◆−おざなりスレイヤーズ 第四話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第一幕 −kou (2009/5/28 18:15:22) No.34066
 ┣おざなりスレイヤーズ 第五話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第二幕 −kou (2009/5/29 19:35:41) No.34071
 ┣おざなりスレイヤーズ 第五話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第三幕 −kou (2009/5/30 09:25:43) No.34074
 ┣おざなりスレイヤーズ 第五話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第四幕 −kou (2009/5/31 08:44:07) No.34076
 ┣おざなりスレイヤーズ 第五話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第五幕 −kou (2009/6/1 20:54:49) No.34077
 ┃┗Re:おざなりスレイヤーズ 第五話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第五幕 −ミオナ (2009/6/25 08:14:03) No.34112
 ┣おざなりスレイヤーズ 第五話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第六幕 −kou (2009/6/2 20:52:16) No.34080
 ┗おざなりスレイヤーズ 第五話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第七幕 −kou (2009/6/4 18:31:43) No.34081


トップに戻る
34066おざなりスレイヤーズ 第四話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第一幕 kou 2009/5/28 18:15:22


k 元ネタは割とありがちな入れ替わりネタです。
L様 ありがちすぎると思うけど、………。
部下S それは、言わない約束ですよ。
助っ人G そんな約束していましたか。
k ………。あまり、細かいことを言うと長生きできないぞ。
助っ人G ここにいる者は、あなた以外全員めちゃくちゃ長生きしていますが……。
部下S 私も、かるく千年は超えていますからね。
L様 あたしは、永遠の美女よ。
k さあ、本編スタートです。
L様 無視するなぁぁぁぁぁ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 町へと向かうのに、三日かかったが特に問題が起きなかった。
「近くのギルドでは、この町では最近混乱していてどういう訳だが一晩泊まった人達は町から出ないらしい。」
 と、ブルマンが情報を言う。
 近くにいた猛獣をモカが仕留めそれを焼いて食べているのだ。
「あ、ガウリィそれあたしのよ。」
 と、リナがガウリィがかぶりつき始めたお肉を奪い返そうとする。
「いいじゃないか。これだけあるんだから。」
 と、ガウリィと肉の取り合いをするリナとガウリィを尻目に自分の体の倍はあろうかという肉のかたまりにかぶりついているモカ。
「とりあえず、そこにつくのは夜遅くになりそうだな。」
 と、ゼルはキリマンが見ている地図をのぞき込んで言う。
「ほうれすね。」
 と、肉を食べながらアメリアがうなずく。
「アメリア。食べ終えてからしゃべろ。」
 と、ゼルガディスに言われておとなしく租借を始める。
 ゼロスは、木の上で読書をしている。
 平穏とも言える光景だった。

 遠く離れたとある場所に一人の男がいた。
 黒い髪の毛の目つきの鋭い男。彼の名はロゴス。その昔アカデミーのアストラルであったが、アカデミーに離反した存在だ。
 そして、彼は真竜でもあった。
 まだ光と闇の境目もない時代にただ荒れ狂う存在として生きていた存在。その強大な力を持ち破壊衝動と慈悲深い心を併せ持つ神とも呼ばれた存在。
 漆黒の黒竜でアストラルの彼は何を考えているのかは、未だわからない。
 ただ、彼は破壊衝動を持ち続け、アストラルのコピーとも言えるイエニシートを作り上げていた。
「巨大な力だ。」
 ロゴスはつぶやいた。
「現れてそして消えてまたもや現れた力の固まり。これは、一体」
 つぶやく彼に話しかける影が二つ。
「調べようか。」
 と、声をかけたのは顔半分を布で隠した男。
「んだ。ちょうど変な事件が起きとるというだよ。」
 と、田舎言葉でしゃべる岩の固まりのような男。
 ロゴスがイエニシートとして新たに命を与えた手駒である。
「………調べろ。」
 と、ロゴスはつぶやいた。
 その言葉を聞いて影は天空へと飛び去った。

