◆−ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章1−D・S・ハイドラント (2003/1/5 18:02:19) No.24268
 ┣Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章1−エモーション (2003/1/5 21:09:46) No.24269
 ┃┗Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章1−D・S・ハイドラント (2003/1/5 22:06:24) No.24274
 ┣ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章2−D・S・ハイドラント (2003/1/7 17:17:36) No.24311
 ┃┗Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章2−エモーション (2003/1/7 21:44:19) No.24313
 ┃ ┗Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章2−D・S・ハイドラント (2003/1/7 22:49:27) No.24315
 ┗ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章3−D・S・ハイドラント (2003/1/10 21:31:54) No.24345
  ┣Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章3−エモーション (2003/1/10 22:56:03) No.24347
  ┃┗Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章3−D・S・ハイドラント (2003/1/11 09:49:22) No.24349
  ┗ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章4−D・S・ハイドラント (2003/1/11 20:13:38) No.24352
   ┣Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章4−エモーション (2003/1/11 22:10:12) No.24353
   ┃┗Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章4−D・S・ハイドラント (2003/1/11 22:17:42) No.24354
   ┗ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章5−D・S・ハイドラント (2003/1/17 09:01:05) No.24406
    ┣Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章5−エモーション (2003/1/17 20:30:22) No.24411
    ┃┗Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章5−D・S・ハイドラント (2003/1/17 21:25:08) No.24415
    ┗ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章6−D・S・ハイドラント (2003/1/19 21:33:21) No.24430
     ┗Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章6−エモーション (2003/1/19 23:12:13) No.24435
      ┗Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章6−D・S・ハイドラント (2003/1/20 16:21:30) No.24436


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24268ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章1D・S・ハイドラント 2003/1/5 18:02:19


 爽やかな風に男の色が、より鮮明へとなりゆく。
 黄金の髪をなびかせ、白い肌は力強さ、青の軽鎧は深海の光沢を放つ。
 優しい風が吹く中、重い荷物とともに石巨人の腕の如き、城門を潜ろうとする。
 「おい、お前何者だ。」
 巨大な格子の前で兵士に声を掛けられた。
 「ガウリイ=ガブリエフ、見ての通り旅の剣士だ。」 
 微笑みつつ、滑らかに答えた。
 「じゃあ聞くが、お前が抱いてる女は何だ?」
 その視線は、男が抱き抱える黒髪に氷の如く白い肌の、光の神の信者であろう女にただ注がれていた。
 「旅の途中で倒れていた。まだ目は覚まさないようだ。」
 すると兵士は溜息1つの後に
 「仕方ない・・・通れ。」
 格子が音を立てて引き上げられ、男は歩みだした。
 「お前例の大会に出るんだろ。」
 通り過ぎようとする男に兵士は先ほどよりも軽い口調で話し掛けてきた。
 「何だそれ?」
 男は立ち止まる金髪が少し揺れた。
 同時に凛々しげな顔立ちが滑稽なものへと変ずる。
 「何だ、剣士のくせにそんなことも知らないのか。」
 と呆れ声の後、兵士は懐を漁り一枚の紙くずを素早く取り出し、叩きつけるように見せた。
 「何だこれ?」
 そう言いつつ、少し屈みこんで文面に視線を走らせた。
 そこには、第1回全国伝説の勇者様捜索武術剣術その他諸々とにかく強けりゃ勇者だ何でもあり大決闘大会と書かれていた。
 「どうだ、出てみるか。」
 兵士の期待を交えた声に、
 「もちろんだ。」
 急に、笑顔に戻り、
 「じゃあな期待してるぞ。」
 暖かな追い風を受けガウリイは王都ラダトームへと入っていった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
久しぶりのDQです。
短いです。

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24269Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章1エモーション E-mail 2003/1/5 21:09:46
記事番号24268へのコメント

こんばんは。

ドラクエだ〜 (^.^)
いつの間にやらラダトーム……。
ところで何日眠っているんでしょう、このお嬢さん。
でも
> 「旅の途中で倒れていた。まだ目は覚まさないようだ。」
……落ちてたと言われなかっただけ、良かったねと思ったのは何故でしょう……。

