◆−新年、明けましておめでとうございます!−かお (2003/1/2 22:49:43) No.24210
 ┣エル様漫遊記・完全無欠版・その一(映画の本編)−かお (2003/1/2 22:52:22) No.24211
 ┣エル様漫遊記・完全無欠版・そのニ(映画本編)−かお (2003/1/2 22:53:54) No.24212
 ┣エル様漫遊記・完全無欠版・その三(映画の本編もどき)−かお (2003/1/2 22:55:09) No.24214
 ┣エル様漫遊記・完全無欠版・其の4(映画本編のり)−かお (2003/1/3 00:51:23) No.24218
 ┃┗映画だっ!−にゅーよーく (2003/1/3 18:14:51) No.24233
 ┃ ┗映画の本編投稿ですv(こらまて!)−かお (2003/1/3 23:55:10) No.24241
 ┃  ┗マジですか?!−にゅーよーく (2003/1/4 00:47:00) No.24242
 ┃   ┗おおまじですが?(まて!)−かお (2003/1/4 20:25:20) No.24253
 ┃    ┗えええッ!?−にゅーよーく (2003/1/4 22:46:15) No.24260
 ┣エル様漫遊記・完全無欠版・其の5(映画本編のり)−かお (2003/1/3 23:36:35) No.24239
 ┃┣ナーガのほうがリナより破壊神なのでは…?−にゅーよーく (2003/1/4 02:44:02) No.24245
 ┃┃┗(多分中級)魔族ジョイロックv−かお (2003/1/4 20:39:10) No.24255
 ┃┗あああああああっ!−水島飛鳥 (2003/1/4 05:23:37) No.24248
 ┃ ┗映画は、私も後で知った口v−かお (2003/1/4 20:45:45) No.24256
 ┣エル様漫遊記・完全無欠版・其の6(映画本編のり)−かお (2003/1/4 23:44:19) No.24262
 ┃┗人徳最高!−にゅーよーく (2003/1/5 01:44:41) No.24264
 ┃ ┗あのリナ、かわいいですよねv−かお (2003/1/5 23:40:02) No.24278
 ┃  ┗答え。−にゅーよーく (2003/1/6 00:29:58) No.24279
 ┣エル様漫遊記・完全無欠版・其の7(映画本編のり)−かお (2003/1/5 23:29:17) No.24277
 ┃┗愚かという言葉はこういう奴のためにあるのです。(まて)−にゅーよーく (2003/1/6 00:58:07) No.24280
 ┃ ┗連休があるのは幸せですv(こら!)−かお (2003/1/7 23:56:44) No.24319
 ┣エル様漫遊記・完全無欠版・其の8(映画本編のり)−かお (2003/1/7 01:09:31) No.24302
 ┃┣Re:エル様漫遊記・完全無欠版・其の8(映画本編のり)−水島飛鳥 (2003/1/7 11:06:16) No.24307
 ┃┃┗私はワード貼り付け、ここのチャットで教えてもらいましたv−かお (2003/1/8 00:13:43) No.24320
 ┃┗とうとう学校が…。−にゅーよーく (2003/1/7 14:40:33) No.24308
 ┃ ┗私はやっぱり定時では戻れない・・・・−かお(薫) (2003/1/8 00:24:37) No.24321
 ┣エル様漫遊記・完全無欠版・其の9(映画本編のり)−かお (2003/1/7 23:45:20) No.24318
 ┃┗エルフって一体…。−にゅーよーく (2003/1/8 14:35:47) No.24329
 ┃ ┗多分あるのでしょう(それか魔法をかけてるか)−かお(薫) (2003/1/8 22:24:55) No.24334
 ┗エル様漫遊記・完全無欠版・其の10(映画本編完結)−かお(薫) (2003/1/8 02:40:43) No.24323
  ┗あー終っちゃいました…。−にゅーよーく (2003/1/8 14:56:03) No.24330
   ┗ナマコは新鮮だとこりこりしてておいしいですv−かお(薫) (2003/1/8 22:34:51) No.24335


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24210新年、明けましておめでとうございます!かお E-mail URL2003/1/2 22:49:43


こんにちわ。
新年、明けましておめでとうございます。
今年も駄文を投稿するつもりですので(こらこら!)
よろしくお願いしますのです。
・・・え?
リレー小説もどき・?
あ・・あはは(汗)
は・・半年・・やってませんね・・(汗)
すいません・・・(涙)
まあ、何はともあれ(こらこらこら!)
新年企画発動!(なのか!?)
というわけで。
スレの世界設定のままで。
リナが、実は、金色の王だったら?
という、のりの、『エル様漫遊記』
番外編は、ここに投稿してますがv(無謀な・・)
その、本編の一つ!!!!
何と、記念すべき、映画、第一弾!
完全無欠版スレイヤーズ!
その『漫遊記本編』を投稿させていただきます!
え?
・・全て打ち込んでから投稿するんじゃなかったかって?
・・・・その場のいきおい。時のいきおいです。(ナーガか!?)
それでは!
突っ込み、オッケーv(かなりまてぃ!)
ではでは、いくのです!

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24211エル様漫遊記・完全無欠版・その一(映画の本編)かお E-mail URL2003/1/2 22:52:22
記事番号24210へのコメント



  こんにちわ。
  新年、明けまして、おめでとうございます。
  本年度もよろしくお願いします。
  ・・・って。何番外編と平行して、
  打ち込んでいるのでしょうか?
  しかも、他のを全然手を着けずに・・・。
  というか。
  書き殴りにて、大捜索に登録。
  やってたら、じ・・時間が(汗)
  うーみゅ・・。
  エル様漫遊記の番外編登録・・。
  ・・またにしよ・・(こらこらこら!)
  ふふふふふふふふふふふ♪
  さぁぁて!
  うっふふふふふふふふふふふふ♪
  (しくしくしく・・・保存せずに打ち込んでたら・・消えたぁ!
    か・・返して!私の三時間!!!涙)

################################



  願うのは。
  ただ一つ。
  母なる存在よ。
  我らの願いを聞き入れたまえ―。


  過去も、現在も未来も関係ない。
  時空の狭間。
  そこに迷い込んでいる、一つの島。
  彼等の望みは―。
  ただ、一つ―・・・・。


  
  「ぎゃはっはっはっ!」
  その日は。
  この島にとって。
  祭りの始まる日でもあった。
  かつての、大きな戦いが終わり。
  そして。 
  この時期。
  島全体で、人や、エルフ。
  それぞれにわたって。
  形式は違うものの。
  形を変えて、祭りという形にと姿を変えて。
  とりあえず、平和になったことを祝うもの。
  そんな賑わいの中。
  出現した、一つの存在に。
  その、にぎやかさは打ち砕かれ。
  
  ゴゥ・・・。 
  島全体にと広がる、噴煙に。
  巻き起こる悲鳴の数々。
  「はぁぁぁ!」
  そんな中。
  一人の少年がかけてゆく。
  青い髪に緑の瞳。
  その青い髪をなびかせながら。
  そして。
  背中にさしている、剣を引き抜き。
  目の前にいる存在。
  このあたりの小動物を媒体として、物質世界にと具現化している。
  魔族ともいうにも、あまりに下級過ぎるほどの。
  精神生命体である、それら。
  いわゆる、この世界の存在の名称でいくなれば。
  レッサーデーモンと呼ばれる代物。
  それに向かって、かけてゆく、青い髪に緑の瞳の少年が一人。
  その手にもたれている、剣には。刃がない。
  そして。
  口から吐き出されてゆく、炎をことごとく交しつつ。
  その、レッサーデーモンと呼ばれている、彼等にとっては。
  異形のものの懐にとはいりこんでゆき。
  「光よ!」
  少年の声と共に。
  刃のない剣の柄に。 
  青白い光の刃が出現し。
  そのまま。
  デーモンの姿は、無と貸してゆく。



  「ぎゃはははは!」
  少年が向かっていたのは。
  前日に、約束してあった。
  友達―彼にとって、大切な女性との待合場所。
  今はそんなことをいっているときではない。
  彼女は無事なのだろうか。
  いきなり、島のいたるところに出現したレッサーデーモン。
  不安が襲い来る。
  そして。 
  たどり着いた、その場所―エルフの隠れ里で。
  彼がみた光景は。
  祭りの酒をがはがばと飲み干し、笑っている緑色の物体一つと。
  そして。
  所狭しと、散らばっている、食べ物や。
  冷たい骸と化しているなきがらを食べているデーモンの数々。 
  中には。
  今だに息があり。
  声にならない悲鳴をあげつつ。
  生きたまま、食べられている。
  という光景も見て取れるのであるが。
  そして。
  最も怖れていたこと。
  つまりは。
  視界の先に。
  彼にとって、大切なエルフの姿が。
  映りこむ。
  そこには。
  信じたくない光景。
  金色の髪に青い瞳の少女。 
  その瞳は固く閉ざされている。
  身動き一つせずに。
  横たわる少女の姿が見えるのみ。
  「う・・・うわぁぁぁぁ!」
  剣を掴み。
  辺りにいる、デーモン達を滅ぼしつつも。
  その、中心にいる、緑色の存在にと向かって、走ってゆく少年。
  だが。
  いともあっさりと、傷一つすら付けられることなく。
  「ぎゃはははは!楽しませてもらったぜ!」
  捨て台詞を残し。
  ふい。
  やがて。
  空間を渡り、その場からいなくなってゆくそれ。
  ―純魔族。
  ある程度、力のある精神生命体である、魔族の彼等は。 
  その力のみで、実体化することが可能。
  といっても。
  力あるものほど。
  物質世界で、活動するのに影響がない姿をとることができるのであるが。
  しかし。
  今。
  掻き消えたそれは。
  どうみても、異形の存在。
  にしか映らない。


  「・・・・ラウリイ・・・来て・・くれ・・た・・の?」
  すでに、視界が聞かない手を上げて。
  抱きかかえる少年の頬に手を当てる。
  エルフの少女。
  少女に見えても。
  年齢は。
  すでに、二十代にと言っているのであるが。
  エルフは、その長い寿命と影響して。
  成長速度も人とは異なる。
  「しゃべるな!駄目だ!メリルーン!駄目だ!」
  握り返す、その手から。
  温もりがなくなってゆく。
  「・・・・よかった・・・あなたが・・ぶ・・じ・・で・・。」
  ぱたん・・・・。
  そのまま。
  静かに、目を閉じてゆく。
  「・・・・?メリルーン・・・っ!!!!!」
  やがて。
  辺りに倒れていた、他のエルフ。
  そして、
  島のいたるところにと転げているすでに、暖かさを持っていない、
  冷たい骸を。
  青白い光が覆ってゆく。
  そして。
  ラウリイと呼ばれた少年の目の前で。
  腕の中の少女もまた。
  そのなきがらから、青白い、光の粒子が、舞い出てゆき。
  「・・・フェアリー・・・ソウル・・・。」
  人の魂が結晶化したもの。 
  そう、伝説というか噂ではそうあった。
  

  ―島と、その願いと、命を共にする存在。
   こんな、歴史は・・あってはならない。
   島と、そして。
   島に存在していた全ての祈りが。
   全ての嘆きが。
   島全体を覆ってゆき。
   やがて。
   フェアリーソウルと、霧に包まれつつ。
  ―島は。
   突如として。
   その場から、掻き消えてゆく。
   地図にはあるが、たどり着けないその場所。
   
   それらりのち。
   一年で、一度だけ。
   島に立ち入ることが、許されるようになったのは。


  今から、五百年ほど前のこと。


  

   とある、宿屋の一室で。
   手鏡を片手に。
   何やら、話しこんでいる、一人の少女。
   ―それで?どうする気?リナ?
   鏡の中にと映っているのは。
   どうみても、手鏡をもっている少女ではない。
   手鏡をもっているのは。 
   栗色の髪に、紅の瞳をしている少女。
   対して。
   鏡の中にと映って、なぜか、鏡の中に映っているのに。
   口が動き、会話をしているその姿の少女は。 
   栗色の髪の少女の年とはうらはらに。
   こちらは、十二、三歳程度であるのだが。
   鏡の中の人物は、どう見ても、十歳か、それより下。
   よくみて、十歳前後。
   である。
   そして。
   黒く長い髪をポニーテールにと、赤い喋々リボンで大きめにまとめ。
   にっこりと、鏡の中で微笑んでいたりする。
   「まあ、時期的にも、いいでしょ。
    原因のあいつが、島に戻っているし。」
   そう言っているのは、手鏡を持っている少女。
   そして。
   「まあ、この一年ばかり前に。
     また、あの島に戻って、好き放題やってるし。
     どうやら。それに。このまま、時空の狭間に、
     あの島、漂わせているわけにもいかないし。」
   その言葉に。
   ―あいつを滅ぼしたり、消滅させたくらいじゃ。
    魂の願い、叶えられないんじゃ?
   「だから、時間率、そのものを変えるのよ。
     といっても、活躍してもらうのは。
     あくまで、ここの次元に存在するそれらの生命。
     その役目だから。
     自らの身は、どうなってもいいから。
     島が望む時間に戻す。
     純粋なる、願いをもっている人間もいることだし。」
  その言葉に。
  ―じゃあ?エルが直接手をかけるわけ?
  「たまにはいいでしょ?
    あ、ユニットもくる?」
  ―面白そうね。じゃあ、チケットは。
   こっちがそっちにいって。 
   入手しておくわ。
  「わかったわ。それじゃ・・・・数ヵ月後に。」


  やがて。
  会話が終わり。
  鏡をかたん。
  と、側のテーブルに置くと。
  そこには。
  ただの普通の鏡が回りの部屋の様子を映しこんでいるのみ―。
   


     エル様漫遊記  〜完全無欠版スレイヤーズ!〜其の一


   

   「うーん。いい天気。」
   このあたし。
   リナ=インバースは。
   只今。
   エルメキアに位置している、とある町にと進んで。
   足を進めているまっ最中。
   瞬間移動や、空間移動。
   そういった、一瞬で移動できる方法も、簡単にできるものの。
   やっぱり。
   こうして、自らが、創り出した世界の一つを。
   自らの足で、見聞しつつ、歩いてゆくのも悪くない。
   というか。
   世界そのものが。
   あたしの中の一部のようなものだけど・・・。
   まあ、そんなことは、どうでもいいとして。
   この時期。
   その町から。
   海を隔てて。
   いつもは、深い霧にと閉ざされている。
   とある島にの定期便というか、観光船が出ているのである。
   その船に乗り込むために。
   こうして、進んでいるのだが。
   かつては、陸続きでも、移動が可能であったのだが。
   ほんの、五百年ほどまえに。
   あたしが今、向かおうとしている、ミプロス島は。 
   その、意思によって。
   この世界から、異なる時間率でと動き始め。
   というか、時空の狭間にと、
   その島全体を置いている。
   この時期。
   フェアリーソウルが漂い始めるこの時期限定で。 
   その、時空の狭間が、現代と結びつき。 
   こうして、他の行き来が可能となっているのだけど。
   まあ、待ち合わせは。
   船つき場か。
   もしくは、船の中。
   そう、決めているから。
   そんなに急ぐ必要もないし。
   ミプロスに向けての定期便が出ている、その町にと行き着くには。
   ちょっとした、山と崖を渡って、いくしか道がなかったりもするが。
   その横に川を携えながら。
   狭い道のその横に。
   切り立った、絶壁のすぐ下には、川が流れ。
   その周りには、木が生い茂り。
   そして、さらに視線の先には。
   広がる海が、太陽の光にと反射して、きらきらと煌いている。
   そして。
   その海の横に位置しているのが。
   目指す、町並み。
   すたすたすた。
   明るい日差しの太陽のもと。
   もくもくと。
   そんな街道を進んでいると。
   どさ。
   いきなり、進行方向に、直前にと投げ出されてくる、
   一つの足。
   ふみ。
   そのまま、気にせずに。
   足を踏んで。
   すたすたと歩いてゆくあたし。
  
   「いてぇ!」
   わざとらしく、踏まれた足を抱きかかえ。
   がさりと、茂みの中から、足を投げ出したまま。
   出てくる一人の男性。
   そして。
   「どうした!兄弟!」
   「こりゃひでぇ、骨が折れてる!
    やいやい、姉ちゃん、どうしてくれるんだよ。」
   いって。
   月並みよりも最低な台詞をつぶやいているが。
   すたすたと。
   あたしはそのまま、足を進めて行き。
   すでに、彼等の視線の先の彼方にとその姿を移動していたりする。
   「って・・ちょっとまてぃ!」
   そんなあたしを追いかけてくる、二人の男性。


   「ちょっとまてっていってるだろうが!」
   ぜいぜいぜい。
   息を切らせつついう髪を短くまとめたその男性の言葉に。
   「あら、運動不足じゃない?」
   あたしがいうと。
   「いやぁ、ここんとこ、運動らしきものはしてなくて。
     そういや、心臓の調子も・・。」
   入っている、体格のいい男性に。
   「そういや、俺も、ここんとこ、動機が激しくてって・・!
     健康診断をしてるんじゃない!
      やいやい!どうしてくれるんだよ!
       兄弟の足を無断で折りやがって!」
   いってくるその言葉に。
   すっ。
   あたしは、視線で、彼等の後ろを指し示す。
   その後ろからは。
   「おおい!まったくれぇ!」
   どすどすと。
   これまた、息を切らせつつ。
   走ってくる、先ほど、足を投げ出していた人物が一人。
   『・・・・』
   それを認め、しばし、言葉を失いつつ。 
   すぐに気を取り直して。
   「ま・・まあ、冗談はほどほどにして。
     姉ちゃん、命が惜しかったら、有り金、全部置いていきな。」
   話をはぐらかしてくる。
   「あら、あんた達、おいはぎ?(はあと)」
   にっこりと、あたしが微笑むと。
   「まあ、そうともいうな。」
   「つまり、立派な、悪人ってわけね(はあと)」
   「いやぁ、そうほめてられても。」
   別にほめてないけど?
   あたしの言葉にテレ始めてるし。
   この三人。
   ま。
   別に、相手をしても構わないけど。 
   ちょっと、ここ。
   場所が狭いしね。
   というわけで。
   「あっそ。んじや、そういうことで(はあと)
     爆裂陣(メガ・フランド)♪」
   ドドゴォン!
   『ひぎゃ!?』
   ひゅるる・・・・。
   ボチャン。
   あたしが放った、ここの世界の精霊魔法の一つ。
   どーでもいいような、その術で。 
   あっさりと、吹き飛ばされてるし。
   こいつらは。   
   そのまま、崖下の川にと流れていき。
   バッチャァァン!
   なぜか。
   その先にある、滝つぼにと落下してゆく。
   ヒュルル・・・・。
   ぽて。
   ちょうど。
   彼等を吹きとばすと同時に。
   彼等がもっていた財布が落ちてくるけど。
   「あら、ちょうどいいから。
     これで何か食べましょv」
   あまり入ってないけど。
   まあ、ちょっとした間食する程度なら。
   足りる程度だしね。
   なぜか。
   今の一撃だけで。
   本当に足の骨を折ったり。
   体の一部が焦げたりした彼等は、
   まあ、弱いことこの上ないのでおいといて。

   そのまま、何事も無かったかのようにと。
   町にと向かって、足を進めてゆく。



   町は。
   いつにもまして、ざわめきを増している。
   というのも。
   この、閉じられた。
   まあ、この程度というか、あの程度の結界くらいで。
   行き来ができなくなってる、存在って・・。
   力がないわよねぇ。
   本気で。
   東は、エルメキアから、北はライゼール王国。
   それら全ての住人の一部というか。
   物好きが。
   ミプロス島にと渡るための観光旅行にと来ているためである。
   この町も。
   この時期ばかりは。 
   書き入れ時。
   とばかりに。
   顧客の争奪戦いが水面下で、面白いことに繰り広げられているのは。
   結構楽しい。
   とりあえず。
   そんな、町並みには、用事もないので。
   海岸の一角にと設けられている。
   炭火焼の、小さな露天で。
   とりあえず、サザエのつぼ焼きを頼んで。
   食事をあたしがしていると。

   「やぁと、みつけたぞ!」
   なぜか。
   松葉杖を手にしている男や。
   体に包帯を巻いている男達。
   この町に来る前に、絡んできたごろつき三人の姿。
   「あら、生きてたの。」
   あっさりといって。
   そのまま、無視して、食事を開始する。
   ひひくく。
   なぜか、そんなあたしの態度にこめかみをひくつかせつつ。
   「へ・・へん!そんな態度に出られるのも、今のうちだ!
     こっちには、協力な助っ人がいるんだからな!
      やってしまってください!先生!」
   その呼びかけと同時に。 
  「おーほっほっほっ!」
  プルン。
  無意味に、胸をそらして、口に手を当てて高笑い。
  棘付きのショルダーガードに。
  黒いマント。
  そして、気持ちほど、胸などを覆っているだけの、そのコスチューム。
  そんな一人の女性が。
  岩陰から出てくるし。
  「おーほっほっほっ!一体、何処の誰かしら?
    この、最強にして、美人魔道士の白蛇のナーガ様の相手というのは。
     おーほっほっほつ!」
   いいつつ。
  岩陰からでてくるのは。
  ナーガだし。
  ちょうどいいし。
  ナーガも連れて行きますか。
  一応、目的地・・同じみたいだしねぇ。
  ナーガがいたからといって。
  別に目的が出来なくなるってこともないし。
  いや、むしろ、楽しくなりそうだしv
  「ナーガ、んな所で何やってるの?(はあと)」
  ぴっと。
  箸を突きつけるあたしに。
  「あら、リナじゃない。
   ということは、貴方だったのね。
    極悪で、胸がなく、態度がでかい、追いはぎ魔道士というのは。」
  ・・・・こら。
  「まあいいわ。相手が、誰であろうと。依頼は依頼。
    リナ、覚悟・・・。」
  「烈火球(バースト・フレア)♪」
  チュドドドドォ!
  ナーガの台詞をさえぎって。 
  あたしの精霊魔法が直撃する。
  まあ、
  といっても。 
  別にここの精霊の力を本当に使っているわけでなく。
  あくまで、あたしの中にある、その力を使っているんだけど。
  何で、あたしが、自分が創り出している存在(もの)の力を。
  使わないといけないのよ。
  わざわざ(はあと)
  このバースト・フレア。
  普通の赤ん坊が、放っただけで。 
  一応、石人形(ゴーレム)何かは。
  溶かしつくす威力を持っているのが当たり前。
  それなのに。
  青白い炎が直撃しても。 
  まったく答えていないナーガ。
  一応、少し、一瞬、こげているものの。
  「り・・・リナちゃん・・ひどひ・・。」
  そういう言葉を言っているときには。 
  すでに、無傷の状態にと復活しているし。
  軽く、周りの空気がこげただけなのよね。
  今の一撃でも。
  「あのねぇ。何、ナーガ、悪人の用心棒なんて、やってるのよ。
    情けなくないの?(はあと)」
  あたしの言葉に。 
  「・・・・へ?そうなの?」
  気づいてないナーガ。
  「どう見ても、そうでしょうが。」
  あたしの言葉に。
  「だって・・人を外見で判断しては駄目じゃない?」
  まあ、この辺りは。
  フィルの影響で。
  人を外見で判断することなかれ。
  という精神、育まれているようだけど。
  物には限度っていうものがあるわよね。
  本気で。
  「どうみても、そうでしょうが。」
  あたしの言葉に。
  「ふっ。分かったわ。じゃあ、そういうことで。」
  いって。
  ナーガは、こちらについて。
  ごろつき達から、品物を巻き上げることに決定しているし。 
  楽しいv
  「ちょっとまてぃ!それは、ないんじゃないか!    
    俺達は、高い金を支払っているんだからな!」  
  そんなナーガに抗議の声。
  「ふ。悪人との契約は無効にしていいっていう、法律があるのを。
    知らないわね。」
  髪をかきあげ言い切るナーガのその台詞に。
  『ないない。そんなもの』
  なぜか、三人の首が横にと振られてゆく。
  「あら、ゼフィーリアにはあるわよv」
  あたしの台詞に。 
  『・・・・・・・・・え゛?(汗)』
  ゼフィーリアの名前を聞いて。 
  青ざめているし。
  別に、そんなに青くなるほどの国柄でもないでしょうにねぇ。
  ただ、あそこに入り込んだら最後。
  二度と、知り合いには、出会えない。
  という、彼等也のジンクスがあるだけだし。
  まあ、あの国。
  小さな、物心つかない、赤ん坊でも。
  トロルの一匹や二匹程度。 
  簡単にやっつけられる実力もっている人間が。
  ごろごろといるからねぇ。
  「まあ、それはともかくとして。
    だぁれが極悪非道ですって(はあと)」
  「ってことで問答無用!」


  ドゴゴガアァァァン!!!!



   静かな砂浜に。
   あたしとナーガの呪文の炸裂の音が。 
   響き渡ってゆく。
   なぜか。 
   その程度のことだけで。 
   一瞬にして、髪の色を真っ白にしている男達。 
   死に掛けたところに、復活させて。
   また、攻撃を仕掛ける。
   というのを数万回やった程度なのに。
   根性がないったら。
   


   「しけたものしかもってないわねぇ。」
   身包みはぎつつ。
   彼等がもっていた品物を。
   物色しているナーガ。
   「まあ、こんなものでしょ。
    名前もない、追いはぎなんだし。」
   「ふっ。それもそうね。」
   並んで。
   サザエのつぼ焼きを食べているあたしとナーガ。
   「あ・・あの?せめて、お名前を聞かせてくれないでしょうか?」
   恐る恐る、ぐるぐると縛り上げられた一人が。 
   あたしに聞いてくる。
   「あたし?あたしは。リナよ。リナ=インバース。」
   『でぇぇぇぇ!!!?』
   その言葉に。
   縛られたまま、ずざざざっ! 
   後ろにと下がってゆく男達の姿。
   そして。
   「し・・しらなかったんだぁ!ゆるしてくれぃ!
     に・・女房と子供は無実だぁ!」
   「た・・たのむ!俺を合成獣の実験や。
     魔物の餌にはしないでくれ!」
   「す・・すると、あの、盗賊ごろし(ロバーズキラー)で。
     あの、凶悪なドラゴンすらもまたいで通るという、
      あの!リナ=インバース!?」
   ・・・・・・ほぉぉぉぉう。 
   「あんた達(はあと)だぁぁれに向かって、
    そんな台詞・・・・聞いているのかしら?(はあと)」
   ぐいっ!
   『うるどえぅぅぅ!!?』
   なぜか。
   縛られたまま。
   白めを向いて。
   口から泡を吹いて、気絶する三人の姿。 
   「ちょっと、リナ、何やったのよ?」
   「ただ、こいつらの、精神v
     ちょっと、別の所に飛ばしただけよv」
   
   「・・は!いけない!」
   あたしの言葉に、なぜか、しばし硬直しつつ。 
   ぴらり。
   二枚のチケットを取り出して。
   叫んでいるナーガ。 
   「急いで!リナ!時間がないわ!」
   あわてるナーガ。
  
   ゴォン!
   ゴォン。
   「あと、少しで船がでるぞぉ!」
   行き交う人々。
   家族連れや、どうみても、観光旅行の人々の数々の姿。
   それら全て。
   にぎわっていた、町から。 
   一声に、船着場にと移動してゆく。
   

   「あら、そういえばそうねvそれじゃv」
   パチンv
   あたしが指を鳴らしたその刹那。
   ぐらり。
   空間が歪み。
   「わきゃ!?」
   なぜか、
   ナーガが悲鳴を上げているけど。
   そのまま。
   船着場の待合室にと移動してゆくあたし。
   「ちょっとぉ!リナ!いきなり、今の何なのよぉ!」
   「瞬間移動v」
   「・・・・・・・・・・。」
   なぜか、無言になってるナーガ。
   「あら、誰にでもできるでしょv」
   「・・・・とりあえず!早くしないと!」
   とりあえず。
   あまり深く考えないようにして。
   あわてて。
   人ごみの進む方向に。
   進路を変えているナーガの姿。
   

   ざわざわざわ。
   船つきばにと向かうその道のりは。
   人々の姿でごったがえし。


   「はい。これ。」
   ナーガがチケットを二枚。
   船員にと手渡そうとするけど。
   「あら、ナーガ。
     あたしも持ってるから。あ、連れ、もう入ってる?」
   いって。 
   懐から、銀色に輝く、一枚のチケットを取り出すあたし。
   「こ・・これは!プラチナチケット!
    ということは、ご予約いただいている、
     リナ=インバース様ですね!ようこそ!はい!
      すでにお連れ様は、もう、部屋にと入っておられます!」
   いきなり、低姿勢にとなってくるし。
   「ちょ・・ちょっと!?リナ!?
    それって、かなり高いやつじゃないのよ!
     この私のチケット、ディスカウントなのに対して!」
   叫んでいるナーガ。
   まあ、このあたしがもっているチケット。
   この、客船の中で。
   一番待遇のいいチケットであり。
   その下に、ゴールド・チケット。
   そして、一般のチケット。 
   最下層に、ナーガのもっている、ディスカウントの、
   チケットがある。
   大概。
   どこぞの国の王族でも。
   手がでる範囲中なのが、ゴールド・チケット。 
   さらに、その上の十倍の金額がかかるのが。
   あたしがもっているチケット。 
   ついでにいえば。
   これ一つ。 
   かうのには。 
   普通の存在などが、一生かかって、働いても。
   なぜか、手に入らない金額だったりするけども。
   なぜ。
   そんなものを販売しているかというと。
   それは、一重に。
   話題づくりのため。
   に他ならない。
   そんな、豪華な物があるのだから。
   という理由で。
   人々や、生きとしいける存在達は。 
   無意味に、尊敬の視線を向けるがゆえに。
   過去。
   これで旅行したのは。
   数えるほどしかいないのもまた。
   そしてまた。
   このチケットを手にいれるがために。
   死んでいった人間なんかもいたりするという。
   何ともほほえましい伝説をもっているこのチケット。
   「あ・・あの?そちらのお連れ様は?
    まあ、そのチケットで、ある程度の人数まで。
    追加は聞きますけど?」
   問いかけてくる、その船員の言葉に。
   「リナちゃぁぁん(はあと)」
   いきなり、ナーガが低姿勢になってくるし。
   ・・・たのしい(はあと)


   プラチナチケットの待遇は。
   他の客とは明らかに違い。
   まず。 
   専属の、用事を言いつける船員が一人つくのと。
   食事なども、最高級。
   部屋で食べてもよし。
   そして。
   広間で食べてもよし。
   そして。
   ミプロスについてからの、宿も。
   最高級のスイートルーム。
   そういった特典付きv
   たかが、百二十一億五千万くらいの金額が払えないなんて。
   ちょっと、悲しいわよね。
   ちなみに。
   これ一枚で。
   数年間の利用が可能。
   どこのミプロス島中などの店では。
   無料で買い物ができる。
   という、些細なおまけつき。
   
   このたびの船団の一つの目玉。
   それは。
   プラチナチケットを購入した観光客がいる。
   ということ。 
   その噂は。
   すでに。
   今回の一般客、全員にと知れ渡っていたりする。
   ・・・・何かやったわね。
   ユニット・・・。


   とりあえず。
   ボーイにと案内されて。
   ナーガも伴って。
   あたしは用意されている、防音設備もそこの部屋だけ完備。
   揺れなども、魔力を利用して極限に押さえ。
   その家具も一応、この世界では一流。
   と呼ばれている品物をそろえてある一室にと。 
   案内されてゆく。

   そーいや。
   ナーガ。
   彼女には初めてあうんだっけ?
   ・・ま、いっか。

                            −続くー

#################################


  しくしくしく・・・・・。
  三時間・・・・返してぇぇ!!!!!
  正月早々・・・・。
  打ち込んでいた、パソコンの最中・・。
  エラーが発生して・・・・。
  保存してなかったために。
  半分くらい打ち込んでいたのに。
  消えるハメになった私です・・。
  しくしくしく・・・・・。
  とりあえず・・・・・。
  全てを打ち込んでから、まとめて投稿しますv
  んではでは・・・・。
  しくしくしくしく・・・・・。
      
  
  
  

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24212エル様漫遊記・完全無欠版・そのニ(映画本編)かお E-mail URL2003/1/2 22:53:54
記事番号24210へのコメント



 こんにちわ。
 うふふ(涙)
 本当なら・・・これが3話目のはずなのに・・。
 しくしくしく・・・。
 返してぇ!私の三時間ん!(涙)
 しくしくしく・・・。
 それでは・・・・。
 しくしくしく・・・・。

 ・・・・何で打ち込んでいる最中・・。
 下の変換の文字の所が消えたのかなぁ??(実話)
 それはともかく。
 ・・・何で、オリジナルで、他の、
 台本集はあるのに・・。
 完全無欠版だけないのだろーか・・(涙)
 う・・台詞の確認に、いちいち・・見るのもなぁ・・・・。
 (といいつつ、これを打ち込みはじめる前に、みただろうが!自分!)

