◆−初投稿させて頂きます♪−十六夜 (2003/11/13 16:09:57) No.28080
 ┣ちびリナちゃん騒動☆ 序章−十六夜 (2003/11/18 17:50:58) No.28185
 ┃┣Re:ちびリナちゃん騒動☆ 序章−はるか (2003/11/18 18:46:18) No.28187
 ┃┣Re:ちびリナちゃん騒動☆ 序章−すぅ (2003/11/19 07:12:35) No.28208
 ┃┗ちびリナちゃん騒動☆ 2−十六夜 (2003/11/26 14:47:26) NEW No.28319
 ┃ ┗↑ま、間違えました(汗)どうしましょう・・・(涙)−十六夜 (2003/11/26 14:55:39) NEW No.28320
 ┗ちびリナちゃん騒動☆ 1−十六夜 (2003/11/19 17:30:59) No.28210


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28080初投稿させて頂きます♪十六夜 2003/11/13 16:09:57



 初投稿させて頂きます、十六夜と申します♪
 いつも読み逃げしていたのですが、自分も投稿したくなったので、投稿させて頂きます☆
 あと、わたしのカップリングは一番がゼロリナ、後はリナ受けの魔族(高位)×リナで、その他はガウシル、ゼルアメです!
 今回はガウリイ、シルフィール、ゼルガディスは残念ながら出て来ません。
 因みにガウリイとシルフィールは結婚していて、5人子供がいます。ゼルガディスはまだ自分の身体を元に戻す方法を探して旅をしています。
 お暇な方は読んで頂けるとすっごく嬉しいです(///)!

  ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

十年ぶりの再会


 セイルーン王宮のセイルーン第2王女、アメリアの私室。

 そこには、ストレートの金色の髪に青い瞳を持つ美しい女性、黄金竜(ゴールドドラゴン)のフィリアと、その膝に座ってうつらうつらしているミントグリーンの髪に金色の瞳を持つ、卵から孵った幼い少年、古代竜(エンシェントドラゴン)のヴァル。

 そしてこちらは部屋の主である、旅をしていた頃に比べると随分伸びたストレートの黒い髪にフィリアと同じ色合いの、青い瞳の美しく成長した女性、アメリア。

 最後の一人は腰まである不思議な光彩の柔らかな金朱の髪、そして黄金色に変化した右の瞳に、深さを増した紅の左の瞳という、少女と女性の境に位置する、二十歳前後の美しい少女、リナ。

 フィリアは翠色のドレス姿でアメリアにことわってベッドにヴァルを優しく寝かせ、戻って来ると優雅にお茶の準備を始める。

 アメリアは水色の優しい色彩のドレス姿で、リナと対するソファに腰掛け、その隣にフィリアが座る。

 リナはと言うと、紅のシンプルなドレスに純白のマントを身にまとった姿で、気怠げに、しどけなくソファに横たわっている。

 リナの衣装はよくよく見ると紅のドレスには金糸で複雑な紋様が織り込まれており、布地自体も最上の物で、そこいらのただ豪奢に見せただけのドレスとは比べるべくもない品があり、それはアメリアとフィリアの衣装にも言えた。

 ぼんやりと大きな窓の外に浮かぶ月を見つめて、その細く繊細な指に自らの髪の一房を絡ませ、弄ぶ。
 その姿はいつもは元気いっぱいに物騒な攻撃呪文を放つ姿とはかけ離れて、恐ろしい程静謐な雰囲気である。

 アメリアがリナに話を促すと、リナはふ、と軽く息を吐いてぽつりぽつりと話し始める。

 異界の魔王、闇を撒くもの(ダークスター)との闘いの後の物語を。

 宝探し屋(トレジャーハンター)であるルークとミリーナとの出会い。
 覇王将軍(ジェネラル)シェーラとの出会い、ミルガズィアとの再会、エルフであるメンフィスとの出会い、覇王(ダイナスト)の陰謀、その後、そしてミリーナの死によって紡がれた哀しい物語。
 ルーク=シャブラニグドゥとの闘い、その結末。
 リナが『魔を滅するもの(デモン・スレイヤー)』と呼ばれ始めた物語を。

