◆−導かれちゃった者たち 冒険をする ディオル Lv15−Dirac (2002/12/30 21:04:43) No.24125
 ┗導かれちゃった者たち 第八話 蘇るための病−Dirac (2002/12/30 21:18:17) No.24127
  ┣何だか、ギザンさんがかっこいいですね。−エモーション (2002/12/30 21:54:37) No.24133
  ┃┗『かっこいい』なんて言葉がでてきた感想は初めて−Dirac (2003/1/2 11:19:48) No.24190
  ┗名前しか出てないキャラまでいるし・・・−リナ&キャナ (2002/12/30 22:10:27) No.24135
   ┗その後もOCN(Only Character's Name)が出てきます−Dirac (2003/1/2 12:01:26) No.24191


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24125導かれちゃった者たち 冒険をする ディオル Lv15Dirac E-mail URL2002/12/30 21:04:43


 神父:ディオル殿、もう時間ですよ。早く棺桶から出て下さい。

 今までのあらすじ(信頼度97.47%)

 山々と樹海に囲まれたとある村で、ディオルは家族や村人の愛情を受け、幼なじみのウィニーとともに幸せな時間を過ごしていた、しかし、ディオルは自分が伝説の勇者の血を引いていることをまだ知らなかった。
 ディオルが十七回目の誕生日を迎えた日、彼をまだ未完成のうちに抹殺しようと図ったガウリイ=ガブリエルら邪悪なる者たちが突如村を襲来した。村人はディオルに彼が勇者の末裔であることを知らせると、彼をかくまい、魔族に全力で抵抗を試みる。しかし、無残にも彼らは息絶え、ウィニーはディオルの身代わりとなってその命を散らした。突然訪れた悲しみに打ちひしがれながらも、ウィニーと結んだ約束『この世界を救う』を守るべく、ディオルは旅立った。
 大灯台での激闘の末に聖なる灯火を取り戻したディオルたちは、ギザンという気さくな商人を仲間に加え、船でミントスへとやって来た。
 ディオルたちはミントスにあるホテルで上流階級らしき女性とすれ違った。その出会いに何かを感じたラティーナは、彼女が宿泊していた部屋へ訪ねる。すると、そこには病魔に蝕まれていた老女ランガーシャの姿があった。お供のガードナーの話によると、ディオルたちがすれ違った女性は、ランガーシャのためにどんな病にも効果があるといわれているアイレウスを取りにいったという。そして、そのマリアテーゼはなんとお姫様だったのだ。

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24127導かれちゃった者たち 第八話 蘇るための病Dirac E-mail URL2002/12/30 21:18:17
記事番号24125へのコメント

 ランガーシャ六十五歳=プリンセス・オブ・サントハイム。
 悪夢か?
 奇蹟か?
『どええええええぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!』
 熱せられた水が放熱しながら凍る現象に勝るとも劣らないミステリーを前に、ディオルたちはもう二度と出せないであろう悲鳴を上げた。
 ……ってお前ら驚愕できる立場か?
 どええどえええどえええええどえええええどええええええぇぇ…………
 空気の振動という現象をはるかに超越する意味が部屋中を反響しているころには、ディオルたちの時計の針は固定された。
 ……………………………………………………………………………………
 圧倒的な真実が凍てつかせた彼らの体内時計の歯車を再び回したのは、やはりラティーナだった。
「――ウソです」
 ズガタタタタタアアアアアァァァーーーン
 ノーガードのボディを痛烈にえぐる不意打ちに、喜劇王もかくやというコケを披露するディオルたち。
 だが、
「――というのがウソです」
 ドラタタタタタアアアアアァァァーーーン
 さらにたたみ掛けるラティーナ。
「どっちです?」
 自力で起き上がれないのか、じたばたもがきながらディオルが尋ねた。
「ランガーシャ様はお姫様ですよ。サントハイムの」
 本当だったらしい。
「では、さっきのウソは一体?」
「幽体離脱が直すためです」
 ショック療法だったらしい。
「ミニコントは終わったかえ?」
 と、ランガーシャ。……あんたもミニコントだろ。
「さっきから訊こうかと思ったのじゃが、一体お主たちは何者で、わしらに何の用なのじゃ?」
 ランガーシャの問いに、自分たちは導かれ(ちゃっ)た者で、ラティーナがランガーシャたちに自分たちと同じ波動と感じたこと、そして、自分たちと共に戦ってほしいことを手短に説明する。
「我がお主たちと同じじゃと? ホンマかえ?」
 疑うなよ。
「まあよい。面白そうじゃ。病が治ったら共に旅をするのも一興じゃ」
 さすがはお転『婆』姫。こういうことには強く興味を引かれる。
「ということは、ご協力いただけるのですか?」
「うむ」
 ランガーシャが弱々しくもうなずいた。
「ということで、すまぬが、ベッドまで運んでくれぬか?」
「御意」
 ギザンがランガーシャに肩を貸し、
「お待ち下さい」
 そのままランガーシャをベッドに寝かしつけるギザンをラティーナが制止する。
「何じゃ?」
「貴方のご病気にやや気にかかる点がございます。少し調べさせて下さい」

