-今度はヴァルとゼロスの話★-嵐 とんとん(7/7-21:14)No.3287
 ┣緋色の空・・・プロローグ-嵐 とんとん(7/7-21:16)No.3288
 ┣緋色の空・・・1-嵐 とんとん(7/7-21:41)No.3289
 ┃┗Re:緋色の空・・・プロローグ、1-松原ぼたん(7/8-14:36)No.3301
 ┃ ┗ぼたんさまありがとうございましたっ☆-嵐 とんとん(7/8-20:21)No.3312
 ┣緋色の空・・・2-嵐 とんとん(7/8-20:23)No.3313
 ┣緋色の空・・・3-嵐 とんとん(7/8-21:06)No.3314
 ┣緋色の空・・・エピローグの一-嵐 とんとん(7/8-21:16)No.3317
 ┗緋色の空・・・エピローグの二-嵐 とんとん(7/8-21:24)No.3319
  ┣Re:緋色の空・・・2〜エピローグの二-松原ぼたん(7/10-22:12)No.3347
  ┗おもしろかったですーっっ!!-ひなた(7/11-00:11)No.3353


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3287今度はヴァルとゼロスの話★嵐 とんとん 7/7-21:14

おひさしぶりですっっ☆
今度はこりずに、ゼロリナ、それからヴァルに挑戦します。当然としてフィリアも出ます。
長いです。ここに投稿するのでは初めてかも知れません。
それでは、「緋色の空」です、どうぞっ。

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3288緋色の空・・・プロローグ嵐 とんとん 7/7-21:16
記事番号3287へのコメント
プロローグ

「ガーヴ様、空が紅いよ・・・燃えてるみたいだ・・熱い」
幼い姿のヴァルガーヴは夜空を見上げたまま硬直していた。
「熱いよ、ガーヴ様・・・」
「何馬鹿なこといってやがる」
低い、頼もしい声。
「今のお前は魔族だろうが」
しがみつこうとするヴァルガーヴを引き離す。
「魔族にゃ、闇しか見えねーんだよ」
夜空に広がる、闇。
「星は」
「気のせいだと思って忘れな」
ヴァルガーヴは口をつぐんだ。
あかあかと燃えていた空が急に深い闇へと変わる。

「闇しか見えませんね」
ゼロスはゆっくりといった。草原に風が吹き草を鳴らす。
「あんなに星が光っているのに」
リナはつまらなそうに頬をふくらませる。
今のゼロスは立っているのもやっと。リナの腕の中で、確実に弱っていっていた。
「すみません、光を見るのは苦手なんですよ」
ああでも、と目を細めるゼロス。
「一度だけ、真っ赤な空を見たことがあります。
「赤・・・?」
「ええ」
リナは夜空を見上げた。
満天の星。光の渦。軽く呼吸をするゼロスを見て、愛しさとやるせなさがあふれてくる。
「・・人間はよくこういうわ。星はいのちだって。死んだものの命が星になるって」
突然語りだしたリナに驚くゼロス。
「だから、あたし実は星空って好きじゃないのよね。わかるでしょ?」
くすりと笑うゼロス。
「そんな話を信じているのですか」
リナは頬をかく。
「わからない。でも真っ赤な空ってのは、ごめんね。暑くなりそう」
ゼロスは目の前の少女を眺めた。弱っている自分をみた。そして空を視た。
何一つない、真っ暗な空間。星?光?・・・・滅びたものは、星や光と、なるのか・・・?
「・・・っ」
「どうしたの、ゼロス!」
「・・知りません・・頭が・・痛い・・」
額を押さえる。

魔族には闇しか見えないのよ

獣王に、教えられた言葉。
「リナさん、僕は」
「どうしたのよ!」
「僕は、光が・・・」
ゼロスはふと視線をずらした。
紅い、紅い空。
「うあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ゼロスの絶叫がこだまする。


私って逝ってる・・・(爆)

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3289緋色の空・・・1嵐 とんとん 7/7-21:41
記事番号3287へのコメント

