◆-闇の中で出会う者T-水城守(10/14-13:45)No.5346
 ┣闇の中で出会う者U-水城守(10/14-13:47)No.5347
 ┣闇の中で出会う者V-水城守(10/14-13:51)No.5348
 ┃┣Re:闇の中で出会う者T・U・V-はる(10/15-00:48)No.5358
 ┃┃┗Re:闇の中で出会う者T・U・V-水城守(10/17-00:47)No.5383
 ┃┗Re:闇の中で出会う者V-T-HOPE(10/16-16:20)No.5374
 ┃ ┗Re:闇の中で出会う者V-水城守(10/17-00:47)No.5384
 ┣Re:闇の中で出会う者T-あーり(10/14-18:59)No.5354
 ┃┗Re:闇の中で出会う者T-水城守(10/17-00:47)No.5385
 ┣闇の中で出会う者W-水城守(10/17-00:55)No.5387
 ┃┣Re:闇の中で出会う者W-T−HOPE(10/17-22:45)No.5395
 ┃┃┗Re:闇の中で出会う者W-水城守(10/20-00:12)No.5421
 ┃┣Re:闇の中で出会う者W-はる(10/17-23:23)No.5396
 ┃┃┗Re:闇の中で出会う者W-水城守(10/20-00:12)No.5422
 ┃┣Re:闇の中で出会う者W-ひなた(10/18-11:36)No.5399
 ┃┃┗Re:闇の中で出会う者W-水城守(10/20-00:13)No.5423
 ┃┗Re:闇の中で出会う者W-あーり(10/18-15:57)No.5405
 ┃ ┗Re:闇の中で出会う者W-水城守(10/20-00:13)No.5424
 ┣闇の中で出会う者X(終)-水城守(10/20-00:17)No.5425
 ┃┣仲良しさん(笑)-T-HOPE(10/20-10:02)No.5431
 ┃┃┗Re:仲良しさん(笑)-水城守(10/23-12:40)No.5454
 ┃┣ぐはっっ!!(吐血)-ひなた(10/21-02:53)No.5436
 ┃┃┗Re:ぐはっっ!!(吐血)-水城守(10/23-12:40)No.5455
 ┃┣Re:闇の中で出会う者-理奈(10/21-09:53)No.5440
 ┃┃┗Re:闇の中で出会う者-水城守(10/23-12:40)No.5456
 ┃┗感想ですっっっ!!!-あーり(10/24-14:11)No.5465
 ┗たまには酔いたい夜もある?-水城守(10/23-12:41)No.5457
  ┣Re:たまには酔いたい夜もある?-T−HOPE(10/23-21:33)No.5460
  ┣Re:たまには酔いたい夜もある?-リオナ(10/27-11:26)No.5478
  ┗Re:たまには酔いたい夜もある?-はる(10/28-00:20)No.5480
   ┗まとめて、感謝!!-水城守(10/31-01:00)No.5495


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5346闇の中で出会う者T水城守 10/14-13:45


闇の中で出会う者T

「──────っやばい」
そう思ったときは遅かった。目の前は真っ暗になり、どうしようもなかった。とりあえず
その場を逃げるより他に、あたしにできることはなかった。


そもそも、油断しすぎたあたしが悪かった。いつものように盗賊いぢめに一人で出かけ、
いつものようにお宝をいただいて帰るはずだったんだけど・・・。
見た目はどこにでもいそうな盗賊君たちで、このリナ=インバースの手に掛かればいち
ころってところだったのに、何だか一人、やったらしつこいのがいて、手早く片づけようと、
至近距離に入ったところで、あの攻撃・・・・。ライティング?いやそんなもんじゃない。
それよりは、はるかに光の量が多かった。闇のような光、そんな感じだった。

というわけで、あたしは目が見えなくなってしまった。訳のわからん攻撃を仕掛けた相手と、
目の見えない状態で戦うほどお人好しじゃない。とりあえず、逃げるしかないと思った。
悔しいけどね。ひとまず、勘を頼りに走ってはいるものの、もうすでに右も左もわからない。
どうやらあいつはうまくまけたようだけど・・・。
「これって、結構ピンチだったりする?」
立ち止まってはみたけど、はたして自分が今どこにたってるのか皆目見当もつかない。
とりあえず、こういうときはじっとしてるもんなのかなー。

あたしは暗闇の中で、時間が過ぎているのかさえもわからなくなってくる。さっきからそれ程
時間はたっていないのかもしれない。ただじっとたたずんで刻まれる時間が、ひどく長く感じ
られて・・・。瞼を通り抜けてくる光が、さっきより暗くなっているような気がする。
「このままじゃ、夜になっちゃう・・・よね・・。ひとまず歩こう、待ってるだけなんてあたしの性分
 に合わないし」
半ば言い聞かせるようにそう言って、歩き出す。

「・・・痛っ」
これで何度目か、どうやらあたしが逃げた先は森だったらしく、木々の枝がピシッピシッと顔やら、
腕やら容赦なくあたる。石につまづいてこけるし、木に頭はぶっつけるし。
闇がこれ程辛いものだとは思わなかった。体力の消耗も激しい。出口にたどり着けるのかなー。
やっぱ、じっとしてた方がいいのかなー。こみ上げる不安。
「ねー、だれかいないのー?」
呼んでも、返事は決して返ってこない。どうしよう・・・、どうすればいい・・・。
「・・・痛っ」
草が、足を擦り切る。
「お腹すいちゃった・・・、帰りたいよう・・・」
言わないよう、言わないようにしていた弱音が、ついに口からこぼれ出た。しまったと思ったが、もう
遅かった。開かない瞼の裏側から、涙が言葉と共にあふれ出る。
光を失った瞳に、ひどく滲みる涙だった。




おいおい、ゼロリナのくせにリナしか出てきてないじゃないかー!!
相変わらず、都合のいいように設定された話ですね〜。
ちゃんと最後まで書けるんだろうか・・・。もちろんゼロリナになりますんで、
最後まで読んでやって下さい。










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5347闇の中で出会う者U水城守 10/14-13:47
記事番号5346へのコメント

闇の中で出会う者U

体が、だるい。もう、歩きたくない。瞼を通してくる光は完全に消えた。風が冷たくなってるし、
もう夜なんだろう。しゃがみ込んだら、きっともう立てない。そう思ってまた一歩、足を前に出し
てみる。

「リナさん。ぼーっとしてると危ないですよ?」
頭の後ろで声がした。聞き覚えのある声が・・・。
「─────ゼロスっ!?」
そう叫んで、踏み出した足を下ろそうとしたとき、あたしの体は思いっきり、引き寄せられた。
「だから危ないって言ってるでしょう、リナさん。足元よく見て下さいよ。こんな罠に足つっこん
 でしまったら切れちゃうじゃないですか!!」
ゼロスに引き寄せられ、あたしは必死にその右手でマントをつかんだ。
「ゼロス?・・・よね」
「そんなこと、見ればわかるでしょう?」
左手は、彷徨い震えながらゼロスを探す。
「リナさん?」
「ゼロス・・・でしょ?」

うつむいたまま、不可解な手の動きをするリナを見て、ゼロスは目を見張った。
「リナさん、まさかっ」
ゼロスはそう言うと、あたしのあごをぐいっとあげた。
「・・・目が見えてないんですか!?」
「・・・・・」
ゼロスは眉を潜めた。よくよくリナを見れば、あちこち傷だらけである。そしてあの美しい瞳は
堅くどじられたままだった。
「へへ、ちょっとしくじっちゃった・・のよ・・ね。まったく、このあたしが・・・」
私は何とか苦しまぎれに強がろうとしたが、やっと出るその声も、ゼロスをつかんだその指先
もカタカタと震えていた。
「いったいどの位、ここで迷ってらしたんです?こんなにボロボロになって」
ゼロスはそう言うと、血の滲んだ頬の傷を優しく拭った。そして震える指先をきつく握りしめた。
「大丈夫ですよ。リナさん。もう大丈夫です」
その言葉にこらえていた涙が頬をつたう。ゼロスなんかに涙など決して見せたくはなかったけ
れど・・・。どうしようもなかった。涙の止まらないあたしをゼロスはふうわりと包み込むと、何度
も耳元でささやいた。
「大丈夫です。もう大丈夫ですから」
まるで子供をあやすように・・・。何度も何度も。
暗闇を迷い続けて、たどり着いた先が魔族だなんて、何だか笑える話だけど。
それでも、あたしは何年ぶりかのような安心感を抱いていた。
ゼロスの・・・魔族の腕に包まれて、その胸に顔を埋めて・・・。








ゼロリナ♪ゼロリナ♪楽しいな♪
何度、ブラックなゼロスを書こうと思ったところで、結局水城のゼロスはスイートもいいところじゃないか(笑)
感想、ご意見お待ちしてます。






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5348闇の中で出会う者V水城守 10/14-13:51
記事番号5346へのコメント

