◆−自分の仕事の思い方−ルフラン (2005/3/19 08:40:55) No.31277
 ┣気がついたらそこにいて・・・−ルフラン (2005/3/22 14:57:06) No.31292
 ┃┗初めまして・・・ですね−京極師棄 (2005/3/22 21:26:29) No.31293
 ┃ ┗お褒めいただいて光栄です−ルフラン (2005/3/23 08:34:54) No.31296
 ┣気がついたらそこにいて・・・2−ルフラン (2005/3/23 09:06:49) No.31297
 ┗気がついたらそこにいて・・・番外『探し物の見つけ方』1−ルフラン (2005/3/24 09:17:52) No.31299
  ┣気がついたらそこにいて・・・番外『探し物の見つけ方』2−ルフラン (2005/3/24 16:53:45) No.31300
  ┣気がついたらそこにいて・・・番外『探し物の見つけ方』3−ルフラン (2005/3/25 08:44:12) No.31301
  ┣気がついたらそこにいて・・・番外『探し物の見つけ方』4−ルフラン (2005/3/28 10:02:14) No.31307
  ┣気がついたらそこにいて・・・番外『探し物の見つけ方』5−ルフラン (2005/4/5 14:54:25) No.31352
  ┣気がついたらそこにいて・・・番外『探し物の見つけ方』6−ルフラン (2005/4/13 18:46:31) No.31365
  ┗気がついたらそこにいて・・・番外『探し物の見つけ方』最終話−ルフラン (2005/4/13 19:39:16) No.31366


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31277自分の仕事の思い方ルフラン 2005/3/19 08:40:55



特にこの運命に対して納得したわけでもなく


自分のすべきことが分かった訳でもなく


ただ君が


俺の示した道をちゃんと歩いてくれるから


信じてくれていたから・・・続けていた


いつまでも頼ってくれる事を願っていて


君は人間だから


どうかその命が尽きるまで傍に居られることを祈って


でも違った


君は成長していた、身体も心も全て


自分だけが幸せであることを拒んだ


1人だけ『楽園』(エデン)が見える事をいけないといった


ここで生きていくから


だから私が自分の心のままに進もうとする時


そっと手をひいてくれると嬉しい


みんなと平等に


そう笑顔で言った


俺達は見かえりを求めてはいけない


誰の心にも平等にささやいてほんの少し導いてやるだけ


俺は知らず知らずのうちに見かえりを求めていた


『楽園』が見える、『楽園』が認める人間が居るってことで


俺達が導いてきた純粋なる心を持つ存在


君と言う見かえりを求めていた


でも今日からは違う


どんなに苦しくても、つらくても


自分の足で立ちあがり、進んで行く


いろんな人と出会って分かれて成長してゆく


もう姿は見えないけど


君が望んだ通り、自分の心のままに進もうとするときそっと手をひくから・・・


その時はどうか思い出して



『ここにいるよ』




あとがき

久しぶりの投稿です。

ネタが浮かぶ時はがーっと投稿するのにネタが尽きるとさっぱりなかんじでとまります。

期間が空いても文才に変化ないのはなんででしょうね(涙

今回はオリジナル即席の詩(長い)です。

はー・・・とため息でもつきたいくらいハチャメチャですね。

             逃げます(おい)


                               でわでわ!!






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31292気がついたらそこにいて・・・ルフラン 2005/3/22 14:57:06
記事番号31277へのコメント


雪が降る

サクサクサク

その上に足跡をつけていく僕と彼女

紅茶色をした肩までの髪をまとめている

僕よりも先に走ってどんどんと足跡をつけている

その姿はもうすぐ女性ともいえるのにまるで子どものようにはしゃいでいる

「そんなに走るとこけるよ」

「平気よ!これでもあたしバランスはいい・・・・!!」

ずべっ!!

