◆−冥王様転生論(予告)−東琥珀 (2002/11/13 22:51:46) No.23299
 ┗ゼフィーリアの災難−東琥珀 (2002/11/15 23:07:07) No.23323
  ┣でましたね〜−闇竜翔 (2002/11/15 23:25:04) No.23325
  ┃┗でましたよ〜(なんか他に気の利いたセリフ言えんのかお前)−東琥珀 (2002/11/16 22:57:31) No.23338
  ┗い・・・いったい何が・・・?−白樹 (2002/11/17 17:04:04) No.23347


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23299冥王様転生論(予告)東琥珀 2002/11/13 22:51:46


冥:…………………………………………………………………
  冥王様転生論。
琥:…………これが正式タイトルだったんだけど。
  …………知らなかったんですか?
  …………何処ぞの玲奈にも『………そぉだったのか』言われたけど。
  『転生話』。
  正式名称は、『冥王様転生論』です。
冥:いや……
  …………その名前、出した事ある?
琥:無い。
冥:ヲイ。
琥:大体、『転生話』ってこの話を最初に呼んだの、私じゃ無いんだよ。
  『えーと…タイトルなんにしよっかな〜』とか思いながら、
  連載続けてたら………知らない間に『転生話』で定着してた。
冥:…………………………………………………………………………
  責任感ねェよ。コイツは。
琥:キャラが変わっております。冥王様。
  で………今回、何故か転生話が復活の運びとなりました。
冥:なんで?
琥:なんで?………って………
  数日前、リクエスト募ったんですよ。
冥:数週間前、の間違いじゃ無いの?
琥:ぐげふぅっ!
  ………はぁはぁはぁはぁ………
冥:を。血ィ吐いたv
琥:………ンで。
  まいさんがくれたリクエストが『転生話』だったワケですが………
  その数日後。
  かおさんのHP,『宇宙のごみ箱』を訪れた所、二万ヒット越してたワケ。
  『ををっ!かおさんには色々お世話になってる事だし………
   何かお返しがしたいぞっ!よしっ!小説書く!』
冥:…………………の、ノリでリクエスト聞いた訳だ。
  そしたら…………………………………
琥:そう……………………………
  リクエストダブり。かおさんも『転生話』。
  手抜く訳にも行かないし、二話書こうとしたんだけど………
  ヘタに話がふくらんじゃって、ワケわかんないから。
  二話に収めようとしてたらいつまで経ってもお披露目できないワケで。
冥:………いっそのこと、復活させちゃおう、と。
琥:そゆコト。
冥:考えナシ〜♪
琥:……………………………………………………………
  そう言う訳で……………
  新しく再開する『転生話』。
  三分の一は、まいさんに。
冥:三分の一は、かおさんに。
琥:残りの三分の一は、他の読んで下さってる方々に捧げます。
冥:少しでも、ご期待頂けたら幸いです…………………………



(ぺこりっ、と礼をする冥王と琥珀。)



                         幕。

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23323ゼフィーリアの災難東琥珀 2002/11/15 23:07:07
記事番号23299へのコメント

登場人物おさらい。

フィリー=ガブリエフ…十四歳。冥王フィブリゾの転生体。リナとガウリイの息子。

レノア=グレイワーズ…十四歳。覇王将軍シェーラの転生体。アメリアとゼルガディスの娘。

サノル=グレイワーズ…十四歳。魔竜王ガーヴの転生体。レノアの双子の兄。

ジェラルディーン=ガブリエフ…八歳。海王将軍オルエンの転生体。フィリーの妹。通称ジェリィ。



・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪




「あ。」
レノアが立っている場所の。
床が。
抜けた。
「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!???」
悲鳴を上げて落ちていく彼女。
「……うーん…床、腐ってたのね」
「……そーみたいだな」
「だぁぁっ!父さんっ!母さん!何落ち着いてんのさっ!?」
「いや…だって…アメリアの娘だし」
「ちょっとくらい高い所から落ちても大丈夫だろ」
「あの鋼鉄女とレノアを一緒にしないでッ!」
いや。
もしかしたらレノアの方が丈夫かも、とか思ってみたりもするけど。
それは禁句、禁句。
「浮遊」
空中浮遊の術で、宙に浮く僕。
彼女が落ちた穴から、階下に降りる。
上手く受け身を取ったらしく、もう既に起きあがって、服のホコリを払っている。
………………………………………………………………………………
やっぱり丈夫なんだネ。キミは。
「大丈夫!?何処か傷……」
「大丈夫ですよ……これくらいなら」
うぅむ。
流石に覇王将軍シェーラの転生体。身のこなしは一流か。
「でも、『五大魔族』なら死んでたかもですね」
「………………………………………」
お…恐るべし。
ギャグ話とシリアス話の違い。


