◆−平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 登場する人物達其の壱−水野 (2009/8/24 10:02:28) No.34338
 ┣平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 登場する人物達其の弐−水野 (2009/8/24 17:02:51) No.34340
 ┣平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 登場する人物達其の参−水野 (2009/8/24 20:36:23) No.34348
 ┣平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第一之幕−水野 (2009/8/25 17:58:16) No.34350
 ┣平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第弐之幕−水野 (2009/8/26 20:24:27) No.34358
 ┣平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第参之幕−水野 (2009/8/28 09:56:15) No.34363
 ┣平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第四之幕−水野 (2009/8/28 16:46:31) No.34366
 ┣平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第五之幕−水野 (2009/8/29 20:21:24) No.34371
 ┣平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第六之幕−水野 (2009/9/6 12:41:53) No.34409
 ┣平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第七之幕−水野 (2009/9/8 18:09:44) No.34423
 ┃┗Re:平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第七之幕−kou (2009/9/8 21:07:40) No.34424
 ┃ ┗Re:平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第七之幕−水野 (2009/9/9 07:21:40) No.34428
 ┗平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第八之幕−水野 (2009/9/15 21:05:04) No.34463


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34338平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 登場する人物達其の壱水野 2009/8/24 10:02:28


作者:はい、作者の水野です。今回もコラボと言う事で…
L様:とりあえず、登場するキャラクターを出しておきなさいよ……
作者:はいはーい
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登場人物達

世界樹の迷宮Uのキャラクター達(一部オリジナル設定有り)

アリーナ
別名【ハイ・ラガート藩の英雄】と呼ばれている冒険隊【フェンリル】の剣士兼リーダー。現在は、表向きは雑伎団だが実際は魔物を倒し封じる封魔の仕事もしている。表向きは雑伎団の頭領で通している。怒ると両手両足を思いっきり使って相手をぼこぼこにする。

ミルク
冒険隊【フェンリル】の【ハイ・ラガートの英雄】の一人。雑伎団の一人を通している。ちょっと守銭奴な所有り……。実際の仕事では回復魔法を得意としている。

ジル
冒険隊【フェンリル】の【ハイ・ラガートの英雄】の一人。雑伎団の一人を通している。人見知りが激しく他人に対しては無愛想・無表情・素っ気ないの態度。実は無類の動物好き……。過去に仲間に裏切られた事があり背中と腕、頬に傷跡が残っている。過去の事を触れられるのを最も嫌う。錬金術を使い炎・氷・雷・核熱の四種類の術式を扱う。雑伎団ではそれを使っている。

ハリス
冒険隊【フェンリル】の【ハイ・ラガートの英雄】の一人。雑伎団の一人を通している。いっつも笑顔で居るが怒ると怖い。死した後人に害を与える【症気】を吸収し魔法役の材料にもなる【封魔玉】に変える封魔術がフェンリルの中で唯一使える。仲間を護るという事を誇りに思っている。

グレイ
冒険隊【フェンリル】の【ハイ・ラガートの英雄】の一人。雑伎団の一人を通している。色黒で白銀の髪を持つ。反射神経などに優れていて雑伎団では軽業師をやっている。鞭を使って攻撃するためSかと思われると切れる。

ムゲン
謎の武士風の男、相当な実力者かと思われる。時々しょうもない悪戯をする

ヴォル
紫の服をまとった金髪の青年、普段は冷静だがときたまぼけた発言をする。
ムゲン曰く【悪戯をするにはうってつけ】
何故か左目は髪で隠している。

ヒショウ
水色の服を着けている水色の髪の女性、冷酷で冷静。その瞳には暖かみなどみじんにも感じない……。ヴォルと仲が悪い

エン
がっしりとした鎧をまとっている赤髪の青年、普段は完璧に馬鹿に見えるが……。ムゲン曰く【あいつが一番の策士だな】らしい…。

ロル
がっしりした体格の男、ムゲンが唯一おびえる相手

クラウ
落ち着いた風貌の青年、何かの研究者らしい……研究しがいがありそうな物を見るとどこからともなく研究道具を取り出す。少し危険な奴

そのほか諸々……
  
----------------------------------------------------------------------
作者:はい、今回は世界樹の迷宮Uで出演する人達を書きました。
L様:長いわね……。
作者:人数的にはkouさんが書いているほど多くはないんですがね……
L様:そういえばあんたkouと微妙に設定が被っている面があるわよ……
作者:そうですよねー、ぱくりと言われないかどうかが心配です……

