-主従関係〜獣王軍の場合〜-時計うさぎ(7/6-15:12)No.3268
 ┣Re:主従関係〜獣王軍の場合〜-松原ぼたん(7/6-22:00)No.3277
 ┃┗松原ぼたんさんありがとうございます-時計うさぎ(7/8-16:34)No.3306
 ┣主従関係〜海王軍の場合〜-時計うさぎ(7/8-16:29)No.3305
 ┃┣Re:主従関係〜獣王、海王軍の場合〜-桜我天秦(7/9-05:20)No.3325
 ┃┃┗桜我天泰様ありがとうございます-時計うさぎ(7/9-11:04)No.3327
 ┃┗Re:主従関係〜海王軍の場合〜-松原ぼたん(7/10-22:12)No.3345
 ┃ ┗松原ぼたんさんありがとうです-時計うさぎ(7/12-11:58)No.3370
 ┣Re:主従関係〜獣王軍の場合〜-嵐 とんとん(7/8-21:09)No.3315
 ┃┗ありがとねー(^▽^)/-時計うさぎ(7/9-11:07)No.3328
 ┣Re:主従関係〜獣王軍の場合〜の感想です!-うれしい(7/10-11:30)No.3339
 ┃┗さん、ありがとうございます♪-時計うさぎ(7/12-12:12)No.3371
 ┗主従関係〜冥王軍の場合〜 上ノ巻-時計うさぎ(7/13-17:40)No.3386
  ┣Re:主従関係〜冥王軍の場合〜 上ノ巻-桜我天秦(7/16-07:47)No.3413
  ┃┗桜我天泰様ありがとうございます-時計うさぎ(7/18-01:48)No.3444
  ┣Re:主従関係〜冥王軍の場合〜 上ノ巻-松原ぼたん(7/16-15:35)No.3417
  ┃┗松原ぼたん様ありがとうございます-時計うさぎ(7/18-01:50)No.3445
  ┗主従関係〜冥王軍の場合〜 下ノ巻-時計うさぎ(7/21-18:32)No.3510
   ┗Re:主従関係〜冥王軍の場合〜 下ノ巻-松原ぼたん(7/21-19:03)No.3514
    ┗松原ぼたんさんありがとうございます-時計うさぎ(7/22-00:15)No.3516


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3268主従関係〜獣王軍の場合〜時計うさぎ E-mail 7/6-15:12

 とにかく、テストからの現実逃避ですぅっっっっっ!!!!
 皆々さ、お久方ぶりです 「DIARY」も短編とは言うものの5章目・・・。
 イベントは7月20日・・・・まにあいそーでほっと一息・・・。
 といーつつ・・・てすと・・・(;;)
 ってなわけで・・・数学の試験中に思いついたこの 突発(二度)獣王様とゼロス君の物語、シリアス調ですがヨロシクですっ。

★☆★☆★☆
 ざぁっっと・・・・。
 雑草と木の葉達がざわめけば、ぽっかり森のど真ん中に明いている空き地に・・・一風の血塵が舞う。
 
 無残に折られた太い木に、叩き付けられた跡を残し、静かな息はあるものの動かない青年・・・。
 さほど深くないとは言うもの無視できるほどではない傷を全身に 長いブロンドを地に染めている彼は ガウリイ=ガヴリエル。
 彼の右肩のショルダーガードは 肩に合わせるかのように背筋が寒くなるような切り口を見せて、斬られている。腰に帯びた鞘に 剣はなく掌に持った柄に刀身はない。
  
 元は白だったはずの服は 今や、どす黒い血に染まり、染まる事すらできないマントは切り刻まれたかのようである。
 服の切れた所から見える 肌は、硬質の岩と青い肌。
 彼も生きてはいるが、息は細い。
 彼の名は ゼルガディス=グレイワーズ。
 ガーターの変わりは合成獣として持ったゴーレムの岩肌という彼だが、彼女の剣には、ゴーレムの肌など意味も成さなかった。

 外見上・・・一番軽傷に見えて、一番ダメージが高かったのは彼女。
 だが、体の中で打撲よってできた傷は深く、息はか細いどころか今にも絶えそうである。
 白いマントも、白い巫女服も 所々が微かに染みてしまったほどで、別に変色はしていない。
 彼女の名前は アメリア=ウィル=ステラ=セイルーン。
 マントを止める ガーターには細かなひびが無数に入っていた。

 そして・・・高位魔族 獣王配下獣王神官ゼロス。
 魔族の彼に傷という傷は存在しない・・・腕を切り飛ばされたわけでもないし 胴を真っ二つにされたわけでもない。
 ただ・・・精神におったダメージと 倒れ込んだときに背中から貫かれ、地面と縫い付けられた、「アストラル・ヴァイン」のかかった、魔剣。
 高位魔族である彼にとっては 「アストラル・ヴァイン」のかかったものなど、ものともせずに破壊できるのだが、今、そんな力は彼に無い。
 無力に倒れ、もがき、自分の目の前で戦う「我が君」を止めたいというのに声も出ない自分を悔やむばかりであった。

「いいかげん、神破斬を使ってくれないか? いささか、私もつまらなくてな。」
 ばさりと・・・金髪をかき上げた獣王ゼラスは 不敵な笑みを顔に浮かべた。
 事の起こりは 「リナ=インバース」抹殺の任務とともに、獣王ゼラス=メタリオムが、あの魔竜王ガーヴを斬ったという、「神破斬」に興味を持った事にある。 
 獣王ゼラスは、リナ一行のリナを除く三人の始末を獣神官ゼロスに押し付け、自分は、その「神破斬」の威力を知るべく 嬉々と剣勝負に、魔族らしくもなく真っ向勝負とかけていったのだ。
「あたしはね・・・人に指図されるのがだいっきらいなのよっ!」
 魔力も尽きんと「竜破斬(増幅版)」やらで、応戦し、獣王ゼラスの見事なまでの剣技を避けてはいたが、体力的には、人間の身・・・すぐ劣る。
「そうか・・・私としても、他の者に指図されるのは嫌いだけどね・・・とくに冥王に指図されるのは一番気に食わなかったわ。
 けど、実力の差って事もあって、何度も、従うざる得ないとこがあったけどね。」

ぞむっ!!!

 剣(円月刀)を、乱暴に地面につきたてる。
「どうしてもしないというならば・・・・私はこういう手は冥王の得意技だったからな、嫌いなんだが・・・・人質・・・いや、ぬるいか・・・。」
 そういうと獣王ゼラスは、リナから視線をはずし 気にもたれかかるように気絶している 青年「ガウリイ」に目をむけた。
 リナの背中に戦慄が走る。
「やめっ!!」
 リナの制止と・・・獣王の手の人差指が光ったのは同時だった。
 
ばぐんっ!!!

 ガウリイの体の真横の幹が悲鳴と怒涛の叫び声をあげて宙に舞う。ガウリイの体は、微かに振動に揺られただけで 別に傷も何も増えてはいない。
「人間とは、情に甘い生き物だな。 自分より、他者を助けようとするのか?リナ=インバース。」
 侮蔑の笑み。 彼女、獣王ゼラス=メタリオムがいくら人間の姿をしていようとも魔族だとわかる、冷徹な笑み。
「あんた、本当に、この手きらいなワケ?そのわりには力加減とか上手いんじゃない?」
 リナの挑発に、獣王ゼラスは応じない 微笑みをかえしただけだ。
「別に、そんなことは、今のあたしに関係ないね・・・で?どうする?「神破斬」を使わないのなら 見ての透り今の力を、あの男にぶつける。」
「答えは・・・・・。」
 思い返せば、重破斬より、神破斬は扱いやすい・・・しかし、この根元足るものが何か知っていると、辛い。
 一撃・・・せめて5撃内にしとめなければ、私の負けは確実・・・そのあと、皆がどうなるかは、保証できない。
 リナの思考は、いちかばちかの賭けに乗るか乗らないかで、混乱していたが・・・以前と、なんおかわりも無かった・・・答えは・・・。
「YES!! お望みどーりやってやろーじゃないっ!」
「そうこなくってはなっ!」
 ばさーっと翻したマントの下から、今まで身につけていなかった、鈍い光沢を持つ銀のショルダーガードと胴凱が出現する。

−四界の闇を統べる王 汝の欠片の縁に従い−

 しっかりと身を引き締めるような声。
 その時、未だもがいていた、ゼロスは背中に戦慄と、恐怖を覚えた。

−汝ら全ての力持て 我に更なる魔力を与えよ−

 声が出ないのをこんなに苦しむとはっ! ゼロスは、アストラルサイドからの呼びかけを試みるが、拒絶されてしまう。

−天空の戒め解き放たれし 凍れる黒き虚無の刃よ−

 獣王ゼラスは 地に突き立てていた、剣を引き抜き、構える。
 その構えはどことはなしに・・・過去の腹心に似ていた。

−我が力 我が身となりて 共に滅びの道を歩まん 神々の魂すらも打ち砕き−
 
 ゼロスが、唇を「ジュウオウサマ」と叫ぶ形に開ける。

「神破斬っっっっ!!!!!!」
 リナ右手に生まれた虚無の刃は、ある時は色とも言えぬ光を放ち、時には、万物を飲み込む無となる。
「お望みどおり、斬ってあげるわっ!!!」
 先手必勝、まず切り込んだのは、リナ。−一撃目−
 横一文字に構えていた、獣王ゼラスは、受け止めず、流すように剣の波の上を滑らして、横に避ける。
 
