◆-題名まだ決まってなかったり…(^_^;)-翼月 星(8/22-00:25)No.4139
 ┗再掲示:4月の織姫、4月の彦星-翼月 星(8/29-05:21)No.4236
  ┣再掲示:相反する想いのために-翼月 星(8/29-05:25)No.4237
  ┃┗悲しみを乗り越えて-翼月 星(8/29-06:05)No.4238
  ┃ ┗エピローグ ―願い―-翼月 星(8/29-06:33)No.4239
  ┃  ┣うわぁぁぁぁ(錯乱)-嵐 瞳々(9/1-03:00)No.4271
  ┃  ┃┗うにゃぁぁん(はぁと)-翼月 星(9/1-03:40)No.4273
  ┃  ┗うきぃぃっっ☆-ひなた(9/8-20:17)No.4361
  ┃   ┗うきゅうっ☆-翼月 星(9/10-01:14)No.4394
  ┗Re:再掲示:4月の織姫、4月の彦星-セリス(8/31-16:17)No.4266
   ┗はぅぅ〜ん(はぁと)-翼月 星(9/1-03:48)No.4274


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4139題名まだ決まってなかったり…(^_^;)翼月 星 E-mail URL8/22-00:25

えーと、ちょっと募集しますけど、誰かこれを4コマ…じゃなくてもいいからマンガで書いてくれる人いません?
…俺絵描けないから………(^_^;)
特に妄想突撃隊のメンバーの人(笑)
あ、月影るいさんのゼロリナアンソロジーでこんなネタおっけーならそっちに出してもらうってのもいいかな?(爆)
ゼロリナだかどうだかわかんなくて、18禁かどうかもわかんないんですが…(^_^;)
そんなネタはだめと言う人はここらで引き返すことをお勧めします
…でもそうとうのギャグのつもりなんですが………
んじゃ、内容いきま〜す(笑)


ゼラス:「『魔を滅する者(デモン・スレイヤー)』リナ=インバース…
     あのものの抹殺に魔族を数名送ったらしいが………成功するかどうか…」
ゼロス:「多分大丈夫です ゼラス様
     リナさんは『あの日』だそうですから…」
ゼラス:「………なぜ知っている…? ゼロス………(- -;;;;)
     もしや……リナ=インバースと関係を持ったな………?(- -;;;;)」
ゼロス:「………はっ…はははははは…………(^_^;)
     ………それは秘密ですっ!(^_^;)」
ゼロス消える(というか、アストラルサイドに逃げる(笑))


ってやつなんですが………
偶然思いついたやつです(爆)
ほぉら ギャグだったでしょう?
ってわけで誰か書いてくれませんかねぇ…
これをこんな風に文章で書くとそうとうまぬけというか……(^_^;)
ちなみに、重なった場合はみんなに描いてもらいます(爆)
ってわけで誰か描いてくれませんかねぇ…

あ、シリーズについては、鋭意執筆中です
パターン2はあとはエピローグとなるやつの題名決めて、あと少し書くだけです
パターン3は………まだ手ぇ出してないけど………(死)
いや…こっちも大変なんですよ…
バイトと睡眠時間とるだけで精一杯で……
更にひどいときには学校とバイトと睡眠時間だけですからねぇ…
最近あんまりネット出来なくて……(T-T)
それに………宿題全然手ぇつけてないし………(爆)
夏休み終われば多分いつものように出没しまくりだと思うんですが……(^_^;)
ま、そんなわけで…………
誰かよろしくお願いしま〜すっ
ではでは〜

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4236再掲示:4月の織姫、4月の彦星翼月 星 E-mail URL8/29-05:21
記事番号4139へのコメント
何回目の再掲示だ…一体……時間かかりまくり…(死)
あ、あと…上のやつ、一応単発ギャグですから(笑)

異様なまでの甘さです  気を付けましょう(笑)
耐えられるものなら耐えてみろってくらいに…(笑)

