◆-はじめまして-Merry(9/2-09:26)No.4284
 ┗世界で一番大嫌い1-Merry(9/2-21:24)No.4293
  ┣Re:世界で一番大嫌い1-ねこざ(9/2-23:57)No.4294
  ┃┗Re:ありがとうございます-Merry(9/3-09:07)No.4299
  ┣Re:世界で一番大嫌い1-三里桜架(9/3-02:20)No.4296
  ┃┗Re:ありがとうございます。-Merry(9/3-09:10)No.4300
  ┗Re:世界で一番大嫌い1-狼黒帝(9/3-05:47)No.4297
   ┗Re:世界で一番大嫌い1-Merry(9/3-09:11)No.4301
    ┗世界で一番大嫌い2について-Merry(9/3-20:59)No.4305


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4284はじめましてMerry E-mail 9/2-09:26

はじめまして。Merryと申します。ゼロリナ小説を書こうと思っていたので、書きあがりしだいのせようかと思います。
皆さんの意見が聞きたいと思いますので、よろしくお願いします。

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4293世界で一番大嫌い1Merry E-mail 9/2-21:24
記事番号4284へのコメント
この話は、私の好きな漫画からヒントを得ています。それでもOKという人は読んでください。このキャラクターはこんな事言わない!というのもあるかと思いますが、演出です。


世界で一番大嫌い1

火曜日がきた。
授業が終わるのが待ち遠しくて。
いつも以上に心が騒がしい日。
週にたった一度だけ、あの人に会える特別な日

「っだーHR長いってーの」
HRの終了とともに、あたしは教室から走り出る。とっくにHRが終わっている先輩たちや、後輩が声をかけてくるのに私は答えながらそれでも走りつづける。
「リナさーん、」
あたしと同じ速さで隣をかけている、ボブで、少しうちまきにパーマをかけているアメリアが私に話し掛けてきた。
「聞くだけ無駄そうですけど、今日暇ですか?」
「わっりィ、弟迎えに保育園行くんだ。」
あたしには、年の離れた弟がいる。母が忙しくて、家の手伝いをしている。保育園に行くのも、最初はそのためだったんだけど、今は違う。
会いたい人がいる。
幼稚園についたときには、もう、空は赤く染まっていた。
「フィブー、遅くなってごめーん」
「リナ、」
あたしに似てとてもかわいい容姿を持つ弟のフィブリゾ。とっても素直で、かわいい弟。
そのままフィブとじゃれあいながら、教室に目を走らす。
今日は、会えないのかな。
そう思っていると、優しい声で私の名前を呼ぶ声がした。
うれしくて、勢いよく振り替える。
「ガウリィ先生。」
「ご苦労様」
「こっこちらこそ、うちのチビ助がお世話になっています。」
顔が赤くなるのがわかって、隠すようにお辞儀をした。
「インバース家は、みんな兄弟仲よくて言いね」
こんなほのぼのとした雰囲気に、保母さんという感じが強まる。
ガウリィ先生は、この、さくら幼稚園の保父さんだ。
2年前のあの日以来、ずっと気になる温かくて、優しい人。
この人のために、ここへ通いつづける自分。
すごく好きな人。
―っかー自分でいってて、恥ずかしくなるぜ、ちきしょーっ
あたしは、顔がすっごく赤くなっていたのだろう、不審に思ったガウリィ先生が、あたしの顔を心配そうに覗き込んだ。
「顔赤いけど大丈夫?」
いきなりのアップに、さらに混乱して慌ててしまうあたし。その拍子に、手に持っていたかばんを、勢いよく手を放してしまった。
「あ…」
かばんは見事にあたしの爪先にぶち当たり、よりにもよって、かばんのかどだったから、痛さのあまり声にもならなくて、そのまましゃがみこんだ。
「リナ」
心配そうに駆け寄るフィブの声。
「大丈夫?立てる?」
同じように心配してくれるガウリィ先生。
しゃがみこんだあたしと同じようにしゃがみ、手を差し伸べながらいう。
「足、見せてごらん」
「だ…大丈夫です」
「でも、」
「本当に大丈夫であります。」
混乱のあまり変なことを言っているよあたしは。耳まで赤くなっているだろう。
「でも、念の為に救急箱とってくるから、待ってなさい。」
「え…え…ありがとう…ございま…」
語尾を弱々しくつぶやく。
ま…また、逃してしまった。せっかくのふれあうチャンスをー!!
意地っ張りというか、人を頼れないこの性格が憎いぜ。
へへ、でもちょっと得した気分かな。
先生に心配してもらったんだから。
あたしは、フィブに後ろから抱き付いた。フィブは嬉しそうに、笑ってくれた。
七つの年の差は大きいけど、いつかこの気持ちを伝えられたら…。
ぼんやりと、フィブに抱き着いたまま考えていると、突然悪寒とともに、背後から髪の毛を一房手で、掴み取られる。
「愛しい、愛しいリナさん、今日も素敵な御髪をお持ちですねえ。」
「人の髪に触るな、害虫」
思いっきり背後にいるやつに、肘鉄を食らわそうとするが、やつはするっとよけてしまったようだ。そのままあたしは振り向いて、大きな声を上げる。
「ゼロス!!あんたね、いくら先生の親友だからって、毎回毎回現れるんじゃないってーの」
「つれないですね、わざわざ美容院の定休日までつぶして、リナさんに会いにきているのに」
「誰も頼んでなーい!定休日ぐらい家でのんびりしてろー!!この生ゴミ」
言い合っていると、ガウリィ先生の、やさしい笑い声がした。
「よほどリナちゃんの髪質気に入っているようだな、ゼロス」
「そうなんです、ガウリィさんこの艶、はり、一度でいいから僕にカットさせてくれませんかね。」
どこかと憂い目つきで私のことを見る。誰がこんな危ないやつに乙女の命を切らせるものですか!
「先生、友人の選択は厳密にしたほうがいいですよ」
「そうだね、たまには後悔するよ」
「やですね、二人とも」
「ゼロスー」
あたしたちの会話を黙って聞いていたフィブが、ゼロスの足に抱き着く。
「あ、フィブ君」
そのまましゃがみこんで、フィブのぷにぷにしている頬をつつきながら、ゼロスはとんでもないことをいった。
「フィブ君、お兄ちゃんも一緒に帰ってもいいですか?」
「もちろん」
実はフィブはゼロスをとんでもなく気に入っているのだ。
「かわいいですね」
こともあろうに、そのままフィブを抱きしめると、頬に軽くキスをした。
「こ、この変態!フィブにさわんな」
あたしの自慢の弟がー
ゼロスは悪魔にも見える微笑みをすると、フィブを抱き上げて、もう片方の手で私の手を取った。
「ガウリィさんまた後で」
そのままあたしたちを連れた幼稚園を出て行こうとした。
「かってに、しきんな、人攫いっっっっ」
あたしの悲鳴は、むなしく空に響いた。
「膨れっ面も様になりますよ、リナさん」
「うるさい、あんたの所為でこっちはまた一週間ブルーだよ」
ゼロスは苦手だ。
美容師だかなんだか知らないけど、人の髪に執着する変なやつ。
「僕に会えてうれしいくせに」
「あんた、嫌われているっていう自覚ないでしょ!?」
フィブを間に挟みながら家までの道のりを行く。フィブは、あたしと、ゼロスの手をしっかりと握っている。
「あんなののどこがいいのですかね」
吹き出すように笑うゼロス。
「あんたよりは何千倍もいいわよ!」
むっときて言い返すけど、なにか、含むことがあるような目つきであたしを見返す。
人を見透かしたようなこのひとみ。
得体の知れない苦手な存在。
ガウリィ先生とはまた違う、大人の男の人。


