◆-あう〜、お久しぶりです-珠波 雅璃愛(12/26-14:58)No.5829
 ┣読んで下さる方いらっしゃるんでしょうか?-珠波 雅璃愛(12/30-05:47)No.5861
 ┃┣Re:読んで下さる方いらっしゃるんでしょうか?-理奈(12/31-05:50)No.5866
 ┃┃┗Re:読んで下さる方いらっしゃるんでしょうか?-珠波 雅璃愛(1/1-02:49)No.5881
 ┃┃ ┗↑タイトル、入れ忘れてましたね。すみません-珠波 雅璃愛(1/1-03:40)No.5883
 ┃┗↑の前日譚というか何というか・・・・・・-珠波 雅璃愛(1/6-00:03)No.5919
 ┃ ┗ひゃーー-理奈(1/8-11:32)No.5973
 ┗Re:あう〜、お久しぶりです-庵 瑠嬌(12/31-19:43)No.5877
  ┗ありがとうございました-珠波 雅璃愛(1/1-03:36)No.5882


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5829あう〜、お久しぶりです珠波 雅璃愛 12/26-14:58


 えーと、お久しぶりです。この話実は、知人のコピー本に載っけてもらう予定だったんですが、印刷担当の奴にぼつられてしまったんです。

 といういわけで、お目汚しな駄文ですが。

 NOSTALGIC DREAM


  The north wind doth blow,
  And we shall have snow,
  And what will poor robin do then?
   Poor thing.
  She’ll sit in somewhere,
  And keep herself warm,
  And hide her head under her wing.
   Poor thing.
 

---・・・ナ・・・・・・リナ・・・・・・・・・

 遠くから・・・・遠くから声が聞こえる・・・・・・
 もう・・・・・・・帰ることのできない・・・・・
 幼い頃からの呼び声が・・・・・・・ 



 「・・・・ナ・・・リナ・・・・どこにいるの・・・?・・・リナ?」
ゼフィーリアの森に響く涼やかな声・・・一人の少女--声の主の大切な妹--を捜す声が聞こえる。

それから程なく・・・

 「ここよ、ルナ姉ちゃん・・・どうしたの?」
 一人の愛らしい少女が、声に応えて駆けてくる。
 「こんなところにいたの、リナ。探してたわ。」
彼女は少女を見、そう言って柔らかに微笑んで軽く彼女の豊かな栗色の髪をなでた後、
 「ねえ、リナ・・・・・目をつぶって黙ってついてきてくれない・・・?」
 「え・・・・?でも・・・これから・・・・・・・・」
その台詞に、軽く戸惑う少女に対して、彼女は、
 「大丈夫よ。・・・。それとも・・・なぁに?私の頼みが、聞けないって言うの・・・?」
そう言い、微笑みかける。しかし、彼女の瞳は、明らかに笑っていない。そんな彼女に少年は、血の涙を流しながら、従うしかなかったのだった・・・。

 「ねえ・・・もう目を開けてもいい?姉ちゃん?」
 「うーん、もうすこし。もう少しだから。」
 その後、十五回ほど同じ会話を繰り返してから、ルナは、
 「もう、目、あけてもいいわよ、リナ。」
言った。

 「うっ・・・うわー!!」
目を開けた瞬間、リナの口から最初に漏れたのは、感嘆の声だった。
視界に広がる見事な雪景色、テーブルの上のご馳走、美しく飾られた常緑のもみの木。
 「ねっ・・・ねえ、姉ちゃん?何、これ!?」
初めてみる見慣れない光景に、興奮を隠せない様子で、隣にいる自分の姉に尋ねる。そんな少女に対して彼女は、
 「異朝の国では、この日をこういう風にお祝いするそうよ・・・・何でも・・・『クリスマス』と言うんですって。」
簡単に説明してやる。しかし、少女は、
 「へぇー」
もうすでに、心ここにあらずと言った感じで、ひたすらツリーに魅入られていた。ルナは軽く苦笑いして、
 「さあ、早く食べてしまいましょう。せっかくの料理が冷めてしまうわ。」