###################################


  「捕まえた!」
  「熱くない?」
  森の一角で。
  戯れる男女の姿。
  「大丈夫、熱くないよ。」
  いって、そっと手を広げる青い髪に、緑の瞳の少年。
  橙色の上着に。
  軽く、プレートアーマーを着込み。
  肩当と、胸当て程度、その身を覆っている。
  薄い紺色のズボンに。
  深い、藍色の色のブーツ。
  手には、そのくるぶしに。
  バンダナをまきつけている。
  対して。
  もう一人の女性の方は。 
  金色の髪に、青い瞳。 
  ピンクの半そでの上着の上に。
  青い色のワンピースを着込み。
  そして、そのピンクの上着の胸元に。
  赤い宝石が一つ。 
  赤い、かかとの低いパンプスを履き。
  特質すべきは、その耳。
  人のそれより、とがっているそれは。 
  彼女が、人でない種族―妖精(エルフ)と呼ばれている
  種族の特徴であるその耳。
  その耳が、彼女がエルフであることをものがたっている。
  そっと、手を開く少年の手のひらの中で。
  淡く輝く、一つの光。
  「もうすぐ、このフェアリー・ソウルが。
    たくさん出てくる。」
  その言葉に。
  「そうしたら、私達の村では、村祭りだわ。」
  そういう少女の言葉に。
  「俺もいったら駄目か?」
  問いかける少年。
  そして、ふと、顔を伏せて。
  「・・お父さんもお母さんも、
    人と付き合うの・・喜ばないの・・・。」
  「俺は平気だぞ?」
  「私だって・・。」
  いって、互いに見詰め合う二人の姿。
  森の中の湖のほとり。
  ここが、いつもの二人の遊び場。
  人よりも長寿である彼等―エルフにと目をつけて。
  虐待したり、虐殺したりする人間が。
  少なからずいたせいで。
  エルフ達は、人を極力嫌っているのである。
  まあ。
  事実。
  それで、絶滅寸前にまで追い込まれた種族などもいるのだから。
  それでも、欲はたたない人間達。 
  少しでも、寿命を延ばし、なぜか、不死にとあこがれる。
  そういった輩は少なくない。
  そういった、大人の世界の思惑など。
  ここにいる、二人に、当てはまるわけもなく。
  「あ、そろそろいかないと。
    それじゃあ、またね!ラウリイ!」
  「ああ!また明日!メリルーン!」
  互いに、別れの挨拶を済ませ。
  一人は、エルフの隠れ里に。
  一人は、人の住まう地であるとある村にと。
  戻ってゆく。
  
  



   エル様漫遊記  〜完全無欠版スレイヤーズ!〜其のニ

 
  案内されたのは。
  客船の中ほどにある。
  といっても。
  船尾より、船頭よりも、ちょうど中間地点。 
  それでいて。
  その、部屋は。
  ちょっとした吹き抜け形式となっていて。
  船底まで、吹き抜けで、一つの部屋が続いており。
  その、船底のそこに、はめ込まれている、クリスタルにて。
  海のそこが見える仕組みとなっている。
  とある、通りがかりの、人物を捕まえて。
  作業させたというこの代物。
  よせばいいのに。
  作業をしているのを見物しつつ。
  ―ああ、そんなのでは、すぐに、浸水しますよ。 
  とか。 
  ―その材質だったら、こうしたほうがいいですよ?
  と、
  親切にも、説明をしていた挙句。
  だったら、自分がやってみてくれないか。
  と、言われ。
  暇だからといって、引き受けた人物が。
  これを創ったという事実があるけど。
  そのまま。
  船が出来てからのち。
  数百年。
  ここのみ、これは、そのまま。
  数百年間、そのままの姿で使われていたりする。
  何でも、ここまでの技術、今だにできないとかという理由で。
  あいつは、昔から、何をやっているのか・・。
  まったく・・・。
  ちょっとしたインテリアに。
  船室にと設けられている、ちょっとしたオフロに。
  精霊魔術を利用した、トイレも完備。
  お風呂のお湯は。
  これまた精霊魔術を利用して、蒸留を一度して。
  還元して、そのまま、海にと戻していたりする。
  トイレにいたっては。
  昔の知識の引継ぎ。
  というわけでもないけど。
  そのまま、微生物を知らずに利用して、浄化を試みているその設備。
  微生物については。 
  ここ、いまだに、そんなに研究、進んでないのよね・・。
  昔といっても、神魔戦争前には。
  そういった、技術、もっている国とかもあったけど。 
  あの戦いで、全て滅んだし。
  情けないことに。
  まあ、どうでもいいことはおいといて・・と。
  
  カチャ。
  「ご苦労様。」
  ナーガの言葉に。 
  ぺこりと頭を下げつつ。
  去ってゆく、ボーイ。
  扉を開くと。
  そこには。
  レースに彩られた、家具の数々に。
  それでいて、落ち着いた雰囲気の部屋の様子。
  扉の奥に、また扉があり。
  その扉が半開きとなり。
  その奥にある、ダブルベットよりもふた周り以上大きなベットが。
  でん。
  と二つ。
  しかも、色は、ピンク。
  ここ、男性が使ったら、どうする気なのかしらねぇ?(笑)
  もう片方の、ベットは、青色だけど。
  
  そして。
  その寝室ではなく。
  家具などが調えられている、その部屋の奥。
  備え付けられている、大理石のテーブルの椅子にと腰をかけ。
  ぷらぷらと足をふらつかせているのは。
  その長く漆黒の長い髪を、後ろでポニーテールにと纏め上げ。
  その止めているリボンを、赤い、レースのようにと見える、
  材質にと創り出している柔らかな材質のそれを。
  喋々リボンにと、大きく結び。
  正面からみても、その喋々結びのリボンが、はっきりと見て取れるほど。
  見た目、どうみても、十代より前か。
  十代前後。
  後ろというのは適切ではなく。
  どちらかといえば、はっきりいって、九歳か十歳のその姿。
  まあ・・・。
  あたし達は、姿なんて、どうとでもなるんだけど。
  それはそれ。
  そして。
  カチャリ。
  扉を開けて、入ってきたあたし達にと気付き。 
  こちらを振り向きそして、一声。
  「遅いわよ!リナ!」
  澄んだ、その声が。 
  部屋にと響き渡る。
  「ユニットが早いのよ。」
  「あら?他にも、連れ、連れて行くの?」
  思わず、あたしの隣で。
  そんな少女をみて、唖然としていたナーガをみつつ。
  いっているのは。
  「ナーガさんじゃないの。
    始めまして。私、リナの親友のユニット。
     ミリアム=ユニット=ユニバース。
      愛称はスミレvよろしく(はあと)」
  にっこりといって。
  ナーガに笑いかけるユニットの言葉に。
  「・・・・何であたしの名前を?」
  不思議がっているナーガ。
  「あら、リナから聞いたのよ(はあと)」
  にっこりというその言葉に。 
  それ以上は突っ込まずに。
  「あら、そうなの。
    それで、何で、愛称がスミレなわけ?」
  「気に入ってるからv」
  「あらそう。」
  それで納得しているナーガだし。
  そこにいたのは。
  このあたしと存在というか、本質を同じくする。 
  ユニット。
  正式名前を。
  ユニット=ユニバース=エターナル=コスモス=ストーン=マリーナ。
  といっても、この名前も、ごく一部の抜粋なんだけど・・。
  本気で、全ての名前をいったら。
  このあたしと同じく。
  その名前の力になぜか、耐え切れなくて。
  消滅する世界とかが結構あるのよね。
  なぜか。
  あたしの名前、始めのフルネームを言っただけで。 
  今までに滅びた世界なんかも結構なぜかあったりしたし。
  通称。
  彼女の世界では。 
  このあたしが、『金色の王』だの、『悪夢を統べる存在』
  (ロードオブナイトメア)などと。
  呼ばれているのに対して。 
  彼女の方は。
  『宇宙の姫(ユニバースオブザブリンセス)』
  などと呼ばれているけど。
  要は。
  全ての空間や存在。
  そういった、全てを創り出している存在に他ならない。
  このあたしもユニットも。


  
  とりあえず。
  軽く、自己紹介を済ませて。
  荷物を部屋にと置いて。
  今日のところは。
  全ての客が、一同にと食事をする、広間にて。
  食事をすることに決めてゆく。
 



  「でも、まさか、リナが。
    プラチナチケット持っているとわねぇ。」
  感心しつつ。 
  運ばれてくる、最高級の品を使った料理を平らげつつ。
  最高級品として名高い。
  ロマネコンチのワインを。
  そのまま。
  どぼどぼと、ジョッキに注ぎ。
  一気に飲み干しているナーガの姿。
  ちなみに。
  あたし達も、コップに軽くワインをついで。
  出されてくる、そのメニューをカチャカチャと。
  ナイフとフォークを進めつつ。 
  食事にと専念しているけどる
  「私は、まさか、リナが。
    人間を連れてくるとは、思わなかったわ。
     まあ、リナがいいんだったら、それでいいけど。」
  そういいつつ。
  「あ、おかわりねv大盛で(はあと)」
  にっこりいって。
  ボーイに言付けているユニット。
  「あ、あたしも。」
  「え・・・ええ!?」 
  なぜか。 
  積み上げられているお皿と。
  あたし達を交互にみつつ。
  驚いているボーイだけど。
  「でも、このロアニア羊の蒸し焼き。かなりいい線いってるわね。」
  いいつつも。
  食事作法にのっとって。
  食事を平らげていっているナーガ。
  とりあえず。
  ナーガの目的は。
  ミプロス島の温泉。
  あたし達の目的は別にあるけど。
  それは、とりあえず話してはいない。
  そんな会話をしつつ。
  なごやかに。
  夕飯は進んでゆく。
  「あ、後で、部屋にデザート、お願いねv」 
  「か・・かしこまりました。」
  なぜか。
  メニューの全てを二十皿づつ、たいらげたあたし達に。
  脅威の視線を送ってくるボーイの姿。
  たいしたことじゃ、ないでしょうにねぇ。
  
 

  ザザァン・・・。
  静かに、何事もなく、船は。
  目的地。
  ミプロス島にと向かってゆく。



  さて・・・と(はあと)
  「あら、リナ、わざわざ夢に進入させてるの?」
  にっこりと。
  あたしの側でいってくるユニット。
  互いに、一つのベットで寝つつ。
  ナーガはその隣のベット。
  とりあえず。
  別に、寝るとかは関係ないといえば関係ないけど。
  人として、生活して遊んでいる限り。 
  やっぱり、それは、お約束なわけで。
  まあ、少しは休息も必要だしね(はあと)
  そして、人として、寝入り。
  睡眠の中で。
  人がみる夢。
  その夢にと進入を許しているあたしに。 
  その夢に同じく入ってきているユニットが。
  あたしに話しかけたのであるけど。
  「まあ、夢でないと。ラウリイ、このあたしと。
    コンタクト、取れないようだからねぇ。」
  くすくすと笑うあたしの台詞に。
  ―ほう。さすがはリナ=インバース。
   これが、夢だと分かっているのか?
   というか・・・儂は、自己紹介などはしてないんじゃが・・。
  戸惑った声が。
  虚空よりと響いてくる。
  その視線の先では。


   「これをつけてきて。」
   「いいのか?メリルーン?」
   首に、花の首飾りをかけられて。
   聞いているのは。
   青い髪を長く伸ばしている少年の姿。
   「明日は、村祭りよ。
     ねぇ、ラウリイ、あたし達、いつまでも仲良くしていきましょうね。」
   いって。
   そっと、青い髪の少年。
   ラウリイを自分の胸にと引き寄せているのは。
   金色の髪の少女―メリルーン。


   「過去の、思い出・・か。」
   「まあ、よくも、五百年という短い期間だけど。
     一途に思い続けられるわよね。
     しかも、その全てを引き換えにしてでも。
      彼女が生き、そして、島の望む姿に変える。
       のを望むなんて。」
   そんな二人、つまりは、過去の思い出の映像をみつつ。 
   淡々と話すユニットとあたしの台詞に。
   ―ど・・・どうして・・それを?
   なぜか、とまどっている。
   声の主。
   そして。 
   ゆらり。
   あたし達の目の前にと。
   声の主が出現してゆく。
   そこには。
   あごひげ、口ひげ。
   その両方を伸ばし。
   それでいて、髪の長さと。
   身長はあまり代わりなく。
   真っ白な髪を伸ばしている老人の姿。
   手に持っている杖は。
   かつて、彼がもっていた、剣のその柄を。
   あしらい、杖にとしたもの。
   「あら、さすがに、そこまで、
    純粋な願いには。このあたしも答えるわよ。」
   「エル、優しいものね(はあと)」
   にっこりというあたしとユニットの言葉に。
   現れた老人は首をかしげつつ。
   「え・・・ええと・・。」
   何を言っていいのか。
   しばし、固まっていたりする。
   「まあ、このままってわけにも行かないしね。
     まあ、本来なら、部下Sとか、
      ルナが訂正かけないといけないんだけど・・。
       その願いと純粋なる心に免じて(はあと)
        このあたし自らが、修正してあげるわ(はあと)」
   にっこり。 
   そういって微笑むあたしの言葉に。
   「・・・・・リナ=インバース?」
   首をかしげる老人―つまりは。
   目の前で思い出の映像として映し出されている少年の。
   今現在の姿。
   「とりあえず。ミプロス島の様子が先よね。
     お楽しみは、これからってね(はあと)」
   これまたあたしに続けていうユニットの言葉に。
   「・・・・いや、それは、儂が、用意していた台詞・・。」
   なぜか。
   決まりも悪く。
   入っているラウリイの姿。
   「まあまあ。心配しなくても。
     ちゃんと、島の望みの時間率には変更するわよ。
      さすがに、このあたしが、いる場所で。
       好き勝手なことをされるのも癪だしねぇ。」
  当然のあたしのその言葉に。 
  「???」
  なぜか。 
  しばらく、首をかしげるしかないラウリイであるけど。
  やがて。
  窓の外が、明るくなり始めたのを確認し。
  「あ、そろそろ、あたし達、起きるわね。」
  「それじゃ、また。ラウリイさん。」
  いって。
  ふい。
  あたし達は、その場から掻き消える。
  といっても。
  精神をそこから抜け出して。
  元の体。
  つまりは、眠っているその体にと戻したに過ぎないけど。

  
  
  ミプロス島。
  通常は、ここ、五百年ばかり。
  霧にと覆われて。
  鳥や、ちょっとした魔族なども。
  近づけなれないその空間。
  まあ、それは当然のこと。
  何しろ。
  普段、このミプロス島自体が。 
  ここに存在していないんだから。
  いつもは、時空の狭間の空間に。
  島ごと漂っていたりする。 
  そのことは。  
  島に住んでいる存在達は。 
  一部を除いて、気づいてないけど。 
  この五百年の間、ずっと。
  この時期。
  フェアリー・ソウルの出始めるこの時期だけ。
  その、狭間から、島はこの空間にと戻ってきて。
  外部との接触をもつ。
  それゆえに。
  とある島の一部にて。
  過去と現在、未来が交錯し。
  ある人は、かつての恋人の姿と再会し。 
  あるものは、未来の恋人と再会する。
  または、未来の我が子と再会する。
  といった現象も起きている。
  それゆえに。
  人々は、この島をこう呼ぶ。
  『約束の島』―と。


  「うふふふふふ・・。」
  完全に、食事がおいしくて。
  ハイになっているせいか。
  いきなり。
  ガイドブックを取り出して。
  島のことを説明し始めるナーガ。
  「・・・リナ、止めないの?」
  「いうだけ無駄よ。」  
  誰にともなく。
  温泉世界めぐりのガイドブックを取り出して。
  目の前に向かって話しかけているナーガの姿が。
  寝室にと見受けられてゆく。




   「ぎゃははは。」
   ぴょこ。
   木の頂上に。
   満月を背にして。
   笑いつつ。
   その手に、お酒の瓶を抱えて。
   哂っているのは。
   緑の物体。
   その姿は、どうみても、蛙もどき(笑)
   せめて、もっと、違う姿にしなさいよね(笑)
   まあ、コイツ程度だから。
   人の姿は無理なんだけど。
   本当、根性いれて、それくらい何とかしなさい!
   あたし達が向かっている、ミプロス島のその一角で。
   ぐびぐびとお酒をあおりつつ。
   哂っている物体一つ。
   
   この島が―ミプロス島が。
   次元の狭間にとその身を移動するきっかけとなった。
   張本人。



   やがて。
   船は、霧が完全に晴れた、ミプロス島の沿岸にと。
   たどり着いてゆく。
   いくら、俗世と普段、切り離されているとはいえ。 
   一年に一度。
   外から、技術者などは移動してくるわけで。
   あまり、かたよった進化は遂げていないのが現状。


   がやがやがや・・・・。
   明るい人々のざわめきの中。
   あたし達は。
   ミプロス島にと。
   船を降りて、上陸してゆく。



   町は。
   この一年の間に。
   その殆どが。
   あいつの、支配下というか、洗脳によって。
   面白いことに、とあるグッズで埋め尽くされているけども。
   ・・・・なぜに、くらげ?(笑)
   

                     −続くー

##################################

  長くなりそーなので。
  次回にまわしv(まてこら!)
  というか・・・・。
  結局・・・。
  一日中・・・パソコンに向き合ってましたね・・(実話)
  さて・・・・・。  
  今度は、いつこれ・・・打ち込めるだろうか・・(これまた実話)
  スミレちゃんv
  登場ですv
  ナーガ。
  このとき、初めて、スミレちゃんと出会っております(爆!)
  あまり、まだ、エル様や、スミレちゃんが活躍してないのは。
  気にしないでください(かなり問題だろうが!それは!かなり!)
  それではv
  またv 

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24214エル様漫遊記・完全無欠版・その三(映画の本編もどき)かお E-mail URL2003/1/2 22:55:09
記事番号24210へのコメント



  さて・・。
  一体、二時間ばかりの映画・・・。
  何本になるんですかねぇ?(爆!)
  というわけで!
  続けていくのです!
  

###################################


  タタタ・・・・。
  ただ、ひたすらに。
  とある場所を目指して、走り抜けてゆく。
  ごぐわぁ!
  その行く手をさえぎるかのように。
  出現してゆく、レッサーデーモンの数々。
  朝になり。
  今日は、メリルーンたちの。
  祭りに、大人の目をごまかしつつ。
  行きかけていたその刹那。
  突如として。
  空気が振動し。
  所かしこから、出現してゆく、レッサーデーモン。
  時を同じくして。
  祭りで浮かれていた人々もまた。
  突如として、町の中にと出現した。
  レッサーデーモンの数々に。
  悲鳴などが巻き起こってゆく。

  背中にさしている、剣を引き抜き。
  そして。
  刃のないそれで、切りかかり。
  その刹那。
  「光よ!」
  声と同時に。
  青白い光の刃が出現し。
  そのまま、そのデーモンは消滅してゆくが。
  ごがぁ!
  その刹那。
  少年―ラウリイの周りを。
  レッサーデーモンが、一ダース程度。
  多い尽くしてゆく。
  「くっ・・・・メリルーン!!!」
  安否が気にかかる。
  ともかく。
  今は。
  一刻も早く。
  デーモン達を倒して。
  エルフの町にといかないと。
  気が気でないラウリイのその不安は。

  ―的中したものとなる。

  ポウ・・・・。
  「もうすぐだよ・・・。
    ・・・・メリルーン・・・。」
  たとえ、今の自分が、存在しないことと成り果てても。
  その全てと引き換えにしてでも。
  あるべき姿に―戻すべき。
  「でもな。メリルーン?どうして、リナ殿は、
    儂の名前を自己紹介もしてないのに。
     しっていたのかのぉ?」
  幻にしか過ぎない、その姿にと。 
  話しかけている老人の姿が。
  大きな木の根元にある、彼の家にて。
  みうけられてゆく。
  
    エル様漫遊記  〜完全無欠版スレイヤーズ!〜其の三


  

   「うーん。結構いけるわね(はあと)」
   ぱくぱく。
   「これも、いいわよ。」
   もぐもぐ。
   「ふっ。わるくないわね。」
   ぺろぺろ。
   ユニットが、その手にもっている、グレープを食べつつ。
   あたしは、串にとさしている、おでんを食べつつ。
   ナーガは、アメを舐めつつ。
   並んで、とりあえず。
   町の中を始めに出歩いてゆく。
   店のその全てを制覇しつつ。
   道を歩いているあたし、ユニット、ナーガの三人。
   異質な取り合わせというか。
   ナーガの格好に突っ込みをいれる人間も。
   はっきりいっていないのは。
   さすがにこう、人が多いせいか。
   まあ、あたしとしては、そんなに多くは感じないけど。
   あまり、側にいる、隣人のことなど。
   気にしない、人間の特徴をよく現していたりする。
   気にしすぎるもの問題だけど。
   まったく気にしないのも問題よね。
   そんなこんなで、道を歩いていると。
   タタタタ・・・・。
   ドン!
   「きゃっ!」
   ユニットが小さく悲鳴を上げる。
   そのまま、ユニットにとぶつかるように。
   走り抜けてゆく、男性が一人。
   「おっと!ゴメンよ!」
   いって。
   「へへ。ちょろいぜ。」
   いいつつ。
   今、ユニットから、奪った、小さな財布を開けようとする。
   ピン。
   「あら。」
   とりあえず。
   財布に、紐をつけているユニット。
   といっても。
   実は、その財布の中身。
   お金は入ってなく。
   こういった奴等の対策のための財布なんだけど。
   知らずに。
   それを開けて。
   その刹那。
   ブワッ!
   財布から、あふれ出た闇にと悲鳴を上げているその男。
   その直後に。
   ぐいっ。
   「んぎゃ!?」
   ユニットが、くすくすと笑いつつ。
   紐を引っ張ると。
   そのまま、後ろにと倒れこむ男性。
   「な・・・何しやがる!」
   後ろに倒れつつ。
   叫ぶ男に。
   「・・・・・ちょっと・・あれ・・何?」
   ナーガがなぜか、ユニットにと聞いている。
   ユニットの財布から、出てきた闇の塊を指差しつつ。
   「え?ああ、闇の空間にしか存在しない。
     闇鳥(ダークニクス)よ。
      治安対策に、財布の中に入れておいたのv
       ちなみに、好物は、人の肉(はあと)」
   「・・・・え゛?(汗)」
   それをみて。
   しばし固まるナーガだけど。
   「ああ。大丈夫よ。
     とりあえず、一番初めに見たもの。
      食べないと、気がすまないから。
       それに、完全に食べるわけでなくて。
        腕の一本や二本程度。
         殺さずに食べるのが、あれの趣味だし。」
   あたしの追加の説明に。
   なぜか。
   汗を流しているナーガ。
   「何しやがるって・・・な゛!?何だ!
     これは!うわぁぁぁ!?」
   ユニットにと抗議の声を上げようとし。
   振り向いたその刹那。
   後ろから、その男にと覆いかぶさって行く。
   どうみても、タダの闇の塊にしか、人の目には映らないけど。
   精神世界面からみると。
   その闇が。
   鳥の姿をしていて。
   その嘴で、男をつついているのが見て取れる。
   「ぎゃぁ!腕が・・腕がぁぁあ!!」
   腕が、闇にと包まれ。
   消滅しているのに気付いて。
   悲鳴を上げているその男。
   周りの人々の視線もまた。
   そんな男にと視線を向けていたりする。
   すたすた。
   「まったく。人のものをとろうとするから。
     そういう目に遭うのよ。テク、元に戻りなさいね(はあと)」
   ユニットがそういって。
   紐の先にと転がっている財布の口を開き。
   その闇の塊にと問いかける。
   その刹那。
   闇は、吸い込まれるようにと、財布の中にと納まってゆき。
   バチン。
   財布を閉じると共に。
   闇の塊は、人々の視界から消えてゆく。
   「まったく。ユニットの財布を狙うから・・。
     あたしかナーガのにすればいいものを。」
   あたしの言葉に。
   「あら、リナの財布だと。
    開けたとたんに、虚無の闇が開けた当人を包み込んで。
     一キロ四方に広がるじゃない(はあと)」
   くすくすと笑っていっているユニット。
   まあ、
   人として、旅しているので。
   こういった、やっぱり、スリとかは、どこにでもいるわけで。
   わざと、それらが狙っているのを知っても。
   そのまま、彼等にとその財布をつかませて。
   楽しんでいるあたし。
   「ふっ。疑問ね。スミレちゃん。
     この私が、一銭も持っているわけないじゃないのよ!
      おーほっほっほっ!」
   変なところで、威張っているナーガ。
   まあね事実。
   今、ナーガの手持ち。
   銅貨二枚なんだけどね。
   「さて・・と。どうしましょうかね?」
   にっこりと。
   座って語りかけるユニットに。
   「腕が・・腕がぁ!」
   いまだにわめいているし。
   別に、血が出ているというわけでもなく。
   血も流さずに、綺麗に食べられているだけなのにね。
   ある意味、親切よね。
   「く・・くそ!」
   「へへっへっ。どうしてくれるんだい?この始末?」
   なぜか、額に汗を一筋流しつつ。 
   立てていた作戦とかなり狂っているせいか。
   汗をながしつつ。
   それでも作戦を実行しようとしてくるごろつきたち。
   まあ。
   あたし達にといちゃもんをつけて。
   どこかに連れ出せ。 
   と、命令されているからに他ならないけど。
   「あら、それは、私の台詞ね。
     何、人のもの、盗もうとしているのかしら?
     それって、犯罪っていうのよ?(はあと)」
   にっこりと。
   微笑むユニットに。
   「そうよ。そういう聞き分けのない子は・・・。」
   いって。 
   ずずい。
   ぺろぺろと。
   飴をなめつつ。
   前にでとでるナーガ。
   「どうするっていうんだ?」
   現れた、ごつい体格の男性に。
   にんまりと笑いつつ。
   「あら、決まってるじゃない。お仕置きよ(はあと)」
   ナーガがにこやかにと言い放つ。


   「へへ。泣こうが、わめこうが、もうどうにもならないぜ!
     ここにいるのは、この島でも指折りの強さなヤツラだからな!」
   捨て台詞をはきつつ。 
   なぜか、今だに。
   回復魔法が使える医者にも失った腕を元に戻せるようにと。
   頼みもせずに。
   その、出っ歯をきらりと光らせて。
   涙を浮かべつつ、あたし達にといってくる、町のチンピラその一。
   そんな彼の後ろには。
   数名の男達の姿。
   「ふっ。覚悟するがいい。この俺は、島で十番目に強い・・。」
   「ねえ?リナ、私がやってもいい?いい?(はあと)」
   目をきらきらと輝かせて言ってくるユニット。
   「・・・いーけど。あまり、派手なことはしないでね。
     あいつに先に気付かれたら、面白くないし。」
   あたしの言葉に。
   「わかってるってvそれじゃvとりあえず、
     十番から、七番目に強いと自負している皆さん(はあと)
      全員まとめて、吹き飛んでね(はあと)」
   いって。
   にっこり。
   ユニットが微笑むと同時に。
   その手の中に。
   虹色にその柄が輝く、ロッドが出現してゆく。
   シャラ。
   まるで、鈴を転がすような音をさせて。 
   「それじゃ(はあと)簡単なところで(はあと)」
   くるり。
   その腕の半分程度の大きさのロッドを。
   くるりと一回転させると。
   

   ドドゴゴォ!!
   『ぐえ!?』
   なぜか。  
   そのまま、ぐんぐんと、地面にとのめりこんでいっている、
   荒くれたちの姿。
   「・・・わざわざ、ロッド・・取り出す必要・・ないんじゃ?(笑)」
   あたしの言葉に。
   「あら。やっぱり、形は大切だし(はあと)
     その方が、楽しめるでしょv」
   にっこりと笑ってくるユニット。
   ま、確かにね。
   視線の先では。
   今まだに、ユニットが、ちよっと、彼等の回りだけ。
   干渉し。
   というか、あたしの許可を取ってのことだけど。
   一応、ここ、あたしの一部でもあるからね。
   重力を数倍、時間とともに、倍に、倍にと。
   上乗せしてゆく、些細な術ともいえないものを。
   かけたのだけど。 
   それだけのことで。
   身動き一つとれずに。 
   どんどんと地面にとのめりこんでいっている男達の姿。
   やがて。
   ―プチ。
   何か、小さく、つぶれるような音もするけど。
   まあ、気のせいでしょ。
   あたし達がやってきている、波止場の一角にて。
   ぽっかりと開いた、黒い穴。
   のぞきこんでも、そこが普通の人間の視力程度では見えないけど。
   その、穴の奥で。
   なぜか、重力にとつぶされて。 
   形も止めていない、男達。
   一応、殺したら、面倒なので。
   つぶれていても。
   死んだりはしていない。
   というか。
   その肉体から、魂が出ないようにしているだけなんだけどね。
   「・・・・ねぇ?これ、何やったの?」
   穴を覗き込みつつ、聞いてくるナーガ。
   「ああ、たいしたことじゃないわよ。
     ただ、重力を彼等の回りだけ、上げていっただけ。
     あ、重力っていうのはね。
     たとえば。空中でものを離すと、その物体は下へ落ちるでしょ?
     それは、その物体に重力が働いているからなのよ。
     まあ、この星というか、大抵の星は、
     自転しているから、惑星上の物体は引力だけでなく、
     遠心力の影響も受けるけどね。
     つまりは・・・・。」
   延々と、説明を始めるユニットに。
   「・・・こくっ・・。」
   「ねるなぁ!」
   思わず突っ込むあたし。
   ナーガ、器用にも。 
   たったまま、眠っているし。
   「・・は!私、今、寝てた?」
   『うん、寝てたわよ。』
   はっと飛び起きる、ナーガのその台詞に。
   同時にうなづくあたしとユニット。
   「・・・ま、まあ、深くは追求しないわ。
     それより、何かあっけなかったわねぇ。」
   そういうナーガの台詞に。
   「おやおや。そういわないでくださいよ。
     お楽しみはこれからっですって。」
   いいつつ。
   ゆらゆらと。
   全身をローブで身に包んだ。
   男性が波止場の下から出現してくる。
   「へぇ?貴方・・・何者?」
   ナーガの問いかけに。 
   「いやね。もう一人の人はともかくとして。
     あの、高名なリナさんにも。
     上には、上がいるんだって、証明してあげようかと思いましてね。
     そうですねぇ。仮に、魔道士Aとでもしておきましょう。」
   いいつつ。
   手を動かして。 
   風の結界をその身にとまとってゆく、その男。
   そして。
   「ふふ。恐怖するがいい。
     究極の召喚魔法!ゼラス・ゴード!」
   魔道士の呪文が完成する。
   「あら、ナーガ、これってv」
   あたしの声に。
   「ふっ。何の!キュム・キュム・スピン!」
   ばしゃ!
   どしゃ!
   くきゅくきゅくきゅ。
   わさわさわさ。
   水しぶきと共に。
   術の召喚者の呼びかけに応じて。 
   出現したのは。
   魔道士が放った呪文では。
   当然、くらげ。
   対して、ナーガが放った呪文では。
   ナマコが。
   数百匹の単位で。 
   波止場を海の水とともに、埋め尽くしてゆく。
   ずぶぬれになっているナーガ。
   結界を張っていたというのに。
   これまた濡れている男。
   あたしとユニットといえば。
   当然のことながら、水など、一つもかかっていない。 
   視界の先では。
   わきゃわきゃわきゃ。
   キュムキュムキュム・・・。
   足場を埋め尽くす、くらげと、ナマコの数々。
   そして。
   「・・ふっ。なかなかやるわね。」
   「ふふ・・・。貴様もな。」
   変に意気投合しているし。
   この二人。
   くらげの足が、ナマコを捕らえ。
   ナマコの口が、くらげの足を食べて行く。
   何とも、面白い光景が繰り広げられてゆく。
   
   「・・・・どうせだったら、一つにまとめて。
     巨大化させたらいいのにねぇ。」
   「そこまで考えてないんでしょ。
     ナーガとアクルだし・・・・。」
   「それに・・・ほら。」
   あたしが、示すと。
   ―どごっ!
   ナーガの今放った術の暴走で。
   違う種類のナマコまで召喚され。
   その、人の大きさほどあるナマコが。 
   そのまま。
   魔道士Aと名乗った、魔道士アクルの頭上にと。
   落っこちてゆく。
   
   「ふっ。なかなかの強敵だったわ。」
   ズブ濡れになりつつ。
   言っているナーガ。
   「どうする?リナ?これ?」
   今だに、術者は倒れても。
   足元を埋め尽くしているくらげと、ナマコをみて。
   ユニットが言ってくる。
   「そうねぇ。」
   あたしが言いかけると。
   「ふっ。酢の物にすると、うまいわよ。」
   ナーガが、髪を掻き揚げつつ。
   提案してくるし。
   「あ、それいいわね。」
   「それじゃ、決まりねv」
   とりあえず。
   戦いを挑んできた魔道士を身ぐるみはいで。
   その辺りにと、ぐるぐると縛り上げたまま。
   一応、役人にと突き出しておいて。
   足元に広がる、ナマコとくらげの数々を。
   網にと入れて。
   近くの漁師にと持ってゆく。

   「おっし!生きがいいな!話はわかった!」 
   「どうも(はあと)」
   交渉は、ユニットが辺り。
   そして。
   かわいいから。
   という理由で、代金も多少奮発している、その漁師。
   そのまま。
   術で召喚された、ナマコたちは。
   あたし達の資金にと化けてゆく。


   「そういえば、あの魔道士の頭にも。
     なんでかつぶれていたごろつきたちも。
     そして、町のあちこちも。
     くらげの絵とかが多いわね。
     あと、魔道士なんかは、頭にくらげを乗せてたし。
     フッ。趣味悪いわね。」
   言い切るナーガ。
   「というか、わざわざ、くらげをそれように。
     洗脳の物質として、創り出しているあいつって。
     かなりの暇人よねぇ。」
   ユニットのつぶやきに。
   「まあ、あいつは。仲間の中でも。
    代わりものとして有名らしいからね。」
   「?何の会話をしているのよ?リナも、スミレちゃんも?」
   そんな些細な会話をしていると。
   首をかしげてくるナーガ。
   『秘密(はあと)』
   そんなナーガに。
   あたしとユニットの台詞が。
   にっこりと、微笑んで、完全にと一致してゆく。


   町の看板にも。
   そして、おみやげ物のグッズにも。
   全てくらげの絵がプリントされているのだけど。
   しかし・・・・。
   結構、律儀よね。
   わざわざ、観光グッズまで。
   自分で手がけているし。
   あいつは(笑)


   とりあえず。
   一通り、店を見て回り。
   あたし達が宿泊するのは。
   このミプロス島の中で一番いいと言われている。
   ホテル・ジュエリー・フィッシュ。
   ここの、最高級スイートルーム。
   あたし達が、ホテルにつき。 
   チケットと名前を言ったところ。
   まあ、待遇が、面白いの何の。


   そんなこんなで。
   始めの日は。 
   ひとまず、ホールで、人々に混じって。
   行われるイベントでもみつつ。
   食事をすることにと決定したあたし達。
   
   運ばれてくる食事を食べつつ。
   「ようこそ、いらっしゃいました。
     私は、夢先案内人ラゴス。
      今宵、皆様を夢にと案内させていただきます。」
   かっ!
   スポットライトに照らされつつ。
   こつこつと歩いてくる男性が一人。
   黄色い髪を短くまとめ。
   口ひげなんかも生やしているけど。
   それでいて。
   黒く太い眉毛に。
   ぐるぐると、巻きが何重にも入り。
   かなり度のきついめがねをかけているその男性―ラゴス。
   そして。 
   あるきつつ。   
   ステージに向かって足を歩ませながら。
   「奥様、一年ぶりでございます。」
   一人、一人に声をかけてゆく。
   「奥様、どちらから?」
   一人の人物に向かって、語りかけるラゴスの言葉に。
   「はい、サングストから、参りましたの。」
   丁寧に答えている老夫人。
   「サングスト!」 
   その言葉に、キラリと目を輝かせて。
   「サングストといえば、その、溢れる自然に、
     大地の恵みともいえるべき、山の幸の数々!」
   いきなり。
   サングストの説明を始めていたりする。
   「あら。彼って・・イリュージョン・マスターね。」
   かちゃかちゃと。
   ナイフとフォークを走らせて言っているユニット。
   「まあね。といっても。
     あれもまた、操られている一人に過ぎないけどね。」
   あたしもいいつつ。 
   そのまま、食事を続けてゆく。
   その横では。
   ここぞとばかりに。
   ワインや、ブランデー、ウィスキーの。
   一番高いものを注文し。 
   平らげていっているナーガの姿。 
   しかも、ジョッキで(笑)
   
 

   イリュージョン・マスター。
   それは、巧みな話術と、幻術で。
   相手を幻術にと誘い込み。
   操る人物などをさしてそう呼んでいるここの世界。
   
 
   「さあ!それでは、皆さん、ご一緒に!
    秋の名物、サングスト祭り!」
   それまでのラゴスの言葉に。   
   同じサングスト出身の人々は。
   ものの見事に、幻術の中にと誘いこまれ。
   それら全てが。
   故郷の風景を見ているように、感じているのだけど。
   といっても。
   この、幻術。
   欠点が一つだけ。 
   つまりは。 
   同郷の存在以外には。
   効果がなし。 
   せめて、全員に幻術を見せられるくらい。
   力を付けなさいよね!
   やがて。
   ラゴスの言葉と同時に。
   茸の着グル身をきて。
   せ・・せめて、足のすね毛くらいはそりなさい!
   足のごわごわとしたすね毛はそのままに。
   足をむき出して。
   踊っている男達。
   その後ろに設置されてゆく。 
   張りぼての、山などの姿。

   「・・・・・子供の学芸会でも。
     これより、ましよね・・・。」
   「・・・・・気にしないでおきましょう。」
   とりあえず。
   これで、喜んでいる客たちの真意が。
   少し信じられないけど。 
   どこがどう面白いのやら・・・。
   とりあえず。
   そちらは気にしないことにして。
   そのまま、食事にと専念してゆくあたし達。
   どうせ、やるんだったら!
   等身大というか、現物大の字オラマとかを用意しなさい!
   まったく・・・・。
   役者魂が足りないわよv


   そんなこんなで。
   食事も終わり。 
   一度、部屋に戻りつつ。 
   食後の楽しみのデザートは。
   後で食べるように。
   先に、部屋にと運ばせておいて。
   とりあえず。
   あたし達はといえば。
   このホテルが名物としている、 
   ミプロスの温泉にと。
   足を運んでゆく。
   ―ま。
   といっても。
   今は、温泉が、ひっぱってこれない状況だから。
   とある場所の温泉のものなどを。 
   ブレンドして、天然の温泉にと見立てているんだけどねv
   さて・・・と。
   ジュリアーノがどう出てくるかしらv
   楽しみよねv


                       −続くー

##################################


   さて・・・・・。
   次回。
   温泉マスター・・登場・・・。
   よーやくだわさ・・・・。
   (どこの方言だ!?)
   それから、ナーガのいびつな石竜もどきの暴走に。
   王室。
   んでもって、ようやく、遺跡にジョイロック。
   ・・・・・・この調子だと・・・。
   劇場版スレイヤーズの説明一ページ分が。
   約一話になっている計算だから・・・。
   8話・・・か?(まて!)
   ではでは・・・・。
   また・・・・・・。


   

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24218エル様漫遊記・完全無欠版・其の4(映画本編のり)かお E-mail URL2003/1/3 00:51:23
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  こんにちわ♪
  どうも、正月3日以内に打ち込み終了しそーにない、薫です。(実話)
  うーん・・・・。
  やっぱり、時間のある時に打ち込んで。
  それから、編集すべきだったか・・・(そんな時間があったか?)
  んではでは♪
  いくのです♪

###################################


  過去と、現在、未来が交錯する、その場所は。
  その島そのものが、時空の狭間に漂っている。
  そして、島の意思で、そうなっている。
  何よりの証拠。
  そして・・・・・。

  一年前―。


  「へっ。なぜか、あの時から。
    ここ誰も侵入したことがなかったようだが!
     まったく、代わりがねえじゃねえかよ!
      また、楽しませてもらうぜ!」
  緑色の物体をしたそれは。
  島の中ほどにある、山の。
  ふもとの遺跡にとその身をおいて。
  この島は。
  かつての、降魔戦争のときに。
  海王群の拠点となり。
  それゆえに。
  魔力を拡大する魔法陣や。
  魔をたたえる神殿が。
  ここ、エルンゴージュの遺跡。
  と呼ばれている場所だけ。
  今現在も残っている状況―。


  再び、進入された、島と。
  そして―。



  「・・・・・のお、メリルーン?
    あれは、あってはならない過去なのじゃ・・・。
     儂は・・・過去を変えるつもりじゃ・・・。
      見守っていてくれ?・・・な?」
  長い、いく千、いく万の昼と夜を経験し。
  死ぬこともできず。
  ただ。
  愛するものの魂と共に。
  島とともに、生きてきた彼は。
  再びのジョイロックの襲撃とともに。
  その覚悟を決めていた。


  「長き、時を生きていると・・。
    多少のさきみはできるからな・・・。」
  本来あるべき、姿。
  そして。
  「―母なる存在よ、この老いぼれの全てをささげましょう。
    何とぞ・・・・この島に安らぎを―・・・・・。」
  空に向かって、祈りを捧げてゆく。


  


