◆−真夏の戦場−エスエル (2005/7/23 19:37:34) No.31603
 ┣真夏の戦場 〜当たり前なこと〜−エスエル (2005/7/28 19:16:04) No.31610
 ┃┣Re:真夏の戦場 〜当たり前なこと〜−ルフラン (2005/7/29 09:09:03) No.31613
 ┃┃┗有難うございます−エスエル (2005/7/29 13:44:50) No.31621
 ┃┗真夏の戦場 〜すれ違い〜−エスエル (2005/7/29 13:52:07) No.31623
 ┃ ┗真夏の戦場 〜二人の言い分〜−エスエル (2005/7/29 13:58:30) No.31624
 ┗Re:真夏の戦場−ミント (2005/7/29 08:08:15) No.31612
  ┗お・・・−エスエル (2005/7/29 13:46:35) No.31622


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31603真夏の戦場エスエル 2005/7/23 19:37:34


  真夏の戦場



暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。
「暑い」
「あー、五月蝿い!あたしだって暑いのよっ!?それにあたしのほうが書類の量多いじゃない!」
「いいや俺のほうが多いね!!」
「あたしよお!」
暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。
「いや、あんたさっきあたしにあの書類もたせたじゃない!!」
「いいや、俺だってお前から預かった!!」

「やめないか。余計暑くなるではないか・・・」
覇王宮・・・寒いはずの此処は・・・しかしここは暑かった。
とめに入る覇王。その手にはしっかりとうちわが握られていた。
それも鮎が飛び跳ねる絵柄の涼しそうな奴。

「あああぁぁ!うざったい!これ全部あんたもってって!!」
「やだね。ありえないねそんなの!」

覇王の忠告を無視。
「おいやめろ!!我までおかしくなるではないか!!」
ぎろり・・・と二人が主である覇王を睨む。
「覇王様!」
「何だ」
「覇王様はいいじゃないですかあっ!!そんなところに涼しそうに座って!
第一その涼しそうなうちわあたしにも貸してくださいヨォ!!」
「あぁこれか、好きにしろ」
「ってかいいんですか・・・」
「勝手にしろ。」
覇王は、シェーラの前に大きなダンボールの箱を出現させた。
「げ・・・」
中身は
「うわぁ。・・」
全て
「すげぇ・・・」
うちわ。
それも、朝顔とか海の写真のとかイルカとかシャチとかのってるし・・・。
「ほれ、選べるぞ?選り取り見取り」

「どうしたんですかこんなに・・・」
箱の中身はすべてうちわ。この大きな箱をみたすのは全てうちわ。
「ダルフィンが差し入れだと。そう言えばあいつ生きていると思うか?」
「何故です?」
今度はノースト
「干からびてそうだな・・・どこかで・・・」
直後覇王は衝撃的な事を口にした。
「何を仰るんですかあなたは・・・・・」
「悪いか」
「いいえ」

暑かった。しかしノーストとシェーラにとって、久しぶりに見る、優しい上司だった。
「なんかあったんですか?」
と、シェーラ。
「何故だ?」
と、覇王。
「何か覇王様今日優しいです♪」
「あへへへ本当だ。覇王様シェーラに惚れたんですね」

「何だそれは・・・。と言うかそんなに幸せそうに言うな・・・」
覇王一歩後ずさり。

 ○

「暑い・・・暑すぎますわ!!!」
「仕方ないだろう。夏なんだからな」
海王は、かろうじて覇王の言ったようにはなっていなかった。
横で獣王が寝転がっている。
「あ、海王様いらっしゃいませ」
シェーラたちのように、ゼロスは書類を抱えて忙しそうに言った。
「店員かお前は」
起き上がって獣王が言う。
「ねぇ獣王様あ、ク〜ラ〜つけましょうよう・・・僕死にそうです」
「ダメだ。節約だ。」
「えーなんでですかぁっ!あなたの部下一人しかいないのに死んじゃっても知りませんヨォ!!」
「また造る」
「そ・・・・そんなあ・・・・僕獣王様は覇王様よりずーっと優しいと思ってましたっ!」
「何でもいいが私を覇王と比べるな」
 