 そうして、たった二人のパーティーが始まった。

 「ねえ、これ、ほんっとーに全部、姉ちゃんが作ったの?」
 「ええ、そうよ。」
 「ふーん」
 なんだかんだ言っても少女も、育ち盛り。目の前にご馳走があれば、やっぱり花より団子、美しいツリーよりも、ご馳走の方に目がいったとしても、仕方がない。喋りながらも、パイやクッキーを口に運んでいる。
 「それにしても、こんな冬場によく色々作れたよね、特に、このキドニーパイとか、ミートパイ。材料とか、どうしたの?」
 「え・・・?・・・さあ?・・・知りたい?」
 「えっ・・・?べっ・・・別に。」
彼女の返答に何か、聞いてはいけないものを聞いてしまった気がして、リナは黙ってしまう。
 その後、何となく気まずくて、しばらく、黙々と用意された料理の数々を食べていた少女は、ふと、さっきから変わらない、姉の様子を不審に思い声をかけた。
 「ねえ・・・姉ちゃん・・・どうして・・・何も・・・食べないの・・・?」
その問いに、彼女は、軽く伏せていた顔を上げて
 「・・・・・・どうして・・・だと思う・・・?」
 「えっ?」
少女の不思議そうな声に、『ルナ』は、にんまり微笑み・・・
 「だって・・・・」
そう言った彼女の後ろに、闇がわだかまって 
「ねっ・・・・姉ちゃん・・・・?・・・・」
少女がかけた、怯えを隠せない声など聞こえないかのように、『それ』はだんだんと、闇を取り込んでいく。そして、彼女だったものは・・・・確かに人の形ではあろう・・・・・・・しかし、明らかに人とは異質のもの・・・・魔族の青年となっていた・・・・
 変わり果てた『少女の姉』は、もう一度口を開き前と変わらない、涼やかな声で続ける。 
 「だって・・・・・・『私』にそんなもの必要ないでしょう・・・・?」

 そう言った『彼』の後ろには、幾つかの肉のかたまりが落ちている。どれも、元は人であったのであろうが、今は。頭を残してほかに、元の姿などわかるような部分など残っていなかった。
 『頭』は、少女-リナ-にとって、確かに知らない顔だったはず・・・それなのに、やけにすんなり、言葉は出てきた・・・・・・
 「・・・・ガウ・・・・・リイ・・・・?・・・アメ・・・・リア・・・・?・ゼ・・・・・ル・・・?・・・して・・・?・・・どうし・・・て?」
 「ねえ・・・お仲間のお肉は・・・美味しかったですか?・・・リナさん?」
 「えっ・・・?」
少女の口からは、信じられないといった風に、声が漏れた。
 
 「う・・・嘘・・・・・・・・・・・・・・・・嘘でしょう・・・?」
救いの手を求めるが、誰も応えてはくれない。
 
 「いやーーーーーー!!!」
冬の灰青色の空に 少女の声が消えていった・・・・・・・・・・・

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

 「・・・・さん・・・・?・・・・リナさん?・・・・リナさん!!」
 「えっ・・・?ここ・・・・・は・・・・?」
 「???・・・どうし・・・たんですか、リナさん?うなされてたみたいですけど・・・・?変な夢でも見たんですか?」
 「ゼロ・・・・・ス?・・・・・・・どう・・・・・・し・・・・て?」
 「『どうして』と言われましても・・・・・・貴女が熱で倒れてしまいましたから、こうして看病してるんですけど・・・・・・・・・・。どうしたんですか、本当に?」
 「夢・・・見てたの・・・・昔の・・・・」
 「夢・・・ですか?・・・・・・・・きっと、熱のせいですよ・・・・・・ゆっくり休んだ方がいいです・・・・。皆さんも心配していらっしゃいましたし。」
 「そう・・・・ね・・・・そうよね・・・・・・」
 「ほんっと、人騒がせな人ですね。とりあえず、僕も皆さんも下にますから。何かあったら呼んで下さい。それでは、おやすみなさい、リナさん。」
 「ええ・・・・・・・・」
 
 「あれ・・・・もう、ゼロスの奴、窓閉め忘れていったわね・・・・・あれっ・・・・ゆ・・・き?・・・も・・・う・・・・そんな季節・・・なのか・・・。」

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

 聞こえますか、この声が・・・・?

 届きますか、この想いが・・・・?
 
