◆−波乱之草紙 其の弐 第一之幕 朝起きて−水野 (2009/9/16 07:58:03) No.34466
 ┣波乱之草紙 其の弐 第弐之幕 白衣の青年−水野 (2009/9/17 07:48:30) No.34470
 ┣波乱之草紙 其の弐 第三之幕 狂乱之家族−水野 (2009/9/20 20:58:43) No.34489
 ┣波乱之草紙 其の弐 第四之幕 謎之少年−水野 (2009/9/23 21:31:52) No.34516
 ┃┗Re:波乱之草紙 其の弐 第四之幕 謎之少年−ホリ (2009/9/24 18:03:22) No.34523
 ┃ ┗Re:波乱之草紙 其の弐 第四之幕 謎之少年−水野 (2009/9/24 18:19:42) No.34524
 ┣波乱之草紙 其の弐 第五之幕 青年のなくした最後の思い出−水野 (2009/10/1 18:22:00) No.34580
 ┣波乱之草紙 其の弐 第六之幕 盗賊の情報−水野 (2009/10/6 18:17:55) No.34616
 ┣波乱之草紙 其の弐 第七之幕 盗賊退治−水野 (2009/10/8 20:59:15) No.34638
 ┣波乱之草紙 其の弐 第八之幕 錬金術師の過去−水野 (2009/10/9 19:32:51) No.34643
 ┗波乱之草紙 閉幕 事件の閉幕−水野 (2009/10/11 22:09:26) No.34652


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34466波乱之草紙 其の弐 第一之幕 朝起きて水野 2009/9/16 07:58:03


作者:はい、波乱之草紙其の弐登場です!
L様:そういえばあたしの設定はどうなってるの?
作者:将軍ではkouさんと被るので地位は高いが何処に所属しているのか分からない部下を振り回す謎の美女と言う設定です
L様:そう
作者:ちなみに今回の話で一番悲惨なのはヴァルですね
L様:とりあえず、開幕〜
----------------------------------------------------------------------
盗賊を逃がした夜の次の日の事だった。
続きはまたと言う約束でこうなった。

「リナさん、どうしたんですか? なんだか不機嫌そうですが……」

と言ったのはアメリアだった。
アメリアはセイルーン神社の巫女である。
……神主が正直見た目が神主には見えないんだけど……。

「実はね……」

とあたしはアメリアに一部始終を話した。

「なんと! 一般市民の物をとる悪徳盗賊!! このセイルーン神社の巫女として私もその盗賊退治に協力します!!」

いや、巫女と盗賊退治は関係ないような……と言っても無駄なんだけどね……。
そんでもってそばで聞いてたガウリィも協力するとか言い出して……。

あたしの謝礼が減っていく……
そう思っていた時だった

カランカラーン

誰かが店に入って来た。

「あら、誰かと思ったらヴァルとフィリアじゃない……どうしたの? ヴァル……その怪我……?」
あたしはヴァルの様子を見てそう言った。

ヴァルは何故かぼろぼろの状態になっていたのだから……。
----------------------------------------------------------------------
L様:……なるほど
作者:ちなみに犯人はリナは一回会っています
L様:ふぅん……
作者:さて、波乱之草紙 其の弐 第弐之幕 白衣の青年です。
L様:なんでいきなり白衣の青年が出てくる……

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34470波乱之草紙 其の弐 第弐之幕 白衣の青年水野 2009/9/17 07:48:30
記事番号34466へのコメント

作者:おっと、説明忘れていた……。ここの世界では多少の姿が変なのでもまぁ、いっかと言うノリで受け入れているんですよ。
L様:受け入れるのって例えば?
作者:ラギアゾーン
L様:納得
作者:はい、今回は自分のオリジナル設定によって生み出されたキャラ登場です。
L様:どういう性格なの……?
作者:それは草紙を読んでのお楽しみそれでは開幕です
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「どうしたも、こうしたもねぇよ。いきなりぶっ飛ばされた」
とヴァルは不機嫌な表情で言う。
当然の事なんだけどね……

そう思っていると客が来た
あの昨日のアリーナ達だった……。

その内の一人のミルクちゃんがヴァルに気がつくと固まる
ヴァルはアリーナに気がついて指をさして怒鳴る

「てめぇは昨日の女!!」

アリーナ……あんたがやったのかい……
アリーナは頬をぽりぽりかいて言った。

「…………誰?」

ずしゃあぁぁぁぁぁああぁぁぁ!!!