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34340平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 登場する人物達其の弐水野 2009/8/24 17:02:51
記事番号34338へのコメント

作者:お次は狂乱家族のキャラクター達です。
L様:あ……被った……
作者:五月蠅いです偶然にも同じだったんですから仕方が無いじゃないですか
L様:とりあえず紹介……
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登場人物

乱崎 凶華
乱崎家の【母親】ネコミミと猫の尻尾の少女に見える。実年齢は二十歳らしいが……。特殊能力【携帯電話】が使える。自称神らしい……

乱崎 凰火
乱崎家の【父親】狂乱が日常の一家では珍しい常識人。突然上司から結婚を命じられた人。一見穏和な青年

乱崎 銀夏
乱崎家の【長男】よく言えば銀髪の女装の麗人。しかし悪く言えばオカマ。酒場で働いているらしい

乱崎 千花
乱崎家の【長女】白髪の恋する乙女だが愛情表現が正直言えば微妙としか言えない……。血のつながらない兄【銀夏】に恋をしている

乱崎 優歌
乱崎家の【次女】黒髪のドングリ眼の平凡がに会う少女。若干怖いところがあるらしい……

乱崎 帝架
乱崎家の【次男】……ってライオンじゃねぇかと言うつっこみはさておいて。人語が操れるライオン

乱崎 雹霞
乱崎家の【三男】……ってなんじゃこりゃというつっこみはさておいて、からくり生物兵器。戦闘力が高いさらりと怖い事を言う時がある……

乱崎 月香
乱崎家の【三女】……ってクラゲだろ?これ?というつっこみはさておいて、ピンク色で喋る、電撃は放つなどの謎の多い生命体

----------------------------------------------------------------------
作者:はい狂乱家族日記の設定は終わりです。
L様:やっぱりkouに文句言われたっておかしくはないわよ……。
作者:えっとkouさんキャラクターとかが被ってしまいすみません……。
L様:本人がこれを見るかが問題だけどね……
作者:ストーリーは違うようにしますから……

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34348平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 登場する人物達其の参水野 2009/8/24 20:36:23
記事番号34338へのコメント

作者:スレイヤーズのキャラクター達は設定は違う事にします。
L様:当たり前でしょ…
作者:それではスタート
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リナ=インバース
ある商人の娘。姉から逃げる兼自分の道を考えるため一人である店に働いている。
魔法が使えるが普段は使用しない。

ガウリイ=ガブリエフ
旅の剣士。ある場所でリナと知り合いリナの自称【保護者】をやっている。
記憶に疎い。

アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン
超が付くほど有名な神社の神主。貴族の血を引いているが現在はその権力も薄まっているため平気で外出をしたりする。生き別れの姉が居るらしい……

ゼルガディス=グレイワーズ
謎の魔法剣士異形の姿をしている。何者かにゴーレムとブロウ・デーモンを合成させられた。現在はリナ達の紹介の長屋に住んでいる。

ゼロス
謎の神官と本人は自称している。性格が悪い事はリナ達は知っている。
どこか謎が多い奴……

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作者:まぁ、それ以外はその他諸々と言う事で……
L様:流石にこいつ等の設定はkouとは被ってないのね
作者:当たり前です、後次から平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙の本編が始まります。楽しみにしていてください

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34350平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第一之幕水野 2009/8/25 17:58:16
記事番号34338へのコメント

作者:とりあえず、リナ視点で言ってみようと思います。
L様:魔族の出番はある訳よね?
作者:えぇ、一応……。
L様:あたしの出番は?
作者:一応……
L様:いい加減あたしが主役の小説作りなさいよね……
作者:その内書きますよ……とりあえず第一之幕 謎之雑伎団始まりです。
----------------------------------------------------------------------
「さぁ! お立ち会いお立ち会い! 今宵始まる雑伎団そこのお嬢さんおいでなさいそこの侍よってきな! 今宵の宴の一花どうぞ雑伎団が始まるよ」

と賑やかな声が聞こえる。
ちょうど暇だったあたしはその雑伎団でも見に行ってみる事にした。
団長らしき人は赤髪の女性後ろには小さい炎と細やかな氷の粒がきらめく。
どんな仕掛けがあるかは知らないけれど腕はまあまあらしい。
そう思っていると亜麻色の髪の少女みたいな女性が出てきた

