-やっと続きが出来たので再掲示と一緒にアップします-翼月 星(7/19-05:37)No.3454
 ┣スレイヤーズ的日常-翼月 星(7/19-05:54)No.3455
 ┣「らしく」いきましょ-翼月 星(7/19-06:01)No.3456
 ┣この2人の行く末は-翼月 星(7/19-06:07)No.3457
 ┣精神攻撃-翼月 星(7/19-06:12)No.3458
 ┣NEXT終了後のドタバタコメディ(前編)-翼月 星(7/19-06:24)No.3459
 ┃┗NEXT終了後のドタバタコメディ(後編)-翼月 星(7/19-06:41)No.3460
 ┣やまなし おちなし いみなし-翼月 星(7/19-06:50)No.3461
 ┣月の光の下で-翼月 星(7/19-07:04)No.3462
 ┃┗Re:月の光の下で-翼月 星(7/19-07:07)No.3463
 ┃ ┣魔違い 上の題名は 滅びの先にあるものは… です-翼月 星(7/19-07:10)No.3464
 ┃ ┗滅びの先にあるものは… 2-翼月 星(7/19-07:13)No.3466
 ┣ゼロスのキモチ-翼月 星(7/20-00:52)No.3476
 ┃┗リナのキモチ-翼月 星(7/20-00:55)No.3477
 ┃ ┗2人の想い-翼月 星(7/20-00:57)No.3478
 ┃  ┗心に棲まう光と闇-翼月 星(7/20-00:58)No.3479
 ┃   ┗2人のキモチ-翼月 星(7/20-01:00)No.3480
 ┃    ┗Re:2人のキモチ -翼月 星(7/20-01:12)No.3483
 ┣残された存在(もの)-翼月 星(7/20-01:04)No.3481
 ┃┗巡り来る瞬間(とき)-翼月 星(7/20-01:08)No.3482
 ┃ ┗あなただけを…-翼月 星(7/20-01:13)No.3484
 ┃  ┗願う行為(こと)-翼月 星(7/20-01:16)No.3485
 ┣混沌への回帰-翼月 星(7/20-01:19)No.3486
 ┣LSでいこうっ(謎爆)-翼月 星(7/20-01:22)No.3487
 ┗このシリーズを読むにあたって…はじめに…-翼月 星(7/20-01:31)No.3488
  ┗4月の織姫、4月の彦星-翼月 星(7/20-01:36)No.3489
   ┣混沌へ向かう道-翼月 星(7/21-16:09)No.3502
   ┃┗-翼月 星(7/21-16:11)No.3503
   ┃ ┗神と人の狭間で揺れ動く心-翼月 星(7/21-16:16)No.3504
   ┗相反する想いのために-翼月 星(7/21-17:43)No.3506
    ┗Re:相反する想いのために-松原ぼたん(7/21-18:17)No.3509


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3454やっと続きが出来たので再掲示と一緒にアップします翼月 星 E-mail URL7/19-05:37

どぉもぉ〜 やぁっと続き出来上がりました
その間にツリー堕ちちゃってるし…(笑)
シリーズものなので再掲示しないと…
ついでに昔のも再掲示しようかな……?

ってわけで、今から再掲示します
問題は……バイト行く前に全部終わるかな? ってことですね…(^_^;)
では、全部再掲示します〜
では〜

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3455スレイヤーズ的日常翼月 星 E-mail URL7/19-05:54
記事番号3454へのコメント
 再掲示です コメントすら同じです(爆)

スレイヤーズ的日常


「ねぇ、もし あたしがあたしじゃなくなったらどうする?」
 ふと思いついて聞いてみる。
 真顔なあたしにとまどうガウリイ。
「ねぇ、どうする?」
 そう、もし あの瞬間ロード・オブ・ナイトメアに意識をのっとられたままだったら…
「何言ってんだ。リナはリナだろ」
 そういう意味じゃなくて…
「あたしが操られたりしたら?」
「よっぽどじゃないとありえないだろ。 リナの魔力は認めてるよ」
 珍しい。ガウリイがほめ言葉なんて。
「それに もしそうなったらオレがもとに戻してやる」
「え……」
 あわてて真っ赤になるあたし。
「ま、ゼルガディスやアメリアにも頼むけど。
 オレには原因なんてわかりっこねぇだろうしな」
 やっぱりクラゲ頭だ。まともなこと言ったと思ったのに。
「オレが戻してやるよ」
「ホントに?」
「だってなあ、リナの体で暴れられると被害が大きいからなぁ。
 もし、『竜破斬』連発されでもしたら……
 一番大変なのはオレだし」
 やっぱり許せん。

 ――黄昏よりも昏きもの
    血の流れより紅きもの

「冗談だってば、リナ。だから『竜破斬』だけはやめてくれ!」
「冗談でも許せん!」
 あまりにも落差が激しくて、あたしの怒りは頂点まで達していた。

    時の流れに埋れし
    偉大な汝の名において
    我ここに 闇に誓わん
    我等が前に立ち塞がりし
    すべての愚かなるものに
    我と汝が力もて

「リナ〜! ホントに悪かったから〜〜!!」
 どーせガウリイのことだから『竜破斬』の一発や二発じゃ死にやしない。
                   (ふつーは死にます。よいこはマネしないでね)

 ならばここはたまったムカムカを発散するのみ!

   等しく滅びを与えんことを――

「竜破斬!」
「リナのバカヤロー。どーなっても助けてやんないかんなー」
 そう言ってとばされるガウリイ。
 シリアスにはじまったのにやっばりいつものあたし達であった。


                           (スレイヤーズ的日常:完)

 ってわけで、書いてみました
 駄文です とてつもなく駄文です
 一番はじめに書いたスレの作品だしなあ…  って、今書いても駄文だけど……
 ドラ・スレの詠唱がなかなか…チェックが大変だった…
 って、わけで、ここまで読んで下さってありがとうございました
 ではでは

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3456「らしく」いきましょ翼月 星 E-mail URL7/19-06:01
記事番号3454へのコメント
 再掲示です コメントすら同じです(爆)

 この際、調子に乗ってかきまくっちゃいましょう(爆)
 と、いうわけで2作目です
 相変わらず下手ですけど…



 ここはセイルーンの城下町。見知った人がいたので、つい声をかけた。
「リナさん、どうかしたんですか? 1人でこんなところに飲みに来てるなんて」
「………ああ、ゼロスじゃない。あんたどこにでも現れるわね」

 はぁ。

 そう言って大きなため息をつく。
 リナさんらしくない。
「いえ、今回ばかりは偶然ですけど。それよりどうかしたんですか?
 今はセイルーンの第一王位継承者の護衛をしてるんじゃなかったんですか?」
「よく知ってるわね。んー、確かにそうなんだけど…
 …実はマゼンダって魔族に術、封じられちゃって…
 役立たずになっちゃって落ち込んでるの」
「ええっっ!!」
 リナさんでも落ち込むことがあるのですか。 初耳ですね。
「なによ、その驚きようは?! それに…それだけの理由でもないし」
「他の理由が…?」
「ゼルもアメリアもガウリイも、魔法が使えなきゃあたしはただのワガママ娘だ、みたいなこといろいろ言うんだもの。落ち込みもするわよ」
 リナさんだったら人に何を言われても、気にしない人だと思っていました。
 まぁ、でも 普段は悪口言われたら呪文でぶっ飛ばしてましたし。ストレスが発散できないせいかも…

「それでも。呪文がつかえなくなってもリナさんはリナさんですよ。
 そんな後ろ向きの考え方はリナさんらしくないですよ。いつものリナさんは前だけを見て進んでるでしょう?
 いつものリナさんなら今頃は魔力を取り戻す方法を考えているんじゃあないですか?
 努力もしないうちからあきらめるんですか?」
「………ゼロス……」
「もちろんどんな辛いことがあっても我慢しろとは言ってはいませんよ。泣いたからといって弱くなったわけでもないですし。
 僕の胸でよかったらいつでもお貸しします」

 しばらくの沈黙――

「ありがとゼロス。確かに『らしく』なかったわ。
 なんか元気でた。
 あたし戻るね。ホントにありがと」
「いえいえ、思ったことを言っただけですから。
 やっぱりリナさんはそうでないと」

 そう、それが僕の好きになったリナさんだから。



                     (「らしく」いきましょ:完)


 ってわけで、ホントに調子にのってます…
 なんか、性格違うかも…… ゼロス魔族じゃないし…っていうか、いい人やってる……
 ちなみに、この作品、最後の1文がまず出てきて、それを書きたいが為に作った作品だったりします (← そう、それが僕の好きになったリナさんだから  のことです)
 前のとは違って、ゼロリナですが、もう1つガウリナもあります
 それも多分、そのうち載せるんじゃないでしょうか…
 いい気になってるから……

 ではではっ  今回はこれでっ

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3457この2人の行く末は翼月 星 E-mail URL7/19-06:07
記事番号3454へのコメント
 再掲示です コメントすら同じです(爆)

 ちょっと、しばらく一太郎破壊していて、やろうと思っていたけどできませんでした
 前に言っていた、もう1つのガウリナ小説  いきまーす

この2人の行く末は



「リナ、言いにくいんだけど、その……
 実は部屋をとってあるんだ」
「……ガウリイ……?」
 その言葉が何を意味するのかに気付いて、かすかに顔が赤くなる。
「誘ったのはリナだろう」
 確かめるように聞いてくる。
「そうだけど、でも……恥ずかしい。
 あたしのこと、はしたない女だと思ったでしょう」
「そんなことないさ。照れてるなんてすごく可愛いよ」
 そう言われてますます顔が赤くなる。
 それを隠したくてガウリイを促す。
「早く部屋に入ろ。
 見られていそうで嫌だもの」
「誰も見ていないよ。
 でも部屋には入ろうか」
 そう囁く。

 部屋に入るとあたしはマイクを握りしめた。
「さあ、いっぱい歌うぞぉ。
 カラオケ歌いたくてうずうずしてたのよ。
 そんじゃいきなりいきます。
 『Get along』」
 そう宣言してノリまくって歌い出す。
「いいけどリナ、オレにも早く代われよ。
 オレだって歌いたいんだからな」
「そのうちにねー」


 Far away 思うまま 我がままに

 未来に向かい 歩き続けていく
 限りないほど Get along,
             Try again




 最初のあたりは書きづらかったです(赤面)
 これ書いたときは、すっごくカラオケしたかったときでした
 うー 恥ずかし…
 こーゆー時はさっさと消える!
 ではっ

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3458精神攻撃翼月 星 E-mail URL7/19-06:12
記事番号3454へのコメント
 再掲示です コメントすら同じです(爆)

 どうも。 翼月 星です。
 久々の投稿です。
 前のツリー見あたらないし、新規投稿させていただきます。
 ちなみに、これは即興の小説なので短いです。
 が、題名の通り精神攻撃です。
 体(とくに心臓)が弱い方や純魔族の方々なんかは見ない方がいいかもしれません。
(↑なら投稿するなよ…)
 ってわけで、危険な本編をどうぞっ!


   精神攻撃

「ねえ、アメリア、魔族によくきく精神攻撃を教えてあげようか?」
「ええ?! そんなのがあるんですか? 教えて下さいっ!!」
「おや、リナさんアメリアさん秘密話ですか?」
 そこにあらわれたのは、口調でもわかるとおり、当然ながらゼロスである。
「ゼロス。 実はね、魔族にもきく精神攻撃の話をしてたのよ」
 にっこりと答える。
「え゛…? えーと、その……」
 じりじりと後ずさりしていくゼロス。
「リナさん、教えるついでにゼロスさんで試してみませんか?」
 いいことを思いついたというようにアメリアが言う。
「そうね。それもいいかもしんないわね」
 そして、その言葉を告げる。
 とてつもなく強力無比なその一言を。
「ガーヴのせぇらぁ服姿!(せぇらぁガーヴでも可)」
「……そっ…それは……リナさん……それだけは…やめ…て、くだ…さい……っ……」
 青ざめた表情で、冷や汗と脂汗を流しながら懇願するゼロス。
 ちなみにアメリアは………その言葉を聞いたとたん倒れた…。
 かくいうあたしも、鳥肌が立っていたりする。

 断言しよう。
 これを使えば魔族を絶滅近くまで追いつめられるかもしれない。
 しかし、それを使えば人間も絶滅近くまで追いつめられるだろう、と。


 おわし。
 いやぁ、すごい話ですね…。
 ゼロス様ひさん……これでもゼロス様好きなんだけど…(爆)
 ただ単に、ふと思いついた即興ですからね… 責任は……少しだけなら負います……。
 ってわけで、この恐ろしい場所から速く逃げよう…。
 ではではっ!!

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3459NEXT終了後のドタバタコメディ(前編)翼月 星 E-mail URL7/19-06:24
記事番号3454へのコメント
 再掲示です コメントすら同じです(爆)


 今回のはちょっと長いです
 ってわけで、前編、後編にわけます(といっても、ちょっと時間が違うだけで、一緒に投稿するけど……)
 ちょっと、失敗しちゃって、ホントに手直しせずにそのままやっていたら、前回の 精神攻撃 の前書き(?)に新しくツリー作ったとか書いたままだし……
 うーん、失敗失敗
 ま、いっか (← けっこう適当だから…俺…)
 じゃ、本編をどうぞー


 NEXT終了後のドタバタコメディ

 いつもと変わらない昼下がり。
 突然の出会いは、シルフィールの一言からだった。
「あら、今の人……」
「どしたの、シルフィール」
「知ってる人によく似た人を見掛けたんです。ちょっと行って来ますね」 そう言ってシルフィールは駆け出していった。

「シルフィール、どこ行ったんだ?」
 あたし達の方を振り向いたガウリイが言った。
 気配で気付いたんだろう。さすがは野生のカンというべきか。
「何か知ってる人見掛けたんだって。
 それでちょっと行って来るって」
「シルフィールさんの知り合いってやっぱ巫女さん関係ですか?」
「意外なところで身内かもしれんぞ」
「マルチナだったりしてな」
 その言葉を聞いてあたしは思わず怒鳴った。
「ニコやかな顔で不吉なこと言わないで、ガウリイ!
 あと、ゼルやアメリアには悪いけどさっさと行っちゃったからあたしは知らないわよ。
 そのうち戻ってきたら聞いてみりゃいいでしょ」

 などとほざいてるうちに、当の本人が戻ってきた。
 しかし、一緒にいるのはマルチナよりも不吉な、
「ナーガ?!
 何であんたがシルフィールと……。
 もしかしてシルフィールが言ってた知り合いってあんた!?」
「リナさん知ってるんですか?
 まあ、一応、紹介しますね。
 リナさん、ガウリイ様、アメリアさん、ゼルガディスさん、こちらの人は、」
「自称『白蛇』のナーガ。
 あたしから見ればただの金魚のウンチだけどね。
 知ってるなんてもんじゃないわよ。
 ガウリイ達に出会う前に一緒に旅してたから」
 シルフィールの声を遮ってあたしが言う。
「おーほっほっほっ、相変わらずね、リナ。
 4人も引き連れてお山の大将のつもり?
 わたしのライバルも落ちたものね。
 これだからあなたは……」
 どがめしゃあ!!!
 ナーガのセリフが終わらないうちに、あたしの放ったケリがナーガにぶち当たる。
 これだからナーガは嫌いだったのだ。