     エル様漫遊記 〜完全無欠版スレイヤーズ!其の四


   ぱさり。
   「ちょ・・・・リナ!?あんた!?」
   なぜか、ナーガが、目を見開く。
   「何よ?」
   大浴場のその脱衣所。
   それぞれに、個室が設けられ。
   脱衣所は、一応、男女が別々となり。
   といっても。
   このホテル・ジュエリィ・フィッシュの目玉である。
   大浴場は、男女混浴。
   それゆえに。
   温泉の効能などが。
   布をつけていると、効果が薄れるが。
   女性や男性は、水着をつけるのが、一般的。
   中には、チャレンジャーで、何もつけずに、
   入る存在もいたりするけど。
   シュルル。
   パサリ。
   ユニットもまた。
   個室にと入り。
   ルンルンルン♪
   かるく、歌などを歌いつつ。
   水着にと着替えているまっ最中。
   あたしが。
   着がえ終えて。
   ついでに荷物は。
   手にブレスレットを出現させて。
   そのブレスレットの中の水晶にと入れておく。
   どうやら、ユニットも同じようにして。
   荷物の安全を確保しているようだけど。
   そんなこんなで。
   水着に着替えて。 
   個室から出たあたしを。
   なぜか、ナーガが驚いて、しばし見つめてくるし。
   水着の上にと纏っていた、バスタオルを外すと。
   ナーガがしばし、あたしの全身をじっと見つめてくる。
   ちなみに。
   白い、ビキニ。
   ついでにいえば。
   スタイルなども、ナーガよりもかなりいい。
   当然だけど。
   ユニットの方はといえば。
   十歳の姿だというのに。
   きっちりと、胸などもかなりあるので。
   これまた。
   ビキニを着込んでいるものの。
   その、胸元には、赤いリボン。
   そして、腰には。
   スカート形式の水着の一部。
   ついでにいうと。
   色は薄いピンクで。
   それが、ユニットの愛らしさをさらに引き立てている。
   あたしとユニットが並ぶと。
   なぜか。
   しばし、周りの視線が、あたし達にと釘付けになってゆく。
   水着で覆われてない場所は。
   透き通るほどに抜けている白い肌。
   長い、栗色の髪が。
   その胸元などを多い。
   ユニットはといえば。
   頭のリボンを温泉に入るので。
   とりあえず外して。
   その、腰よりも長い髪を。
   さらりと、伸ばしている。
   その胸元には。
   いつもの、というか。
   ナーガは初めて見るはずだけど。
   不可思議に輝く色をした。 
   一つの石をその中心にと細工がされているネックレス。
   『おおおおお!?』
   はっきりいって。 
   このあたし、ユニットだけでも目立つのに。
   それでいて。
   ナーガもまた。
   トップで留め置く、ビキニタイプを着込んでいる。
   つまりは、肩紐がない状態の水着。
   周りのどよめきが。
   あたし達にと釘付けとなってゆく。
   「リナ・・あんた、スタイルよかったのね・・。
    今さらだけど・・。」
   しみじみいっているナーガ。
   ・・・平原胸っていつもいってるけど。
   歳の割には、リナ、あるのよね。
   というか。
   この、スミレちゃんも。
   まだ、どう見ても、十歳くらいなのに。
   結構、スタイルいいし。
   などと、思っているナーガだけど。
   「だから、いつも言ってるじゃない。
    旅をするのに、いろいろと、邪魔だから。
     いつもはコルセットで抑えているってv」
   「まあ、それはそうなんだけど・・。」
   口ごもるナーガ。
   「そんなことより(はあと)
     早く温泉に入りましょ(はあと)」
   にっこりと。
   片手に、バスタオルを持ち。
   ユニットが言ってくる。
   その、艶やかな長い黒い髪が。 
   白い肌にとかかり。
   歳格好に似合わずに。
   魅力を引き立てていたりする。
   まあ、それをいうなら。 
   あたしもだけど。
   まあ、あたしもユニットも。
   気配や、魅力というか気配。 
   完全に人のそれにしているから。
   気後れする人間などは。
   あまりいないけど。
   とはいえ。
   なぜか、多少、感のいい人間などは。
   あたし達に対して、気後れを多少していたりする。
   まあ、それはそれ。


   「ふっ。それもそうね!
    おーほっほっほ!夢にまでみた温泉よ!」
   「おーほっほっほつ!」
   とりあえず、あたし達のスタイルには。
   それ以上突っ込まずに。
   高笑いしつつ。
   部屋の先にある、大浴場の入り口に向かって。
   シャカシャカと手を振りながら。
   走ってゆく、ナーガの姿。

   バッシャァァン!
   「うーん、これこれ。この肌触り・・って・・・・ん?」
   お湯に浸かり。
   肌触りの感触で。
   すぐさまに見抜いているナーガ。
   「・・・この匂い・・・肌触り・・そして・・この味は・・。」
   ぺろり。
   温泉の水をひとなめ。
   手に掬いつつ。
   ざわっ!
   なぜか、あたしとユニットが、浴場にと入ってゆくと。
   そこにいた全員の視線が釘付けになってゆく。
   「ほう、これは、まるで絵のような、美少女たちですなぁ。」
   「目の保養とはこのことですな。」
   「いやはや。二人とも、歳のわりに、スタイルもよくて。」
   「まあ、かわいい女の子と少女だこと。」
   「綺麗ねぇ。うらやましいわ。」
   などと。
   すでに、温泉にとつかっていた人々が。
   一斉に、しばらくあたし達に見とれたあと。
   口々にそんなことをつぶやいていたりするし。
   この姿。
   つまり、栗色の髪に紅の瞳のリナの姿で。
   この反応なら。
   あたしがよくとっている、絶世の美女の形態。
   凄烈までな金の髪に金色の瞳。
   それをみたら、どう反応するのかしらね?(笑)
   まあ、大概。
   言葉もなく、ぼーと見とれているのが今までの普通なんだけど。
   あたしの姿を見た場合。
   とりあえず。
   ぶぐふくと温泉に、不満足の感情を撒き散らしながら。
   お湯にと浸かっているナーガ。

   パシャ。
   そんなナーガを無視して。
   あたし達も、バスタオルを片手に。
   温泉にと浸かってゆく。


   「はぁい、温泉シスターズでぇす!」
   「シャンプーでぇすv」
   「ヘチマでぇすv」
   「リンスでぇすv」
   それぞれに、いいつつ。 
   ぴょん。
   と、出で来たのは。
   三人の女性。
   髪がはねている女性がヘチマ。
   長い髪の女性がシャンプー。
   短く髪をまとめている女性がリンス。
   ヘチマは、茶色い髪に、緑のビキニタイプを着込み。
   その下の方の水着のその横に。
   フリルのレースが施されている。
   リンスは、青い髪に、そして、くすみが深い、赤い水着。
   こちらは、ワンピースタイプ。
   そして、黄色い髪を長く伸ばしている、
   シャンプーと名乗った女性は。
   スパッツタイプのワンピース形式のピンクの水着を着込み。
   特質すべきは、その胸のところが。
   谷間をはさんで、紐でつながれている。
   というような状態の水着をそれぞれにと着込んでいる。
   「当日は、このホテル・ジュエリィ・フィッシュの目玉である。
     ミプロス島名物、温泉にようこそ!」
   「それでは、この温泉の説明をいたしまぁす!」
   「まず、この温泉の効能は打ち身に、火傷に切り傷、万能の元!
     温泉に浸かるだけで肌はつるつる!」
   「別名、美人の湯とももうしまぁす!」
   「なぜ、そのように効果がいろいろあるかといえば。」
   「絶妙なバランスで、温泉の成分が取れているからでぇす!」
   ポーズをつけつつ。
   温泉に浸かっている客たちにと説明を開始しているこの三人。
   おお!
   その説明を聞いて。
   うんうんうなづいているほかの客達。
   まあ、嘘はいってはないわねぇ。
   ある意味。
   三人が、なぜか、おき楽に温泉の成分の説明をしていると。
   ぷくぷくぷく・・・。
   それを湯にと顔までつけて。  
   泳いで、彼女達の近くまでいって。
   それを聞いていたナーガ。
   ザバァ!
   「おーほっほっほっほっ!
     絶妙なバランスとは、良くぞいったものね!
       語るに落ちるとはこのことね!」
   高笑いしつつ。 
   お湯の中から立ち上がる。
   『どきっ!』
   三人が、三人とも、どきりとして。
   一箇所にと固まってゆく。
   「ふっ。いいこと?この温泉は、天然の温泉とは呼べなくてよ!」
   ナーガのびしっと指を指した指摘に。 
   どきどきどき!
   さらに、どきりとしている三人。
   「まずこの鼻につくような、かすかに香る、この香りは・・。
     これは、確か、北のトランバーニャ地方の、
      北国の湯の素。」
   いって。
   手のひらに、お湯を巣くって、香りをかぐナーガ。
   どきどきどき!
   さらに、その言葉に反応している温泉シスターズの三人娘。
   「そして。この、肌にまとわりつく、この感じは。
     ミランダ地方の、飲んでおいしい、薬湯ミランダの素。
      それらを六対四でブレンドして、ミックスしてある。
       どう?違うかしら?」
   ナーガの指摘に。
   ふにやぁ・・。
   その場にへたり込んでゆく三人娘。
   「よっ!姉ちゃん!すごいぞ!」
   「よ!温泉博士!」
   ぱちぱちぱち!
   周りから、ナーガのその指摘に。
   歓声が巻き起こる。
   「ふっ。たとえ、素人は、騙せても。
    この、ナーガ様の肌は、騙せないわ!」
   いって。
   パン!
   と軽く自分の腕を叩き。
   軽く手を上げて。
   温泉に入っているほかの客にと返事を返すナーガの姿。
   そんな、ナーガに。
   歓声が飛んでゆく。
   「まあ、確かに。
    普通のお湯に、素を入れているだけだもんねぇ。これ。」
   ぱしゃり。
   手で軽く、温泉の水面をなでるユニット。
   「まあね。」
   足を軽くつけているあたし。
   パシャパシャとしつつ。
   ナーガの方を見ていたりする。
   ぷくぷくぷく・・・。
   ザバァァ!!
   そんな、ナーガの目の前の水面が。
   ぶくぶくとあわ立ち。
   それとともに。
   ざばりと、水面から出てくる一人の人影。
   ・・・どーでもいいけど。
   その、胸とへその星マーク・・やめてほしいんだけど・・。
   温泉なのに、シルクハットをかぶっているのは、まだよしとしても。
   ビキニタイプの黒い水着。
   しかも、ハイレグ・・・・。
   それでいて。
   がりがりにとやせて。
   肋骨が、皮の上からも見えていたりするし。
   何を考えているのか。
   胸のポチポチと。
   へそに。
   星マークのシールを貼り付けて。
   上半身裸のその上に。
   温泉の中なのに、マントを羽織り。
   首のところで、リボンでそのマントを止めていたりする。
   ナーガの目と鼻の先にと、ずいっと、顔を寄せ。 
   はっきりいって、普通なら、すぐに引きたくなるのが普通だけど。
   ナーガは驚きもせずに。
   「ずいぶんと、こった出現のしかたね。」
   腰に手をあてて。
   目と鼻の先の男性にと言い放っていたりする。
   まず、この二人でなく。
   美男、美女なら。
   周りから、キスしろ!
   などの野次が飛ぶのが当然の距離であるが。
   「お褒めに預かりまして、光栄です。
     私は、当、ホテルの支配人、ジュリアーノ=ディビビエと申します。
      私どもは、お客さまに、夢と満足をお届けするのが。
       役目でありまして。」
   いって。
   手を胸にあて、軽く会釈をするジュリアーノ。
   「それより、この始末、どう付けてくれるのかしら?」
   ナーガの問いかけに。
   「温泉が偽者でも。お客様に満足頂いていただけましたら。
     それでいいかと。」
   その言葉に。
   「あら、私は満足してないわよ。」
   「一人のお客様の不満足より、大勢の満足。
    分かっていただけますでしょうか?」
   「ふっ。それなら、このあたしの不満足分。
     戻してくれるんでしょうね?」
   「そういわれましても。お客様のチケットは。
     ディスカウント。しかも、それをお使いにはならずに。
      そこのお連れの方に便乗して。
       ということですので。
        お支払いは、貴女にはする義務はないですし。」
   「ふっ。ずいぶんとせこいのね。」
   「いえいえ。お客様ほどでも。
     他人のチケット・・まあ、そのチケットがチケットだけに。
      それはそれでいいですが。
       他人が払った金額を自分に戻せなどとは。」
   どうでもいいけど。
   目と鼻の先で。
   顔をくっつけつつの、会話はやめなさい。
   ナーガも、ジュリアーノも。
   「まあ、終わりそうにないけど?
     どうする?」
   ユニットの問いかけに。
   「そうねぇ。」 
   いって、温泉から足をのけ。
   温泉から出ようとするあたし。
   すると。
   「おや、お楽しみはこれから。
     で、ございますよ?リナ=インバースさま?」
   いって。
   あたしを呼び止めるジュリアーノ。
   「あら、それじゃ、不満足分は。
     その体で払ってもらうvというわけでv」  
   にっこり。
   ユニットがにっこりと笑い。
   「そういうことね。それじゃv軽く。
     ファイアーボール!」
   バシュ!
   本当に軽くやっただけなのに。
   なぜか。
   結界を張っていたジュリアーノに直撃している炎。
   「一番!ミリアム=ユニット!いっきます!」
   ユニットが。
   元気よく、手を上げる。
   「いよっ!まってましたぁ!」
   ちゃっかりと。 
   温泉の横の岩などにと。  
   避難して、これもイベントと捕らえて。
   見物を決め込んでいる、他の客。
   「それでは!エターニアフレイル!」
   キュドドド!
   ユニットがふっ。
   と、手を上空に掲げると。
   その手にと出現する、虹色に輝く柄のロッド。
   まあ、この柄は。
   ユニットの気分次第で。
   色・・毎回異なるからねぇ。
   そして。
   その先についている、水晶のような球(オーブ)を。
   ジュリアーノに向け。
   言葉を紡ぎだす。
   「うわわわっ!?」 
   あわてて、水竜を召喚しているものの。
   なぜか。
   バシャ。
   たった、かすっただけで。
   水竜は、霧散してゆくし。
   「ふっ。あなた・・何者?」
   髪を掻きあげつつ言うナーガ。
   というか。
   いきなりのユニットのこの攻撃。
   何とも思ってないのが面白いわねぇ(はあと)
   気にしてないしv
   ナーガはv
   「な・・・何だ?!この呪文は!?」
   なぜか、狼狽しているジュリアーノ。
   そして。
   ナーガが自分にと問いかけているのにようやく気付き。
   「タダの、温泉好きのマスターでございますよ。
     観光客から、ぼったくったお金で、シンジケートを広げて。
      やがては、世界制覇をたくらんでいる。
       という、タダの温泉好きのマスターですよ。」
   そういいつつ。
   水柱にと乗って、浮かび上がってゆく、ジュリアーノ。
   面白いことに。
   水柱にのったまま。
   ユニットが今放った、虹色の球体の舞いを。
   踊りつつ、何とか交わしていたりする。
   
   「お!あの、足裁きが絶妙ですなぁ!」
   「まま、どうです?一杯?」
   「おねーちゃん!お酒!追加ぁ!」 
   「はぁぃ!208号室のお客様、お酒追加ですぅ!」
   ちゃっかりと。
   あたし達の戦いを。
   イベントと化して。 
   お金を儲けている温泉シスターズに。
   これまた。
   粋なイベントと信じ込んでいる客の姿。
   
   「くっ!こうなったら!」
   いって。
   辺り構わずに、水竜を召喚しているジュリアーノ。     
   そんなに創り出していると。
   温泉の水がなくなるわよ?(笑) 
   「それで?(はあと)あんたは、この島で。
     何番目に強いのかしらv」
   わざと聞くあたし。 
   「ふ・・不本意ながら、二番目・・というところでしょうか。
     まあ、あの御方に比べたら、どうってことはないですけどね。
      まあ、貴方たちには、関係ありませんけどね。
       ここで死ぬんですから。」
   いいつつ。
   額に冷や汗流しての台詞では。
   説得力なんてないんだけどねぇ?
   ふふv
   「それじゃ、二番!天才美少女魔道士!
     リナ=インバース!いきます!」
   パン!
   ユニットと手を軽く叩いて、バトンタッチをし。
   今度は、あたしからの攻撃の番(はあと)
   「ということで!カルティク・ランス!」
   シュドドドド・・・。
   あたしの呼びかけにしたがって。
   オーロラ色に輝く、無数の槍が。  
   ジュリアーノめがけて降り注ぐ。


   ・・・・・・ぽろ・・。
   なぜか。 
   その様子を。
   お酒を飲みながら。
   木の上で。  
   温泉の様子を眺めていた、緑色の物体が。
   お酒の瓶を手から取り落としているけども。
   ・・・・何だ?あの術は?
   この俺でも知らない術だぞ??
   などと、思っているけど。
   どうして知らないのかしらねぇ。 
   ただこれ。
   電磁波と、重力と、引力と水圧と真空。
   それらを組み合わせている魔力の槍なのに。
   

   「うわったた!!!!!!?」
   あ。面白いv
   足場のない空中で、踊り狂っているジュリアーノ。 
   「ふっ。なら、私の出番ね!」
   ナーガが高らかに言い放ち。
   「ヴ・ヴライマー!」
   ナーガの言葉に従って。  
   周りの岩が。
   人形となしてゆく。
   ナーガが唱えたのは、石人形(ゴーレム)作成の呪文。
   ・・・・何だけど。
  
   「おお、これはまた。ずいぶんと変わった人形ですなぁ。」
   「最新式のデザインですかね!」 
   やんややんやと。
   その出現したゴーレムをみて。
   盛り上がっている観客達。
   頭と、手と胴体は。
   申し分なく、がっちりと。
   体格もよく、作成されてはいるが。
   バタバタバタタ!
   手を大きく、仰ぎつつ、ばたばたとし始めてゆくゴーレムの姿。
   問題は・・・。
   足(笑)
   はっきりいって、爪楊枝程度の細さしかなかったりするし。
   当然のことながら。
   バシャァァァァン!!!
   「う・・・あわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?」
   ―――ぶち。 
   そのまま、温泉にと、ナーガの創り出したゴーレムは倒れ付し。 
   その先にいたジュリアーノごと。 
   押しつぶしてゆく。

   「・・・・死んでませんか?本当に?」
   「いやぁねずいぶんとコッた趣向ですなぁ。」
   「温泉が偽者というのも。粋な演出でしたね。
     このイベントのためだけに偽者の温泉にしたんですかねぇ。」
   つぶされたジュリアーノの心配など。
   誰一人として、していなかった。


   「いやぁ、楽しかったですな。」
   「でも、温泉が、狭くなりましたなぁ。」
   とりあえず。
   戦い、もといイベントと彼等が思いこんでいたものが終わったので。
   また再び温泉にと入ってくる客の姿。
   「まあ、遊び足りないけど。
     とりあえず、今は温泉を楽しみたいし。」
   「それもそーね。」
   いって、顔を見合わせるあたしとユニット。
   そして、互いに顔を見合わせて。
   「なら、あたしがこっちをするわねv」
   「それじゃ、あたしは、お湯をv」 
   パチン♪
   二人同時にと指を鳴らす。
   その刹那。
   ―カッ!
   淡い、金色の光が温泉を包み込み。
   
   『おおおおおお!!!!!!!』  
   なぜか。 
   そこにいた全ての感嘆の悲鳴がとどろいてゆく。


   ・・・・・・どでっ!
   「・・あ、あいつ、木の上からおっこちてるけど?」
   「あら、そうみたいね。ま、いいじゃない。」
   ふと。
   視線の先の木の上から。
   おっこちている物体一つがあるけど。   
   とりあえず無視。
   
     
   光が退いたその後には。
   白い、大理石の外観を思わせる。
   整頓された、浴場に。
   バランスのとれた、岩肌。
   それでいて。 
   今のナーガの創ったゴーレムを利用して。
   ちょっとした滝なども作り出し。
   そして。
   「・・・こ・・これは!」
   ナーガが目を輝かせているし。
   お湯に足をつけたそのとたん。
   そのまま
   バシャン!
   と、深く、お湯にと浸かってゆくナーガの姿。
   「硫黄の成分も申し分ないし。
     鉄分、ミネラル、それぞれが申し分なく分配されて!
     俗にいう、どんな温泉の特質も兼ね備えているし!
     すごいわ!」
   目を輝かせているナーガ。
   「とりあえず。肌や、健康にいい、成分。
     それぞれ、バランスよく、配分して。
     それでいて、肌からも、飲んでも吸収力がいいように。
     今、成分変えたから。」
   にこにこというユニット。
   ついでにいうと。
   温泉の水の色も。
   多少、虹色にと輝いていたりする。
   どこにもない、どこにでもある、温泉の完成v
   「おお!虹色の温泉!すばらしい!」
   「これ、瓶に詰めて、お土産にしたらいいかも!」
   などと。
   それをみて。
   喜んでいる客の姿。
   誰も、一瞬で。
   このような温泉になったことを疑問に思ってなく。
   あらかじめ、何か、こういうイベントのための。
   先ほどの戦いなんだろう。
   それで全員が全員とも、済ましているし。
   ま、別にいいけどねv
   
   「はぁい、瓶づめ温泉はこちら!虹色温泉はいかがですかぁ?」
   ちゃっかりと。
   いつのまにか。
   小瓶を用意して。 
   またまた営業している温泉シスターズ。
   たくましいわねv



   パシャ。
   「うーん、気持ちいいv」
   とりあえず。
   なぜか、つぶれているジュリアーノと。
   その頭の上にとのっていた、くらげをそのままに。
   魔力の紐で縛り上げ。
   ホテルの人達にと引渡し。
   のんびりと、あたし達は。
   何事もなかったかのように。
   温泉にと浸かってゆく。



   最高級のスイートルーム。
   その、柔らかな、ベットの上で。
   「キャアキャアv」
   ぽんぼんと飛び跳ねているユニット。
   「・・・・・あのねぇ。何やってるのよ?ユニット?」
   あたしが苦笑しつついうと。
   「何って、いいじゃないv
     子供じみたことをしてもv」
   そういうけど。
   一体、もはや、数え切れないくらい、生きてというか。
   存在しているのに。
   何を今更。
   ・・あ、でも、それもいいかもv
   「んじゃvあたしもやろっと!」
   いって。  
   二人で、トランポリンをしつつ。
   ベットで飛び跳ねてゆく。
   
   「ふっ。まったく。子供何だから。」
   「ナーガさんも、やりましょv」
   「ま・・・まあ、そこまでいうんだったら・・。」
   久しぶりの、柔らかなベットのせいか。
   ナーガも、多少、大人しくなっているし。
   さて。
   今晩はぐっすりと、休みますか。
   たまには、休息するのもいいからね。


                        −続くー

##################################



  ・・・・いいのか?!
  それで、温泉客!!!!?(汗)
  と、一人、打ち込みながら、突っ込みいれている私でした(まて!)
  うーん・・・・。
  エル様とスミレちゃんが・・活躍してない・・(実話)
  それでは。
  次回。
  ホテルをたちまして。
  ジュリアーノを国王にと引き渡しにいくシーンv
  お約束のナーガの石竜、暴走シーンv
  さて・・。 
  きちんと、文章にできるかな?(こらこら!)
  それでは!

  (さて・・正月最中に全ていけるか!?)

  

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24233映画だっ!にゅーよーく E-mail 2003/1/3 18:14:51
記事番号24218へのコメント

こんばんわ。
聞いてください、かお様。
今日駅伝見つつおせちつついてた時です。(朝)
ふと横を見ると。

『ザ スピルリナ』

「!!!!!!!!!!!!!!!!」
という文字が!
何これあらいずみ先生のコミックのおまけ漫画に出てきた豊胸剤ッ!?とかおもいつつ近寄ってみると。
……ただの栄養剤でした……。
実話です、100%。
本気でびびったにゅーよーくです☆

とまあ前置きはともかく。
ここまで一気に読ませていただきましたv
これのもとは見たことないんですが…。(^_^;)
でもラウリイってガウリィのご先祖様ですよね!?
うぎゃあなんか悲恋チック!
苦手だ悲恋…。

L様&ユニット様&ナ―ガって妙な組み合わせですねv
L様相変わらずお美しいですっ!
…おせじじゃあないですよ?
本気でそう思ってますからね!?
ユニット様かわいいです…v
ベットではねようが何しようがオールおっけーなノリです♪(まて)
ナ―ガが温泉マニアっていうのにはさすがに…。
みょーなところで博識なーさん。
っていうか温泉サギじゃん。
L様&ユニット様のおかげで得しましたねv

それでは。
古本屋で見たスレのDVDのあまりの高さに万引きしちゃろうかと思いました。
…冗談です。
でもスレのDVD(一枚)約3500ってのは高いですよッ!
私のお小遣い一ヶ月分より高いッ!
で結局。
お年玉で買いたいものがもろもろあるので買いませんでした。
結末の気になるにゅーよーくでした☆

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24241映画の本編投稿ですv(こらまて!)かお E-mail URL2003/1/3 23:55:10
記事番号24233へのコメント

こんにちわ。にゅーよーくさん。
年賀状、届きましたか?の薫です(まてこら!)
・・・・絵が下手ですいません(涙)
>こんばんわ。
>聞いてください、かお様。
>今日駅伝見つつおせちつついてた時です。(朝)
>ふと横を見ると。
おせち・・・いいな・・・。
単品の数の子とかは食べたけど・・おせち自体はなし(まて!)
>『ザ スピルリナ』
・・・・・・・・え!?
>「!!!!!!!!!!!!!!!!」
>という文字が!
>何これあらいずみ先生のコミックのおまけ漫画に出てきた豊胸剤ッ!?とかおもいつつ近寄ってみると。
>……ただの栄養剤でした……。
>実話です、100%。
>本気でびびったにゅーよーくです☆
私もきっと驚くとおもいます。それは。
・・・・あ・・・ありましたねぇ・・それ・・・・(汗)
あと、ガウリイのくらげヨーグルトもどきとか(まて!)
あ、あと、リナの映画用のコスチュームとか。
おまけでナーガ(笑)
>とまあ前置きはともかく。
>ここまで一気に読ませていただきましたv
>これのもとは見たことないんですが…。(^_^;)
そうなんですか?
記念すべき!第一回目!の映画版です!
歌が、いいですよぉv
>でもラウリイってガウリィのご先祖様ですよね!?
>うぎゃあなんか悲恋チック!
>苦手だ悲恋…。
・・何でも。
始めは、パラレルものとして、考えたらしいですけど。
神坂先生の『ガウリイのご先祖というのであれば、名前は任せてください!』
という一言で、ガウリイの先祖と決定したらしいです(笑)
映画を説明している、劇場版スレイヤーズなら。
古本屋とかで、五百円前後で売っているかと・・(実際は1500円だけど)
>L様&ユニット様&ナ―ガって妙な組み合わせですねv
スペシャル時代なのでv(つまり、まだアメリアとかには出会ってないvょ
>L様相変わらずお美しいですっ!
>…おせじじゃあないですよ?
>本気でそう思ってますからね!?
(・・ひょっとして・・にゅーよーくさんの夢の中にも・・
   ・・エル様がこられて、何かいわれた・・とか?汗)
>ユニット様かわいいです…v
>ベットではねようが何しようがオールおっけーなノリです♪(まて)
ベットで飛び跳ねるの。
・・・・やってみたいんですけどねぇ。
さ・・・さすがに・・ねぇ?(笑)
>ナ―ガが温泉マニアっていうのにはさすがに…。
これは、神坂先生も公認の設定だしvんふふv
義仲翔子先生も、それ、含めて漫画、書いておられましたしねぇ。
(フィル登場のところ)
>みょーなところで博識なーさん。
まあ、ナーガだし。
>っていうか温泉サギじゃん。
おもいっきり、詐欺です。はい。
>L様&ユニット様のおかげで得しましたねv
しかし・・・ふふふ・・・・。
(含み笑い・・)
>それでは。
>古本屋で見たスレのDVDのあまりの高さに万引きしちゃろうかと思いました。
>…冗談です。
万引きは犯罪です(まて!)
>でもスレのDVD(一枚)約3500ってのは高いですよッ!
・・・・そーいや、そうなんですよねぇ。
ゲームとか、六千単位がザラなので・・。
あまり気にならなかった人・・←どちらかといえば、安い!
という感覚・・うけましたねぇ。まじで(実話)
>私のお小遣い一ヶ月分より高いッ!
・・・・お小遣いかぁ・・・。
私は、貰ってなかったからなぁ。(必要の分だけもらう形だった)
>で結局。
>お年玉で買いたいものがもろもろあるので買いませんでした。
>結末の気になるにゅーよーくでした☆
ちなみに。映画のDVDは、ムービーとして、セットで、三作v
まとめて販売でしたのですv
だって、DVDの方が、場所・・とりませんしねぇ・・(実話)
ではでは。
もしよかったら、無印の6巻のDVDだけでよかったら、
送れる私なのです
(以前、頼んだら、番号違いで、まだ店にそれだけ・爆!残ってる・・・)
って・・一つだけなら、あっても、関係ないですよねぇ・・。
中古ショップで安売りを見つけましょうv(まて!)
ではでは。
いつも、感想、ありがとうございますの、薫です。
それでは、失礼しますv

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24242マジですか?!にゅーよーく E-mail 2003/1/4 00:47:00
記事番号24241へのコメント

ええと。

>もしよかったら、無印の6巻のDVDだけでよかったら、
>送れる私なのです

ってまじですか?!
まじだったらいくらでしょうか…。(オイ)
まじだったら教えて下さいなのです!<(_ _)>

まじが多くてすみません…。

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24253おおまじですが?(まて!)かお E-mail URL2003/1/4 20:25:20
記事番号24242へのコメント

こんにちわ。にゅーよーくさん。
>ってまじですか?!
>まじだったらいくらでしょうか…。(オイ)
>まじだったら教えて下さいなのです!<(_ _)>
いえ、お金はいいですよ・・(古いやつだし・・)
後、トライ全巻の古本、以前ちょっとした場所でみつけた私v
(私も、人からもらったし・・ネクストのフィルムブックv)
本気なら、まじでおくりますよ?(まて!)
それではvv

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24260えええッ!?にゅーよーく E-mail 2003/1/4 22:46:15
記事番号24253へのコメント

ってあのホントによろしいんですか?!
無料で!?
うーなんか悪いような…。

>本気なら、まじでおくりますよ?(まて!)

本気です。(まて!)
ホントにホントよろしいんでしたらお願いします!<(_ _)>

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24239エル様漫遊記・完全無欠版・其の5(映画本編のり)かお E-mail URL2003/1/3 23:36:35
記事番号24210へのコメント



  こんにちわ♪
  ようやく、もう少しで、前半終了v
  ・・・しかし。
  やっぱ、三が日以内の終了・・無理ですね・・あはは(汗)
  ちなみに。
  何回もいいますが。
  これは。
  第一回!記念すべき、スレイヤーズ!映画化!
  の、完全無欠版スレイヤーズ!
  の、パロディですv
  映画のビデオか、DVD、または、LDをご用意くださいなv(まて!)
  それでは、いってみましょう!


##################################


    エル様漫遊記・完全無欠版スレイヤーズ!偏  其の5


   ホテル・ジュエリィ・フィッシュ。
   支配人を語っていた、ジュリアーノは。
   半年前に、ここのホテルの支配人になったばかり。
   しかも、それらは、全て。
   洗脳によるもの。
   山の先の村から流れてくる温泉が。 
   途絶えたために。
   このホテルの支配人と。
   数名の人達が。
   国の調査隊とともに。
   山の先にある、温泉にと向かったものの。
   その途中にある、とある遺跡。
   エルンゴージュの遺跡。
   と呼ばれている場所に。 
   魔物が住み着いている。
   というのが判明したその矢先。
   ぱたりと、温泉が途絶えたので。
   それが原因だ。
   と、魔物退治などに一緒に出かけたのであるが。
   戻ってきた支配人は。
   なぜか、うわごとのように、蛙がどうした。
   だのと、
   もはや、廃人同様にと成り果て。
   彼に書かせた。
   証書によって、ジュリアーノが、
   このホテルの支配人となっていたのである。
   それらが、本来の支配人の本音ではない。
   そうわかっているものの。
   そうこうしているうちに、観光客が押し寄せる時期になり。
   そのまま、お客を迎えた、このホテル。
   

   「いやあ、ありがとうございました。」
   にこやかに、語りかけてくるのは。 
   本来の支配人。
   なぜか、ホテル全体を多い尽くした、あの光の中で。
   正気を取り戻しているのだけど。
   まあ、温泉をちょっと、修正したとき。 
   ホテルにも、少しばかり、光が差し込んだがために。
   正気を取り戻し。
   彼の指示のもと。
   ホテルの品位を落とすようなことをしていた輩は。
   すべて、首にとなってゆく。
   そして。
   「できましたら、この男を、国王に突き出してほしいのですが。」
   じゃらり。
   金貨の入った袋を。
   ナーガに手渡してくる支配人。
   「おーほっほっほっ!任せておいて!」
   次の日。
   とりあえず、出発することに決めたあたし達に。
   ホテルの支配人が。
   依頼をしてきたのである。
   といっても。
   あの、ジュリアーノを。
   国王にと突き出すという依頼だけど。 
   観光客を騙した。
   というのと。
   騒ぎを起こした。
   という罪と。
   そして。
   詐欺の罪で。
   なぜか、水の入った水槽に、入れられているジュリアーノ。
   『お願いします!』
   ホテルの従業員、一同。
   あたし達にと頭を下げてくる。


   とりあえず。
   ジュリアーノを国王に引き渡すため。
   この島の、首都、ミプロス・シティを目指すことにしたあたし達。

   がらがらがら・・・・。
   「そろそろ、お約束の時間のようよv」 
   クスくすくす。
   ホテルを出発して、しばらくして。
   がらがらと。
   台車に手を触れずに。
   引いていると。
   というのも、
   その辺りにいた、精霊を捕まえて。
   その力で押しているだけのこと。
   「・・・どうやって、動かしているのかしら?」
   ナーガが、なぜか首をかしげていたりもするけど。 
   だって、わざわざ、引く必要、面倒だしね。
   ミプロス・シティを見下ろせる、山間の山道で。
   進む先にと、まっている、人影数名。
   「あら。」
   ナーガが、それをみて、ぴたりと、足を止めてゆく。
   「あらあら。もしかして、こいつを取り戻しにきたのかしら?(はあと)」
   くすくすと、笑いつつ、いうあたしの言葉に。
   「いえいえ。そんな貴女様を相手に、無駄なことはしませんよ。
    しかし、我々とて、プロの端くれ。このままで、
     済ますわけにはいきませんので。」
   いって、道の先に泊まっていたのは。
   昨夜、ロビーにて、幻影を使って、集団催眠を施していた。
   夢先案内人、ラゴスと。 
   その、仲間たち。
   支配人が正気にもどったことで。
   こいつらも、首にとなっている事実があるけど。
   そんなことは関係ないし。
   「ふ、我々にも、プライドというものがあります。
    時に、貴方たちのお生まれは?」
   さらりと聞いてくるラゴスの言葉に。
   「おーほっほっほっ!セイルーンにきまってるでしょ!
     おーほっほっほ!」
   完全にその誘導尋問にと引っかかっているナーガ。
   「ほぅ・・・・セイルーン。」
   とりあえず。
   ナーガを的に絞って。
   作戦を実行し始めてゆく、ラゴス一派。
   いいつつ。
   ナーガの瞳をみて、そのめがねを少しずらす。
   目の輝きで、相手を。
   その、出身地の幻影にと、誘い込むのが。
   彼のやり方。
   「セイルーンといえば!
     その名前もとどろく、聖王都!
      その、町全体が、結界となっている、首都では!
       気の流れが理をもって、流れいで!
        名物といえば、お家騒動!」
   ・・・あらあら。
   「・・・・・・確かに、そうともいえるわよねぇ。」
   「というより、そんなものを名物に取り出さなくても、
    いいでしょうにねぇ?」
   くすくすと笑っているあたしとユニット。
   ナーガの脳裏に。
   セイルーンの風景が広がるが。
   「ふっ、それで?」
   まったく効いてないし。
   「くっ!毎年、行われる、赤の竜神祭りでは!
     その、美人と名高い、姉妹の王女たち!
      その麗しの姿を見ようと、それを目当てに、
       観光客なども押し寄せて!
        さあ!セイルーン名物、赤の竜神祭り!」
   いって。
   音楽と。 
   祭りのコスプレをした人々が出てくるが。
   「・・・・だから?」
   まったく、ナーガには効いていない。
   というか。
   ラゴスがかけたのは。 
   あくまで、一般客の視点の幻影。
   ナーガが、それに通用するわけないでしょうにねぇ。
   赤の竜神祭りの時には。 
   ナーガ。
   正装して、妹である、アメリアや、
   父親である、フィリオネル達と共に。
   公式行事に参加しているのが普通なんだから。
   そんなことは露知らず。
   あたし達の前で。 
   似合わないまでも。
   巫女の服装をその剛毛な足のすね毛をそのままに。
   くるくると、儀式を再現しているつもりらしい。
   男達の姿。
   「ふっ。そんな、見苦しい、踊りを見せて、
     どうする気かしら?!おーほっほっほっ!
      あなたごときの、幻影に引っかかる、ナーガ様と思って!?
       おーほっほっほっ!」
   腰に手をあて、口に手をあて、高笑いをしているナーガ。
   まあ、引っかかるには、引っかかっているんだけど。
   ラゴスの想像力の皆無の無さね。
   この結果は。 
   何しろ、あくまで。
   観光客の視点の、幻影、かけているからね。
   せめて、王宮の中の幻影とかかけたら。
   一発で、ナーガ、幻影にかかっていたでしょうけどねv
   高笑いしているナーガに。
   「な・・なぜかからない!?」
   驚きの声を上げているラゴス。
   「ふっ。茶番は、それまでかしら?
     それじゃ、私から、行くわよ!ヴ・レイワー!」
   ごがっ!
   ガラガラガラ・・・・・・。
   ナーガの言葉に従って。
   ラゴスたちの横の地面が盛り上がってゆく。
   そして。
   デン。
   「あら、頭は、完成してるわねぇ。」
   「あら、本当(はあと)」
   地面から覗く、ナーガが今創り出した、石竜の顔。
   

