いや、何か、ひっかかるんだ。」
「まさか!もうリナから心変わりするんですか?!」
「サイテーだな。」
「女の敵ですね。」
「タイプがあのチビと違い過ぎるんじゃねえか?」
アメリア、ゼル、ミリーナ、ルークはそれぞれの反応を見せる。
ゼルとルークは明らかにからかいを含んだ表情だが、アメリアは完全ご機嫌宜しくなく、ミリーナは表情の読めない顔だ。
「ん〜?何かは分からないが、何かひっかかるんだよなあ。」
のんびりと間伸びした声に、4人の気が削ぎれた。
「さすが、天然ボケ殺しめ。」
「少しは慌てろや。いつもはあたふたするくせによ。」
ゼルとルークは呆れた顔をし、アメリアはどうやら勘違いらしい、と恥ずかし気にえへへ、と笑い、ミリーナは相変わらず表情が読めない顔をしている。
「ところで、フィルさんはすごいな。あのお袋と意気投合するなんぞ。」
「え?セリスさん素敵な方じゃない。」
ゼルの言葉に、アメリアは首を傾げる。
ゼルの視線の先には、談笑している2人の親がいる。
「素敵?はん!そりゃ、良く知らないから言える事だな。大体からして、変な癖を持っている時点でオカシイだろうが。」
「あら、わたし楽しい人だと思ったわよ?」
「身内を嫌われるよりかはマシだが、その基準だと、俺まで変人みたいで嫌だな・・・」
「ちょっと!それじゃあ、わたしの趣味がオカシイみたいじゃない?!」
「俺を選んだ時点でオカシイんじゃないのか?」
「むっ!ゼルガディスさんは素敵よ?!」
「それは、あんたが広い世界を見ていないからだ。」
「何を言ってるのよ!わたし、これでも色んな方々に会ってきてるのよ!ゼルガディスさん程素敵な方はそうそう居ない、て断言出来るわ!」
「それは幾等なんでも言い過ぎだ。」
「お前等、喧嘩してるのか、イチャついているのかハッキリしろよな?」
向き合って言い争い?をしているアメリアとゼルに、ルークは顔を引き攣らせながら言った。
気付けば、少し声が大きくなった2人に、遠巻きに見ていた人達は微笑ましそうな笑みを向けている。
それに気付き、ゼルはコホン!と咳払いをするが、アメリアはルークを見、睨み付ける。
「ルークさん!貴方、目が悪いんじゃないですか?喧嘩していたに決まってるじゃないですか!」
「いや、誉め千切っていた様にしか見えねえぞ、今の。」
「アメリア、仲が良いのは構わんが、もう少し場所をわきまえんか。」
ルークの呆れ声に続き、いつの間にか側まで来ていたフィリオネルも困った顔でそう言う。
アメリアが同意を求める目でミリーナを見ると、彼女は少し困った顔で首を横に振った。
「はは、ゼルはアメリアと仲が良いなあ。羨ましいよ。」
「うるさい。」
のほほん、と笑いながら言ったガウリイに、ゼルは僅かに頬を染めて睨み返した。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
なんだ、この喧嘩、こんなの入れる予定なかったのになあι
キャラが勝手に動きましたデスよ。

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18300花よりも団子?‐36‐井上アイ 2007/9/2 23:17:30
記事番号18295へのコメント

なんとか、時間が出来ました。
が、次回の約束は出来ません。
まあ、そんなに待たせないとは思います。アクマでも予想ですがね★
では、36話です。
まだパーティーは終りません。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
「初めまして、ミリーナさん。貴女にお会いするのを楽しみにしていましたわ。」
セントルイスに声を掛けられ、ミリーナはにこり、と笑った。
「こちらこそ。いつも素敵な作品を造られている会社の社長にお会いするのを楽しみにしていました。」
「あら?ならば何故、私の社長就任パーティーに出て下さらなかったのかしら?」
「社交界デビューが未だでしたので、辞退させて頂きました。」
「遠慮深いのね。良い趣味をお持ちの様だから、将来は是非ウチに招き入れたいわ。」
「お世辞がお上手なんですね?」
「あら?体よく断られてしまったわ。」
笑顔で言ったミリーナの言葉に、セントルイスは背後に立つシルフィールの方を見、苦笑した。
「残念でしたわね、社長。」
「本当に残念だわ。ミリーナさん、卒業まで待っているわ。いつでも声を掛けて下さいな。」
ミリーナと握手をし、セントルイスはアメリアの方を向く。
「アメリア様、本日はお越し下さりありがとうございます。」
「いえ、お礼を言うべきはこちら。楽しみにしていたのですよ?」
頭(かぶり)を振って言ったアメリアの言葉にセントルイスは満足気な顔をして言う。
「そうですか、それは嬉しいお言葉ですわ。」
「期待通り、素敵なお時間を頂きました。」
「安心しましたわ。もう暫くお付き合い下さいましね?」
「ええ。」
笑顔でセントルイスを見送ったアメリアに、ゼルが不思議そうに声を掛ける。
「アメリアが呼ばれて来たのか?」
「ええ。」
「てっきり、フィルさんの付き添いだと思っていたのだが・・?」
「ああ、そうよね。フライングよね。わたし、まだデビュー前だもの。」
ゼルの疑問に気付き、アメリアは苦笑する。
社交界デビューは、高校に上がってすぐだ。
という事は、アメリアは来年がデビューになる。
普通、今回の様な場には、デビューしてからしか招待されないのだ。
付き添いで、参加するくらいしかアメリアがここに居る説明が付かないのだが?
「実は、特例で呼んで頂いたの。」
「特例?何でまた。」
「ふふ♪それは秘密よ♪」
ますます怪訝そうな顔をしたゼルに、アメリアは右手人指し指を立て、口に当てた。
それに溜め息をつき、ゼルは口を開き、自分の予想を口にする。
「ま、あんたは特別な客だろうからな。あちらとしては、新らたな分野の商品を逸早く紹介したいんだろうよ。」
「成る程。だからわたし呼ばれたのね。」
「何だ?呼ばれた理由を知らなかったのか?」
「まあ、そうなるのかしら?」
ゼルの言葉にアメリアは首を傾げた。
「何故、疑問系なんだ?」
「わたしには、分からないのよ、本当の所。」
「それなら、そうと早く言え。」
「えへへへへv」
ゼルにジト目を向けられ、アメリアは照れ臭そうに笑う。
それを羨ましそうに見、ルークはミリーナに声を掛ける。
「〈ルイス〉に入る気ねえのか?」
「ええ、今の所は。私は物を創る事に向いていないと思ってるの。」
「でもよ、社長さんが直々に是非に、て言っているんだぜ?創る側じゃなくても出来る事あるんじゃないか?」
「例えば?」
「販売員とか!ミリーナ美人だからよ、接客向きだと思うんだよなあ。俺だったら毎日でも通うぜ!!」
「毎日通うって、風俗みたいね?それに、私の性格では、接客は向かないと思うのだけれども?」
ルークを冷ややかに見、ミリーナは冷たく言い放った。
小さく唸り、ルークは必死に頭を巡らせてから口を開く。
「なら、事務だよ!ミリーナは頭良いし!」
「無難な線を選んだのね。」
「う゛・・・」
冷たく返され、ルークは言葉を無くした。
その頃、他の人達は?
「ん〜???何だろなあ??」
1人ぽや〜としたままガウリイは未だに考え込んでいたりし、
フィリオネルは既に、セリスとの会話に戻っていて、ガウリイの父親は、ゼラスの元で手痛い扱いを受けていた。
そして、ゼロスは、と言えば、1人静かに、しかし楽しそうに笑みを浮かべていた。
「もしかすると、これは面白い事になるかもしれませんねえ。」
一人ごち、ゼロスは一層笑みを深めた。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
すみませんが、今日はここまでです。
また暫く間が空きますが、待って頂けたら幸いです♪

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18321花よりも団子?‐37‐井上アイ 2007/9/17 01:00:19
記事番号18300へのコメント

