◆−「わかりやすい 反乱」復活のお知らせ。−ねじばな (2004/4/27 23:17:53) No.29904
 ┣「わかりやすい 反乱」第三幕・2−ねじばな (2004/4/27 23:19:57) No.29905
 ┣「わかりやすい 反乱」第四幕−ねじばな (2004/4/27 23:21:40) No.29906
 ┣「わかりやすい 反乱」第5幕−ねじばな (2004/4/27 23:26:30) No.29907
 ┣「わかりやすい 反乱」第六幕−ねじばな (2004/4/27 23:27:46) No.29908
 ┣最終話「わかりやすい 眠り」−ねじばな (2004/4/27 23:29:20) No.29909
 ┗「わかりやすい 打ち上げ?」(あとがき)−ねじばな (2004/4/27 23:33:08) No.29910
  ┣Re:完結ですか!?−はるか (2004/4/28 23:24:56) No.29914
  ┃┗一応完結です。−ねじばな (2004/4/30 10:40:26) No.29936
  ┗お疲れ様です、会長様!−惣流 まい (2004/4/29 11:59:32) No.29916
   ┗もちろん覚えてましたよ。−ねじばな (2004/4/30 10:59:29) No.29937


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29904「わかりやすい 反乱」復活のお知らせ。ねじばな 2004/4/27 23:17:53


覚えている方がいるかどうかものすごく不安ですが、ねじばなです。

受験に伴い1年ほど控えておりましたが、このたびやっと復活できそうです。
というか、します。

なんだかいろいろご迷惑をおかけしました。とくに、L様を活躍させようの会の皆様。申し訳ありませんでした。


というわけで、「わかりやすい 反乱」の続きをのっけたいと思います。
前書きあとがきなしでいきなりいきます。ご容赦を。

あらすじが分からないという方は、お手数ですが著者別ツリーにありますのでそちらをご覧ください。「神託」〜「反乱」の第三幕1までがあるはずです。

では、いってみましょうか。


追伸。練習用ツリーでレスを下さった3名の方、ありがとうございます。
残りの「反乱」を楽しんでいただけたら幸いです。

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29905「わかりやすい 反乱」第三幕・2ねじばな 2004/4/27 23:19:57
記事番号29904へのコメント






数日後、リナに呼ばれ、やっとシルファは開放された。
 「リナ・・・ありがと・・・」
「ゼロス・・・またやってたの・・・?」
リナがあきれて言う。
確かに反乱をほうって、よくやるもんである。
 「いやぁ。元気なさそうでしたから(はぁと)それに、近頃の行方不明のお仕置きもかねて。」
ゼロスの言葉に、シルファの方がぴくりと震える。
(ナスィルで行動するために・・・はなれたほうがいいわね・・・)
そんなことを考えるシルファ。
 「シルファ・・・あたしたちに隠し事しないで・・・」
 「エル姉、ごめん。」
(でも・・・こうしなくちゃ始まらない・・・)
 「・・・悲しいな。信頼されていないのか?」
 「違う!」
フェスルの言葉に、青くなって否定するシルファ。
(でも・・・裏切りに、変わりない・・・)
 「では・・・なぜ隠すんです?シルファ・・・」
ゼロスの、真剣な問い。
(宵闇も・・・おいていく。)
シルファは・・・覚悟を決めた!
 「ごめんなさいっ!」
シルファはいきなり転移し・・・”ナスィル“となる。
ナスィルには・・・すでに、雑念などない。

「フェリトリス、状況は?」
「ナスィル殿!・・・塩星の魔王の腹心二人がまだ降伏しません」
「ほうっておけ。あれは魔王の腹心などよりもっと強い存在だ。」
(確か、ツィーナルグルド・・・“チェリー”の桃と牡丹・・・今は、ここの天井裏にいるな・・・)
「まず、1から20区の情勢を調査させろ。乗せやすいところから行くぞ。」
「あ、はい。」
フェリトリスは急いで18名を選出し、転移させる。
「21区からはどうするのですか?」
「あせるな。後で言う。管理区域が違うから、制度や仕組みも違う。もちろん、考え方もな。それをしっかり知った上で行かねば、逆に滅ぼされるぞ。」
(ここの転移装置、1〜20区用以外は、『キー』がないと働かないし・・・)
ナスィルは、ぱぱっと指示を出し・・・その最中。
 どがぁあああああああああああああん!
“チェリー”のものが装置を壊そうとする。
「ちッ・・・余計なことを!」
とはいえ、予想して合ったために、どの機械にも結界が張ってある。
1〜20区用以外は壊れたように見せておくことにする。
ナスィルはそばの兵士の槍を奪い・・・
ナスィルしか知りえない、精神体の急所を一瞬で切り裂く。
やられたほうは、銀の残像しか見ぬままに滅びてゆく。
「私は残りを始末する。後は任せたぞ。」
言ってナスィルは宇宙空間へ転移した。
光のある場所にいるなら、どこにいるかなどすぐにわかる。
残っているのは梅と牡丹と躑躅のみ。
 「――梅!奴がここを見つけた!」
ナスィルを見て、牡丹が叫んだ。
 「――彼と光翼王。この二人は同一人物だ。」
梅の持つ通信機から、ルビレイの声が聞こえてくる。
 「ああ、バレたのか。なら――本来の姿でもいいか。」
“ナスィル”が“シルファ”に代わり・・・3人の目が大きく見開かれ・・・
 どづづっ!
いともあっさりと滅ぼされる。
シルファは通信機を拾い、言った。
 「――ルビレイ。私の邪魔はするな。」
 「わかっています。ご随意に。・・できたら、協力しますけど?」
やはり、ルビレイはさとい。
 「・・・ふむ・・・じゃあ・・・――リナとガウリイは私の正体に気づくだろうけど、その2人以外にばれないようにして。気づいているでしょうけど、ガウリイはあなたの弟。リナは妹。協力して反乱軍の情報を集めなさい。・・・私はこちらで『朱金王は実は歪みの中心だ』とうわさを流します。」
 「な・・・!?」
 「もっと早くに、言っておくべきだったんだろうけど・・・。私たちの中で、『この子を産むことは、本来してはならないこと』という意識があったみたいね。それが影響したの。だから、エル姉やゼロスやフェスル兄の考えを改めたいの。」
 「私やガウリイは、あくまでも“創る”という意識化にあったために大丈夫だった・・・と。」
 「そうよ。多分、私も子をなすことができるのだと思う。無の性質があったとしても・・・。ほんと、いままでなぜ気づかなかったのか。・・・それはともかく、リナはたぶんショックを受けると思うの・・・そのとき、支えてやって・・・」
 「了解しました。・・・なるほど、さすがと言うべきですかね。」
 「心配性はほっとけばいいから。ンジャ、まあ頼む。」
 「はい。」