 淡々と、私情を交えず事実をありのままに語り終え、リナはフィリアの用意したお茶を飲んだ。

 リナはその後のガウリイと別れた後のことも話そうか話すまいか思案したが、今はまだいいだろうともう一度お茶に口をつける。

「そんな事が・・・・・・・・・」

 フィリアは絶句し、アメリアは呆然と呟く。

「確かに、十年前一時期天候が狂ったりデーモンが大量発生しましたが・・・」

 リナは魔道士教会には報告せず(報告したとしても信じてもらえないのは判りきっていたので)、ゼフィーリアの実家に戻った後、姉のルナとゼフィーリアの『永遠の女王(エターナルクイーン)』にだけ話していただけだったのだ。

「あたしは」

 リナの澄んだ涼やかな声が響いた。
 それにフィリアとアメリアははっとしてリナを見る。

 リナは優しく、瞳に深い輝きを宿して告げる。

「それでも、あたしはルークとミリーナに出会った事を後悔していないわ。あたしは二人に出会った事を、後悔なんてしない。する訳がないの。
 ―――・・・結末は、確かに哀しいものだったけれど・・・。

 アメリアにも、そしてフィリアにも判るでしょう?

 フィリアはもし異界の魔王が来なくてあの事件は起こらず、あたし達に会わずに火竜王の巫女として暮らして平穏なまま生涯を終えたかった? あたし達に出会った事、ヴァルガーヴに出会った事、後悔しているの? 違うでしょう?

 アメリアも。もしも政略結婚で他の誰かに嫁がなければならなくなったとしても、ゼルに出会った事を後悔する訳ではないでしょう? あたしも同じ事なのよ。

 ――――――でも、それでも、辛くない訳ではないの。だから、アメリア。もし今回みたいに政略結婚の道具にされかかったら、遠慮なくぶっ飛ばしなさい♪
 フィルさんは許してくれるわ。
 花嫁は親にとって子供の幸せを形で確認する最高の方法なのよ。その花嫁が表面だけの微笑みで笑っていたら、意味がないのよ。判るでしょう?

 政略結婚が悪い事だとは言わないわ。でもね、どちらか片方だけでも本気で嫌がっている者を犠牲にしてまでやらなければ国を維持できないとか言うんだったら、悪足掻きせずにさっさと潰れてしまえばいいのよ」

 物騒なセリフを平然と宣い、リナはくすくす笑う。
 それにフィリアは思わず苦笑し、アメリアは複雑な表情で笑う。

 そして、和やかな空気になりそれぞれ楽しかった思い出話しへと話題は移り変わっていった。

「そういえば、リナさん」

 話もそろそろ終わり、もう寝ようかという時になって、フィリアが聞いてきた。

「あの、ですね、リナさんは、どうして・・・・・・」
「何? フィリア?」

 リナは言いにくそうにしているフィリアに、優しく続きを促す。
 フィリアはそれに意を決して、問いかけた。
 ずっと聞いてみたかった、世界をも巻き込む事件に巻き込まれ、それでも生き続ける小さな人間の少女に。

「リナさんは、どうして生きているんですか?」

 フィリアの問いにリナはきょとんとし、次いで笑った。

 ――鮮やかに。
 ――艶やかに。
 ――気高く、誇り高く。
 ――美しく。


「そんな事、決まっているわ」


 美しく成長した少女、リナは世の女性全てが羨む完璧なプロポーションへと変化した身体で胸を張り、告げる。


「あたしがあたしであるためよ」


 大きな窓辺に立って、月を背に笑うその姿は、侵さざる神聖なものにさえ感じられた。




 王宮の、リナに宛がわれた客間にて。
 リナは不愉快そうにソファに横たわる。
 いつもは感情の起伏に合わせてころころと変わる表情は、今はただ何の感情も浮かべず淡々としている。

