◆−HAPPINESS4−神無月紗羅(2/17-00:12)No.8839
 ┣一番乗り?!−おどる猫(2/17-19:58)No.8841
 ┃┗ありがとです♪−神無月紗羅(2/17-23:53)No.8845
 ┣机「ばんっ!」−セラフィーナ(2/17-22:20)No.8843
 ┃┗どもですぅ〜♪−神無月紗羅(2/18-00:09)No.8846
 ┣はじめましてっ!−にゃら(2/18-01:50)No.8849
 ┃┗こちらこそ始めまして♪−神無月紗羅(2/19-23:13)No.8852
 ┣HAPPINESS5−神無月紗羅(2/20-01:00)No.8855
 ┃┣Re:HAPPINESS5−きょん太(2/20-02:21)No.8857
 ┃┃┗Re:HAPPINESS5−神無月紗羅(2/24-23:31)No.8883
 ┃┗待ってました〜−にゃら(2/20-15:26)No.8862
 ┃ ┗Re:待ってました〜−神無月紗羅(2/24-23:42)No.8884
 ┣補足説明−神無月紗羅(2/21-23:53)No.8868
 ┗HAPPINESS6−神無月紗羅(2/24-23:25)No.8882
  ┣Re:HAPPINESS6−きょん太(2/25-00:40)No.8885
  ┃┗先輩(はぁと)−神無月紗羅(2/28-23:45)No.8913
  ┗きやは!!ええ話!−セラフィーナ(2/25-01:50)No.8886
   ┗ちす!−神無月紗羅(2/28-23:59)No.8914


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8839HAPPINESS4神無月紗羅 E-mail URL2/17-00:12


「お帰り、リナ」

着替え、店に戻ったあたしを迎えたのは明るいレナの声。

「ただいま、レナ」
あたしは必死で笑顔を作った。レナに変に不安を持たせたくなかったから。
きっと・・・レナは誰よりも「シアワセ」になる権利がある。
だからこそ、あたしのこんな想いを気付かせては──いけない。

「どう?お味は?」
「うん、すっごく美味しいっ!」

元気いっぱいに答えるレナをゼルが苦笑しながらみつめる。その眼差しはとても・・・優しい。

「気に入ってもらえたみたいでよかったわ」

ふいに後ろから声がかかる。──姉ちゃん。

「あ、あの──」
「全部聞いてるわ、レナ。だからゆっくり食べなさい」
「──はい」

慌てて立ち上がろうとしたレナに、姉ちゃんはにっこりと微笑んだ。つられたようにレナも笑う。
その微笑ましい光景に、あたしは安堵の息を漏らした。

「・・・なぁ、リナ」
「なに? レイス?」

常連の客で戦士のレイスが、あたしにそっと耳打ちする。

「隣に座っている男、あいつは何者だ? どこかで見たような気がするんだが、思い出せねーんだ。
それに連れの女の子、お前にそっくり・・どころかうりふたつじゃねーか。
紹介ぐらい、してくれたっていいだろう?」
「ああ、それもそうね」

レイスの言葉に辺りを見回せば、そこには好奇の目で二人を見つめる人々。
まぁ、勿論彼らに悪気があるわけじゃないのだ。
あたしはほとんどが店の常連で、気心が知れてる奴らだからわかるが、しかし二人にとってはあんまり気持ちのいいもんでもないだろう。

「紹介するわ」

あたしの言葉にあたりが静まった。

「この子がレナ、レナ=インバース。あたしの妹よ。でもってこっちがゼルガィス=グレイワーズ」
「──何?」

ゼルの名前を聞いた瞬間、ザワリとあたりがざわめいた。そして膨れあがる敵意と殺気。

──しまった。

あたしは内心ほぞをかんだ。
ゼフィーリアには土地柄か戦士が多い。勿論そのほとんどが賞金稼ぎで生計を立てている。
そしてゼルと言えば、今はまっとうな事をしているが昔はいろいろやらかしたらしい。つまりは賞金首になった事もあるということで──

「・・・リナ」

不安そうな表情であたしの名を呼ぶレナ。その声であたしははっと我にかえった。
その隣でゼルがマントの下にある剣へ手を伸ばそうとしている。


──バンッ!!!