「でも、ただでみれると思ったらおおまちが……「と、このような冗談はさておいて! まず、初めの舞台は軽業師グレイスとミルキィの舞台をどうぞご覧ください。」

そう言うと亜麻色の少女がリンゴを3つ持ってきた。
おそらく彼女がミルキィであろう。
……となるとグレイスという軽業師が出てくるはず……
そう思ってると突然雑伎団の移動する馬車の馬の頭の上に白銀の髪をした色黒の青年がジャンプで用意された高台に綺麗に着地した。

拍手が起こる。
ミルキィという女性がリンゴでお手玉をし始めた。
そのとたんグレイスが弓矢を引き絞る。

ヒュヒュヒュッッッ コココッッッ

音が鳴り止んだかと思うとミルキィがお手玉をしていたリンゴは全て弓矢に刺さっていた。
全て綺麗に真ん中に射貫かれていた。

ウォォォォォォ!!! パチパチパチパチパチパチ!!!
割れんばかりの拍手が起こる。

他にも金髪の笑顔の青年ファリスがイリュージョンを見せたり
頬に傷跡のある金髪の青年ヴィルが奇術を見せる。

どれも素晴らしい物だった。
だけど、あたしはヴィルが出した奇術に何か引っかかる物を感じていた……。

----------------------------------------------------------------------
作者:とりあえずあらかた出た。
L様:リナしか出て無いじゃない。
作者:いえいえL様フェンリルは有名なんですよ?
L様:うんうん
作者:名前堂々と出しているとばれるじゃないですか。
L様:はいはい

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34358平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第弐之幕水野 2009/8/26 20:24:27
記事番号34338へのコメント

作者:えっと前回もお話ししましたがお話の目線は里奈目線で書いていきます。
L様:あっそ
作者:とりあえず、波乱之草紙 第弐之幕 不思議な客と雑伎団 開幕です。
----------------------------------------------------------------------
ヴィルが出した奇術……。
あたしの推測が間違っていなかったらあれは【錬金術師】が使う【術式】であろう。

炎や氷などの周りには水色の帯が纏っていた。あれは【術式帯】である。
【錬金術師】……ある藩では【アルケミスト】と呼ばれている。
でも、もしもヴィルと言う奴が【アルケミスト】だとしてもその場合彼はあの藩に滞在するはずなのだが……。


あたしが働いているのはお食事処
だから色んな人が来る……。
たまに五月蠅い客も来るんだけどね……。
そう考えているといつものあの客がやってきた。

「おーい! 今日もいつもの分おねがいできっかー!?」

よく来てくれるんだけど五月蠅いのが玉に傷
そう思っていると……。

「おぉ! お前こんな所にいやがったか? エン?」

うぁ……類は友を呼ぶとはこのことだ……。
こいつもこいつで五月蠅い。

「あー! ねぇちゃん!! 適当にうまいもんお願いできる?」

……こいつ目は良いみたいだな。
たまにあたしの事をにいちゃんと言う奴がいるんだ。

そう思って料理を持って行ってる途中でこんな声が聞こえた。

――あー、疲れたねーみんなあそこで食べてく?
――いいですね!
――でもやっぱり向こうの依頼も……
――今はその事は抜きで!!

と賑やかな声が聞こえてきた。
そして入ってきたのはあの雑伎団だった。
----------------------------------------------------------------------
作者:うー、疲れたー
L様:魔族の出番は?
作者:いつかね
L様:い・つ・か?

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34363平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第参之幕水野 2009/8/28 09:56:15
記事番号34338へのコメント

作者:とりあえず、色々設定も決まった……
L様:どういう内容にする予定よ……
作者:ここでは言いません。
L様:内緒にするんだ……
作者:とりあえず、波乱之草紙 第参之幕 雑伎団之謎
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雑伎団が店に入ってきた。