 聖なる今宵・・・・・たとえ・・・・想いが届かなくても・・・・・・せめて・・・・・同じ空の下にいることだけは許して欲しい・・・・・

 

 もしも・・・・誰かが祈りを聞き届けてくれるなら・・・・・・夢でも・・・幻でもいい・・・・・・・貴女と一緒に入れますように・・・・

 
                         ...FIN    


 何故今更クリスマスかというと、上記の理由のせいです。
一番最初の英文は、マザーグースを少々変えたものです。もう、なんか、意味無いような気もしますが 、とりあえず。(核爆死)
 元々、別の話のパロディだったのを、無理にスレイヤーズに変えてしまったため、かなり、文章変です。

 それでは、この辺で。
                       12/26 珠波 雅璃愛                    
       
 

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5861読んで下さる方いらっしゃるんでしょうか?珠波 雅璃愛 12/30-05:47
記事番号5829へのコメント

 う〜ん・・・・思いついてから、書き上げるまで、一時間ちょっと・・・・
文章いつもにもまして、雑ですね。
 
 お目汚しですが、それでも宜しければ・・・・・・・

 甘き死よ、来たれ

吹き抜ける風・・・・・・
その場を支配する悲しい空気・・・・・・・・・
耳が痛く乗るほどの沈黙・・・・・・・・・・

まだ、少女とも呼べるような女の胸を刺し貫いている一振の刃・・・・・・
彼女の胸から血は一滴たりとも流れていない・・・・・・
彼女が音もなく倒れてゆく・・・・・
最後の言葉を・・・・・・誰にも聞かせることもなく・・・・・・・・・

少女を刺し貫いていた剣の主は、ただ・・・・・・・・・悲痛そうに顔をゆがませて黙って・・・・・・・・・

Ding Dong Ding Dong Ding Dong Ding Dong Ding Dong・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

教会の鐘が何処からか・・・・・・・響いてくる・・・・・・・・・・・

そして・・・・・・・少女の後ろに、」陰のように付き従っていた青年が、ぽつりと声を漏らした・・・・・

bリナさん・・・・・・貴女はそれで・・・・・・・『シアワセ』だったんですか・・・・・・?
                                   と・・・・・・

しかし・・・・・・・応える声は何処にもなく・・・・・・そこにはただ・・・・・『満足』そうに微笑み横たわる少女の、今はもう動かぬ体が『ある』だけだった・・・・・・・・・


b何故・・・・・・・・・貴方はそんな顔をするの?

剣の主は、青年に問う・・・・・・・

bさあ・・・・・・どうしてでしょう?・・・・たぶん・・・・魅せられたんでしょうね・・・・・・・

問いに答えた青年は、そのまま空を見上げる・・・・・・

永い・・・・・・・永い沈黙が訪れて・・・・・・・

沈黙の欠片を拾うように、剣の主はもう一度・・・・・声を紡いだ・・・・・・

bこれから・・・・・貴方はどうするの・・・・?

その問いに青年は、軽く笑って・・・・・・・・・・・

bさあ・・・・・・とりあえず・・・・・・・世界でも滅ぼしてもみましょうか・・・・・・?あの人への弔いに・・・・・・・


そして・・・・・・

Ding Dong Ding Dong Ding Dong Ding Dong Ding Dong・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もう一度・・・・・鐘が鳴る・・・・・・・



                              ......END

 ごめんなさいっ!もうしませんっ!!

 ちなみにタイトル・・・・これ書くときにBGMにしていた曲のです・・・・・(ほかになんにも思いつかなかった・・・・・・)

 それでは・・・・・・
                     12/30 珠波 雅璃愛

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5866Re:読んで下さる方いらっしゃるんでしょうか?理奈 E-mail 12/31-05:50
記事番号5861へのコメント
うひぃ〜!!ゼロリナだと思ってる理奈ですぅ!
ゼロリナ??ゼロリナ??(うるさい)


>まだ、少女とも呼べるような女の胸を刺し貫いている一振の刃・・・・・・
>彼女の胸から血は一滴たりとも流れていない・・・・・・
>彼女が音もなく倒れてゆく・・・・・
>最後の言葉を・・・・・・誰にも聞かせることもなく・・・・・・・・・
リナちゃん殺されちゃたんだね。ダークゼロリナ(いいかげんにしろ)には、
つきもの(おい〜!)ですね。

>
>少女を刺し貫いていた剣の主は、ただ・・・・・・・・・悲痛そうに顔をゆがませて黙って・・・・・・・・・
むっ!?ガウリィか!?でもガウリィがリナちゃんを!?