とっさにあたしは両手でおもいっきりテーブルを叩いた。その音に一瞬、周りの気が外れる。

「──二人ともあたしの仲間よ。仲良くやってよね」
「・・・わかったよ」

ニッと笑うあたしを見てみんなが苦笑する。──和らぐ空気。

「それに俺が見たゼルガディスって奴は、こんないい男じゃなかったしな。きっと人違いだろう」

レイスはそう言うとゼルに持っていたボトルを差し出す。

「どうだ、一杯?」
「あ、ああ。すまない」

戸惑ったようなゼルの声。

「・・・ありがとう、リナ」

ほっと息を吐いたあたしに、レナがそっと耳打ちする。

「──どう致しまして」

そう言ってあたしはレナに笑顔を返した。


                 TO BE CONTINUED・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こんばんわ、神無月紗羅です。
やっとこさ第4話。さてさて、今後どうなることやら(^^;
取り合えず今回の見所は、リナの机「ばんっ!」ですね(笑)

「──二人ともあたしの仲間よ。仲良くやってよね」

これはつまり「二人に喧嘩を売るって事はあたしを敵に回すって事よ?(にっこり)」
という意味です(笑)

続き・・・どうしようかなぁ?(^^;

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8841一番乗り?!おどる猫 E-mail 2/17-19:58
記事番号8839へのコメント

神無月様、こんにちは〜、おどる猫です
今回も素敵でした・・・リナ、切ないですねぇ・・・

でも、沙羅様のリナは強くて格好良くて、健気で・・・良いです〜。
下手するとゼルより格好いいです(爆)

リナの想いが実るといいんですが・・・どうなんでしょう、沙羅様?
次回も、楽しみにしてます。
          おどる猫


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8845ありがとです♪神無月紗羅 E-mail URL2/17-23:53
記事番号8841へのコメント

>神無月様、こんにちは〜、おどる猫です

こんにちわ♪
HPの方にも来て頂いてましたよね?
いつもありがとうございます(^^

>今回も素敵でした・・・リナ、切ないですねぇ・・・

そう言ってもらえるとちょっと嬉しいです。
自分の中でいつも「透明な話が書きたい」ってのがあるんですよ。
あ、ガラスみたいな透明さ、じゃなくって水晶みたいな。
透明で、何処までも透き通って、そして綺麗な話が書きたい。

まだまだ満足できる物は書けていませんが(^^;

>でも、沙羅様のリナは強くて格好良くて、健気で・・・良いです〜。
>下手するとゼルより格好いいです(爆)

うふふ♪
所詮あたしはリナふぁんです(^^
強くて前向きなリナに惚れてますから!

>リナの想いが実るといいんですが・・・どうなんでしょう、沙羅様?

どうなんでしょう?(^^;
あーしてこーなって、でもってそーするとこーなるかなぁ?

・・・みたいな感じなんで(爆)

今回はありがとうございました♪

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8843机「ばんっ!」セラフィーナ E-mail 2/17-22:20
記事番号8839へのコメント

こんにちわ〜、神無月紗羅様。

リナの机「ばんっ!」かっこいい!
でもなんか役がルナ姉さんっぽく、なってるような、、、
はやく続きが好きがよみたいな〜。

リナはハッピーになるのでしょうか?
ゼルとハッピーにしてあげてくださいね。
期待してまってます!!

それでは、

セラフィーナ

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8846どもですぅ〜♪神無月紗羅 E-mail URL2/18-00:09
記事番号8843へのコメント

>リナの机「ばんっ!」かっこいい!
>でもなんか役がルナ姉さんっぽく、なってるような、、、

ありがとうございやす♪
今回の目玉です、これは(笑)
ビジュアル的に書ければいいんですが、なんせ絵心がない・・・
コマ割りするなら
・ざわっ!とする店内
・おろおろするレナ
・ギリッっと歯をかみ締めるリナの口元
・殺気のこもる視線の数々にゼルの手が剣をつかむ
・剣を掴み立ち上がろうとする男達
・机「ばんっ!」

ってな感じですね(笑)
リナにとってレナはやっぱり自分が守るべき存在なんですよ。
それと、また別の話になるんですが、リナはレナに罪悪感を持ってるんです。
だから冒頭の
「レナには誰よりも「シアワセ」になる権利がある」
言葉になるんですね。

>リナはハッピーになるのでしょうか?
>ゼルとハッピーにしてあげてくださいね。
>期待してまってます!!