 顔見知りのソレッタ王グランド=マスターの許可を得て、マリアテーゼはアイレウスの種が眠る洞窟の奥深くへと進んでいた。
 ランプを用意する時間はなかったが、彼女は『フランソワ』というヴァンパイアに近い民族で、夜目が利くのでランプはいらない。
「上着を持ってくればよかったですわ」
 しかし寒さはどうにもならない。薄手の服を二枚しか着てこなかった彼女は、真っ白な息で冷えきった両手を温めた。
 保存場所に選ばれるだけあり、冬の真夜中並みに温度が低く、足元一面に張られた氷も完全に凍っているために逆に滑らない。
 一部の文献には、黄金の竜が吐いた氷の吐息が原因という説が紹介されているが、分かっているのは、何者かが「となりの空き地に」という言葉を残していた事実だけである。
「でも、こんなに奥に保存しておく必要なんてあるのかしら?」
 地図を片手に彼女は洞窟のかなり奥まで進んでいたが、ここまで奥深くに蓄えておかなくとも、入り口から少し歩いたあたりでも保存には十分事足りるはずである。
 何か気になるものがあったマリアテーゼだが、そこで考えることを中断する。
「何者ですの? 人の後ろをこっそり歩くのはハイソではありませんわよ」
 自分を尾行する存在に気づき、マリアテーゼが何者かの不躾な行動に注意する。
 しかし、返ってきた答えは、
「地撃衝雷【(ダグ・ハウト】」
 錐のように隆起した巨大な岩であった。
「振動弾【ダム・ブラス】」
 予め攻撃を想定していたマリアテーゼは、自分を貫こうとする岩を迷わず打ち砕く。
「なんてことを!!」
 品性のない行為の繰り返しに、マリアテーゼが怒りに燃える。
「黒妖陣【ブラスト・アッシュ】」
 マリアテーゼが隆起した岩の発生点に黒を収束させ、そこにいた何者かを塵へと化す。
 だが、それと同時に、
「――!?――」
 何の前触れもなく、視界から男が現れた。
「うっ」
 その男が繰り出した拳が、とっさに後ろに退いたマリアテーゼの頬をとらえた。もし彼女に夜目が効かなかったら、あごを完全に打ち抜かれていたであろう。
 接近戦での身の危険を感じ、マリアテーゼが距離を取る。
「ザイケル、ガルザード、カーマイン、ザイン、ガルヴァ、一斉攻撃だ」
『はあっ!!』
 男が部下らしき者たちに命じると、命令通りにマリアテーゼに集中砲火が襲いかかる。
「霊光壁【ヴァス・グルード】」
 条件反射的に、マリアテーゼが短い詠唱時間で小さな障壁を生み出す。
「きょえええええぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
 しかし、狂気が聞こえたのは遮【さえぎ】る物のないマリアテーゼの背後。
「あぐうっ!!」
 首を狙ったヒステリックな不可視の刃が、彼女の右肩をとらえた。
「ほう、とっさによけるとはたいしたもんじゃねえか」
 肩を押さえる彼女の耳元でつぶやくその声は、金以外の目的で仕事をこなす殺し屋のそれであった。
「ゾード。遊んでないでさっさと片付けろ」
 リーダー格らしき人物が、ゾードのよくある悪い兆候をあらかじめ摘んでおく。
「はいはい、分かっていますよ」
 釘をさされたゾードはやや退屈そうにそう答えた。
 しかし、
「くっくっく……。分かっていませんね」
 さらにゾードの後ろを取っていたラティーナが、底のない声で微笑んだ。
「――!?――」
 背筋を冷たい刃物で撫でられた感覚を覚え、ゾードが後ろを振り向く。
「……あなたを占なって差し上げましょう」
 声と同時にラティーナがゾードの背後でランプが灯す。その薄暗い光が逆にアクセントとなって、彼女により濃い妖気を与えている。
「き……あくっ!!」
「今日の運勢は最悪です。一日中じっとしていた方がいいでしょう。…………あ、もう遅いですね。くっくっくっ……」
 背中に描かれた呪いの紋様によって動きを封じられ、その場を動けないゾードに。彼女は手遅れの宣告をした。