 「くそっ!これでは1〜20区にしか出入りできん!」
 「だが、通信システムは生きてる。何とかできないか?」
 「すでに古代竜一族の手が回っている可能性が高い。」
 「そういえば、第19区の奴、遅いな・・・・」
 「もう、他の区域のものは戻ってきたのだがな・・・」
今回はそれぞれの世界の情勢調査だけなのだ。
 「・・・ほろぼされたか・・・?これは・・・」
いきなり、転移してきたナスィルが言う。
 「ナスィル殿?それはどういう意味で・・・?」
 「・・・いや・・・来るぞ!」
19区の担当者が、ぼろぼろの状態で出てくる。
 「どうした?!何があった?」
 「だ・・・ダメです!第19区は、絶対!」
担当者レートは叫んだ。
 「燐光の神王、金色の魔王、闇翼王、朱金王、精霊王、燐光神官、陽緑司、黒翼王、白翼王、神王長、魔王長、書記長2人、その他混沌の一族幹部がほとんど赤星ゼフィーリアにっ!」
 『なにいいいいいいいいいいいいいい!?』
一同まともにうろたえる。
 「対策本部がありました。ただ、光翼王が見当たりませんでしたが。どうも行方不明らしいです。」
 「ご・・・ごくろうだったな。」
 「怖いな。19区は。」
 「だが、それなら今、混沌宮は手薄なんじゃないか?」
 「よ、よし、至急作戦会議だ!」
ナスィルは一人、ため息をつく。
 「なにやってんだあいつらは・・・(怒)」
(仕事やってないじゃないのよ!リナやガウリイはやってるみたいだし、ルビレイがフェスル兄様の分までやってるけど! 大体、混沌の都に幹部がいないってどういう了見よっ!?)
……何度も言うようだが、仕事に関することではシルファは鬼である。しかし、今回は出て行くわけにもいかないので、
(しかたない。私が全部やっておこう……)
混沌の都のほうはルビレイに言っておけばどうとでもなる。
(この件片付いたらお仕置きしてやる…!)
 鬼気迫るオーラを放ちつつ−といってもやはり抑えているが−ナスィルは会議室へと向かう。
(さあ、これからが本番よ!)


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29906「わかりやすい 反乱」第四幕ねじばな 2004/4/27 23:21:40
記事番号29904へのコメント



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 第四幕〜困惑〜

フェスル、エル、ゼロスは困惑していた。
 「シルファの力って、あたしたちより強いわけ?」
 「…『無』の力ですからね。」
 「でも、ゼロスの『有』も似たようなものでしょう。」
反乱や仕事そっちのけである。

 「――あ、いたいた。フェスル様、ちゃんと仕事はしてくださいよ。」

 いきなりルビレイが割り込んできた。
 「それどころじゃないわ!わかってるでしょう!」
 「お言葉ですがエル様、それはシルファ様に対してひどいと思います。シルファ様がどれだけ仕事の維持に努めてきたか、エル様が一番よくご存知のはずですよ?」
 「……シルファが戻ってきてからします。」
 ゼロスの言葉に、ルビレイは深くため息をついた。
 「そんなだから、シルファ様は……。いえ、今はいいです。とにかく、仕事はしてくださいね。…っと、失礼。」
 通信機が鳴り出したので、ルビレイは回れ右をしてから通信回線を開く。

 「ナスィルだ。混沌の都に幹部がいない。どういう了見だ?」

 びっくぅぅぅぅぅぅ!