「やっと、あの小娘と無関係のところで暴れられるぜ。」
 と、布で隠した男=エトスが言う。
「んだ。エスプリの野郎もいねえから楽だべ。」
 と、岩の男=パトスがうなずく。
「これで、あの小娘が関わっていたら厄介だからな。」
 と、エトスが言い。空を飛ぶ。
 モカ達が向かっている町へと向かって、………・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
k ロゴスにエトスにパトス登場です。
L様 ロゴスは、ともかくエトスにパトスは三下ぽいわね。
部下S 何というか、浅はかなやられキャラですね。
助っ人G 短慮な者達に巨大な力を与えたとしてもその力を使いこなせるはず話無いのに………。
k すごい言われ用だな。おい。
  ちなみに彼らは、肉体を持っていたときからの知り合いでケンカしっぱなしの腐れ縁と言うべき仲です。
L様 ロゴスも人選を選ばなかったのかしら。
k 浅はかだから扱いやすいんだよ。
部下S たしかに、………。浅はかな人間は魔族と簡単に契約をしますしね。
   しかし、グラウじゃ無いんだからネーミング考えろよ。エトスにパトスて……。
助っ人G しかし、黒竜と言うことは白いやつとかもいるの。
k 答えは………。
助っ人G 秘密です。
L様 部下S ゼロスか!

トップに戻る
34071おざなりスレイヤーズ 第五話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第二幕 kou 2009/5/29 19:35:41
記事番号34066へのコメント

L様 そういえば、ラブが何処にあるのよ。
k すぐに出るわけ無いじゃないですか。
部下S あと、いつかライト・マジックの小説を書くとか言っていなかったか?
k いつかと言ったでしょ。2の方に書くかもしれないし………。
助っ人G 2の方にも連載を始めましたよ。コラボの………。
L様 しかも、前回の第四話じゃなく第五話でしょうが、
k さぁ。リナ達が向かっている先に向かう邪悪なアストラルのコピーイエニシート。一体どうなるでしょうか。
L様 逃げたわね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「そういえばさ。」
 と、ブルマンが焼き肉を食べ終えて聞いた。
「リナさん達はどういう風に出会ったの。」
「ん?」
 と、リナが振り向き言う。
「んーと、あたしが盗賊と戦っている最中に、ガウリィが現れて………。そのあと、ゼルが敵として現れていろいろあって味方になって、別れた後アメリアとついでにフェルさんにであって、その後ゼルと再会して……。
 こんなところね。
 そういう、あんた達は、どういうきっかけで出会ったのよ。」
 その、言葉にブルマンは
「うーん。ギルドの進級試験の最中に出会ってね。モカはチームを全滅させることで浮いてたし、僕は全く戦わないことで浮いてたしキリマンは、………やっぱり浮いてたんだよ。
 で、気がついたらチームになっていたんだ。」
 と、ブルマンが言う。
 二人ともゼロスと剣については語っていない。木の上で無視されたゼロスがいじけていたりする。
「そろ、そろ行くぞ。」
 と、ゼルの言葉にみんな身支度をして動き始めた。

 町に着いたのはやはり日がほとんど暮れかけていた。
 一軒の宿屋へと向かい
「おっちゃーん。一泊お願いね。代金はギルドにつけといて」
 と、ブルマンが言うと
「わりぃが、帰りな。」
 と、かなり若い女性が話しかけてきた。
 プラチナブロンドの美人なのだが、口調はかなりドスのきいた声だ。
「代金が問題じゃねえ。
 この町の近くで夜を明かすのはやめとけ。」
「そうは、言っても。」
 と、リナが肩をすくめて
「いまさら、別の町へと行けと言われても……。
 こっちは、一日中歩き通しなのよ。」
 その言葉を聞いて女性は
「後悔するぜ。」
 と、やはり男勝りな声で鍵を二つ渡した。
「悪いが、部屋は二つしかないんでね。」
 と、言った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
k ふふふ。思わせぶりな台詞。なぞの女性。くー。いいねぇ。
L様 なに、自分の書いた小説に興奮しているのよ。
k そうはいっても……。最近おもしろい話に飢えているんですよ。アニメじゃ趣味じゃない話しかやっていないし、………。
 本はそうすぐに売られていないし、売られたとしても近所の本や、あそこ品揃え悪いんだよね。
部下S そうはいっても、本を売っているところそこを入れなくても四つは知っているじゃないですか。
k 一つはちっこくてほとんど売っていないし、もう一つはたしかに大きいんだけど遠いんだもん。もう一つはそこへ行くならもう一つの方へ言った方が良いし、……。最後はあそこ行くのに坂道を上らないといけないし、………。
助っ人G 苦労せず良い者は手に入りません。
k わかっているさ。まぁ、もうすぐスレイヤーズの漫画や小説や辞典が発売されるんだよな。
L様 喜びついでにあたしの出番を増やしなさい。
k あー。次回で出すよ。
L様 なら、早く次回をかけ
k いや、無理だからそれは、………。
部下S さすがに、2幕目で無理でしょ。