「おい、リナ。この人、大丈夫なのか?」
「ヘーキよ。ナーガほど殺しても死なない奴なんていないから」
 ホント、しつこいくらいだし。
「リ〜〜ナ〜〜」
 恨みがましいナーガの声。
「ホラね」
「ホラね、じゃなーい!
 あんた一体何のつもりよ!」
「これであたしが昔と変わってないのがわかったでしょ。当然その実力も」
「ふっ、じゃあ食い意地も変わってないのね。
 じゃあ、そこのメシ屋で早食い競争よ。
 当然、リナが払うのよ」
 こいつも結局変わってないワケか。
「何であたしなのよ。
 あんたが言い出したんだからあんたが払いなさいよ!」
「冗談じゃないわ。
 リナにたかるのはあたしの仕事なんだから」
 こひつ……そんなもん仕事にするなよ。誰も給料なんか払わないのに……。しかも、そんな迷惑千万なこと……。

「あ、そうだ。シルフィール、あんたが払いなさいよ。
 あんたがナーガ連れてきたんだし」
 うーん、我ながら名案名案。
「わ……私が……ですか………?」
「そういえば、シルフィールがいたわね。あと、リナの連れも。
 リナと張り合ってて忘れてたわ」
『忘れるなあっ!!』
 ナーガを除く全員の声がハモる。
 いや、ガウリイも除く。ガウリイの場合は聞いてないか、わかってないから。

「おや、随分楽しそうですねぇ」
 類は友を呼ぶのだろうか。だって、この声は……
「ゼロス、何であんたが……」
「キサマ、どこからわいて出た!」
 うーん、ゼルってばホント、ゼロスが嫌いなんだから。
「何で、と言われても、今、ヒマな身なもので。
 どこからと言われても僕は魔族ですから、突然現れてもおかしくないでしょう。
 あと、わいて出たってやめてくれません?害虫じゃないんですから」
「似たようなものだろうが!」
「そうです。魔族なんて悪です、悪。
 今すぐそんなものやめて真人間に戻りなさい。
 わかってるんですか、ゼロスさん!」
 アメリアったらまたワケのわからんことを。
「真人間に戻るって言われましても僕は元から魔族ですし、戻るも何もありませんよ。
 おや?そこの2人は新顔ですね。
 いえ、1人はリナさんの中にあの方がおられた時にいましたね。
 でも、直接、面識がないもので」
「ああ、そうね。紹介するわ。
 あ、それで思い出したけどさ。
 シルフィール、ナーガとどういう知り合いなわけ?」
 ふと、思い出した。と、いうか、忘れてた。
「そうね、どうしてリナを知ってるの?
 あと、そこの人達の名前、まだ教えてもらってないし。それにいきなり現れたナゾの人の説明もして欲しいわ」
「あたしのことは言うまでもないわよね。
 まず、こっちがガウリイ=ガブリエフ。魔法は全くダメだけど、剣の腕は超一流。光の剣持ってるから尚更ね。
 ただし……」
 そこでいったん区切る。
「ただし、何なのよリナ」
「頭の中身は超一流のバカよ」
 キッパリと言う。
「あのなあ、リナ……」
「実際そうなんだからガウリイは口を挟まないで。
 で、こっちがゼルガディス=グレイワーズ。岩人形と邪妖精のキメラで魔法剣士。
 そーいや、ゼル、最近随分おちゃらけてきてない?」
 第一印象とは随分変わってるし。
「キサマらにつられたんだろう」
 でも相変わらずそっけないか。
「ひ、どーい。ま、いっか。
 そんで、こっちがアメリア。こう見えてもセイルーンのお姫様よ。
 ただし、正義一直線の人だから」
 ナーガってたまに悪人だしなぁ。
 アメリアに因縁つけられなきゃいいんだけど。
「アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンです。
 よろしくお願いしますね。
 あ、ただし、悪人ならお断りですけど」
「で、シルフィール、ナーガ。
 今、現れたナゾの人がゼロス。
 こう見えても獣神官、高位魔族なんだからケンカ売らないでよ、ナーガ。
 あと、シルフィールも手ぇ出さないで」
「どうしてですか?リナさん。
 相手が魔族なら滅ぼすべきではないのですか?」
 あたしの言うことが不可解なようにシルフィールが問いかける。

                                     後編へつづく



 なぜ、ここで終わるかな〜
「それは秘密です」(殴)
 それは冗談で、ここがちょうど半分あたりだったからです
 他の理由はありません(爆)
 題名の通りのストーリーです
 これを考えた頃は、まだうちのあたりじゃTRY入ってなかったんです
 ずれは多少はお許し下さい
 じゃあ、この後の後編をどうぞ

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3460NEXT終了後のドタバタコメディ(後編)翼月 星 E-mail URL7/19-06:41
記事番号3459へのコメント
再掲示です コメントすら同じです(爆)

 すみません  前編の題名に (前編) を入れるの忘れてました(再掲示の際になおしました)
 …俺ってなんで、後から気付くパターンが多いんだろう………
 ま、それはおいといて
 後編をどうぞ


 NEXT終了後のドタバタコメディ(後編)

 シルフィールの言いたいことはわかる。が、
「認めたくはないけど、ゼロスと本気で戦ったらあたし達に勝ち目はないわ。
 まさか、重破斬使うわけにもいかないし、竜破斬なんかいくら連発したってたいして効かないし」
 ホント、認めたくなんかないけどさ。
「……そんな………」
 シルフィールのそれを何もなかったように聞き流して、あたしは続ける。
「で、この娘がシルフィール=ネルス=ラーダ。サイラーグでは巫女をしていたこともあるの。
 んでもって、こっちがナーガ。ある意味、とても恐ろしい奴よ」
「シルフィールさんにナーガさん、ですね。
 おや、ナーガって聞き覚えのある名前なんですが……思い出せませんねぇ。
 僕ももう年ですかねぇ」
 相変わらずニコニコと喋る奴である。言葉と表情が合っていない。

「で、シルフィール、ナーガとの関係は?」
 これが聞きたかったのよねぇ。
 楽しみ、楽しみ。
「え、ああ、私が巫女だった頃の同僚だったんです。すごい魔力をもっていたんですけど、どうやら巫女が性に合わなかったらしくて、神殿を飛び出して旅に出た、って聞いてたんですが」
 まだゼロスの強さに呆けていたのか、シルフィールは、急に話を振られて一瞬戸惑った。
 それにしても……
「ナ……ナーガが巫女………?! 似合わなすぎるっっ!」
 でもそういえば、けっこう白魔術扱えるのよね、こいつってば。
 そう考えれば納得いくけど……ホンットに似合わないわ。この組み合わせ。
「あ、そしたら神殿でも以外と魔力のコントロール下手だったんじゃないの? 術、暴走したりとか制御出来なかったりしてない?」
 ナーガのそれで、あたしがどれだけ迷惑かけられたか。
「暴走とかはなかったようですが、たまに治癒をかけたら復活くらいの効果がでたことがあったみたいですけど」
 運のいい奴ら。まぁ、攻撃呪文使うことが少ないせいかもしれないけど。
「ああ、思い出しました。
 ナーガさん、ですよね。
 どうりで聞き覚えがあるはずです。
 この人は人間と高位魔族の混血ですよ。この人の父親が海王ダルフィン様の神官、つまり海神官で僕の元同僚だったんですけど人間の魔導師と恋に落ちちゃって。
 それを知ってもその人間が受け入れてくれて、それでそのまま人間のフリして人間界で暮らしてたんです。 その娘さんの名前が確かナーガさんと言いました。
 水か氷系の術が得意でしょう?」
 確かに……。どんなに寒い時でもすぐ氷系の術使われて迷惑した覚えがある。
「ですから強い魔力があって当然ですよ。
 コントロールできないというのは、ちょっと情けないのですが」

 冗……談……。ただ者じゃあないとは思ってはいたけどさ、あれだけ変だったから。
 しっかし、ゼロスといいナーガといい、高位魔族っては変人の集まりなのか、おい……。
「あ、そういえば昔よく、父さんとかくれんぼしたけど、その時、いつも見つからなくて、後から聞いたら精神世界(アストラル・サイド)に隠れてたって言ってた覚えがあるわ。すっかり忘れて たわね」
 のんきに言っているナーガ。でもその内容は……。
 人のことは言えないけど、何て親子なんだ。おい……。
 んな堂々と魔族だってバラさんでもいいだろうに。しかも、子供とのかくれんぼ程度で……。何考えてんだ一体………。
 ゼルもアメリアもシルフィールもあまりのことに絶句している。
 さすがのゼロスも驚いてたようだ。
 何もわかってないガウリイと当のナーガだけがのほほんとしている。

「なーに、深刻な顔してんのよ」
 そう言ってあたしの背中を叩いたのは、
「げげ! マルチナ!」
「オレもいるぜ」
「ザングルスまで! 何でこんなところにいるのよ!!」
「あんた達を見掛けたから来てみただけよ。
 それに何なのよ、その『げげ』ってのは。人を何だと思ってるのよ。
 まあ、いいわ。あたしは今、幸せですもの。
 幸せついでに見掛けたからおごってもらおうと思って」
「あら、あなたもリナにおごってもらうの?
 気が合うわね。わたしもリナにたかるのが生きがいなのよ。
 これからは2人でリナにたかりましょう。
 というわけでリナ、あなたはわたし達にたかられる運命なのよ。
 ほーっほっほっ」
「オーッホッホッホッ。我がゾアメルグスター様の呪い、その身にしかと受けるがいい」
 この2人、そっくり……。
 それにしても……。

「ナーガ、勝手に人の、いいえ、あたしの運命を決めるなんて許さないわよ。
 マルチナ、そんなもの呪いじゃないでしょうが。
 しまいにゃ、全員、ぶっ飛ばすわよ!!」
「ひどーい、リナさん。あたしは関係ありませんよ」
「わたしもですわ」
 慌てて言うシルフィール。
「そうだ。オレの知ったこっちゃない」
「オレもリナに飛ばされるのはごめんだぞ」
「……僕は平気ですが……。でも嫌ですので」
「ほーっほっほっ、そんなものでこの『白蛇』のナーガがどうにかなると思って?」
「あたしにはゾアメルグスター様の加護がついてますわ。
 ダーリンにもね」
「ああ、まあな。
 でもやっぱ、あいつにぶっ飛ばされるのは、あんま気が進まねぇな」
 確かにみんな、一発や二発ぶっ飛ばしたところで、どうにかなる相手じゃないわ。
 くっそ、くやしい。
 いっそ、ゼフィーリアに帰って、郷里の姉ちゃんにぶっ飛ばしてもらおうかしら。
 いや、その前にあたしが危ないか。

「わかったわよ。で?
 結局今までのは何だったわけ。
 騒いでただけじゃない。
 これから何すんのよ。やっぱ、何か食べに行く?」
「そう言うからには、やっぱりリナのおごりね。決定〜〜」
「さすが、ゾアメルグスター様。
 さ、いきましょ、ダーリン」
 これ以上言っても埒があきそうにないわね。
「しゃーない。全部あたしがおごるわよ。
 そのかわり、ガウリイ、明日1日は止めないでね」

 ふふふ、お宝ぶんどりまくってやる。盗賊いぢめしまくってやる。
 盗賊殺し(ロバーズ・キラー)の由来をとくと思い知らせてやるわ。
 うふふふふ。

「なあ、今のってやっぱ、あれだよな」
「多分な。オレは止めんぞ。
 痛い目に遭うのはごめんだ」
 2人ともわかってるみたいね。
悪が滅びるのならそれでかまいませんけど」
「僕もそれがリナさんだと思いますし」
 この2人はやっぱ、論点ズレてるわ。
「よっしゃー。食べまくるまよ。
 このわたしの食欲を甘く見たのが運のツキよ、リナ」
「リナのおごりだって。
 ダーリン、いっぱい食べましょうね」
「…そうだな。
 おごってもらって、明日は止めないようにしておこう」


 そして明日には盗賊達の叫びが響きわたることだろう。


                               おわり



 終わりました
 ちなみに、これを書いた当時、ナーガ = グレイシア という説を知りませんでした
 のため、こんな物が出来たのです
 知ったからって後から書き直すのもめんどうだったし……
 俺はそーいう人間なもので…(いや、宴では魔族名乗ってるけど…)
 じゃ、そんなわけで
 今のところ、次があるかはわかりません
 昔作った作品はこれで全部ですので
 精神攻撃 みたいに、即興で作ったのをのせていく可能性はあるけどね
 即興で完全にはやっぱり出来にくいし…
 まあ、運が良ければまた………
 じゃーねーっ
 ここまで読んでいただいて、ありがとうございましたっ

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3461やまなし おちなし いみなし翼月 星 E-mail URL7/19-06:50
記事番号3454へのコメント
 再掲示です コメントすら同じです(爆)

 やはり、即興ネタだと短くなりますね
 精神攻撃 よりも短い文章かも……
 …ま…っ、まさか…このまま作る文章がだんだん短くなっていくとか……まさかね…
 題名通りの文章です
 読んで下さい


 やまなし おちなし いみなし

「なるほど。おめぇがヴァルってのか」
 突如ヴァルの目の前に現れた赤毛の男がそう言う。
 そしてヴァルを眺め回す。
「確かに俺はヴァルだ。だが、何のようだ?」
 眺め回す視線に耐えきれず、そう問いかける。
「いや、ちょっとした噂を聴いてな」
「噂?」
 もちろんヴァル本人には何も思い当たらない。
「細腰、エロ腰、へそだしルック」
 ずべぇぇぇっ!!!
 その本人は見事なまでにその場で派手にすっ転ぶ。
「ふむ、確かに噂通りだな。
 …そうだな。俺がもらっていこう」

 そして、ヴァルはガーヴの部下となり、2人で幸せに、……暮らせなかったけど……、
 これでおしまいっ。


 と、いうわけで終わりました
 うーん…なに考えて書いたかな…自分……
 それは秘密(はぁと) ってのは冗談だけど…、なにも考えてなかったってのが正確ですね…
 アニメとはズレがあるし…  確かへそだしルックはガーヴ様の部下になってからのはず
 エンシェントドラゴンの頃は上半身が裸のはずだし
 あと、題名についてですがそのままです
 や・お・い って題名にしようかと思ったけど、そういうのかと思って読まない人がいるかなぁ… などと思って…
 まあ、確かにガーヴ×ヴァルネタだけど…
 それにしてもガーヴ様……もらっていくって商品じゃないんだから……
(↑ って、自分で作っておいてなに言ってる、自分!!)
 しっかり考えたのに、忘れるのってむなしいですね…
 文章ごと考えたのに、ネットをやるまで待っていたら、細部の表現なんかの仕方忘れたの…
 おおすじは覚えてるんで書けたんだけど……
 やはりこれからメモをしておくべきかもしれんな……
 即興で考えると短いし、やっぱりギャグに走るし…
 こればかりはシリアスはちょっと無理だろうな…
 らぶらぶなら出来るだろうか…
 次があるかはわからないです…
 けど、長くなったので(あとがきが半分を占めてるのでは……)これで終わります
 ではではっ!

