◆−おざなりスレイヤーズ 第七話 それゆけスピード がんばりプレイヤー めいわくストライカー 第一幕−kou (2009/6/16 18:33:42) No.34099
 ┣おざなりスレイヤーズ 第七話 それゆけスピード がんばりプレイヤー めいわくストライカー 第二幕−kou (2009/6/17 20:21:38) No.34100
 ┣おざなりスレイヤーズ 第七話 それゆけスピード がんばりプレイヤー めいわくストライカーもとい、戦う球技! ローラ・クライでの戦い! 第三幕−kou (2009/6/18 20:26:30) No.34101
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34099おざなりスレイヤーズ 第七話 それゆけスピード がんばりプレイヤー めいわくストライカー 第一幕kou 2009/6/16 18:33:42


k 前回よく調べずに書いたのが失敗だった。ローラ・クライだった。
L様 まぁ、説明はあっているけどね。
部下S お、珍しくL様が文句を言わない。
L様 えい(ハート)
助っ人G 口の中に爆弾を放り込むとは、外道な方法をしますね。
k さぁ、話が始まりますよ。(普通にスルーする。)
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 うおぉぉぉぉぉぉ
 観客の熱狂が響く。人々の熱気と興奮の汗そして血の臭いがした。
「……ずいぶん健全なスポーツね。」
 と、リナがそれをみて言ったが、それは皮肉意外なんでもなかった。
「………前は、もう少し健全だったんだけどね。」
 と、ブルマンが言った。
 爆音が響き、誰かが倒れた。
 ローラ・クライの盛んな場所。
 ローラシューズを履いてプロテクターを身につけて一つのボールを取り合う。
 怪我人続出の球技でスポーツではなくルールのある殺し合いという者も居る。
 その中で、スポーツとしてプレイをしているチームがある。
 チームユニコーンズである。
 そして、この試合の敗者であった。

「よぉ。」
 ユニコーンズの練習場にモカ達は来ていた。試合は終了して彼女たちがここに来たのには、理由がある。
 かけらを手にするるためである。欠片が試合終了後に渡される優勝カップについているのだ。
 しかも、そのカップの影響でとんでもないことになっているのだ。
 モカが入ってきたとき、チームメイト全員が最初いぶかしげに振り向いたのだが、モカを見ると表情が変わった。
「モカか。」
 と、犬の獣人のザインが言った。
「ちょっと、頼みがあるンやけど……、」
 と、モカは笑みを浮かべていった。

「話はだいたい理解したが、いくら何でも素人をすぐに試合に入れるわけにはいかない。
 はっきり言って奴らの強さは常識知らずだ。」
「安心してください。彼らも常識知らずです。いろんな意味で、………」
 ザインの言葉にブルマンが言いそして、リナとモカとアメリアとゼルに蹴られたりこづかれたり殴られたり叩かれたりした。
「………しかし、はっきり言って怪我人だらけで選手が足りない。
 とにかく実力を見せてもらおう。」
 と、ザインが言った。
 そして、リナとガウリィが練習場に立つことになった。
 ちなみに、アメリアは救護係でゼルは人目につくのを拒否したのだ。

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k 半端な区切りになりましたな。
L様 次回はきっちり書きなさいよ。
部下S 同感ですね。
助っ人G まぁ、もうすぐテストらしいですものね。

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34100おざなりスレイヤーズ 第七話 それゆけスピード がんばりプレイヤー めいわくストライカー 第二幕kou 2009/6/17 20:21:38
記事番号34099へのコメント

k この話はわりと楽しみにしていた話です。この話から、最終話への話をにおわそうと想います。
L様 たしか、最終話には___
部下S L様。それ以上はネタバレです。!!
助っ人G 同感です。
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 リナの小回りとスピード感と頭脳プレーガウリィのパワーとスピードと反射神経そして二人のチームワーク。
 それを見てユニコーンズも希望を取り戻した。
 タイタンズに勝てるかもしれないという希望を………。

 タイタンズ。乱暴なプレーで人気のチームである。しかし、ある時からそのチームの運動能力が急激にあがったのだ。
 ある者は薬を使ったのではないのかと想ったが、実は違う。欠片がはいった優勝カップで水を飲んでいたのだ。
 その結果欠片の影響で身体能力が上がったのだ。
「てめぇらの、おかげで連戦連勝だぜ。」
 と、チームの一人ガンドルフが言った。
 白虎の獣人で単細胞だが力はあるという絵に描いたような乱暴者である。(これでは文に書いただが、………。)
 語りかけたのは、三人の人影だった。
 返事も聞かずにガンドルフは言う。
「てめぇらの言うとおり優勝カップで水を飲んでいたらこれだけ強くなったぜ。おどろいたな。」
 その言葉にフードで顔を隠している三人は笑みを浮かべた。
 そこに、
「ガンドルフ情報だ。」
 と、リュヒタが話しかけてきた。
 黒髪の美人だが氷のような冷酷さが見える。
「次はユニコーンズだろ。たいした事ねえな。」
 と、言うガンドルフにリュヒタは、
「あの娘………モカが出るそうだよ。」
 その言葉にガンドルフが大きく目を見開いた。大きな反応のガンドルフのため気づかなかったが、フードのうちの一人も反応した。
「モカだと!」
 と、ガンドルフが吠える。
「そりゃ良い。あいつには借りがある。たっぷり利子を付けて返してやるよ。」
 と、ガンドルフは雄叫びを上げた。
「……あと、リナとガウリィとか言う新人も出すらしいよ。」
 その言葉に残り二人の人影が反応したのはもう一人の人影しかわからなかった。

