◆−レイスライの宝剣 もぅ何度目になるかわからないあらすじ。−青月 かなた (2004/4/7 16:21:29) No.29787
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29787レイスライの宝剣 もぅ何度目になるかわからないあらすじ。青月 かなた 2004/4/7 16:21:29


 こんにちは。青月です。
 やぁぁぁぁぁぁぁっと!新章に入ります(苦笑)
 どれだけの人がこれを覚えているのかとても不安ですが、一回書き始めたからには責任持って最後まで逝こう(←変換ミスではないです)と思います。
 それでは簡単な説明を。
時間軸は原作10から11の間。
エセ原作風味。のわりにゼル&アメリアがアニメ版。
オリキャラ出演。
基本的には宝捜し。
カップリングはガウリナ、ゼルアメ。
 
 といった感じですっ!(簡単過ぎだ)
 ていうよりめんどうでしょうけど初めての方は過去ログチェクプリーズっ!
 それでは。
 気が向いた方は下で逢いましょう。

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29788レイスライの宝剣 第4章 大乱闘!お宝めぐって三つ巴? (1)青月 かなた 2004/4/7 17:28:08
記事番号29787へのコメント

 ひたすら悩みまくったわりにはセンスのないタイトルです。
 …ともかく行きます。
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「地精道!」
 あたしの呪文が土を穿つ。
 続けてその中に『明り』をぶちこむ。
「……ちっ。ここもスカね」
「はぁー……
 もう止めましょう、リナさん。キリが無いですよ?」
「なに言ってんのよ。アメリア。
 あんだけ狙ってる奴らがいるとこであたしが引けると思ってるの?」
 ここは、レイスライの山岳部。
 あれからあたし達は町での聞きこみやら魔道士協会の文献やらで色々調べた。
 そうして分かったこと……それは、あたし達が狙ってる『魔道士の遺産』の存在は以前から囁かれていたこと。そして何人かのこの町の研究者達が探して、今だ見つからないこと。――それはレイスライの山岳部に埋まっているという可能性が極めて高いこと――
 こんだけ分かっているというのによく今まで見つからなかったものだ。
 ということで先ほどからあたしはひたすら穴を掘ってはそれらしい遺跡はないか探しているわけである。
 たぶん、デマなんだろ。ある魔道士がこう忠告したが、あたしの勘は絶対になにかあると叫んでいる。
 ……散々人のこと馬鹿にしてくれた二人組も見返したいし。
「けど、こんだけ広いとこにひたすら穴掘ってなんになるんだよ。
 そのうちバーちゃんになっちまうぞー」
「んなわけないでしょ。絶対これはなにかあるのよ」
 勘だけど。
「なにを根拠に……」
「だぁからぁ、お宝の匂いがするんだけってば!」
「でもリナさ――」
 アメリアがなにか言いかけたその時。
 ガサ……
 茂みのゆれる音ともに、辺りに異様な気配が生まれる。
「リナ――――」
「わかってるわ」
「誰か……いいえ、なにかいる」
 同時に辺りを見まわすあたし達。

 グルッッッ!!

 咆哮と共に現われたそれは、一見獣のようだった。
 しかし、獣にしてはあまりにも異様な捻じ曲がったその顔。獲物を捕るにも大きすぎる爪。全身は黒く、硬そうな毛で覆われている。そして冷たい、突き刺すような気配……魔族。
 と言ってもレッサー・デーモンに毛がはえたくらいの強さだろう。あたし達の敵ではない。
「リナ。弱いからって油断はするなよ?」
「あんたに言われるまでもないわよ」
 言って呪文を唱えるあたし。アメリアもなにか唱えている。
 グ……ルゥゥゥ……
 それは焦点の無い虚ろな蒼い瞳をあたしに向けた。







あとがき
 話しが少し進んできました。リナさんがとても説明くさい台詞を言っているのは気にせずに(汗)
 とりあえずこれからは、宝の全貌が見え始める…といいなぁ…(オイ)
 …あと忘れられかけているゼルさんも登場させなければ(汗)
 それでは近いうちに〜。逢えるように努力します。