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3462月の光の下で翼月 星 E-mail URL7/19-07:04
記事番号3454へのコメント
 再掲示です コメントすら同じです(爆)

 ゼロリナを書きたい一心で無理矢理作りました
 しかし、結果は、まあゼロリナだけど、とてつもなくシリアス
 というか、暗いです とことん暗いです
 そんなのでよければ読んで下さいな


    月の光の下で

 あたしは、数年前からここ、ゼフィーリアに帰ってきていた
 理由は……ガウリイが死んだせいである
 それまでは、いつもと同じように全国うまいものめぐり(何か違うような気もするが…)の旅をしていたのだが
 寄る年波には勝てないな…  そういってガウリイは死んでいった……

 そう、あれからもう50年ほどもたつのだ

 ゼルは、キメラのせいかもしれないけど、未だに元気である
 元に戻る旅を続けているようだ
 アメリアは、セイルーンの女王になりながらも、そのゼルを待ち続けている
 そして、フィリア
 ヴァルも卵からふ化して、しっかり母親状態
 4人で仲良く暮らしているようだ

 そういえば、一騒動あったっけ
 ヴァルが、ヴァルガーヴの頃の記憶を取り戻して……

「ゴールドドラゴンは滅ぶべきだ!!」
 そう、叫ぶ
「…ヴァル…ガーヴ………」
 フィリアはそうつぶやいたまま立ちつくしていた
「落ち着きなさい、ヴァル!
 もう、すべては終わったのよ!」
「終わっちゃいない!
 おまえらの中で終わっていても、俺の中ではなに1つ終わっちゃいないんだ!!
 俺はヴァルじゃない ヴァルガーヴなんだ!」
 確かに…ヴァルの中じゃ終わってないのかもしれない
 けれど……こんなのは納得いかない
「よく考えなさい あなたが記憶を取り戻すことは最初から考えられないことじゃあなかったわ
 それでも……それでもフィリアはあなたを育てたのよ
 わかっていて…
 あなたの中で、なにも終わってはいないというのなら、今、終わらせなさい!!」
 手に、魔力球をまとわらせたまま、ヴァルは考え込んでいた
 いろいろな葛藤はあっただろう けれど、
「ふん」
 そういって、そっぽを向いて、その場を去っていった
 思いとどまってくれたのだ

 多少ぎくしゃくしているところはあるが、それでもなんとかやっていっているようだった

 そして、ゼロス……
 ゼロスには、あれから1度も会っていない
 今、どうしているか…なにも知らない……

 ――ちなみに余談だが、姉ちゃんは昔の姿のまま、ピンピンしている
    スィーフィードの力なのだろうか…?
    またしても姉ちゃんの謎が1つ増えた…

「ゼロス……」
 そっと、声に出してつぶやいてみる
「呼びましたか? リナさん」
 そこには、あのときと変わらない姿のままのゼロスが立っていた
 まあ、魔族が年をとったからといって姿が変わるわけはないだろうが
「ちょっと、ゼロス!
 あんた、なんて登場の仕方するのよ!!
 ひとの年も考えなさいよね 心臓麻痺で死んだらどうしてくれんのよっ!!」
「リナさん…… それだけ元気なら大丈夫ですよ
 でも、変わってませんね……」
「そうそう変われるものでもないわ
 それにしても…よく、こんないいタイミングで来れたわね……」
 自分からゼロスの名前を呼んだので、少々照れ隠しが混ざっている
「満月、ですからね ロマンチックでしょう?」
 わけのわからない答えで受け答えされる てっきり それは秘密です ってくるかと思ったけど

「ねぇ、何で魔族はあたしを放っておくの?
 あれの呪文を使える、たった1人の人間なのに…」
 実はあれ以降、あたしは魔族とは出会ってないのだ
 まあ、トラブルに関わって、下級魔族あたりと戦ったこともあるが、それ以外はなにもないのである
 下級魔族はすでに命令系統がごちゃごちゃしているようで、あまり配下関係はしっかりしていないらしいのだ
「そう、ですね…
 僕もくわしくは知らないんですよ
 でも、どうやら上からの命令があったようなんです
 あなたには手を出すなって」
 本当に話したいことはこんなことではないけれど、それでもあたしたちはつもりつもる話を語っていた

 ふう…
 かすかに大息をつく
「あたしも年よね…これだけしゃべっただけで大息をつくなんて……」
 わずかにぐちがこぼれる
 ゼロスが全然年をとっていないせいかもしれない
「リナさん…
 …魔族になる気はないんですか……?」
 それは、ゼロスにとってはプロポーズでもあったのかもしれない
「そうね 魔族になればあたしは昔のまんまかもしれない
 だけどね、強さは変わらなくても心が変わってしまうのよ
 心が変わってしまえば、それはもうあたしじゃないわ」
 自分の寿命が近いことはリナにはよくわかっていた
 だからゼロスに会いたかったのかもしれない
 そして、ゼロスにもそれはわかっているのだろう
 だからあんな言葉を問いかけた
「何かあったときは、リナさんの器をもらってもいいですか?」
 あえて、死んだときとは言わない
 魂が欲しくても、それはあの方の元へといってしまうから だから器を…
「勝手にすればいいわ」

 月夜の下、ゼロスはリナの部屋を訪れる
 そこには眠っているリナの姿 しかし、それは永遠の眠り
 魂の抜けた、抜け殻にそっと唇を寄せる
 …最初で最後のキス……
 そして、そのリナの体を抱えて、空間移動する

 そのときから獣神官ゼロスは存在しなくなった

 そして、誰も知らない場所の結晶の中に20前後の姿の男女が永遠に眠り続ける
 それはまるで1つの絵のようだった



 はふ…やっと終わりました…
 あー、暗い  とことん暗い
 それでも、これは一応、まだしもハッピーエンドのつもりです(なんか文章変…)
 いままでこんな暗いネタ書かなかったんだけどなぁ…
 そういうの苦手で、読む度に泣いてたりするんだけど、まさか自分で書いて自分で泣くとはいくら何でも思わなかった…
 まあ、これの続編あるんで、そっちはこれの反動でとことんギャグです
 ただ、この後投稿できるかどうか……
 時間的に間に合わない可能性があったりする…
 8時まであと1時間15分…
 書けるかなぁ…
 では、次のにかかります
 じゃあねっ

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3463Re:月の光の下で翼月 星 E-mail URL7/19-07:07
記事番号3462へのコメント
 再掲示です コメントすら同じです(爆)

 前のがサーバダウンでなかなかつながらなくて大変でした…
 これが8時までに書きあがるのかっ!
 いや、8時までにつなげられるのか?!
 月の光の下で の続編です
 前のと違ってとことんギャグですのでどうぞ

      滅びの先にあるものは…

「ふうん あんたがリナ=インバースねぇ…
 あんたに乗り移ったときは苦労したものだわ
 ホントに狭い器だもの
 特に胸が」
 ぷちっ
 突如リナがキレる
 ――闇よりもなお昏きもの
    夜よりもなお深きもの
    混沌の海 たゆたいしもの
    金色なりし闇の王
    我ここに汝に願う
    我ここに汝に誓う
    我らが前に立ちふさがりし
    すべての愚かなるものに
    我と汝がちからもて
    等しく滅びを与えんことを
『ギガ・スレイブ!!!』

 リナとL様一緒に暴走中
 しばし経過

 当然あたりは惨状である
 被害者の中には、リナの後を追ったゼロスも含まれていた…
「だいじょうぶ? ゼロス
 ごめん……」
「まあ、すでに滅んでますからね…
 大丈夫です」
 そう、ここは混沌の海なのだ
 ダメージを受けても死ぬことはありえないのである
 ちなみに、ここには、L様の奴隷こと、部下S(無印でレゾとともに滅んだ1/7です)もいる
 L様を見て、ゼロスがうやうやしく礼をする
「どうも、お久しぶりです
 あなた様には1度お会いしましたね
 と、いってもこちらが見た という程度ですが…」
「ふうん、フィブリゾみたいな無礼なのもいるかと思えば、ちゃんとそれなりの教育をしている魔族もいるようね
 部下S あんたにしちゃよくやったとほめておくわ」
「は、はい…ありがとうございます……」
 部下Sはおびえていた…常に…
「ま、いいわ リナ=インバース ゼロス
 しばらく勝手にここにいなさい
 今度はちゃんと同じ種族に転生させてあげるわ
 そのときにどうなるかはわからないけどね」

 そして、ゼロスは滅びの先にあるものを知った
 ゼロスはふと思った
 …滅びの先にあるものって……ホントに魔族はこれでいいのだろうか…
 と





 これはただ単にリナとL様の同時暴走書きたかっただけです
 あ、ガウリイ出すの忘れた…
 ショートストーリーで少しずつ気が向いたら出すかもしれない
 時間はぎりぎり間に合ったみたいですね
 では もうすぐ時間なのでこれで
 と、思ってたのに結局サーバダウンでつながらなかった…
 次の日は寝てて、結局今投稿します
 今日はずいぶんと重いんだけど…

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3464魔違い 上の題名は 滅びの先にあるものは… です翼月 星 E-mail URL7/19-07:10
記事番号3463へのコメント
題名の通りです 上の題名は
滅びの先にあるものは…
です 失礼しました
ついでに言っておきますが、この後バイトに出かけなきゃ行けないので再掲示最後まで終わりません
よって、新作もアップできません
申し訳ありません
帰ったらまた続きをやるつもりです
では、時間までやってます

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3466滅びの先にあるものは… 2翼月 星 E-mail URL7/19-07:13
記事番号3463へのコメント
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 ってわけで、続きってわけでもないんですが、滅びの先にあるものは… のショートストーリーシリーズ(ホントにシリーズ化するかどうかは謎)です
 ときどき、ふと思いついたように書いていくと思います
 まじで短いです
 ではっ どうぞ


         滅びの先にあるものは… 2

「そういえば、そのフィブリゾの姿が見えないけど、どうしたの?」
 L様が無礼だと言っていたそのフィブリゾ本人が見あたらない
「ああ、あれね
 あれはもう記憶を浄化して転生させたわ」
「もう、ですか?」
 ひかえめにゼロスが聞く
「ちょうどね いいところがあったから
 貧乏な王家の人間に転生させたわ
 ふつうの貧乏じゃなくて王家ってところがポイントね
 王家だとプライドがあるから そのプライドがあるのに内職よ
 今頃は内職で大変でしょうね
 くっくっく」
 私怨のためにそこまでやるか…? L様…
「…それで、それってどんなところ?」
 ちょっと笑いが怖かったのでさすがのリナも聞きづらかった
「たしか、ゾアナ王国っていったかしら?
 部下S! その時の資料持ってきなさい」
「ゾ、ゾアナ王国??!!」
 確か、マルチナのところじゃあ……
「はい、ただいま!!」
 部下Sが数枚の紙を持ってくる
「うん、ゾアナ王国だわ
 マルチナ、ザングルスの孫として生まれてるもの
 マルチナ、ザングルスは2人ともまだ在位しているわね」
 …マルチナとザングルスの孫… フィブリゾの生まれ変わりだって知ったらどうするんだろう…
 確か、2人ともフィブリゾには仮死状態にされたはず……

 ま、その時はその時ね
 教えてみたい気もするけど、そんなわけにもいかないし
 混沌の海から楽しくみんなを眺めるってのも、なかなかいいかもしれないわね



 おわったぞっ と
 ゼロスほとんど出てない… 最初に一言言ったきりだ…
 ほとんどリナとL様ばっかり…
 あ、ちなみに混沌の海ではキャラの年齢は最盛期の頃をイメージしてます
 …いくらなんでも老人姿は……イメージするの大変だしさ…
 混沌の海だからなんでもありということで… (← と、ごまかしてみる……)
 文章めちゃくちゃになる確率が一番高いな…このシリーズ…
 ま、ほとんど思いつきで書いてるし…
 設定についてはやったら楽しいかな と思ってやっただけです
 だからかなりすごい関係になるかもしれない…
 ま、ホントにてきとーですから
 あまり気にしないで下さい
 …このシリーズ続くといいな…と、願いつつ(自分の行動結果だろうに…)、今回はこれで
 ではではっ

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3476ゼロスのキモチ翼月 星 E-mail URL7/20-00:52
記事番号3454へのコメント
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ゼロスのキモチ
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 一口、紅茶を飲み、カップをテーブルに置く。
 そっと、ため息を吐く。
 さらにはくすくすと笑いだす。
 …はたから見るとあやしい限りである。(笑)
「すっごくあやしいわよ、ゼロス」
 そしてここにもそれを突っ込む人間がひとり。言うまでもなくリナである。
 突っ込まれた本人(人じゃないけど…)は、かすかにぎょっとした表情を浮かべたが、すぐにいつもの不適な笑い顔を取り繕う。
「眠れないんですか? リナさん」
「べつにー。それよりゼロスこそどうしたのよ? それとも魔族って眠らないの?」
「ちょっと、考え事をしていましてね。まあ、確かに魔族は眠る必要はありませんが…眠ったりもしますよ」
「…それってただの娯楽っていわない?」
 相変わらず鋭い突っ込みである。
「まあ、そうともいうかもしれませんね」
「それよりも、どういう考え事? お役所仕事のあんたが」
「あ、ひどいですぅ。リナさん…。 僕たち魔族だってプライベートはあるのに……」
 そう言ってひとりでいじけだす。
「はぐらかそうったってダーメ。
 …別に言いたくないんならいいけど……さ…」
「なんだ。やっぱりリナさんなら気付きましたか。
 …そうですね。ちょっと自分のことを考えてたんですよ…」
「…自分の……?」
 不思議そうにリナが訊ねる。
「ええ。
 …変ですよね…。僕は魔族だというのに、滅びを望んでいるというのに…人間を愛してしまったんです…。生きようとする人間を。
 根本的な考え方が違うというのに…惹かれるんですよ…。なぜでしょうね……。
 もちろん、その人はなにも知りませんけどね…」
 …なぜだろう…? リナの胸がちくりと痛む。
「…変なこと言ってしまってすみません…。忘れてくれませんか…? おやすみなさい」
 そう言って、ゼロスは部屋に帰っていった。
 あとにはただ、自分の気持ちに悩むリナが残されていた。

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 さて、ゼロスの想い人は誰でしょう? 俺の好みからしてバレバレですね(笑)
 ほんとはくっつけてあげるはずだったのに… なぜこんなことに……
 まあ、これを機に、リナサイドから書いてみるのもいいかもしれない… じゃなきゃ、後日談とか…
 ゼロリナが書きたいなー……

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3477リナのキモチ翼月 星 E-mail URL7/20-00:55
記事番号3476へのコメント
 再掲示です コメントすら同じです(爆)

リナのキモチ
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 ゼロスが立ち去った後、リナはただただ悩み続けていた。
 なぁんてこと、リナに限ってあるはずがない。
 悩んだのは確かである。が、考えても答えは逃げていくばかり。
「こんな時は、やっぱり盗賊いぢめよねゥ」
と、出かけていったのである。

『火炎球(ファイアー・ボール)!』
『爆炎舞(バースト・ロンド)!!』
 夜空に呪文の花が咲いた。

「盗賊も十分いぢめたし、お宝もたぁっぷり(はぁと)」
 けれど、なぜだろう?
 未だ心が晴れないのは…心の中が何かもやもやしているのは……。
「ゼロスの…ばか…」
 ぽつりと呟く。
 ゼロスがあんなことを言ったから。根拠はないけどそう思った。

 …あたしが望んでいるのは…なに?
 なんでこんなに悩んでいるの…?

