◆−choice of child 28 −○かほ○ (2003/12/4 20:57:19) No.28476
 ┣choice of child 29−○かほ○ (2003/12/5 20:33:44) No.28501
 ┗choice of child 30−○かほ○ (2003/12/9 20:43:46) No.28564
  ┗Re:choice of child 30−すぅ (2003/12/10 19:24:35) No.28588


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28476choice of child 28 ○かほ○ 2003/12/4 20:57:19




何故かは 分からない
分からないけど
私は、昔から トラブルに巻き込まれがちだった
母さん譲りだったのかもしれない
けど どんなトラブルに巻き込まれても
私は、一回も戦ったことはなかった

 −ミナは 戦わなくていいの−

何故かは 分からない
分からないけど
私が、トラブルに巻き込まれるごとに 母さんは、そう言った
もしかしたら、私に 自分のような人生を歩んでほしくなかったのかもしれない
あまり、話してくれたことはないけど
母さんは、戦ってきた事で、たくさんのものを得た
けれども
仲間が 死んだり
人を殺したり
そういう つらい事もあったようだ
だから____
私には、そういうことを体験してほしくなかったのかもしれない

トラブルに巻き込まれるごとに、母さんは、私を守ってくれた
だから 私は、一回も戦ったことがない
それでも 私は、母さんが唱える呪文 覚えてしまった
戦う母さんをみて
母さんみたいになりたいと思った




ゼロスがでてきて
母さんが、やられているのをみたとき
私は 
自分の道を 
選んだ

母さん ゴメン でも




選択_______私は、戦う。














『________選択?
あの子にそんなものは、
______________________________ないの』




           

                        −続く−


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

最期の台詞、あれは、L様のものです
なんたって ミナさんは、エルツさんの為につくられましたからね
ミナさんの全ては、エルツさんの為に_____ 
選択の余地は、ないんです
●:なんか、ジャイアンと、のびたの関係みたい・・・・・(どきどき)
○:のびたの全ては、俺のもの。みたいな?
●:うん。
あ、大変。 お風呂が沸いたので 失礼します
●&○:さよぅならぁ
あ、はるかさん レス返せずすみませんでした。では、

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28501choice of child 29○かほ○ 2003/12/5 20:33:44
記事番号28476へのコメント





 −カタ−ト山脈−



「L様。晩ご飯、何にします?鍋とか、なんならすき焼きでもいいですね」
それは、ちょうど晩ご飯時のこと
覇王は、エプロンを首にかけながら聞いた
____金色の魔王に
ここ最近 彼女は、カタ−トにずぅぅううぅぅうっと滞在している
ある問題を抱えて____
そのせいか ストレスで赤眼の魔王は、とてもやつれていた
それでも 笑顔を絶やさない魔王 とてもけなげである
だが
やっぱり 倒れてしまった
そんな 魔王のため 覇王は、精の付くものを食べさせようと 料理を作ろうとしていたのだ
似合いもしない、エプロンをつけて
そんなとき
「あ、ヤバイかも・・・・・」
L様が、ぽつりと呟いた
「え・・・・?何がです?」
「あんたのエプロン姿」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・あ・・・・あの・・・・・」
「冗談よ。
そんなかわいらしい事じゃないわ・・・もぅっっと最悪なこと・・・・・・・」
「はぁ・・・・・そうですか・・・」 
こめかみを痙攣させながら、無理矢理納得する覇王 気を取り直し
「で、何です?その最悪なことってのは・・・・」
もう一度 尋ねる
「ん・・・・・それがね・・・・・・」
「はい・・・・」
「それが・・・・・・」
「はい・・・・・」
「あの・・・・・なんていうか・・・・・」
「はぁ・・・・・」
「・・・・・・一番上の息子が、この世界に来てるみたいv」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!?」
一瞬の間の後 大声を上げる覇王
見事に カタ−トに響き渡ったであろう
「まだ いたんですか!?子供!!!」
「イエっス!長男よv」
「長男って・・・・・」
「エルワンは、神族を元につくったの」
「L1?」
「うん。当たり。L1号みたいな感じでね・・・・。にしても、もうエルツが壊した世界の修復終わったのかしら・・・・早いわね」
「ていうか、もう一人いるなら、その長男に L2様の世話させればいいじゃないですか!」
じゃなければ こんな苦労・・・・! 思いながら 口には、出せない覇王
「う−ん・・・最初は、そうさせてたんだけど・・・ やっぱり神族と魔族は、まじあわれない存在なのね・・・・」
そこで 急に遠い目をするL様
そんなL様をジト目で見ながら
「・・・・・・で、どうするんですか?」
今後の動きを聞く
「どうって・・・・、どうもしないわよ」
「へ・・・・・・?」
ケロッと答えるL様 思わず間を抜けた声を出してしまう
そんな私を完璧無視して
「だって もっと楽しくなりそうじゃない・・・・」
L様は、にやっ と笑ったのだった