ほら言わん乞っちゃ無い

彼女は雪のなかに頭をつっこんだ状態

こけたのである

「・・・なんですぐ助けてくんないのよ」

「助ける義理なんてないし」

「この薄情者!陰険野郎!!変態魔族!!!」

「変態は無いだろう、グラウじゃないんだから」

怒る彼女に笑う僕

これがいつもの僕等の風景

僕はそっと手をのばす

彼女はそれを取ろうとする

その時、何かに気づいたような顔をして彼女は手を取るのをやめた

「・・・・・・・・・・・あ・・・・・・」

「どうしたの?」

「・・・ごめん・・・フィブ・・・」

「何が?」

「あたし・・・行かないと・・・」

「どこへ?」

「すぐ近く・・・でもちょっと遠い・・・」

「いっておいでよ、帰ってくるんでしょ?」

彼女は答えない

でも僕の心に不安などはなかった

彼女は自分で立ち上がってもときた道をあるきはじめた

途中何度もふりかえって・・・

最後に降り返った時

彼女は僕に向かって手を振って

『          』

何かをつぶやいた

聞えるはずもなく

僕は闇に溶けるようにそこから消えた

そして今も帰らない

もう一度会いたいわけでもない

寂しいわけでもない

名前だってもうおぼろげにしか覚えていない

ただ時々思い出す彼女の言葉


『きっと大丈夫

 1歩ずつでも歩いていればきっと楽園は見つかるから・・・』


「・・・きっと一生見つからない・・・

 ・・・・・・・僕は・・・もう・・・・・・・・・」

僕の意識が消える前に

最後に呼んだ名前は

美しく・・・でも僕等が手に入れたいと思うものではない名前



「・・・・・ミ・・・ラ・・・イ・・・・・・」



                              FIN


あとがき
フィブ様とオリジナル設定の女の子(15才前後)の会話みたいな感じ。
昔と滅ぶ前、ごっちゃになってます(汗
下書き無しで書くと時間がかかって大変です。
・・・・逃げます

                             でわでわ!!




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31293初めまして・・・ですね京極師棄 2005/3/22 21:26:29
記事番号31292へのコメント

どうも初めましてだと思われる京極です。
実は前作から読ませて頂きましたがレスができませんでした。
フィブの小説ですか。シリアス風味がなかなかきいてますね。
比較的じーんとくるものでなかなか良い感じでした。
次回作も楽しみにしてます。
短いですか今回はコレにて・・・・・・

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31296お褒めいただいて光栄ですルフラン 2005/3/23 08:34:54
記事番号31293へのコメント

はじめまして京極様。

>実は前作から読ませて頂きましたがレスができませんでした。
>フィブの小説ですか。シリアス風味がなかなかきいてますね。
>比較的じーんとくるものでなかなか良い感じでした。
>次回作も楽しみにしてます。
前のもお読みになってくださったなんて光栄です。
こんな感じの小説(詩?)で5腹心全員は書こうかと思ってます。
暇があればゼロスやシェーラも。
レスありがとうございました。

                            でわでわ!!

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31297気がついたらそこにいて・・・2ルフラン 2005/3/23 09:06:49
記事番号31277へのコメント


ここは謁見の間

カリカリカリ

獣王が来るまでに仕事を少しでも減らそうと書類にペンを走らせる

「グラウ、何してるの?」

声がして一旦ペンを止める

がまたすぐに動かしはじめる

「ねぇグラウってばぁ」

「何の用だ、人間よ」

「いい加減名前で呼んでよね、あたし人間って名前じゃあないの」

「人間を人間と呼んで何が悪い?」

「何がって・・・・
 
 人と話してる時位書類やめろって」

一瞬で我の手から書類を奪う

「返せ」

「話し聞かないからやだ」

「貴様に話すことなど無い」

「あるわよ

 今日は誰がくるの?とか、その美味しいココアはいっつも誰が入れてくれてるのかな?とか」

「獣王がくる

 シェーラなどの入れたものなど美味しくもない

 役にたたん、所詮道具は道具だな」

バシィ!!

あやつは持っていた書類を我に投げつける

今までの笑顔とは違い怒りにみちた真剣な眼差しをむけている

「・・・何をする」

「いい加減にしなさいよ!