お前のあんまり待たせないは、一体どんだけだ!と自分にツッコミ入れつつ、こんばんみ★(しつこい)
かはっ★(吐血)本当、申し訳・・!!
二週間放置って?!ヤバすぎ!
改心します、と言いたい所ですが、まだ、話を作るだけの余裕が少ない状態ですので、ぐだぐだ更新が続きます。
そんな流れ?で、37話です。
どう終らせるか、を今悩んでいます★
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
挨拶をし終ったセントルイスと、それに付き従うシルフィールが壇上に上がった。
それぞれ、会話を楽しんでいた会場内の人々の視線が、壇上へと向けられたのを確認し、セントルイスが口を開く。
「では、お待たせしました。こちらが、私共が秋に発表する作品です。」
シルフィールが彼女の言葉に合わせて金属の箱を開け、中が皆に見える様に持つ。
途端、会場内に控え目な歓声が上がる。
主要メンバーの6人の反応は、といえば。
「え?」
「わ!素敵vね?ミリーナさん。」
驚きと戸惑いの表情をしたミリーナに、アメリアはにこり、と笑ってみせ、
「ん?」
「へぇ。」
ゼルは眉をしかめ、ルークは感嘆の溜め息をつき、
「さてさて、何が始まるのやら。」
「何だったかな?」
ゼロスは面白そうに笑い、1人、ガウリイだけは、検討違いの事を未だ考えていた。
「新分野となるこの作品は、オルゴール職人である父が、新たな挑戦として選びました。ご存じの通り、父はこの様な公の場を好まないので、ご紹介出来ないのがとても残念です。」
「何を今更。セントルイス以外が表舞台に立つ事など、今までなかっただろうに。」
セントルイスの言葉に、ゼルは溜め息混じりに言い、気掛かりである事を保留にする事にした。
「その代わりに、父のアシスタントである、わたくしの妹をご紹介します。」
「え?どういう事?」
「どういう事だ?何で、今更。」
「どうして、今?」
セントルイスの発した言葉は、会場全体の動揺を誘った。
〈ルイス〉に詳しい3人も同じ事で、アメリアは、寝耳に水な表情をし、ゼルは、怪訝そうな顔で首を傾げ、ミリーナは、自分がしている腕時計に視線を落とし、首を傾げた。
「では、ご紹介します。入りなさい。」
にっ!と笑い言ったセントルイスの言葉と共に、会場の扉がゆっくりと開かれた。
「なっ?!」
「えっ?!」
「おいおい、マジかよ。」
ゼル、ミリーナ、ルークの目が見開かれ、ガウリイの父親は、呆然と口を開く。
「どういう、事なんだ、これは?」
「やはり、こういう事でしたか。」
「リ・・ナ?」
苦笑したゼロスと、夢でも見ているかの表情をしたガウリイ、その他、会場中の視線を集めながら、1人の少女が会場内をゆっくりと歩き、壇上へと上がった。
シルバーのスーツドレス、白い靴を身に纏い、栗色の髪は、左側で一つに結わわれ、白い百合の花が、その結びの所に差してがあり、無駄の無い洗礼された動きは、キチンとした躾をされている事を匂わせる。
そんな彼女が、セントルイスの隣に当然の様に立ち、一礼した。
「わたくしの妹のリナです。連れ添いの方、ご招待した方の大半の方が、聖竜学園に通ってらっしゃるので、ご存じの方もいらっしゃるのでは?」
「知ってるも、何も、学園の超有名人だと知ってて言ってるのか?」
「知らない人間なんぞいないだろうがよ。」
セントルイスの言葉に、ゼルとルークは眉をしかめ、悪態を付き、
「人が悪いわ。」
「まったく、食えない言い方をなさる方ですねぇ。」
アメリアは苦笑してリナとちらり、と視線を合わせ、ゼロスはやれやれ、といったジェスチャーをし、
「あの、小娘が、セントルイスの妹?どういう事なのだ。」
「成程、そういう事だったのね。」
ガウリイの父親は、今一事情が掴めない表情をし、ミリーナは、漸く、納得のいった顔をし、
「リナ?何で、ここに?」
ガウリイは、未だ、呆然としている。
そして、会場に居る聖竜の生徒達は、信じられない真実に、ざわめきを隠せない。
「妹は、世間勉強の為と、人を見る目を養わせる為に、援助無しで学生生活をさせています。なので、妹には、今まで通りの対応をお願い致します。」
凛とした顔で言ったセントルイスは、シルフィールを従え、壇上を降り、会場中央のショーケースに金属の箱の中身を入れる。
「リナ!どういう事よ!」
「えへv」
リナが壇上から降りると、いち早く駆け寄ったのはアメリアだ。
聖竜の生徒達も、リナに近付きたそうにしながらも、節度有る人間が残っている為に、それはしない。
「聞いていないわよ!こんな段取り!知っていたら、わたし、リナのエスコートしたかったわ!」
「ごめん、だってさ、あんた、今回の目的は、顔合わせでしょ?」
「それはそうだけど!わたし、リナの親友じゃなかったの?!あの人も、人が悪いわ。道理で、さっきのあの顔!何か、楽しそうな顔だったのは、こういう事だったのね?!」
エキサイトするアメリアに、リナは思わず苦笑する。
幼馴染みであり、親友の2人、アメリアは、セントルイスとも当然良く知った中だ。
リナ達一家が、〈ルイス〉の人間である事も当然知っている。姉妹の母親が、前〈ルイス〉社長だったからだ。
その彼女が、先程の挨拶の終わり、一瞬だが、確かに楽しげな笑い方をしたのを、アメリアは見逃していなかった。
エキサイトしながらも、場を考慮して彼女の名前を言わない所は、さすが、といった所で、リナはその事に苦笑したのだ。
「こういう事だったのね?リナさん。」
「ま〜ねv」
歩み寄り、腕時計を右手に持ち、静かに問い掛けたミリーナに、リナはペロリ、と小さく舌を出す。
ミリーナが手に持っている腕時計は、リナが彼女の誕生日プレゼントに贈った物で、先程、セントルイスに紹介された、新分野として紹介された作品と、酷似している。
「これは、世界に一つだけの物よ。ミリーナの為に、ミリーナのイメージに合わして、デザインを変更して貰ったの。」
「とても、気に入っているのよ。リナさん、ありがとう。」
「・・・ん。」
ミリーナに真っ正面から礼を言われ、リナは照れ臭そうに笑った。
そこに、2人の男が近付く。
「成る程、あの新作に見覚えあると思ったら、そういう事か。」
「どうにも隙の無い奴だ、と思っていたら、こういう事だったのかよ?チビすけ。」
ゼルとルークに横から声を掛けられ、リナはそちらを見、苦笑する。
「さすが、ゼル。見る所が違うわね?あんたは、相変わらず嫌な奴ね、ルーク?」
盛り上がっている5人と少し距離を置いて立ちすくむガウリイに、ゼロスが近付く。
「声をお掛けにならないんで?」
「何も、言葉が浮かばないんだ。」
「会いたい、とおっしゃってらしたではないですか。会いたかった、で良いんじゃないですか?」
「あ、ああ。そうなんだが・・・それ以外にも、言いたい事があり過ぎて、頭が追い付かないんだ。」
「まったく、無器用な方ですねえ。」
やれやれ、と肩をすくめ、ゼロスはその場を離れた。
その足で、セントルイスから離れ、水を飲んでいるシルフィールに近付き、声を掛ける。
「あなたは、フェイクの為にいらしたのですね?」
「あなたは、確か、ゼロスさん。」
「セントルイスさんと、共通点の多い貴女で、妹では?という憶測をさせておいて、本物登場とは、社長もお人が悪い。」
「ふふ★社長と姉妹に間違われるなんて光栄ですわvわたくし、あの方のファンですものv」
おしとやかに笑い、シルフィールはゼロスを見る。
その彼はにこやかに笑っているのを見、気付く。
「貴方は、どうやらお分かりでしたのね?」
「ええ。放つオーラが違いますからね。リナさんと、社長さん、とても良く似た雰囲気をお持ちですから。」
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
ふい〜、やっとこさ、ネタばらし出来ました。
ゼロス、最後は、作者の思惑説明係に(笑)
セントルイスは、勿論、ルナ姉ちゃんですよ♪
まあ、途中で、気付かれた方もいるでしょうがねι
そして、この話の盛り上がり所が終ってしまいました(汗)
でも、スッキリ終らせねば!!
では、また♪

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18326Re:ぉ久しぶりデス。。。 2007/9/19 19:29:16
記事番号18321へのコメント

最近、顔を出せなくて申し訳ありませんでした

久方ぶりのコメントです

>お前のあんまり待たせないは、一体どんだけだ!と自分にツッコミ入れつつ、こんばんみ★(しつこい)
一人ツッコミ、良いですよね。

自分も一人ツッコミと、乗りツッコミは得意技なんです(ェ

ホラ、今も出ましたこのカッコ→(

コレ自体既に一人ツッコミなんですよね。

つまり自分は最低でもここにいる間中、ずっと一人ツッコんでるわけです。

とても怖いコトですね。

ですが一人ツッコミの事で何か分からないことが御座いましたら、

この一人ツッコミの猛者に、何でもお聞き下さい。きっと力になります!(ヮァ

>「え?」
>「わ!素敵vね?ミリーナさん。」
>驚きと戸惑いの表情をしたミリーナに、アメリアはにこり、と笑ってみせ、
>「ん?」
>「へぇ。」
>ゼルは眉をしかめ、ルークは感嘆の溜め息をつき、
>「さてさて、何が始まるのやら。」
>「何だったかな?」
>ゼロスは面白そうに笑い、1人、ガウリイだけは、検討違いの事を未だ考えていた。
この反応で、後に出てくる6人の考えてる事がよく分かりますね

>「こういう事だったのね?リナさん。」
>「ま〜ねv」
>歩み寄り、腕時計を右手に持ち、静かに問い掛けたミリーナに、リナはペロリ、と小さく舌を出す。
>ミリーナが手に持っている腕時計は、リナが彼女の誕生日プレゼントに贈った物で、先程、セントルイスに紹介された、新分野として紹介された作品と、酷似している。
>「これは、世界に一つだけの物よ。ミリーナの為に、ミリーナのイメージに合わして、デザインを変更して貰ったの。」
>「とても、気に入っているのよ。リナさん、ありがとう。」
>「・・・ん。」
世界に一つだとか・・デザインとか・・イメージとか・・・っ!

何ですかコレ?! これが学生同士のプレゼントッ!?

こんなプレゼント泣いて喜びますよ!!