「みーたーわーよォー」
「ナーガ、人の視界に急に飛び込んでくるんじゃねぇ」
そういって図突きを食らわす。それにもめげず、ナーガは続ける。
「あんたっ昨日、また私のゼロス様と一緒にいたわね!?よくもやったわねリナの癖に生意気よー」
「ああ?おまえの目は節穴か?あいつが勝手に付きまとってんだよ」
「んまー自慢してるわけ?!にくにく憎たらしー!」
いきなりナーガお得意のパンチを私に食らわす。よけそこなった私は、それでもいいかえす。
「お前いっぺん死ね。」
「私のほうが胸大きいのにー」
聞いちゃいねぇ。
「ああっ麗しのゼロス様、あの日本人ばなれした端整な顔立ち、バランスの取れたすばらしい等身。去年の文化祭で、そんなあなたを見つけたときから、フォーリンラヴラヴアイラーヴューン」
どこか遠い目つきで手まで組んで、熱く語るナーガ。いいかげんにしてほしいものである。
「こっちはそん時運が尽きたよ。」
あたしはため息と共に、言葉を続けた。
「あんな生ゴミ野郎のどこがいいんだよ。ガウリィ先生のほうがずっといいのに。今ごろ園児と戯れているんだろーなー」
「んまー私のゼロス様が、あんな平々凡々、人畜無害な生物に劣るとでも思って!」
「何おー」
「やんのかこらー」
あたしとナーガが啖呵を切って席を立って顔を向きあわせたとき、あたしたちの顔の間に教科書が差し込まれた。
「課題追加」
いかり狂っている先生がいた。
しまった!授業中だったんだ!!






