◆−ある愛の光景 〜帰ってきた懲りない二人〜−棒太郎 (2006/11/22 00:12:49) No.32904
 ┣ゼル……。いつの間にか誼を結んでいたのね(笑)−エモーション (2006/11/23 01:04:37) No.32905
 ┃┗すべてはお姉さんの戦略です−棒太郎 (2006/11/24 22:22:22) No.32906
 ┣ある愛の光景 〜真冬の聖戦・それぞれ〜−棒太郎 (2006/12/9 00:08:18) No.32937
 ┃┣Re:ある愛の光景 〜真冬の聖戦・それぞれ〜−エモーション (2006/12/9 23:18:35) No.32939
 ┃┣Re:ある愛の光景 〜真冬の聖戦・それぞれ〜−エモーション (2006/12/9 23:18:38) No.32940
 ┃┃┗彼女もやっぱり彼女でした−棒太郎 (2006/12/12 00:37:38) No.32941
 ┃┗ある愛の光景 〜おまけ・その裏で苦労する人々〜−棒太郎 (2006/12/12 21:48:02) No.32942
 ┃ ┗でも楽しそうな気がするのは何故?(笑)−エモーション (2006/12/13 23:31:14) No.32944
 ┃  ┗日常茶飯事だからでしょか−棒太郎 (2006/12/15 23:37:27) No.32949
 ┗ある愛の光景 〜バレンタイン戦線異状なし〜−棒太郎 (2007/2/14 23:29:14) No.32998
  ┣まさに天国に一番近い男。−エモーション (2007/2/15 23:27:31) No.32999
  ┃┗常時お迎え待機−棒太郎 (2007/2/18 08:40:05) No.33007
  ┗ある愛の光景 〜若きリュウゼンの悩み〜−棒太郎 (2007/2/20 23:20:21) No.33008
   ┗リュウゼン、抵抗ロール6ゾロ。(でもダメージ大で生死判定)−エモーション (2007/2/22 22:25:20) No.33010
    ┗王 ○人、死亡確認(←殺すな)−棒太郎 (2007/2/23 22:09:18) No.33012


トップに戻る
32904ある愛の光景 〜帰ってきた懲りない二人〜棒太郎 2006/11/22 00:12:49


  『ある愛の光景』
  
   〜帰ってきた懲りない二人〜




吹き抜ける風に、日ごとに冷たさが加わる今日この頃――――
世間ではすべてが冬仕様へと変化していっている。
しかし、そんな冬の到来をものともせず、熱く燃え盛りながら闇に蠢く影があった。



「再び時は来た――――」


闇の中、豪奢な礼服を身に纏った青年が高らかな声を上げた。

「このおよそ1年余り、地下への潜伏を余儀なくされていたが―――――」
ググッと力強く拳が握り締められ、クワッと鋭い眼光を放ちながら、両目が見開かれる。

「待ちに待った時が来たのだっ!
 多くの英霊(水着)が無駄死にで無かったことの証の為にっ!
 再び我らが理想を掲げる為にっ!
 ”理想郷(アルカディア)成就のためにっ!
 『書き殴り』よっ!!私は帰ってきたぁぁーーーっっっ!!!!」

ドカアァァァァァンンッッ!!と背後でカラフルな大爆発が起こったような幻視が見えた気がした。
青年の口上に、傍にいたもうひとりの金髪の青年が、熱い、熱い拍手を送る。
「この胸に燃え盛る熱き焔は誰にも消せぬ!!再び凱歌の雄叫びを謳いあげるのだ!!
 我らの理想を知らしめるのだ!!
 第二次『彼女が水着に―――― 「あーー、ちょっと待った」

一心不乱の大演説の最中、横合いから声がかかる。
「なんだ、ゼル?今一番ヒートアップしてるとこなのに――――」
「まったくだ。水を差すようなことは感心しないな」
「・・・・・・水を差すのはこれからだ。旦那・・・バカ城主・・・・」
ハァッと盛大な溜息をつくと、ゼルガディスはあるものを取り出した。
「ふたりとも・・・・・・・今、何月か分かってるか?」
取り出したカレンダーには”11月”の文字が大きく記されていた。

「 ( Д )  ゜  ゜ 」
「 ( Д )  ゜  ゜ 」

「う・・・嘘だろ・・・・・」
「そ、そんな・・・・・・季節ネタはきちんと押さえるってオネエサンと約束したじゃない、作者・・・・・・・・
 罪なので罰としてチ○○捥ぐ――――――」
「ええい!下ネタ発言はやめぃ!!」
やれやれと呆れながら、カレンダーをしまうゼル。
「分かったか?アンタらの計画はもう思いっきり季節ハズレなんだ。季節的にもうすぐクリスマスだ」
orzしている二人に、諭すようにそういうが―――

「!クリスマス――――――」

何やらタイタスの瞳が、キュピーーンと輝いた。
しまった、余計なこと言ったか―――とゼルは顔を顰めたが、すでに遅かった。
「は、ははは!そうか!そうだ、ガウリイ君!クリスマスだよ!クリスマスじゃないか!!」
ピキィィンとニュータイプみたく、なにかが閃いたタイタスが声を上げる。
「クリスマス・・・・・何かありましたっけ?」
「ガウリイ君、クリスマスといえば?」
「クリスマスといえば・・・・・・ご馳走ですかね?」
ある意味やっぱりなー、というガウリイの返答に、タイタスはチッチッチッと指を左右に振る。
「ノンノンノン。ガウリイ君、クリスマスといえば重要な人物がいるだろう?」
「重要な人物・・・・?あ、サンタクロース――――――」
「そう!!クリスマスといえば、サンタクロース!!ならばここはサンタコスチュームで決まり!!」
「分かりましたよ、お義兄さん!!もちろんミニスカVerコスですね!!」
「その通り!!!!」
満面の笑みでハイタッチを交わすバカ二人。
挫折を乗り越え、再び燃え出した(欲望の)焔は誰にも消せはしない!
「よぅし、そうと決まれば早速準備だ。まだひと月ある。十分に間に合う時間だ」
「それで、お決まりの『プレゼントはわ・た・し』ですね!?お義兄さん!」
「分かってるじゃないか、ガウリイ君」
何を想像したのかグフフ、ヌフフと笑いを浮かべるバカ義兄弟。と―――
「ん―――――?」
唐突にタイタスが考え込んだ。
「どうしました、お義兄さん?」
「いや・・・・・何かを忘れているような――――――」
そう言って、首を捻ったとき――――

「あら、なにを忘れているのかしらね?」

「「!!!!!???」」
ガバァッと振り返ったその先には!!

「うふふ、二人とも何か楽しいことでもあるのかしら(#^∀^)」

「 (´Д`V) ア、アネウエ」
「 (´Д`V) オ、オネエサン」

「ヽ(#`Д)/ アンタラフタリトモカクゴシイヤァーーーーーーッ!!!!! 」
「ギャアーーーーー((((゜Д゜ ;))))ーーーーーッッ!!!!」


「・・・・・世に悪の栄えた試しなし――――か」
自分の良く知る某王女が好きそうな言葉を呟き、ゼルは手にした『ゴーメンガースト直通回線携帯電話』を閉じた。








「いやぁ〜〜〜、久々だったからコレをすっかり忘れてたねぇ〜〜〜」
「そっスねぇ〜〜〜」
ビチビチと鮭が遡上する渓流に、ガンガラ締めの簀巻きで放り出されながら、タイタスとガウリイは暢気に声を上げていた。
ちなみに、そのままロープは河側の岩にくくりつけられており、下流に流されず、その場に止まっていた。
「さすがに11月も末になると、水が冷たいねぇ〜〜〜」
「そっスねぇ〜〜〜」
鮭に混じってピチピチと撥ねる二人。
「ガウリイ君、向こうから冬眠準備のために鮭を狩りに熊がやってきたよ」
「そっスねぇ〜〜〜」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「「ぬおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!!!!」」

その後暫く、ここいらでは熊たちと格闘する不思議な巨大蓑虫の噂がもちきりとなっていた。




「う〜〜〜〜ん、やっぱりタイタスはこれ着てくれって言ってくるわよねぇ」
目の前に広げたミニスカサンタ衣装を見ながら、ルナが呟いた。
「折角のクリスマスだし、ちょっとくらいなら―――――」
そう言っていたが、次の日その衣装はどこかへ消えてなくなっていた。


「おや?なに燃やしとるんじゃ、フューシャ?」
「いえ、御老。バカが調子に乗るものをちょっと―――――」
男の浪漫は煙と共に消え去った。


しかし、これで野望が潰えたかどうかわからない。
『I'll be Back』と書かれたそんな紙を残している限り――――――



************************************

こんばんは、棒太郎です。
長編もようやく終わったので、口直しに短編をば。
ダルフィンとどっちにしよーかなーと思ったんですが、まず彼らに出てもらいました。
この二人がこーなるのは、もうタイムボカン並のお約束ですね。
それでは、また次作で。

トップに戻る
32905ゼル……。いつの間にか誼を結んでいたのね(笑)エモーション E-mail 2006/11/23 01:04:37
記事番号32904へのコメント

棒太郎様、こんばんは。
ああ、さっそく、さっそく新作が読めるなんて!!
懲りない二人と、いつの間にか彼らへの最強の対抗手段を手に入れているゼルに爆笑しました。


>「この胸に燃え盛る熱き焔は誰にも消せぬ!!再び凱歌の雄叫びを謳いあげるのだ!!
> 我らの理想を知らしめるのだ!!
> 第二次『彼女が水着に―――― 「あーー、ちょっと待った」
>
>一心不乱の大演説の最中、横合いから声がかかる。
>「なんだ、ゼル?今一番ヒートアップしてるとこなのに――――」
>「まったくだ。水を差すようなことは感心しないな」
>「・・・・・・水を差すのはこれからだ。旦那・・・バカ城主・・・・」
>ハァッと盛大な溜息をつくと、ゼルガディスはあるものを取り出した。
>「ふたりとも・・・・・・・今、何月か分かってるか?」
>取り出したカレンダーには”11月”の文字が大きく記されていた。
>
>「 ( Д )  ゜  ゜ 」
>「 ( Д )  ゜  ゜ 」

何度挫折しようとも、めげずに燃える二人のパワーはさすがです。
一体今度は何を言い出すのかと思っていたら……(笑)
それでも「季節はずれ」の言葉には勝てないあたり、冷静に突っ込むゼルと
激しくショックを受けるタイタス・ガウリイの義兄弟コンビの姿に笑いました。

>「そう!!クリスマスといえば、サンタクロース!!ならばここはサンタコスチュームで決まり!!」
>「分かりましたよ、お義兄さん!!もちろんミニスカVerコスですね!!」
>「その通り!!!!」
>満面の笑みでハイタッチを交わすバカ二人。
>挫折を乗り越え、再び燃え出した(欲望の)焔は誰にも消せはしない!
>「よぅし、そうと決まれば早速準備だ。まだひと月ある。十分に間に合う時間だ」
>「それで、お決まりの『プレゼントはわ・た・し』ですね!?お義兄さん!」
>「分かってるじゃないか、ガウリイ君」

ああああやっぱし……(笑)
まさに彼らにとっては定番だけに絶対外せないイベント!!
一旦鎮火しかけた焔は、水と間違えてガソリンをかけられたかの如く燃え上がってますね。
……勝利を掴みかけたゼル、痛恨の戦術ミス……。

>「うふふ、二人とも何か楽しいことでもあるのかしら(#^∀^)」
>
>「 (´Д`V) ア、アネウエ」
>「 (´Д`V) オ、オネエサン」
>
>「ヽ(#`Д)/ アンタラフタリトモカクゴシイヤァーーーーーーッ!!!!! 」
>「ギャアーーーーー((((゜Д゜ ;))))ーーーーーッッ!!!!」

天災は、忘れた頃にやって来る……。じゃないけれど、
煩悩にまみれた義兄弟コンビがいるところ、良心の味方フューシャ姉さん現れる。
さすがに1年ほど潜伏していたため、タイタスさんも「姉上の妨害」を計算にいれることを
忘れてしまったのでしょうか。
何にせよ、フューシャ姉さん、GJ!!

