◆−↓の後で読んで下さい−井上アイ (2007/4/18 21:38:52) No.18042
 ┣始めまして。−かお (2007/4/19 15:57:47) No.18048
 ┃┗Re:始めまして。−井上アイ (2007/4/20 23:00:41) No.18055
 ┗あとがき?−井上アイ (2007/4/21 01:19:42) No.18057
  ┗Re:あとがき?−。。。 (2007/4/21 14:47:12) No.18058


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18042↓の後で読んで下さい井上アイ 2007/4/18 21:38:52


下のツリーの後の話です。
そちらを読み終えた、という方だけ、ご覧になって下さい。
ただし、逃げるなら今の内です、ギャグ要素ありません
ダンジョン〜とは、かなり話が違うのでι
ツリーを新しくしたのは、原作での時間軸の違い、話の雰囲気が違う為です。
時間軸は、読めばわかります。
では、寄っていって下さい。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
<その後>
リナとガウリイは、今夜、キコマ町のそこそこの宿屋に、部屋を取っていた。
夜が更けた頃、不意に部屋のベッドの固まりが、身じろぎをした。
「・・・。」
ゆっくりと、身を起こした影が、窓の方へと顔を向ける。
幼さが大分抜けてきたその顔が、月明かりに照らされる。
「ルーク・・・あんたは、やっぱり選んだのね。」
先程夢に見た、数ヶ月前の出来事を思い、その部屋に泊まっているリナは、語り掛ける様に、口を開いた。
「そうね、あたしも、同罪だわ。責める事は出来ない。幸運で捨てずに済んだ、それだけだわ。」
痛む胸に手を添え、リナは顔を歪ませる。
―コン
暫し経ち、部屋のドアが控え目に叩かれた。
『リナ・・・今、いいか?』
小さな、リナにギリギリ届く声は、彼女には耳慣れた物だった。
暫しリナが無言でいると、再びドアがノックされる。
―コンコン
『リナ、起きてるんだろ?』
確信めいた声に、リナは溜め息をつき、ベッドを降り、スリッパに足を入れる。
程無くして、来訪者はその部屋へと招き入れられた。
「いつだったか・・・約束しただろ?一緒に、どうだ?」
「今、何時だと思っているのよ。大体、今更な話だわ。」
窓から入る月明かりに、長い金髪を輝かせる相棒にジト目を送るリナ。
「そう・・・なんだがな。」
酒の瓶とグラスをサイドテーブルに置き、ガウリイは曖昧に笑う。
「・・・なんか、あった?」
「ん?」
「どうしたのよ、らしくも無い。暗い顔して・・・?!」
急に大きな腕に引き込まれ、リナは体を硬直させるが、すぐに気を取り直し、文句を口にする。
「なんなのよ?!いきなり!離しなさいよね!」
「・・・夢、見たんだ。」
「は?そりゃ、見るでしょうが、いいから、離してよね。」
自分の髪に顔を埋め、自分を大事そうに抱え込んだガウリイに、リナは溜め息混じりに、そう言う。
「ミリーナが、出てきた。」
「?!」
「リナとルーク、オレとミリーナで、別々になった事、有っただろ、そん時の事をな。」
弾かれた様に顔を上げたリナと、目を合わせて、ガウリイは力無く笑う。
「・・・で?」
「ん?まあ・・・それでな、リナに会いたくなっちまった。」
「そ・・・」
「しばらく、このままで良いか?」
「嫌、つっても離さないでしょうが、馬鹿力。」
コテンと頭をガウリイの胸板に預けるリナ、密かにその右手が、彼の寝間着を握っている。
「あん時、お前さんら相変わらずケンカしてたよな。」
「ルークが大人げなかっただけよ。」
「あいつら、会えたかな。」
「ミリーナが会わないかもよ。」
「そうだな、苦労しそうだな。向こうでも・・・」
「ね、ミリーナは夢の中で、なんて?」
「ん〜、忘れた。」
「クラゲ・・・」
「リナは、何で起きてたんだ?まだ、気にしてるのか?」
「ちょっと起きただけよ。」
「そっか・・・」
「ねえ、もういいでしょ?」
「ん?」
「お酒、呑むんでしょ。」
「ああ、そうだったな。」
名残惜しそうに、ガウリイは腕からリナを解放する。
「これ、どんなお酒?」
「リンゴを使ってある、て聞いたが?」
逃げる様に、テーブルにある瓶を手にしたリナを見て、ガウリイは穏やかに笑う。
「じゃあ、あんたの口に合わないんじゃない?」
「ま、たまには・・・な。」
「ふ〜ん。」
適当に相槌を打ち、リナは瓶の蓋をキュポン、と開ける。
「いい匂い。」
「ちょっと、甘そうだな・・・」
注がれた酒の匂いに、リナは微笑み、ガウリイは苦く笑う。
「何よ、今更・・・」
「ま、リナには丁度いいかもな。」
溜め息混じりのリナの言葉に、ガウリイは無器用にウインクをして、立ったままグラスを手にして、傾ける。
リナは窓枠に腰掛け、グラスを両手で包み込み、舐めるように酒を呑む。
暫く、他愛のない話をしながら、2人は酒を楽しんだ。
「ミリーナにな、後悔しないで、て言われた。」
最後の一杯を傾けながら、ガウリイは切り出した。
「そ。」
少しだけ、酔いで頬を赤く染めて、リナは関心なさそうに酒を舐める。
「ルークの事を、まだお前さんが、気に病んでいるのは、知っている。それを乗り越えるのは、簡単じゃないと思う。」
「・・・」
「少しは、オレを頼ってくれよ?」
「ま、考えとく。」
「素直じゃないなぁ。」
苦笑して、ガウリイは済ました顔をしたリナを抱え込む。
「な〜によ、また〜」
「大事なんだ、リナが、だから・・・無茶をしないでくれよ。」
「ガウリイ?」
酔いの為か、今一状況を把握出来ていないリナは、ガウリイの腕の中、首を傾げる。
「いつか、オレと、人生を共に歩いてくれないか?」
「?!―へ?」
「・・・どうだ?」
「・・・ん。考えとく。」
「そっか・・・」
頬を真っ赤に染めたリナの言葉に、ガウリイはゆったりと笑った。
「じゃあ、部屋に戻るな。」
「ん、おやすみ。」
「ああ、ゆっくり休めよ?」
そう言って、リナの額に口付けを落とし、ガウリイはグラスと瓶を手にして、部屋を出ていった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
( ̄ц ̄)
すみません、砂吐いていました。
しっとりさせる筈だったんですが、・・・
あっま〜い!!
くあっ?!何考えてる!!自分!
ダンジョン〜を打ち込んでいる途中に、思い付いた、原作終了後の2人の話、その為、本来1話だった最終話を、2話に分けました。
その時点では、ちょっぴりしんみり、落ちているリナとガウリイ、の話を考えていました。
それが、なにゆえ?!
一発書き、てむずかしい・・・