がんばります!・・ので、期待しないで(笑)
待っててください♪

ありがとうございました!

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8849はじめましてっ!にゃら E-mail 2/18-01:50
記事番号8839へのコメント

神無月紗羅さんはじめまして!

「HAPPINESS4」楽しく拝見させていただきました♪
過去の作品も読まさせて頂いてたので、今回の続編は本当に待ち焦がれてました(^^)
続きがとっても気になります〜。
わたしはやっぱりリナちゃんとゼルくんに幸せになってもらいたいんですけど…。一体どうなっちゃうんでしょうか?
ゼルのレナに対する優しげな眼差しが……読んでて辛いです(;;)

次回作も楽しみに待たせてもらいますねっ!
それではっ!にゃらでした☆

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8852こちらこそ始めまして♪神無月紗羅 E-mail URL2/19-23:13
記事番号8849へのコメント

ども、今日和。
この度は感想ありがとうございます♪


>「HAPPINESS4」楽しく拝見させていただきました♪
>過去の作品も読まさせて頂いてたので、今回の続編は本当に待ち焦がれてました(^^)

ありがとうございます!
よくゼロリナ小説でにゃらさんのお名前を見かけていたので、読んで頂けてとても嬉しいです(^^

>ゼルのレナに対する優しげな眼差しが……読んでて辛いです(;;)

そですね・・・
書いてて切なかったです(;;
でもリナと再開できたからレナからリナに乗り換える、なんて最低な男にはゼルにはなってほしくないし。
だからって、このままの状況ではリナは苦しいだけで・・・

>次回作も楽しみに待たせてもらいますねっ!

ううううう。
ありがとうございます。
出来るだけみんなが幸せになれるよう、頑張ります♪

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8855HAPPINESS5神無月紗羅 E-mail URL2/20-01:00
記事番号8839へのコメント

そして辺りに和やかな雰囲気が戻り、あたしはレナの横へと腰を下ろす。

「それで、レナは何を食べたの?」
「えっとねぇ、このスペシャル定食!すっごく美味しかったよ♪」
「それじゃ、あたしも同じの」

他愛もない会話に穏やかな微笑み。それでも──
少しでもゼルの声が聴きたくて耳を澄ます。姿が見たくて意味もなく辺りを見回す。
馬鹿な事をしてる、って自分でも思う。
そう。もう今更、どうしようもない事だと分かっているのに・・・。

「・・・ナ、リナ?」
「──え?あ、ごめんレナ。なに?」

レナの声にふっと我にかえる。

「リクエスト!」

元気よく応えるレナのその隣にはいつのまにかレイスが座っていた。

「レイス、あんた何をレナに吹き込んだの?」
「吹き込んだ、なんて人聞きの悪い事いうなよ。
ただ、このレナちゃんがお前の歌を聞いた事がないっていうからさ。
せっかくここまできてゼフィーリアの歌姫、リナ=インバースの歌を聞かないなんてもったいないって言ったんだ」

悪びれもなくニヤニヤ笑いならが説明するレイスの横には、期待で目をキラキラさせるレナの姿。
・・・これは逃げられそうにないっか。
半分あきらめに似た気持ちで、あたしは苦笑するとレナに問いかけた。

