
◆−家族の写真 Act 9 薊嬢暴走狂走曲 下−十叶 夕海 (2005/11/18 23:13:22) No.17379 ┣Re:家族の写真 Act 9 薊嬢暴走狂走曲 下−羅城 朱琉 (2005/11/21 08:41:10) No.17383 ┃┗Re:家族の写真 Act 9 薊嬢暴走狂走曲 下−十叶 夕海 (2005/11/21 21:56:00) No.17386 ┣家族の写真 登場人物紹介 A &予告−十叶 夕海 (2005/11/21 23:39:21) No.17388 ┃┗さあ、叫びましょう(?)−羅城 朱琉 (2005/11/22 08:45:24) No.17393 ┃ ┗そして、妄想しましょう−十叶 夕海 (2005/11/22 21:48:53) No.17394 ┣家族の写真 Act 10 例えば こういう情景−十叶 夕海 (2005/11/23 23:37:15) No.17395 ┃┗ついに登場ルシル様!−羅城 朱琉 (2005/11/24 10:00:30) No.17396 ┃ ┗イルミナさんは、ルシルさんを情人に重ねています。−十叶 夕海 (2005/11/24 21:43:11) No.17397 ┣家族の写真 Act 11 裏稼業として二人の会話−十叶 夕海 (2005/11/24 23:17:20) No.17398 ┃┗レイティスさんの影響、大きいですね・・・・−羅城 朱琉 (2005/11/25 08:40:07) No.17399 ┃ ┗裏稼業の二人の育ての父みたいなものですから。−十叶 夕海 (2005/11/25 23:29:35) No.17400 ┣家族の写真 Act 12 I wish you were smile to me 1−十叶 夕海 (2005/11/26 22:20:07) No.17403 ┃┗頑張れディス嬢・・・・と、アリエス。(どっちの味方やら?)−羅城 朱琉 (2005/11/28 08:45:34) No.17405 ┃ ┗信念は、人それぞれ。−十叶 夕海 (2005/11/29 21:40:54) No.17406 ┣家族の写真 Act 13 I wish you were smile to me 2−十叶 夕海 (2005/11/30 00:58:39) No.17407 ┃┗暴走ディス嬢万歳!!!!−羅城 朱琉 (2005/11/30 08:36:30) No.17408 ┃ ┗Re:暴走と言っても、無茶でなく説得。−十叶 夕海 (2005/11/30 22:29:37) No.17409 ┣家族の写真 閑話 1 夜の会話−十叶 夕海 (2005/11/30 23:20:55) No.17410 ┃┗一人じゃないんだよ、アリエス・・・・。−羅城 朱琉 (2005/12/1 09:52:26) No.17411 ┃ ┗Re:ニブいというか、怖いんでしょうね。−十叶 夕海 (2005/12/1 22:38:40) No.17412 ┣家族の写真 Act 14 I wish you were smile to me 3−十叶 夕海 (2005/12/2 00:32:11) No.17413 ┃┗久々・・・・なのに、短縮版で失礼します。−羅城 朱琉 (2005/12/7 08:23:59) No.17419 ┃ ┗いえいえ、嬉しいですよ。−十叶 夕海 (2005/12/8 00:48:55) No.17421 ┣家族の写真 Act 15 ≪ブラック・ウィド−≫ 或いは ≪風舞姫≫のお話 T−十叶 夕海 (2005/12/12 01:08:29) No.17428 ┃┗『吸血鬼』許すまじ!(って、設定作った人の台詞か?)−羅城 朱琉 (2005/12/12 08:43:03) No.17429 ┃ ┗少なくとも、二人の人間を殺し、二人の人間を裏社会に引き込み、いまも一人の少女を狙っていますからね。−十叶 夕海 (2005/12/12 22:15:31) No.17430 ┣家族の写真 Act 16 ブレイクタイム?−十叶 夕海 (2005/12/12 23:42:38) No.17431 ┃┗妄想が膨らみます(危)−羅城 朱琉 (2005/12/13 08:46:23) No.17432 ┃ ┗うふふふ、光栄です。−十叶 夕海 (2005/12/13 22:11:55) No.17433 ┗家族の写真 Act 17 ≪ブラック・ウィド−≫ 或いは ≪風舞姫≫のお話 U−十叶 夕海 (2005/12/16 01:09:58) No.17440 ┗へぇ〜へぇ〜(トリビアのへぇボタン連打中)−羅城 朱琉 (2005/12/16 08:52:31) No.17441 ┗曰く、『結局、チビコの笑顔が好きなのよ、俺っちは。』−十叶 夕海 (2005/12/17 21:44:00) No.17442
| 17379 | 家族の写真 Act 9 薊嬢暴走狂走曲 下 | 十叶 夕海 | 2005/11/18 23:13:22 |
* よいこの皆さんとよいこの大人の方は アルコ−ルを摂取した上での、車の運転はしてはいけません。 「で、なんで、京介さんの話を出したの、レスティオ。」 メタリックレッドの外車の助手席から、ディスティアは憮然として、そうレスに問う。 彼女にとって、『妹尾京介』は、彼女の一番信頼していた人物で、≪月天女≫で初めての死者でもあった。 「レスティナ、でありんすよ。 ・・・・元々でおやすよ? あちきら流の法事の事もありんすし。 それに、紫苑もでおやすけど、ア―クでなく、ディスティアをリ−ダ−と思っている人がいるでありんす。」 レスは、淡々と自身の考えでなく、事実のみを語る。 伊達に、17年・・・人生の半分以上を副長として少してはい無い。 チ−ムの悲劇も喜劇も、両方レスティナ=フェンテンは見てきたのだ。 「私は、暴走族のリ−ダ−に向いちゃいない。」 「そうで、ありんすね。 だけど、その優しさに・・・あちきも含めてでありんすが、【母】を見ているんでありんすよ。 嬢の先々代・・・・初代は、あちきよりも年下でありんした。 だけど、あの坊は、あちきとあちきの仲間にとって、【父】でありんした。 向いている向いていないは、些細なことでおやすよ。 みんなは、嬢だから、ついてきたんでありんすよ。」 「・・・・・・・ありがとう。」 「海でも、行きましょか?」 「うん。」 効して、車は、海の方へ向かった。 途中のコンビニで、買い物をし、時乃市から一番近いN浜の駐車場に、車をとめた。 「京介の法事いつ?」 「そうでおやすな、再来週の金曜日あたりでありんすね。 他の六チ−ムにも、連絡をしなくちゃいけないでありんすから。」 ディスティアは、じゃがりこやチョコをつまみながら、またレスはビ−ルを飲みつつ、話は続く。 「早いものね、三年て。」 「そうでおやすか? ・・・・短い様で、少し長いでありんすね。」 「うん。 ・・・・・・京介は何で、エヴァがどっちの隊長になってもいい隊長になるって言って、逝ったんだろうね。」 「あちきには・・・・ だけど、あの漢(おとこ)は、『何か』をエヴァンスにみていたんでおやすよ、きっと・・・って。」 そこで、レスは、ディスティアに顔を向けたが、固まってしまった。 なぜなら、彼女が握っていたビンは、同じラベルで『地獄か天国か? 地獄ver(天国Ver)』とある、アルコ−ル度数が、かなり違う飲料である。 『天国Ver』は、ノンアルコ−ル―度数にして、1%以下。 『地獄Ver』は、アルコ−ル―度数にして、95% それの『地獄Ver』ガ握られていたのだ。 しかも、それは、度数からもわかるかもしれないが、『地獄Ver』は、健康でシラフな成人男性でも、一本―410mlを飲めば、泥酔してしまうような代物である。 ディスティアは、それを丸一本飲み干しており、顔も真っ赤である。 「ディスティア・・・」 レスは、別にお酒を飲んでしまったことを心配しているのではない。 ディスティアには、泥酔状態になると困った癖があるのだ。 「ふふふっふうふふふ・・・・れす、だいすき。」 ディスティアは、運転手席にいるレスの首に向かって、手を回し、そのまま抱きつき、キスをしようとする。 そう、ディスティアは、抱きつき魔&キス魔なのだ。 「・・・嬢。 酔っ払ってるでありんすね。」 「れすはわたしのこときらい?」 「嫌いじゃないでありんすよ。」 「なら、きすしてよ。」 「はいはい。」 唇をレスの方から近づけ、深い深いキスを交わす。 その後・・・・。 「れす、だいす・・・・」 ディスティアは、レスに抱っこされたまま、そう言ったあと静かに寝息を立てる。 「さて、と。」 レスはどこかに電話を掛け始めた。 IN ≪デザ―トロ−ズ≫ 「おヤ、ニコルサン、オ久し振りですネ。」 「紫苑ですか。」 カウンタに、少々イライラしながら、来るはずのディスティア達を待っていた。 少々遅れてしまったが、来ないなら来ないで連絡が来るはずと待っているのであった。 そこの、声をかけたのは、黄砂色の髪を頭の天辺で結い上げ、細い瞳は紫苑の色の198cmという長身で、かなりの痩躯の青年。 名前を竜胆 紫苑という。 「エエ、誰か待ってイるんですカ?」 「そう、3代目と副長をね。」 「二人なら、さっき一緒に出てったよ。 ・・・はい、海老ピラフお待ち。」 二人の会話に、入ってきたのは、淡い紫苑色の髪の女性―女主人・エイレンである。 「ま、連絡来るだろうし。 いただきます。」 二コルは、とりあえず、エピピラフに手を伸ばす。 それを食べ終わるころ。 ニコルのケイタイが鳴る。 表示を見ずに、電話に出た。 「はい、もしもし。」 『あ、ニコルちゃんでありんすか?』 「レス? えっ、3代目が、酔いつぶれて、あ、30分以内に、N浜の燈台近くの、駐車場に来ないと3代目を食べるぅ〜?」 電話の相手―レスの言葉に、ニコルの顔はだんだん色を失っていく。 その後ろで、『食べる』の意味をエイレンから聞いた紫苑も珍しく顔色を変え、すぐにニコルの手からケイタイを奪う。 「レス、ディスティアサンに、何をすルつもりですカ?」 『わんこでありんすか? ゲ−ムでありんすよ。』 「ふざけるナ、レス・・・・ 切られましタ。」 「・・エイレンさん、紫苑借ります。 紫苑、行きますよ。」 「はイ。」 そして、27分後―。 「あと、3分でありんすよ。」 腕の中のディスティアの髪を愛しげに撫で、そう呟く。 それとほぼ同時に、海辺の静寂を破って、一台の車が入ってきた。 自分の車の運転席に近付く足音を聞きながら、ドアが開くのを聞きながら。 「ディスティアサン。」 紫苑が、腕の中から奪い取るのをただレスは見ていた。 「ギリギリでありんしたね。」 『バカ、何するんだ。』というような眼で睨む紫苑と彼が抱えるディスティアにコ−トをかけるニコルを見ながら、そういった。 「さあて、忙しくなるでありんすよ、法事以上に。 ・・・ディスティアを送るでありんすから、わんこ乗って欲しいでおやすよ。」 警戒しつつも、紫苑は彼女を抱えたまま乗り込む。 レスは、ニコルに『オシオキは今度でありんすよ、ディスティアにメ−ルを見せたことの。』と耳打ちをし、彼には帰るように言う。 こうして、レスの気紛れから起こった この出来事は幕を閉じた ―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+ こんなになりましたよ、上中下完結編。でユアです。 反応も気になりますね。 わんこ・・もとい、紫苑や他の登場人物のこともおいおいわかるでしょう。 それでは、また次回。 | |||
| 17383 | Re:家族の写真 Act 9 薊嬢暴走狂走曲 下 | 羅城 朱琉 | 2005/11/21 08:41:10 |