>そこに、2人の男が近付く。
>「成る程、あの新作に見覚えあると思ったら、そういう事か。」
>「どうにも隙の無い奴だ、と思っていたら、こういう事だったのかよ?チビすけ。」
>ゼルとルークに横から声を掛けられ、リナはそちらを見、苦笑する。
>「さすが、ゼル。見る所が違うわね?あんたは、相変わらず嫌な奴ね、ルーク?」
ル、ルークゥゥーッ!!

ここわ嘘でもっ

「俺もその時計、普通に気づいてたゼ? ぴゅーぴゅーぴゅぴゅー(口笛」

的な雰囲気出さないと!

>盛り上がっている5人と少し距離を置いて立ちすくむガウリイに、ゼロスが近付く。
>「声をお掛けにならないんで?」
>「何も、言葉が浮かばないんだ。」
>「会いたい、とおっしゃってらしたではないですか。会いたかった、で良いんじゃないですか?」
>「あ、ああ。そうなんだが・・・それ以外にも、言いたい事があり過ぎて、頭が追い付かないんだ。」
ヘッヘッへ青春ですねェ(危オッサン

何ともガウリイらしい表現です

>「まったく、無器用な方ですねえ。」
>やれやれ、と肩をすくめ、ゼロスはその場を離れた。
違うょゼロス!

不器用とかじゃなくて、海月なん(ゴメンナサイ

>「ふふ★社長と姉妹に間違われるなんて光栄ですわvわたくし、あの方のファンですものv」
あの方のファンは止めといたほうが良いですよ

怖い人間になっちゃいますよっ

>セントルイスは、勿論、ルナ姉ちゃんですよ♪
>まあ、途中で、気付かれた方もいるでしょうがねι
>そして、この話の盛り上がり所が終ってしまいました(汗)
>でも、スッキリ終らせねば!!
>では、また♪
セントルイスさんの事は、全然気が付きませんでした。

またもや知らんキャラなのだろうな、と思い。(コラ


お話も、もうまとめに入るのですね。

ガウリイもゼルの様に、羽ばたける日が来るのでしょうか。

とても楽しみに次回も待っております

それでは。



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18331う〜、すみませんι井上アイ 2007/9/24 11:06:11
記事番号18326へのコメント

へぼへぼな作品なのに、コメント有り難いです!!
進捗状況がすこぶる遅くなった事、真、申し訳ありません!(土下座)
受験生にずるずると付き合って貰っちゃ駄目だろ、自分!!駄目人間めが!!
自分を戒めてみました。ですが、基本のんびり人間ですので、あまり効果はありません。
わかっちゃいるのに、止められない♪堕落人生まっしぐらです!!
ではでは、コメント毎度どうも〜!

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18347花よりも団子?‐38‐井上アイ 2007/9/29 23:13:29
記事番号18321へのコメント

ネタばらしをし、すっかり意欲が薄まってしまいたした★
駄目人間、ここに極めり、て感じですか?
では、38話です。
長くなりましたね〜、この話。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
「ガウリイ。」
アメリア達と会話を打ち切ったリナは、ボーとしているガウリイの肩を叩き、その目の前に立った。
そこに至って、ガウリイは、彼女の方を真っ直ぐと見る。
「リナ。」
「久しぶり。」
「あ、ああ。」
「元気だった?」
「・・・・」
「ガウリイ?」
「会いたかった。」
「うん。」
ガウリイにさりげなく右手を握られ、リナは小さく頷く。
「心配、してたんだぞ。」
「うん。」
「元気、だったか?」
「うん。」
「良かった。」
嬉しそうに笑んだガウリイを見、リナは居心地悪そうな顔をする。
「怒らないの?黙ってた事。」
「訳があったんだろ?それに、オレにはどうでも良い。リナはリナだから。」
「そ。少し、話せない?お父様と一緒に。」
「親父と?」
「そう。嫌?」
「ああ。」
「悪い様にはしないから、ね?」
「分かった。リナが言うなら。」
ガウリイの返事に、リナは苦笑し、ちらり、とアメリアの方を見、手を振った。
それに気付いた彼女は、軽く手を挙げて答え、すぐにゼルとの会話に戻る。
それを見留め、リナはガウリイの右腕を取り、歩を進める。
―パタン。
部屋の扉がゆっくりと閉じられ、ガウリイの父親は、閉じた人物、リナを見る。
この部屋は、先ほど、セイルーン・グレイワーズ親子が対面の際に使った部屋だ。
が、3人は立ったまま話を進める。
「話とは、どの様な?」
「簡単な事よ。あたしの姉は、公私混同しないから、無駄な期待はしないで。」
にこやかに聞いてきたガウリイの父親に、リナは笑顔でそう言い、隣に立つガウリイを見る。
「あたしが、貴方を選んだのは、貴方がガブリエフだからじゃないわ。」
「分かってる。リナは、そんな人間じゃないからな。」
「もう、買い被り過ぎ。」
ガウリイに優しく微笑まれ、リナは仏調面をするも、彼には、単なる照れ隠しである事は、お見通しだ。
「だが、結婚というのは、家と家の繋がり・・・」
「はん!あたしの事、気に入らなかったんじゃなかったの?!今更、結婚だ、なんだ、持ち出さないでくれる?」
暫く考え込んでいたガウリイの父親が持ち出した話に、リナは嫌悪感を露にする。
「では、ガウリイとは結婚する気は無いとでも?」
「例え、ガウリイと結婚したとしても、あたしは、ガブリエフがどうなろうとも一切、関与しないわ。」
避難の色を含めた問いに、リナは笑みで返した。
それと同時に、扉がノックされた。
それに口の端を吊り上げ、リナは笑い、踵を返し扉へと向かう。
「リナ?」
意味ありげなリナの表情に、ガウリイは首を傾げた。
―ガチャ
「おう、待たせたな。」
「そうでも無いわよ?」
リナが扉を開けると、部屋の外に居た来訪者の声が、ガウリイ達の耳に届く。
その声は、張りのあるバリトンで、来訪者が男である事を示していた。
「よお、相変わらずすかした顔してんじゃねぇか。」
無造作な長い黒髪を揺らし、整った顔の口の端を上げ、来訪者は部屋へと入るなりガウリイの父親にそう言った。
身なりは、元の色は白なのだろうが、汚れや気ばみがあり、作業着の様に見えるので、今日の催しに参加出来る様な格好ではない。
「はて?どなたでしたかな?」
「あん?忘れたのかよ?三十年前、あんたに俺の作品を買わないか、て持ち掛けただろうが。」
「ああ、あのオルゴール職人か。いきなり人の会社に乗り込んで来た、乱暴者な非常識人間。」
「ちっ、くだらねぇ事を覚えてんじゃねぇよ。」
毒付き、来訪者は椅子にドガ!と腰掛ける。
「しかし、何故こんな所に?」
「分かんねぇのか?察しが悪いな。そんなだから、会社が傾くんだろうが。」
「大きなお世話だ!!めっきり名前が表舞台に出なくなった、そなたよりマシであろう?!!」
「ああ〜?まだ気付かねぇのか?俺は、今〈ルイス〉の専属の職人だ。で、リナの父親。」
「?!!」
にっ!と笑ったリナの父親の言葉に、ガウリイの父親は表情をこわばらせた。
そちらの口が止まっている内に、リナの父親はガウリイの方を向き、口を開ける。
「おう、ガーブは元気にしてっか?」
「あ、ああ。おっさん、何で?」
「悪友でな。あいつが、お前を面倒見てんのも知ってんぜ?現場に見物しに行ってやったからな。」
ガウリイの戸惑った問いに、人の悪い笑みで答え、途端、憎々しげな表情で、リナの父親は毒付く。
「んにゃろ!リナに自分所の男をこさえやがって!虫を付けんな、つっといただろうが!!後で絞めてやるから覚悟しとけ!と、ガーブに伝えておけ。」
「お、おう。」
カクカクと頷くガウリイに、リナは苦笑して口を開く。
「父ちゃん、口は悪いけど、根はお人良しだから。そんなに緊張しないで。」
「そ、そうか。」
「いっとくがな!人の大事な娘を盗もうとする盗人には、優しさなんぞ、1mmだってやらねえからな!!」
頷きかけたガウリイに、リナの父親はふん!と鼻息荒く怒鳴りつけた。
「もう!大人げ無いんだから!別に、今すぐ、どうこう、て話じゃないでしょう!!」
「けっ!大人げ無くって結構だ!目に入れても痛く無い、大事な大事な愛娘を、こぉ〜んなイケ好かないヤローの馬鹿息子なんぞにやれるか!!」
娘の怒鳴られても、その父親はすねた子供の様な表情で言い返す。
「ごめん、ガウリイ。こうなったら梃子でも動かないから。子離れ出来て無いのよ。」
「いや、それだけリナが愛されている、て事だろ?なら、しょうがないさ。」
申し訳なさそうな表情をしたリナに、ガウリイは頭(かぶり)をふり、微笑み掛ける。
「で、では、そなたが、前セントルイスの結婚相手だと?」
「おうよ。ビビったぜ?プロポーズの相手が、自分が勤務する事にした会社の社長だ、て知った時はなぁ。まあ、知っての通り、セントルイスはプライベートを公にしないからな、結婚した事しか知らねえのも無理はねぇ事だ。」
やっと言葉を発したガウリイの父親に、リナの父親は瓢々と言い、足を組み、背もたれに背を預ける。
対して、直立不動のガウリイの父親。
ハタから見ると、上司と部下の様に見えるだろう。
「しかし、にしてもお粗末だなぁ?あ゛あ?こそこそと色々してくれた様だが、生憎、こちらの方が上手でな。簡単に尻尾は掴めさせないぜ。」
「何の事だ?」
「しらばっくれんなよ?じゃなきゃ、あんたの会社の存続に関わる。」
「公私混同では無いかね?それは。」
「はっ!こっちは親切で忠告してやってんだぜ?どうするよ?」
不敵に笑い、リナの父親はガウリイの父親を見た。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
すみませんι
少々短いですが、切ります。
なんか、イチイチ〜の父親て打つの面倒だな。適当な名前を付けようかな?
でも、それはかなり今更だ。
このまま続けます。