「……まさか、あいつらが『親』とはな………。」
「宿命めいた者を感じるわね。」
「………モカが居るならあいつも居るのだろうな……。」
 人影はそう言いそして虚空に消えた。

 そして、三日後の試合が始まった。
 動乱の試合が………。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
k この試合でモカ達はギルドマスターに出会うきっかけができたんだよ。
助っ人G ギルドマスター思い出深い名前ですね。
部下S それより謎の三人組は一体とか言うのは無いんですか。
部下L まぁ、いいじゃない。これが最終話へのフラグなんでしょ。

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34101おざなりスレイヤーズ 第七話 それゆけスピード がんばりプレイヤー めいわくストライカーもとい、戦う球技! ローラ・クライでの戦い! 第三幕kou 2009/6/18 20:26:30
記事番号34099へのコメント

k しまったぁぁぁ。モカ達の世界なのに、タイトルもモカ達風になっている。本来なら『戦う球技! ローラ・クライでの戦い!』のハズなのにぃぃ。
 どうしよう………。と、言うことで訂正しました。
L様 でも、誠意ある謝罪を見せてもらいましょうか。
部下S L様………。駄文しか書けなくて変換ミスの目立つ馬鹿ですが、殺したら続きがかけませんよ。
助っ人G ちゃんと、蘇生してくださいね。
L様 あんたら、誰に者を言っているのかしらぁ
部下S 助っ人G ぎゃぁぁぁぁぁぁ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ユニコーンズにかけたんですか。」
 と、ゼロスがキリマンに頷く。
【ほかにもかけた人がいるらしいけど、オッズは期待できる(ハート)】
 と、キリマンは答えた。
 そして、試合は始まった。

 ボールを先にとったのは、タイタンズだった。
「ちょっと、あいつらやっぱり異常な身体能力ね。」
 と、リナが言う。そして、ボールを持って居るヤプーめがけてガウリィが行く。
 バランスの鋭いリザードマンのヤプーはよけるが後方に回っていたモカの、跳び蹴りもよけたが後ろから追い上げていたリナのかかと落としを喰らった。
『おおっと、前方からの支援は全くのおとりの足止めだった。
 選手歴数日のリナ選手のかかと落としがヤプー選手の脳天に直撃したぁぁぁ。』
 と、アナウンスが流れる。
 それを見ている三つの人影、フードをとっている。
 あえてこの三人をどうたとえるかというと、『盗賊や犯罪組織のボスの愛人とその召使いと側近の魔法使い』と、証言するだろう。あっているかどうかは、別として………。
 リナ達は苦戦していた。
 相手はルール違反すら恐れずスポーツではなく頃試合をしている異常な身体能力を持ったチーム。
 しかし、リナ達もうまくいっていた。
 モカに対して恨みを持ちすぎていて暴走しているガンドルフをリナのアイデアで旨く利用してコントロールしていたりもする。
「どりゃぁぁぁぁ」
 と、リナがボールを蹴り上げる。
『おおっと、リナ選手!
 ボールを蹴り上げたぁぁぁ。ルール上問題はありませんが、ローラーシューズを履いていてあのボールを良く蹴った者です。』
 と、司会者が叫ぶ。
 ボールは天空に高く飛び上がり落ちていくのをモカが飛び上がりキャッチする。
 そして、リナが思いっきり蹴り飛ばして加速する。
「でぇぇぇい。ちょっとは加減せんか」
 と、モカがうめくがリナは
「状況が状況なんだからしょうがないでしょうが!」
 と、リナが突っ込んだ。
 加速しているモカを止められないタイタンズから見事、モカは先取点をとったのだった。
 だが、先取点をとられたタイタンズは無難なプレーをして同点へと戻ったのだった。
 こうしてとっては、取り替えすを繰り返して残り時間がちゃくちゃくと減っていった結果、残り時間はあと五分へとなっていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
k 視界が赤い。
部下S それは、あなたの血で目が真っ赤に染まっているからだと想いますが………。
L様 じゃぁ、あんたも視界が赤いの。
助っ人G 彼の赤い目は生まれつきで何かに染まったわけではありません。
k つーか、あなたが作ったンじゃん。
L様 いちいち覚えちゃ居ないわよ。部下Sごときの事なんて……。
部下S しくしく………。