>
>そして・・・・・・・少女の後ろに、」陰のように付き従っていた青年が、ぽつりと声を漏らした・・・・・
>
>・リナさん・・・・・・貴女はそれで・・・・・・・『シアワセ』だったんですか・・・・・・?
>                                   と・・・・・・
きゃ、ゼロスぅ〜〜!
>
>しかし・・・・・・・応える声は何処にもなく・・・・・・そこにはただ・・・・・『満足』そうに微笑み横たわる少女の、今はもう動かぬ体が『ある』だけだった・・・・・・・・・
あっ、ここ、すっごいいい表現だなぁ。「ある」ってとこ

>
>
>・何故・・・・・・・・・貴方はそんな顔をするの?
>
>剣の主は、青年に問う・・・・・・・
あれ?ガウリィだと思ったがこんなしゃべりかたしないよねぇ??

>
>・さあ・・・・・・どうしてでしょう?・・・・たぶん・・・・魅せられたんでしょうね・・・・・・・


>
>・さあ・・・・・・とりあえず・・・・・・・世界でも滅ぼしてもみましょうか・・・・・・?あの人への弔いに・・・・・・・
をを、さすが魔族

よかったですよぉ〜〜!!ダークなゼロリナ(そう、信じきっている)
好きですぅ!!であであ。

理奈

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5881Re:読んで下さる方いらっしゃるんでしょうか?珠波 雅璃愛 1/1-02:49
記事番号5866へのコメント
理奈さんは No.5866「Re:読んで下さる方いらっしゃるんでしょうか?」で書きました。

 明けまして、おめでとうです!!どうもありがとうでした、理奈さん!!

>うひぃ〜!!ゼロリナだと思ってる理奈ですぅ!
>ゼロリナ??ゼロリナ??(うるさい)

 解りにくいですが、そうです。

> リナちゃん殺されちゃたんだね。ダークゼロリナ(いいかげんにしろ)には、
>つきもの(おい〜!)ですね。

 ですよね!ゼロリナ、と言うからには、最低でもどっちか一人は死ななくちゃ・・・・・・(殴)・・・・すみません、冗談です・・・・・

> むっ!?ガウリィか!?でもガウリィがリナちゃんを!?

 え〜と、この状況と書き方では、一番考えやすいというか、これしか考えられないんですが(殺)、違います。

> あっ、ここ、すっごいいい表現だなぁ。「ある」ってとこ

 どうもありがとうです!とっても、うれしいです!!(感涙)

> あれ?ガウリィだと思ったがこんなしゃべりかたしないよねぇ??

 え〜と・・・・一応、『リナ』を殺したのは、彼女ととっても関わりのある女性です。
 誰か、というのは、秘密です。
 一応、『これより前にあった何か』話があるので、それで解ると思います。近いうちに投稿しますね。

> をを、さすが魔族

 ここは、純粋にリナが死んだ後、彼女を愛していたゼロスは、何をするだろう?って考えてみたんです。そうしたら、こんな答えが出て来ちゃいました。

> よかったですよぉ〜〜!!ダークなゼロリナ(そう、信じきっている)
>好きですぅ!!であであ。
>
>理奈


 本当にどうもありがとうございます。こんなどうしょうもない話を読んで下さって・・・・

 それでは、良いお年を・・・・・

 I wish ths year is good year for you!!!(間違っていたら、笑って下さい)

                         1/1 珠波 雅理愛

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5883↑タイトル、入れ忘れてましたね。すみません珠波 雅璃愛 1/1-03:40
記事番号5881へのコメント

 ごめんなさい。タイトル・・・・リセットかけたのを忘れてました(死)

 すみませんでした。

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5919↑の前日譚というか何というか・・・・・・珠波 雅璃愛 1/6-00:03
記事番号5861へのコメント
> ごめんなさいっ!もうしませんっ!!

 とか何とか、言って・・・・・・・結局書いてしまいました。

お目汚しで宜しければ・・・・・・

 『cruel real』



Ding・・・・・・・・・・Dong・・・・・・・・・鐘が鳴る・・・・・・・・・・


 終わりの始まりは・・・・・・・・・・たぶん・・・・・・・・月夜の晩・・・・・・・・
 ベルベットのような漆黒の空に真珠の月が浮かんでいた夜・・・・・・・・・・・・・
 