>「・・・・・世に悪の栄えた試しなし――――か」
>自分の良く知る某王女が好きそうな言葉を呟き、ゼルは手にした『ゴーメンガースト直通回線携帯電話』を閉じた。

そして……今回一番驚いたのはこの部分でした。
ゼル……いつの間にフューシャ姉さんと誼を。
戦術は失敗したものの、戦略ではすでに勝利を収めていたのですね。
……それともこれはフューシャ姉さんの戦略勝ちだったのかな?

>ビチビチと鮭が遡上する渓流に、ガンガラ締めの簀巻きで放り出されながら、タイタスとガウリイは暢気に声を上げていた。
>ちなみに、そのままロープは河側の岩にくくりつけられており、下流に流されず、その場に止まっていた。
>「さすがに11月も末になると、水が冷たいねぇ〜〜〜」
>「そっスねぇ〜〜〜」
>鮭に混じってピチピチと撥ねる二人。
>「ガウリイ君、向こうから冬眠準備のために鮭を狩りに熊がやってきたよ」
>「そっスねぇ〜〜〜」
>「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
>「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
>
>「「ぬおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!!!!」」
>
>その後暫く、ここいらでは熊たちと格闘する不思議な巨大蓑虫の噂がもちきりとなっていた。

フューシャ姉さん……。今回のお仕置きも容赦ないですね(笑)
熊と格闘する蓑虫義兄弟コンビにも爆笑しました。

>「う〜〜〜〜ん、やっぱりタイタスはこれ着てくれって言ってくるわよねぇ」
>目の前に広げたミニスカサンタ衣装を見ながら、ルナが呟いた。
>「折角のクリスマスだし、ちょっとくらいなら―――――」
>そう言っていたが、次の日その衣装はどこかへ消えてなくなっていた。
>
>
>「おや?なに燃やしとるんじゃ、フューシャ?」
>「いえ、御老。バカが調子に乗るものをちょっと―――――」
>男の浪漫は煙と共に消え去った。

ルナさん……さすがラブラブだけにある程度の言動は読んでますね〜。
確かにミニスカサンタ衣装くらいならまだ……抵抗ないでしょうしね。
(さすがにタイツとロングブーツは着用必須でしょうけど)
しかし、それだけでは絶対すまないだろうと、すかさず妄想&暴走の元を処分するフューシャ姉さん。
タイタスさん、完敗ですね(笑)むしろ余計なことを企まなかったら、幸せだったのかも。
そしてまだこの戦いは続くのですね(笑)

>こんばんは、棒太郎です。
>長編もようやく終わったので、口直しに短編をば。
>ダルフィンとどっちにしよーかなーと思ったんですが、まず彼らに出てもらいました。
>この二人がこーなるのは、もうタイムボカン並のお約束ですね。
>それでは、また次作で。

爆笑させていただきました〜!!
挫折にめげない義兄弟コンビの明日はどっちだ!! フューシャ姉さんの容赦のなさが素敵です。
どんなお仕置きになるのか、毎回楽しみだったりします。
そして、いつのまにやらフューシャ姉さんと誼を結んでいたゼル。さすが残酷な魔剣士だ(笑)
ダルフィン様も来るイベントに向けてはりきってるんでしょうね。

新作はもう少しあとだろうなと思っていましたので、さっそく読めて嬉しかったです。
次に作品を読めるのを、楽しみにお待ちしています。
では、今日はこの辺で。

トップに戻る
32906すべてはお姉さんの戦略です棒太郎 2006/11/24 22:22:22
記事番号32905へのコメント

>棒太郎様、こんばんは。
>ああ、さっそく、さっそく新作が読めるなんて!!
>懲りない二人と、いつの間にか彼らへの最強の対抗手段を手に入れているゼルに爆笑しました。

こんばんは、エモーションさん。
早速、久方ぶりに彼らの登場です。
1年ほど経つのに、全く変わっていませんでした(笑)


>>「ふたりとも・・・・・・・今、何月か分かってるか?」
>>取り出したカレンダーには”11月”の文字が大きく記されていた。
>>
>>「 ( Д )  ゜  ゜ 」
>>「 ( Д )  ゜  ゜ 」
>
>何度挫折しようとも、めげずに燃える二人のパワーはさすがです。
>一体今度は何を言い出すのかと思っていたら……(笑)
>それでも「季節はずれ」の言葉には勝てないあたり、冷静に突っ込むゼルと
>激しくショックを受けるタイタス・ガウリイの義兄弟コンビの姿に笑いました。

この二人のパワーを消すことは、とても容易ではありません。
本当は復帰したときに、この二人ネタを書こうと思ってたのです。
水着なのはその名残です。

>>満面の笑みでハイタッチを交わすバカ二人。
>>挫折を乗り越え、再び燃え出した(欲望の)焔は誰にも消せはしない!
>>「よぅし、そうと決まれば早速準備だ。まだひと月ある。十分に間に合う時間だ」
>>「それで、お決まりの『プレゼントはわ・た・し』ですね!?お義兄さん!」
>>「分かってるじゃないか、ガウリイ君」
>
>ああああやっぱし……(笑)
>まさに彼らにとっては定番だけに絶対外せないイベント!!
>一旦鎮火しかけた焔は、水と間違えてガソリンをかけられたかの如く燃え上がってますね。
>……勝利を掴みかけたゼル、痛恨の戦術ミス……。

この世にイベントがある限り、彼らの焔は消えることはありません。
僅かなことでも、瞬く間に盛大に燃え上がります。

>>「うふふ、二人とも何か楽しいことでもあるのかしら(#^∀^)」
>>
>>「 (´Д`V) ア、アネウエ」
>>「 (´Д`V) オ、オネエサン」
>>
>>「ヽ(#`Д)/ アンタラフタリトモカクゴシイヤァーーーーーーッ!!!!! 」
>>「ギャアーーーーー((((゜Д゜ ;))))ーーーーーッッ!!!!」
>
>天災は、忘れた頃にやって来る……。じゃないけれど、
>煩悩にまみれた義兄弟コンビがいるところ、良心の味方フューシャ姉さん現れる。
>さすがに1年ほど潜伏していたため、タイタスさんも「姉上の妨害」を計算にいれることを
>忘れてしまったのでしょうか。
>何にせよ、フューシャ姉さん、GJ!!

煩悩バカ義兄弟あるところ、正義の死刑執行人フューシャあり。
やはり1年というブランクのため、勘が鈍っていたようです。

>>「・・・・・世に悪の栄えた試しなし――――か」
>>自分の良く知る某王女が好きそうな言葉を呟き、ゼルは手にした『ゴーメンガースト直通回線携帯電話』を閉じた。
>
>そして……今回一番驚いたのはこの部分でした。
>ゼル……いつの間にフューシャ姉さんと誼を。
>戦術は失敗したものの、戦略ではすでに勝利を収めていたのですね。
>……それともこれはフューシャ姉さんの戦略勝ちだったのかな?

お察しの通り、フューシャ姉さんがゼルに預けました。
まさしく彼女の戦略勝ちです。

>>「「ぬおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!!!!」」
>>
>>その後暫く、ここいらでは熊たちと格闘する不思議な巨大蓑虫の噂がもちきりとなっていた。
>
>フューシャ姉さん……。今回のお仕置きも容赦ないですね(笑)
>熊と格闘する蓑虫義兄弟コンビにも爆笑しました。

このコンビに、彼女は一切の容赦はしません。
熊も、大群で押し寄せてきているとご想像下さい。

>>「おや?なに燃やしとるんじゃ、フューシャ?」
>>「いえ、御老。バカが調子に乗るものをちょっと―――――」
>>男の浪漫は煙と共に消え去った。
>
>ルナさん……さすがラブラブだけにある程度の言動は読んでますね〜。
>確かにミニスカサンタ衣装くらいならまだ……抵抗ないでしょうしね。
>(さすがにタイツとロングブーツは着用必須でしょうけど)
>しかし、それだけでは絶対すまないだろうと、すかさず妄想&暴走の元を処分するフューシャ姉さん。
>タイタスさん、完敗ですね(笑)むしろ余計なことを企まなかったら、幸せだったのかも。
>そしてまだこの戦いは続くのですね(笑)

困りながらも、ちょっとぐらいは仕方ないかな――とルナは思っています。
しかし、姉さんはそんな甘やかしも見逃しませんし、許容しません。
人間、余計なことしなかったほうが、いい結果になったということが多々ありますし。


>爆笑させていただきました〜!!
>挫折にめげない義兄弟コンビの明日はどっちだ!! フューシャ姉さんの容赦のなさが素敵です。
>どんなお仕置きになるのか、毎回楽しみだったりします。
>そして、いつのまにやらフューシャ姉さんと誼を結んでいたゼル。さすが残酷な魔剣士だ(笑)
>ダルフィン様も来るイベントに向けてはりきってるんでしょうね。
>
>新作はもう少しあとだろうなと思っていましたので、さっそく読めて嬉しかったです。
>次に作品を読めるのを、楽しみにお待ちしています。
>では、今日はこの辺で。

このバカ義兄弟シリーズは、どんなことを二人にやらせようかということと一緒に、どんなお仕置きをしようかということにも、毎回頭を捻ります。
先にお仕置きから考えることもあります(笑)
次はダルフィンでも行こうかなと思っております。
そして長編はぼんやりと考えておりますが、今浮かんでいるのが、ゼロスVSジゴマだったりします(きちんとした話になるかどうかは不明ですが)
それではどうもありがとうございました。

トップに戻る
32937ある愛の光景 〜真冬の聖戦・それぞれ〜棒太郎 2006/12/9 00:08:18
記事番号32904へのコメント

  『ある愛の光景』

   〜真冬の聖戦・それぞれ〜



 ☆『恋人達』編

季節ははや12月。
世間はもはやクリスマス色に染まりあがり、来るべきXデーに向けて、様々な計略・策謀が飛び交っている。
そんな世間の渦中に、勿論ここも無関係ではいられないのであった。

「早いものだ。もうすぐクリスマスか」
丘の上の診療所へ向かう、シルクハットに黒コートの人影―――ヴェルミスが呟いた。
「さて・・・・・・今年もまたひと騒動あるだろうが――――――
 デイル君はどうしているやら・・・・また、仏にでも祈っているのかな?」
いつかのバレンタインのときを思い出しながら、くつくつと笑った。
何気にヒドイ台詞ではある。
「失礼するよ」
診療所のドアを開けるとそこには――――――