 答えは未だ心の迷宮の中。

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 あ゛あ゛あ゛っ  やっぱりくっつかないっ
 しかも、リナ自覚してないしっ
 このまま終わってやろーかしら…
 それとも意地でくっつけよーか
 キャラが思うように動いてくれない…

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34782人の想い翼月 星 E-mail URL7/20-00:57
記事番号3477へのコメント

 再掲示です コメントすら同じです(爆)

2人の想い
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 …ヒトなのに愛した。

 …魔族なのに気になった。

 本当ならこんな風に過ごすことがなかった相手。
 …出会わなければこんな想いをすることもなかったのかもしれない……。
 でも、出会ったからにはどうにもならない。

 不安、不安、不安…不安だけが募っていく。
 今、どうしているのか…お互いに気になって……。

 ………誰か、助けて……。
 自分が自分じゃなくなっていく……自分が壊れていく…。
 誰か………。

 …ねぇ…ゼロス……。

 …リナさん…リナさん……。

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 今度こそくっつけようと思った 思ったのに……  やっぱりくっつかないっ
 しかもシリアスだしー…  最後がなんか…最初の予定とは…… 番外編と思った方がいいかも…
 ホントにキャラが動かないー ゼロスとリナしかでてないのがいけないのか……なんで2人とも動いてくれないかなー… 俺のストーリーの作りが悪いのか……
 でも、このストーリーからして、他のキャラが出る可能性は低すぎ……
 ……続く…んだろうなぁ…… なんとか頑張ってみます… (^_^;)

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3479心に棲まう光と闇翼月 星 E-mail URL7/20-00:58
記事番号3478へのコメント
 再掲示です コメントすら同じです(爆)

心に棲まう光と闇
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 心の中に闇が棲んでいる。
 ううん、闇がかたどったもの。
 あたしだけの中に棲んでいる、大きな強い闇。
 このまま心の中に広がっていく…。
 心の中が闇に染まる。
 初めて心を闇に明け渡してもいいと思った。
 一緒にいられるなら…。

 まわりが闇だけの中、たった1つ感じた光。
 けれど、その心の中には闇をも飼っている。
 そして、その手の中にさらに大きな闇の存在をも。
 それはいつか自分を滅ぼすかもしれない。
 けれど、心の中のたった1つの光。

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 これも番外編だな…
 前のもそうだけど、ストーリーじゃなくて、2人の心を書いてるような話になってる……どっちかというと、詩に近いのかも…
 シリーズとしては同じかもしれないけど、全然違うような……
 ちなみに、「闇」は2種類あります 魔族を示す「闇」と、誰もが持つ心の暗黒部分(?)の「闇」と
 …次としてはストーリー本編に話を…戻せるんだろうか…本当に…(爆)

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34802人のキモチ翼月 星 E-mail URL7/20-01:00
記事番号3479へのコメント
 再掲示です コメントすら同じです(爆)

2人のキモチ
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「ねぇねぇ、ゼロスの好きな人ってどんな人?」
 何でもないようなふりで問いかけるリナ。
 もっとも、ゼロスには必要以上にはしゃいでいるように見えたが。
(僕は…それほどまでに、そういう対象としてリナさんに見られていないんでしょうか…)
「魔族が人間を愛した矛盾にそんなに興味あります?
 まさか、それをまとめて魔道士協会に売るなんていくらなんでも言いませんよね…」
(ずぇっんぜん違うわよ、ばかぁ…
 あたしがそんなに金の亡者に見えるっての?
 ……人の…人の気も知らないで…)
「個人的な興味よっ。それとも、そんなに神滅斬(ラグナ・ブレード)くらいたい、ゼロス? ふふふ」
 妖しげな笑みを浮かべるリナ。
(もちろん冗談だけどさ…。)
(…このまま…リナさんの手で滅ぼされてしまおうか……。
 伝えてはいけない想いならばいっそ……。
 でも…せめてもうしばらくは一緒に…)

「目が…笑ってないんですけど……。
 …………………………そうですね。
 人間とは僕らとは逆に生きようとするもの。そう言いましたね。
 本当にその通りに生きている人ですよ。いつもいつも精一杯生きる人です。
 でも…その分、心の中に大きなものをため込んでしまうんですよ。彼女はそれらしいふるまいは何一つしてませんけどね。
 小さなものはいろいろとストレス発散しているようなので平気なようですが、大きなものに限って1人で抱え込んでしまうんです。
 出来ることなら僕にもその重さを分けて欲しいんですけどね。
 彼女のプライドがそれを許さないんでしょうね…」
 言葉の1つ1つに想いがこもっていた。
 誰よりも愛おしい相手だけに用意された言葉。
(…かなわないな……)
 そう思った。

「それよりもリナさんはどうなんですか?」
「……あたし…は…。
 …そうね。進む道は全然違うわ。一緒になれる相手じゃあないの。
 でも、いつもいつも助けてもらった。
 だけどねあいつの本心はいつもいつも闇に包まれているから全然わかんないの。
 誰よりも優しくて…そして残酷な奴だわ。
 次にいつ会えるか…ううん、会えるかどうかすらわかんないんだから…」
(…ねぇ、そうでしょう、ゼロス?)
 1つ1つ選んだ言葉。
 相手に負担をかけさせないために。気付かれないように。
「でも…好きになったらどうしようもないものね」
 そう言って微笑む。
 いつものまぶしい笑顔とは全然違う。
 女らしくきれいな、そして1度見たら忘れられないほど鮮やかな笑顔だった。
(リナさんの好きな相手だけに向けられる笑顔。
 いつも僕の前で見せてくれる無邪気な笑顔とは全く違いますね…)

「…さっき、言わなかったことがあるんですよ。
 …実は、僕は彼女に振られちゃってるんですよね」
 いつもの作った笑顔じゃなく、本心のせつなげな悲しげな笑顔。
(…ゼロスに…こんな顔させて…?)
「どうして? ゼロスが魔族だから?!」
(…あたしは…魔族なのに好きになったのに……)
「…違いますよ。好きな人がいるんです。
 だから…リナさんは僕の分まで頑張って下さいね」
(…これが僕に言えるせいいっぱいの言葉だから………)

 我慢の限界だった。思わずキレるリナ。
「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!
 ばかっ、ばかばかばか、大ばかっ!!
 ちょっとぐらい気付きなさいよっ!
 あたしが好きなのは…好きな相手はゼロスなんだからっっ!!」
 ついつい叫ぶ。
「……へ?」
「鈍感っ! どうして何にも気付いてくれないのよっ!
 ちょっとぐらい気付いてくれてもいいじゃない!」
「リナさん…?」
 半信半疑で問いかけるゼロス。
「なによ…」
 今さらながらに真っ赤になって答えるリナ。
 その顔が今の言葉を現実だと物語っている。

「リナさんだって鈍感ですよ。何にも気付いてくれなかったんですからね」
「……なにそれ…?」
 今度はリナがきょとんとする番だった。
「全部、リナさんのことを言っていたんですよ。僕が今言ってたこと全部」
「うそぉ…だって…あたしゼロスのこと振った覚えなんて…」
 戸惑いながら答えるリナ。
「リナさんが、好きな人のことを語ってくれたから。だから振られてしまったと思って…」
「全部、ゼロスのことよ…?」

 一瞬、お互いに黙ってしまう2人。

「……だから、リナさん。
 何でも1人で抱え込まないで下さい。僕でよければ…話して下さい。
 進む道は違うけど。優しくて残酷で…次にいつ会えるかわからない僕だけど、それでよかったら…」
「…うん、ゼロス…。
 優しくて残酷で次にいつ会えるかわからない。それがゼロスだから…。
 進む道が違う、そんなあたしでいいんなら」

 こんな自分でいいならば、お互いに大事にし合おう。


--------------------------------------------------------------------------------
 やぁっと終わった。長かった。死ぬかと思った。(死なない、死なない(笑))
 しかも、これは別として、1〜4はだんだん短くなっていってたし…
 シリーズとしては同じかもしれないけど、全然違うような……
 ちなみに、5(つまりこれ)は、全部学校の授業中に書いたもの(爆)
 これホントに終わんないかと思ったし  もう、どうやってくってけていいか悩んで悩んで… で、結局こうなりました。
 と、いうわけで、ここまでのおつきあいありがとうございましたーっ m(_ _)m

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3483Re:2人のキモチ 翼月 星 E-mail URL7/20-01:12
記事番号3480へのコメント
>2人のキモチ
>--------------------------------------------------------------------------------

> まさか、それをまとめて魔道士協会に売るなんていくらなんでも言いませんよね…」
>(ずぇっんぜん違うわよ、ばかぁ…
> あたしがそんなに金の亡者に見えるっての?
  うん   ん?殺気……(SE:どこばきべきぐしゃぁぁっっ!!)

>「個人的な興味よっ。それとも、そんなに神滅斬(ラグナ・ブレード)くらいたい、ゼロス? ふふふ」
> 妖しげな笑みを浮かべるリナ。
>(もちろん冗談だけどさ…。)
  いや、でも滅ぼしてしまえば誰のものにもならないぞ(笑)

> 人間とは僕らとは逆に生きようとするもの。そう言いましたね。
> 本当にその通りに生きている人ですよ。いつもいつも精一杯生きる人です。
> でも…その分、心の中に大きなものをため込んでしまうんですよ。彼女はそれらしいふるまいは何一つしてませんけどね。
> 小さなものはいろいろとストレス発散しているようなので平気なようですが、大きなものに限って1人で抱え込んでしまうんです。
> 出来ることなら僕にもその重さを分けて欲しいんですけどね。
> 彼女のプライドがそれを許さないんでしょうね…」
  ゼロス……よく言っててダメージ喰らわなかったなぁ… 愛の力か?(核爆)

>「……だから、リナさん。
> 何でも1人で抱え込まないで下さい。僕でよければ…話して下さい。
> 進む道は違うけど。優しくて残酷で…次にいつ会えるかわからない僕だけど、それでよかったら…」
  ……根に持ってるんじゃないのか……?


ちなみに、このつっこみ、採用されてたらストーリー変わってた可能性あります(笑)
…そうなったらどうなってたんだろうなぁ……
ストーリーなかなか出来なくて自分でも必死で書いてたから……
全く想像がつかない……

ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございました
このシリーズは、これで完結です
……多分…
書きたいのがあるんだけど、それはこのシリーズじゃないので
さて、次に出るのは何でしょうね(笑)

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3481残された存在(もの)翼月 星 E-mail URL7/20-01:04
記事番号3454へのコメント
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 残された存在(もの)


 ゼフィーリアのはずれにある森。
 そこには魔族が済んでいると噂されている。
 もっともそれが真実かどうかは知らない。誰も確かめようとする者はいなかった。どこかの村を襲ったという話も聞かな
い。
 そのためそれは噂の域を出ていなかったのだ。

 実際にはそこに魔族はいた。
 闇を映したような黒髪。アメジストの色をした瞳。
 けれど、その瞳は何も映していない。心の中は虚ろ。
 …理由はただ一つ。愛した人はもういないのだ。
 たった1人で、何百年も過ごした。
 もう、自分が望んでいるものが、滅びなのか、他の何かなのかわからない状態で。
(もし運が良かったら……彼女の魂にもう一度めぐり会えますか……?)

 けれど…1人で過ごすのはつらい。
 見知った人間などもういるはずもなく、魔族とも縁を切っているのでもう会えるはずもない。
 と、いっても、正確に言うと、クビにされたのだが…。
 腑抜けになってしまって使いものにならない、と。
 でも、彼の想いを知っていたわざわざそうしてくれたのだろう。彼の創造主であり、上司でもあるあの方には全てお見通しだったのだ。
 それに、彼女の子孫もいない。彼女は独りのまま生涯を終えたのだ。
 そう、多分……お互いに想い合っていた。告げる勇気がなく、そのまま2人は会えなくなってしまったけれど…。

(あなたの魂に会いたい……けれど、滅びれば会えるのか存在し続ければ会えるのか………それすらもわからないんです…)

(彼女と一緒に滅んでしまえばよかったのかもしれませんね…)

(ねぇ、あなたは今、どうしているんです?)