店にいた全員がこけた

「あんた、覚えてないの……?」
とあたしは聞いた……。
なんか、ミルクちゃんは小声で
「すみません、すみません、うちのリーダーがすみません、すみませんごめんなさい、許してくださいお願いします」
と言ってる地味に怖い……

「……お兄さん、隠れた方が良いよ……クラウさんの実験体になりたくなかったら」
と、唐突にハリスが言う
その言葉を聞くとアリーナ達はヴァルをどこかへ押していった。
「おい! こら! 何をする!!」
とヴァルは抗議の声を出すがアリーナが小声で言う
「死にたくないでしょ?」
それを聞いた瞬間ヴァルも流石に黙った。
ちょうどヴァルが隠れた後で白衣を着た青年が来た

「あ、クラウさん……。どうしたの?」
とひょいと現れたアリーナが聞く
「いえ、私も暇なのでこちらへやってきただけですよ」
とクラウと呼ばれた一見まともそうな青年はそう言った。
「……最近はやってないのか?」
と一切手伝ってなかったジルが聞く
「良い実験台が居ませんからね……。例えば竜の力と魔の力を備えた者とか人語を操れる動物とかそう言うのが居たら速攻で実験体にしてしまうんですが……」
……うん、前言撤回なんか怪しい青年クラウが言う。
と言うか、ヴァル……隠れてなかったら悲惨な事になってたぞ……。
おそらくこういう人の場合凶華ちゃんは真っ先に狙われるわね……。

そう思っていると外からこんな会話が聞こえてきた
――凶華! 他の人の迷惑を考えなさい!!
と青年の声が聞こえた
――やかましい! 神のすることに何か迷惑になる事があるのか!!
と凶華ちゃんの声も聞こえた
――やっぱりお母さんは今日もサッパリ元気だね
とどこか日本語を間違えた女の子の声が聞こえる
――猫さん、騒ぐ理由も分かるけど少しは静かにしましょうよ
ちょっと大人びた女の子の声が聞こえてきた
――母上殿、とりあえず店の前では静かにしておこう
と青年よりも渋い声が聞こえてきた
――そうだよ、母親
と雹霞君の声も聞こえて来た
――それにしても、早く入りましょうよせっかくの一家団欒なんだから♪
と男性のはずなのにどこか女性らしい声が聞こえてきた
――銀一さん!!
先ほどの大人びた女の子の声が聞こえる

その声の後入ってきたのは昨日の凶華ちゃんと雹霞君後は……
なんか変わっているのと普通の人達だったのだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
作者:はい、狂乱家族集合です!
L様:約壱名たりないけど?
作者:あれは看板を使って喋ってるではないですか……。
L様:そういえばそうだった……。
作者:さて、波乱之草紙 其の弐 第参之幕 狂乱之家族 お楽しみに

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34489波乱之草紙 其の弐 第三之幕 狂乱之家族水野 2009/9/20 20:58:43
記事番号34466へのコメント

作者:明日は楽しい家族旅行〜♪
L様:楽しそうね
作者:えぇ! 夏休みに何処にも行けなかったんですから!!
L様:良かったわね
作者:とりあえず、波乱之草紙 第三之幕 狂乱之家族 開幕です
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「おぉ! 昨夜の女と『フェンリル』共ではないか! どうした? そんなに固まって」
と凶華ちゃんは硬直したアリーナ達を見てそう言った。

「凶華? 知り合いなのですか?」
と赤髪の青年が聞く
「今朝話したであろう昨夜の大活劇の役者の一部だぞ? 凰火よ」
と凶華ちゃんが言う
「へぇ、お母さんが昨日話していた人達なんだねさっぱり凄い人達だっていってたね」
と黒髪のドングリ眼の女の子が言った。
「らしいな、優歌あそこの『フェンリル』共は『ハイ・ラガートの英雄』らしいぞ」
と再び凶華ちゃんが言った
「ちょっと待って猫さん『ハイ・ラガートの英雄』ってあの?」
と白髪の女の子が言った
「千花の言ってるあのがどういうのか知らんが本人がそう言ってるのだからそうなのだろうな」
と凶華ちゃんは言う
「ふむ、一部得体の知れぬ物も混じって居るぞ?」
とクラゲが喋る
……なかなかシュールな光景である
「そうなのか? 凶華様には分からんが……」
と頬をぽりぽりとかく凶華ちゃん
「それにしても凄い人達と知り合ったのね☆お母さん」
と女性口調の青年が言った
「まぁ、凶華様の足元にも及ばんがな銀夏よ」
とわっはっはと笑う凶華ちゃん
「所で貴様はいつまで帝架をなでる気だ?」
と笑顔のままライオンをなでていたジルに突っ込んだ凶華ちゃん
こいつの笑顔を見たのはこれが初めてな気がする……。
「…………」
一瞬にして笑顔が凍り付き固まったジル