4月の織姫、4月の彦星

「あれ? リナさんどこ行っちゃったんでしょうか」
 ふと気付いたようにアメリアが言う。
 確かにここにリナはいない。ガウリイとゼルガディス、そしてアメリアがいるだけである。
「ん? そういや4月1日は決まっていつもいないぞ。去年もそうだった。……はずだ……」
「ガ…ガウリイ……よくおまえそんなこと覚えてたな…。しかも1年も前の…」
「ガウリイさんがきっちり覚えてるなんて…明日はヤリが降るんじゃあ……」
 失礼な2人である。しかし事実でもある。あとから付け足した『はず』というのがまだしもガウリイらしいと言えばガウリイらしいが。
「…悪かったなぁ…。リナのおかげで少しは覚えられるようになったんだよ。
 おまえらと会って、もう何年もたつんだぞ…」
「そう! だからリナさん。どこ行ったんだと思います?」
「あいつのことだ。楽しそうに嘘をついているんじゃないのか?
 今日はエイプリルフールだからな。
 夜だったらいつもの盗賊いぢめだろうが、今は昼だしな」
 それを聞き、はっとしたように顔を上げるアメリア。
「そうですっ。今日はエイプリルフール。嘘の横行する日!
 それはすなまち、悪! 今すぐ成敗しに行かなければっ!!」
 いつものポーズをしっかりと決めてから、アメリアはあわただしそうに駆け出していった。

 さて、そのリナはというと。
 確かに楽しそうではあった。今日がエイプリルフールだから。
 しかし、嘘をつくためではない。ある相手を待っているのだ。
「1年ぶりですね。
 元気でしたか? 我が織姫様」
 おどけた口調とにこやかな笑顔。
 闇をまとい、ふわりと降りてくる。
「見た通りよ。さすがにあんたの外見は変わらないわね、ゼロス。
 元気…って魔族に聞くのも変だけど、どう?」
 微笑んで訊ねる。
「忙しいですけどね。この世界には負が満ちあふれていますから。平気です。
 リナさんは綺麗になりましたね。1年、なんていう時を感じます。
 僕ら魔族にとってはたった1年なんて意味はなくても、人間にとっては大きいものなんですね」
 綺麗だと言われて、顔に血が昇る。誰からも言われなかった言葉。
「じゃあ、そう思うならキスしてくれる?」
 無邪気な問いかけ。
「もちろん」
 リナの体を引き寄せて、唇を重ねる。甘く長いキス。
 そして、そっと唇を離す。
「リナさん、さっき僕のことを心配してくれましたよね。
 ですから…そのお礼を兼ねて、安心できるようなプレゼントをしましょう。
 左手、出してくれますか?」
「なぁに?」
 そう言いながらも、左手を差し出す。
 左手で差し出された手を取り、右手で自分の髪を一本、抜く。
 それはゼロスの手の中で見る間に姿を変え、その漆黒の髪と同じ色をした指環へと変化した。
 そして、その指環をリナの薬指にはめ込む。
「…え…?」
 そう、薬指にはめられた指環。それは……
「これだったら、僕に何かあったらすぐにわかりますよ。
 それは、特別に大事にしている人にあげるものでしょう?」
「…………いいの………?」
「もちろんですよ」
 魔族と人間は相容れないもの。
 だから、嘘の許されるこの日だけ、嘘のふりをして真実を語っていた。
 本来ならば敵同士、逢えた時にあるものはどちらかの死。だから…
 1年に1度だけの逢瀬。織姫と彦星なんてロマンチックにはいかないけれど…
「また、1年後に… これはその誓いです」
 そう言って、リナのまぶたにキスを落とす。
「では……」
 そして、現れたときとは逆に、ふわりと浮き上がり、虚空に消える。
「うん…また1年後にね…」
 そう言って、リナもまたその場を立ち去った。

