◆-スレイヤーズ学園・ご挨拶-月影るい(8/23-22:40)No.4161
 ┗スレイヤーズ学園・入学式当日。-月影るい(8/23-22:41)No.4162
  ┗スレイヤーズ学園・リナ=インバース登場。-月影るい(8/23-22:43)No.4163
   ┗スレイヤーズ学園・ゼロスとリナの出会い。-月影るい(8/23-22:45)No.4164
    ┗スレイヤーズ学園・ゼラス先生現る!?-月影るい(8/23-22:49)No.4166
     ┗読みに来ました-AKIE(8/24-07:30)No.4173


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4161スレイヤーズ学園・ご挨拶月影るい E-mail URL8/23-22:40

どうも、月影るいです。
今回のお話は、ゼロリナ中心魔族もありの学園ものです。
どこまで続くかは。。。少し不安だけど・・・
とりあえず、ゼロリナらぶらぶ〜♪には時間がかかりそうなお話ですけど
まー・・読んでやってくださいね。
では。。。。


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4162スレイヤーズ学園・入学式当日。月影るい E-mail URL8/23-22:41
記事番号4161へのコメント
スレイヤーズ学園・・・

 人種関係無く様々な人々が、寮に住み衣食住を共にしている。
 コース別に学業を学べるという校長の意思の元、この世界に、必要な剣術、武術、魔法の三つを
学べるようになっている。
 この学園の先生方は、それぞれのコースに適した先生が授業をしている。

 剣術は、ガーヴ先生だ。
武術は、何故か知らないが某国のおうち様、フィリオネル先生。
魔法は、黒魔法は、ゼラス先生とダルフィン先生。
白魔法は、フィリア先生である。
 このほかにも、この学園には、20人ほど先生が待ち構えており、知識を深く学ぶに連れて専門の
先生とワンツーマンで、授業をする様になっている。



―そして時は春・・・・
 新入生が入ってくる時期である。
 冬の時期に、受験で勝ちぬいた生徒たちがこのスレイヤーズ学園の門を次々とくぐって行く。
その光景を、校長先生は、窓辺から眩しそうに目を細めてみていました。

「今年も、いっぱい入ってくるわね、部下S」
 校長先生は、隣で一緒に見ている副校長こと部下Sに、話しかけました。
 部下Sも、目を細めながら校長に話しかけます。
「そうですねL様。今年は、成績の良いものが入ってくるそうですよ」
「そう。では、そろそろ支度をしましょう。
入学式が始まってしまうから・・・」
 L様は、そう言うと、別室に入り支度をする。
部下Sも、副校長室で支度をはじめました。

  つづく

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4163スレイヤーズ学園・リナ=インバース登場。月影るい E-mail URL8/23-22:43
記事番号4162へのコメント
はーい。続きです・・
短いですが・・・おつきあいください・・・。
でも、ゼロリナじゃないの・・。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 あたし、リナ=インバース、16歳!
 この春、この有名な学園『スレイヤーズ学園』に入学する事が出来たその一人。
 あたしの、姉ちゃんも入ってたという事で親に進められて入ったんだけど・・・
この先どうなるのかしら?

「あ、リナさん!リナさんじゃないですか!」
 後ろから、声をかけてきたのは、某国のお姫様にもかかわらず正義おたくのヒーロー娘、
アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン。
 彼女は、武術コースを取ろうかと思ったらしいのだが、父親に習えるので魔法コースにしたと
言っていた。
「アメリアおはよ。朝っぱらから元気ねぇ〜」
「そうですか?普通ですよ!
さー、今日から、この学校に正義を広めるわよ!!!」
 アメリアは、ガッツポーズを作って公衆の面前でやって見せる・・・
 は・・恥ずかしいやつ・・・
「アメリアぁ〜、先行っちゃうわよ」
「あ、リナさん、まってくださいよ〜」
 そして、二人は、門をくぐる・・

  つづく

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4164スレイヤーズ学園・ゼロスとリナの出会い。月影るい E-mail URL8/23-22:45
記事番号4163へのコメント
はーい。ゼロスとリナの出会い・・とかなってますけど・・・。
まだ、らぶらぶで話ありません・・。
出会いだから・・・。(^^;;;;

