◆−ガウリナでルクミリを投稿します−井上アイ (2007/4/11 20:21:31) No.18013
 ┗すみません−井上アイ (2007/4/12 10:58:31) No.18015
  ┗ダンジョン攻略大作戦@−井上アイ (2007/4/12 17:26:42) No.18016
   ┗Re:ダンジョン攻略大作戦@−。。。 (2007/4/12 22:06:28) No.18019
    ┗ダンジョン攻略大作戦A−井上アイ (2007/4/13 00:44:27) No.18020
     ┗ダンジョン攻略大作戦B−井上アイ (2007/4/13 19:37:58) No.18025
      ┣ごみーん☆−。。。 (2007/4/13 23:25:50) No.18029
      ┗ダンジョン攻略大作戦C−井上アイ (2007/4/14 17:26:58) No.18031
       ┣司会らしきにこやかな男性と美しい女性が立つ、色鮮やかなセットの上。−。。。 (2007/4/14 23:02:06) No.18033
       ┗ダンジョン攻略大作戦D−井上アイ (2007/4/15 17:31:54) No.18034
        ┣Re:ダンジョン攻略大作戦D−。。。 (2007/4/16 22:56:22) No.18036
        ┃┗Re:感謝御礼v−井上アイ (2007/4/17 02:31:25) No.18038
        ┗ダンジョン攻略大作戦E−井上アイ (2007/4/17 01:58:01) No.18037
         ┣ダンジョン攻略大作戦エンドロール〜GL編〜−井上アイ (2007/4/17 23:06:45) No.18040
         ┗ダンジョン攻略大作戦エンドロール〜LM編〜−井上アイ (2007/4/18 02:47:19) No.18041
          ┗Re:おッつー☆−。。。 (2007/4/19 21:02:33) No.18050
           ┗ありがとう☆−井上アイ (2007/4/20 20:17:21) No.18054


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18013ガウリナでルクミリを投稿します井上アイ 2007/4/11 20:21:31


はじめまして、こんばんみ☆(あ゛ー、ひかないでプリーズ(T^T)本人かなり痛寒いのわかってますんでf^_^;) 数ヶ月前に、漸くここに辿り着き、やっと皆様の小説を読み終りました で、触発されまして、投稿なんぞをしよっかな〜と思った次第です では、次回投稿しますんで、読んでみようと思われた心広き方は下へv

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18015すみません井上アイ 2007/4/12 10:58:31
記事番号18013へのコメント

携帯からの投稿です。
その為か、上読み辛いです。
とりあえずテストをば・・・

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18016ダンジョン攻略大作戦@井上アイ 2007/4/12 17:26:42
記事番号18015へのコメント

まず、注意を「井上アイ」は本名では無いのでお近くの方に「こんなアホな文を書いたの?」と聞くのは、お止め下さい。
その方と疎遠になっても当方は責任をとれませんので
では、自己満足な作品ですが、どうぞ☆
★★★★★★★★★
「ちっ・・・なんで俺がこんなちんくしゃと・・・いとしのミリーナ、あのノーテンキ男と一緒じゃ怪我しちまうかもしれねえじゃねえか。」
「そのミリーナに相手にされてないくせに。」
目付きが悪く、年の頃は20頃、黒い短髪傭兵姿の男=ルークの言葉に、鼻で笑って言ったのは、大きな瞳に栗色の腰までに届く長い髪をした女魔導士=リナ(女の年はきかないのが礼儀て事で)だった。
その2人は今、インセントシティの外れにある山の遺跡の中に居た。
「ミリーナは照れてんだ!」
「へえ〜、やけに冷たくあしらわれてるけど?」
「うぐ?!けっ!あのノーテンキ男の趣味を疑うぜ?!こんな小生意気なガキと何が楽しくてつるんでいるんだか!」
「ふ・・・図星つかれたからって、下手な反撃してんじゃないわよ。玉砕男。」
言い合いしながら、ルークとリナはあちらこちらの壁を調べる。
―――
「え〜と・・・どうしたもんか・・・」
「あの2人が2人きり・・・てのは心配ですね。喧嘩して別々になったら探す手間が増えるわ。」
蒼い目に腰までに届く金髪の20半ば頃の傭兵の男=ガウリイが呆然とする中、隣に佇んでいる碧の目をした長い銀髪をポニーテールにした女性=ミリーナは、冷静に言う。
その2人が見詰めているのは、2人の旅の連れが競い合って足を踏み入れた遺跡がある。
今、その2人が入った入り口は、大きな岩で塞がれている。
2人が入った途端その岩が入り口を塞いだのだ。
「リナさんが、ルークと離れていなければいいのですが・・・」
言って、ミリーナは荷物から水晶を取り出し、
「ルークは兎も角・・・リナさんは無事に見付け出してあげたいわ。」
そう言って小さく呪文を唱える。
「ダメだ・・・他に入れそうな所は無いな・・・剣でどうにかできそうも無いし・・・」
周辺を探っていたガウリイが戻り、小さな溜め息をもらす。
「・・・やはり、無理ですね・・・」
「何してたんだ?」
ミリーナの言葉に、ガウリイは小首をかしげる。
「精神世界から、ルークの剣を頼りに位置を探してみたのですが・・・遺跡に魔石がまじっているようで、場所の特定が出来ませんでした。」
「えっと・・・岩を魔法でどうにかする事は?」
「無理ですね、魔石はオリハルコンの次に魔法が効かないのです。扱い辛いので、市場に出回る事がないので、余り知られていませんが・・・」
「て事は・・・何も出来ん・・・て事か?」
「いえ、入り口が一つ、という事は無い筈です。空気の流れは必要ですし、昔の砦の様ですので、ここが攻められた時の為の裏口がある筈です。」
そこまで言ってミリーナは、この山の地図を取り出す。
「今いる所は・・ここですね。地形的に逃げ易く追い辛い道、そこに繋がる所に裏口があると思われます。」
「ふ〜ん。」
「ガウリイさん、傭兵の貴方の意見をお聞きします。この地理からして、どこが裏道として使えそうですか?」「ん〜、そうだなぁ」ミリーナの静かな口調に、ガウリイは頭を捻る。

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18019Re:ダンジョン攻略大作戦@。。。 2007/4/12 22:06:28
記事番号18016へのコメント


イぇーイ!初めまして今晩みィィッ☆

アイさんの熱意に打たれて、ついコメントしてしまいました

携帯で打つなんて、凄い根性っ子ですね!!



>「ミリーナは照れてんだ!」
>「へえ〜、やけに冷たくあしらわれてるけど?」
>「うぐ?!けっ!あのノーテンキ男の趣味を疑うぜ?!こんな小生意気なガキと何が楽しくてつるんでいるんだか!」
>「ふ・・・図星つかれたからって、下手な反撃してんじゃないわよ。玉砕男。」
>言い合いしながら、ルークとリナはあちらこちらの壁を調べる。
あぁ・・年下に負けてますね、ルーク

長年、尻に敷かれっぱなしじゃ、M度が強くなっちゃいますもんね(ェ

>目付きが悪く、年の頃は20頃、黒い短髪傭兵姿の男=ルークの言葉に、鼻で笑って言ったのは、大きな瞳に栗色の腰までに届く長い髪をした女魔導士=リナ(女の年はきかないのが礼儀て事で)だった。

>蒼い目に腰までに届く金髪の20半ば頃の傭兵の男=ガウリイが呆然とする中、隣に佇んでいる碧の目をした長い銀髪をポニーテールにした女性=ミリーナは、冷静に言う。
実は何気に、この組み合わせの方が

見た目的に超ナィスヵップルなんですよね

>「精神世界から、ルークの剣を頼りに位置を探してみたのですが・・・遺跡に魔石がまじっているようで、場所の特定が出来ませんでした。」
>「えっと・・・岩を魔法でどうにかする事は?」
>「無理ですね、魔石はオリハルコンの次に魔法が効かないのです。扱い辛いので、市場に出回る事がないので、余り知られていませんが・・・」
>「て事は・・・何も出来ん・・・て事か?」
>「いえ、入り口が一つ、という事は無い筈です。空気の流れは必要ですし、昔の砦の様ですので、ここが攻められた時の為の裏口がある筈です。」
>そこまで言ってミリーナは、この山の地図を取り出す。
>「今いる所は・・ここですね。地形的に逃げ易く追い辛い道、そこに繋がる所に裏口があると思われます。」
ミリーナめっさ素敵ですねッ

ガウリイが喋るイトマなんかありません!!