トップに戻る
34074おざなりスレイヤーズ 第五話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第三幕 kou 2009/5/30 09:25:43
記事番号34066へのコメント

k あと、二十一日でスレイヤーズの新刊が発売されるぅぅ。楽しみで楽しみで二日に三回は夢に出てしまいますよ。ハート
L様 それだけ興奮すれば幸せね。
部下S 全くですな。
k それに、おざなりダンジョンの新刊ももうすぐ出るんですよぉぉぉぉ。
  なおざりダンジョンも早くでないかなぁぁぁ。
助っ人G なおざりダンジョンは、おざなりダンジョンの少し過去の話ですね。
k イエース。
L様 ハイテンションね。いいから、本編始めなさいよ。
k オウケェ。ロード
L様 部下S 助っ人G ………………………………
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 漆黒の夜の闇の中月の光と星の光が町を照らしていた。
「いやー。エスプリさんも大変ですね。」
 夜の町の上空でゼロスに話しかけられエスプリは、
「どういう意味だ。」
 と、問い返していた。夜、みんなが寝静まった頃お互い腹の探り合いをしているのは、もはや習慣となっていた。
「モカさんてば、剣の扱いが悪いですからね。
 今日も、剣をバネに使って猛獣を蹴り倒していたじゃないですか。
 良く、一緒にいますね。………そう言うのが好きな人もいると聞きますが、………。」
「人を変態扱いするな。そう言うきさまこそ、あのリナとか言う娘に便利なアイテム扱いされているじゃないか。」
「……エスプリさんだって、モカさんたちの便利屋扱いじゃないですか。」
 お互いにらみ合い黙る。
 腹の探り合いと言うよりもただの口げんかになってきている。
「………そういえば、エスプリさんはどうしてモカさん達と一緒にいるんですか。」
 その言葉に、エスプリは、
「人のことを問うときは、きさまから言うべきだ。」
 と、言った。
「………まぁ、良いでしょう。
 僕は普段はクレアバイブルという魔道書の複写を消去すると言う仕事をしているんですよ。
 そのとき、ちょっとリナさんと出会いましてね。その後、もっと大きな仕事を任されたときリナさんも関わっていたんですよ。」
 むろん、嘘は言っていないが事実をきちんと伝えてもいない。
 エスプリもリナがそう言っていたのが覚えているので、話の三分の一程度しか信用していなかった。
「私は、………。天空から見ただけでは、地上の事は余りわからないから地上から見ているのだ。」
 一部分しか言っていないが、本当のことを言うエスプリ。
『……………………』
 しばしのにらみ合いの最中に鐘の音がなった。
 町の中央にある、大きな時計の鐘の音が町中に響いた。
 そのとき、ゼロスとエスプリの視界が一瞬ゆがんだ。
「な、なにが、あったんだ。」
 と、『エスプリ』は、頭を抱えて自分の手を見た。
 そして、おどろく。その手は白い鎧で造られた手ではなく、肌色の人間のような手であった。
 さらに、自分の姿を見ておどろいた。
 黒いローブに赤い宝石のついた留め具に手には握った記憶もないが、宝珠のついた錫をもっている。髪の毛は黒くおかっぱで………。
 わかりやすく言うと、ゼロスの姿その者になっていた。
 さらに目の前には、自分がいた。
 正確に言うのを望むなら、自分の姿をしたゼロスがいた。
『………………』
 前とは違う沈黙がしばし、あたりを支配する。だが、
『のわぁぁぁぁぁぁ』
 お互いちょっとやそっとでは絶叫したりしない者同士だが、この時だけは口をそろえて絶叫した。
 町中で起きているゆがみによる異変。
 それは、一晩たつと人の心と体がかわってしまう。と言うものだった。
 身近にいる者と心と体が変わるのだ。
 上空にいる者はこの時、この二人だけだったのが二人の入れ替わりの原因だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
k 入れ替わり(ハート)ありがちだけど、おもしろい。
L様 あはははは。確かにおもしろいわ。今度、部下達四人集めてやってみようかしら。
部下S やめてくださいよぉぉ。
助っ人G エスプリとゼロスはどうなるんですか。
k 甘いですね。リナとモカにフィアルとレイは大丈夫ですが、ほかの人達も入れ替わっているんですよ。
部下S ………でも、魔族の精神を変化させたら魔族は移動するだけじゃ………。
助っ人G 精神体のアストラルもですよね。
k 形や実力能力が変化するような者だと思ってください。
L様 やっぱ、おもしろそうだから今度やってみようと
部下S すまん、みんな。ふがいない俺を許せ……。