ここは、僕の家。
…………………………なんだけどぉぉぉぉ。
一体何がどうなったのやら。
ほんの一週間、セイルーンに行って、家を空けただけだってのに………
クモの巣は張ってるわ床は腐ってるわベッドにきのこは生えてるわ。
人間の住める環境じゃ無いよ。全く。
セイルーンから連れてきたレノアは腐った所から落ちちゃうし…………
ま、彼女の運動神経が通常の人間よりも発達していたお陰で、幸い無事みたいだけど。
………………………………………………………………………
これでケガなんかしてたら、サノル……レノアの兄……が、押し掛けて来るんだろうなぁ。


「お兄様」
ふわり、と、僕の妹も浮遊魔法で降りてくる。
………多分、階段も腐ってて使えたもんじゃ無いんだろうな………
「シェーラにケガは?」
「無いみたい」
「良かった」
ふぅ、とタメ息を付く。
「私、ガーヴ様苦手なんですよ」
「奇遇だね、僕もダヨ」
世の中、目と目が初めて合った瞬間から気に入らない相手というのは存在する。
僕と彼は、ほとんどそれに近かった。
理由は…なんつーか…
考え方が正反対で共通点の一つも無いとか、転生前、いつもいつもアイツがトチって僕の作戦ツブしてたとか………
いちいち挙げてたらキリが無いんだけど、一言で言えばまぁ、『馬が合わない』んだよね。
「リナ達は?」
「ナメクジが大量発生して、二階の壁に張り付いてまして。
 リナがガウリイ抱えて三階に上がっていきました」
「………………………………………………
 リナがガウリイ抱えたんだ。」
「リナがガウリイ抱えたんです。」
………………………………………………………………………………………………………………
…………………あ………………………相変わらず、人外魔境な母よのぉ…………………………
…………………僕としては、退屈せずに済んでらっきーvって説もあるんだけど。
「んにしても…なんなのさ、この惨状」
「お掃除サボってたんじゃ無いんですか?」
『違うッ!!!』
レノアの言葉を、声ハモらせて訂正する僕とジェリィ。
「わ…私がいながら、掃除をサボるハズなど無いではないかッ!」
ぐぐぅっ、と拳を握りしめ力説する掃除魔ジェラルディーン。
そぉいえば転生前、海王城中の家事全部任されてたとか言ってたな。この間。
海王軍って、女の子結構いっぱいいた…………………って記憶にあるから、
てっきりオルエンの冗談だと思ってたんだけど。
実話だった様である。どうやら。
「そう…私がいながら………
 あぁ汚いッ!なんだこの状況はッ!許せんッ!!」
言いつつ、傍にあったハタキを持って、いきなりそこらへんを叩き始める。
………うーん…苦労人の性分が染み付いてるなぁ。便利だけど。ある意味。
「八歳の女の子のこの言動に疑問を示す人は、この家にはいないんですか?」
「いや…ガウリイは元々何も考えてないし…………
 リナは、『便利な子』って思ってるみたいだヨ」
「誰か疑え。頼むから。」
「僕に言うな。僕に。疑われてもそれはそれで困るの僕らだし。」
「ををッ!しつこい蜘蛛の巣め!」
傍で、ジェリィが蜘蛛の巣と格闘している。
あ。蜘蛛、ジェリィの顔に張り付いた。
「きゃー!きゃー!きゃー!」
……………………………………………………………………………
やかましい妹である。面白いけど。
とことことジェリィの傍により、ぺいっ、と蜘蛛を払うレノア。
「く……っ!なかなかの強敵だった……
 どこぞの金髪神族に勝るとも劣らん!」
「蜘蛛に劣るのか。ライアナ。」
「本人が聞いたら泣きますね。絶対。」
「人じゃ無いから、本神じゃ無い?」
「語呂が悪いですね。」
どぉでも良い事を真剣に議論する僕とレノア。
これを、人間は俗に『現実逃避』と言う。
「でも…この状況、ホントになんなんだろう?」
「さぁ……………………
 誰かが、変な悪戯でもしたんじゃ無いですか」
「変すぎるし」
「そう言う事を私に言わないでくださいよ」
じゃあ、他に誰に言えと言うのだ。
取り敢えず。
探索を開始する事にした僕たちだった。














言い訳あんど言い逃れ。



………………………………………………………………………………………………………………………………
何言おう。(聞くな)
今回は…………
セイルーンに、ゼルアメ夫婦に会いに行っていたリナ達。
一週間程滞在し、今度はレノアがゼフィーリアに来る事になって、家に帰ってみれば、
家がとんでもない事になっていたという(汗)
さて、何があったのかは次回明らかに。(って大したことじゃ無いんだけどな)
それでは、また次回ッ。




                                      幕。

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23325でましたね〜闇竜翔 E-mail 2002/11/15 23:25:04
記事番号23323へのコメント


>登場人物おさらい。
>
>フィリー=ガブリエフ…十四歳。冥王フィブリゾの転生体。リナとガウリイの息子。
>
>レノア=グレイワーズ…十四歳。覇王将軍シェーラの転生体。アメリアとゼルガディスの娘。
>
>サノル=グレイワーズ…十四歳。魔竜王ガーヴの転生体。レノアの双子の兄。
>
>ジェラルディーン=ガブリエフ…八歳。海王将軍オルエンの転生体。フィリーの妹。通称ジェリィ。
>
>
>
>・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪
>
>
>
>
>「あ。」
>レノアが立っている場所の。
>床が。
>抜けた。

闇:へっ?