そんな様子を見ながらクラウさんはどこか嬉しそうな笑みを浮かべていた。

「おやおや、なんともまぁ……」

とクラウさんは笑顔で凶華ちゃん達を見ていた。

「ん? なんだ? こいつは?」

と凶華ちゃんはクラウさんを指さして言う。

「おや、お初にお目にかかります。私クラウと申します。ところで貴女は素晴らしい……少しあなた方に頼みがあるんですがよろしいでしょうか?」
とクラウさんはニコニコ笑顔のまま聞く。

「えっと、誰にその頼みをしたいんですか?」
と凶華ちゃんと一緒に入った凰火が言った。

「えっと、この方と……」
とクラウさんは凶華ちゃんを指さす。

「凶華様と後は誰なんだ?」
と凶華ちゃんは質問をする。

「あの方に、あの方。……そしてあの方です」
と店に入ってきた帝架君と雹霞君と月香ちゃんを指さした。

って、なんで家族なのにライオンとクラゲが……?

「うむ、凶華様と雹霞に帝架そして月香に用があるんだな? なんだ?」
と凶華ちゃんが言った

クラウさんは満面の笑みで答えた。

「実験台になってください」

「断る!!」
どがっぼがっげしっバリリリリリ!!!

電光石火の速さの如く凶華ちゃんが蹴り雹霞君が殴り謳歌さんが蹴り月香ちゃんが電撃を放った。

……まぁ、当然の対応である。
気絶したかと思ったがむくりと起き上がり不機嫌そうな表情で言った。

「いきなり何をするんですか」

いや、お前の台詞に対してそう言いたいよ……。

「それはこっちの台詞だ愚か者!!神と神の家族を実験体に使用など悪逆非道!!やられる前にこちらがやっただけだ!!」

と凶華ちゃんが怒鳴る。
当然だ。

「お母さん、さっぱり凄いよ」
と帝架君の上に乗っている優歌ちゃんが言った
どうでも良いけどちょっと日本語を間違ってると思う……。

しかし、神と言う言葉を聞いた瞬間クラウさんの表情が凍る。

「神? っは、そんな物存在する訳無いじゃないですか……。馬鹿ですかあなたは? あなたが神であるという証拠でもあるんでしょうか? 不老不死にでも出来るんですか? 人の弱さを変える事が出来るんですか!?」

クラウさんは最後当たりは攻めるような言い方で言った。
凶華ちゃんが何か言いかけたその時

「あらあらあらあら、なんて見苦しいのでしょう……。そんなお子様に神だの名乗っている事で突っかかってきても周りからすれば見苦しいだけですよ? クラウ?」

と氷のような髪の毛とぬくもりを感じ取れない瞳の女性がそう言った。

「あの……、あなたはどちら様でしょうか……?」

と千花ちゃんが言った。

「あらあら? 貴女は人に名を尋ねる時にはまず自分から名乗ると言う事を覚えてこなかったの?」

と氷のような女性は意地悪そうな声で聞く

「あ、すみません……。私、乱崎千花と申します。あの、あそこまで言わなくっても良いんじゃないのかしら?」

と千花ちゃんはどこか恐ろしさを感じる氷のような女性にそう言った。

「ちゃんと名乗れば良いんです。私はヒショウと申します。良いんですよクラウは、ああなるとあそこまで言わないと聞きませんからね」

とヒショウさんはくすくすと笑いながらそう言った

「ヒショウ、言っておきますがあなたもあの趣味はどうにかした方が良いんではないでしょうか?」
とクラウさんが怒ったような口調で言った

ヒショウさんとクラウさんとの喧嘩が始まりそうな瞬間だった……。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
作者:とりあえず、次回では姉が考えたキャラが登場です!次回 波乱之草紙第四之幕 謎之少年 お楽しみに〜

