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Re: 裏で手を引く者は何を企む その五 (ナーガ登場)
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>【ぬらりひょんとか言う妖怪は、ナーガの実力を見て信用した。
> たしかに、山の形を変化させれば信用するだろう。
> そう言えば、挑戦状はだれに届けさせようか。
> シェーラもガーウもフェブリゾもリナ達に顔がわれている。
> ネズミ男は、猫娘とか言う妖怪が苦手のそうだ。
> しょうがないから、部下Sを呼び寄せて行かせることにした。
> あたしは、ぬらりひょんの用意したごちそうに舌鼓を打つのに忙しいしね。
> 部下S……お土産持ってこないとひどいわよ。】
>
>「で、ナーガとか言う者はどういう者なんですか。」
> 黒カラスもやってきてリナに聞いたのは、まずそれだった。
>「………昔、いろいろあって戦ったり………協力したこともあったわ。………彼女の方から依頼を持ってくることもあったし、………あたしの依頼に首を突っ込んでいることもあった。
> ………いろんな、事件に関わったわ。………できることなら、………戦いたくない相手ね………。」
> と、リナは途切れ途切れだが、そう言った。
> その瞳には恐怖と戸惑いがあり、つらい決意を固めた用に見えた。
>「戦えるんですか。」
>「戦えるのか。」
> 鬼太郎とガウリィに聞かれリナは、
>「………戦うか………。もちろんよ。戦って勝つわ。」
> と、リナは決意を込めていった。そこに、
>「犯罪者のぬらりひょんと手を組んだ以上、逮捕しなくてはなりませんが……。よろしいですか……。」
> その言葉に、リナは一瞬だけなにかを考え込むような感じになり、そして、
>「いいわ。」
> と、答えた。
> そして、
>「ところで、何処で戦えば良いんだ。」
>「………聞いていないわ。と、言うか言ってもいないわ。」
> と、猫娘が言った。
> ナーガらしい。と、リナはつぶやいた。
>
>「おーほほほほほほほほ」
> 甲高い高笑いが森の中で響く。
>「やかましいなぁ。」
> と、エルの召使いその三のフェブリゾが言う。
>「それより、Sでしたっけ、」
> と、エルに酒をくんでいる朱の盆が聞く。先ほど、ナーガとあの格好のシェーラと一緒に町を歩いて恥ずかしくなかったのかと聞かれ、遠い目をした。
>「あの人ちゃんととどけるんすか」
> と、朱の盆に聞かれエルはにこやかな笑みで(悪魔の笑みとも言える)
>「いくら、無能でもそのくらいできるでしょ。」
> と、言った。
> そこには、勇気を褒め称えられ服装がウサギの着ぐるみになったシェーラ(ましなのか、どうなのかは不明だが……。)に、するめを持ってこさせながらリナと鬼太郎達を待ち望んでいた。
>
>「あのー。」
> 突如声をかけれリナと鬼太郎達は振り向くとそこに一人の男がいた。
>「あの、これを届けに来たんですけれど……。」
> と、疲れた口調で言う。その後ろには先ほど買ったばかりの横町の名物菓子が大量にある。
>「……ネズミ男さんに行くならこれをかってあの方にお土産として渡しとけと言われて、買ったのはいいけれど……。気に入るかなぁ。」
> と、ぶつぶつと言いながら手紙を渡す。
> 黒い用紙に金色の字で『招待状』
> と、書かれていた。
> そこには地図がつけてこう書かれていた。
>『ゲゲゲの鬼太郎および、デモンスレイヤーリナ=インバースへ
> あなた方の因縁ある方々が手を結んで勝負を挑んでおります。
> このたび私エルは、その方々をあわせてみました。
> また、場所もセッティングしておきました。
> あなた方が、この場所に来ることを望んでいます。
> その場に私がいる以上、あなた方は私を捕まえに来ると思いますが念には念を入れて、もし来ない場合……日本から一つ人間の町が廃墟となることを申し上げておきます。』
> と、書かれていた。
>「招待状と挑戦状の違いも知らないのかしらね。」
> と、手紙を読み終えたリナはつぶやいた。
>「町を一つ消すとはおっかないこと言うな。」
> と、一反木綿が言う。(鹿児島弁はよくわからないため標準語で書きます。)
>「……ナーガが一緒なら町を一つ破壊するのも簡単よ。」
> と、リナが言った。
> ふと、見ると手紙を届けに来た男はすでにいなかった。
>「あの、男。何者なんでしょう。」
> と、鬼太郎は言った。
>「……どっかであったようなあわなかったようなやつだったぞ。」
> と、ガウリィが言う。
>「……あんたの記憶は信用できないんだけど……。」
> と、リナに言われたが………。

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