−ゼロスは 身を捩りとにかく 剣を抜こうと刀身に手をひっこぬこうとする・・・。−

 勢い余って、たたら踏んだ、リナだが、これでやられる彼女ではない。
 横に裂くような一撃を入れる。−二撃目−

−まさに抜けると思ったその時、後ろから鈍い衝撃と共に、抜けかかった剣が再び自分と地面を繋ぐ・・・仰げば、いるのは、脇腹を押さえて柄に体重をかける様にしてたっている、ゼルガディス−
 
 獣王ゼラスは、人間ではありえない対応能力で、3m を超すジャンプを披露して、かわす。
 そして、大きく振りかぶり 落下を使った一撃を入れようとする獣王ゼラスに対して 対空の突きを入れる。−三撃目−
 
−「生きてらっしゃったんですね?すいませんけど、退いた方がいいですよ・・・僕、獣王サマの事になると礼儀なんて無視しますから」−

 獣王ゼラスは、身を捩り、紙一重でかわし、地に降り立つ。
 降り立ったと同時に俊敏な足で、切り込んでくる。
 それを、地面すれすれ凪ぐ一撃を入れるリナ。−四撃目−

−「ばかな事・・・うをっ!?」 はじけとぶ剣・・・残った余力の半分を注ぎ込み弾けさせたのだ。ゼロスはまんまと剣を抜いた。だが、そのぶん、疲労とダメージはこくなり、ゼロスの肌が一段と白くなる。− 

 獣王ゼラスは、その時ミスをしてしまった。
 軽く跳躍したのだが リナも獣王ゼラスに向かって走ってきていたので 懐に思いがけず入ってしまったのだ。
「LAST!!!!!!]
 リナの一撃が決まる、まさにその時・・・。
「そ・・・その一撃っ預からせて頂きますよ、リナさん。」
 横合いからの、言葉に、獣王ゼラスの肩まで食い込んだ、虚無の刃は消滅し、リナが短い悲鳴を上げる。
「ガウリィッ!!!!」
「いやー・・・リナさん、獣王様に・・・人質の取り方を教えたのは・・・僕ですよ。そして、人質をどう扱うかもね。」
 ふっ飛んだ、ゼルガディスは 「ぐっ、ごほっ。」と、血を吐いている。地面に叩き付けられたダメージである。
 そして、ゼロスは、いつの間にやら、錫杖と、そして、錫杖に魔力を宿らせ、ガウリイに向けていた。
 いつもの笑みだが、色が白いのが、気になる。
 獣王ゼラスは、ゼロスの異変にきづいた。
「獣王様、どうぞ、トドメなり、何なりと。人質・・・は、僕が預かってますから、だいじょーぶですよ。」
 獣王ゼラスが、自分の異変いきづいていることを、ゼロスはしらない。
「ふぅ・・・ばかなこ。」 
 獣王ゼラスは そう一つ呟く、剣を消滅させ、へたりこんで、どうする事もできなくて、顔を青くして事の成り行きを見詰める、リナを跡目に、ゼロスに近づく。
「自分の体の事わかっているか?」
 開口一番、獣王ゼラスはそういった。 ゼロスはきょとんとした顔である。
「さぁ、なんのことでしょう。それより、獣王様の方が、ひどい怪我ではございませんか。」
 ゼロスの強がりに、獣王ゼラスは深々とため息を吐くと、くるりと 反転、リナ=インバースに向かって叫ぶ。
「悪いが、馬鹿部下のおかげで、一旦おあづけだ。首が繋がったと、安心しない事だ。」
 獣王ゼラスは、そういうと、自分お顔をまじまじ見上げるゼロスの胸に、少しばかりの魔力を叩き込む。
 びくんっっ!と、ゼロスの体がはね、とさりと崩れる。
「消滅しかけだということが気付かん部下を持ったおぼはないのだがな・・・。」
 虚空に解け行く、獣王と獣神官のそのところに 微かに響いた、静かな言葉。

 仲間を平気で見捨てる魔族
 仲間を平気で糧にする魔族
 仲間を平気で捨て駒にする魔族
    そして、部下を愛する・・・・腹心

FIN

 なっがーーーい・・・・。
 たった15分で考えた事なのにっ!!しかも数学。
 解りづらい、なにいってんのかわかんないってかた、ごめんなさい。
 なんせ、突発的だったもので・・・
 では・・・・原稿に戻りますっ!!!

 ここまで読んでくださってありがとうございました。  


 
 

ぼぐわっ!!
 
 ゼロスの声と共に 獣王ゼラスとリナの間の空間が破裂する。
 リナの手から、虚無の刃が消え失せ、獣王ゼラスも中心部にいたせいか、突発的突風にはじかれて、退く。

 

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3277Re:主従関係〜獣王軍の場合〜松原ぼたん E-mail URL7/6-22:00
記事番号3268へのコメント
 面白かったです。

> とにかく、テストからの現実逃避ですぅっっっっっ!!!!
 気持ちは分かる・・・・。
> 雑草と木の葉達がざわめけば、ぽっかり森のど真ん中に明いている空き地に・・・一風の血塵が舞う。
 何かあった?
> さほど深くないとは言うもの無視できるほどではない傷を全身に 長いブロンドを地に染めている彼は ガウリイ=ガヴリエル。
 うわっ。
> 彼の名は ゼルガディス=グレイワーズ。
 彼も・・・・。
> 彼女の名前は アメリア=ウィル=ステラ=セイルーン。
 ひえっ。
> そして・・・高位魔族 獣王配下獣王神官ゼロス。
 ゼロスまで・・・・?
> 事の起こりは 「リナ=インバース」抹殺の任務とともに、獣王ゼラス=メタリオムが、あの魔竜王ガーヴを斬ったという、「神破斬」に興味を持った事にある
 好奇心強いようですねー。
>「人間とは、情に甘い生き物だな。 自分より、他者を助けようとするのか?リナ=インバース。」
 ひー、魔族。
>−「生きてらっしゃったんですね?すいませんけど、退いた方がいいですよ・・・僕、獣王サマの事になると礼儀なんて無視しますから」−
 言葉遣いは丁寧なままでしょうけどね。
>「いやー・・・リナさん、獣王様に・・・人質の取り方を教えたのは・・・僕ですよ。そして、人質をどう扱うかもね。」
 うーん、何か違和感。
>「悪いが、馬鹿部下のおかげで、一旦おあづけだ。首が繋がったと、安心しない事だ。」
 ゼロスの方を気遣うところはちょっといいかも。
>「消滅しかけだということが気付かん部下を持ったおぼはないのだがな・・・。」
 ゼロスもけなげというか・・・・。
> たった15分で考えた事なのにっ!!しかも数学。
 数学は思いつきやすいですよね、以外と(笑)。

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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3306松原ぼたんさんありがとうございます時計うさぎ E-mail 7/8-16:34
記事番号3277へのコメント

>> とにかく、テストからの現実逃避ですぅっっっっっ!!!!
> 気持ちは分かる・・・・。
わかってくださいましてうれしーですぅぅぅぅ(;;)

>> 雑草と木の葉達がざわめけば、ぽっかり森のど真ん中に明いている空き地に・・・一風の血塵が舞う。
> 何かあった?
死闘ですわ。

>> 事の起こりは 「リナ=インバース」抹殺の任務とともに、獣王ゼラス=メタリオムが、あの魔竜王ガーヴを斬ったという、「神破斬」に興味を持った事にある
> 好奇心強いようですねー。
うちの獣王様はとてもっとても 好奇心旺盛なかたです。 血気盛んといいませうか(^^;

>>「人間とは、情に甘い生き物だな。 自分より、他者を助けようとするのか?リナ=インバース。」
> ひー、魔族。
魔族っぽさを出したかったんですわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

>>−「生きてらっしゃったんですね?すいませんけど、退いた方がいいですよ・・・僕、獣王サマの事になると礼儀なんて無視しますから」−
> 言葉遣いは丁寧なままでしょうけどね。
それはゼロス君の特徴です♪

>>「いやー・・・リナさん、獣王様に・・・人質の取り方を教えたのは・・・僕ですよ。そして、人質をどう扱うかもね。」
> うーん、何か違和感。
書いてて、そう思ったんですけど、流れじょう・・・(^^;

>>「悪いが、馬鹿部下のおかげで、一旦おあづけだ。首が繋がったと、安心しない事だ。」
> ゼロスの方を気遣うところはちょっといいかも。
ゼラス様は、ゼロス君思い・・・ここがポイントです♪

>>「消滅しかけだということが気付かん部下を持ったおぼはないのだがな・・・。」
> ゼロスもけなげというか・・・・。
ここがタイトルあらわしてー。

>> たった15分で考えた事なのにっ!!しかも数学。
> 数学は思いつきやすいですよね、以外と(笑)。
そーーなんですよぉぉぉぉぉ。 テスト中なのに不謹慎ですわぁ(;;)

> 本当に面白かったです。
> ではまた、ご縁がありましたなら。
読んでくださいましてありがとうございました。

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3305主従関係〜海王軍の場合〜時計うさぎ E-mail 7/8-16:29
記事番号3268へのコメント
 明日でテストも終りっ♪ とゆーわけでシリーズ化しちゃえっ!!(爆)

★☆★☆★
 ここは、魔海。
 時は、降魔戦争っ!!