 誰だかわかりますね?  けど、あえて名前は入れずに終わろうとしたんです
 しかし、話の展開が途中で変わって、それを書くと名前を入れることになっておもしろくないので、次に回そうと思ってなんとか区切りをつけました 結果は最初の予定通り(?)
 でも、展開させていくとスレイヤーズから離れていきそうでどうしようかと……
 というか、スレであってスレじゃありませんが、スレじゃなくてスレなんです…多分……  って、なんか謎の言葉…(爆)
 登場人物も同じと言えば同じなんだけど、違うと言えば違うし……  まあ、同じなやつもいるけど…
 …正確に言うと、スレにオリジが入ってるってところだろうか……
 続き出来るかなぁ…

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3482巡り来る瞬間(とき)翼月 星 E-mail URL7/20-01:08
記事番号3481へのコメント
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 巡り来る瞬間(とき)


 あたしは、気ままに流れる旅の傭兵なんぞというもんをやっていたりする。
 この地に来たのもただの気まぐれだった。
 もっとも、それは必然のことだったのだが、それを知るにはずっと後になってから。

 ある村にさしかかり、その入り口で人待ち顔の女性を見かけた。
 もっとも、あたしはこの村に来たのは初めてだから関係ないと思ったのだが。
 通り過ぎようとするとその女性が呼びかけてきた。
「あなたに話があるのよ」
と。
「せっかくだからおごってあげるわ。ただし、5品だけよ。そこで話をしましょう」
(やった、おごり。でもケチ。5品と言わず、全部にしてくれればいいのに…)

 そう言って連れて行かれたのは『リアランサー』という店だった。
 彼女はそこでウエイトレスのバイトをしているという。
 今日はわざわざそのバイトを休んでまであたしを待っていたというのだから、さすがに話ぐらいは聞いてあげないとまずいだろう。
(…それにしても、よくあたしが来るのが今日だってわかったわね…)

 席に着くと、あたしはすかさず注文をした。
 メニューを5品、10セットずつ、と。
「確かあなた、5皿じゃなくて5品って言ったわよね。
 全部おごってね」
 にっこりと笑いかける。
 彼女はくすくすと笑いながら答えた。
「まあ、いいわ。
 そのかわり、私の言うことは聞いてもらうからね。
 どうしても嫌だって言うんなら別にかまわないけど、とりあえず1つ言えることはこれはあなたのために言ってることなの」
(脅し…ね…なかなか言ってくれるわね)
「あたしの頼みはただ1つ。あなたに会ってもらいたい相手がいるの」
(たった、それだけ…? 別段益があるようには思えないけど…)
「どうしてあたしなワケ?
 わざわざ見知らぬ傭兵に頼むことじゃあないと思うわ。
 それに…なんて言ったらいいかわかんないけど、あなたもただ者じゃあないんでしょう?」
 そう、彼女は何か…何かおかしかった。わずかに心の奥に見つけた恐怖に気付かぬふりをして聞いてみる。
「見知らぬ傭兵…ね…まぁそうなんだけど…あなたじゃないとだめだから…」
 彼女が告げながら、小さなため息と寂しげな瞳を見せたことに気付いた者は誰もいなかった。

 とりあえず、彼女の頼みを聞くことにした。
 会って欲しい相手とはこの村のはずれの森にいるらしい。
 もっとも、その森の中のどこにいるかまでは詳しくは知らないらしいが…。
 どうしようもないので、ただ森の奥へと向かって歩き続けた。

(…人の気配…?
 ずいぶんと長い間、ここに足を踏み入れた者はいなかったのに…)
 閉じていた瞳を開く。
 この森には人間が入ってきたらわかるように結界を張ってあるのだ。
(…近づいてくる…? どうしようか…)

 アメジストに輝く双眸が見えた。
 その場にいたのは、闇の凝縮したものだった。
「……リナさん……?」
 闇が問いかける。
 なぜそう思ったのか、問いかけたのか…その闇にもわからなかった。
 しいて言うならば直感、そしてそうであったらいいと思う希望。
「……人違いよ…あたしには…ライナ=リヴァースという名前が、あるわ………」
 そう言ったにもかかわらず、彼女は何かを考えていた。
 そう呼ばれることが心地よく懐かしい。
 なぜだかわからなかったが。
「それよりも、あたしが名乗ったんだからそっちも名乗りなさいよ。
 と、言ってもあたしはある人にあなたに会うように頼まれたんだけどね」
 正直に話す。かけひきなど通じないと思ったから。
「失礼しました。あなたはライナ=リヴァースというんですね?
 僕の名前はゼロス。元獣神官です」
 闇が答える。
 なぜ人間に名乗ろうと思ったのか、それは彼自身にもわからなかったが…。
「……ゼロス……」
 どこかなつかしい響き。
 彼女の中で何かがはじける。
「……ゼロス…………?」
 そしてもう1度問いかける。
 ゼロスにはなぜライナが呼びかけるのかわからない。
「僕の名前がどうかしましたか? ライナさん」
「好きよ、ゼロス。会いたかった…!」
「ラ、ライナさん…??」
 突如そんなことを言われても困るゼロス。
「あたしは、ライナだけどリナなのよ。
 要は前世の記憶ってやつ。っていっても、本来なら浄化されてから転生することになってるから、ね。
 ゼロスにあったら記憶を取り戻すようにしてくれたの。
 あの方も悪い人じゃあないんでしょうね。…人じゃないけど…」
「そうかもしれませんね。
 それにしても…誰が僕がここにいるなんて…
 リナさんにそんなことを頼んだ相手って一体どんな人ですか?」
 そう言われて、その人の姿を思い出す。
「@☆★※£¢〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!」
「リっ、リナさん?」
 目を回して倒れかけたライナを急いで支えるゼロス。
「…………………………ねっ…ねぇちゃん……あれねぇちゃんだわ……………」
「…リナさんのお姉さんというと…赤の竜神の騎士(スィーフィード・ナイト)?」
 そう、かの女性は赤の竜神の騎士(スィーフィード・ナイト)、リナの郷里の姉ちゃんことルナ=インバースだったのだ。
 …20ぐらいの姿のまま数百年も生きたのだろうか…。
 とことんおそるべし、郷里の姉ちゃん。
   (場外にて: ルナ=インバース「いやぁねぇ」 そう言って軽く作者をはたく。
          ずかばきべきぐしゃぁっ!!  作者沈黙……………)
「どぉしよお…姉ちゃんにあんなにおごらせて、あんな口まできいちゃった………」
 そう言うライナはもう、顔面蒼白である。
「落ち着いて下さい、リナさん。
 僕も口添えしますから。
 このままどこかに逃げようとしたらもっとひどいことになるんじゃありませんか?」
「…あたりまえよ…そ…そんなことしたら殺されるわよ…」
 ゼロスの腕の中でライナはがたがたとふるえている。
(……転生してもやっぱりお姉さんは苦手なんですね…)
 そんな姿を自分に見せてくれるリナがかわいいと思うゼロス。
「さあ、一緒にゼフィーリアに戻りましょう。リナさん」

 『リアランサー』に行き、姉ちゃんに会った。
「…あ、あの…ごめんひゃい…あたしが悪かったから、おしおきだけはやめてぇ〜!!」
「僕からもお願いします。わからなくて当然なことですし」
 2人で姉ちゃんの許しを請おうとする。
 が、その反応はあっさりしたものだった。
「わかってるわよ。記憶がないんだから仕方ないでしょう。
 あと、おごったのは数百年ぶりだからサービスしてあげたのよ。
 それよりも、あんた達これからどうすんの?」
 ……全く考えていなかった…(作者も)
「そうね…みんなの子孫とかどんな風になっているかとか見てみたいかもしんないな」
「…リナさんの、というか、ライナさんの親にお嫁に下さいって言いに行きたいですね…。
 とりあえず、その前にルナさん、いいですか?」
 言ったゼロスも照れていたが、ライナはもっと照れていた。
「こんな妹でもいいならね。
 それにそうじゃなければわざわざ会わせようとはしないでしょう?
 2人がそのつもりなら、私は昔と同じようにに見送るわ。
 『世界を見てらっしゃい』昔とはずいぶんと変わったしね。
 そして…ちゃんと帰ってくるのよ」
 その瞳には深い色が刻まれていた。
 赤の竜神の騎士(スィーフィード・ナイト)、その立場ゆえにいろんなものから目を逸らさずに見てきたのだろう。
 普段のウエイトレスの姿からは想像もできないけれど。
「いってくるから。ちゃんと帰ってくるわよ。
 なんせあたしにはあれの呪文もあるし、何より姉ちゃんの妹なんだから」
 その態度には少し見栄が混じっていたけれども。気持ちだけは本当だから。
「僕がちゃんと護ります」
「あなたも。リナと一緒に帰ってくるのよ」
 命を捨てて護ろうとするのは美徳ではあるけれど、残された方にとってはこの上もなく残酷だから。
 …残されたゼロスはよく知っているだろう……。
「はい、ありがとうございます」

 そして2人は旅立っていく。
 過去の闇から光ある未来へと。



 …終わったー……
 えーと、ライナの名前は、スーファミで主人公の名前をLINAにしたら、ライナに見えて……それで使ったんです リヴァースはたんなる語呂合わせ(爆)
 あと、郷里の姉ちゃん  本当にこんな性格なのかは知りません。ストーリーの都合上、かきやすくしてたらこんなんでましたけどー(笑)
 で、L様  いいひとやってます 今回  まあ、たまにはいいでしょう

 シリーズとしては、一応まだ続けるつもりはありますが、どうなるかまではわかりません
 番外編は、これの後になります
 続きのストーリーとしては作中で言ってた通りになると思います
 さて、また授業中に頑張るか(爆)

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3484あなただけを…翼月 星 E-mail URL7/20-01:13
記事番号3482へのコメント
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 番外編ですのであしからず

 あなただけを……


 彼女に出会った当時、彼女は栗色の髪と赤い瞳を持っていた。
 そして何より強い意志を。
 赤。一言で言えば全く同じだが、全然違う顔を持つ。
 赤眼の魔王(ルビー・アイ)様の瞳の赤は血のような赤、bloddy red。
 彼女の瞳は燃え立つような赤、夕焼けのような紅色。
 そして、求めるものは正反対。
 生への執着。滅びへの執着。
 けれどその2つは正反対でもあり、同じでもある。 そう、目指す方向が違うだけ。

 同じでもあり違うものが気になって…。
 側にいたのは命令だから。けれどなるべく一緒にいた。
 命令の終わりがなるべく遅くなるように願っていた。
 命令が終わり、僕は彼女に会えなくなった。
 次に彼女に会うことは彼女と敵対することを示していたから…。
 でも…気配だけはいつも感じていた。
 僕の心はいつも彼女の側にいた。

 そして彼女は亡くなった。人間(ヒト)の寿命。限りある生。
 そして…僕の中の時間は止まった。
 ……もう、何百年も………。

 次に出会った彼女は何もかもが違っていた。
 彼女に呼びかけた理由は自分でもわからなかった。
 実際、彼女はライナ=リヴァースと名乗った。
 そう、彼女であるはずがない。出会える確率など0に等しいのだから。
 その彼女に突然好きだと言われたときは驚いた。
 出会ったばかりで名乗りあっただけ。 何が起こったのかと思った。
 そして彼女は説明してくれた。何がどうなったのかを。
 疑う必要などなかった。彼女の語ってくれたことは他の人間には知り得ないことだったのだから。

 その後、僕たちは旅に出た。
 そして知った。
 昔と今の彼女は決して同じではないのだと。
 確かに彼女は同一人物ではあるから、基本的には同じだけれども、昔とは少し違うしぐさをしたりする。
 けれどそれが今の彼女である。
 そして…一番変わってないことはその強い意志。
 瞳は燃え立つような紅色ではないけれど、その瞳に宿るものは変わらない。
 僕が愛した部分は変わらない。
 変わった部分でさえも、きっと今に愛おしく思えるようになる。

 だってそれはたった1人のあなただから。

 あなたと同じ運命をたどりましょう。
 僕は永遠にあなたのものだから。

 ねぇ、愛していますよ。


 すいませんっっ   書いてるうちに終わりのほうおかしくなっちゃいました
 自分で書いててちょっとわけがわかりません(爆)
 リナが昔と今は違うってフレーズ使ったら、なんか昔のリナしか愛せなくなったみたいな感じがしてフォロー入れてるうちにこんな風に……

 というわけで、番外編でしたっ
 って、だからそれよりも本編書かなきゃいけないとゆーに…… 本編で書きたいことあるんだよなー…
 魔族なぜロス様(はぁと)も書きたいしなー(でもやっぱりゼロリナ(笑))
 ………書きたい原稿いっぱいありすぎ…簡単に書けないけど…(爆死)
 次は本編でお会いしましょうっ(ホントか……?)
 続き頑張るぞー

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3485願う行為(こと)翼月 星 E-mail URL7/20-01:16
記事番号3484へのコメント
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 ふぅ…やっと本編続きです 題名無理矢理付けたんでちょっと(いや、かなり)変だけど…  ではどうぞ

 願う行為(こと)

 にこにことしている。どうやら機嫌がいいようだ。
「何かあったんですか? リナさん」
「え、あたしって有名なんだなーと思って。『魔族を滅する者(デモン・スレイヤー)リナ=インバース』ってけっこう有名だからうれしてくって。」
「そのかわり、『盗賊殺し(ロバーズ・キラー)』や『ドラまた』とかも残ってますよ」
「余計なこと言わないっ!!」
 前世からの得意技、スリッパアタックがゼロスの頭にキマる。
 …余計な茶々を入れるから……
「…相変わらず…いつのまにそんなものを懐にしまい込んでいるんですか……」
「それは…をとめのひ・み・つってやつよ(← エリかいっ?!)」
「あと…昨日、盗賊団が壊滅したといううわさを聞いたんですが……」
「…あ…ははは… (^_^;)
 だぁって、ゼロスは働かないし、あたしがお金稼ぐしかないしゃない」
「まぁ、魔族はお金を必要としませんから…
 だけど、『もう1人の盗賊殺し(ロバーズ・キラー)』とか『第2のリナ=インバース』って呼ばれてますよ?」
 転生しても行動パターンは変わらないらしい。
「……知ってるわよ。
 前はもう1人の方と比べられたりして何かと思ってたけどね。まさか昔の自分だとは思わなかったわ」
「あ、もしよかったら、今度僕も連れていってくれません?
 きっと夜食にちょうどいいと思うので。
 それに魔力関係のものがあればすぐわかりますよ?」
 そう言ってにっこり笑う。魔族の食事と言えば負の感情だからだ。
「まぁ、気が向いたらね」
「そうそう、働くといえば…会って欲しい方がいるんですけど…
 だめですか? リナさん」
 働く、そしてあの方、それでゼロスが指す相手といえば…。
「まさか、獣王(グレーター・ビースト)ゼラス=メタリオム!?」
「当たりです。リナさん。カンがいいですね。
 やはり、僕にわざわざリナさんを待たせてくれたのだから、報告しに行きたいと思って…」
「…でも…、魔族はあたしの事、どう考えてるの?
 あたしは…あれの呪文を使えるわ。転生した今でも。
 もしもそれを利用しようと考えたら…。昔の…あの時のように……。
 そしたら………あたしは、どうしたらいいの………?」
 隠しきれない不安がリナの顔を曇らせる。
「…僕は…長い間魔族の側を離れていたのでわかりません。
 でも…リナさんは僕が護ります。ルナさんとも約束しました。
 それに…ゼラス様は僕がリナさんを待つことを許してくれた。
 だから、大丈夫だと思うんです」
「そういえば、転生してから初めて会った時、あんた確か元獣神官って言ったわよね。
 元って…何があったの?」
 いやぁ、しっかり覚えてますねー。ライナちゃんいい記憶力してるわ。
「クビにされちゃいました」
 にっこりと笑いながら答える。
「笑いながら言うことっ?! 違うでしょうがっ!」
 すっぱぁぁぁぁ…ん!!
 スリッパアタック第2弾…なかなかにいい音がしたが…ゼロス様大丈夫だろうか…?
 魔族は物理攻撃効かないし平気か。
「ゼラス様は僕のことを思ってしてくれたんですよ。
 腑抜けはいらない。そう言われたんだけど、あの時ゼラス様は僕を滅ぼすこともできたんです。でもゼラス様はそれをしなかった。
 だから僕はリナさんを待っていられた。あれはあの方なりの優しさなんですよ」
「…そう…なんだ…
 ……………わかった。じゃあ、一緒に行こう
 でも、結界は昔あたしが壊しちゃったから行けないこともないけど、そんな場所までどうやって行くの?
 と言っても場所までは知らないけど…」
「空間を渡ります。一応人間を連れてアストラル・サイドを出入りすることもできますから。
 …だからって利用しないで下さいね…」
「…ちっ…読まれてたか…。
 まぁ、必要になったらお願いするわ」
 …うーん、ライナちゃんの性格、ゼロス様よく把握してるわ…。
「じゃあ、いきますよ」
 そう言って、ライナの体をマントで包み込む。
 わかってはいてもどきどきするライナ。
 不思議な違和感を感じた後に出た場所は群狼の島。闇に覆われた城(多分ホントは違うと思う)の中。
 閉じていた目を開いたが、あたりは闇だった。
「………あれが……獣王(グレーター・ビースト)ゼラス=メタリオム………?
 かわいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ(はぁとはぁと)」
 そう、そこには獣姿のゼラス様が寝そべっていた。
「…ゼラス様…何してらっしゃるんですか?」
「ああ、ゼロスか。
 最近、といってもここ数百年だが、暇でな。
 フィブリゾもガーヴも滅んでしまったし、赤眼の魔王(ルビーアイ)様は未だカタートで氷漬けだし、おまえもいないからな。
 たまにディープ・シーやグラウシェラーのところに遊びには行ってるんだが、そうそういつも行くわけにもいくまい。
 だから眠っていた。運が良ければけっこういい夢も見れるぞ」
 と、いっても魔族である。いい夢とは、滅びの夢とか、まぁ、昔のこととかはあるかもしれないけど… まぁ、そんな夢である。
「で、ゼロス、そこにいるのが望んでいた娘か?」
「ええ、おかげで巡り会うことが出来ました。ありがとうございます」
 言って、礼をするゼロス。
「…別に私は何もしていないぞ…」
「僕をクビにしたでしょう」
「使いものにならないが、滅ぼすには惜しかったし、かといっておまえのことだ。戻ってくることもないだろうからな。
 まぁ、巡り会えたのなら良かったではないか」
 少々照れながら言うゼラス様。かわいいかも(はぁと)
「はい(はぁと) だから、とりあえずお礼だけでも…と、思いまして」
「だから何もしていないというのに…」
「僕がそうしたかっただけです。ゼラス様。
 それに…下手をすると敵同士に分かれる可能性もありますから……
 いくらなくでも敵同士で会って終わりってのも嫌ですし」
 おちゃられて言ってはいるけれど、かすかに浮かぶ悲しみ。
「……そう…だな……」
 それに答えるゼラスもあいまいな笑みを返すだけだった。
「では、僕はこれで…」
 しんみりした雰囲気を断ち切るように言い、きびすを返す。
「…私が言うのも何だが、気を付けてな。
 リナ=インバース、ゼロスをよろしく頼む」
 その言葉を聞きながら、ゼロスはライナを連れて空間を渡る。
 降り立った場所はどこかの荒野。
 ゼロスは…そっと涙を流していた。
 その顔を見ないように、そっと抱きしめるライナ。
 そして呟く。
「……出来れば…敵としては出会いたくないわね…」
「…はい」
「…また、そのうち遊びに行こう?」
「…はい」
「だから、その為にはしっかり生きなくちゃ、ね。
 しっかり前を見て」
「はい」
 顔を上げてにっこり笑う。