トップに戻る
34076おざなりスレイヤーズ 第五話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第四幕 kou 2009/5/31 08:44:07
記事番号34066へのコメント

k 朝目が覚めたら昨日とは違う自分になっている。と、言う言葉がある。
L様 だけどこれはちょっと違うと思う………。
部下S と、言うか朝目が覚めたら別人になっていたという方が正しい気が………。
助っ人G 変化ではなく変身に近い気がします。
k いいじゃん。端から見てて楽しいし。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 目を覚まして最初に感じたのは、違和感だった。
 彼は感じた違和感が最初何なのかわからなかった。
 だが、手を見るとその違和感に気づいた。肌色の小さな手
 彼=ゼルガディスは自分の体がまずキメラじゃないことにおどろいた。
 続いておどろいたのは、それは人間の体だが自分の体でもないと言うことだった。
 鏡を見ると、そこに写っているのか黒い髪の毛の愛らしいと言う言葉がよく似合う白い服の少女=アメリアだった。
 自分が手を振ると鏡の中のアメリアも手を振る。
「………………」
 沈黙がしばしあたりを埋める。聞こえるのはリナ達の寝息。
「のわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
 絶叫の声がアメリアの声以外なんでもなく、自分が叫んでいるのに気づいたのは、寝起きの悪いモカに
「じゃかましいぃ」
 と、蹴飛ばされたときだった。