 ドラゴンが吐くレーザーブレスが、闇に染まる空に煌く。
 それは一点に向かって放たれていた。
 その一点にいるのは、抜けるように白い肌と、流れる銀糸を持つ 人魚。空をたゆたう彼女は 一点集中攻撃をされたにもかかわらず、にっこりと微笑みを浮かべている。
「減点10点★ もっと攻撃は艶やかに、綺麗にしなきゃン♪」
 深海より深い色をした扇が 空を裂けば 海の波は大津波となって、向かい来るドラゴン達を海へと飲み込む。もちろん、彼らが、放ったレーザーブレスもろとも。
 魔海・・・そこは、泳ぎなれた人魚や半魚ですら溺れるという、死の海流が流れる海である。
 もちろん飲み込まれれば、命はない。
「おーーっほほほほほほ♪」
 ぱちんっと、扇を閉じると 飲み込まれ、死に飲み込まれる竜達を嘲笑う・・・・この、高笑いを上げる 闇の人魚の名は海王ダルフィン。
 
おお・・おおおおぉぉぉぉぉ・・・・・・。
 
 海が鳴く。
「ダルフィン様ぁ、結界の支柱の準備、できましたぁっ!」
 蒼い髪をなびかせて、やってきたのは 海王将軍ルフィ。
 はたから見れば、10才ほどの少年である彼は 立派に将軍を務める働き者である。
「やぁぁぁぁん☆ ルフィちゃん♪ ごくろーさまぁっ♪」
 海王ダルフィンは、彼の姿を見つけるなり、ひしぃっと抱きしめる。
 さっきの残酷な彼女とは打って変わった、部下にべたあまな 海王ダルフィンがここには居た。
 だが、彼としては・・・・豊満な海王ダルフィンの胸に押し付けられて窒息死寸前である。
「うきゅーー、ダルフィン様・・・死ぬ。・・死にますぅぅぅ・・・くるしーですぅぅぅぅ。」
「あら、ごめんなさい☆」
 海王ダルフィンは、ぱっと、彼から離れると、なでなでと頭をなでる。
「支柱は ここから、南西に約24kmの所です。 なかなか、冥王様の位置がつかめなくて 場所が微妙に変わるものですから 今の位置に固定するの大変だってんですよぅ。」
 テキパキと、報告をする海王将軍ルフィ・・・。 
 海王ダルフィンは、そんな彼に、ますます、きゅん。
「お仕事じょうずって好きだわーーー☆」
 がばっ。
「だるふぃんさまぁぁぁぁぁ・・・・そんなことより、早く支柱完成してくださいぃ・・・。残り二人の腹心様がお待ちですぅぅぅぅ。」
 魔海に似つかわしくない、ほのぼの(!?)とした 叫び声がこだまする。

 ふぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・。
 支柱が、青く輝き始めた・・・。
 残るは、二つ・・・。群狼の島と北の極点から、それぞれ、緑と白の光が上り屋根を構成すれば 結界は出来上がる。
 ただし、結界を構成している間、支柱を作る腹心は 攻撃はできない。
 だが、並々ならぬ、魔力を支柱に注いでいるので、魔力結界ともなりて 防御はできるが、心もとない点もある。
 もちろん警護につくのは 将軍、神官達である。
 中級魔族や下級魔族の皆々様方も居るけれど、到底、足止めていどである。
 南の空にドラゴンの大軍が見え始めた頃、下級魔族中級魔族たちと遭遇しドラゴン達が戦闘を始めた頃。
 遥か彼方の 赤い空を見て海王神官フィンは ぽつねんと呟いた。
「ねーえ?ルフィ・・・マイ・マスターってロリコンだと思う?」
 ぶべしっ・・・。
 思わず吹き出す、海王将軍ルフィ。
「フィン・・・・何を言い出すんだよ・・・ダルフィン様に聞かれてたら、ハリセンものだよ?
「だってぇ・・・獣王様の所のゼロス君はすっごく優しいお兄さんに見える人ってダルフィン様言ってたよね?って事は推定年齢18〜20才じゃない?」
「それがどうかしたの?」
「覇王様の所の将軍シェーラさんは、格好良いお姉さんだって聞いてるわよねーえ?」
「なにがいいたいの?」
 一つの間と共に、空中でぷかりふわりとしゃがみこんで浮いていた、海王神官フィンはとーとつに立ち上がるなり、断言する!
「あたし達はどー見たって推定10才程度のおこちゃまっ!この姿は、元はダルフィン様の想像からできたものってことはっ!ことはっ!!!」
 ぐぐぐっっと拳を天に突き上げて・・・・。
『ダルフィン様は、ロリコンだって事じゃないっっっっっ!!!!!!』
 あまりの力説に、海王将軍ルフィは おもわず手を叩く。
「でも、いいんじゃない?敵を欺くもこの姿って役立つし、小回りきくし・・・でかいからいいってものじゃぁないしさぁ。」
 のーてんきに言う 海王将軍ルフィに、海王神官フィンはため息を吐く。
「そーじゃなくって!!!」
 そういった時だった・・・。
 
ぐがばぁぁぁぁぁぁっっ!!!

 彼女たちの脇を摺り抜けて、金色のレーザーブレスが、空を裂いた。
 それは、海王様がまだ居る支柱にぶつかってはじけた。
 彼女たちが、話している間に 中級、低級魔族達の足止めは 破られていたのだ。
 そして、前戦に立つ若いドラゴンのレーザーブレスの一撃目が到着したのである。
「うっとぉぉしわねっ!」
 海王神官フィンは、そういうと、両腕を高々と突き上げて、魔力を溜め始める。
「ダルフィン様・・・マイ・マスターに指一本触れさせませんっ!!」
 自分の背丈よりも長い棒に 三つに分かれた槍先とその反対側に三日月形の鎌がついている武器を取り出す。
 「海王三叉月槍」(カイオウ・サンシャゲッソウ)と、彼は呼んでいる、異形の矛である。
「てぇやぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!!」
 ルフィの一撃が空を凪ぐと衝撃波は、大波となって、大気を乱しドラゴン達の翼を傷付ける。
 密集して飛んでいただけに よろめくとすぐ他の者にぶつかるドラゴン達の戦列は乱れ始めた。
 そこへ フィンの魔力が叩き落とす滝波となる!
「流滝落下!!!」
 大気中に渦巻いていた 雨雲から、水圧の高い凄まじい雨が降り注ぎ、滝となって、海に叩き落とす。
−ぐろうわぁぁぁぁぁぁ−
 ドラゴンのいななきをBGMに 将軍ルフィはドラゴンの密集する中へ突っ込んでいき 首を刈り、翼を落としドラゴンたちを斬りきざむっ!
 神官フィンの手に魔力が溜まり、放出体勢なったら ルフィはそこから離脱、滝雨が、竜達を下へ落とす。
 それを幾度なく繰り返していく。
 かくして・・・ドラゴンは、半数に減っていた。
 だが、まだ半数・・・。
「僕いささか疲れちゃったな・・・。」
「あたしもよ・・・。流激星やる?あれでだめなら、とにかくマスター守って、滅びましょうってコトになるけど。」
「屋根ができるまで後5時間・・・やるっきゃないよね。」
 決意をあらわに 将軍ルフィは 槍を横に構える。
「いくよっ!!」
 神官フィンが 今までにない超度級の、魔力弾を 投げ放つ!
 それを追うように将軍ルフィは突っ切り 槍を回転させて、前を行く魔力弾を凪ぎきって行く!!
 細かに分かれた魔力弾を、神官ルフィは、巧みに操り ドラゴン達の首を腹を貫いていく。
 将軍ルフィは 乱するドラゴン隊の中にまたもや紛れ込み、ところかまわず切り付けていく。
 が、そのときだった。
 がくんっと・・・力が落ちる。
 一時的に体力などを高めていた効果が切れたのだ。
 その異変いきづかないドラゴン達ではない。 レーザーブレスの連打が 将軍ルフィを襲う。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!!!!!!!」
「ルフィィッ!!!!」
 思わず上げた声が高い・・・。
 自分も既に、防御体勢に入っており 生き残りからレーザーブレスの連打を受けていた。
「・・・ま・・・マイマスターだけは・・・支柱だけはぁぁぁぁぁっっ!!!!」
 力がなかったわけじゃぁない。
 支柱を作るのに使った魔力が回復してなかったのだ。
 すべては、支柱を完成させるべく魔術の構成を続けるダルフィン様の・・・マイ・マスターの魔力回復に捧げていたから!!!
 だが・・・補充のない戦いとは辛いものである。
 ぱぁぁんっっ!!!!
 防御壁が破裂する。
 光の洪水が、神官フィンを飲み込む・・・そのとき!!! 
 光は海の水に飲まれて消えてしまう。
「あら☆ 弱いものいじめは、魔族の権限よン★」  
 薄れ行く意識の向こうに聞えるのは マイマスターの声?
 ぱちんっ!と、扇の開く音。
 ドラゴン達が 戦慄を覚えて警戒の雄叫びを上げる。
「警戒するだけじゃだめよっ★ はいっ★」
 扇をぶわっと巻き上げれば 海からのたうつ、5本の竜巻。
 竜巻5本は 逆五紡星を描いていた。
「おっわっりっ★」
 竜巻が急激に膨れ上がり 一本の竜巻となった時、五紡星の中に居たドラゴン達は見るも無残にひきさかれ、海の藻くずと消え行く。
 竜巻が消えた時、そこには、ドラゴンは居なかった・・・一匹も!!
「マスター・・・ルフィ・・海に・・・・。」
 おぼろげな意識の中、単語を呟く神官フィン。
 海王ダルフィンは 「わかってるわよん★」と、さしても大事に思ってない様に応える。
「だって、部下って私を守るためにあるのよん? 守って滅んで本望じゃなくって?」
 意識が消える寸前に 聞いた言葉は残酷だった。
 