「何者だ!?」
 突然の来客に戸惑うザインたちに、
「それを聞きたいのはこっちの方だな」
 力なく腕を垂らした黒頭巾の首根っこを片手で掴み上げながら、ぬっ、と暗闇から現れたマイルズが言う。
 ……いや、わたしは貴方たちに聞きたい。
「大丈夫ですかぁ?」
 マイルズとラティーナがザインたちを牽制している間に、ウィニーがマリアテーゼに歩み寄る。
「は、はい。どなたかは存じませんが、おかげで助かりました」
 危機感のない声のウィニーの、そのハイソなまでの落ち着きの感心しつつ、マリアテーゼが礼を言った。
 そんな無防備な状態の二人に、
「死ねぇい!」
 どこかに潜んでいた黒ずくめが、もらったとばかりに襲いかかる。
「甘い」
「うがあぁぁっ!!」
 しかし、聞こえたのはその黒ずくめの悲鳴。
「女性一人に大人数で相手とは、何とも嘆かわしい」
「嘆かわしいのは貴方ですわ!!」
 ギザンから譲り受けた破邪の剣を閃かせるマージマタンゴに、怒りのマリアテーゼが思わず扇を取り出す。
「ああっ、落ち着いて下さいっ!」
 バタ……
 だが、ウィニーが発狂寸前のマリアテーゼにニンニクの匂いを嗅がせ、意識を鎮めた。
「何だこいつらは!?」
「……よく分からん連中だが、深く関わるな。まとめて始末しろ」
 動揺する部下たちを落ち着かせ、リーダーが命令を下す。賢明な判断である。
 だが、
「武器を捨て、手を上げて後ろを向いてもらおう」
 すでにリーダー格をマークしていたギザンが、彼の首筋にナイフを当てる。
「…………」
 人質を取られた黒ずくめたちは、仕方なくギザンの指示に従った。
「……お主にはがっかりした」
「会って早々何を言い出す?」
 一抹の喪失感を漂わせるギザンに、リーダー格の男はからかう声で答える。
 だがギザンは淡々と言った。
「サントハイムの姫に一服盛るとはな、ベルギス殿。いや、ラーヴァス殿と呼んだ方がよろしいか?」

「ほう」
 ギザンの一言にわずかに動揺を漏らす部下たちとは対照的に、ラーヴァスはその表情を変えない。
「ただ、アイレウスの種のストックが保存されていたのと、ラティーナ殿の念視能力は計算外だったようだな」
 全てはラティーナの念視の通りである。ラーヴァスはネクサリアのオーナーである立場を利用して、たまたま訪れたランガーシャたちの夕食にこっそり毒を盛っていたのだ。さらに巧妙なのは、彼は独自に調合した毒薬を使用し、現在の医学には記録されていない症状をランガーシャに起こさせ、治療を不可能にしたのだ。
 何故ランガーシャが姫であることを知りえたのかは謎だが……。
「そのようだな」
 笑ってしまうほど愉しいのか、ラーヴァスが顔を歪めて悦にひたる。
「目的は何だ?」
 そんな挑発的な行為には乗らず、ギザンはあくまで無機的な声で詰問する。
「さてね」
 ラーヴァスは癇【かん】に障る笑顔で答えた。
「…………くっくっく。……ランガーシャ姫が毒に犯されたところで、あなたが極秘に『栽培』した新アイレウスを『献上』し、全世界にアピールして再びソレッタに脚光を浴びせようという魂胆ですか」
 すかさずラティーナが読心術を発揮する。
「……ちなみに、その新アイレウスのために人体実験を繰り返していましたね」
 彼女の言葉にラーヴァスがうすら笑う。それは明らかに答えを肯定していた。
「お主に協力を仰ごうかとも思ったが、気が変わった。お主に村おこしを担ってもらっては、我々の身が危ないからな」
「ふっ」
 会話に飽きたのか、ラーヴァスが鼻で笑う。
「こちらからも言わせてもらうが」
 その時、ラーヴァスの表情が初めて変わった。
 かすかに鋭さを増した目が、闘争本能の波を広げる。
 戦いの予感に、ディオルたちが身構えた。
「それでわたしの動きを封じたつもりか?」
『むっ!?』
 その瞬間、ラーヴァスの体がギザンの縛めをすり抜けた。