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4294Re:世界で一番大嫌い1ねこざ E-mail 9/2-23:57
記事番号4293へのコメント
はじめまして ねこざと申します。

今まで読み逃げしてました(?)がおもわず書いてしまった。
話しってるんでころげまわって読んでいます。
元を知ってる私としてはガウリイはちょっと違和感ありましたが、
他はもうばっちり!!!
とくにナーガははまりまくってますね。(口からたましいでるの?)
続き期待してます。



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4299Re:ありがとうございますMerry E-mail 9/3-09:07
記事番号4294へのコメント
ねこざさんは No.4294「Re:世界で一番大嫌い1」で書きました。
>はじめまして ねこざと申します。
>
こちらこそはじめまして。
>今まで読み逃げしてました(?)がおもわず書いてしまった。
>話しってるんでころげまわって読んでいます。
>元を知ってる私としてはガウリイはちょっと違和感ありましたが、
>他はもうばっちり!!!
ガウリィにしたわけはですね、TRYのアイキャッチ見てこれはいける!と思ったからです。
>とくにナーガははまりまくってますね。(口からたましいでるの?)
>続き期待してます。
>
つたない文章ですけど、これからもよろしくお願いします。
>
>

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4296Re:世界で一番大嫌い1三里桜架 E-mail 9/3-02:20
記事番号4293へのコメント
どうもはじめまして!
三里桜架と申します。

いやー、タイトルに心引かれるものを感じまして・・・)^o^(
そしたら、とある漫画がヒントになっているとの事。
もしかして、もしかしたら、もしかすると・・・?!
なーんて読んでいたら、どんぴしゃり!
弟にフィブを持ってきた時には「うーみゅ」とうなってしまいました。
しかし、ガウリイをあのポジションに、ゼロスをあのお方にとは・・・。
ゼロリナだからまあそうなることは分かりきっていたことですが・・・。
でもある意味、新鮮な衝撃でした。
でも、そうなると某タレ目の目付きの悪い○庄氏にはゼルガディスが来るかな?
弟には、あの現実逃避術全く同じのルークあたりが。
ナーガもベストポジションですかね?
でもやっぱり、魂口から出すんですか?

最後に。
続き、楽しみに待っています!
頑張って下さい!

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4300Re:ありがとうございます。Merry E-mail 9/3-09:10
記事番号4296へのコメント
三里桜架さんは No.4296「Re:世界で一番大嫌い1」で書きました。
>どうもはじめまして!
>三里桜架と申します。
>
こちらこそはじめまして。
>いやー、タイトルに心引かれるものを感じまして・・・)^o^(
>そしたら、とある漫画がヒントになっているとの事。
>もしかして、もしかしたら、もしかすると・・・?!
>なーんて読んでいたら、どんぴしゃり!
>弟にフィブを持ってきた時には「うーみゅ」とうなってしまいました。
かわいい弟のイメージというと、外見だけはフィブかな?と思ったんです。
>しかし、ガウリイをあのポジションに、ゼロスをあのお方にとは・・・。
>ゼロリナだからまあそうなることは分かりきっていたことですが・・・。
>でもある意味、新鮮な衝撃でした。
>でも、そうなると某タレ目の目付きの悪い○庄氏にはゼルガディスが来るかな?
それは・・・ふふふ・・・
>弟には、あの現実逃避術全く同じのルークあたりが。
>ナーガもベストポジションですかね?
>でもやっぱり、魂口から出すんですか?
うまく表現したいと思ってます。
>
>最後に。
>続き、楽しみに待っています!
>頑張って下さい!

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4297Re:世界で一番大嫌い1狼黒帝 9/3-05:47
記事番号4293へのコメント
どうも、初めまして

題が見たことあるのだと思って
のぞいてみたら、見事それでしたね
う〜む、ゼロスはいつもと変わらないけど
ガウリイちょっと、女の子に優しすぎるかも(笑)
蛇足ながらアメリアの彼氏はアルフレッド?(爆)

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4301Re:世界で一番大嫌い1Merry E-mail 9/3-09:11
記事番号4297へのコメント
狼黒帝さんは No.4297「Re:世界で一番大嫌い1」で書きました。
>どうも、初めまして
>
こちらこそはじめまして。
>題が見たことあるのだと思って
>のぞいてみたら、見事それでしたね
>う〜む、ゼロスはいつもと変わらないけど
>ガウリイちょっと、女の子に優しすぎるかも(笑)
私もそう思います。でも・・・仕方ないですよね。話の展開上。
>蛇足ながらアメリアの彼氏はアルフレッド?(爆)
さあ?どうでしょう。

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4305世界で一番大嫌い2についてMerry E-mail 9/3-20:59
記事番号4301へのコメント
うっひゃーごめんなさいー。
間違えて、新しいツリー作っちゃいました。
大馬鹿者ですね。わたし。
次ぎはちゃんとツリー作ります。