 そして2人は歩き出す。
 自分自身として生きるために、前だけを見つめて。


 なーんか、会話文ばっか……
 ゼラス様出したあたりなんか、全然ライナちゃん動いてないし……(爆)
 あ、このストーリー、ナレーションの部分と作者(そんなたいそうなもんじゃないだろっ!(殴)のつぶやき(つぶやきか? あれ)が入ってます。
 そこらへん混同しないで下さいねー
 とりあえず、シリーズとしては終わってないんだけど…
 本っ当に続き書けないかも…(冗談抜きで)
 基本的に1話完結形式だから、ここでやめても問題はないんだけど…ね…
 今、魔族なゼロス様書きたくて、このシリーズじゃ無理ですからねー
 ほんっとに魔族じゃないもん。リナのセリフにダメージ喰らってないし(特に最後のあたりなんか)  ほぼ人間してますから…
 そんじゃ、次は魔族なゼロス様でも書くかぁ(はぁと)
 ではではーっ ここまでおつきあい下さりありがとうございますぅ m(_ _)m

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3486混沌への回帰翼月 星 E-mail URL7/20-01:19
記事番号3454へのコメント
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 書きたいと言っていた魔族なゼロス様のストーリーです
 どのシリーズとも違いますのでご了承下さいな

 混沌への回帰

 紅い髪を持つ、強い心を持った少女。
 短い時間の中で、必死に生きようとしている。
 その思いをこの手で摘み取りたい。この手で滅ぼしてあげたい。
 魔族特有の独占欲。

「冗談じゃないわ。あたしは生きたいの」
 想いを告げたらそう断られた。拒絶以外の何物でもない言葉。
 わかってはいた。彼女が好きなのは、きっといつも側にいるあの男。
「知っていますか? 魔族って結構わがままなんですよ?」
 にっこりとした顔を崩さぬままそう告げる。
 彼女から流れ込んでくる負の感情は極上の味だった。
 そして彼女は混沌の言葉(カオス・ワーズ)を紡ぎだす。

 ――悪夢の、王の、一片よ…
    世界のいましめ、解き放たれし、
    凍れる黒き、虚無の刃よ…

 それは全てを切り裂く闇の刃の呪文。…あの方の……。
 けれど、その呪文は途切れ途切れ。…なぜ…?

    我が力 我が身となりて
    共に滅びの道を歩まん……

 空間を翔び、彼女の目の前へと行く。

    神々の、魂すらも打ち砕き――!

 最後の言葉は早口だった。
 彼女の前へと翔んだ僕は、その手を彼女の首にかける。
 呪文は…発動しなかった。
 混沌の言葉は紡いでも、それを解放する言葉そのものは発音されなかったからだ。
 いくら首をしめていたとはいえ、それぐらいは唱えられるはずだった。
 彼女は自らの意志でそれをしなかったのだ。
 疑問符ばかりが僕の頭の中を占めていく。
 それでも僕の手は彼女の首に絡みついていた。
「恋や愛と、憎しみとは紙一重ね…」
 そう言って鮮やかに笑う。

 手に力を込め、彼女が息絶えるのを確認して…。
 歓喜の感情のままに笑う。
 その瞳からは涙がこぼれていたが、本人は気付いていなかった。

 次に翔んだ先は群狼の島だった。
 そして1人の美女の前でひざまづく。
「ゼラス様、僕を滅ぼして下さい」
 はっきり、きっぱりと言う。
「喜びと…悲しみと切なさと…。ずいぶんいろんな感情が流れ出しているわね…。
 確かにそんな感情を持つ部下はいらないわ。
 でも……あなたは幸せ者よ、ゼロス。
 だって創造主に滅ぼされるんですの」
 少し…切なげに言うゼラス。
「………恋や愛と、憎しみとは紙一重…」
 ぽつりと呟く。
「どうしたの?」
「最後に…リナさんが言った言葉なんです」
 そう言ったゼロスの表情は見えなかったけれど。
「そうね…魔族にとっての愛は人間にとっては憎しみにあたることだから…。
 愛と憎しみ、魔族と人、実際には大して変わりないのかもしれない。
 いいえ、もしかしたら同じかもしれないわね。感情の方向が違うだけ。
 けれど…だからこそお互いに相容れないのかもしれないわね…」
「やっぱり僕は幸せな魔族なんでしょうね」
 そう言ってくすりと笑う。
「次に創るときはもっと魔族らしい魔族を創ることにするわ」
 ゼラスの力がゼロスの中に流れ込む。
「お先にあの方の元に行かせていただきます。
 そのうちいつか、混沌の海で………」
 その声が消えたとき、ゼロスは完全に消滅していた。
「……次に部下を創るのは…当分後になりそうだけどね……」
 ゼロスが滅んでしまってから、ぽつりと呟く。

 この感傷は魔族と人間が同じだからなのか、それともただ人間に感化されたからなのか……。

 魔族の望むものは混沌への回帰。
 またいつか、混沌の海で巡り会おう……。


 …この話、魔族なゼロス様のはずだったのに……
 後半なんかはゼラス様による魔族論…(謎笑)
 ゼロス様がリナを滅ぼして、で。ゼロス様がゼラス様に滅ぼしてもらうってのが最初からの案で、
とりあえずその通りには進んだけど……なんかゼロリナじゃないかも……
 創造主に滅ぼされるのが幸せってのは言わせたくって無理矢理入れてました。あと、愛と憎しみは紙一重ってのも。
 話がどこかずれたのはこれを無理矢理入れたせいだろうか……
 ……なんか、いつも思うんだけど、俺の書く小説って会話文ばっか……はぁ…
 ……次書く予定がないんだよなー…実は…
 まぁ、うちのHPにこれ全然のっけてないし、そうしてようかな…
 他にもやることがないわけじゃないんだし…
 だけど、授業中に原稿やらなくなると暇になるよなー(核爆死)
 ではでは、みなさま、またいつか
 読んでくれてありがとうございます  m(_ _)m

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3487LSでいこうっ(謎爆)翼月 星 E-mail URL7/20-01:22
記事番号3454へのコメント
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 目的

 大賢者レイ=マグナスと呼ばれていた遠いあの日…
 何か目的があるわけでもなく強い魔力を持て余していたあの頃
 何を考えていたかはもう記憶の彼方へ…

 今、その強い魔力は切実な望みのために使われている
 恋い焦がれる金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)様、あの方の元へと還るために
 望むことはただそれのみ

 早く会いたい 早く還りたい
 あの方の混沌の海へと


 レイ=マグナス様、カタートのS様はこんな方じゃないとお思いの方、ごめんなさいっ m(_ _)m
 俺も思ってません(なんじゃそりゃ…) ただ思いつきで書いただけです(死)
 ほんの少しだけLSを意識しています
 このままじゃあまりにも短いし、もう1つLSいきますっ  やっぱり短いけど…
 今度はあとがきバージョン

 関係


 意地っ張りで、わがままで、最強で
 手がつけられない 手におえない
 けれど…誰よりも愛おしくて…

 貴女だけを愛してます

 L:「やかましいぃぃぃぃぃぃっっっっっっっ!!!!!」
  ずばしゃぁぁぁぁっっっっっっ!!!!(変な擬音……血が(あるのか?)とんでると思って下さい)
 L様必殺のスコップが閃く
 これがL様の照れ隠しなのか本当に嫌だったのかは…………………………謎である


 やっぱりL様もS様もなんかちがう…… どこがあとがきバージョン……
 正確に言うと、場所がカタートの方とあとがきバージョンと って方があってますね…
 あとがきバージョンなら2人一緒にいられるし
 でもカタートで(氷漬けだけど)混沌に還るのを望んでいるのも捨てがたい
 あぁ、魔族ってやっぱいいね…(はぁと)
 それにしても…とことん短いですねー 無理矢理ネタを絞り出しているせいだろうか…
 すでに小説じゃなくて詩だし…
 俺の小説生命終わってるかも… まぁ、最初からないという話もあるけど… (^_^;)
 でも好きだから無理矢理書くの(はぁと)
 あきれずにつきあってねー(はぁと)
 (ぶっ壊れたまま終わる……(^_^;))

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3488このシリーズを読むにあたって…はじめに…翼月 星 E-mail URL7/20-01:31
記事番号3454へのコメント
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おひさしぶりです

えーと、久々に投稿です
が、まだ、最後まではいってません
相変わらず、俺のストーリーは一応1話完結方式なんで、大丈夫だとは思うけど…
もっとも、続きばっかりは前の読んでなきゃ、ちょっとつらいかなー…みたいな……
でも、まぁ、とりあえず1話ずつでも掲載しようかと……

それがまた、このシリーズ困難で、キャラの暴走がすごいんですね
結果的に、ストーリーが途中から分岐していきます
その都度、お知らせするのでお好きな方を選んで読んでいって下さい
思いっきり結果は違ってきます(^_^;)
今のところ、3パターン展開中(^_^;)
これ以上増えたらどうしよう……シャレにならん……(^_^;)

…なんか、時間かかりそうですが、あたたかく見守って下されば幸いです
とりあえずがんばりますので……授業中に(笑)

ではでは
とりあえず、今回はこれで

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34894月の織姫、4月の彦星翼月 星 E-mail URL7/20-01:36
記事番号3488へのコメント
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異様なまでの甘さです  気を付けましょう(笑)
耐えられるものなら耐えてみろってくらいに…(笑)

4月の織姫、4月の彦星

「あれ? リナさんどこ行っちゃったんでしょうか」
 ふと気付いたようにアメリアが言う。
 確かにここにリナはいない。ガウリイとゼルガディス、そしてアメリアがいるだけである。
「ん? そういや4月1日は決まっていつもいないぞ。去年もそうだった。……はずだ……」
「ガ…ガウリイ……よくおまえそんなこと覚えてたな…。しかも1年も前の…」
「ガウリイさんがきっちり覚えてるなんて…明日はヤリが降るんじゃあ……」
 失礼な2人である。しかし事実でもある。あとから付け足した『はず』というのがまだしもガウリイらしいと言えばガウリイらしいが。
「…悪かったなぁ…。リナのおかげで少しは覚えられるようになったんだよ。
 おまえらと会って、もう何年もたつんだぞ…」
「そう! だからリナさん。どこ行ったんだと思います?」
「あいつのことだ。楽しそうに嘘をついているんじゃないのか?
 今日はエイプリルフールだからな。
 夜だったらいつもの盗賊いぢめだろうが、今は昼だしな」
 それを聞き、はっとしたように顔を上げるアメリア。
「そうですっ。今日はエイプリルフール。嘘の横行する日!
 それはすなまち、悪! 今すぐ成敗しに行かなければっ!!」
 いつものポーズをしっかりと決めてから、アメリアはあわただしそうに駆け出していった。