   「・・・マスター・・。」
   それをみて。
   戸惑いの声を上げている、ラゴスと共にいる男達。
   「ええい!ひるむな!相手が、何であろうと!
    芸を尽くすのみ!時に、貴方のお生まれは?」
   いいつつ。
   自分達の横の地面が盛り上がり。
   そこに。
   竜の顔をしている物体にともそもそと、乗りあがり。
   目の辺りで問いかけているラゴス。
   「キシャァァァァ!!!」
   その言葉に。
   閉じていた目を。   
   明けて。
   目覚める石竜。
   ナーガ、只今、この呪文。研究のまっ最中。
   ガラガラガラ!
   空を突き刺すような、長い首。
   頭の部分は、角、目玉、鱗、口。
   全てにわたり、デッサンは整っているものの。
   唸り声を上げて。
   がらがらと。
   地面の中から。
   それは、出現してゆく。
   そこまでは、いいんたけど(笑)
   

   その首が。
   首筋にたどり着くまでに細くなり。
   はっきりいって。
   頭と、体の等身の比較が。
   百対一くらい、誤差があるのは、どういうわけか(笑)
   「うーん。顔だけ、完成してるわねぇ。
    まだ不完全なんでしょ?この技?」
   あたしの言葉に。
   「あら、そんなことないわよ。
     呼び出すつもりの、石竜とは、まったくデザイン、異なるもの!
      おーほっほっほっ!」
   わらいつつ。 
   その額には、一筋の汗を流しているナーガ。
   そんなあたし達の視線の先で。
   キシヤァァ!
   起き上がろうとして。
   当然のことながら。
   体の大きさと。 
   頭の大きさが、バランスが取れていない。
   その結果。
   ばたばたばた。
   小さな、手足をばたつかせ。
   そして。
   『うわぁぁぁ!!!!』
   バタァァン!
   ラゴスたちの方にと、倒れこんでゆく。
   ナーガが召喚した、石竜。
   地の精霊に干渉し。   
   石人形を作り出す呪文なのだけど。
   ナーガ。
   この術。
   今だに、完成してないのよね。
   本人は、デッサンが、まだ完成してない。
   と言い張るのと。 
   これで呼び出したものはv
   おきっ。
   バタ。
   ゴロゴロゴロ・・・。
   起きては、転び、おきては、転び。 
   それを繰り返してゆく。
   ―プチ。
   「あ、何かつぶれる音がしてるし。」
   「それより、崖から落ちるわよ?あれv」
   ユニットが、彼等がつぶれたのを指摘し。 
   あたしはあたしで。
   バランスを崩して。
   がけ下にと転がってゆく、ゴーレムを指摘する。
   どうにか。
   体性を整えよと、頑張るゴーレム。
   しかし。
  
   ガラガカララ・・・・・・・・・・。


   ゴロゴロゴロロ・・・・・・・・・・・。



   そのまま。
   がけ下に見えている、ミブロス・シティの町並みに。
   転がってゆく、石竜(ゴーレム)の姿。
   それだけなら、まだいいけど。
  
   キシャァァァァ!
   「・・・・あ、また暴走してるしv」
   「あらあら、完全に、町中を練り歩いているわねぇv」
   のんびりと傍観しているあたし達の眼下にて。
  


   「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!?」
   なぜか、町は大パニック。
   いきなり、崖の方から。
   岩の竜の姿をしたデザインの狂いまくっているゴーレムが。
   町にと、倒れてきているのである。
   そのまま、町の人達や。
   家々などを壊しつつ。
   ナーガの、支配下を逃れて。
   暴走し。
   バランスが取れない。
   ということもあって、ぐるぐると。
   同じようにと、町の中をうねりつつ。
   ゴーレムが通った後には。
   ちょっとした、くぼみの道が出あ上がってゆく。


   「ねぇ、ナーガさん?
     ちょっとは、デザイン、勉強したほうがよくない?(はあと)」
   にっこりというユニットの台詞に。
   「ふ・・・美的感覚の違いね。」
   汗をかきつつ、言っているナーガ。
   「それで、町の、五分の四も壊滅させておくわけねぇ。」
   くすくすくす。
   舞い上がる、噴煙と。
   悲鳴の数々。
   ナーガのゴーレムは。
   ミプロス・シティの町並みを。
   半分以上壊滅させ。
   そして。

   ガラガラァァンン・・・・・・。

   ようやく、城にと、突き当たり。   
   城の一角を壊して。
   ようやく止まってゆく。



   ざわざわざわ・・・。
   城に寄りかかっている、ゴーレムの周りに人だかり。
   一瞬にて、家を失った人々など。
   あまりのことになぜか茫然自失としながら。
   ついでに、なぜか、城の方も、半壊しているけど。
   城を壊して。
   ようやく、止まっているゴーレム。
   

   ナーガのゴーレムって。
   今だに、ちゃんと、コントロールできないのよねv
   面白いことにv
   まあ、それは。
   ナーガが召喚するもの。
   大概なものに当てはまるけどねv



   ヒククク・・・・。
   「そ・・・・・そうか。
    しかし、あんな、大層なゴーレムを作り出すとは。
     なかなかの腕前で・・。」
   説明をうけ。
   こめかみをひくひくとさせているミブロス国王。
   目の下に隈をつくり。
   それでいて、服装は。 
   お約束のちょうちんブルマもどき。
   その、遠まわしな、いやみにまったく気付かずに。
   「おーほっほっほっ!当然ね!
     この、私を誰だと思っているのかしら!?
      白蛇(サーペント)のナーガ!ナーガなのよ!
       おーほっほっほっほっ!」
   一人、高笑いをしているナーガ。 
   とりあえず。
   ジュリアーノを引き渡すのと。
   それと一緒に。
   ついでに、どうして、町が壊滅するような原因になったのか。
   国王に説明しているあたし達。 
   ナーガ、反省、まったくしてないし。
   国王は、小柄な男性。
   王女が逆に背が高いという、でこぼこコンビ。
   二人して、目の下に隈を作っているけど。
   ひくく。
   ナーガの高笑いにひきつりつつ。
   「と・・ときに、そっちの人達は?」
   あたし達にと聞いてくる。
   「あたしは、リナ=インバースです。」
   「ミリアム=ユニット=ユニバースです。」
   交互に答えるあたしとユニット。
   「なぬ!?リナ=インバース!?」
   その言葉に。 
   王座から、びょん。
   と、飛び降りている国王。
   「なるほど。小柄じゃな。それに・・・。」
   ドン!
   見えない、衝撃に吹き飛ばされる国王。
   「ふっ。今、何をしようとしたかしら?(はあと)
     そんなことしたら、怒るわよv」
   「も・・もう怒っているじゃないかぁ!
     というか、どうして、何もまだしてないのに!
      何をしようとしたかわかるんじゃ!?」
   目を見開いて。
   壁に叩きつけられたお尻をなでつつ。
   叫んでいる国王の姿。
   「今、国王さん。リナの胸、触ろうと思ったでしょv
     そんなことしたら、いけないでしょ?(はあと)」
   にっこりと微笑んでいるユニット。
   「い・・いや、だから・・どうして、行動に出るまえに・・。」
   などとつぶやきつつ。
   「まあまあ、そんなことは、どうでもいいのですわよ。」
   すくっ。
   席を立ち。
   あたしの手をとってくる王妃。 
   そして。
   あたしとユニットを。
   自分達が座っていた王座にと、誘っていきつつ。
   「ぜひとも、今晩は、お城に泊まっていきなさい。ね?」
   「そうじゃ、そうじゃ、歓迎するぞ!おーい!誰か!」 
   口々にいっている国王と王妃。
   「おーほっほっほっ!誰か忘れてないこと!?」
   ナーガが、完全に無視されているので。
   いきなり、高笑い。 
   「おお!そうじゃ!忘れてた!お前!」
   国王がナーガを指差し。
   「ふっ。そう、この私こそ、リナの・・。」
   最大、最後のライバル。
   といいかけたナーガの言葉よりも早く。
   「金魚のうんちのナーガさんね。」
   王妃が、センスで、口を塞ぎつつ、ナーガにと語りかける。
   がくっ。
   その言葉に、少しこけそうになっているナーガ。
   そんなナーガを横目でみつつ。
   「ようこそ、お城へ。」
   意味ありな、視線を。
   ナーガにと向けてゆく。


   「しかし、あんなに派手によくまあ、壊したもんんじゃのお。」
   食事どき。
   何気なくつぶやいている国王。
   「確かにね。」
   「おーほっほほっほっ!人間、細かいことを気にしてたら駄目よ!」
   いいつつ。
   出された食事を。
   食事作法にのっとりつつ。 
   平らげているナーガ。
   「修復するのに、億単位くらいの金貨じゃ、すみそうもないのぉ。」
   それとなく、ナーガにいやみを言っているものの。 
   「おーほっほっほっ!当然よ!
      おーほっほっほつ!」
   まったく、嫌味だと気づいてないナーガ。
   「とりあえず。
    私達を、招待したのは。何か目的があるんでしょぅ?(はあと)」
   にっこりと。
   優雅に、食事を口に運びつつ。 
   グラスを傾けているユニットが。
   食事の席にと同席している、国王たちにと話しを振ってゆく。
   カチャリ。
   その言葉に。
   視線を、横にいた、メイドなどに向け。
   「まあまあ、その話は。
    食事が済んでからでも。」
   そういってくる国王。
   「別に聞かれて困るような内容でもないでしょうに。
     遺跡のことでしょ?それと、ラウディのこと。」
   こくこくと。
   ワインを飲み干しつつあたしがいうと。
   「なぬ!?すると、やはり、大賢者ラウディと名乗る、
     あの老人をしっているのか!?」
   「まあ!やはり、あの夢のお告げは真なのですね!?」
   同時に叫んでいる二人の姿。
   

   「ふっ。どういうことかしら?
     説明していただける?」
   ナーガの質問に。
   やがて。
   国王と王妃は、静かに、説明を開始する。



   この島名物である、温泉。
   それは、山間のふもとの村から流れてきているもの。
   しかし、一年ほど前に。 
   その山間の麓に。
   魔物が住みつき。
   やがて、村との交流もとれなくなり。
   温泉も、こちらに流れてくる源流がぱったりと止まり。 
   こちらにとあった、支流も。
   枯れ果てて。
   やはり、魔物のせい。
   というので、幾度となく、討伐隊を差し向けたものの。
   そのことごとくが、戻ってこずに。
   かろうじて戻ってきた人々も。
   蛙がどうだのといって。
   気が触れていたりする。
   という、些細な内容の説明が、国王と王妃の口から語られてゆく。


   「自体は、一向に、進展はせんじゃった。
     しかし、この一ヶ月くらい前からかの?
      儂や、王妃の夢に、大賢者ラウディなる老人が現れて。
       魔物退治は、リナ=インバースに任せろ。
        といったのじゃ。」
   「今に、リナ=インバースという。
     小柄で、胸がなく、手が早くて凶悪な魔道士が。
      ミプロス島にやってくる。」
   どごっ!
   そういった、王妃の頭に。
   瓦礫の束が、落ちてゆく。
   「あら、そんなこといったら、暴れますよ(はあと)」
   「あああ!大丈夫か!?王妃!?」
   だくだくと。
   頭から血を流している王妃を気遣っている国王。
   「まったくv」
   ふっ。
   ユニットが手をかざすと。   
   一瞬の間に、その怪我はふさがっているけど。
   「・・・・ちょっと?リナ、今、どこからあの瓦礫・・出した?」
   ナーガの問いかけに。
   「異空間v」
   「・・・・・・・・。」
   なぜか、無言になっているナーガ。
   「わ・・・・私がいったんじゃありませんわ・・。
     その、ラウディとなのる、大賢者様が。
      そう夢の中でおっしゃったんです。」
   なぜか、冷や汗ながしつつ、説明してゆく王妃の姿。
   「ともかく、夢のお告げとおりに。
    リナ殿と、ユニット殿。
     貴殿たちはここに参られた。
      あと、夢のお告げで。
       その二人に、どうでもいい、金魚のうんちが、
        一人、くっついている。ともあったしな。
         お告げのとおりじゃて。」
   そういって。 
   一口。
   ホットミルクを口にする国王。
   「それで?私達にその魔物を退治してほしい?と?」
   ナーガの問いかけに。
   「そうじゃ、そうしたら、ナーガ殿が、壊滅させた、
    町のことは、とやかくいうまい。」
   「それはそれ、これはこれ。過ぎたことをいってたら。
    長生きできないわよ!おーほっほっほっ!
     人に物を頼むときには、それなりの報酬。
      というものが必要なのよ!おーほっほっほっ!」
   「・・・・貴殿が壊した、町の被害。
     軽く見積もって、二十億程度なんじゃが・・。」
   「おーほっほほっほっ!
     そんな、些細なこと、気にしたら、駄目よ!おーほっほっ!」
   いいつつ。
   ナーガの額には、一筋の汗。
   「まあ、確かに。
     ナーガのせいで。
      今日、星空の下で寝ている人達、結構いるからねぇ。」
   「ま、とりあえず、どっちにしても。
     遺跡には行くつもりだったし、私達。
      もちろん(はあと)依頼料、先払いよねv」
   にっこりといっているユニット。
   「あ、それだったら。
    町、直しておくから、ついでに、それも上乗せしてねv」
   『・・・・・・は?』
   なぜか、あたしの言葉の意味を理解できずに。
   二人、まの抜けた声を出している国王達。 
   パチンv
   あたしは、食事の最中。
   腕を少し高く掲げて。 
   軽く、一つ鳴らしてゆく。



   ―カッ!
   その刹那。
   城の外。
   町は。
   一瞬、まばゆいばかりの光に包まれ。 
   そして。
   『・・・・・・・・・・・・・えええええええええ!!!!?』
   なぜか。
   人々の驚愕の叫びが。
   町中にと響き渡ってゆく。


   バダハタバタバタバタバタ!!!!

   報酬の交渉をしつつ。
   あたし達が、食事の続きをしていると。
   にわかに騒がしくなってゆく、部屋の外。


   バッタァァン!
   「陛下、陛下ぁぁぁ!!町が・・町がぁぁ!!!!?」
   「何ごとだ!騒々しいぞ!?」
   扉を勢いよくあけて、入ってきた大臣に。
   一喝している国王。
   「そ・・・・それどころではありません!
    そ・・そそそそそと!」
   「?」
   首をかしげつつ。
   なぜか。
   ナーガ、王妃、国王が。
   窓の外から。
   外を見渡す。
   その刹那。
   『・・・・・・・・・・・・・・・・・・な゛!?』
   なぜか。
   短い叫びをあげて。 
   そのまま。
   全員が固まっているけど。

   町並みは。
   ナーガの石竜が暴走する前。
   つまり、何事もなかったかのように。
   きっちりと、再現されている。
   

   「あら、何、その程度で驚いているのよ。」
   「そうそう。誰にでも、簡単にできることですよ?(はあと)」
   こくこくこく。
   飲み物をのみつつ。
   グラスを傾けて、いうあたしとユニットの言葉に。

   ・・・・こ・・・こんなこと・・簡単にできるなんて・・・。
   ・・・・一体・・・何者!?
   と。
   なぜか、驚愕して、あたし達をみている国王達に。
   ・・・・リナもかわってるけど・・。
   スミレちゃんも・・・似ているみたいね・・。
   などと、一人心でつぶやいているなーがの姿。


   ナーガが、壊した町並みは。
   何事もなかったかのように。
   といっても。 
   面白いので、石竜は、そのまま。 
   城にと張り付かせたままにしているけど。
   元通りの姿にと。
   完全にその形態を戻している。
   その程度のことに、なぜか。
   町の人々などの驚愕の叫びなどが。
   その日の間中。
   しばらく、収まることを知らずに、巻き起こってゆく。



   「゜・・・・・・・・・・・・・・・・な゛!?」
   なぜか。
   それを視て。
   目を見開いている、緑色の物体一つ。
   この程度、簡単に出来なさい!
   あんたも!
   普通、どんな存在も、簡単にできる程度のことよv

         
                        −続くー

   
    

##################################

  
  映画ではv
  リナちゃんが、ラゴスの幻影にハマって。
  村娘の姿(リナの幻影の中)にての、収穫祭りv
  あれに、ルナ姉ちゃんがいないか!?
  と捜したの・・・。
  多分、私だけではないと思う(捜した人←実話)
  ふっ。
  幻影の中だけでも、出してほしかった、ルナ姉ちゃんと、
  リナの両親(まてまてまて!)
  まあ、これでは。エル様に。
  幻影など、通用するわけがないから。
  その矛先はナーガに向かいましたけど(まて!)
  ラゴス程度に、王宮の中の行事がわかるわけがない!(まてぃ!)
  ナーガ・・・・。
  あれで、作者公認、公式裏設定ではあるものの・・・。
  セイルーンの第一王女だからなぁ・・・・。
  ふっ・・・・。
  よかったねvアメリア、ナーガv
  二人とも、母親に似てv
  ・・・・フィルに似ている女の子・・あ・・・哀れと思うし・・(汗)
  (あまり、父親に瓜二つでは、娘が気の毒だしなぁ・・・
    ↑自分が父親に瓜二つな人・・涙)
  フィルが女性・・あのままの容姿で・・。
  ・・・・・・・・・・・・・考えまい(汗)
  (一瞬想像して、鳥肌が・・・汗)
  ではでは・・・・。
  ようやくやくで。
  遺跡というか、ジョイロック?(まて!)
  んではではvv

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24245ナーガのほうがリナより破壊神なのでは…?にゅーよーく E-mail 2003/1/4 02:44:02
記事番号24239へのコメント

こんばんわ。
時間がやばいです。
というわけ前置きはこれくらいですなにゅーよーくです☆

あ、年賀状はまだです。

感想です。

>   支配人を語っていた、ジュリアーノは。
>   半年前に、ここのホテルの支配人になったばかり。
>   しかも、それらは、全て。
>   洗脳によるもの。

なんじゃそらああああああああああああああっ!!!!!

>   ホテルの品位を落とすようなことをしていた輩は。
>   すべて、首にとなってゆく。

首になって当たり前。

>   台車に手を触れずに。
>   引いていると。
>   というのも、
>   その辺りにいた、精霊を捕まえて。
>   その力で押しているだけのこと。

きゃあ。
便利ですねえ…。
いいなあv(まて)

>   ナーガの瞳をみて、そのめがねを少しずらす。
>   目の輝きで、相手を。
>   その、出身地の幻影にと、誘い込むのが。
>   彼のやり方。

ああッ!
なんて無謀な…。
なんか絶対失敗しそうなんですけど…。

>   「セイルーンといえば!
>     その名前もとどろく、聖王都!
>      その、町全体が、結界となっている、首都では!
>       気の流れが理をもって、流れいで!
>        名物といえば、お家騒動!」

名物じゃないんじゃあ…。

>   「くっ!毎年、行われる、赤の竜神祭りでは!
>     その、美人と名高い、姉妹の王女たち!
>      その麗しの姿を見ようと、それを目当てに、
>       観光客なども押し寄せて!
>        さあ!セイルーン名物、赤の竜神祭り!」

「姉妹の王女」の姉のほうがいるんですが…。

>   巫女の服装をその剛毛な足のすね毛をそのままに。
>   くるくると、儀式を再現しているつもりらしい。
>   男達の姿。

目に悪いっ!(><)

>   頭と、体の等身の比較が。
>   百対一くらい、誤差があるのは、どういうわけか(笑)

どーゆー比率ですか!?

>   がけ下に見えている、ミブロス・シティの町並みに。
>   転がってゆく、石竜(ゴーレム)の姿。

ああっ!
どっかのロードの娘(ニセ)の時と同じような展開!

>   同じようにと、町の中をうねりつつ。
>   ゴーレムが通った後には。
>   ちょっとした、くぼみの道が出あ上がってゆく。

うわ…。(−−;)

>   二人して、目の下に隈を作っているけど。

災難な…。

>   「今、国王さん。リナの胸、触ろうと思ったでしょv
>     そんなことしたら、いけないでしょ?(はあと)」

そーです。セクシャルハランスメントです!

>   「金魚のうんちのナーガさんね。」

そんなはっきり…。

>   食事作法にのっとりつつ。 
>   平らげているナーガ。

ここらへん育ちいいんですね…。
妙だ!

>   「今に、リナ=インバースという。
>     小柄で、胸がなく、手が早くて凶悪な魔道士が。
>      ミプロス島にやってくる。」

なんつーことをっ!

>   「あ、それだったら。
>    町、直しておくから、ついでに、それも上乗せしてねv」

最近なれてきたんですが…。
やばいですねv

>   「あら、何、その程度で驚いているのよ。」
>   「そうそう。誰にでも、簡単にできることですよ?(はあと)」

せんせぇ。出来ません。

>   目を見開いている、緑色の物体一つ。

かえるですか?
魔族…?

それでは。
もう寝ますなにゅーよーくでした☆



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24255(多分中級)魔族ジョイロックvかお E-mail URL2003/1/4 20:39:10
記事番号24245へのコメント

こんにちわ。にゅーよーくさん。
>こんばんわ。
>時間がやばいです。
・・・・へ?何が?
>というわけ前置きはこれくらいですなにゅーよーくです☆
>あ、年賀状はまだです。
うーん・・ポストに入れたの・・・遅すぎたのか?(汗)
(何度もいいますが・・・かなり下手な絵です・・汗)
(下書きせずに何も見ずに一発描き・・←お゛い゛!)
>>   しかも、それらは、全て。
>>   洗脳によるもの。
>なんじゃそらああああああああああああああっ!!!!!
彼等は、ここに来ている(?)ジョイロックのご飯の一貫なのですv(まて)
>>   ホテルの品位を落とすようなことをしていた輩は。
>>   すべて、首にとなってゆく。
>首になって当たり前。
ですよねぇ。やっぱ、お客様、第一ですよね!商売にあたっては!
>>   台車に手を触れずに。
>>   引いていると。
>>   というのも、
>>   その辺りにいた、精霊を捕まえて。
>>   その力で押しているだけのこと。
>きゃあ。
>便利ですねえ…。
>いいなあv(まて)
精霊が、気の毒かも・・(かなりまて)
>>   ナーガの瞳をみて、そのめがねを少しずらす。
>>   目の輝きで、相手を。
>>   その、出身地の幻影にと、誘い込むのが。
>>   彼のやり方。
>ああッ!
>なんて無謀な…。
>なんか絶対失敗しそうなんですけど…。
相手が、なーがですしねぇ。
あ、ちなみに。本家の映画、村娘リナがかわいいですよvうふふv
>>        名物といえば、お家騒動!」
>名物じゃないんじゃあ…。
はい。名物でないですねぇ。(笑)
>>   「くっ!毎年、行われる、赤の竜神祭りでは!
>>     その、美人と名高い、姉妹の王女たち!
>>      その麗しの姿を見ようと、それを目当てに、
>>       観光客なども押し寄せて!
>>        さあ!セイルーン名物、赤の竜神祭り!」
>「姉妹の王女」の姉のほうがいるんですが…。
その、麗しき、王女が、目の前の人物だとしったら・・。
卒倒しますね(爆!)あの格好だしvv
>>   巫女の服装をその剛毛な足のすね毛をそのままに。
>目に悪いっ!(><)
バニー姿のフィルさんや、セーラー服ガーヴなどよりはましです(いやだぁ!)
>>   頭と、体の等身の比較が。
>>   百対一くらい、誤差があるのは、どういうわけか(笑)
>どーゆー比率ですか!?
つまり、頭でっかち、で、体はちいさいv
>>   がけ下に見えている、ミブロス・シティの町並みに。
>>   転がってゆく、石竜(ゴーレム)の姿。
>ああっ!
>どっかのロードの娘(ニセ)の時と同じような展開!
同じ展開ですよねぇ。あのときとv(笑)
>>   同じようにと、町の中をうねりつつ。
>>   ゴーレムが通った後には。
>>   ちょっとした、くぼみの道が出あ上がってゆく。
>うわ…。(−−;)
よく、これで、手配されませんよねえ・・ナーガ(笑)
セイルーンの暗躍があるんじゃ?(こらこらこら!)
>>   二人して、目の下に隈を作っているけど。
>災難な…。
隈は、ラウディが毎晩夢に出てきて、寝られないからですv
>>   「今、国王さん。リナの胸、触ろうと思ったでしょv
>>     そんなことしたら、いけないでしょ?(はあと)」
>そーです。セクシャルハランスメントです!
事実・・・さわりましたからね・・・映画・・(汗)
>>   「金魚のうんちのナーガさんね。」
>そんなはっきり…。
事実だから、いいのでしょう(こらこら)
>>   食事作法にのっとりつつ。 
>>   平らげているナーガ。
>ここらへん育ちいいんですね…。
>妙だ!
まがりなりにも、王女様v(あの格好だと・・信じられないけど・・)
>>   「今に、リナ=インバースという。
>>     小柄で、胸がなく、手が早くて凶悪な魔道士が。
>>      ミプロス島にやってくる。」
>なんつーことをっ!
ラウディ・・・成仏してください(お゛い゛)
>>   「あ、それだったら。
>>    町、直しておくから、ついでに、それも上乗せしてねv」
>最近なれてきたんですが…。
>やばいですねv
まあ、エル様ですし・・・(どういう意味?byエル)
>>   「あら、何、その程度で驚いているのよ。」
>>   「そうそう。誰にでも、簡単にできることですよ?(はあと)」
>せんせぇ。出来ません。
私も、できませんに一票・・・・・。
>>   目を見開いている、緑色の物体一つ。
>かえるですか?
>魔族…?
なぜか、蛙の形をしている魔族なのです。
>それでは。
>もう寝ますなにゅーよーくでした☆
はい。おやすみなさいです。
やっぱり、一人事務員抜けて、定時には、戻れなくなっている薫でした。
それでは、毎回、感想、ありがとうございますのです!
それでは!

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24248あああああああっ!水島飛鳥 E-mail 2003/1/4 05:23:37
記事番号24239へのコメント

月:ってっっ!だからお前にはそれしか言える事が無いのかーーー!
飛:?何が?
月:タイトルに決まっておろうがっ!前も同じようなことを言っておった
  だろうがっ!
飛:いや・・・だって・・・
  ・・・・・・人間驚いた時には皆同じ反応をすると思うんですよ・・・。
月:だからって・・・
飛:だって!なんか!こんなにかお様の小説が!
月:そりゃそういう事もあるだろうな・・・
  ・・・1日以上、だぞ?
飛:えっ・・・?
月:お前がこんぴうたあとやらの電源を入れてから。
飛:・・・・・・・・・・・・
月:まあ途中で2度もデーターが消えてみたり、何かと大変ではあったの
  だろうが?あと言葉覚え間違えてたり。
  とは言え?小説打ち込もうと電源いれて?
  データー消えて気晴らしに小説(ほかの人の)を読み始めるは?
  挙句に寝ただろっ!おまえっ!  
  その間ずっと電源入れっぱなしでっ!
飛:えうあうおあにゅにゅいっ!
  あ、あの!コメント移っていいでしょうか!
月:あ、ああ・・・(引いてる)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以下コメント(?)
飛:えうあうみゅルるう!
月:またやってるし。こいつは・・・。
飛:い、いや・・・だって!なんか知らないけど
  かお様にお礼言われてるっ!  なんでっ!
月:たぶん・・・月の雫とか言うところの飛鳥という存在と
  お前が別人だって言った件だと思うのだが・・・。
飛:ああっ!それかっ!
月:(あほか・・・)まあ・・・リクエストも答えて貰えるらしいしな。
飛:そう、それっ!
月:ところでこのレス・・・当の話が・・・
飛:あうっ!い、いや・・・今から移るんですっ!
月:まあよいが・・・。

飛:映画・・・当時は、なあ・・・
  見てないよなあ・・・何といっても当の「スレイヤーズ」
  知らなかったしなあ・・・。
月:いや、それどころじゃないだろう?
  DMはもちろんコバルトだとか、スニーカーだとか・・・。
  娯楽・・というより「大衆小説」といわれる小説の存在知らなかった
  だろうが。
  漫画を始めて個人的に読んだのが、小6の5月。
  はまったあげく・・・ゲームに転び始めたのが11月。
  確か毎週読んでる(立ち読み)某漫画雑誌に載ってるゲーム情報に
  耐え切れなくなって・・・。
飛:言うなーーー!
月:娯楽小説の存在を知ったのが高一学校の図書に文庫本のコーナー
  があったので。
  とりあえず(スレイヤーズ)は漫画の方ですでに存在を・・・
  って知らなかったらそもそもあの時点では手をつけていないか。
  んで、その日のうちにそこにあった分は全部読み・・・
  1巻が無かったりとかしたんで、図書館で予約。
  こないうちに、いきつけの本屋にあるのを発見して買いそろえる。
  でも金が無いんで図書室にない分だけ。
  ちなみに同じ理由からすぺしゃるは全部立ち読み。
飛:しくしくしくしく・・・。
月:3日後と、あるクラスメートがお前がスレ読んでるのを発見し、
  2・5名ほどスレ仲間ができる。
  W君ははっきり言ってかなり濃いファンだったが・・・
  その時点ではテニ入らなかったすぺしゃる17を抜いて全部
  読んでたので・・・。
  あとがきネタに軽くついていく始末。
  w君はお前がスレファンだとは知らなかったといって・・・  
  しかもその話題にほとんどついてくる位よくスレを知ってる
  ファンだって喜んでたけど・・・
  んで「○○がこんなにスレイヤーズに詳しいとは思わなかったよ」
  とかいってたけど・・・今まで固くてとっつきにくそうな人だと
  思ってたけど、こんなに話せる人間だとは思わなかったって・・・
  まあ、知るはず無いわな。
飛:そうですよっ!もっと早く話してればって悔やむWの奴についに
  本当のところを言ってない卑怯者ですよっ!私はっ!(切れた)
月:でDM本誌が見つからなくって(今までそんな物買ったことが
  無いので如何すればいいのか判らなかった)、
  Wに連れられ本屋に行って・・・?
飛:DM買って、ついでにロスユニも買って。
  6月の終わりに古本屋に中古ビデオのコーナーがあって、そこに
  スレのビデオがあるのに気付き買ったはいいが、何時までも見なくって!
  9か10月に別のとこでも見つけて買って!
月:やっぱり見ずに翌年5月、不意に思い立ってビデオ屋に行き、いきなり
  始めてんな所は行った分際でカード作って、持ってない巻借りて、
  数日ぶっ通しで見てたしな。
  その後もNEXT7巻とTRY6巻だけは(両方持ってない)
  毎週借り続けているしな。
飛:早くみやがれって感じですよね♪
月:いやおまえだっ!・・・そういえばわざわざ予約までして買った
  ぷれみあむのDVD初回限定版は?見たのか?
飛:・・・いや、実はまだ。
月:見ろよっ! ・・・しかもまだいろいろ逸話があるしな。
飛:あ、あははははははは。
  えーと・・・エル様は?如何したの?(話をそらそうという奴)
月:あのなあ、お前死んだんだぞさっきっ!
  一純がたぶん犠牲になってるが・・・
  私が蘇生させたんだぞ?礼ぐらい言えばどうだ?
飛:・・・ありがとうございます・・・
月:まあとにかくこんな横道それまくりの馬鹿話
    (もっとも私が逸らしたんだが・・・)
  なんぞしとらんで早く小説書け!
  ツリーが落ちるまえにっ!
飛:ハ、ハイッ!
  
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

月:ここまでお付き合いいただいた皆様。
  どうもありがとうございました。
  では、またこれにて。
リ:さようならー♪
月:・・・・・って待てっ!お前?
  