携帯でコレだけ打つのは、とても大変だったと思いマス

これからも頑張って下さい

それでは

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18020ダンジョン攻略大作戦A井上アイ 2007/4/13 00:44:27
記事番号18019へのコメント

。。。様コメントありがとうございますv
まさか、この様な文にレスを頂けるとは、誰が予想出来よう・・・
浮かれて、2話目を頑張って打ち込みたいと思います。
………………………
「こっちはダメだ・・・そっちはどうだ?」
「無理、何も無い。て事は・・・この道しか無いようね。」
壁やら床を調べ終えたルークの言葉に、同じくリナは溜め息をつき、自分達の居る空間から延びた道を見据える。
「ちっ、石の所為で魔法で道を作る事も出来ないし・・・この石の向こうに愛しのミリーナが・・・」
「あ〜、はいはい、せいぜい死んだと思われて見捨てられて無い事を祈るわ。」
「ミリーナは、んな冷たくねぇ!そっちこそ、あのアホ顔に見限られて無い事心配したらどうだ!」
「それならそれでいいわ。まあ、せめてお別れの挨拶くらいして欲しいとは思うけどね・・・」
塞がれた岩を睨み付けながら言ったルークに、リナは事も無げにそう言って歩き出す。
それを慌ててルークが追う。
「いいのかよ。相棒に見限られてもよ?」
「まあね、あのさ、何であたしが魔族に詳しいか、分かる?」
「魔族ヲタクだから・・・とか。」
「う゛わ・・・それだけはカンベンしてよ。ちょっとね、ここ一年と数ヶ月ほぼ魔族と関わってたのよ。」
「んなあっさりカミングアウトされても・・・反応に困るんだがな・・・」
「まあ、その所為でさ、あいつ怪我は絶えなかったし、家宝なんかも無くなったりして・・・はっきり言って何で一緒に旅してんだろ・・・て思う訳よ。」
「ふ〜ん。そうとうなモノ好きなんだな、あのボケ頭。」
「何?あんたも人の名前覚えられないの?」
小馬鹿にした様に笑い、リナはルークを見る。
「あ゛あ?単に馴れ合いたく無いだけだ。」
「ふ〜ん?でも、あんたが、ガウリイと2人っきりでここに入ってたら大変だったでしょうね。」
「けっ、あんたと居るよりはマシだがな?!」
「あいつを扱える?クラゲ頭でのほほんとしてて今一緊張感の無いあいつを・・・」
「う゛・・・」
「古代文字や魔導文字なんて勿論だけど、ヘタしたら五才児でも読める本も読めないわよ?」
「マジか・・・?アホだアホだとは思っていたが、ミリーナ、んな奴と一緒で疲れてたりしないだろうか・・・」
リナの言葉にルークは今離れている大切な女性に思いを馳る。
――――
「よっ!と。足元気を付けろよ。」
「ありがとうございます。」
足元の不安定な山道を先に行き、ガウリイはミリーナに手を差し出した。
「で、こっちでいいんか?」
「ええ、後は裏口に繋がっている所を探すだけです。」
「そうか、ミリーナが一緒で助かったよ。冷静で頭が良いからな。」
「どうも・・・」
「なあ、なんでルークと旅してるんだ?」
「良く・・・分かりません。ただ、放って置けない気がしたので・・・」
「ふ〜ん。ミリーナはリナと少し似ているな。」
「私が、リナさんと・・・ですか?」
ガウリイの言葉にミリーナは怪訝そうな顔付きをする。
それに対しガウリイは苦笑して首を縦にふり言う。
「ああ、照れ屋で無器用な優しさを持っている。違うか?」
「そうなんでしょうか?気が無いのにそばに置いている私が優しいだなんて・・・」
「本当に気が無いのか?放って置けない、て事は多少は気にしてるんだろ?」
「・・・どうなんでしょうか?」
「まあ、ミリーナの方がポーカーフェイス上手いけどな。リナは隠し切れない時があるだろ?」
「その点では、同感です。」
苦笑したガウリイに、ミリーナは小さく頷いた。

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18025ダンジョン攻略大作戦B井上アイ 2007/4/13 19:37:58
記事番号18020へのコメント

はい!では昨日の浮かれモードを維持したまま3話目に入ります☆
今回は少しだけ長いです。
@@@@@@@@@
「とに・・・面倒臭い!あっちこっちに罠があるんだから!」
「全くだ。しかも、こんな色気が皆無のガキと何が悲しゅうて一緒に歩いているんだか・・・」
「ルークにセクハラされた、てミリーナに言うわよ?」
ルークのぼやきに、リナは目を険悪にさせる。
「てっ?!んな無い事言うなよな!」
「女の子に対して色気が有る無い言うのは十分セクハラよ!」
「はっ?!女の子?んなもんどこに居るてぇんだ?!」
「ここに居るでしょうが!目玉腐ってんじゃない?!」
足を止め、ルークとリナはしばらく睨み合い、
「けっ、んな事やってる場合じゃねぇな。」
「ふん!ま・・・そうね。」
数分して、同時に顔を反らし歩き出す。
「今頃・・・ミリーナ何してんだろうな・・・」
「結局、そっちかい。」
「あんたは心配じゃないのかよ?」
「全然?魔族と一戦交えるよりはマシだし、これくらい。」
「そういう基準か?!」
「だって、別に生きるか死ぬか、斬った張った、ていう場面じゃないじゃない。」
「なんか・・・殺伐としてんな。」
「・・・そう?」
「ああ。」
「まあね、分かってるつもりよ?感覚がずれちゃってる事ぐらい。ちょっと休みましょ。」
そう言って、リナは適当な所に腰を掛ける。
その反対側の壁にルークは背を預け、疲れた溜め息を吐く。
「ね、もし・・・もしも、よ?世界か、ミリーナか、てなったら、あんたはやっぱりミリーナを選ぶ訳?」
「んあ?そりゃ当然だろ。」
水を一口飲んでから言ったリナの問いに、急な話題に片眉を上げつつ、ルークはあっさり頷いた。
「そっか・・・」
「あんたは、どうなんだ?」
「きっと、何度問われても、答えは変わらないでしょうね。」
「誰か・・・いや相棒にでも聞かれたか?」
「まさか・・・あいつがそんな事聞く訳ないじゃない。何で?」
「まるで、もう選んだみたいな口ぶりだったんでな。」
「そう思う?」
「ああ。」
深く頷いてルークは、リナの表情を盗み見る。
その表情はまるで、神官に懺悔をしている様な顔付きをしていた。
「まさか、本気でえらんだのか?」
「さあね、だとしたら何で両方存在してる訳?さ・・・行きましょ。きっと2人が探してくれているわ。」
「そう・・・だな。」立ち上がり、砂埃を払ったリナと共に、ルークは歩き出した。
――――――
「これ、か?」
「他にめぼしい所もなさそうですしね。」
山の中腹にある小さな洞窟の前で、ガウリイとミリーナは小さく頷き合い、その中へと足を踏み入れる。
「とりあえず、リナの奴無理していなきゃ良いが・・・」
「そっちの方が心配なんですね。」
「まあ、腕は確かだしな。経験もある。それに・・・ルークが付いているだろ?」
「喧嘩して怪我をしているかも知れませんよ?」
「そっちの方がありえるな。でも、あいつら何だかんだ言って気が合っているからな。こういう時は、意外と協力し合っているかも知れないぜ?」
「そうかも知れませんね。」
「リナとルークは、良く似ているよな。気性が荒くて気が短いし・・・金勘定はしっかりしてる。何より、乱暴なクセに何故か憎めない。」
「似た者同士だから、ぶつかり易い、て事ですね、きっと。」
苦笑して言ったガウリイの言葉に、ミリーナは小さく頷き同意する。
「ああ。」
「色々な事が見えるのですね、ガウリイさんは。」
苦笑したガウリイに、ミリーナは視線を送る。
「オレか?そっか?リナにはクラゲ頭、て言われる位だぜ?」
「頭の良し悪しは関係無いです。」
「それって、結局オレは頭悪い、て事を言ってるよな?」
「はい、すいません。」
「・・・ルークの痛みが少し分かった気がすんな。」
無表情で言ったミリーナの言葉に、ガウリイは少し肩を落とす。
「すみません。人付き合いは、得意では無いので。」
「いや、得意不得意はあるからな。ミリーナは、気持ちを表現するのが苦手なだけだろ。考え過ぎて、言いたい事の半分以上を飲み込んじまうんだ。」
「そう見えますか?」
「ああ。それと喜怒哀楽の表現も苦手だよな。まあ、ルークは微妙な変化に気付いているだろうけどな。」
「ルーク・・・が?」
「ああ。じゃあなかったら、長く一緒に旅なんて出来ないだろ。丁度いいかもな、表情の激しいルークと、それが苦手なミリーナ、てのは。きっと、ミリーナの変わりに、ルークが泣いたり、怒ったり、笑ったりするんだ。」
「はあ・・・」
「一回、小さくても良い微笑んでやったらどうだ?きっと大喜びするぞ?」
「そういうものは、やろうとしてやるものでは無いと思いますが・・・」
「ん〜、だから、笑いたい時に我慢しないで、ちょこっと笑うんだ。笑うと、自分も、相手も、楽しくなれるんだぜ?」
ミリーナの戸惑いを含んだ声に、ガウリイはそう言って、無器用にウインクしてみせる。
@@@@@@@@
朝の9時から合間を利用して打ち込み、終了時間19時30分・・・がはっ?!
やっぱりネットカフェでやろうかと悩み中・・・これくらいの量なら10分と掛らないはず。
にしても、ガウリイ何げに語ってますね・・・スレイヤーズの癒し系?なのでカウンセラーに向いているかも?