「…リナ…いくら何でも詐欺はだめだぞ…」
「何が言いたいの? ガウリイ」
 怒りを押し殺した声。
「その指環のことじゃないのか? どこから手に入れてきたんだ?」
「ゼルまで…。…?…そういえばアメリアは? 真っ先に言いそうなのに」
 1人、姿が足りないのに気付き、あたりをよく見回す。
「あれ? そういえばいないな…どこ行ったんだっけ?」
「嘘が横行するから悪を成敗するってどこか行ったようだが、まだ帰ってきていない」
「ああ、そーだそーだ。そうだった。
 そういうことだ。リナ」
 相も変わらずうすらボケのガウリイ。
 あれ? さっきはみょうに記憶力がよかったのに…。
(ここまで書くのに数日書けてるから作者が忘れたと思われる(^_^;))
 まぁ、リナのことだから覚えていたのだろう。(と、いうことにしておこう(^_^;))
「ま、いいか。ほっておけばそのうち帰ってくるわね。
 言っとくけど! この指環はもらったの!!
 だから、何があってもはずさないからね!
 だって…これがあればあいつのことかわかるんだから!!」
 年に1度しか逢えないけれど、そのかわりにこれがある。
 だから、少しだけ強くなろう。
「悪かった。言いすぎたよ」
「すまん、おまえなら勝手にとったとしても盗賊からだな」
 一言多いが、あっさりと謝ってくれたので、少しは機嫌をよくした。
 しかし、けじめはきっちり着けておかなければ。
 どかっっっ!ばき、ぐしゃぁぁぁっっっ!!!
 ストレートから流れるように肘打ちをし、その肘を打ち上げて、あごへと当てる。(…説明的…でもそうしなけりゃわかんないでしょ…)
 言うまでもなく、餌食になったのはガウリイ。
「…リナ〜〜〜〜悪かったって言っただろ〜〜〜〜」
「失礼ね。これはけじめ。これにこりたら…
 このことには口出ししないで!」

 何かあったら気付けるように…
 これは絶対はずさない。
 もしも何かあったならば…
 年に1度の嘘のふり。それをやめてでもあいつのところに行こう。

 嘘のふりをした真実のために。


終わった…
思いっきり季節はずれです  ただなんとなくこういうネタを使いたかったらゼロリナになっちゃって…
しかも、自分で書いておきながら、自分でも砂吐きそうなほど甘いです
みなさん、耐えられましたか…?
…はっ…! よく考えたら終わったわけでもないか…続きが…
でもまあ、安心して下さい。この後は甘々じゃないです
ただ、この後のストーリーの展開が何パターンにも…
これは最初に書きましたが…
全部を1つに取り入れることは絶対に不可能だし、頭の中じゃどのパターンでも続きが展開していってるんで、好みの方に進んでいって下さい(^_^;)

  ゼロス様魔族バージョン、お役所仕事 この後すぐのお話で、ゼロリナじゃなくなります
  S様1/7の復活 魔族の話になっていきます  → 混沌へ向かう道

  こっちはゼロリナです  さすがにこんなに甘くはないと思うけど……どうだろう……?
  これよりも数年後の話になります    → 相反する想いのために

次に読むときに選んで下さい
…まだ出来てないんですけど……(^_^;)
まぁ、がんばります
では、ここまでお読み下さりありがとうございました

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4237再掲示:相反する想いのために翼月 星 E-mail URL8/29-05:25
記事番号4236へのコメント
何回目の再掲示だ…一体……時間かかりまくり…(死)
あ、あと…上のやつ、一応単発ギャグですから(笑)

再掲示に3日もかけてるし……((((((^_^;)
やっと新作のアップとなりました
…………2ヶ月ぐらいたっちゃいましたね……(^_^;)
んでは、待っていてくれた皆様、ありがとうございます
4月の織姫、4月の彦星の続き、ゼロリナらぶらぶ(?)バージョンです
どうぞ