「イェ!シュブ=ニグラーース!!」

予想GUYであった。


「イグナイィ イグナィィ スフルスクーングル ヨグ=ソトース―――――」
壁に掲げた奇妙な図形のような紋様のようなものに向かって、何かの呪文のようなものを唱えているデイル。
トランス状態に陥っているのか、鬼気迫ったものが発せられている。
「・・・・・・・・・」
暫時、無言でその光景を見つめていたヴェルミスだったが、やおらデイルに向かって、一気に間を詰めた。
そして電光石火の如きワンツーパンチが奔った。
そのまま続いて、ボディーアッパー。
ウッと状態がかがんだところへ、トドメの真空跳び膝蹴りが炸裂。
流れる水のように無駄のないその動きは見事としか言いようが無かった。
糸の切れた人形のように、デイルの身体が吹き飛ぶや、天井・壁と跳ね当たり、ベットの上に落下。ボヨンと跳ねて、床へ落ちた。
ヴェルミスが壁に掲げられていたものを全て剥がし、まとめて一気に焼滅させたのと、デイルが「ウ・・・」と意識を取り戻したのはほぼ同時だった。
「ウ・・・・・あ、あれ・・・?い、一体・・・・・?」
何故床に寝転がっているのか分からず困惑するデイル。
「お邪魔しているよ、デイル君」
「あ、ヴェルミスさん。あの・・・・私は寝ていたんでしょうか?」
デイルの質問にしれっと、
「そうらしいな。しかしベットから落ちるほどの寝相とは・・・・・まだまだ若い証拠だな」
「そんなに寝相は酷いほうじゃないんですがねぇ」
とりあえずデイルも寝相のせいだろうと決めたようだった。苦笑を浮かべてそう言う。
「しかし、ベットから落ちたという割には、何故かワンツーパンチからボディーアッパー、トドメに真空跳び膝蹴りを喰らったかのような痛みがあるんですが?」
「気のせいだ」
キッパリと明後日の方向を向きながら言った。
「ところで、ヴェルミスさん。今日はどうされました?」
「いや大した用じゃない。ただ、世間はクリスマスムードだからな。今年はどうするのかを聞きにきただけだ」
「ハ、ハハ・・・・・そういえばそうでしたね」
ヴェルミスの言葉に、市場に売られてゆく子牛のようなオーラを醸し出すデイル。
「その様子だと決めあぐねているようだな」
「まあ、まだ日もありますし―――――」
「そんなことを言ってるうちに、気が付いたら当日だった――というオチになってしまうぞ」
「う・・・・・」
「なんなら今年も逆アプローチでいってみるかね?」
「い、いやぁ・・・それは・・・・・・・」
ヴェルミスの提案に乾いた笑みを浮かべる。それをやると確かに喜ばれるが、最低1週間は解放されない。
まさに諸刃の剣。シロウトにはオススメできない。
「ま、まあ、いつもいつも同じパターンというのも――――――」
「しかし我々は読者の期待に応える義務があると思うのだがね」
ズバッと斬って落とされた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱりそうなりますか・・・・」
「王道―――というやつだろう」


 ―――その頃ダルフィンは―――

「私のこの手が真っ赤に燃えるぅ!!お前を倒せと轟き叫ぶぅぅっっ!!!」
「渇かず、飢えず、無に還れぇぇっっ!!!」

 ドギャッ!ゴバキィィッ!  

聖戦の前にライバルとの激戦を繰り広げていた。



 ☆『ファミリー』編

「あなた、これ子ども達のサンタさんへの手紙よ」
「どれどれ。今年はどんなものをサンタさんにお願いしたのかな?」
レッドフィアー家のリビングで、デイルとダルフィンが子ども達の手紙を広げる。

”ミ○キーとプ○さんのぬいぐるみがほしいです”

拙いながらも幼い文字で一生懸命描かれた手紙は三女のエレナちゃん。
その文面にニコニコしながら、二人は次の手紙を開く。

”婚約指輪をお願いします”

達筆な筆文字で書かれたその手紙は次女ミヤリのもの。
自他共に認めるリュウゼンとの仲はすでにゴール目前。ここらで加速の一押しが欲しいものと思われる。
苦笑しながら開いた次の手紙は、

”学業及び武道大成”

長男ゲルバのもの。どうやら七夕の短冊と混同している模様。
これまた苦笑しながら、次の手紙を開くと、

”フィブリゾく――――――(以下、蒼髪の人の圧力により検閲指定。私も命が惜しいので・・・・・)”

とりあえず、フィブリゾには鉛玉in44マグナムのプレゼントをあげようと決めたダルフィンであった。
そして最後の手紙は次男コタロウのもの。
開かれたその文面には―――――

”弟か妹がほしいです”

「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・デ〜〜イ〜〜ル〜〜♪」
「・・・・・・・・・・・・(ビク!)」


「可愛い子供の願いを叶えるため、さあいざいかん!」
「わあ!ちょ、ちょっと、ま―――――あ〜〜れ〜〜〜〜〜」


                ちゃんちゃん♪


************************************

こんばんは、棒太郎です。
前回バカ義兄弟書いたんで、ダルフィンも書いちゃいました。
どんなにブランクがあってもこの人は相変わらずです。
後半に出てきたエレナちゃんは前世はボルボックの恋人です。
それでは、また次作で。

トップに戻る
32939Re:ある愛の光景 〜真冬の聖戦・それぞれ〜エモーション E-mail 2006/12/9 23:18:35
記事番号32937へのコメント

何気な〜く画面のスクロールを下げていて……あっぶなーい、見落とすとこだったーーー!!
ということで、棒太郎様、こんばんはです。
今回はダルフィン様2ヴァージョンですねv
どちらにしてもデイルさん、ガンバレ♪


>診療所のドアを開けるとそこには――――――
>
>「イェ!シュブ=ニグラーース!!」
>
>予想GUYであった。

……予想GUYデース……。
って、何やってるんですか、デイルさーーーーーんっ!!!!(滝汗)

>「イグナイィ イグナィィ スフルスクーングル ヨグ=ソトース―――――」
>壁に掲げた奇妙な図形のような紋様のようなものに向かって、何かの呪文のようなものを唱えているデイル。
>トランス状態に陥っているのか、鬼気迫ったものが発せられている。
>「・・・・・・・・・」
>暫時、無言でその光景を見つめていたヴェルミスだったが、やおらデイルに向かって、一気に間を詰めた。
>そして電光石火の如きワンツーパンチが奔った。
>そのまま続いて、ボディーアッパー。
>ウッと状態がかがんだところへ、トドメの真空跳び膝蹴りが炸裂。
>流れる水のように無駄のないその動きは見事としか言いようが無かった。

すぐさまヤバいもの召喚の邪魔をするヴェルミスさん……。
とうとうここまで、と思いながらも今度の縋る相手は問題ありすぎ。止めて正解ですよね。
そして隠蔽工作も完璧。さすがです、ヴェルミスさん。今回一番のGJ大賞ですね。

>「お邪魔しているよ、デイル君」
>「あ、ヴェルミスさん。あの・・・・私は寝ていたんでしょうか?」

そして見事に先程までの忌まわしい記憶が消えているデイルさん。
うん、そのまま忘れてた方がいいよね、うん。
痛みも全部気のせい、気のせい……(^_^;)

>「そんなことを言ってるうちに、気が付いたら当日だった――というオチになってしまうぞ」
>「う・・・・・」
>「なんなら今年も逆アプローチでいってみるかね?」
>「い、いやぁ・・・それは・・・・・・・」
>ヴェルミスの提案に乾いた笑みを浮かべる。それをやると確かに喜ばれるが、最低1週間は解放されない。
>まさに諸刃の剣。シロウトにはオススメできない。

脳裏をよぎった吉牛コピペはともかく(笑)
プレゼントと当日どう過ごすか、デイルさんも必死で考えるしかない、と。
……まあ、プレゼントはアクセサリー辺りが無難かも。クリスマス限定版なら、被ることないし。
当日は…………ガンバレ。

>「ま、まあ、いつもいつも同じパターンというのも――――――」
>「しかし我々は読者の期待に応える義務があると思うのだがね」
>ズバッと斬って落とされた。
>「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱりそうなりますか・・・・」
>「王道―――というやつだろう」

まあ、確かにそうですね。(笑)

> ―――その頃ダルフィンは―――
>
>「私のこの手が真っ赤に燃えるぅ!!お前を倒せと轟き叫ぶぅぅっっ!!!」
>「渇かず、飢えず、無に還れぇぇっっ!!!」
>
> ドギャッ!ゴバキィィッ!  
>
>聖戦の前にライバルとの激戦を繰り広げていた。

ダルフィン様……師走の言葉どおり、お忙しい日々を送っているのですね。


>”ミ○キーとプ○さんのぬいぐるみがほしいです”
>
>拙いながらも幼い文字で一生懸命描かれた手紙は三女のエレナちゃん。
>その文面にニコニコしながら、二人は次の手紙を開く。

そしてこちらはファミリー編。
親にとっては子どもの「サンタさんへの手紙」を見るのは、楽しく幸せな瞬間なのでしょうね。

>”婚約指輪をお願いします”
>
>”学業及び武道大成”
>
ミヤリさんとゲルヴァさんのお願いは……ちょっとお願いする対象がずれてますが、
苦笑しつつも微笑ましいですね。

>”フィブリゾく――――――(以下、蒼髪の人の圧力により検閲指定。私も命が惜しいので・・・・・)”
>
>とりあえず、フィブリゾには鉛玉in44マグナムのプレゼントをあげようと決めたダルフィンであった。

相変わらず、天国の階段を駆け上ったり下りたりしているのですね、フィブリゾ様……。

>そして最後の手紙は次男コタロウのもの。
>開かれたその文面には―――――
>
>”弟か妹がほしいです”

……お願いする相手を間違っているようで間違っていないですね。

>「可愛い子供の願いを叶えるため、さあいざいかん!」
>「わあ!ちょ、ちょっと、ま―――――あ〜〜れ〜〜〜〜〜」

そしてこうなる……(笑)まあ、幸せなのだから良しとしましょう♪

>こんばんは、棒太郎です。
>前回バカ義兄弟書いたんで、ダルフィンも書いちゃいました。
>どんなにブランクがあってもこの人は相変わらずです。
>後半に出てきたエレナちゃんは前世はボルボックの恋人です。
>それでは、また次作で。

前半の予想GUYなデイルさんの行動と、後半の悪気はないコタロウくんのお願いに笑いました。
そしていつでもどこでもデイルさんLOVEなダルフィン様。暴走気味でも幸せなのは良いことです、うん。
三女のエレナちゃんはどこに出てきたキャラだったかな、と思っていましたら、
外見がちょっとリナに似ているというボルボックさんの恋人さんでしたか。
ということは、彼もいずれはダルフィン様の娘婿なのですね♪

楽しませていただきました。毎年趣向を凝らしていて凄いです。
パワーに圧倒されているだけで。何だかんだ言いつつも幸せなデイルさんにエールを送りつつ、
今日はこの辺で失礼します。
次の作品を読ませていただくのを楽しみにしています。

トップに戻る
32940Re:ある愛の光景 〜真冬の聖戦・それぞれ〜エモーション E-mail 2006/12/9 23:18:38
記事番号32937へのコメント

何気な〜く画面のスクロールを下げていて……あっぶなーい、見落とすとこだったーーー!!
ということで、棒太郎様、こんばんはです。
今回はダルフィン様2ヴァージョンですねv
どちらにしてもデイルさん、ガンバレ♪


>診療所のドアを開けるとそこには――――――
>
>「イェ!シュブ=ニグラーース!!」
>
>予想GUYであった。

……予想GUYデース……。
って、何やってるんですか、デイルさーーーーーんっ!!!!(滝汗)

>「イグナイィ イグナィィ スフルスクーングル ヨグ=ソトース―――――」
>壁に掲げた奇妙な図形のような紋様のようなものに向かって、何かの呪文のようなものを唱えているデイル。
>トランス状態に陥っているのか、鬼気迫ったものが発せられている。
>「・・・・・・・・・」
>暫時、無言でその光景を見つめていたヴェルミスだったが、やおらデイルに向かって、一気に間を詰めた。
>そして電光石火の如きワンツーパンチが奔った。
>そのまま続いて、ボディーアッパー。
>ウッと状態がかがんだところへ、トドメの真空跳び膝蹴りが炸裂。
>流れる水のように無駄のないその動きは見事としか言いようが無かった。

すぐさまヤバいもの召喚の邪魔をするヴェルミスさん……。
とうとうここまで、と思いながらも今度の縋る相手は問題ありすぎ。止めて正解ですよね。
そして隠蔽工作も完璧。さすがです、ヴェルミスさん。今回一番のGJ大賞ですね。

>「お邪魔しているよ、デイル君」
>「あ、ヴェルミスさん。あの・・・・私は寝ていたんでしょうか?」

そして見事に先程までの忌まわしい記憶が消えているデイルさん。
うん、そのまま忘れてた方がいいよね、うん。
痛みも全部気のせい、気のせい……(^_^;)

>「そんなことを言ってるうちに、気が付いたら当日だった――というオチになってしまうぞ」
>「う・・・・・」
>「なんなら今年も逆アプローチでいってみるかね?」
>「い、いやぁ・・・それは・・・・・・・」
>ヴェルミスの提案に乾いた笑みを浮かべる。それをやると確かに喜ばれるが、最低1週間は解放されない。
>まさに諸刃の剣。シロウトにはオススメできない。