 そして、数年の月日が経つ。
「ダルフィン様ぁぁぁぁぁぁ 書類ぃぃぃぃぃぃぃっっ!!!!」
「ダルフィン様っ!!叉、獣王サマと喧嘩なさられましたねっ!?」
 海王将軍ルフィと 海王神官フィンの元気の良い声が 海王神殿に響いていた。

★☆★☆
 やぁぁぁぁぁ・・・突発小説海王様編。
 いいのかなー・・・いって事にて・・許してね。

 ここまで読んでくださいましてありがとうございました。

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3325Re:主従関係〜獣王、海王軍の場合〜桜我天秦 7/9-05:20
記事番号3305へのコメント
まず最初に……
だっき(漢字でないのよ、ソフト変えたから)にそっくり(^^;この海王。

いーなー、無邪気に残酷で(そーか?)
私の海王にはない味(^^)混ざったら大変になるかも(^^;
部下が二人とも子供ってのは……いったい(^^;ロリショタってのは痛いものがあるよーな気がするんだけど(^^;
やはり色物なんだろーか、海王って(苦笑)

遅くなったけどテスト終了おめでとーそれで流れるよーに獣王軍の感想。

シリアスだねー(^^)ゼラスがクールビューティー(^^)
部下と上司というような感じが良く出ています。
ゼラス、フィブ嫌ってますね(^^;
ゼロス活躍してますねーさすがゼロスってところでしょうか

おもしろかったよー。またおあいいたいしましょう

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3327桜我天泰様ありがとうございます時計うさぎ E-mail 7/9-11:04
記事番号3325へのコメント

>まず最初に……
>だっき(漢字でないのよ、ソフト変えたから)にそっくり(^^;この海王。
はうっっ・・・それはっっ言っちゃいけないお約束ですっ!!!
とゆーか・・・封神を読んだ直後だったんですねー・・・これ書いたの・・・。
で・・・海王様だっきちゃん似になりました。

>いーなー、無邪気に残酷で(そーか?)
だってっっシリアスっぽいのより、うちの海王様は やっぱり明るくなきゃ変なんですもん。

>私の海王にはない味(^^)混ざったら大変になるかも(^^;
>部下が二人とも子供ってのは……いったい(^^;ロリショタってのは痛いものがあるよーな気がするんだけど(^^;
>やはり色物なんだろーか、海王って(苦笑)
それは、あたしの趣味からです★

>遅くなったけどテスト終了おめでとーそれで流れるよーに獣王軍の感想。
今終って帰ってまいりましたーー(^^)/

>シリアスだねー(^^)ゼラスがクールビューティー(^^)
んっふっふっふっふっふ・・・・憧れ(?)の方ですから♪

>部下と上司というような感じが良く出ています。
そこが今回のポイントですわ♪

>ゼラス、フィブ嫌ってますね(^^;
う・・・

>ゼロス活躍してますねーさすがゼロスってところでしょうか
>おもしろかったよー。またおあいいたいしましょう
又某山ででもおあいいたしませう。

読んでくださって、ほんとぉぉぉぉぉにありがとうございます!

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3345Re:主従関係〜海王軍の場合〜松原ぼたん E-mail URL7/10-22:12
記事番号3305へのコメント
 面白かったです。

> その一点にいるのは、抜けるように白い肌と、流れる銀糸を持つ 人魚。空をたゆたう彼女は 一点集中攻撃をされたにもかかわらず、にっこりと微笑みを浮かべている。
 結構凄い光景ですね。
>「減点10点★ もっと攻撃は艶やかに、綺麗にしなきゃン♪」
 同感だけど、相手に要求するのは無茶というものよ。
> さっきの残酷な彼女とは打って変わった、部下にべたあまな 海王ダルフィンがここには居た。
 そういう人って結構いるかもしんない。
>「ねーえ?ルフィ・・・マイ・マスターってロリコンだと思う?」
 あ゛あ゛あ゛、言ってはならないことをっっ(?)。
>『ダルフィン様は、ロリコンだって事じゃないっっっっっ!!!!!!』
 どこでもシュミに走ってるって点ではたぶん一緒だって(笑)。
>「だって、部下って私を守るためにあるのよん? 守って滅んで本望じゃなくって?」
 魔族魔族。
> 海王将軍ルフィと 海王神官フィンの元気の良い声が 海王神殿に響いていた。
 魔族魔族。

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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3370松原ぼたんさんありがとうです時計うさぎ E-mail 7/12-11:58
記事番号3345へのコメント
いつもいつもありがとうございますm(__)m

> 面白かったです。
>> その一点にいるのは、抜けるように白い肌と、流れる銀糸を持つ 人魚。空をたゆたう彼女は 一点集中攻撃をされたにもかかわらず、にっこりと微笑みを浮かべている。
> 結構凄い光景ですね。
海王様はお強いんですっ(力説)

>>「減点10点★ もっと攻撃は艶やかに、綺麗にしなきゃン♪」
> 同感だけど、相手に要求するのは無茶というものよ。
それは・・・それも・・・そーですねーー・・・。

>> さっきの残酷な彼女とは打って変わった、部下にべたあまな 海王ダルフィンがここには居た。
> そういう人って結構いるかもしんない。
ダルフィン様が、ロリコンだとゆーのは、あたしの趣味ぃ・・・。(爆)

>>「ねーえ?ルフィ・・・マイ・マスターってロリコンだと思う?」
> あ゛あ゛あ゛、言ってはならないことをっっ(?)。
聞いちゃいないとおもっての事でしょう・・・。

>>『ダルフィン様は、ロリコンだって事じゃないっっっっっ!!!!!!』
> どこでもシュミに走ってるって点ではたぶん一緒だって(笑)。
はっはっはっ(笑って逃げよう)

>>「だって、部下って私を守るためにあるのよん? 守って滅んで本望じゃなくって?」
> 魔族魔族。
このシリーズはやっぱり、皆々様魔族になって頂かねば(?)!!!!

>> 海王将軍ルフィと 海王神官フィンの元気の良い声が 海王神殿に響いていた。
> 魔族魔族。
倒れしものは再び蘇るですからねーー♪

> 本当に面白かったです。
> ではまた、ご縁がありましたなら。
はい・・残り3腹心の時に「DIARY」の時におであいいたしましょう。

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3315Re:主従関係〜獣王軍の場合〜嵐 とんとん 7/8-21:09
記事番号3268へのコメント
時計うさぎさま☆
とーっても面白かったです。

あの、切れ切れに書くやりかたが好きです。
ムードが出るというか・・・私もしょっちゅうやっては失敗してますが。
獣王様もナイスですが、この話ではゼロスがかっこよくて最高ですっ。

短くてごめんなさい。
では。とんとん(錫杖)

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3328ありがとねー(^▽^)/時計うさぎ E-mail 7/9-11:07
記事番号3315へのコメント

>時計うさぎさま☆
>とーっても面白かったです。
ありがとうござひまふっ♪

>あの、切れ切れに書くやりかたが好きです。
>ムードが出るというか・・・私もしょっちゅうやっては失敗してますが。
初めて使ったんですけど、変じゃなかったか心配です。

>獣王様もナイスですが、この話ではゼロスがかっこよくて最高ですっ。
だって、あたしは、獣王軍FANなんですものぉぉぉっっ♪

>短くてごめんなさい。
>では。とんとん(錫杖)
いえいえ・・・書いてくださるだけで、本と嬉しい限りですわ♪

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3339Re:主従関係〜獣王軍の場合〜の感想です!うれしい 7/10-11:30
記事番号3268へのコメント
時計うさぎさま初めまして。
「主従関係〜獣王軍の場合〜」読ませていただきました。と申します。
ゼラゼロ・・・ですよね、やっぱり・・・(嬉)

> とにかく、テストからの現実逃避ですぅっっっっっ!!!!
> 皆々さ、お久方ぶりです 「DIARY」も短編とは言うものの5章目・・・。
> イベントは7月20日・・・・まにあいそーでほっと一息・・・。
> といーつつ・・・てすと・・・(;;)
> ってなわけで・・・数学の試験中に思いついたこの 突発(二度)獣王様とゼロス君の物語、シリアス調ですがヨロシクですっ。

数学ですか。私も身に覚えが(笑)。
試験前または試験中って、どうしてこうネタ思いつくんでしょうね。あと掃除にも燃えちゃいますしね(笑)

> そして・・・高位魔族 獣王配下獣王神官ゼロス。
> 魔族の彼に傷という傷は存在しない・・・腕を切り飛ばされたわけでもないし 胴を真っ二つにされたわけでもない。
> ただ・・・精神におったダメージと 倒れ込んだときに背中から貫かれ、地面と縫い付けられた、「アストラル・ヴァイン」のかかった、魔剣。
> 高位魔族である彼にとっては 「アストラル・ヴァイン」のかかったものなど、ものともせずに破壊できるのだが、今、そんな力は彼に無い。
> 無力に倒れ、もがき、自分の目の前で戦う「我が君」を止めたいというのに声も出ない自分を悔やむばかりであった。

「我が君」・・・・ああ・・・・なんていい響き・・・(うっとり)
私はゼロスはどんな時がかっこいいって、ずたぼろに傷ついてるときが
一番色っぽくて格好いいと思います・・・(変態。)