相反する想いのために

「…つまらないわねぇ…最近は負もある程度減っちゃったし…
 フィブリゾもガーヴもいない。ルビーアイ様は未だ氷の中。
 せめて負の感情がたくさんでるようにしたいわね」
 ぶちぶちと愚痴る。
 原因はリナ=インバース。わかってはいるのだが……
「どこかへ滅びを撒きに行かれるのですか? ゼラス様」
 私が自らの力を注ぎ、自ら創りあげた唯一の部下、ゼロス。
 実はリナ=インバースをどうこうできない理由はこのゼロスにあったりする。最も、私が気付いていることにゼロスは気付いていないだろうが…せっかくだからそれをネタにからかうか。
「エイプリルフールという行事(?)を滅ぼしてみようかとおもってね。
 この日はだまされて当然、みたいで負の感情も少ないし」
 とたんにうろたえるゼロス。
 この2人はエイプリルフールに嘘のふりをして会っているのだ。
「ど…っ、どうして突然…?
 それに日を滅ぼすのは無理じゃありませんか…?」
 あ…ゼロスの負の感情。しかもおいしい♪
「理由はさっき言ったとおり♪ 突然っていうよりは、うっぷんがたまって爆発したってところかしら♪
 確かに日を滅ぼすことは出来なくても風習をなくすことはできるわ。
 エイプリルフールデーモン大量発生事件でも起こせば負の気が少ない日から負の気が大量放出される日に変わるもの♪
 それともゼロス、何か困ることでもあるのかしら?♪」
 我ながら思い切りノってるわね。
「いえ…………」
 言いにくそうに言葉を濁す。
 おや? この負の感情………からかい方を変えてみるか。
「そんなにリナ=インバースに会いたいか? ゼロス」
「ゼラス様??!!」
 思いっきりあわてふためくゼロス。
「私が気付いてないとでも思っていたのか?
 おまえは私のたった1人の獣神官なんだぞ?」
 それを聞いて、少々落ち着くゼロス。
「そう…ですね。僕はゼラス様から創り上げられた。当然のことでしょうね。
 その僕がゼラス様よりもリナさんのことを考えるようになるなんて…
 僕自身思いませんでした。
 でも……惹かれてしまったんです。彼女に………」
「会いたくて仕方ないのだろう?
 1年に1回では足りないくらい。
 ひどく気にかけて…
 何度も逢瀬を重ねたせいで、逆に忘れられなくなっているのだろう?」
 それはきっとゼロスにとっては強い誘惑。
 リナ=インバースに会いたいという…
「…あおらないで下さいませんか? ゼロス様。
 僕自身、彼女に会えないことに限界を感じてきているんです」
「獣神官というよりは、ケダモノ神官ね」
 くすくすと笑う。
「年に1回、嘘のふりをして会っているのは僕の魔族としての最後のプライドと、決して裏切りとは思っていない気持ちからです。
 魔族全体を裏切る気は決してありません。
 リナさんさえ何も言わなければ今だって平気で人を殺すこともできるでしょう。
 でも………リナさんは人が殺されるのを黙ってみている人じゃありませんから…
 身にかかる火の粉は振り払いますが、こっちから魔族に手を出す気なんてないんです。
 リナさんに会いたくて仕方がない。けれどそれは………………
 ………………魔族としては狂っているとも言えるのでしょうね……………」
 ………ゼロスはもう、獣神官とはいえないのかもしれない………
 ならばいっそ…………………………
「楽にしてあげるわ、ゼロス」


待ってくれた皆様、本当にありがとうです〜(はぁと)
それにしても…………どんなところでおわってるんだか………(^_^;)
でもこうしなきゃ続きが……
ってわけで、ゼラス様になったつもりで選びましょう(笑)
  ゼロス様を滅ぼす                 → 悲しみを乗り越えて
  ゼロス様をリナちゃんの元へ行かせる    → ずっと一緒に
続きは………あいかーらずいつになるかわかりません
が、それでよろしければどうぞ
あと、本文ですが、本当はもうちょい展開やばいんですよね〜((((((^_^;)
いちおうソフトに書いたんですが…
だからゼラス様がケダモノと言ったのもそういう意味があるんですが……
え〜、なんというか、ゼロス様とリナちゃん、すでに数回、体重ねてるんですね(^_^;)
そういうことがあるから、なおさらリナちゃんのことが忘れられなくなっているというか……
…………ちなみにこれは次回(両方)の伏線でもあります……(^_^;)
俺、けっこうそういうの(体重ねることじゃないですよ ある状況において(……そのある状況ってのがまぁ…ちょっと……ですけど……(^_^;))キャラが苦しむことです 誤解しないで下さいね(^_^;))好きですから(核爆死!)
んなわけで、次回いつになるかわかんないけど一応頑張ります(多分)
時期的にこんなことやってる場合じゃないんですよ 本来 それをこうやって書いてるんですから…(単なる言い訳(爆))
ではまた〜 (^^)/~~~