 本当はもうアイレウス取ってるはずなのに、予定より長くなっちゃった……。
 ラーヴァスを出したのはちょっとしたお遊びだったんですが、遊びすぎた挙句に変更に次ぐ変更で、逆に自分の首を絞める結果になっちゃいました。あ〜あ、今年中に全員揃えたかったんだけどなぁ。……って、ライアンを誰にするか決めてない。
 ちなみに、ベルギスがラーヴァスの本名であり、ネクサリアがラーヴァスのミドルネームだと気づいた方はすごいです。
 それにしても、ラティーナ目立ちすぎ。

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24133何だか、ギザンさんがかっこいいですね。エモーション E-mail 2002/12/30 21:54:37
記事番号24127へのコメント

こんばんは。

今回も素晴らしい監修を行われたあらすじが……。
ティアちゃん、必死ですね(笑)←待てこら
人は歴史をつづり、人は歴史を語り継ぐ……。(遠い目)

タイトルにも書きましたが、今回はギザンさんが妙にかっこいいですねー。
ヒロインはマリアテーゼさんでしょうか。
ラティーナも目立ってましたが、私はギザンが目につきました。

それにしても……
> 保存場所に選ばれるだけあり、冬の真夜中並みに温度が低く、足元一面に張られた氷も完全に凍っているために逆に滑らない。
> 一部の文献には、黄金の竜が吐いた氷の吐息が原因という説が紹介されているが、分かっているのは、何者かが「となりの空き地に」という言葉を残していた事実だけである。
この保存方法……ある意味最強の保存法ですね。
某所の「水竜王のギャグでカチカチに凍っちゃった魔王(そしてそのまま
封印)」を思い出しました。

>「何だこいつらは!?」
>「……よく分からん連中だが、深く関わるな。まとめて始末しろ」
> 動揺する部下たちを落ち着かせ、リーダーが命令を下す。賢明な判断である。
思いっきり賢明な判断ですよね(汗)ひたすら怪しさ大爆発ですし。

> 何故ランガーシャが姫であることを知りえたのかは謎だが……。
今のところ、このシリーズ最大の謎ですね。

面白かったです〜。
また、ここでラーヴァスたちが出てくるとは思いませんでした。
ランガーシャは普通に病気をしているのだと思っていましたので。
……ところでガードナーは……宿ですね(笑)やっぱり。

続きを楽しみにしています。
では、短いですがこの辺で失礼します。

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24190『かっこいい』なんて言葉がでてきた感想は初めてDirac E-mail URL2003/1/2 11:19:48
記事番号24133へのコメント

 あけましておめでとうございます。

>今回も素晴らしい監修を行われたあらすじが……。
>ティアちゃん、必死ですね(笑)←待てこら
>人は歴史をつづり、人は歴史を語り継ぐ……。(遠い目)

 新規ツリーの最初は毎回あらすじからです。
 わたしの執筆が遅ければ遅いほどヒュパティアさんが苦労しますな。わっはっはっはっは。

>タイトルにも書きましたが、今回はギザンさんが妙にかっこいいですねー。
>ヒロインはマリアテーゼさんでしょうか。
>ラティーナも目立ってましたが、私はギザンが目につきました。

 ギザンが目がつきましたか。意図的にそう描いたわけではないのですが。
 マリアテーゼも、ヒロインというより自然と描写部分が多くなっただけです。
(↑未熟さを自ら口にする)

>> 一部の文献には、黄金の竜が吐いた氷の吐息が原因という説が紹介されているが、分かっているのは、何者かが「となりの空き地に」という言葉を残していた事実だけである。
>この保存方法……ある意味最強の保存法ですね。
>某所の「水竜王のギャグでカチカチに凍っちゃった魔王(そしてそのまま
>封印)」を思い出しました。