闇の中で出会う者V

「ねえ、ゼロス・・・」
「何ですか、リナさん?」
「腹減った」
若干、乙女モードに突入ぎみのあたしは、無理矢理いつものリナ=インバースに戻った。
ゼロスはくすっと笑うと、あたしをひょいと抱え上げ、
「はいはい、それではお食事に行きましょうか」
そう言って、空間を渡った。


「食べた、食べた。幸せ〜」
目の見えないあたしは、ひとまずゼロスの手渡すものを全て口に運んだ。
「それは良かった。じゃー、そろそろ聞かせて下さいよ。その目の理由を」
「やっぱり知りたい?」
「ええ、もちろん」
できれば、あまり自分の失態は話したくないんだけどなー。でも一応、こいつはあたしを助
けてくれたわけだし・・・。話を聞く権利は当然あるわよねー。
「よくわかんないんだけど、ライティングのもっと強いような光をさ、まともに頂いちゃったのよ」
「夜盗相手に、リナさんがですか?」
ゼロスは半信半疑な様子で聞き返してきた。
「まー、油断したって言えばしたけど・・・。まさかあたしが人間相手によけられなかったって事
 は、あんまり考えられないのよねー」
そう、確かに変だ。いくら盗賊さん達とはいえ、このあたしがこれほどのダメージをこうむるなん
ておかしい。
「第一、あんな呪文聞いたこともなかったし・・・」
「ということは、やはり・・・」
「・・・魔族ってことかしら?」
大方の結論に行きついたところで、ゼロスは、あたしの頬に手を当てた。
「っ何よ?!」
あたしは、驚いて叫んだがゼロスの手は放れなかった。
「ちょっと、じっとしてて下さい」
どうやら、ゼロスはあたしの目の具合を見たかったらしい。そっと瞼の上を指でなぞった。
「あれ?ゼロス手袋は・・・」
いつもはめている手袋の感触はなかった。ひんやりと冷たいその指先が妙に心地いい。
「リナさんの瞼を、手袋なんか付けて触れないでしょう?」
相変わらず訳の分からない事を言う奴。まー、別に悪い気はしないけど・・・。
「やはり、魔族の仕業ですね。人間に形を変えれるって事は、結構上の方でしょうね」
「見当ついたの?」
「まー、こういうちょっかいを出したがる人はあの方ぐらいでしょうかねぇ」
ゼロスの声はため息混じりだった。誰だっていうのよ、まったくこんな暇なことする馬鹿魔族は?!
「僕だよ。僕」
ふいに頭の後ろで声がした。誰?聞いたことあるような声だけど・・・。あたしは振り向いてみたが、
振り向いたところで相手の姿を見ることはできない。
「やっぱり、貴方でしたか」
「誰なの?ゼロス」
「だから僕だよ、僕。フィブリゾ様」
あたしにはその声の主がいかにも楽しそうに笑うのが見えるようだった。
フィブリゾですって?!冗談じゃないわよ・・・まったく。




またまた、詳しくないのにフィブリゾさま登場。すみません本当に・・・。勝手に書かせていただいて
ます。良いアドバイスがありましたら、ぜひお願いしますね。



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5358Re:闇の中で出会う者T・U・Vはる 10/15-00:48
記事番号5348へのコメント
こんばんは。はるです。
読みました。読ませていただきました今回も。
大変面白かったです。もう最高ですよ。
ゼロス様しびれりゅぅ(笑)

黎明の方の感想も書き忘れてたんですが、とても
良かったです。
水城さんのゼロリナはどきどきしちゃいますよ。
続き楽しみにしてますね。

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5383Re:闇の中で出会う者T・U・V水城守 10/17-00:47
記事番号5358へのコメント

はるさまへ

いつもいつも、感想本当にありがとうございます。
今回も甘いゼロスくん。喜んでもらえればうれしいな。
次もぜひ読んで下さいね。


                                水城☆

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5374Re:闇の中で出会う者VT-HOPE E-mail URL10/16-16:20
記事番号5348へのコメント
こんにちは。T-HOPEです。
あぁぁぁ・・・ゼロス君、優しいですね。
うっとり〜〜〜〜・・・。
珍しく弱気なリナちゃんをなだめてあげてるあたり、くらくらしました(笑)
フィブ様出てきて・・・これからどーなるのでしょう?
とっても気になります。
続き、楽しみにしています☆

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5384Re:闇の中で出会う者V水城守 10/17-00:47
記事番号5374へのコメント
T-HOPEさまへ

> こんにちは。T-HOPEです。
> あぁぁぁ・・・ゼロス君、優しいですね。

そうなんですよ。結局甘いゼロス君になっちゃって・・・。
行きつく先は、やっぱりそこかいって感じですね(笑)

> うっとり〜〜〜〜・・・。
> 珍しく弱気なリナちゃんをなだめてあげてるあたり、くらくらしました(笑)
> フィブ様出てきて・・・これからどーなるのでしょう?

うっとりしてくれるんなら、もうスイートなゼロスでもいいか(笑)
リナちゃんもリナちゃんらしくないっすね。ホントにまったく。
フィブリゾ様まで出してきちゃって、勉強不足だというのに・・・。

> とっても気になります。
> 続き、楽しみにしています☆

楽しんでもらえるように頑張るので読んでやって下さい。

                                       水城

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5354Re:闇の中で出会う者Tあーり 10/14-18:59
記事番号5346へのコメント
どうも、あーりと言います。
すごいですね、おもしろかったです。(つづきがみたいー(T_T))
ゼロリナは好きです。
(でしゃばりすぎたかも・・・・・・・・・)

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5385Re:闇の中で出会う者T水城守 10/17-00:47
記事番号5354へのコメント

あーりさまへ

感想ありがとうございますう。ゼロリナ最高!!ですよね。
あたしが書いてるのは、どうだかわかんないけど・・・。
とりあえず、皆様の感想を励みに頑張っとりますんで、苦情でも
何でも、どんどんお待ちしてます(笑)

次もぜひ読んでやって下さいね☆

                             水城

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5387闇の中で出会う者W水城守 10/17-00:55
記事番号5346へのコメント

闇の中で出会う者W

「最近退屈でねぇ。暇つぶしにいいかなーと思ったんだよ」
フィブリゾはなんの躊躇もなくあたしにそう言いきった。
「ふざけないでほしいわ。暇つぶしに目ーつぶされたんじゃ、やってられないわよ」
「リナさん、落ち着いて下さい」
遠慮なしに食ってかかるあたしをのを、ゼロスがなだめようと肩をぽんぽんと叩いた。
「相変わらず元気だねぇ」
そう言ってフィブリゾは笑った。こっちはそんな余裕はないっていうのに。明かりも何も
射してはこない、そんな状況にいつまでも耐えられるもんじゃない。
暗く続く闇からとっとと抜け出してしまいたいのに・・・。

「で、どうすれば良くなるのかしら、この目は」
「やっぱり早く見えるようになりたい?」
「あったりまえでしょう!!」
ホントに面白がってるわね、こいつは。いつもならぎゃふんと言わせたいところだけど、
相手が冥王となればそうもいかないわよね。悔しいけど。
「真っ暗闇っていうのも、結構心地いいと思うんでけどなぁ」
「フィブリゾ様、闇は人間にとってあまり心地いいとは言えないですよ」
「そんなものかねぇ・・・。とことでゼロス、君もはやくこの娘を元に戻してほしいのかい?」
フィブリゾはにやりと笑ってゼロスに言った。もちろんその表情をリナは見ることができな
かったが。
「僕は・・・別に」
ゼロスの返事にあたしはぐいっとマントを引っ張った。
「何ですって!?ゼロスぅ」
「いやだな、リナさん。もちろん早く元に戻してほしいですよ」
「仲良しだねぇ。相変わらず・・・」
何言ってんのよ、フィブリゾはまったく。どこが仲良しですって?魔族と人間が仲良しなわ
け・・・ないでしょうが・・・。
「それで、どうすれば直るんですか?」
ゼロスは、マントをぐいぐいと引っ張っていたあたしの手を静かにとった。
やだなー、これじゃまるっきり子供扱いみたいじゃない。ガウリイじゃあるまいし・・・。そん
なゼロスとあたしの様子を見て、そいつはくすりと笑いながらこう言った。
「口づけを交わせばいいんだよ」

「はぁ?」
「っな」
あたしはフィブリゾの言ったことが理解できなかった。ゼロスはだぶん驚いていたと思う。
表情は見えないから、はっきりとは言えないけど。
「だから、口づけだって。キスだよ。キ〜ス」
「何でよっ!!何でそんなことしなきゃならんのよ」
「何でって、昔からお姫様の魔法を解くのは王子様の口づけって決まってるじゃない」
キスですって、冗談じゃない。最近の魔族はどうなってるのよ。ゼロスといい、こいつといいこ
んな悠長なことしてていいわけ?
「口づけって、誰とですか?」
ゼロスが尋ねた言葉にあたしは我に返った。そーよ、一体誰とキスしろっていうんだろう。
まさか・・・。
「やだなー、ゼロス。そりゃあ勿論、呪文をかけた相手だよ」
「冗談じゃない。誰があんたなんかと!!」
ゼロスの眉がぴくっと動く。それを見てフィブリゾはうれしそうな顔をした。
「おや?ゼロス不満そうだねぇ」
「いえ、別に・・・」
「なかなか見れないよね。ゼロスのそんな顔は」
「別に、いつもとかわりませんよ」
フィブリゾがそう言ったゼロスの表情が一体どんな風だったのか見てみたかったけど・・・。
だぁー、早くこの目をどうにかしてくれー。