 通信機越しにも伝わってくる殺気に、ルビレイは身を震わせた。
 「はいぃっ!それじゃ……ウィンディナとフィアリーナと、アシュトとゾイスに都のほうに戻ってもらって…ツィーナルグルドからも何名か派遣します、ハイ(滝汗)」
 あわてにあわてていたせいか、ルビレイは失念していた。背後にあの3人がいることを。
 「ルビレイ?おまえ、誰としゃべってる?お前の主は、私のはずだが?」
 最初に気づいたフェスルが問いかける。目が怖い。
 思わず固まってしまったルビレイに、追い討ちをかけるように
 「あれ?フェスルもいるのか?」
 通信機から声が流れた。
 「んー…その様子じゃ、エルとかゼロスもいるんだろーな。ま、いーや。俺はこの件が終わったらしばらくお仕置きタイムに入るけど、それまでは粘れよ。」
 通信は、一方的に切れた。

 今のナスィルの言葉を訳すと、『反乱も何もかも終わったら、3人に私のほうからお仕置きしつつ説明するけど、それまでは秘密にしといてね♪出ないとヒドイから(微妙な微笑み)』である。
(ああっ!見捨てられたっ!?)
そろーりと、後ろを振り向くと……満面の笑みを浮かべた3人。こっちも怖い。
 「ルビレイ。説明してもらえるわよね、もちろん。」
 「ナスィルとは誰のことなんですか?」
 「お前とどういう関係だ?」
 ルビレイは冷や汗をかきつつ固まった。


 「なぁ、リナ」
 「なによ?」
 「何でヴァリルとシェフルのとこに行くんだ?」
ルビレイが究極の選択を迫られているころ、リナとガウリイは古代竜神殿へ向かっていた。
 「この、1〜20区の境界を警備してもらうのと、ナスィルには絶対手を出すなって言うためよ。」
ため息をつきつつ説明するリナ。
 「あ、なるほど。」
 相変わらずである。
 「リナ様、ガウリイ様、何かありましたか?」
 瞬時に移動すると、ヴァリルとシェフルがたずねてきた。
 「とりあえず、かくかくしかじか。」

 『え、ナスィル?』

 と、ヴァリルとシェフルの声が重なった。
 「ルビレイ様も同じことを…」
 「あ、そう?ならいいけど。直接会ったことがあるの、ルビレイだけみたいだし。」
 「でもよぉ、リナ。ナスィルの性格とか強さとかって、俺たちにもなんとなくわかるだろ?」
 「そりゃそうでしょ。でも、あくまで予想よ。根元は同じでも……性質がまったく違うわ。」
 勝手に話し始めた二人に、ヴァリルが言った。
 「――説明してください。」



 一方、窮地に立たされたルビレイは。
(やっぱ、キレてますよね。でも……この3人より、シルファ様のほうが怖い!)
停止しかけた思考で、考えをまとめる。
 「えっと……彼は知人です。シルファ様も、彼のことはよーくご存知ですよ。」

 ぴた。

 3人が動きを止めた。
 「所在はいつも不明ですけどね。じゃ、私は古代竜神殿のほうに行くので。」
 3人が止める暇もないほどすばやく、ルビレイは逃げ去った。



 ところ変わって第18区反乱本部。
 「ナスィル殿、それは本当なのですか!?」
 「ああ。間違いなく、朱金王リナはゆがみの中心だ。もっとも、それは四皇のせいなのだが。」
 「馬鹿な!?利用できる話ではありますが、信じられません!」
 ナスィルは静かに言い放った。
 「では聞こう。混沌と光と闇、そして時。これらが交われば何ができると思う?」
 「もちろん、生命ですよ。」
銀刃神の答えにナスィルは頷き、
 「だが、同時にゆがみも生ずる。」
 「一時的なものと聞いていますが?」
 「普通はな。だが……四皇が罪悪感を感じていたら?その罪悪感がゆがみを存在させ、朱金王とともに残った。だが、そのゆがみが純粋であるゆえに朱金王は気づかない。だから、ゆがみを消すことができないんだ。そもそも、四皇が作り出したものだからな。」
 その場は完全な沈黙に包まれた。
 「――間違っていると思うか?」
 その問いに答えたのは、金刃神アウリトリス。
 「つまり、朱金王リナがゆがみであるのは四皇のせいである、と。確かに、濁族が多大に消え去ったときはたいてい朱金王の体調は優れないと聞き及んでいる。」
 「とすると、やはり朱金王や精霊王よりも、四皇をまず何とかするべきか。」
 銀刃神の出した答えに、一同が頷いた。
(何とか、成功したか。あとは、あの3人が……違うか。2人が意識を変えられるかどうか。)
ナスィル=シルファは内心ほっとする。

 会議が終わってすぐ、反乱軍は噂を流し始めた。



 「あれ、ルビレイ。どうしたの?」
 「いえ、ちょっと。」
 辛くも究極の選択から逃れたルビレイは、ウィンディナやアシュトたちに混沌の都に戻るよう言ってからリナたちと合流した。
 「……いえ、少し心配なだけです。」
 「何が?」
 「シルファ様が、自分で自分の首を絞めるようなことをしていないか、と。」
 リナとガウリイは沈黙した。
(ありうる。シルファなら、やりそうね……)
(今の状況がすでにそうじゃないかと思うんだが。)
なかなか鋭いことを思うガウリイだが、さすがに自信はなく、沈黙を守る。
 「何か、おかしいんですよ。シルファ様らしくない。たとえナスィル様になっているとしても、何かおかしいんです。」
 ルビレイは言った。
 「よくない予感がしますね。いやなことに、私はフェスル様の直属神官ですから、予感が外れたことはないんですよ。」


 数日後。1〜20区全域が、反乱軍に加わった。



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29907「わかりやすい 反乱」第5幕ねじばな 2004/4/27 23:26:30
記事番号29904へのコメント