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4238悲しみを乗り越えて翼月 星 E-mail URL8/29-06:05
記事番号4237へのコメント
上の、一応単発ギャグです ので見て下さいね(笑)
続き、出来ました
宿題しなきゃいけないのになにやってるんだか……(爆)
ってわけで、どうぞ

悲しみを乗り越えて

「楽にして上げるわ、ゼロス」
 ゼラスが静かに告げる。
「あの方の元へと還してあげる…」
 さらり、と衣擦れの音を立て、ゼロスに近寄る。
 そして、力をゼロスに流し込んで……
「不出来な部下ですみません、ゼラス様」
 一言謝るゼロス。
「いや、おまえはよくやってくれた。 …リナ=インバースのこと以外は…
 おまえは私の自慢の部下だったよ、ゼロス」
 過去形なのがあまりにもせつない…
「では…な、ゼロス。……………永遠に…………」
 そして最後のとどめとなる力を流し込む。
 そして、その最後の瞬間ゼロスが考えていたのは……
 言うまでもなくリナのことだった。
「ゼロス…私の唯一の部下…
 ………ばかなこ………」
 そう言いながら、ゼロスの亡骸を抱え上げ、抱きしめる。
「本当に………ばかなこ………」
 そう言って、涙をひとしずく落とす。
 抱えていたその亡骸はさらさらと地理のように崩れ去っていき、そして完全に消滅した。

 一方、ゼロスが最後まで思い続けていたリナはというと…
 指にはめていた指環が、一度歪み、しかし元に戻る。
 思わず立ち止まってその指環をながめ、そして感じ取る。
 ……………ゼロスの死を……………
「どうしたんだ、リナ? いきなり立ち止まって…」
 そなにリナをいぶかしげに思って、ガウリイがたずねる。
「なんでもないわ。早く次の町に行きましょう。今日はそこで宿をとるわ」
 溢れそうになる涙をこらえ、泣き言を言いそうになる心を叱咤し、平然としたふりで答える。
 ……早く1人になりたかった……

 宿に着いたリナはずっと部屋にこもって、声を押し殺して泣き続けた。勝手に流れ続ける涙が止まらなくなるまで。
 こんなのはあたしらしくない。だけど……今だけ、明日になったらいつもの自分に戻るために。
 そう思いながら、1つの決意をする。
「せめて…このことをゼロスに伝えたかったわね…」
 ぽつりと呟く。
 もとっとも、年に1度しか会わないのだから、それは無理なことだったが…