 シェーラは一生懸命やってる

 それを認めないでただ結果ばかり追ってると最後に泣くのは貴方よ」

「努力など結果がなければ何の意味もない

 貴様こそそんな考えを捨てるのだな」

「・・・帰る、話になんない」

そう言うと扉の方へ歩いていく

部屋から出るまえ

『          』

何かをつぶやき出ていった

そのささやきはわずかだが我が耳にも届いた

人間は人間 道具は道具

その考えは今も変わらない

変える必要もない

『貴方はきっと後悔する

 自分の犯した過ちに、失敗と共に得られた犠牲に』

「後悔などしていない・・・」

我は覇王

元から心と呼べるものなどない

「・・・だが・・・

 貴様の言ったことは正しかった・・・

 泣いているな・・・我は・・・」

あやつが帰ってこないからではない

シェーラを失ったからでもない

では何故泣いているのか


誰も答えてはくれない・・・・



                               FIN

あとがき

何気に覇王様とオリジ設定の未来ちゃん

前回はカタカナでしたが本来はこう書きます

友人に絵をみせて

「名前どんなんがいい?」ときいたら

「ライ」とすかさず帰ってきたので少し変形させて未来

名前を出さなかったのは覇王様は「未来」と呼んでたらなんとなくいやだったので



                             でわでわ!!



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31299気がついたらそこにいて・・・番外『探し物の見つけ方』1ルフラン 2005/3/24 09:17:52
記事番号31277へのコメント


「・・・・どこだろ、ここ」

まわりを見渡すが一面雪景色

わずかに見える森と白い山々

「・・・最悪、覇王城とおんなじ景色」

きっぱし言ってあの男は嫌い

・・・いや人間じゃないけど

元から大人ぶってるヤツは嫌いだし

フィブはまだ外見が子どもだからいいけど・・・

覇軍のメンバーも嫌いじゃないし・・・

・・・って独り言言ってる場合じゃなかった

「あー・・・どうしよっかなぁ・・・」

落し物をしてしまった

別に自分のものだったり普通のもらい物なら探さない

あたしは大雑把な性格してるのだ、以外に

でもアレだけは別

あたしの幼なじみからのプレゼント

心友からの贈り物

覇王城から怒って帰るとき落としてしまったらしい

しかたなく雪を掻き分ける

がこの広い山の中

簡単に見つけられるはずもない

どんどん日が暮れていく

「本当にどうしよう・・・」



                                つづく

あとがき

時間ないので逃げます(逃げるな)

                               でわでわ!!








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31300気がついたらそこにいて・・・番外『探し物の見つけ方』2ルフラン 2005/3/24 16:53:45
記事番号31299へのコメント

「で、我のところに戻ってきたというのか?人間よ」

「未来です」

けっきょくあたしは覇王城に一晩泊めてもらうことになった

だって外吹雪なんだもん

あんなかにいたら死んじゃうし

あたしかよわいんだもん

「かよわくなどない」

「心ん中勝手に読んでんじゃないわよ変態魔族」

覇王嫌いだから戻って来たくなかったのに・・・

自然のバカヤロー

「所で他の人達は?」

「シェーラとノーストは物質世界

 グロウとダイは魔王城へ書類を持っていっている」

「ふーん、あ、台所貸して

 なんかあったかい物でも作るから」

「好きにするがいい」

そう言って去ろうとする覇王のマントをつかむ

「・・・なんだ?」

「・・・台所、何処?」




「それで、一体何を探しておったのだ?」

「別になんでもいいでしょ、あんたにとってはくだらないものよ」

そう言ってスープを一口

・・・うん

我ながら良い出来だ

「なのにお前にとっては大切なのか

 ・・・塩加減がいまひとつだな」

「何勝手に飲んでんのよ

 おまけに文句言うな」

ったくこの男は・・・

「でもあたしにとってあれは命の次に大切なものなのよ

 どうしよう・・・レフィがくれたのに・・・・・」

「レフィとは誰だ?」

「あたしの心友本名トレモロ=フィリシエル=アールシード」

「どう言う略仕方をしたんだ?」

「うるさい、突っ込むところ違うし」

「城から追い出すぞ」

「いいわよ、吹雪が止んだら獣王のところにでもいくから」

微妙な雰囲気の中、あたしはスープを最後まで飲みきった



                               続く


あとがき

なんとも言えない続きもの

自分のネーミングセンスの無さが手に取るようにわかる(汗

それでわこのへんで



                             でわでわ!!