 それでも不愉快の原因は姿を現さない。
 リナは暫し考え、ぼそっと呟いた。

「覗き見魔族、ストーカー魔族、変態魔族、生ゴミ、ゴキブリ、スットコ神官」

 その言葉に動揺が走り、空間を裂いて黒衣に身を包んだ闇の神官が現われる。

「リナさん、幾ら何でも酷いですぅ〜〜〜(泣)」
「知らないわよ。人権ない魔族のことなんて」

 リナは冷たく言い放つ。

「大体、あたしがパーティに出席していた時からいたくせに、何ふざけた事言ってんのよ」
「あれ、バレてました?」

 あっさり泣きマネをやめてゼロスはリナと向かい合う。

「今のあたしならあれくらい見破れるわ」

 ふい、と面白くもなさそうに言う。

「そうです。僕それを聞きたくて」
「おとといきやがれ」

 格好に似合わぬ乱暴な言葉に、ゼロスは苦笑する。

「覗き見魔族に聞かれてあっさりあたしが喋るとでも思うの?」
「ですよねぇ〜。僕も無理だと思ったんですけど、ま、ダメでもともとですし」

 覗き見という言葉に反応する事なく、ゼロスははっはっはと笑う。

「じゃあ、あたしはもう休むから、あんたとっとと出て行ってくれない?」
「いえ。良い事を思い付きました♪」

 いつもの笑みを倍以上深くしてゼロスが笑う。
 その笑みに嫌な予感を感じ、ソファに横たえていた身体を起こす。

「ゼロス?」

 リナの訝しげな表情に頓着する事なく、ゼロスは音もなくリナに近付く。

「何よ?」
「実はですね、リナさんをパーティで見かけた時から我慢ができなくなったんです♪」
「は?」
「この気持ちに気付いた時には狂ったのかとかいろいろ悩みましたが、獣王様が魔族にもそういう気持ちはあると仰いまして♪ 現に獣王様ご自身もそういう経験があると仰ったので吹っ切れたのですが、その時にはリナさんゼフィーリアにいらっしゃったので会いに行きたくても下手をすれば僕滅ぼされそうでしたからリナさんが出て来るのを待っていたのです♪」
「ちょ、な、何の事よ!?」
「好きです、リナさん」
「・・・・・・・・・っ!!?!??」
「貴女の存在、全てに惚れました。愛しています、リナさん」

 先程までのふざけた様子はどこへやら、真剣な表情になってリナを見つめる。
 混乱しているリナは、いつの間にやらゼロスに抱き締められていた。

「でも、僕は必ずリナさんを振り向かせて見せますよ♪ 存在してより僕は何に執着する事もなく生きてきましたが、リナさんは僕が初めて執着を覚えた方です。必ず、手に入れて見せます!」

 リナは顔を真っ赤にして口をパクパク言わせている。
 十年ぶりに顔を見せたと思ったら、突然の告白。
 リナに驚くなと言うほうが無理というものだろう。

 そして、数日後。

 旅に出たリナにくっついて歩く獣神官の姿があったという―――。



  ○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ● ○ ●

 ☆あとがき☆

 改めて初めまして♪ 十六夜と申します☆
 わたしの中のリナはL様以下全ての方に愛されてます(はあと)♪
 L様はリナの人間としての生が終わって自分の元に還ってきたら自分の側近にするつもりですし、その手のお話も考えていますが、なにぶんまだまだ修行中の身。
 ほんっとに極々たまぁ〜に投稿させて頂くかもしれませんが、以後お見知りお気を。
 ↑下手なオチですみません〜(平伏)
 それでは、失礼します!(脱兎。逃走)


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28185ちびリナちゃん騒動☆ 序章十六夜 2003/11/18 17:50:58
記事番号28080へのコメント


 こん○○は! 十六夜です! ちょっとした小ネタを思い付きましたので投稿させて頂きます☆
 お楽しみ頂けると嬉しいです(はあと)♪

  ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

リナちゃん海王様のお薬でちっちゃくなる☆


「大変よ! ゼラス!」
 何もない場所から突然漆黒の艶やかな蒼い髪を足元まで伸ばし、髪と同じ色彩の蒼い瞳、そして青いドレスを身に纏った女性、海王ダルフィンが現われた。

「何事だ? ダルフィン?」
 自らの直属の部下、片腕でもある獣神官ゼロスから仕事の報告を受けていた褐色の肌に緩やかに波打つ金の髪、そして深い闇色の碧の瞳のこちらも美しい女性、獣王ゼラス=メタリオムが首を傾げた。

 いつもはのほほんとしているダルフィンが酷く焦っている姿は、千年に一度あるかないかだというのに、当の本人はそんな相手の思いなど知らないようにゼラスへと駆け寄ってくる。