「でも、まー、お姫様もたいそう不服そうだから、選択肢をあげよう。この僕か、君の手をとっ
 ているそのゼロスか。どちらか好きな方を選ぶんだね」






またまた、どんどん自分の趣味で話が進んでますね。
そして、いつものように結末が近づくにつれて、自分でも何を書いてるのかわからなくなる
始末・・・。はたして、楽しく読んでいる人が存在してるのでしょうか(汗)
とりあえずは、最後まで書き上げますんで、もう少しお付き合い下さいね。




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5395Re:闇の中で出会う者WT−HOPE E-mail URL10/17-22:45
記事番号5387へのコメント
 こんばんは。T-HOPEです。
 続き・・・ですね。わくわくっ。

>「最近退屈でねぇ。暇つぶしにいいかなーと思ったんだよ」
>フィブリゾはなんの躊躇もなくあたしにそう言いきった。

 あら、フィブちゃん、お茶目(笑)

>「ふざけないでほしいわ。暇つぶしに目ーつぶされたんじゃ、やってられないわよ」
>「リナさん、落ち着いて下さい」
>遠慮なしに食ってかかるあたしをのを、ゼロスがなだめようと肩をぽんぽんと叩いた。
>「相変わらず元気だねぇ」

 そして相変わらず仲良し(はぁと)

>「そんなものかねぇ・・・。とことでゼロス、君もはやくこの娘を元に戻してほしいのかい?」
>フィブリゾはにやりと笑ってゼロスに言った。もちろんその表情をリナは見ることができな
>かったが。
>「僕は・・・別に」

 そしたらずっと守ってあげられますものねっ・・・て、すみません、壊れてます(^^;)

>ゼロスの返事にあたしはぐいっとマントを引っ張った。
>「何ですって!?ゼロスぅ」
>「いやだな、リナさん。もちろん早く元に戻してほしいですよ」
>「仲良しだねぇ。相変わらず・・・」

 ほんとほんと!

>何言ってんのよ、フィブリゾはまったく。どこが仲良しですって?魔族と人間が仲良しなわ
>け・・・ないでしょうが・・・。

 素直になろう、リナちゃん!(笑)

>「それで、どうすれば直るんですか?」
>ゼロスは、マントをぐいぐいと引っ張っていたあたしの手を静かにとった。
>やだなー、これじゃまるっきり子供扱いみたいじゃない。ガウリイじゃあるまいし・・・。そん
>なゼロスとあたしの様子を見て、そいつはくすりと笑いながらこう言った。

 いーなぁ。
 仲良くて、甘い雰囲気漂いそうな二人・・・(^^)

>「口づけを交わせばいいんだよ」

 ををを・・・そうきますか・・・(笑)

>「口づけって、誰とですか?」

 あ、気にしてる気にしてる(くすくす・・・)

>「やだなー、ゼロス。そりゃあ勿論、呪文をかけた相手だよ」

 あ、ちょっとびっくり。
 フィブリゾがそう来るとは思いませんでした。
 でも、楽しいですね〜。

>ゼロスの眉がぴくっと動く。それを見てフィブリゾはうれしそうな顔をした。
>「おや?ゼロス不満そうだねぇ」
>「いえ、別に・・・」
>「なかなか見れないよね。ゼロスのそんな顔は」
>「別に、いつもとかわりませんよ」

 ふふふふ・・・(怪しいですね、すみません(^^;)

>フィブリゾがそう言ったゼロスの表情が一体どんな風だったのか見てみたかったけど・・・。
>だぁー、早くこの目をどうにかしてくれー。

 私も見てみたいですねぇ〜。
 
>「でも、まー、お姫様もたいそう不服そうだから、選択肢をあげよう。この僕か、君の手をとっ
> ているそのゼロスか。どちらか好きな方を選ぶんだね」

 わ〜〜〜いっっっ。
 そりゃもう、決まってる・・・じゃ、ないですか!
 でも・・・どうなるんでしょう・・・。
 リナちゃん、素直になってねっっっ!(^^)

>またまた、どんどん自分の趣味で話が進んでますね。
>そして、いつものように結末が近づくにつれて、自分でも何を書いてるのかわからなくなる
>始末・・・。はたして、楽しく読んでいる人が存在してるのでしょうか(汗)

 ここにいますっ!
 続きがすごく楽しみです。
 いーなぁ・・・二人が割合ほのぼの甘々やってて・・・。

>とりあえずは、最後まで書き上げますんで、もう少しお付き合い下さいね。

 楽しみに待ってます!!

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5421Re:闇の中で出会う者W水城守 10/20-00:12
記事番号5395へのコメント
T−HOPEさまへ
> こんばんは。T-HOPEです。
> 続き・・・ですね。わくわくっ。

水城も感想みてワクワクですよ。


>>「ふざけないでほしいわ。暇つぶしに目ーつぶされたんじゃ、やってられないわよ」
>>「リナさん、落ち着いて下さい」
>>遠慮なしに食ってかかるあたしをのを、ゼロスがなだめようと肩をぽんぽんと叩いた。
>>「相変わらず元気だねぇ」
>
> そして相変わらず仲良し(はぁと)

仲良しですね。ほんと自分の趣味に走ってますね(笑)

>>「そんなものかねぇ・・・。とことでゼロス、君もはやくこの娘を元に戻してほしいのかい?」
>>フィブリゾはにやりと笑ってゼロスに言った。もちろんその表情をリナは見ることができな
>>かったが。
>>「僕は・・・別に」
>
> そしたらずっと守ってあげられますものねっ・・・て、すみません、壊れてます(^^;)

いえいえ、こちらこそ壊れまくってますから(爆)
ガウリイがいない間に、大いに守ってあげないといけませんね、ゼロス君。
 
>>「でも、まー、お姫様もたいそう不服そうだから、選択肢をあげよう。この僕か、君の手をとっ
>> ているそのゼロスか。どちらか好きな方を選ぶんだね」
>
> わ〜〜〜いっっっ。
> そりゃもう、決まってる・・・じゃ、ないですか!
> でも・・・どうなるんでしょう・・・。
> リナちゃん、素直になってねっっっ!(^^)

さあ、はたしてリナちゃんは素直になったんでしょうか?
ってもう、分かり切った結末になるでしょうが・・・。

>>はたして、楽しく読んでいる人が存在してるのでしょうか(汗)
>
> ここにいますっ!
> 続きがすごく楽しみです。
> いーなぁ・・・二人が割合ほのぼの甘々やってて・・・。

おお!!ここにも、寛大に読んで下さっている方が・・・(笑)
ふふふ、また一人確保(爆)
あやしいなー、水城・・・・・・。
「闇の中で出会う者」次で最後です。結構、またまた甘〜くなってるでしょう(笑)
ぜひぜひ、感想お聞かせ下さい。

初めてこんなに、長い感想頂けて、とっても嬉しかったよう(涙)




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5396Re:闇の中で出会う者Wはる 10/17-23:23
記事番号5387へのコメント

はるです。感想です。

いやん、もう素敵。とろけちゃうー。
っていつもこんな事書いてますね。申し訳ないです。
ゼロスがそっと握ってるリナの手がいいなー。
想像したら、やっぱりとろけちゃうー(笑)
次も楽しみにしてます。頑張って下さい。

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5422Re:闇の中で出会う者W水城守 10/20-00:12
記事番号5396へのコメント
はるさまへ☆

>いやん、もう素敵。とろけちゃうー。
>っていつもこんな事書いてますね。申し訳ないです。
>ゼロスがそっと握ってるリナの手がいいなー。
>想像したら、やっぱりとろけちゃうー(笑)
>次も楽しみにしてます。頑張って下さい。

いつもいつも、ありがとうございます。
とろけちゃいましたか、それは良かった(笑)
ここにもまた、楽しんでくれる方が!!ふふふ、また一名確保(爆)
次で終わりですので、ぜひ読んでやって下さい。

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5399Re:闇の中で出会う者Wひなた E-mail 10/18-11:36
記事番号5387へのコメント
こんにちわっっ!!ひなたですっっ!!
テスト終わったんでどんどん感想かけますーっ!!(幸)

くくくくく・・・。
目が見えないってのがいいですよ〜う♪(変態)
あ、でも早く直って欲しいから・・・とっととキスしちまいなっっ!!(爆死)
・・・もちろんゼロスとね♪(笑)