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31301気がついたらそこにいて・・・番外『探し物の見つけ方』3ルフラン 2005/3/25 08:44:12
記事番号31299へのコメント


「で、グラウと喧嘩して

 この獣王城まできたのか」

「だってあいつ分からずやだもん」

結局あのあと本当にゼラスの所にきたあたし

「だがフィブやダル達のところでもよかったのでは?」

「あたしは平和を愛する」

「なるほど・・・」

なっとくするなよ

仮にもあんたの同僚だろ

「でもあいつったら部下を道具扱いして・・・!!

 あんたのもんじゃないっつーの!!ったく!!!!!」

「グラウも相変わらずだな

 昔っからその考えだけは変わらない」

「だけって・・・他は変わったの?」

と言いつつ出された紅茶を一口

「昔はもっと性格が荒かった

 週一シェーラを傷つけてな・・・それはそれはガーヴよりも大変だった」

「・・・傷つけるって・・・具体的には?」

「壁にたたきつけるなど主に職権乱用・・・」

あいつは・・・・・

次会ったら呪文でもたたきつけたろ

「そんなやつあたし嫌い」

「そう言ってるが未来

 お前さっきからグラウのことしか話してないぞ」

「ふぇ?」

くすり、と笑うぜラス

「ほれたか?あいつに」

「だ・・・誰があんなやつ!!

 あたしにだって好きなひとくらいいるわよ!!!

 ・・・人じゃなかったけど・・・・」

「ほほぅ

 誰だ?その思い人とやらは」

「//////あっ!!もうこんな時間!

 探し物しないといけないから行くわ!!

 お茶ご馳走様!」

「あ・・・おい!」

コートを手に取ると獣王の声も気にかけず部屋から出ていく

「あたしの好きなひとは・・・他に好きな人がいるのよ・・・ゼラス・・・」




                             続く

あとがき

恋愛シュミレーションゲームじゃねぇよ。

とつっこみたくなりました今日この頃

ダルフィン様とか無事に出せるのでしょうか?

自分でも期待はしてません(おい)


                            でわでわ!!





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31307気がついたらそこにいて・・・番外『探し物の見つけ方』4ルフラン 2005/3/28 10:02:14
記事番号31299へのコメント


雪景色から一転して緑の山の中にある城

「・・・?

 未来じゃねぇか、どーした?」

赤毛の男ーガーヴにもたれかかる

「/////なっ・・・

 お・・・おい!」

「・・・かして」

「は?」

「寝かして・・・

 昨日獣・・・お・・う・・城から・・・

 歩き・・・っぱなしで・・・寝てない・・・・のよ・・・」

その言葉を最後にあたしの意識は飛んだ




「・・・・・・・・・」

「おきたか?

 ったく、人間の癖にガーヴ様にもたれようなんて1000年早ぇよ」

ベッドの横を見るといたのは竜神官ヴァルガーヴ

そっと体を起こす

「あー・・・・・おはようございます」

「おはようぢゃねぇ、もう真夜中だぞ」

「ふーん、

 あ、ヴァルちゃんごはん

 未来ちゃんおなかすいた」

「めし食う時間じゃねぇだろ!ったく・・・

 しゃあねぇな、台所来い、作ってやるから」

「ほーい」

部屋からでてヴァルガーヴの後をついて行く

覇王城とは比べ物にならないくらい暖かかった

元から人望もあるのよねぇ、ガーヴの方が

それに比べて覇王は・・・・


『ほれたか?あいつに』


「違う違う違う!!!!

 あんなやつ大っ嫌いよぉ!!!!!!!」

「何騒いでんだ?」




「っおいしぃ!!」

「めしぐらい静かに食えよな」

ヴァル特製(?)のリゾットを一口食べての感想

熱すぎず冷めすぎず

やわらかさもちょうどよく程よい塩加減

「人は見かけによらないわねぇ、人じゃないけど」

「一生しゃべれねぇようにしてやろうか?」

後ろで指をバキボキ鳴らすヴァルガーヴ

こえーよあんた

ガーヴはもっと温厚なのに・・・

でも脅すところはちょっと似てる

部下って上司に似るのかな・・・

上司に・・・・・・・・・・・・

「・・・・・・・・・・・・」

「なんだ、もう食べねぇのか?」

「ねぇ・・・ヴァル

 ヴァルは・・・・・・」

「あ?」

「ヴァルは・・・ガーヴに・・・

 自分の上司に『道具』っていわれたら・・どうする?」





                            続く


あとがき

だんだん本題がそれて恋愛シュミレーション系(訂正する気なし)になってる(汗

ヴァルガーヴって時期がごっちゃになってますが気にしないでください

と言うかガーヴは何処に消えたんだ・・・

・・・終わるかな・・・これ



                           でわでわ!!