「大変よ! リナちゃんを小さくする魔法薬を作って飲ませたまでは良かったんだけど・・・・・・・・・!」
 良かったのか・・・? という疑問はさておき、ダルフィンは説明する。

 リナの姉のルナがこっそり撮っていた写真集のアルバムを見せてもらい、小さい頃のリナを実際に見たり抱きしめたりしたい! と思って魔法薬を作ってリナの食後の紅茶に入れたというのだ。

「結果は大成功♪ だったんだけど・・・・・・・・・・・・」
 そこでダルフィンはほう、と溜息をついた。
 それは何を思い出しているのか物凄く幸せそうな溜息だった・・・・・・・・・。

「それで、ダルフィン。何が大変なんだ?」
 ゼラスが呆れ半分に問いかける。
 ダルフィンはそれにハッとしたように顔を上げて勢い余ってゼラスに詰め寄る。

「そう! それでリナちゃんが小さくなったまでは良かったんだけど、リナちゃんって3歳くらいまでは魔力を封じていなかったのよ! それでも宙に浮いたり物を浮かしたりするだけだったらしいんだけど、泣いたり怒ったりしたらそれはもう周囲に被害甚大で、3歳4ヵ月くらいの頃に魔力を封印したのよ、ルナがね? でもわたしの薬で1歳半なのよ。今のリナちゃん(はあと) だから本来の魔力でイタズラしていて、ルナが捕獲しようとしているんだけど、中々捕まらないからゼラスにもリナちゃん捕まえるの手伝って欲しいの!」

 一気に話したダルフィンの説明は、完璧に説明不足だったのだが、ダルフィンはゼラスの問いを聞いていない。

「ダルフィン? リナ殿の本来の魔力とやらは、一体どういう事だ?」
「それはリナちゃんを捕まえたらゆっくり説明するから! ゼラス! お願い! リナちゃん捕まえるの手伝って!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・判った。ゼロス、お前も手伝ってくれ」
「承知致しました」

 今の今まで背景と化していた(笑)ゼロスは、ゼラスの言葉に即座に頷く。

(リナちゃん(はあと) リナちゃん(はあと) 可愛い可愛い可愛いリナちゃん(はあと) 早く捕まえなきゃ。神族に捕まったりしたら大変だわ!)

(リナ殿の小さい姿か・・・・・・・・・楽しみだな♪)

(リナさん・・・・・・可愛いでしょうねぇ・・・(はあと))

 それぞれ勝手に想像しつつ、件の少女に思いを馳せる高位魔族達であった・・・・・・・・・・・・。


 続く☆



  ♪ ☆ ♪ ★ ♪ ☆ ♪ ★ ♪ ☆ ♪ ★ ♪ ☆ ♪ ★

 今回は時間がないのでこれで失礼させて頂きます☆
 それでは!


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28187Re:ちびリナちゃん騒動☆ 序章はるか 2003/11/18 18:46:18
記事番号28185へのコメント

こんばんは(?)はるかですぅ。
読ませていただきましたよ♪
リナのちっちゃいとき・・・・。
こ・・・・こわそぉ〜〜〜(ぶるっ)
いきなり問答無用でドラ・スレとか・・・・?
ギガ・スレとか・・・?(それはないかな(汗))

私的にはガウリナなんですけど、
そんなに濃くなければゼロリナも一応OKです♪

そして、
なんとなく、この部分↓
>  ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
         &
>  ♪ ☆ ♪ ★ ♪ ☆ ♪ ★ ♪ ☆ ♪ ★ ♪ ☆ ♪ ★
がこってて気に入ってたり♪(アホかじぶんは・・・・。)
ではまたぁ♪(レス短いです。すいません)

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28208Re:ちびリナちゃん騒動☆ 序章すぅ E-mail URL2003/11/19 07:12:35
記事番号28185へのコメント

おはようございます。
始めまして、でしょうか?すぅです。
ちびリナちゃん騒動☆ 序章読ませていただきました。
これからの展開が楽しみですね♪
次も読ませて頂きます!
すぅでした♪

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28319ちびリナちゃん騒動☆ 2十六夜 2003/11/26 14:47:26
記事番号28185へのコメント


