◆−誰か読む人いるかな?(ルークリナ)−ながれ(7/11-11:03)No.7211
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 ┗うっわー・・・−る〜ら(7/15-07:20)No.7227
  ┗Re:うっわー・・・−ながれ(7/17-17:47)No.7236


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7211誰か読む人いるかな?(ルークリナ)ながれ E-mail URL7/11-11:03


こんにちわ、流です。
今回、なぜかルークリナをこちらでUPさせていただきました。
他にこのカップリングにはまってる人がいるかなぁと(笑)
よろしければ、感想お聞かせください。

Bad Girls

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       軽くキスを交した アイツは恋人な訳じゃない
       スリル好きは生まれつき ふと逆なでする孤独の中

ミリーナって、なんで俺に振り向いてくれねぇんだろ・・。

ゼルってどうしてあたしの気持ちに気づいてくれないのかな?

いつのまにか教室には、あたしとルークだけが残っていた。夕日が窓から差し、あたしたちを照らし出す。
赤く・・赤く・・。
長い影が2つ、次第に1つに重なり出す。
別に好きなわけじゃない。
お互いに慰めあってただけ。
どちらかが最初というわけじゃなかった。
なんとなく・・かな?
でも、片想い同士なんてちょっと格好悪いね。

いつもの教室で、いつもの風景。
これがないとなんともすっきりしないのよね。
「お前も少しはミリーナを見習ってだな・・色気ってもんを・・」
「やかまひぃぃぃぃ!!」
どがばぎぃぃぃ
「またか・・」
「・・・」
あたしのコークスクリューがルークのあごに見事に決まる。うーん、われながら見事。
あぁ、すっきりした。
「ミリィナァ・・・」
すがるような目でミリーナを見る。
「関係ありません。今のはあなたが悪いんですよ?」
あいかわらず冷たい言葉。すいっとミリーナはあたしの肩に手を置く。
「リナさんは十分女の子ですよ?」
「あたりまえでしょ!」
思わずミリーナに突っ込む。
「リナさんは、これでリナさんなんです」
・・ん・・まぁ、誉められてるような、けなされてるような・・。
「確かにおとなしいリナなんて全然想像つかないですね」
あぁ、アメリアまでぇぇぇ!
「あぁ、そうだな。今のリナだからリナなんだよな」
う゛・・。ゼルに言われると・・
「お、やっぱり好きふぁふぁふひひはへふほ・・」
即座にあたしはルークの口の中にハンカチを突っ込む。・・あぁ、もったいない、あたしのハンカチさん。
ルークと違ってあたしはゼルに気持ちを伝えてないのよっ!
多分「好きなやつにいわれると何も言えないな」とか言おうとしたんでしょうけど・・。
「げほっ!なにすんだ・・」
「変なこといったら・・・分かってるでしょうね・・・」
にっこりとルークに笑みを浮かべる。・・が、目は笑ってないだろう。
こくこくこく・・と首振り人形と化すルーク。
分かればよろしい。
「でも、喧嘩するほど仲がいいんですよね、ミリーナさん」
「そうね。」
「ま、こいつらのこういう姿見ないと、一日が始まらんしな」
誰が誰と仲がいいように見えるんだか・・・。
「ミリーナ!誤解しないでくれよぉ!俺が愛してるのはミリーナだけなんだぜ」
また始まった。
「どっちかっていうと、こいつのミリーナ愛してる宣言聞かないと一日が始まらないと思うわ。」
あたしが漏らしたつぶやきに、アメリアとゼルが同意する。
あいかわらずミリーナは冷たくルークを交わす。
でも、ミリーナが同意したら・・?
淋しい・・・・・・・・・
はっ!あたしってば、何を思ってるんだろ。淋しいわけないじゃない。そうよ、片想い同盟(?)が一人減るだけで・・。そういう意味よ。
「リナ?先生来たわよ、どうしたの?」
いつのまにかフィリア先生が教室に入っていた。
あたしはすぐさまわれにかえって、席に戻る。
ホームルームが始まっても、なぜかあたしはルークのことが頭から離れなかった。