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24256映画は、私も後で知った口vかお E-mail URL2003/1/4 20:45:45
記事番号24248へのコメント

こんにちわ。水島飛鳥さん。
>映画。
私も、当時はしりませんでしたよ?
というか・・・ここには上陸すらしてこないので。
話題にもならなかったという・・(涙)
プレミアムは、隣の県までいって、見ましたv(実話)
スレが、ブームになってたとき・・・。
忙しかったですから・・(二つ、仕事を掛け持ちしてた人・・)
まあ、はまったら・・。
早かったですけどね。
おお!でしたし(笑)
しかも、エル様の正体を知ったときなどは!
おお!これは!でしたしv
(ふふ・・・同じようなことを考えている人がいるぅ!と・・まて!)
>スレファン。
・・・・私の周りには、いません(涙)
しくしくしく・・。
しかも、ファイトも、予約しないと、売ってないという・・(しくしくしく・・)
(スレのトレーディングカード)
>プレミアムの限定版。
お勧めは、やっぱり、ドラマCD!これっきゃないでしょう!
ギガスレうけて、無事なナーガって・・・(笑)
それでは、わざわざ、感想、ありがとうございますのです!
追伸:小説の続き、楽しみにしておりますv

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24262エル様漫遊記・完全無欠版・其の6(映画本編のり)かお E-mail URL2003/1/4 23:44:19
記事番号24210へのコメント




  こんにちわ。
  タブレット。
  使わないときは、引き出しにしまっているようにしたら、
  タブを購入した意味がないんじゃ!?
  と、一人突っ込んでいる自分ですv
  ま・・休みのときでも。
  時間があるときに、じっくりと、なれていきます・・・。
  ふっ・・・・。
  透明ビニールに絵を書いて。
  その上からなぞったら、なぜか、大きくなりすぎて。
  それも断念したし・・しくしくしく・・・・。
  まあ、とりあえず、近況報告はおいとくとして。
  ・・・・正月三が日、以内には・・・打ち込みできませんでした(涙)
  んではではv

##################################


    エル様漫遊記・完全無欠版スレイヤーズ! 其の6


  「とりあえず、ご依頼された品物は。
    この中にと入っております。」
  兵士の一人が。 
  皮袋を手渡してくる。
  なぜか、昨夜から、今朝方にかけて。 
  町や、城全体が。 
  ばたばたと、騒がしかったりしたりしたけど。
  そこはそれ。
  
  次の日の、昼近く。
  あたし達は、魔物が住みついた。 
  という、この島の中心にある、山間の麓にある。
  エルンゴージュの遺跡にと。
  出発してゆくことにと決定し。
  兵士などをつけようか?
  という国王の言葉は、とりあえず、邪魔になるから。
  という理由で断って。
  あたしとナーガ、ユニット。
  この三人にて一路、目指すは、エルンゴージュの遺跡と呼ばれている。
  人里はなれた山間の麓。
 

  「こんなものでいいかしら?」
  パチパチパチ・・・・。
  辺りの枯れ木を。
  炭と化し。
  森の中で、焚き火をしている、あたし達。
  「ふっ。でも、遺跡というからには。
    お宝も眠っているんでしょうね?」
  ナーガが。
  国王から、配給されているブランデーを。
  ごくごくと飲み干しつつ、いっているけど。
  「まあ、あるんじゃない?
    話によると、あの遺跡。
     降魔戦争よりも前からあるらしいから。」
  ユニットが。 
  沸かしたお湯で。
  ホットココアを作りつつ。
  コップをスプーンでかき混ぜつつ。
  ナーガの問いにと答えている。
  バチバチバチ・・。 
  少し薄暗くなった、森の中。
  炎の灯りで。
  あたし達が、ほのかに、暗闇に照らし出されている。
  「ふっ。それは、期待できそうじゃない!
    おーほっほっほっほつ!」
  くびくびぐび。
  高笑いしつつ。
  一気に、ジョッキを飲み干してゆくナーガ。
  ピキュ?
  そんな、ナーガを不思議そうに茂みの奥から。
  のぞいている、生き物三つ。 
  じっと、ナーガの方をみているので。
  「ん?何か、用?」
  ずいっ。
  顔を彼等の前にと突き出して。   
  話しかけているナーガ。
  『ピキュュュ!』
  ぽよん、よよんよん・・。
  ナーガにいきなり、顔を近づけられて。 
  あわてて、ぽよぽよと、はねつつ。
  飛びのいているのは。
  ピンク、青、赤の。
  スライム三匹。
  「ふっ。かわいくないわねぇ。」
  いいつつ。  
  再び、ブランデーの次の瓶を開けているナーガ。
  「とりあえず、私、もう寝るわ。お休みぃ。」
  いいつつ。
  パチンv
  指を軽くならして。 
  その、森の中の一角に。 
  小さな、ベットを出現させているユニット。
  「あら、それ、便利な技ねぇ。」
  感心しているナーガ。
  こんな術、私も使えたら。
  犬小屋とかで寝る必要がなくなるんだけどね。
  などと、思っているようだけど。 
  「それじゃ、あたしもそろそろ寝るわ。」
  いって。
  地面の上に、ちょっとした細工を施して。
  軽いまでの簡易ベットを。 
  一瞬で作り出すあたしに。
  「・・・・・リナちゃぁん、こんど、その呪文、おしえて(はあと)」
  あたしに懇願してくるナーガだし。
  「別に呪文じゃないから。これ。」
  いって、もそもそと布団にもぐりこむ。
  
  「ぴみゅぴみゅぴみゅ。」
  ぽんぽんぽてむ。
  交互に、重なりあいつつ。 
  それでいて、ダンスを踊っている、スライム達。
  「おーほっほつほっ!そんな、面白いものをみせられても。
    何もでないわよ!」
  ナーガに、なついて。
  ナーガに芸を見せているスライム三匹。
  それをみて、楽しんでいるナーガ。
  やがて。
  とりあえず、ナーガ用にと作り出している、簡易ベットに。
  スライムと一緒にナーガも横になってゆく。


  チチ・・・・。
  見渡せば、辺りは、夜のはずなのに、昼間。
  「・・・・何よ?ここ?」
  ナーガが、つぶやく。 
  「ああ、ここ?ラウディの記憶の中というか。
    ついでだから、ナーガの夢v理由させてもらってるのよv」
  ナーガが寝付いて。
  夢を見始めるのを確認し。
  ナーガをアンテナとして、ラウディの語りを。
  こちらで受けることにと決定し。
  そんなこんなで。
  今、あたし達がいるのは、ナーガの夢の中。
  そんなあたし達の目の前で。
  青い髪の少年と。
  エルフの少女の、会話は。
  幻のごとくに続いているけど。

 
  「ほっほっほっ。さすがじゃの。
    人の夢の中にも自由に入り込めるのか?」
  いって。
  声とともに。
  出現する、白いひげを伸ばし、髪を伸ばしている老人一人。
  「ちょっと、何よ?あなたは?」
  ナーガの問いかけに。
  「儂か?儂は、ラウディ。国王達にリナ殿たちを。
    魔物退治に向かわせてくれ。と頼んだ、賢者じゃ。」
  杖をつきつつ、答えているラウディ。
  「ちょっと、これ、私の夢なのよね?
    何で、人の夢の中に、無断で入り込んでいるのよ?
     当然、入室料、払ってくれるでしょうね?」
  あっさりと、夢の中だと見抜いているナーガ。
  「ナーガvあたしにそれをいうんだったらv
   あたしが今まで、あんたに立て替えているお金v
    耳をそろえて利子つけて戻してねv」 
  「・・・・い・・・いゃぁねぇ。
    リナ、私と貴方の仲じゃない。そんなことはいわないわよ。」
  いって、一筋汗を流しているナーガの姿。
  「・・・・あ・・あのお?こほん。
    話をしてもよろしいかのぉ?」
  まったく無視されているので。
  気まずそうにいっているラウディ。
  「ふっ。人にものを頼むのには、それなりの報酬が必要なのよ?」
  ナーガの言葉に。
  「ふぅむ。報酬といえるかどうか・・。
    確か、遺跡の奥には。
     昔からの、金銀が、今だに残っているはずじゃが・・。」
  「ふっ。わかったわ。
    それで、話というのは?」
  ・・・・・。
  ラウディの言葉に。 
  すぐに話題を切り替えているナーガ。
  しばし、その切り替えの早さに。
  無言になっているラウディだし。
  「お前さんにも夢に侵入を試みたんじゃガ。
    なかなか、入り込めなくてのぉ。これが初めてじゃがゆえに。
     意味が分からないじゃろうが・・・。
      ともあれ、早く、エルンゴージュの遺跡に向かうがいい。
       そうすれば、おのずと。 
        全てがわかろうて・・。」
   声と同時に姿が掻き消え。
  
   
   「でやぁぁぁ!!」  
   場面が代わり。
   青い光の刃で。
   レッサーデーモンをなぎ倒している、少年の姿が。
   あたし達の目の前で。
   映像として、繰り広げられてゆく。
   「ち・・・ちょっと!あれ、光の剣じゃないのよ!」
   ナーガが。
   それをみて、手を伸ばすが。 
   夢の中の、映像に過ぎないので。
   そのまま。
   体を素通りしてゆく―。


   チチ・・・・・・。
   小鳥のさえずりが。
   辺りにと広がってゆく。 
   「う・・・・うーん、よくねたぁ!」
   「うーん・・・父様・・・もう少し・・・。」
   ラウディの夢の後に。
   王宮での日常の夢をみているナーガ。
   ユニットが、置きあがり。
   かるく、桶を取り出して。
   顔などを洗っているけど。
   あたしも、とりあえず、身支度を整えて。
   いまだ、スライム達と仲良く寝ているナーガをみつつ。 
   「ほらほら、ナーガ。いつまで寝てるのよ!」
   いって。
   布団を剥ぎ取り。
   ベットも無と化すが。
   それでも起きない、ナーガ。 
   「・・・・まったく。ディム・ブランドぉぉぉ!」
   ドゴガァァン!
   朝焼けの。
   静かな森の中。
   目覚ましの爆発音が、鳴り響く。


   ガラガラガラ・・・・。
   やがて。
   緑も生えていない、岩肌の場所にとでてゆくあたし達。
   なぜか。
   少々こげた、ナーガが。  
   文句を言ってきたりもしたけれど。
   それは、完全に無視。
   
   「どうやら、ここのようね。」
   ぴたり。
   あたし達が足を止めたのは。 
   いかにも。
   何か出ますよ。
   といった雰囲気の遺跡の入り口。
   というか。
   こんな所を住みかにしているなんて。
   趣味がわるいわよねぇ。
   周りには、切り立った岩肌に。
   むき出しの、岩の数々。
   島の中央に位置している、その山の麓。
   といっても。
   山自体が、ごつごつとした岩で覆われている山の様式なのだけど。
   それゆえに。
   この遺跡も。
   そんな山間の麓に作られているだけのことはあり。
   その、雨風の侵食でできた、空洞を利用して。
   かつて作られた建物の名残。
   かろうじて、入り口がまだ。
   崩れずに残っているのは。   
   こんな場所まで人が入り込むことがない。
   というのを案に指し示している。
   まあ、その辺りが、多少、最近壊れた様子に見て取れるのは。
   先だっての、討伐隊の、戦いの名残でもあるのだが。
   「とりあえず、先にすすみましょ。」
   「おーほっほほっほっ!お宝、お宝ぁ!」
   「あ、ナーガ、そんなに走ったらv」
   ダダダ!
   お宝を目当てに。
   入り口にと走って入り。
   しばし。
   ―どがしゃ!
   思いっきり、こける音と。
   ガラガガララ・・・・。
   ドオオオン・・・・。
   その振動にて。
   ナーガの上にと、瓦礫が落ちてゆく音が。
   入り口の前で、まだ遺跡にと足を踏み入れてない、
   あたしとユニットの耳にと。
   届いてきていたりもするけど。
   「ミュゥゥゥゥ・・・。」
   一匹はナーガ、一つはあたし、一つはユニット。
   それぞれの肩にのって。
   ここまでついてきていたスライム達は。
   遺跡から感じる気配に怯え。
   体をぷるぷると震わせつつ。
   肩から飛び降り。
   名残惜しそうに、小さく鳴いて。
   その場から立ち去ってゆく。
   
  
   あたし達が、中に入ると。
   「おーほっほっほっ!これぞ、人徳の賜物ね!
     おーほっほっほっ!」
   瓦礫に埋まりつつも。
   無傷のナーガ。   
   「まるで、瓦礫のほうが。
     ナーガさんをよけたみたいねぇ。」
   くすくすくす。
   笑っているユニット。
   まあ、事実。
   避けたんだけど。
   ねv
   ナーガの高笑いのその空気の振動で。
   ナーガの周りに、空気の渦ができて。
   それで、瓦礫を粉砕していたという事実があるのだけど。
   ナーガ、気づいてなくて、人徳の一言で済ませているし。 
   楽しいv
   

   「しかし、遺跡というものは。
     どうして、こうも、薄暗いのが当たり前なのかしら?」
   いいつつ。
   すたすたと歩いてゆくあたし達。
   道の途中。
   瓦礫などで、道がふさがれたりしている瓦礫は。
   そのまま、形もなく、塵と貸してゆき。
   障害物などもなく。
   やがて。
   メインの通りである、遺跡の中の一本道にと、出てゆくあたし達。
   ナーガのつぶやきと同時に。
   ポ・・・・・ポポポポポ!
   整地された、通路の両方の壁に。
   一斉に、おくにといざなうかのように、灯りがともされてゆく。
   「あら、どうやら、歓迎されているみたいよ?リナ?」
   それをみて。
   くすくす笑っているユニット。
   「みたいねぇ。トラップもしっかり、装備されてるわねv」
   視たところ。
   トラップに。
   まず、一番目が。
   レッサーデーモンの三ダースの来襲部屋に。
   次に、落とし穴に、針の底板。
   定番すぎる罠よね・・・。  
   その次に、空間をねじっているループの部屋に。
   落ちてくる天井。
   いかにも、どこにでもあります。
   といった、罠の数々。
   罠のうちにも入らないけど。
   「ふっ。どうやら、歓迎されているみたいね。
     でも、まさか、そう、罠にと飛び込むほど。
      甘くはないわよ。」
   さらり。
   髪をかきあげて。
   床にと手をついているナーガ。
   「リナ!最短距離で行くわよ!」
   「あら、面白いのに罠で遊ばないの?(はあと)」
   くすりと笑うあたしに。
   「冗談!早く、それよりお宝を拝みましょうよ!」
   すでに、頭の中は。
   この遺跡にあるという宝で占められているナーガ。
   ここに住みついた。
   と聞かされた魔物のことなど。
   完全に忘れているし。
   「ま、いっか。」
   「そね。」
   とりあえず。
   どうでもいい罠もどきは。
   受けないことにして。
   最短距離で。
   遺跡の最深部を目指すことに決定し。

   『ベフィス・ブリング』
   三人で。
   床にと手をつけて。
   地精霊にと干渉し。
   地下に、地下にと。
   穴を開けてゆくあたし達。

   地下五階まで。
   一気に。
   この術にて。
   たてに穴を開けて。
   一気に、飛び降りてゆく。
   別に、瞬間移動とかでも早いんだけど。
   やっぱり、遺跡やダンジョンは。
   こういった、細かい作業をするのも。
   楽しいしねv
   


 遺跡の最下層のその奥に。
   頑丈な扉が一つ。
   「どうやら、ここが最深部のようね。」
   ナーガが。
   いって。
   扉にと手をかけると。
   ギギィ。
   「ぎゃっはっはっはっ!」
   ナーガが開けるよりも早く。
   中から、扉が開き。
   ナーガの目前に、顔を突き出してくる。
   緑色の物体もどきというか、蛙の姿。 
   しかも、緑色の体に、にごった色の斑点をつけ。
   それでいて、二本しかない歯に。
   頭には、茶色い髪の毛を縦にと生やし。
   からかうようにと、笑っている、一つの物体もどきの姿。



   ギギィ・・・・。
   扉をあけて。
   部屋の中にはいると。
   「ぎゃははっ!はっ!」
   ピョンピョンピョン。
   耳障りな、笑い声を上げつつ。
   部屋の中を飛び回っているそれ。
   「・・・・・ひょっとして、これが魔物?」
   それをみて、怪訝な表情をしているナーガ。
   「そうみたいね。
    ジュリアーノが言ってた、
     あの御方というのも、こいつのことみたいね。」
   コイツ程度を。
   そんなふうに呼ぶ必要。
   人間にもないと思うけどねぇ。
   本当に。
   「・・・・とても、そうは見えないけど。」
   ずいっ。
   それの前に、顔を突き出して。 
   「ちよっと、それより、お宝は、どうしたのよ!」
   ナーガが、顔をその蛙の前にともっていき。
   問い詰めると。
   「ン。」
   それが視線を横に向けると。
   バタバタバタタ!
   部屋の四方にある扉が。
   開いてゆき。
   そこにあるのは。
   何を考えてるのか。
   この島名物となっている、お土産グッズの数々や。
   後は。
   操るために必要な、くらげの作成ケースなど。
   変なところで豆よね。
   こいつは。
   魔族が、コントロール、アイテム。
   魔道を利用して作り出してどうするのよ?(笑)
   

   お土産ものに混じって。
   間違えのない、その輝きは。
   宝石や、金銀財宝の数々。
   「お・・・・お宝ぁ・・。」
   ふらふらふら。
   それに引かれて。
   ふらふらと近寄っているナーガ。
   
   「きゃははははは!はははははは!」
   ぴょぉぉん、ぴょぉぉん、びょぉぉぉん。
   面白がって、部屋の中を飛び跳ね回る蛙もどき。
   「ふっ。五月蝿いわよ!」
   カッ!
   ナーガが。
   とりあえず、耳障りだという理由で。 
   腰に挿していた短剣を抜きつつ。
   「シャドウ・スナップ!」
   いって。 
   蛙もどきの影を縛って行く。
   この術。
   アストラル・サイドから。
   相手の影を使って、相手の動きを封じるわざ。
   なんだけど。
   こいつにそれが通用するわけないじゃないv
   「はい、少しだまってなさいね。
     さぁて、おーほっほほっ!このお宝、全て、私のものよぉ!」
   目を輝かせて、言っているナーガだし。
   
   そんなナーガをみつつ。
   にやり。
   蛙もどきはにやりと笑い。
   フワ・・・・。
   カラン・・・・。
   空中に浮かび上がり。
   それと同時に。
   ナーガが縛った影にさしてある剣も。
   カララン・・・。
   床にと落ちてゆく。
   「あらあら、ナーガさん。
    いくら、どうってことない、実力を持ってない。
     魔族だといっても。シャドウ・スナップは。
      聞かないわよv」
   にっこりと、微笑むユニット。
   「・・・・・な゛!?これ・・・魔族!?」
   その言葉に、なぜか、多少驚いているナーガ。
   「これとは、何だ!これとは!」
   なぜか、その言葉にむっときて。
   怒鳴り返している蛙もどき。
   「この俺様は、ジョイロックっていう、立派な名前があるんだよ!
    人間ごときに、これよばわりされる、筋合いはないってものだ!」
   いって。
   ぎろりとナーガを睨み。 
   「それより、楽しませてくれそうじゃないかい?
    え?リナ=インバースさんよ?」
   いって。 
   あたしの方を向いてくる蛙もどきの物体こと、ジョイロック。
   「まあ、身から出た錆。というわけで、観念してもらうけどねぇ。」
   魔族の本質からも。
   かけ離れている行動をとっているし。
   こいつは。
   ま、それはそれでいいとしても。
   このあたしに対して、喧嘩を吹っかけてきた事実は!
   当然、多少のお仕置き程度では、済まさないからね(はあと)
   あたしの言葉に。
   「へ。貴様ら人間に何ができる?」
   小さな蛙の姿のまま。
   言っているそれに。
   「ふっ。なめてもらっては困るわ!ラティルト!」
   「・・・・・・な゛!?」
   ナーガの突如と放った呪文に。
   あわてて、精神世界の中にと逃げ込んでいるし。
   な・・なさけない!
   『ぼ・・・・防御くらいしなさい!』  
   その、あまりの退却のよさに。 
   思わず、あたしとユニットは。
   同時につぶやいていた。
   「あ・・あぶねぇ、あぶねぇ。」
   いって、次の空間から、出てきたそれに。
   すかさず。
   「デモナ・クリスタル!」
   ナーガの呪文が、ジョイロックを捕らえるが。
   「おーほっほっほっ!油断、大敵なのよ!    
     おーほっほっほつ!」
   氷付けになっているジョイロックをみて。
   高笑いをあげているナーガ。
   「・・・・さぁて、それはどうかな?」
   一瞬にして。
   氷から逃れているジョイロック。
   「・・・・・ナーガ。
     あんた、あれでも、一応、力がなくても。
      いくら、最下級でも、くさっても、純魔族のあいつに。
       精霊魔法が通用するとでも?」
   あたしの、しごく、的を得ている説明の言葉に
   「だ・・・誰が最下級だぁ!!!
     人間のくせに俺を侮辱するとは!
      その償い、血であがなってもらおう!」
   叫んでいるジョイロック。
   「・・・・それ、どっちかというと、エルの台詞・・v」
   小さく、つぶやいているユニット。
   
   そんなこんなで。
   遺跡の奥の最深部にて。
   何でも、これでも、Sをかたどっているという。
   邪心像を視界の端に。
   あたし達とジョイロッグの戦いは。
   今、始まりを告げてゆく。


                       −続くー

##################################

  ・・・・・・・・むちゃくちゃに眠いです・・・・。
  ・・・・・ということで、短いです(こらこら・・・)
  ・・・・・やっぱ、事務&店番&仕入れ・・・。
  一気にやったら・・疲れるな・・・・。
  というわけで・・・・おやすみなさい・・・・・・・。
  明日は・・・・余力があったら・・・。
  まともに戦闘シーン・・・・。
  いくのです・・・・・。
  多分ラウディとの合流・・のはず(こらこら)
  んでは・・・・・。
  
  
   

  

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24264人徳最高!にゅーよーく E-mail 2003/1/5 01:44:41
記事番号24262へのコメント

こんばんわ。
前回のレスの「時間がやばい」というのは、早く寝ないとやばいって事ですv
ちなみに三時過ぎでした、寝たの。(おい。)
中学生らしくない不健康きわまりない生活を送っているにゅーよーくです☆

感想行きます!

>  一気に、ジョッキを飲み干してゆくナーガ。

ザルだぁ…。
私の父&母は全然お酒飲まないんでザルの人って見たことないです。(^_^;)

>  パチンv
>  指を軽くならして。 
>  その、森の中の一角に。 
>  小さな、ベットを出現させているユニット。

ををををを!
便利!

>  とりあえず、ナーガ用にと作り出している、簡易ベットに。
>  スライムと一緒にナーガも横になってゆく。

ビバ人徳。(違)

>  すぐに話題を切り替えているナーガ。
>  しばし、その切り替えの早さに。
>  無言になっているラウディだし。

切り替えの早さになれないとこの世界では生きてけないでしょうv

>   「うーん・・・父様・・・もう少し・・・。」

フィルさんに起こされてたんですね…。
ナーガ…。

>   ナーガの高笑いのその空気の振動で。
>   ナーガの周りに、空気の渦ができて。
>   それで、瓦礫を粉砕していたという事実があるのだけど。
>   ナーガ、気づいてなくて、人徳の一言で済ませているし。 
>   楽しいv

人徳でいーんです。
ナーガだし…。
細かいこと考えてると頭が痛く…。(−−;)

>   「しかし、遺跡というものは。
>     どうして、こうも、薄暗いのが当たり前なのかしら?」

雰囲気です。(きぱ。)

>   緑色の物体もどきというか、蛙の姿。 
>   しかも、緑色の体に、にごった色の斑点をつけ。
>   それでいて、二本しかない歯に。
>   頭には、茶色い髪の毛を縦にと生やし。
>   からかうようにと、笑っている、一つの物体もどきの姿。

からかうんじゃねえくそガエルって感じです♪
石投げていいですかL様?

>   「それより、楽しませてくれそうじゃないかい?
>    え?リナ=インバースさんよ?」

あーあ。
なんつー事を。

>   「だ・・・誰が最下級だぁ!!!
>     人間のくせに俺を侮辱するとは!
>      その償い、血であがなってもらおう!」

なんか絶対ムリそうな宣言してますね。
ばーか。
ってすみません。
思わず暴言を…。(まて)

それでは。
そういえばナメクジにおびえるリナ見ました。
ガウリィ役得v
…私の通学路の途中にナメクジが多量発生してるとこあったんですが…。
深く考えないほうがよさそうですv
明日は塾のテストなにゅーよーくでした☆



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24278あのリナ、かわいいですよねvかお E-mail URL2003/1/5 23:40:02
記事番号24264へのコメント

こんにちわです。にゅーよーくさん。いつもどうもv
>こんばんわ。
>前回のレスの「時間がやばい」というのは、早く寝ないとやばいって事ですv
>ちなみに三時過ぎでした、寝たの。(おい。)
あ・・・わかるなぁ・・それ(かなりまて!)
>中学生らしくない不健康きわまりない生活を送っているにゅーよーくです☆
うーん。
私もパソを買って、ホムペ作業してたら・・いつのまにかニ時に・・アハハ(汗)
>>  一気に、ジョッキを飲み干してゆくナーガ。
>ザルだぁ…。
>私の父&母は全然お酒飲まないんでザルの人って見たことないです。(^_^;)
・・・私は結構強い自覚があります・・(まて)
(ちなみに、日本酒コップ一杯くらいでは酔わない・・←実話)
ま・・まあ、酔うな!と親などに止められてますけど(笑)
(普段でもおしゃべりなのに、それに輪をかけてしゃべりじょうご・・)
(中学生のとき、正月に、ジュースと思って、ぐびぐびと飲んでたら。
 親戚などの悪戯で・・それが、実は、日本酒とかワインで・・酔いました←実話)
>>  パチンv
>>  指を軽くならして。 
>>  その、森の中の一角に。 
>>  小さな、ベットを出現させているユニット。
>ををををを!
>便利!
野営には最適ですv
>>  とりあえず、ナーガ用にと作り出している、簡易ベットに。
>>  スライムと一緒にナーガも横になってゆく。
>ビバ人徳。(違)
ナーガの人徳です(違)
>>  すぐに話題を切り替えているナーガ。
>>  しばし、その切り替えの早さに。
>>  無言になっているラウディだし。
>切り替えの早さになれないとこの世界では生きてけないでしょうv
確かに・・・・。
それれはいえてるかも・・・。
というか、リナの周りだけのような気も・・(エル様、本家リナ含む)
>>   「うーん・・・父様・・・もう少し・・・。」
>フィルさんに起こされてたんですね…。
>ナーガ…。
フィル、アア見えて、子煩悩のようですし(こらこら)
>>   それで、瓦礫を粉砕していたという事実があるのだけど。
>>   ナーガ、気づいてなくて、人徳の一言で済ませているし。 
>人徳でいーんです。
>ナーガだし…。
>細かいこと考えてると頭が痛く…。(−−;)
確かに。ナーガとか、フィルさんとかに関しては・・。
考えたら頭がいたくなりますね・・・・。
>>   「しかし、遺跡というものは。
>>     どうして、こうも、薄暗いのが当たり前なのかしら?」
>雰囲気です。(きぱ。)
明るい遺跡というもの・・あるのだろうか?(まて)
>>   からかうようにと、笑っている、一つの物体もどきの姿。
>からかうんじゃねえくそガエルって感じです♪
>石投げていいですかL様?
いいわよv(byエル)
なぜに、蛙なんでしょうかねぇ?(映画の感想)
>>   「それより、楽しませてくれそうじゃないかい?
>>    え?リナ=インバースさんよ?」
>あーあ。
>なんつー事を。
はい。無間地獄決定です。
>>   「だ・・・誰が最下級だぁ!!!
>>     人間のくせに俺を侮辱するとは!
>>      その償い、血であがなってもらおう!」
>なんか絶対ムリそうな宣言してますね。
>ばーか。
確かに、大馬鹿ものですね。
知らないって・・・怖すぎる・・・(ふっ)
>ってすみません。
>思わず暴言を…。(まて)
まあ、普通の反応でしょう。(すでに悟っている)
>それでは。
>そういえばナメクジにおびえるリナ見ました。
>ガウリィ役得v
かわいいでしょvあのリナv
恐怖に怯えるリナに、ガウリイに抱きつくりなもv
セイグラムが出てこなかったら・・ラブラブだったのに・・ちっ(まてこら!)
>…私の通学路の途中にナメクジが多量発生してるとこあったんですが…。
>深く考えないほうがよさそうですv
・・・・・・そこ、リナが通ったら・・・・。
まず、虚無と化しますね・・(絶対リナのことだからギガスレうちそう・・・)
>明日は塾のテストなにゅーよーくでした☆
テストですか?頑張ってくださいなのです!
かつて、英語の最高点、66点の私です(ちなみに、全員殆ど100点だったという・・爆!)
それでは、失礼しますねv
追伸:劇場版、スレイヤーズ、の本、持ってます?(確認)
んではではvv

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24279答え。にゅーよーく E-mail 2003/1/6 00:29:58
記事番号24278へのコメント

えっと。

>追伸:劇場版、スレイヤーズ、の本、持ってます?(確認)

持ってないです!(おい)
ではっ!

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24277エル様漫遊記・完全無欠版・其の7(映画本編のり)かお E-mail URL2003/1/5 23:29:17
記事番号24210へのコメント



  こんにちわ♪
  ようやく、遺跡に突入です♪
  何か、最近、頭の中で。
  とんでも話をなぜか反復して話しを考えているというか、
  思い出してる私です♪
  さぁて、誰の視点で書いたらいいのかなぁ・・・(まてまてまて!)
  何しろ、本筋・・悲恋というか、死に物・・あはは(汗)
  ま・・・まあ、転生して、最後は結ばれますけどねぇ・・。
  リナとガウリイ・・・・・・・・・・・。
  エル様の気分しだい(まて!)
  で、ハッピーか、悲恋かに別れる・・という。
  話を以前から考えてはいるんですけどねぇ・・・。
  二種類ほど・・(まて!)
  一つは、まじ危険なので・・・隠しにするのを決定するとして。
  もう一つは。
  次回に打ち込む予定にしている(他の小説の続きは?)
  長編もどきなんですけどねぇ・・・。
  うーむ・・・・。
  ま、関係ないことは、おいといてv
  ようやく、ついに、きました!
  エルンゴージュの遺跡ですv
  んではではvv

$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$


    エル様漫遊記・完全無欠版!スレイヤーズ  其の7



   「ふぅぅん(はあと)あんた、そーいうことをいうわけ?(はあと)」
   にっこり。
   あたしが、にっこりと微笑むと。
   「ちょっと!?リナ!こんな所で大技いくき!?」
   ナーガが、あたしにと言ってくる。
   視線は、扉の奥にある、金銀に向いているけど。
   コポコポ・・・・。
   「わざわざ、キメラのようにして、くらげを育成ねぇ。
     マメね。」
   のんびりと、扉の中の部屋にある、カプセルをみて。
   言っているユニット。
   カプセルの培養ケースの中には。
   人々を操るための、くらげが。
   ぷかぷかと浮いて、作り出されていたりする。 
   わざわざ、こんなものを作り出して、操るなんて・・。
   自分の力だけで、やりなさい!やるんだったら!
   こぽこぽと、培養ケースの中に、浮いている、ピンクのくらげたち。
   「こ・・こら!貴様!この俺を無視するとは!
    いい度胸じゃないか!」
   いって。
   ズっ。
   手を、精神世界にと入り込ませて。
   ユニットの真横で、空間を渡らせて、不意打ちしようとしている、
   蛙もどきのジョイロック。
   バシュ。
   「・・・・・な゛!?」
   空間から、手を出したその刹那。
   腕が、あっという間にはじけとび。
   なぜか、驚愕の声を上げているそれ。
   「んっふふvこのあたしに、そんな為口きいたこと(はあと)
     じっくりと、後悔させてあげるわね(はあと)」
   ふい。
   手をふっと横に伸ばすと。
   何も持っていないはずのあたしの手に。
   銀の縁取りがされた、ちょっとした大鎌が出現する。
   それをくるくると回して。
   ひたり。
   後ろに抱きかかえるようにと構えるあたし。
   あたしの身長より大きなそれは。
   その刃がまばゆいばかりに、銀色とも、不可思議な色という煌きで。
   煌いているけど。
   「ほぅ、人間もどきにも。
     そんな技ができるのか。」
   虚空から、これを取り出したのを見て取り。 
   そんなことを感心しているジョイロック。
   し・・・しかし。
   なぜ、こうも、たかが、人間の小娘に。
   威圧される感覚を受けるんだ?
   などと。
   大鎌を構えたあたしをみて。
   心でつぶやいているけど。
   「ちょっと!リナ、それ、今、何処から出したのよ!
     というか、似合いすぎよ?あんた?
      まるで、死神みたいじゃないのよ。」
   ナーガが。
   あたしの格好をみてそんなことをいってくる。
   「まあ、これ、昔から、使い込んでいるからねぇ(はあと)」
   重さを感じさせないそれが。
   虚空を音もなく、切り裂いてゆく。
   「あ、エル、大鎌を出したんだ(はあと)
     じゃ、私もv」
   いって。
   ふわ。
   ユニットが、手を横に伸ばすと。
   その手に、虹色に今回は輝く柄のロッドが出現してゆく。
   ついでにいうと。
   その柄もまた。
   身長よりも伸ばしているけど。
   シャララン・・・。
   それを振るたびに、綺麗な音が鳴り響く。
   「・・・・・・いったい、何処から取り出しているのよ?」
   首をかしげているナーガ。
   「さぁて(はあと)それじゃ、そういうことで(はあと)」
   「楽しませてね(はあと)」
   いって。
   あたし達が、同時にいうと。 
   「ほ・・・ほざけぇ!この、人間ふぜいがぁ!」 
   空間を渡り。
   姿を変えて。
   四方から、出現してくるジョイロック。
   空間を一度わたって。
   出てきたその姿は。
   今までの蛙の形態ではなく。
   ツリメとなっている目は赤一色。
   それでいて、口には。
   尖った歯が生えそろい。
   体つきはといえば、人のそれに近いものの。
   手の指は四本。
   足のひづめは三本。
   それでいて、額まで裂けた口に。
   頭の中心から、その体の端まで。
   その後ろの中央にと生えている毛並み。
   胸の両脇と、その後ろ。
   そして、膝にと埋め込まれている水晶。
   「ふっ。それが、貴方の本来のすがたってわけね?」
   ナーガがいうと。
   「へん。俺達にとって、姿形はどうにでもなるんだよ!
     こんなふうに・・な!」
   いって。
   手だけを空間を渡らせて。
   先ほど、吹き飛ばされた腕は。
   とりあえず、自力で復活させているジョイロック。
   手を伸ばして。
   ナーガの横をなぎ払ってゆく。
   「どうせだったら、完全に人間の姿になればいいのにねぇ。」
   「長と半端すぎるわよねぇ。」
   まったく、驚いていない、あたし達に。
   なぜか、いらだっているジョイロック。
   「あのねぇ。どうせ、姿を変えるんだったら!
     完全に人間の形態でもとりなさい!」
   ザシュ!
   いいつつ。
   大鎌を振り下ろす。
   「へっ!きくか・・・・・うぎゃぁぁぁぁあ!?」
   聞くかよ。
   といって、受け止めようとしているジョイロックは。
   情けないことに、右肩からした。
   そのただ振り下ろしただけの一撃で。
   あっさりと、消滅しているし・・・・。
   『よわ!』
   思わず、同時にいう、あたしとユニットとナーガ。
   「・・・・な・・・何だぁ!?
      ば・・ばかな!この俺に・・魔族である俺様に!
       物理攻撃なんか、効かないはず!!?」
   塵と化した、腕を押さえて。 
   叫んでいるジョイロック。
   「あのね。貴方も一応は魔族なんでしょ?
     それだったら、たとえば、物理攻撃が効かない理由。
      その身を置いている精神世界に物理攻撃が。
       きくはずがない。と思っているようだけど・・・。
        普通、精神世界も、物理世界も、表裏一体なんだから。
         誰にでもできるのよ?精神生命体である、
          魔族を物理的に攻撃するのなんて(はあと)」
   「そうそう。そこいらの、石ころでも攻撃可能だしね。」
   「・・・・ば・・・ばかな!?
     そんなことがあるはずが!」
   なぜか。
   その言葉に、信じられないという表情をしているし。
   丁寧ににっこり笑いつつ。
   少しづつ、その体をロッドを掲げて。
   それから、伸びる光にて。
   切り刻んでいっているユニットに。
   あたしの、にこにことしつつの。
   ざしゅざしゅという。
   なぜか。
   直接触っているんでもないのに。
   空気の余波で、音を立てつつ、切り刻まれていっている、
   ジョイロックの姿。
   「おーほっほっほっ!このナーガ様を忘れてもらっては、
    こまるわ!みせてあげるわ!人間の力というものをね!」
   いって。
   虚空に、魔法陣を描き。
   召喚呪文を唱えるナーガ。
   「いくわよ!グ・ル・ドゥーガ!」
   ざわり。
   ナーガの呼びかけにしたがって。
   辺りの闇が、一点にと収縮し。
   やがて。
   そこに。
   天井に頭を支えている、闇の鱗をもった竜。
   カタート山脈に存在している、魔王竜(ディモス・ドラゴン)が。
   出現する。
   「な・・・何ぃ!?」
   それをみて。
   なぜか、全身から、丁寧に血を噴出しつつ。
   叫んでいるジョイロック。
   「くっ!」
   この怪我というか。
   力が・・足りない!
   「くっ!お楽しみは・・これからってな!」
   捨て台詞を残して。
   逃げようとするけど。
   「逃がさないv(はあと)」
   ぐいっ。
   「・・・・ば・・ばかな!?」
   精神世界に逃げ込もうとすると。
   あっさりと、引き戻されて、驚愕の声を上げているジョイロック。
   なぜか。 
   あたしを見る目に恐怖の表情が浮かんでくるけど。
   「き・・・貴様・・いったい!?」
   ジョイロックがそう叫んだと同時に。

   「きしゃぁぁぁぁぁ!!!!」

   いきなり、雄たけびをあげて。
 
   ガラガラガラ!
   ドンドンドン!!
   バタバタバタ!
   いきなり、騒ぎ始めるナーガの召喚したディモスドラゴン。
   「・・・・ねえ?ナーガさん?
     ちゃんと、コントロール、してる?(はあと)」
   にっこりと。
   片手で、ロッドを床につけて、自らの横にと据え置いて。
   ナーガに微笑みかけて問いかけているユニット。
   その台詞に。
   「おーほっほっ!できてるわけないじゃない!
     この呪文、まだ研究途中なのよ!おーほっほっほっ!
      ただ、まだこの呪文で呼び出したのは。
       コントロールなんて全然できないというだけのことよ!
        おーほっほっほっ!」
   「い・・いばるなぁ!!!」
   ナーガの高笑いしつつの、質問の答えに。
   目を点にして、突っ込んでいるジョイロッグ。
   
   キシャァァァァ!!
   ドッタン、バッタン・・・・。 
   ガラガラガラ・・・・・・。

   狭い場所なので。
   通りをよくしようと。
   あたり構わずにヴォイド・ブレスを吐き散らし。
   本人(竜)としては、ただ、遊んでいるつもりなんだけど。
   傍目には、暴れているようにしか映らない。
   ばたばたと、尻尾を振ったり。
   手をばたつかせたり。
   首を振ったりする動作で。

   ガラガラガラ・・・・・・・・。
   ミシミシミシ・・・・・・。


   魔法陣と。
   そのこの部屋の中心にある、悪魔像が。
   尻尾の直撃をうけ。
   やがて、音をたてて、崩れ始めてゆく。
   
   「う・・うわぁぁぁ!?」
   ―ぺち。
   あ、何か、邪魔な異物と認定して。
   なぜか、動きが鈍くなっていたジョイロックを。
   踏み潰しているディモス・ドラゴン。
   「あ、つぶされてるし。」
   「それはそうと、ここ、崩れ始めてるわねぇ。」
   「ああ!お宝がぁ!」
   ナーガが。
   崩れ始めた遺跡の部屋の中。
   目の前の金銀を少しというか全て取ろうとして。
   瓦礫が落ちてきているのも構わずに。
   それに、かけよろうとする。
   「ナーガさん。はやくでないと、
     遺跡に埋もれてつぶされるわよ?(はあと)」
   キシャァァ!
   いまだにばたばたと走り回っているディモス・ドラゴン。
   「そんなこといっても、あたしのお宝がぁ!」
   それでも諦めないナーガ。
   「ま、それもそうよねv」
   いって。
   懐から、皮袋を取り出して。
   「インv」
   パチンv
   あたしが皮袋を少し広げて。
   一言。
   指を鳴らしていうと。
   その刹那。
   シュルルル!
   あっというマに。
   その、奥の各部屋にと治められていた品物は。
   あたしが手にしている皮袋の中にと納まってゆく。
   やっぱり、便利v次元式の袋にしているとv
   「ちょっと!?リナ!?」
   目を見開いて驚いているナーガ。
   「ほらほら、とりあえず、外に出るわよ(はあと)」
   いって。
   パチンv
   親指と人差し指を軽く鳴らすあたし。
   その刹那。
   シュン。
   あたし達の姿は。
   崩れ落ちる、最下層の遺跡の中から。
   一瞬のうちに、外にと移動してゆく。