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「はー、今日も疲れますねぇ〜。
生徒会長だからと言っても入学式の手伝いをするなんて・・・。
はー、気が重いです」
「何、ため息ついてんの?ゼロス?」
 後ろを振り向くと、ダルフィン先生が何故か心配そうにこちらを見ていた。
「いえ。何でも無いです」
 僕は、力なく答えるとダルフィン先生は、驚き顔で僕を見てきて言ってきました。
「もしかして、恋煩い?
だとしたら、これは、ゼラスに教えなくちゃ!!」
「だ・・・な、何言ってるんですか!!!!
恋煩いじゃないですよ・・・しかも、何で、姉さん・・じゃない、ゼラス先生に報告するんですか?」
 僕は、ダルフィン先生に聞いてみる。
「う?何でって、ゼラスに頼まれたから・・・
いいじゃないの、弟を心配する姉・・なんて素晴らしいんでしょう!」
「・・・ダルフィン先生、お言葉ですが、仮にも魔族足るもの生の賛歌を歌うのはどうかと・・」
 すると、ダルフィン先生は、少し驚いた顔で言ってきました。
「まぁ。何言っているの、ここでは、『種族の差別無く』って言うのがモットーよ。
魔族が生の賛歌を歌おうが関係無いのよ・・・。
まー、私の場合は、余興でやってるんだけどね!」
 ダルフィン先生は、そう言うと手をひらひらとさせ職員室の方に戻っていきました。
「姉さんも何を考えているんだか・・・」
 はーと、僕は、小さなため息を漏らしながらまた入学式の準備に取りかかりました。

「ふー、や・・・やっと着いたわね」
「そ・・・そうですね」
 あたしとアメリアは、荒い息を上げながら目の前にある体育館をにらみつける様に立っていた。
「ったくぅ〜。何で、門からこんなに遠いのよ・・・
あたしらを疲れさせるためにあるのかしら?」
「・・・・それは分かりませんが・・・
何て遠いんでしょうね。作った人は何を考えてるのかしら?」
「まー、考えなんて知ったこっちゃないけど、とりあえず中は入らないとね」
「そうですね」
あたしたちは、文句をぶつぶつ言いながらも体育館に入っていく。
 体育館の中は、よくある紅白の縦じまの幕を回りにぐるりと張られており、ステージの前には
何百人分の椅子とその後ろには、父母たちの椅子が並べられている。
横には、先生方のだろうかその椅子も並べてあった。
すると、横のドアから人が入ってきた。
「おや。新入生ですか?」
 声をかけてきたのは、おかっぱ頭のにこ目の男子生徒だった。容姿は、美形ぐるいに入るだろう
結構モテそうな人に見えた。
「あ。はいそうですけど・・・。
あの、まだやらないんですか?」
 アメリアは、声をかけてきた男子生徒に丁寧に答え入学式はまだかと聞いた。
「あれ?
新入生は、たしか先に教室に行くはずですけど?
下駄箱行きました?そこに、クラス表があるはずなんですが」
 あたしとアメリアは、顔を見合わせ考えてみる・・・。
「え・・そ・・そう言えば見たわよね・・
それらしき物・・・」
「あ・・そう言えば・・ああ、リナさん戻らないと!!!」
 あたしとアメリアのやり取りを見ていたその男子生徒は、笑いながら言って来た。
「くすくす。
 早くしないと遅刻ですよ。ほら、あと15分しかないですよ」
「え〜。いそご、アメリア」
「はい!」
「あー、えーと・・・名前知りませんけどご親切にどうもありがとうございます」
 あたしは、とりあえず礼をいうと急いで下駄箱行った。

  つづく

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4166スレイヤーズ学園・ゼラス先生現る!?月影るい E-mail URL8/23-22:49
記事番号4164へのコメント
はい!今回は、ゼラスが現れます。
ついでにシルフィールも・・
まだ、ガウリィとゼルは出てきませんね・・・(^^;;;
ではどうぞ・・・。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 体育館から全力疾走で走ってきたあたしたちは、下駄箱の前に張ってある白い紙を見た。
そこには、クラスが表示されていた。
「はー、はー・・・。
えっと、私は何組かしら?」
 アメリアは、息を整えながら自分でクラスを探す。あたしもそれに習って息を整えつつクラス表を
見る。
「えーと・・あ、あった!
何々、B組ね。アメリアは何組?」
 隣で必死に探しているアメリアにあたしは聞いてみた。
「私ですか?
えーと。。。あ、A組ですね。離れちゃいましたね」
「そうね。でも、遊びに行けるしね」
「そうですね・・」
 あたしたちは、そう言いながらふと時計を見てみると後、5分ほどしかない事に気づく。
「げ!アメリアいそがないと時間が無いわよ!」
 そう言いつつあたしは、アメリアに腕にはめてある時計を見せて走っていく。
「あ、ほんとだ・・・あ、リナさん待ってくださいよ!」

 下駄箱から教室は案外近かった。階段を上ってすぐの所にあった。
「じゃね。アメリアまた後で・・」
「はい。また・・」
 あたしは、アメリアに挨拶をしてB組に入っていく。
 
 がら!
 