 さらさらと・・・・・・流れる水の音さえも眠りつく・・・・・・
 宝石のような・・・・星々の囁きさえ聞こえてきそうな静かな夜・・・・・・・

 
 ─・・・・・お久しぶりです・・・・・・・・リナさん・・・・・
 そう言って・・・・少女の前にあらわれたのは・・・・・漆黒の神官・・・・・・・ 
 
 ヒューヒューと・・・・・遠くで聞こえる・・・・・・・吹いていないはずの風の音・・・・・
 カラカラに渇いた喉に、無理矢理言葉を押し込む・・・・・・
 
 サラサラと・・・・・時間の流れる音がして・・・・・
 
 ─貴女を・・・・迎えに来ました・・・・・
 
 そう言い・・・・かざされた手に闇が蟠って・・・・・そして・・・・・少女は壊れたマリオネットのように・・・・・床に崩れ落ちた・・・・・・



 そして・・・・・幾百もの月と太陽が巡って・・・・・

 ─『はじめまして』・・・・あたしは・・・・・リナ・・・・・・・・リナ=シャブラニクドゥ・・・・・貴女を殺しに来たわ・・・・・・・・・『赤竜の騎士』・・・・ルナ=インバース・・・・・・

 そう言った少女の前には・・・・・ただ一人・・・・彼女に似た面差しの・・・・剣を持った女が哀しそうに立っている・・・・・・


 ・・・・・・・・・・一瞬とも・・・・・・永遠ともとれる時間が過ぎて・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 刺し貫かれたいる少女・・・・・・・

 『結末』は・・・・・・・・・何よりも残酷なものでしかなくて・・・・・・

 Ding・・・・・・・・・・Dong・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 どこかで・・・・・教会の鐘が・・・・・・・・・恋人たちへの祝福の鐘が響いてる・・・・・・・・・
 ただ・・・・聞こえる音は・・・・・・・・・妙に非現実的で・・・・・・・

 硝子一枚を隔てたようにみえる・・・・目の前の光景・・・・・・

 感じる軽い既視感・・・・

 ─・・・・・・前にも・・・・・こんな事がなかった?『本当』に・・・・・?  

 どこからか・・・・・・聞こえてくる『声』・・・・・・

 風に乗って流れる・・・・・・・華の香り・・・・・

 シャラシャラと・・・・・何かが壊れる音がする・・・・・・・・・



 ─『ゴ・メ・ン・ナ・サ・イ』

 少女の唇から漏れた・・・・・・・最後の言葉・・・・・・
 誰にも聞かれなかった囁き・・・・
 
 伝えたかったのは・・・・・・・・・・


 そして・・・・・・・・・・・・

 Ding・・・・・・・・・・Dong・・・・・・・・・鐘が鳴る・・・・・・・・・・

 
                       ......END


 と、言うわけで、『少女』を殺したのは、姉ちゃんでした。
 解りにくい書き方をしてすいません。


 それでは。
                         1/4 珠波 雅璃愛 



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5973ひゃーー理奈 E-mail 1/8-11:32
記事番号5919へのコメント

ほほぉ〜〜、姉ちゃんでしたのねぇ〜〜。
とゆーわけで。おそくなってもうしわけございませんな、理奈ですぅ〜。
こーゆー会話がないってゆーのもいいですねぇー。私も機会があったらやりたいなぁ。でも表現力ないからきっと書いたって中身が解らないって事も・・・
その前にあの長ったらしいやつを終わらせなければ・・・
感想になってない感想でしたぁ〜。すみません。
であであ。

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5877Re:あう〜、お久しぶりです庵 瑠嬌 12/31-19:43
記事番号5829へのコメント


 こんばんは――庵 瑠嬌でございます。
 ………………ちょっと、怖かった………ですわ。
 ゼロスさん―――魔族さん―――ですわね……。
 特にぞぞ……っと致しましたのが、

> 「ねえ・・・お仲間のお肉は・・・美味しかったですか?・・・リナさん?」

 …………………怖いですわ…………………
 無論、ゼロスさんは魔族さんなのですから、このくらい平然となさるでしょう。
 負の感情を得ることが出来るのですから。
 …………それでも、怖かったですわ…………。
 さすがです……お上手な、効果的な言葉の使い方を存じてらっしゃる……。
 わたくし、思いっきりこれに衝撃受けましたわ……。


> 「・・・・さん・・・・?・・・・リナさん?・・・・リナさん!!」
> 「えっ・・・?ここ・・・・・は・・・・?」
> 「???・・・どうし・・・たんですか、リナさん?うなされてたみたいですけど・・・・?変な夢でも見たんですか?」
> 「ゼロ・・・・・ス?・・・・・・・どう・・・・・・し・・・・て?」
> 「『どうして』と言われましても・・・・・・貴女が熱で倒れてしまいましたから、こうして看病してるんですけど・・・・・・・・・・。どうしたんですか、本当に?」
> 「夢・・・見てたの・・・・昔の・・・・」
> 「夢・・・ですか?・・・・・・・・きっと、熱のせいですよ・・・・・・ゆっくり休んだ方がいいです・・・・。皆さんも心配していらっしゃいましたし。」
> 「そう・・・・ね・・・・そうよね・・・・・・」
> 「ほんっと、人騒がせな人ですね。とりあえず、僕も皆さんも下にますから。何かあったら呼んで下さい。それでは、おやすみなさい、リナさん。」
> 「ええ・・・・・・・・」