 リナは軽い頭痛を覚えていた。
 アメリアの声に目を覚ましモカが無理矢理起こされた八つ当たりで蹴っ飛ばし、その後また別の部屋から絶叫が響いたかと思うとブルマンがやってきた。
 寝間着姿だと言うことでリナが乙女の恥じらいと言うファイヤーボールをぶちかます。
 と、ちょっと変わった朝だと最初は思っていた。
 だが、
「じゃ、なに。このアメリアはゼルで、ゼルはキリマンでキリマンはガウリィで、ガウリィがブルマンでブルマンがアメリアだと言うの。
 ゼロス!」
 と、珍しくドアから入ってきたゼロスにリナは聞く。
「ええ。おそらくゆがみという物のせいで、精神と肉体が別々になってしまったよう………です。」
 と、ゼロスが言う
「………。まぁ、魔族のあんたは平気だったみたいね。」
 と、リナがジドメで言うが違う。
 今しゃべっているのはゼロスの姿をしたエスプリだ。
 夜、状況を整理した二人はとりあえず入れ替わっているというのを秘密にしようと言う結論に達したのだ。
 何しろ、変化共に普段使えていた力が使えなくなり別の力で活動するようになったのだ。
 あえて言うならば、バイクを乗っていたら突如バイクが電車にかわったような物だ。
 言わないのは、エスプリは正体を明かしたくなかったし、ゼロスは自分が力を使えないと聞くとアメリアの生の賛歌やリナのからかいの嵐に遭う。と、判断したのだ。
 その後、空を浮かぶのはお互い覚え、そしてゼロスは剣に体を変化させることはできた。
 その時点でリナ達が起き出したのだ。
 見た目を変える事はお互い可能なのだが、そこまで覚えきれなかったのだ。
「つまりどういうことなんだ。」
 と、キリマンもといガウリィが言う。
「あー。キリマンやなかった、ガウリィ。ええから黙っとき。」
 と、モカ言う。
「………とにかく精神の方の名前で統一しましょ。」
 と、リナが言ったとき
「やっぱり、混乱しているな。」
 と、昨夜の女性がやってきた。
「あなたも、その体があなたの体じゃないんですね。」
 と、ブルマンが言う。
 リナは、ガウリィの体で知的なことを言うと違和感があるなぁ。と、思った。
「ああ、俺は本当はこの店の店主でね。口調でわかると思うが、本当は男だ。
 この体は、娘の者でね。………娘は、嫁の体になっているからまだ良いが、嫁なんぞ、孫息子の体だ。」
 と、女性もとい店の店主が言う。
「………解決しますよ。」
 と、リナは自信たっぷりに言うと
「……期待は出来ないな。
 このくらいの規模の町だ。ギルドだってあらぁ。
 だが、そこの傭兵達は役に立たねえ。なぜならからだが違うからだ。
 いつもと同じ動きが出来ないんだ。鍛えた動体視力や筋肉なんかが違って行動に違和感が出る。
 頭でわかっても、いざというとき思うような動きがとれない。」
「大丈夫です!」
 と、アメリアが力一杯叫ぶ。
 テーブルの上に乗り
「たとえからだが変わろうと、正義を信じる心があれば道は開きます!
 あきらめない心と正義を愛する心を持てば、たとえどんな体になろうと、代わりありません。」
 と、力説するアメリアを見てブルマンは、
「自分がそういう風に、力説する光景て違和感ばりばりだね。」
 と、ため息をついた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
k ふぅ。ようやっと、入れ替わりまでもって行ったぞ。
L様 ところで、エトスとパトスと言うやつは、
部下S あれだけやっといて出ませんでした。なんて、落ちは馬鹿意外なんでもありませんよ。
助っ人G 同感ですね。
k ちゃんと出るわ。次回に出てきてゼロスとエスプリを困らせます。
L様 そいつら強いの?
k アストラルが造ったからアストラルには勝てないんだよね。だけど、それは力が使えるときの話だし……。
部下S ゼロスも大変ですな。ゼラスもこれで部下が滅んだら泣くでしょうね。
k 大丈夫ですよ。………たぶん。

トップに戻る
34077おざなりスレイヤーズ 第五話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第五幕 kou 2009/6/1 20:54:49
記事番号34066へのコメント

L様 あんた、そう言えばテスト大丈夫だったの。
k まぁ、一応受験生ですからきちんと勉強しました。
部下S そう言いながらいつも下から数えた方が早い順位のくせに……。
助っ人G 本を読む自今の方が長い。
k 二次元の存在が本を否定するなぁぁぁぁぁぁぁぁ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「なぜだぁぁぁぁぁぁぁぁ」
 どの建物よりも高い上空でエトスの叫び声が響く。
「なんだって、またあいつらに関わらなければいけないんだ。」
 と、パトスに噛みつくように言うと
「俺に言われても困るんだけど、………。」
 とパトスに言われ途方に暮れたように『あいつら』を見る。
 そこには、途方に暮れた様子で道を歩くモカとリナ達がいた。

 違和感だらけの体で歩くというのがこれだけ疲れるとは思わなかった。
「深夜の鐘の音と同時に、入れ替わりが起きた……用です。」
 と、ゼロスのふりをしたエスプリの言葉に眉をひそめてリナは、
「ずいぶんやさしいのね。ゼロス。
 普段は、はた迷惑なほど遠回しな言い方をするくせに。」
 と、警戒心たっぷりに言うリナに
「……いや。別になにも企んでい……ません。よ。」
 と、言いながらエスプリはふと、上空を見つめてつぶやいた。
「………この状態では、やばいな……。」
 と、
 その時モカはジーと剣をにらんでいた。
「……………………」
「……………………」
 ゼロスは背に汗が流れる気がした。
 その後エスプリを見つめて
「………まあ、ええわ。」
 と、つぶやいた。
 すると、
「すみません。ちょっと用事がありまして……。」
 と、言って
「モカ………さん。ちょっと借りますね。」
 と、モカの剣を借りてエスプリは空へととんだ。
「ちょっとまて、ゼロス!」
 と、ゼルガディスが追いかけようとしたとき普段の調子で走ろうとして力加減が変だったらしく、足をもつれさせエスプリとゼロス以外を巻き込んで泥水に盛大に突っ込んだのだった。
『………ゼ〜ル〜』
 と、声を合わせて言われゼルガディスは
「………すまん。」
 と、頭を下げた。