 遅くなりました〜(泣)。

  ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★


 〜L様の宮殿〜

「あらあら(笑) 面白い事になっているわね(はあと) ん〜! それにしても、リナってばやっぱり可愛い(はあと)♪」

 自らが創り出した世界の一つを水鏡に映しながらL様は微笑む。

「リナの魔力は本来なら完全体の魔王や神より少し小さいくらいだものね。人間として生きるには大き過ぎるから封印は必須だったけど。やっぱりすぐに封印するのはつまらないしね♪」

 楽しげにうんうん頷く。

「それでも、やっぱりリナは見ているだけでも飽きないわよね♪ ここ最近は特にトラブルはなかったけど、『嵐の前の静けさ』ってやつだもの♪ これからが楽しみよね(はあと)♪」

 うきうきした様子を隠そうともせずに、L様は物騒な予言(?)を宣ったのだった(合掌)。

「まあ、今回の騒ぎはいい暇潰しだったわ♪ さて、ルナ、ゼラス、ダルフィン、ゼロス♪ 一週間、リナのお守り、頑張りなさいね♪」

 混沌の宮殿で。
 L様は誰ともなしに告げると、一人くすくすと楽しげに笑うのだった。



 さて、そんなこんなでお薬の効力が切れた一週間後―――。
 獣王宮では、ゼロス一人を犠牲にして平和な日が(少なくともゼロスにとっては)戻ってきたのだった。

 リナは薬の効果が切れた途端ぱったり眠り、封印も元に戻って無事体も本来の大きさに戻った。
 因みに、小さくなった時の記憶はリナ自身の意思で記憶の奥底に封印したので覚えていない。

 そしてリナとルナはダルフィンの招待を受けて何故か海王宮にいたりする。
 その後ルナはゼフィーリアに戻り、リナは一ヶ月程ダルフィンの着せ替え人形にされていた。

 体がダルフィンの魔法薬で小さくされた事を知ったリナは暴れたが、ダルフィンは自分の宮が破壊されてもニコニコ笑ったままリナに着せる洋服を両手に一ヶ月、楽しい日々を過ごしたのだった。

 着せ替え人形にされたり、危うく魔法薬を飲まされそうになったりという日々を送っていたリナは、ゼロスがゼラスのお使いでやってきたのを脅して町に送ってもらったのだった。哀れ、ゼロス(笑:合掌.チーン)。

 その後、リナは小さくされたり大人の姿にされたりしながら魔族の暇潰しに巻き込まれたのだった。

(L様の予言は↑のではないので。一応念の為(笑))


 
終・わ・り☆

  ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

 取り敢えずちびリナちゃんのお話は終わりです☆
 本当はリナちゃんが小さいお話もっと書きたかったのですが、忙しくなってしまったのでこれで終わりにさせて頂きたく存じます(平伏)。
 中途半端に終わってしまい、誠に申し訳ありません。
 今度投稿する時は、しっかり計画を立ててから投稿させて頂きたいです。
 それでは、失礼します(深々。お辞儀)。


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28320↑ま、間違えました(汗)どうしましょう・・・(涙)十六夜 2003/11/26 14:55:39
記事番号28319へのコメント



  え〜ん! 変な風になってしまいましたぁ〜〜〜(泣)
  申し訳ありません〜! わざとではないんです〜!(当たり前だ)
  皆様、お手数ですがお読み下さる場合には下の1から先にお読み下さいませ(平伏)。
  ご面倒をおかけして申し訳ありません(涙)。
  ・・・・・・・・・・・・・・・それでは!(逃走)

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28210ちびリナちゃん騒動☆ 1十六夜 2003/11/19 17:30:59
記事番号28080へのコメント


 こん○○は!
 はるかさん、すぅさん、コメントありがとうございます。嬉しいです♪
 それでは続きをどうぞ↓♪ (お楽しみ頂けると幸いです♪)

  ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★


「ダル! リナが来なかった?」
 空間を裂いて、リナの姉のルナ=インバース、本来魔族にとっては敵である筈の『赤の竜神の騎士(スィーフィード・ナイト)』が現れた。
 今現在小さくなったリナを捕獲するために動いている、ウェイトレスの制服に身を包んでいる女性は、何故か片手に虫とり網を握っている。