 ここで……ほっ、と致しました。
 リナさんの夢……ですのね。夢………よかったですわ――。


> 聞こえますか、この声が・・・・?
>
> 届きますか、この想いが・・・・?
> 
> 聖なる今宵・・・・・たとえ・・・・想いが届かなくても・・・・・・せめて・・・・・同じ空の下にいることだけは許して欲しい・・・・・
>
> 
>
> もしも・・・・誰かが祈りを聞き届けてくれるなら・・・・・・夢でも・・・幻でもいい・・・・・・・貴女と一緒に入れますように・・・・
>

 魔族そのもののゼロスさんを見た後でしたから、このゼロスさんはとても善良に思えましたわ……。
 ささやかな望みを抱く魔族、ゼロスさん。いいですわね、ダークもけっこう好きなのですが、けれども、優しいゼロスさんになってくれて、ほっ、と致しましたわ。


> 元々、別の話のパロディだったのを、無理にスレイヤーズに変えてしまったため、かなり、文章変です。

 全然ですわ、面白かったです。
 素敵……ですもの、怖さと和やかさがあって。
 読めて、嬉しかったですわ。
  

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5882ありがとうございました珠波 雅璃愛 1/1-03:36
記事番号5877へのコメント
庵 瑠嬌さんは No.5877「Re:あう〜、お久しぶりです」で書きました。

> こんばんは――庵 瑠嬌でございます。
 
 明けまして、おめでとうございます。ありがとうございました、庵 瑠嬌さん。

> ………………ちょっと、怖かった………ですわ。
> ゼロスさん―――魔族さん―――ですわね……。

 でしたね〜。もしかして・・・・・今まで書いた中で一番魔族だったかも・・・・

> 特にぞぞ……っと致しましたのが、
>
>> 「ねえ・・・お仲間のお肉は・・・美味しかったですか?・・・リナさん?」
>
> …………………怖いですわ…………………
> 無論、ゼロスさんは魔族さんなのですから、このくらい平然となさるでしょう。

 でしょうね。けど、この話を書いているとき、『ダークなクリスマス』を書こう!と決心した覚えはありましたが・・・・ちょっとやりすぎでしたでしょうか?

> 負の感情を得ることが出来るのですから。

 あっ・・・そこまでは、考えていなかった・・・・・・・・・・・(殺)

> …………それでも、怖かったですわ…………。
> さすがです……お上手な、効果的な言葉の使い方を存じてらっしゃる……。
> わたくし、思いっきりこれに衝撃受けましたわ……。

 どうもありがとうです。けど、庵 瑠嬌さんの方が、私なんかより、数万倍言葉の使いかとお上手で、効果的だと思いますよ。


> ここで……ほっ、と致しました。
> リナさんの夢……ですのね。夢………よかったですわ――。

 ・・・ふふふ・・・・けど、これには、後日譚がありまして・・・・・・正夢・・・・なんですよ・・・・(スレイヤーズバージョン限定ですけど)・・・・(苦笑)
 う〜ん・・・・形にできなくて、悩んでるんですけどね。 

> 魔族そのもののゼロスさんを見た後でしたから、このゼロスさんはとても善良に思えましたわ……。
> ささやかな望みを抱く魔族、ゼロスさん。いいですわね、ダークもけっこう好きなのですが、けれども、優しいゼロスさんになってくれて、ほっ、と致しましたわ。

 ゼロリナって、結局、最後は、祈るかとしかできないカップリングだって思ったんですよね。最近・・・
 ちょっとした価値観の違いが、悲劇につながる組み合わせかな〜とか。
 だから、最後って、お互いの幸せを祈ることしかできないと思ったんです。
 
 結果、最後の文ができました。

> 全然ですわ、面白かったです。
> 素敵……ですもの、怖さと和やかさがあって。
> 読めて、嬉しかったですわ。
  
 ありがとうございます。本当にうれしいです。

 それでは、良いお年を。

 I wish this year is good year for you!!!(間違っていたら、笑って下さい)

                         1/1 珠波 雅璃愛