◆-みなさんお久しぶりです-えいりあん(7/28-00:44)No.3637
 ┣第一話-えいりあん(7/28-00:45)No.3638
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 ┣第四話-えいりあん(7/28-00:49)No.3641
 ┣第五話-えいりあん(7/28-00:50)No.3642
 ┣付け足しっっ-えいりあん(7/28-00:59)No.3643
 ┃┗感想です。-明美(7/31-02:39)No.3719
 ┗第六話-えいりあん(7/28-23:31)No.3648
  ┗Re:第一話〜六話-松原ぼたん(7/30-17:47)No.3698


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3637みなさんお久しぶりですえいりあん 7/28-00:44


皆さんお久しぶりです。はじめましての方も多いようですが、えいりあんです。
覚えているでしょうか???

えっと、今回は、消えてしまったのを含めて、再掲示に来ました。
多少修正もしてあります。
ですが、もとより文章力の無いボクには、これが精一杯です。
所々変な個所があると思いますが、許してください。

初めは結構シリアスで、途中から壊れていきます。
まだ書いていませんが、次からは、リナの一人称になると思います。
では、パラレルワールドだと思って読んで下さい。


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3638第一話えいりあん 7/28-00:45
記事番号3637へのコメント

第一話

―群狼の島―

部屋には、三つの人影があった。だが、この者達は、人では無い。
そう、魔族である。
その一つは獣王ゼラス=メタリオム。
魔王シャブラニグドゥの腹心のひとりである。
そして、その隣に立っているのが、
獣神官ゼロス。
そして、二人が見つめるその先には、一人の女性が立っていた。
彼女は、黒い髪を腰より少し上までのばし、魔道師のような格好をしていた。
だが、彼女もまた、獣王が新しく創った魔族である。

彼女の目がゆっくり開いた。そして、
「はじめまして、獣王様、ゼロス様。」
そういうと、微笑んでみせた。



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3639第二話えいりあん 7/28-00:47
記事番号3637へのコメント

第二話

「あなたは、ヴァシュヌと名乗りなさい。」
獣王がいった。
「はいっ。」
そういうと、ヴァシュヌと名付けられた者は一礼し、去っていった。
これで、ことは無事にすんだはずであった。

数日後。それは起こった。
「獣王様ぁ〜これなんですかぁ?」
ヴァシュヌが、鳥をわしづかみにして持ってきたのだ。
「えっっ?!
それはどうみたって鳥じゃないの。」
獣王は、驚きながら答えた。
「あっそう言うんですか。どうもありがとうございます。」
そういうと、彼女は去っていった。
ゼロスが、獣王に視線を送っている。
獣王には、一つの考えが浮かんだ。
「どうしよう…………………………。」
獣王はそうつぶやいた。



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3640第三話えいりあん 7/28-00:48
記事番号3637へのコメント

第三話

その夜のことである。
獣王は、疲れていた。

ヴァシュヌは、あれからも、
鳥や、虫を持ってきては、何かと聞くのである。
おかげで、今になってやっと、ゼロスと二人きりになれたのである。

「ところで、これはどういうことでしょうね。
獣王様には何かお考えがあるようでしたけれど………。」
ゼロスは獣王に問いかけた。
すると獣王は、ぐったりとした様子で答えた。
「ああ……………。そのことね。
実は私、あの子に知識とか入れるの忘れちゃった………。」
「えっ?!」
獣王の意外な答えに、ゼロスは思わず声をもらした。
「だから、もうちょっと詳しくすると、
私があの子を創るとき、ちょっと気を抜いたせいで、
物質界での知識とか、そのへんのことを入れるの忘れちゃったの………。
あの子、前いた竜神官ラルタークぐらいの力があるのだけれど、
あの分じゃあたぶん、魔族としての自覚もあんまり無いと思うわ。」
獣王が説明をすると、ゼロスは納得したようだった。
「では、どうしますか?
このままでは、どうにもなりませんから。」
ゼロスがたずねた。
「う〜ん、そうねぇ〜。」


「あっ!そうよっ!!
ゼロス、あの……そう、リナ=インバースよ。
あなた、よく知っているでしょう。
あの人間達なら、いろいろなことも知っているでしょう!!」
ゼロスは考えた。だが、獣王の命令には逆らえない。
「わかりました。
ヴァシュヌさんを連れて、リナ=インバースの所へいってきます。」
そういうと、ゼロスは、一礼し、去っていった。


「それに、あなた達の旅を観察するのも楽しそうだしね。」
誰もいない部屋で、獣王は、いたずらっぽい笑みを浮かべながらそうつぶやいた。



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3641第四話えいりあん 7/28-00:49
記事番号3637へのコメント

第四話


「あ゛あ゛〜!!!
ガウリイ!それあたしのお肉ぅ〜!!」
<ガチャン、チィィン、ガタッ、ガシィィン>

テーブルに乗る沢山の料理の数々。
それをめぐっての争いは、そろそろクライマックスに入っていた。

犯人は、言わずと知れたリナ=インバースと、ガウリイ=ガブリエフである。

「ぷはぁ
あーおいしかった。」
争いともいえる食事は終わったようだ。

そして、四人は、食堂をでた。
メンバーは、おなじみのリナ、ガウリイ、ゼル、アメリアである。
そして、四人は、人通りの少ない道に入った。

<シュン>

その四人の前に、二つの人影が現れた。
ゼロスとヴァシュヌである。

「?!」
四人は驚いた。

「どうもみなさん。お久しぶりです。」

「ゼロス、どうしてあんたがここに?
それと、あんたの隣にいるのは誰??
魔族みたいだけど。」

「あっ、ばれちゃいましたか。」
ゼロスは、にこやかに言った。

「何しにきた。
おまえのことだ。何かたくらんでいるのだろう!!」
ゼルガディスは、そう言ってゼロスを睨み付けた。
「いいぇ。たくらんでいるなんて、とんでもない。
まあ、詳しいことは後で話しますけど。
とりあえず、これからしばらくリナさん達と旅をします。