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18029ごみーん☆。。。 2007/4/13 23:25:50
記事番号18025へのコメント


何か行き違いで・・・下のコメントに返事を打ってる途中で、更に謝りのコメントが来た様ですが

全 然 大 丈 夫 だ よ ! !

打つのが遅くて、返事が遅れてしまい、不安を抱かせてしまって申し訳ありません

あのツリーは、コメント投稿するとああなってしまうモノなんで、アイさんに非は無いんですよ

全く、こンな根性ッ子の言葉が届かないワケ無いじゃないですか!

自分のコメントが力になれた事、本当に嬉しく思います。



さて、下のコメントについての返事を、何故ココに入れているのかと疑問があると思いますが

自分の不甲斐無いせいで、少し下がゴチャらけてきたので

スマートにする為、急遽移させて頂ました。すいません

これからもコメントさせてもらいますので

どうか宜しくお願いします

それでは


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18031ダンジョン攻略大作戦C井上アイ 2007/4/14 17:26:58
記事番号18025へのコメント

。。。様、心優しきコメントありがとうございます。
いや〜?根性あんまりないんですけどね〜?
根気とやる気だけが空回りしている感じです。
では、4話目です。
今回は根性入れて長い文を打ってみます。
§§§§§§§§§
「・・・なあ。」
「ん〜?何かあった〜?」
ちょっとした広い空間で、壁などの仕掛けを調べている中、不意にルークがリナに話掛けた。
「まあ・・・なんだ?ただの独り言だぞ!独り言!」
「うん?」
「あんたの相棒はよ・・・別れる気なんかないぜ。多分。」
「・・・」
「魔族と頻繁にどんぱちやってたんだろ?1年以上もよ?なら、離れるつもりなら、とっくに見きりを付けて、ドロンしているハズだ。」
「優し過ぎんのよ。あいつは、至上最高のお人好しなんだから。」
「まあ聞けよ。俺の見た所、それは、あんたに対してだけだ。多少甘い気はするがな。・・・でだ!あいつは、怪我した事や、家宝が無くなっちまった事で、あんたを責めたか?!」
「ううん。」
「だろ?!て事はよ。つまり・・・だな、」
「つまり?」
「怪我も家宝の事も、あいつにとっては、些細な事なんだよ。それ以上のモノを見付けた。そういう事なんじゃないのか?だから、あんたからあいつが離れる事は無い・・・俺はそう思う。」
「それ以上、て・・・ヘタしたら死んでいたかも知れないのよ?」
「だあ〜!質問すんな!独り言終了!ちったぁ考えろ、天才魔導士なんだろうが!?」
ふん!と鼻息荒くルークは調査を終えて、立ち上がる。
―――――――
「行き止まり・・・ですね。」
「ん〜、まいったなぁ。」
目の前にある岩壁をミリーナとガウリイは呆然と見る。
「まあ、砦ですからね、しかも脱出口、簡単に入れる訳ないですよね。」
「て事は、どこかに隠しスイッチがあるんだな?」
「恐らくは・・・」
「そうだな・・・」
小さく頷いたミリーナを見て、ガウリイは勘を頼りに周辺を見渡し、
「・・・うん。なんか怪しい。」
「そう・・・ですか?」
ガウリイが目を付けた所を見て、ミリーナは首を傾げる。
そこにあるのは、岩肌と何のヘンテツもない石がいくつか。
「ん〜、やっぱり怪しいな。触ってもいいか?」
「・・・分かりました。ガウリイさんを信じます。」
「光栄だな。」
苦笑して、ガウリイは岩肌へと手を伸ばし、
―ガコ!・・パラパラパラ・・・
微妙な凹凸を手掛りに引っ張ると、小さな隠し扉が開いた。
「えっと、押していいか?」
「どうぞ。」
ミリーナが小さく頷き、ガウリイが隠し扉の中に在ったボタンを押すと、
―ズ・・・ズズズズズ
地響きと共に、大きな岩が横へとずれる。
「・・・」
「正解、でしたね。」
「・・・ああ。」
静かに言ったミリーナに、呆然としていたガウリイは苦笑し、2人してその奥へと入る。
「この山全体に魔石が混じっている様ですね。」
「ふ〜ん。そうなのか?」
「はい、恐らく。ここまでくる途中と、この洞窟の岩肌に、仄暗い青い色が見えました。それが魔石の色なんです。」
「へえ〜。」
ミリーナの言葉に、ガウリイは気の無い返事をする。
「すみません。魔導に興味の無い方にこんな話。」
「ん?いや、ミリーナも知っているだろ?頭使うのが苦手なだけだ。リナの役目だしな。さっきの場面なんか、リナだったら話聞いてんの?!て怒ってたぜ、きっと。」
「そうですね。」
苦笑したガウリイに、ミリーナの表情が柔かくなる。
「ミリーナは、さりげなく気遣いができるな。相手をちゃんと見てるんだ。その時に必要な言葉を選んで無駄の無い言葉を使う。自信持って良いんじゃないか?ルークみたいな一匹狼タイプが入れ込む、て事はそれだけ魅力がある、て事だ。」
「・・・自信がない様に見えますか?」
「ん〜?多分、自分の力や知識はそうじゃない、と思う。性格に自信が無さそうだな・・・と感じるな。」
「ええ、私はつまらない女だと、良く言われてましたから。」
「ん〜、そりゃきっとミリーナの外見しか見てなかった奴らなんだろ。」
「はあ・・・」
「リナは、人を見る目が確かなんだ。そのリナが結構ミリーナの事を気に入っている。リナもルークも分かっている。ミリーナの良い所て奴を。」
「・・・ガウリイさんも、ですよね。」
「ん?いや・・・まあ・・・な」
いつもより柔かい口調で言ったミリーナに面食らいながら、ガウリイは頬を掻く。
―――――――
「・・・あたしも、独り言。」
「あ?」
舗装された床や壁からただの土や石の通路へと足を踏み入れた時、リナが不意に口を開いた。
「ミリーナは・・・ルークの事嫌いではないわ。」
「けっ!んな事当然だろうが!」
「多分、ルークが思っている以上に、気は許してんじゃない?じゃないと、女が男と旅するなんて出来ないもの。」
「そう・・・か?」
「うん。あたしも、ガウリイと出会った頃は、すぐ別れてやる、て思ってたもの。で、何だかんだで一緒に居る。タッグとしてベストだ、てのもあるけど、自分から手放す気にはなれないのよね。」
「ミリーナも、そうだと?」
「うん。まあ、男として好意を持っているかどうかは別として、人としては合格点て事じゃない?」
「・・・」
「ラブラブ攻撃を、冷たくあしらってはいるけど、きっと悪い気はしてないと思うわ。」
「なら、このまま続けて平気なんだな。」
「ま、ほどほどに・・・ね。はい!独り言終了。さくさく調べて先に進みましょ。」
「・・・しきんなよ、チビガキ。」
言って微笑んだリナの頭を、ルークは軽くこつく。
「ふん!せいぜいミリーナに振られない事を祈っているわ!」
「けっ!安心しろ、間違ってもお子様体型なんかには惚れないからな!」
「ふん!あんたみたいな陰険ヤローなんかに思われたって、嬉しくないわ!」
「お〜お〜!そりゃ奇遇だな。こっちもクソ生意気なジャリガキに思われるなんて、考えただけでゾッとくら〜ぁ!」
「あ〜ら、毎日玉砕している、どっかのアホ男が何かわめいているわ〜。」
「毎日て、見てきたみたいに言うな!数週間ぶりだろうが!」
「見てなくったって、分かるわよ。ミリーナも大変よね〜。のべつくまなくラブラブアタックされちゃ、ハタ迷惑でしょうね。ちょっとは周りを見てよ。とか思っているんじゃな〜い?」
「うぐっ?!」
言い争いは、リナの方に軍配が上がった様だ。
「ミリーナはよ、優しいんだ。だから俺なんかと・・・」
「あんたが言ったんでしょ。優しいだけで側に居る人は居ないて、ミリーナもそうなんでしょ?!」
落ち込んだ声で言ったルークの肩をパシン!と叩きリナはウインク一つをしてみせた。
―――――――
「ガウリイさんも、自信もったらどうですか?」
「へ・・・?」
ミリーナの言葉に、ガウリイは首を傾げる。
「あのリナさんが、あれだけ信頼しているんです。脈はあると思いますよ?」
「な゛!?」
「迷惑じゃないかとか、困らせたくないと思って、リナさんを大切にしているんでしょうけど、いつまでも守られてばかりいる訳にはいきませんから。」
僅かに頬を赤らめたガウリイに、ミリーナは静かにそう言う。
「えっと・・・」
「大体の人が気付いているんじゃないですか?本人以外ですけど・・・」
「そっかあ、どうもあいつはその辺りが疎いんだよなあ。」
ガシガシと頭を掻き、ガウリイは溜め息を吐く。
「でも、その思い遣りルークに少し分けて頂きたいですね。」
「やっぱり、ちょっと迷惑か?」
「ええ。時と場所、場合なんて関係なしですから、仕事に支障をきたす事もありますので。」
「ん〜、でも、ちょっと羨ましいけどな・・・あれだけ感情をストレートにぶつけられるのは。」
「ストレート過ぎます。」
「まあ、確かに、な。」
溜め息混じりに言ったミリーナに、ガウリイは賛同する。
「兎に角、ちょっと強きになって押してみるのも手だと思いますよ。」
「ん〜、でもリナ困らないか?」
「さあ?でも、そうしないと何も変わらないと思いますよ?相手はリナさんですし。」
「そう・・だな。ちょっと頑張ってみるか。」
「では、その代わりに、私も機会があれば、ルークに笑ってみます。」
「じゃあ、お互い努力しんとな。」
「そうですね。」
ガウリイとミリーナは2人して小さく頷き合った。
§§§§§§§§§
なかなか合流しませんが、ちゃんと宣言通りのカップリングです。
相棒抜きで、それぞれ話をさせたかっただけですので☆
エンディングまでがんばるぞー!