 さて、そのリナはというと。
 確かに楽しそうではあった。今日がエイプリルフールだから。
 しかし、嘘をつくためではない。ある相手を待っているのだ。
「1年ぶりですね。
 元気でしたか? 我が織姫様」
 おどけた口調とにこやかな笑顔。
 闇をまとい、ふわりと降りてくる。
「見た通りよ。さすがにあんたの外見は変わらないわね、ゼロス。
 元気…って魔族に聞くのも変だけど、どう?」
 微笑んで訊ねる。
「忙しいですけどね。この世界には負が満ちあふれていますから。平気です。
 リナさんは綺麗になりましたね。1年、なんていう時を感じます。
 僕ら魔族にとってはたった1年なんて意味はなくても、人間にとっては大きいものなんですね」
 綺麗だと言われて、顔に血が昇る。誰からも言われなかった言葉。
「じゃあ、そう思うならキスしてくれる?」
 無邪気な問いかけ。
「もちろん」
 リナの体を引き寄せて、唇を重ねる。甘く長いキス。
 そして、そっと唇を離す。
「リナさん、さっき僕のことを心配してくれましたよね。
 ですから…そのお礼を兼ねて、安心できるようなプレゼントをしましょう。
 左手、出してくれますか?」
「なぁに?」
 そう言いながらも、左手を差し出す。
 左手で差し出された手を取り、右手で自分の髪を一本、抜く。
 それはゼロスの手の中で見る間に姿を変え、その漆黒の髪と同じ色をした指環へと変化した。
 そして、その指環をリナの薬指にはめ込む。
「…え…?」
 そう、薬指にはめられた指環。それは……
「これだったら、僕に何かあったらすぐにわかりますよ。
 それは、特別に大事にしている人にあげるものでしょう?」
「…………いいの………?」
「もちろんですよ」
 魔族と人間は相容れないもの。
 だから、嘘の許されるこの日だけ、嘘のふりをして真実を語っていた。
 本来ならば敵同士、逢えた時にあるものはどちらかの死。だから…
 1年に1度だけの逢瀬。織姫と彦星なんてロマンチックにはいかないけれど…
「また、1年後に… これはその誓いです」
 そう言って、リナのまぶたにキスを落とす。
「では……」
 そして、現れたときとは逆に、ふわりと浮き上がり、虚空に消える。
「うん…また1年後にね…」
 そう言って、リナもまたその場を立ち去った。

「…リナ…いくら何でも詐欺はだめだぞ…」
「何が言いたいの? ガウリイ」
 怒りを押し殺した声。
「その指環のことじゃないのか? どこから手に入れてきたんだ?」
「ゼルまで…。…?…そういえばアメリアは? 真っ先に言いそうなのに」
 1人、姿が足りないのに気付き、あたりをよく見回す。
「あれ? そういえばいないな…どこ行ったんだっけ?」
「嘘が横行するから悪を成敗するってどこか行ったようだが、まだ帰ってきていない」
「ああ、そーだそーだ。そうだった。
 そういうことだ。リナ」
 相も変わらずうすらボケのガウリイ。
 あれ? さっきはみょうに記憶力がよかったのに…。
(ここまで書くのに数日書けてるから作者が忘れたと思われる(^_^;))
 まぁ、リナのことだから覚えていたのだろう。(と、いうことにしておこう(^_^;))
「ま、いいか。ほっておけばそのうち帰ってくるわね。
 言っとくけど! この指環はもらったの!!
 だから、何があってもはずさないからね!
 だって…これがあればあいつのことかわかるんだから!!」
 年に1度しか逢えないけれど、そのかわりにこれがある。
 だから、少しだけ強くなろう。
「悪かった。言いすぎたよ」
「すまん、おまえなら勝手にとったとしても盗賊からだな」
 一言多いが、あっさりと謝ってくれたので、少しは機嫌をよくした。
 しかし、けじめはきっちり着けておかなければ。
 どかっっっ!ばき、ぐしゃぁぁぁっっっ!!!
 ストレートから流れるように肘打ちをし、その肘を打ち上げて、あごへと当てる。(…説明的…でもそうしなけりゃわかんないでしょ…)
 言うまでもなく、餌食になったのはガウリイ。
「…リナ〜〜〜〜悪かったって言っただろ〜〜〜〜」
「失礼ね。これはけじめ。これにこりたら…
 このことには口出ししないで!」

 何かあったら気付けるように…
 これは絶対はずさない。
 もしも何かあったならば…
 年に1度の嘘のふり。それをやめてでもあいつのところに行こう。

 嘘のふりをした真実のために。


終わった…
思いっきり季節はずれです  ただなんとなくこういうネタを使いたかったらゼロリナになっちゃって…
しかも、自分で書いておきながら、自分でも砂吐きそうなほど甘いです
みなさん、耐えられましたか…?
…はっ…! よく考えたら終わったわけでもないか…続きが…
でもまあ、安心して下さい。この後は甘々じゃないです
ただ、この後のストーリーの展開が何パターンにも…
これは最初に書きましたが…
全部を1つに取り入れることは絶対に不可能だし、頭の中じゃどのパターンでも続きが展開していってるんで、好みの方に進んでいって下さい(^_^;)

  ゼロス様魔族バージョン、お役所仕事 この後すぐのお話で、ゼロリナじゃなくなります
  S様1/7の復活 魔族の話になっていきます  → 混沌へ向かう道

  こっちはゼロリナです  さすがにこんなに甘くはないと思うけど……どうだろう……?
  これよりも数年後の話になります    → 相反する想いのために

次に読むときに選んで下さい
…まだ出来てないんですけど……(^_^;)
まぁ、がんばります
では、ここまでお読み下さりありがとうございました

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3502混沌へ向かう道翼月 星 E-mail URL7/21-16:09
記事番号3489へのコメント
 再掲示です コメントすら同じです(爆)

ゼロス様魔族バージョンをやっちゃう方のお話です
ゼロリナじゃあなくなってると思います

混沌へ向かう道

「リナさん…それ…捨てた方がいいと思うんですけど…」
「どうして?」
 これに関する話をするだけでリナは不機嫌になる。
「これは巫女としての直感なんですけど…すごく凶々しいっていうか…
 とにかく、すごく嫌な感じがするんです。
 瘴気も…撒き散らしているような気もするし…」
「そんなことぐらいわかってるわよ。仕方ないことだし。わかっててやってるの。
 何があっても絶対はずさない!
 捨てるなんて絶対に嫌だからね!!」
 そう、仕方ないのだ。ゼロスの…魔族の一部分なのだから。
「…どうして…どうしてそれにそんなにこだわるんですか…?」
 寂しげにアメリアが言う。
「理由を言って納得してくれるんなら言うわ」
 これだけは何があっても渡せないのだ。
 そうリナは決意している。
「………理由によっては……」
 これはかなり根が深いのだと気付く。ならば理由を聞き出して説得しなければ…
「言っても納得してくれないかもね…
 まぁ、とりあえず言っとくわ。
 これは…あたしが一番愛してるやつからもらったものよ…」
 けれど…愛していると言った割には寂しそうな…せつなそうな口調。
 その声が気になってアメリアの切り返しが一瞬出遅れたが、あまり言いたくない言葉を問いかけてみる。
「…だまされてるってことはないんですか…?」
 はっとして顔を上げるリナ。思い当たることがあるのだろうか。
「……考えないようにはしてたけど、その可能性がないわけじゃないわ。
 確かにあたしはあいつの本心を知らない。
 でも…嘘だったらあんなに長く続かないと思う。
 それに…ね…ひどいやつかもしれない。でも…あたしは愛しているから…」
 鮮やかな鮮やかな、それでいてどこか寂しそうな笑顔。
 そして…彼女である最後の笑顔でもあった。
「今日は、とりあえず何も言いません。けれど私はあきらめませんから。その指環のこと。
 それじゃ」
 そう言って部屋に帰っていく。
 静かな口調。怒っているわけじゃあない分、リナには堪えた。
「…仕方…ないじゃない……
 ゼロスは魔族んだから……
 …他に…他にどうすればよかったのよ………」
 静かに、そっと呟いていた。

 一方、こちらは精神世界(アストラル・サイド)。(別に群狼の島でもいいけど)
「ゼロス」
 短く、呼びかける。
「はい、ゼラス様」
 どこかから現れ、ゼラスの前にひざまずく。
「例の計画はうまくいっているのか?」
「ええ、順調に。
 彼女の心はだんだん闇に染まってきましたし、今日はあれを渡してきました。
 これでもうすぐ、あの方が復活なさいます」
「では、我らの宿願が果たされる日ももうすぐか…」
「目覚められたら、僕が迎えに行きます」
「よろしく頼む」

 次の日、リナ達のいる宿屋にて。
「リナさん? リナさん?!」
 リナの部屋の扉をどんどんと叩く。
 あのリナが朝食になっても起きてこない?!
 というわけで、3人はリナの部屋の前に来ていた。
「…しょうがない。無理矢理開けるぞ」
「うーん、でもなぁ…それをやると後から呪文の雨が降るんじゃないのか?」
「……………
 仕方ないだろう。非常事態だ」
 無理矢理開けた扉の向こうでは、ただただリナがベッドに腰掛けていた。
「なに?」
 空虚にリナが問いかける。
「そう、どうしたんですか? リナさん。
 もう朝食ですよ。いらないんですか?
 全部食べちゃいますよ?」
 安心したようにアメリアが話しかける。
 けれどリナは反応しない。
「…リナ?」
 さすがのガウリイも不審がって声をかける。
「おっと、それ以上彼女に近づかないでいただけますか?」
 その前に立ちふさがったのは…
「ゼロス! 貴様今度は何の用だ!!」
「何もたくらんでいませんよ。彼女を迎えに来ただけです」
 ゼロスがリナを…不可解な出来事だ。しかし…
「…もしかして、その指環はゼロスさんが……?」
「おや、よくおわかりですね。アメリアさん」
「だが…」
 ゼルが低い声でその先を続ける。
「だが、魔族と人間には大きな壁がある。種族の違いという、な。
 まぁ、おまえらなら乗り越えられるかもしれんが…」
「…何を勘違いしているんですか…?
 今の彼女を感じてみて下さればわかると思いますが…」
 そう、ガウリイはどうかは知らないが、ゼルとアメリアは大きな勘違いをしている。
 アメリアが指環から感じていたかすかな瘴気。それが今は……………………
 リナ自身から発せられていた。
「契約したのか?!」
 はっとしたように叫ぶゼル。
「でも…リナは魔族と契約するようなやつじゃない。それはオレがよく知っている」
 ぼそりと呟くガウリイ。
「契約なんて関係ありませんよ。彼女を魔族にするには必要ありません。
 だからあなた達は大きな勘違いをしているというのです。
 これ以上話しても無駄のようですし…」
 そう言ってゼロスはリナの方を向き、うやうやしくひざまずく。
「お目覚め、おめでとうございます。
 早々にこんなものを見せてしまって申し訳ございません。
 僕は獣王ゼラス=メタリオム様の配下で獣神官のゼロスと申します」
「わかっている。
 リナ=インバースの時の記憶は全て我が内にもある」
「…一体どういう……」
 ゼルが呟く。
 それを遮るようにゼロスが言葉を続ける。
「お迎えにあがりました。
 皆様待っておられます。参りましょう。
 リナ=インバース=シャブラニグドゥ様」
「なっ……………! なんだっけ、それ?」
 一瞬、空気が凍り付く。(覇王様がいらしたのかしら?(笑))
 リナの記憶があるはずのシャブラニグドゥでさえも。
「もっとも、やばい雰囲気ってのは、わかるがな」
 相も変わらず、頭を使わず本能だけで生きているやつである。
「どういうことだ?!」
 ゼルが叫ぶ。
「簡単なことです。
 あの指環はじょじょにリナさんの生気を奪っていき…そして彼女の意識は死に、ルビーアイ様が目覚めた。
 そう、それだけのことですよ」
 こともなげにゼロスが言う。
「ひどい…!
 リナさん…だされてるかもしないけど、それでもゼロスさんのこと愛してるって言ってたのに………!
 何があってもあの指環ははずさないんだって言って…
 あの時…なにがあってもはずさせるべきだったのに……
 やっぱり魔族には誰かを愛する気持ちなんて…人間の心なんてわかならいんですね…」
 ゼロスを必死でにらみつける。
「人間にも、魔族の心なんてわからないでしょうね」
 皮肉げにゼロスが言う。
「わかりません!
 誰かを愛する気持ちがわからないなんて…そんなものわかりたくもありません!」
「所詮、魔族と人間が論議したところで時間の無駄なんです。
 わかりあえないように出来ているんですよ。
 行きましょう。ルビーアイ様」
「そうだな。所詮考え方の根本が違うのだから」
 そういい遺し、2人は空間を渡る。

「本当に、リナ=インバースのことを何とも思っていなかったのか?」
 ルビーアイ様が問いかける。
「…さあ? 僕のような若輩者には…心なんてものもわかりませんね」
「そうか」
 一言答えた後、付け加える。
「確かににん゛んと魔族の考え方は根本的に異なる。
 しかし、心そのものは変わらないと思っている。少なくとも私はそう思っている。
 魔族とて、楽しむこともあるし、上司を敬う気持ちもある。もっとも、人間とは違う感じ方ではあるのだろうがな」
「僕には…難しいことですね…」
 人間として生きた時間があるからこそ言えることなのかもしれない。
「魔族にとっては…難しいものなのだろうな。私も本当にわかっているわけではない。
 もっとも、時間などたっぷりある。
 考えてみるのもいいし、忘れてしまうのもいいだろう。
 それはおまえ次第だ」
 リナ=インバースの時に何度も会っていたせいか、話しやすいのかもしれない。
「お言葉、ありがとうございます」
 けれど人と魔族は相容れないもの。
 一体どうすればよかったのか。自分の気持ちもわからないで。
 きっと、これでよかったんですね。リナさん…


 スランプです 特に終わりのほう どうやってまとめればいいかわかんなくて…
 ガウリイがぼけたあたりから、すでにスランプでした んでもって、スランプの頂点がS様とゼロス様の会話
 もう、どうしていいか…(TT)
 なんか、書いても書いても終わらなくなるし…
 使いたいフレーズで番外編出来ちゃうし…(^_^;)
 「相反する想いのために」がずいぶんと遅くなりそうです m(_ _)m
 スランプ脱出ってどうすればいいんだろう……?

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3503翼月 星 E-mail URL7/21-16:11
記事番号3502へのコメント
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番外編で〜す



 時々、わからなくなる

 リナ=インバースと私は一体何なのか

 魔王と人間

 その両方なのか、それともどちらでもないのか

 2つの心を持っている私は一体何なのか

 『彼』はどうだったのだろう? 私の欠片

 レゾの中にいた欠片は滅んでしまったが、今、カタートにいる『彼』は

 今、その氷の棺から解き放とう

 そして…想いを聞かせて…

 私と同じ存在よ



 混沌へ向かう道 を書いてて出来たシロモノです
 そのかわり短いです ま、番外編ってことで(^_^;)
 あ、全壊書き忘れましたが、混沌へ向かう道はあれで終わりじゃないです 一段落させただけ
 でも、その前にもう一つ番外編かな  その後は魔族の話(はぁと)
 あぁ…もう一つの方が進まない……(死!)