>またまた、どんどん自分の趣味で話が進んでますね。
いえいえ、それでも楽しいんですからいいじゃないですか☆

>そして、いつものように結末が近づくにつれて、自分でも何を書いてるのかわからなくなる
なんか・・・・あたしと同じですね・・・(笑)
でも、しっかり読んでるこっちはわかりますよう☆

>始末・・・。はたして、楽しく読んでいる人が存在してるのでしょうか(汗)
>とりあえずは、最後まで書き上げますんで、もう少しお付き合い下さいね。
はいはいーっっ!!楽しみにしてますっっ!!
がんばってくださいね☆

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5423Re:闇の中で出会う者W水城守 10/20-00:13
記事番号5399へのコメント
ひなたさまへ☆

>こんにちわっっ!!ひなたですっっ!!
>テスト終わったんでどんどん感想かけますーっ!!(幸)

テストかー、水城もそんな時代が・・・(笑)
感想も、作品も楽しみにしてますよ〜。

>目が見えないってのがいいですよ〜う♪(変態)
>あ、でも早く直って欲しいから・・・とっととキスしちまいなっっ!!(爆死)
>・・・もちろんゼロスとね♪(笑)

さー、どうでしょうね。って分かり切ったことだけど・・・。

>>始末・・・。はたして、楽しく読んでいる人が存在してるのでしょうか(汗)
>>とりあえずは、最後まで書き上げますんで、もう少しお付き合い下さいね。
>はいはいーっっ!!楽しみにしてますっっ!!
>がんばってくださいね☆

よかった、楽しんでくれてる方とりあえず一名確保っ(笑)
最終話、かなり甘ったるいかもしれませんが、どーぞ読んでやって下さい。


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5405Re:闇の中で出会う者Wあーり E-mail 10/18-15:57
記事番号5387へのコメント
水城守さんは No.5387「闇の中で出会う者W」で書きました。
>
>闇の中で出会う者W
>
>「最近退屈でねぇ。暇つぶしにいいかなーと思ったんだよ」
>フィブリゾはなんの躊躇もなくあたしにそう言いきった。
>「ふざけないでほしいわ。暇つぶしに目ーつぶされたんじゃ、やってられないわよ」
>「リナさん、落ち着いて下さい」
>遠慮なしに食ってかかるあたしをのを、ゼロスがなだめようと肩をぽんぽんと叩いた。
>「相変わらず元気だねぇ」
>そう言ってフィブリゾは笑った。こっちはそんな余裕はないっていうのに。明かりも何も
>射してはこない、そんな状況にいつまでも耐えられるもんじゃない。
>暗く続く闇からとっとと抜け出してしまいたいのに・・・。
>
>「で、どうすれば良くなるのかしら、この目は」
>「やっぱり早く見えるようになりたい?」
>「あったりまえでしょう!!」
>ホントに面白がってるわね、こいつは。いつもならぎゃふんと言わせたいところだけど、
>相手が冥王となればそうもいかないわよね。悔しいけど。
>「真っ暗闇っていうのも、結構心地いいと思うんでけどなぁ」
>「フィブリゾ様、闇は人間にとってあまり心地いいとは言えないですよ」
>「そんなものかねぇ・・・。とことでゼロス、君もはやくこの娘を元に戻してほしいのかい?」
>フィブリゾはにやりと笑ってゼロスに言った。もちろんその表情をリナは見ることができな
>かったが。
>「僕は・・・別に」
>ゼロスの返事にあたしはぐいっとマントを引っ張った。
>「何ですって!?ゼロスぅ」
>「いやだな、リナさん。もちろん早く元に戻してほしいですよ」
>「仲良しだねぇ。相変わらず・・・」
>何言ってんのよ、フィブリゾはまったく。どこが仲良しですって?魔族と人間が仲良しなわ
>け・・・ないでしょうが・・・。
>「それで、どうすれば直るんですか?」
>ゼロスは、マントをぐいぐいと引っ張っていたあたしの手を静かにとった。
>やだなー、これじゃまるっきり子供扱いみたいじゃない。ガウリイじゃあるまいし・・・。そん
>なゼロスとあたしの様子を見て、そいつはくすりと笑いながらこう言った。
>「口づけを交わせばいいんだよ」
>
>「はぁ?」
>「っな」
>あたしはフィブリゾの言ったことが理解できなかった。ゼロスはだぶん驚いていたと思う。
>表情は見えないから、はっきりとは言えないけど。
>「だから、口づけだって。キスだよ。キ〜ス」
>「何でよっ!!何でそんなことしなきゃならんのよ」
>「何でって、昔からお姫様の魔法を解くのは王子様の口づけって決まってるじゃない」
>キスですって、冗談じゃない。最近の魔族はどうなってるのよ。ゼロスといい、こいつといいこ
>んな悠長なことしてていいわけ?
>「口づけって、誰とですか?」
>ゼロスが尋ねた言葉にあたしは我に返った。そーよ、一体誰とキスしろっていうんだろう。
>まさか・・・。
>「やだなー、ゼロス。そりゃあ勿論、呪文をかけた相手だよ」
>「冗談じゃない。誰があんたなんかと!!」
>ゼロスの眉がぴくっと動く。それを見てフィブリゾはうれしそうな顔をした。
>「おや?ゼロス不満そうだねぇ」
>「いえ、別に・・・」
>「なかなか見れないよね。ゼロスのそんな顔は」
>「別に、いつもとかわりませんよ」
>フィブリゾがそう言ったゼロスの表情が一体どんな風だったのか見てみたかったけど・・・。
>だぁー、早くこの目をどうにかしてくれー。
>
>「でも、まー、お姫様もたいそう不服そうだから、選択肢をあげよう。この僕か、君の手をとっ
> ているそのゼロスか。どちらか好きな方を選ぶんだね」
>
>
>
>
>
>
>またまた、どんどん自分の趣味で話が進んでますね。
>そして、いつものように結末が近づくにつれて、自分でも何を書いてるのかわからなくなる
>始末・・・。はたして、楽しく読んでいる人が存在してるのでしょうか(汗)
>とりあえずは、最後まで書き上げますんで、もう少しお付き合い下さいね。
>
水城守さまどうも、あーりです。いやあやっぱりゼロリナはいいですね。
やっぱり最高です。(なんか、やっぱりが多いなぁ(T_T) )
ということであーりでした。ごきげんよー。




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5424Re:闇の中で出会う者W水城守 10/20-00:13
記事番号5405へのコメント

あーりさまへ

>水城守さまどうも、あーりです。いやあやっぱりゼロリナはいいですね。
>やっぱり最高です。(なんか、やっぱりが多いなぁ(T_T) )
>ということであーりでした。ごきげんよー。

どうも、ありがとうございます。ちゃんと楽しんでくれてる方がいるとおもうと
心強いなー(笑)
ゼロリナはふかーく考えると難しいから、水城は深く考えないようにしてます(爆)
だから、こんな甘ったるい話しになっちゃうんでしょうねー。

最終話書きましたんで、またぜひ感想くださいね。




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5425闇の中で出会う者X(終)水城守 10/20-00:17
記事番号5346へのコメント

闇の中で出会う者X

フィブリゾかゼロスを選べって!?選択肢が増えたとしても、何でキスなんかせにゃな
らんのよ・・・。
「どうするんだい?お姫様。王子様は2人もいるんだよ」
嬉しそうに、いや楽しそうに言うフィブリゾの口調。むかつくなー、こいつ!!
なーにが2人もよ、2人しかでしょ。2人しかっ。
「そんなことしなくっても、本当は元に戻す方法あるんでしょう?」
「ないよそんなもの。早くしないと僕、帰っちゃうよ」
「リナさん、無理ですよ。言い出したら聞かない方ですから・・・」
ゼロスは相変わらずあたしの片手をそっと握ったまま、耳元で囁いた。
それが妙にくすぐったくて、照れてしまったけど、ゼロスからはあたしの表情は見れない。
そんな照れてる場合でもない。一刻も早くもとのお目目に戻らなくっちゃいけないけど、
けどねぇ・・・。
「その気がないようだから、帰っちゃおう」
「待ってっ!!選ぶわよ、選ぶから・・・ちょっと待ちなさいよ」
このまま何も見えないままで、いられるわけはないんだし。どっちか選んでキスすりゃ
いんでしょ。犬にでも噛まれたと思えば・・・。
「ふうん。で、どっちを選ぶのかなお姫様は」
「う゛っ・・・。あたしは・・・そのぅ・・・」
・・・・・・。・・・・・・・・。


「僕で我慢して下さい、リナさん」
「・・・へ?」
あたしの沈黙を破って、ふいにゼロスがそう言った。心臓がとくんと跳ねる。
迷っていた、いいや答えなど最初っから出てたんだけど・・・、迷ってるフリをしてい
ただけ。そうでもしなきゃ・・・。
「そうね、ゼロスで我慢しとくわ」
「我慢しとくねぇ・・・。まーいいか」
フィブリゾが、ふふんと鼻で笑う。むかつく奴〜。
「それじゃー、振られた王子様は帰るから、後はよろしくやってね」
「よろしくって言われましても、本当によくなるんですか?リナさんの目」
「よくなるよ。ゼロス、君がちゃんとキスすればね」
「はあ・・・」
ゼロスはまだ半信半疑、気のないような返事をする。
「まー、頑張って」
そう言い残して、フィブリゾの気配は消えた。消えたはいいけど・・・。