「だれだ。おまえは」
 そう言われエスプリは困る。
 一から説明するつもりはないが、疑問に思うのはもっともだからだ。
「……エスプリさん。お知り合いですか?」
 と、耳元で聞くゼロスに、
「……敵……としか説明できないな。きさまには………。」
 と、ひっそりと答えた。
「おい。エスプリなに人間と喋ってんだ。」
 と、問われまず何から否定しようか説明をしようが困る。
 まず、彼らがエスプリと呼んでいるのはゼロスで、自分が話しているのは人間ではない。
「………」
 沈黙を馬鹿に判断した彼らは
「馬鹿にしてるのかぁぁぁぁ」
 と、絶叫をあげて襲いかかる。
「……逃げるぞ。」
「賛成です。」
 と、二人は速攻で逃げ出した。
 本来の二人なら、軽くあしらうこともできるだろう。ついでに言うと、ゼロスは、下の町の住民の被害を考えることはない。
 だが、今はせいぜい飛行しかできない。結果的に逃げることしかできないのだ。
 二人は、なりゆきでピンチに陥っていた。

 丁度その頃、別の意味でピンチに陥っていた者もいた。
「………風呂に入らなければならないのか。」
「………お風呂、どうしましょう………。」
 と、アメリア(女性)になってしまったゼルガディス(男性)に、ブルマン(男性)になってしまったアメリア(女性)が泥だらけの体で悩んでいた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
L様 やっぱラブじゃなくてエロじゃないのそれ……。
k ………だってね。入れ替わって性別が変わるとお風呂とかどうするんだろうと思いませんか。
部下S まぁ、別にどうのこうの言いませんけれどね。
助っ人G 変態。
k 変態じゃない。ただ、入浴シーンを書くだけだもん。
L様 ま、勝手にしなさい。消されても知らないからね。

トップに戻る
34112Re:おざなりスレイヤーズ 第五話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第五幕 ミオナ 2009/6/25 08:14:03
記事番号34077へのコメント

初投稿でーすv
確かに入れ替わりの話って、お風呂やトイレは、どうしているんですかねぇ。(笑)
しかも、ゼルアメの自分としては、ゼル君の反応が気になる(苦笑)

トップに戻る
34080おざなりスレイヤーズ 第五話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第六幕 kou 2009/6/2 20:52:16
記事番号34066へのコメント

