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Re: 漆黒に踊り出る12
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元記事
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同時に、今回の被害者の声が、彼に届く。
>『ライアンだ。その女性を、中に入れて差し上げろ。大事な客だ、無用な心配は要らん』
>「はあ……しかし、彼女の安全を考えたら、それは軽率かと」
>『中には、警備の者が幾らだって居る。その1人を、ボディーガードに付ければ、問題あるまい』
>「分かりました。では、地下駐車場へ案内します」
>議論を交わす気は無い。と、言外に感じ、警察官が、諦めた声で応えると、すぐにブツリと通話が切られた。
>「先程も言った様に、リッチがいつ来ても、おかしくない状況です。警備の方を付けてくれる様だから、1人での行動は、謹んで頂けますか?」
>「ご心配有り難うございます」
>電話を渡されると同時に、警告を言われ、女性はその両方を、微笑みで受ける。
>警察官に案内され、女性が、地下駐車場の入口にある、守衛室の前に辿り着くと、その横のシャッターが開けられ、そこから、1人の警備員が出て来た。
>「会長がお待ちです。ご案内しますので、着いて来て下さい」
>一礼した警備員に、彼女は小さく頷き、隣の警察官を見上げる。
>「有り難う」
>「いえ。お気を付けて」
>警備員と共に、駐車場へと消えた彼女を見送り、警察官は、持ち場へと戻ろうとしたが、直ぐに方向を変えた。
>上司に報告する為だ。
>事後報告となってしまったが、相手が、会長のライアンと、直接話し、中へ入る事を認めさせてしまったので、どうしようもない。
>駐車場で、互いの身体を調べている警備員の横を通り、彼女は、エレベーターへと。
>「ビックリしたわ。急用が出来たんだと思っていたけど、まさか、リッチから予告状が届いたなんて」
>「こちらも、寝耳に水ですよ。全く、義賊気取りは良いが、社員一同の、大事な財産とも言える、商売道具を盗むなぞ、許し難い輩だ」
>会長室に、無事に案内され、口を開いた彼女。
>出迎えたのは、先に会った頃と違い、少し乱れた頭髪と、スーツを脱ぎ、Yシャツにスラックスという格好のライアンであった。
>案内した警備員は、会長室には入らず、外で待機中だ。
>「随分、お疲れですね」
>「何、社員を思えば、当然の事。これしきの事、苦労とは思いませんよ。そうそう、イヤリングでしたな?暫くの時間、お探して下さって結構ですよ」
>気遣う様に言った彼女に、首を横に振り、人当たりの良い笑みを浮かべるライアン。
>◆◆◆
>今更、番号の付け方、間違っていた。と気付いてみる。
>続く♪

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