> そこには、第1回全国伝説の勇者様捜索武術剣術その他諸々とにかく強けりゃ勇者だ何でもあり大決闘大会と書かれていた。
凄い分かりやすい大会の趣旨(笑)
イメージはDQ4のエンドールの大会でしょうか?
どちらにしても実にガウリイ向きの大会ですね。
とりあえず普通の状況ならブラックVrの出番はなさそうですし。
ところでこの兵士さん、すぐにガウリイが強いって分かったのでしょうか。
……仲間と優勝者のトトカルチョやってたら嫌だな(笑)

さて、こちらもどうなるのかなと思っていました。
続き楽しみにしています。
では、この辺で失礼いたします。

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24274Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章1D・S・ハイドラント 2003/1/5 22:06:24
記事番号24269へのコメント


>こんばんは。
こんばんは
>
>ドラクエだ〜 (^.^)
凄い久しぶりですこれ
>いつの間にやらラダトーム……。
いつの間にやらです
>ところで何日眠っているんでしょう、このお嬢さん。
さあ何か理由があるのかな
>でも
>> 「旅の途中で倒れていた。まだ目は覚まさないようだ。」
>……落ちてたと言われなかっただけ、良かったねと思ったのは何故でしょう……。
それ考えましたが、さすがに怪しくなりそうなので故意にこういう風に言わせました。
>
>> そこには、第1回全国伝説の勇者様捜索武術剣術その他諸々とにかく強けりゃ勇者だ何でもあり大決闘大会と書かれていた。
>凄い分かりやすい大会の趣旨(笑)
その代わりか長いですけど
>イメージはDQ4のエンドールの大会でしょうか?
そんなところでしょうか
>どちらにしても実にガウリイ向きの大会ですね。
どんな強敵が出るのでしょうか・・・。
>とりあえず普通の状況ならブラックVrの出番はなさそうですし。
>ところでこの兵士さん、すぐにガウリイが強いって分かったのでしょうか。
オーラとかで分かるのかも
>……仲間と優勝者のトトカルチョやってたら嫌だな(笑)
う〜む・・ありえる
>
>さて、こちらもどうなるのかなと思っていました。
>続き楽しみにしています。
>では、この辺で失礼いたします。

はい。

どうもありがとうございます

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24311ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章2D・S・ハイドラント 2003/1/7 17:17:36
記事番号24268へのコメント

薄暗い黄金色の輝き。
女を宿に預けた後、しばし休憩を取ってガウリイは黄昏時には酒場にいた。
小さな椅子に腰掛け、カウンターに右腕を寝かせると、
「マスター、ビールくれ」
「あいよ。」
なかなか威勢の良い声の中年男性、比較的細身でそれなりの品はある。
ただ時の流れに身を任せつつ、時折溜息。

「あんたもあの手かい。」
杯が音を立ててカウンターに置かれる。
「何のことだ?」
それを右手で口元まで持っていく。
「大会だよ。知らないわけじゃないだろ。」
ガウリイは中身の目減りした杯をカウンターにそっと置くと、
「………………………………そおいえばあったな。」
と手を打つ。
「俺もそれに出るらしいんだ。」
と瞳を煌かせて笑顔を浴びせる。
「らしい?・・・まあ良いが・・・。」
と、奥に去ろうとするが、立ち止まり。
「明日は本番だろ、がんばれよ。」
そして去った。
「何っ明日だったのか。」
驚き声を上げる。

ガウリイは懐から安いゴールド硬貨を数枚置くと、
「ありがとよ。」
店をあまりにも早く出た。

その酒場には屈強な男達がたくさんいた。
しかしその中で微笑む細身の男、銀髪だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
またまた短ぃ〜

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24313Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章2エモーション E-mail 2003/1/7 21:44:19
記事番号24311へのコメント

こんばんは。

ガウリイ、一息ついてますね。
女の子とは言え、人1人抱えてたら、かなり腕が痛くなっているような
気がしますが。
でも大会の日程とか綺麗に忘れているのが……(笑)
ちゃんと、出場の手続き取っているのでしょうか?
それとも今から行くのかな。

