◆−生か死かをもっと知って貰う為の詩をやって見ます。−煌天由亜 (2004/3/4 22:38:35) No.29515
 ┣T 私の生き方と逝き方−煌天由亜 (2004/3/4 22:51:52) No.29516
 ┗U キミの腕の傷−煌天由亜 (2004/3/4 23:03:17) No.29517


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29515生か死かをもっと知って貰う為の詩をやって見ます。煌天由亜 2004/3/4 22:38:35



物語上、まだ未登場だったり、心情をかけなかったりするキャラクタ―達の
心情?を詩という形で投稿します。
誰の詩かわかったら、本編でも此処にでもレスしてみてください。


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29516T 私の生き方と逝き方煌天由亜 2004/3/4 22:51:52
記事番号29515へのコメント

 

   今までずっとずっと生きてきた


   もう気が遠くなるくらい生きてきた

   その永い永い時間を

   たくさんの人を裏切って

   たくさんの人に裏切られて



   それでも

   私が愛した蘇芳や椿くんを守りたかったのだ

   それでも

   蘇芳や椿くんのいる現実を守りたかったのだった

   

   それでも

   二人は逝った

   心無い人間のせいで

   私があの時 お使いを頼まなければ・・・・・・




   あの二人が逝って

   私は抜け殻になった

   友人や兄妹達が慰めてくれたけれど

   あの二人が亡くなってしまった私の心は大きな穴がぽっかりと空いている

   そんなの時に 末の妹が幼い子を残して逝った

   私は その時がしばらく生きようと思った



   今はもうお迎えがくるのを待つだけだが

   上の妹の孫が困っているらしい

   その孫の光と闇の精霊がそう伝えてきた

   わかっている

   私が そう長くない事を

   ルナを助ければさらに短くなる事を


   それでも私は自分の生き方と逝き方を守りたい












+――+―+―+―+―+―+―+―+―+


まだ、名前出てきてませんが一応登場済みの女性です。


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29517U キミの腕の傷煌天由亜 2004/3/4 23:03:17
記事番号29515へのコメント



  真白い君の手

  それに刻まれた沢山の紅い傷

  無数の薄れることはあっても消えない無残な 痕

  俺が泣きたくなるほどの無残な・・・・


  決して

  完全に消える事のない 傷

  そして

  これからも今回の事で増えるであろう 傷

  俺が負ってきた傷よりも鮮やかで綺麗な

  真白い手に触れて

  唇でなぞっても

  傷が薄れるわけでも

  傷が治るわけでもない

  それでも
 
  それでも君の身体の傷と心の傷の血を拭えたらと思い

  ただただ繰り返す

  何も言わずに寄り添う君を置いて  繰り返す







―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+

女性の方は(手の持ち主)主役ですね。
この詩の方は・・・誰でしょう?