◆−大盗賊ふぁいなる−DAICHI(5/5-01:41)No.9849
 ┗Re:実は読んでたりして。−れーな(5/5-14:23)No.9857
  ┗ありがとうございます!−DAICHI(5/5-23:25)No.9870


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9849大盗賊ふぁいなるDAICHI E-mail 5/5-01:41


餓骨杖。知らない人はいないと思うが、一応説明すると、魔王の武器である。
その力は絶大。しっかし・・・・・まさかこんな物をヤツがもってたとは。
「でりゃあああああ!!!」
ガウリイのほえたける一閃もデュモンは軽くかわす。
「フン」
「ぐっ!」
デュモンの何気なく放った一振りをガウリイは必死で受け止める。
・・・・・・こりゃ勝負にならんぞ。
「ブラスト・ボム!」
ゼロスが戦いに参加する。ってその技、さっきかわされたばっかりじゃん。
「無駄だと言うのが・・・っ!」
「平和主義者クラアアアアアアアアアアアアアシュ!!!」
なんと、アメリアがいつのまにか間合いをつめていた。なるほど、さっきのゼロスのは陽動か。
「ぐぁっ!!」
さすがによけきれず、デュモンはまともに吹っ飛ぶ。チャンス。
「ラグナ・ブレード!」
虚無の刃があたしの手に現れる。
「く・・・」
デュモンが餓骨杖を構える。遅い!
「はあああ!!」
「がっ!」
あたしの刃は、餓骨杖とデュモンの体を断ち割った・・・・・・・・・

「終わったわね〜」
あたしはホッと胸をなでおろす。
「全く・・・リナさんはメチャクチャですよ」
アメリアが抗議の声をあげる。
「そうですよ。よりによって「あのお方」の呪文まで持ち出すなんて・・・・・」
ゼロスも同じく抗議する。
「だあああって、しょうがないでしょ。アイツの持ってた武器は魔王の武器よ。ああでもしないと断ち割れないでしょ」
しかし・・・・・・・・・・・・・・
「どうもスッキリしないわね」
あたしは言った。疑問がありすぎるのだ。
まず、ココをどうやって突きとめたとか、なぜ、ラ・ティルトが効かなかったとか
「まあまあ、リナ。解決したんだからいいじゃないか」
ガウリイはあたしをなだめる。
正直、今回一番ショックを受けたのはガウリイかもしれない。なにせ、一対一で押されてしまったのだから。
「そうだね。ありがと」
あたしはそんな事をおくめにも出さないガウリイへ、尊敬と感謝の意味をこめた礼を送った。
「とにかく、帰りましょうか」
ゼロスの言葉で皆は宿へと足を向けた。
 
あたし達はガウリイとゼロスにおやすみを言って部屋に戻ろうとしてドアを開けた
ガチャリ!
・・・・・・あれ?
「遅かったな」
「ゼルガディスさん!」
そう、ドアを開けたら、何者かをを追ってるはずのゼルガディスがいた。
「ゼルガディス!あんた何処行ってたの?」
「ああ、ちょっとな」
・・・・・・・・・・こいつ。
「デュモンはどうなった?」
「ああ、死んだわよ」
あたしはぶっきらぼうに言い放った。
「なるほど、案外速かったな。アーク・ブラス!」
どぐっ!
な・・・・・・・
ゼルガディスはあたし達をマヒさせた。
「ゼル・・・・どういう事よ」
「私は・・・・・・デュモンだ」
なっ!
ゼルガディスは顔を・・・・・いや、ゼルガディスの顔をしたマスクをとった。
そこにはあたしの見覚えある顔が出てきた。
「この人と入れ替わったのは君とはじめて会った直後だな」
そうか・・・・あの時ヤツは窓からゼルの部屋へ忍び込んだわけか。
「この人はいいね。なにせ、喋らなくてもキャラになるし、博識というイメージもあったし、意見が通りやすかった」
よく考えるとカイラスト村へ行こうと言ったのもゼルガディスだ・・・・・・
「ゼロス君の精霊魔法は小さいがやらしいのが多いからね。それをカットした。そして君達が私そっくりのゴーレムを相手にしてる間に・・・・・・」
デュモンは大きな袋を掲げた。紛れも無く、あたしのである。
「本当のゼルガディス君は君達が前に居た宿にいるよ。ご心配なく」
「ひとつ・・・・聞いていい?」
「何かな?」
「あんたのゴーレムが持ってた餓骨杖。あれホンモノ?」
「もちろんだ。対ガウリイ君用としてな。まああんな物、いらなかったから」
こいつ、絶対魔族なめてるな。
「では、これにて失礼」
「次は・・・・・・・負けないわ」
「楽しみにしていよう」
そう言うとデュモンは去っていった。
「く・・・やれやれ・・・・・・デュモン・・・・か」
あたしはため息をついた。きっと、明日になればこの辺の山は原型をとどめなくなるだろう。カイラスト村の人、明日は大変だろうな〜・・・・・・・・・・・・・
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ど〜も、DAICHIです。これで大盗賊は終わりです。デュモン勝っちゃいましたね。けどこれって、読んでる人いるのだろうか?
もしいたら、感想・意見書いてください。お願いします。どうも、ありがとうございました。

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9857Re:実は読んでたりして。れーな E-mail 5/5-14:23
記事番号9849へのコメント

はじめましてかと思います。れーなと申しますです。以後お見知りおきを♪
いや〜、リナちゃん負けちゃったんですね〜。
お宝盗られてるし。あーあ。
デュモンって結局何者だったんでしょーか?人・・・ですよね?
ゼロス君もかなわないとは・・・あなどれぬ・・・
ってか、あたしはどうやらゼロス君を過大評価してしまうようで・・・
いいじゃん、ファンなんだし。ゼロス君かっこいーぞ!
・・・話題それてます?もしかして。
「大盗賊」はカップリングが無いから気楽に読めましたねー。あたし的には。
こーゆー小説もいいかな、とか思いますが。
うらやましーですね・・・文才あって・・・DAICHIさんは・・・
あたしも精進せねば!などと決心する今日この頃。
あ、呼び方はこれでよろしかったでしょか?
初めてコメント書く人って年上なんじゃなかろーかといつもおびえてたりするもんで・・・
ちなみにあたしは四月に15歳になりました、中三です〜。
好きなカップリングは・・・ゼロリナかな?基本的にはオールオッケーです。あ、でもホ○はちょっと・・・(汗)

なんか短いですね。すみません・・・
こんなんでよければ、どーぞよろしく、です。
では、れーなでした。

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9870ありがとうございます!DAICHI E-mail 5/5-23:25
記事番号9857へのコメント

ありがとうございます!本当にうれしいです。
カップリングはね、やらないんじゃなくて、出来ないのです。
まあ、恋愛ならもっと上手い人もいらっしゃいますから。僕はこういう感じでいきたいですね。いや〜ほんとにありがとうございました!