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18348花よりも団子?‐39‐井上アイ 2007/9/30 23:21:25
記事番号18347へのコメント

久々、連続UP☆
リナパパ、自分大好きなんですv親父殿、と崇拝していますv
彼を動かすのが楽しくてなりませんv
そんな告白の流れで、39話です。
こんなん打っている場合か!と思うのですが、話を早く終らせたいのです。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
暝目し、考え込んでいたガウリイの父親は、目を開け、問い掛ける。
「どういう、事だね?」
「さあてな?」
「教えては、くれんのか?」
「人に頼む態度じゃねぇと思うが?」
「どうしろと?」
「そのすました口の聞方、なんとかしたら、どうだ?」
にやにやと笑いながら、リナの父親はそちらを見る。
ガウリイの父親は、悔しそうな顔を一瞬してから口を開く。
「私の会社に、何が起こっているのか、お教え下さらないか?」
「ふん、表情は気に入らねぇが、しょうがねえか。」
ガシガシ、と後ろ頭を掻き、リナの父親は口に火のついていない煙草をくわえ、真剣な表情をし、口を開く。
「あんた、〈ルイス〉に、ダイナストの人間送り込んで、そいつに経営状態を悪くしよう、とさせていたんだろう?」
「?!どうして、それを。」
「へぇ、素直に吐きやがったか。ここでゲロしなかったら、肝心の話は止めるつもりだったんだがな?」
意表を突かれた表情をした相手に、リナの父親はにやり、と笑う。
「肝心な話?」
「ま、それは後だ。事実確認をさせて貰う。下手な嘘は吐くなよ?こちとら、んなもんにひっかかる程、甘くないんでな。」
「承知した。」
「あんたの企みは、こうだ。こっちの経営状態が悪くなる様に、潜伏者に横領や、横流しをさせ、ついでにセントルイスの情報を集めさせていた。違うか?」
「その通りだ、と言ったとして、何か証拠でも?」
「なっ?!」
自分の父親の言葉に、ガウリイは愕然とする。
そんな事までしている、とは思っていなかったのであろう。
父親を軽蔑の眼差しで見、ガウリイは一人ごちる。
「んなに、会社が大事かよ。」
「ガウリイ、この先、聞ける?」
「聞く。親父が何を企んでいたのか、オレは知るべきだ。」
ガウリイの答えに、リナはそう。とだけ返し、互いの父親に視線を戻す。
「経営状態が悪くなったら、救いの手を差し出す形で、こちらを乗っとろうとしたんだろうが、悪いな。こちとら、最初っから、潜伏者はマークしてたんでな。」
「ほう?それはそれは。」
「アクマでもシラ切るか。いいのか?潜伏者は今、こちらの手中だ。で、ちょっくら、人の所を荒そうとした奴らを調べたら、面白い事が分かったんだぜ?」
「面白い事?それは是非、お聞きしたいですな。」
若干余裕がある表情で言ったガウリイの父親に、リナの父親はくはぁ〜〜〜、と長い溜め息をつき、口を開く。
「何でも、世界的に有数な企業に、裏工作の証拠を付き付け、乗っとる段取りだそうだ。」
「んな?!!」
「最近、落ち目の企業だが、世界規模のネームバリューは魅力的なんだとよ。」
ざあ、と音が立った様に錯覚する程、ガウリイの父親の顔色は、あっという間に青くなった。それに追い討ちを掛ける様に、気が進まない表情で、リナの父親は自分が調べた事を端的に語った。
「ミイラ取りがミイラ、て諺、知っているか?まさに、あんたはそれだ。」
「何故、こんな事に。」
リナの父親の戒める様な口調に、ガウリイの父親はすがる様な顔を向ける。
「真面目に経営していれば良いものの、あんたは、ここ数年やり過ぎた。そのシッペ返しだろうよ。〈ルイス〉と似た手口で、いくつかの会社を乗っとったんだろう?」
「私は、ただ、見返したかっただけなのだよ。婿だからと言って、私の意見を小馬鹿するかの様に、鼻で笑う役員共を。」
「はん!それで、馬鹿みたいに手を広げ過ぎた結果が、経営の悪化だ。で、その所為で、余計、役員が離れ、好き勝手しだす。悪循環の良い見本の出来上がり、て事だ。」
手を組み、リナの父親は鋭い視線を頷垂れている相手を見る。
同じ婿入りした者同士なのに、あまりにも、今の状況は違う。
それは、周りの人間や環境によるものだろうが、だが、リナの父親は、手に職を持っている、という強みが、自身の自信に繋がっており、例え、逆の立場となっても、乗り越えるのであろう。
対して、ガウリイの父親は、婿入りしたからこそ手に入れた地位、という負い目が終始彼に付きまとっていた。
だが、そもそも、前総帥だとて、婿だから譲った訳では無い。
社員として真面目に働いていた彼を見、これならば任せられる、と自分の元で勉強させていたのだ。
病に倒れた前総帥が、弁護士を通じて彼を次期総帥として抜擢したのも、それだけ信用されていたからだ。
数年、真面目に総帥としての仕事をこなしていた彼は、引き継ぎの際に落ちる、世間の会社への評価も落とす事なく、少しずつではあるが、業績も上げていたのだ。
が、十四年前、ガウリイ五歳の時、ガウリイの母、彼にとっては妻を、不慮の事故で失ってから、おかしくなってきてしまった。
役員達の中で、ガブリエフの後ろ立てが無くなった彼を、あからさまにさげずむ者が出てきたのだ。
今までの実績を考えれば、なんの落ち度も無いのに、彼は追い込まれ、強引な手口を使うようになってしまったのだ。
「手は、無い訳では無い。」
この世の終りを見たかの様な顔をしているガウリイの父親に、リナの父親は口を開いた。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
あは〜☆
やってみたかったんですよvこの後、どうなる?!て所で切るのv
なんか、ガウリイ父が可愛そうな人に見えてきてますが、錯覚です★(お前・・・)
いや、だって、あんなひねくれた性格や根性が、そう簡単に出来る訳が無い。
唯一、好きになれないキャラですし★
どう感じるかは自由だ〜ぁ!!(微妙に古い)

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18355花よりも団子?‐40‐井上アイ 2007/10/13 00:39:50
記事番号18348へのコメント