「何が聞きたいの、レナ?」

そう聞いたものの、考えてみればレナが曲名を知っているはずもなく。

「俺的には「眠れない夜は」がお勧めだな。リナの性格を一番よく現してる歌だぜ」
「ちょっと、レイス!?」
「じゃ、それ!」

止める間もなくレナが頷いた為、あたしはレイスを軽く睨むだけでとどめた。

「後で今の言葉、きっちり説明してもらうわよ?」
「ああ、ワインを用意して待ってるよ」
「仕方が無いわね。ブランデーで手を打ってあげる」

軽口を叩きながらピアノへと向かう。
しかし・・・背中に突き刺さる視線に振り返る事は出来なかった。



「すごお・・い」

ただただあたしは感嘆のため息をつく。
リナが店の片隅におかれたピアノの前に座り、そして歌いだした瞬間──店から全てのざわめきが消えた。

どこまでも、どこまでも透明で透き通ったその声。

多くの人が目を閉じ、その歌声に耳を傾けている。
ぽろん・・・とピアノから音が零れ落ち、そしてリナはふっと微笑んだ。

「気に入ってくれた、レナ?」
「うんうんうんうんっ!!」

思わずぶんぶん首を振る。
凄いと思った。自分も同じ声を持っているけど、それでもきっとこんな風には歌えない。

リナにしか、歌えない・・・歌。

「リナ姉ちゃん、次はあの歌!」
「あ、ずるい。私の方が先だよぉ」

親に連れられてきたのだろうか、子供がリナを挟むように左右に陣取り次の歌をリクエストしている。

「あらら、取られちまったな」
「リナを一人占めになんか出来ないよ」

レイスの言葉に、ふふっと笑って答える。
子供たちに向けるリナの優しい笑顔。そう、あたしの見たことのない・・・

「あーあ、なんか置いてかれた気分だな」
「ん?」

不思議そうな顔を向けるレイスにあたしは小さく笑った。

「だってリナって凄く綺麗になってるんだもん。あたしにはあんな深くて優しい笑顔、出来ないよ」
「・・・確かに・・な」

再び歌い出したリナの、その姿を見つめるレイスの瞳は限りなく優しくて。

「変わったよ、あいつは。
俺はガキの頃から一緒に育ったから、余計にそう感じるのかもしれないけど。
本当に・・・綺麗になっちまった」

眩しげに細められたその瞳。

「レイス・・・?」
「──お、わりぃ。
らしくもねえ感傷に浸っちまったな」

明るくおどけるレイスに微笑みを返す。でも・・・なんとなく判ってしまった事。


──レイスはリナのこと・・・


リナが歌い終えたのか辺りから喝采が起こる。

「お姉ちゃん、次は私の番だよぉ」
「はいはい。わかってるって。どの歌がいい?」
「あのね、私が一番好きな歌。『GLORIA』が聞きたい!」

女の子が元気よく答えたその瞬間、リナの表情から微笑みが消えた。

──どうしたの?

そう問い掛けようとした瞬間

「おい、リナ。ルナさんが呼んでるぞ」

レイスのその言葉にリナがほっとしたように立ち上がる。

「ごめんね、今日は見逃して。代わりにジュースおごってあげるから、ね?」
「ほんと?やったぁ♪」

喜ぶ女の子の頭を撫ぜ笑うと、そのまま店の奥へと姿を消すリナ。

その姿はまるで、何かから逃げるようで──

「ねぇ、レイス?今・・・」
「ん?どうかしたか?」

どこか釈然としない気持ちにレイスを見る。でもレイスの表情は何も変わらなくて。だから・・・

──気のせい・・・だよね?

             to be continued・・・

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8857Re:HAPPINESS5きょん太 E-mail 2/20-02:21
記事番号8855へのコメント

こんにちは。

いきなりですが、とうとう、続きが本格始動!!ということでしょうか?
うれしいです!!!
いやもう、ようやく胸のつかえが降りる心地です。

しかし、リナちんはやはり、なんでも出来るタイプなんですね。
歌姫とは・・・。詩的と言うか、ロマンティシズムに溢れていていい感じですね。
で、リナが歌わずにいた「GLORIA」ですが、どんな歌詞なのか凄く気になります!(月並みな質問ですみません・・・)
このお話の続きの中で、出てくるんでしょうか?
個人的には、是非歌詞が知りたいです!

何かと、お忙しいとは思いますが、頑張って下さい。
続き、楽しみにお待ちしております!!!
それでは、この辺で失礼します。


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8883Re:HAPPINESS5神無月紗羅 E-mail URL2/24-23:31
記事番号8857へのコメント

ども、最近は良く遊んで頂いてありがとうございます♪
新作はお約束どおり捧げさせて頂きました☆

>いやもう、ようやく胸のつかえが降りる心地です。

さて・・・
更新の遅いあたしですから、まだまだ胸のつかえが解消する日は遠いと思いますよ?
生殺しみたいな(爆)

>で、リナが歌わずにいた「GLORIA」ですが、どんな歌詞なのか凄く気になります!(月並みな質問ですみません・・・)
>個人的には、是非歌詞が知りたいです!