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18033司会らしきにこやかな男性と美しい女性が立つ、色鮮やかなセットの上。。。。 2007/4/14 23:02:06
記事番号18031へのコメント

司会:はいっ今夜もやって来ました!!

『人様の作品に一言でコメントしちゃおうッ☆』の、お時間です〜〜っ!!

司会は私、小倉健と、


女性:堂マル子です。

さて!小倉さん、今回はまた大胆な企画ですねっ!


小倉:そぉですねぇ〜、普通なら皆さん怒りますからね〜、こんな事したら〜


堂:はい、これは「信頼があるから成せる事だ」、と企画担当者が言っていましたからねっ


小倉:そうなんですねェ、もしそれが勘違いで、ご気分を悪くされた方がいらっしゃれば、

今下に出ている、この番号にお電話お掛け下さ〜い。担当者の自宅へ、直接繋がりま〜す。


堂:それではっ、そろそろいきましょうか。


小倉:はい、走馬灯の様に終わるコメントです、どうぞっ




コメント


      最後らへんは恋バナにぃぃぃぃぃぃぃッッ!!!!!





堂:はい、力いっぱい叫んで頂きました。


小倉:最後は泣きながら去っていきましたね。

それにしても、このコメントどう思います?私はやはり担当者に電話した方が良いと思うんですが


堂:そうですね〜・・・・

私はこの一言に、恋愛要素出てきてGood★という風に受け取りましたが・・・


小倉:そうですか、価値観の違いですね〜


堂:はい・・・・えっと、ココで、担当者からのメッセージが入りました。

「こんなに自由に出来るのは、アイさんの優しさがあるからです」と言っている様です。


小倉:凄いですね〜、ココまできてゴマ擂りに出るとは。


堂:そうですね。 それでは、そろそろお時間の様です。


小倉:はいっそれではまた来週、さようなら!


堂:さようなら〜






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18034ダンジョン攻略大作戦D井上アイ 2007/4/15 17:31:54
記事番号18031へのコメント

あはー☆素敵コメントありがとうございます
はい、自由人ですので☆
次の放送は来週なんですね?要チェックですね。
優しき。。。様にくらべたら、自分なんてまだまだですよ?
読み逃げの常習犯ですので☆
そう、恋ばな、ずっと一緒に居る事のない、良く知っている人だからこそ照れ屋さん達は出来るんだと思います。
ゼルやアメには、からかわれたり、囃したてられたりする事が目に見えていますから、出来ません。
では、5話目です。
今の所、突っ込みが来ていないのでホッとしてます。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓
「おい・・・無事か?!」
「まあね、そっちは?」
「けっ!テメーに心配される様じゃあ、終りだな。」
リナから返ってきた声に、ルークはぶっきらぼうにそう言い、立ち上がる。
それと同時に体についた土や石・砂などがパラパラと落ちる。
「・・・天然の罠は、さすがに避けられんかったな。」
「今まで無事だったのが不思議だわね。」
崩落した天井を睨み付け言ったルークに、土砂の山の向こうから現れたリナが応える。
「また、落ちてこねぇとも限らねぇ。少し急ぐか。」
「そうね。」
「ん?手・・・貸せ。」
「何?びびって足でも動かないの?」
「はっ?アホ抜かせ!」
からかいじみた声を発したリナの左手を強引に引っ掴み、ルークは呪文を唱える。
『治癒』
力ある言葉と共に、リナの左腕にあったかすり傷が塞がる。
「・・・これくらい、自分で治せたのに。」
「じゃあ、なんでほっといた?あんたの都合とやらで魔法が使えなかったんだろ?あんたに傷を作らせると、後であのバカ男にうらまれるんでな。それはゴメン被りたい。」
眉を寄せたリナの左腕を放し、ルークは片眉をつり上げそう言い、歩き出す。
「・・・変な所で、デリカシーはある訳だ。」
感心した様に小声で呟き、リナも歩き出した。
―――――――
「さっきの音、近いな。」
「どこかが崩れた様ですね。」
ガウリイの呟きに、ミリーナが頷く。
「多分、そっちに居るな。」
「勘・・・ですか?」
「ああ。」
「なら、信用出来ますね。リナさんが信じている物ですから。」
「そんな大層な物じゃないんだけどな。」
「では、リナさんを疑え・・・と?」
「いや・・・ミリーナには敵わんな。」
「それ程でも・・・」
ガウリイの勘を頼りにした足取りに、ミリーナは静かに付いて行く。
―――――――
「・・・ルーク、あんたってムカつくけど、良い奴ね。」
「あ〜?!喧嘩売ってんのか、テメー?」
リナの言葉に、ルークは片眉をつり上げ、睨み付ける。
「あら、ホメてんのよ?喜んだらどうなの?」
「どこが、どう褒めてんだ、あ゛?!」
「良い奴ね、て言って挙げたじゃないの。」
「言って挙げたって、んな恩着せがましく、しかも、その前にムカつく・・・なんて聞こえたんだが?」
「うん、ムカつくのはムカつく。」
「ほおう、偶然だな。俺もあんたの事ムカつくガキだと思ってたぜ?」
「へえ?あたしは、うざい男、て思ってたけど〜?」
「ふうん、俺はくそ生意気なガキだと思ってたがな〜ぁ?」
「んっんっんっ、トレジャーハンターとか言って、実の所ミリーナのお尻追っかけているだけの男が何言ってくれちゃってんのかな〜?」
「おうおう、言ってくれるじゃねえか。そっちこそ、大人同伴で行動しているだけの、ただのチビガキだろうが。」
「ふっふ〜んだ!残念でしたね?あたしの方が稼ぎがいいのよ!」
「どうせ、どっかからパチってきてるだけだろうが?!」
「あんただって、似たようなもんでしょうが!ガウリイは欲が無さ過ぎるから、こっちがその分稼いでいるだけよ!」
「にしても、ガメついだろうが!」
「あ〜ら、人間貪欲じゃなきゃ、人生楽しく明るく生きられ無いじゃない?」
「ほっほおう、じゃああれか、あたしが稼いであげるから、何の心配もないのよ。とか言って、あのノーテンキ頭の男を飼い慣らした、て訳だ。そりゃ、さぞかし楽しく明るい人生なんだろうな?!」
「だ〜か〜ら、言ったでしょうが!あいつが離れたいなら、止める気は無いって、そっちこそ、どうなのよ?一緒に行動してるから、稼ぎは変わらない。ミリーナがあんたと居て、何のメリットがあるって〜の?!」
「俺の猛烈な、ラブラブパワーを注いでいりゃ問題ない!」
「はあ?!そういう問題じゃないでしょうが!」
知らぬ間に足を止め、ルークとリナは対峙する。
「何だ、やるか?チビガキ。」
「言葉で勝てないからって、暴力に訴える気?男の風上にも置けないわね?」
「誰がんな事言った、この破壊大魔王!」
「はっ?!そっちがその気になったんじゃなかったの?陰険男!」
「やかましー!平原みたいな胸しやがって、ちった〜ぁ肉つけろ!」
「そっちこそ、そのツリ目なんとかなんないの?!手配書の見本が歩いているみたいよ?!」
「大体、あの大量な食事どこに消えやがる。この大食漢!」
「ふっ!仕方無いでしょ。この天才美少女魔導士のキャパシティーを維持するには必要なだけよ!あんたには到底理解出来ないでしょうけどね?!大体、男だったらもっと食べなさいよね、もやしっ子じゃあるまいし!」
「けっ!俺はちゃ〜んと自分の体を維持するだけは喰ってんぜ。栄養がどこ行ってんだか分からんデカブツや、胸に栄養の行って無い嬢ちゃんと違って、ちゃ〜んと血となり肉となってんだよ。」
「その分、頭にめぐってないじゃない。単細胞男!」
ルークとリナの間には、すさまじいまでの火花が散っていた。
「・・・ルーク、身体的な事を言うのは、同じ女として感心しないわ。」
「こんな所まで、ケンカせんでもいいだろうが・・・お前さんら。」
角を曲がって現れた2人は、イガミ合う2人と距離を置き、足を止めた。
勿論、軽蔑な眼差しを送るミリーナと、あきれ顔のガウリイだ。
「ミリーナ☆」
「あ〜、やっほ〜!」
顔を輝かせたルークとは対照的に、リナは片手を挙げ、2人に近寄る。
「リナさん、無事でしたか?少し汚れている様ですが・・・」
「あ〜あ〜、何で頭に土被ってんだ?お前さん。」
ミリーナとガウリイは、揃ってリナの髪に付いている砂埃や土を払う。
「ミリ〜ナ〜。」
「ルーク、男なんだから、リナさんをちゃんと守ったらどうなの?女の子なのに、こんなに汚れて・・・」
「ミリ〜ナ〜。」
「リナさん、ハンカチ使って下さい。お顔が汚れていますよ?」
すがる様な顔をしたルークを無視して、ミリーナはリナの服や体に付いた埃を払う。
「ち・・・ちょっと、自分で出来るわよ・・・」
「いいから、じっとしててくれよ。自慢の髪なんだろう?」
顔を赤らめ抗議したリナの頭を撫で、ガウリイは彼女の髪を丁寧にすく。
「なんだよ、なんだよ、2人して、どうせ俺は・・・」
「ルーク、お疲れ様。2人とも怪我がなくって良かったわ。」
「ミリーナ〜V」
ミリーナの言葉にいじけていたルークが、ぱっ!と表情を明るくするが、
「リナさんはともかく、ルークを運ぶのは大変だもの。」
「ミリ〜ナ〜。」
しれっとした顔で言ったミリーナに、ルークは哀願する様な視線を送った。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓
いい●も!を見つつほぼ打ち込み、休憩時間に終了です。
あ、水は売っていませんよ?閉店時間が遅いだけです。
昨日よりは短いですが、長かった・・・。
まあ、あの2人の掛け合いは打ってて楽しかったので良しとしましょ。
最後、何げにミリーナがS入っているのが気に入ってます。
ふっ・・・所詮自己満足の小説なんで☆

