◆−月夜 歌ネタ第4弾・ゼロス−桜月 梓 (2004/6/24 16:26:32) No.30276
 ┣三日月と魔族の想い−星村さゆる (2004/6/28 22:38:52) No.30312
 ┃┗Re:ギャグのつもりがいつのまに。−桜月 梓 (2004/7/1 16:53:52) No.30328
 ┣守るべき者(ひと) 歌ネタ第5弾・ガウリイ−桜月 梓 (2004/7/3 21:16:17) No.30342
 ┣エンドレス 歌ネタ第6弾・ミリーナ−桜月 梓 (2004/7/6 20:35:42) No.30373
 ┗君がいるなら何もいらない 歌ネタ第7弾・ルーク−桜月 梓 (2004/7/12 18:26:51) No.30413


トップに戻る
30276月夜 歌ネタ第4弾・ゼロス桜月 梓 2004/6/24 16:26:32














 闇夜に光る三日月よ 僕の足元を照らしてくれ

 導けるかい? 出来ないだろう?

 君は輝くだけなのだから













 どれほど月日が過ぎ去り

 どれほど季節が流れて行き

 いつ忘れたのか















 どれほど歩き回って

 どれほど別れがあってから

 いつ落としたのか












 全てなど覚えていない

 そう創られた僕達には心がない

 それが本当なら それが真実なら

 どうしてこんな想いが沸き起こる?















 闇夜に浮かぶ半月よ 僕の記憶を消してくれ

 無くせる事が 出来ないくらい

 誰も知っているのだろうけど











 それでも何故か焦がれてしまっているのは

 淡く深くに 染まる三日月

 紅く汚したい衝動だ
















―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



梓:何だか妙にシリアスになってしまった、久方ぶり歌ネタ第4弾ゼロス。
  本当はギャグにするつもりだったのにね・・・。
  後で書くかもしれなくなった時はよろしく!(誰に言ってるんだ)




トップに戻る
30312三日月と魔族の想い星村さゆる 2004/6/28 22:38:52
記事番号30276へのコメント

 梓さん、こんばんは♪歌ネタ、今回はゼロスですね!
 拝読させて頂いた、直後の感想は。

 ・・・切ないぃぃぃぃ・・・

 切ない・・・本当にせつないっ!><梓さんの書かれる詩って、本当に切なくて・・・!!ゼロスはスレイヤーズでもトップクラスで難解なキャラですので、自分はあまり書かないのですが、梓さんのこの詩にはぎゃふんでした。
 何と言うか、「ゼロス」らしくて。
> そう創られた僕達には心がない
>
> それが本当なら それが真実なら
>
> どうしてこんな想いが沸き起こる?
 ゼロスって、ニコニコ顔のせいか、魔族に見えないんですよね。人間臭いし。本心隠すことにかけてはプロですから、どこまで本気でどこまで冗談なのか分からないんですよね。だから、時々本当にこいつは滅びを望んでいるのだろうか?と迷います。
 「TRYスペシャルコレクションB」のインタビューで、石田さんも「本当はゼロスは、もっとリナ達と一緒にいたかったんじゃないのか?その戸惑いに、眠れぬ夜を過ごしたんじゃないのか?そして、そんな気持ちの整理がつかなくなっとき、冷たく突き放す・・・」とおっしゃっていたんです。うろ覚えですが、大体こんな感じでした。
 魔族にも、心があるのかも知れない、と。ゼロスを見てると思 
>
> それでも何故か焦がれてしまっているのは
>
> 淡く深くに 染まる三日月
>
> 紅く汚したい衝動だ
 ここ!ここですよ!!ここがゼロスって感じで!!!魔族らしくない自分の想いに戸惑い、苛立ち、消そうとする。静かで深い感情に、彼の魔族である悲しみや怒りのようなものの片鱗が見えました。そんな彼のジレンマが、グゥッときました。もう、本当に切ないです。梓さん、心情の表現お上手ですっ!その煌きをいつまでも持ち続けてください。
 次回も期待でしています!それではvv
 
P.S.「花」のご感想ありがとうございました><必ずレスしますので、もうちょっとお待ちください。
 

トップに戻る
30328Re:ギャグのつもりがいつのまに。桜月 梓 2004/7/1 16:53:52
記事番号30312へのコメント


梓:どうもこんにちは、さゆるさん。
  レス返信遅れてすみません。ようやく期末が終わりました(汗
  久々にギャグを書こう!と思ってキーボードを打ち出したら!
  ・・・途中で気づいた時にはシリアスになってしまいました・・・。


> 切ない・・・本当にせつないっ!><梓さんの書かれる詩って、本当に切なくて・・・!!ゼロスはスレイヤーズでもトップクラスで難解なキャラですので、自分はあまり書かないのですが、梓さんのこの詩にはぎゃふんでした。


梓:もっと甘めの話とか書いてみたいですけど、何故かいっつも路線外れて
  ほのぼの系か切なめ系になってしまいます・・・。
  一人称は書きやすいんでその癖もあるし、ゼロスの場合は、ちょっかい
  出させるのが好きなので、その影響もあるんでしょうね。これは。
  をを、「ぎゃふん」とまできましたか(笑