補足説明を作りましたのでそちらをご覧ください。
良い歌ですよ♪

これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。
ね、先輩(笑)

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8862待ってました〜にゃら E-mail 2/20-15:26
記事番号8855へのコメント

こんにちわー。にゃらです。

「HAPPINESS5」の文字を見てすっごく嬉しくなってワクワクしながら読ませていただきました。

「眠れない夜は」は一体どんな歌なんでしょうか?レイスくんがリナちゃんの性格を表してるって言ってましたが・・・暴れるような曲なんでしょうか?(笑)
そっちの歌も気になりますが、やっぱり「GLORIA」!こっちの方が気になるでしょう!
リナちゃんの顔から微笑を消してしまうほどリナちゃんにとっては辛い歌なんでしょうか?
あぁっ!気になります!

あとレイスくんも気になるし・・・これから彼がどう関わってくるんでしょうか?
――そういえばレイスくんの素性が知りたいです。外見とかリナちゃんとはどういうふうに関わっていたのか・・とか。あ、もしかしていずれわかりますか?

本当に続きが気になります。
是非頑張って書いてくださいね。


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8884Re:待ってました〜神無月紗羅 E-mail URL2/24-23:42
記事番号8862へのコメント

ども、感想ありがとうございます♪

レイス君、なかなかカッコイイでしょ?
最近のお気に入りです(笑)
「眠れない夜は」は、なかなかに激しい歌です(笑)
機会があればぜひ聞いて見てくださいね♪

それでは、頑張って続きを書きますので
見捨てないで頂けるとありがたいです♪

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8868補足説明神無月紗羅 E-mail URL2/21-23:53
記事番号8839へのコメント

皆さんこんばんにゃ☆
今回はお話の続きではなく、前回出てきた歌の歌詞です。
「眠れない夜は」はアルバム『スレイヤーズえくすとら@』に、「GLORIA」はシングル『Reflection』のカップリング曲でアルバム『スレイヤーズG(ぐれーと)』にも収録されております。
めぐさんの曲はどれもいい曲ばかりで、あたしは大好きです(^^
みなさん、機会があればぜひ聞いてくださいね♪

以下が「GLORIA 〜君に届けたい〜」です。
「眠れない夜は」はまた今度という事で(^^;


    GLORIA 〜君に届けたい〜
                   歌:林原めぐみ



欠けた夢、戸惑う胸…
傷つく度もたれた
君の心に この愛を重ね
聞かせたいよGLORIA


Speed上げて 二人を乗せた地球(ほし)が
回り続ける でも追いついて見せるよ
一人ぼっちじゃ めくれない
ページも君と 一緒なら
早くその先、知りたい
Days 過ぎ去った

悔しくて せつな過ぎて
切れない電話をして
君の瞳に 映った自分が
安らぐまで話してた
キュンとなる程 何も聞かず
抱きしめてくれた日に
「Thank you」(きもち)の代わり
心に誓った 届けたいよGLORIA


ボロボロの夜 明日(あした)への鍵も無く
震える肩に そっと声掛けてくれた
一人ぼっちじゃ 重すぎる
扉も君と 一緒なら
軽く開(ひら)いてしまうよ
Days 不思議だね

優しくて 愛(いと)し過ぎて
帰れず朝になって
君の瞳に 映った自分が
一番スキでいられた
「希望」は決して 死にはしない
永遠のエンブレム
照り返す陽に 翳(かざ)して歩けば
遠くないよGLORIA


悔しくて せつな過ぎて
切れない電話をして
君の瞳に 映った自分が
安らぐまで話してた
零れてく夢 戸惑う胸…
傷つく度もたれた
君の心に この愛を重ね
聞かせたいよGLORIA

----------------------------------------------------------------------

この曲を聞くたびに切なくなります。
だってめちゃくちゃゼルリナっしょ!?
あたしの中では、リナがゼルを想って歌ってる歌なんですよ。

だからこそ、歌えなかった。

ゼルとレナの前で、ちゃんと歌いきる自信がなかったのです。
ちなみにレイス君はリナの想い人がゼルである事は知りません。
ただ、リナのその微妙な表情の変化に気が付いて、とっさにフォローした訳です。
レイスってば・・・いい奴(^^
レイスはリナより一つ年上で髪は赤毛(←趣味(笑))
リナの家の近くに住んでいます。同じ剣術道場に通い良き仲間であり良きライバルであったわけですね(^^