「あ、あんた達……さっきの雑伎団?」

その話を聞いてその雑伎団は当たり前のような表情になり言う。

「あぁ、はいそうですよ。雑伎団です。私は座長のアイリスと申します。」

と赤い髪の女性が言う。

「あ! ムゲンさんにエンさん! こんな所にいたんですか?」

と亜麻色の髪の女性……ミルキィが言った。

「お? なんだ? お前ら……偽名なんてつか……」

ゴス
ミルキィという一目見ただけでは弱そうな女性がムゲンの頭をごついた。

「あぁ……仕事だな……」

とエンが呟く。

「何の仕事なのよ?」

とあたしは聞いたがヴィルという青年が素っ気なく言う。

「貴様には関係の無い事だ。他人の仕事にいちいち首を突っ込むな」

うわ……こいつむかつく……。

雑伎団はあらかた食べたり飲んだりした後帰って行った。
そうして日が暮れていったのだった……
----------------------------------------------------------------------
作者:さぁ!次回は雑伎団の正体が明らかに!?
L様:魔族の出番は……?
作者:悪い、今回はあまりないかも……
L様:……

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34366平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第四之幕水野 2009/8/28 16:46:31
記事番号34338へのコメント

作者:あ……狂乱家族の出番が……
L様:とりあえず、何とかするんでしょ?
作者:まぁそうなりますね……。
L様:何とかしなさいよ
作者:わかってますよ。とりあえず、波乱之草紙 第四之幕 雑伎団之正体
----------------------------------------------------------------------
夜の中なにやら気配がして起きるのはよくある事だ。
今日もその理由であたしは起きた。
あたしは気配を消してゆっくりとその気配の元へと行く。
あたしが見たところにいたのは……昼間の雑伎団達だった。
けれど服装が違っていた。
鎧を着ていたり、剣や斧などの武器を持っている。
あたしが近づこうとした時に……

「隠れてないで、出てきたらどうなの?3人ぐらいいるよね?」

しぶしぶあたしは出てくる。
そしてもう二人は………………

その内の一人はまだ出てきていない
もう一人は……否人間じゃなかった。
黒くのっぺりとした顔がない正直言ってなんだこれはとしか言いようのない物体である。

「なんだ、一人は定食屋の人だったんだ。で、そっちは……なんて言えばいいのかな?」

確かあの赤髪は……おそらく団長のアイリスであろう……。

「ん?僕の事?えっとね母親がなんか怪しいから付けて来いって頼まれたの。で、君たち誰?」
その物体は見た目にしては高い声で言う。

「あははー、詳しい事は話せないよ〜。まぁ、仕事だからね。大丈夫君たちに危害を加えるような仕事じゃないからさ」
とあの時の笑顔の金髪青年ファリスが言う。

「で、そこでこそこそ隠れてないで出てこい今なら何もしない」
あの無愛想な青年ヴィルが言う。

「おいおい、俺に何かしようと思うんじゃねぇよ」
そして出てきたのはあの時の客……ムゲンだった。
ムゲンはあたし達の事を無視して雑伎団達に話しかける。

「それにしても何で【ハイ・ラガートの英雄】と呼ばれている【フェンリル】ご一行がこんな所で雑伎団なんかしているんだ?」

「あ………」
一瞬にして固まる雑伎団もとい【フェンリル】……?

あたしは思わず口にする
「ちょっと待って、【ハイ・ラガートの英雄】の【フェンリル】ですって?」

【ハイ・ラガートの英雄】はこの江戸でもよく知られている人物である。
ハイ・ラガート藩には天空之迷宮があった。
それが知られてしばらく経ってそこの藩主が病に冒される。
その病の治療薬の材料は天空之迷宮に存在する。
それを採ってきてなおかつ天空之迷宮の謎を解き明かしたのが【フェンリル】である。


はぁ……とため息をついてアイリスが言う。
「もういいや、どうせいつかはばれるんだったし……もういいや偽名使っても意味ないもん……あたしはアイリスじゃなくってアリーナ。剣士だよ……はぁ……こんな所でばれるなんて……」

アイリスもといアリーナが他のメンバーの紹介をしていった。
ミルキィという女性は本名はミルクで医療士をしているらしい。
ファリスという青年は本名はハリスで騎士をしている
ヴィルという青年は本名はジル。やはり錬金術師だった。
グレイスという青年は本名はグレイ鞭使いらしい。

「もー! ムゲンさんのバカ!」

ミルクが涙目で怒る。

アリーナがそれを止めて言う。
「とりあえず、もう一人の隠れてる奴が厄介なのを呼び出したみたいだね……。」
----------------------------------------------------------------------
作者:何とか狂乱家族のキャラを一人出せた……
L様:ホントに何とかだったわね

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34371平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第五之幕水野 2009/8/29 20:21:24
記事番号34338へのコメント