 その話は知っています。オチに持っていくまでのタメが見事でした。
 ちなみに、黄金竜の氷の吐息伝説は、この後どこかで登場するかもしれません。

>>「……よく分からん連中だが、深く関わるな。まとめて始末しろ」
>> 動揺する部下たちを落ち着かせ、リーダーが命令を下す。賢明な判断である。
>思いっきり賢明な判断ですよね(汗)ひたすら怪しさ大爆発ですし。

 逃げた方がもっと賢明かも……。

>> 何故ランガーシャが姫であることを知りえたのかは謎だが……。
>今のところ、このシリーズ最大の謎ですね。

 そうですね。
 今のところは……。

>面白かったです〜。
>また、ここでラーヴァスたちが出てくるとは思いませんでした。
>ランガーシャは普通に病気をしているのだと思っていましたので。
>……ところでガードナーは……宿ですね(笑)やっぱり。

 当初は、

 ちなみに、ランガーシャに毒を盛った容疑で、ベルギスことラーヴァスが逮捕されたことだけは述べておこう。

 という一文ですませるハズだったのですが、『だったら、アイレウスの種を取りに行ったマリアテーゼを無視するはずないじゃん』ということで、こんな展開になったわけです。

>続きを楽しみにしています。
>では、短いですがこの辺で失礼します。

 果たして、ラーヴァスはどんな哀れな最期を遂げるのか?
 次回、ラーヴァス胃液の海に死す!(予定)
 それでは。

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24135名前しか出てないキャラまでいるし・・・リナ&キャナ E-mail 2002/12/30 22:10:27
記事番号24127へのコメント

ばんわです〜〜〜


> 熱せられた水が放熱しながら凍る現象に勝るとも劣らないミステリーを前に、ディオルたちはもう二度と出せないであろう悲鳴を上げた。
> ……ってお前ら驚愕できる立場か?
確かに・・・
ゾンビな勇者やら、暗殺者な商人やら・・・


> 圧倒的な真実が凍てつかせた彼らの体内時計の歯車を再び回したのは、やはりラティーナだった。
>「――ウソです」
げふっ!!!(吐血)


>「――というのがウソです」
がげふぅっ!!!(再び吐血の後気絶)


>「幽体離脱が直すためです」
> ショック療法だったらしい。
そのショック療法で気絶した場合は、どのようにして治していただけるのでしょうか?


> ランプを用意する時間はなかったが、彼女は『フランソワ』というヴァンパイアに近い民族で、夜目が利くのでランプはいらない。
ナイスです!!!(親指立てて『Good!』のポーズ)


> 一部の文献には、黄金の竜が吐いた氷の吐息が原因という説が紹介されているが、分かっているのは、何者かが「となりの空き地に」という言葉を残していた事実だけである。
そりゃ確かにありうるなぁ・・・
っていうか、それが真実なら、その黄金竜のその後の台詞はどれほどのダメージを与えたのだろうか・・・


>「地撃衝雷【(ダグ・ハウト】」
>「振動弾【ダム・ブラス】」
>「黒妖陣【ブラスト・アッシュ】」
なぜスレイヤーズの魔法を・・・


>「ザイケル、ガルザード、カーマイン、ザイン、ガルヴァ、一斉攻撃だ」
>『はあっ!!』
またマイナーなキャラが混ざってるんですが・・・
確かに全員、ルヴィナガルド王室騎士団のメンバーですけど・・・
一部、名前だけ出てきて一瞬でワイザーに滅ぼされた人たちが・・・


>「ゾード。遊んでないでさっさと片付けろ」
あんたもいたのか!!?
あたしは、いっておくけどスレイヤーズで一番むかつく相手(こういうことを言うと荒らしっぽくなっちゃいますけど、本気で嫌いです)なんだよ!!
よくもミリーナを!!!!!!

・・・ごめんなさい。


>「ああっ、落ち着いて下さいっ!」
> バタ……
> だが、ウィニーが発狂寸前のマリアテーゼにニンニクの匂いを嗅がせ、意識を鎮めた。
やっぱり、『フランソワ』って『ヴァンパイア』に近い種族なんですね(笑)


>「何だこいつらは!?」
>「……よく分からん連中だが、深く関わるな。まとめて始末しろ」
> 動揺する部下たちを落ち着かせ、リーダーが命令を下す。賢明な判断である。
あたしでも同じ判断下す。


>「サントハイムの姫に一服盛るとはな、ベルギス殿。いや、ラーヴァス殿と呼んだ方がよろしいか?」
そうきたか・・・

・・・ひょっとして、こういうシリアスシーンは初では?