 次の日、宿を出てから、とある分かれ道にさしかかった時、リナはガウリイにもちかける。
「いい加減、一緒に旅をするの、やめない?
 あたし…久々に自由気ままな1人旅がしたくなっちゃった」
「あまえさんの場合、いつも自由気ままだろ」
 すかさずガウリイのつっこみ。だてに長年一緒に旅をしたわけではない。
「いいじゃない! 別に!
 1人で旅したいったらしたいんだから!!」
 リナ必殺、わがまま(笑)
「………それは…ゼロスが理由か……?
 あいつになにかあったんだろう……?」
 ……さすがは本能で生きる男…どうやったら気付けるんだ、そんなこと…。
「なあ、リナ…オレじゃあゼロスのかわりになれないのか?
 ずっと…独りで生きていくつもりなのか…?」
 それは真剣なガウリイの想い。はぐらかすことは許されない。
「…ホントのことを言うわ。
 ゼロスは滅んだわ。最後まであたしの心配してくれた。この指環がゼロスの意志を伝えてくれたわ。
 たしかにたとしゼロスは愛し合っていた。その想いを、嘘だということにしてまで。
 でもあたし、ゼロスに伝えられなかったことがあるの。ゼロスだけじゃなく、誰にも、ね」
「……まさかリナ…っ! ゼロスの後を追うつもりじゃ……!!」
 最悪の事態を想像して青ざめるガウリイ。
「やんない、やんない。そんなこと」
 そう言って手をぱたぱたとふる。
「あたし、それほど悲観主義じゃないし、そんなことしたら、ゼロスが悲しむか怒るかするだろうし。
 そうじゃなくてね、あたし郷里に帰ることにするわ。
 そこでゼロスの子供を産むの。ずっと2人で暮らしていくわ。
 それに郷里にはあたしの家族もいるし、ね」
 しばしの沈黙が訪れる。長いようで短い時間。
「そ、か。 リナが自分で決めたんならきっと大丈夫だな。
 そしたらオレは、また傭兵稼業にでも戻るさ。
 そのうち遊びにいくよ。ゼフィーリアだろ?」
「うん、じゃあね。ガウリイ」

 ずっと同じ道を歩いてきた2人は、この道のように別れ、別々の道を歩むことになる。
 また、いつか出会うこともあるかもしれない。
 ――交わりたくて交われなかった、大事な道もある
    そうして新たな道を歩むことになる
    悲しみを乗り越えて――


あーあ、ゼロス様滅ぼしちゃいました 一体何度目だ……((((((^_^;)
まあ、前からそう決めてたけど…(爆)
思うんだけど、いつも最後の締めがうまくいかない……
誰か教えてへるぷみぃ……

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4239エピローグ ―願い―翼月 星 E-mail URL8/29-06:33
記事番号4238へのコメント
このバージョンの方のエピローグです
どうぞ

―願い―

「リナ、本当に産むの?」
「…姉ちゃんにはバレバレか…
 産むわ」
 きっぱりと言う。
 決意はとっくに固めてある。
 もし姉ちゃんに反対されたなら、1人ででも産むつもりだった。
「魔族の子よ?
 シャブラニグドゥの欠片として目覚めたらどうするつもり?」
「姉ちゃん?!」
 そう…なるということなのか……
「もののたとえよ。
 シャブラニグドゥの欠片として目覚めなくても、人間を滅ぼすのに手を貸すかもしれない。
 もしかしたら獣王が忘れ形見として狙うかもしれない。
 リナ、あなたがその子に殺されるかもしれない。
 可能性はたくさんあるわ」
「あたしの子よ。人間として生きさせる。
 でも…魔族のような寿命かもしれない。
 その時は……あたしの代わりにこの子をお願い、姉ちゃん」
 本当なら頼める義理ではない。
 赤竜の騎士(スィーフィード・ナイト)に魔族を庇護しろと言っているのだから。
 けれど、他に頼める相手はいなかった。
 姉ちゃんも、だからこそ迷っているのだろう。
「わかったわ。
 私はその子の叔母になるんだものね。私は魔族に身内に手を出させるつもりはないもの。
 私にまかせなさい。
 それに、めったにないあんたの頼みだもの」
 それを聞き、心から安堵する。
「ありがとう…ありがとう、姉ちゃん…」
 知らず知らずのうちに呟いていた。
「安心するのはまだ早いのよ、リナ。
 全てはこれからなんだから。
 絶対に負けちゃだめよ、わかった?」
「当たり前でしょ。あたしがそう簡単に負けるわけないじゃない」
 不適に笑う。
「それでこそリナよ。
 ずっと、そのままでいるのよ?」