>「いいかげん、神破斬を使ってくれないか? いささか、私もつまらなくてな。」
> ばさりと・・・金髪をかき上げた獣王ゼラスは 不敵な笑みを顔に浮かべた。
> 事の起こりは 「リナ=インバース」抹殺の任務とともに、獣王ゼラス=メタリオムが、あの魔竜王ガーヴを斬ったという、「神破斬」に興味を持った事にある。 
> 獣王ゼラスは、リナ一行のリナを除く三人の始末を獣神官ゼロスに押し付け、自分は、その「神破斬」の威力を知るべく 嬉々と剣勝負に、魔族らしくもなく真っ向勝負とかけていったのだ。
>「あたしはね・・・人に指図されるのがだいっきらいなのよっ!」
> 魔力も尽きんと「竜破斬(増幅版)」やらで、応戦し、獣王ゼラスの見事なまでの剣技を避けてはいたが、体力的には、人間の身・・・すぐ劣る。
>「そうか・・・私としても、他の者に指図されるのは嫌いだけどね・・・とくに冥王に指図されるのは一番気に食わなかったわ。
> けど、実力の差って事もあって、何度も、従うざる得ないとこがあったけどね。」

冷酷ゼラス様、最高です★底冷えする美人が好きなんです。ア○シーとか(?)
リナとゼラスって、何か似てそうですよね。お互いに女王様で(笑)
ゼロスがリナになついた(・・・犬か)のもそう考えれば道理★
そして冥王と獣王、やはり不仲でしたか。陰険なケンカしてそうだなあ(笑)

> ガウリイの体の真横の幹が悲鳴と怒涛の叫び声をあげて宙に舞う。ガウリイの体は、微かに振動に揺られただけで 別に傷も何も増えてはいない。
>「人間とは、情に甘い生き物だな。 自分より、他者を助けようとするのか?リナ=インバース。」
> 侮蔑の笑み。 彼女、獣王ゼラス=メタリオムがいくら人間の姿をしていようとも魔族だとわかる、冷徹な笑み。
>「あんた、本当に、この手きらいなワケ?そのわりには力加減とか上手いんじゃない?」
> リナの挑発に、獣王ゼラスは応じない 微笑みをかえしただけだ。
>「別に、そんなことは、今のあたしに関係ないね・・・で?どうする?「神破斬」を使わないのなら 見ての透り今の力を、あの男にぶつける。」

魔族・・・魔族はこうでなくちゃですね。
 
>−「生きてらっしゃったんですね?すいませんけど、退いた方がいいですよ・・・僕、獣王サマの事になると礼儀なんて無視しますから」−

ああああああああ!!ゼロス!ゼロスうう!!
格好ええええええ!!あああちょっともうこの一文でわたし昇天しそうです(笑)

>「ガウリィッ!!!!」
>「いやー・・・リナさん、獣王様に・・・人質の取り方を教えたのは・・・僕ですよ。そして、人質をどう扱うかもね。」

オッケーオッケーですよぜろす(笑)相変わらずですね♪

>「ふぅ・・・ばかなこ。」 
> 獣王ゼラスは そう一つ呟く、剣を消滅させ、へたりこんで、どうする事もできなくて、顔を青くして事の成り行きを見詰める、リナを跡目に、ゼロスに近づく。
>「自分の体の事わかっているか?」
> 開口一番、獣王ゼラスはそういった。 ゼロスはきょとんとした顔である。
>「さぁ、なんのことでしょう。それより、獣王様の方が、ひどい怪我ではございませんか。」
> ゼロスの強がりに、獣王ゼラスは深々とため息を吐くと、くるりと 反転、リナ=インバースに向かって叫ぶ。
>「悪いが、馬鹿部下のおかげで、一旦おあづけだ。首が繋がったと、安心しない事だ。」
> 獣王ゼラスは、そういうと、自分お顔をまじまじ見上げるゼロスの胸に、少しばかりの魔力を叩き込む。
> びくんっっ!と、ゼロスの体がはね、とさりと崩れる。
>「消滅しかけだということが気付かん部下を持ったおぼはないのだがな・・・。」
> 虚空に解け行く、獣王と獣神官のそのところに 微かに響いた、静かな言葉。
>
> 仲間を平気で見捨てる魔族
> 仲間を平気で糧にする魔族
> 仲間を平気で捨て駒にする魔族
>    そして、部下を愛する・・・・腹心

やっぱり・・・やっぱりたった一人の部下ですものね・・・
ああ・・・・獣王さまお素敵・・・・(嬉)

スレイヤーズ世界で何が謎って、魔族の存在ですよねえ・・・
消滅したがってるわりには、他者の恐怖を『糧』にして『喜び』を覚えたりしてるし。
人間もそうですけど、矛盾してる生き物ですよね。

> なっがーーーい・・・・。
> たった15分で考えた事なのにっ!!しかも数学。

15分でこの密度と完成度、恐れ入ります!
楽しく嬉しく読ませていただきました。
よろしければまた、獣王さまとゼロスくんが出てくるようなお話、
書いてくださると嬉しいです。(私ゼラゼロ狂なもので・・・)

それでわこの辺にて。
 

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3371さん、ありがとうございます♪時計うさぎ E-mail 7/12-12:12
記事番号3339へのコメント

>時計うさぎさま初めまして。
はじめまして、時計うさぎ・・・多忙学生A ともうします♪

>「主従関係〜獣王軍の場合〜」読ませていただきました。と申します。
>ゼラゼロ・・・ですよね、やっぱり・・・(嬉)
うふっ、趣向はそーなのですっ♪

>> とにかく、テストからの現実逃避ですぅっっっっっ!!!!
>> 皆々さ、お久方ぶりです 「DIARY」も短編とは言うものの5章目・・・。
>> イベントは7月20日・・・・まにあいそーでほっと一息・・・。
>> といーつつ・・・てすと・・・(;;)
>> ってなわけで・・・数学の試験中に思いついたこの 突発(二度)獣王様とゼロス君の物語、シリアス調ですがヨロシクですっ。
>
>数学ですか。私も身に覚えが(笑)。
>試験前または試験中って、どうしてこうネタ思いつくんでしょうね。あと掃除にも燃えちゃいますしね(笑)
>
んーーー皆々様もですか?

>> そして・・・高位魔族 獣王配下獣王神官ゼロス。
>> 魔族の彼に傷という傷は存在しない・・・腕を切り飛ばされたわけでもないし 胴を真っ二つにされたわけでもない。
>> ただ・・・精神におったダメージと 倒れ込んだときに背中から貫かれ、地面と縫い付けられた、「アストラル・ヴァイン」のかかった、魔剣。
>> 高位魔族である彼にとっては 「アストラル・ヴァイン」のかかったものなど、ものともせずに破壊できるのだが、今、そんな力は彼に無い。
>> 無力に倒れ、もがき、自分の目の前で戦う「我が君」を止めたいというのに声も出ない自分を悔やむばかりであった。
>
>「我が君」・・・・ああ・・・・なんていい響き・・・(うっとり)
>私はゼロスはどんな時がかっこいいって、ずたぼろに傷ついてるときが
>一番色っぽくて格好いいと思います・・・(変態。)
色っぽくっですかい(^^;
「我が君」っていうのは、あたしのゼロス君良く使いますよー。

>>「いいかげん、神破斬を使ってくれないか? いささか、私もつまらなくてな。」
>> ばさりと・・・金髪をかき上げた獣王ゼラスは 不敵な笑みを顔に浮かべた。
>> 事の起こりは 「リナ=インバース」抹殺の任務とともに、獣王ゼラス=メタリオムが、あの魔竜王ガーヴを斬ったという、「神破斬」に興味を持った事にある。 
>> 獣王ゼラスは、リナ一行のリナを除く三人の始末を獣神官ゼロスに押し付け、自分は、その「神破斬」の威力を知るべく 嬉々と剣勝負に、魔族らしくもなく真っ向勝負とかけていったのだ。
>>「あたしはね・・・人に指図されるのがだいっきらいなのよっ!」
>> 魔力も尽きんと「竜破斬(増幅版)」やらで、応戦し、獣王ゼラスの見事なまでの剣技を避けてはいたが、体力的には、人間の身・・・すぐ劣る。
>>「そうか・・・私としても、他の者に指図されるのは嫌いだけどね・・・とくに冥王に指図されるのは一番気に食わなかったわ。
>> けど、実力の差って事もあって、何度も、従うざる得ないとこがあったけどね。」
>
>冷酷ゼラス様、最高です★底冷えする美人が好きなんです。ア○シーとか(?)
魔族らしさを出させて、なおかつクールビューティーなゼラス様♪

>リナとゼラスって、何か似てそうですよね。お互いに女王様で(笑)
>ゼロスがリナになついた(・・・犬か)のもそう考えれば道理★
>そして冥王と獣王、やはり不仲でしたか。陰険なケンカしてそうだなあ(笑)
あうぅぅぅぅ・・・・皆々様に突っ込みいれられるなー(^^;