                          




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31352気がついたらそこにいて・・・番外『探し物の見つけ方』5ルフラン E-mail 2005/4/5 14:54:25
記事番号31299へのコメント


彼は小さくため息をつく

「なんでんなこと聞くんだ?」

「別に・・・」

 自然と顔を下にする

「俺は自分で望んでここにいるんだ

 ガーヴ様は俺を助けてくださった

 覇王のような方だったらはなっから俺は仕えてねぇ」

「・・・分かってたの?なんで聞いてたのか」

「まぁな

 ガーヴ様からお前の来た道筋を聞いてたらなんとなく」

 そっか

 覇王城って所で気づいたんだ

 さすがヴァルちゃん!!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?

 ・・・・ガーヴ?

「そういえばそのガーヴは?」

「わかんねぇ、獣王のところに行くって言ってたんだけどな」

「ゼラスのところ?」

「あぁ」

「ふーん・・・・」






「止んだ止んだ!

 ・・・でもやっぱ寒いわねぇ・・・コート借りて正解だったわ」

 竜王城を後にしたあたしは再び覇王城付近の雪山に戻ってきた

「早くしないと濡れちゃう・・・」

 あれはそれだけ大事なものなのだ

 このあたしが必死に探してるものなんだから

「・・・・あ・・・・」

 ふと見上げた真夜中の空には少し欠けているまあるい月が浮かんでいた

「明日は満月か・・・・

 誰にも会わなけりゃいいんだけど・・・明日」

 『あたし』が『人間』と思われ続けるために

 彼らがあたしを『人間』と思い続けるために

「このことは・・・知られちゃダメなのよ・・・だれにも・・・」

 知ってていいのは・・・

 『楽園』の守護者[ガーディアン]と『あの方』だけだから・・・










                                 続く




あとがき

オリジナル設定、やっと本筋までかけそうです

ほんで探し物再開

秘密っていうのは書き始めた当時決めてなかったんですけどね

途中で話(と言うかキャラ設定)が膨らんだんでいれました



                            でわでわ!!




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31365気がついたらそこにいて・・・番外『探し物の見つけ方』6ルフラン E-mail 2005/4/13 18:46:31
記事番号31299へのコメント