   キシャア!
   崩れ落ちてくる瓦礫のことごとくを。
   そのブレスで無と化して。
   辺りが広くなったので、自由に動けるようになったのを。
   喜んでいるディモス・ドラゴン。
   「キシャァァ!シャア!ウォォンv」
   叫びつつ。  
   ドスドスと。
   山の反対方向にと進んでゆく。
   「・・・・ふっ。どうやら、山に帰っていくようね。」
   ナーガが、それを見送りつついっているけど。
   「というか、歩いて、戻るきみたいだけど?あれ?(笑)」
   「おーほっほっほつ!人間、細かいことは気にしちゃだめよ!
     おーほっほっほっ!」
   額に汗を一筋ながしつつ。
   笑っているナーガ。
   やがて。

   ドラゴンの進行方向で。
   悲鳴の数々が巻き起こってゆくのはお約束(はあと)。


   
   ゼイゼイゼイイ・・・・・。
   「な・・・・何なんだ?あの人間達は・・。」
   全身から、なぜか、本体の瘴気とそして。
   体液を流しつつ。
   というのも、こいつ。
   変なところにこだわっているからねぇ。
   とりあえず、力の回復がてら。
   近くの村で。
   「ちょうどいい。こいつらで。」
   にやりと笑い。
   村人達を生きたままのゾンビにと変えてゆく。


   「あーあ。ずいぶんと暴れてるわねぇ(はあと)」
   「・・・・ふっ。過ぎたことはしかたないわね。」
   つぅ・・。
   ドラゴンが、通った後は。
   完全に瓦礫の山。
   巻き上がる、煙が。
   一目散に、カタートを目指しているのを示している。
   その光景をみて、額に汗を一筋流しているナーガ。
   くすくすとわらって、それを見ているあたし。
   とりあえず、進んでゆくと。
   というのも。
   召喚したドラゴンを元にと戻すために。
   追いかけているんだけど。
   その先々で。
   森は、無と化し。
   村は瓦礫と化していたり・・と。
   まあ、面白いことをやっているったらv
   ようやく、ドラゴンに追いついて。
   ナーガが、カタートにとドラゴンを戻したときには。
   すでに、十数個の森や町、そして村が。
   壊滅状態に近くなっていたりするけど。
   まあ、それはそれ。
   それらを一瞬で再生したところ。
   村などからもお礼がもらえて。
   まさに、人のコトワザでいうなれば、一石二鳥v
   そんなこんなで。
   ようやく、ドラゴンをカタートに戻し。
   一息ついたところで。 
   近くの村にとたどり着き。
   「すいません。水をいただけませんか?」
   ユニットが。
   井戸の側にいる男性にと話しかける。
   あら。
   あたしもユニットも、それに気付いているけど。
   「ああ、別にかまわんが。
     あんたら、もしかして、山の向こうからきなさったのか?」
   体格のいい、村人の男性が。
   井戸の水をくみつつ。
   あたし達にと語りかけてくる。
   「ふっ。まあ、そういうことね。」
   ナーガが、威張って答えていたりする。
   「ところで、あんた達の名前は?」
   後ろを振り向きつつ。
   聞いてくるその言葉に。
   「おーほっほっほっ!白蛇のナーガに。
     そのお供のリナ=インバースにスミレちゃんよ!」
   なぜか。
   ユニットをちゃんづけで。
   通り名前で説明しているナーガ。
   パシャァン!
   その、名前が、鍵。
   「あら?どうかしたの?」
   ナーガが首をかしげると。
   わらわらわら・・・・。
   「リナ・・・インバース・・・・。」
   「・・・・な゛!?」
   ぐずり・・・・。
   村人達が、その名前に引かれて。
   井戸の周りにと集まってくる。
   そして。
   その人の姿から。
   形が崩れ落ち、肉が腐り、解け落ちて。
   村人全員、ゾンビの姿にと変わって行く。
   ジョイロックがかけた術。
   あたしの名前を聞いたら。
   村人全員、ゾンビになって、あたし達をおそえ。
   という命令がなされているんだけど。
   「ちょ・・・ちよっとぉ!?」
   ナーガがなぜか、驚いているけど。
   「まあ、趣味がいいとはいえないわよねぇ。」
   「ジョイロックも、ここまで人間を玩具にしなくても。
     いいでしょうにねぇ。」
   少しあきれるあたし達。
   「ちょっと!?何なのよ!これは!」
   ナーガがなぜか、悲鳴を上げる。
   「ジョイロックの仕業よ。
     リナの名前を聞いたら、村人全員。
      どうやら、ゾンビになるように。
       村自体に呪がかけられているようよvここ。」
   「ナーガが、威張って、あたしの名前をいうから(はあと)」
   交互にいう、ユニットとあたしの言葉に。 
   「・・・な!何で早く教えてくれなかったのよ!!」
   叫んでいるナーガ。
   じりじりと。
   そんなあたし達を取り囲んでくる村人ゾンビ達。
   「ちょ・・どうするのよ!?村人を相手に、  
    戦えるわけないじゃないのよ!」
   わめくナーガ。
   

   「ひゃぁぁはっはっはっ!いい眺めだなぁ!おい!」
   なぜか。
   怪我の手当てを包帯でまいて。
   屋根の上から、ジョッキを片手に。
   そんなあたし達をみているジョイロックの姿。
   「ふっ。趣味がいいとは、いえないわね。
     人間は、あんたの玩具じゃないのよ!」
   ナーガが、髪をかきあげ。 
   びしっ!
   と、ジョイロックを指差して言い放つ。
   「はっ!玩具なんだよ!人間達は!
    まあ、俺は、魔族の中でも、代わりものだから。
     人間の字堕落な感情ってやつが好みでね!
      人間を堕落させて、それを食べるのが俺の趣味でね。
       そんな、食事の道具か玩具にしか過ぎないんだよ。
        人間というものは!」
   けらけらと笑いつつ。
   そして。
   「だから、こういったのも、簡単にできるってわけだ。」
   いって。
   指を鳴らすジョイロック。
   その刹那。
   『うわぁぁぁぁぁぁぁぁ』
   ゾンビと化した、村人全員が。
   苦しみ、もがき始め。
   その直後。
   体が瞬時にと消え去り。
   魂だけの存在にとなって。
   空にと浮かんでゆく村人達。 
   後には、彼等が着ていた服のみが。 
   ぱさりと地面にと落ちてゆく。
   「ぎゃはは!ほらみろ!よええな!玩具にしか過ぎないんだよ!
     人間というものは!」
   それをみて。 
   笑っているジョイロック。
   「・・・・・・・・ふっ・・・・
     さすがのこの私もむかついてきたわ・・。」
   いって、ぴくぴくとこめかみを引きつらせているナーガ。
   「けっ。たまんねえなぁ。その怒りの感情もまた!」
   それを食べて。 
   力の回復を図っているジョイロック。
   「・・・・でも、後味がわるいことには。」
   「変わりないわよね(はあと)」
   にっこり。
   同時に笑って。
   「それじゃ、ここ、私の場所でないから。」
   「わかってるって。まあ、気分はよくないしねぇ。これは。」
   ぽん。
   あたしの背を軽く叩くユニットに。
   同じく軽く叩き返して返事をするあたし。
   「それじゃ、そういうことで(はあと)」
   すっ!
   あたしは、手を空にと伸ばし。
   高々と掲げ。
   手を開く。
   ―――カッ!!!!
   手を一度握り、そして、開いたその刹那。
   村全体を淡い金色の光が覆ってゆく。
   と。
   むく・・・・・
   
   『う・・・・ううん・・・・。』
   「・・・・・・え・・・・えええええ!?」
   「な・・・・なにぃぃぃぃ!!!!?」
   なぜか。
   ナーガの叫びと。
   本気で驚いているジョイロックの叫びが。
   同時に村の中にと響いてゆく。
   
   光がのいたその後には。
   何ごともなかったかのような。
   今、確かに、ジョイロックが殺したはずの。
   村人全員の姿。
   完全なその人の姿のままに。
   身動きしつつ、起き上がっている村人の姿。
   それをみて。
   なぜか、驚いている、ナーガとジョイロック。
   「ふっ。目の前でああいう風に。
     しなれると、ちょっと、気分がわるいからね(はあと)」
   「・・・・・・・・・リナ・・。
     あんたって・・・・そんなこともできるの??」
   なぜか、ナーガの声が震えているけど。
   「ば・・・・馬鹿な!?
     そ・・・そんな馬鹿な!?」
   驚愕するジョイロック。
   と。

   バシュ!
   
   そんな、驚愕し。
   周りが見えなくなっている彼にと向かって。
   飛んでくる一筋の光。


   「な゛!?」
   
   がさり。
   「・・・・どうやら、儂が出る幕・・なかったようじゃのぉ・・。」
   村の外れ。
   そこの茂みの中から。   
   出てくるのは、白いひげを蓄えた一人の老人。
   その手に掲げている一つの杖。

   「・・・けっ。ラウディの爺さんか・・。
     くっ!今日のところは引き上げてやる!」   
   ふぃ!
   捨て台詞を残して。
   空間を渡ってゆくジョイロック。


   い・・・一体、あの人間は?
   いくら、俺でも。
   いや、上級の御方たちでも。
   すでに、肉体のない生き物を。
   生き返らせるようなまね・・・できるのか!?
   などと、なぜか、かなり精神ダメージを追っているジョイロック。
   

   「ええ・・・と?私達は・・いったい?」
   何が起こったのか理解できずに。
   ぱらばらと、起き上がってゆく村人達の姿。


   「・・・それで?どういうことなのかしら?」
   ナーガが。
   とりあえず、今のは深く追求しないことに決めて。
   出てきた老人にと向かって語りかける。
   「うむ・・そうじゃの。
     とりあえず、儂の家で話そうかの?」


   老人―ラウディの言葉に従って。
   とりあえず。
   あたし達は。
   ラウディが今住んでいるメリルーンを埋葬した大木の根元。
   そこに彼が建てている、彼の家にと。
   足を進めてゆく。


                       −続くー

##################################


  次回。
  簡単なラウディの昔話v
  そーして。
  ついに、決戦vエルフの神殿にての、ジョイロックとの戦いv
  そして・・・・・。
  ・・・・・・・・ま、喧嘩吹っかけた相手が・・悪すぎです(汗)
  ジョイロック・・・・・・。
  Sというか、魔王とか竜神でもしないぞ・・(汗)
  んではではv
  また次回でvv

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24280愚かという言葉はこういう奴のためにあるのです。(まて)にゅーよーく E-mail 2003/1/6 00:58:07
記事番号24277へのコメント

こんばんわ。
…私数学まじめにやばそうです。
…どーしましょう…。(きくな)
英語は得意なのにッ!(関係ない)
いろんな意味でやばそうなにゅーよーくです☆

かーんーそーうー♪

>   「わざわざ、キメラのようにして、くらげを育成ねぇ。
>     マメね。」

くらげって…。
だれかさんの人徳と某剣士のあだ名(?)が…。(−−;)

>   なぜ、こうも、たかが、人間の小娘に。
>   威圧される感覚を受けるんだ?

人間じゃないですもーんv

>   シャララン・・・。
>   それを振るたびに、綺麗な音が鳴り響く。

きっと安眠効果があるのでしょう。(違)

>   「・・・・・・いったい、何処から取り出しているのよ?」

知らぬが仏です!

>   ツリメとなっている目は赤一色。
>   それでいて、口には。
>   尖った歯が生えそろい。
>   体つきはといえば、人のそれに近いものの。
>   手の指は四本。
>   足のひづめは三本。
>   それでいて、額まで裂けた口に。
>   頭の中心から、その体の端まで。
>   その後ろの中央にと生えている毛並み。
>   胸の両脇と、その後ろ。
>   そして、膝にと埋め込まれている水晶。

ぎゃー!!!!!!!!!!
ゲテモノッ!(逃走)

>   『よわ!』
>   思わず、同時にいう、あたしとユニットとナーガ。

弱虫毛虫ー♪(低レベル)

>   「あのね。貴方も一応は魔族なんでしょ?
>     それだったら、たとえば、物理攻撃が効かない理由。
>      その身を置いている精神世界に物理攻撃が。
>       きくはずがない。と思っているようだけど・・・。
>        普通、精神世界も、物理世界も、表裏一体なんだから。
>         誰にでもできるのよ?精神生命体である、
>          魔族を物理的に攻撃するのなんて(はあと)」

ムリですv

>   「おーほっほっ!できてるわけないじゃない!
>     この呪文、まだ研究途中なのよ!おーほっほっほっ!
>      ただ、まだこの呪文で呼び出したのは。
>       コントロールなんて全然できないというだけのことよ!
>        おーほっほっほっ!」

ナーガだし。
もう気にしちゃ駄目です☆

>   その、奥の各部屋にと治められていた品物は。
>   あたしが手にしている皮袋の中にと納まってゆく。
>   やっぱり、便利v次元式の袋にしているとv

さすがL様v(まて)

>   それらを一瞬で再生したところ。
>   村などからもお礼がもらえて。
>   まさに、人のコトワザでいうなれば、一石二鳥v

なんて優しいんでしょう…。(感動←違)

>   村人全員、ゾンビになって、あたし達をおそえ。
>   という命令がなされているんだけど。

悪趣味ですねっ!

>   「はっ!玩具なんだよ!人間達は!
>    まあ、俺は、魔族の中でも、代わりものだから。
>     人間の字堕落な感情ってやつが好みでね!
>      人間を堕落させて、それを食べるのが俺の趣味でね。
>       そんな、食事の道具か玩具にしか過ぎないんだよ。
>        人間というものは!」

お前に言われたくない。(><)
玩具でも道具でもないぞ人間は!

>   完全なその人の姿のままに。
>   身動きしつつ、起き上がっている村人の姿

いい気になるんじゃないぞクソガエルー!
L様にかなうわけないぞ!

それでは。
あしたで冬休み終了です…。
いやー!
かんばっく冬休みぃー!
あきらめの悪いにゅーよーくでした☆


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24319連休があるのは幸せですv(こら!)かお E-mail URL2003/1/7 23:56:44
記事番号24280へのコメント

こんにちわ。にゅーよーくさん。
年賀状、無事に届いたようで何よりです。(ほっ)
(しかし・・あんな駄絵を書いてて迷惑だってば・・涙)
>こんばんわ。
>…私数学まじめにやばそうです。
>…どーしましょう…。(きくな)
数学ですか?それは、公式を完全に暗記しましょうv(理数系は得意だった人)
>英語は得意なのにッ!(関係ない)
・・・・・・・今だに英語は・・(聞いていると眠くなる←拒絶反応で・実話)
>いろんな意味でやばそうなにゅーよーくです☆
がんばってください!
たとえ、一つくらい出来なくても、高校合格できた私だから、
大丈夫です!(まて!)
(ちなみに、英語は・・入試・・・
  ・・51問中・・23問しか正解してなかった人・・)
(入試速報のその自分の採点にて・・爆!)
>かーんーそーうー♪
>>   「わざわざ、キメラのようにして、くらげを育成ねぇ。
>>     マメね。」
>くらげって…。
>だれかさんの人徳と某剣士のあだ名(?)が…。(−−;)
まあ、ガウリイ・・・ミプロス出身だし(ラウディの子孫だし)
>>   なぜ、こうも、たかが、人間の小娘に。
>>   威圧される感覚を受けるんだ?
>人間じゃないですもーんv
世の中、知らないほうがいいこともあるのです・・・・・。
>>   シャララン・・・。
>>   それを振るたびに、綺麗な音が鳴り響く。
>きっと安眠効果があるのでしょう。(違)
銀河が壊れるような音と想像してください(かなりまてぃ!)
>>   「・・・・・・いったい、何処から取り出しているのよ?」
>知らぬが仏です!
・・・・でも、ナーガ・・何かできそうでこわい・・・(汗)
>>   手の指は四本。
>>   足のひづめは三本。
>>   それでいて、額まで裂けた口に。
>>   頭の中心から、その体の端まで。
>ぎゃー!!!!!!!!!!
>ゲテモノッ!(逃走)
一応、見苦しくはなかったです・・一応・・・・・。
>>   『よわ!』
>>   思わず、同時にいう、あたしとユニットとナーガ。
>弱虫毛虫ー♪(低レベル)
お二人にかかってはねぇ・・・・・。
>>         誰にでもできるのよ?精神生命体である、
>>          魔族を物理的に攻撃するのなんて(はあと)」
>ムリですv
フィル、アメリア・・ルナ姉ちゃん・・はできますね・・・・。
>>       コントロールなんて全然できないというだけのことよ!
>>        おーほっほっほっ!」
>ナーガだし。
>もう気にしちゃ駄目です☆
はい。ナーガですから。(諦め)
>>   やっぱり、便利v次元式の袋にしているとv
>さすがL様v(まて)
この辺り、漫遊記の一巻分でも触れているv(こら!)
>>   それらを一瞬で再生したところ。
>>   村などからもお礼がもらえて。
>なんて優しいんでしょう…。(感動←違)
エル:あら、優しいにきまっているでしょv
 薫:・・・・・・
>>   村人全員、ゾンビになって、あたし達をおそえ。
>>   という命令がなされているんだけど。
>悪趣味ですねっ!
あれは・・さすがにねぇ・・(寒い・・部屋がかなり寒くて震えている人)
>>       そんな、食事の道具か玩具にしか過ぎないんだよ。
>>        人間というものは!」
>お前に言われたくない。(><)
>玩具でも道具でもないぞ人間は!
リナもナーガも、映画では、怒ってました。
私もそれはドウカンです!
>いい気になるんじゃないぞクソガエルー!
>L様にかなうわけないぞ!
知らないということは、最強なのです。
>それでは。
>あしたで冬休み終了です…。
ふっ・・。連休があるだけいいですよ・・。
まあ、私も散々遊んだ口だからなぁ・・・・。
休み・・学生時代は・・・(といいつつ、ほとんど小説とか書いてた人)
>いやー!
>かんばっく冬休みぃー!
>あきらめの悪いにゅーよーくでした☆
毎回、ありがとうございますのです。
それでは、今から下のツリーのレスもどしにはいります(まとめてするな!)
それではv

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24302エル様漫遊記・完全無欠版・其の8(映画本編のり)かお E-mail URL2003/1/7 01:09:31
記事番号24210へのコメント



  こんにちわ♪
  あまりの寒さに、八時に起きてたのに。
  そのまま、布団にもぐりこんだままで、
  気がついたら、またまた十時の私です・・・あ・・あはは(汗)
  うーん・・・・不健全きわまりないなぁ・・・・。
  ま、寒いものは、寒い!(断言!)
  というわけで♪
  ついに、ついぃぃに、ラウディ爺さん、登場ですv
  んではではvv


###################################


    エル様漫遊記・完全無欠版スレイヤーズ! 其の8



  「これが、若いときの、儂と、メリルーンじゃ。」
  ぽう・・・・・。
  手をかざしたそのうえに。
  遥かなるかつての二人の映像の立体映像が浮かび上がる。
  辺りは、四方を本棚にと囲まれて。
  そして、その部屋の中心にある机の後ろには。
  大きな砂時計。
  といっても、この砂時計。
  鈍く金色にと輝き。
  ラウディのこの五百年の研究の成果でもある、時間の砂。
  様々な研究、調べ物をし。
  そして。
  ゴルンノヴァの能力をもつかい。
  異界の知識などを詰め込んだ、彼の研究の成果でもある。
  まあ、今は。
  彼は、ゴルンノヴァこと、光の剣を。
  もってはないが。
  彼が持っていた名残に。
  彼がもっている杖の先は。
  この世界でいう、別名『光の剣』と同様になっている。
  机に座り。
  淡々と語り始めるラウディ。
  「儂は、ラウディ=ガブリエフ。
    この島は、かつては、大陸から、
      陸続きでこれる場所だったんじゃ。
     だが、あの日・・エルフの村祭りの日。
      あいつは、やってきた・・。」
  いって、過去を振り返るラウディ。
  「儂は、あのとき、突如として出現した、
    デーモン達を倒しつつ、急いで、
     エルフの村に走っているところじゃった。
     ちょうど、やつが現れたのは、祭りもたけなわ、
      という時のことじゃ。」
  ザシュ。
  デーモンとの戦いにおいて。
  少しばかり、頬を傷つけたりもしたけども。
  それよりも何よりも、メリルーンが心配だった。
  かつての、ラウディ。
  そのとき。
  エルフの村は。
  いきなり出現したジョイロックに。
  皆殺しにされていた。 
  「だが・・時、既に遅く。儂がたどり着いたときには・・・。
   もう、エルフの村は壊滅していた。
    儂は、かなわないまでも、ジョイロックに挑んでいった。」
  でやぁ!
  怒りに肩を震わせて。
  剣を片手に、挑んでいったものの。
  ―へえ?それは、確か、光の剣ってやつじゃないのか?
  笑いつつ、ラウディの一撃を。 
  片手で受け止め。
  振りほどくジョイロック。
  「・・・・未熟な儂の腕では。
    ジョイロックに傷一つことすらできんじゃった。
     やがて、あいつは、出現したときと同様。
      笑いながら、虚空にと消えていった。」
  それと同時に。
  彼が召喚していたデーモン達も、また消えてゆく。 
  少しは。
  残ったデーモンを全て駆逐し。
  

  「う・・・・。」
  そっと、メリルーンの体に触れると。
  まだ暖かかった。
  助かるはずのない傷で。
  それでも、彼がくると信じていたメリルーン。
  最後の言葉を彼にかけ。 
  彼女は息を引き取ってゆく。
  ぽたり。
  ラウディの目から、涙が零れ落ちる。



  「やがて、メリルーンのなきがらを前に。
   儂が嘆いていると。そのとき、エルフの体から。
    光の球が空中にと浮かび上がって山頂にと上っていった。
    そのときからじゃよ、
     この島が不思議な時間率で動くようになったのは・・・。
      以来、儂は、死ぬこともできずに、
       ここでメリルーンの魂とともに、暮らしておる・・・。」
  彼女のなきがらを埋めた、この大木の下で。
  エルフの体から、紫色に青白く輝く、フェアリーソウルが。
  エルフ達のなきがらから、抜け出ていくのを。
  見守ることしか出来なかったかつてのラウディ。
  その現象は。
  島の至るところで見受けられていた。
  島全体から、島の中心にある山頂にと、上ってゆく、魂の結晶。
  フェアリー・ソウル。
  しずかに、自分が作り出した立体映像をみつつ。  
  頬杖をついて説明するラウディに。
  「・・・・ひょっとして、今でもほれてる?」
  ナーガが聞き返す。
  「・・・う・・・まあ・・。」
  ナーガの言葉に、照れて真っ赤になっているラウディ。
  「とにかく。長い時間をかけて。
    一年前、またやつがこの島に戻ってきたとき。
    儂ははっきりと確信したんじゃ。
     あってはならない過去と、あるべき姿。
      というものがある。
       この島の望みは、あれは、あってはならない過去なのじゃ。」
   ラウディの言葉に。
   「・・・それって・・・過去を変えようってこと?」
   ナーガが鋭く突っ込むが。
   「本来、島のあるべき姿に立ち戻ること。
    それを、この島は望んでいる。
     そのためにこそ―儂は長い年月を死ぬことも出来ずに。
      生きていたのじゃ・・とな。」
   そのためには。
   この儂の全てを投げ出しても。
   ―たとえ、それが、理にかなわないとしても。
   あれは・・あってはならない過去。
   ならば・・。
   この身の全てを投げ出して。
   訂正するのみ。
   老いぼれ一つの魂で。
   それが成し遂げられるのであれば・・・。
   儂は、母なる存在に、その全てを投げ出そう。
   強い決意と純粋なる心と願い。
   
   ならば。
   全ての母なる存在として。 
   その願いを叶えましょう。
   我たちにとっては、短い時間ではあるにしろ。
   人の世で。
   五百年以上、純粋に思い続けて、
   その全てを投げ出すその覚悟に免じて。
   島、魂、この島全体の望み。
   それは。
   あるべき姿に立ち戻り、時間を紡いでゆくこと。
   

   「それで?」
   あたしが先を促すと。
   「この島というか、山の頂上付近に。
     昔からある、用途が不明とされてきた神殿がある。
      そこに、島と儂の力をつかって。
       時空の扉を開く。そこから、リナ殿たちには。
        過去に向かって欲しい。」
   決意を秘めていうその台詞に。
   「過去を変えたら、今ある貴方も、全て消滅する。
     ということになるわよ?それでも?」
   「なぁに、この儂の魂の一つや二つ。
     それに・・島の者達も、やつにあやつられている、
      現状から、あるべき姿に戻るだけじゃ。
       それなら、たとえ、この身の全てを投げ出しても。
        やる価値はある。」
   ユニットの言葉に。
   その目に強い輝きを宿し。
   きっぱりと言い切るラウディ。
   

   ―我がここに来たのは。
   その純粋なる願いに惹かれてのこと。
   島自体が望む、その願いに惹かれてのこと。
   近頃、こういった、純粋なる存在って。
   めっきりと減ってきているがゆえに。
   すべてなる母として。
   我が子ともいえるその願いを。
   聞き届けるのも、―我の役目。
   その代償は。
   それらにとっては計り知れないものがあるだろうとも。
   その決意はすでになされている。
   ならば―。


   ここの次元には。
   過去を変えるべきほどの、人材が。
   誕生していないがゆえに。
   我自らがその手を差し伸べるのは。
   また、一興―。


   
   「へっ。俺に逆らうやつの一人くらい、
    生かしておいてやっていいと思ったんだが・・。
     決着をつけてやるぜ、ラウディの爺さんよ!」
   島の中心から端にある山の一番高い山の頂上付近。
   そこにある、一つの神殿で。
   ジョイロックを迎え撃つあたし達。
   この島は。
   中心から、ぐるりと囲むように山脈が連なって構成されている。
   その頂にある神殿は。
   かつての、神魔戦争よりも昔から。
   ここに生きとしいける存在達が。
   全てなる母に感謝の祈りを込めるべく。
   創られているこの神殿。
   簡単にいえば、このあたしに祈りを捧げるための神殿に他ならない。
   昔は。
   生きとしいける存在達は。
   その、大地と、精霊と自然と星とともに。
   その願いと思いを共にしていたがゆえに。
   最近、その傾向、かぁぁぁなり、薄れてきているけど。
   このあたしのことを完全ではないにしろ。
   全てを作り出した母なる存在であるあたしのことを。
   すくなからず漠然と全員が知っているのが当然であった。
   その当時の存在達。
   今では。
   ほとんど、その伝承などにしかそれは見受けられていないけど。
   白い石で構成されたその神殿には。
   その、祭壇に。
   四つの羽の生えた像。 
   それらは。 
   風、火、水、土。
   自然の四大元素の大精霊を指し示している。
   ちなみに、この遺跡。   
   今はめっきり、ここではあまり取れなくなった、
   ホワイト・オリハルコンが使用されているので。
   少々のことでは、崩れたりはしない。
   待ち構えるあたし達に。
   捨て台詞をはきつつ。
   出現してくるジョイロック。

   「ふっ。今度こそ、決着を付けてあげるわ!」
   ナーガが高らかに宣言する。
   「ふっ!ほざけ!いけ!」
   ボゴゴ!
   ジョイロックの言葉と同時に。 
   辺りに、十数ダース単位程度のレッサーデーモン達が出現する。
   『ぐるわぁ!』
   叫び声をあげつつ。
   ジョイロックの一言を皮切りに。
   あたし達の方にと向かってくる雑魚たちの姿。
   「ふっ。なら、こんなのはどうかしら?(はあと)」
   ふわっ。
   あたしが手を掲げると。
   その手に、大鎌が出現し。
   ブン!
   それを一振りするだけで。
   その辺りにと広がる虚無の波動。
   「な゛!?」
   なぜか、それをみて驚愕しているジョイロック。
   何だ・・?あの術は??
   理解できてないし。  
   「なら、私もv」
   いいつつ。 
   自らの身長よりも大きく柄を伸ばしたロッドを、
   出現させているユニット。
   すっ。
   それを上空にと掲げ。
   一言。
   「虹心雨霧激(レインハートミスト)!」
   かっ!
   その声と共に。
   ロッドの先のオーブが光り輝く。
   一応、ここは、あたしの中なので。 
   その力をあたしの力にと転用して。
   その特質を変えて放っているユニット。
   ユニットの力。
   それをそのまま使ってもいいと思うんだけど。
   それは、その場ののりで。
   その属性を変えているし。
   彼女は。
   ユニットの声と同時に。
   虹色にと輝く、霧の雨が。
   雑魚デーモン達にと降り注ぐ。
   「ふっ。ラティルト!ブレイク!」
   呪文にアレンジを加えて。 
   シュドドド!
   一発の呪文で。   
   一ダース程度を倒しているナーガ。
   
   こ・・・こいつら・・強い!?
   何なんだ!?
   なぜか、本気で引いているジョイロック。 
   「エルメキア・ランス!」 
   遺跡の祭壇の中心で。 
   見下ろしつつ、呪文を放っているラウディ。
   にや。
   とりあえず、当初の目的どおりに。
   それをみつつ。
   すい。 
   空間を渡るジョイロック。


   どしゅ!
   「ぐわっ!!!!」
   「な!?しまった!?」
   ラウディの叫びと。
   ナーガの叫びが一致する。
   みれば。
   祭壇の頂上で。 
   移動してきたジョイロックに。
   その胸を貫かれているラウディの姿。
   腕をラウディの胸にと貫かせ。
   「まずは、老いぼれから一人目・・と。」
   からかうようにといっているジョイロック。
   がし!
   「まっていたぞ!」 
   「なに!?」
   胸をつらぬかれ。
   それでも、その自分の体を貫いているジョイロックの手を。
   握り、放そうとしないラウディ。
   「儂は、この瞬間をまっていたんじゃ!」
   ゴゴ・・・。
   「な゛!?」
   ジョイロックが短い驚愕の声を上げると同時に。
   神殿に。
   島全体から、魔力が集まってくる。
   「この儂の命と、魔力と、島の願い。
    そして、貴様の魔力。
     その全てがそろい、今、時空の扉が開かれる!」
   ゴゴ・・・。
   山を黒いうねりが多い尽くしてゆく。
   「な゛・・・馬鹿な!?」
   それを驚愕の表情でみているジョイロック。
   ザァァ!
   時間の砂が、激しく、上下にと揺れてゆく。
   「島のあるべき姿、それを望むもの。
    あってはならない過去を訂正すべく!
     今、過去への扉が開く!」
   ごぉ!
   ラウディの言葉に従って。
   遺跡にと集まってきた魔力の全てが。
   混合し、そして。
   時空の扉を開いてゆく。
   神殿の頂上。
   胸を貫かれたラウディを中心に。 
   扉は。
   今。
   開かれた。



   「馬鹿な!!」
   それをみて、驚愕の叫びをあげているしかないジョイロック。
   次元の扉を開く・・だと!?
   そんなことが出来るはずが!
   などと、思っているけど。
   事実、すでにその時空の時軸は。
   開いているに過ぎないのに。
   まだ納得できてないジョイロック。
   


   「リナ!うけとれ!儂の最後の力だ!」
   いって。
   最後の力を杖にこめ。
   あたし達にと差し出してくるラウディの杖。
   「ちょっとお!どうして、リナにばっかりなのよ!
     この私が貰ってあげるわ!おーほっほっほつ!」
   「あ・・こら!」
   がし!
   ナーガが、さきに。
   その杖にと掴まっているし。
   ぐら・・。
   そのまま。
   時空のうねりの中にと放り出されてゆくナーガ。
   「ちょ・・何ょ、これわぁぁ!?」
   時空のうねりの闇の空間に。
   引きこまれつつ、叫んでいるナーガ。
   「ま、ちょうどいいか(はあと)」
   「そうね。ちょっと、見られたくないしね。」
   ナーガが。
   そのうねりにと飲み込まれるのを確認して。
   あたしとユニットが交互にいう。
   「くっ!貴様ら!歴史を変えるなんて!
     そんなことができるはずが!」
   許されるわけがないだろう!
   未来の干渉は、過去にあってはならないはず。
   そう、叫んでいるジョイロックだけど。
   「あら、いいのよ。」
   「そうそう。」
   ふっ。
   軽く笑い。
   今や、時空の扉が開いている状態なので。
   この島は、再び時空の狭間の入り口に位置している状態。
   つまりは。 
   この島の様子は。
   この島以外には、どう頑張っても、分からない。
   ということ。
   すっ。
   あたしは軽く目を閉じて。
   そして、ゆっくりと開いてゆく。

   ―この我が認めたんだからな。―

   リナの姿のあたしと。
   我がよく本来とっている形状が。
   同時に重なり、目が金色にと輝く。


   「ナ゛!?」
   何だ!?
   こ・・これは・・・くっ!
   その姿だけで。 
   威圧されているジョイロック。  
   なんか、滅びかけてるけど。
   「リナ=インバース?・・・・貴殿は・・一体・・・・。」
   ラウディが、ごぼっ!
   その口から、今だに胸を貫かれたままであるので。
   血を吐きだいつつ、問いかけてくる。


   『その純粋なる意思と、願い。
     この島の思い、それら全てが、我に行動を起こさせた―
      我は、純粋なき意思にして―純粋なる力―』
   凛とした、リナの声なのだけど。
   そうでないあたしの声が。 
   彼等の魂にと響いてゆく。
   「貴方たち、存在は。彼女のことをこう呼ぶわ。
     つまりは―。」
   「「『悪夢を統べる王(ロードオブナイトメア)』とね」」
   あたしの声と。 
   ユニットの声が同時にと発せられる。
   すでに。
   あたしが少し気配を開放させただけで。
   ダース単位程度くらいいたデーモン達は。
   なぜか、あっさりと消滅していたりする。
   滅ぶまもなく、完全消滅してるし。
   な・・なさけない!
   「な゛・・・・ば・・・・ばかなぁぁぁ!!!!!!!!!?」
   バシュウ・・・・。
   あたしの気配と。
   その名前を聞いただけで。
   死ぬどころか、滅びもせずに。
   完全にその根源そのものから。
   消滅していっているジョイロック。
   でもv
   そうは、簡単には消滅なんてさせないからv
   このあたしに喧嘩を吹っかけてきた代償は。  
   じっくりと償ってもらわないとねv
   消滅し、混沌にと溶けいるその前に。
   彼の精神を留め置いて。
   とりあえず、なぜか、部下達全員が嫌がる。
   お仕置き部屋として作り出した。
   とある次元というか空間にと送り込んでゆく。
   ・・・ドサ・・。
   支えるものがなくなり。 
   その場にと崩れ落ちているラウディ。
   「・・・・では・・・貴女様が・・・・。
     数々のご無礼を・・・・ごふっ・・・・。
      どうか・・・この儂の全てを引き換えに・・・・。」
   すでに視界のなくなった手を。 
   あたしにと伸ばしてくるラウディ。 
   この五百年の研究で。
   その呼び名の意味するところを。
   把握しているラウディ。
   「我の名の元に、その時間軸、訂正せざらん。」
   ふっ。  
   あたしが手を掲げると。
   ぶわっ!
   その時空の渦は。
   島全体をと包み込んでゆく。



   「ちょっとぉ!?何なのよぉ?!これわぁ!?」 
   今だに時間のうねりの中で。 
   引っかかっているナーガ。
   あたしとユニットは。
   自らの力を使って。
   この次元の過去にと向かう。
   過去、現在、未来とは。
   まるで無限ループのようなもの。
   どこからでも、移動が可能。
   それゆえに、分岐点なども多々とあり。   
   そこで、未来が途切れるか。
   新たなる道を切り開くかは。
   その道を選んだ存在しだい。
   「ナーガさん、それ、放したら。
     二度と、戻れなくなるわよ?(はあと)」
   くすっ。
   そんなナーガの耳にと聞こえているユニットの声。
   「まあ、どこか遠い過去とか、未来に飛ばされたくなかったら。
    絶対にその杖を放さないことね。」
   「ちょっと!!?リナ!?すみれちゃん!?
    何処にいるのよぉ!?」
   ナーガの叫びだけが。
   時間の流れの中の空間に。
   響き渡ってゆく。


   「・・・・後は・・・たのみましたぞ・・・金色の王よ・・・。
     この老いぼれの願いを聞き届けてくださって・・・・。
       あ・・・・り・・・・が・・。」
   サァァ・・・・・。
   空にと手を伸ばし。
   過去を変えることを望みつつ。
   過去を変える。
   ということ、それつまり。
   現在がなくなること。
   それゆえに。
   ラウディの体は。
   霧散してゆく。


   ザァァ・・・・・。
   島全体で。
   店や人など。 
   同じような現象が。
   しばし、見受けられてゆく―。


   
   ―ドサ!!!