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18036Re:ダンジョン攻略大作戦D。。。 2007/4/16 22:56:22
記事番号18034へのコメント

自由と責任は表裏一体。

責任がとりづらくなってきたので普通に戻します・・・チ、チキンと言ってくれるな;;

普通が一番だと宇多○ヒカルも歌ってるよっ

ハイ、てことで。

コメント行きマース(コラ

>あはー☆素敵コメントありがとうございます
>はい、自由人ですので☆
>次の放送は来週なんですね?要チェックですね。
楽しんでもらえて良かったですw

自由人は心が豊かな証拠ですからね(?

ぁ。ちなみに次回から、地域によって一部放送禁止となっております(逃

>優しき。。。様にくらべたら、自分なんてまだまだですよ?
>読み逃げの常習犯ですので☆
いやいやそンなw全く照れますナァw(キm・・!!

でも自分、読み逃げは決っして悪い事だとは思っていませんよ!

>そう、恋ばな、ずっと一緒に居る事のない、良く知っている人だからこそ照れ屋さん達は出来るんだと思います。
>ゼルやアメには、からかわれたり、囃したてられたりする事が目に見えていますから、出来ません。
そうですね、ゼルとアメには無い、常識的なアドバイスがあの二人には出来ますもんね〜

>「ん?手・・・貸せ。」
>「何?びびって足でも動かないの?」
>「はっ?アホ抜かせ!」
>からかいじみた声を発したリナの左手を強引に引っ掴み、ルークは呪文を唱える。
>『治癒』
>力ある言葉と共に、リナの左腕にあったかすり傷が塞がる。
>「・・・これくらい、自分で治せたのに。」
>「じゃあ、なんでほっといた?あんたの都合とやらで魔法が使えなかったんだろ?あんたに傷を作らせると、後であのバカ男にうらまれるんでな。それはゴメン被りたい。」
>眉を寄せたリナの左腕を放し、ルークは片眉をつり上げそう言い、歩き出す。
>「・・・変な所で、デリカシーはある訳だ。」

カッケェェエェェエ!!

>「良い奴ね、て言って挙げたじゃないの。」
>「言って挙げたって、んな恩着せがましく、しかも、その前にムカつく・・・なんて聞こえたんだが?」
>「うん、ムカつくのはムカつく。」
>「ほおう、偶然だな。俺もあんたの事ムカつくガキだと思ってたぜ?」
>「へえ?あたしは、うざい男、て思ってたけど〜?」
>「ふうん、俺はくそ生意気なガキだと思ってたがな〜ぁ?」
>「んっんっんっ、トレジャーハンターとか言って、実の所ミリーナのお尻追っかけているだけの男が何言ってくれちゃってんのかな〜?」
>「おうおう、言ってくれるじゃねえか。そっちこそ、大人同伴で行動しているだけの、ただのチビガキだろうが。」
>「ふっふ〜んだ!残念でしたね?あたしの方が稼ぎがいいのよ!」
>「どうせ、どっかからパチってきてるだけだろうが?!」
>「あんただって、似たようなもんでしょうが!ガウリイは欲が無さ過ぎるから、こっちがその分稼いでいるだけよ!」
>「にしても、ガメついだろうが!」
>「あ〜ら、人間貪欲じゃなきゃ、人生楽しく明るく生きられ無いじゃない?」
>「ほっほおう、じゃああれか、あたしが稼いであげるから、何の心配もないのよ。とか言って、あのノーテンキ頭の男を飼い慣らした、て訳だ。そりゃ、さぞかし楽しく明るい人生なんだろうな?!」
>「だ〜か〜ら、言ったでしょうが!あいつが離れたいなら、止める気は無いって、そっちこそ、どうなのよ?一緒に行動してるから、稼ぎは変わらない。ミリーナがあんたと居て、何のメリットがあるって〜の?!」
>「俺の猛烈な、ラブラブパワーを注いでいりゃ問題ない!」
>「はあ?!そういう問題じゃないでしょうが!」
>知らぬ間に足を止め、ルークとリナは対峙する。
>「何だ、やるか?チビガキ。」
>「言葉で勝てないからって、暴力に訴える気?男の風上にも置けないわね?」
>「誰がんな事言った、この破壊大魔王!」
>「はっ?!そっちがその気になったんじゃなかったの?陰険男!」
>「やかましー!平原みたいな胸しやがって、ちった〜ぁ肉つけろ!」
>「そっちこそ、そのツリ目なんとかなんないの?!手配書の見本が歩いているみたいよ?!」
>「大体、あの大量な食事どこに消えやがる。この大食漢!」
>「ふっ!仕方無いでしょ。この天才美少女魔導士のキャパシティーを維持するには必要なだけよ!あんたには到底理解出来ないでしょうけどね?!大体、男だったらもっと食べなさいよね、もやしっ子じゃあるまいし!」
>「けっ!俺はちゃ〜んと自分の体を維持するだけは喰ってんぜ。栄養がどこ行ってんだか分からんデカブツや、胸に栄養の行って無い嬢ちゃんと違って、ちゃ〜んと血となり肉となってんだよ。」
>「その分、頭にめぐってないじゃない。単細胞男!」
>ルークとリナの間には、すさまじいまでの火花が散っていた。
今回はまたなっがいですね;お疲れ様です。

段々ルークが負けなくなってきました。

そうだょね!涙を流した数だけ強くなるモンね!(少し違

>「・・・ルーク、身体的な事を言うのは、同じ女として感心しないわ。」
女としての尊厳なんか皆無です

多分訴えるコトは出来るハズ☆

>「ルーク、お疲れ様。2人とも怪我がなくって良かったわ。」
>「ミリーナ〜V」
>ミリーナの言葉にいじけていたルークが、ぱっ!と表情を明るくするが、
>「リナさんはともかく、ルークを運ぶのは大変だもの。」
>「ミリ〜ナ〜。」
>しれっとした顔で言ったミリーナに、ルークは哀願する様な視線を送った。
ちゃんと連れてくってトコが良いンですよv

置いてかれるよかマシです。

(流石にそこまで酷くは無ぃか?