風がそっと頬を撫でた。
「ところでリナさん、すぐしちゃいます?」
何の恥じらいもなく、ゼロスはあたしに尋ねた。こいつ乙女心というものが全然わかっ
てない。そりゃー、長年生きてるゼロスにとっちゃ、キスの数など覚えられないほどで
しょうが、あたしにしてみりゃ一大事なんだから・・・。
「リナさん?」
「いいわ。どうせいつかはしなきゃならないし、とっととやっちゃって」
恥じらってるリナ=インバースなど見せられたい。キスごときでドキドキしてるなんて
気づかれたくない。
ゼロスはそんなあたしの気合いの入った言葉にくすりと笑った。
「それでは、遠慮なく」
そう言って、そっと握られていた手に力を込めると、ぐいっと自分の方に抱き寄せた。
前にもゼロスに不意打ちのキスをされたことがある。でも今回はこっちが認めている以
上じたばたすることもできない。心の準備がないのも困るけど、心の準備ができるのは
もっと困るような気がした。
「こんなシチュエーション、滅多に巡りあえるものじゃありませんね」
ゼロスの手が、静かに頬に触れた。
心臓がまた、大きく跳ね上がる。
「だあー、もういいからとっとと・・・」
言いかけた言葉を遮るように、ゼロスは親指であたしの唇をなぞった。
「しかし、キスっていわれても、どの程度のキスでしょうかね」
「はあ?」
「まあ、いいですか。とりあえず・・・」
何かぶつくさいってるなー、と思っていた次の瞬間そっとゼロスの唇が重なった。
心の準備はしていたはずだったが、やっぱり体がぴくりと動く。
触れているだけ・・・ただそれだけのキスが、ひどく優しく感じられた。
目の辺りにあった闇の膜のようなものが、ぱちんとはじけたような気がして、あたしは
ゆっくりと瞼を開けてみた。
その先にあったのは、紫の瞳。アメジストのような紫の・・・。

ゼロスはあたしの目が元に戻ったのを確認すると、にっこりと笑った。
とりあえず、これで一件落着。そう思って唇を離し、身を引こうと思ったとき、
「んっ・・・」
口づけが深くなる。
驚きのあまり見開かれた瞳を見て、ようやくゼロスは力を緩めた。
「ちょっと、なっ何してんのよゼロスっ!!」
「何って、キスでしょう」
「目、開いたのわかってて、何であんなキスすんのよ!!このスケベっ!!変態!!」
「何のことだか、さっぱり」
いけしゃあしゃあと、こいつはもう。首でもおもいっきり締めてやろうかと思った。思
ったけど・・・・・、あたしはこつんとゼロスの胸に頭を押しあてた。
「まあ、いいわ。今回は・・・」



あたしを闇に導いたのは魔族・・・
でも、闇から解き放ったのも魔族・・・
闇の中で出会った者・・・、それは遠い闇の中の人だった







はいはい。「闇の中で出会う者」いかがだったでしょうか。
かーなーり、きてますね水城守!!(笑)
こんな甘ったるいものを快く読んで下さってる人が果たしているのだろうか?
次こそは、ブラックなゼロスが書きたいなー。っていっつも口だけ・・・(涙)
とりあえず、また次回もお会いできればいいなー。
感想、苦情、お怒りお待ちしてます(爆)




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5431仲良しさん(笑)T-HOPE E-mail URL10/20-10:02
記事番号5425へのコメント
こんにちは、T-HOPEです。
あぁぁ・・・終わってますねぇ。
結末が見れて嬉しいような、終わっちゃって悲しいような・・・です。

>フィブリゾかゼロスを選べって!?選択肢が増えたとしても、何でキスなんかせにゃな
>らんのよ・・・。

それは読む人が待ち望んでいるからよ・・・(笑)

>「どうするんだい?お姫様。王子様は2人もいるんだよ」
>嬉しそうに、いや楽しそうに言うフィブリゾの口調。むかつくなー、こいつ!!
>なーにが2人もよ、2人しかでしょ。2人しかっ。

でも、ゼロス君いるじゃない(^^)

>「そんなことしなくっても、本当は元に戻す方法あるんでしょう?」
>「ないよそんなもの。早くしないと僕、帰っちゃうよ」
>「リナさん、無理ですよ。言い出したら聞かない方ですから・・・」
>ゼロスは相変わらずあたしの片手をそっと握ったまま、耳元で囁いた。

むー、ラブラブですねぇぇぇ・・・(はぁと)
ここで放さないあたりが・・・ゼロス君てば・・・(笑)

>それが妙にくすぐったくて、照れてしまったけど、ゼロスからはあたしの表情は見れない。
>そんな照れてる場合でもない。一刻も早くもとのお目目に戻らなくっちゃいけないけど、

可愛いなぁ・・・。
やっぱり、リナちゃんが一番可愛くって好きです(あ、怪しい奴かも〜)

>けどねぇ・・・。
>「その気がないようだから、帰っちゃおう」
>「待ってっ!!選ぶわよ、選ぶから・・・ちょっと待ちなさいよ」
>このまま何も見えないままで、いられるわけはないんだし。どっちか選んでキスすりゃ
>いんでしょ。犬にでも噛まれたと思えば・・・。

犬ですか、こいつらは・・・(笑)

>「ふうん。で、どっちを選ぶのかなお姫様は」
>「う゛っ・・・。あたしは・・・そのぅ・・・」
>・・・・・・。・・・・・・・・。

さぁ、素直になろう、リナちゃん!(爆)
選択肢はただ一つっ(勝手に減らしてるし〜・・・(^^;)

>「僕で我慢して下さい、リナさん」

ををを、ゼロス君言いましたね(^^)
まぁ、これだけ美味しい状況を他人様に渡すよーじゃ、ゼロス君じゃありませんよね〜。

>「・・・へ?」
>あたしの沈黙を破って、ふいにゼロスがそう言った。心臓がとくんと跳ねる。
>迷っていた、いいや答えなど最初っから出てたんだけど・・・、迷ってるフリをしてい
>ただけ。そうでもしなきゃ・・・。

駄目ですよ、リナちゃん!
もっともっともぉぉぉっと素直になってくれなくては!
・・・んで、もっとラブラブになってくれると、読んでる私は嬉しいです(死)

>「そうね、ゼロスで我慢しとくわ」
>「我慢しとくねぇ・・・。まーいいか」
>フィブリゾが、ふふんと鼻で笑う。むかつく奴〜。

意味深・・・(笑)

>「それじゃー、振られた王子様は帰るから、後はよろしくやってね」
>「よろしくって言われましても、本当によくなるんですか?リナさんの目」
>「よくなるよ。ゼロス、君がちゃんとキスすればね」
>「はあ・・・」
>ゼロスはまだ半信半疑、気のないような返事をする。
>「まー、頑張って」
>そう言い残して、フィブリゾの気配は消えた。消えたはいいけど・・・。

振られた王子様って・・・にしても、フィブちゃん、ホント、何しに来たんだろう・・・?(笑)
いえ、私にしてみれば、美味しい状況ありがとう! ってなもんですけどね〜(^^)
さぁ、フィブちゃんの応援も頂いたことだし(って、全然嬉しくないだろーなぁ(^^;)、ゼロス君、頑張って!

>風がそっと頬を撫でた。
>「ところでリナさん、すぐしちゃいます?」
>何の恥じらいもなく、ゼロスはあたしに尋ねた。こいつ乙女心というものが全然わかっ
>てない。そりゃー、長年生きてるゼロスにとっちゃ、キスの数など覚えられないほどで
>しょうが、あたしにしてみりゃ一大事なんだから・・・。
>「リナさん?」
>「いいわ。どうせいつかはしなきゃならないし、とっととやっちゃって」
>恥じらってるリナ=インバースなど見せられたい。キスごときでドキドキしてるなんて
>気づかれたくない。

・・・でも、ゼロス君、気づいてるだろうなぁ・・・。
うぅ、可愛いですねぇ、リナちゃん。

>ゼロスはそんなあたしの気合いの入った言葉にくすりと笑った。
>「それでは、遠慮なく」
>そう言って、そっと握られていた手に力を込めると、ぐいっと自分の方に抱き寄せた。
>前にもゼロスに不意打ちのキスをされたことがある。でも今回はこっちが認めている以
>上じたばたすることもできない。心の準備がないのも困るけど、心の準備ができるのは
>もっと困るような気がした。
>「こんなシチュエーション、滅多に巡りあえるものじゃありませんね」

