◆−ラルフゼロ take of! 上巻−F-2 (2005/3/21 15:46:25) No.31287
 ┗Re:ラルフゼロ take of! 上巻−どら・ゴン (2005/3/21 20:30:40) No.31289


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31287ラルフゼロ take of! 上巻F-2 2005/3/21 15:46:25


ここは、どこの国にでもありそうな、あるひとつの島の空軍の基地である。夜明けと共に隊員達のたくましい挨拶が聞こえてくる。「おはようございます!」「ううん・・おはよう・・」一人例外がいるようだが・・間違いと思われるかもしれないが、この人こそ、ここの980飛行隊隊長ラルフである。隊員達は、そろって飛行服に着替え、食堂へと向っていく。「隊長おはようございます!」を声をかけながら前を走っていくのはムードメーカーのケビン、エースパイロットのシュバルツ、隊でただ一人の女性パイロットハセガワである。最近、隣国との関係の悪化で、領空侵犯(領空に入ってくること)が以上に増えていた。しかし、隊員達はその実態を知りながらも明るく訓練に励んでいた。その日も食事を普通にしていた。「おいしっーい!」ハセガワでさえこの調子である。そんな時である。ラジオを聞いていたシュバルツは思わずフォークを落としてしまった・・「緊急ニュースです!島の近くに大量の敵戦闘機が・・・」ラジオはそこで途絶えた。大変なことになった!と隊員達は騒ぎ出す!・・・待てよ、たしかラジオ局があるのはこの基地の真正面じゃないか?
ジリリリリリリリリ緊急発進のベルが鳴り響く。隊員達は、訓練どうりにヘルメットをかぶり、愛機F-2Jへと走り出す。F-2JはF-2支援戦闘機を改良した要撃戦闘機である。「ラルフゼロ!」「ケビンツー!」「シュバルツスリー!」「ハセガワフォー!」
「「「「Take of!」」」」一斉にアフターバーナーを吹かして上昇していく。レーダーを見ると敵機が10、・・いや20,25ぐらいもいるのであった。こちらは精鋭
4機、圧倒的に不利である。それでも隊長は口笛など吹いて「死ぬなよ!」と叫んでいる。いよいよ敵機が見えてきた。ん・・何だあの機体は?隊長の知識を並べても解らない。「F-35です!」シュバルツから無線で入った。F-35といえば、F-2 20機をわずか6分で落としたいわば死神である。「F-35だかなんだか知らないが全部落としてやる!いくぞ!」一気に10発ものミサイルが発射され、F-35は6機落ちた。しかしむこうも黙ってはいない。たちまちバイ返しのミサイルが来たが、ゼイいんやすやすと交わす。「うおー!」機銃で次々と落としてゆく。そのたびF-35は翼を折りながら落ちていった。その時、ハセガワのミサイル警戒装置がビー――となった。危ない!間一髪で逃れたが、更に打ってくる。操縦桿に汗がこもる。だめだ!・・そう思いハセガワは脱出した。ドー――ン!愛機に4発ものミサイルが炸裂する。ふう・・パラシュートの空中降下中にハセガワはため息をついた。「くそ!1機やられたか!」次々に敵機を落としながらもそうつぶやいた。ん・・・あれは・・最後の5機目を落とそうかとしたとき、翼についていたマークを見た。ドクロのマークだった。・・ 上おわり 中にご期待ください!

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31289Re:ラルフゼロ take of! 上巻どら・ゴン 2005/3/21 20:30:40
記事番号31287へのコメント

こんばんわー。初めまして。どら・ゴンと申します。
いやはや、飛行機ですか・・・素晴らしい・・・・・・(飛行機大好き)
これはオリジナル系の作品なんですかね?
まあとにかく。初投稿お疲れ様です。
続きも楽しみに待ってますね〜♪