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    第5幕〜始まり〜


 「あたしが、ゆがみの中心?」
最初にその情報をもたらしたのは、ゼルガディス。
 「ああ。奴さん、やってくれたな。おかげで1〜20区域全域がここ赤星をのぞいて反乱軍に加わっちまった。」
 「リナさんがゆがみの中心だなんて、嘘もいいところです!騒ぎの中心とかならともかく。」
 「ア〜メ〜リ〜ア〜?!どーゆー意味かしら?んっんっん。」
 「ああっ!冗談ですよっ!ええ、きっぱりはっきり、冗談ですぅぅぅぅっ!」
 「じゃれあってる暇はないわ。」
すっぱり冷たく言い放ったのはミリーナ。
 「反乱が大きくなりすぎてる。嘘にしろ何にしろ、こちらの軍に動揺を生むことは確かよ。」
 「ミリーナの言うとおりだぜ。とにかく、噂のおおもとつきとめねぇことには…」
 「無駄だ。」
 ルークの言葉をさえぎって、ルビレイが言った。
 「この噂、すでに混沌の都にまで及んでいる。まあ、動揺したいものには動揺させておけばいい。お前たちのような幹部はそんな“事実”でリナを見限ったりしないだろう?同じことだ。混沌の都にいるのは、そんなに薄情なやからか?」
 かなり辛辣に言ってのける。だが、その中に隠された重要事項に最初に気づいたのはリナ。
 「“事実”?どういうことよ? ルビレイ。」
 さらっと流していたが、ルビレイは間違いなく“事実”と言った。

 「この噂、ナスィルが流している、といえば分かるな?」

 「!!まさか!」
 「そのために、反乱軍に加担して!?」
ガウリイとリナが叫んだ。
 「そういうことだな。ま、放って置けばゆがみはそのうち消えるでしょう。あの3人しだいですけどね。」
わけの分からない周りは説明を求める。だが、
 「今はまだ話せないのよ。ごめん。でも、反乱が終わるころには、みんな分かるわよ。」
リナのこの言葉にしぶしぶそのときを待つことにする。
 
 ところで、ヴァリルがふと気づいた。
 「ルビレイ様。確か、あなたはリナ様やガウリイ様よりは位が低いはず。なぜ、そのようにぞんざいな口調で話されるのですか?今までは思いっきり敬語だった気がしますが。」
 「ん?ああ、地が出てしまったか。まあ、気にするな。これが本来の私の口調なのでね。」
 と、ルビレイが適当にごまかしていると。
 「ヴァリル、それは違うぞ。」
 「そうそう。ルビレイはあたしたちより位が低いなんてことは全然ないわよ。」
 当のガウリイとリナが助け舟を出した。
 「むしろ、上なんじゃないか?」
 「そうでしょ?『兄さん』。」
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 『ええええええええええええええええええええ?!』
 「ああ、気づいていたのか。なら、改めて自己紹介でもしようか。」

 「私は、ルビレイ=フェノ=ツィーナ=シャブラニグドゥ。燐光神官にして、かの四皇の最初に創造した生命。」

 「……うそだろ、おい。あの部下Sが、そんなたいそうなもんだったのか?!」
 もはや部下Sとは似ても似つかなくなってきている。
 「ちなみに、私やガウリイはリナと違って『創る』という意識化にあったから、ゆがみはない。」
 一同声もない。まさか、あの部下Sがここまで。(作者も驚いている←まて)
 「それより、反乱をどうするか考えたほうがいいと思うが。」
 一同はっとわれに帰り、会議が再開された。



 「さて、どうしようかしら。リナのほうはルビレイがかなりうまくやってくれてるし。あとは、私は行動を起こすだけでフィナーレね。」
 第18区の一室で、ナスィルはシルファに戻っていた。

 こん、こん、こん

(金刃神か。ちょうどいいかな?)
 「どうぞ。」
 声を変えようともせずシルファは言った。
 「?失礼します。ナスィル殿、少しお話が……!?」
 金刃神アウリトリスはそこにいる人物に驚いて、一瞬言葉を失った。
 「光翼王…?!」
 戸惑う金刃神のこころが手にとるように伝わってくる。恐怖と少しばかりの憧れ、そして困惑。
 「ちょうどよかった。この区域ごと、反乱軍の本部には消えてもらおうと思っていたのよ。」
 どこか違和感のある、翳った微笑。
(殺され…いや、消される!)
 「まだ、一度も出したことのない大技、その身で感じてみるといい。」
 暗い言葉とともに、シルファは少し気を緩めた。

 「無踊〈ダイ・ロンド〉」


















神魔世界第18区は跡形もなく消滅した。

 同時刻、混沌側の幹部たちはすさまじい喪失感を覚えた。とくに、フェスル、エル、ゼロスは。


 「銀刃神は17区にいて逃れたか…。まあいい。利用するだけ利用してみなさい。ひとまず、つかまってあげてもいい……」
 誰もいない、何も存在しない空間で、シルファはポツリとひとりごちた。

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29908「わかりやすい 反乱」第六幕ねじばな 2004/4/27 23:27:46
記事番号29904へのコメント

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  第6幕〜静〜

 神魔世界第18区が消滅した。
 事態を理解した混沌幹部らは深い沈黙に落ちた。
 「シルファ様がやったとしか考えられない…。」
 「でもヴァリル!シルファ様は無関係な生命をむやみに奪うようなことをなさるお方じゃないわ!」
 「わかってる。シェフル。」
 かなり混乱が生じている。だが、ルビレイがその混乱に終止符を打った。
 「分かっていないな。シルファ様はお前たちが考えているより残酷だ。」
 「なにを…!」
 むきになって言い返そうとして気づく。ルビレイは主にシルファに育てられている。
 「シルファ様はもともと生命を奪うことに何の抵抗も感じない方だった。存在を消すことをためらうような方ではなかった。」
 静かにルビレイは言った。
 「リナが生まれてから少しずつ今の性格になってきていた。だが、今それが戻りかけている。」
 「シルファ、相当無茶してるってことね。」
リナがルビレイの言葉を引き継いだ。
 「無茶して、無理に自分の感情を押し殺してるんだわ。無の力を使うのに精一杯で、余裕がないから多少の犠牲なんて感情が追いつかない。」