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34516波乱之草紙 其の弐 第四之幕 謎之少年水野 2009/9/23 21:31:52
記事番号34466へのコメント

作者:はい、最近ネタ詰まりになってた作者です
L様:偉そうに言うな
作者:とりあえず、第四之幕 謎之少年 開幕です
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒショウさんとクラウさんとの喧嘩が始まりそうな雰囲気になる。
アリーナ達が慌てていた……。
店のピンチ……そう思った瞬間だった……

「喧嘩はダメだよ〜、ヒショウさん、クラウさん?」
「のわぁぁぁぁああぁぁぁあぁ!!!???」
「うひゃぁぁぁああぁぁぁぁぁああああ!!!!」

突然謎の逆さ吊りの少年が現れたのだ!
その突然の登場にクラウさんは驚きヒショウさんはと言うと持っていた紅茶のカップを放り投げてしまう。

ってオイ! 店の物はもっと大事に扱え!!

割れる寸前にその謎の少年がカップをキャッチする。

「ヒショウさん、どうしてそんなに驚くの?」

当たり前である……突然逆さ吊りの少年が現れたのだ……。
驚くなという方が無茶がある。

「ところで、あんたどうしてそうなったのよ?」

あたしは不思議に思いその少年に尋ねる

「ムゲンさんを怒らせちゃってねこうなったの〜」
と少年はのんきにも言った
ムゲンって言う奴反対重力の魔法も使えるのか……?

あたしは不思議に思っている間に少年とハリスがなにやら話していたかと思うと少年は去っていった……。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
作者:え〜、本日は疲れたのでここまでです

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34523Re:波乱之草紙 其の弐 第四之幕 謎之少年ホリ 2009/9/24 18:03:22
記事番号34516へのコメント

はじめまして、水野さん。ホリと申します。
私は世界樹の迷宮U〜諸王の聖杯〜をプレイしたことがあるため、水野さんの小説を楽しく読んでいます。水野さんのオリジナルの設定があり、分かりにくいところがありますけど、続きを楽しみにしています。

以上、ホリでした。
短いレスですみませんね。

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34524Re:波乱之草紙 其の弐 第四之幕 謎之少年水野 2009/9/24 18:19:42
記事番号34523へのコメント


>はじめまして、水野さん。ホリと申します。

はい!初めまして!!

>私は世界樹の迷宮U〜諸王の聖杯〜をプレイしたことがあるため、水野さんの小説を楽しく読んでいます。水野さんのオリジナルの設定があり、分かりにくいところがありますけど、続きを楽しみにしています。

うぉぉぉ!!!こんな所に同士が!!(勝手に決めつけるなアホ
オリジナル設定と言えば
・主人公達(当たり前
・実はボスの一部が人に変身できる能力がプラスされてる
・その他諸々
まぁ、オリジナル設定は娯楽として楽しんでください

>以上、ホリでした。
>短いレスですみませんね。

いえいえ、こちらこそ頑張って書きます!
ありがとうございました!!

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34580波乱之草紙 其の弐 第五之幕 青年のなくした最後の思い出水野 2009/10/1 18:22:00
記事番号34466へのコメント

作者:最近ネタ詰まりになっていた作者です
L様:ネタができならさっさと書け!!
作者:それでは開幕デース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「まぁ……、彼についてはどうでも良いとして、クラウどうしたんですか? モノクルを付けていないなんて……」
とヒショウさんは気を取り直してクラウさんに質問をした
「……盗まれましてね……『アンティークとして価値がある』と言ってね……」
そう言うクラウさんの眼はどこか辛そうな雰囲気があった。
「盗られたのなら、また買えばいい話ではないか」
と凶華ちゃんはそう言うがアリーナが言う。
「思い出はまた買えばいい話じゃないよ……。更に家族との最後の思い出ならなおさらだよ……」
「……それはすまなかったな」
と凶華ちゃんは頭をかいてそう言った。
「いえ、かまいません……。知らない事は悪いという訳ではありませんから……」
とクラウはそう言った。
「とりあえず、私もそろそろ用事があるので……」
そう言って店を出て行くヒショウさん……。