             −続く−


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

えっと 今度の話から 題名(?)かえるので よろしくお願いします
では。

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28564choice of child 30○かほ○ 2003/12/9 20:43:46
記事番号28476へのコメント


青い すみきった空にうかぶ小さな一点の黒い点
その正体は_____



「あぁぁぁぁあぁ!どうしよぅ!?
そういえば、かあ様と一緒にいるのが嫌れ、どんな子なのか聞いて来なかっら・・・」
私は困っていた
初めて困っていた
理由は、妹を捜しているのに、その妹を、全く知らないのだ
どんな顔か、 何歳か なんという名前か、   そして
_____神族か魔族か、も
はぁあぁあ・・・・
私は、ため息とともに 思わず頭を抱え、しゃがみ込んだ
途端に
ぐうううぅぅぅ・・・・・
お腹が鳴った
「・・・そういえら・・・・ご飯の途中で、かあ様に呼び出されたんらっけ・・・」
思いらした・・・・・
そう、食事の途中らった・・・・・・
よし____
「よっし、何か食べにいこっと・・・・どっかにいい食材ないかな・・・・」
立ち上がり 空から辺りを見回し
「あった♪」
難なく それを見つけだす
「うぅんv巨大レッサ−・デ−モンに 人間の女の子までついてる♪美味しいお食事が取れそう♪」
獲物を見つけ
喜びながら 近づいていき
「____ん?」
あることに気付く
あの女の子・・・・・・私に、似てる・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・をを!?
「もっしかしてぇ?♪」
にっこり 笑い
さっきよりもスピ−ドを上げ 近づいていく
やがて 地上と距離が20メ−トル位になり
「れっ!?」
思わず声を上げ 止まる
レッサ−・デ−モンが 女の子に向かって数本の炎の矢を放ったのだ

きゅどごぅんっ!

ごうっ
「・・・っぷ!」
爆風で思わずむせる
女の子は_______?!
爆風がおさまり 目をこらす
女の子は、何とか身をかわしたようである
けれども 足をかすったらしい 動けないようだ
もしかしてェ・・・・やばい?
次の瞬間 また レッサ−・デ−モンの周りに炎の矢が出現した
あぁっ やっぱりヤバイね・・・
私の妹じゃないみたいだけど まぁ、食事にありつくためには、死なれても困るし
私は、愛用の鎌をかまえ

ひょんっ

次の瞬間 20メ−トル程も離れたところから鎌を振るったにもかかわらず
レッサ−・デ−モンの足は切れ飛んだ
断末魔の叫び声を上げる レッサ−・デ−モン
一本の足がなくなり バランスが取れずに、倒れ 地をはいながらもだえ苦しむ
切った足の股の部分から血が流れ出し 地面にひろがっていく
とんっ
軽く レッサ−・デ−モンの横に着地する私
女の子は、口を開け 今の状況が分からず ぽかんとしている
・・・・・やっぱり似ているなぁ・・・・
けど やっぱり人間・・・・・・だよねぇ・・・・・
まさか、かあ様が人間 一人を創るとも思わないし
それに確か 創るのに一年以上かけてたし・・・・
そんな長い時間 人間を創るのには、いらないよなぁ
そんな 女の子の顔をしげしげながめながら 思い
「名前は・・・・・?」
一応聞いてみることにする
「へ、あ?あ、あぁ、ミナです」
ようやく我に返り 返事を返す女の子
ミナ・・・・・か・・・・・
・・・・・・よしっ!ちがうっ!絶対ちがうっ!エルがついてないもんっ!

この時 私は、知らなかった。
これが、本当の妹ということを

          
                           −続く−

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

頭 いたい・・・・・
あ、今度からこそ、タイトル変えます!






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28588Re:choice of child 30すぅ E-mail URL2003/12/10 19:24:35
記事番号28564へのコメント

こんばんわ。
choice of child全部読ませていただいております。
楽しいです。
はっきりいって。
この後の展開が楽しそうですー><
次も絶対読みます♪
であ、すぅでした。