作者:よしあと少しで宿題終了
L様:ギリギリね
作者:五月蠅いです
L様:ところで今回の騒動はおとなしい方なんでしょ?
作者:とりあえずそうなります
L様:あたしの出番場あるの?
作者:今回はありませんとりあえず、波乱之草紙 第五之幕 妖魔と破邪の術開幕です。
----------------------------------------------------------------------

そこにいたのは異形の妖魔であった。
妖魔とは人に害なす物である
それを倒せば問題はないのだが中には症気を残して消える奴もいる
症気は厄介な物なのだ。
それを何とか出来るのはある一族のみが使える破邪の術によって何とかなる。
ここで魔法を使えば症気を残さず滅ぼす事も可能だが魔法というのは安易には扱えない。
周りにも被害が出るからだ……
さぁ……どうすればいいのだと悩んでいた時だった。
アリーナ達が言い出した。

「なんだ、もっと強い奴かと思った……」
そうため息をついたのはアリーナ
「そうですねこれなら緋緋色の剣兵の方が強いですね」
とあっさりと言い捨てるミルク
「……これならば核熱の術式のみで片付けれる……」
ぼそりと呟くジル
「あっははー、でもこれ死んだ後に症気を出す分だよー」
と笑顔のまま言うハリス
「大丈夫だろ?」
と平気そうな顔で言うグレイ
「じゃ、俺は帰るぜ〜。あまり出しゃばるとあいつに叱られる」
そう言って帰って行くムゲン
…………ってお前は手伝えや! と突っ込む前に消えてしまった。
あの黒い何かが斬りかかろうとした瞬間だった

ザグッパァンッッ

アリーナ達がいともたやすくけりを付けてしまった。
「仕上げ頼むよー」
アリーナがハリスに言った。
「はいはーい」
そう言って右手を妖魔に向けるハリス
「【破邪の術 壱之式 黒魔玉封じ】」
ハリスがそう言った瞬間
妖魔はハリスの右手に吸い込まれ真っ黒な玉になった……。

「封魔完了! 追加報酬ゲットですね」
と嬉しそうに言ったのはミルク
「まぁ、楽勝だったけどね」
とのんきに言うのはアリーナ
「……出番がなかったな……」
と苦笑混じりに言ったのはジル

あたしは驚きを隠せないで居た……。
【破邪の術】が使える一族がこんな所にいた事を…………

----------------------------------------------------------------------
作者:バトルシーンは基本短くなってしまうんですよね。
L様:今回も短かったわね

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34409平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第六之幕水野 2009/9/6 12:41:53
記事番号34338へのコメント

作者:はい、しばらく風邪引いて来れなかった+ネタがなかったと言う理由で来れなかった作者です
L様:ここに来たと言う事はネタが出来たの?
作者:はい、それでは波乱之草紙 第六之幕 闇夜と漆黒之剣士 開幕です
----------------------------------------------------------------------
とりあえず、あたしは聞いてみる事にした。
「そこのハリス……だっけ? あんた破邪の術が使える一族の一人なの?」
ハリスという青年は笑顔のまま答えた。
「あははー、そうですよ。そうじゃなければ破邪の術が使えません」
「ねぇねぇ、君はなんて名前なの? 教えてよ」
とアリーナがお気楽な感じの声で聞いた。
噂ではアリーナがリーダーらしいがあたしにはそうは見えない……。
「僕? 雹霞だよ」
とその物体……雹霞はやっぱり見た目よりも高い声で答える。
とのんきに話している最中だった……。
……がしゃ……がしゃ……
鎧の音が聞こえた……
「……あの人かな?」
とアリーナが言う。
あの人って誰の事なんだ?
「……でもエンさんもあり得ますね……」
と言ったのはミルク
あの五月蠅い客の事か……
「しかし、エンブと言う可能性もある……」
そう言ったのはジルである……。
先ほどからろくに喋っていないし愛想もない奴なんだ……こいつ
そう思っていると暗闇の中から現れたのは一人の鎧を着た青年だった。
闇夜に溶け込むかのような漆黒の鎧……見た目からしてかなりの重量があるであろう……。
「あ、ロルさんじゃないですか……。どうしてここに?」
と聞いたのはハリスだった。
知り合いなのかな……?
「いえ、私の所もここ最近暇なので……」
と苦笑混じりに答えた青年
一体この青年の正体とは何なのだ?