 開けると同時に皆こっちに視線を持ってきた。すると、ドア近くに座っていた一人の女の子が
こっちに来て挨拶をしてきた。
「はじめまして。シルフィ―ル=ネルス=ラーダといいます。
よろしくお願いします」
 彼女、シルフィールは深深と頭を下げきた。
あたしは、いきなりの自己紹介に少したじたじになりながらも自分の自己紹介をする。
「はー。えっと、はじめまして。リナ=インバースって言います。よろしく」
 あたしは、簡単に挨拶するとシルフィールは、隣の席をどうぞと誘ってきた。
「さー、リナさん隣にどうぞ、丁度開いてますし」
「はー、どうもありがとうございます」
 そんな、やり取りをしているとがらっとあたしの後ろにあるドアが開いた。
「あら、人がいたの?ゴメンナサイね。
さー、皆席に着いて!」
 その先生らしき女の人は、とても美人だった。少しウェーブのかかった長い赤茶の髪の毛に
あたしにはない大きな胸に、紅い口紅がとても似合っている先生だった。
「う〜ん。皆席に座ったわね。
最初に私の自己紹介をしとくわね。皆のは入学の式に後に聞きますから・・・」
 そういうと先生は後ろを向いて黒板の下のある小さな箱からチョークを取り出して文字を書いた。
「ゼ・ラ・ス・=・メ・タ・リ・オ・ム。
私の名前は、ゼラス=メタリオムといいます、覚えてくださいね」
 ゼラス先生は、にっこりとそう言うとクラスの生徒たちは、元気よく返事をした。
・・・な、なんかのりが小学生なんですけど・・
 皆の反応に疲れを覚えたあたしは、手を顔に当ててちょっと苦悩のポーズをとると目の前が暗くな
った。
 上を見上げるとゼラス先生が目の前にいた。
「どうしたのかしら?」
 ゼラス先生は心配そうな目でこっちを見てきた。
「あ、いえ違いますけど・・」
「けど?」
 ゼラス先生は、聞き返してきた。
・・うっ。言えない・・皆の反応に疲れたなんて・・
「あ・えっと、ちょっと昨日今日の事考えながら寝たもんで興奮して寝れなかったんです」
 あたしは、適当に言い訳を作るとゼラス先生はそうなのといってあたしをまじまじと見てくる。
「な・・・なんですか?」
「あら、まちがってたらごめんなさいね。
もしかして、ルナの妹さんかしら?ルナ=インバースの?」
「え、姉ちゃんの知合いなんですか先生?」
「あら、ルナの妹さんなのね。
ルナは、ここの学校の生徒の中で一番優秀な生徒なのよ」
 ゼラス先生は、少しだけ興奮気味に言って来るとあたしの手をつかんで言ってきた。
「ルナ元気かしら?」
「はー、姉ちゃんはもー元気過ぎますよ・・・。
今は、ウェートレスの仕事で忙しそうだけど・・」
「あら。ウェートレスなんてしてるの・・・
もったいないわね、あの才能・・・」
「は・・ははは・・・。
それより先生体育館に行かなくて良いんですか?」
 あたしは、ため息をつきながら姉ちゃんを語っている先生に質問してみた。
「あら、そうだったわね。
まー、積もる話しは後にして・・・皆、各自貴重品を持って体育館へ移動してくださいね。
 席順は、前からつめていってくださいね。
では、移動してください」
 ゼラス先生は、そう言うと皆は席を立って体育館のほうへ移動していく。あたしもと席を立つと
ゼラス先生がまた目の前に来た。
「リナさん、ルナによろしくいっといっといてね。
たまには、学校にも来てね・・。っていっといてね」
 それだけ、言い終わると先生も忙しそうに下に下りていった。
「あ・・・嵐のような人・・・」
 あたしは、先生が去った後にふとそんな言葉を漏らしていた・・・。

  つづく

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4173読みに来ましたAKIE E-mail 8/24-07:30
記事番号4166へのコメント
こんにちは、AKIEです読みに来ましたよー(^^)

> 体育館から全力疾走で走ってきたあたしたちは、下駄箱の前に張ってある白い紙を見た。
学校では、走っちゃ行けません(笑)

>「はじめまして。シルフィ―ル=ネルス=ラーダといいます。
>よろしくお願いします」
おおっシルフィール!これでは、初対面なんですね


> その先生らしき女の人は、とても美人だった。少しウェーブのかかった長い赤茶の髪の毛に
>あたしにはない大きな胸に、紅い口紅がとても似合っている先生だった。
お美しいです(^^)
>「う〜ん。皆席に座ったわね。
>最初に私の自己紹介をしとくわね。皆のは入学の式に後に聞きますから・・・」

>・・・な、なんかのりが小学生なんですけど・・
同感です(^^;;;;


>ルナは、ここの学校の生徒の中で一番優秀な生徒なのよ」
> ゼラス先生は、少しだけ興奮気味に言って来るとあたしの手をつかんで言ってきた。
>「ルナ元気かしら?」
そりゃ、元気じゃないわけないなー・・・

面白かったです!!
何でこんなにうまいんでしょう・・・
それはいいとして、次回、楽しみにしてますよ
それでは、また