>「こちらからも言わせてもらうが」
> その時、ラーヴァスの表情が初めて変わった。
> かすかに鋭さを増した目が、闘争本能の波を広げる。
> 戦いの予感に、ディオルたちが身構えた。
>「それでわたしの動きを封じたつもりか?」
>『むっ!?』
> その瞬間、ラーヴァスの体がギザンの縛めをすり抜けた。
!!!!!!!!!!!!
冗談抜きでシリアスシーンだ!!!!

・・・驚くところが違う、と言うツッコミは禁止の方向で。



> ちなみに、ベルギスがラーヴァスの本名であり、ネクサリアがラーヴァスのミドルネームだと気づいた方はすごいです。
その時点では気付きませんでした。
でも、たまたま読み返してて偶然気付きました。


では、失礼いたしますです〜〜〜

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24191その後もOCN(Only Character's Name)が出てきますDirac E-mail URL2003/1/2 12:01:26
記事番号24135へのコメント

 あけましておめでとうございます。

>>「幽体離脱が直すためです」
>> ショック療法だったらしい。
>そのショック療法で気絶した場合は、どのようにして治していただけるのでしょうか?

 ディオルの足の裏の香りを嗅がせます。

>> 一部の文献には、黄金の竜が吐いた氷の吐息が原因という説が紹介されているが、分かっているのは、何者かが「となりの空き地に」という言葉を残していた事実だけである。
>そりゃ確かにありうるなぁ・・・
>っていうか、それが真実なら、その黄金竜のその後の台詞はどれほどのダメージを与えたのだろうか・・・

 実は、この黄金竜さんはクリフトとブライの有力候補でした。

>>「ゾード。遊んでないでさっさと片付けろ」
>あんたもいたのか!!?
>あたしは、いっておくけどスレイヤーズで一番むかつく相手(こういうことを言うと荒らしっぽくなっちゃいますけど、本気で嫌いです)なんだよ!!
>よくもミリーナを!!!!!!

 てっきり、セレンティア南の大神官ライアンの方が嫌いかと思いましたが。
 あっ、言っておきますが、彼をライアン役にする気はありません。(ややこしい)

>>「ああっ、落ち着いて下さいっ!」
>> バタ……
>> だが、ウィニーが発狂寸前のマリアテーゼにニンニクの匂いを嗅がせ、意識を鎮めた。
>やっぱり、『フランソワ』って『ヴァンパイア』に近い種族なんですね(笑)

 筆者にとって都合がいい具合にヴァンパイア近いです。
 なので、十字架を見ても何も起こらず、お日様に当たるとお肌が真っ赤になったり日射病になったりしますが、死ぬことはありません。
 ちなみに、貧血になりやすいです。

>>「サントハイムの姫に一服盛るとはな、ベルギス殿。いや、ラーヴァス殿と呼んだ方がよろしいか?」
>そうきたか・・・

 はい。だからベルギスが出てきたのです。
 本当は、新アイレウスが大暴れするなど色々なことが頭に浮かびましたが、そこまで加えると、ランガーシャを仲間にするまでに5話くらい費やしそうなので、没にしました。

>!!!!!!!!!!!!
>冗談抜きでシリアスシーンだ!!!!
>
>・・・驚くところが違う、と言うツッコミは禁止の方向で。

 一服の清涼剤ってヤツです。
 って、そんなにシリアスでしたか。あまりシリアスっぽく書いたつもりはないのですが。
 やっぱり日頃の行いが……。

>> ちなみに、ベルギスがラーヴァスの本名であり、ネクサリアがラーヴァスのミドルネームだと気づいた方はすごいです。
>その時点では気付きませんでした。
>でも、たまたま読み返してて偶然気付きました。

 ホテルネクサリアの名前は当初『ルヴィナガルド』でしたが、そのまますぎてバレバレなので、色々探して変えました。『ラーヴァス』も同じです。実際はベルギスが本名ですが。

>では、失礼いたしますです〜〜〜

 それでは。