あたしはゼルが好き。
そして、ルークはミリーナが好き。
ゆるぎない真実なはずなのに・・なんであたしはこんなに考え込んでんだろ?
お昼休み、あたしはなぜか屋上で一人、お弁当を食べていた。
なんとなく、みんなの輪に入りたくなかったから。
「何してんだ?こんなところで」
ふと上を見上げると、ルークがあたしを見下ろしていた。
・・今一番会いたくない奴だったのに。
あたしの考えをよそに、すとんと隣に座って、自分のお弁当を広げ出す。
「どうしたのよ、ミリーナ命のあんたが。」
「いや、なんとなく・・。あ、そうだ、これ、返すよ。」
取り出したのは、あたしがルークの口の中に突っ込んだハンカチ。
こんなもんいるかぁぁぁぁぁ!!
「いらないわよ、汚い。自分で捨てといて。」
「き、汚いってお前・・。自分でやっといてそりゃないだろう。」
無視して、お弁当を食べる。
「お前の弁当っていつ見てもうまそうだよなぁ・・。」
どきん!
あたしが戸惑っている姿を見て、ルークが箸を伸ばすと、とっておきの卵焼きを奪う。
「あぁぁぁぁ!あたしの卵焼きぃぃ!」
叫びもむなしく、大事な卵焼きはルークの口の中へと収まってしまった。
「んぐ・・・。うまい。これ誰が作ってんだ?」
「あたしに決まってるでしょ?」
「ふぅん。今朝言ったこと撤回するよ。」
今朝?はて。なんだっけ。
不思議そうにルークを見つめるあたしに、ふいと視線をはずすと、ルークは空を見上げる。つられてあたしも空を見る。
透き通った青空。
さわやかな風があたしたちを包み込む。
「お前もやっぱり女なんだな・・と思ってさ」
どうやらあたしの料理は、彼のあたしへのイメージをUPさせたらしい。さすがリナちゃんですね♪
「当たり前でしょ?ふふん、見なおしたか。」
「・・・そういうとこがなけりゃな。ま、お前らしいか」
あたしたちは顔を見合わせて笑う。
「でも、あたしの卵焼きを食べた罪は重いわよ・・。」
「うーん。うまかったからいいじゃねぇか。・・そうだ。」
突然箸を置いて、あたしに向き直り・・・突然キスをする。
「うぅん・・・!」
侵入してきた舌があたしの口内を舐めまわす。力が抜けて、箸がぽろりと落ちる。
口の中に、甘い卵焼きの味が広がる。
「んはぁ・・」
「な?味見はできたろ?」
どぐぅぅぅ!!
あたしの肘が見事にルークのわき腹に決まる。
「突然なにすんのよ!あんたわ!・・この間で・・終わりって言ったじゃない!」
「あだだ・・・。いいじゃねぇか。減るもんじゃないし・・。」
わき腹を押さえてうめきながらもぼやくルーク。ちっ!力加減弱すぎたか!
「それに、あんたとのキス、結構好きになっちまってね。」
ぼっ!
なぜか顔が一気に火照る。
結構、凄いこと言ってるぞ、ルーク。
「だから・・これからもいいよな?」
再び、顔が近づく。
なぜかあたしはそれをそらさず、目をつぶる。

      どうにかなるんじゃない? 冗談言いながら

風が吹く。
あたしたちを包み込む。

       胸の奥のナイフ 研ぎ澄ませよう

恋人なわけじゃない。片想い同士なだけ。同情のキスなだけ。
でも、片想いの相手が変わりそうだわ・・。
それはまだ内緒にしとこう。
あたしに振り向かせるまで・・・内緒にしとこう。

あたしとルークが想いを通じ合って、周りを驚かせたのはまだまだ先の話。
FIN
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以上です。
これがまた、難しかったけど、新鮮でおもしろかったです。
しっかし、ルクミリの人には殺されそうだなあ(汗)


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7212ふふふmiyuki E-mail 7/11-23:02
記事番号7211へのコメント




私がいる!!!!
 くくぅ!ルクミリには殺されるけど(断言してるし・・・)
 リナ受けリナ好きリナラヴの人の心はがっちりとキャッチしたぜ!(笑)
 

 んじゃ、なーちゃん、またね〜

                        BY  miyuki



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7227うっわー・・・る〜ら E-mail URL7/15-07:20
記事番号7211へのコメント


こんにちは。はじめまして。<(_ _)>

なんか、ルークとリナってなんか変な感じだなぁ。
でも、すっごい良かったです。
こんな所に相川七瀬さんの曲が出てきて・・・ (;^_^A アセアセ
それがなんかあっててもっと良かったです。
短いですけどごめんなさい。

では。

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7236Re:うっわー・・・ながれ E-mail URL7/17-17:47
記事番号7227へのコメント

> こんにちは。はじめまして。<(_ _)>

こちらこそ、はじめましてです。感想ありがとうございました。

> なんか、ルークとリナってなんか変な感じだなぁ。
>でも、すっごい良かったです。

やっぱり、変ですよね(笑)
良かったと言われると助かります。

> こんな所に相川七瀬さんの曲が出てきて・・・ (;^_^A アセアセ
>それがなんかあっててもっと良かったです。

よくわかりましたね、曲。誰もわかんないだろうな、と思ったんですけど(爆)
曲聴いて、創作思いついたので。私はそういうパターンが多いんです。
HPにある創作のほとんどがそうですし(笑)

>短いですけどごめんなさい。
>
>では。
いえいえ、感想書いていただけただけでも嬉しいです。
ありがとうございました。
お暇なときにでも、HPにいらしてくださいね♪