当たりに気まずい雰囲気になったのだった……。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
L様:家族との最後の思い出の品なのね……
作者:そうなんですよね……。クラウさんにとってはそれを失うのは何よりも耐え難い事だったんです……。
L様:犯人終わったわね……
作者:終わった以前の問題です。小説で表現できないくらいのむごたらしい実験をされますよ……。
L様:ここには小学生も来るんだからそこは考えているのよね?
作者:はい

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34616波乱之草紙 其の弐 第六之幕 盗賊の情報水野 2009/10/6 18:17:55
記事番号34466へのコメント

作者:忙しかったりネタが思い付かなかったりしてかけなかった作者です。
L様:さっさと書け
作者:分かっていますそれでは波乱之草紙 第六之幕 盗賊の情報開幕です
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「とりあえず、あなた方もその盗賊について調べているんでしょう? よかったら私も協力いたしましょう……」
とクラウさんはニッコリと微笑んだ。
その時彼の後ろから急に声が聞こえた
「あまり…………すぎるなよ……」

「おひょおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
いきなりの登場にあたしとガウリィ達が驚く

「あ、ヒュートさんじゃない、お久しぶりー」
と笑顔で言うアリーナ
無言でうなずくヒュートと言う名の女性。
深緑の髪に茶色の帽子を被って藍色のマフラーを付けている深緑の瞳の女性だった。

「盗賊……見たぞ……昨日…………街で……東の洞窟を……根城にしていた……」
とヒュートさんはぽつりぽつりというとそのまま去っていった
おまいはそういう風にしかしゃべれないのか……?

「情報提供ありがとねー。さて、こちらは食事としますか」
と言うと食事を始めるフェンリルご一行。
ふと、気づくとジルという奴の頬に三日月方の傷跡があった。
他人の過去にいちいち触れるような人ではないのでほっておこうとしたら……
「貴様、その頬の傷はどうした?」
凶華ちゃんが話しかけてきたのだ。
ジルはやっぱり素っ気なく言った
「貴様には関係ない」
本当に、愛想が無い奴……
そう思ってると凶華ちゃんがべらべら喋り始めた
「分かったぞ! 昔の彼女に付けられたんだな!! 最近の女は手洗いからな!!」
ジルが「違う……」と言っても凶華ちゃんはお構いなしに喋る。
その時だった

とんとん
凶華ちゃんの肩を叩いた人物がいた。
ジルの仲間の一人ハリスだった。
しかし、彼の表情にはどこか恐ろしさがあった……
いつも通りの笑顔だったが恐ろしい雰囲気が流れ込む。
ハリスはとても悲しそうな表情で凶華ちゃんに話しかけ始めた。
「ねぇ、凶華さん……、どうしてそんな事を言うの? ジルは違うって言ってるよね? ねぇ? どうしてなの?」
恐ろしさを感じたのか凶華ちゃんは悲鳴を上げるかのように言った
「お……凰火! 助けてくれ!! なんか凶華様は怖いぞ!!」
しかし、凰火さんは首を横に振っていった
「凶華……これはあなたの自業自得です……。反省しなさい……」
ハリスはなおも言いよる
「凶華さん、ジルいやがってたよね? 人がいやがってるのにどうして答えさせようとするの? ねぇ? 怒ってないからさぁ……」
「わっ悪かった!! 凶華様が悪かった!!」
「僕に謝るんじゃなくってさ……ジルに謝ってよ……謝らないんなら僕だって怒るよ?」
「わかった! わかったから! 頼む! よるな!! よらないでくれ!!」
後半凶華ちゃんは泣きべそをかいていた……

「凶華さーん、ハリスを怒らせたらダメだよー。ハリス普段怒らない分怒るとすっごくこわいんだもん」

とアリーナはけらけら笑いながらそう言った。

「あと、盗賊に関しては夜にここに集合」
そう言った後アリーナ達は代金を払い店を後にしたのだった……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
作者:さて、お次はとうとう盗賊と勝負になります!!
L様:どうせ呆気ない終わり方なんでしょ……
作者:いや、流石にそれはないようにいたします……

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34638波乱之草紙 其の弐 第七之幕 盗賊退治水野 2009/10/8 20:59:15
記事番号34466へのコメント

作者:ちなみに盗賊の首領は狂乱家族キャラという考えです
L様:次の騒動も考えてるのよね?
作者:はい、次は彼等は別の街に行く事になります。
L様:ふぅん
作者:さて、 波乱之草紙 第七之幕 開幕です
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「やほー……ってキャスト増えてない?」
と待ち合わせ場所で手を振ったアリーナはその後そう言ったのだった。
よく見ると確かにそうだ……