>いい●も!を見つつほぼ打ち込み、休憩時間に終了です。
>あ、水は売っていませんよ?閉店時間が遅いだけです。
>昨日よりは短いですが、長かった・・・。
>まあ、あの2人の掛け合いは打ってて楽しかったので良しとしましょ。
お仕事お疲れ様ですw

確かに長かったですね〜あの掛け合いは;

自分読んでて本当、凄いナと感心してしまいましたよ!全く!

これからも頑張って下さいね

応援してます。

それでは




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18038Re:感謝御礼v井上アイ 2007/4/17 02:31:25
記事番号18036へのコメント

6話目・・・打ち直している間にコメントが〜あv
いつもありがとうございます。
リナとルークの掛け合いは、好きなのでついつい長くなちゃいました。
2人共、素直じゃないので、ああやって、空気をいつも通りにさせよう、て考えたのもあるんですが、最後はだんだん、スイッチが入ってっちゃった、て所ですね。
そして、ルーク!さりげなく格好付けさせました。ですが、やはり6話で落ちています。やられキャラの宿命ですね。エンディングでは、フフフ・・・
とりあえず、次回(と言っても2話ですが)で終りとなってます。
内容は勿論読んで確かめてちょ(テへ)
はい、宣伝ですV

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18037ダンジョン攻略大作戦E井上アイ 2007/4/17 01:58:01
記事番号18034へのコメント

おこ〜んばんは〜・・・
すこ〜しテンション低いです。
はい。・・・一生懸命打ったのに〜ぃ(>ε<)
消えました☆そりゃあもお綺麗にあっさり、くっきり、さっくりと☆
再度、チャレンヂ☆
ダンジョン攻略しなかったですな。
後付けのタイトルのダメっぷりに乾杯♪
6話目です、ラブ度ひっくいですよ。
ΘΘΘΘΘΘΘΘΘ
遺跡を出て、4人は、人の手が入っていない道を抜け、山道を歩いていた。
先を歩くのは、リナとミリーナ、その後を少し遅れてガウリイとルークが並んで話をし出す。
「ルーク、リナが世話になったな。」
「へっ、あんたよくあんな跳ねっ反りと一緒にいんな。俺はあいつとだけは組みたくはないぜ。」
爽やかに笑ったガウリイを軽く睨み付けるルーク。
「そりゃそうだ。あいつに付き合えるのは、オレだけで十分だ。」
「はっ。言ってくれるねぇ。あんたももう選んだクチか?」
「『選ぶ』とかじゃないな。それ以外ないんだ。ルークは選んだのか?」
「は?あ、ああ、本気で知らないんだな。あんた。」
ガウリイの問いに面喰らい、ルークは視線を外す。
「何を?」
「いや、こっちの話だ。で、相変わらず、名前の分かんねえ剣なんだな。」
「ああ?結構使えるぞ。」
ルークの言葉に、ガウリイは首を傾げてから、腰に佩いた剣に右手を置く。
「ふ〜ん。しっかし、久々に会ったと思えば、相も変わらずクソ生意気だよな。あんたの連れ。」
「ルークこそ、相変わらずミリーナに冷たくされてたよな。」
「うぐっ?!やっべ〜ぇ、おい、どうするよ俺?このノーテンキバカ男に大ダメージ喰らわされちまったよ。人としてどうよ?終っちまった・・・短い人生だったぜ。」
「おいおい。」
うなだれるルークに、ガウリイはジト目を送る。
が、ルークはすぐに立ち直り、口を開く。
「にしても、てっきり再会の包容があるかと思いきや、やけにあっさりしたもんだったよな。あんた。」
「まあ、取り立てて嫌な気配はしなかったしな。」
「心配じゃなかったのか?」
「ああ。」
「ふ〜ん、『あの日』でも・・・か?」
「何で、知ってるんだ?」
「て、知ってたのかよ。それでも心配しないって、一応男だぞ、俺は。」
「あいつも場数を踏んでる。剣も使える戦士でもある。それに何より、ルーク、お前さんはミリーナに顔向け出来なくなる様な事はしないだろう?」
「〜゛けっ!随分信頼してくれている様だけどな、いっとくが、見捨てなかったんじゃない。あいつが使えるから一緒に行動しただけだ。あれがただの小娘ならさっさと放り出していたぜ?!」
「何だ、好きだ好きだ、て平気で言うくせに意外と照れ屋なんだな。」
「んな゛?!ば、ばか言うなよな!俺はいつだって、ストレート勝負しかしねえって〜の!」
ガウリイの言葉に、赤い顔を更に赤くして、ルークはそっぽを向く。
「で、何でリナが『あの日』だって知っているんだ?」
「ん?ああ、あの魔法ヲタクが全然使わなかったからな。別々になってすぐに、岩をなんとかしようと、魔法で調べている俺の横で、1人ペタペタ岩に触っているだけだったし、呪文が飛んでこなかったからな。」
真面目な顔をしたガウリイに、ルークは鼻を掻き答える。
―――――
「くはー、無駄に疲れたわね。」
「ええ、何も見付からなかったですからね。」
リナの愚痴にミリーナは頷く。
「エルフの残した遺産、て聞いて期待してたのに・・・」
「せめて、魔石の加工の仕方のヒントがあれば、その技術を売る事が出来たんですけどね。」
「そっちは、どこで知ったの?」
「私達は、フェイセル村で、この辺りに昔エルフが居た、と知り、それで調べた結果です。リナさんは?」
「あたしは、カントナ村で、昔エルフが、ここからその村近くに流れた、て聞いてね。そっちにめぼしい物がなかったから、でこっちに来た、て訳。」
「フェイセルとカントナ、丁度この山を一つ挟んだ土地ね。この辺りでは有名な話の様ですね。」
「かー!あっの頑固じじぃ!勿体ぶったあげくに、これかい?!絞める・・・次にあったら絞めてやる。」
「では、指名手配犯になったら、責任持って追い詰めますね。」
「じ、冗談よ。やあねえ、ミリーナったら。」
「私もです。」
冷や汗を流したリナに、ミリーナは涼しい顔をする。
「・・・。」
「所で、ルークは迷惑をかけませんでしたか?」
「え?ん〜、まあ、相変わらずムカつく事言ってきたけど・・・」
ミリーナの問いに、脱力していたリナは顔を上げた。
「見付けた時も、2人で言い争ってましたしね。」
「でも、まあ、概ね役には立ったわ。トレジャーハンターて言うだけあって、罠を見破るのは上手かったし、調べ物出来るでしょ?あいつだと調べるのは出来ないじゃない。脱出するのに倍は掛るわね、絶対。で、あいつ、どうだった?」
「勘が働く方なので、助かりましたよ。裏口を見付けたのも、そのお陰です。」
「そ?役に立ったの、さすが感覚だけで生きてるだけあるわね☆」
「おかしな話ですね。」
「へ?何が?」
「お互い、連れが迷惑掛けていないか心配するなんて・・・」
「あ゛〜、連れの欠点をよく知っているからでしょ。」
そう言うと、2人は目を合わせる。
―――――
「ミリーナv」
先を歩いていたミリーナが立ち止まった事に気付き、ルークは駆け寄る。
「ガウリイさんと話したいから、代わりましょ。」
「へ・・・?」
「では、そういう事で。」
踵を返し、ミリーナは颯爽とガウリイの方へと歩く。
「フラレちゃったわね?ルーク。」
鼻で笑い、リナが哀愁を漂わせているルークの背中にそう言う。
「ちげ〜ぇよ。チビガキ、アホ顔と話たいってだけだろうが!」
「へえ〜?」
小走りして追い付いたルークを、リナは面白がる様に見る。
「・・・ちっ、口の減らん嬢ちゃんだな。」
「・・・ルーク。」
「あ゛?」
「あの話、一切言わないでくれる?」
「俺に、何のメリットがある?」
「さっきミリーナに、あんたに助けられた話した事でチャラにしてくんない?」
「ふ〜ん。もうしゃべってたとしたら?」
「ありえない。あんたの利益になんないじゃない。ま、念の為に、ね。」
「ふん・・・さて、何の話か、俺には見当がつかんが・・・」
「分かってんでしょ、本当は?」
「さあな、あんたは、どう思う?」
言って、リナとルークは暫く無言で歩く。
「ん・・・どうやら、不毛ね。ま、今日は、お互い痛み分け、て事になるわね。」
「ふん。言っとくが、馴れ合う気は無いからな。お宝を探している以上は、手を組む事はない。」
「そうね。次はどこの遺跡で会うか、分からないもの。」
不敵に笑い合い、ルークとリナは、足を止める。
そこは、まさに4人が再会を果たした場所であり、2人が互いを出し抜こうと、駆け出した三叉路であった。
―――――
「今日は、お疲れ様でした。」
「いや、ミリーナがいてくれて、助かったよ。」
ミリーナとガウリイは、静かに互いを労った。
「でも、不謹慎ですけど、ガウリイさんと話が出来て、良かったです。」
「ああ、俺もだ。変に茶化されたりしないから、話易かったしな。」
「茶化されるのは、苦手ですか?」
「ああ。前にな、リナとオレと、他に2人で旅してた時にな、その2人がお節介ついでに茶化してくれたんだが・・・こっちはトコトン疲れるだけで、向こうばっかり楽しそうだったからなあ。」
「私も、苦手ですね。男との2人旅と知ると、大体の方が変に勘繰ったりされますが、その度に、嫌な思いをしてました。」
「だな、ほっといてくれ、て感じだよな。」
「本当ですね。」
眉を寄せて言ったガウリイの言葉に、ミリーナは小さく頷いた。
―――――
「ど?話、終った?」
「ええ。」
再び合流したリナの言葉に、ミリーナは頷く。
「そう。」
「ありがとうございます。」
「へ?いや、お礼言われる事していないわよ。」
「そうですか?」
「そうよ。じゃ、元気でね、ミリーナ。また、合いましょ、出来ればルーク抜きで、ね。」
「それも無い事では無いですね。リナさん達もお元気で。」
「今度、ハンカチ返すから。」
ミリーナとリナは軽く握手して別々の道へと向かう、ルークとガウリイは軽く目を合わせ笑い、それぞれの後を追った。
ΘΘΘΘΘΘΘΘΘ
うあ?!日付変わってるし・・・
打ち直し、の上に、のんびり打ってたからな・・・
ミリーナが、少し?マイペースですね、ガウリイと話して、何か違う物を掴んだ模様☆
やっと次で、エンディングです。
2話に分ける事になりますが、き、今日になるんですね、とにかく、UPは日が昇ってからです。