>「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!???」
>悲鳴を上げて落ちていく彼女。
>「……うーん…床、腐ってたのね」
>「……そーみたいだな」

闇:なっ、なんちゅうのんきな・・・・

>「だぁぁっ!父さんっ!母さん!何落ち着いてんのさっ!?」
>「いや…だって…アメリアの娘だし」
>「ちょっとくらい高い所から落ちても大丈夫だろ」

闇:あの〜、リナさんがガウリイさん、ちょっとひどいですよ

>「あの鋼鉄女とレノアを一緒にしないでッ!」
>いや。
>もしかしたらレノアの方が丈夫かも、とか思ってみたりもするけど。
>それは禁句、禁句。

闇:ははははは・・・・

>「浮遊」
>空中浮遊の術で、宙に浮く僕。
>彼女が落ちた穴から、階下に降りる。
>上手く受け身を取ったらしく、もう既に起きあがって、服のホコリを払っている。
>………………………………………………………………………………
>やっぱり丈夫なんだネ。キミは。

闇:子は親に似る・・・・

>「大丈夫!?何処か傷……」
>「大丈夫ですよ……これくらいなら」
>うぅむ。
>流石に覇王将軍シェーラの転生体。身のこなしは一流か。
>「でも、『五大魔族』なら死んでたかもですね」
>「………………………………………」
>お…恐るべし。
>ギャグ話とシリアス話の違い。
>

闇:確かに・・・・恐ろしいですね

>
>ここは、僕の家。
>…………………………なんだけどぉぉぉぉ。
>一体何がどうなったのやら。
>ほんの一週間、セイルーンに行って、家を空けただけだってのに………
>クモの巣は張ってるわ床は腐ってるわベッドにきのこは生えてるわ。

闇:なんで・・・・なんで一週間でそこまで行く?

>人間の住める環境じゃ無いよ。全く。
>セイルーンから連れてきたレノアは腐った所から落ちちゃうし…………
>ま、彼女の運動神経が通常の人間よりも発達していたお陰で、幸い無事みたいだけど。
>………………………………………………………………………
>これでケガなんかしてたら、サノル……レノアの兄……が、押し掛けて来るんだろうなぁ。
>

闇:う〜、、ガ―ヴはある意味怖いですからね〜

>
>「お兄様」
>ふわり、と、僕の妹も浮遊魔法で降りてくる。
>………多分、階段も腐ってて使えたもんじゃ無いんだろうな………
>「シェーラにケガは?」
>「無いみたい」
>「良かった」
>ふぅ、とタメ息を付く。
>「私、ガーヴ様苦手なんですよ」
>「奇遇だね、僕もダヨ」
>世の中、目と目が初めて合った瞬間から気に入らない相手というのは存在する。
>僕と彼は、ほとんどそれに近かった。
>理由は…なんつーか…
>考え方が正反対で共通点の一つも無いとか、転生前、いつもいつもアイツがトチって僕の作戦ツブしてたとか………
>いちいち挙げてたらキリが無いんだけど、一言で言えばまぁ、『馬が合わない』んだよね。

闇:その一言ですね〜

>「リナ達は?」
>「ナメクジが大量発生して、二階の壁に張り付いてまして。
> リナがガウリイ抱えて三階に上がっていきました」

闇:はっ?リナがガウリイを?・・・・逆なんじゃ

>「………………………………………………
> リナがガウリイ抱えたんだ。」
>「リナがガウリイ抱えたんです。」
>………………………………………………………………………………………………………………
>…………………あ………………………相変わらず、人外魔境な母よのぉ…………………………

闇:それ言ったら、自分はどうなるんですか?

>…………………僕としては、退屈せずに済んでらっきーvって説もあるんだけど。
>「んにしても…なんなのさ、この惨状」
>「お掃除サボってたんじゃ無いんですか?」
>『違うッ!!!』
>レノアの言葉を、声ハモらせて訂正する僕とジェリィ。
>「わ…私がいながら、掃除をサボるハズなど無いではないかッ!」
>ぐぐぅっ、と拳を握りしめ力説する掃除魔ジェラルディーン。

闇:掃除魔?