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3504神と人の狭間で揺れ動く心翼月 星 E-mail URL7/21-16:16
記事番号3503へのコメント
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神と人の狭間で揺れ動く心

「リナさんのお姉さんですか?」
 とある3人連れが私を訪ねてきた。
 ここは『リアランサー』。私のバイト先である。
「そうよ」
 一言、簡潔に答える。
「大事な…言いにくい話があります。
 実は………」
 言葉に、なにか予感を覚えて、私は提案した。
「ここじゃあ、まずいわね…私の家へいきましょう」
と。

「ごめんね、スポット。悪いけど今日は相手をしている暇はないの」
 話しかける。
「………ディルギア……?! おまえ……………」
「…………ゼルガディス………………」
 顔見知りだったのだろうか。
 と、突如その男は笑い出した。それは盛大に。
「…ディルギア…っ…何やって……っ、くはははは……」
「ゼルガディス…てめぇ…」
 怒気をはらんだ声でスポットが言い返す。
 そして私は先に忠告をする。
「いさかいを起こしたらおしおきよ」
「すんません、あねさん」
 そのたった一言でスポットはおとなしくなる。
 その様子を見て、くすりと笑う男。
「なにがおかしいっ!」
 さっきも注意したというのにいきりたつスポット。
「いや…リナとオレ達に似ているな…と思って。
 悪気はなかったんだ。すまん」
 その男は素直に謝った。
 それに拍子抜けしたのか、スポットはもう何も言わなかった。
「いい加減いいかしら?
 重要な話があるんでしょう?」
 頃合いを見計らって問いかける。
「ああ、悪かった。ちょっと驚いて…」
 そして、3人を家の中に案内した。

「父さんも母さんも表で商売してるから…。
 安心していいわ。話してくれる?
 あ、その前にあなたたちは?」
 十分信頼できることは私の直感が告げている。こういうことに関しては私の直感は当たるのだ。
 しかし、相手がどういう人物かは知っておくにこしたことはない。
「あたしの名はアメリア=ウィル=テスラ=セイルーン。セイルーンの王女をしています。
 リナさんと一緒に旅をしていました」
 3人の中で唯一の女性、そしてさっきから主にしゃべっていた娘(こ)だ。
「ゼルガディス=グレイワーズ。同じくリナと一緒に旅をしていた」
 さっきスポットと何やら言っていた男だった。多分、合成生物(キメラ)なのだろう。
「ガウリイ=ガブリエフだ。
 一応、リナの保護者のつもりでいたんだが…」
 そういって言葉をにごす。
 守りきれなかったくやしさか。
 この場にリナがいないということは、間違いなく何かあったという事なのだろうから。
「私はルナ=インバース。あの妹(こ)の姉よ。
 知っているとは思うけど、一応、ね」
「話、ですが…とりあえず結果だけを簡潔に話します。
 説明は後でしますから…」
 アメリア、と名乗った女性が代表して話す。
「実は、リナさんが………………………………………赤眼の魔王(ルビーアイ)シャブラニグドゥの1/7として目覚めました」
「そう…」
「そうって…それだけか!? 妹なんだろう!?」
 ゼルガディスが声を荒げる。
「私は…知っていたから。リナの…あのこの中にシャブラニグドゥの欠片が眠っていることを」
「知ってた?! 巫女のあたしでさえ気付かなかったことを…?!」
「一体何者だ?!」
 驚くのも無理はないだろう。普通ならばわからないことだ。
 それにしても…
「あの妹(こ)は、私のことを何も言ってなかったの?」
「あいつ、姉さんのことおびえてたぞ。全然話そうともしなかった」
 ほとんどしゃべっていない、自称リナの保護者だと言ったガウリイが答える。
「そうね。あの妹(こ)にかなう、めったにいない人のうちの1人だし。
 おびえるのも無理はないわね。
 私が知っていたのは、私の中のチカラと記憶のおかげよ。
 最も相反するチカラ同士なんだから…」
 それを聞き、はっとしたように呟く3人。
『スィーフィード…ナイト…!!』
 そして3人は、ぽつりぽつりと事情を話し始めた。
 いろいろなことに巻き込まれたこと、それで起こった魔族との戦い。
 そして…妹が魔族を愛したこと、その魔族によりシャブラニグドゥが目覚めさせられたことなど、全て………

 3人が帰った後、私はしばし悩んでいた。
 あのままずっと私のもとで暮らさせるべきだったのか…
 世界を見てこいと言ったのは私自身だ。
 それによっていろんなことを知ってもらいたかった。
 あの妹(こ)の中にあるシャブラニグドゥの欠片が目覚めないために。
 そして何よりあの妹(こ)のために。
 私はそれが一番だと思っていた……
 けれど、それは違ったのだろうか。あの妹(こ)はシャブラニグドゥとして目覚めた。
 リナは魔族にたぶらかされるような妹(こ)ではない。きっと本気だったのだろう。
 『赤竜の騎士(スィーフィード・ナイト)』として生まれた自分には無理だから、その分幸せな結婚をして欲しかった。
 私に相談して欲しかったのに……
――けれど時は戻らない。
 全ては失われ、過去とも決別の時が来るだろう――

 そして数年後、1人の魔族が私を殺しに来た。
「ルビーアイ様の命令で」
 彼はそう言った。
 なぜか、直感でわかった。妹が愛した魔族だと。
「どちらの、かしら?」
 2人のシャブラニグドゥのうちのどちらからの命令なのか、そう言うことが聞きたかった。
「両方です。特に、おひとかたはあなたの恐ろしさをよく知っておられますし。
 もっとも、そのせいかこの計画に乗り気だったのはもうひとかたの方ですが」
 それは、目覚めたシャブラニグドゥの中に少しでもリナである意識が残っているということだろうか?
「いい加減おしゃべりはやめにしませんか?」
「そうね。殺し合う者同士が話してるなんて滑稽だわ」
 赤竜の剣を抜き、身構える。
――いつかこうして妹とも対峙することがあるのだろうか――
 勝負は一瞬だった。強さがある程度のレベルになると、一瞬で大きく変わる。
 私の剣は彼(か)の魔族をしっかりととらえていた。
 その時、彼は笑っていた。いや、彼は常に笑っていたが…。
 そうではなく、心から安堵したような、ほっとした笑み。
 裁かれるのを待っていたとでもいうのだろうか。
――この魔族も…妹を愛していたとでもいうのだろうか――
「…自分で志願したとはいえ…やはり僕には赤竜の騎士(スィーフィード・ナイト)の暗殺なんて荷が重すぎますね……」
 そして消滅する。
――この世で一番正しいのはいったい何なのか…
 それは永遠に解けない謎――


 …なんか題名と内容関係ないような…(^_^;)
 最初はゼロス様殺すつもりなんかなくて、混沌へと向かう道のまんま魔族にはしってほしかったんだけど…あるシーンを想定してたらこうなっていきました
 ちなみに、あるシーンってのはいつかリナとルナとも対峙するのだろうか ってところです っていうか、最初に浮かんだのがそれで、それが書きたかったのでこの話が出来た(笑)
 あ、ちなみに最後ゼロリナっぽくなったけど…いちおう、ゼロス様はずっと気付いてません リナが好きかどうかは
 なんか、もやもやした感情があってなんとなくやりきれない みたいな心境(のつもり) あ…なんかうまく言えない…
 まぁ、それがゼロリナだ と言われればゼロリナなのかもしれないけど… もともとゼロリナ派だからなぁ…俺… 勝手にキャラがそう暴走したかな?
 あと、赤竜の剣は、なんとなくスィーフィードナイトが持ってるような気がしたので…そうさせたのですが(笑)
 ちなみに、ここらへんの魔族サイドの話は混沌へと向かう道の2以降のどこかで出てくる予定です(あくまでも予定は未定ですが…)
 今は、それより相反する想いのために を書かなきゃ…
 …何ヶ月ほってあるんだろう…一ヶ月近く…?(爆)
 こっちのシリーズを待ってる人も……いないかな(笑)
 とにかく、自分なりのけじめですのできっちり書きます
 ちなみに相反する想いのために は混沌へと向かう道と違って、4月の織姫、4月の彦星の数年後の話です。
 性格は変わってないはずですが状況は変わっておりますので…(笑)
 とにかくなんとかして続きを書かなければ… 途中は見えてるのにそこまでが見えてなくて……ちょっと書き出し苦労してます(^_^;)
 まぁ、がんばってみま〜すっ!
 とりあえず、ここまで読んで下さりありがとうございましたっ!
 と、言っても、こっちのシリーズでもこれで終わりじゃないので、魔違えないで下さいね〜
 ではでは〜

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3506相反する想いのために翼月 星 E-mail URL7/21-17:43
記事番号3489へのコメント
再掲示に3日もかけてるし……((((((^_^;)
やっと新作のアップとなりました
…………2ヶ月ぐらいたっちゃいましたね……(^_^;)
んでは、待っていてくれた皆様、ありがとうございます
4月の織姫、4月の彦星の続き、ゼロリナらぶらぶ(?)バージョンです
どうぞ

相反する想いのために

「…つまらないわねぇ…最近は負もある程度減っちゃったし…
 フィブリゾもガーヴもいない。ルビーアイ様は未だ氷の中。
 せめて負の感情がたくさんでるようにしたいわね」
 ぶちぶちと愚痴る。
 原因はリナ=インバース。わかってはいるのだが……
「どこかへ滅びを撒きに行かれるのですか? ゼラス様」
 私が自らの力を注ぎ、自ら創りあげた唯一の部下、ゼロス。
 実はリナ=インバースをどうこうできない理由はこのゼロスにあったりする。最も、私が気付いていることにゼロスは気付いていないだろうが…せっかくだからそれをネタにからかうか。
「エイプリルフールという行事(?)を滅ぼしてみようかとおもってね。
 この日はだまされて当然、みたいで負の感情も少ないし」
 とたんにうろたえるゼロス。
 この2人はエイプリルフールに嘘のふりをして会っているのだ。
「ど…っ、どうして突然…?
 それに日を滅ぼすのは無理じゃありませんか…?」
 あ…ゼロスの負の感情。しかもおいしい♪
「理由はさっき言ったとおり♪ 突然っていうよりは、うっぷんがたまって爆発したってところかしら♪
 確かに日を滅ぼすことは出来なくても風習をなくすことはできるわ。
 エイプリルフールデーモン大量発生事件でも起こせば負の気が少ない日から負の気が大量放出される日に変わるもの♪
 それともゼロス、何か困ることでもあるのかしら?♪」
 我ながら思い切りノってるわね。
「いえ…………」
 言いにくそうに言葉を濁す。
 おや? この負の感情………からかい方を変えてみるか。
「そんなにリナ=インバースに会いたいか? ゼロス」
「ゼラス様??!!」
 思いっきりあわてふためくゼロス。
「私が気付いてないとでも思っていたのか?
 おまえは私のたった1人の獣神官なんだぞ?」
 それを聞いて、少々落ち着くゼロス。
「そう…ですね。僕はゼラス様から創り上げられた。当然のことでしょうね。
 その僕がゼラス様よりもリナさんのことを考えるようになるなんて…
 僕自身思いませんでした。
 でも……惹かれてしまったんです。彼女に………」
「会いたくて仕方ないのだろう?
 1年に1回では足りないくらい。
 ひどく気にかけて…
 何度も逢瀬を重ねたせいで、逆に忘れられなくなっているのだろう?」
 それはきっとゼロスにとっては強い誘惑。
 リナ=インバースに会いたいという…
「…あおらないで下さいませんか? ゼロス様。
 僕自身、彼女に会えないことに限界を感じてきているんです」
「獣神官というよりは、ケダモノ神官ね」
 くすくすと笑う。
「年に1回、嘘のふりをして会っているのは僕の魔族としての最後のプライドと、決して裏切りとは思っていない気持ちからです。
 魔族全体を裏切る気は決してありません。
 リナさんさえ何も言わなければ今だって平気で人を殺すこともできるでしょう。
 でも………リナさんは人が殺されるのを黙ってみている人じゃありませんから…
 身にかかる火の粉は振り払いますが、こっちから魔族に手を出す気なんてないんです。
 リナさんに会いたくて仕方がない。けれどそれは………………
 ………………魔族としては狂っているとも言えるのでしょうね……………」
 ………ゼロスはもう、獣神官とはいえないのかもしれない………
 ならばいっそ…………………………
「楽にしてあげるわ、ゼロス」


待ってくれた皆様、本当にありがとうです〜(はぁと)
それにしても…………どんなところでおわってるんだか………(^_^;)
でもこうしなきゃ続きが……
ってわけで、ゼラス様になったつもりで選びましょう(笑)
  ゼロス様を滅ぼす                 → 悲しみを乗り越えて
  ゼロス様をリナちゃんの元へ行かせる    → ずっと一緒に
続きは………あいかーらずいつになるかわかりません
が、それでよろしければどうぞ
あと、本文ですが、本当はもうちょい展開やばいんですよね〜((((((^_^;)
いちおうソフトに書いたんですが…
だからゼラス様がケダモノと言ったのもそういう意味があるんですが……
え〜、なんというか、ゼロス様とリナちゃん、すでに数回、体重ねてるんですね(^_^;)
そういうことがあるから、なおさらリナちゃんのことが忘れられなくなっているというか……
…………ちなみにこれは次回(両方)の伏線でもあります……(^_^;)
俺、けっこうそういうの(体重ねることじゃないですよ ある状況において(……そのある状況ってのがまぁ…ちょっと……ですけど……(^_^;))キャラが苦しむことです 誤解しないで下さいね(^_^;))好きですから(核爆死!)
んなわけで、次回いつになるかわかんないけど一応頑張ります(多分)
時期的にこんなことやってる場合じゃないんですよ 本来 それをこうやって書いてるんですから…(単なる言い訳(爆))
ではまた〜 (^^)/~~~

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3509Re:相反する想いのために松原ぼたん E-mail URL7/21-18:17
記事番号3506へのコメント
 面白かったです。

>再掲示に3日もかけてるし……((((((^_^;)
 ご苦労様。
 けど再掲示するんなら直接関係のあるヤツだけにしたほうがいいと思うよ、容量くうから。そりゃ、面白かったし人のことは言えないけど。
>4月の織姫、4月の彦星の続き、ゼロリナらぶらぶ(?)バージョンです
 わーい、わいわい。
> 実はリナ=インバースをどうこうできない理由はこのゼロスにあったりする。最も、私が気付いていることにゼロスは気付いていないだろうが…せっかくだからそれをネタにからかうか。
 あら、おやさしいのね(笑)。
>「エイプリルフールという行事(?)を滅ぼしてみようかとおもってね。
 どうやって?
>「理由はさっき言ったとおり♪ 突然っていうよりは、うっぷんがたまって爆発したってところかしら♪
 要するに理由は特にない、と(笑)。
> エイプリルフールデーモン大量発生事件でも起こせば負の気が少ない日から負の気が大量放出される日に変わるもの♪
 毎年決まった日に発生するレッサーデーモン・・・・律儀(はぁと)。
>「獣神官というよりは、ケダモノ神官ね」
 うわ、ちょっと酷い。
>「楽にしてあげるわ、ゼロス」
 をーい、ちょっとやばくない?
>え〜、なんというか、ゼロス様とリナちゃん、すでに数回、体重ねてるんですね(^_^;)
 ・・・・書いたの? 読まないかも。

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。