 「時がたってから、後悔するのよね。」
 シルファはつぶやいた。
 「私の力は何も生まない。ただ、消すだけ。」
 「本当にそうでしょうか。」
 「…銀刃神フェリトリス…。」
 「あなたが、ナスィルだったのですね。」
 力ない瞳で、シルファは肯定した。
 「そうよ。でも、エル姉たちは気づいていない。利用してみるといい。私を……」
 そう言ったきり、シルファは動かなくなった。

 「さすがに、フェスルの妹だな。したたかだ。」
 フェリトリスはうつろに開いたシルファの瞳を閉じてやり、言った。
 「いいだろう、君とフェスルに免じて協力しようじゃないか。」
 フェリトリス…いや、彼の者は言った。
 「ルビレイとの約束もあるしな。」


 
 「シルファっ!?」
 彼の者がシルファにちょっとした細工をしていると、エル、ゼロス、フェスルがやってきた。
 「どきなさい!フェリトリス!」
 すさまじい剣幕で言うエルにフェリトリスは涼しい顔で言った。
 「嫌だな。何のためにこの娘が自我を失ったと思っている?貴様らの想いがこの娘を追い詰めた。まあ、フェスルはさすがに分かっているようだが。っていうか、分かって当然だな。」
 「僕らの想い?」
 ゼロスが眉をしかめつつたずねた。シルファの自我が失われたと聞いて気が気じゃないのだが、目の前の存在は何故か抵抗する気を起こさせない。
 「お前らの想いはそれだけで大きな力になるって自覚してるのか?お前ら、ここが消えたとき、この娘の自我も消えるんじゃないかって思っただろう。だから、この娘は追い詰められた。」
 彼の者の言葉に2人がはっとしてフェスルを見た。
 「フェスル……」
 「だから、『想うな』って、言ったんですね?兄さん。」
 泣きそうな顔で2人がフェスルにたずねた。
 「そうだ。」
 すっ、とフェスルがシルファの元に寄った。
 「そもそもゆがみ自体が、お前たちの罪の意識が具現化したものだからな。」


 「ああ、どうやら彼は約束を守ってくれたみたいだな。よかった。」
 「ルビレイ?」
 「……ほんと、世話の焼ける。」


 絶対者たるものが自らの分身―部下でもなく友でもなく―となるような存在を生み出そうとすることは禁忌。

 けれど、「子供」は、分身ではないのですよ。

 世界は意思…心の器。
 器が違えば、育つ心も違ってくる。
 だけど、心はどこから来ると思います?
 心によっては器を越えることもある。
 ねえ、わかりますか?同じ心なんてないんです。だからこそ、分身…複製は禁忌なんです。あ、分割は別ですよ?


――ちゃんと気づけましたか?父上、母上。



 「客観的に見たほうが、この場合は『わかりやすい』。」
 「ルビレイ?大丈夫?」

 あなた方は、気づいていましたか?
 あなた方にだって、心は生まれていたではありませんか。

 それに、ね。

 「私は、あなたたちが作った、世界の器そのものだから。」
 「……ひとりごと?」



 「うん、気づいたよ。」


 ふと、返事が返ってきた。
 「ルビレイ。あなた、『記憶』そのものなんてどこで知り合ったの。」
 そう、彼の者は『記憶』そのもの。
 「もちろん、フェスル様に教えられたんですよ、シルファ母上。」
 「おかげで自我を失わずにすんだわ。記憶の復元のおかげで。……それで、彼の人は帰ったけど……。今、私の代わりにフェスルがキレちゃって…しばらく、エル姉とゼロス、戻ってこれない…違うか。まともに身体を保てないと思うから、後お願いね(滝汗)」
 
 「ええええええっ!?フェスル様がキレたッ!?(顔面蒼白)」

 「シルファ?ルビレイ?それがどうしたの?」
 「リナ。この世の中には、知らないほうが幸せなこともあるわ。フェスルが切れたら、誰も止められないのよ…。そう、誰もね……。」
 あの、シルファが冷や汗浮かべてこんなことを言うのである。フェスルの恐ろしさ、いかに。



 なお。フェスルのお仕置きが終わったころには、シルファがかろうじて保護した19区以外は、神魔世界は90億区域くらいが吹っ飛んで跡形もなく消え去っていたという。


 実は、最強はシルファでなくフェスルドーリスだった。

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29909最終話「わかりやすい 眠り」ねじばな 2004/4/27 23:29:20
記事番号29904へのコメント

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  最終話「わかりやすい 眠り」

 「消えたね、ゆがみ。」
 「ええ。」
 「濁族も減ったわよね。」
 「…よかったな。」

 4人は仲良く微笑んで子供たちを見つめる。

 そして。



わずかな残り香を残して、消えた。












以後、彼らの消息は途絶えた。












 「まあ、しばらくは……ゆっくり休んでください、父上、母上。」
 どこか寂しそうに、彼はつぶやいた。
 「待っていますから。いつまでも、皆で。」
 一滴、こぼれた涙を指先ではじいて、彼は彼の“家族”の…“皆”の輪の中に戻っていった。

                                                 おわり
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29910「わかりやすい 打ち上げ?」(あとがき)ねじばな 2004/4/27 23:33:08
記事番号29904へのコメント


  打ち上げv

ね:さて、それじゃあ今回の主役たちにインタビューしてみようと思います!
L:(なんか久しぶりにまともに出番が…。)司会進行はこのあたし、エル(とねじばな)で行います!
ね:じゃあ、早速いってみましょう!