魔竜王ガーヴが、倒れた。その半年のち。

ガーヴ様・・・
ガーヴ様・・・
透明なものがヴァルガーヴの頬を流れた。
なぜ・・なぜだ・・・
独りたたずむ彼の頭上に広がるのは、美しい星の夜空。
だが魔族となった彼には、闇にしか映らない。
俺は何だ。
ガーヴ様亡き今、俺はいったい何なのだ。
魔族か?エンシェントドラゴンなのか?
握り締めたこぶしが震える。
「・・・・よ、世界に平和を・・」
ささやくような、歌うような声が聞こえた。
「祈りの・・言葉?」
呟き、ふらふらと声のする方へと向かうヴァルガーヴ。
大きな岩へとたどり着く。声はその向こうからのようであった。
「火竜王様の御加護がありますように・・」
ヴァルガーヴは立ち止まった。
「火竜・・・王」
小さくもらした。
「それ以上近寄らないで下さい!」
少女の声であった。
祈りの時と、声が違う・・・
ヴァルガーヴはうっすらとそんなことを思う。
「あんた、竜か」
かすれた声で尋ねた。
「ゴールドドラゴンの巫女ですわ」
落ち着いた声で応える。
「ゴールドドラゴンか」
岩によりかかるヴァルガーヴ。
「エンシェントドラゴンを滅ぼそうとした奴等だな」
「?」
「何でもねぇ」
自嘲の笑み。
「貴方は何ですか」
しばらくの沈黙のあと、少女が興味深げに聞いてくる。
「知らねぇよ」
ヴァルガーヴは吐き出すように言う。
「・・貴方からは・・何というか、不思議な気配がするので・・」
「そうか」
「ごめんなさい」
「構わんさ・・それより、祈りを続けてやってくれるか?」
何を言っているんだ。
ゴールドドラゴンは敵だぞ。
そして火竜王は魔族の敵だ。
「敵ばかりだ」
ヴァルガーヴの声は悲しげであった。
岩の逆側から、巫女の祈りの声が響く。
静かに、流れるように。
心に安らぎを与えるように。
「敵ばかりだ・・・だけど」
ヴァルガーヴは顔を伏せた。
少女の祈りが終わった。
「お嬢さん」
小さな声で呼びかける。
「紅い空、見たことあるか」
巫女の立ち上がる音。こちらへ近づいてくる音。
「あります」
はっきりと、すぐ側から聞こえる。
今二人は岩をはさみ、背中合わせといえるくらい、そばに居る。
「いつ」
「昔・・です。事故があって・・・死にかけた」
ヴァルガーヴは耳鳴りを感じた。
「祖父がいっていました。死の直前、紅い空をみると」
巫女の声が震える。
そうか・・・。
ヴァルガーヴは急に力が抜けていくのがわかった。
「私、死ぬのかと思いました、父が助けてくれたのですけど」
夜空を見上げるヴァルガーヴ。
闇。黒い、闇。
「俺にまだ生きろというのか」
ガーヴ様亡き今。
ヴァルガーヴは声を上げた。
「・・・幼いころ俺には紅い空しか見えなかった。いつでも」
岩の向こうの少女の息を呑む音。
静けさが訪れる。
「・・・きれいな、星空ですね、今日は」
ヴァルガーヴは応えない。
「死んだら星になるんです」
静かに、厳かに言う。
「星ね・・・そんなもの見えねぇ」
「そんな悲しいこといわないで下さいっ」
巫女が泣きそうな声でいう。
「私貴方のために祈ります。だから・・・」
俺のために、祈る・・・?
違う、俺に星が見えないのは、俺が魔族だから・・・俺は魔族なのか?
ヴァルガーヴはつと、岩から離れた。
少女のもとへ歩いてくる足音がきこえたのだ。
「今日はありがとうよ、お嬢さん」
ささやく。
そして音なく、飛び去っていった。


長いぃぃぃ(;_;)

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3301Re:緋色の空・・・プロローグ、1松原ぼたん E-mail URL7/8-14:36
記事番号3289へのコメント
 面白かったです。

>「気のせいだと思って忘れな」
 凄い台詞かも。
>今のゼロスは立っているのもやっと。リナの腕の中で、確実に弱っていっていた。
 な、何があったぁぁ。
>魔族には闇しか見えないのよ
 闇しか見ようとしないの間違いでしょ?
>祈りの時と、声が違う・・・
 まぁ、それはねぇ。
>「祖父がいっていました。死の直前、紅い空をみると」
 ひえっ。

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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3312ぼたんさまありがとうございましたっ☆嵐 とんとん 7/8-20:21
記事番号3301へのコメント
よんでくださってありがとうでした。
なんか長編の最初なので、わけわかりませんよね(^^:

>>今のゼロスは立っているのもやっと。リナの腕の中で、確実に弱っていっていた。
> な、何があったぁぁ。
・・秘密です(爆)

>>魔族には闇しか見えないのよ
> 闇しか見ようとしないの間違いでしょ?
なるほどぉ・・(おい)
魔族って星とかみえないのだろうな、と思ったからかいたのですが、そうか、そういうことだったのですね・・(勝手に納得)