別に、引っ張った訳ではありません!
話の続きに迷った訳でもありません!
こう書くと余計怪しく思われると自覚しつつ、40話へ突入☆
前回、人を潜入させていた事を素直に認めた癖に、裏工作はとぼけたガウリイ父は、一体どういう人格構成なのか?と不思議でなりません。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
「手が、ある、とは、どういう?」
まるで迷子の様な目をしたガウリイの父親の問いに、リナの父親は自信ありげに笑い口を開く。
「簡単なこった。あんたがさっさと退任して、会社を役員連中に引き渡せば良い事だ。」
「な?!それでは、先代や、会社の社員達に何と言えばいいのだ?!!」
「ほぉ。ここで社員が出て来るか。まだ見込みはある、て事だな。」
にぃ、と笑い、リナの父親はガウリイの父親の青褪めた顔を見る。その彼が、真剣な顔で口を開いた。
「何人の社員を抱えていると思っておる?そして、その家族の事を考えれば、好き勝手している役員を野放しにする訳にはいかん。」
「冗談だ。」
「は?」
「さっきのは冗談。まあ、あんたが総帥を辞める事には変わりが無いが。」
「だから、それでは・・」
「まあ聞け。でだ、長男坊を総帥にし、あんたは後継人として、長男坊が一人前になるまでサポートしてやれば良い。」
言葉を遮り、リナの父親は単純な数式の答えでも教えるかの様に、言う。
「役員共は、あんたがガブリエフの血筋じゃないから不満なんだろう?なら、ガブリエフの血筋の長男坊なら文句はあるまい。」
「しかし、いくらガブリエフの血筋とはいえ、いきなり院生であるランディを総帥にしては、役員達も黙っておるとは思えんが。」
「はん!そいつらは、あんたに黙って長男坊とコンタクトとっていたんだろうが?お望み通りの結果になったんだ、文句はねぇだろうよ。」
リナの父親の言葉で、ガウリイの父親は難しい顔をして考え込む。
「なあ、それは兄貴も承知の話なのか?」
「あったぼうよ。なんの覚悟も無い奴を、いきなり総帥にしたら、こいつの二の舞いだからな。ぬかりはねぇ。」
ガウリイの問いに、馬鹿な事を聞くんじゃねぇ、といった表情で答えるリナの父親。
勿論、私情もばっちり絡んでいる。
「そうか。なら、私は引責しよう。」
長男がその気であるのなら、とガウリイの父親は安堵の溜め息と共にそう口にした。
ガブリエフ、という重責から逃れられる事、長男に会社を継ぐ意思がある事、この二つに対する安堵の溜め息である。
「ま、といってもだ。長男坊が卒業するまでには時間があるからな。あんたはしばらく居続ける事になる。その間に、使えねぇ役員を切って捨てて、長男坊の気苦労を減らす努力してやれや。」
「忙しくなりそうだ。」
リナの父親の言葉に、ガウリイの父親は小さく微笑んだ。
「親父が笑ったの、随分久しぶりに見た。」
「で、あんたはどうすんの?お兄様が会社を継ぐのなら、もう何の気兼も無いでしょ?」
面食らった表情をしているガウリイに、リナは首を傾げ問う。
「う〜ん。そうだけどよ、やっぱりまだ分からないな。」
「うん?」
「会社を継がなくても、兄貴の元で仕事をするのも良いし、今の職場で頑張るのも良いし。」
「そっか。じゃあ、答えはまだ、て事?」
「まあな。」
「ま、焦る事は無いわ。あたしだって将来はまだ決めて無いもの。」
「え?〈ルイス〉で働くんじゃないのか?」
「まさか。あたし、大学卒業したら、〈ルイス〉とは離れるつもりよ?姉ちゃんも、自由になさい、て言ってるし♪」
「へぇ。良い姉さんだな?」
「ふふ★そうね・・・」
「???」
何故か、顔を引き攣らせて笑うリナに、ガウリイは首を傾げる。
リナの姉を誉めたのに、彼女は喜ぶどころか、逆に何故か怖がっているのだ。
「さてと、話も終った事だ。リナ、会場に戻るか?」
「何?この手?」
色々と段取りを話終えた父親が、立ち上がり差し出した手を、娘はジト目で見た。
「何、て。エスコートに決まってんだろ?俺がしないで、誰がやるって〜んだ?」
「その格好で?父ちゃん、嫌いになっていい?」
「な?!何でだ!?リナ?!」
「ガウリイ、行きましょ?」
悲痛な叫びを上げる父親を無視し、リナはガウリイの左手を取り、部屋を出た。
『リ〜ィナ〜ァ!!』
悲しき父親の叫びが、ドア越しに響き渡るが、肝心の娘は当然の様に聞こえないフリだ。
「いいのか?」
「いいの、いいの♪甘やかすと図に乗るから。」
ガウリイの言葉に、リナは笑顔で応える。
清々しいまでの笑顔に、ガウリイは精彩な顔付きの男性、リナの父親に同情した。
「あ、そうだ、これ、胸に挿して。いくらなんでも色合いが無さすぎ。」
「お、おう。」
気付いた様に、リナは髪に挿してあった白い百合を、ガウリイの胸ポケットに挿す。
「うん、似合ってるじゃない♪」
満足気に笑い、リナは前を向いた。
ガウリイは照れ臭そうに鼻を掻き、そんなリナの顔を見、笑う。
会場に戻った2人は、ガウリイはゼル達の元へ向かい、リナは姉の元へと向かった。
「解決したわ。」
「そう。」
リナの言葉に、姉は短く応え、壇上に上がった。
ガウリイが、先程の事を簡単に説明している間に、壇上では、リナが製作にあたっての失敗談を面白可笑しくしゃべり、会場を盛り上げていた。
パーティーも無事終わり、顧客達は予約をしていた部屋や、別宅、別のホテルへと向かう。
2次会が遅くに終る事を知らされていたので、参加者達はちゃんと宿を確保していたのだ。
会場として使ったホテルは、今夜は2次会メンバー以外を泊めない事が、〈ルイス〉との契約で結ばれているので、部屋は完全には埋まってはいないが、それだけの価値があると判断している様だ。
それにより、2次会が行われた事を他の顧客に知られない様にしてある。
リナも、姉と共にホテルに泊まる手筈になっていた。が、
「リナ、久々なんだから今夜は寝かさないわよ♪」
「やあよ。疲れてんのよ、あたし。」
アメリアに腕に巻き付かれ、リナは溜め息とともに言う。
「私も混ぜて貰って良いかしら?」
「ええ!是非、いらして!女三人、寝ないで語り尽しましょ♪」
ミリーナの声に、アメリアは嬉しそうに笑う。
「オレも・・・」
「聞いてました?女三人で、て言いましたよね?男の人は駄目です!」
おずおずと手を上げたガウリイに、アメリアはきっ!と睨み付ける。
「ガウリイさんは、いつだってしゃべれるじゃないですか!今日は絶対わたしがリナと夜を過ごすんです!」
「お、おう。そうか。」
勢いよく言われ、ガウリイはカクカクと頷いた。
「では、ゼルガディスさん、また明日v」
ゼルにペコリ、と頭を下げ、アメリアはミリーナとでリナを挟み、引き連れていく。
リナは渋々ながら歩き、ちらり、と振り返りガウリイに苦笑してみせた。
「仕方無い、て事か?ゆっくり話ししたかったのにな。」
リナの笑みの意味を悟ってか、ガウリイも苦笑した。
「そおいやよ、結局、ずっと何を考えていたんだよ?」
「そういえば、そうだな。」
ルークとゼルの視線に、ガウリイは苦笑する。
「いや、〈ルイス〉の社長の顔、どこかで見た気がしたんだ。当たり前だよな、リナのお姉さんなんだからよ。」
「はあ?似てたかあ?」
「余り、似ていないだろう?」
「え?似てないか?そっくり、じゃないけどよ、似てるだろ?」
同意を得なかった事の方が意外だったのか、ガウリイは意外そうな顔をした。
ラウンジで会話を盛り上げている3人を遠巻きに見ている人影が一つ。
リナの姉、現セントルイスのルナだ。
会場の最後の確認をし、丁度部屋へと向かう所で、彼等を見掛け、じっと様子を見ていたのだ。
「見る目は、中々、て所かしら。」
ガウリイがリナの恋人である事は、事前に聞いていたルナ、勿論、どんな人かもリサーチ済みだが、可愛い妹には幸せになって欲しいのだ。
いつもは人選が早い彼女も、今回ばかりは慎重になる、というものである。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
もう少し続きます。
ではまたV

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18356花よりも団子?‐41‐井上アイ 2007/10/17 00:07:04
記事番号18355へのコメント

盛り上がりに欠ける話なのに、何この長さ?!
自分でもビックリですι
では、41話です。
夏休みが今頃終ります・・・すっかり秋なのにね★
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
各々、夏休みを満喫し、新学期が始まった。
しっかりバケーションを楽しんだ生徒達は、土産交換に忙しそうだ。
そこでの話題は、ただの土産話ばかりで、リナの事は一切触れられていない。
パーティーの二次会に残ったメンバーは、いわゆる温厚派ばかりで、集団イヂメが横行していた時も、さりげなくターゲットを匿っていたりしていた。
だが、学園全体と比べてあまりにも少ないのも事実で、結局は焼き石に水だったのだ。
そんな彼等、類は友を呼ぶ、という言葉がある様に、温厚派同士で固まっているのもあるが、リナの事を口外すれば、騒ぎが起こる、と予想し、学園内ではその事には触れない様にしているらしい。
「で、登山はどうだった?」
「騒音を除けば、良かったわ。」
リナの問いに、ミリーナはしれっとした顔でそう言った。
覚えているだろうか?彼女が登山の約束をルークとしていた事を。
約束通り、二人は一日で登り降りが出来る山へと行ったのである。
終始、彼が彼女を気遣い、声を掛けていたのだが、無表情で「必要ないわ。」と返されたのは、言わずもがなだろう。
「あぁ、そう。」
「リナさんは、どこかへ行ったの?」
何と答えたら良いのか分からない、といった表情をしたリナに、ミリーナは気付かずに問う。
「まさか、言ったでしょ?バイトがぎっしりだ、て♪」
「それは、まあ。」
嬉しそうなリナの答えに、ミリーナは乙女として何かが違うわ、とか思った。
その2人が話す席の前に、1人の女生徒が立つ。
ミリーナをライバル視している、銀行の頭取の娘だ。
「ミリーナさん、これ、お土産よ使って頂戴。」
「中を拝見して良いかしら?」
自分の前に置かれた小さな箱を手にし、ミリーナは彼女を見る。
自信の無い土産を態々渡す訳が無いので、当然彼女は「宜しくてよ。」と高飛車な態度だ。
「うわ、悪趣味!!」
「リナさん、選んだ方がいるのに、失礼だわ。」
ミリーナが箱を開いた途端、眉をしかめたリナにそう言い、彼女は贈り主を見、言う。
「すみませんが、私の趣味では無いので使えません。」
「そ、それも失礼なんじゃなくって?!失礼だわ!!」
ミリーナから箱を取り上げると、彼女は顔を真っ赤にしてその場を去った。
「あんたって、時々えぐるわよね。」
「私には、あれを身に付ける趣味は無いもの。」
「そりゃ、あたしだってゴメンだけどさ、断り方、てもんもあるんじゃない?」
「一番最初に趣味が悪い、と言ったのはリナさんよ。」
「そうだったけ?」
あれ?と首を傾げたリナに「そうよ。」と言い、ミリーナは溜め息をつく。
ちなみに、ミリーナへの土産の品は、これでもか!て位宝石をちりばめた腕時計。
恐らく、シンプルな時計を付けている、ミリーナへの、当て付けのつもりで、派手で値が張りそうな物を選んだのだろうが、趣味が悪い物だったのだ。
「それに、私はこれが気に入っているもの。」
「贈った側としては嬉しいけどさ、学生のバイトで買える程度に抑えてあるのよ?」
ミリーナの言葉にリナは眉を寄せた。元々、シンプルな物を好むミリーナの為に、時計には余り宝石を使う予定では無かったが、身分を隠していた為に、イミテーションをいくつか使い、質を下げてあるのだ。
「あら、でも要所、要所は良い物を使ってあるでしょう?」
「そりゃ、まあ質を落としたく無い所はそうしたわよ。来年、ちゃんとした石と交換するからね。」
「いいの?気付かれるわよ。」
「あら?んなもん、ミリーナが恥ずかしいから本物をどこかで入れて貰った、て言えば済むだけだわ。」
ふふ★と笑い、リナは立ち上がり自分の席へと戻った。
鐘の音が響き渡り、二学期最初のHRが行われた。
始業式も無事終わり、生徒達はゆっくりと講堂から教室へと向かう。
そんな中、教師達が落ち着き無く動き出した。
「なんかあったのかな?」
「そうね。」
リナとミリーナはすぐにその様子に気付いたが、教師達が生徒に行動の制限をしていない事から、そう対した事じゃないのだろう、と結論し教室へと戻った。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
短っ!!すんません!すんません!!
今度はちゃんと時間作りますから!