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8882HAPPINESS6神無月紗羅 E-mail URL2/24-23:25
記事番号8839へのコメント


「──こんな所にいたのか」

不意に背後からかけられた声にあたしはゆっくりと顔を上げた。
月明かりが屋根に長く影を落とす。

「・・・レイス」

魔法も使えないのにどうやって屋根の上に登ってきたのか。そこにいたのはレイス。
すたすたと危なげもなく屋根を渡ると、彼はすとんと横に座った。

「ほら、約束のワインだ」

そう言って悪戯っぽく笑う。
その手にあったのはワインボトルと2つのグラス。

「月を見ながらグラスを傾ける、ってのも洒落てるだろう?」
「ブランデーって話じゃなかったっけ?」

軽口をたたきながらあたしはグラスを受け取った。
店の中の喧騒がまるで嘘のような、静寂。でもそれは決して冷たい物ではなくて。

「乾杯」

カチン、とグラスをあわせる。

「さっきは・・・ありがとね」
「なんのことだ?」

わかっているはずなのに、それでも。
問い詰める事もせず、ただ笑ってくれる。その優しさが今はただ、ありがたかった。

「店の奥に入ったら姉ちゃんに『邪魔だ』って追い出されちゃったわよ」

軽く睨むと静かな微笑みが返ってきて。

「・・・・・・レイスってガウリイに少し似てる」

ぽつりと、呟く。
その眼差しも。その微笑みも。何かあるごとに重なる面影。

「旅してた時の仲間か?」
「そう。まぁ、レイスよりも後に知り合ったんだから、ガウリイが似てたのかな?」
「俺みたいにいい男がそうそういるとは思えないけどな」

そう言って肩を竦めて見せるレイスに、くすりと笑う。

「──で?
どんな所が似てるんだ?」
「そうね。
例えば、剣の腕が立つとか、変なところで感が鋭いとか。・・・あたしを甘やかすところとか」

レイスの視線から逃れるように、あたしは空を仰いだ。
漆黒の闇に、ただ一つ浮かぶ欠けた月。まだ・・・月は満ちない。

「お前が不器用すぎて見てられないだけだよ」
「・・・どこが?」
「そうだな。
例えば、どんな状況でも逃げないとか、誰にも弱みを見せないとか。・・・泣きたい時でも笑うところとか」
「・・・・・・」
「──ま、俺もあんまり人の事は言えないけどな」

沈黙を返す事しか出来ないでいるあたしに、レイスはそう言うと小さく笑った。

「俺でよけりゃ、いつでも胸を貸すぜ?」
「──ありがと。その言葉だけでも、もう十分だよ」

そう言って・・・笑う。
きっとゼルのことで泣くときには、あたしは声を出せない。
声を出したら、死ぬまで泣き続けてしまいそうだから。

「あたしは・・・大丈夫だから」
「──わかった」

ぽんっと、大きな手が軽く頭を撫でる。暖かな・・・手。

「じゃ、俺は先に戻るな」
「・・・うん」

俯いたまま、頷く。
そして遠ざかる靴音。消える温もり。

「──ごめん・・ね」

呟いた言葉は、届く事なく宙に散った。


                 TO BE CONTINUED・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こんばんわ、神無月紗羅です。
やってきました第6段!
今回はまったくの書き下ろしです。書き溜めたストックが切れたので(笑)
最初はちょい役だったはずのレイス君がどんどん出てきて、「・・・あれ?」みたいな(^^;
でもかなりお気に入りです。良い男だわ。惚れそうだ(爆笑)

今後。。。
真剣分かんないです。
このままレイスとくっついた方がリナにとって幸せなよーな気が・・・?