| 記事番号17379へのコメント 朱琉:こんにちは!早速ですが、レスに参りましょう。 > > >* よいこの皆さんとよいこの大人の方は > アルコ−ルを摂取した上での、車の運転はしてはいけません。 > > > > >「で、なんで、京介さんの話を出したの、レスティオ。」 >メタリックレッドの外車の助手席から、ディスティアは憮然として、そうレスに問う。 >彼女にとって、『妹尾京介』は、彼女の一番信頼していた人物で、≪月天女≫で初めての死者でもあった。 >「レスティナ、でありんすよ。 > ・・・・元々でおやすよ? > あちきら流の法事の事もありんすし。 > それに、紫苑もでおやすけど、ア―クでなく、ディスティアをリ−ダ−と思っている人がいるでありんす。」 >レスは、淡々と自身の考えでなく、事実のみを語る。 >伊達に、17年・・・人生の半分以上を副長として少してはい無い。 >チ−ムの悲劇も喜劇も、両方レスティナ=フェンテンは見てきたのだ。 >「私は、暴走族のリ−ダ−に向いちゃいない。」 >「そうで、ありんすね。 > だけど、その優しさに・・・あちきも含めてでありんすが、【母】を見ているんでありんすよ。 > 嬢の先々代・・・・初代は、あちきよりも年下でありんした。 > だけど、あの坊は、あちきとあちきの仲間にとって、【父】でありんした。 > 向いている向いていないは、些細なことでおやすよ。 > みんなは、嬢だから、ついてきたんでありんすよ。」 >「・・・・・・・ありがとう。」 >「海でも、行きましょか?」 >「うん。」 >効して、車は、海の方へ向かった。 語り部:何をもってして『長』を名乗ることが許されるか、その価値観も様々、ってことだね。 朱琉:例えばそれは父の如き包容力であり、母の如き慈愛であり・・・・といった感じでしょうか? > > > > >途中のコンビニで、買い物をし、時乃市から一番近いN浜の駐車場に、車をとめた。 >「京介の法事いつ?」 >「そうでおやすな、再来週の金曜日あたりでありんすね。 > 他の六チ−ムにも、連絡をしなくちゃいけないでありんすから。」 >ディスティアは、じゃがりこやチョコをつまみながら、またレスはビ−ルを飲みつつ、話は続く。 >「早いものね、三年て。」 >「そうでおやすか? > ・・・・短い様で、少し長いでありんすね。」 >「うん。 > ・・・・・・京介は何で、エヴァがどっちの隊長になってもいい隊長になるって言って、逝ったんだろうね。」 >「あちきには・・・・ > だけど、あの漢(おとこ)は、『何か』をエヴァンスにみていたんでおやすよ、きっと・・・って。」 >そこで、レスは、ディスティアに顔を向けたが、固まってしまった。 >なぜなら、彼女が握っていたビンは、同じラベルで『地獄か天国か? 地獄ver(天国Ver)』とある、アルコ−ル度数が、かなり違う飲料である。 >『天国Ver』は、ノンアルコ−ル―度数にして、1%以下。 >『地獄Ver』は、アルコ−ル―度数にして、95% >それの『地獄Ver』ガ握られていたのだ。 >しかも、それは、度数からもわかるかもしれないが、『地獄Ver』は、健康でシラフな成人男性でも、一本―410mlを飲めば、泥酔してしまうような代物である。 >ディスティアは、それを丸一本飲み干しており、顔も真っ赤である。 朱琉:・・・・・・・・つまりは、私が飲んだらただじゃすまないレベルですね。 語り部:アルコール耐性は人並みかそれ以上あるくせに・・・・。 朱琉:うるさい(恥)アルコールの味が苦手なんだよ!小学生のころから体質改善とか言って5年間くらい、あのマズい、某『養○酒』とか、某『薬○』とか飲まされ続けた経験があれば、誰だってアルコール味が嫌いになるさ!!(半分ヤケ) 語り部:・・・・変則的下戸。同情はするけど。 >「ディスティア・・・」 >レスは、別にお酒を飲んでしまったことを心配しているのではない。 >ディスティアには、泥酔状態になると困った癖があるのだ。 >「ふふふっふうふふふ・・・・れす、だいすき。」 >ディスティアは、運転手席にいるレスの首に向かって、手を回し、そのまま抱きつき、キスをしようとする。 >そう、ディスティアは、抱きつき魔&キス魔なのだ。 >「・・・嬢。 > 酔っ払ってるでありんすね。」 >「れすはわたしのこときらい?」 >「嫌いじゃないでありんすよ。」 >「なら、きすしてよ。」 >「はいはい。」 >唇をレスの方から近づけ、深い深いキスを交わす。 >その後・・・・。 >「れす、だいす・・・・」 >ディスティアは、レスに抱っこされたまま、そう言ったあと静かに寝息を立てる。 >「さて、と。」 >レスはどこかに電話を掛け始めた。 語り部:かわいいねぇ、傍から見ている分には。 朱琉:そういう問題・・・・? > > > >IN ≪デザ―トロ−ズ≫ > > >「おヤ、ニコルサン、オ久し振りですネ。」 >「紫苑ですか。」 >カウンタに、少々イライラしながら、来るはずのディスティア達を待っていた。 >少々遅れてしまったが、来ないなら来ないで連絡が来るはずと待っているのであった。 >そこの、声をかけたのは、黄砂色の髪を頭の天辺で結い上げ、細い瞳は紫苑の色の198cmという長身で、かなりの痩躯の青年。 >名前を竜胆 紫苑という。 >「エエ、誰か待ってイるんですカ?」 >「そう、3代目と副長をね。」 >「二人なら、さっき一緒に出てったよ。 > ・・・はい、海老ピラフお待ち。」 >二人の会話に、入ってきたのは、淡い紫苑色の髪の女性―女主人・エイレンである。 >「ま、連絡来るだろうし。 > いただきます。」 >二コルは、とりあえず、エピピラフに手を伸ばす。 >それを食べ終わるころ。 >ニコルのケイタイが鳴る。 >表示を見ずに、電話に出た。 >「はい、もしもし。」 >『あ、ニコルちゃんでありんすか?』 >「レス? > えっ、3代目が、酔いつぶれて、あ、30分以内に、N浜の燈台近くの、駐車場に来ないと3代目を食べるぅ〜?」 >電話の相手―レスの言葉に、ニコルの顔はだんだん色を失っていく。 >その後ろで、『食べる』の意味をエイレンから聞いた紫苑も珍しく顔色を変え、すぐにニコルの手からケイタイを奪う。 >「レス、ディスティアサンに、何をすルつもりですカ?」 >『わんこでありんすか? > ゲ−ムでありんすよ。』 >「ふざけるナ、レス・・・・ > 切られましタ。」 >「・・エイレンさん、紫苑借ります。 > 紫苑、行きますよ。」 >「はイ。」 朱琉:紫苑さんですね。そして、微妙に危ない人・レスさん・・・・ 語り部:どこまで本気なんだか・・・・。 > > > > > > > >そして、27分後―。 > >「あと、3分でありんすよ。」 >腕の中のディスティアの髪を愛しげに撫で、そう呟く。 >それとほぼ同時に、海辺の静寂を破って、一台の車が入ってきた。 >自分の車の運転席に近付く足音を聞きながら、ドアが開くのを聞きながら。 >「ディスティアサン。」 >紫苑が、腕の中から奪い取るのをただレスは見ていた。 >「ギリギリでありんしたね。」 >『バカ、何するんだ。』というような眼で睨む紫苑と彼が抱えるディスティアにコ−トをかけるニコルを見ながら、そういった。 >「さあて、忙しくなるでありんすよ、法事以上に。 > ・・・ディスティアを送るでありんすから、わんこ乗って欲しいでおやすよ。」 >警戒しつつも、紫苑は彼女を抱えたまま乗り込む。 >レスは、ニコルに『オシオキは今度でありんすよ、ディスティアにメ−ルを見せたことの。』と耳打ちをし、彼には帰るように言う。 朱琉:ニコルさん、素直に成仏してくださいね・・・・ 語り部:死なない死なない・・・・・・・・多分。 > > > > > >こうして、レスの気紛れから起こった > >この出来事は幕を閉じた > > > > > > >―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+ > >こんなになりましたよ、上中下完結編。でユアです。 > > >反応も気になりますね。 > >わんこ・・もとい、紫苑や他の登場人物のこともおいおいわかるでしょう。 > > >それでは、また次回。 > 朱琉:はい、それでは今回はこの辺で。 二人:では、また! | |||
| 17386 | Re:家族の写真 Act 9 薊嬢暴走狂走曲 下 | 十叶 夕海 | 2005/11/21 21:56:00 |
| 記事番号17383へのコメント > >朱琉:こんにちは!早速ですが、レスに参りましょう。 ユア;はい。では返レスに行きます。 >> >> >>* よいこの皆さんとよいこの大人の方は >> アルコ−ルを摂取した上での、車の運転はしてはいけません。 >> >> >> >> >>「で、なんで、京介さんの話を出したの、レスティオ。」 >>メタリックレッドの外車の助手席から、ディスティアは憮然として、そうレスに問う。 >>彼女にとって、『妹尾京介』は、彼女の一番信頼していた人物で、≪月天女≫で初めての死者でもあった。 >>「レスティナ、でありんすよ。 >> ・・・・元々でおやすよ? >> あちきら流の法事の事もありんすし。 >> それに、紫苑もでおやすけど、ア―クでなく、ディスティアをリ−ダ−と思っている人がいるでありんす。」 >>レスは、淡々と自身の考えでなく、事実のみを語る。 >>伊達に、17年・・・人生の半分以上を副長として少してはい無い。 >>チ−ムの悲劇も喜劇も、両方レスティナ=フェンテンは見てきたのだ。 >>「私は、暴走族のリ−ダ−に向いちゃいない。」 >>「そうで、ありんすね。 >> だけど、その優しさに・・・あちきも含めてでありんすが、【母】を見ているんでありんすよ。 >> 嬢の先々代・・・・初代は、あちきよりも年下でありんした。 >> だけど、あの坊は、あちきとあちきの仲間にとって、【父】でありんした。 >> 向いている向いていないは、些細なことでおやすよ。 >> みんなは、嬢だから、ついてきたんでありんすよ。」 >>「・・・・・・・ありがとう。」 >>「海でも、行きましょか?」 >>「うん。」 >>効して、車は、海の方へ向かった。 >語り部:何をもってして『長』を名乗ることが許されるか、その価値観も様々、ってことだね。 >朱琉:例えばそれは父の如き包容力であり、母の如き慈愛であり・・・・といった感じでしょうか? > ユア;『長』を名乗ることは自由ですが、それ相応の責任がありますからね。 久遠;あるいは、それが、人をひきつける魅力(みりき)だったりね。 >> >> >> >> >>途中のコンビニで、買い物をし、時乃市から一番近いN浜の駐車場に、車をとめた。 >>「京介の法事いつ?」 >>「そうでおやすな、再来週の金曜日あたりでありんすね。 >> 他の六チ−ムにも、連絡をしなくちゃいけないでありんすから。」 >>ディスティアは、じゃがりこやチョコをつまみながら、またレスはビ−ルを飲みつつ、話は続く。 >>「早いものね、三年て。」 >>「そうでおやすか? >> ・・・・短い様で、少し長いでありんすね。」 >>「うん。 >> ・・・・・・京介は何で、エヴァがどっちの隊長になってもいい隊長になるって言って、逝ったんだろうね。」 >>「あちきには・・・・ >> だけど、あの漢(おとこ)は、『何か』をエヴァンスにみていたんでおやすよ、きっと・・・って。」 >>そこで、レスは、ディスティアに顔を向けたが、固まってしまった。 >>なぜなら、彼女が握っていたビンは、同じラベルで『地獄か天国か? 地獄ver(天国Ver)』とある、アルコ−ル度数が、かなり違う飲料である。 >>『天国Ver』は、ノンアルコ−ル―度数にして、1%以下。 >>『地獄Ver』は、アルコ−ル―度数にして、95% >>それの『地獄Ver』ガ握られていたのだ。 >>しかも、それは、度数からもわかるかもしれないが、『地獄Ver』は、健康でシラフな成人男性でも、一本―410mlを飲めば、泥酔してしまうような代物である。 >>ディスティアは、それを丸一本飲み干しており、顔も真っ赤である。 >朱琉:・・・・・・・・つまりは、私が飲んだらただじゃすまないレベルですね。 >語り部:アルコール耐性は人並みかそれ以上あるくせに・・・・。 >朱琉:うるさい(恥)アルコールの味が苦手なんだよ!小学生のころから体質改善とか言って5年間くらい、あのマズい、某『養○酒』とか、某『薬○』とか飲まされ続けた経験があれば、誰だってアルコール味が嫌いになるさ!!(半分ヤケ) >語り部:・・・・変則的下戸。同情はするけど。 ユア;私は、そこそこ強いです。 アルコ−ル度数15%ぐらいのワインを白葡萄ジュ−ズだと思って飲んで。 久遠;次の日、平気で学校言ってモノね。 ・・・まあ、人それぞれよ。 > >>「ディスティア・・・」 >>レスは、別にお酒を飲んでしまったことを心配しているのではない。 >>ディスティアには、泥酔状態になると困った癖があるのだ。 >>「ふふふっふうふふふ・・・・れす、だいすき。」 >>ディスティアは、運転手席にいるレスの首に向かって、手を回し、そのまま抱きつき、キスをしようとする。 >>そう、ディスティアは、抱きつき魔&キス魔なのだ。 >>「・・・嬢。 >> 酔っ払ってるでありんすね。」 >>「れすはわたしのこときらい?」 >>「嫌いじゃないでありんすよ。」 >>「なら、きすしてよ。」 >>「はいはい。」 >>唇をレスの方から近づけ、深い深いキスを交わす。 >>その後・・・・。 >>「れす、だいす・・・・」 >>ディスティアは、レスに抱っこされたまま、そう言ったあと静かに寝息を立てる。 >>「さて、と。」 >>レスはどこかに電話を掛け始めた。 >語り部:かわいいねぇ、傍から見ている分には。 >朱琉:そういう問題・・・・? ユア;当事者になると大変だろうなぁ。 久遠;キスは、紫苑が止めてますが、抱きつき等は≪シルフィ―ダンサ―≫の幹部メンバ―の殆どが犠牲もとい至福者になっております。 > >> >> >> >>IN ≪デザ―トロ−ズ≫ >> >> >>「おヤ、ニコルサン、オ久し振りですネ。」 >>「紫苑ですか。」 >>カウンタに、少々イライラしながら、来るはずのディスティア達を待っていた。 >>少々遅れてしまったが、来ないなら来ないで連絡が来るはずと待っているのであった。 >>そこの、声をかけたのは、黄砂色の髪を頭の天辺で結い上げ、細い瞳は紫苑の色の198cmという長身で、かなりの痩躯の青年。 >>名前を竜胆 紫苑という。 >>「エエ、誰か待ってイるんですカ?」 >>「そう、3代目と副長をね。」 >>「二人なら、さっき一緒に出てったよ。 >> ・・・はい、海老ピラフお待ち。」 >>二人の会話に、入ってきたのは、淡い紫苑色の髪の女性―女主人・エイレンである。 >>「ま、連絡来るだろうし。 >> いただきます。」 >>二コルは、とりあえず、エピピラフに手を伸ばす。 >>それを食べ終わるころ。 >>ニコルのケイタイが鳴る。 >>表示を見ずに、電話に出た。 >>「はい、もしもし。」 >>『あ、ニコルちゃんでありんすか?』 >>「レス? >> えっ、3代目が、酔いつぶれて、あ、30分以内に、N浜の燈台近くの、駐車場に来ないと3代目を食べるぅ〜?」 >>電話の相手―レスの言葉に、ニコルの顔はだんだん色を失っていく。 >>その後ろで、『食べる』の意味をエイレンから聞いた紫苑も珍しく顔色を変え、すぐにニコルの手からケイタイを奪う。 >>「レス、ディスティアサンに、何をすルつもりですカ?」 >>『わんこでありんすか? >> ゲ−ムでありんすよ。』 >>「ふざけるナ、レス・・・・ >> 切られましタ。」 >>「・・エイレンさん、紫苑借ります。 >> 紫苑、行きますよ。」 >>「はイ。」 >朱琉:紫苑さんですね。そして、微妙に危ない人・レスさん・・・・ >語り部:どこまで本気なんだか・・・・。 > 久遠;全部でしょ。 ユア;・・・まあ、ナントカ条約とかに引っかかる人には手を出してはいません。 かろうじて。 >> >> >> >> >> >> >> >>そして、27分後―。 >> >>「あと、3分でありんすよ。」 >>腕の中のディスティアの髪を愛しげに撫で、そう呟く。 >>それとほぼ同時に、海辺の静寂を破って、一台の車が入ってきた。 >>自分の車の運転席に近付く足音を聞きながら、ドアが開くのを聞きながら。 >>「ディスティアサン。」 >>紫苑が、腕の中から奪い取るのをただレスは見ていた。 >>「ギリギリでありんしたね。」 >>『バカ、何するんだ。』というような眼で睨む紫苑と彼が抱えるディスティアにコ−トをかけるニコルを見ながら、そういった。 >>「さあて、忙しくなるでありんすよ、法事以上に。 >> ・・・ディスティアを送るでありんすから、わんこ乗って欲しいでおやすよ。」 >>警戒しつつも、紫苑は彼女を抱えたまま乗り込む。 >>レスは、ニコルに『オシオキは今度でありんすよ、ディスティアにメ−ルを見せたことの。』と耳打ちをし、彼には帰るように言う。 >朱琉:ニコルさん、素直に成仏してくださいね・・・・ >語り部:死なない死なない・・・・・・・・多分。 > ユア;レスからの公式声明 『襲っちゃうだけでありんすよ。』 久遠;それがこわいんじゃないの。 >> >>―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+ >> >>こんなになりましたよ、上中下完結編。でユアです。 >> >> >>反応も気になりますね。 >> >>わんこ・・もとい、紫苑や他の登場人物のこともおいおいわかるでしょう。 >> >> >>それでは、また次回。 >> >朱琉:はい、それでは今回はこの辺で。 >二人:では、また! 二人:はい、では。 > > | |||
| 17388 | 家族の写真 登場人物紹介 A &予告 | 十叶 夕海 | 2005/11/21 23:39:21 |
| 記事番号17379へのコメント もうすぐ、10回目の家族の肖像。 そのまえに、@の紹介で出てこなかった人物やこれから出てくる人物をピックアップします ≪月天女≫および≪シルフィ―ダンサ―≫ レスティナ=フェンテェン 二代目副長。本名;レスティオ=フェンテン バイセクシャルのお兄様。 ニコラル―ン=シュテインバ―グ 先代特攻隊長。 レスのおもちゃ。 ア―ク=クラウネル 4代目。初代の義理の弟。 ファランの夫の義理の弟 カルマ=クラウネル 今は秘密です。 サラディン=フィルメ―ラ 初期メンバ―。 ファランの夫。現在行方不明 シャア―ル=フィルメ―ラ 初代の総長。 薬袋大命 二代目総長。 名前の読みにくさと影の薄さでナンバ―ワン 竜胆紫苑 記憶喪失。 ディスティアの忠犬 大須賀春陽 ≪シルフィ―ダンサ―≫の一角≪烈雅≫のリ−ダ− 中等部 大須賀誠 ナツメの親友 春陽の妹。 ペシュテル家 セレス=ペシュテル ルピナス=アズリ−ドの双子の弟。 ノンフィクション系の冒険記作家 その他 シヴァ=オルコット ≪梓瑠媚曾≫の総長。 ディスティアのスト―カ― エイレン=マイセリアル ≪デザ−トロ−ズ≫のオ−ナ− 裏稼業でもそれなりに。 イルミナ=テ−ゼ ≪アンティ−ク・カワセミ≫≪カフェ・翡翠≫ 上記のオ−ナ−兼謎のお姉さん モイラ=ディスティ二− イルミナのトコの居候 ルシル=レリス=フェアシュテック 記憶喪失 名前も本名か不明。 イルミナのトコで居候 こんなかんじです。 では次回以降の予告。 「記憶が戻るまでいればいい、同類」 −ルシルに掛けられた優しい言葉。 「一昨日帰ってきたが、アフリカのナントカ族に会いに行ってたらしい。」 −アルティアの語る父の仕事。 「≪暴炎の教皇≫としての俺に用事か? ≪死風舞の風舞姫≫?」 「ええ、情報屋よりの運び屋さん。」 −二人の裏稼業としての会話。 「ディスティアちゃん、うちのアルのとこお嫁に来ない?」 「まだ、結婚には早いです、セレス。」 「妹だ、親父。」 −セレスの言葉に瞬時に入る温度差の違うツッコミ。 「オルフェ−ゼ。 レイティスは、そんなことのために貴女に情報屋としての仕事を手ほどきしたわけではない思うよ。」 −真相に近い≪風舞姫≫からの言葉。 「何がお前にわかるのです?」 −気が付かぬオルフェ−ゼ。 とこんなトコまで、今現在書き終えてます。 順次、投稿していきますので、お楽しみに。 それでは。 | |||
| 17393 | さあ、叫びましょう(?) | 羅城 朱琉 | 2005/11/22 08:45:24 |
| 記事番号17388へのコメント > >もうすぐ、10回目の家族の肖像。 >そのまえに、@の紹介で出てこなかった人物やこれから出てくる人物をピックアップします ありがとうございます!外伝に生かすかも知れません。 > > > > >では次回以降の予告。 > >「記憶が戻るまでいればいい、同類」 >−ルシルに掛けられた優しい言葉。 > >「一昨日帰ってきたが、アフリカのナントカ族に会いに行ってたらしい。」 >−アルティアの語る父の仕事。 > >「≪暴炎の教皇≫としての俺に用事か? > ≪死風舞の風舞姫≫?」 >「ええ、情報屋よりの運び屋さん。」 >−二人の裏稼業としての会話。 > >「ディスティアちゃん、うちのアルのとこお嫁に来ない?」 >「まだ、結婚には早いです、セレス。」 >「妹だ、親父。」 >−セレスの言葉に瞬時に入る温度差の違うツッコミ。 > >「オルフェ−ゼ。 > レイティスは、そんなことのために貴女に情報屋としての仕事を手ほどきしたわけではない思うよ。」 >−真相に近い≪風舞姫≫からの言葉。 > >「何がお前にわかるのです?」 >−気が付かぬオルフェ−ゼ。 > > >とこんなトコまで、今現在書き終えてます。 >順次、投稿していきますので、お楽しみに。 > >それでは。 予告編読んで、叫びました。それはもう、本気で。 そして、続きがものすごく楽しみです! では、今回はこの辺で。 > | |||
| 17394 | そして、妄想しましょう | 十叶 夕海 | 2005/11/22 21:48:53 |
| 記事番号17393へのコメント > >> >>もうすぐ、10回目の家族の肖像。 >>そのまえに、@の紹介で出てこなかった人物やこれから出てくる人物をピックアップします > ありがとうございます!外伝に生かすかも知れません。 いえいえ。欲しいキャラいましたら、説明つけますので。 > >> >> >> >> >>では次回以降の予告。 >> >>「記憶が戻るまでいればいい、同類」 >>−ルシルに掛けられた優しい言葉。 >> >>「一昨日帰ってきたが、アフリカのナントカ族に会いに行ってたらしい。」 >>−アルティアの語る父の仕事。 >> >>「≪暴炎の教皇≫としての俺に用事か? >> ≪死風舞の風舞姫≫?」 >>「ええ、情報屋よりの運び屋さん。」 >>−二人の裏稼業としての会話。 >> >>「ディスティアちゃん、うちのアルのとこお嫁に来ない?」 >>「まだ、結婚には早いです、セレス。」 >>「妹だ、親父。」 >>−セレスの言葉に瞬時に入る温度差の違うツッコミ。 >> >>「オルフェ−ゼ。 >> レイティスは、そんなことのために貴女に情報屋としての仕事を手ほどきしたわけではない思うよ。」 >>−真相に近い≪風舞姫≫からの言葉。 >> >>「何がお前にわかるのです?」 >>−気が付かぬオルフェ−ゼ。 >> >> >>とこんなトコまで、今現在書き終えてます。 >>順次、投稿していきますので、お楽しみに。 >> >>それでは。 > 予告編読んで、叫びました。それはもう、本気で。 > そして、続きがものすごく楽しみです! はい。明日ACT 10投稿予定です。 > > では、今回はこの辺で。 >> > はい、それでは。 | |||
| 17395 | 家族の写真 Act 10 例えば こういう情景 | 十叶 夕海 | 2005/11/23 23:37:15 |
| 記事番号17379へのコメント 時乃学園近くの商店街のとある一角。 「ルシル。 イルが、昼飯食っとけって。」 ここは、時乃学園の大学部に程近い、ビルのとある店。 店番をしていた混じりけの無い純粋な銀色の髪と薄く青がかった灰色の瞳で、中性的で曖昧な印象の彼・・・としておく・・・が、金髪でくるくる髪型の少年にそう声を掛けられた。 此処は、一階の表部分が≪アンティ−ク・カワセミ≫で、裏部分が倉庫の店内。 手ごろな価格で、古今東西のアンティ−クとオ−ナ−店長の手作りのアクセサリ−の店。 シヴァ=オルコットという暴走族のリ−ダ−が、意中の女性へのプレゼントを買ったり、時乃学園の演劇部がよく訪れる店であった。 二階部分が、≪カフェ・翡翠≫というカフェである。 日替わりの手作りケ−キとオリジナルブレンドのコ−ヒ−が魅力の店である。 「わかったよ、モイラ。」 銀髪の彼−ルシルと言うらしい−は、裏側の階段を使い、二階の従業員ブ−スに行った。 そこには、赤茶けた縮れた腰までの髪で、アジアンティストの柄のスカ−フとフレアスカ−トのルシルよりも、やや長身の女性。 「ピラフとアイスティ−置いておいたわ。 あと、サラダとかは冷蔵庫だから。」 「ありがとう、イルミN・・・ではなくイル。」 ルシルは、イルミナの名前を言い直した。 なぜなら、彼女は、ある二人以外、名前をそのまま呼ばれることを嫌うからだ。 その二人のうち、前者は恋人、後者は旧友でこっちは諦めているらしい。 ルシルは、そのことに疑問をもっていたが、あえて聞かないでいた。 それは、何もわからない自分を居候させてくれているからだろうか。 ルシルの意識は、此処ではなく、数ヶ月前のあの日に飛ぶ−。 聞かせてもらった、自分のあの時に。 季節は、冬。 月名は、一月。 日付は、十五日。 正月もおわり、学校も始まったところもあるそんな頃。 イルミナは、煙管でタバコを吸っていて、風呂上りは必ずといっていいほど吸っていた。 しかし、その日に限って、それが切れていたのだった。 そう、タバコ屋に注文していたのを取りにいってなかったのだ。 ルシルも見せてもらったが、それは、ちょうど色合い的にもたわしのような、親指の頭ほどの大きさのもの。 それを取りに行き、その帰りにコンビニで、モイラにホカまん、自分の晩酌用におでんを買って帰る途中のことだったらしい。 寒かったので、公園を横切って帰る事にした。 その途中で、街頭に何かが反射するのを見つけた。 