ないですねぇ・・・たぶん、ハレー彗星がまた巡ってくるのよりも確率的には・・・多分(笑)
あぁぁぁ・・・やっぱしおいしすぎますっ。

>ゼロスの手が、静かに頬に触れた。
>心臓がまた、大きく跳ね上がる。
>「だあー、もういいからとっとと・・・」
>言いかけた言葉を遮るように、ゼロスは親指であたしの唇をなぞった。
>「しかし、キスっていわれても、どの程度のキスでしょうかね」
>「はあ?」
>「まあ、いいですか。とりあえず・・・」
>何かぶつくさいってるなー、と思っていた次の瞬間そっとゼロスの唇が重なった。
>心の準備はしていたはずだったが、やっぱり体がぴくりと動く。
>触れているだけ・・・ただそれだけのキスが、ひどく優しく感じられた。

So Romanntic・・・。
あ、スペル間違ってたらどーしよう・・・・・・。
・・・壊れかけました(笑)
にゃぁぁぁ・・・いーなぁ。アニメだったらここは当然止絵で・・・(何考えてるんだろう、私・・・)
でも、とりあえずというゼロス君の言葉に、一気にいくのかっ!? と思った以上、私の死刑は確定(^^;;;)

>目の辺りにあった闇の膜のようなものが、ぱちんとはじけたような気がして、あたしは
>ゆっくりと瞼を開けてみた。
>その先にあったのは、紫の瞳。アメジストのような紫の・・・。

よかったですね。
リナちゃんの一番の特徴は、あの綺麗な目ですから。
・・・んで、みつめあう二人・・・あぁぁぁぁ・・・。

>ゼロスはあたしの目が元に戻ったのを確認すると、にっこりと笑った。
>とりあえず、これで一件落着。そう思って唇を離し、身を引こうと思ったとき、
>「んっ・・・」
>口づけが深くなる。
>驚きのあまり見開かれた瞳を見て、ようやくゼロスは力を緩めた。
>「ちょっと、なっ何してんのよゼロスっ!!」
>「何って、キスでしょう」
>「目、開いたのわかってて、何であんなキスすんのよ!!このスケベっ!!変態!!」
>「何のことだか、さっぱり」

やーっぱし(笑)
こうじゃなきゃ、ゼロス君じゃありませんよねっ。
よくやった! ですっ(^^;;;)

>いけしゃあしゃあと、こいつはもう。首でもおもいっきり締めてやろうかと思った。思
>ったけど・・・・・、あたしはこつんとゼロスの胸に頭を押しあてた。
>「まあ、いいわ。今回は・・・」

あぅぅぅ・・・。
甘くていーです。
パソコン前で、へにゃへにゃになりました〜。

>あたしを闇に導いたのは魔族・・・
>でも、闇から解き放ったのも魔族・・・
>闇の中で出会った者・・・、それは遠い闇の中の人だった

その距離がねぇ・・・切なくっていいんですよね。
うーん、やっぱりゼロリナいいなぁ・・・。

>はいはい。「闇の中で出会う者」いかがだったでしょうか。
>かーなーり、きてますね水城守!!(笑)
>こんな甘ったるいものを快く読んで下さってる人が果たしているのだろうか?

めちゃくちゃ良かったです。
あーあ、私もこんな風にさりげなくそれでいてきっちり甘く書きたいです。
・・・・・・無理だけど(;;)

>次こそは、ブラックなゼロスが書きたいなー。っていっつも口だけ・・・(涙)
>とりあえず、また次回もお会いできればいいなー。
>感想、苦情、お怒りお待ちしてます(爆)

うるうるうる・・・。
楽しませていただきました。
次回も楽しみにしています〜〜〜。ではっ。

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5454Re:仲良しさん(笑)水城守 10/23-12:40
記事番号5431へのコメント
> こんにちは、T-HOPEです。
> あぁぁ・・・終わってますねぇ。
> 結末が見れて嬉しいような、終わっちゃって悲しいような・・・です。

そう言って下さると、もう涙が出ちゃいます。嬉しすぎ☆
みなさん、とろけて下さったようで何より。・・・一番とろけていたのは自分なんですが(笑)
フィブリゾくんの心情をもっと書いてあげるつもりだったんだけど、どうも掴みどころが
ないんで・・・・。勉強不足ですしね。

今回も、長い感想ありがとうございました。
いつものようにニタニタと読ませていただきました。
いやん、もうゼロリナ最高!!(爆)
ということで、また読んでやって下さいね。





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5436ぐはっっ!!(吐血)ひなた E-mail 10/21-02:53
記事番号5425へのコメント

こんにちわーっっひなたですっっ!!読ませていただきました♪

だぁぁぁぁっっ!?甘甘〜(はあと)ですね♪
ゼロスがおしててよかったです(笑)
あたしもこーぉんならぶらぶかきたいなぁ・・・・とか思いつつよんでました☆
はにゅ〜。今度がんばってみましょうかね?(笑)←何を・・・

ホントに面白かったです♪
また、読ませてくださいね♪でわわっっ!!

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5455Re:ぐはっっ!!(吐血)水城守 10/23-12:40
記事番号5436へのコメント

>こんにちわーっっひなたですっっ!!読ませていただきました♪

ありがとうございますぅ。

>だぁぁぁぁっっ!?甘甘〜(はあと)ですね♪
>ゼロスがおしててよかったです(笑)

極甘ですね(笑)
書いてて、恥ずかしいくらいでしたから。
水城の書くリナは、なんかいつも弱ってますね(笑)

>あたしもこーぉんならぶらぶかきたいなぁ・・・・とか思いつつよんでました☆
>はにゅ〜。今度がんばってみましょうかね?(笑)←何を・・・

頑張って下さい。楽しみにしてますぅ♪
それでは、また読んでやって下さいね。



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5440Re:闇の中で出会う者理奈 10/21-09:53
記事番号5425へのコメント
このニヤついてる顔をどーにかして・・・もとにもどんない。
こんにちは。理奈です。この作品を読んでニヤついて、母に変な目で見られてます。いやぁ〜〜〜、よかったですよぉ〜〜〜!!!うん、もぉ〜、ゼロスったら
うまいとこをもってくんだからぁ〜。リナになりたいわぁ〜。ゼロスになら何回キスされてもいいわぁ〜。って壊れはじめてます。そーなるまえに去ろう。であであ。

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5456Re:闇の中で出会う者水城守 10/23-12:40
記事番号5440へのコメント
いやー、読んで下さって、ありがとうございます。
こんな甘ったるいものを(笑)

>このニヤついてる顔をどーにかして・・・もとにもどんない。
>こんにちは。理奈です。この作品を読んでニヤついて、母に変な目で見られてます。

ふふふ。書きながらニタついてた水城は怪しすぎますね。

>いやぁ〜〜〜、よかったですよぉ〜〜〜!!!うん、もぉ〜、ゼロスったら
>うまいとこをもってくんだからぁ〜。リナになりたいわぁ〜。ゼロスになら何回キスされてもいいわぁ〜。って壊れはじめてます。そーなるまえに去ろう。であであ。

それは同感。もう好きにしちゃって〜って感じですね(爆)
ということで、次回もよかったら読んでやって下さい。

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5465感想ですっっっ!!!あーり E-mail 10/24-14:11
記事番号5425へのコメント
うわーっついに終わってしまいましたね。
ゼロスだいたーん。(笑)
でも、すっごいよかった。

ちよっと最近いそがしくって感想、遅くなりました。
すいませんでした。m(_ _)m

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5457たまには酔いたい夜もある?水城守 10/23-12:41
記事番号5346へのコメント

たまには酔いたい夜もある?


ただ何となく眠れない夜だった。ちょっと、むっしゃくしゃしてた。
酒でも飲めば気が晴れるかなーと思って、あたしは一人で部屋を出た。近くの居酒屋に
行くために。一人で飲むのは初めてだ。ガウリイが一人じゃ危ないって言うし、あたしあ
んまりお酒強くないし。でも、とりあえず飲みたかった・・・、酔いたかった・・・。


リナは少しだけ躊躇するような足取りで、宿を抜け出した。
少し歩いた先にある居酒屋に入り、カウンターに腰を下ろす。夜もかなり更けていたので
もうできあがっている客もかなりいた。ガウリイを起こしてくれば良かったかなーと、一瞬
思ったが、今更戻って呼んでくるのも面倒だった。
「お嬢さん、ひとりかい?」
ちょっと渋めのマスターがリナに声をかけた。
「えっ、ああ一人よ。何か美味しいお酒ちょうだい」
「かしこまりました」
マスターは優しく微笑むと、一杯の酒をリナに差し出した。
「・・・綺麗な色・・・」
リナはグラスを手に取り、光にかざして、それからその薄紫色のお酒をぐいっと飲んだ。
「おかわりっ!!」
「お嬢さん、そんなに急いで飲んだら、すぐに酔ってしまうよ」
「いいの、いいの。あたしこう見えても強いんだから」