 それ以降、リナ=インバースの名は歴史から消える……


はいっ! やっとこっちのパターン終わりました
…郷里の姉ちゃんとリナの子供の修行の図(?)が書きたくなったり、リナの子供をS1/7として復活させたりしたくなっちゃったてへ(爆死)
多分これでやめると思うけど、気が向いたら書くかも…(爆) っていうか、上のあれが書きたい(爆)
って、気が向いたら続き書くってシリーズたまりまくってるんじゃ……(^_^;)
だいたい、もう1つのパターンもさっさとかけよな…(^_^;)
…うちでアップしてるオリジナルでものっけようかなぁ…?
オリジナルの反応、やっぱり位置万機になるけど、うちのところでアップしても反応ないし…(T-T)
ってやば…全然更新してねぇ…(死)
過去の原稿でもアップしようかな……?
と、その前にこれをアップしないと……
じゃ、ちょっといってきま〜す
ではでは

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4271うわぁぁぁぁ(錯乱)嵐 瞳々 E-mail 9/1-03:00
記事番号4239へのコメント
こ、こんにちはっ
ゼロリナ大好きな嵐瞳々です(^^;

すみません、いきなり子ども、なんて話になっちゃってたので錯乱してしまいました。

それはともかく、とっても面白かったです。
二人の愛は永遠なのですねっ(はぁと)


・・・私には書けませんわ・・・(笑)
私がこういう話を書いたら・・みなさんの反応が楽しみだ(爆)

個人的には、「四月の織姫・・」が一番好きですね。
甘甘な二人がたまりませんっっゼロリナ最高っっっ(自滅)

それでは、またどこかでおあいしませう・・・。とんとん

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4273うにゃぁぁん(はぁと)翼月 星 E-mail URL9/1-03:40
記事番号4271へのコメント
嵐 瞳々さんは No.4271「うわぁぁぁぁ(錯乱)」で書きました。
  レスありがとうです〜

>こ、こんにちはっ
>ゼロリナ大好きな嵐瞳々です(^^;
  ゼロリナ大好きな翼月 星です って宴で会ってますけど(笑)

>すみません、いきなり子ども、なんて話になっちゃってたので錯乱してしまいました。
  ははは〜(^_^;) ま、数年後だし〜ってことにしといて下さい(笑)

>それはともかく、とっても面白かったです。
  どうもですぅ〜

>二人の愛は永遠なのですねっ(はぁと)
  そりゃあもちろん(はぁと)

>・・・私には書けませんわ・・・(笑)
  …そうですか……?
>私がこういう話を書いたら・・みなさんの反応が楽しみだ(爆)
  う〜ん… でも、いつもおもしろく読ませてもらってますけどねぇ…レス書いてないけど(爆)
  あーいう切ない思いっぽいのはあまり得意じゃないから…すごいと思います

>個人的には、「四月の織姫・・」が一番好きですね。
>甘甘な二人がたまりませんっっゼロリナ最高っっっ(自滅)
  まあ、あまあまなのも別バージョンの中にあるんですが…(爆)
>それでは、またどこかでおあいしませう・・・。とんとん
  いや…それ以前に宴で会える…(笑) まあ、あれは俺じゃあないけど…
  ま、その時にはよろしくお願いしますね

 レスどうもありがとでした〜m(_ _)m

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4361うきぃぃっっ☆ひなた E-mail 9/8-20:17
記事番号4239へのコメント

はうはう〜こんにちわーっっ!!ひなたですっっ!!
やっとネットに来れた・・・・(喜)
したら、翼月さんの新作がぁぁっっ!!
はや〜ちょっと溶け気味・・・・(とろとろ)

おもしろかったし、切なかったです〜。はうぅぅ〜
リナが強くて健気でした。
やはし、リナは強くないとっっ!!
また次がんばってくださいねっっ!!
でわでわ〜♪

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4394うきゅうっ☆翼月 星 E-mail URL9/10-01:14
記事番号4361へのコメント
ひなたさんは No.4361「うきぃぃっっ☆」で書きました。

>はうはう〜こんにちわーっっ!!ひなたですっっ!!
  ばんわ〜 どうもです ひなたさん
>やっとネットに来れた・・・・(喜)
  おめでと〜っ  …俺はほぼ毎晩…(爆)
>したら、翼月さんの新作がぁぁっっ!!
  ま、一応、ね  …まだ出来てないのもいっぱいあるけど…(^_^;)
>はや〜ちょっと溶け気味・・・・(とろとろ)
  大丈夫〜?