>> ガウリイの体の真横の幹が悲鳴と怒涛の叫び声をあげて宙に舞う。ガウリイの体は、微かに振動に揺られただけで 別に傷も何も増えてはいない。
>>「人間とは、情に甘い生き物だな。 自分より、他者を助けようとするのか?リナ=インバース。」
>> 侮蔑の笑み。 彼女、獣王ゼラス=メタリオムがいくら人間の姿をしていようとも魔族だとわかる、冷徹な笑み。
>>「あんた、本当に、この手きらいなワケ?そのわりには力加減とか上手いんじゃない?」
>> リナの挑発に、獣王ゼラスは応じない 微笑みをかえしただけだ。
>>「別に、そんなことは、今のあたしに関係ないね・・・で?どうする?「神破斬」を使わないのなら 見ての透り今の力を、あの男にぶつける。」
>
>魔族・・・魔族はこうでなくちゃですね。
そーゆーことですわ♪
 
>>−「生きてらっしゃったんですね?すいませんけど、退いた方がいいですよ・・・僕、獣王サマの事になると礼儀なんて無視しますから」−
>
>ああああああああ!!ゼロス!ゼロスうう!!
>格好ええええええ!!あああちょっともうこの一文でわたし昇天しそうです(笑)
あぅっ昇天しちゃぁだめよっせめて、闇いに落ちて魔族になって♪

>>「ガウリィッ!!!!」
>>「いやー・・・リナさん、獣王様に・・・人質の取り方を教えたのは・・・僕ですよ。そして、人質をどう扱うかもね。」
>
>オッケーオッケーですよぜろす(笑)相変わらずですね♪
愛も変わらず♪ もとい 相変わらず。

>>「ふぅ・・・ばかなこ。」 
>> 獣王ゼラスは そう一つ呟く、剣を消滅させ、へたりこんで、どうする事もできなくて、顔を青くして事の成り行きを見詰める、リナを跡目に、ゼロスに近づく。
>>「自分の体の事わかっているか?」
>> 開口一番、獣王ゼラスはそういった。 ゼロスはきょとんとした顔である。
>>「さぁ、なんのことでしょう。それより、獣王様の方が、ひどい怪我ではございませんか。」
>> ゼロスの強がりに、獣王ゼラスは深々とため息を吐くと、くるりと 反転、リナ=インバースに向かって叫ぶ。
>>「悪いが、馬鹿部下のおかげで、一旦おあづけだ。首が繋がったと、安心しない事だ。」
>> 獣王ゼラスは、そういうと、自分お顔をまじまじ見上げるゼロスの胸に、少しばかりの魔力を叩き込む。
>> びくんっっ!と、ゼロスの体がはね、とさりと崩れる。
>>「消滅しかけだということが気付かん部下を持ったおぼはないのだがな・・・。」
>> 虚空に解け行く、獣王と獣神官のそのところに 微かに響いた、静かな言葉。
>>
>> 仲間を平気で見捨てる魔族
>> 仲間を平気で糧にする魔族
>> 仲間を平気で捨て駒にする魔族
>>    そして、部下を愛する・・・・腹心
>
>やっぱり・・・やっぱりたった一人の部下ですものね・・・
>ああ・・・・獣王さまお素敵・・・・(嬉)
ありがとうございます、おほめいただいて(*^^*)

>スレイヤーズ世界で何が謎って、魔族の存在ですよねえ・・・
>消滅したがってるわりには、他者の恐怖を『糧』にして『喜び』を覚えたりしてるし。
>人間もそうですけど、矛盾してる生き物ですよね。
そーですねーー。

>> なっがーーーい・・・・。
>> たった15分で考えた事なのにっ!!しかも数学。
>
>15分でこの密度と完成度、恐れ入ります!
>楽しく嬉しく読ませていただきました。
>よろしければまた、獣王さまとゼロスくんが出てくるようなお話、
>書いてくださると嬉しいです。(私ゼラゼロ狂なもので・・・)
過去記事を見て頂きますと、獣王軍お話、二本か三本ほどありますので、そちらの方も覗いてみてくださいませ。

>それでわこの辺にて。
ありがとうございました。 

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3386主従関係〜冥王軍の場合〜 上ノ巻時計うさぎ E-mail 7/13-17:40
記事番号3268へのコメント
 シリーズ第三弾っ!!!!


 薄ぼんやりしたドーム状の広い部屋に、金に宝石をちりばめたように輝く豪奢な玉座。
 座るのは、冥王フィブリゾ。
 幼顔に魔性の笑みを浮かべて、自分にはいつくばる下級魔族達を嘲笑っていた。
 笑みはカコに比べて、鋭さを増したんじゃないか?と、他腹心が言う、今の笑みの元凶は・・・はるか古の降魔戦争の時に怒った、悲しい出来事がはじまりである。

 ワイングラスに赤ワインを満たして、この間狩ったゴールドドラゴンの魂を浮かべて遊ぶ 少年が一人。
 その近くの業務用デスクで、遊ぶ少年「冥王フィブリゾ」の代役で執務を順々にこなす彼の部下 「冥神官フィオル」。
 冥神官フィオルは、やおらぐぐーっと伸びをすると、遊ぶ「マスター」に むすぅっとした顔で問い掛ける。
「マスター・・・いい加減自分で執務してくださいよぉ。」
「やだっ!」
 間髪入れずに応える、冥王。
「やだって・・・僕にも、僕なりの・・・。」
「やだったら、やだ・・・僕に似つかわしくないもーん。書類より遊ぶ方が楽しいもん・・この間の、竜族の偵察隊狩の書類なら、いいけどね。」
「自分おかった頭数をお書きになるおつもりですか?」
「そーゆーことぉ・・・・あーーこいつらもつまんないなぁ・・・魂になると、逃げるしかなにもしないんだもん。やっぱ、純魔族ぐらいの魂じゃないとつまんないなぁ。」
「お願いですから、同族狩はやめてくださいね。」
「同族?いっとくけど、僕ね、無知無能な奴等を同族なんておもったこと、いっちどもないからねーーー!!!」
 ひょこっと、玉座から降りて 伸びをすると、ワインに浮かべていた魂魄を取り出し、人差指と親指でつまみ・・・。
ぱきぃん・・・・。
 割ってしまった。
「何か、でっかい事ないかな? 楽しくって、遊べて、僕らに立ち向かうばかなやつらをうち滅ぼすの!」
 ぐぐっと、語る「マスター」の言葉を聞きつつ、冥神官フィオルは・・・ようするに戦争起こしてほしいんですねと、心の中で呟いた・・・。
 はっきり言うが、言葉sにしたら、ただじゃぁすまない。
 と、その時 すすーっと静かにあいた、闇色の扉の向こうからやってきたのは、腰に剣を帯び、脇に数十枚の書類を抱えた少女「冥将軍フェリル」。
「『マスター』の待ち望んでいた事が現実になりましたよ・・・。降魔戦争・・・。」
 少し、げんなりとした感じで 会議から帰ってきた 「冥将軍フェリル」は、そう告げた。
「えっ!? ほんと!? やったねっ♪ S様も思い切ったことしてくれるじゃん♪」
 くるくる踊る、「マスター」に二人ははぁっと動じにため息を吐く・・・。
 そして・・・。
(フェリル・・・そこまでげんなりしてるの、この事だけじゃぁなかったんだろ?)
(お察しの通りよ。)
 ぼそぼそと問い掛けられて、問い返す、フェリルは、はふぅーっとため息を吐く。
(聞いてくれる? あたしまた 他腹心から、「冥王は、どうした?」ってにらまれたのよ?)
(ははは・・・災難だったね・・・(^^;)
(災難どころか・・・とくに、魔竜王様と獣王様「今度は絶対連れてきやがれ!」ですって・・(;;))
 ぼしょぼしょぼしょ・・・・・。
「何話してるんだい?」
 ぼそぼそと、暗い話をしている二人に声かける、フィブリゾ。
 2人は、後ろを振り返り 「マスター」の顔を見て再び・・・はふっ・・・。
「なんか気に入らないなっ!!!なんなんだよっ、その態度はっっ!!!!!」
『態度が気に入らないなら、会議ぐらい、出てくださいませっ!!!!』
 冥王宮に響く 冥王将軍と冥神官の悲鳴・・・。

 下ノ巻に続く

 時間がなくてーーー上下に分けてしまった事お詫びしますっ!!!
 ただいま、しゅらばちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!
 しくしく・・・できるだけ早く「下ノ巻かきます」

 ここまで読んでくださってありがとうございました。

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3413Re:主従関係〜冥王軍の場合〜 上ノ巻桜我天秦 7/16-07:47
記事番号3386へのコメント
 あう(^^;いつのまにかフェリルとフィオルが(^^;
 やられた(^^;書こうと思ってたのに(爆)

> 幼顔に魔性の笑みを浮かべて、自分にはいつくばる下級魔族達を嘲笑っていた。
> 笑みはカコに比べて、鋭さを増したんじゃないか?と、他腹心が言う、今の笑みの元凶は・・・はるか古の降魔戦争の時に怒った、悲しい出来事がはじまりである。
 フィブリゾって部下いなかったんじゃない?(^^;今思ったんだけど。
 一度も出てきてないし(^^;冥王軍配下の魔族。
 


>「マスター・・・いい加減自分で執務してくださいよぉ。」
>「やだっ!」
 さすがフィブだ(^^;子供だねぇ


>「『マスター』の待ち望んでいた事が現実になりましたよ・・・。降魔戦争・・・。」
> 少し、げんなりとした感じで 会議から帰ってきた 「冥将軍フェリル」は、そう告げた。
 ああフェリル、疲れてるのね(^^;可哀相に(他人事じゃないよお(^^;)

>『態度が気に入らないなら、会議ぐらい、出てくださいませっ!!!!』
> 冥王宮に響く 冥将軍と冥神官の悲鳴・・・。
 可哀相だなー、これで後は滅びが待っていると……
 フェリルに関しては影で愚痴こぼす娘じゃないんだけど(^^;フェリルって
 