k お風呂。理想のお風呂は、アイスを食べながら良いにおいのする入浴剤を入れてのんびりすること。
L様 お風呂。お湯の代わりに溶岩を入れて、入浴剤の代わりに溶岩内でも生きていけれる改良魔獣入れて、成績不振の部下を放り込もうと考え中。
部下S ………お風呂。ついさっき、恐怖の対象になった物。
助っ人G それより、いい加減終わらないんですか。
k もうすぐです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 漆黒の闇の中、暖かいお湯が体の周りで流れる。
 何も見えない中だと、ただそれだけでも恐怖の対象になる。だが、闇を作り出している目隠しをとる訳にもいかない。
「アメリア〜。じゃ、なくてゼル〜。
 自分の腕とか足とかぐらい洗いなさいよ。」
 と、リナの声が聞こえアメリアの体と言うことで女湯に入ったが、中身はゼルガディスだからと言うことで目隠しをしたゼルは、お湯を浴びながらうなずいた。
 目隠しをする。
 そして、他者に案内してもらう。
 これ以外案が出なかったのだ。
 しかし、腕や足を洗うだけでも感触は伝わる物なのだ。
 手に伝わるのは、岩となってしまった無骨な自分の体ではなく、柔らかくしかも、好きな女性の体。
 たとえ、腕や足でもどぎまぎする物なのだ。
 男湯では同じように、目隠しされているアメリアが
「うひゃひゃひゃくすぐったいです〜。」
 と、ブルマンの声で笑っている。
 とりあえず、キリマンにたわしで洗うようにと枝毛はニッパーで切るようにと、伝えといた。
 たわしじゃないときれいにならないし、枝毛はニッパーでないと切れないのだ。
 力任せに洗うわけにも行かない他者の体。しかも、セイルーンのお姫様。そして、自分がいとおしいと思っている相手の体。
 ついつい身長になってしまいくすぐったい。
 「じゃ、洗ってあげるわよ。
 フィアル。ちゃんと肩までつかるのよ。
 モカも、レイと一緒にちゃんと見ていてね。」
 と、リナの声に
「わかったー。」
「ほーい。」
 と、フィアルのモカの返事の後
「言われたとおり、肩までつからんかい。
 レイ!おとなしゅうせんか」
 と、怒鳴り声が響く中、突如胸をワッシャとつかまれ
「な、」
 と、声を上げるゼル。
 しつこいようだが、体はアメリアの物だ。今旅をしている物の中では一番に胸が大きい。と、いうかほかが小さいのだが、………。
「おとなしくしてねぇ〜。ゼ〜ル〜ちゃん。(ハート)
 それともな〜に〜、アメリアの体で興奮しているの〜。
 ゼルのむっつりスケベ」
「だ、だれが」
 と、叫ぶがリナはやめない。
「じゃ、おとなしくしてね。」
 と、わにゃわにゃと洗う。
 そのたんびに体の至る所をさわられる感触がアメリアの体と言うこともあって、ゼルは洗い終わる頃には、疲れ切っていた。
 そして、
「はい。お風呂入って暖まったら、」
 と、リナに手を引かれお湯に入ったとたんゼルは倒れてしまったのだった。
 そのとき、どぉぉぉぉぉぉぉんと音が響いた。

 そんな中、ゼロスとエスプリは
「いや〜。入れ替わった状態でのお風呂なんておもしろそうな物を見逃してしまいましたね〜。」
「そう言うことを言っている場合か!」
 と、ゼロス似叫ぶエスプリ
 そして、ばっとよけるとそこに魔力球が飛ぶ。
 しして、
 どぉぉぉぉぉん
 と、町の建物が一つ壊れた。
「しまった。」
 と、エスプリが言う。
「さぁ。どうするエスプリの旦那。このまま逃げていると町が崩壊するぜ。」
 と、言う。
 なんとしなくてもとめなくては、そう思ったときだった。
 漆黒のキリのような物がエトスとパトスを突き刺したのは。
『………………!』
 驚愕が走る。
 ちょっとやそっとの攻撃では傷がつかないはずの体に傷がついている。
「……逃げるぞ」
 そう言うと二人は光となって空へと去っていった。
「僕の力を一つ使いこなせるようになったみたいですね。」
 と、ゼロスが言った。
「戦いの中でアストラルサイドを関知できるようになったと言うことですか。
 ………まぁ、いいですよ。」
 と、ゼロスが言うと剣となり
「そろそろ、リナさん達のところへ戻りましょうか。」
 と、言った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
L様 ガウリナなじゃんくて、ゼルアメなのね。
k まぁ、この状態でガウリナは難しいなぁ。と、
部下S しかし、これじゃゼルファンはゼルがむっつりスケベみたいだと思いますよ。
助っ人G たしかに、これでは………。
k 次回は最終回です。次回はガウリナをしてみようとおもいます。つーか、努力します。

トップに戻る
34081おざなりスレイヤーズ 第五話 チェンジ? あんたはあいつであいつはあの子 第七幕 kou 2009/6/4 18:31:43
記事番号34066へのコメント

k なんだかんだと第六話終幕です。
L様 昨日載せるつもりで載せれなかったのよね。
k ………パソコンが不都合を起こしたんだもん。あたしは悪くないやい。
部下S まぁ。だれも怒っていませんよ。
助っ人G それより、ちゃんとガウリナになるんですか。
k 未来は常に予測不可能なのだ。
L様 部下S 助っ人G おい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 時計台の鐘に小さなかけらが引っかかっているのを見つけそれを回収しても入れ替わりはすぐには、戻らなかった。
 曰く、一日もすれば戻るそうだ。
「これで、元の体に戻れるんだね。」
 と、ブルマンが食事中につぶやいた。
「ガウリィさんの体。いくら食べてもおなかいっぱいにならないんだもん。」
 と、ブルマンが言うと
「キリマンの体は、少し食べただけで腹がはち切れそうでたくさん食べれないぞ。」
 と、ガウリィが三人前食べて不満そうな口調で言う。
 ほのぼのとした食事が終わり、月が出ていた。