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34103おざなりスレイヤーズ 第七話 戦う球技! ローラー・クライでの戦い! 第五幕kou 2009/6/19 21:42:33
記事番号34099へのコメント

k 今気づいたんだけど………。
L様 ん、ゆーてみ、ゆーてみ、
部下S そう言いながら興味なさげに、漫画を読まないでください。
k あたしって、戦闘シーンを書くのをへたくそだなぁ。
L様 うん。
部下S はい。
助っ人G その通りです。
k せめて、一人くらいそんなことないと言ってもいじゃねぇか。ばきゃやろー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 休憩時間中に、リナは水を飲んでいた。
「……そろそろ、からくりは動いたでしょうね。」
 と、リナがつぶやいた。
「………ん、なんか言ったか。」
 と、グスコーという獣人に効かれリナは、
「………それは、秘密です……。てね(ハート)」
 と、ウインクをして答えた。

「っけ。これだけ水を飲んどけば、あの娘どももユニコーンズも勝に決まっているな。」
「……は、はりき……っているな。」
 と、ガンドルフが叫んでいるのをヤプーが言った。
 その、頭上の天井裏で
「………うまくいったようだな。」
「優勝杯を奪うことはできなくても、優勝カップに入れた水を普通の水に入れ替える事なんて………盗賊には、朝飯前なんだよ。」
 と、ゼルガディスとブルマンが言う。
「僕は本来、こういうのが仕事なんだよね。罠の製作とか遠距離からの奇襲攻撃とか………。魔族とかの力仕事は専門外なんだよね。」
 と、ブルマンが言う。
「だが、リナ達と一緒なら多少魔族対策も必要だな。」
 と、ゼルガディスの言葉にブルマンはため息をついた。

 試合再開のホイッスルが鳴った後の勝敗は、あっさりと決まった。
 水に頼り切っていたタイタンズに比べまじめに試合を繰り返していたユニコーンズとの力量……否、どのチームに比べても劣っていたのだ。
 勝敗の決定の後、リナはブーイングの嵐に遭っているタイタンズにこういった。
「せいせい堂々の騎士道精神なんて、ださいとは想うけど………。
 あいつらは、それ以下ね。」
 と、冷たい言葉にモカも何も言わなかった。
 優勝カップから欠片をとってユニコーンズを後にした。
「いや〜。儲かったわね。」
 と、近くの飯屋でリナはホーソー鳥のさっぱりあげを食べながら言う。
「まったく。ちゃっかり二人に自分の勝利にかけとくとは、リナらしいと言うか。」
 と、ゼルガディスも苦笑を浮かべている。
 全員、機嫌が良さそうだったが、
「ブルマン。どうしたの」
 と、レイに聞かれただ一人難しい顔をしていたブルマンが言った。
「一つだけ、疑問があるんだ。」
「ん?」
 ガウリィがリナのとっていた腰の強い昆布だしの力うどんを奪って食べ終えて聞く。その直後、リナのカラの土鍋アタックが頭上に落ちたが……。
「あいつらだって、腐りきっていたとしても選手だ。
 優勝カップで水を飲もうなんてばかげた事をしたなんて思えない。
 誰かが、飲んでみるように言ったと思うんだ。」
 と、キリマンが甘辛タレに漬けた牛串焼きを振りながら言う。
「………たしかに、あいつらは、あいつらの話を信じて良かったと言っていたな。」
「誰なんでしょうね。欠片の力の使い方を教えたのは、………。」
 と、ゼルガディスの言葉にゼロスも肯定した。

「どぉ、いう、こと、だ。」
 と、切れ切れに言うタイタンズの選手に男は言う。
「もう、きさまらは必要ないと言うことだ。」
 何度も言わせるなとばかりに言うと手を振る。
 バッシャァ
 と、男の体は血肉と化した。
「ひとときの絶対の覇者となった彼らの敗北は、自らの力を失い醜く物言わぬ屍と化す事だった。」
 と、もう一人の男がうっとりとつぶやいた。
 その穏やかな口調とは正反対に手は血だらけだった。
「そろそろ、良いでしょ。『あれ』が言った資金調達ももう必要ないでしょうしね。」
 と、赤毛が言った。
 そして、三人は虚空に消えた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
k ふぅ。思いの外短い話として終わりましたな。
助っ人G しかし、ロゴス達も動きませんでしたね。
部下S 道でも良いことと想ったんじゃないですか。
L様 まぁ、それよりこの話の次はずっと楽しみにしているんでしょ。
k まぁね。