脳裏をよぎった吉牛コピペはともかく(笑)
プレゼントと当日どう過ごすか、デイルさんも必死で考えるしかない、と。
……まあ、プレゼントはアクセサリー辺りが無難かも。クリスマス限定版なら、被ることないし。
当日は…………ガンバレ。

>「ま、まあ、いつもいつも同じパターンというのも――――――」
>「しかし我々は読者の期待に応える義務があると思うのだがね」
>ズバッと斬って落とされた。
>「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱりそうなりますか・・・・」
>「王道―――というやつだろう」

まあ、確かにそうですね。(笑)

> ―――その頃ダルフィンは―――
>
>「私のこの手が真っ赤に燃えるぅ!!お前を倒せと轟き叫ぶぅぅっっ!!!」
>「渇かず、飢えず、無に還れぇぇっっ!!!」
>
> ドギャッ!ゴバキィィッ!  
>
>聖戦の前にライバルとの激戦を繰り広げていた。

ダルフィン様……師走の言葉どおり、お忙しい日々を送っているのですね。


>”ミ○キーとプ○さんのぬいぐるみがほしいです”
>
>拙いながらも幼い文字で一生懸命描かれた手紙は三女のエレナちゃん。
>その文面にニコニコしながら、二人は次の手紙を開く。

そしてこちらはファミリー編。
親にとっては子どもの「サンタさんへの手紙」を見るのは、楽しく幸せな瞬間なのでしょうね。

>”婚約指輪をお願いします”
>
>”学業及び武道大成”
>
ミヤリさんとゲルヴァさんのお願いは……ちょっとお願いする対象がずれてますが、
苦笑しつつも微笑ましいですね。

>”フィブリゾく――――――(以下、蒼髪の人の圧力により検閲指定。私も命が惜しいので・・・・・)”
>
>とりあえず、フィブリゾには鉛玉in44マグナムのプレゼントをあげようと決めたダルフィンであった。

相変わらず、天国の階段を駆け上ったり下りたりしているのですね、フィブリゾ様……。

>そして最後の手紙は次男コタロウのもの。
>開かれたその文面には―――――
>
>”弟か妹がほしいです”

……お願いする相手を間違っているようで間違っていないですね。

>「可愛い子供の願いを叶えるため、さあいざいかん!」
>「わあ!ちょ、ちょっと、ま―――――あ〜〜れ〜〜〜〜〜」

そしてこうなる……(笑)まあ、幸せなのだから良しとしましょう♪

>こんばんは、棒太郎です。
>前回バカ義兄弟書いたんで、ダルフィンも書いちゃいました。
>どんなにブランクがあってもこの人は相変わらずです。
>後半に出てきたエレナちゃんは前世はボルボックの恋人です。
>それでは、また次作で。

前半の予想GUYなデイルさんの行動と、後半の悪気はないコタロウくんのお願いに笑いました。
そしていつでもどこでもデイルさんLOVEなダルフィン様。暴走気味でも幸せなのは良いことです、うん。
三女のエレナちゃんはどこに出てきたキャラだったかな、と思っていましたら、
外見がちょっとリナに似ているというボルボックさんの恋人さんでしたか。
ということは、彼もいずれはダルフィン様の娘婿なのですね♪

楽しませていただきました。毎年趣向を凝らしていて凄いです。
パワーに圧倒されているだけで。何だかんだ言いつつも幸せなデイルさんにエールを送りつつ、
今日はこの辺で失礼します。
次の作品を読ませていただくのを楽しみにしています。

トップに戻る
32941彼女もやっぱり彼女でした棒太郎 2006/12/12 00:37:38
記事番号32940へのコメント

>何気な〜く画面のスクロールを下げていて……あっぶなーい、見落とすとこだったーーー!!
>ということで、棒太郎様、こんばんはです。
>今回はダルフィン様2ヴァージョンですねv
>どちらにしてもデイルさん、ガンバレ♪

こんばんは、エモーションさん。
前後のスレッドに隠れて、ひっそりこっそりとアップです。
今回、新たな子ども達(の名前)を出したかったので、2ヴァージョンにしました。


>>「イェ!シュブ=ニグラーース!!」
>>
>>予想GUYであった。
>
>……予想GUYデース……。
>って、何やってるんですか、デイルさーーーーーんっ!!!!(滝汗)

ヴァレンタインでやろうと思っていたネタですが、早いとこ出したい気持ちもあったので、ここで使いました。
前回仏に走ったので、次はどーしよーかなーと考えていたら、フト思いつきました。

>>そして電光石火の如きワンツーパンチが奔った。
>>そのまま続いて、ボディーアッパー。
>>ウッと状態がかがんだところへ、トドメの真空跳び膝蹴りが炸裂。
>>流れる水のように無駄のないその動きは見事としか言いようが無かった。
>
>すぐさまヤバいもの召喚の邪魔をするヴェルミスさん……。
>とうとうここまで、と思いながらも今度の縋る相手は問題ありすぎ。止めて正解ですよね。
>そして隠蔽工作も完璧。さすがです、ヴェルミスさん。今回一番のGJ大賞ですね。

流石のヴェルミスも今回ばかりは悠長に構えていられませんから。
拙作中、1,2位を争う策士ですし。

>>「お邪魔しているよ、デイル君」
>>「あ、ヴェルミスさん。あの・・・・私は寝ていたんでしょうか?」
>
>そして見事に先程までの忌まわしい記憶が消えているデイルさん。
>うん、そのまま忘れてた方がいいよね、うん。
>痛みも全部気のせい、気のせい……(^_^;)

人間、忘れていたほうが幸せなこともあるものです。

>>ヴェルミスの提案に乾いた笑みを浮かべる。それをやると確かに喜ばれるが、最低1週間は解放されない。
>>まさに諸刃の剣。シロウトにはオススメできない。
>
>脳裏をよぎった吉牛コピペはともかく(笑)
>プレゼントと当日どう過ごすか、デイルさんも必死で考えるしかない、と。
>……まあ、プレゼントはアクセサリー辺りが無難かも。クリスマス限定版なら、被ることないし。
>当日は…………ガンバレ。

吉牛コピペ、結構好きなので使っちゃいました。
あの「小一時間問い詰めたい」ってのが好きです。
こういった行事のときは、マンネリは特に厳禁ですからね。

>>「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱりそうなりますか・・・・」
>>「王道―――というやつだろう」
>
>まあ、確かにそうですね。(笑)

大宇宙の真理―――というやつですね(笑)

>> ドギャッ!ゴバキィィッ!  
>>
>>聖戦の前にライバルとの激戦を繰り広げていた。
>
>ダルフィン様……師走の言葉どおり、お忙しい日々を送っているのですね。

忙しい日々ですが・・・・・少しは本業のほうにその情熱を傾けて欲しいもんです。

>>”ミ○キーとプ○さんのぬいぐるみがほしいです”
>>
>>拙いながらも幼い文字で一生懸命描かれた手紙は三女のエレナちゃん。
>>その文面にニコニコしながら、二人は次の手紙を開く。
>
>そしてこちらはファミリー編。
>親にとっては子どもの「サンタさんへの手紙」を見るのは、楽しく幸せな瞬間なのでしょうね。

和みますよね。子どもの可愛いお願いは。(最近はマセたのが多いかも知れませんが)

>>”婚約指輪をお願いします”
>>
>>”学業及び武道大成”
>>
>ミヤリさんとゲルヴァさんのお願いは……ちょっとお願いする対象がずれてますが、
>苦笑しつつも微笑ましいですね。

七夕とちょっと混同してますね。
まあ、希望は希望なんですが。

>>とりあえず、フィブリゾには鉛玉in44マグナムのプレゼントをあげようと決めたダルフィンであった。
>
>相変わらず、天国の階段を駆け上ったり下りたりしているのですね、フィブリゾ様……。

ダルフィンが相変わらずなら、こちらも相変わらずです。
まだまだ彼の受難は続きます。

>>そして最後の手紙は次男コタロウのもの。
>>開かれたその文面には―――――
>>
>>”弟か妹がほしいです”
>
>……お願いする相手を間違っているようで間違っていないですね。

きっとコウノトリやキャベツ畑を信じてる、純なココロがあるのです。彼には。

>>「可愛い子供の願いを叶えるため、さあいざいかん!」
>>「わあ!ちょ、ちょっと、ま―――――あ〜〜れ〜〜〜〜〜」
>
>そしてこうなる……(笑)まあ、幸せなのだから良しとしましょう♪

やはりこれも、大宇宙の真理(笑)


>前半の予想GUYなデイルさんの行動と、後半の悪気はないコタロウくんのお願いに笑いました。
>そしていつでもどこでもデイルさんLOVEなダルフィン様。暴走気味でも幸せなのは良いことです、うん。

前半はソレが一番書きたかった部分でもありますし。
彼女の愛はブランクなんぞ物ともしません。本編では性質上、辛い思いを余儀なくされますが、その分ここでフォロー・補完しますし。

>三女のエレナちゃんはどこに出てきたキャラだったかな、と思っていましたら、
>外見がちょっとリナに似ているというボルボックさんの恋人さんでしたか。
>ということは、彼もいずれはダルフィン様の娘婿なのですね♪

大体本編で悲恋・不幸な生涯だったキャラは、こちらでフォローされますね。
ボルボックも勿論そうなります。

>楽しませていただきました。毎年趣向を凝らしていて凄いです。
>パワーに圧倒されているだけで。何だかんだ言いつつも幸せなデイルさんにエールを送りつつ、
>今日はこの辺で失礼します。
>次の作品を読ませていただくのを楽しみにしています。

フューシャのお仕置きと同じく、今回はどんな風にしようかと毎回考えます。
しかし、ダルフィンの暴走のままに任せれば、結構勝手に動いてくれたりします。
纏めるのがちょっと苦労しますが(笑)
それでは、どうもありがとうございました。

トップに戻る
32942ある愛の光景 〜おまけ・その裏で苦労する人々〜棒太郎 2006/12/12 21:48:02
記事番号32937へのコメント

  『ある愛の光景』

   「おまけ・その裏で苦労する人々」




「ドゥフフフフフフフフフ♪」

ここは魔海にある海王ダルフィンの居城。
その一室から、何とも言えぬ不気味な笑い声がじっとりと響いていた。
「買っちゃった♪買っちゃった♪ 
 やっぱり、年に一度のクリスマスだからねぇ〜〜♪これでビシッと決めて、コロッと悩殺♪ドゥフフフフフ♪」
声の主は勿論、五大魔族のひとり、海王ダルフィンである。
目の前のマネキンに着せられている上下セットの服を眺めながら、しまりの無い顔で不気味に笑っていた。
ちなみにその服はなかなかの高級感漂うものであった。
「上の服はダナキャラン、スカーフはカルバン・クライン、長手袋とベルトはエルメス、スカートはプラダ、靴下はシャネル〜〜♪
 まっさっに♪完璧装備♪」
世の女性が聞けば、妬みの嵐が巻き起こりそうである。
そしてこれはすべて経費として落としている。部下の泣く姿が眼に浮かぶようである。
と、そんな悦に入っているダルフィンの背後に、
(よし、行くわよ!)
(ええ!)
ガバァッと飛び出す黒い影。
「む!何奴!」
ダルフィンが曲者を殲滅せんと振り返った先にあったのは、

 ――本人もそんなポーズで撮ったはずがなかろう、扇情的な姿格好のデイルの特大ピンナップの数々(提供:某からくり師)――

「きゃ〜〜んwwデイルゥ〜〜〜」
呆気なくそれに飛びついたダルフィンの脳天に、

 ドバキャッ!!!!