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18357Re:真お久しぶりです。。。。 2007/10/17 19:11:12
記事番号18356へのコメント

本当にお久しぶりです

受験はゃっと終わりましたよ。

何とおかげさまで大学合格が決定致しましたーー!!!!

やったあああああッ!!!

赤点取ってても大学に行けることを立証することが出来ましたーー!!(危

ああ良かったーーー泣くかと思ったあーー

ではこんな感じでコメント行きたいと思います。



>「で、登山はどうだった?」
>「騒音を除けば、良かったわ。」
>リナの問いに、ミリーナはしれっとした顔でそう言った。
>覚えているだろうか?彼女が登山の約束をルークとしていた事を。
>約束通り、二人は一日で登り降りが出来る山へと行ったのである。
>終始、彼が彼女を気遣い、声を掛けていたのだが、無表情で「必要ないわ。」と返されたのは、言わずもがなだろう。
!!!

ルッ、ルークが決死の覚悟でとりつけたあの、奇跡のデートが・・・っ!

こんな回想シーンであっさりと終了していたなんて・・!!!(泣

>「ミリーナさん、これ、お土産よ使って頂戴。」
>「中を拝見して良いかしら?」
>自分の前に置かれた小さな箱を手にし、ミリーナは彼女を見る。
>自信の無い土産を態々渡す訳が無いので、当然彼女は「宜しくてよ。」と高飛車な態度だ。
>「うわ、悪趣味!!」
>「リナさん、選んだ方がいるのに、失礼だわ。」
>ミリーナが箱を開いた途端、眉をしかめたリナにそう言い、彼女は贈り主を見、言う。
>「すみませんが、私の趣味では無いので使えません。」
>「そ、それも失礼なんじゃなくって?!失礼だわ!!」
>ミリーナから箱を取り上げると、彼女は顔を真っ赤にしてその場を去った。
>「あんたって、時々えぐるわよね。」
>「私には、あれを身に付ける趣味は無いもの。」
>「そりゃ、あたしだってゴメンだけどさ、断り方、てもんもあるんじゃない?」
>「一番最初に趣味が悪い、と言ったのはリナさんよ。」
>「そうだったけ?」
>あれ?と首を傾げたリナに「そうよ。」と言い、ミリーナは溜め息をつく。
>ちなみに、ミリーナへの土産の品は、これでもか!て位宝石をちりばめた腕時計。
>恐らく、シンプルな時計を付けている、ミリーナへの、当て付けのつもりで、派手で値が張りそうな物を選んだのだろうが、趣味が悪い物だったのだ。
確かに、今のは二人共失礼だったよ。

お土産もらったら先ずは「 有 り 難 う 」って言うんでしょ!!!(プンプン((ぅヮ

あと、お土産を返すという選択肢の前に

骨董屋で売るという選択肢と、バラして宝石屋で売るという、リサイクル的な!

お金に有功な選択肢を選んでほしかった・・!(コラ

>「贈った側としては嬉しいけどさ、学生のバイトで買える程度に抑えてあるのよ?」
>ミリーナの言葉にリナは眉を寄せた。元々、シンプルな物を好むミリーナの為に、時計には余り宝石を使う予定では無かったが、身分を隠していた為に、イミテーションをいくつか使い、質を下げてあるのだ。
>「あら、でも要所、要所は良い物を使ってあるでしょう?」
>「そりゃ、まあ質を落としたく無い所はそうしたわよ。来年、ちゃんとした石と交換するからね。」
>「いいの?気付かれるわよ。」
>「あら?んなもん、ミリーナが恥ずかしいから本物をどこかで入れて貰った、て言えば済むだけだわ。」
こ、これが・・学生の会話なんですか・・ッ・・?

>ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
>短っ!!すんません!すんません!!
>今度はちゃんと時間作りますから!
ぃえいえ、

全然、短い事なんて気にしないで良いですよ

自分なんかは、常にこれより短い本文で投稿してますからね・・・

いつも、皆凄いナーーと思っております。




遅いコメントで申し訳ありません!

自分なんかは、まだ連載されてる事がとても有り難かったですよ!

ロングセラー頑張って下さいねッ

それでは

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18360お〜!!パチパチパチ!!井上アイ 2007/10/17 22:25:21
記事番号18357へのコメント

大学合格☆なんて眩しい言葉!!
高卒で働いた自分にはその大変さが分かりませんι
せっかくのデート?が回想シーンで申し訳無いです!
ミリーナがひたすら無表情、だと、例えやかましいルークがいても、どうにも話として打てそうに無いので、諦めました★
あんなに必死にとりつけたのにね・・ルーク、報われない奴(笑)
学生らしく無い会話、そ〜ですね!!(いいと○?)良い所の人同士、て実際どんな会話なんでしょう??
あ!「ありがとう」という謝礼の言葉、入れるの忘れてた!!
というか、あからさまに嫌味な土産を渡す人もどうか、て話になりますが、どっちもどっち、て事ですかね?
なんか、不覚にもイチャ付いたガウリナが新しいのに居ますが、穴に埋めてやって下さい。
では、改めまして、大学合格ブラボ〜!!∵\(^O^)/∵

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18359花よりも団子?‐42‐井上アイ 2007/10/17 22:08:38
記事番号18356へのコメント