あたしと【フェンリル】五人、クラウさんに凶華ちゃん、それに凰火さんと優歌ちゃんに千花ちゃん、帝架君と雹霞君に銀夏君そして月香ちゃん、あたしの連れとしてガウリィにアメリアそしてゼルだ……

確かに多い

「別に僕たちはかまわないけどね〜」
と笑顔で言うハリス
「っち、部外者がいちいち絡まれると困るんだがな……」
と超生意気な口を叩くジル
「ジル、いい加減愛想をよくしたらどうなんだよ……」
とため息混じりに言うのはグレイ

確かにグレイの言う通りだ……
そう思いながらアジトへと向かう

アジトは洞窟であった。
その中にも数人いたが全員倒していく

「ファイアーボール!!」

どごぉぉん!!

やっぱり盗賊いじめは楽しいものだ♪
吹っ飛ばされていくのもいればクラウさんの怒りのオーラに逃げ出す者もいる。
確かにクラウさんの怒りは激しい……

どんどん突き進んでいくうちに一番奥に来た

そこにいたのはうすらハゲの眼鏡をかけた中年のおっさんだった……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
作者:えっと次では何人かキレるんですよね
L様:誰よ?
作者:ジル、ハリス、クラウ
L様:ふぅん
作者:次回は 波乱之草紙 第八之幕 錬金術師の過去です

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34643波乱之草紙 其の弐 第八之幕 錬金術師の過去水野 2009/10/9 19:32:51
記事番号34466へのコメント
作者:明日から三連休〜!
L様:小説更新はするの?
作者:えぇ、とりあえず 波乱之草紙 第八之幕 錬金術師の過去 開幕です
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「なっ何者ですか!? 貴方たち!!」
と言うハゲ親父
「おっさん、おっさんあんたが盗んだ物返してくれる? あとモノクルも」
とゆうちょうにかつ単刀直入に要求を言うアリーナ
「ふん! あんな珍しい物を返す訳無いでしょう!!」
「ハイラガートから直接頼まれてるんだよ? さっさと返せ」
笑顔のまま言うアリーナ
「公国から直接? と言う事はあなた方……【フェンリル】!? 赤髪のあなたが岩をも砕く狂戦士!! 亜麻色の医療士は撲殺の堕天使!! 騎士の姿をしているのはほほえみの撲殺者!! 白銀のあなたは白銀の悪魔!? 錬金術師は傷だらけの魔神!? ひぃえぇぇぇぇぇ! 命だけは助けてぇぇぇぇぇぇ」
とハゲ親父は息切れ一つ起こさず一息で言う
よくもまぁ、疲れない物だ
「きょ……狂戦士?」
「堕天使……?」
「撲殺者……?」
「誰が悪魔だ……」
「あいにく俺は神ではない……」
呆然として言うアリーナ達
無理もない……

「あぁ!! もう! なぜ私だけいつもこうなんですか!! 私を認めない周りが悪いのに!! あなたなら分かりますよね!? そこの錬金術師!! 過去に無様に仲間に裏切られ生死の境をさまよったあなたなら!!」
ハゲ親父は自分のやった事を棚に上げわめく
そしてジルは……

「貴様……きさまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
怒りに我を忘れ術式帯を腕に纏わせハゲ親父を殴ろうとする
やばい! あの術式は……!!

「駄目だ!! ジル!!」
ばっ
そう言い走りハゲ親父をかばうハリス
その瞬間ジルは我に返る

バァァァンッッッッッ
ざざぁぁぁぁぁぁ!!