   「でやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
   ザシュ!!!
   気合と同時に。
   その手にした、光の刃で。
   デーモンをなぎ倒してゆく一人の少年。
   その直後。
   その側の木が盛大にゆれ。
   「いったぁぁぁぁぃぃぃぃぃ!
    何なのよぉ!これはぁぁ!!?」
   ナーガのぼやきが響き渡ってゆく。
   そして。
   「キシャァ!」
   そんな木に引っかかって、身動きとれないナーガを。
   程よい獲物と感じたのか。
   雑魚が一つ。
   そんなナーガにと向かってゆく。
   「ふっ。なめてもらっては困るわね!
     エルメキア・ランス!」 
   ナーガの呪文一発で。
   消滅している雑魚のレッサーデーモン。
   「・・・な゛!?」
   そちらに気をとられそうになるが。
   『ぐるわぁぁ!?』
   そんな少年の周りに取り囲むようにと出現してゆくデーモンの数。
   「アビス・ロンドv」
   キュドドド!
   深遠の光の舞いが。
   そんな雑魚たちを焼き尽くしてゆく。
   「・・・・な?」
   少年がこちらをふりむく。
   「はぁいv」
   「こんにちわ(はあと)」
   にっこりと挨拶するあたし達に。
   少し警戒しつつ。 
   「・・・あんた達は?」
   あたし達にと聞いてくる。
   「俺か?俺は・・・。」
   『ラウディ=ガブリエフ(さん)でしょv』
   あたしとユニットの声が。
   完全にと重なった。


   今は。
   ちょうど、ジョイロックが。
   出現してすぐの時間の世界―。

   あたし達は。 
   あの時間軸から、五百年ほど前に。
   やってきていた。

                       −続くー


#################################
  
   
    ああああ!
    時間が゛ないぃぃぃ!
    明日は早く起きないといけないのにぃぃ!
    とりあえず。
    エル様、正体、ばらしちゃってます(お゛ーい゛!)
    さて。
    ここからは。
    過去の話と相成りますv
    さて!
    この五百年ほど前!
    ピン!
    と来た人・・・わかるでしょぅ(まてぃ!)
    んではではv
    次回。
    エルフの村でv
    あ!ね・・寝ないと!それでは!

   ああ!まだシェリフ読んでないのにぃぃぃぃ!!(涙)
   
   
    

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24307Re:エル様漫遊記・完全無欠版・其の8(映画本編のり)水島飛鳥 E-mail 2003/1/7 11:06:16
記事番号24302へのコメント


飛:なんか、投稿するまでに、時間かかってるし・・・。
  これが終わったら、少しばかりデーターの整理をして・・・。
 
  弟に明け渡すから・・・。
 
  サイドストーリー外伝・・・
  打ち込みだすのに随分かかるだろうな・・・。

リ:・・・・・・もしもし・・・?
  何で・・・生きてるんですか?
  ハンバーグにして食べたはずなのに・・・。
飛:・・・・・・まあ・・・気にしないほうがいいと思いますよ・・・
  私も気にしてないし・・・。
リ:って!気にしてくださーい。
飛:気にしてどうにかなる問題でもないし・・・
  いつものことだし・・・
  多分・・・私がいないとなんか不都合が生じるからって誰かが
  生き返らせてくれたんだよ。たぶん。
リ:それで・・・納得いくんですか・・・?
飛:・・・・・・気にしないが勝ちっ!(断言)
  コメントいくよっ!

>  あまりの寒さに、八時に起きてたのに。
>  そのまま、布団にもぐりこんだままで、
>  気がついたら、またまた十時の私です・・・あ・・あはは(汗)

  まあ・・・私もよくあることだし。
  何にせよ世の中不条理だから、気にしないが勝ちっ!

リ:・・・・・・(まだ言ってるし・・・)

>  ゴルンノヴァの能力をもつかい。
>  異界の知識などを詰め込んだ、彼の研究の成果でもある。

  ラウディさんは、光の剣の正体を知っていたのでせうか?

>  ―へえ?それは、確か、光の剣ってやつじゃないのか?

  さすがは雑魚・・・光の剣の正体を知らない。

>  助かるはずのない傷で。
>  それでも、彼がくると信じていたメリルーン。
>  最後の言葉を彼にかけ。 
>  彼女は息を引き取ってゆく。
>  ぽたり。
>  ラウディの目から、涙が零れ落ちる。

  寂しく、悲しく・・・でもきれいで美しい場面ですよね・・・


>   儂は、母なる存在に、その全てを投げ出そう。
>   強い決意と純粋なる心と願い。

  め、目の前っ!居るってっ!

>   ―我がここに来たのは。
>   その純粋なる願いに惹かれてのこと。
>   島自体が望む、その願いに惹かれてのこと。

  エル様・・・金色の魔王してますよね・・・(?)

>   我自らがその手を差し伸べるのは。
>   また、一興―。

  って・・・結局それですかい!

>   その頂にある神殿は。
>   かつての、神魔戦争よりも昔から。
>   ここに生きとしいける存在達が。
>   全てなる母に感謝の祈りを込めるべく。
>   創られているこの神殿。
>   簡単にいえば、このあたしに祈りを捧げるための神殿に他ならない。

  昔は・・・皆エル様のこと知っていたんですねぇ。

>   なぜか、それをみて驚愕しているジョイロック。
>   何だ・・?あの術は??
>   理解できてないし。  

  あほや・・・

>   こ・・・こいつら・・強い!?
>   何なんだ!?
>   なぜか、本気で引いているジョイロック。 

  何故って・・・普通、引きますよねえ?
リ:まあ・・・たしかに・・・
L&姫:なんで?
リ:(ああ、ユニット様まで・・・)

>   事実、すでにその時空の時軸は。
>   開いているに過ぎないのに。
>   まだ納得できてないジョイロック。

リ:なんでできないのかしら?
  
    ―(うなずいてるエル様とユニット様)

>   その姿だけで。 
>   威圧されているジョイロック。  
>   なんか、滅びかけてるけど。
>   「リナ=インバース?・・・・貴殿は・・一体・・・・。」
>   ラウディが、ごぼっ!
>   その口から、今だに胸を貫かれたままであるので。
>   血を吐きだいつつ、問いかけてくる。

  それでなお言うんかい。

>   あたしの気配と。
>   その名前を聞いただけで。
>   死ぬどころか、滅びもせずに。
>   完全にその根源そのものから。
>   消滅していっているジョイロック。
>   でもv
>   そうは、簡単には消滅なんてさせないからv
>   このあたしに喧嘩を吹っかけてきた代償は。  
>   じっくりと償ってもらわないとねv
>   消滅し、混沌にと溶けいるその前に。
>   彼の精神を留め置いて。
>   とりあえず、なぜか、部下達全員が嫌がる。
>   お仕置き部屋として作り出した。
>   とある次元というか空間にと送り込んでゆく。

  ご愁傷様・・・

L&リ&姫;自業自得ってモンよ(ですけどね)(だけどね)♪

>   この五百年の研究で。
>   その呼び名の意味するところを。
>   把握しているラウディ。

  おおっ!すげえっ!

>    エル様、正体、ばらしちゃってます(お゛ーい゛!)

L:いいじゃない♪別に♪
姫:そうそう♪

>    さて!
>    この五百年ほど前!
>    ピン!
>    と来た人・・・わかるでしょぅ(まてぃ!)

  わーいっ!私分かった♪

月:まあ・・・ビデオは見ておるしな・・・

  (・・・増えてる・・・)

>    次回。
>    エルフの村でv

  待ってマース♪ 

>   ああ!まだシェリフ読んでないのにぃぃぃぃ!!(涙)

  地方の方・・・大変みたいですね・・・

月:で、まあレスも終わったと。
L:じゃあ恒例の・・・

  って・・・えっ!?や、やるの!?

L:もちろん♪
姫:あっ!私も♪
L&姫:じゃ(はあと)

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
リ:酷いかもしんない・・・。
月:成仏しろよー!まあ、蘇生は今回も私の仕事だろうしな。
  (蘇生するの・・・やるの自体は簡単だけど・・・
   この状態じゃできないから・・・
   やっぱり手間、かかるのに・・・)

L&姫:って事で♪(戻ってきた)
    それでは、またっ♪
リ:お元気でっ♪

月:・・・・・・やっぱおまえら・・・
  蘇生しないんかい・・・
     
     ―わが力の源たりし、わが主たる銀の化身・・・―
 
      (↑蘇生作業準備開始)

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24320私はワード貼り付け、ここのチャットで教えてもらいましたvかお E-mail URL2003/1/8 00:13:43
記事番号24307へのコメント

こんにちわ。水島飛鳥さん。
感想どうもなのですv
ワードにての打ち込みですか・・。
私もそれ、知らなくて。
やり方、ここのチャットで、皆に聞いてやりはじめている口です。
(闇とリナと←初回投稿品、にて、試した人)
それから後は。
今は、ワードはワードでも。
テキスト形式に打ち込んで。
それから貼り付け投稿している私ですv
ワード保存よりテキストの方が。
KB使わなくて結構便利ですよぉ(あと、メモ帳とか)
(だから、ここで小説の前書きの感想いうなってば!)
>  ラウディさんは、光の剣の正体を知っていたのでせうか?
勉強して、知った口です。はい。
>>  ―へえ?それは、確か、光の剣ってやつじゃないのか?
>  さすがは雑魚・・・光の剣の正体を知らない。
しりません。情けないことに・・・。
>  寂しく、悲しく・・・でもきれいで美しい場面ですよね・・・
始めにみたあのシーン、私・・泣きました(実話)
>>   儂は、母なる存在に、その全てを投げ出そう。
>  め、目の前っ!居るってっ!
いますねぇ・・(遠い目)
>>   ―我がここに来たのは。
>>   その純粋なる願いに惹かれてのこと。
>>   島自体が望む、その願いに惹かれてのこと。
>  エル様・・・金色の魔王してますよね・・・(?)
一応、威厳のあるエル様をばv(こら!)
>>   我自らがその手を差し伸べるのは。
>>   また、一興―。
>  って・・・結局それですかい!
エル様ですし(だからまて!)
>>   簡単にいえば、このあたしに祈りを捧げるための神殿に他ならない。
>  昔は・・・皆エル様のこと知っていたんですねぇ。
自然と共に生きていたので、自然と・・・。
人はいつしかその恵みを忘れがち・・(現実世界にあてはめましょう・・こら!)
>>   何だ・・?あの術は??
>>   理解できてないし。  
>  あほや・・・
下級程度は、混沌の力なんて知らないでしょう・・・・。
(まず知ったその直後に消滅&滅びでしょうしね・・)
>>   なぜか、本気で引いているジョイロック。 
>  何故って・・・普通、引きますよねえ?
>リ:まあ・・・たしかに・・・
>L&姫:なんで?
>リ:(ああ、ユニット様まで・・・)
 薫:おお!ここに菫ちゃんがいないと思ったら!?
 姫:んふふ(はあと)それより、早く私の小説の続きv
 薫:し・・しまった!(逃走準備)
>>   その口から、今だに胸を貫かれたままであるので。
>>   血を吐きだいつつ、問いかけてくる。
>  それでなお言うんかい。
気になるととことん突き詰めるタイブでしょう(違っ!)
>>   とりあえず、なぜか、部下達全員が嫌がる。
>>   お仕置き部屋として作り出した。
>>   とある次元というか空間にと送り込んでゆく。
>  ご愁傷様・・・
>L&リ&姫;自業自得ってモンよ(ですけどね)(だけどね)♪
・・・・滅んだほうが幸せということもあるのです。(お゛ーい゛!)
>>   この五百年の研究で。
>>   その呼び名の意味するところを。
>>   把握しているラウディ。
>  おおっ!すげえっ!
さすが、自称大賢者v
(どーでもいいけど・・ガブリエフ家って・・
  自称が多いよな・・ガウリイ・・自称保護者だし・・)
>>    エル様、正体、ばらしちゃってます(お゛ーい゛!)
>L:いいじゃない♪別に♪
>姫:そうそう♪
まあ、そうですね・・・・。(ナーガにはばれてないし)
>>    さて!
>>    この五百年ほど前!
>>    ピン!
>>    と来た人・・・わかるでしょぅ(まてぃ!)
>  わーいっ!私分かった♪
>月:まあ・・・ビデオは見ておるしな・・・
>  (・・・増えてる・・・)
・・・・・・・はい?いや・・あの・・・・。
ビデオでなくて・・ゲームの例の五百年前のイベント・・(こら!)
のつもりの振りでしたんですけど・・(こらこらこら!)
サイラーグは百年前v(正確にいうと、百と二十年前?どこかの巻にて)
>>    次回。
>>    エルフの村でv
>  待ってマース♪ 
わざわざ、レス、ありがとうございますのです!
>>   ああ!まだシェリフ読んでないのにぃぃぃぃ!!(涙)
>  地方の方・・・大変みたいですね・・・
ふっ。なかなか入ってきませんよ。(ドラマがなんか・・予約しないと入らないし)
(そーいうわけで、ファイトも打ってないのでボックス買い)
>月:で、まあレスも終わったと。
>L:じゃあ恒例の・・・
>  って・・・えっ!?や、やるの!?
>L:もちろん♪
>姫:あっ!私も♪
>L&姫:じゃ(はあと)
 薫:・・・・・す・・菫ちゃぁぁぁん!?(涙)
   サボってた小説・・少しは(少しかい!)打ち込みますからぁ!
   水島飛鳥さんにはお手柔らかにぃぃ!(涙)
>月:・・・・・・やっぱおまえら・・・
>  蘇生しないんかい・・・    
>     ―わが力の源たりし、わが主たる銀の化身・・・―
>      (↑蘇生作業準備開始)
何か、銀の化身って・・・気になる響きですねv
なかなか、いいカオスワーズって思いつかない私ですけど・・。
それでは、わざわざ、レス、ありがとうございますのです!

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24308とうとう学校が…。にゅーよーく E-mail 2003/1/7 14:40:33
記事番号24302へのコメント

こんにちわ。
今日は始業式でした♪
…教室極寒なんですけど…。
あ、年賀状届きました!
ありがとうございましたっ!<(_ _)>
制服着替えるのが面倒くさいにゅーよーくです☆

感想v

>  ゴルンノヴァの能力をもつかい。
>  異界の知識などを詰め込んだ、彼の研究の成果でもある。

ガウリィとは凄い違いですね…。(^_^;)

>  エルフの村は。
>  いきなり出現したジョイロックに。
>  皆殺しにされていた。 

こんなクソガエルのせいで…。

>  「う・・・・。」
>  そっと、メリルーンの体に触れると。
>  まだ暖かかった。
>  助かるはずのない傷で。
>  それでも、彼がくると信じていたメリルーン。
>  最後の言葉を彼にかけ。 
>  彼女は息を引き取ってゆく。
>  ぽたり。
>  ラウディの目から、涙が零れ落ちる。

せつないです…。
でも恋ってしたことない…。(−−;)

>  「・・・・ひょっとして、今でもほれてる?」
>  ナーガが聞き返す。
>  「・・・う・・・まあ・・。」
>  ナーガの言葉に、照れて真っ赤になっているラウディ。

ガブリエフ家って…ぞっこんラヴ(まて)な家系なんでしょうか…?
ガウリイとか…ねえ?

>   老いぼれ一つの魂で。
>   それが成し遂げられるのであれば・・・。
>   儂は、母なる存在に、その全てを投げ出そう。
>   強い決意と純粋なる心と願い。

うう…ラウディ…。(TT)

>   ここの次元には。
>   過去を変えるべきほどの、人材が。
>   誕生していないがゆえに。
>   我自らがその手を差し伸べるのは。
>   また、一興―。

L様がまともに見えるっ…。
って悪い意味じゃないですううううううううううううっ!!!
ごめんなさいーーーーーーーッ!

>   ジョイロックを迎え撃つあたし達。

引っ込めカエルー!(ー3−)

>   「ふっ。ラティルト!ブレイク!」
>   呪文にアレンジを加えて。 
>   シュドドド!
>   一発の呪文で。   
>   一ダース程度を倒しているナーガ。

ナーガって…。
バカなんだか天才なんだか謎。

>   『その純粋なる意思と、願い。
>     この島の思い、それら全てが、我に行動を起こさせた―
>      我は、純粋なき意思にして―純粋なる力―』

あああっ!
L様かっこいい!(><)

それでは。
おとといドラジュニ買ってしまいましたv
目当ては表紙のガウリイだったり。
ポスター(?)みたいなのもついてました♪
チャーハン早食い(馬鹿です)してお腹の痛いにゅーよーくでした☆

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24321私はやっぱり定時では戻れない・・・・かお(薫) E-mail URL2003/1/8 00:24:37
記事番号24308へのコメント

こんにちわ。にゅーよーくさん。
>こんにちわ。
>今日は始業式でした♪
お疲れ様ですv
>…教室極寒なんですけど…。
寒いですよね・・得に、あの講堂!あの寒さ・・何!?
という感じですけど・・。
でも、今の家よりは暖かかったような記憶の私です。
>あ、年賀状届きました!
>ありがとうございましたっ!<(_ _)>
>制服着替えるのが面倒くさいにゅーよーくです☆
そのまま、布団にもぐりこんで、私はよく寝てました(こら!)
>>  ゴルンノヴァの能力をもつかい。
>>  異界の知識などを詰め込んだ、彼の研究の成果でもある。
>ガウリィとは凄い違いですね…。(^_^;)
ガウリイ・・・知識はあるけど(多分)
実用してない(きっと)だけだと(得にリナの前では)
>>  いきなり出現したジョイロックに。
>>  皆殺しにされていた。 
>こんなクソガエルのせいで…。
だから、変えたい過去・・・・。
>>  最後の言葉を彼にかけ。 
>>  彼女は息を引き取ってゆく。
>>  ぽたり。
>>  ラウディの目から、涙が零れ落ちる。
>せつないです…。
>でも恋ってしたことない…。(−−;)
大丈夫です!ここに、二十○年!初恋未経験の人がいます!(こら!まて!)
>ガブリエフ家って…ぞっこんラヴ(まて)な家系なんでしょうか…?
>ガウリイとか…ねえ?
それは、いえてるかも・・・・・。
>>   老いぼれ一つの魂で。
>>   それが成し遂げられるのであれば・・・。
>>   儂は、母なる存在に、その全てを投げ出そう。
>>   強い決意と純粋なる心と願い。
>うう…ラウディ…。(TT)
切ないくらいに純粋な願いなのです・・・・。
>>   我自らがその手を差し伸べるのは。
>>   また、一興―。
>L様がまともに見えるっ…。
>って悪い意味じゃないですううううううううううううっ!!!
>ごめんなさいーーーーーーーッ!
威厳のあるエル様バージョンでした。
>>   ジョイロックを迎え撃つあたし達。
>引っ込めカエルー!(ー3−)
知らないって・怖いですよねぇ・・・・。ふっ・・・・。
>>   一発の呪文で。   
>>   一ダース程度を倒しているナーガ。
>ナーガって…。
>バカなんだか天才なんだか謎。
まあ、馬鹿と天才は紙一重といいますし・・・・。
(そーいう意味でないってば)
>>   『その純粋なる意思と、願い。
>>     この島の思い、それら全てが、我に行動を起こさせた―
>>      我は、純粋なき意思にして―純粋なる力―』
>あああっ!
>L様かっこいい!(><)
たまには、あとがきバージョンエル様でなく。
威厳のあるエル様も出さないと・・(びくびく・・お・お仕置きが・びくびく)
>それでは。
>おとといドラジュニ買ってしまいましたv
>目当ては表紙のガウリイだったり。
あ、それ納得v(笑)
>ポスター(?)みたいなのもついてました♪
でも私は不満です!
せめて、スレのキャラ・・全員のトランプにしてよぉ!
(・・・去年それがあったらから・今年はライオスだけ?涙)
>チャーハン早食い(馬鹿です)してお腹の痛いにゅーよーくでした☆
・・・あ、何かおいしそう(こらこらこら!)
それでは。
いつのまにか、一時になっている私でした。
残りもあと一話v
頑張りますv(お゛ーい゛!)

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24318エル様漫遊記・完全無欠版・其の9(映画本編のり)かお E-mail URL2003/1/7 23:45:20
記事番号24210へのコメント



  こんにちわ♪
  この調子だと、この回か、次の回で終われますv
  んではではv
  ついに、過去にといっているリナ達(エル様達)なのですv
  んではではvv


#############################



   エル様漫遊記・完全無欠版!スレイヤーズ。 其の9



   「どうして、俺の名前を?」
   首をかしげる、青い髪の少年の言葉に。
   「まあまあ、気にしないのv」
   「おーほっほっほっ!そうよ!人間、
     些細なことに驚いてちゃ駄目よ!」 
   「どわっ!?」
   ビョォン。
   いきなり、側の木の上から。
   がさっ!
   音とともに、目の前にと木にぶら下がるようにと、
   現れたナーガに驚いている彼―ラウディ。
   「ナーガさん、何やってるの?(はあと)」
   くすくすと笑っているユニット。
   「た・・・たすけて・・・ね?(はあと)」
   あたし達にと懇願しているなーが。
   見れば。
   木に完全にその体を絡ませて。
   面白いほどに絡まっていたりする。
   どこをどうやったら、そんなに器用に絡まれるものか(笑)
   足は、左右ギャンクにと曲がりくねり。
   手もまた、かなり面白いほどにと絡まっているその姿。
   見ていてあきないというか、面白しろい。
   「・・・・よくまあ、そこまでどうやって絡まったんだ?」
   あきれた声を思わずだしているラウディの姿。
   おもわず、そんなナーガを唖然とみていたラウディだけど。
   はっ!
   として、あわてて我にと戻る。
   「いけない!こうしている場合じゃ!」
   あわてて、走り出そうとする彼に。
   「走るくらいじゃ、間に合わないでしょ(はあと)」
   いって。  
   パチン。
   指をくるりと回して、一つ鳴らす。
   その音と同時に。
   ユラ・・。
   あたし達の世の空間が。
   水鏡のようにと揺らめいて。
   その先には、すでにエルフの村。
   「はいv移動扉の完成v」 
   「・・・・・・・・?」
   首をかしげるラウディに。
   「ほらほら、急ぐんでしょ?」
   にっこりというあたしに。
   「これ、くぐったら、もうそこは目的地だから(はあと)」
   あたしに続いていっているユニット。
   「・・・・あんた達一体?」
   不審な表情をしてくるラウディ。
   「きにしないのv」
   「そうそう。簡単にいっちゃえば。
     純粋なる願いによって、使わされた。
      混沌の母の使いのようなものよv」
   というか、本人なんだけどv
   ――びくっぅぅぅぅ!
   なぜか、その言葉を聞いて。
   ラウディの背中で。
   震えているし・・ゴルンノヴァのやつは・・。
   「あ。そうそう、自己紹介をしておくわ。
     私は、ユニット。ミリアム=ユニット。」
   「あたしは、リナよ。リナ=インバース。」
   「おーほっほっほっ!この私が、リナの最大最強のライバルの!
     白蛇のナーガよ!おーほっほっほっ!」 
   全身に、木の枝を絡ませたまま。
   すくっと、あたし達の横にたって、高笑いしているナーガ。
   「・・・・どうやって、あんなに絡まっていたのに。
     しかも、枝を絡ませたまま、逃れたんだ?」
   唖然としていっているラウディ。
   「ふっ。そんなの決まってるじゃないのよ!
     この私の人徳で!木のほうが、私を放してくれたのよ!
      おーほっほっほっほ!」
   事実。 
   あまり、その自分の身の上で。
   高笑いされているのに堪えた木の精霊が。
   ナーガを開放したんだけど。
   「・・・・・・・・・・・」
   ナーガの説明に。
   しばし無言になっているラウディ。
   「ま・・まあ、深くは考えないようにしよう・・。
     でも、本当にここをくぐったら?」
   不審な表情をしているラウディに。
   「あら、そんなこと言ってる場合?(はあと)」
   あたしがそういったその刹那。
   『キャァァァァァァァ!』
   水鏡の揺らめきのその向こうから、女性の悲鳴。
   「・・・・!!メリルーン!」
   だっ!
   何のためらいもなく。
   ラウディは、その鏡の中にと飛び込んでゆく。


   「ぎゃっははは!ほれ、もっと、恐怖しろ!ぎゃはは!」
   ザシュ!
   『うわぁぁぁ!?』
   祭りの最中。
   突如として、空間から出てきた緑色の物体に。 
   いきなり村の中は。
   ざわめきと、恐怖と悲鳴とでごった返してゆく。
   それの正体。 
   彼等、エルフには。
   見ただけでわかったがゆえに。
   ―魔族。
   それも、どこにでもいるレッサーデーモンのような。
   媒体を必要とする、どうでもいい下級魔族でなく。 
   それなりに、実力をもっている魔族が。 
   その自らの精神力で、実態を作り出し。
   形態しているという、
   世間でいうところの、純魔族。
   デーモン達を引き連れて。 
   村を襲っているそれは。
   緑色の体に、胸と背と足の関節に、
   水晶なものを身に埋め込んでいる、 
   その形態。
   似合わないことに、その頭から、後ろの背中の下まで。
   中心にと鬣を生やし。
   ぐびぐび。
   笑いつつ、ジョッキを片手に。
   ワインを飲み干しているそれ―そう、ジョイロック。
   「!!」
   ザシュ!
   「でやぁぁぁ!!」
   ラウディが、駆けつけたとき。
   ちょうど、レッサーデーモンの一匹が。
   エルフの少女を高々と掲げ上げたときであった。
   ラウディの気合とともに。
   背中から、剣が引き抜かれ。 
   光の刃で霧散してゆくデーモンの姿。
   ばしゅ!
   それと同時に、姿が無と化し。
   それが手にもっていた少女が。 
   空中からおちてゆく。
   ―どさ!
   それをその身で受け止めているラウディ。
   「・・・ラウディ!」
   「メリルーン!」
   目を開いた少女がみたのは。
   信じていた人間の男の子の姿。
   二人は、その場で。
   しばし、ひしっ! 
   と抱き合っているけど。
   「うん?」
   そんな二人にと気付いて。
   そちらをみているジョイロック。
   ざわっ。 
   人間が?
   今の・・・光の剣じゃ?
   逃げ惑っていたエルフ達の戸惑いの声。
   「おーほっほっほっほっ!
     ファイアーボール!」
   ドガァン!
   「・・誰だ!?」
   いきなり、振り向きざまに。
   呪文を一つ攻撃されて。
   叫んでいるジョイロック。
   「あのねぇ、ナーガ。
     一応、あいつ、媒体ないから。
      精霊魔法、効かないわよv簡単なやつじゃv」
   にっこりいって。
   ラウディの後ろから現れてゆくあたし達。 
   ざわっ!?
   あたし達の出現に。
   声を上げている村人達。 
   そして、その中の数名が・・・・。
   『まあ!何て、素敵なファッションセンス!』
   ―ごげっ!
   思わずこけそうになるあたしとユニット・・・・。
   そ・・・・そーいえば。
   エルフのセンスっていうの・・・ある意味。
   普通と違うのよね・・特定の存在に限るけど・・。
   ナーガの格好をみて。
   目をきらきらとさせているエルフの女性たち・・。 
   あ・・あのね・・・。
   ・・どこをどう間違って。
   こんな子供達ができたのやら・・・くうう・・・。 
   お母さん・・・楽しい(はあと)
   「・・・・・・・・何だ?」
   思わず、あたし達よりも。
   ナーガの格好にとあっけにとられているジョイロック。
   まあ、普通の反応なので面白くないわねぇ。
   「・・・・・仲間か?」
   思わずつぶやいているし。
   「失礼ねぇ!この私の何処が魔族に見えるっていうのよ!」
   それに抗議しているナーガ。
   「・・・見えるぞ?」
   それにぽつりとつぶやいている
   数名のエルフ達の姿も見受けられるが。
   「ふっ、このナーガ様のファッションを理解できないとは。
    所詮は闇の生き物ね!おーほっほっほつ!
     そんなあんたのような、センスの一欠けらもない。
      魔族なんか、雑魚にも及ばないわね!おーほっほっほつ!」
   ジョイロックに向かって、高笑いをしているナーガ。 
   「な・・・何ぃ!?人間ごときがつけあがりおてぇ!」 
   いって。 
   カッ!
   口を開いて。
   炎を吐いてくるが。
   「おーほっほっほっほっ!」 
   ―バシュ。
   ナーガの目前で。
   それは霧散されてゆく。
   「何!?」 
   ナーガ、一応、自分の体に結界、すでに張っているし。 
   「ふっ、その程度なの?おーほっほっほっ!
     やっぱり、始めの過去の蛙だけのことはあるわね!」
   本当のことを言っているナーガ。
   「何、わけのわからんことをいっている!」 
   いって。
   攻撃を繰り出してゆくが。
   ことごとく。 
   ナーガに直撃するものの。 
   すぐに復活しているナーガだし。
   「おーほっほっほっほっ!」 
   ぜいぜい・・・・。   
   「き・・・貴様、本当に人間かぁぁ!!!!!?」
   自分の魔力による攻撃を受けても。 
   すぐに復活しているナーガを目前に。
   なぜか、驚いたような声を上げているジョイロック。
   魔力が完全に直撃しても。 
   ずくにかすり傷程度か無傷で。 
   オキアガリ、高笑いを続けているナーガの姿。
   

   数時間。
   ナーガとジョウロックの、水掛論争は続いてゆく。
   

   「はい、これでオッケィっと(はあと)」
   その間。 
   あたしとユニットは。
   怪我をした村人達などの回復担当。 
   もっぱら、ユニットが、回復に当たって。
   あたしは、大鎌をぶんぶんとふりまわ・・・もとい。 
   辺りにたむろしているレッサーデーモンたちなどを。
   暇つぶし・・とと、無にと返してゆく。
   泣いている子供などには。
   そのデーモンを薄く延ばして。
   折り紙のようにして。
   それで何かを作って、慰めているユニットの姿に。
   高笑いしつつ、ジョイロックを押しているナーガの姿。
   「ほお・・・未来から?」
   「ええ(はあと)」
   「本来あるべき時間に戻すべくですか?」
   「島と、そこに生きる全ての存在が。 
    その願いと思いを純粋に一致させて願った結果(はあと)
     金色の王が願いを承諾したんですよ(はあと)」
   いつのまにやら。
   村人と仲良くなっているユニットに。
   ついでにあたしも。
   「で、モノは相談なんだけど?
     このラウディ、認めてあげてくれない?
      これでも、一応、異世界の神族の血。
       入っていることだし(はあと)」
   そんな和気藹々とした会話に。
   混じって、村人などと話しつつ。
   お茶会を開いたりして。
   すでに。
   ジョイロックもナーガも気づいてないけど。
   村は、瞬時にと再生はさせている。
   「ほぉう、異世界の?」
   「・・・・・そうなのか?」
   目を見開いて、驚いているラウディ。
   「それは、あんたの方がよく知っているわよね(はあと)
    ゴルンノヴァ(はあと)」 
   ビクク!
   あたしに名前を呼ばれて。
   かなりびくついているけど。
   『い・・一体・・・貴方は・・・・・。』
   その身を震わせつつ。
   声を出しているゴルンノヴァ。
   「さて、誰でしょうねぇ?ふふ。
     Dの腹心のあんたが。
      こんな所で、何をしているのかしらねぇ?(はあと)」
   にっこりというあたしの台詞に。
   『D?』
   全員が首をかしげている中で。 
   「へえ、この剣、話せたんだ?さすが、伝説の剣。」
   違うところを感心しているラウディだし。  
   「まあ、それはそれとして。
     あんた、あの程度も滅ぼせないの?
      じゃあ、Dもついでにお仕置きをばv」 
   うきうきうき。
   楽しそうにいうあたしの言葉に。
   ―ザァァァ!
   なぜか、完全に硬直しているゴルンノヴァ。 
   「そうよねぇ。いくら、ラウディさんが。
     その力を全て出せないからって。
      あの程度も滅ぼせないというか倒せないようならねぇ。」
   続けていうユニットの言葉に。 
   『ら・・・ラウディ!私が力を全て貸す!
    だ・だから、あれを滅ぼすぞ!』
   なぜか、必死にラウディにと語りかけているゴルンノヴァの姿。 
   「・・・あれって・・あいつのことか?」
   ラウディが剣にと話しかけると。
   こくとくとその柄を振り答えているゴルンノヴァ。 
   その視線の先には。 
   すでに。
   精神世界からの攻撃を仕掛けたのでは。 
   自分が人間よりも劣ると認めることになるから。 
   という理由で、攻撃はせずに。
   いつのまにか。 
   口争いになっていて、しかも完全にナーガに言い負かされている、
   ジョイロックの姿が。
   ナーガたちの方を振り向いた全員にと映りこんでゆく。
    

   やがて。
   ジョイロックが一緒にと呼び出していたデーモンたちの姿が。
   完全にときえ去り。
   後に残るは、ジョイロックのみ。
  
  
   「く・・くそ!こうなったら!」 
   こうなったら、島ごと全て消滅させてやる!
   ナーガに完全に言い負かされて。 
   なぜかやけくそになっているジョイロック。 
   その魔力をもってして。 
   島ごと吹き飛ばそうと計画していたりするけど。
   「ジョイロック!」
   だっ!
   剣を片手に、挑んでゆくラウディの姿。 
   さすがに。 
   ジョイロックがその魔力を全開にしたので。
   エルフ達もその意図に気付き。 
   多少震えていたりもするが。
   「フレア・ビット(はあと)」
   ユニットの言葉と同時に。
   この世界の精霊の力を借りた。
   というか、自分の津からを使えばいいのに・・。
   小さな数億発の光の球を打ち出して。 
   ジョイロックにと当てているユニット。
   まあ、なぜか、その人でいうところの少し威力のある、
   パンチ程度の力しかないそれに。
   『ぐわっ!?』
   なぜか、思い切りダメージ受けてるジョイロックだし。 
   たかが、普通の一千兆億倍の威力くらいで。
   なさけな・・・。
   立ちくらみをしてよろよろしているジョイロックをめがけて。
   タンタンタン!
   ジョイロックの横の木の上にと。
   飛び上がっているラウディ。
   「ラウディ!」
   メリルーンが、そんな彼を心配して。
   前にと飛び出てゆく。 
   そして。 
   「黄昏よりも暗きもの 血の流れよりも暗きもの
      時の流れに埋もれし 偉大なる汝の名前において
       我ここに・・。」
   ラウディの援護をしようと。
   呪文の詠唱を始めているし。
   このメリルーン。
   研究熱心なので。
   黒魔術も、白魔術も、はっきりいって、極めているのよねv
   村では変わり者として呼ばれてもいるけど。
   「あ、メリルーンvそれ放つんだったら。
     ラウディの剣にと直撃させてごらん(はあと)
      あれがその力を吸収して。
       切れ味がよくなるから(はあと)」
   あたしのアドバイスに。 
   こっくりとうなづいているメリルーン。
   タン!
   メリルーンの呪文が完成するその刹那。
   ラウディが、木を蹴って。 
   いまだふらつくジョイロックの頭上より。
   光の刃を掲げて飛び上がる。
   「ドラグスレイブ!」
   「どこを狙ってる!!?」
   メリルーンが放った術は。 
   ジョイロックの頭上を掠めて。 
   ラウディの手にした刃にと収縮してゆく。 
   その意図に気づいてないジョイロック。
   「覚悟!!」
   「な゛!!!!!!?」
   言葉を聞いて。 
   振り仰いだときにはすでに遅く。
   ザン!!!