重い衝撃が襲った。

(う〜〜〜〜〜ん――――)「はっ!?」
目が覚めてみると、あったはずのクリスマス勝負服セットが無くなっていた。
「ぎゃーーーーっっ!!!!わ、私のクリスマス勝負服がぁぁーーーっっ!!!」
「クリスマス・・・・?」
「何を仰ってるんですか、海王様・・・・?」
梅津カズオ調の顔で叫ぶダルフィンの元に現れたのは、
「今はまだ夏ですよ!」
「サマーですわ、海王様!」
海王将軍ライラと水着姿の海王神官レムリアがビシッとポーズを決めていた。
(さ、さすがに12月にハイレグはキツイですわ・・・ライラ!)
(耐えるのよ、レムリア!この年末決済が溜まるクソ忙しい師走のときにクリスマスだなんて、中坊にエロ本与えるよりデンジャラーースッ!!)
唇真っ青のレムリアがアイ・コンタクトでライラと言葉を交わしあう。
「あれ〜〜〜?そうだったっけ?」
う〜〜んと頭を捻りながらも、何かそんな気もしないではないかな〜と思うダルフィン。
「そうですよ、海王様。まだ半年先ですから―――――」
「―――――まずは、仕事を片付けましょう」
「えっ?まだ夏だったら、海に行かなきゃ―――」
やっぱり一筋縄では行かなかった。
「海はこないだ行きましたでしょ!!」
「あれ?そうだったっけ?」
「そうです!!海辺を血で染めておいて、何言ってんですか!!」
”血のサマーバケイション”事件のことである。
それを思い出したのか、ウッと鼻を押さえるダルフィン。
「そ、そうよね・・・・あれは危険だったわ・・・・・・」
トントンと首筋を叩きながら、執務机に就く。
「ちょっとテレビを――――」ポチ

 『クリスマスには大切な人とイルミネーションの下で―――――』
  ガンッ! ガシャァッ!!

「申し訳ありません。この夏公開の『SPIRITS』にあわせて、三節棍の練習してたらすっぽ抜けてしまいました。ジェット=リー万歳」
「何してんのよ、アンタはぁ!!」
ウガァーッと咆えるダルフィン。
「ライラ、レムリア。貴女たち、何か隠してない?」
「「(ぎくっ)」」
「今、”ぎくっ”ってなったわね!?なったわね!?」
「なってません!なってません!!」
「決め付けはやめてください!私達は不当な圧力には徹底抗戦の構えですよ!」
ギャーギャーと喚くが、何とか落ち着いて、しぶしぶ執務机に戻るダルフィン。
(ふぅ〜〜、危なかった)
(せめてこの書類の山が片付くまでは、一切の情報はシャットダウンですわね)
(ああ、そうだな)
と、執務机を振り返ると、
「「―――ってもういないよぉぉぉぉっっ!!」」
3分も経たないうちに、机からいなくなっていた。
「何ぃぃぃ!?あのひと!?じっとしてらんないの!?幼児じゃないんだからぁぁぁ!?」
「愚痴ってる場合じゃないですわ!はやいとこ探さないと!」
と、そのとき、

「あぁぁーーーーーーーーーっっっっっ!!!!!!!」

別の叫び声が聞こえてきた。
二人が駆けつけてみると、
「「げっ!!」」
「こ、これは・・・私のクリスマス勝負服・・・・・」
念入りに隠したはずの服が、何故か発見されてしまっていた。
「アンタたちぃぃーーっっ!!よくも騙してくれたわねぇぇーーっっ!!」
「ラ、ライラ(汗)どうしましょ!?」
「どうしたもこうしたもないわ!こうなったら命懸けで、決済済ませてもらうわよ」
これまた某からくり師提供の『ダルフィン捕獲セット』を取り出しながら、戦闘態勢に入った。



その日、魔海では謎の高波と渦潮が発生し、大時化となっていた。



************************************

こんばんは、棒太郎です。
ダルフィンサイドも書きたくて書いてしまいました。
海王将軍と海王神官の名前は、海にちなんだ何かにしようかな〜〜と思い、これになりました。
レムリアは言わずもがなですが、ライラは”ラ・イラー”すなわち”ルルイエ”です。
それでは、また次作で。

トップに戻る
32944でも楽しそうな気がするのは何故?(笑)エモーション E-mail 2006/12/13 23:31:14
記事番号32942へのコメント

棒太郎様、こんばんは。
今回は聖戦燃えるダルフィン様の下、苦労をしている方々の戦いの記録なのですね♪
ドキバク風味な攻防戦に爆笑しました。(笑)


>目の前のマネキンに着せられている上下セットの服を眺めながら、しまりの無い顔で不気味に笑っていた。
>ちなみにその服はなかなかの高級感漂うものであった。
>「上の服はダナキャラン、スカーフはカルバン・クライン、長手袋とベルトはエルメス、スカートはプラダ、靴下はシャネル〜〜♪
> まっさっに♪完璧装備♪」
>世の女性が聞けば、妬みの嵐が巻き起こりそうである。
>そしてこれはすべて経費として落としている。部下の泣く姿が眼に浮かぶようである。

聖戦の準備に余念がないダルフィン様。
それにしても……どうやって経費で落とすんですか、これ(笑)
オンブズマン(笑)から盛大にツッコミが来そうです。

>ダルフィンが曲者を殲滅せんと振り返った先にあったのは、
>
> ――本人もそんなポーズで撮ったはずがなかろう、扇情的な姿格好のデイルの特大ピンナップの数々(提供:某からくり師)――


某からくり師……(笑)
人形使って撮ったんだろうなあ、とは思いますが……凄すぎ(笑)
どんな映像をイメージしたらよいのやら(笑)
そしてあっさり飛びつき撃墜されるダルフィン様……。

>「クリスマス・・・・?」
>「何を仰ってるんですか、海王様・・・・?」
>梅津カズオ調の顔で叫ぶダルフィンの元に現れたのは、
>「今はまだ夏ですよ!」
>「サマーですわ、海王様!」
>海王将軍ライラと水着姿の海王神官レムリアがビシッとポーズを決めていた。
>(さ、さすがに12月にハイレグはキツイですわ・・・ライラ!)
>(耐えるのよ、レムリア!この年末決済が溜まるクソ忙しい師走のときにクリスマスだなんて、中坊にエロ本与えるよりデンジャラーースッ!!)

12月にハイレグは魔族でもキツイのですね(笑)
でも年末決済を滞りなく済ませるためには頑張る彼女たち……。(ほろり)
確かに、毎年この時期にクリスマス絡みでダルフィン様に仕事から逃避されていては、
こうも言いたくなる、と。
……それにしても違和感なく元ネタとハマりますね。(笑)

>「海はこないだ行きましたでしょ!!」
>「あれ?そうだったっけ?」
>「そうです!!海辺を血で染めておいて、何言ってんですか!!」
>”血のサマーバケイション”事件のことである。
>それを思い出したのか、ウッと鼻を押さえるダルフィン。
>「そ、そうよね・・・・あれは危険だったわ・・・・・・」
>トントンと首筋を叩きながら、執務机に就く。
>「ちょっとテレビを――――」ポチ
>
> 『クリスマスには大切な人とイルミネーションの下で―――――』
>  ガンッ! ガシャァッ!!
>
>「申し訳ありません。この夏公開の『SPIRITS』にあわせて、三節棍の練習してたらすっぽ抜けてしまいました。ジェット=リー万歳」
>「何してんのよ、アンタはぁ!!」

一筋縄ではいかないダルフィン様と、すぐさま切り返すライラさんとレムリアさん。
さすが主従だけあって掛け合いも抜群です。

>「決め付けはやめてください!私達は不当な圧力には徹底抗戦の構えですよ!」

今回の彼女たちの行動はこの言葉に凝縮されてますね。

>「こ、これは・・・私のクリスマス勝負服・・・・・」
>念入りに隠したはずの服が、何故か発見されてしまっていた。

さすがダルフィン様というか……。愛と根性と本能で見つけたんでしょうか……。
何にせよ、さすがです。

>「どうしたもこうしたもないわ!こうなったら命懸けで、決済済ませてもらうわよ」
>これまた某からくり師提供の『ダルフィン捕獲セット』を取り出しながら、戦闘態勢に入った。
>
>
>
>その日、魔海では謎の高波と渦潮が発生し、大時化となっていた。

いったい、どちらが勝ったのか……。何にせよ、海王軍は今日も平穏なのですね。
……あのピンナップを上手く使えば、仕事が片づきそうな気もしますが(笑)

>こんばんは、棒太郎です。
>ダルフィンサイドも書きたくて書いてしまいました。
>海王将軍と海王神官の名前は、海にちなんだ何かにしようかな〜〜と思い、これになりました。
>レムリアは言わずもがなですが、ライラは”ラ・イラー”すなわち”ルルイエ”です。
>それでは、また次作で。

元ネタと違和感なく思いっきりハマっていて爆笑しました。
レムリアさんとライラさんの心境は、確かに柴田亜美さんのマネージャーさんたちと
同じような感じなんだろうなあ(笑)
さすがにダルフィン様の部下達は上司に負けずしっかりしてます。
ゼロスはこーゆー真似ができない&考えつかない辺りが不幸なのかも(笑)
レムリアさんのお名前の由来はすぐに分かりましたが、ライラさんの由来にそこからか!と思いました。
それでは、今日はこの辺で失礼します。次の作品を楽しみにお待ちしています。

トップに戻る
32949日常茶飯事だからでしょか棒太郎 2006/12/15 23:37:27
記事番号32944へのコメント

>棒太郎様、こんばんは。
>今回は聖戦燃えるダルフィン様の下、苦労をしている方々の戦いの記録なのですね♪
>ドキバク風味な攻防戦に爆笑しました。(笑)

こんばんは、エモーションさん。
元ネタのアレが頭に思い浮かんで、こりゃぴったり合うわと思い、書き出しました。
異様にしっくりきます(笑)



>>「上の服はダナキャラン、スカーフはカルバン・クライン、長手袋とベルトはエルメス、スカートはプラダ、靴下はシャネル〜〜♪
>> まっさっに♪完璧装備♪」
>>世の女性が聞けば、妬みの嵐が巻き起こりそうである。
>>そしてこれはすべて経費として落としている。部下の泣く姿が眼に浮かぶようである。
>
>聖戦の準備に余念がないダルフィン様。
>それにしても……どうやって経費で落とすんですか、これ(笑)
>オンブズマン(笑)から盛大にツッコミが来そうです。

無理やり、強引に経費にねじ込みます。
ライラたちに、顔は笑っているけど目は笑っていない笑みで、よろしくね♪と頼みます。

>> ――本人もそんなポーズで撮ったはずがなかろう、扇情的な姿格好のデイルの特大ピンナップの数々(提供:某からくり師)――
>
>
>某からくり師……(笑)
>人形使って撮ったんだろうなあ、とは思いますが……凄すぎ(笑)
>どんな映像をイメージしたらよいのやら(笑)
>そしてあっさり飛びつき撃墜されるダルフィン様……。

まさに何のために撮ったんだ、という代物です。
本人の印象と離れているため、私でも想像できません(笑)

>>海王将軍ライラと水着姿の海王神官レムリアがビシッとポーズを決めていた。
>>(さ、さすがに12月にハイレグはキツイですわ・・・ライラ!)
>>(耐えるのよ、レムリア!この年末決済が溜まるクソ忙しい師走のときにクリスマスだなんて、中坊にエロ本与えるよりデンジャラーースッ!!)
>
>12月にハイレグは魔族でもキツイのですね(笑)
>でも年末決済を滞りなく済ませるためには頑張る彼女たち……。(ほろり)
>確かに、毎年この時期にクリスマス絡みでダルフィン様に仕事から逃避されていては、
>こうも言いたくなる、と。
>……それにしても違和感なく元ネタとハマりますね。(笑)

ここは何が何でも目的を完遂しないといけませんから。
若手芸人並に体を張ってます。
元ネタのこの部分が、今回の話を書くきっかけです。

>> 『クリスマスには大切な人とイルミネーションの下で―――――』
>>  ガンッ! ガシャァッ!!
>>
>>「申し訳ありません。この夏公開の『SPIRITS』にあわせて、三節棍の練習してたらすっぽ抜けてしまいました。ジェット=リー万歳」
>>「何してんのよ、アンタはぁ!!」
>
>一筋縄ではいかないダルフィン様と、すぐさま切り返すライラさんとレムリアさん。
>さすが主従だけあって掛け合いも抜群です。