何気に微笑む銀髪さん……。
ノーストさんですよねぇ……。

……この大会も、ブラック登場しかねないのでしょうか。(汗)

では、短いですが失礼します。

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24315Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章2D・S・ハイドラント 2003/1/7 22:49:27
記事番号24313へのコメント


>こんばんは。
こんばんは
>
>ガウリイ、一息ついてますね。
そうですね
>女の子とは言え、人1人抱えてたら、かなり腕が痛くなっているような
>気がしますが。
あっ忘れてた。
>でも大会の日程とか綺麗に忘れているのが……(笑)
>ちゃんと、出場の手続き取っているのでしょうか?
>それとも今から行くのかな。
当日参加自由ということになるかと・・・。
>
>何気に微笑む銀髪さん……。
>ノーストさんですよねぇ……。
多分。
>
>……この大会も、ブラック登場しかねないのでしょうか。(汗)
どうですかね
>
>では、短いですが失礼します。
それでは〜

レスありがとうございます

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24345ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章3D・S・ハイドラント 2003/1/10 21:31:54
記事番号24268へのコメント

 闇がすべてを覆う永い混沌。
 しかしそこに何かを垣間見ることはなかった。
 いや見たものなど記憶することが出来ないからかも知れないが・・・。
 ガウリイの目覚めは早いものであった。
 「ふわああああ」 
 朝日の光線は爽やかなものである。睡魔を飛ばすほどではけしてないものの。
 例の女は別室に泊めてある。
 一応教会にも足を運んだが特に異常はなく、ただ気を失っているらしいとそう言われただけだ。
 剣を取り、鎧も見に着け、ガウリイは繰り出した。淡い陽射しを背に・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
うわっかなり短っ

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24347Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章3エモーション E-mail 2003/1/10 22:56:03
記事番号24345へのコメント

こんばんは。

大会の日ですね。あた〜らし〜い、あ〜さがきた〜(笑)

> 例の女は別室に泊めてある。
あ、一緒じゃなかったのね。←待てこら。
ツインでも取ったのかと思いましたよ。←さらに待て。

> 一応教会にも足を運んだが特に異常はなく、ただ気を失っているらしいとそう言われただけだ。
……あまり長時間だと、かなり危ない気がしますが……。
でも、すでに目を覚ましていたりして。

> 剣を取り、鎧も見に着け、ガウリイは繰り出した。淡い陽射しを背に・・・。
ああ、勇者、立ってみる、と言う感じです。

>うわっかなり短っ
でも、他にいっぱい書いてますからね。無理せずに書いてくださいね。

では、これで失礼します。

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24349Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章3D・S・ハイドラント 2003/1/11 09:49:22
記事番号24347へのコメント


>こんばんは。
こんばんは
>
>大会の日ですね。あた〜らし〜い、あ〜さがきた〜(笑)
幼い頃、その歌を『新しいアザラシが・・・』アザラシ?しかも新しいって・・・?
いや関係ないですね。
>
>> 例の女は別室に泊めてある。
>あ、一緒じゃなかったのね。←待てこら。
>ツインでも取ったのかと思いましたよ。←さらに待て。
にしてもお金あるのかなあ
>
>> 一応教会にも足を運んだが特に異常はなく、ただ気を失っているらしいとそう言われただけだ。
>……あまり長時間だと、かなり危ない気がしますが……。
>でも、すでに目を覚ましていたりして。
そーかも知んないです。
>
>> 剣を取り、鎧も見に着け、ガウリイは繰り出した。淡い陽射しを背に・・・。
>ああ、勇者、立ってみる、と言う感じです。
外見だけなら勇者でもおかしくなかろう・・・。やはりそこらも大事ですな。
>
>>うわっかなり短っ
>でも、他にいっぱい書いてますからね。無理せずに書いてくださいね。
まあメッキー3の19章が厳しかったですから・・・。
>
>では、これで失礼します。
どうもありがとうございます。こんな短い駄文にレス入れてくださって大変ありがとうございます。