 とりあえず、続きが楽しみだよ(^^)
 でもフェリルは一応私のキャラって事忘れないでね(苦笑)

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3444桜我天泰様ありがとうございます時計うさぎ E-mail 7/18-01:48
記事番号3413へのコメント

> あう(^^;いつのまにかフェリルとフィオルが(^^;
> やられた(^^;書こうと思ってたのに(爆)
いえいえ・・・名前が浮かばなかったので、フェリルとフィオルに登場してちただきますた(^^;

>> 幼顔に魔性の笑みを浮かべて、自分にはいつくばる下級魔族達を嘲笑っていた。
>> 笑みはカコに比べて、鋭さを増したんじゃないか?と、他腹心が言う、今の笑みの元凶は・・・はるか古の降魔戦争の時に怒った、悲しい出来事がはじまりである。
> フィブリゾって部下いなかったんじゃない?(^^;今思ったんだけど。
> 一度も出てきてないし(^^;冥王軍配下の魔族。 
いやいや・・・降魔戦争終ってすぐの時だから・・・。
>
>>「マスター・・・いい加減自分で執務してくださいよぉ。」
>>「やだっ!」
> さすがフィブだ(^^;子供だねぇ
子どもらしさを出してみました。

>
>>「『マスター』の待ち望んでいた事が現実になりましたよ・・・。降魔戦争・・・。」
>> 少し、げんなりとした感じで 会議から帰ってきた 「冥将軍フェリル」は、そう告げた。
> ああフェリル、疲れてるのね(^^;可哀相に(他人事じゃないよお(^^;)
疲れてます、彼女。

>>『態度が気に入らないなら、会議ぐらい、出てくださいませっ!!!!』
>> 冥王宮に響く 冥将軍と冥神官の悲鳴・・・。
> 可哀相だなー、これで後は滅びが待っていると……
> フェリルに関しては影で愚痴こぼす娘じゃないんだけど(^^;フェリルって
いやいや・・・某山そのままのフェリルちゃんじゃまんまですので、そこらは小説のながりによって、変わっておりますゆえ、怒らないでくださいましー。
 
> とりあえず、続きが楽しみだよ(^^)
> でもフェリルは一応私のキャラって事忘れないでね(苦笑)
あうぅっっ・・・そこについての弁解はいたしませんっ!!!
名前をちょっと拝借ー。

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3417Re:主従関係〜冥王軍の場合〜 上ノ巻松原ぼたん E-mail URL7/16-15:35
記事番号3386へのコメント
 おもしろかったです。

> 幼顔に魔性の笑みを浮かべて、自分にはいつくばる下級魔族達を嘲笑っていた。
 怖いよね、あれは。
>「マスター・・・いい加減自分で執務してくださいよぉ。」
 自分でしないからマスターなんじゃ(笑)。
>「何か、でっかい事ないかな? 楽しくって、遊べて、僕らに立ち向かうばかなやつらをうち滅ぼすの!」
 ゲームでもしとれ。
> くるくる踊る、「マスター」に二人ははぁっと動じにため息を吐く・・・。
 魔族って見限れないから辛いよね。
> 冥王宮に響く 冥王将軍と冥神官の悲鳴・・・。
 お気の毒様。

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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3445松原ぼたん様ありがとうございます時計うさぎ E-mail 7/18-01:50
記事番号3417へのコメント

> おもしろかったです。
どもです、いつもいつもありがとうございます。

>> 幼顔に魔性の笑みを浮かべて、自分にはいつくばる下級魔族達を嘲笑っていた。
> 怖いよね、あれは。
ですねー。

>>「マスター・・・いい加減自分で執務してくださいよぉ。」
> 自分でしないからマスターなんじゃ(笑)。
はっはっはっはっ、いちおー・・・腹心がするはずの認可判押しと・・・。

>>「何か、でっかい事ないかな? 楽しくって、遊べて、僕らに立ち向かうばかなやつらをうち滅ぼすの!」
> ゲームでもしとれ。
>> くるくる踊る、「マスター」に二人ははぁっと動じにため息を吐く・・・。
> 魔族って見限れないから辛いよね。
ですね。

>> 冥王宮に響く 冥王将軍と冥神官の悲鳴・・・。
> お気の毒様。
冥将軍、冥神官の受難って感じです。

> 本当に面白かったです。
> ではまた、ご縁がありましたなら。
はい、ここまで読んでくださいましてありがとうございます。
 下巻、又はDIARYでおあいいたしましょう。

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3510主従関係〜冥王軍の場合〜 下ノ巻時計うさぎ E-mail 7/21-18:32
記事番号3386へのコメント

 シリーズ第三弾っ下巻!!!!


 太陽が南に上り詰めた時、滅びの砂漠の砂は、一面と金色に輝いた。
「うわーーっっ、竜の魂なんかの比じゃない美しさーーっっすごーーいっっ。」
 上空から見渡す、砂漠は、はっきりいって、金色の海さながら 冥王フィブリゾはいたく満足したようで。
 そんな海に、巨大な逆五紡星のいったんができ始めていた。
「(冥神官)ふぃおーーーるっ♪ ねーーこっちに来て、見てごらんよぉっ綺麗だよーーっ♪」
 フィブリゾは、お出でお出でをしてみせる・・・がフィオルは一心不乱に、逆五紡星を仕上げていた。
「マスター・・・フィオルは仕事に熱中してるんですよ、そっとしておきませんか?」
「えーーっっ!?せっかくの美しさ、見せてあげようと、「この僕」が言ってあげてるのにっ・・・。」
「まぁまぁ。それよりも、一つ戦闘いかがですか?」
 冥将軍フェリルは、遥か彼方にくすぶる、黄金の炎を指差した。
 くすぶる金色の炎とは、ゴールドドラゴンの金の鱗。
「これは又一興の美しさだねっ♪けど、この金色の海には勝てないなぁ・・・魂だったらどうだろうねっ♪」
「さぁ?いかがですかね?」
 フェリルは、鞘より、剣を引き抜いた。

ぎゃうぐぅぅっん!!!
 金色の炎の中に、闇色の逆五紡星が浮かび上がる。
 その員に触れ、首や、翼、胴体、足・・・いずこかに押印を受けたドラゴン達が 瞬時に金色の魂となる。
 魂は昇天することなく、フィブリゾの手のうちへと飛んでいく。
 しばらくすると、フィブリゾの手の中には 大人の頭題の金色の珠ができていた。
「あーっはははははは・・・、弱すぎだねー、お腹がよじれちゃうほどにさっ!」
 マスターがこうやって命を集めてに熱中している中、マスター(フィブリゾ)の知らない所で フェリルは、砂の上数センチを飛んで、一人の若者と剣技をかわしていた。
 髪は金色のストレート、白い神官服のゴールドドラゴンのなかでも高位の神官である事を現すブローチをマントをとめる飾りに、獲物はスピアとしゃれたかんじの奴であった。
 彼女たちが、砂の上数センチを浮かんでいるのは この砂は触れただけで生命を吸い取るという砂だから。
 この砂は魂が崩れた物だといううわさもあるほどに。
「さすがだな。女とは思えん。」
「魔族に性別など、只の付録に過ぎん。お前こそ・・・竜族の一神官にしては、かなりの腕前ではないか。」
 若者の感嘆に フェリルは 賞賛をあたうる。
「我がなは、シジル・アルザード! 我ら竜族に杯を挙げるには、お前には悪いが滅んでもらうっ!」
「我が、マスターに反旗翻す物を屠るのが我が役目っ!その言葉還させてもらうっ!!我が名は、冥王将軍フェリル!」
 
ぎゃうんっ!!

 スピアの先が、フェリルの突き出したサーベルの腹を滑り行く。
 柄に当たり、はじけとぶかと思えば、弾けたのは 柄だった、パワーも並外れた物ではない。 フェリルは、真上に、回転しながら飛ぶ。
 一回転して、顔面に蹴りを叩き込み、その反動で 後ろに飛ぶ。
 蹴りを入れた時点で、シジルの猛撃の足は止めている。
「身のこなしも、なかなかの物だが、そんなパワーでは我らが火竜王様の足元にも及ばん。」
「ほう? 火竜王は筋肉馬鹿か?」
「なに?」
「パワーなど、砲撃の中では何の役にも立たん。ようはスピード、それなりの力に魔力だ!」
 フェリルは、衝撃波を放つ。
 衝撃波は、挑発に乗ってしまったシジルの脇腹をえぐる。
「あぐぅっ!?」
 血が滴り落ちる。
 砂が血を吸って盛り上がる・・・盛り上がりが増える・・・ぼこぼこと膨れ上がった、盛り上がりは一つとなって、大きな内側に攻め込む坪型の津波となった。
『んなっ!?』
 2人は、覆い被さる、砂の幕にひどく驚いたようで、とっさに、日の光が浮かぶ天井へ上る・・・が、砂の方が一時早くに内側に攻め込んでくる。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」
どしゃぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっ!!!!!
 2人は、生命をむさぼる砂に食われてしまった・・・。
 その時になって、フィブリゾは、フェリルがいなかった事に気付く・・・。
「あれ?フェリル?間違って、押印されたわけじゃないよね?フェリル?ふぇりーーるっ!?僕をおいて帰ったんだったら許さないよぉっ?」
 すでにゴールドドラゴンの一個小隊は フィブリゾが座る、金色の珠になってしまった。
 砂の移動は、風があればすぐ変わってしまうので、フェリルが飲み込まれた事など知る由もない。
「おっかしーな・・・支柱の所に帰っちゃったのかな?」
 フィブリゾは 仕方なく支柱の所に空間転移する。
(マスター・・・ごめんなさい・・・マスター・・・ごめんなさい・・・フェリルは・・・冥将軍フェリルは・・・。)