それが、ルシルだった。 銀髪に、吟遊詩人ようなの服、蒼白の顔と相まって、『不覚ながら、人外的な外見に見惚れた』というのは、イルミナの証言である。 イルミナは、ともかく、完全に荷物扱いであったが肩に彼を担ぎ、連れ帰った。 次の日だろう。 窓から差し込む朝日でルシルは目覚めた。 それが、ルシル自身が一番古く覚えている記憶である。 それ以前のことは、一切覚えていないのだ。 「・・・・・・・・はい?」 そのときの第一声がそれだった。 それでも、軽い方だったろう。 暖房が入っているとはいえ、イルミナが浴衣一枚で真横で寝ていたのだから。 現代の衣装に直すと、下着だけで寝ていたというのが一番近い。 「ああ、起きたのね。 ・・・でも、あと五分・・・寝かして。」 身を起こし、起きたかのように思えたイルミナだったが、結局完全に起きたのは、十数分後であった。 そして、ルシルに事情を話した。 むろん、浴衣の合わせを直してからである。 「・・・・ということで、貴方を拾ったの。 まさか、記憶喪失だとは思わなかったけど。」 「それで、何故・・」 「ああ、一緒に寝てたのは、長いこと人をとめたことが無かったから、寝かせれるような場所が無かったしね。 ダブルだから、狭くは無かったでしょ?」 「なぁ、イル。 あいつ・・・・イル、女性なんだし、せめて上着はおって。」 その時入ってきて、そういったのは、金髪の少年。 イルミナは、彼の言葉を気にした風はなかった。 「ああ、名乗ってなかったね。 こいつは、モイラ=ディスティ二−。 私はイルミナ=テ−ゼ。 呼ぶ時は、イルかイルミで。イルミナで呼ばないでね。 貴方の名前は、多分、『ルシル=レリス=フェアシュテック』。 今預かってるけど、服の飾りに、そう飾り文字であったから。」 ルシルの不安を打ち消させる為だろうか、イルミナは、そう一気にまくし立て、最後にこう言った。 「なんにせよ。 記憶が戻るまでいればいいよ。」 そのあと、照れ隠しにか、『あ、仕事手伝ってもらうから』『少しは給料出るから。』とか、彼女は呟いてた。 そして、それから数ヶ月−。 いまだに、ルシルは、イルミナと同じベッドで寝起きしている。 『イルミナとも、ルシルと一緒に寝るのやだからね。 僕のとこ狭いし。』 『おまえが、嫌がる女性をどうこうするようには見えないしね、このままでいいだろう?』 と言う二人の言葉によって。 しかし、それを悪くは無いとおもう、多分もとの自分とは相反する感情が今のルシルにはあった。 −+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+ ある種、本編なのに外伝的な話のこの一回。 のちのち、深くは無いかも知れないですが、ルシル−羅城様の語り部さんも関わってくるでしょうから、こうなりました。 ともあれ、また次回をお楽しみに。 それでは。 | |||
| 17396 | ついに登場ルシル様! | 羅城 朱琉 | 2005/11/24 10:00:30 |
| 記事番号17395へのコメント 朱琉:こんにちは! アミイ:語り部さんが出張しているから、今回のお相手は私、アミリータがやるわね! > > >時乃学園近くの商店街のとある一角。 > > >「ルシル。 > イルが、昼飯食っとけって。」 >ここは、時乃学園の大学部に程近い、ビルのとある店。 >店番をしていた混じりけの無い純粋な銀色の髪と薄く青がかった灰色の瞳で、中性的で曖昧な印象の彼・・・としておく・・・が、金髪でくるくる髪型の少年にそう声を掛けられた。 >此処は、一階の表部分が≪アンティ−ク・カワセミ≫で、裏部分が倉庫の店内。 >手ごろな価格で、古今東西のアンティ−クとオ−ナ−店長の手作りのアクセサリ−の店。 >シヴァ=オルコットという暴走族のリ−ダ−が、意中の女性へのプレゼントを買ったり、時乃学園の演劇部がよく訪れる店であった。 >二階部分が、≪カフェ・翡翠≫というカフェである。 >日替わりの手作りケ−キとオリジナルブレンドのコ−ヒ−が魅力の店である。 朱琉:ぜひ、行ってみたいですね、ここ。 アミイ:そうねぇ。私も好きよvこういう店。 >「わかったよ、モイラ。」 >銀髪の彼−ルシルと言うらしい−は、裏側の階段を使い、二階の従業員ブ−スに行った。 >そこには、赤茶けた縮れた腰までの髪で、アジアンティストの柄のスカ−フとフレアスカ−トのルシルよりも、やや長身の女性。 >「ピラフとアイスティ−置いておいたわ。 > あと、サラダとかは冷蔵庫だから。」 >「ありがとう、イルミN・・・ではなくイル。」 >ルシルは、イルミナの名前を言い直した。 >なぜなら、彼女は、ある二人以外、名前をそのまま呼ばれることを嫌うからだ。 >その二人のうち、前者は恋人、後者は旧友でこっちは諦めているらしい。 >ルシルは、そのことに疑問をもっていたが、あえて聞かないでいた。 >それは、何もわからない自分を居候させてくれているからだろうか。 >ルシルの意識は、此処ではなく、数ヶ月前のあの日に飛ぶ−。 >聞かせてもらった、自分のあの時に。 > > >季節は、冬。 >月名は、一月。 >日付は、十五日。 >正月もおわり、学校も始まったところもあるそんな頃。 >イルミナは、煙管でタバコを吸っていて、風呂上りは必ずといっていいほど吸っていた。 >しかし、その日に限って、それが切れていたのだった。 >そう、タバコ屋に注文していたのを取りにいってなかったのだ。 >ルシルも見せてもらったが、それは、ちょうど色合い的にもたわしのような、親指の頭ほどの大きさのもの。 >それを取りに行き、その帰りにコンビニで、モイラにホカまん、自分の晩酌用におでんを買って帰る途中のことだったらしい。 >寒かったので、公園を横切って帰る事にした。 >その途中で、街頭に何かが反射するのを見つけた。 >それが、ルシルだった。 >銀髪に、吟遊詩人ようなの服、蒼白の顔と相まって、『不覚ながら、人外的な外見に見惚れた』というのは、イルミナの証言である。 >イルミナは、ともかく、完全に荷物扱いであったが肩に彼を担ぎ、連れ帰った。 朱琉:うわーうわー!何があったの語り部さん!? アミイ:まあ、多分暴れすぎだろうけど。あの人、自分が本調子じゃないこと自覚してるのかしら?・・・・それにしても、倒れてる状態ですら人外の美しさだなんて・・・・なーんか、悔しいわね、女として。 朱琉:・・・・・・・・(あなたも十分にお美しいのではありませぬか?) > > >次の日だろう。 >窓から差し込む朝日でルシルは目覚めた。 >それが、ルシル自身が一番古く覚えている記憶である。 >それ以前のことは、一切覚えていないのだ。 >「・・・・・・・・はい?」 >そのときの第一声がそれだった。 >それでも、軽い方だったろう。 >暖房が入っているとはいえ、イルミナが浴衣一枚で真横で寝ていたのだから。 >現代の衣装に直すと、下着だけで寝ていたというのが一番近い。 >「ああ、起きたのね。 > ・・・でも、あと五分・・・寝かして。」 >身を起こし、起きたかのように思えたイルミナだったが、結局完全に起きたのは、十数分後であった。 >そして、ルシルに事情を話した。 >むろん、浴衣の合わせを直してからである。 >「・・・・ということで、貴方を拾ったの。 > まさか、記憶喪失だとは思わなかったけど。」 >「それで、何故・・」 >「ああ、一緒に寝てたのは、長いこと人をとめたことが無かったから、寝かせれるような場所が無かったしね。 > ダブルだから、狭くは無かったでしょ?」 >「なぁ、イル。 > あいつ・・・・イル、女性なんだし、せめて上着はおって。」 >その時入ってきて、そういったのは、金髪の少年。 >イルミナは、彼の言葉を気にした風はなかった。 >「ああ、名乗ってなかったね。 > こいつは、モイラ=ディスティ二−。 > 私はイルミナ=テ−ゼ。 > 呼ぶ時は、イルかイルミで。イルミナで呼ばないでね。 > 貴方の名前は、多分、『ルシル=レリス=フェアシュテック』。 > 今預かってるけど、服の飾りに、そう飾り文字であったから。」 >ルシルの不安を打ち消させる為だろうか、イルミナは、そう一気にまくし立て、最後にこう言った。 >「なんにせよ。 > 記憶が戻るまでいればいいよ。」 >そのあと、照れ隠しにか、『あ、仕事手伝ってもらうから』『少しは給料出るから。』とか、彼女は呟いてた。 > > > > > > >そして、それから数ヶ月−。 >いまだに、ルシルは、イルミナと同じベッドで寝起きしている。 >『イルミナとも、ルシルと一緒に寝るのやだからね。 > 僕のとこ狭いし。』 >『おまえが、嫌がる女性をどうこうするようには見えないしね、このままでいいだろう?』 >と言う二人の言葉によって。 >しかし、それを悪くは無いとおもう、多分もとの自分とは相反する感情が今のルシルにはあった。 朱琉:ルシル様・・・・いい人だと思われているのか、甲斐性なしだと思われているのか、はたまた『男』と認識されてないのか、微妙なところですね。 アミイ:どうでもいいけど、何で『様』付け? 朱琉:なんとなく、風格的に。 > > > > > > >−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+ > >ある種、本編なのに外伝的な話のこの一回。 >のちのち、深くは無いかも知れないですが、ルシル−羅城様の語り部さんも関わってくるでしょうから、こうなりました。 > >ともあれ、また次回をお楽しみに。 >それでは。 朱琉:はい、楽しかったです。 アミイ:こういうあの人もいいわね〜v 朱琉:では、短いですがこの辺で。 二人:では! > > | |||
| 17397 | イルミナさんは、ルシルさんを情人に重ねています。 | 十叶 夕海 | 2005/11/24 21:43:11 |
| 記事番号17396へのコメント > >朱琉:こんにちは! >アミイ:語り部さんが出張しているから、今回のお相手は私、アミリータがやるわね! ユア;了解しました。 久遠;ねぇ、ユアちゃん。 私も・・・ ユア:だめ、レスで被ってるでしょ。 久遠;はぁい。 返レス行きましょ。 > >> >> >>時乃学園近くの商店街のとある一角。 >> >> >>「ルシル。 >> イルが、昼飯食っとけって。」 >>ここは、時乃学園の大学部に程近い、ビルのとある店。 >>店番をしていた混じりけの無い純粋な銀色の髪と薄く青がかった灰色の瞳で、中性的で曖昧な印象の彼・・・としておく・・・が、金髪でくるくる髪型の少年にそう声を掛けられた。 >>此処は、一階の表部分が≪アンティ−ク・カワセミ≫で、裏部分が倉庫の店内。 >>手ごろな価格で、古今東西のアンティ−クとオ−ナ−店長の手作りのアクセサリ−の店。 >>シヴァ=オルコットという暴走族のリ−ダ−が、意中の女性へのプレゼントを買ったり、時乃学園の演劇部がよく訪れる店であった。 >>二階部分が、≪カフェ・翡翠≫というカフェである。 >>日替わりの手作りケ−キとオリジナルブレンドのコ−ヒ−が魅力の店である。 >朱琉:ぜひ、行ってみたいですね、ここ。 >アミイ:そうねぇ。私も好きよvこういう店。 ユア;ちなみにですが、ケ−キは、季節の果物をうまく使ってます。 久遠;本編中なら、いちごとかね。 > >>「わかったよ、モイラ。」 >>銀髪の彼−ルシルと言うらしい−は、裏側の階段を使い、二階の従業員ブ−スに行った。 >>そこには、赤茶けた縮れた腰までの髪で、アジアンティストの柄のスカ−フとフレアスカ−トのルシルよりも、やや長身の女性。 >>「ピラフとアイスティ−置いておいたわ。 >> あと、サラダとかは冷蔵庫だから。」 >>「ありがとう、イルミN・・・ではなくイル。」 >>ルシルは、イルミナの名前を言い直した。 >>なぜなら、彼女は、ある二人以外、名前をそのまま呼ばれることを嫌うからだ。 >>その二人のうち、前者は恋人、後者は旧友でこっちは諦めているらしい。 >>ルシルは、そのことに疑問をもっていたが、あえて聞かないでいた。 >>それは、何もわからない自分を居候させてくれているからだろうか。 >>ルシルの意識は、此処ではなく、数ヶ月前のあの日に飛ぶ−。 >>聞かせてもらった、自分のあの時に。 >> >> >>季節は、冬。 >>月名は、一月。 >>日付は、十五日。 >>正月もおわり、学校も始まったところもあるそんな頃。 >>イルミナは、煙管でタバコを吸っていて、風呂上りは必ずといっていいほど吸っていた。 >>しかし、その日に限って、それが切れていたのだった。 >>そう、タバコ屋に注文していたのを取りにいってなかったのだ。 >>ルシルも見せてもらったが、それは、ちょうど色合い的にもたわしのような、親指の頭ほどの大きさのもの。 >>それを取りに行き、その帰りにコンビニで、モイラにホカまん、自分の晩酌用におでんを買って帰る途中のことだったらしい。 >>寒かったので、公園を横切って帰る事にした。 >>その途中で、街頭に何かが反射するのを見つけた。 >>それが、ルシルだった。 >>銀髪に、吟遊詩人ようなの服、蒼白の顔と相まって、『不覚ながら、人外的な外見に見惚れた』というのは、イルミナの証言である。 >>イルミナは、ともかく、完全に荷物扱いであったが肩に彼を担ぎ、連れ帰った。 >朱琉:うわーうわー!何があったの語り部さん!? >アミイ:まあ、多分暴れすぎだろうけど。あの人、自分が本調子じゃないこと自覚してるのかしら?・・・・それにしても、倒れてる状態ですら人外の美しさだなんて・・・・なーんか、悔しいわね、女として。 >朱琉:・・・・・・・・(あなたも十分にお美しいのではありませぬか?) > 久遠;出てこないっぽいので、一応説明入れるそうよ? ユア:アミイさんが指摘するとおり、本調子じゃないのに、空間(世界?)を渡ろうとして、足を踏み外したというか、そんな感じでこっち側に来て、気絶して記憶喪失になったと。 久遠;そうよね、女として、それは悔しいわ。 ユア;いや、お前、おとこだろ? 久遠;んもう、イケズ。 >> >> >>次の日だろう。 >>窓から差し込む朝日でルシルは目覚めた。 >>それが、ルシル自身が一番古く覚えている記憶である。 >>それ以前のことは、一切覚えていないのだ。 >>「・・・・・・・・はい?」 >>そのときの第一声がそれだった。 >>それでも、軽い方だったろう。 >>暖房が入っているとはいえ、イルミナが浴衣一枚で真横で寝ていたのだから。 >>現代の衣装に直すと、下着だけで寝ていたというのが一番近い。 >>「ああ、起きたのね。 >> ・・・でも、あと五分・・・寝かして。」 >>身を起こし、起きたかのように思えたイルミナだったが、結局完全に起きたのは、十数分後であった。 >>そして、ルシルに事情を話した。 >>むろん、浴衣の合わせを直してからである。 >>「・・・・ということで、貴方を拾ったの。 >> まさか、記憶喪失だとは思わなかったけど。」 >>「それで、何故・・」 >>「ああ、一緒に寝てたのは、長いこと人をとめたことが無かったから、寝かせれるような場所が無かったしね。 >> ダブルだから、狭くは無かったでしょ?」 >>「なぁ、イル。 >> あいつ・・・・イル、女性なんだし、せめて上着はおって。」 >>その時入ってきて、そういったのは、金髪の少年。 >>イルミナは、彼の言葉を気にした風はなかった。 >>「ああ、名乗ってなかったね。 >> こいつは、モイラ=ディスティ二−。 >> 私はイルミナ=テ−ゼ。 >> 呼ぶ時は、イルかイルミで。イルミナで呼ばないでね。 >> 貴方の名前は、多分、『ルシル=レリス=フェアシュテック』。 >> 今預かってるけど、服の飾りに、そう飾り文字であったから。」 >>ルシルの不安を打ち消させる為だろうか、イルミナは、そう一気にまくし立て、最後にこう言った。 >>「なんにせよ。 >> 記憶が戻るまでいればいいよ。」 >>そのあと、照れ隠しにか、『あ、仕事手伝ってもらうから』『少しは給料出るから。』とか、彼女は呟いてた。 >> >> >> >> >> >> >>そして、それから数ヶ月−。 >>いまだに、ルシルは、イルミナと同じベッドで寝起きしている。 >>『イルミナとも、ルシルと一緒に寝るのやだからね。 >> 僕のとこ狭いし。』 >>『おまえが、嫌がる女性をどうこうするようには見えないしね、このままでいいだろう?』 >>と言う二人の言葉によって。 >>しかし、それを悪くは無いとおもう、多分もとの自分とは相反する感情が今のルシルにはあった。 >朱琉:ルシル様・・・・いい人だと思われているのか、甲斐性なしだと思われているのか、はたまた『男』と認識されてないのか、微妙なところですね。 >アミイ:どうでもいいけど、何で『様』付け? >朱琉:なんとなく、風格的に。 ユア:ルシルさんは、いい人だと思われてますし。 久遠;イルちゃんの大事な情人に、似ているからということと、その人がいまいませんので、半分自棄になってる部分があったり。 ユア:ともあれ、信用していると。 > >> >> >> >> >> >> >>−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+ >> >>ある種、本編なのに外伝的な話のこの一回。 >>のちのち、深くは無いかも知れないですが、ルシル−羅城様の語り部さんも関わってくるでしょうから、こうなりました。 >> >>ともあれ、また次回をお楽しみに。 >>それでは。 >朱琉:はい、楽しかったです。 >アミイ:こういうあの人もいいわね〜v >朱琉:では、短いですがこの辺で。 >二人:では! >> ユア;はい。ありがとうございました。 二人;それでは。 >> > | |||
| 17398 | 家族の写真 Act 11 裏稼業として二人の会話 | 十叶 夕海 | 2005/11/24 23:17:20 |
| 記事番号17379へのコメント 「アル兄さん。 叔父さんと今日来るのよね? セレス叔父さん元気?」 「元気すぎるぞ、ピ−十歳過ぎているのに、アフリカのナントカ族に会いに行って、一昨日帰ってきたんだ。」 四月も終わりの明日からゴ−ルデンウィ−クの部活のミ−ティングあと。 五月の半ばに予定されていた発表会が無くなったとことを報告し、また七月に今春入学した一回生を含め、上演することを決めた、そのあと。 ちなみに、ラディハルトとユヴェルは、バイトのため早々に帰っている。 ディスティア達が言うセレスとは、ディスティアの母・ルピナスの双子の弟で、姉と同じ、驚異の若々しさの冒険記系のノンフィクション作家である。 「元気そうで何より。 ・・・・≪デザ−トロ−ズ≫でお茶しない?」 「わかった。」 「ディスティアサン。 お久シ振りですネ。」 お冷とメニュ−をもってきたのは、通称;『参代目のの忠犬』の紫苑。 記憶喪失の26歳である。 「紫苑、この間はありがとう。」 「イエイエ。」 イントネ−ションに、まだ特徴が残るものの紫苑は、そう穏やかに答えた。 「そういえば、エイレンさんは?」 「出前二行ってまス。」 注文は、ディスティアが、ピ−チフレバ−ティ−のケ−キセット。アルティアがカプチ−ノであった。 「何か、ゴ用があったら言っテくださイネ。」 紫苑が、注文品を持って来て、席から離れたのを確認して、アルティアは、話を切り出す。 「≪暴炎の教皇≫としての俺に用事か? ≪死風舞の風舞姫≫?」 「ええ、情報屋よりの運び屋さん?」 ケ−キ−ベリ−のチ−ズケ−キ生クリ−ム付きを咀嚼しつつ、答えるディスティア。 暴走族のリ−ダ−としても外さなかった慈愛の顔はそこにはなく、酷薄な氷のような表情のディスティア。 アルティアも、普段の無表情に凄みを持たせたようなそんな表情。 そう、ここにいるのは、ディスティアとアルティアではなく、≪死風舞の風姫≫と ≪爆炎の教皇≫だった。 「まぁま。 で、確証は取れたのか?」 「うん、シャアル兄さんを攫ったのも、三種類の血紅玉を販売しているのは、あの男とそのバックね。 エリスとレイティスの仇やっとつかめたわ。 ・・・・・でも、あの子になんて言えばいい?」 「『To Be Cool』だ。 レイさんもそう言ってただろ、よく。 それに、よろず屋としては≪風姫とルリイロ≫が最高クラスだろ?」 そう、ディスティアと紫苑は、3年程前からコンビを組み、裏稼業でかなり名前が売れているのだ。 違う職種を名乗っていても、知らないのは、ぺ−ぺ−と赤ん坊ぐらいである。 情報屋としては、≪千里眼のオルフェ−ゼ≫や≪魔導師(マジスタ)ラビ≫にこそ負けるが、運び屋としての二人は特に有名である。 「ありがと。 今日、会うつもり、レイティスの最後の言葉だし、ちゃんとあの子に教えてあげないとね。」 「・・・・・・その前に、料理の腕ふるえよ。」 「うん。」 そして、その晩−。 ルピナスママは、明後日の温泉旅行のために、ためていた仕事を片付けるためにホテルに缶詰中だし、ファランも仕事の調整の為いなかった。 ということで、ヴァリ−ド家の五人とペシュテル家の二人が食卓を囲んでいた。 レン側には、しょうが風味のと七味唐辛子風味の焼きナスと揚げ出汁豆腐、山菜の煮付け、あっさり角煮(ディスティアのオリジナル。通常レシピを改造して角煮なのにあっさり風味)など、脂っこいものが、苦手な父のための料理が並んでいる。 中央の揚げ物皿は、3分の1は、やはり海老やホタテ、季節の野菜などの素揚げや精進揚げである。 アルト達側に、ロ−ルキャベツデミグラスソ−ス煮込み、海老のオ−ロラサラダ、牛肉のアスパラ巻などのボリュ−ム満載のもの。 揚げ物は、唐揚げ(醤油味とカレ−味)。 ちなみにおみつけは、里芋とアスパラ、ご飯は山菜御飯である。 「ディスティア、今日は大変だったのじゃありませんか?」 「ん〜?(飲み込んでから) いつも、二種類作ってるしね。 それに、父さん、精進揚げとかは食べれるけど、それ以上脂っこいものは胃悪くするでしょ?」 「料理上手だね。 ディスティアちゃん、うちのアルのとこお嫁に来ない?」 「まだ、結婚には早いです、セレス。」 「妹だ、親父。 ディスティアはな。」 叔父のセレスの言葉に、父・レンとアルティアの言葉が返される。 さしずめ、レンの言葉は、右フック。アルティアのは、左ストレ−トと言った所だろう。 そして、数時間後−。 セレスとレンは、セレスのお土産の日本酒(日本に帰ってから、しばらく日本酒の里に行っていたらしい)を酌み交わしていた。 もっとも、単純量としてそろそろ、二人とも、一升ほど飲んでいるが。 だから、レンは、『あのですね、結婚はせめて大学を卒業してからだと思うのれすよ。』とか、いいつつ、セレスにか絡んでいた。 呂律も妖しいし、もう三十分もすれば、酔いつぶれるだろう。 それを横目に、ディスティアは、さっきの食事中に焼いたクッキ−の袋二つとブ−ツや衣装いりの肩掛けスポ−ツバックを手に、家を出た。 そして、目的地に向かう最中のヘルメットの中で、誰にも聞こえないことを承知の上でこう呟く。 「覚えてないの、オルフェ−ゼ? 貴女が支えにしているレイティスが、あなたに一番望んでいたこと。 『幸せになりなさい』。 オルフェ−ゼ、貴女は今それで幸せなの?」 −+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+ 一つだけ、補足。 セレスとレンは、冷酒として、日本酒を飲んでいます。 もしも、温燗とかで飲んでいると、その半分くらいの量でつぶれます。 あと、ディスティアとオルフェ−ゼ嬢は、外見とある一点を除いてそっくりです。 違いは、今現在守りたいものがあるかどうかぐらいです。 オルフェ−ゼ嬢は、これからのキ−キャラです。 ともあれ、それでは、また次回。 | |||
| 17399 | レイティスさんの影響、大きいですね・・・・ | 羅城 朱琉 | 2005/11/25 08:40:07 |