> 魔族らしくない自分の想いに戸惑い、苛立ち、消そうとする。静かで深い感情に、彼の魔族である悲しみや怒りのようなものの片鱗が見えました。そんな彼のジレンマが、グゥッときました。もう、本当に切ないです。梓さん、心情の表現お上手ですっ!その煌きをいつまでも持ち続けてください。


梓:ふふふ・・・、『そう創られた僕達には心がない』というゼロスの台詞(歌詞?)ですが。
  実はですね、さゆるさんの小説“花―TRUE HEART―”の、アメリアの
  あの台詞を勝手ながらも、意識して書かせてもらいました。

  確かに魔族には人間のような「心」は持ち合わせていないと思います。
  けれど、人間とまではいかなくても「感情」はあると思うんですよね。
  面白い人を見つけた楽しみとか、仲間を傷つけられた怒りとか。
  開き直ったんで、それもちょっと意識してみました。

  というか煌きですか?!
  私は煌いているというより黒ずんでます(黒て。

  ではでは、レスありがとうございました!!


トップに戻る
30342守るべき者(ひと) 歌ネタ第5弾・ガウリイ桜月 梓 2004/7/3 21:16:17
記事番号30276へのコメント









 いつでも君は輝いているね

 暑い太陽のように

 淡い満月のように

 いつでも君に笑顔でいてほしい

 俺の心を安らげる














 初めて見た時 君の瞳(め)は

 強い光で満ち溢れてた

 あんなに胸を打ったのは 俺だけだろう

 その眩しさに 触れた時

 心の闇断ち切れたんだ

 足掻いて苦しかったあの 迷い全てが













 悲しませたり悩ませたりはしない

 全力で守ろう

 俺が求める者(ひと)は君だけだから

















 いつでも君は輝いているね

 暑い太陽のように

 淡い満月のように

 いつでも君に笑顔でいてほしい

 俺の心を安らげる
















 どんなに君が拒絶しようと

 俺は絶対離れない

 俺は絶対誓うよ

 トナリを歩く笑顔を見ていたい

 君の心を守りたいから



























 「なぁ、リナ?」









 「ん?何?ガウリイ」










 「今日も良い天気だよなぁ」











 「そうね」










――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


梓:4人衆の中で一番最後によーやく出てきた歌ネタ第5弾・ガウリイ君。
  それは彼を主役に書いているからか、はたまた彼の性格が難しいからかは不明です。
  にしても、ゼロスより遅く書いてしまった彼って一体(笑)


トップに戻る
30373エンドレス 歌ネタ第6弾・ミリーナ桜月 梓 2004/7/6 20:35:42
記事番号30276へのコメント

















 冷たく突き放しても 離れないのは何故?

 あなたは真っ直ぐすぎるの

 終わりのないエンドレス

















 いつも恥ずかしいほどのアプローチ

 周りが呆れてしまうほど

 私は溜息ばかり

 いじけるけれどあなたは立ち直り

 すぐさま笑い返してくるのよ

 

















 毎日続いていくこの日々が

 心のどこかで定着してると思ってたわ

 また繰り返すのだと・・・





















 嬉しい態度をされても 譲れないのは何故?

 私は不器用すぎるの

 終わりのないエンドレス

 最後は素直でいたいわ 少しだけでも良い

 だから言葉にするわね

 終わりがないエンドレス
























 「・・・私は・・・大丈夫よ」















 「ミリーナ・・・?」
















 「・・・だからお願い・・・ヒトを・・・嫌いにならないで・・・」



















――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


梓:出ました歌ネタ第6弾・ミリ―ナさん。
  ルークとミリーナのコンビ、好きでした。セレンティアから泣きました。
  この場合で行くと、もしかしたらルークも書くんじゃないかなっと考察(ぇ)
  多分書くんでしょうけども。


トップに戻る
30413君がいるなら何もいらない 歌ネタ第7弾・ルーク桜月 梓 2004/7/12 18:26:51
記事番号30276へのコメント






















 壊れた砂時計を手に取る

 指先から零れる砂のように あの日には戻れない

 見てくれるなら 偽りの自分で良かった

 この気持ちだけが、本物だから





















 君と一緒にいた時間は 心を満たしてた

 だからつれない言葉だけでも 俺は嬉しかった

 あんなに笑ったことは 君だけが知ってる

 いつのまにか日は沈んで 笑顔は消えていた

 たとえ死んでも隣にいたい 俺はそう言った

 どんなに誓ってたかは 君だけが知ってる
























 君がいるから全ていらない

 何を無くしてもいい いつだって守りきる

 そうなんだ

 君がいるなら何もいらない

 だから生きていけたさ どんなに辛くても

 糧にして





















 見てくれるなら 偽りの自分で良かった

 この気持ちだけが、本物だから

 今度こそは守らせてほしい

 本当に愛してるから・・・
























―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


梓:予告通りの歌ネタ第7弾・ルーク。
  ・・・ていうかその前に・・・自分で書いといて一体これは何なんでしょうね・・・?
  あぁああ誰だろう?!!ルークじゃないって(汗)!!!