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24352ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章4D・S・ハイドラント 2003/1/11 20:13:38
記事番号24345へのコメント

 いつもと同じく飛ぶ風、白亜の石壁の城、光と陰に彩られし樹木達。
 ただ違うのは人々のみ・・・。

 「うけつけっていうのはここなのか?」
 「そうだが参加者の方かね。」
 剣士らしき男に壮年の兵士は軽く返した。
 剣士はその鎧や大剣の質に似合わず、表情は眠気と自信のなさに満ちている。淡い黄金の髪も荒れている。青く虚ろな双眸のの焦点は定まっていない。
 「ああそれそれ!」
 「ならば登録しておくが・・・」
 そう笑い掛ける。そしてなにやら紙を取り出して・・・。
 「とりあえず名前だけ聞かせてもらおうか・・・。」
 すると剣士は・・・。
 「・・・・・・・・あっ・・・俺の名はガウリイ、ガウリイ=ガブリエフだ。」
 聞かない名だ。だが登録は自由。どうせこんなのが優勝するはずはないだろう。
溜息1つの後、
「分かった登録しておくよ・・・控え室のことは適当に誰かに聞いてくれ、後・・・問題は起こすなよ。」
「分かってるって。」
 
こうしてガウリイは例の大会に参加することとなった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
またもや短い・・・。
ううむこれくらいしか書くことないしな。
まあもうすぐ大会始まります。

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24353Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章4エモーション E-mail 2003/1/11 22:10:12
記事番号24352へのコメント

こんばんは〜。

娘さんの様子見ないで、さっさとこっちに来ちゃったんですか? ガウリイ……。

> 剣士はその鎧や大剣の質に似合わず、表情は眠気と自信のなさに満ちている。淡い黄金の髪も荒れている。青く虚ろな双眸のの焦点は定まっていない。
寝過ごして慌てて来たって感じですね(笑)しかも半分寝ているような……。

> 「・・・・・・・・あっ・・・俺の名はガウリイ、ガウリイ=ガブリエフだ。」
……一瞬、忘れてたの……? まさか……(滝汗)

> 聞かない名だ。だが登録は自由。どうせこんなのが優勝するはずはないだろう。
普通は、そう思いますよね、まあ……。

>こうしてガウリイは例の大会に参加することとなった。
何だか、大会が始まった途端、ブラックが「ストレス解消」とか言って、
出てきたりして。
それとも試合のギリギリまで寝てるとか。

さて、どんな大会になるのでしょう? 怪しい銀髪さんも潜んでいるみたいですし。

では、短いですが、これで失礼します。

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24354Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章4D・S・ハイドラント 2003/1/11 22:17:42
記事番号24353へのコメント


>こんばんは〜。
こんばんは
>
>娘さんの様子見ないで、さっさとこっちに来ちゃったんですか? ガウリイ……。
そうっぽいです
>
>> 剣士はその鎧や大剣の質に似合わず、表情は眠気と自信のなさに満ちている。淡い黄金の髪も荒れている。青く虚ろな双眸のの焦点は定まっていない。
>寝過ごして慌てて来たって感じですね(笑)しかも半分寝ているような……。
多分そうです
>
>> 「・・・・・・・・あっ・・・俺の名はガウリイ、ガウリイ=ガブリエフだ。」
>……一瞬、忘れてたの……? まさか……(滝汗)
いやどうなのでしょう
>
>> 聞かない名だ。だが登録は自由。どうせこんなのが優勝するはずはないだろう。
>普通は、そう思いますよね、まあ……。
そうですよね
>
>>こうしてガウリイは例の大会に参加することとなった。
>何だか、大会が始まった途端、ブラックが「ストレス解消」とか言って、
>出てきたりして。
>それとも試合のギリギリまで寝てるとか。
どうなのでしょう。ブラックの謎も解き明かされるかも・・・。
>
>さて、どんな大会になるのでしょう? 怪しい銀髪さんも潜んでいるみたいですし。
いきなり凶悪モンスターが出てきて『倒せ!』ってなってそこで生き残ったものが決勝トーナメントという感じが現在の設定です。
>
>では、短いですが、これで失礼します。
いえこちらが短いので・・・。