マスターの忠告も聞かず、相変わらずのピッチで飲んでいたリナは、案の定3杯目を飲ん
だ辺りで、結構酔いがまわっていた。そんなリナの様子を伺っている男の視線がちらほら
見受けられる。まだ少女とはいえ、その華奢な体つきと、真っ白い肌は十分そそられるも
のがあるのだろう。まして、本人「美少女魔道士」と豪語するだけのことはある。あどけ
さを残した表情は、咲く寸前の蕾のように美しく、可愛らしかった。
何も知らない人にとっては・・・・・。

4杯目を飲んだ辺りで、リナはくてんとカウンターに頭を落とした。
それを見ていた男3人が、リナに近づき声をかける。
「お嬢さん。もう酔いつぶれちゃったの?」
「俺達ともう少し飲もうぜ」
だが、その声にリナは返事をしなかった。
かわりに「うるさいなー」と言わんばかりに、うつ伏せたまま髪をくしゃっとかき上げた。
その行為のせいで、リナは男達に綺麗な白い首筋を晒すことになる。
男達はにやりと笑うと、一人がリナの首筋に指を絡ませようとした。けれどその指はぱし
りと弾かれた。
「困りますねぇ。勝手に触られては」
突如現れた、その人物に男達は一瞬驚いた。
「リナさん。こんなに酔ってしまって、帰りますよ」
「ふぇ・・・・・」
聞き慣れたその声に、リナはやっと顔をあげた。
「なんれ、あんたがここにいんろよ、ゼロス」
本人はちゃんと喋っているつもりのようだが、どうも口調があやしい。
「迎えに来たんですよ」
ゼロスはにっこりと微笑って答えた。
「おいおい、お兄さん。後から来て横取りはないだろう」
「そうだよなあ。そのお嬢さん置いて、とっとと帰んな」
「ぼこぼこにされたくなかったらな」
3人組はゼロスを見てそう言うと、ケケケと卑下な笑いをする。
(馬鹿かこいつら、そりゃー、こっちの台詞よ)
リナは内心そう思いながら、ゆっくりと立ち上がった。・・・はずだったが、あれだけ短
時間に飲んでおいて、すんなりと立てるはずもなく、足元から崩れかけた。
それを予期していたゼロスが、そっと支える。そして、ひょいと抱え上げると、三人には
目もくれず、勘定だけ置いて歩き始めた。
「おい、こらてめぇーっ」
男達に一人がゼロスに掴みかかろうとしたが、ゼロスはそれをひらりとかわす。
そして、にっこりと笑ってその内の一人にこう言った。
「あなた、命拾いしましたね。僕の来るのがもう少し遅くて、その手がリナさんの首筋
 に触れていたら、今頃なかったでしょうから・・・その右手」
男達はその場に立ちつくした。ゼロスの殺気を感じ動けなかったのだ。
ゼロスは、リナを抱えたままその店を後にした。


「まったく、貴方って人はどうしてこんな無茶なさるんですか」
「うるさいら〜。ほっといれよ」
リナは、とろんとした目をパチパチと必死に開けようとした。
「夜、一人で出歩くなって言われてるんでしょう?」
「・・・・・・・・」
「寝ちゃったんですかぁ?」
ゼロスは腕の中の少女に視線を落とす。
ふいに、その少女がゼロスの首に腕を回した。ゼロスは少し驚いた表情を浮かべる。
「リナさん?」
「ねえ、急に消えたりしらいれよ・・・・・」
リナの言葉にゼロスは耳を疑った。
「・・・・・リナさん?」
「ずっと、そばにいるろよ。なにも言わらいれ、いなくらったら承知しらいから」
「・・・・・・・・」
ゼロスは少し考え込むと、やれやれと言った風に夜空を見上げると、ふうーっと大きなた
め息をついた。
(完全に僕とガウリイさん間違えてますね。これは・・・)
そう心の中でつぶやく。
「れー、聞いれるのー?」
「意地悪だな〜、リナさん・・・・・」
ゼロスはぽつり言葉を漏らす。
「何か言っら?」
「いいえ・・・・・、僕はずっと側にいますよ」

その返事が果たしてリナには届いたのか・・・・・。
ゼロスの耳元では、すーすーと寝息が聞こえていた。








読み切りを書くのは2回目だなぁ。読んで下さってありがとうございます。
題名は書いたときの水城の心情だったりするんです(笑)
かなり弱っているときに書いたものだから、話がまとまってないですね(涙)
リナサイドで書くはずだったのに、酔いつぶれてから訳わからなくなってます(爆)
微妙なゼロリナだし・・・・・。
果たして本当に、リナはガウリイだと思ってあんな事言ったんでしょうか?
ゼロスはガウリイのフリをしてあんな台詞を言ったんでしょうか?
ふふふ、しょせん水城はゼロリナだから(笑)






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5460Re:たまには酔いたい夜もある?T−HOPE E-mail URL10/23-21:33
記事番号5457へのコメント
 こんばんは、T-HOPEです。
 「闇の中で出会う者」の興奮(^^;)もさめやらぬ内にまた新しいのが読めるなんて、嬉しいです〜。

>酒でも飲めば気が晴れるかなーと思って、あたしは一人で部屋を出た。近くの居酒屋に
>行くために。一人で飲むのは初めてだ。ガウリイが一人じゃ危ないって言うし、あたしあ
>んまりお酒強くないし。でも、とりあえず飲みたかった・・・、酔いたかった・・・。

 あれぇ?
 リナちゃん、どーしちゃったんでしょうか・・・?

>「・・・綺麗な色・・・」
>リナはグラスを手に取り、光にかざして、それからその薄紫色のお酒をぐいっと飲んだ。

 紫・・・紫色・・・ふふふふ(^^)
 あ、やばい。壊れモード入ってますぅぅぅ・・・。

>そんなリナの様子を伺っている男の視線がちらほら
>見受けられる。まだ少女とはいえ、その華奢な体つきと、真っ白い肌は十分そそられるも
>のがあるのだろう。まして、本人「美少女魔道士」と豪語するだけのことはある。あどけ
>さを残した表情は、咲く寸前の蕾のように美しく、可愛らしかった。
>何も知らない人にとっては・・・・・。

 リナちゃん可愛いですものね〜。
 ・・・何も知らない人・・・た、確かに・・・(^^;)
 いや、知ってる人にとっても、きっと可愛いんじゃないかと思いますっ・・・多分(笑)

>男達はにやりと笑うと、一人がリナの首筋に指を絡ませようとした。けれどその指はぱし
>りと弾かれた。
>「困りますねぇ。勝手に触られては」

 わーい。ゼロス君だゼロス君だ。
 いーところを持ってってくれますねぇ(^^)

>リナは内心そう思いながら、ゆっくりと立ち上がった。・・・はずだったが、あれだけ短
>時間に飲んでおいて、すんなりと立てるはずもなく、足元から崩れかけた。
>それを予期していたゼロスが、そっと支える。そして、ひょいと抱え上げると、三人には
>目もくれず、勘定だけ置いて歩き始めた。

 うふふふふ・・・(死)
 いーなぁ。優しいゼロス君。

>そして、にっこりと笑ってその内の一人にこう言った。
>「あなた、命拾いしましたね。僕の来るのがもう少し遅くて、その手がリナさんの首筋
> に触れていたら、今頃なかったでしょうから・・・その右手」
>男達はその場に立ちつくした。ゼロスの殺気を感じ動けなかったのだ。
>ゼロスは、リナを抱えたままその店を後にした。

 あうぅぅぅ・・・かっこいいよう。
 リナちゃんラブなゼロス君・・・。
 笑って言ってるあたりがいいですよねぇぇぇ・・・。

>ふいに、その少女がゼロスの首に腕を回した。ゼロスは少し驚いた表情を浮かべる。
>「リナさん?」
>「ねえ、急に消えたりしらいれよ・・・・・」
>リナの言葉にゼロスは耳を疑った。
>「・・・・・リナさん?」
>「ずっと、そばにいるろよ。なにも言わらいれ、いなくらったら承知しらいから」

 らぶらぶ〜な状況ですけど・・・リナちゃん酔ってるからなぁ・・・。

>「・・・・・・・・」
>ゼロスは少し考え込むと、やれやれと言った風に夜空を見上げると、ふうーっと大きなた
>め息をついた。
>(完全に僕とガウリイさん間違えてますね。これは・・・)
>そう心の中でつぶやく。

 そ、そーなんでしょうか? うーんうーん。
 リナ、呂律回らなくなっても、記憶は・・・だから・・・でも・・・(ゼロリナにこだわってます(^^;)

>「れー、聞いれるのー?」
>「意地悪だな〜、リナさん・・・・・」
>ゼロスはぽつり言葉を漏らす。
>「何か言っら?」
>「いいえ・・・・・、僕はずっと側にいますよ」

 ゼロス君、切ないですよね〜(;;)
 ・・・って魔族にこの形容していーのかな? ゼロスだからいーかな(笑)
 それでも、「側にいます」って言ってくれるんですねーっっっ(しくしくしく・・・)

>読み切りを書くのは2回目だなぁ。読んで下さってありがとうございます。
>題名は書いたときの水城の心情だったりするんです(笑)
>かなり弱っているときに書いたものだから、話がまとまってないですね(涙)

 そですか〜? やっぱりゼロス君がリナちゃんラブラブで、素敵でしたよ〜。
 たまには酔いたい・・・ですか。酔う前に頭痛くなっちゃう私には至れない境地だなぁ。
 それにしても、リナちゃん、何でお酒飲みたくなったんでしょうか・・・?