「モカ。何処へ行くんだ。」
 と、ブルマンに言われモカは
「ん。ちょっと」
 と、言うと宿を出た。
 そのとき、屋根の上でぼんやりとしていたエスプリの元に
「ゼロス。ちょっと、用事があるんだけど。」
 と、リナが話しかけていた。

「あれ、リナさんは?」
 と、アメリアの言葉にガウリィは
「ゼロスとどっか言ったぞ。」
「ゼロスさんと、って。良いんですかガウリィさん。」
 と、言われガウリィは
「………大丈夫だ。なにせリナだからな。」
 と、フィアルとレイと遊びながら言った。

「何のよう……ですか。」
 と、エスプリに言われリナは
「あんた演技下手ね。」
 と、言った。
「………」
 黙ったエスプリに
「ゼロスらしくないのよ。ゼロスは余計なことはぺらぺら喋ってふざけた事を言い続けているのよ。
 あんたゼロスにしては無口だったし、……親切だったのよ。」
「それだけで……?」
 と、言われリナは
「あとは、女のカンよ。」
 と、ウインクをしていった。
「………カンとわな。」
 と、エスプリは苦笑混じりに言う。
「あんたは敵じゃないみたいだし、怪我をさせるつもりじゃないみたいね。
 むしろ、好意的に見えるけど……それは、どっちかというとモカを守っているみたいだけど………。
 モカはあんたのこと知っているの。」
 と、リナに聞かれエスプリは、
「……私がどんな物かはよくわかってはないだろうか、私の存在にうすうす気づいているだろう。
 と、言うか最近便利屋扱いされている気がするな。
 だが、わたしがこいつになっていたことは言わないでおいてほしい。
 わたしは、おまえ達を傷つける気はない。これを約束しよう。」
 そう言うと、最近覚えたアストラルサイドの移動をして去っていった。
「………名前も言わないくせに信用しろとはかってね。」
 と、リナは苦笑混じりに笑った後宿の部屋へと戻り寝た。

「ええ加減だまっとるのやめんか。」
 と、モカは剣を地面に突き刺して言う。
「………。」
 黙っているゼロスにモカは
「アメリアから教わった生の賛歌ちゅーの歌おうか。」
 と、言うと
「………いつから気づいたんですか。」
 と、ゼロスが聞く。
「最初っからや。」
 と、モカは地面に座り込んで言う。
「さわったとき、なんかおまえと初めて握手しようとした時に感じたやな感じがした。
 あと、いつもに比べてゼロスの兄ちゃんが穏和やった。」
「あははははは。でも、本来のこの姿の人の事知っているですか。」
 と、言われモカは
「興味あらへんのや。」
 と、言った剣をさやへと戻した。

 次の日の朝。
 モカはむくりと起きると剣を持つ。
「………。」
 そして、剣をさやへと戻す。
 リナは起きると顔を洗いに下へと向かうと
「おはよう。リナ。」
 と、ガウリィに言われ振り返るとそこには金髪のいつものガウリィの姿があった。
「……ちゃんと、戻ったみたいね。」
 と、リナが言うとガウリィはリナの頭を叩くと
「………リナ。何を知ったのか気づいたのかわからないが、おまえがどんな姿になろうと、おまえを俺は守るからな。」
 と、ガウリィに言われリナは
「な、何言っているのよ。」
 と、言う。すると、
「俺はおまえの保護者だからな。たとえどんなやつの体になろうとな。」
 と、言った。

 そして、彼らはまた遺跡を通る。
 入れ替わりが起きた町を立ち去って、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
k ガウリナと感じるかそれともゼロリナと感じるかはあなたの歓声次第ですね。
L様 まぁ、リナの説明は上手だったけどモカの説明は結構むちゃくちゃね。
助っ人G ですが、きちんと気づいたのはすごいですよ。
部下S 次回は、わたしの部下が出るんですよね。
k 原因はゆがみと上司の上司
部下S はぁ、ため息がでてきた。