 そして満月の夜

 あたしはまだ探し物をしている

 もう濡れてしまったかもしれない

 もう読めないかもしれない

 けど・・・

「・・・どこにあるの・・・・!?」

「未来?そこにいるの・・・?」

「え?」

 ふと振り返るとそこにいたのはフィブ、グラウ、ガーヴ、ゼラス、ダルフィンの5人

 全員驚いた表情をしている

 まぁ当たり前だが

「・・・・・なんで・・・?」

「ゼラスの提案で手伝おうってことになったんだけど・・・・それ・・・?」

 そういってフィブはあたしのうしろのほうを指差す

 そこにあったのは漆黒の翼

「そんなに気になるの?この翼」

 こくこくとうなづく5人

「お前人間じゃなかったのか?」

 とガーヴ

「あれ?あたし人間だなんて一言もいってないわよ」

「いいましたわよ!!ぜったい!!」

 どダルフィン

「か弱いとか魔族じゃないとかは言ったけど」

「結局何なのだ貴様は」

 とグラウ

「ん?あたしは魔族と人間の混血、つまりハーフなの

 満月になると魔族の力が増大して翼がでてくるの

 暗いからわかんないかもしんないけど髪の色も真っ黒になってんのよ」

 笑顔を彼らにむける

「・・・なぜ話さなかった?」

 真剣な顔つきできくゼラス

「あんまり話すなって口止めされてたし

 知らないほうがいいって思ったのよ、知ってるってあいつにばれたらどうなるか分からないし」

「あいつ?」

「これも知らないほうが身の為」

「秘密だらけなんだな、お前は」

「そうね

 言ってはいけない秘密ばかりかかえるのはとってもつらいけどあの子のためだもん」

「あの子・・・ってこれも秘密なのだろ?」

「ん・・・・あ、でも覇王は知ってる」

 くるっと覇王のほうを向くゼラス

「だれだ?グラウ」

「我は知らん」

「未来は貴様とはちがってうそをつかないからな

 さぁ吐けグラウ、隠すと貴様のためにならんぞ」

 どういう聞き方しとんだあんたは

 っていうかその鞭はどっからだしたのゼラス

「しらんといったら知らん」

「グラウ、あの心友のことよ」

 あたしの一言を聞くとポンと手をうつ

「トレモロとか言うやつか」

「そう、レフィのこと

 心友であってあたしの仕える方なの

 ・・・この話もういい?

 いい加減探さないと駄目になっちゃうのよ、あれ」

「そういえば・・・未来って何落としたの?」

 フィブが聞く

「本」

『・・・・・・・・・・・・・・・・・』

「なんで無言になるのよ」

『・・・なんでんなもんおとす(んですの)(の)(んだ)(のだ)・・・・・・・・・・』

「やかましい」

 こうして助っ人も加わり探し物捜索隊は結成された(?)



       


                              続く





あとがき

逃げます
(たまにはまぢめにかけよ、おい)

                            でわでわ!!

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31366気がついたらそこにいて・・・番外『探し物の見つけ方』最終話ルフラン E-mail 2005/4/13 19:39:16
記事番号31299へのコメント


 鮮やかすぎる楽園の中で

 あの方に・・・

 女神トレモロ様に忠誠を誓う自分の姿を思い出した

 まわりには同僚

 魔族 ラグナ

 神族 アルファナ

 エルフ ロイ

 ライトドラゴン マーチ

 ナイトドラゴン ミーナ

 ホムンクルス メイ

 人形[ファージャ] ウィアラ

 神人[ハーフ] コーラス

 全員かしづいてあの方を見ている

『かならず、貴方のご期待にこたえてみせます』

 あたしは何のためにここにいるのだろうか・・・・?





『気がついたらそこにいて・・・番外『探し物の見つけ方』最終話』





「・・・あったといえば・・・あったけど・・・・」

 すっかり夜も明けてしまった頃

 しつこいようだが覇王城のちかく

 あたしの手にはボロボロになった本

 こげたり凍ったり傷がついたり

「ちゃんと力加減しましたのに・・・?」

「一体何処の世界に探し物するときに呪文ぶっ放すやつがいるのよ!?

 しかも黒魔法!!」

 お気楽な犯人、ダルフィンに怒鳴りつける

「そんなに大声ださなくても聞こえてますから」

「あんたの為に怒鳴ってんじゃないっつーの!!」

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

 すでについて行けない4人

 やっぱり手伝ってもらわなきゃよかったかも

「・・・・でも、しかたないか

 この本随分昔のやつだったし」

「形あるものはいつか壊れるものですわ」

『ちったぁ反省しろ』

 こんなあっけないかたちであたしの探し物は幕を閉じた







『あなたは貴方だけの幸せを見つけなさい』

 それがあの方の言葉だった

 自分のことよりも

 何よりもあたし達のことを思っていてくださった

 捨てられていたあたしを

 身元も出身も分からないあたしを傍において守護者にしてくださった

 これ以上の幸せなんてない

 だから今度はあたしの番

 必ずこの仕事を成功させます

 たとえフィブ達を裏切ることになっても

 魔族のデータを必ず

 貴方様の手中に・・・

『貴方様に捧げし剣にかけて・・・・』

 あたしは魔人[ハーフ]

 名前は未来

 貴方を裏切っているあたしを・・・

 騙しているあたしをどうか許さないで・・・

 『         』




                               FIN


あとがき

・・・今までで一番長くそしてわけの分からない作品に(汗

本題は無茶苦茶あっさりしてるのに前後の意味不明な文章が・・・(汗

最後の空白の中には魔族の誰かの名前が入るんですけど・・・

・・・・誰でしょうか?(おい)

元からドリ小(ドリーム小説)感覚で書いてたんで

好きな方の名前をお入れくださいな(笑

どう裏切ってるかはご自由にご想像ください

どうもお付き合いくださってありがとうございました

・・・というかこんな駄文投稿してしまってすみませんでした



                         でわでわ!!