   頭から、地面にかけて。
   ラウディの一撃が貫いてゆく。

   何が起こったのか、理解してないジョイロック。 
   
   やがて。 
   その一瞬の後に。 
   ピシ・・・。 
   体の半分に入ってゆく亀裂と。 
   精神世界の本体にも入ってゆく亀裂。
   「ば・・・ばかなぁぁぁぁぁ!
    うぎゃぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」

   叫び声を上げて。 
   精神世界、物質世界から。
   黒い霧となって、霧散してゆくジョイロック。
   
   やがて。 
   完全にその姿は。
   その場所より掻き消えてゆく。


   さってとv
   がし。
   「な゛!?」
   何か驚いているジョイロック。
   ここは、混沌にと戻るその直前の場所。 
   とりあえず、混沌から手を伸ばして。 
   戻ってきかけているジョイロックを捕まえているあたし。
   「さぁぁぁて(はあと)このあたしに、
    暴言吐こうとしたり、攻撃しようとしたこと(はあと)
     じっくりと、説教は必要よね(はあと)」
   にっこり。
   「な・・・何で人間がここにいるんだ!?」
   俺は・・俺は・・人間もどきの攻撃に。 
   不覚にも滅ぼされたはずじゃ!?
   なぜか、混乱しているジョイロック。
   「はい(はあと)」
   にっこり。
   にっこり笑い、ユニットが、
   雑巾とバケツをジョイロックにと手渡してゆく。
   「とりあえず、罰は、ここの掃除をやっておくこと(はあと)」 
   辺りを見回しいうあたし。
   ここは、あたしの元。
   混沌の次元に戻り来る、ここの次元の混沌のその入り口。
   とりあえず。
   どうでもいいような、塵が。
   うろうろと存在しているのよね。
   「とりあえず、部下T!」
   あたしが呼ぶと。
   黄緑色の目と黄緑の髪をした。 
   男性がそこに出現する。
   「は!・・・って!?何ですかぁ!?
     エル様!?そのお姿はぁ!?」
   なぜか、あたしの姿をみて。 
   驚いているけど。
   「あら、いってなかったっけ?
     あたし、今、とある場所で人間やってるのよv
      これの、面倒、あんたに任せたわv
       こともあろうに、こいつ、過去と当時の現代にわたって。
        このあたしに攻撃しかけてきたやつだから(はあと)」
   あたしの言葉に。 
   「ええええ!?金色の王(ロードオブナイトメア)様にですか!!!?」
   ・・・・・・・・・ピシィィン・・・。 
   なぜか。 
   その言葉に。 
   完全に再起不能なまでに。
   ジョイロックは凍り付いてゆく。
   ま、すでに、一回滅んでいるから。
   これ以上滅ぼすなんて、優しいことはいないからねv
   さぁて、しっかりと働いてもらいますかv
   ちなみに。 
   この部下Tこと、黄緑竜の王(テュククルゥー)。
   仕事の能率が悪いので、とりあえず、罰掃除をさせているところ。
   まあ、どうでもいいことだけどねv


   「あら、リナ?どこにいってたの?スミレちゃんも?」
   あたし達が。
   村にと戻ると。 
   すでに、そこは、祭りの続き。
   完全に、ジョッキを片手に。 
   盛り上がり、祭りの余興として呼び出した。 
   ブラズマ・ドラゴンが暴れたりなんかもしているけど。
   なぜか、そんなこんなで。 
   大混乱になっている祭りの村に戻ったあたし達にと聞いてくるナーガ。
   「ちょっとね。
    それより、ナーガ、あたし達が元の時代に戻るまで。
     ここの時間で少しばかり、数ヶ月かかるんだけど?
      とりあえず、次の日食にまた、あの遺跡から。
       時空の扉が開くから、それで戻りましょv」
   あたしの言葉に。
   「あら、そうなの?ま、いいわ!
     おーほっほっほつ!じゃ、リナ、過去を探検よ!
      おーほっほっほっほ!」
   平和になった、その時代のミブロス島に。
   ナーガの高笑いが響いてゆく。
   キシャァァ!
   それと同時に。
   ナーガの召喚した竜達の遠吠えも響いているけど。
   


   とりあえず、折角過去に来たんだし。
   少し遊んで戻りますかv

   そんなこんなで。
   数ヵ月後。
   あたし達は。
   来た時同様に。
   例の古代の存在達がこのあたしをあがめるためにと作成した。
   遺跡にと足を運んでゆく。
   
   この数ヶ月の間。
   ちょっぴり、レイナードなんかでちょっとした楽しいことなんかも。
   あったりしたけど。 
   それはそれ。


   「リナさん、本当にありがとうございました。」
   頭を下げてくるメリルーン。
   「ラウディさんと仲良くねvメリルーンさん(はあと)」
   にっこりいうユニットの言葉に。 
   ぽっ!///
   照れて、真っ赤になっているラウディとメリルーンの姿。 
   「ナーガ様・・お名残惜しいですわ。」
   などと、面白いことに、親衛隊を作り出しているナーガの見送り。
   やがて。 
   あたし達がわかれの挨拶を軽く交わしていると。 
   上空にと上った太陽がかけてゆく。
   ―日食である。

   その力を利用しているようにとみせかけて。
   あたしは。 
   この神殿の上空に。
   時空の扉を開いてゆく。


   「それじゃv」
   「おーほっほっ!貴方たち、精進するのよ!」
   『はい!ナーガ先生!』
   「では、失礼しますね(はあと)」
   かるくいうあたしに。
   なぜか、生徒というか。
   この数ヶ月で。 
   この島全体のエルフを。
   生徒にしているナーガの声と。 
   見送り代表のエルフのナーガの教え子達の別れの声。 
   ユニットの丁寧な別れの挨拶。 
   そんな声が交差して。


   あたし達は。
   時空のうねりの中にと。
   再び身を投じてゆく。


   

   ザァァ・・・・・・・・・・・・・・・。


   あたし達が過去を代えたと同時に。
   それとともに。
   それまであった、ミプロスの島が。
   一瞬、無と成り果てて。 
   次のその一瞬には。 
   再び。 
   新たなる時間の流れで流れていっていた島の姿が。
   そこには。
   見受けられてゆく。
   

   ―つまりは。
   今までの、というか。 
   ジョイロックに操られていた島は。
   島自体からみれば。
   何ごともなかった出来事―。

   操られていた島は。
   歴史が変ると同時に。
   そこに存在していた人々。 
   今回、船などで渡ってきていた人々を除き。
   すべて消滅していっているのに他ならない。

   多少の、歴史の修正とともに。
   といっても。
   この島の外の歴史は。
   島が通常の時間軸にのっとった
   時間の流れの歴史であるがゆえに。
   まったく、何の代わりがないのも。
   また、事実―。



   すと。
   「・・・・戻ってきたの?」
   ナーガが、周りを見渡しぽつりとつぶやく。
   そこには。
   移動する前にと戦っていた後すらも微塵もなく。
   変ったことといえば。
   あたし達がいる祭壇のその下。
   この遺跡の前に、銅像が建っている。
   ということ。
   しかも、ナーガをあがめる銅像と。
   あたしとラウディをかたどった銅像。 
   何でも。
   術を放ったのは、メリルーンだけど。
   エルフがSなんかの術を使った。 
   というのは、イメージがよくないから。
   という理由で。 
   術を放ったのは、あたし。 
   ということになっていたりするけど。
   そして。
   森から感じられる、エルフの気配。
   

   時は、正常に流れ出してゆく―。



              −続くー

#################################


   うふふふふv
   あとは、エンディングで終わりv
   結構、あのエンディングに乗って。 
   流れる映像が好きですv
   私はv
   ではではv
   ここまでお付き合いいただきましてv
   ありがとうございますv
   後一話となりましたが。
   最後までお付き合いいただけると・・うれしいかな?(こら!)
   んではではvv
        
    

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24329エルフって一体…。にゅーよーく E-mail 2003/1/8 14:35:47
記事番号24318へのコメント

こんにちは。
授業がスタートしました。
国語いきなり自習でした。
理科教科書わすれました。
数学居眠りしてしまいした。
…なんかいいことがないような気がします。
明日は家庭科の先生に会わなければならないので最悪なにゅーよーくです☆

感想です♪

>   「・・・・よくまあ、そこまでどうやって絡まったんだ?」

私も聞いてみたい。(^_^;)

>   「きにしないのv」

気にし出したらキリがありません。

>   「ふっ。そんなの決まってるじゃないのよ!
>     この私の人徳で!木のほうが、私を放してくれたのよ!
>      おーほっほっほっほ!」

さすがナーガの人徳!(違)

>   緑色の体に、胸と背と足の関節に、
>   水晶なものを身に埋め込んでいる、 
>   その形態。
>   似合わないことに、その頭から、後ろの背中の下まで。
>   中心にと鬣を生やし。

またでてきたー。
もうやだジョイロック嫌いです。
石を投げます!

>   二人は、その場で。
>   しばし、ひしっ! 
>   と抱き合っているけど。

わーらぶらぶだv

>   『まあ!何て、素敵なファッションセンス!』

うそッ!?

>   ・・どこをどう間違って。
>   こんな子供達ができたのやら・・・くうう・・・。 
>   お母さん・・・楽しい(はあと)

楽しいんですか!?

>   魔力が完全に直撃しても。 
>   ずくにかすり傷程度か無傷で。 
>   オキアガリ、高笑いを続けているナーガの姿。

さすがセイルーンの王族!(まて)

>   口争いになっていて、しかも完全にナーガに言い負かされている、
>   ジョイロックの姿が。
>   ナーガたちの方を振り向いた全員にと映りこんでゆく。

カエルですもんね、所詮v

>   たかが、普通の一千兆億倍の威力くらいで。

一千兆億倍って…。

>   「覚悟!!」
>   「な゛!!!!!!?」
>   言葉を聞いて。 
>   振り仰いだときにはすでに遅く。
>   ザン!!!

よっしゃ!

>   叫び声を上げて。 
>   精神世界、物質世界から。
>   黒い霧となって、霧散してゆくジョイロック。

やーい!
カエルのばーか!(すみません)

>   さぁて、しっかりと働いてもらいますかv

当然の報いですね。

>   「ナーガ様・・お名残惜しいですわ。」
>   などと、面白いことに、親衛隊を作り出しているナーガの見送り。

エルフって…。
メンフィスといい…。

それでは。
次が最後ですね!
昨日無印の十話みたんですけど…。
ゼルガディスもろ燃えてたじゃないですか。
ゼルの体はともかくとしてなんで服が燃えてないんですか?!
耐火性でもあるんですかあの服は!?
かなり謎なんですけどにゅーよーくでした☆

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24334多分あるのでしょう(それか魔法をかけてるか)かお(薫) E-mail URL2003/1/8 22:24:55
記事番号24329へのコメント

こんにちわ。にゅーよーくさん。
>授業がスタートしました。
>国語いきなり自習でした。
>理科教科書わすれました。
前日に確認しましょうv(こらこら)
>数学居眠りしてしまいした。
私はよく五時間目に・・(汗)
>…なんかいいことがないような気がします。
>明日は家庭科の先生に会わなければならないので最悪なにゅーよーくです☆
・・・・なぜ?家庭科・・嫌いなんてすか?(素朴な疑問)
>>   「・・・・よくまあ、そこまでどうやって絡まったんだ?」
>私も聞いてみたい。(^_^;)
ナーガだから。(これで全てが収まるのです←お゛い゛!)
>>   「きにしないのv」
>気にし出したらキリがありません。
そうです。特にリナ(本当の)の周りの人々に関しては・・・。
>>   「ふっ。そんなの決まってるじゃないのよ!
>>     この私の人徳で!木のほうが、私を放してくれたのよ!
>>      おーほっほっほっほ!」
>さすがナーガの人徳!(違)
・・・嫌がって放したともいう・・(まて!)
>>   緑色の体に、胸と背と足の関節に、
>>   水晶なものを身に埋め込んでいる、 
>またでてきたー。
>もうやだジョイロック嫌いです。
>石を投げます!
まあ、映画の魔族(一応ボス?)ですから・・・。あいつは・・・。
>>   二人は、その場で。
>>   しばし、ひしっ! 
>>   と抱き合っているけど。
>わーらぶらぶだv
ラブラブラウディとメリルーンv
(・・・それはそーと・・・メリルーン・・・すでに二十を超えているはず・・汗)
エルフだし・・・・。(お子様クエスト参照)
>>   『まあ!何て、素敵なファッションセンス!』
>うそッ!?
・・・・・何しろ、あのなーがを師匠とあがめているメフィの一族・・(ふっ)
>>   ・・どこをどう間違って。
>>   こんな子供達ができたのやら・・・くうう・・・。 
>>   お母さん・・・楽しい(はあと)
>楽しいんですか!?
エル様にとっては・・・・多分(こらこら)
>>   魔力が完全に直撃しても。 
>>   ずくにかすり傷程度か無傷で。 
>>   オキアガリ、高笑いを続けているナーガの姿。
>さすがセイルーンの王族!(まて)
フィルの娘ですしねぇ(こらまて)
>>   口争いになっていて、しかも完全にナーガに言い負かされている、
>カエルですもんね、所詮v
所詮は雑魚のかえるもどきv
>>   たかが、普通の一千兆億倍の威力くらいで。
>一千兆億倍って…。
・・・気にしたらまけです。はい(諦めの境地)
>>   言葉を聞いて。 
>>   振り仰いだときにはすでに遅く。
>>   ザン!!!
>よっしゃ!
一瞬で片をつけました(戦闘シーン・・省いた人)
>>   精神世界、物質世界から。
>>   黒い霧となって、霧散してゆくジョイロック。
>やーい!
>カエルのばーか!(すみません)
私も、あれは嫌いでしたねぇ。
・・なぜ蛙??(笑)
>>   さぁて、しっかりと働いてもらいますかv
>当然の報いですね。
相手がエル様と知らずにねぇ・・・。
>>   「ナーガ様・・お名残惜しいですわ。」
>>   などと、面白いことに、親衛隊を作り出しているナーガの見送り。
>エルフって…。
>メンフィスといい…。
・・・・・・ついでにラークという存在も・・・(こら!)
(あらいずみ先生書下ろし、ゲームのキャラ)
>それでは。
>次が最後ですね!
そうです!
>昨日無印の十話みたんですけど…。
>ゼルガディスもろ燃えてたじゃないですか。
>ゼルの体はともかくとしてなんで服が燃えてないんですか?!
きっと、何かしらの魔法をかけているんですよ。
リナの額のバンダナと同じく(私はそう判断した人!)
>耐火性でもあるんですかあの服は!?
あるのでは?それか、もしかしたらレゾの手作り?(お゛い゛!)
>かなり謎なんですけどにゅーよーくでした☆
毎回、感想、ありがとうございます!
それでは、今から下のレスのレスもどしをば・・。
(いそいそいそ・・)

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24323エル様漫遊記・完全無欠版・其の10(映画本編完結)かお(薫) E-mail URL2003/1/8 02:40:43
記事番号24210へのコメント



  こんにちわ♪
  ふふ。おかげさまで、今回が最終です!
  というわけで、しばらく。
  (というか、早く書き殴りのリレーの続きを考えなさい!)
  そちらには投稿は・・・(多分)しないかと・・・。 
  まあ、短編・・いくかもしなないけどさ・・(かなりまて!)
  あの、龍崎さんの意見でないけど。 
  ・・・・シェリフの冒頭漫画で・・・。
  一個、シリアス(もどき)の話・・・思いついたし・・(お゛い゛!)
  リナとガウリイに向かい来る刺客!
  それが、ガウリイの姿をしていて。
  そして。 
  リナの姿も。
  それは、リナとガウリイに逆恨みをするもの。
  (というか、勝手にガウリイを自分の物にしたいという魔道士のたくらみ)
  怒りに燃えるリナ(そりゃ、自分と同じ姿のやつが・・刺客だったらねぇ)
  ガウリイと出向くが。
  ナメクジ攻撃(お゛い゛!)にて。
  あっさり、気絶&束縛。
  しかも、コピー達のケースの中にと裸にされて陳列されて・・と。
  そして、そのリナのコピーを。
  リナ以外はいらない!といって、壊してゆくガウリイ。
  さて、ガウリイは、リナに気付くのか!?(当たり前だろ!)
  という、分かりきった落ちの話を・・・(お゛い゛!!)
  さあ、本当に打ち込むのか!?どうなのか!?
  以前、打ち込む予定です!
  といってた、シリアスもどきの話はどうした!?
  まあ、一人そんな突っ込みをしつつ。
  とりあえず。
  ようやく、第一回!
  記念すべきスレイヤーズ映画化の作品の。
  パロディ版の投稿の最後です!
  それでは。 
  心優しき人は、最後までお付き合いくださいなvv


###################################


     エル様漫遊記・完全無欠版!スレイヤーズ! 其の10
    〜物語りの終わりは始まりの序曲〜


  
   
   ざわざわ・・・・。
   山を降りると。
   その風景は。
   今までと同じようで。 
   少し違うその風景。
   「あら、悪趣味な看板が減ってるわ。」
   そう言っているナーガ。
   軒並み並ぶ店店には。 
   今まで、全てくらげ一式であったみやげ物の数々が。 
   半分くらいまでにと半減され。
   その代わりに。
   貴方の手元にフェアリーソウル!
   といううたい文句の、
   アクセサリーやら、ヘアバンド。
   キーホルダーなどが売られていて。 
   さらには。
   今までは、くらげ一つのグッズだったのに対して。
   それに加えて、ナマコやくらげのグッズの数々。
   店の看板に、くらげの看板がかかっていることはなくなっているものの。
   あまり、基本的には見た目変ってなかったりする。
   「きゃあ!これ、かわいい(はあと)」
   いいつつ。
   みやげ物を手にとっている観光客の姿。
   完全にと晴れ渡る空の下。
   「はいはい。ミプロス島名物のエルフの湖はこちら!
     ここには、素敵な恋物語があるよ!」
   いって、呼び込みを行っている人間などの姿。
   それに混じり。
   ハーフエルフの姿も。 
   多々と見えられてゆく。
   
   「ねえ?リナ、みてみて(はあと)
    面白い話になってるわよ(はあと)」
   ぱたぱたぱた。 
   いって。 
   一つの店から、絵本を買って。
   持ってきているユニット。
   「まあ、かわいい女の子(はあと)」 
   その走っているユニットをみて。
   道行くすれ違う人々がそんなことをいっているけど。 
   「どれどれ?」  
   ぱら。

   その絵本は。
   このミプロスに伝わる伝説。


   ―かつて、この島を。 
    魔族、つまりやみの住人が。
    平和を脅かしていた。
    そこに、現れたのが、輝く光の刃を手にした少年。
    彼は、この島のエルフと恋におちていたがゆえに。
    その二人の仲を守るべく、三人の天使が舞い降りて。
    彼とそのエルフに力を貸して、島の平和は保たれた。
    彼等をたたえ。
    エルフ達は、古より伝わる聖なる神殿のその前に。
    銅像を建てたという。
    その少年とエルフは、その後。
    平和にくらしましたとさ。―

   そういう風な内容の絵本。
   しかも。
   もののみごとに、ジョイロックの風貌は。
   きっちりと表現されているので。
   余計に信憑性を持たせているその絵本。
   まあ、それはそれとして・・・。
   「・・・・何で、全員、この天使、羽が四枚生えて。
     しかも、鳥のような真っ白い羽なのかしらねぇ?(はあと)」
   絵本に描かれている人物。
   その三人の少女は。
   なぜか。
   栗色の髪に黒い髪。 
   そして。
   きっちりと黒い髪をポニーテールに、しかも、丁寧に、
   赤いリボンで止めている少女たちの姿。 
   面白いのは。
   全てその三人が。
   ゆったりしたワンピースを着込んでいる。
   ということ。
   似ても似てつかないけど。 
   しかも、身長が。
   主人公である、ラウディたちより、小さくなってるし(笑)
   どこにでもある絵本の一つ。 
   
   
  「はぁぃvミプロス島名物、クラゲ入りの焼きそばはいかが?」
  「こっちは、ナマコ入りのナマコ焼きだよぉ!」
  露天を並べて。 
  商売している。 
  訂正する前は。
  この島でごろつきをしていた男達の姿。
  『おお!』
  その、腕捌きに。
  見物人が輪を作っていたりもするが。
  ユニットの財布を取ろうとしたあのチンピラもどきが。
  ナマコ焼きという、見た目。
  たこ焼き。
  その中に蛸でなく、ナマコが入っているので、ナマコ焼き。
  ・・・・安直すぎるネーミングよね・・。
  そして。
  焼きそばを焼いているのは。
  魔道士Aと名乗っていたあの男性。
  後の数名はといえば。
  店の客寄せで。
  炎を吐いたり、お手玉したりと。 
  ストリートショーをしつつ。
  客寄せをしていたりする。
  その他の。
  「へぇぃ。彼女達。遺跡案内は、僕に任せないかい?」
  そういって。
  ガイドを引き受けているやつもいるけど。
  

  「それはそうと、リナ?礼金、貰いにいくわよ!
    おーほっほっほっ!」 
  高笑いを上げつつ。 
  そう高らかに笑い。
  ミプロス島の首都。
  ミプロス・シティの中心にある城に。 
  ナーガは走っていっていくが。
  


  「はて?ナーガ殿とやら?貴殿たちとは。
    初めて会うんじゃが?」
  王の間にて。
  国王と対談しているあたし達。 
  「そうですわ。礼金とは何のことですの?」
  センスを口に当てて、にっこりと笑っている王妃。 
  「・・ちょっ!?リナ!?これって!?」 
  驚いているナーガ。
  「歴史が変ったのよ。」
  とりあえず説明するあたし。

   過去と現在。
   この二つの時間が交わる島の時間率。
   それぞれに。
   何事もなく歩んできた世界と。
   閉ざされた世界のままで歩んでいた世界。
   それらがぶつかり合い。
   消えたのは・・閉ざされた世界で歩んでいた世界の方。 
   一応。
   通常の流れの島とともに。
   一つの平行世界が出来上がっているものの。
   その世界からは。
   こちらに、この島が来たために。
   一晩で島自体が消滅したようにと移りこんでいる。
   その波動で。
   その世界そのものが消滅しているに過ぎないけど。
   そして。
   そこで、培われていた歴史は。 
   そのまま。
   島の外、つまりは、ここの次元の人々に。
   組み入れられて、新たなる記憶と歴史とともに。 
   時間率は動いていっているのが今の現状。
   
   
   「へぇ、歴史がかわったのねぇ。
     やればできるのねぇ。」
   感心しているナーガ。
   「まあ、ここの名物、元はといえば。
    ナーガさんの貢献の賜物だしねv」
   くすくすと笑っているユニットの台詞に。
   「?どういうこと?」
   首をかしげているナーガ。
   「ナーガ、エルフ達に講義するとき。
     調子づいて、ゼラスゴーととかで、クラゲとか。
      召喚したでしょ?しかも、最後の晩には。
       大量にクラゲとナマコ、召喚していたでしょ?」
   あたしの言葉に。 
   「そーいえば、あれ、そのままにしてたわねぇ。」
   今更気付いているなーが。
   処理に困った、エルフ達が。 
   先日の一件、つまりはジョイロックというか、デーモンの来襲で。
   人との交流をもった彼等は。 
   そのナーガが呼び出しほったらかしにしていたクラゲなどを。
   町にともっていき。
   そして、町の人達が。
   それを酢の物にして食べたのが。
   名物の誕生の秘話だったりするのだけど。
   「あれをあれから、エルフ達が、町にと売って。
     それからみたいよ?ここの名物?」
   なぜか、名物大辞典をみつつ。 
   説明しているユニット。
   別にそんなもの、見なくても、分かりきっていることなのに。
   あくまで形としてみている振りをしているし。
   「あら、じゃあ、私は、この島の救世主!
     ってことね!おーほっほっほっほっ!」
   ナーガの高笑いに。
   「ねえねえ?ママ?あのお姉ちゃん・・。」
   「見るんじゃありません!」
   などといって。
   ささっ。 
   あたし達の周りの道を。
   あけてゆく人々の姿。
   

   とりあえず、とりとめのない会話をしつつ。


   あたし達は。
   ホテル、ジュエリィフィッシュにと足を運んでゆく。
   ちなみに。
   当然、あたし達が歴史を代える前に。
   購入しているプラチナ・チケット。
   ここでも有効(はあと)
   「・・・・ねえ?リナ?あれ?」
   ナーガが視線でその先をさすと。 
   そこには。
   お客の案内をしている幻影マスターラゴスたちの姿。
   「はい。いらっしゃいませぃ。お客様、
    チケットを拝見できるでしょうか?」 
  ラゴスが手をこすりつつ、言ってくる。
   「はいv」
   ぴら。
   あたしがチケットを掲げると。
   「ややや!?これは!
    ようこそ!おおーい!お付になったぞぉ!」
   ラゴスの言葉と同時に。 
   わらわらわら・・・。
   ずらっ。
   従業員が勢ぞろい。
   そして。
   全員で頭を下げて。
   『いらっしゃいませ!リナ=インバースさま!
     ミリアム=ユニット様!とお連れのかた。』
   ホテルの、チケット、ゴールド・チケットと。
   プラチナ・チケットを購入の客のみに。
   全員で出迎える。
   というのが決まりになっていたりする、このホテル。
   別に二回買ったとかでなくて。 
   そのまま。
   あたし達がこれを買っている。 
   という記憶を当てはめただけのことだし。
   当然のことながら。
   温泉も枯れてはいない。
   あたし達があのとき。
   作り出した温泉は。
   面白いので、森のとある場所にと。
   隠れ温泉として移動させてみていたりする。
   つまりは。
   このホテルの大浴場は。
   本来のミプロス島の温泉。
   


   「・・・・・あれ?」
   支配人が。
   ナーガの姿をみて。
   首を多少かしげているけど。 
   ・・・ま、人違いでしょうね。 
   それですませているし。
   一応、昔、家族とここに来たことがあるナーガ。
   まあ、あのときの格好と。 
   今の格好で。 
   同一人物と結びつける存在は。 
   ここには、面白いことに存在していない。   
   ふっ。 
   つくづく、人間って見た目に騙される種族よね(はあと)


   「さてと(はあと)とりあえず、用事も終わったしv
     しばらく、ここでゆっくりと羽を伸ばすわよv」
   あたしの言葉に。 
   「ええ!?リナ、もしかして、始めから、歴史を変える気だったの!?」
   今更驚いているナーガ。
   「あら、知らなかったんですか?なーがさん?(はあと)」
   にぃぃこり。
   微笑んでいるユニット。
   「・・・・まあ、深くは追求しないわ!
    それより、温泉よ!温泉!」
   いって。
   やはり、自分のディスカウントのチケットは使わずに。
   あたし達のチケットに便乗して。
   そのまま部屋を同じにしているナーガ。
   嬉々として。
   ホテル名物の大浴場にと向かってゆく。
 
   そこには。
   ホテルの客を歓迎すべく。
   水芸疲労している、ジュリアーノと。 
   こちらは変わりなく。
   商売にいそしんでいる三人の温泉シスターズの姿。


   かちゃ。
   とりあえず。 
   荷物などを置いて。 
   あたし達が、ショルターガードなどを外し。 
   ユニットは、旅をするのに纏っていたローブをのけつつ。
   ゆっくりとくつろいでいると。
   
   ポウ・・。
 
   部屋の中に。
   紫色の小さな光が出現してくる。


   その光は。
   ラウディ老人の姿にと姿を変えてゆく。


   ―ありがとうございました。金色の王よ・・・・。
    そして・・・別の混沌の主である宇宙の姫よ・・。―
  
   魂だけの、それでいて。
   残留思念だけの彼の意思。
   歴史が変る前の、彼の姿。
   思念だけで、歴史が変った、この島に。
   留まり行いている彼の姿―。


   「気にしないの。それより、あなたには、
     他の役目があるでしょ?」
   「だから、過去に行って、ラウディの手助けしなさいねv」
   にっこりと。
   交互にいうあたしとユニットの台詞に。

   ―感謝します・・・。―


   そのまま。
   歪みによって、生じた時空の扉から。
   過去にと出発してゆく。

   といっても。
   過去といえども。
   また違う平行世界のその一角に・・・・・。


   彼と、メリルーンと。
   そして、その場所の彼の力をもってして。
   ゴルンノヴァこと、光の剣は。
   とある場所にとある事件の後にと。
   封印されてゆく―。
   役目を終えたその後に。 
   彼の魂が。 
   あたしの元に戻ってきたのは。
   それは。 
   彼が永遠にあたしの中にと留まるということに他ならない。
   なぜなら。
   彼は、この次元率には。
   すでに、存在するはずのない魂にとなっているのだからして。



   ―純粋なる、願い。
    それは、我がもっとも好むもの。
    我が子達よ、その純粋なる心をもってして 我によびかけよ
    さすれば 母の慈愛が行き届くであろう―



   「さてvとりあえず、エルv私達も。
    温泉にいきましょv」 
   「ユニットvこの姿のときは、リナって呼んでね(はあと)」
   「はぁぁぁぁぃ(はあと)」
   ぱたぱたぱた。
   ラウディの消えたそのあとに。
   温泉にと向かってゆくあたし達。


   なぜか。 
   客の全てが。
   あたし達にと集まったことを述べておく。


   さて。
   しばらく、温泉でゆっくりしつつ。
   のんびりとしますかね。


   平和なミブロス島のその上で。
   しばしの休息をとるあたし達。


   願いを叶えるのって・・・気持ちがいいわよね。
   その願いの代償に。
   世界の一つが消滅したことなど。
   誰もというか、あたし達以外、気づいてないのも面白いけどねv
   ―くすv

   このすでに時間の設定が変った歴史では。
   過去から、現代に至るまで。
   陸続きで、いつでもこの島にと。
   渡れるようにとなっている。

   ナーガの持っている温泉ガイドブックの記載にも。
   時期限定の文字が取りはらわられているのもまたお約束。
   
   だって。
   島だけ歴史を変えたんじゃ、不都合も生じるからね。


   といっても。
   あまり、認識が、一年に一回しかいけない。
   というその認識が。
   亡くなった程度の違いなんだけど。


   ナーガの知らない歴史にて。
   新たな歩みを始めるあたし達。
   さて。  
   しばらく、歴史の勉強でも。
   この島に滞在中。 
   ナーガにして遊んで見ますかv


   とりあえず。
   今することは・・・・。
   んっふふふv
   後で、やっぱり、ゴルンノヴァの責任として。
   Dにお仕置きにいっておきましょうv
   当然ユニットも一緒にねv
   ふふふふふv


   ちなみに。
   このあれから五百年が経過しているあの場所で。
   部下Tにこき使われつつ、
   今だに掃除をつづけているジョイロックの姿―
   ―ま、せいぜい、頑張ってねv


   あたしは、しばらく、ゆっくりと人間ライフを楽しむからねv

        

            

   ―全てのその島と、存在のその願い。
   ―我の力と、そして、生きる者達の力によりて。
    今、新たなる道をあゆみたもう―
   
    我の手助けは・・・・。
    些細なきっかけ。
    あと、運命を切り開くのは。
    そこに生きている存在の行動のみ―



   我は、純なる願いには、耳を傾けよう。
   そして、時と場合によっては、力を授けよう。
   ならばこそ。
   我が子達よ。
   

   しっかりと、あたしを楽しませてねv
   さて。
   これが終わったら。
   一回、ユニット戻るっていってるから。
   しばし語り合いましょv


                         −終わりv−


##################################


   意味不明のまま、終わります!(まてこら!)
   ちなみに。
   ここの歴史が変ったの。
   魔族達などの中では。
   いきなり変ったようにと映ってます。
   つまりは。
   関係者だけ。
   昔からそうだっただろ?
   というのりです!(爆!)
   そーして、しばらく混乱が続く(笑)
   楽しいこと好きのエル様らしいのです(涙)
   ではではv
   ここまでお付き合いいただきましてv
   ありがとうございました!


   さて・・・・。
   私は、ページの方の・・いい加減にたまっている・・
   小説・・・ひとつでもやっつけないと・・・あはは(汗)
   それでは。


  エル:こんな話を最後まで読んでくださった、あなた方にv
   姫:もれなく、混沌の旅ツアーを差し上げますv
   薫:いらなぃぃぃい!!!!!!!!(涙)  
     それって死ぬことじゃないですかぁ!
  エル:中に入ったくらいで死ぬような根性やめなさい!
   姫:そうそうv
   薫:む・・・・むちゃですぅ!!!?(涙)
  エル:・・・まったく(ぐしゃ!!)
   ―ぎゃ!(短い悲鳴の後・・静かになる)
  エル:では、打ち込んでいる薫がどこかにいきましたので。
   姫:それでは、皆様、ここまでお付き合いいただきましてv
  エル&姫:それでは、みなさま、またごきげんようv


  (あら?何か・・これ?何でしょう?)
  ぴらり。
  一人が、てくてくと歩きつつ。
  顔色を真っ青にして歩いてくる。
  ―ここまでお付き合いいただきました、全ての人に、
   心からのお礼を。by薫―
  拾った紙には。
  そうかかれている。
  (・・・・・えと・・このこびりついたどす黒いものは・・・・。
    ・・・・・・気にしないでおきましょう・・汗)
  いって。
  その女性。
  ルナ=インバースは。 
  金色の王に呼び出し受けたが為にと。
  足取り重く歩いてゆく・・・・。


   

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24330あー終っちゃいました…。にゅーよーく E-mail 2003/1/8 14:56:03
記事番号24323へのコメント

こんにちは。
突然ですがN○V○のCMのウサギ怖いと思いません?
耳取れてなお怒りさらには再生…。
魔族ですよあのウサギ!絶対!
最近こればっか考えているにゅーよーくです☆

感想っす!

>  ・・・・シェリフの冒頭漫画で・・・。
>  一個、シリアス(もどき)の話・・・思いついたし・・(お゛い゛!)

わーv
読んでみたいです!

>   今までは、くらげ一つのグッズだったのに対して。
>   それに加えて、ナマコやくらげのグッズの数々。

クラゲにナマコ…。
びみょうな…。

>   ―かつて、この島を。 
>    魔族、つまりやみの住人が。
>    平和を脅かしていた。
>    そこに、現れたのが、輝く光の刃を手にした少年。
>    彼は、この島のエルフと恋におちていたがゆえに。
>    その二人の仲を守るべく、三人の天使が舞い降りて。
>    彼とそのエルフに力を貸して、島の平和は保たれた。
>    彼等をたたえ。
>    エルフ達は、古より伝わる聖なる神殿のその前に。
>    銅像を建てたという。
>    その少年とエルフは、その後。
>    平和にくらしましたとさ。―

脚色入ってますねえ…。
三人の天使って…似合わない…。
ってぎゃあああああああああッ!

>  ナマコ焼きという、見た目。
>  たこ焼き。
>  その中に蛸でなく、ナマコが入っているので、ナマコ焼き。
>  ・・・・安直すぎるネーミングよね・・。

ナマコっておいしいんですか?

>   「ナーガ、エルフ達に講義するとき。
>     調子づいて、ゼラスゴーととかで、クラゲとか。
>      召喚したでしょ?しかも、最後の晩には。
>       大量にクラゲとナマコ、召喚していたでしょ?」

無責任というかなんと言うか…。
まあ結果よければすべてよしなんですね。

>   「気にしないの。それより、あなたには、
>     他の役目があるでしょ?」
>   「だから、過去に行って、ラウディの手助けしなさいねv」

お二人とも優しいv

>   ちなみに。
>   このあれから五百年が経過しているあの場所で。
>   部下Tにこき使われつつ、
>   今だに掃除をつづけているジョイロックの姿―
>   ―ま、せいぜい、頑張ってねv

ざまあ見ろv

それでは。
おもしろかったです。
いまだにモトは見たことないんですが…。
そういえば無印のDVDの六巻…。
ほんとによろしいんですか?!
次のお話に期待しつつにゅーよーくでした☆


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24335ナマコは新鮮だとこりこりしてておいしいですvかお(薫) E-mail URL2003/1/8 22:34:51
記事番号24330へのコメント

こんにちわです。にゅーよーくさん。
>こんにちは。
>突然ですがN○V○のCMのウサギ怖いと思いません?
>耳取れてなお怒りさらには再生…。
・・・・はて?そのCM・・多分見たことない。
(最近殆どといって過言でないくらいTVをみてない人・・)←実話
>魔族ですよあのウサギ!絶対!
>最近こればっか考えているにゅーよーくです☆
それか、新種か(まて!)
>感想っす!
>>  ・・・・シェリフの冒頭漫画で・・・。
>>  一個、シリアス(もどき)の話・・・思いついたし・・(お゛い゛!)
>わーv
>読んでみたいです!
あ・・・・あはははは(汗)
とりあえず・・。
サイトの方にたまってる小説・・・消化します・・しばらくは(今の気分的は)
(気分次第でどうなることやら・・)
>>   今までは、くらげ一つのグッズだったのに対して。
>>   それに加えて、ナマコやくらげのグッズの数々。
>クラゲにナマコ…。
>びみょうな…。
珍味の海の幸v(笑)
>>    エルフ達は、古より伝わる聖なる神殿のその前に。
>>    銅像を建てたという。
>>    その少年とエルフは、その後。
>>    平和にくらしましたとさ。―
>脚色入ってますねえ…。
>三人の天使って…似合わない…。
>ってぎゃあああああああああッ!
はい。かぁぁなり、脚色入りまくってます・・。
天使は・・・まあ、いいとしても・・。
なぜに、小人?(まて!)
って・・・・にゅーよーくさん!?(復活の呪文の用意←ザオリク)
>ナマコっておいしいんですか?
新鮮なやつは、こりこりしてておいしいですよ?
(私は好き←シゴはいやだけど・・←矛盾しまくり)
>>   「ナーガ、エルフ達に講義するとき。
>>     調子づいて、ゼラスゴーととかで、クラゲとか。
>>      召喚したでしょ?しかも、最後の晩には。
>>       大量にクラゲとナマコ、召喚していたでしょ?」
>無責任というかなんと言うか…。
>まあ結果よければすべてよしなんですね。
何しろ、宴会ののりで。
船の上でプラズマドラゴン・・召喚したナーガだし・・・。(スペシャルより)
>>   「気にしないの。それより、あなたには、
>>     他の役目があるでしょ?」
>>   「だから、過去に行って、ラウディの手助けしなさいねv」
>お二人とも優しいv
・・や・・やさしい?(はっ!殺気!)はい!お優しいです!二人とも!(滝汗)
>>   部下Tにこき使われつつ、
>>   今だに掃除をつづけているジョイロックの姿―
>>   ―ま、せいぜい、頑張ってねv
>ざまあ見ろv
この程度で澄んだのは、奇跡でしょう(非道)
>それでは。
>おもしろかったです。
>いまだにモトは見たことないんですが…。
いいんですか?完全にネタバラシになるのに・・(汗)
>そういえば無印のDVDの六巻…。
>ほんとによろしいんですか?!
気にしないでください。
ということでvではでは。
後は、手紙を書いて。
包装して送るだけになっているというのに。
手紙を描くのが億劫で。
用意だけして品物だけ箱につめ、横においている私です(実話)
>次のお話に期待しつつにゅーよーくでした☆
次・・ですか?
・・・・いい加減にリレーの続き・・考えないとなぁ・・。
(半年・・経過してるし・・汗)
それでは、最後まで、毎回のレス、ありがとうございました!
それでは、失礼しますのです。(ぺこり)