 逆御紡星は既に最終段階に入り 後は、中心となるフィブリゾが魔力を与えるために中に入るだけとなっていた。
「フィオルー、フェリル帰ってきたかい?」
「え?いえ帰ってきておりません・・・・それよりも、マスター、後は、あなた様が入るだけです、後の事は僕に任せて、結界を創ってくださいませ。」
「え・・・あ・・うん、そうだねっ、フェリル探しは君に一任したよっ。この支柱に一本でもレーザーブレスあてたら、跡はどーなるか分かってるよねーー?」
「はいっ!!冥神官フィオル、この命にかけてもっ!」
 元気良く応えた、フィオルは、にこやかな笑みを浮かべて、フィブリゾを送り出した。
 後は向かいくる、金色の炎をけすだけである。

「我が魔力に応じよ
  我が魔力に応じて、我が僕になれ
 命を与えん我が僕にっ 」

 フィオルは朗々たる声で叫んだ声の出すパルスが届く範囲のここで死んだ使者達が、応じて、姿を現す。
 骨に仮初めの腐った肉・・・翼の生えた、腐肉竜達。
 そのなかに、彼らとはうってかわった、ゾンビというよりも、魂のない人形のような姿で現した2人がいた。
 シジルと・・・冥王将軍フェリルである。
(ま・・す・・たー・・・・。)
 フェリルの残した残留思念が、滅びにいたった自分の肉体に入り込み、彼らが向かう方向とは反対方向・・・支柱へと向かう。
(契約の・・・名のもとに・・・)

ぐろうあぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・。
 叫ぶ口を開けただけで、腐肉は崩れ、下に落ちる、だが腐肉が落ちても、又その下から新たな腐肉が生まれ出る。
 消し炭になるまで動きうる、死者達。
 金色の光と・・・打ち合った・・・。
 消し炭になったもの・・・翼だけもがれて落ち、又滅びの砂に食われたもの・・・。
 だが、腐肉でできたからといって、元の力が失われたわけではない。
 闇の力に染まった、黒いレーザーブレスが空を斬る。
 そのレーザーブレスは、当たれば、その肉を腐らせる能力を持つ。
 勝敗は・・・やはり、聖なる力を持つ者達に腐敗なるものは 負けてしまった・・・。
 ドラゴン達は哀歌を歌う・・・。

「やっぱり仮初めでは、勝てないな・・・けど、減らしたし・・・フェリルがいれば連携ができて簡単なんだけど・・・帰ってこないし・・・。」
(フィオ・・ル・・・フィオル・・・・。)
「誰かが呼んだ・・・?」
(フィオル・・・。)
「フェリルっ!?その体は、死者の身体・・・・な・・・。」
 腐臭はせど、新しい死体に変わりはなく美しさを凛々しさを損なわない、フェリル・・・。
 フェリルの残留思念が、死したる肉体を突き動かす。
(あれを・・・闇を・・・滅びを・・・。)
「わかった、やるんだね?」
 こくんとうなづく フェリル。
(我が、マスターの契約の・・名のもとに・・・。)
「光をうちて闇を世界に・・・。」
(光の亡き世界に、我らが母を、滅びの世界に・・・。)
「−闇幕招来−」
 闇が・・・砂漠を覆い空を覆い・・・ひろがって行く。
 広がった闇は カーテンのように・・・オーロラのように彼らの波動が届く範囲に闇をもたらした。
 勝敗は・・・冥王将軍、神官に上がったが、それは辛いツライ上がり方だった。

 結界ができて・・・フィブリゾが 外に出た時・・・何時のまにかに夜になったのかとおみきや、星が、月がないことに気付き、これが、最後の手段で、彼らに渡した魔力のといた後の事だというのが分かるのに、数秒かかった。
 この元を フィブリゾが探すまでもなく 一際輝く 黄金の炎を南の上空に確認した。
 言うまでもなく、元に群がる、ゴールドドラゴン達である。
「君たち、僕の許可を得て、僕の部下に群がってるの?」
 静かだが、深濃の闇声は ゴールドドラゴン達の動きを止めた。
「結界は出来たよ・・・もう、援軍はこれないよ? だって、僕ら魔族の精鋭がはった魔力だもん・・・逃げる事も出来ないし・・・ねぇ?」
 にぃぃ・・っと・・・今までとは違う、子供っぽさが消え失せた、闇の笑い・・・。

−コトバナンカナニモイラナイ、マゾクニジュモンハイラナイ・・・オウジルコエハイルケレドー
 
 空に光が戻った、月の光だ。
 金色の炎は完全に沈黙した。
 砂の光だけが微かに場を照らす。
 闇色の砂が、人の形を取って、魔力壁に包まれながら手を取ったその姿のままで・・・。
「ねぇ、フェリル、フィオル・・・誰が勝手に滅んでいいっていったの?」
 魔力の壁は フィブリゾを拒まなかった。
 フィブリゾの手によって、砂は形を崩して、広がった、その砂を、フィブリゾは大きな砂時計にしてしまう。
(マスター、ごめんなさい・・・。)
(ごめんなさい・・・。)
 残留思念が、フィブリゾの体を抱き、かすれて消えた・・・。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
 悲壮な声が、闇に轟く。

「ぜっらすー、悪いんだけどぉ、ゼロスかしてもらえるよねぇー?セイグラムのとちりは君の軍のせいなんだからさっ。」
「ちっ。」
「舌打ちなんかしないでよー、まるで僕が悪いみたいじゃないか。 今仕える神官が君んとこのいないんだから仕方ないだろぉ?」
「はうぅぅぅぅ・・・・。」
「ゼロスも泣かないっ!! さっ、お遊び開始だよっ!!!」
 一千年の後のこの闇の母の一戦によって・・・フィブリゾは・・・無の中で、部下達と時を経ての再開にいたる。

−FIN−

イベントも終わりー 後は秋まで、イベントの予定なしっ!!
 ってなわけで、「DIARY」転載していきますっ♪ 
 ここまで読んで頂きまことにありがとうございました。

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3514Re:主従関係〜冥王軍の場合〜 下ノ巻松原ぼたん E-mail URL7/21-19:03
記事番号3510へのコメント
 面白かったです。

>「えーーっっ!?せっかくの美しさ、見せてあげようと、「この僕」が言ってあげてるのにっ・・・。」
 おお、偉そう(笑)。
>「ほう? 火竜王は筋肉馬鹿か?」
 をを、きつい。
> 砂が血を吸って盛り上がる・・・盛り上がりが増える・・・ぼこぼこと膨れ上がった、盛り上がりは一つとなって、大きな内側に攻め込む坪型の津波となった。
 何事?
> 2人は、生命をむさぼる砂に食われてしまった・・・。
 怖い・・・・さすが滅びの砂漠(だったっけ?)。
>「あれ?フェリル?間違って、押印されたわけじゃないよね?フェリル?ふぇりーーるっ!?僕をおいて帰ったんだったら許さないよぉっ?」
 心配してると言うよりわがままですね。
> シジルと・・・冥王将軍フェリルである。
 きついですねー。
> にぃぃ・・っと・・・今までとは違う、子供っぽさが消え失せた、闇の笑い・・・。
 怖い・・・・。
>「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
 いちおー、好きだったんですね、部下のこと。

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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3516松原ぼたんさんありがとうございます時計うさぎ E-mail 7/22-00:15
記事番号3514へのコメント

> 面白かったです。
ありがとうございます(^▽^)

>>「えーーっっ!?せっかくの美しさ、見せてあげようと、「この僕」が言ってあげてるのにっ・・・。」
> おお、偉そう(笑)。
フィブリゾ君ですから(^^;

>>「ほう? 火竜王は筋肉馬鹿か?」
> をを、きつい。
真剣勝負に挑発はつきものですっ♪

>> 砂が血を吸って盛り上がる・・・盛り上がりが増える・・・ぼこぼこと膨れ上がった、盛り上がりは一つとなって、大きな内側に攻め込む坪型の津波となった。
> 何事?
>> 2人は、生命をむさぼる砂に食われてしまった・・・。
> 怖い・・・・さすが滅びの砂漠(だったっけ?)。
そう、滅びの砂漠です。
ホロビっていうからには、生体エネルギー論ぐらい吸って頂かないと。

>>「あれ?フェリル?間違って、押印されたわけじゃないよね?フェリル?ふぇりーーるっ!?僕をおいて帰ったんだったら許さないよぉっ?」
> 心配してると言うよりわがままですね。
一応、子供心に少しの心配を。

>> シジルと・・・冥王将軍フェリルである。
> きついですねー。
ちょっとかわいそーでしたか?(^^;

>> にぃぃ・・っと・・・今までとは違う、子供っぽさが消え失せた、闇の笑い・・・。
> 怖い・・・・。
フィブリゾ様には怖さもおありで。

>>「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
> いちおー、好きだったんですね、部下のこと。
そゆ事です★

> 本当に面白かったです。
> ではまた、ご縁がありましたなら。
いつもいつもありがとうございます(^▽^)
 又、近いうちに・・・。