レス大変感謝いたします。どうもありがとうございます

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24406ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章5D・S・ハイドラント 2003/1/17 09:01:05
記事番号24352へのコメント

 凍てついた、時流れは緩やかで、刻む速度は明白でそして曖昧すぎる。
 ただその流れのままに、ただ流されるままに・・・。
 「ふぁああああ」
 その静寂は打ち消え、そして遅れて真のそれが訪れる。
 「暇だなあ。」
 立ち上がると、そして空間に気配は消えていく。

 さ迷い歩くときはけして苦にはなりえない。城内は広く、警備の範囲外であっても彼を惑わせるほどになっていた。
 だが孤独でなきことがその心に安息与える。
 すれ違う、男、銀髪の長髪に、白の軽量な衣服。そんな部分だけを感じ取っていた。
 「ふぁあああ」
 欠伸が上がる・・・そして次の瞬間には・・・。
 その身の疲れが吹き飛び、重荷が消えたように錯覚できた。
 なおも歩く。すると次は鎧を身に着けた兵士風の男、
 「ガウリイ様、探しました。間もなく予選が始まります。」
 淡々とした、それでも重い口調。後の方は地であろう。
 「ええ!・・・もう?」
 眠気を飛ばし驚く、剣士ガウリイ。
 「ええご案内しますので、早く・・・。」
 そこに含まれし笑みの意味をガウリイは分からずにいた。

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24411Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章5エモーション E-mail 2003/1/17 20:30:22
記事番号24406へのコメント

こんばんは。

> さ迷い歩くときはけして苦にはなりえない。城内は広く、警備の範囲外であっても彼を惑わせるほどになっていた。
道に迷ったんですね……。

> だが孤独でなきことがその心に安息与える。
> すれ違う、男、銀髪の長髪に、白の軽量な衣服。そんな部分だけを感じ取っていた。
……もしかして、同じ人ばっかりすれ違っているんでしょうか?
怖いですね、それ……。

> 「ガウリイ様、探しました。間もなく予選が始まります。」
何故、様付きなんでしょう?

> 「ええご案内しますので、早く・・・。」
> そこに含まれし笑みの意味をガウリイは分からずにいた。
何かすでにピンチのような……。どーなるのかな……。
もしここで死んだら「おお、ガウリイ。死んでしまうとは情けない。
そなたにもう一度チャンスを与えよう」とか言われて、前回セーブした
ところからやりなおしで、所持金が半額減っているんでしょうか?

とりあえず、銀髪男が気になります。やっぱり彼なのかなあ……。
では、続きを楽しみにしています。

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24415Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章5D・S・ハイドラント 2003/1/17 21:25:08
記事番号24411へのコメント


>こんばんは。
こんばんは
>
>> さ迷い歩くときはけして苦にはなりえない。城内は広く、警備の範囲外であっても彼を惑わせるほどになっていた。
>道に迷ったんですね……。
そうかも・・・。
>
>> だが孤独でなきことがその心に安息与える。
>> すれ違う、男、銀髪の長髪に、白の軽量な衣服。そんな部分だけを感じ取っていた。
>……もしかして、同じ人ばっかりすれ違っているんでしょうか?
>怖いですね、それ……。
それは怖いですね。
>
>> 「ガウリイ様、探しました。間もなく予選が始まります。」
>何故、様付きなんでしょう?
ホテルのフロントなどで様付けるのと同じような感じでしょうか・・・まあお客様かどうかは疑問ですが・・・。
ガブリエフ様だったかな(何分学校で書いてたため焦り混じり)
>
>> 「ええご案内しますので、早く・・・。」
>> そこに含まれし笑みの意味をガウリイは分からずにいた。
>何かすでにピンチのような……。どーなるのかな……。
>もしここで死んだら「おお、ガウリイ。死んでしまうとは情けない。
>そなたにもう一度チャンスを与えよう」とか言われて、前回セーブした
>ところからやりなおしで、所持金が半額減っているんでしょうか?
ううむどうなのでしょう。
>
>とりあえず、銀髪男が気になります。やっぱり彼なのかなあ……。
さあ?
>では、続きを楽しみにしています。
>
それではどうもレスありがとうございます。