ま、それはその場の気分次第という事で(核爆)


最後に。
この「HAPPINESS6」は尊敬するきょん太先輩に捧げさせて頂きます(ぺこり)

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8885Re:HAPPINESS6きょん太 E-mail 2/25-00:40
記事番号8882へのコメント

ありがとうございます〜〜!
第一声はもうこれしかないですね。
他に言いようがない。
私などに捧げていただき光栄でござります。

うーーむ。前回辺りから思ってたんですけど・・・
レイス君、ナイス・ガイだ!(映画のタイトルだな、こりゃ)
やはり、オトコはこうでないと!!
紗羅さんの言う通りリナ、レイスとくっついた方がいいと思いますねぇ。この状態だと。(・・・・ホントに私はゼルリナなんだろうか?)
レイス君は、なんだかんだ言っても、大切にしてくれるでしょうし。なにより、ゼルよりは女心を分かってそうだし・・・・。
それに、レナにも幸せになって欲しいですしねー。
なんて、言いつつやはり最後はゼルリナだな・・・と願ってもいる我侭モノです。
なんにせよ、ALLハッピー!!これにつきますね。
とりとめのない感想ですみません。
何かと、忙しいことと思いますが頑張って下さい。
次回作、楽しみにしています。

きょん太

PS
「先輩」の単語を見た時は、パソ子の前で突っ伏しました。忘れてなかったのね・・・。

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8913先輩(はぁと)神無月紗羅 E-mail URL2/28-23:45
記事番号8885へのコメント

ども、いつも感想ありがとうございます♪

>ありがとうございます〜〜!
>第一声はもうこれしかないですね。
>他に言いようがない。
>私などに捧げていただき光栄でござります。

いえいえ♪
お昼休みにあたしなんかに掴まったばっかりに
こんなものを捧げられてしまって。。。
ご愁傷様です(笑)

>うーーむ。前回辺りから思ってたんですけど・・・
>レイス君、ナイス・ガイだ!(映画のタイトルだな、こりゃ)

でしょー!
あたしもそう思います♪

>紗羅さんの言う通りリナ、レイスとくっついた方がいいと思いますねぇ。この状態だと。(・・・・ホントに私はゼルリナなんだろうか?)

・・・いや、それを言うなら書いてるあたしは
本当にゼルリナなのか?(滝汗)

>なんて、言いつつやはり最後はゼルリナだな・・・と願ってもいる我侭モノです。
>なんにせよ、ALLハッピー!!これにつきますね。

これを・・・・・・どうすればALLはっぴーになるのか・・・
だれか教えてください(汗)

>PS
>「先輩」の単語を見た時は、パソ子の前で突っ伏しました。忘れてなかったのね・・・。

もちろんです☆
これからもよろしくお願いしますね。先輩(はぁと)

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8886きやは!!ええ話!セラフィーナ E-mail 2/25-01:50
記事番号8882へのコメント

神無月紗羅さんお話最高でしゅわ!


>最初はちょい役だったはずのレイス君がどんどん出てきて、「・・・あれ?」みたいな(^^;
>でもかなりお気に入りです。良い男だわ。惚れそうだ(爆笑)
>

たしかに、、、
でもカッコいいからいいや。私もレイス好きです、つぼにはまるキャラ。

>今後。。。
>真剣分かんないです。
>このままレイスとくっついた方がリナにとって幸せなよーな気が・・・?
>
>ま、それはその場の気分次第という事で(核爆)
>

うみゅ、やっぱり、リナは幸せになって欲しいわ。

第7話期待して待ってます!
神無月紗羅さんのお話っていつも良いんですもの!待ってま〜す。

短くいコメントですいません。

セラフィーナ

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8914ちす!神無月紗羅 E-mail URL2/28-23:59
記事番号8886へのコメント

こんちわ☆
いつも感想ありがとうです(^^

>神無月紗羅さんお話最高でしゅわ!

そう言っていただけると・・・もう泣いちゃうくらい
嬉しいです、感激です!!!(><

>うみゅ、やっぱり、リナは幸せになって欲しいわ。

ですね。
基本はやっぱりリナが幸せ☆
うん、それを忘れちゃいけないな・・っと。

>第7話期待して待ってます!

今頑張って書いておりますが・・・
進行度は45%くらいです(^^;
はやぃアップできるようがんばりますねぇ♪

>短くいコメントですいません。

いえいえ。書いて頂けるだけで嬉しいです(^^
テスト、頑張ってくださいね♪