世間では、運動会も終わり、文化祭の準備に忙しいのでしょうね・・・
なのに、話の中ではまだ夏服☆
世間とのギャップにヘコンでしまいます。
話の当初は時期が合ってたのにね、そんな(どんな?)時期がずれた42話、どうぞお読み下さいませ♪
もう、飽きそうなんですが、この話(ぇ〜?)
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ!ΦΦΦΦΦΦΦ
「どうなっているのかしらね?」
リナは溜め息をついて窓の外を見た。
今、彼女は特別ルームにいる。
F4のメンバーも揃っており、ミリーナもリナの隣で彼女と同じく窓の外を見ている。
遡る事十分前、各担任達から、帰りのHR後に残って欲しいと言われたのである。
彼女達の視線の先では、迎えに来た馬車で帰宅しようとしている生徒達がいる。
そう、残されているのは、特別ルームにいる6人だけで、他の生徒は何も言われていないのだ。
勿論、メンバーは不服を口にしたが、教師達は謝罪はしたものの、それでも残ってくれないか、と丁重にお願いをされてしまったので、断れなかったのである。
好き勝手をしている様に見えるが、相手がちゃんと礼儀を持ってお願いすれば、このメンバーは承諾する。
ただ、リナだけはランチを出して頂戴、と条件を出したが、学園で食べるつもりがなかったのに、いきなり残されたので、それも仕方が無いのであろう。
暫くして、リナ達に学園から食事が出された。
「いつまで待たせるんだか。」
すっかり食事を終え、リナは食後のお茶を飲む。
「静かに待てんのか、貴様は。」
本を読みながら、ゼルは溜め息をつく。
彼は、この部屋に来てから終始本を読み続けており、食事にも手を付けていなかった。
勿論、リナが「食べないなら貰うわね♪」と返事も聞かずに奪っている。
「そうは言うけどね、ゼル!何の説明も無しにただ待つ、てのはストレス貯まるでしょうが!」
「その発奮に一々騒がれるのは、一緒に待たなければならないこちらのストレスになるのだが?」
「じゃあ、あたしがストレスで胃に穴が開いてもいい、と言うの?あんた!」
「その方が、俺の精神衛生上助かるな。ま、そう簡単にあんたの胃に穴が開く訳ないと思うがな。」
「あのねぇ、あたしはデリケートなの、ストレスなんて貯めたく無いの。」
「ただ単に、堪え性が無いだけだろう。人の食事を平気で奪うあんたがデリケート、なんて言ったら、俺は人間不信になりそうだ。」
「ほ、ほう?どういう意味かしら?ゼル。」
「さあな。」
本に視線を落としたまま、ゼルは意味ありげに笑ってみせる。
「ふふふ★ゼル、あんたとはじっくり話し合う必要がある様ね★」
「じっくり話したいのなら、ガウリイとにしろ。」
「ん、ん、ん★その口、聞けない様にしてやる★」
澄ました顔したゼルの言葉に、リナは笑みを深めた。
「仲が良いのは分かったわ。食事の邪魔なので、出て行って欲しいのだけれど?」
食事の手を止め、ミリーナはそう言う。
「まったくだ!うるせぇぞ、チビ助!!」
「食事時だけでしたね、静かだったのは。」
同じく食事の手を止め、ルークとゼロスがリナに向かいそう言った。
「何で、あたしが文句言われる訳?!喧嘩売ったのはこいつよ?」
「あんたが五月蝿いのは事実だ。」
反論したリナに、ゼルは鼻を鳴らし笑う。
「リナ、まあ座ろうぜ?」
ニコッと笑い、ガウリイはリナを見る。
リナと同じく、皆より先に食事を終えていたのだが、リナがゼルと言い合いを始めた為に、先程まで寂しそうな顔でその様子を見ていただけだったりした。
「あのねぇ、あたしが馬鹿にされてんのに、何ニコニコしてんのよ!!」
「んと、ゼルとばっか話ししてないで、オレもリナと話たいから。」
「質問に対して全く噛み合って無いんだけど?」
「ん〜?ま、細かい事は気にすんな。」
にぱっ☆と笑ったガウリイに、リナは気力が萎え、仕方無くガウリイの隣のソファに座る。
「なんつぅかよ、結局、チビ助の事、気に入ってんだろ、お前?」
「気に入らない、とは言っていないと思うが?」
食事を終え、口を開いたルークに、ゼルは眉を寄せる。
「じゃなくてだな、結構、気を許してんだろ?あのチビに。」
「それは、お前もだろう。事ある毎にあいつに絡んでいるんだからな。」
ふふん☆と笑い合い、ルークとゼルは、ガウリイに絡んでいるリナを見る。
「イチッ!!」
「これ位で文句言わない!!」
ガウリイの右耳の脇の髪一房を引っ張りながら、リナは半目で睨む。
暇つぶしに、と彼の長い髪を三編みしているのだ。
「う〜、もう少し優しくしてくれ。」
「駄目〜♪」
「禿げたらどうすんだよ〜。」
「大丈夫よ♪あんた髪の量多いから♪」
涙目のガウリイに対して、リナの表情は楽しそうだ。
「うわ、充てられるな。」
「イチャ付いている自覚が無いんだろうな。」
2人を見、羨ましそうな顔をするルーク、対してゼルは溜め息をつくだけだ。
「リナさん、馬車が来たみたいよ。」
ミリーナがそう言ったのは、ガウリイの髪に三本目の三編みが完成した時だった。
「ん?本当だ。」
馬車の轍の音を耳にし、リナは立ち上がり、ミリーナと共に窓へと向かう。
「ははぁ、そういう事。」
「何かやるとは思っていたけど、こういう事なのね。」
2人して意味ありげに笑い合う女性陣に、残された男性達は不思議そうな顔をし、窓際に立つ。
「あれ?あれって。」
「お〜、お〜、派手な登場だなぁ。」
「おやおや、何の用でしょうねぇ。」
「たく。意趣返しするとは思っていたが、こう来たか〜З」
学園の門をくぐった馬車を目にした男性陣は、思い思いな言葉を口にした。
呆れ顔のゼルだが、何やら楽しそうな顔にも見える。
そして、その馬車が停まり、外で待っていた教師は誇らしげにその馬車に近付く。
馬車の主から、直々に出迎えして欲しい、とお願いされていた為だ。
―ガチャ
馬車の扉がゆっくりと開かれ、中から従者が出てくる。
そして、その次に出てきたのは、従者の長。
「こたびは、急な申し出に応えて頂き、有り難く存じます。」
「いえ、こちらこそ、この様な大役を承り、光栄ですわ。学園長共々、歓迎致しております。」
従者の長の言葉に、出迎えの教師は恭しく答えた。
その後ろには、教師が総出で立っており、学園長がその一番前に立っている。
そして、とうとう馬車の主が姿を現した。
「庭が見事ですな。」
ごつい体で、馬車の移動が辛かったのか、伸びをしながら馬車の主はそう言う。
続いて、小柄な少女が黒い髪を揺らし、馬車から降りて来る。
「なっ?!!」
「父さん、ね?言った通りでしょう?ここの庭、素敵でしょ?」
出迎えの教師が顔を青褪めさせたのを無視し、少女はにこやかに父親を見上げる。
「そうだのぅ。」
体と同じくごつい顔した人物は、可愛い娘の笑顔に頬を緩ませた。
「あ、あなた・・・」
ワナワナと口を震わせた教師に、少女は今初めて気付いた、といった表情をし、口を開く。
「前回は、失礼しました。自己紹介が遅れましたが、アメリア・ウィル・テスラ・セイルーンと申します。」
「?!!!」
決定打を言われ、とうとう迎えの教師は顔の血の気を失う。
そう、迎えの教師として指名したのは、見学の際にアメリアに辛辣に当たった人物だ。
「あら、どうしましょ、動かなくなったわ。学園長、わたし、早く彼女に会いたいのだけれど?」
「な、何故、貴女様が彼女に会いたい、と?」
アメリアの言葉に、学園長は不思議そうな顔をした。
始業式直後、セイルーン家から学園に、今からそちらに行く、という連絡を受け、慌てて確認をした学園長に、噂の特生徒と、F4、友人のミリーナに会いたいから残しておいて欲しい、と言われて、彼女等に残って貰っていたのだ。
F4やミリーナならいざしらず、庶民のリナに会いたいと言われ、初め学園長は冗談か、と思い聞き返したが、返事は「面白そうな人だから、会ってみたいわ♪」という返事に、不信に思いながらも受け入れた。
「案内人が使えないみたいだし、しょうがないわね〜З」
何て態とらしく溜め息をつき、アメリアは口の両端に手を当て、手でメガホンを作り叫ぶ。
「リ〜ナ〜!!居るのは分かってんのよ〜!」
「は???」
親しげなアメリアの叫びに、そこに居る教師達の目が点になった。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
ガフ★
疲れた・・・
次はいつ更新か、それは分からない★

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18361花よりも団子?‐43‐井上アイ 2007/10/18 20:37:39
記事番号18359へのコメント

