◆−楽しければいいじゃないっ!X(終)−葉夢(6/10-05:19)No.7033


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7033楽しければいいじゃないっ!X(終)葉夢 E-mail 6/10-05:19


   やあやあど〜も! 葉夢なのだ!!
   やぁっと書きます『X』! いっや〜間が長かった〜(-_-;)
   もう、読んでくれる人いないかも……(ツリー落ちたし……)
   な、なにはともあれ、いきましょう!!
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『それでは、新任先生の紹介にいきたいと思います』
 ――新任先生……あたし達の学園には毎年の入学式に、新しい先生が入ってくる。
 なんせ生徒数が多いのなんのって……数える気も起きないほどである。
 以前、フィリア先生に聞いた事があった。この学園に生徒は何人いるのか――と。
 しかし先生は、よけいな事は知らなくっていいのよ、とかなんとか言ってどっかへ去って行ったのだ。
 以来あたしはそのことは口に出さないようにしている。
 でもこれがまた楽しいんだな。個性あふれる先生が毎年入ってくるからね。
 ……だからこの学園変なんだ……
『えぇ〜今年は……ああ、お一人だけですね。では新任先生、前の方へ……』
 ひとり?
「へぇ〜めずらしいわね。ひとりなんて……さぁって、どんな――」
「あああああっ!! あなたっ!!」
 ……へ……?
 あたしの独り言は突然の叫びによって中断された。
 ざわ……ざわ…ざわざわ……
 だんだん講堂内がざわついてきた。
 一体何なの?
『み、みなさん! し、静かに! 静かにして下さいっ!』
 司会のおっちゃんが必死で声をかけているが、こうなってはそんなもので騒ぎがおさまる訳がない。騒ぎが大きくなるだけである。
『ちょっ! どうゆう事なんですかっ!? フィリア先生っ!!』
 そう……さっき声を上げたのは他でもない。フィリア先生だったのだ。
 先生はツカツカ音を上げて早足で歩き、舞台の上にあがった。その視線の先には新任の先生。
 そこで先生はズビシィ! と新任先生を指差し叫ぶ!
「なぜあなたがここにいるのですっ!? ――ゼロス!!」
 ゼロスと呼ばれた新任先生はニッコリ笑みをつくり――
「先生だからに決まってるでしょう?」
 当たり前のことを言う。う〜ん、確かにその通りだが……
「だからって、なぜこの学校なの!? 他にもたくさんあるでしょう!?」
「そんなの知りませんよ……」
「だいたいねぇ、あなたは昔っから――」

 この言い合いはその後、2時間続いた……

「――まぁったく、とんでもない入学式だったわよ……」
「ほんとですね……」
 あたしの声にうなずくアメリアにはまだ疲労の色がみられる。
 う〜ん……やっぱしきつかったかぁ〜
「それにしても、先生ってば遅くない?」
 今あたし達は、フィリア先生が戻ってくるの教室で待っているのだ。
 が、先生は現れない……
「それなら――当分はこれないな」
「なんで言いきれんの?」
 あたしは振り返り、窓の外を覗きながらしゃべるゼルガディスに問いかけた
「――あれだ」
 ゼルはある一点を見つめたまま言った。その先には、ゼロス先生とフィリア先生がにらみ合ってる光景があった。
「さしずめ、今から大乱闘、って感じだろうからな……それが終わるまでこれんだろう」
「ふむ……なるほどねぇ」

 それから数秒間もたたないうちに、大乱闘が始まった。
 二人の周りは黒山の人だかり。野次馬魂見え見え。って、あたしも3階の窓から見てんだけど……っまぁ、ンなことはどーでもいいわ。
 その後、3時間闘っていたらしい。
 闘いが終わり、ズタボロに汚れて、フィリア先生は戻ってきた
 はぁぁ。これからどうなるのかなぁ?
 ま、いっか♪ 楽しいしっ♪

                ―― END ――
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   いやぁ〜終わった終わった。これが最終回です。
   中途半端な終わり方〜。無理やりきっちゃったモンで……(^_^;)
   だからですね、実はこの後も『たのけれシリーズ』として続けようかなぁ〜  なぁんて思ってる次第です。
   まぁ、あくまでも予定ですので^^;
   それでは! また会えることを願いつつ――