あの主にして、この部下あり。
結局は似たもの主従なのかも、この3人。

>>「決め付けはやめてください!私達は不当な圧力には徹底抗戦の構えですよ!」
>
>今回の彼女たちの行動はこの言葉に凝縮されてますね。

魂の叫びですね(笑)

>>「こ、これは・・・私のクリスマス勝負服・・・・・」
>>念入りに隠したはずの服が、何故か発見されてしまっていた。
>
>さすがダルフィン様というか……。愛と根性と本能で見つけたんでしょうか……。
>何にせよ、さすがです。

愛の本能のなせる業ですね。

>>「どうしたもこうしたもないわ!こうなったら命懸けで、決済済ませてもらうわよ」
>>これまた某からくり師提供の『ダルフィン捕獲セット』を取り出しながら、戦闘態勢に入った。
>>
>>
>>
>>その日、魔海では謎の高波と渦潮が発生し、大時化となっていた。
>
>いったい、どちらが勝ったのか……。何にせよ、海王軍は今日も平穏なのですね。
>……あのピンナップを上手く使えば、仕事が片づきそうな気もしますが(笑)

なんだかんだ言って、いつもどおりの日常な海王軍です。
ピンナップをうまく使おうとしても、空腹の獣のように真っ先に奪おうと襲い掛かってきそうです。



>元ネタと違和感なく思いっきりハマっていて爆笑しました。
>レムリアさんとライラさんの心境は、確かに柴田亜美さんのマネージャーさんたちと
>同じような感じなんだろうなあ(笑)
>さすがにダルフィン様の部下達は上司に負けずしっかりしてます。
>ゼロスはこーゆー真似ができない&考えつかない辺りが不幸なのかも(笑)
>レムリアさんのお名前の由来はすぐに分かりましたが、ライラさんの由来にそこからか!と思いました。
>それでは、今日はこの辺で失礼します。次の作品を楽しみにお待ちしています。

自分で書いときながら、ここまでしっくりハマるとは思いませんでした(笑)
上司である人物がああなら、部下もやはりしたたかな面をもっています。
魔王軍のなかで一番立ち回りが上手いかも知れません。
それでは、どうもありがとうございました。

トップに戻る
32998ある愛の光景 〜バレンタイン戦線異状なし〜棒太郎 2007/2/14 23:29:14
記事番号32904へのコメント

寒さが一段と厳しくなるこの季節。
しかし、その寒さをものともせず、熱く燃え上がりながら闇に蠢く影があった。



「時は来た・・・・・・」



厳かな声が静寂の空間に響き渡る。


「―――――って、我々は何をしているのですか?フィブリゾ殿」



 『ある愛の光景』

  〜バレンタイン戦線異状なし〜



「何って、摑みは大切じゃないか。とりあえず雰囲気だよ、雰囲気」
「ふむ・・・・・まぁ、確かに」
「そ、そうなんですか?」
人気のない路地裏で、三人の青少年が俗に言うヤンキー座りで車座になっていた。
「ボルボック君。お主もいずれわかるさ」
「は、はあ・・・・・・」
リュウゼンの言葉に、ボルボックはいまいち納得しかねるような声を上げた。
「と、ところで、一体どうしたんですか、フィブリゾさん?いきなり集合とか言われて来たんですけど」
「明日の大事なイベントのためさ・・・・」
「イベント?」
「バレンタインデー――――ですか」
「ああ、そうか・・・・でもそれがどうしたんですか?」
「どうしたんですか?だって・・・・・」
ギヌリとフィブリゾの血の涙が流れそうな眼光を向けられ、ボルボックはヒィッと竦み上がる。
「キミらはいいじゃないか・・・・・絶対チョコ貰えるんだから」
「・・・・?何を仰います。義姉上もフィブリゾ殿のために用意すると、ミヤリから聞いていますが?」
「そうですよ。フィブリゾさん一択ですよ。心配しなくても有象無象に義理チョコなんか渡しませんよ」
「ええい、うるさい!嫁からちゃんと貰えるのが確定してるヤツなんか・・・なんかーーーーっ!!!」
ちょっと情緒不安定気味にキィィーーッと叫び声をあげるフィブリゾ。
「嫁って・・・・・・我々はまだそこまでいっておりませんが・・・・」
「そ、そうですよ・・・/////そ、そんな、嫁だなんて・・・/////
 そりゃぁ、将来そうなったらいいなぁーなんて思いますけど、やっぱりこういうことってちゃんと順序を経てというか――――――」
リュウゼンはともかく、顔を真っ赤にしながらテレテレと呟くボルボックはスルーして、フィブリゾがハァッと溜息をつく。
「ボクだってニーヤちゃんがちゃんとくれるって思ってるさ。でも・・・でも、問題はその母親なんだよぉぉぉぉぉ(泣)!!!!」
フィブリゾ、男泣き。
「義母上様ですか・・・・・・はて、なにか問題あるようには思えませんが?」
いかに優秀な剣士といえども、まだまだ若造。様々な修羅場を潜り抜けてきた年の功に目を欺かれているようだ。
ダルフィンもお気に入りの義息子の前で醜態を晒すようなヘマはしない。
「とにかくっ!明日!明日、ボクがニーヤのチョコを貰えるよう手を貸してほしい!この通り!!」
ガバッと額を地面にこすり付けて頼み込むフィブリゾ。
昔からでは考えられない姿だ。まあ、それほどまでにダルフィンの妨害に苦しめられているという証拠でもあるが。
「・・・・承知仕りました。他ならぬフィブリゾ殿の頼み。このリュウゼン、一肌脱ぎましょう」
「あ、じゃあ僕も」
「あ、ありがとう!ありがとーーーっっ!!」
よかったね、フィブリゾ。前世と違って、他人との付き合いをキチンとしてて。


「さあ、これでできあがりよ」
「ふぅ〜〜、やっとできた〜〜」
「エレナ、つかれた〜〜〜」
レッドフィアー家では、ダルフィン・ニーヤ・エレナが明日渡すものを作っていた。
今年は手作りケーキでいったようだ。作ったケーキはオペラ。
ムチャクチャ材料と手間ひまのかかるものである。
娘達は嬉しそうだが、ダルフィンは内心複雑であった。
(おのれ・・・・なぜにフィブリゾなんぞに渡されるケーキを作ってやらにゃならんのじゃ!)
しかし、娘のお願いを無碍に断るわけにもいかぬ。二律背反に悩まされる母の辛い立場。
(見てなさいよ、フィブリゾ(と書いてゴミ虫とルビがふられる)人生最後の夜明けに懺悔するといいわ)
娘達に見えないところで黒い炎が巻き起こっていた。
ちなみにミヤリは、ダルフィン特別メニューのため、二人とは別であった。


〜翌日・バレンタイン当日〜

「よ、ようし・・・・それじゃいくよ!!」
「声は気合が入っているのはいいんですが・・・・・物陰からチラ見しながらというのは様になりませんな」
「う、うるさいな!!」
レッドフィアー家の側まで来たフィブリゾ・リュウゼン・ボルボックの三人は電柱の陰から様子を覗う。

「コーッホーッ」
なんか玄関前に完全武装した鎧武者が腰掛けてました。

「ちょ、ちょっと、ちょっとぉぉぉぉ!!!
 な、なんかいる!!なんかいるよぉぉぉぉぉぉ!!??」
「ほほう・・・・これはまたなかなかの逸品」
リュウゼンが武者の鎧兜に感嘆の声をあげる。
「ちょっ!どうすんの!?どうすんの、アレェェェ!!???」
「フィ、フィブリゾさん・・・・お、落ち着いて・・・・・」
しかも鎧武者の左右にはビシッとナイススマイルを浮かべながら、マッチョメンコンビがナイスポージングを極めていた。
この日のためにヴェルミスから借りてきたようだ。
「い、いやぁぁぁぁ!!マッチョはイヤ!マッチョはイヤァァァ!!」
某弐号機パイロットのように精神錯乱を引き起こしてしまっているフィブリゾ。
「フィブリゾ殿!逃げてはダメです!ここが正念場です!さぁ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ―――――――」
「――――――逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ・・・・・・・・・・・・・・・・ようし!!!勇気ある誓いは決して敗れはしない!!いくぞ、ゲム・ギム・ガン・ゴー・グフォ――――」
フィブリゾの両目に炎が燃え上がる。
「ウィィィィタァァァァァァァッッッ!!!!!」
ガシリと両手を組み合わせてフィブリゾが突進していった。
「あ・・・・フィブリゾ殿」


  バカメ!リュウハト○ホ○フ○イガサイシュウオウギ!セキハテンキョウケェェェェン!!!!
マッスルボンバァァァーーーーーーッッッ!!!!
ギャァァァァァァァァッッッ!!!!


「・・・・・・・・・・南無阿弥陀仏」
「・・・・・・・・・・AMEN」
フィブリゾの冥福を祈る二人。
こう言ってはなんだが、やっぱり蟻が巨象に勝てるわけがないよね。
策を得意とするものが肉弾戦挑んでいっちゃダメだよね。
でも――――――

「きゃっ!?フィ、フィブリゾくん、大丈夫!?すぐ手当てを!」(ムギュッ)
(当たってる・・・・・・当たってるよぉぉぉぉ!!!頬っぺたに二つの特性マシュマロの感触がぁぁぁぁぁぁ!!!)
燃え上がれ、俺の小宇宙!!的に意識が燃え上がり三途の川より、フィブリゾ奇跡の生還!!
その横でダルフィンが悔しさでハンカチを噛んでおりましたとさ。
この勝負、結果的にドロー(チャンチャン♪)


さて、後の二人はどうしたかというと――――――

「ボ、ボルボック・・・・きょ、きょうはバレンタインだから・・・こ、これ――――//////」
「エ、エレナ・・・・・/////」
「そ、その・・・・・うまくできたかわからないけど―――――」
「ん・・・・・美味しい――――美味しいよ、エレナ」
「ほ、ほんと――――!?////////」


「はい、リュウゼン。バレンタインのプレゼント///////」
「だからどうして、胸にチョコを挟んだ上に、素肌にリボン巻いているんだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!??????」

 チャンチャン♪

トップに戻る
32999まさに天国に一番近い男。エモーション E-mail 2007/2/15 23:27:31
記事番号32998へのコメント

棒太郎様、こんばんはです。
今年はどうなるかな〜と思っていましたが、こうきましたか。
違う意味でチョコをめぐる男の熱き戦いなのですね。


>「何って、摑みは大切じゃないか。とりあえず雰囲気だよ、雰囲気」
>「ふむ・・・・・まぁ、確かに」
>「そ、そうなんですか?」
>人気のない路地裏で、三人の青少年が俗に言うヤンキー座りで車座になっていた。
>「ボルボック君。お主もいずれわかるさ」
>「は、はあ・・・・・・」
>リュウゼンの言葉に、ボルボックはいまいち納得しかねるような声を上げた。

一瞬、今回はタイタス&ガウリイの義兄弟コンビかと思いましたが……
来世のダルフィン・ファミリー娘婿トリオだったのですね。
ボルボックさんも元気に復活で……お幸せでなによりです。(ほろり)

>「・・・・?何を仰います。義姉上もフィブリゾ殿のために用意すると、ミヤリから聞いていますが?」
>「そうですよ。フィブリゾさん一択ですよ。心配しなくても有象無象に義理チョコなんか渡しませんよ」

見事にフィブリゾ様だけ、ダルフィン様に気に入られてないのが分かる発言ですね(汗)

>「ボクだってニーヤちゃんがちゃんとくれるって思ってるさ。でも・・・でも、問題はその母親なんだよぉぉぉぉぉ(泣)!!!!」
>フィブリゾ、男泣き。

……何故でしょう。フィブリゾ様が中村◯水に見えてきました。

>「・・・・承知仕りました。他ならぬフィブリゾ殿の頼み。このリュウゼン、一肌脱ぎましょう」
>「あ、じゃあ僕も」
>「あ、ありがとう!ありがとーーーっっ!!」
>よかったね、フィブリゾ。前世と違って、他人との付き合いをキチンとしてて。

フィブリゾ様……来世では真っ当な人間としての人生を営んでいるのですね。(ほろり)

>レッドフィアー家では、ダルフィン・ニーヤ・エレナが明日渡すものを作っていた。
>今年は手作りケーキでいったようだ。作ったケーキはオペラ。
>ムチャクチャ材料と手間ひまのかかるものである。

さすがダルフィン様。こういったことでも娘達をきちんと躾ているのですね。
でも、ミヤリちゃんの特別メニューって……?