  ○

「シェーラ、ちなみに仕事だ。」
「ってナンデスカそのちなみにって!!」
「悪いか」
「いいえ別に」
覇王将軍は、久しぶりに命がけの仕事をもらう事になった。
道具でもなんでもいい、覇王将軍シェーラは・・・
覇王に尽していた。
しかしできることならそんな・・・・・・

いや、自分は道具なのだ。ただ主人に忠実ならばいいのだ。
心など・・・・・最初からいらなかった。

 ○

「悪かったっていってるだろゼロスっ!」
「えーんえーん。」
「おいっ」
「獣王様の馬鹿っ!馬鹿っ!!僕のことなんてどーせ道具って思っているんでしょっ!!」
「おい、おい・・・・・私はいくらなんでもそんなことはないと言っただろうが・・・。お前はそんなことで傷つくなよゼロス・・・。
 覇王の処のシェーラ。あの子はどうなに我慢しているか知っているか?」
「知りませんよそんなのぉ〜〜!!」
「覇王を守っても、仕事頑張っても、剣作っても・・・・って・・・・まあいいんだそんなことは・・・とにかく、お前もあいつをみならえっ!」
「だって〜〜」
「お前ルビーアイ様か・・・。ってそんなことはどうでもいいのだ。
見習えとか言っておいてわるいのだが・・・・・・」

ゼロスは、命がけの任務をもらう事になった。
そういうことには慣れていたため、動じはしない。
負ける自身は全くなかった。戦い慣れしている・・・といったところか。

神官一人の獣王なため、何かあると自分に来るのだ。
そんな自分に比べると・・・・

恐らくあいつは暫く戦っていない。
勝ち目は歴然だ・・・。

 
  続く


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
駄文マンの一生―貶される編―

「あーっ、駄文マンだーっ!」
「ホントダーっ!やーいやーい。いじめてやろーっ!」
「駄文マンってさぁ、こんどの小説のような生物もまた意味わかんないね」
「そーそー!!思った!」
「なんかたいとるとあってないよね」
「うんうん。」
「やっぱりけなしてやろーっ」
「やーいやーいやーい」

      涙

すいません・・・・続きます・・・。


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31610真夏の戦場 〜当たり前なこと〜エスエル 2005/7/28 19:16:04
記事番号31603へのコメント

「覇王様!それは酷すぎます!」
少し開いた扉の間から、深夜だと言うのに光りが漏れていた。
「何故だ」
「だって・・・だって明らかにこっちが弱いんですよ!?殺す気ですかあいつを!?」
「そういうわけではないが・・・。部下が上司の命令に従って死ぬのはあたりまえだ」

「どうして死ぬって解ってるのにそんなことするんですか!!ちょっとは考えてくださいよ!!」
其処から漏れる同僚と上司の声に、シェーラは耳を傾けた。
何の事かは知らないが同僚は完全に切れていた。それも本気で。
「五月蝿い!少なくともお前よりは強いあいつを出しただけだ・・・。もう寝ろ!」
足音が聞こえる・・・。上司はどこかへ消えたらしい。
「・・・・何なんですか覇王様・・・・・・どうしてそんなにあの人は優しくないんだよ・・・・なんでそんなに俺たちのこと気遣ってくれねぉんだよ!!!シェーラ・・・死んでもいいのかよあの人は・・・・っ・・・」
その言葉に、シェーラははっとした。
自分に今日与えられた命令のことについてもめていたらしい。

扉を開けようか迷ったがあけない事にした。
ノーストは泣いているようだった。

それは―

ゼロスと戦って来いと言われ、明らかに滅びをわかっている自分を・・・
使命からおろせということか・・・・

優しいな、ノーストは。
いつもあたしのことを考えてくれてる気がする。
でもね、あたしは覇王様の部下・・・。

そう・・・・
部下が上司の命令に従って死ぬのはあたりまえ

覇王様の言ったとおりだ。

何も望みはしない。

ただ、何も―

続く


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31613Re:真夏の戦場 〜当たり前なこと〜ルフラン E-mail 2005/7/29 09:09:03
記事番号31610へのコメント