   リナ(以下リ)
リ:……出番がすくないっ!
ね:だって、シルファ中心だもん「反乱」は。
L:でも、リナもある意味中心人物よ?シルファはリナのために動いたわけだし。
リ:そーよ!だいたい、何だってこんなシリアスになってんのよ?
ね:ギャグは、話の重さにつぶされました。冥福を祈ります(意味不明)
リ:ごまかしてるようね。それはともかく。読んでくれた心温かい皆さん、ありがとう。
L:大体、今回は1年くらい間が開いてるわよね。
ね:仕方ないです。受験でしたから。
リ:単なる言い訳にしか聞こえないわよ。だいたい、その受験勉強そっちのけで話書いてたのはどこの誰?
ね:すみません私が悪かったですごめんなさい。
リ:わかればよろしい。次回はあたしの出番を増やすよーに!
L:もちろんあたしの出番もね。
ね:…はぁ…(次回、予定してないんだけど。)

 ガウリイ(以下ガ)
ガ:俺、めちゃくちゃ影が薄くなかったか?
ね:うん。なんかシリアスになるととたんに扱いにくくなってさぁ。
L:あんたが都合の悪いときにすべて「ガウリイのかん」で片付けてたわよね。
ね:うう…そのとおりです…ごめんよ。でも、ガウリイのカンはフェスル譲りという裏設定があったりなかったり。
L:あ、そーなの?なんか納得。
ね:まあ、「反乱」は、おいしいとこを全部あいつが持ってったからなぁ(汗)
ガ:ま、な。今まで不憫だった分を取り戻すかのよーな勢いだったな。
ね:まあ、ガウリイは見守る人だから、ってことで。
ガ:そういうことにしといてやるよ。

 ゼロス(以下ゼ)
ゼ:何から言いましょうか。
ね:そんなにあるの?(汗)
L:あ、こいつすっ飛ばしていいわよ。シルファがそんなことを言ってたわ。
ね:まあ、恋人だとか半身だとか公言しといてシルファの苦しみに気づかなかった人ですから。
ゼ:うっ・・・
シ:…恋人としても伴侶としても見直すべきかしら。
ゼ:シルファッ!?そんな・・・!
ね:そのうち、長兄とか息子とかに乗り換えられるかもよ?
ゼ:…ありそうで嫌です、そのたとえ……
シ:ふぅん…そういう風に思ってたの…
ゼ:いや、あの、そうじゃなくって・・・・・・!
(以下、シルファの攻撃により沈黙)

シルファ(以下シ)
シ:長かった…長かったわ…
ねじばな(以下ね):えっと。
シ:わかりやすいシリーズで私が不幸じゃない話なんてひとつもなかったし。
ね:ご、ごめんなさいっ!でも!「妹」では幸せいっぱいですよ!?
シ:それもそうか。でも、さすがに不幸が過ぎない?
ね:いや、シルファはもともと「不幸な美女」ってイメージだったから。それに、実は「反乱」の最後でほんとに滅びちゃう予定だったし。
シ:なんですって?(微笑)
ね:(怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い・・・・・・)
シ:・・・で?
ね:さすがにかわいそうになって。というか、シルファファンが多いことは周知の事実だから、もしシルファを滅ぼしちゃったらマジで抹殺されそーだし。沙良ちゃんとか河南君とかローラさんとか…
シ:じゃあ、私がこうやって無事でいられるのは私のファンのみんなのおかげね。ありがとう、みんな。
ね:ま、シルファは私も気に入ってますから。

  フェスル(以下F)
F:まあ、私は「反乱」にしか出ていないしな。
ね:でも、私の中での存在感はすさまじく大きいです。
F:そうなのか?
ね:本当は全体の歯止め役をしてもらうつもりだったんですけど…(苦笑)
F:息子兼部下にその役を取られたわけか。
ね:でも、最初から気づいていて、シルファの居場所も何もかも分かっていたけど、シルファの気の済むように見守っていたんですよね。
F:まあ、な。ところで、Lの姿が見えないが。
ね:さすがに、この先は不都合なので。シルファに頼んで引き取っていただきました。
F:そうか。なら、そろそろ私も行く。沙良ちゃんにお茶に誘われているからな。
ね:あ、はい。

  ルビレイ(以下ル)
ね:今回シルファの次くらいに出番の多かったと思われる人物。もはや部下Sとしての原形はとどめていない。
ル:そこまで言うか…。
ね:だって、哀れじゃない時点で部下Sじゃないし。
ル:……いや、その判断基準はちょっと。
ね:まあ、知らないうちに権力の増えること増えること。
ル:本来のものを取り戻しただけだが。
ね:話を書くうちに、とっても重要人物に成り果ててしまいました。
ル:噂もあるそうだが。
ね:ああ、「フェスルとシルファに次ぐ実力者」ってやつね。
ル:事実だな。少なくともL様やゼロス様より権力的には強い。何しろシルファ様とフェスル様が後ろ盾(笑)
ね:まあ、フェスルには誰も逆らえないし。今のところシルファと『記憶』しか知らないとんでもない事実を隠してるし。
ル:知りたくない(汗)
ね:まあともかく、『反乱』が始まるまで「ルビレイ」という存在はひとっかけらも考えていなかったのが、思いつきで部下Sをフェスルの部下にしちゃったら…ああなった。私も予想外。
ル:おそらく、『反乱』で一番読者の反響があるだろう。
ね:おそらく今後一切『わかりやすいシリーズ』以外出番なし。
ル:それはそれで複雑だ。