>レッドフィアー家の側まで来たフィブリゾ・リュウゼン・ボルボックの三人は電柱の陰から様子を覗う。
>
>「コーッホーッ」
>なんか玄関前に完全武装した鎧武者が腰掛けてました。

……どっから調達したんですか、ダルフィン様……。(^_^;)

>しかも鎧武者の左右にはビシッとナイススマイルを浮かべながら、マッチョメンコンビがナイスポージングを極めていた。
>この日のためにヴェルミスから借りてきたようだ。
>「い、いやぁぁぁぁ!!マッチョはイヤ!マッチョはイヤァァァ!!」
>某弐号機パイロットのように精神錯乱を引き起こしてしまっているフィブリゾ。

鎧武者の他にマッチョメンズですか……。これは……凄すぎです(滝汗)
前世のトラウマがなくても、いやんな光景ですね。

>「きゃっ!?フィ、フィブリゾくん、大丈夫!?すぐ手当てを!」(ムギュッ)
>(当たってる・・・・・・当たってるよぉぉぉぉ!!!頬っぺたに二つの特性マシュマロの感触がぁぁぁぁぁぁ!!!)
>燃え上がれ、俺の小宇宙!!的に意識が燃え上がり三途の川より、フィブリゾ奇跡の生還!!
>その横でダルフィンが悔しさでハンカチを噛んでおりましたとさ。
>この勝負、結果的にドロー(チャンチャン♪)

最後の最後で良い思いができたフィブリゾ様。
相変わらず天国への階段を上り下りしているようで……。
ダルフィン様とフィブリゾ様の義理の親子のバトルは、いつも痛み分けなのでしょうね、きっと。

>「はい、リュウゼン。バレンタインのプレゼント///////」
>「だからどうして、胸にチョコを挟んだ上に、素肌にリボン巻いているんだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!??????」

そしてほのぼの純情カップルなボルボックさんとエレナちゃんに対し、
リュウゼンさんとミヤリちゃんは……ああ、何だか両親に良く似た光景になりそうな気が……(笑)
こちらもしっかりと教育しているんですね、ダルフィン様……。


今回も楽しく読ませていただきました♪
ダルフィン様の「フィブリゾ様対策」の凄さに、フィブリゾ様と一緒に
「なんかいるぅぅぅぅぅ」と思いましたよ、本当。
何よりあの方々をまともに突破出来たら、違う意味で凄そうな気がします。
ですが至極素直にアドバイスを聞いて実行しているのだろうミヤリちゃんが
今回一番最強だと思いました。
本人には変な計算も何もないだけに、余計に男性にとっては悪魔だと(笑)
ガンバレ、リュウゼンさん!

それでは、今日はこの辺で失礼します。
また次の作品を読ませていただくのを楽しみにお待ちしています。

トップに戻る
33007常時お迎え待機棒太郎 2007/2/18 08:40:05
記事番号32999へのコメント

>棒太郎様、こんばんはです。
>今年はどうなるかな〜と思っていましたが、こうきましたか。
>違う意味でチョコをめぐる男の熱き戦いなのですね。

こんにちは、エモーションさん。
今回は新しい変化球でいってみました。
毎回、どういう戦いにしようか悩みます(笑)


>>人気のない路地裏で、三人の青少年が俗に言うヤンキー座りで車座になっていた。
>>「ボルボック君。お主もいずれわかるさ」
>>「は、はあ・・・・・・」
>>リュウゼンの言葉に、ボルボックはいまいち納得しかねるような声を上げた。
>
>一瞬、今回はタイタス&ガウリイの義兄弟コンビかと思いましたが……
>来世のダルフィン・ファミリー娘婿トリオだったのですね。
>ボルボックさんも元気に復活で……お幸せでなによりです。(ほろり)

恒例のバカ義兄弟とみせかけて、(現時点での)娘婿勢揃いです。
今回のボルボックはまだ少年なので、本編のような落ち着きはまだありません。

>>「・・・・?何を仰います。義姉上もフィブリゾ殿のために用意すると、ミヤリから聞いていますが?」
>>「そうですよ。フィブリゾさん一択ですよ。心配しなくても有象無象に義理チョコなんか渡しませんよ」
>
>見事にフィブリゾ様だけ、ダルフィン様に気に入られてないのが分かる発言ですね(汗)

気に入らない相手には容赦ありません。

>>「ボクだってニーヤちゃんがちゃんとくれるって思ってるさ。でも・・・でも、問題はその母親なんだよぉぉぉぉぉ(泣)!!!!」
>>フィブリゾ、男泣き。
>
>……何故でしょう。フィブリゾ様が中村◯水に見えてきました。

確かに、「婿殿!」とイビられそうですが、婿いびりのレベルが比べものにならないと思います。

>>よかったね、フィブリゾ。前世と違って、他人との付き合いをキチンとしてて。
>
>フィブリゾ様……来世では真っ当な人間としての人生を営んでいるのですね。(ほろり)

あの義母のこともありますし、横のつながりはしっかり持っておこうといています。

>>レッドフィアー家では、ダルフィン・ニーヤ・エレナが明日渡すものを作っていた。
>
>さすがダルフィン様。こういったことでも娘達をきちんと躾ているのですね。
>でも、ミヤリちゃんの特別メニューって……?

暴走具合はあんなんですが、躾・礼儀はきちんとしています。彼女。

>>「コーッホーッ」
>>なんか玄関前に完全武装した鎧武者が腰掛けてました。
>
>……どっから調達したんですか、ダルフィン様……。(^_^;)

娘のためなら手間隙惜しまないのが、ダルフィンクオリティ。

>>しかも鎧武者の左右にはビシッとナイススマイルを浮かべながら、マッチョメンコンビがナイスポージングを極めていた。
>
>鎧武者の他にマッチョメンズですか……。これは……凄すぎです(滝汗)
>前世のトラウマがなくても、いやんな光景ですね。

過去の作品読み返していて、「ああ、しばらくこいつら登場させてなかったな」と思い、今回登場させて見ました。

>>燃え上がれ、俺の小宇宙!!的に意識が燃え上がり三途の川より、フィブリゾ奇跡の生還!!
>>その横でダルフィンが悔しさでハンカチを噛んでおりましたとさ。
>>この勝負、結果的にドロー(チャンチャン♪)
>
>最後の最後で良い思いができたフィブリゾ様。
>相変わらず天国への階段を上り下りしているようで……。
>ダルフィン様とフィブリゾ様の義理の親子のバトルは、いつも痛み分けなのでしょうね、きっと。

『禍福はあざなえる縄の如し』の言葉を地で行っております。
不幸の中にちょっぴり幸福がありますが、それが更なる不幸の呼び水となります(笑)

>>「はい、リュウゼン。バレンタインのプレゼント///////」
>>「だからどうして、胸にチョコを挟んだ上に、素肌にリボン巻いているんだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!??????」
>
>そしてほのぼの純情カップルなボルボックさんとエレナちゃんに対し、
>リュウゼンさんとミヤリちゃんは……ああ、何だか両親に良く似た光景になりそうな気が……(笑)
>こちらもしっかりと教育しているんですね、ダルフィン様……。

ボルボックとエレナはほんとに清純カップルを地で行くことでしょう。
ミヤリも清純ですが、何の疑いもなく母のアドバイスを実行してしまうので、リュウゼン大困りです。


>今回も楽しく読ませていただきました♪
>ダルフィン様の「フィブリゾ様対策」の凄さに、フィブリゾ様と一緒に
>「なんかいるぅぅぅぅぅ」と思いましたよ、本当。
>何よりあの方々をまともに突破出来たら、違う意味で凄そうな気がします。
>ですが至極素直にアドバイスを聞いて実行しているのだろうミヤリちゃんが
>今回一番最強だと思いました。
>本人には変な計算も何もないだけに、余計に男性にとっては悪魔だと(笑)
>ガンバレ、リュウゼンさん!
>
>それでは、今日はこの辺で失礼します。
>また次の作品を読ませていただくのを楽しみにお待ちしています。

デデンと玄関で待ち構えてるシーンを思い浮かべて、色々考えてたんですが、やっぱり鎧武者が一番インパクトがあるだろうと、アレに決定しました。
しかも左右にマッチョメンズが固めてたら、最強の布陣です。
ミヤリは、本人に全く何も計算とか悪気がないので、かえってたちが悪いです。
リュウゼンの理性の限界が試されています(笑)
それでは、どうもありがとうございました。

トップに戻る
33008ある愛の光景 〜若きリュウゼンの悩み〜棒太郎 2007/2/20 23:20:21
記事番号32998へのコメント

 『ある愛の光景』

  〜若きリュウゼンの悩み〜



○月×日

これからお見せする手記は、おそらくすべて真実であると、私は確信している。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 おそらくこの文を書き終えたとき、自分はどうなっているのかわからない。
 このようなものを書き留めておくこと自体、どういう意味があるのかは、書いている自分でもわかりはしない。
 恐らく、今この部屋の中で、独りだけだという状況から、精神が儚き逃亡を図るため、書き綴っているのだろう。
 今の自分の状況は、あのバレンタインのとき以上のものではないだろうか。
 すべては、自分が風邪をひき、ミヤリがお見舞いにやって来たのがはじまりだったのだ。
 そう、彼女こそがある意味において、自分の最大の悩みである。
 自分と彼女は、世間に一般で言うところの”恋人関係”、もっと突っ込んで言うならば、”許婚関係”だ。
 こう言うと、独り身である世の男性諸氏の嫉妬を買うであろうが、『親しき仲にも礼儀あり』という言葉があるように、どんな間柄の者でもある一定の節度は必要であると自分は思う。
 しかしながら、彼女は素直というか純粋というか、疑うことをしらないのではと思うことも間々ある。
 特に義母上様の仰ることは、素直に実行してしまう。本人に悪気や計算などない分、全くもってたちが悪いと言わざるを得ない。
 そう、今回のことにしてもそうなのだ。

 
  『リュウゼン、大変だね。義父様や義母様が旅行でお留守のときに、風邪引   いて、寝込んじゃうなんて』
  『なに、気にすることはない。これも修行が足りなかったためだ』
  『はい、おかゆつくったから、これ食べて元気になってね』
  『・・・・・・・待て。何故に口に含む?』
  『ふぇ?母様が食べやすいようにこうしてあげるのが正しいって――――』
  『義母上様ァァァッッ!!!』

 (なんとかおかゆを食べ終わり――――)
  『ふぅ・・・・な、なんとか食べ終わったか・・・・・』
  『あとはしっかり寝て養生すれば大丈夫だって、母様が言ってたから』
  『――――って何故布団に入ってくる!?
   しかもなんで下着姿なんだぁぁッッ!!??』
  『母様が・・・・・風邪のときはこうして人肌で暖めてあげるのがいいって・・・/////』
  『義母上様ァァァッッ!!!』
  『・・・・ゆっくり休んでね//////』
  『(休めるかァァァッッッ!!!)』
  『きゃっ!ダメよ、リュウゼン。風邪なのに暴れちゃ―――』

   ぷに♪

  『(む、胸が顔に当たっとります!!!!)』

   ぷに♪ぷに♪ぷにん♪


  ――― 空はどうして青いんだろう
      なんで女子の身体はこんなにも柔らかいんだろう 
      こんなん書いてて『書き殴り』の検閲に引っ掛からないのだろうか

      父上、母上、師匠・・・・・・
      リュウゼンはもうおっぱい攻撃に耐え切れそうにありません
      先立つ不幸をお許し下さい              ――――


  『ミ、ミヤリィィィィッッッ!!!!』
  『え?きゃぁぁぁぁっっ!!だめぇ!リュウゼン!』
  
   ドバキャッ!