結構すぐだった、更新。
連続UP☆
携帯からなのはご存じかと思いますが、表示の仕方が変わったり、コンテンツ移動が面倒になったり、とすこぶるストレスを感じています。
もうこの会社の買わねぇ!と決意した、43話。
次はどこにしよ〜♪
せめて、四文字熟語がスムーズに変換出来る所のにしたい、切実な思いを乗せて、お送りします。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
「ふっふっふ★」
コメカミをピクピクと痙攣させ、リナは踵を返し、その足で特別ルームを飛び出した。
残された5人は、といえば、ミリーナとゼルは苦笑し、ルークとゼロスは楽しそうに笑い、ガウリイは何が可笑しいのだろう?と不思議そうな顔だ。
「やっほ☆来ちゃったv」
息を切らし、校舎から飛び出して来たリナを見、アメリアはチロリ、と舌を出す。
うつ向き加減で、前髪で表情を隠しながらゆらゆら、と彼女に歩み寄る様を、教師達は止めるのも忘れ、呆然と見ている。
「あら?えっと・・もしかして、危険??」
「アメリア、成仏してねv」
ガシッ!とリナの手がアメリアの両肩に乗せられた。
ここに至って、教師達は賓客の危機を悟るが、既にその賓客はがっちりとホールドされ、どうにも手出しが出来ない状況だ。
「ちょ!ギブギブ!!」
「聞こえな〜い!」
アメリアに見事な卍固めを決め、リナは爽やかな笑顔を見せる。
「お〜、さすが、元気が良いのぉ。」
娘の危機なのに、父親愉快そうなその様子に、学園長がおずおずと声を掛ける。
「止めないのですか?野蛮な輩を。」
「大丈夫だろうて。娘は丈夫に出来ておるからのぉ。それに、リナ嬢は本気出しておらんじゃろ。」
「??彼女、特待生をご存じなのですか?」
当たり前の様にフィリオネルの口から出て来た名前に、学園長は不思議そうな顔をする。
その様子にフィリオネルは溜め息混じりに口を開く。
「やはり、まだ知らぬ様じゃの〜Зリナ嬢は、〈ルイス〉の御令嬢じゃよ。」
『な?!!』
その言葉に、教師達は驚愕の顔を見せる。
勿論、アメリアの自己紹介で、すっかり固まった彼女も、思いっきり動揺を見せている。
「ちょっと!フィルさん!!余計な事言ってんじゃないわよ!!」
「ん?禁句じゃったか?スマン、スマン。じゃが、もう解禁なのじゃろう?そう聞き及んでおるのじゃが?」
攻撃の手は休めずに文句を言ったリナに、フィリオネルはにこやかにそう言う。
「解禁、て、あたしゃ鮎か!!あたしは、平穏無事に学園生活したいのよ!んな事バラされたら、騒がれるでしょうが!!」
「リナが平穏無事、て無理なんじゃない?」
がっちりホールドされている癖に、ちゃっかりチャチャを入れるアメリアはさすが、付き合いが長いだけある。
「うわ!!似た者同士カップルめが!!」
「え??何の事?」
「ゼルにも似た事言われたわ★」
ゴキッ!と盛大な音をさせたのにも関わらず、アメリアがホールドされたまま首を器用に傾げると、リナはホールドしている手に更に力を入れる。
「て!!本気?!!止めて〜!!」
「悪い子へのお仕置きよ♪」
そんなジャレている2人を見、やっと校舎から出て来た5人は顔を見合わせた。
その中から、1人抜き出、
「なあ、リナ。」
のんびりと彼女の元へと歩き、ガウリイはその肩を叩く。
「あ、ごめん。今、忙しいから♪」
「パンツ、見えてるぞ?」
楽しそうに笑っているリナを覗き込み、ガウリイは困った顔をする。
「大丈夫!スカパン穿いているから☆」
「わたしは大丈夫じゃないわ〜!!」
「でもなぁ、オレとしては、リナのスカートの中を他の人に見られて、嬉しくないぞ?」
キレイにウインク一つしたリナに続き、アメリアが苦しげな声を挙げた、が、ガウリイはアメリアの苦情を全く気にしないでリナを諭す様に言った。
「分かったわよ。」
「ガウリイさん、酷い!!わたしの事、無視したでしょう!!」
渋々ながらも、やっとリナの手と足がアメリアから外れ、彼女は涙目でガウリイを睨む。
「ん〜?でも、これで自由になっただろう?」
「それは、まあ、そうですけど。」
「なら、いいじゃないか。」
「う゛・・・」
にぱっ、とガウリイに悪気がなさそうに笑われ、アメリアは口を閉ざした。
「天然は最強ね。」
「手強いな。」
ぽつり、と呟いたリナの横に立ち、ゼルが溜め息をつく。
「て?!ゼルガディスさん!居たならなんで助けてくれないのよ!!」
「あれは、お前達なりのスキンシップじゃなかったのか?」
振り向きざま非難の声を挙げたアメリアに、ゼルは不思議そうな顔をした。
その横で、リナはコクコクと頷いている。
「そうそう、スキンシップなのよ♪」
「そんな訳無いでしょう?!あんな一方的な、片方だけが痛いスキンシップ、どこにあるっていうのよ!」
「だがなぁ、フィルさんがニコニコしていたし、てっきりいつもの事なんだろう、と思って当然だと思うのだが?」
アメリアの憤慨に、ゼルは困った顔をする。
途端、アメリアは気付いた様に父親の方を向き、口を開く。
「何で、助けてくれなかったのよ、父さん!!」
「何を言っておる。五歳の時、リナ嬢と遊んでいて、部屋の壁に穴を空けた事、忘れたとは言わせんぞ。儂も、てっきり遊んでいるのだとばかり思ったわい。」
「父さんまで・・・」
身内にまでそう思われていた事にショックだったのか、アメリアは頷垂れた。
「あ!そうそう、忘れない内に。」
ポン!と手を打ち、リナは教師達の方を見、言う。
「あたしの事は、生徒に漏らさないで下さいね?調子の良い人間は好きじゃないので、態度は今まで通りでお願いします。」
「学費を納められる家庭の方なら、特待制度は打ち切って構わないかな?」
「なら、転校するわ。あたし、学費免除だからここを選んだんだし。」
学園長が口にした言葉に、リナはしれっとした顔で言った。
「え?!リナ、転校しちまうのか??」
「リナが居ないなら、この学園の受験、止めていい?父さん。」
「そうじゃの。リナ嬢がいなくなるのなら、それも仕方あるまい。」
寂しそうなガウリイに続き、言ったアメリアの言葉に、その父親は大きく頷いた。
これに、学園長は慌てる。
「何故、転校するのだね!君は、学費を納めるだけの力があるのだ、学費を納めれば済む話であろう!!」
「無いわよ?あたしの家系ではね、義務教育が終わったら、一人前だ、て事になって、教育・生活費を出して貰えないのよ。姉である現セントルイスも、稼ぎながら高校に通っていたのよ?」
「はへ?」
「んでもって、あたし、〈ルイス〉とは別離した人生選ぶつもりだから、家族ではあっても、〈ルイス〉の人間では無いのよ。」
そう言い、リナは肩をすくめて見せる。
「成程、中々面白い家庭ですねぇ。」
「じゃあ、あんた、代ってくれる?」
愉快そうに笑ったゼロスを睨み、リナは面白くなさそうに言う。
「いえ、遠慮しておきます☆僕は、現状に満足ですから☆」
「ああ、そうですかい。」
ゼロスの答えが気に入らなかったのか、リナはつまらなさそうに返事をした。
会話が途切れた所で、今まで黙っていたミリーナが口を開く。
「所で、何時までこんな所で話すの?」
「あ、そうよ!!わたし、正式に学園案内をして貰う為に来たんだったわ!!」
「お〜、そうじゃった。そうじゃった。学園長、儂は、学園の方針や制度をお聞きしたいのじゃが?」
今更、本題を思い出したセイルーン一家は、やっとそれを切り出した。
ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ
ふい〜、長いなぁ。
人が多いと大変★
読み返せば、ルークが居ない☆
入れる隙がないので諦めますι

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18378有り難う御座いまーーす!!。。。 2007/10/28 13:48:35
記事番号18361へのコメント



祝福のお言葉、真に! 有り難う御座いますっ(涙

ですが、高卒で働くというのも全然凄いことですよ!!

学生なんかの甘っちょろい世界じゃなく、正に日本を支える新精鋭ッ!!

我が国が誇る最終秘密兵器『sixyakaizinn』じゃないですかっ!

我々ぬるま湯学生は、あなた方に養われているも同じですッ!!

どうも有り難う御座いまぁぁぁぁーーす!!!

自分もあなた方の様な立派な社会人になれるよう、日々精進したいと思いますッ!!

てことでッ早速コメント行きますッ!!

>結構すぐだった、更新。
>連続UP☆
>携帯からなのはご存じかと思いますが、表示の仕方が変わったり、コンテンツ移動が面倒になったり、とすこぶるストレスを感じています。
>もうこの会社の買わねぇ!と決意した、43話。
>次はどこにしよ〜♪
>せめて、四文字熟語がスムーズに変換出来る所のにしたい、切実な思いを乗せて、お送りします。
連続でアップされていたのに直ぐコメント出来なくて申し訳ありません

余裕こいて友人と遊び呆けていました(ォぃ

お陰で課題も手付かずです。ああ、開けるのが怖い・・(コラ

携帯、機種替え なさるんですか!

自分も最近変える予定なんですよ

辛かった・・! 3年間フルも聞けず、赤外線も無くて・・っ

友人共は『メアド交換しよっ』ていうと、自分の携帯見て露骨にめんどくさそうな顔するんだよっ・・!

晴れて今回、許可が下りたので素敵な携帯に変えます

お互い素敵ライフを送りましょうねーv

>アメリアに見事な卍固めを決め、リナは爽やかな笑顔を見せる。
>「お〜、さすが、元気が良いのぉ。」
>娘の危機なのに、父親愉快そうなその様子に、学園長がおずおずと声を掛ける。
>「止めないのですか?野蛮な輩を。」
>「大丈夫だろうて。娘は丈夫に出来ておるからのぉ。それに、リナ嬢は本気出しておらんじゃろ。」
物凄いフィルさんの信頼です!

確かにアメリアは丈夫だけど一応お姫様なのに!

確かに本気じゃないかもしれないけれど、急所キメてるのに・・!

>「ちょっと!フィルさん!!余計な事言ってんじゃないわよ!!」
>「ん?禁句じゃったか?スマン、スマン。じゃが、もう解禁なのじゃろう?そう聞き及んでおるのじゃが?」
>攻撃の手は休めずに文句を言ったリナに、フィリオネルはにこやかにそう言う。
あくまで攻撃は止めないんですね・・

何故そこまで執拗に友達に危害を加えようとするのだリナ・・!

>「うわ!!似た者同士カップルめが!!」
>「え??何の事?」
>「ゼルにも似た事言われたわ★」
>ゴキッ!と盛大な音をさせたのにも関わらず、アメリアがホールドされたまま首を器用に傾げると、リナはホールドしている手に更に力を入れる。
>「て!!本気?!!止めて〜!!」
>「悪い子へのお仕置きよ♪」
折れたああああああッッ!!!

『ゴキッ』って 盛 大 に 音がしちゃダメですよっ!!

体罰とかそんな程度の話じゃない!

>そんなジャレている2人を見、やっと校舎から出て来た5人は顔を見合わせた。
ぃやいや、ジャレてないジャレてないよっ!

姫様の御首、至急治療が必要な状態なんですから!

>途端、アメリアは気付いた様に父親の方を向き、口を開く。
>「何で、助けてくれなかったのよ、父さん!!」
>「何を言っておる。五歳の時、リナ嬢と遊んでいて、部屋の壁に穴を空けた事、忘れたとは言わせんぞ。儂も、てっきり遊んでいるのだとばかり思ったわい。」
>「父さんまで・・・」
フィルさあああん!!

多分 ソ レ も虐待されて出来た穴かもしれないですよ!!

もっと娘さんをよく見てあげて!!

>「学費を納められる家庭の方なら、特待制度は打ち切って構わないかな?」
>「なら、転校するわ。あたし、学費免除だからここを選んだんだし。」
>学園長が口にした言葉に、リナはしれっとした顔で言った。
>「え?!リナ、転校しちまうのか??」
>「リナが居ないなら、この学園の受験、止めていい?父さん。」
>「そう