L:ああ、楽しいお茶会だったわv
ね:お帰りなさいです。
L:ところでねじばな、今後の予定は?
ね:「わかりやすい 妹」Vを打ち込んで、海藤雄馬さんに送って、終了。
L:・・・・・・・・・は?
ね:だから、終了。番外編は書くかもしれないけど、わかりやすいシリーズはこれで完結です。
L:なにそれ。
ね:つまり、わかりやすいシリーズのキャラクターは今後出番なしってことになりますか。
L:なんですって!?
ね:あ、シルファとフェスルはあっちこっちに出没します。その関係で、ウィンディナとかフィアリーナとかアシュトとかゾイスも出るかも。さすがにルビレイは…どうだろう(笑)
L:ルビレイは出さなくっていいわ。で、次の話は?
ね:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
L:つ・ぎ・の・は・な・し・は?
ね:…考えてないッ!
L:んっんっんっ・・・覚悟はいいわね?

 L様久しぶりにつき大暴れ。放送自主規制。

L:さて、お空のお星様が一つ増えたところで、お知らせ♪
  
ここまでお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました。
これにて「わかりやすい シリーズ」を終了させていただきます。
出演者一同に代わり、厚くお礼を申し上げます。
                  Lord of Nightmare

ねじばながオリジナルにかまけておりますが、機会と暇があればまた書くこともあるかもしれません。
ご感想、ご質問などございましたら、遠慮なくどうぞ。
今までありがとうございました。
                   Sillfa Ferl

L様を活躍させようの会など、勝手に作っておきながら活動休止状態で、まことにすみませんでした。
また、つたない矛盾点だらけの私の文章を最後まで読んでくださった皆様、本当に、ありがとうございました。そしてまた、もしかしたら今後もよろしくお願いします。
                     Nejibana


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29914Re:完結ですか!?はるか E-mail 2004/4/28 23:24:56
記事番号29910へのコメント

はるか:完結だぁっ!!
アメリア:そういえばこの『わかりやすい』シリーズお気に入りでしたねー。
はるか:うんっ♪リナが人外魔境の物語は大好き♪
 どぐごぉぉぉぉぉぉぉんんっ!!
アメリア:あ。やっぱり飛んできましたねリナさんのツッコミ竜破斬。
はるか:や・・・やっぱりっていうなら・・・・・はやく・・・いってよぉ・・・・・。
アメリア:いってしまったらオチがなくなるじゃぁありませんか♪
はるか:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(沈黙)
アメリア:さて、と。で、今回私とゼルガディスさん、ほっとんど出番在りませんでしたねー。
はるか:さりげに『在る』になってるし・・・・・・・。
アメリア:まぁカケラもでてきてない人に比べたらマシですけど・・・・・・。
はるか:言ってて虚しくならない?
アメリア:・・・・なります・・・・・・・。
     と、ところで、なんで今回レスに私をひっぱってきたんですか?
はるか:理由その1。リナは物語に出てきてて、なんとなく引っ張ってこづらかったから。
    理由その2。アメリアの出番が少なかったから哀れに思って。
    理由その3。ゼルガディスとガウリイも少なかったけどその2人とすると会話が成り立たなくなるから。
    以上の事柄からです。
アメリア:よく分かりましたっ!!つまり貴女は悪ですねっ!?
はるか:ってへ!?な、なにゆえ!?
アメリア:人をむやみに哀れに思うこと、すなわち悪!!よって成敗します!
はるか:ちょっと待てえぇぇぇぇぇぇぇっ!!ンなメチャな理屈があるかぁぁぁぁぁっ!!
アメリア:セイルーンの憲法にはありますっ!!
はるか:ないわぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!
アメリア:なかったら今作りますっ!!
はるか:それってただのでっち上げ・・・・・
アメリア:成敗っ!!火炎球(ファイヤー・ボール)っ!!
 ぐどこぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんっ!!
はるか:のひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・
 (はるか、お空のお星様になる)
アメリア:嗚呼・・・・。見事はるかさんは正義のお星様になりました・・・・。
     っということで、私は正義を広めに行ってきますっ!!それではっ!!





                        ――――――幕――――――


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29936一応完結です。ねじばな 2004/4/30 10:40:26
記事番号29914へのコメント

こんにちは。レスありがとうございます。ねじばなです。


>リナが人外魔境の物語は

確かに人外魔境です。
リナ:人外『魔』境って言うけど、あたしはそこらの『魔』も超えてるわよ。
……それは言わないお約束。


>私(アメリア)とゼルガディスさん、ほっとんど出番在りませんでしたね

すみません。なにぶん主人公がシルファになっちゃってますし、オリキャラが出張る出張る。(特にオリキャラもどきと化してしまったルビレイ。)
もともとのスレイヤーズキャラたちの出番がおおはばに奪われました。

なお、この『反乱』をもってわかりやすいシリーズは完結、となってますが…
実は、続きがあったり(笑)
知る人ぞ知る「わかりやすい 妹」Vが「反乱」後のお話となっております。
あ、でもまだ書き終わってないです。しかも、ゼロスとエル様以外はオリキャラしか出ないという……


ともかく、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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29916お疲れ様です、会長様!惣流 まい E-mail 2004/4/29 11:59:32
記事番号29910へのコメント



 どうも!お疲れ様です、会長様!
 覚えてもらえてたら光栄です、旧名 【まい】 現名 【惣流 まい】です!
 このたび、わかりやすいシリーズ完結おめでとうございます!
 続きを心待ちにしていました!といっても、もうこのシリーズが終わると言うことに悲しみはありますが。
 さて、長々と書いていましたが。ここで懐かしやのゲストを。

 ローラレイ=シトラス復活!