以上ひとりぼけつっこみVERのとんとんでした。
ではではっ

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3313緋色の空・・・2嵐 とんとん 7/8-20:23
記事番号3287へのコメント
「またお前か」
ヴァルガーヴははき捨てる。荒野に立つ、魔族を睨む。
「ま、追いかけてるんですからね」
ゼロスは笑みを浮かべている。
「貴方がガーヴの残党として活動し続けるおつもりなら、これくらいの覚悟はしていただきたいですよ」
「残党・・ね。俺がやりたいのはそんなことじゃない」
ヴァルガーヴが炎を放つ。ゼロスは軽くよける。
対峙した二人の間に、緊張した空気が生まれる。
「じゃぁ、仇討ちですか?お生憎、」
錫杖を構えるゼロス。
「冥王様はすでにお亡くなりですけど」
「冥王じゃない」
ヴァルガーヴは口の端に薄笑いを見せた。
「人間だ」
ゼロスの体がこわばる。
「リナ=インバースだ」
ヴァルガーヴが、ゆっくりとその名を口にすると、
「リナ=インバース・・」
久しぶりにきくその響きを反芻するかのように繰り返すゼロス。
「・・・お前にとっても悪くない話だろう。リナとやらを殺すってのは」
「魔族は仇討ちなんてナンセンスな真似、しませんよ」
「ああそうかい」
ヴァルガーヴは面白くなさそうにいう。
「とりあえず、俺はそいつを倒したいだけだ。邪魔をするな!」
叫ぶ。
「リナさんは強いですよ」
「俺はもっと強い」
「リナさんは僕より強いんですよ、僕にも勝てない貴方が倒せる相手とはおもえませんが」
なぜゼロスが急に早口になったか。
ヴァルガーヴには知り得なかった。
ただ皮肉に聞こえるだけ。
「俺の邪魔をするかっゼロス!」
「邪魔させていただきますよ」
ゼロスの声は冷たい。
ヴァルガーヴの首筋に冷や汗が流れる。突きつけられた錫杖に目をやる余裕もない。
「邪魔させていただきます」
殺気がふくれあがった。
「それが獣王様の命令ですしね」
獣王・・・・魔族!
「みんな敵だ」
ヴァルガーヴの呟きはゼロスには聞こえない。
ー世界に平和を。人々に幸せを。
巫女の祈りの声。
ー全てのものに喜びと静かな夜を。
「お前に紅い空を見せてやる!」
ヴァルガーヴは吠えた。
「我が痛み、苦しみ、知るがいい!」
「そんなもの知りたくありませんねっ」
ゼロスの表情が変わる。
「緋色の空は死の直前にみるんだとよ」
「・・・」
「星一つないお前の闇を紅く染めてやるっ」
怒りと悲しみの言葉は不器用な罵りに変わる。
ー死んだら星になるんです。
美しい夜空じゃないか。死したものの生命の灯。
俺には何も見えない。
敵ばかりだ。
星をみることも、闇をみることさえも許されない。
俺の夜空は赤だ・・いつだって!

ー貴方のために祈ります

そしてヴァルガーヴは爆発した・・・・・。


逝ってる(爆)
次からゼロスの話になります。プロローグはとりあえず、ほっといておくと、楽だと思います(笑)

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3314緋色の空・・・3嵐 とんとん 7/8-21:06
記事番号3287へのコメント
こっから急にゼロスの話でし。

ヴァルガーヴは今、フィリアとともに新しい生活をしている。
ゼロスは思った。
まじめに戦ったのは、二回。両方とも、敗北に終わった。
ゼロスは悔しいと感じている自分を無視する。
とにかく、ヴァルガーヴの一件は終わったのだ。
そしてあのダークスターとの戦いから、半年。
また自分はあの少女を探している。
今度は獣王の命令で。

「リナさん」
ゼロスがよびかける。
まるでお茶に誘うくらいの気軽さで。
「やっぱ来たわね、ゼロス」
リナはゆっくりと振り向いた。
宿の一階にある酒場。
「ガウリィさんたちは?」
「出かけてる・・・買い物に」
リナは苦笑する。
「何故リナさんは残ってるんです」
「なんかゼロスが来そうな気がしてたから」
ゼロスはにっこりと笑った。
「それは、それは」
それではこの少女は自分が彼女のもとへ来た理由も知っているのだろう。隠す必要などないな。
いつかはくるとわかっていた命令だから。

「獣王ゼラス=メタリオム様の命で、貴方の抹殺に参りました、獣神官ゼロスと申します」

リナは立ち上がると宿を出た。
すぐ側に広がる草原。夕空の空が橙鮮やかに澄んでいる。
「わかってた・・・・」
リナは風に髪をふかせ、泣く。涙を見せずに。
「すみません」
「謝らないでよ」
そしてリナはゼロスを前に構えた。
「悪いけど手加減なしよ。あたしもまだ死にたくないから」
「・・じゃぁ、始めましょうかっ」

がっ
ゼロスの錫杖がリナの腹を突く。
「っ・・」
顔をしかめるリナ。だがすぐさま呪文を続けて、
「・・神滅斬っ!」
「なっ」
ゼロスは飛びのく。
リナは闇の炎を纏った剣をもち、立つ。
「やぁぁぁ!」
ゼロスに切りつける。