はい、またまたコメントを投稿しているルフランです。
ノースト君勇気ありますねぇ。
そんなに惚れてます?(笑)シェーラちゃんに。
でもゼロスと勝負なんて、分が悪すぎですよ(汗
一気に4人まとめてかかるとか!!(小説の方向性変えるな)
覇王様もう少しシェーラに優しくてもって思ってしまう今日この頃。

続きに期待してます

                          でわでわ!!




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31621有難うございますエスエル 2005/7/29 13:44:50
記事番号31613へのコメント


>はい、またまたコメントを投稿しているルフランです。
うわぁ・・もう本当に有難うです。

>ノースト君勇気ありますねぇ。
>そんなに惚れてます?(笑)シェーラちゃんに。
確かに・・・なんかそんな風になっちゃってますねぇ・・・

>でもゼロスと勝負なんて、分が悪すぎですよ(汗
うんうん(って他人事かよっ!)
>一気に4人まとめてかかるとか!!(小説の方向性変えるな)
あ、いいですねそれ。

ではでは

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31623真夏の戦場 〜すれ違い〜エスエル 2005/7/29 13:52:07
記事番号31610へのコメント

「で・・・要するに僕は何をすればいいんですか・・・」
「だから、あいつをさらって来いっっているだろうボケ!」
「だから、まとめて言ってください。殺せって言ってるんですか、それともナンデスカ!?」
「だから・・・・・・
 シェーラをさらってきてくれ!そうじゃいと私が殺されるではないか!」
「もしかして・・・・・S様の命令・・・?」

「まあ・・・」

 ○

覇王様はあたしにどうしろっていうんだろう。
ゼロスを滅ぼせ?

は?

理由はないんだろうか・・・

獣王様と喧嘩したとか?
タメ口きかれたとか?

 ○

二人は―
完全に勘違いしていた。

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31624真夏の戦場 〜二人の言い分〜エスエル 2005/7/29 13:58:30
記事番号31623へのコメント

二人は―
その二人は硬直していた。
「…僕についてこないつもりですか?」
静寂を破ったのはゼロス。
「…どうしてついてかなきゃいけないの?あたしはあんた殺して来いって言われたんだけど」
と、シェーラ。
「それは困ります。第一、あなたが僕についてきてくれなければ僕まじで殺されます獣王様に」
「知らないわよそんなこと。第一、どうしてあんたはあたしさらおーとしてんのよっ!」


「話のわからない方ですねぇもう…!」
そういって、勝手に切れて魔力球を飛ばしてくるぜロス。
流石にこんなものは避けきれないはずもなく、あっさりと消し止めた。
そして―

つづく
ーーーーーーーーーーー
まじで中途半端なんですけど。
なんか本当に眠いので消えます。

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31612Re:真夏の戦場ミント 2005/7/29 08:08:15
記事番号31603へのコメント

や〜ほ〜
エスエル、なんか、いっぱい投稿してたね!!
すげぇよ〜
見習いたいですよー  無理ですけどー・・・

うちわ・・・
覇王様〜私にも一つイルカのうちわくださいっ!!!!!
暑くて死にそうだよ〜

獣王様・・・クーラーぐらい、つけてあげればいいのに・・・
意外と節約人間なんですね・・・(笑)
名前はかっこいいのに・・・・・・

じゃあ、これからも頑張って!

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31622お・・・エスエル 2005/7/29 13:46:35
記事番号31612へのコメント

ちなむと、うちわをはなしに出したのは・・・・・
パソコンの前に、鮎の絵が載ったうちわがあるからでした・・・。
確かに暑いよね・・・。
あぁでは、あのエアーサロンパスが臭いのでまた!(意味不明)