ローラ:シルファお姉様ぁぁぁぁぁああぁぁぁああ!!!

 ・・・・イッちゃってます。やはりシルファさんが不幸だから・・・?

ローラ:まいぃぃいい!!何故私をここまで放っておくんですかぁ?!ローラ、泣いちゃいますよ?!

 なくななくな。というか、キャラが変わっているぞ。うん。
 ということで意味不明のままローラレイ沈没(コラ)


 そういえば、ここの↓
>ね:さすがにかわいそうになって。というか、シルファファンが多いことは周知の事実だから、もしシルファを滅ぼしちゃったらマジで抹殺されそーだし。沙良ちゃんとか河南君とかローラさんとか…

 ローラってもしかしてうちのローラですか?
 もしそうなら、覚えていただいていて、本当、嬉しいです!
 ホラ、あそこのローラも瞳をウルウルさせてこちらを見ているじゃありませんか。
ローラ:シルファお姉様、ローラのことを覚えていてくださったのですか・・・?
    私・・・それだけで・・・

 ・・・・・・・・・・・その言葉の中に私への非難も含まれているように感じますが、それを放っておいて。と言うか、勝手にまた復活したね、君。

 今回、本当にルビレイが出張って・・・じゃなくて、頑張っていますね。
 まさか部下Sがあそこまで強い存在だとは思いませんでした。
 フェスルさん直属の部下・・・しかも、シルファさんに育てられたなんて・・・今までの不幸っぷりが嘘のようですねぇ。
 今回もやはりシルファさんが不幸のようでしたが、“ナスィル”になってからはすごくストレスの発散をされていた気がします(笑) 確かにナスィルとしても頑張ってはいたんですが、その隅の方に少しずつ溜まっていたストレスの発散を感じて・・・
 それに、今回で『リナ』が歪みの中心と言われていましたが、その原因は四皇だったんですね、本当に驚きました。あのエル様にもゼロスにも、戸惑いとかがあったんですね。しかも、ルビレイにもそのことを気付かれて・・・っぷ(笑ってみる)

ローラ:やはりここはゼロスの抹殺ですか?(嬉々として武器を構える)

 やめとけって。そんなことをしなくてもフェスルさんがちゃんとお仕置きをしているからね、ホラ、そんな危ない物はしまって。
 ・・・・・・・・・・なんですかね、この異様なプレッシャーは?

 ? :んふふふふふふ・・・・・・

ローラ: !!  エルお母様vv

 エル:よくもまあ今まで色々と言ってくれたわねえ、まい?

 げっ・・・何時からそこにいらっしゃって・・・?

 エル:ローラを復活させた辺りからvvv

 い、命の危険を感じます(滝汗)
 というわけで、ねじばな会長様、本当にお疲れ様でした。
 読み返すと本当に訳のわからないレスですみません!
 番外編などを打ち込まれるのを楽しみに待っています。
 それではv

 惣流 まい








 エル:コレが遺書になるのよ・・・まい?

 ぎゃ・・・っ(沈黙)




ローラ:シルファお姉様、これからは幸せになってくださいねv切に願っていますわv



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29937もちろん覚えてましたよ。ねじばな 2004/4/30 10:59:29
記事番号29916へのコメント

コメントをありがとうございます。ねじばなです。

> ローラってもしかしてうちのローラですか?

そうです、まいさんのところのローラです。以前コメントで猛烈にシルファコール(?)をしていただいてから、覚えておりました。

>ローラ:シルファお姉様、ローラのことを覚えていてくださったのですか・・・?
>    私・・・それだけで・・・

シルファ:もちろん、覚えてたわよ♪仕事が速い人は忘れないから(笑)

> 今回もやはりシルファさんが不幸のようでしたが、“ナスィル”になってからはすごくストレスの発散をされていた

はい、シルファは不幸の星の下に生まれたキャラですから。でも、今後は幸せいっぱいになることでしょう。
シルファ:まあね。それと、ストレスの発散だけど、大当たりよ。すっきりしたわぁ〜♪
……シルファの「すっきり」のためにどれだけの被害が……
シルファ:私の不幸に比べればたいしたことないわ、あの程度の被害。(きっぱり)
……確かに。

> 番外編などを打ち込まれるのを楽しみに待っています

えっと……。番外編かぁ。あるにはあるよ?
シルファ:とりあえずお勧めは、「妹」Vね。
「反乱」後のお話になります。例によって例のごとくあの方に送ります。シルファが幸せいっぱいのお話(予定)です。読みたい方はあの方にお尋ねしてください。まだ書き終わってないけど。たぶん6月までには送ると思います。
シルファ:ほかには?確か…すごく短いので、「腹心その他その後」
哀れなお話です。たぶん。腹心とルビレイしか出てません。
シルファ:今のところそれだけね。こいつ、オリジナルにかまけてるから。
いいじゃないか!
シルファ:その、約3分の1に私が出てたりするのよね。
だって、シルファ好きだし。お気に入りだし。

というわけで、今まで読んでくださってありがとうございました。