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18048始めまして。かお 2007/4/19 15:57:47
記事番号18042へのコメント

こんにちわ。始めまして。井上アイさん。
ここ(書きなぐり1)に時たま出没しているかおといいます。
連載完了、お疲れさまでした!
というか、携帯でうちこみなんてすごすぎですっ!
私なんかパソでうちこみしててもなかなかにスムーズにいかないのに(尊敬…
ルークとリナ、そしてミリーナとガウリイのやり取りがありえそうで楽しかったです。
そして…ラストのガウリナの心境も。
あの小さな携帯画面でよくぞここまで…と。容量的にも問題あるでしょうに(切実に…
今まで読み逃げしてましたけど、完了、ということでひとまずコメントさせていただきました。
これからも素敵な作品、期待してますねv
それでは、短いですけど、お疲れ様&楽しませてもらいました。
という意味をこめてコメントさせていただきます。
それでは。
かしこ

byかお

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18055Re:始めまして。井上アイ 2007/4/20 23:00:41
記事番号18048へのコメント

はじめまして、こんばんみ☆
あっはっは・・・もうこれ、押していきます。自分。
かお様、読んで頂き、ありがとうございます。
読み逃げOKですよ♪常習犯がここに居ますので☆
携帯からの投稿は、思ってた以上に大変でしたが、慎重に打つ為か、誤字が少なく済み、チェックは楽でした。
キーボード打ちは慣れてはいるのですが、押し間違いが多いので・・・。
かお様は、長編大作を書かれていますよね。
宇宙のゴミ箱、おじゃました事ありますよ〜ウフフ・・・v
はい、足跡残さずに逃げました、脱兎の如く。
長編、すごいですよね、真似出来ません。
設定を作って、話を作らないので、思い付くまま書き殴ってるんですよ。
かお様のとこのリナとL様は最強ですよね♪
性格が似ているので、近くにいる方は大変でしょうけど、見てる方は楽しいです。
ただ、L様にイジメられているSには、同情します。
きっと、その影響で、弱くなってしまったんですね。
で、また負けてイジメられる、無限ループの完成☆
そんな、素敵なかお様に尊敬されてしまいました。
なんか、文がおかしいですが、嬉しいのですよ。
コメントを頂き、期待している、だなんて言われ、浮かれまくっていますので☆
これでも、時間を置いたので、落ち着いた方なんですが・・・
応援を頂いたので、もう少し、頑張ってみます。

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18057あとがき?井上アイ 2007/4/21 01:19:42
記事番号18042へのコメント