あっ、こちらにいるのは、ヴァシュヌさんです。」
ゼロスはやはり、にこやかに答えた。

「どうぞよろしくおねがいします。」
そういうと、ヴァシュヌも微笑んだ。



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3642第五話えいりあん 7/28-00:50
記事番号3637へのコメント

第五話

あれから、数時間たった。
今は、次の町に向かって進んでいる。
リナは、いつもと変わらず歩いている。
アメリアも、最初は警戒していたようだが、
今ではいつもと変わらない。
ガウリイは、もとより何も考えていないようだ。

ただ一人、ゼルガディスだけが、ゼロスとヴァシュヌを
睨みつけている。

「で、
そろそろ何か話したら?」
リナが、沈黙を破り話しかけた。
「そうです! 何も知らずに旅するなんて、できません。」
アメリアも、それに同意した。

ゼロスは、少し困ったような顔をして答えた。
「ですから、後で話すといったでしょう。
わざわざここで話さずとも、
次の町で、宿でもとって、そこで話せばいいでしょう。」

「だが、おまえがここに来た理由はいいとしてだ。
おまえの隣にいる奴のことでも話したらどうだ?」

ゼルガディスがきつく言った。


「そうですね。
少しだけなら……

ヴァシュヌさんはですね、ボクと同じく、
獣王様に創られた魔族なんです。
ですが、ちょっと理由があって
物質界について、学びにきたんです。」

ガウリイは、納得?したようだが、
他の三人は、全てを信じてはいないようだ。
「ま、何にしても宿に着いてからってことね。」
リナは、ため息交じりにいった。
そして、また前を向くと、ガウリイにしか、
聞こえないようなこえでつぶやいた。

「ねぇ なんかまたややこしい事にまきこまれてる気がする…………。」



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3643付け足しっっえいりあん 7/28-00:59
記事番号3637へのコメント
感想・苦情はここの「えいりあん私書箱」に書くか、
直接ここにコメントを書いてください。
書いてくれると嬉しいです。

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3719感想です。明美 E-mail 7/31-02:39
記事番号3643へのコメント
えいりあんさんは、はじめまして。

>感想・苦情はここの「えいりあん私書箱」に書くか、
>直接ここにコメントを書いてください。
>書いてくれると嬉しいです。
ということで、コメント書きます。

ヴァシュヌってかわいいっ!
このまま魔族としての自覚がなくてもいいような気がします。
とにかく、かわいい!
母性本能がくすぐられちゃいますう(はあと)
リナちゃんも、ゼロスも、教育するのがいやなら、
私に預けてみませんか?
幸い、ここには優秀な助手が…
「ねえ、じょしゅってなあに?」
ふっ、来たわね。あんたの事よ。
「ふーん、じょしゅって何するの?」
お手伝いだってば。
「えー、もうかいだんのそうじしたよ」
あーだめだ。まずこっちから教育しなくては。

じゃ、また見にきます。

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3648第六話えいりあん 7/28-23:31
記事番号3637へのコメント
ふいーワケわかんないです。
でも書いちゃいまーす!!!!!!



第六話

「…………と、いうわけです。」

あの後、あたしたちは宿を取り、ゼロスから大体の説明を受けた。

ヴァシュヌはと言うと、寝てしまっている。
魔族に睡眠なんて必要無いと思うんだけど、今の説明を聞くと、
魔族の自覚が無いみたいだから、そのせいかな?

「で、あたしに何をしろと?」
あたしがたずねる。
「特に何をしろとは言われていないのですが、
一緒に旅をしてくれればいいのだと思います。
旅での出来事からいろいろ学び取れるでしょうから…………。」

「ふぅ………………………。
そぉね、嘘はついてないみたいだからしばらく付き合ってあげましょ。
そのかわり後でちゃんとおごりなさいよ!!」

「ではリナさん明日からよろしく頼みますよ。
僕も一応ついていきますが、獣王様から他にも仕事を任されているので………。」

ふうっ……………。
「みんなも一応納得したみたいだから、今日はもう解散!」
そういって、あたしは自分の部屋に戻っていった。

「まっいっか!」
そう自分に言い聞かせて、ベッドに入った。
明日のことを考えながら……………………………。



どうだったでしょうか??
ボクのせいで皆さん性格変わってますね。
許してください。

ではっ――――――――ダアッシュッッッッ!!!!!



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3698Re:第一話〜六話松原ぼたん E-mail URL7/30-17:47
記事番号3648へのコメント
 面白かったです。

>「あなたは、ヴァシュヌと名乗りなさい。」
 にー、懐かしい。
>「それに、あなた達の旅を観察するのも楽しそうだしね。」
 そっちが目的?(笑)
>魔族に睡眠なんて必要無いと思うんだけど、今の説明を聞くと、
>魔族の自覚が無いみたいだから、そのせいかな?
 夜には眠るものという感覚はあるのね?
> 旅での出来事からいろいろ学び取れるでしょうから…………。」
 何を(笑)?

 続きを頑張って下さい。楽しみにしてます。
 ではまた、ご縁がありましたなら。