あたしには分からない……

----------------------------------------------------------------------
作者:なんと!あのムゲンが恐れるロルが登場!
L様:強さという意味で?
作者:まさか……彼は三龍の方々より弱いですよ。
L様:じゃあなんで恐れるのよ……
作者:こう、ムゲンのお叱り役なんですよ
L様:納得……
作者:次回は波乱之草紙 第七之幕 英雄之目的 です。お楽しみに

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34423平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第七之幕水野 2009/9/8 18:09:44
記事番号34338へのコメント

作者:最近コメが無かったので書く気力がなかなか出なかった作者です
L様:ちゃんと書け……
作者:ちなみに和服設定がうまく思い付かなかった自分は現代も若干混ぜてるという設定にしました
L様:手抜きね
作者:五月蠅いです。 波乱之草紙 第七之幕 英雄之目的 開幕です。
----------------------------------------------------------------------
とりあえず、あの英雄がこんな所に来たんだ……
何か目的があると思ったので聞いてみた。

「ねぇ、あんた達はどうしてここに来たの?」

それに答えてくれたのは赤髪のアリーナだった。

「実は、近いうちにハイ・ラガート藩の姫様のお誕生日なんだ。その時に姫様が着る服を盗賊に取られちゃってね……。それで、あたし達はそれを取り返しにここに来たの」

と彼女は最後にため息をついて答えた。

「なんなら、手伝ってやってもかまわんぞ」

今の声は…………?

「あ、母親いつの間に居たの?」

と雹霞が言う

……母親?

「ふん、凶華様は神だ! 神に不可能がないのだ!!」

とわっはっはと笑って出てきたのは…………
紫の髪緑の瞳……
ここまで行けばまともだが問題があるのはその先だ……
髪の色と全く一緒の色をした猫耳に猫の尻尾!
そして見た目は五歳児…………
これが母親…………?

「手伝ってくれるの!? ありがとう! きっとハイ・ラガート藩からも謝礼が出るだろうね!」

謝礼!?
ハイ・ラガート藩はここと並ぶくらいの大きい藩だ
かなり繁栄している
貿易なども盛んに行われているため…………
これは良いもうけになる!!
そう思ったあたしは

「よかったらあたしも手伝おうか?」

かくしてあたしは英雄の手伝いをする事になった……
奇妙な少女と何かと共に……
----------------------------------------------------------------------
作者:うん、書いてみてやっぱり思う
L様:なに?
作者:キャラが勝手に動いていく……

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34424Re:平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第七之幕kou 2009/9/8 21:07:40
記事番号34423へのコメント

 どうも、kouです
>とりあえず、あの英雄がこんな所に来たんだ……
>何か目的があると思ったので聞いてみた。
 まぁ、確かにね
>「ねぇ、あんた達はどうしてここに来たの?」
>
>それに答えてくれたのは赤髪のアリーナだった。
 いちいち、髪の色を言わなくても良いと……。
>「実は、近いうちにハイ・ラガート藩の姫様のお誕生日なんだ。その時に姫様が着る服を盗賊に取られちゃってね……。それで、あたし達はそれを取り返しにここに来たの」
 意外と、人使い荒いな………。ハイ・ラガート………。
>と彼女は最後にため息をついて答えた。
>
>「なんなら、手伝ってやってもかまわんぞ」
>
>今の声は…………?
>
>「あ、母親いつの間に居たの?」
>
>と雹霞が言う
>
>……母親?
>
>「ふん、凶華様は神だ! 神に不可能がないのだ!!」
>
>とわっはっはと笑って出てきたのは…………
>紫の髪緑の瞳……
>ここまで行けばまともだが問題があるのはその先だ……
>髪の色と全く一緒の色をした猫耳に猫の尻尾!
>そして見た目は五歳児…………
 凶華は確か十代前半だったと思いますが………。
>これが母親…………?
>
>「手伝ってくれるの!? ありがとう! きっとハイ・ラガート藩からも謝礼が出るだろうね!」
 おどろかないのか?
>謝礼!?
>ハイ・ラガート藩はここと並ぶくらいの大きい藩だ
>かなり繁栄している
>貿易なども盛んに行われているため…………
>これは良いもうけになる!!
>そう思ったあたしは
>
>「よかったらあたしも手伝おうか?」
 さすがリナさん
>かくしてあたしは英雄の手伝いをする事になった……
>奇妙な少女と何かと共に……
 冷静になるとヘンなメンツだと思わないのか