>リナサイドで書くはずだったのに、酔いつぶれてから訳わからなくなってます(爆)
>微妙なゼロリナだし・・・・・。
>果たして本当に、リナはガウリイだと思ってあんな事言ったんでしょうか?
>ゼロスはガウリイのフリをしてあんな台詞を言ったんでしょうか?
>ふふふ、しょせん水城はゼロリナだから(笑)

 リナちゃん、酔ったが故に、やっと<ゼロス君に>言えたんだ・・・と、信じてますっ(・・・そこまでゼロリナに突き進む
か、私・・・(^^;)
 いえ、ガウリナで、ゼロス君の片思いでも、勿論切なくっていいんですけど・・・ね(笑)
 あ、でもでも、最後の台詞は、ゼロス君のホントの気持ちだといーなぁ・・・と、思ってます。はい。 

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5478Re:たまには酔いたい夜もある?リオナ 10/27-11:26
記事番号5457へのコメント
こんにちは、リオナと言います。うにゅ!闇の中で出会う者が終わったと思ったら水城守様の名作がまた一つふえましたね(はぁと)と思いレスしました〜。

>たまには酔いたい夜もある?
>
>ただ何となく眠れない夜だった。ちょっと、むっしゃくしゃしてた。
>酒でも飲めば気が晴れるかなーと思って、あたしは一人で部屋を出た。近くの居酒屋に
>行くために。一人で飲むのは初めてだ。ガウリイが一人じゃ危ないって言うし、あたしあ
>んまりお酒強くないし。でも、とりあえず飲みたかった・・・、酔いたかった・・・。
なにがあったの。リナちゃん(気になるなぁ〜)

>マスターは優しく微笑むと、一杯の酒をリナに差し出した。
>「・・・綺麗な色・・・」
>リナはグラスを手に取り、光にかざして、それからその薄紫色のお酒をぐいっと飲んだ。
きゃ〜!薄紫!うひゅひゅ(妄想モード爆進中)
>「おかわりっ!!」
>「お嬢さん、そんなに急いで飲んだら、すぐに酔ってしまうよ」
>「いいの、いいの。あたしこう見えても強いんだから」
>
>マスターの忠告も聞かず、相変わらずのピッチで飲んでいたリナは、案の定3杯目を飲ん
>だ辺りで、結構酔いがまわっていた。
あらあら。
そんなリナの様子を伺っている男の視線がちらほら
>見受けられる。まだ少女とはいえ、その華奢な体つきと、真っ白い肌は十分そそられるも
>のがあるのだろう。まして、本人「美少女魔道士」と豪語するだけのことはある。あどけ
>さを残した表情は、咲く寸前の蕾のように美しく、可愛らしかった。
>何も知らない人にとっては・・・・・。
確かにはたから見てるとめちゃめちゃかわいいですからね。
にゃはは、リナちゃんは知ってる人が見てもびじんですけどねぇ〜。
>
>4杯目を飲んだ辺りで、リナはくてんとカウンターに頭を落とした。
>それを見ていた男3人が、リナに近づき声をかける。
>「お嬢さん。もう酔いつぶれちゃったの?」
>「俺達ともう少し飲もうぜ」
身の程知らずですね〜
>だが、その声にリナは返事をしなかった。
>かわりに「うるさいなー」と言わんばかりに、うつ伏せたまま髪をくしゃっとかき上げた。
>その行為のせいで、リナは男達に綺麗な白い首筋を晒すことになる。
>男達はにやりと笑うと、一人がリナの首筋に指を絡ませようとした。けれどその指はぱし
>りと弾かれた。
>「困りますねぇ。勝手に触られては」
>突如現れた、その人物に男達は一瞬驚いた。
おお、いい所にゼロスくん!!
>「リナさん。こんなに酔ってしまって、帰りますよ」
>「ふぇ・・・・・」
>聞き慣れたその声に、リナはやっと顔をあげた。
>「なんれ、あんたがここにいんろよ、ゼロス」
>本人はちゃんと喋っているつもりのようだが、どうも口調があやしい。
おやくそく〜
>「迎えに来たんですよ」
>ゼロスはにっこりと微笑って答えた。
>「おいおい、お兄さん。後から来て横取りはないだろう」
>「そうだよなあ。そのお嬢さん置いて、とっとと帰んな」
>「ぼこぼこにされたくなかったらな」
>3人組はゼロスを見てそう言うと、ケケケと卑下な笑いをする。
>(馬鹿かこいつら、そりゃー、こっちの台詞よ)
>リナは内心そう思いながら、ゆっくりと立ち上がった。・・・はずだったが、あれだけ短
>時間に飲んでおいて、すんなりと立てるはずもなく、足元から崩れかけた。
>それを予期していたゼロスが、そっと支える。そして、ひょいと抱え上げると、三人には
>目もくれず、勘定だけ置いて歩き始めた。
かっこいいです〜。流石ゼロス様
>「おい、こらてめぇーっ」
>男達に一人がゼロスに掴みかかろうとしたが、ゼロスはそれをひらりとかわす。
>そして、にっこりと笑ってその内の一人にこう言った。
>「あなた、命拾いしましたね。僕の来るのがもう少し遅くて、その手がリナさんの首筋
> に触れていたら、今頃なかったでしょうから・・・その右手」
て、言うか触ったらリナより先にゼロスが彼らをやみにほうむてそうな・・・
>男達はその場に立ちつくした。ゼロスの殺気を感じ動けなかったのだ。
>ゼロスは、リナを抱えたままその店を後にした。
まさか、俗に言うお姫様抱っこでわ(はぁと)
>
>
>「まったく、貴方って人はどうしてこんな無茶なさるんですか」
>「うるさいら〜。ほっといれよ」
>リナは、とろんとした目をパチパチと必死に開けようとした。
あらあら、かわいらしいですね。
>「夜、一人で出歩くなって言われてるんでしょう?」
>「・・・・・・・・」
>「寝ちゃったんですかぁ?」
>ゼロスは腕の中の少女に視線を落とす。
>ふいに、その少女がゼロスの首に腕を回した。ゼロスは少し驚いた表情を浮かべる。
このまま、ラブラブモード突入か?
>「リナさん?」
>「ねえ、急に消えたりしらいれよ・・・・・」
>リナの言葉にゼロスは耳を疑った。
>「・・・・・リナさん?」
>「ずっと、そばにいるろよ。なにも言わらいれ、いなくらったら承知しらいから」
>「・・・・・・・・」
>ゼロスは少し考え込むと、やれやれと言った風に夜空を見上げると、ふうーっと大きなた
>め息をついた。
>(完全に僕とガウリイさん間違えてますね。これは・・・)
>そう心の中でつぶやく。
それはどうかな(はぁと)
>「れー、聞いれるのー?」
>「意地悪だな〜、リナさん・・・・・」
>ゼロスはぽつり言葉を漏らす。
>「何か言っら?」
>「いいえ・・・・・、僕はずっと側にいますよ」
>
>その返事が果たしてリナには届いたのか・・・・・。
>ゼロスの耳元では、すーすーと寝息が聞こえていた。
平和ですねぇ〜(^−^)


>リナサイドで書くはずだったのに、酔いつぶれてから訳わからなくなってます(爆)
リナちゃん酔ってても覚えってそうですけどね。
>微妙なゼロリナだし・・・・・。
>果たして本当に、リナはガウリイだと思ってあんな事言ったんでしょうか?
>ゼロスはガウリイのフリをしてあんな台詞を言ったんでしょうか?
ははは、決まってます。絶対リナはゼロスだって分かっていってて、ゼロスは本音を言ってるんです。(ど〜してもゼロリナにしたいらしい)
>ふふふ、しょせん水城はゼロリナだから(笑)
>
>
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>
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5480Re:たまには酔いたい夜もある?はる 10/28-00:20
記事番号5457へのコメント
はるです。読みました〜。最高、最高っすよ。しびれりゅう。
もう、私もゼロス様に介抱してもらえるなら、酔っぱらいまくり
ますよ(笑)
リナちゃんもめちゃくちゃかわいいし。水城さんの書くゼロリナは
ほんとはまっちゃいますね。
次回もたのしみにしてますぅ。

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5495まとめて、感謝!!水城守 10/31-01:00
記事番号5480へのコメント
コメント下さった方々、ありがとうございますぅ。
いつもいつも、励みにして頑張ってます。
って、なかなか次が進んでないんだけど・・・・・。

とりあえず、新作書いたんで読んでやって下さいね。
今回今までの中で、一番設定不足というか、まとまってないまま
のせちゃいます(笑)
そんなんで、いいのかーーー!!

よろしかったら、こんな水城にまた感想下さいね。