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18040ダンジョン攻略大作戦エンドロール〜GL編〜井上アイ 2007/4/17 23:06:45
記事番号18037へのコメント

とうとう、エンディング☆
まずは、GL編です。
・・・まあ、読んでみて下さい。
≒≒≒≒≒≒≒≒≒
日が暮れる前に、取って置いた宿屋へと、戻る事が出来たリナとガウリイ。
リナが早速風呂場へと向かったのは、言うまでもない。
そして、夕飯でお食事バトルが行われたのは、いつもの事。
―カタン
1人、宿屋の酒場で、グラスを傾けていたガウリイの向かいの席に、リナが座る。
小さな村の宿屋なので、夜には食堂が酒場になっているものの、2人以外、客は数人しかいない。
「お疲れさん。」
「ん・・・お疲れ。」
「残念だったな、何も出て来んくって。」
「うん。あの遺跡そのものは、すごいんだけどねぇ。魔法でどうにもなんないし・・・」
「ま、良く有る事だな。」
「それは、言うな・・・無駄足だったわ。」
ガウリイの言葉に、リナはテーブルに突っ伏す。
「ジュース、もらってくる。これと割って飲むだろ?」
「あ〜、うん。」
酒ビンを指差し言ったガウリイに、リナは顔を上げ頷く。
それを見て、ガウリイは席を立ち、カウンターへと向かった。
「なあ、一緒に呑まね?」
「そうそう、い〜とこ知ってんだ〜。」
1人で居るリナを、酒場に入って来た2人の傭兵姿をした男が、目を付けて、声を掛ける。
「・・・。」
「悪いが、よそでやってくれ。」
リナが、無言で2人の背後に指を指すと同時に、ガウリイが低い声を掛ける。
「あ〜?あんたには用はねえよ。」
「そうそう、外見だけの王子様より、俺らの方が、彼女を楽しませてあげられる・・・てなもんだ。」
「・・・?!よせ!」
振り返りいちゃもん付ける2人の男と、愕然と声を挙げるガウリイ。
―ドカ!ドス!
「あ〜、すっきりした〜」
「おまいは〜」
2人の男の後ろ頭と背中に椅子で殴り付け、爽やかな顔をしたリナを、ガウリイは呆れた顔で見る。
「席、変えましょ。これじゃ、落ち着かないじゃない?」
「あ、ああ・・・」
転がっている男をとどめとばかりに踏み付け言ったリナに、ガウリイは頷くしかなかった。
そして、リナがカウンターの壁際に腰を降ろすと、ガウリイはその前に、ジュースで割った酒を置き、彼女の右隣へと腰を降ろす。
「あのな、ああいう場面では、男のオレに任せろよ。逆恨みされたら、どうする。」
「ふん!ロクでもない顔して、目の前の相手の技量も測れない奴らが、あたしにコナ掛けるだなんて1万年早いのよ。」
困った顔をして笑うガウリイを見て、リナはつん!と顔を背ける。
「でもなあ、ああいう輩は逆上すると、何しでかすか分かんねえだろ〜?」
「平気よ。」
「今、魔法使えないんだろうが・・・」
「で?」
「いや、で?て聞かれてもなあ・・・」
リナから返ってきたそっけない言葉に、ガウリイは更に困った顔をする。
「何で、そこまで心配すんのよ。」
「何で、て・・・お前さん純粋な力勝負には不利だろうが・・・」
「あら、自称保護者さんが、すぐそこに居たじゃない?」
「ぐっ?!げほっごほっ?!ごほっ・・・」
「どしたの?器官に酒でも入ったの?」
言ってウインク一つした途端、むせたガウリイをリナは不思議そうに見る。
「あ゛・・・ああ。」
「たく、馬鹿ねえ。それとも、もう年なのかしら?年寄りは器官に入り易い、て聞いた事があるけど。」
「ん゛なんじゃない・・・」
「あっそ?ん、おいし・・・あたし好みの割合じゃない。」
「まあ、付き合い長いしな。それ一杯だけだぞ?」
「え〜〜〜。」
「オレも、今日はこれ一本にするからよ、な?」
「う゛ーー。分かったわよ。この過保護。」
「まあ、今度、調子の良い時に、2人でゆっくり飲もうぜ。」
「よっしゃー!なら、あんたを酔い潰してみようかしら?」
「無理じゃねえか?オレの財布が空になる方が、先だぜ。」
「これだからザルは嫌だわ。」
「・・・なあ、ちなみに、さっきのコナを掛ける条件さ・・・」
深く溜め息をついたリナに、ガウリイは何でも無い振りをして切り出した。
「うん?」
「ロクでもない顔じゃなくて、腕が立てば・・・いいのか?」
「へ?まあ、最低条件としてね。あとは話していて楽しいかとか・・」
ガウリイの問いに、リナは小首を傾げ答える。
「リナは、オレとしゃべっていてつまらんか?」
「それはないけど?まあ、疲れる時はあるけどね?」
「でさ、オレ、剣の腕は悪くはないだろ?」
「その代わり、頭は空っきしだわね。」
「自分で言うのもなんだが、ヘタな顔はしていないだろ?」
「あんたがヘタな顔だったら世の男の大半は死ぬわよ・・・」
自分のイヤミに動じなかった男を見やり、リナは溜め息をつく。
「そっかあ、じゃあ、チャンスはある、て訳だ。」
「―・・・はあ?!」
「ん?どうした?」
暫し固まり素沌狂な声を発したリナに、ガウリイはノホホンと笑う。
「ち・・・ちゃんす、て、どういう?」
「ん?さあな、リナ、お前さんはどう、思うんだ?」
「へ?・・・さ、さあ?」
ほんわかと問い返され、リナは赤い顔のまま、首を捻る。
「酒、終っちまったな。さ、部屋、戻ろうぜ。」
リナの髪を、いつもの様にくしゃ!と撫でて、ガウリイは立ち上がる。
「・・・髪が痛むでしょうが。」
暫し呆気に取られてから、リナは自分の髪を整えて立ち上がり、急ぐ様に、自分の部屋へと、戻る。
ガウリイは、その後をのんびりと追い、リナが部屋に入ったのを確認して、部屋へと入った。
残念ながら、その夜、リナはガウリイの例の言葉を、達の悪い冗談だと、決めこんだようである。
≒≒≒≒≒≒≒≒≒
ガウリイ・・・押し弱すぎ、もっと強きになれ、あそこで引くな。と抗議がきそうですね。
一歩前進?!かと思いきや、そこで踏み止まる、ヘタレですな。
しかも、状況は余り変わらず・・・
まあ、原作らしくがモットーですし、時間軸的には、11巻の前のつもりですので、これが限度だと・・・
更新が遅れたのは、6話の影響です。はい。
夜更かしをしましたので、朝が遅かったんですよ。
それが、影響しました。
すみません、根性足らないので、朝起きれませんでした。