「リナちゃん? いいえ。今から探しに行く所よ」
 ダルフィンは首を傾げてルナに答える。

「おかしいわね・・・・・・確かにこっちに来た筈なんだけど・・・・・・」
 ルナはふぅ、と困ったように息を吐く。

「わたしが追いかけたせいでリナってば遊んでもらっているって思ったみたいなのよ・・・・・・そうね、今のリナにしてみれば鬼ごっこの鬼がわたしなのよね」
 そう呟いた時、突如ゼロスの背中に何かが抱きついた。

「っ!? わああああああああ!!?!??!?」
 ゼロスは思わず叫び声を上げる。

「ゼロス?」
 かなり珍しい・・・というより初めて聞く部下の叫び声に、ゼラスは驚く。
 ゼロスが振り返るより早く、後ろに抱きついたナニかはゼラスの目の前に移動した。

 フリフリの純白の服に身を包んだ、推定1歳半の幼女が宙に浮かんできゃらきゃら笑っている。

「「リナ(ちゃん)!!!」」

 ルナとダルフィンの声が重なる。

「あい!」
 リナは楽しそうに返事をする。

 リナは先程まで自分を追いかけていたルナがいない事に気付き、見つからないように移動しながらルナを探していたのだ。
 そしてルナとダルフィン、ゼラスとゼロスを見つけ、空間移動で一番近くにいたゼロスの背中に抱きついたのだ。

 ゼロスが予想以上に驚いたため、リナは上機嫌でふよふよ宙に浮いている。

「み〜ゆ♪ おみゆ♪(訳:み〜ず♪ おみず♪)」

 リナはくるくる指を動かし、水を喚ぶ。
 そしてリナの目の前の空間が歪み、大量の水が湧いて出てきた。

 ゼラスは目の前で背を向けて宙に浮いている幼女、リナを見ている。
 大量の水が溢れてきても一向に動じない。
 まあ、どんなに水浸しになろうとも瞬時に元に戻せるし、精神生命体なのだから問題ないのだ。

「ざっば〜ん♪」

 楽しそうに自分で擬音語を言いながら、ぱちぱち手をたたいて喜ぶ。

「リナ殿」
「う?」

 ゼラスがリナを呼び、リナはゼラスの声に振り向く。

「リナ殿、ほら、おいで。アメをあげよう」
 ゼラスはどこからともなく取り出したぺろぺろキャンディをリナに差し出してリナを呼ぶ。

「きゃあ〜い(はあと)♪」
 リナはふよふよゼラスに近付く。
 ゼラスは側に来たリナを抱き、自分の膝に乗せてキャンディを与える。
 リナはゼラスの膝の上で上機嫌にぺろぺろキャンディをなめる。

 ルナ、ダルフィン、ゼロスは水が治まり、ようやく結界を解く。

「ようやく大人しくなったわね・・・ああ、でもそれだけじゃ足りないからお菓子持って来るわ」
 ルナはそう言って素早く空間移動し、次の瞬間現れた時には大量のお菓子を両手に抱えていた。

 数分後。
 大量のお菓子を食べて大人しくなっているリナはゼラスに任せ、ルナ、ダルフィン、ゼロスは話し合っていた。

「魔法薬の効果が切れるのは一週間後よ」
「リナの魔力は人間のレベル超えているのよ。下手をしたら魔王7分の1やわたし以上なのよ? それでも3歳少し過ぎるまで封印しなかったのはL様に言われていたからなんだから」
「L様が!? 何故?」
「今の騒動見て判らない?」
「「「ああ・・・・・・・・・・・」」」
 思わず納得するゼラス、ゼロス、ダルフィン。
「それに魔法薬の効果が切れれば封印も元に戻る筈だし、これ以上変な影響与える訳にはいかないでしょう? 効果が切れるまでリナのお守り、手伝ってね、三人とも」
 ルナ、ダルフィン、ゼラス、ゼロスの話し合いが終わる頃には、リナは大量にあったお菓子を全て平らげ、ゼラスの膝の上でうとうとし始めている所だった。


 続きます☆



  △ ▲ ▽ ▼ ◇ ◆ △ ▲ ▽ ▼ ◇ ◆ △ ▲ ▽ ▼

 あと1回か2回で終わる・・・・・・・・・・・・と思います。
 それまでお付き合い頂ければ幸いです(平伏)。
 それでは・・・(ダッシュ。逃走)