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24430ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章6D・S・ハイドラント 2003/1/19 21:33:21
記事番号24406へのコメント

 「えーーーただいまより予選を始めたい。」
 声が響き渡る。円形の闘技場らしき空間、周りを取り囲む人々より歓声が上がる。
 ガウリイのいるのは下の、つまり闘うもの達の場。微かな笑いが向けられているようでもあった。
 「予選内容は簡単だ。」
 その声の主こそ、アレフガルドの王たるラルス16世(であってたっけ)。福与かな身体に白髭を生やした、中年の男だ。赤と白の豪勢な衣服を身につけている。
 「生き残れ!」
 闘技場にはかなりの数の人々がいる。剣士や荒くれものなど見るからに強そうなもの達だ。それほど勇者となるのは名誉なことなのだろう。
 「ああなんだあ・・・」
 余裕のではなくただの眠気での欠伸。
 その時、何かの音がした。それに覚醒を促がされる。
 その主を辿れば闘技場の隅に開いた鉄格子・・・そこより来る獣の唸り声。
 ガウリイは素早く背に、手を伸ばす。
 だが・・・空を切るのみ。
 剣が――ない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
また短い・・・次からは何日かに分けて1話書くことにしようかな。


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24435Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章6エモーション E-mail 2003/1/19 23:12:13
記事番号24430へのコメント

こんばんは。

> その声の主こそ、アレフガルドの王たるラルス16世(であってたっけ)。
私も覚えてません。勇者がロトと呼ばれていることと、ランダムで名前が
決まるDQ2の仲間の王子の名前が「トンヌラ」だったことくらいしか……。

> 「生き残れ!」
簡潔ですね……。って、死ぬこと前提ですか、この大会?!

> ガウリイは素早く背に、手を伸ばす。
> だが・・・空を切るのみ。
> 剣が――ない。
……えっ?(滝汗) 何が……?! いくらガウリイが半分寝ぼけていても、
剣をかすめ取ったりするのは、かなり難しいと思うのに?!

さっそくのアクシデント。ガウリイはこのピンチをどう切り抜けるのでしょう?
……とりあえず、早く剣を調達するのが必然ですよね。

では、この辺で失礼します。
無理せず、気長に書いてくださいね。

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24436Re:ドラゴン☆クエスト〜海月伝説〜血風の章6D・S・ハイドラント 2003/1/20 16:21:30
記事番号24435へのコメント


>こんばんは。
こんばんは。
>
>> その声の主こそ、アレフガルドの王たるラルス16世(であってたっけ)。
>私も覚えてません。勇者がロトと呼ばれていることと、ランダムで名前が
>決まるDQ2の仲間の王子の名前が「トンヌラ」だったことくらいしか……。
確か変更も出来たような・・・。

多分ラルス14世か16世・・・。
>
>> 「生き残れ!」
>簡潔ですね……。って、死ぬこと前提ですか、この大会?!
そうみたいです。
>
>> ガウリイは素早く背に、手を伸ばす。
>> だが・・・空を切るのみ。
>> 剣が――ない。
>……えっ?(滝汗) 何が……?! いくらガウリイが半分寝ぼけていても、
>剣をかすめ取ったりするのは、かなり難しいと思うのに?!
まあそれほどまでに相手の技能が凄かった、と
>
>さっそくのアクシデント。ガウリイはこのピンチをどう切り抜けるのでしょう?
>……とりあえず、早く剣を調達するのが必然ですよね。
他の人から奪う、とか・・・。
>
>では、この辺で失礼します。
>無理せず、気長に書いてくださいね。
はい分かりました。

レスありがとうございます。