紅い空が見えない

ゼロスはそんなことを思って、一撃目をよけた。
「逃げないでよっ」
「むちゃいわないでくださいっ」
「・・っの」
二撃目がくる。

ヴァルガーヴの戦いは終わった。

「僕は何度もリナさんを守って差し上げましたね」
思い付いたように口をつく。
そう、あの、紅い空の話をきいた、あの戦いのとき。
自分に与えられていた命令は、相手の目的を調べること。
だけど、邪魔をしないわけにはいかなかった。
「だってリナさんが倒されたら、大変ですからね」
「あぶないっ・・」
リナは思わず叫んでいた。
ゼロスはよけようとして体をねじる、が間に合わない。
彼女の手から解放された神滅斬がゼロスに突き刺さる。
「ぐぁっ・・・」
うめいた。黒い刃が不気味な音をたてて消えていく。
「あぶないって何ですか・・・」
呆れ顔でリナを仰ぐゼロスの表情に、笑みはなかった。


というわけで、こっからプロローグにつながります(冷や汗)

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3317緋色の空・・・エピローグの一嵐 とんとん 7/8-21:16
記事番号3287へのコメント
プロローグの続きですか?(笑)

「大丈夫、ゼロス?」
リナの心配そうな声。
叫んだあと、ゼロスは頭を抱えて倒れていた。
「え・・ええ。平気です・・ただ、ちょっと」
ゼロスは荒く呼吸しながら笑った。
「さぁ、戦いに敗れたのは僕ですよ。好きにして下さい」
「じゃぁ逃げて」
リナはさらりといった。
「とどめを・・ささないのですか?」
リナは黙って空をさした。
「あんたの星なんてみたくない」
ゼロスは苦笑する。

獣王様、
僕も光になれるのかと思ったんです。
そしたら急に頭が痛くなって、
紅い空・・・多分死に掛けたんですね
一度目にヴァルガーヴに負けたときより、鮮やかな赤でした。
いつか星が見てみたいです、獣王様・・・・


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3319緋色の空・・・エピローグの二嵐 とんとん 7/8-21:24
記事番号3287へのコメント
長かったぁ・・・みなさまありがとうございます(^^;


「フィリア」
「ヴァル」
呼ばれて、振り向くフィリア。
いつものいでたちで、風呂上がりなのか湯気をたたせている。
ヴァルと呼ばれた5歳くらいの少年はフィリアに駆け寄った。
「なにやっているの?」
「お祈りしているのよ」
フィリアは微笑した。
「お祈り・・?なんで?」
フィリアはヴァルを前に座らせると、服のボタンを止めてやる。
「そうねぇ、なんでかしら。もう巫女でもないのにね」
「なんで?」
「・・・昔会った人に、お祈りするって約束をしてしまったからかしら」
突然思い出す、フィリア。
すっかり忘れていた、幼い日の記憶。
「誰?」
「わかりません・・・でも、かわいそうな人」
だから、私は意味もわからず、貴方のために祈る、と言ったんだった。
どうしているのだろうか、あのひとは・・・。
「フィリア!来て!」
いつのまにかフィリアから逃げ出したヴァルが窓辺で空を指差す。
「きれいな星空!」


よんでくださってありがとうございました!
コメントいただいてもお返事レスかけない可能性ありでう(^^;10日から留守にするですー。では。

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3347Re:緋色の空・・・2〜エピローグの二松原ぼたん E-mail URL7/10-22:12
記事番号3319へのコメント
 面白かったです。完結おめでとう御座います。

>なぜゼロスが急に早口になったか。
 なぜでしょうねぇ(笑)。
>俺の夜空は赤だ・・いつだって!
 おいつめられてますねぇ。
>「獣王ゼラス=メタリオム様の命で、貴方の抹殺に参りました、獣神官ゼロスと申します」
 なるほど。
>「あんたの星なんてみたくない」
 あたしも見たくナイです。
>紅い空・・・多分死に掛けたんですね
 冷静なヤツ。
>フィリアはヴァルを前に座らせると、服のボタンを止めてやる。
 何か幸せそうですねぇ。
>「・・・昔会った人に、お祈りするって約束をしてしまったからかしら」
 約束はまもんなきゃいけませんよ。
>「きれいな星空!」
 今のヴァルには星が見えるんですね。よかったよかった。

 本当におもしろかつたです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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3353おもしろかったですーっっ!!ひなた E-mail 7/11-00:11
記事番号3319へのコメント
読ませていただきました〜♪すてき☆
やっぱしゼロリナ♪いいですよね〜。
ヴァルフィリもすきなんです♪

表現がすばらしぃです☆
死ぬ間際に、紅い空を見る・・・。と言うとことか。
また次の作品楽しみにしてます♪
がんばってくださいね。

でわでわっっ♪