| 記事番号17398へのコメント > 朱琉:こんにちは!今回もアミリータさんと共に、レスに参ります。 > > >「アル兄さん。 > 叔父さんと今日来るのよね? > セレス叔父さん元気?」 >「元気すぎるぞ、ピ−十歳過ぎているのに、アフリカのナントカ族に会いに行って、一昨日帰ってきたんだ。」 朱琉:それは本当に、元気すぎ・・・・ アミイ:旅先でぱったり逝ってしまわないように、気をつけてね! 朱琉:そんなことを一点の曇りもない爽やかな笑顔で言わないでくださいよ、不吉な・・・・ >四月も終わりの明日からゴ−ルデンウィ−クの部活のミ−ティングあと。 >五月の半ばに予定されていた発表会が無くなったとことを報告し、また七月に今春入学した一回生を含め、上演することを決めた、そのあと。 >ちなみに、ラディハルトとユヴェルは、バイトのため早々に帰っている。 >ディスティア達が言うセレスとは、ディスティアの母・ルピナスの双子の弟で、姉と同じ、驚異の若々しさの冒険記系のノンフィクション作家である。 >「元気そうで何より。 > ・・・・≪デザ−トロ−ズ≫でお茶しない?」 >「わかった。」 > > > > > > > >「ディスティアサン。 > お久シ振りですネ。」 >お冷とメニュ−をもってきたのは、通称;『参代目のの忠犬』の紫苑。 >記憶喪失の26歳である。 >「紫苑、この間はありがとう。」 >「イエイエ。」 >イントネ−ションに、まだ特徴が残るものの紫苑は、そう穏やかに答えた。 >「そういえば、エイレンさんは?」 >「出前二行ってまス。」 >注文は、ディスティアが、ピ−チフレバ−ティ−のケ−キセット。アルティアがカプチ−ノであった。 >「何か、ゴ用があったら言っテくださイネ。」 >紫苑が、注文品を持って来て、席から離れたのを確認して、アルティアは、話を切り出す。 >「≪暴炎の教皇≫としての俺に用事か? > ≪死風舞の風舞姫≫?」 朱琉:なるほど、アル氏が《爆炎の教皇》、ディス嬢が《死風舞の風舞姫》でしたか(納得) >「ええ、情報屋よりの運び屋さん?」 >ケ−キ−ベリ−のチ−ズケ−キ生クリ−ム付きを咀嚼しつつ、答えるディスティア。 >暴走族のリ−ダ−としても外さなかった慈愛の顔はそこにはなく、酷薄な氷のような表情のディスティア。 >アルティアも、普段の無表情に凄みを持たせたようなそんな表情。 >そう、ここにいるのは、ディスティアとアルティアではなく、≪死風舞の風姫≫と >≪爆炎の教皇≫だった。 朱琉:最強兄妹、そろい踏み・・・・ アミイ:そうねぇ。私と我が愛しのおねーさまには負けるけど。 朱琉:変なチャチャ入れないでくださいな。・・・・しかし、敵に回したくないですね、彼ら・・・・と、いうより、特にディスティア嬢。 >「まぁま。 > で、確証は取れたのか?」 >「うん、シャアル兄さんを攫ったのも、三種類の血紅玉を販売しているのは、あの男とそのバックね。 > エリスとレイティスの仇やっとつかめたわ。 > ・・・・・でも、あの子になんて言えばいい?」 >「『To Be Cool』だ。 > レイさんもそう言ってただろ、よく。 > それに、よろず屋としては≪風姫とルリイロ≫が最高クラスだろ?」 >そう、ディスティアと紫苑は、3年程前からコンビを組み、裏稼業でかなり名前が売れているのだ。 >違う職種を名乗っていても、知らないのは、ぺ−ぺ−と赤ん坊ぐらいである。 >情報屋としては、≪千里眼のオルフェ−ゼ≫や≪魔導師(マジスタ)ラビ≫にこそ負けるが、運び屋としての二人は特に有名である。 >「ありがと。 > 今日、会うつもり、レイティスの最後の言葉だし、ちゃんとあの子に教えてあげないとね。」 >「・・・・・・その前に、料理の腕ふるえよ。」 >「うん。」 朱琉:きゃあぁぁぁっ!会うんですね、会うんですね!?きゃあきゃあv アミイ:落ち着きなさいって。で、何が言いたいの? 何々、オルフェーゼちゃんとディスティアちゃんが会うのが嬉しいのね?それで、きっと険悪な雰囲気なんだろうなーとか思って笑みをこぼしてるのね?・・・・悪趣味。 朱琉:何と言われようとも。 > > > > > > >そして、その晩−。 >ルピナスママは、明後日の温泉旅行のために、ためていた仕事を片付けるためにホテルに缶詰中だし、ファランも仕事の調整の為いなかった。 >ということで、ヴァリ−ド家の五人とペシュテル家の二人が食卓を囲んでいた。 >レン側には、しょうが風味のと七味唐辛子風味の焼きナスと揚げ出汁豆腐、山菜の煮付け、あっさり角煮(ディスティアのオリジナル。通常レシピを改造して角煮なのにあっさり風味)など、脂っこいものが、苦手な父のための料理が並んでいる。 >中央の揚げ物皿は、3分の1は、やはり海老やホタテ、季節の野菜などの素揚げや精進揚げである。 >アルト達側に、ロ−ルキャベツデミグラスソ−ス煮込み、海老のオ−ロラサラダ、牛肉のアスパラ巻などのボリュ−ム満載のもの。 >揚げ物は、唐揚げ(醤油味とカレ−味)。 >ちなみにおみつけは、里芋とアスパラ、ご飯は山菜御飯である。 >「ディスティア、今日は大変だったのじゃありませんか?」 >「ん〜?(飲み込んでから) > いつも、二種類作ってるしね。 > それに、父さん、精進揚げとかは食べれるけど、それ以上脂っこいものは胃悪くするでしょ?」 >「料理上手だね。 > ディスティアちゃん、うちのアルのとこお嫁に来ない?」 >「まだ、結婚には早いです、セレス。」 >「妹だ、親父。 > ディスティアはな。」 >叔父のセレスの言葉に、父・レンとアルティアの言葉が返される。 >さしずめ、レンの言葉は、右フック。アルティアのは、左ストレ−トと言った所だろう。 朱琉:アル氏、ごもっともです。 アミイ:レンさんってば、可愛いわねぇv 朱琉:・・・・・。 > > > >そして、数時間後−。 >セレスとレンは、セレスのお土産の日本酒(日本に帰ってから、しばらく日本酒の里に行っていたらしい)を酌み交わしていた。 >もっとも、単純量としてそろそろ、二人とも、一升ほど飲んでいるが。 >だから、レンは、『あのですね、結婚はせめて大学を卒業してからだと思うのれすよ。』とか、いいつつ、セレスにか絡んでいた。 >呂律も妖しいし、もう三十分もすれば、酔いつぶれるだろう。 >それを横目に、ディスティアは、さっきの食事中に焼いたクッキ−の袋二つとブ−ツや衣装いりの肩掛けスポ−ツバックを手に、家を出た。 >そして、目的地に向かう最中のヘルメットの中で、誰にも聞こえないことを承知の上でこう呟く。 >「覚えてないの、オルフェ−ゼ? > 貴女が支えにしているレイティスが、あなたに一番望んでいたこと。 > 『幸せになりなさい』。 > オルフェ−ゼ、貴女は今それで幸せなの?」 朱琉:次回が大変楽しみです。 アミイ:その前に、あんたが外伝書きなさいな。 朱琉:・・・・中編は、週明けに投稿します。 > > > > > > > >−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+ > > >一つだけ、補足。 >セレスとレンは、冷酒として、日本酒を飲んでいます。 >もしも、温燗とかで飲んでいると、その半分くらいの量でつぶれます。 朱琉:ああ、確かに。温燗が、一番アルコールが体に吸収されやすいんですよね。 > > > >あと、ディスティアとオルフェ−ゼ嬢は、外見とある一点を除いてそっくりです。 >違いは、今現在守りたいものがあるかどうかぐらいです。 >オルフェ−ゼ嬢は、これからのキ−キャラです。 > > >ともあれ、それでは、また次回。 朱琉:はい、では、また。 二人:では、今回はこの辺で! > > | |||
| 17400 | 裏稼業の二人の育ての父みたいなものですから。 | 十叶 夕海 | 2005/11/25 23:29:35 |
| 記事番号17399へのコメント > >> >朱琉:こんにちは!今回もアミリータさんと共に、レスに参ります。 ユア;今回も、久遠氏と一緒に行きます。 > >> >> >>「アル兄さん。 >> 叔父さんと今日来るのよね? >> セレス叔父さん元気?」 >>「元気すぎるぞ、ピ−十歳過ぎているのに、アフリカのナントカ族に会いに行って、一昨日帰ってきたんだ。」 >朱琉:それは本当に、元気すぎ・・・・ >アミイ:旅先でぱったり逝ってしまわないように、気をつけてね! >朱琉:そんなことを一点の曇りもない爽やかな笑顔で言わないでくださいよ、不吉な・・・・ ユア;現在単純計算40過ぎなのに。 久遠;まあ、旅先で死ぬも畳の上で死ぬも、その人の運よ。 >> >> >> >> >> >> >> >>「ディスティアサン。 >> お久シ振りですネ。」 >>お冷とメニュ−をもってきたのは、通称;『参代目のの忠犬』の紫苑。 >>記憶喪失の26歳である。 >>「紫苑、この間はありがとう。」 >>「イエイエ。」 >>イントネ−ションに、まだ特徴が残るものの紫苑は、そう穏やかに答えた。 >>「そういえば、エイレンさんは?」 >>「出前二行ってまス。」 >>注文は、ディスティアが、ピ−チフレバ−ティ−のケ−キセット。アルティアがカプチ−ノであった。 >>「何か、ゴ用があったら言っテくださイネ。」 >>紫苑が、注文品を持って来て、席から離れたのを確認して、アルティアは、話を切り出す。 >>「≪暴炎の教皇≫としての俺に用事か? >> ≪死風舞の風舞姫≫?」 >朱琉:なるほど、アル氏が《爆炎の教皇》、ディス嬢が《死風舞の風舞姫》でしたか(納得) ユア;大分前に書いた『風華』の設定です。 相違点は、アルティアが能力持ちであるかないかぐらいですね、仇名と。 > >>「ええ、情報屋よりの運び屋さん?」 >>ケ−キ−ベリ−のチ−ズケ−キ生クリ−ム付きを咀嚼しつつ、答えるディスティア。 >>暴走族のリ−ダ−としても外さなかった慈愛の顔はそこにはなく、酷薄な氷のような表情のディスティア。 >>アルティアも、普段の無表情に凄みを持たせたようなそんな表情。 >>そう、ここにいるのは、ディスティアとアルティアではなく、≪死風舞の風姫≫と >>≪爆炎の教皇≫だった。 >朱琉:最強兄妹、そろい踏み・・・・ >アミイ:そうねぇ。私と我が愛しのおねーさまには負けるけど。 >朱琉:変なチャチャ入れないでくださいな。・・・・しかし、敵に回したくないですね、彼ら・・・・と、いうより、特にディスティア嬢。 久遠:ディスちゃんとアルティア君は、従兄妹同士よ。幼馴染みの。 だけど、そうよね。 ユア;他の方の能力は、攻撃・防御・治癒のどれかに偏るはずなのに、彼女にはないということですし。 久遠;切り替えがうまいのよね。 > >>「まぁま。 >> で、確証は取れたのか?」 >>「うん、シャアル兄さんを攫ったのも、三種類の血紅玉を販売しているのは、あの男とそのバックね。 >> エリスとレイティスの仇やっとつかめたわ。 >> ・・・・・でも、あの子になんて言えばいい?」 >>「『To Be Cool』だ。 >> レイさんもそう言ってただろ、よく。 >> それに、よろず屋としては≪風姫とルリイロ≫が最高クラスだろ?」 >>そう、ディスティアと紫苑は、3年程前からコンビを組み、裏稼業でかなり名前が売れているのだ。 >>違う職種を名乗っていても、知らないのは、ぺ−ぺ−と赤ん坊ぐらいである。 >>情報屋としては、≪千里眼のオルフェ−ゼ≫や≪魔導師(マジスタ)ラビ≫にこそ負けるが、運び屋としての二人は特に有名である。 >>「ありがと。 >> 今日、会うつもり、レイティスの最後の言葉だし、ちゃんとあの子に教えてあげないとね。」 >>「・・・・・・その前に、料理の腕ふるえよ。」 >>「うん。」 >朱琉:きゃあぁぁぁっ!会うんですね、会うんですね!?きゃあきゃあv >アミイ:落ち着きなさいって。で、何が言いたいの? > 何々、オルフェーゼちゃんとディスティアちゃんが会うのが嬉しいのね?それで、きっと険悪な雰囲気なんだろうなーとか思って笑みをこぼしてるのね?・・・・悪趣味。 >朱琉:何と言われようとも。 ユア;外伝のほうで、シヴァさんから性格悪いといわれオルフェ−ゼ嬢も。 六年のキャリアの≪風舞姫≫を相手にしては・・・・・ね。 久遠;戦闘がなくて、ちょっぴりお姉さん的には、寂しいけど、心理的な駆け引きが見どころね。 > >> >> >> >> >> >> >>そして、その晩−。 >>ルピナスママは、明後日の温泉旅行のために、ためていた仕事を片付けるためにホテルに缶詰中だし、ファランも仕事の調整の為いなかった。 >>ということで、ヴァリ−ド家の五人とペシュテル家の二人が食卓を囲んでいた。 >>レン側には、しょうが風味のと七味唐辛子風味の焼きナスと揚げ出汁豆腐、山菜の煮付け、あっさり角煮(ディスティアのオリジナル。通常レシピを改造して角煮なのにあっさり風味)など、脂っこいものが、苦手な父のための料理が並んでいる。 >>中央の揚げ物皿は、3分の1は、やはり海老やホタテ、季節の野菜などの素揚げや精進揚げである。 >>アルト達側に、ロ−ルキャベツデミグラスソ−ス煮込み、海老のオ−ロラサラダ、牛肉のアスパラ巻などのボリュ−ム満載のもの。 >>揚げ物は、唐揚げ(醤油味とカレ−味)。 >>ちなみにおみつけは、里芋とアスパラ、ご飯は山菜御飯である。 >>「ディスティア、今日は大変だったのじゃありませんか?」 >>「ん〜?(飲み込んでから) >> いつも、二種類作ってるしね。 >> それに、父さん、精進揚げとかは食べれるけど、それ以上脂っこいものは胃悪くするでしょ?」 >>「料理上手だね。 >> ディスティアちゃん、うちのアルのとこお嫁に来ない?」 >>「まだ、結婚には早いです、セレス。」 >>「妹だ、親父。 >> ディスティアはな。」 >>叔父のセレスの言葉に、父・レンとアルティアの言葉が返される。 >>さしずめ、レンの言葉は、右フック。アルティアのは、左ストレ−トと言った所だろう。 >朱琉:アル氏、ごもっともです。 >アミイ:レンさんってば、可愛いわねぇv >朱琉:・・・・・。 > ユア;でも、父親としては、レンさんは、度量ありますよ。 久遠;ディスティアとアルトの裏稼業の関与を公認しているものね。 >> >> >> >>そして、数時間後−。 >>セレスとレンは、セレスのお土産の日本酒(日本に帰ってから、しばらく日本酒の里に行っていたらしい)を酌み交わしていた。 >>もっとも、単純量としてそろそろ、二人とも、一升ほど飲んでいるが。 >>だから、レンは、『あのですね、結婚はせめて大学を卒業してからだと思うのれすよ。』とか、いいつつ、セレスにか絡んでいた。 >>呂律も妖しいし、もう三十分もすれば、酔いつぶれるだろう。 >>それを横目に、ディスティアは、さっきの食事中に焼いたクッキ−の袋二つとブ−ツや衣装いりの肩掛けスポ−ツバックを手に、家を出た。 >>そして、目的地に向かう最中のヘルメットの中で、誰にも聞こえないことを承知の上でこう呟く。 >>「覚えてないの、オルフェ−ゼ? >> 貴女が支えにしているレイティスが、あなたに一番望んでいたこと。 >> 『幸せになりなさい』。 >> オルフェ−ゼ、貴女は今それで幸せなの?」 >朱琉:次回が大変楽しみです。 >アミイ:その前に、あんたが外伝書きなさいな。 >朱琉:・・・・中編は、週明けに投稿します。 ユア;灰お待ちしております。 久遠;まあ、孤独な涙とか、色々と手を伸ばしすぎて、収集があまりつかなくなっていルようだけど。 > >> >> >> >> >> >> >> >>−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+ >> >> >>一つだけ、補足。 >>セレスとレンは、冷酒として、日本酒を飲んでいます。 >>もしも、温燗とかで飲んでいると、その半分くらいの量でつぶれます。 >朱琉:ああ、確かに。温燗が、一番アルコールが体に吸収されやすいんですよね。 > ユア;はい。私も試して、いつもの半分の量でダウンしました。 >> >> >> >>あと、ディスティアとオルフェ−ゼ嬢は、外見とある一点を除いてそっくりです。 >>違いは、今現在守りたいものがあるかどうかぐらいです。 >>オルフェ−ゼ嬢は、これからのキ−キャラです。 >> >> >>ともあれ、それでは、また次回。 >朱琉:はい、では、また。 >二人:では、今回はこの辺で! >> ユア;はい。 二人;では。次回で。 >> > | |||
| 17403 | 家族の写真 Act 12 I wish you were smile to me 1 | 十叶 夕海 | 2005/11/26 22:20:07 |
| 記事番号17379へのコメント 「あっ、リ−ダ−。」 「今日は、リ−ダ−ではないよ。 ≪死風舞の風舞姫≫の方だ。」 「へぇ。 あ、シオは三階にいるよ。」 「ありがと。 今日は、一人?」 「ああ、うん。」 「じゃ、これ全部食べていいよ。」 「うお。らっき。」 ディスティアが、≪デザ−トロ−ズ≫によると、ゲ−ムボ−イアドバンスをピコピコやっているリィン=クロイラルがいた。 彼は、青い髪をジェルか何かで逆立てているが、どう見ても小学生ぐらいにしか見えない十八歳の童顔青年で、≪シルフィ−ダンサ−≫が一角、≪由風虞(ゆるんぐ)≫の二代目である。 その彼に、用意してきたクッキ−の大きい方の袋を渡した。 PM24:00−。 時乃市はずれ・工場跡。 ディスティアは、≪死風舞の風舞姫≫としての衣装を身に纏い、作業台だったものに腰掛けていた。 黒の尼僧服に、黒のフ−ドと白い顔全体を覆うウィンプルというものと、口元覆う黒い細かいレ−スのべ−ル、黒いブ−ツを身に付けたディスティアがそこにいた。 なぜ、長髪なのにウィンプルで髪を隠せるかというと、エイレンが綺麗に編みこんでショ−トカットぐらいにして収めているのだ。 尼僧服のディスティアは、教会などにいれば、ある一点を除き、完全に馴染んでしまうほどに良く似合っていた。 その馴染みきれない一点とは、首から下げているものである。 彼女は、十字架ではなく、髪と同じ様な色合いの青く輝く三日月を細くなっている部分を鎖で繋ぎ、首から下げる形のペンダント また、ウィンプルからマイクが覗いており、その下に変声器を忍ばせているようだ。 首には、黒いチョ−カ−、それがスピ−カ−なのだろう。 紫苑は、小粋な紺と城のたてストライプの動きやすさを追究したス−ツと黒眼鏡という、これで、葉巻でも咥えれば、ギャングといっても通用しそうな服装であった。 「さて、引っかかるかな、≪千里眼のオルフェ−ゼ≫」 ディスティアの変声器を使用した声は、いつものアルトの明るい声ではなく、あるとでもやや掠れた感じのハスキ−ボイスであった。 数日前、ディスティアは、オルフェ−ゼと呼ばれる情報屋にこんな内容のメ−ルを送った。 ≪ 親愛なるオルフェ−ゼ殿。 4月30日の24:30分に、時乃市はずれの廃工場に来られませ。 ≪万象知悉≫レイティスどのについて、お話があります。 萬屋≪死風舞の風舞姫≫ より ≫ 此処で、少し過去話をしよう。 ディスティアが、暴走族の世界よりもディ−プなこの稼業を始めた理由は、レイティスと同じ系統の能力・・・血液を自在に操る能力の情報屋・・・・≪シルフィ−ダンサ−≫の初代・シャアルの友人で、連合に出入りだった奴の謎の死が原因である。 名前は、エリス=モトハル=クロ−リック。 日系の外国人で、気さくでこの世界にいる人間らしくない人間だった。 子供心に、ディスティアは、大人になったら結婚したいなと思っていた・・・・思いたくなるような人間だった。 彼に、基本的な情報屋・・・裏稼業としての心得を教わった。 しかし、彼は、同じ系統の能力者・レイティス=アイルテとおなじく、雪の季節のとある朝、六年前のある朝、冷たくなっていた。 「エリス・・・・・・」 ディスティアは、懐かしげに、或いは、寂しげに、呟く。 それから十数分後−。 「≪死風舞の風舞姫≫ですか?」 「ええ。」 この跡地が、工場と機能していた頃は、搬入口としていただろう大きな扉から−ディスティアの座っている正面−誰何の声が掛かった。 その声の主は、月の光を受け、その姿をさらしていた。 腰より長い銀の髪と今は薄い色のサングラスに隠されている淡い深緑の色を移した瞳に、ディスティアは懐かしさを覚えた。 しかし、彼女は、思い出の中とは違い、実用性重視のクロのパンツス−ツを纏っており、それと、数年分の年齢が、ディスティアに時間の経過を実感させる。 「久し振り、あるいは、初めまして、≪千里眼のオルフェ−ゼ≫嬢。 私が、≪死風舞の風舞姫≫と呼ばれています。 こっちが相方の≪ルリイロ≫。 3年程前にあったきりですから、大きくなりましたね。」 「誰ですか、と言いたいですが、そんなに大きくなってません。 ディスティアさん?」 三年以上前のレイティスの知り合いの誰かはわからなくても、ディスティアが出入りしていたのは、アリエスにとって承知のことだった。 「でも、その時に、私が何の格好をしていたかは秘密。 ヒントは、『毒蜘蛛の名前』。」 半ば、面白がるようにディスティアは言葉を重ねる。 紫苑は、その斜め後ろで、ただ静寂を持って佇むのみ。 「今は、関係ないことだけれど。 ああ、あなたが、何時もする質問の答えは。 『レイティス=アイルテを知っているか?』に対しては、知っているわ。 私の裏稼業の大切な友人だった。 『彼を殺した【吸血鬼】に心当たりは?』に対しても、知っているわ。 これは、数日前につかんだことよ。確証も含めて。」 オルフェ−ゼは、それを聞いた途端、何かの意図を持たせた動きの為のモ−ションをしようと・・・した。 したのだが、それは、意図を完遂することは出来なかった。 『疾風』という言葉が、子供のおもちゃのように思えるような速さで後ろを取った紫苑によって。 オルフェ−ゼは、紫苑に両腕を彼の右腕一本で極められて、首にも彼の左手にあるクナイのような小さなナイフがつきつけられていた。 「ルリイロ? やめなさい。」 「でモ、≪風舞姫≫サンに・・・」 「私の言葉が聞こえなかった? ルリイロ、やめなさい。 ・・・・・・悪かったね、オルフェ−ゼ。 ・・・・・それと、そいつに能力は一切効かない。 そう言う体質だから、気にするなよ、読めなくても。」 「なぜ、兄さんと同じ能力と同じ力の人間が・・・・。」 シオンが離れると、ディスティアは、オルフェ−ゼに対して、フォロ−を入れる。 入れたのだが、それすらも、混乱の原因となった。 レイティスの力−≪鮮血の秘宝(ジェム・ブラッド)≫は、血液を任意の形に固める力である。 その固まった≪宝石(ジェム)≫は、装備者を異能の能力ならば、何でも打ち砕く・無効化してしまうのだ。 例外は、エイレンの使鬼の力である。 その力が、シオンにも宿っているのだ。 「『To be cool』だよ。 私は、話をしにきただけ。 レイティスもよく言っていたと思うけど、日陰の世界の基本だって。」 「貴女に、私の何がわかると?」 「わかるって言ったら?」 −+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+ はい。 近いようで遠い少女同士(ディスティアは少女と呼ぶには少々・・・)の精神戦はじまりました。 『大好きなあの人の仇を討つ』 そのためだけに、それぞれ日陰に入った二人のお話は、最短三話です。 しかし、予定です。 私にとって『予定は未定』なものなのです。 タイトルの説明です。 『I wish you were smile to me』は、 意訳で『私に貴方が微笑むことはない』 直訳で『私に貴方が微笑めばいいのに』 これは、ディスティア→エリス、オルフェ−ゼ→レイティスへの言葉でしょう。 逆にいえば、ありえないからこそ、望みたいものです。 では、ディスティアVSオルフェ−ゼ U で会いましょう。 さようなら!! | |||
| 17405 | 頑張れディス嬢・・・・と、アリエス。(どっちの味方やら?) | 羅城 朱琉 | 2005/11/28 08:45:34 |
| 記事番号17403へのコメント 朱琉:こんにちは!早速ですが、レスです。 > > > > >PM24:00−。 >時乃市はずれ・工場跡。 > >ディスティアは、≪死風舞の風舞姫≫としての衣装を身に纏い、作業台だったものに腰掛けていた。 >黒の尼僧服に、黒のフ−ドと白い顔全体を覆うウィンプルというものと、口元覆う黒い細かいレ−スのべ−ル、黒いブ−ツを身に付けたディスティアがそこにいた。 >なぜ、長髪なのにウィンプルで髪を隠せるかというと、エイレンが綺麗に編みこんでショ−トカットぐらいにして収めているのだ。 >尼僧服のディスティアは、教会などにいれば、ある一点を除き、完全に馴染んでしまうほどに良く似合っていた。 >その馴染みきれない一点とは、首から下げているものである。 >彼女は、十字架ではなく、髪と同じ様な色合いの青く輝く三日月を細くなっている部分を鎖で繋ぎ、首から下げる形のペンダント >また、ウィンプルからマイクが覗いており、その下に変声器を忍ばせているようだ。 >首には、黒いチョ−カ−、それがスピ−カ−なのだろう。 >紫苑は、小粋な紺と城のたてストライプの動きやすさを追究したス−ツと黒眼鏡という、これで、葉巻でも咥えれば、ギャングといっても通用しそうな服装であった。 >「さて、引っかかるかな、≪千里眼のオルフェ−ゼ≫」 >ディスティアの変声器を使用した声は、いつものアルトの明るい声ではなく、あるとでもやや掠れた感じのハスキ−ボイスであった。 >数日前、ディスティアは、オルフェ−ゼと呼ばれる情報屋にこんな内容のメ−ルを送った。 > >≪ 親愛なるオルフェ−ゼ殿。 > > 4月30日の24:30分に、時乃市はずれの廃工場に来られませ。 > ≪万象知悉≫レイティスどのについて、お話があります。 > > 萬屋≪死風舞の風舞姫≫ より ≫ アミイ:いわゆる、『挑戦状』ってやつね! 朱琉:ちょっと違うと思う・・・・。 > > >此処で、少し過去話をしよう。 >ディスティアが、暴走族の世界よりもディ−プなこの稼業を始めた理由は、レイティスと同じ系統の能力・・・血液を自在に操る能力の情報屋・・・・≪シルフィ−ダンサ−≫の初代・シャアルの友人で、連合に出入りだった奴の謎の死が原因である。 >名前は、エリス=モトハル=クロ−リック。 >日系の外国人で、気さくでこの世界にいる人間らしくない人間だった。 >子供心に、ディスティアは、大人になったら結婚したいなと思っていた・・・・思いたくなるような人間だった。 >彼に、基本的な情報屋・・・裏稼業としての心得を教わった。 >しかし、彼は、同じ系統の能力者・レイティス=アイルテとおなじく、雪の季節のとある朝、六年前のある朝、冷たくなっていた。 >「エリス・・・・・・」 >ディスティアは、懐かしげに、或いは、寂しげに、呟く。 >それから十数分後−。 >「≪死風舞の風舞姫≫ですか?」 >「ええ。」 >この跡地が、工場と機能していた頃は、搬入口としていただろう大きな扉から−ディスティアの座っている正面−誰何の声が掛かった。 アミイ:あら、来たわね。結構ミエミエの罠っぽかったのに。 朱琉:まあ、来るでしょう。レイティスの名前を出されれば。 >その声の主は、月の光を受け、その姿をさらしていた。 >腰より長い銀の髪と今は薄い色のサングラスに隠されている淡い深緑の色を移した瞳に、ディスティアは懐かしさを覚えた。 >しかし、彼女は、思い出の中とは違い、実用性重視のクロのパンツス−ツを纏っており、それと、数年分の年齢が、ディスティアに時間の経過を実感させる。 >「久し振り、あるいは、初めまして、≪千里眼のオルフェ−ゼ≫嬢。 > 私が、≪死風舞の風舞姫≫と呼ばれています。 > こっちが相方の≪ルリイロ≫。 > 3年程前にあったきりですから、大きくなりましたね。」 >「誰ですか、と言いたいですが、そんなに大きくなってません。 > ディスティアさん?」 >三年以上前のレイティスの知り合いの誰かはわからなくても、ディスティアが出入りしていたのは、アリエスにとって承知のことだった。 >「でも、その時に、私が何の格好をしていたかは秘密。 > ヒントは、『毒蜘蛛の名前』。」 朱琉:・・・・・・・・? アミイ:何でしょうねぇ? >半ば、面白がるようにディスティアは言葉を重ねる。 >紫苑は、その斜め後ろで、ただ静寂を持って佇むのみ。 >「今は、関係ないことだけれど。 > ああ、あなたが、何時もする質問の答えは。 > 『レイティス=アイルテを知っているか?』に対しては、知っているわ。 > 私の裏稼業の大切な友人だった。 > 『彼を殺した【吸血鬼】に心当たりは?』に対しても、知っているわ。 > これは、数日前につかんだことよ。確証も含めて。」 >オルフェ−ゼは、それを聞いた途端、何かの意図を持たせた動きの為のモ−ションをしようと・・・した。 >したのだが、それは、意図を完遂することは出来なかった。 >『疾風』という言葉が、子供のおもちゃのように思えるような速さで後ろを取った紫苑によって。 >オルフェ−ゼは、紫苑に両腕を彼の右腕一本で極められて、首にも彼の左手にあるクナイのような小さなナイフがつきつけられていた。 朱琉:よし!よくやった紫苑君! アミイ:朱琉ちゃん・・・・あなた、どっちの味方? 朱琉:・・・・さあ?あえて言うなら、将来アリエスを幸せにしてくれそうな方の味方? >「ルリイロ? > やめなさい。」 >「でモ、≪風舞姫≫サンに・・・」 >「私の言葉が聞こえなかった? > ルリイロ、やめなさい。 > ・・・・・・悪かったね、オルフェ−ゼ。 > ・・・・・それと、そいつに能力は一切効かない。 > そう言う体質だから、気にするなよ、読めなくても。」 >「なぜ、兄さんと同じ能力と同じ力の人間が・・・・。」 >シオンが離れると、ディスティアは、オルフェ−ゼに対して、フォロ−を入れる。 >入れたのだが、それすらも、混乱の原因となった。 >レイティスの力−≪鮮血の秘宝(ジェム・ブラッド)≫は、血液を任意の形に固める力である。 >その固まった≪宝石(ジェム)≫は、装備者を異能の能力ならば、何でも打ち砕く・無効化してしまうのだ。 >例外は、エイレンの使鬼の力である。 >その力が、シオンにも宿っているのだ。 >「『To be cool』だよ。 > 私は、話をしにきただけ。 > レイティスもよく言っていたと思うけど、日陰の世界の基本だって。」 >「貴女に、私の何がわかると?」 >「わかるって言ったら?」 朱琉:続きが気になります!それはもう、ものすごく! アミイ:手玉に取られるオルフェーゼちゃん、可愛かったわよv > > > > > > > > >−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+ > > >はい。 >近いようで遠い少女同士(ディスティアは少女と呼ぶには少々・・・)の精神戦はじまりました。 >『大好きなあの人の仇を討つ』 >そのためだけに、それぞれ日陰に入った二人のお話は、最短三話です。 >しかし、予定です。 >私にとって『予定は未定』なものなのです。 > > >タイトルの説明です。 >『I wish you were smile to me』は、 >意訳で『私に貴方が微笑むことはない』 >直訳で『私に貴方が微笑めばいいのに』 >これは、ディスティア→エリス、オルフェ−ゼ→レイティスへの言葉でしょう。 >逆にいえば、ありえないからこそ、望みたいものです。 > > >では、ディスティアVSオルフェ−ゼ U で会いましょう。 >さようなら!! 朱琉:はい、ではこの辺で。 二人:では、また! > | |||
| 17406 | 信念は、人それぞれ。 | 十叶 夕海 | 2005/11/29 21:40:54 |
| 記事番号17405へのコメント > > >朱琉:こんにちは!早速ですが、レスです。 ユア;こんにちは、返レス行かせてもらいます。 > >> >> >> >> >>PM24:00−。 >>時乃市はずれ・工場跡。 >> >>ディスティアは、≪死風舞の風舞姫≫としての衣装を身に纏い、作業台だったものに腰掛けていた。 >>黒の尼僧服に、黒のフ−ドと白い顔全体を覆うウィンプルというものと、口元覆う黒い細かいレ−スのべ−ル、黒いブ−ツを身に付けたディスティアがそこにいた。 >>なぜ、長髪なのにウィンプルで髪を隠せるかというと、エイレンが綺麗に編みこんでショ−トカットぐらいにして収めているのだ。 >>尼僧服のディスティアは、教会などにいれば、ある一点を除き、完全に馴染んでしまうほどに良く似合っていた。 >>その馴染みきれない一点とは、首から下げているものである。 >>彼女は、十字架ではなく、髪と同じ様な色合いの青く輝く三日月を細くなっている部分を鎖で繋ぎ、首から下げる形のペンダント >>また、ウィンプルからマイクが覗いており、その下に変声器を忍ばせているようだ。 >>首には、黒いチョ−カ−、それがスピ−カ−なのだろう。 >>紫苑は、小粋な紺と城のたてストライプの動きやすさを追究したス−ツと黒眼鏡という、これで、葉巻でも咥えれば、ギャングといっても通用しそうな服装であった。 >>「さて、引っかかるかな、≪千里眼のオルフェ−ゼ≫」 >>ディスティアの変声器を使用した声は、いつものアルトの明るい声ではなく、あるとでもやや掠れた感じのハスキ−ボイスであった。 >>数日前、ディスティアは、オルフェ−ゼと呼ばれる情報屋にこんな内容のメ−ルを送った。 >> >>≪ 親愛なるオルフェ−ゼ殿。 >> >> 4月30日の24:30分に、時乃市はずれの廃工場に来られませ。 >> ≪万象知悉≫レイティスどのについて、お話があります。 >> >> 萬屋≪死風舞の風舞姫≫ より ≫ >アミイ:いわゆる、『挑戦状』ってやつね! >朱琉:ちょっと違うと思う・・・・。 ユア;レイティスの遺志で、ディスティアは、このような物を送りました。 久遠;彼女なりの考えもあるけどね。 > >> >> >>此処で、少し過去話をしよう。 >>ディスティアが、暴走族の世界よりもディ−プなこの稼業を始めた理由は、レイティスと同じ系統の能力・・・血液を自在に操る能力の情報屋・・・・≪シルフィ−ダンサ−≫の初代・シャアルの友人で、連合に出入りだった奴の謎の死が原因である。 >>名前は、エリス=モトハル=クロ−リック。 >>日系の外国人で、気さくでこの世界にいる人間らしくない人間だった。 >>子供心に、ディスティアは、大人になったら結婚したいなと思っていた・・・・思いたくなるような人間だった。 >>彼に、基本的な情報屋・・・裏稼業としての心得を教わった。 >>しかし、彼は、同じ系統の能力者・レイティス=アイルテとおなじく、雪の季節のとある朝、六年前のある朝、冷たくなっていた。 >>「エリス・・・・・・」 >>ディスティアは、懐かしげに、或いは、寂しげに、呟く。 >>それから十数分後−。 >>「≪死風舞の風舞姫≫ですか?」 >>「ええ。」 >>この跡地が、工場と機能していた頃は、搬入口としていただろう大きな扉から−ディスティアの座っている正面−誰何の声が掛かった。 >アミイ:あら、来たわね。結構ミエミエの罠っぽかったのに。 >朱琉:まあ、来るでしょう。レイティスの名前を出されれば。 ユア;彼女の存在理由に半ばなってますしね。 > >>その声の主は、月の光を受け、その姿をさらしていた。 >>腰より長い銀の髪と今は薄い色のサングラスに隠されている淡い深緑の色を移した瞳に、ディスティアは懐かしさを覚えた。 >>しかし、彼女は、思い出の中とは違い、実用性重視のクロのパンツス−ツを纏っており、それと、数年分の年齢が、ディスティアに時間の経過を実感させる。 >>「久し振り、あるいは、初めまして、≪千里眼のオルフェ−ゼ≫嬢。 >> 私が、≪死風舞の風舞姫≫と呼ばれています。 >> こっちが相方の≪ルリイロ≫。 >> 3年程前にあったきりですから、大きくなりましたね。」 >>「誰ですか、と言いたいですが、そんなに大きくなってません。 >> ディスティアさん?」 >>三年以上前のレイティスの知り合いの誰かはわからなくても、ディスティアが出入りしていたのは、アリエスにとって承知のことだった。 >>「でも、その時に、私が何の格好をしていたかは秘密。 >> ヒントは、『毒蜘蛛の名前』。」 >朱琉:・・・・・・・・? >アミイ:何でしょうねぇ? 久遠;『ブラック・ウィド−』 『黒い未亡人』という意味の名前の毒蜘蛛だわね。 > >>半ば、面白がるようにディスティアは言葉を重ねる。 >>紫苑は、その斜め後ろで、ただ静寂を持って佇むのみ。 >>「今は、関係ないことだけれど。 >> ああ、あなたが、何時もする質問の答えは。 >> 『レイティス=アイルテを知っているか?』に対しては、知っているわ。 >> 私の裏稼業の大切な友人だった。 >> 『彼を殺した【吸血鬼】に心当たりは?』に対しても、知っているわ。 >> これは、数日前につかんだことよ。確証も含めて。」 >>オルフェ−ゼは、それを聞いた途端、何かの意図を持たせた動きの為のモ−ションをしようと・・・した。 >>したのだが、それは、意図を完遂することは出来なかった。 >>『疾風』という言葉が、子供のおもちゃのように思えるような速さで後ろを取った紫苑によって。 >>オルフェ−ゼは、紫苑に両腕を彼の右腕一本で極められて、首にも彼の左手にあるクナイのような小さなナイフがつきつけられていた。 >朱琉:よし!よくやった紫苑君! >アミイ:朱琉ちゃん・・・・あなた、どっちの味方? >朱琉:・・・・さあ?あえて言うなら、将来アリエスを幸せにしてくれそうな方の味方? ユア;でしたら、ディスティアよりかな。 彼女の思惑が、それに近いので。 久遠;アリエスちゃんに、教えたいことがあるものね。 > >>「ルリイロ? >> やめなさい。」 >>「でモ、≪風舞姫≫サンに・・・」 >>「私の言葉が聞こえなかった? >> ルリイロ、やめなさい。 >> ・・・・・・悪かったね、オルフェ−ゼ。 >> ・・・・・それと、そいつに能力は一切効かない。 >> そう言う体質だから、気にするなよ、読めなくても。」 >>「なぜ、兄さんと同じ能力と同じ力の人間が・・・・。」 >>シオンが離れると、ディスティアは、オルフェ−ゼに対して、フォロ−を入れる。 >>入れたのだが、それすらも、混乱の原因となった。 >>レイティスの力−≪鮮血の秘宝(ジェム・ブラッド)≫は、血液を任意の形に固める力である。 >>その固まった≪宝石(ジェム)≫は、装備者を異能の能力ならば、何でも打ち砕く・無効化してしまうのだ。 >>例外は、エイレンの使鬼の力である。 >>その力が、シオンにも宿っているのだ。 >>「『To be cool』だよ。 >> 私は、話をしにきただけ。 >> レイティスもよく言っていたと思うけど、日陰の世界の基本だって。」 >>「貴女に、私の何がわかると?」 >>「わかるって言ったら?」 >朱琉:続きが気になります!それはもう、ものすごく! >アミイ:手玉に取られるオルフェーゼちゃん、可愛かったわよv ユア;彼女が、唯一我を無くすことに対して、ディスティア嬢は、 久遠;百戦錬磨までは行かないけど、古参の部類に入りますしね、六年だとね。 > >> >> >> >> >> >> >> >> >>−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+ >> >> >>はい。 >>近いようで遠い少女同士(ディスティアは少女と呼ぶには少々・・・)の精神戦はじまりました。 >>『大好きなあの人の仇を討つ』 | |||