どーもー。こんばんみ☆(押します、押しまくります!)
18日は、『その後』の余りにも恥ずかし過ぎる終わり方に、一日中、砂に埋もれていました。(ガウリナサイト巡りをしていましたv)
ダンジョン〜は、ほぼ一発書きでした。
ノートに一発書きしたものに、説明の足らない所、原作との時間軸の狂い等を修正しながら打ち込んでいきました。
それでも、説明不足な所はあると思います。それは、自分の力不足なので、あやまるしかありません。
一番の訂正箇所は、遺跡を出てすぐ、です。
11巻前のはずでしたが、4人一緒の宿。まあ、ここまでは、大丈夫!
問題は、女性陣、男性陣で同室にして、話をさせていたんですね、ノートでは。
ダンジョン〜2を打っていた時に気付きました、で、12巻を確認、そしたら、2人っきりの状況が余り無かったとリナが言っているんですよ。
さあ、困った、とりまえず、そこまでに考える事にして話を進め、出来上がってみれば、ミリーナが・・・すこしだけ違和感を感じる行動に・・・
ああいう行動のない、大人で、常識人という自分の中でのイメージを壊してまで、そうさせちゃいました。
まあ、ノートに書き殴った時は、4人一緒の話が書きたい!と勢いで書いたにすぎないので、時間軸を考えていなかったので、当たり前ですね。
そして、一番の問題、タイトルが無かった・・・しかも!後付けなのに、話と合っていない。
あーはーはー。もう笑うしかないですね、そりゃあ、最後の予想はつかないでしょうよ。
色々、候補はね、あったんですよ、悩んだ末があれです。
他の候補の程度が、知れますね。
打っていて、台詞が変わる事もあります。
一番のヒットは、リナの『手配書の見本が歩いている』という文句です。元も似た様な言葉でしたが、急に閃きました☆
4人の、それぞれらしさを考えた台詞回しは、意識していましたが?!
ミリーナが、どうも、原作で、丁寧語を使っていないんですよねぇ。
部分的にですます調の時はあるんですが・・・どう使い分けたらいいのか?というより、気付いた時には、話が進んでいたので、つき進みました☆
投稿を決めた時、コメントが無くても、自分の様に、読み逃げしている方々がいるのだ!と言い聞かせていましたが、いざ蓋を開けてみれば、お二人からコメントがvv
いや〜、照れますな。
特に、。。。様には、度々コメントを頂き、ついつい、更新する度に、まだかまだかと、おっかけの様に出待ち?をしていたぐらいです。←危ない人には、ついて行かないで下さい。
本当は、一発屋(ヒットさせてないのに・・・)で終るつもりでしたが、もうしばらく、こちらに出てこようかと思います。
そして、また引き篭りします。(書き込みをしない意)
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼
ここからは愚痴です。
付き合っても、得はしないので、ご注意を・・・
この携帯変なんですよ。
『おん』を変換したら、『無い』があるんです。
どこぞの、方言やねん?!て感じです。
他にも、変換がおかしいのですが、上が一番ビックリしました。
変換おかしい為に、一字ずつ変換、削除なんてしたり、同意の他の言葉に変えたり、そこの所は、やっぱりパソ打ちしたいと思いました。
が!近くの図書館のパソは、スレ系のサイトは文字化け、近所にはネットカフェ無い、ヘコミました。
漫画喫茶の発祥の地なのですが、それも、近所にはありません。
いや、いくつかは知っているんですよ?ただねえ、ちょっと寄り道、という場所にはないので・・・
一度、古本屋へ行った時、百円で十五分ネットができるのを発見し、じゃあ、と思ったら、百円玉一枚、という、どうにも不安な財布事情にあきらめました。大きいのは、ありましたが、最近はどこも両替してくれません。
偽金じゃないよ〜?切実なのに〜ぃ。
所で、『おん』が『無い』になるのは、古文とか昔の言葉なのか?
聞いたら恥じかきそうなので、誰にも聞けません。
ここまで、付き合った貴方は素敵な人ですネ♪

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18058Re:あとがき?。。。 2007/4/21 14:47:12
記事番号18057へのコメント

全部読んだよっ!

今晩みッ☆(遅

アトガキを拝見しまして、色々な苦労がよく分かりました(涙

皆、そこまで考えて打ってたンですね・・・

自分なんか、スレの小説全部読んでないし、漫画も全部読んでないし、知らんキャラ居るし、

ほぼ想像で打ってて、原作に沿ってなくても構わないし・・・

うん。

だから大丈夫ですよ(ぇえ
  

自分の持論は、ただ一つです

こ う い う の っ て 開 き 直 り だ よ ね 。

色んな人が居るんだから、安心しなってv(ゃ。


ぁ。若い芽を摘む様な発言は慎みマス

他の人の意見を聞こうね(ニッコリ

でも自分、ルークの顔おぼろげだったr(ゃめぃ


▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼


ゃっぱ携帯大変ですね

てか携帯変ですね

・・・・

ぁッ何か略したっぽくなってる!ぃ意図的にじゃナィですよ!ホントよ!でもこれから使おッ(煩

うん、その変換はオカシイ(戻

様々な苦労を乗り越えた結果の作品だったんですね

楽しく読ませて頂ました

後付け上等!追っかけ最高!です

さて

多分自分を見る目が変わったかと思いますが

どうか見捨てないで下さい

これからも、応援させて頂きます

それでは。