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18041ダンジョン攻略大作戦エンドロール〜LM編〜井上アイ 2007/4/18 02:47:19
記事番号18037へのコメント

こちらをお待ちの方、お待たせしました。
と、言っても何人の方が待っていた事やら・・・
夜更かしは、程々に・・・フッ
日付が変わってしまいました。
昨日の内に、2話上げるつもり、でした。
まあ、予定は未定ですので、
言い訳はここまでにして、エンディングLM編です。
短いなら、昨日上げろという突っ込みは無し、の方向で☆
≒≒≒≒≒≒≒≒≒
ミリーナとルークが、取って置いた宿屋へと戻ったのは、もうすぐ日が沈むかどうか、といった頃合いだった。
やはり、ルークはすぐに風呂場へと向かった。
そして、かるく体を洗い、急いで宿がやっている食堂へと足を踏み入れる。
村唯一の食堂らしく、そこは、それなりに込み合っていた。
すぐに、ミリーナを視界に捕え、ルークはほっ、と胸をなで降ろす。
そこには、カウンター席で1人、グラスを傾けていたミリーナがいた。
美人の枠に、軽く入る彼女を、他の男が放って置くのは不思議ではあったが、大事な彼女がそこらの男共にナンパされるのは気に入らない、と思い至り、ルークは苦く笑い、足をそちらへと向ける。
「ルーク、お疲れ様。」
「お、おう。」
ミリーナがルークに気付き、振り返ると、ルークは頬を掻く。
「座ったら?」
「ああ、ミリーナはもう食ったのか?」
言いながら、ルークはミリーナの左隣へと腰掛ける。
それと、同時にミリーナはカウンターの方へと顔を戻した。
「今、待っている所よ。」
「そうか。おやじ、俺にはすぐに出せる物をくれ。」
店の主にそう言い、ルークは隣を見る。
その凛とした顔が、いきなり彼の方を見る。
「リナさんから、聞いたわ。あなた、ちゃんと協力してた様ね。」
「そりゃ、まあ・・・な。その方が早いしな。」
「そう・・。」
居心地悪そうに答えたルークから、顔を背け、ミリーナはカウンターの奥を見る。
「はいよ。カミさん自慢の子羊の煮込みだ、口に合えばいいがな。こっちの美人さんは、香草焼きだ。ゆっくりしていってくれ。」
2人の前にそれぞれ料理を置き、店の主は直ぐに厨房へと向かう。
2人は、今後の予定を簡単に話し、その後は食事に専念した。
そして、夜が更け始めた頃、ミリーナがルークの部屋を訪ねた。
「今日の労いよ。」
「ああ?」
珍しい来訪に、ルークは面食らう。
そのミリーナの手には、地酒の瓶が一本とグラスが一つ。
「いらないの?」
「いや!そんな事ない!一緒に・・・どうだ?」
「何故?」
「1人じゃ、味気無い気がするんだが・・・?」
「・・・分かったわ。なら、一杯だけ、付き合うわ。部屋のグラス、まだ使っていないの?」
「あ、ああ。後でもらえばいいだろ。さ、入ってくれ。」

ミリーナの言葉に、ルークは照れた様に鼻を掻き、彼女を部屋へと招き入れる。
ミリーナは、部屋に備え付けの椅子に座り、ルークは、瓶とグラスを小さなテーブルの上へと置いた。
二つのグラスに酒を注ぎ、ルークは一つをミリーナに渡し、窓枠に背を預ける。
「リナさんを突き飛ばしたらしいわね?」
「う゛・・・いや、まあ、そりゃ、何て言うか・・・」
静かなミリーナの言葉に、ルークは視線を泳がせる。
「それで、かすり傷で済んだ、とも聞いたわ。」
「あ゛〜、まあ・・・な。あいつに怪我させると、連れがうるさいだろ。それでだ。」
「何も言わずに、治したそうね。」
「あの、細っこい体から血が出てたら、ほっとけねえだろ。」
「そう・・・ルーク。」
「?」
「本当にお疲れ様。」
そう言ってミリーナは、微笑する。
「う゛・・・た・対した事じゃ〜ねえ!ただのガキの子守りだ!」
「本当は、分かっているのよね、リナさんがすごい人だ、てのは。」
「だ、だから・・だな・・」
見詰め続けてくるミリーナから、顔を背けるものの、ルークはちらちらそちらを見る。
「はい?」
「ああ、分かってるよ。魔族を平気で口で負かせるわ、とんでもない呪文は使うしよ。」
「ええ。」
「頭の回転は、まあまあ良い。だけどよ、中身はまだまだガキだ。」
「あなた、リナさんと口喧嘩してたわよね。あなたも、十分子供よ。」
「い゛?!う、悪い、つい、な。まあ、沌でもないガキだけど・・・よ。」
そう言って、ルークは遠い目をする。
「何か、あったの?」
「いや、何でもねえ。ただ、あの2人、意味の無い化かし合いしてんな、と思ってな。」
「?そうね、気付いても、良さそうなのに、それじゃ、戻るわ。一杯空けたので。」
ルークの態度に何か気付いたのか、深くは聞かず、ミリーナはそう言い、グラスを手にして、立ち上がる。
「ミリーナ!一つ・・・いいか?」
「ええ?」
部屋を今、正に出ようとしたミリーナはルークの言葉に、顔だけを向ける。
「迷惑じゃ、ない、よな?」
「だったら、一緒に居ないわ。じゃ、おやすみなさい。」
「あ、ああ。おやすみミリーナ。」
無表情で答えたミリーナに、ルークは最高の笑顔を送った。
この後、ミリーナがどう考え、どの様な結果に突き当たったかは、2人だけが知っている。
≒≒≒≒≒≒≒≒≒
原作では詳しくは語られていない2人、なので独立させると、かなり苦しい・・・
原作らしい2人が書けてたら良いのですが、どうでしょう?
下の根が乾かぬ内にまた夜更かし、すっきりして寝たかったのですよ、明日辛いけど・・・
では、ここまでお付き合い頂き、ありがとうございます。

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18050Re:おッつー☆。。。 2007/4/19 21:02:33
記事番号18041へのコメント


いやあ!お疲れ様でぇぇぇえぇぇッッす!!!

ぃえーいオメデトーー!!ひゅーー!!ひゅーー!!(?

ちっこい携帯でよく頑張りましたっ!!

よ!ニクイねこの根性ッ子!(オッサン






最後のお話、読ませて頂きました。勿論リナ達編も

ルーク達と、リナ達の、相方との会話という

似ている場面だっただけに

切なさが強く印象に残りました。




やはり、後のリナ達のショックは大きい様ですね、

それでも

心を折らずに、リナを守ろうとするガウリイは 偉いです。

リナはまだ立ち直れなくてもいいンです、子供ですから。(誰

ルーク達の為に、リナは少しでも多く悲しんであげてるんですよね?

うん。そうなんです。(断定



でも、やはり良かった点としては、

ルークとミリーナが、何だかんだ言って、ちゃんとお互い分かり合ってる所が出ているトコと、

なんと言ってもやはり、最後に少しイチャつけたコトですか





最後にこんな展開になるとは、全く分からなかったですね。

自分も頑張らねば、と思います

では、本当にお疲れ様でした。

寝不足には気をつけて。っても自分も日付変わってからしか寝ませんけどね〜

それでは。



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18054ありがとう☆井上アイ 2007/4/20 20:17:21
記事番号18050へのコメント

どうも、こんばんみ☆
あれ?!局地的に氷点下に・・・さぶい
毎度、コメントありがとうございます。
お優しい。。。様の支えがあってこその完了と言えます。
最後の展開が読めなかった、と言って下さり、嬉しかったですよv
ルークとミリーナ、2人は旅を共にしているので、信頼はし合っているのだと思います。
原作での戦闘シーンで、それは感じる事が出来たので、そういう所を出したかったのです。
ラブ度をどこまであげていいのかは、悩みましたが、ミリーナが少しだけ、ルークを見直した、そこまでが、自分の中では精一杯でしたね。
そして、思い付きで書いた『その後』
2人共、この時の事を夢見て、起きる。
ここまでは、想定通りでした。
まさか、プロポーズするとは・・・
ふふふふふ・・・こわっ?!
ガウリイは、夢を見て、少し気落ちしたものの、ミリーナに後押しされた、と思った模様・・・
リナは、自分もルーク同様、世界を捨てた、という負い目もあり、少しひきずっている、といった心理状況が、上手く伝わっていれば、いいのですが・・・
では、お礼文なんだか、愚痴なんだか分からない物ですが、終らせて頂きます