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34428Re:平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第七之幕水野 2009/9/9 07:21:40
記事番号34424へのコメント


> どうも、kouです

まいどまいどありがとうございます

>>とりあえず、あの英雄がこんな所に来たんだ……
>>何か目的があると思ったので聞いてみた。
> まぁ、確かにね

先ほどまでわたわたしていたのですっかり忘れていたという感じです

>>「ねぇ、あんた達はどうしてここに来たの?」
>>
>>それに答えてくれたのは赤髪のアリーナだった。
> いちいち、髪の色を言わなくても良いと……。

そうでした……;

>>「実は、近いうちにハイ・ラガート藩の姫様のお誕生日なんだ。その時に姫様が着る服を盗賊に取られちゃってね……。それで、あたし達はそれを取り返しにここに来たの」
> 意外と、人使い荒いな………。ハイ・ラガート………。

衛士では目立つし実力があるのが彼等だったという感じです

>>と彼女は最後にため息をついて答えた。
>>
>>「なんなら、手伝ってやってもかまわんぞ」
>>
>>今の声は…………?
>>
>>「あ、母親いつの間に居たの?」
>>
>>と雹霞が言う
>>
>>……母親?
>>
>>「ふん、凶華様は神だ! 神に不可能がないのだ!!」
>>
>>とわっはっはと笑って出てきたのは…………
>>紫の髪緑の瞳……
>>ここまで行けばまともだが問題があるのはその先だ……
>>髪の色と全く一緒の色をした猫耳に猫の尻尾!
>>そして見た目は五歳児…………
> 凶華は確か十代前半だったと思いますが………。

間違えたー!

>>これが母親…………?
>>
>>「手伝ってくれるの!? ありがとう! きっとハイ・ラガート藩からも謝礼が出るだろうね!」
> おどろかないのか?

ちょっとやそっとの驚きは彼等には日常茶飯事なので慣れたという感じです

>>謝礼!?
>>ハイ・ラガート藩はここと並ぶくらいの大きい藩だ
>>かなり繁栄している
>>貿易なども盛んに行われているため…………
>>これは良いもうけになる!!
>>そう思ったあたしは
>>
>>「よかったらあたしも手伝おうか?」
> さすがリナさん

でしょ?

>>かくしてあたしは英雄の手伝いをする事になった……
>>奇妙な少女と何かと共に……
> 冷静になるとヘンなメンツだと思わないのか

まぁ、変なメンツですね

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34463平安風×江戸風+自分の好きなゲームと小説+スレイヤーズ=波乱之草紙 第八之幕水野 2009/9/15 21:05:04
記事番号34338へのコメント

作者:あ……凶華さんの所で間違ってた十歳ぐらいのお子様と言う事で……
L様:ドジ
作者:……とりあえず、波乱之草紙 第八之幕 盗賊捜し 開幕です
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って、このメンバーってどう考えても変じゃないか?
他の藩の英雄に猫耳少女に分け解らない物……

そう考えて闇夜の中、街を歩いていく……。

「盗賊の特徴を聞かなかったのか?」
と凶華ちゃん(見た目的にちゃん付け)は偉そうな態度でアリーナに質問した。

「だいたいだけど、その内の一人に禿頭の眼鏡で出っ腹のおじさんが居たんだって……」
とアリーナは思い出しながら言う
特徴がはっきりしているのかしていないのか……
そう思っている時に前方から大きな木箱を抱えた男が居た。
その箱にはハイ・ラガート藩に届ける荷物の印が付いていた。

「見つけたぞ!盗人め!!」
と凶華ちゃんは声高らかにあげて盗人を追いかける

っちょ!まだ距離とかがあるのよ!!
案の定盗人はすぐに気づいて逃げていった……

「逃げられた……」
あたしは呆然と呟いた。
「もー! 凶華さんがいきなり声を上げるから盗賊に気づかれたんですよ!」
とミルクは怒って凶華に言う
そして言い争いをしても盗賊は戻ってこないと言う事を理解してからあたし達は一時帰宅する事になったのだった……

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作者:次は波乱之草紙 其の弐です
L様:その次の日という感じで行くの?
作者:はい、ちなみに次はTRYで、出てきたあの人登場です