>おもしろかったし、切なかったです〜。はうぅぅ〜
  そですか? 安心しました
>リナが強くて健気でした。
  数年後とは思えないくらい性格変わってません…(自分の中では(爆))
>やはし、リナは強くないとっっ!!
  ま、そうですけどね 恋愛に関してはリナも時々弱くなってもいいかなって思ってます
>また次がんばってくださいねっっ!!
>でわでわ〜♪
  …とりあえずがんばります……(^_^;)

 あ、俺多分、9月のCIC行くと思います(あくまでも思う(爆))
 11/1に本命の石川でのweiβオンリーがあるので…(笑) それがどうにかなるようにやりくりしていかなきゃ……(^_^;)
 まあ、コミケに関してはまたうちの掲示板ででも

 そんなわけで、じゃあね〜
 ……小説…頑張りますね……(^_^;)

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4266Re:再掲示:4月の織姫、4月の彦星セリス 8/31-16:17
記事番号4236へのコメント
初めてなのに いきなり、コメントしてごめんなさい。
でも本当にすごくよかったです。

めちゃくちゃゼロリナ派なんですけど、ゼロスとリナって魔族と人間だから
すごくくっつけるのって難しいじゃないですか。
それを、「エイプリルフール」と「織り姫、彦星」を使って
あんなにもすんなり理解できるかたちで話を持っていくの本当にすごいです!

できれば、今回の他のバージョンも読みたいです!
ぜひぜひお願いします!
楽しみに待ってます!
がんばってください!
(ゼロスが死なないバージョンもお願いします)

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4274はぅぅ〜ん(はぁと)翼月 星 E-mail URL9/1-03:48
記事番号4266へのコメント
セリスさんは No.4266「Re:再掲示:4月の織姫、4月の彦星」で書きました。
>初めてなのに いきなり、コメントしてごめんなさい。
  いえいえ、本当にレスどうもありがとうです
>でも本当にすごくよかったです。
  それはよかったです どうもありがとうです

>めちゃくちゃゼロリナ派なんですけど、ゼロスとリナって魔族と人間だから
>すごくくっつけるのって難しいじゃないですか。
  …同じくめちゃくちゃゼロリナ派ですが、魔族と人間ってのそうとう無視してやってますよ
  なぜならうちのゼロスはほとんど魔族じゃない 愛だのなんだの平気ですから… 精神攻撃喰らわないんですよねぇ…
>それを、「エイプリルフール」と「織り姫、彦星」を使って
>あんなにもすんなり理解できるかたちで話を持っていくの本当にすごいです!
  …思いついたのは偶然だったんですが…何が原因だったろう…(爆)  思いついたのは4月でも7月でもなかったりします(核爆)

>できれば、今回の他のバージョンも読みたいです!
>ぜひぜひお願いします!
  ふみゅ…んじゃ再掲示しようかな? まあ、今はこのあと寝るのでちょっと… 数日後になると思うんですが…
  よろしければそっちでもレスお願いします〜(図々しい)
>楽しみに待ってます!
>がんばってください!
>(ゼロスが死なないバージョンもお願いします)
  …ホントに俺よくゼロスを滅ぼしたもんだ…(^_^;) リナも殺したこと何度もあるし…ゼロリナはつい……(こらこら)
  死なないバージョンはまだ書き終えてないので、再掲示よりももっとあとになると思いますが……
  あ……就職試験が………
  ………もう1つの、そうとう遅れること覚悟しておいて下さい…………(^_^;)

 では今日はこれで
 本当にありがとうございました〜m(_ _)m