衝撃波によって吹っ飛ぶハリス
ある程度は盾が防いだが完全には防げなかったようだった……

「つぅ……」
ハリスは自分の頭をなでる
その手にはまっ赤な血が付いていた

「ハリスさん!!」

だっ

走ってハリスの所へ向かうミルク

「よかった……君が一流の錬金術師だから出来ると思った……超核熱の術式を核熱の術式に威力を下げそして衝撃のみに変える事を……関係ない人を巻き込む事になら無くって……よかった……」

笑顔で言うハリス

「喋らないでください!! 今すぐ回復魔法をかけます……フルヒーリング!!」

ヒュウゥン

ミルクの医療魔法でハリスの傷は完治した
フルヒーリング……聞いた事はある魔法だ……
どんな大けがでも治療する事が出来る魔法だと言う事を……
医療士のみ習得できる強力な回復魔法である……。

「ありがとう、ミルクちゃん」
「無茶しないでください!」

笑顔で言うハリスに怒鳴るミルク
たしかにあれは無茶があった

「ふ……ふぅ……助かりましたよ……ありがとうございます。騎士の青年さん?」
とにやりと笑うハゲ
その瞬間ハリスの笑顔は消え恐ろしく冷たい瞳になる
「助かりました? 僕は君を助けた覚えなんてこれっぽっちもないよ? 僕が助けたのは仲間さ……、仲間が殺人犯になって欲しく無かったから……君はどうなってもよかったんだ」
冷酷な声で淡々と述べるハリス
「ごらん?これが君が本来流す血だったんだ……。ジルは楽に死ねる方法を使おうとしたけど僕はそうには行かないよ? 君の骨を一本一本丁寧にヒビを入れていって粉々にしちゃうよ?」
その瞳にはいつもの優しさはみじんにもなかった
「やめてください、ハリスさん。あなたがこんな奴のために犯罪者になる必要はありません」
それを凰火さんが仲裁する
「……それもそうだね」

「で、教えてくれる?」
「さぁて? 何の事でしょうかねぇ?」
このおっさんばれなかったら良いと思ってるのか?
「仕方がないや……クラウさんお願い」
「お任せください……」
はっと気づいてクラウさんの方を振り向く
その瞳には恐ろしい雰囲気が漂っていた。

「それでは、皆さん後ろを見ていてください。精神崩壊するので」
ばっ!
その言葉を聞いて全員後ろを向く
「あと、これ付けていてください。私が作った雑音だけシャットアウトできる耳栓です」
そういってクラウさんは一見普通の耳栓を渡す
「本当にさっぱり雑音だけ消せるの?」
「じゃあ……付けてください」
そう言って全員付けてみる
どこからか取り出した黒板を爪で思いっきりひっかく
確かに音は聞こえない
「わぁ! さっぱり凄いよ!!」
「とりあえず、全員後ろ向いておいてください、月香さんと雹霞さんと帝架さんと凶華さんの分はこちらが調整しましたから」
そう言っておとなしく後ろを向く

〜三十分経過〜

「もう良いですよー」
全員クラウさんの方へ向く
おっさんはわずか三十分で10年老けたように見えたのはあたしだけだったのか……?
「ねぇ? 老けてない?」
アリーナちゃんが突っ込む
「実験結果でこうなりました」

全員が沈黙したのは言うまでもない
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
作者:まぁ、次ぐらいで波乱之草紙 第一之波乱は終幕です
L様:ふぅーん

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34652波乱之草紙 閉幕 事件の閉幕水野 2009/10/11 22:09:26
記事番号34466へのコメント
作者:えっと、波乱之草紙はこれで完結にさせます
L様:は?
作者:いえ、コメが無いのとネタがやっぱり思い付きそうにないの二つです
L様:……(チェーンソーを装備)
作者:落ち着いてください。次に書くのはL様も登場しますからチェーンソーをしまってください
L様:わかった(捨てる)
作者:それでは 波乱之草紙 最終幕 事件の閉幕 開幕です
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

その後は容易かった。
クラウさんが取り返して警察につきだして終了である。

「ありがとうね、これはお礼だよ」
そう言ってアリーナが渡したのは……
……これって……
「なんかの果物か?」
凶華ちゃんがそう言った
「原初の果実ですよ、高値で取引されてます」
とミルクちゃんがわざわざ解説してくれた。
原初の果実は魔法アイテムとしても価値が高い。
脱水させてその水分も魔法薬の一つになるし乾燥させたのも粉末にさせれば魔法アイテムになる。
「また、あえると良いですね」
とハリスが笑顔で言った
「あの態度は悪かったな……他人と話すのは苦手でな……」
とジルは気まずそうに言う

そう言ってフェンリルは去っていった
凶華ちゃん達も去っていった……

あたしにはあたしの日常が戻ったのだった……
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作者:えっと、尻切れトンボみたいな終わり方ですみませんでした。
次はまとも名感じにします
それではありがとうございました