 神は死んではいなかった。
 間一髪のところで、自分の頬を殴って、正気を取り戻し、逃走に成功した。
 こうして今は道場に身を潜めているのだ。
 ミヤリには悪いが、ここに隠れてなんとか風邪を治すしかないだろう。これ以上は自分の精神が持つかどうか妖しいところである。
 義母上様がどのようなことをまたミヤリに教えるのか、甚だ不安だ。
 しかし、今は風邪を完治させることに務めるより他はな――――――

 ――――何か、戸口のほうで音がしている。
 まさかもう見つかってしまったというのか。いや、そんなはずはない。
 
 ――――窓の向こうでなにやら蒼いものが見えた気がする。
 幾分神経が過敏になっているせいか?まだまだ修行が足りない。
 今日はもう布団に入ろう・・・・・・・・布団?
 ここに来てから、布団を引いただろうか?
 ずっと机に向かっていたからそんなはずはない・・・・・一体どういうことだ。
 よく見てみると、こんもりと盛り上がっている。何かが入っているというのか?
 駄目だ。もう一人の自分が告げている。逃げろと。

 今、確かに聞こえた・・・・・・リュウゼン、と。
 あ、あれは・・・・あれは・・・・・
 か、かのじょが――――か―――じょ―――はだ――――(以下乱筆のため、判読不能)


〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 

これを書いた者が、その後どうなったのか私にはわからない。
ただ、これをなんらかの創作物とするには、あまりにもリアリティに満ち溢れている。
これを書いた者の心情が伝わってくるようだ。
私はこれを何らかの形で世間に発表しようと――――おや?こんな時間に来客とは珍しい。
蒼髪の女性?心当たりはないが、折角ここまで来られたのだ。お会いしよう―――――

 (ここで日記は途切れている。なお、文中にある手記はその後、いくら探しても発見することはできなかった) 


************************************

こんばんは、棒太郎です。
リュウゼンの苦悩編を書いてみたんですか、なんだか訳わかんない文体になりましたね・・・・・・
最初は真ん中のほうの風邪引きのやり取りを、思いついていたんですが、プロットを練っていくうちに手記風の文体になり、クトゥルーっぽい文体になってしまいました。
とりあえず、リュウゼンは今後とも義父のように苦労することは間違いないですね。
それでは、このへんで。   

トップに戻る
33010リュウゼン、抵抗ロール6ゾロ。(でもダメージ大で生死判定)エモーション E-mail 2007/2/22 22:25:20
記事番号33008へのコメント

棒太郎様、こんばんはです。
今日投稿を見つけて「い、いつの間にっ!!」と画面の前で口走りました。


> おそらくこの文を書き終えたとき、自分はどうなっているのかわからない。
> このようなものを書き留めておくこと自体、どういう意味があるのかは、書いている自分でもわかりはしない。
> 恐らく、今この部屋の中で、独りだけだという状況から、精神が儚き逃亡を図るため、書き綴っているのだろう。

手記を書いているのはリュウゼンさんなのですね。
緊迫した状況で手記を書く理由……頭の中だけで考えているより、状況を冷静に整理して考えるのに有効、
という理由もありますね。(自覚しているかどうかはともかく)

> しかしながら、彼女は素直というか純粋というか、疑うことをしらないのではと思うことも間々ある。
> 特に義母上様の仰ることは、素直に実行してしまう。本人に悪気や計算などない分、全くもってたちが悪いと言わざるを得ない。

確かにリュウゼンさんにとって最大の悩みですね(^_^;)

>  『はい、おかゆつくったから、これ食べて元気になってね』
>  『・・・・・・・待て。何故に口に含む?』
>  『ふぇ?母様が食べやすいようにこうしてあげるのが正しいって――――』
>  『義母上様ァァァッッ!!!』
>
> (なんとかおかゆを食べ終わり――――)
>  『ふぅ・・・・な、なんとか食べ終わったか・・・・・』
>  『あとはしっかり寝て養生すれば大丈夫だって、母様が言ってたから』
>  『――――って何故布団に入ってくる!?
>   しかもなんで下着姿なんだぁぁッッ!!??』
>  『母様が・・・・・風邪のときはこうして人肌で暖めてあげるのがいいって・・・/////』
>  『義母上様ァァァッッ!!!』

…………ダルフィン様…………(滂沱)
これはまさに「試練なら耐えましょう。でも悪戯なら呪います」な状態……。
そのつもりはないはずなのに、フィブリゾ様とは違う意味での「婿いびり」になっているような(汗)

> 神は死んではいなかった。
> 間一髪のところで、自分の頬を殴って、正気を取り戻し、逃走に成功した。

リュウゼンさん、「こんな数値でるかあ!!」なレベルの抵抗ロールを、
何とか6ゾロでかわしましたね。

> ここに来てから、布団を引いただろうか?
> ずっと机に向かっていたからそんなはずはない・・・・・一体どういうことだ。
> よく見てみると、こんもりと盛り上がっている。何かが入っているというのか?
> 駄目だ。もう一人の自分が告げている。逃げろと。
>
> 今、確かに聞こえた・・・・・・リュウゼン、と。
> あ、あれは・・・・あれは・・・・・
> か、かのじょが――――か―――じょ―――はだ――――(以下乱筆のため、判読不能)

リュウゼンさん、抵抗ロールは6ゾロなのに、ダメージで生死判定突入、と。
しかも何やらホラーテイストに(笑)

>私はこれを何らかの形で世間に発表しようと――――おや?こんな時間に来客とは珍しい。
>蒼髪の女性?心当たりはないが、折角ここまで来られたのだ。お会いしよう―――――
>
> (ここで日記は途切れている。なお、文中にある手記はその後、いくら探しても発見することはできなかった) 

さて、この日記を書いた人は、一体誰なのでしょう。
そして謎の蒼髪の女性(笑)その正体は誰も知らない、知っちゃいけない(笑)
……でも実は某這い寄る混沌な方や某黒子が化けてただけだったら、もっとやだなあ(笑)


>リュウゼンの苦悩編を書いてみたんですか、なんだか訳わかんない文体になりましたね・・・・・・
>最初は真ん中のほうの風邪引きのやり取りを、思いついていたんですが、プロットを練っていくうちに手記風の文体になり、クトゥルーっぽい文体になってしまいました。
>とりあえず、リュウゼンは今後とも義父のように苦労することは間違いないですね。

全体的なクトゥルー風味が面白かったです。何も知らない第三者にとってはまさにホラーな手記かも(笑)
日記を書いた方……無事でしょうか。(笑)

さて今回はリュウゼンさん、必死の抵抗ロール!(でもダメージ大きすぎて生死判定) 
前世の因果か単に神様の悪戯なのか、彼はこの人生ではミヤリさんに振り回されるようですね。
ダルフィン様も、性格的に旦那と似たタイプのせいなのか、つい喜々としてミヤリさんに
こういうアドバイスをしてしまうのかもしれないと思いました。
何にせよ、ガンバレ、リュウゼンさん。(ついでにデイルさんも)

画面をスクロールしていて新しい投稿を見つけると、驚くと同時に「お宝発見♪」という気分でもあります。
今回も楽しく読ませていただきました。
それでは、今日はこの辺で失礼します。

トップに戻る
33012王 ○人、死亡確認(←殺すな)棒太郎 2007/2/23 22:09:18
記事番号33010へのコメント

>棒太郎様、こんばんはです。
>今日投稿を見つけて「い、いつの間にっ!!」と画面の前で口走りました。

こんばんは、エモーションさん。
前回から程なく、こっそりひっそりと投稿してみました。


>> 恐らく、今この部屋の中で、独りだけだという状況から、精神が儚き逃亡を図るため、書き綴っているのだろう。
>
>手記を書いているのはリュウゼンさんなのですね。
>緊迫した状況で手記を書く理由……頭の中だけで考えているより、状況を冷静に整理して考えるのに有効、
>という理由もありますね。(自覚しているかどうかはともかく)

そうですね。確かに書くことによって、状況を整理して客観的に自体を考える術になりますね。

>> 特に義母上様の仰ることは、素直に実行してしまう。本人に悪気や計算などない分、全くもってたちが悪いと言わざるを得ない。
>
>確かにリュウゼンさんにとって最大の悩みですね(^_^;)

目下、最大最凶のなやみです。

>>  『母様が・・・・・風邪のときはこうして人肌で暖めてあげるのがいいって・・・/////』
>>  『義母上様ァァァッッ!!!』
>
>…………ダルフィン様…………(滂沱)
>これはまさに「試練なら耐えましょう。でも悪戯なら呪います」な状態……。
>そのつもりはないはずなのに、フィブリゾ様とは違う意味での「婿いびり」になっているような(汗)

まあ、ダルフィンにはいびるという気持ちはこれっぽっちもないわけでして。
ただ、娘の応援のためにやっているのですが、見事に『小さな親切、大きなお世話』にしかなっていないわけでして。

>> 神は死んではいなかった。
>> 間一髪のところで、自分の頬を殴って、正気を取り戻し、逃走に成功した。
>
>リュウゼンさん、「こんな数値でるかあ!!」なレベルの抵抗ロールを、
>何とか6ゾロでかわしましたね。

試合終了間際の奇跡のゴール―――みたいなもんです。

>> 今、確かに聞こえた・・・・・・リュウゼン、と。
>> あ、あれは・・・・あれは・・・・・
>> か、かのじょが――――か―――じょ―――はだ――――(以下乱筆のため、判読不能)
>
>リュウゼンさん、抵抗ロールは6ゾロなのに、ダメージで生死判定突入、と。
>しかも何やらホラーテイストに(笑)

「しかし回り込まれてしまった」な状況です。
やっぱり手記風なら、最後はこんな感じで。

>>私はこれを何らかの形で世間に発表しようと――――おや?こんな時間に来客とは珍しい。
>>蒼髪の女性?心当たりはないが、折角ここまで来られたのだ。お会いしよう―――――
>>
>> (ここで日記は途切れている。なお、文中にある手記はその後、いくら探しても発見することはできなかった) 
>
>さて、この日記を書いた人は、一体誰なのでしょう。
>そして謎の蒼髪の女性(笑)その正体は誰も知らない、知っちゃいけない(笑)
>……でも実は某這い寄る混沌な方や某黒子が化けてただけだったら、もっとやだなあ(笑)

この日記の持ち主は誰なのか・・・・・パラレルワールドの私かもしれません(←アホ)
蒼髪の女性の正体も謎に包まれたままです(笑)


>全体的なクトゥルー風味が面白かったです。何も知らない第三者にとってはまさにホラーな手記かも(笑)
>日記を書いた方……無事でしょうか。(笑)
>
>さて今回はリュウゼンさん、必死の抵抗ロール!(でもダメージ大きすぎて生死判定) 
>前世の因果か単に神様の悪戯なのか、彼はこの人生ではミヤリさんに振り回されるようですね。
>ダルフィン様も、性格的に旦那と似たタイプのせいなのか、つい喜々としてミヤリさんに
>こういうアドバイスをしてしまうのかもしれないと思いました。
>何にせよ、ガンバレ、リュウゼンさん。(ついでにデイルさんも)
>
>画面をスクロールしていて新しい投稿を見つけると、驚くと同時に「お宝発見♪」という気分でもあります。
>今回も楽しく読ませていただきました。
>それでは、今日はこの辺で失礼します。

フューシャ姉さんのお仕置きよりは大丈夫だろうと思いましょう(笑)
まあ、リュウゼンの苦労は半分は前世の因果でしょうね。
こちらでは逆に振り回されるという宿命。まあ、あんな大和撫子の尻にしかれるのなら、別に構わんでしょう。
ダルフィンもお気に入りですからね。
楽しんでいただけて、なによりです。
それではどうもありがとうございました。