>そぉいえば転生前、海王城中の家事全部任されてたとか言ってたな。この間。
>海王軍って、女の子結構いっぱいいた…………………って記憶にあるから、
>てっきりオルエンの冗談だと思ってたんだけど。
>実話だった様である。どうやら。

闇:恐るべしオルエン・・・・

>「そう…私がいながら………
> あぁ汚いッ!なんだこの状況はッ!許せんッ!!」
>言いつつ、傍にあったハタキを持って、いきなりそこらへんを叩き始める。
>………うーん…苦労人の性分が染み付いてるなぁ。便利だけど。ある意味。
>「八歳の女の子のこの言動に疑問を示す人は、この家にはいないんですか?」
>「いや…ガウリイは元々何も考えてないし…………
> リナは、『便利な子』って思ってるみたいだヨ」
>「誰か疑え。頼むから。」

闇:正論ですシェーラさん

>「僕に言うな。僕に。疑われてもそれはそれで困るの僕らだし。」
>「ををッ!しつこい蜘蛛の巣め!」
>傍で、ジェリィが蜘蛛の巣と格闘している。
>あ。蜘蛛、ジェリィの顔に張り付いた。
>「きゃー!きゃー!きゃー!」
>……………………………………………………………………………
>やかましい妹である。面白いけど。

闇:確かにおもしろい。見ててあきませんね

>とことことジェリィの傍により、ぺいっ、と蜘蛛を払うレノア。
>「く……っ!なかなかの強敵だった……
> どこぞの金髪神族に勝るとも劣らん!」
>「蜘蛛に劣るのか。ライアナ。」
>「本人が聞いたら泣きますね。絶対。」

闇:絶対泣きますね

>「人じゃ無いから、本神じゃ無い?」
>「語呂が悪いですね。」
>どぉでも良い事を真剣に議論する僕とレノア。
>これを、人間は俗に『現実逃避』と言う。
>「でも…この状況、ホントになんなんだろう?」
>「さぁ……………………
> 誰かが、変な悪戯でもしたんじゃ無いですか」
>「変すぎるし」

闇:って言うか、魔を滅ぼし者に喧嘩売るなんて絶対愚か者ですよ・・・・

>「そう言う事を私に言わないでくださいよ」
>じゃあ、他に誰に言えと言うのだ。
>取り敢えず。
>探索を開始する事にした僕たちだった。
>
>

闇:探索じゃなくて、捜索ですねほとんど。それじゃなければ探検ですね

>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>言い訳あんど言い逃れ。
>
>
>
>………………………………………………………………………………………………………………………………
>何言おう。(聞くな)
>今回は…………
>セイルーンに、ゼルアメ夫婦に会いに行っていたリナ達。
>一週間程滞在し、今度はレノアがゼフィーリアに来る事になって、家に帰ってみれば、
>家がとんでもない事になっていたという(汗)

闇:なぜでしょう

>さて、何があったのかは次回明らかに。(って大したことじゃ無いんだけどな)
>それでは、また次回ッ。
>
>

闇:はい、楽しみにしてます。ううううう、やっと出たよ〜。嬉しすぎます〜
  それでは次回、楽しみに待ってます。さようなら〜

>
>
>                                      幕。

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23338でましたよ〜(なんか他に気の利いたセリフ言えんのかお前)東琥珀 2002/11/16 22:57:31
記事番号23325へのコメント


>>
>>「あ。」
>>レノアが立っている場所の。
>>床が。
>>抜けた。
>
>闇:へっ?
抜けたっつーか、腐って落ちた。
>
>>「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!???」
>>悲鳴を上げて落ちていく彼女。
>>「……うーん…床、腐ってたのね」
>>「……そーみたいだな」
>
>闇:なっ、なんちゅうのんきな・・・・
>
ガウリイはともかく、リナまでねぇ(汗)
>>「だぁぁっ!父さんっ!母さん!何落ち着いてんのさっ!?」
>>「いや…だって…アメリアの娘だし」
>>「ちょっとくらい高い所から落ちても大丈夫だろ」
>
>闇:あの〜、リナさんがガウリイさん、ちょっとひどいですよ
>
でもある意味正論。
>>「あの鋼鉄女とレノアを一緒にしないでッ!」
>>いや。
>>もしかしたらレノアの方が丈夫かも、とか思ってみたりもするけど。
>>それは禁句、禁句。
>
>闇:ははははは・・・・
>
苦笑ですか?(笑)
>>「浮遊」
>>空中浮遊の術で、宙に浮く僕。
>>彼女が落ちた穴から、階下に降りる。
>>上手く受け身を取ったらしく、もう既に起きあがって、服のホコリを払っている。
>>………………………………………………………………………………
>>やっぱり丈夫なんだネ。キミは。
>
>闇:子は親に似る・・・・
>
カエルの子はカエル。
>>「大丈夫!?何処か傷……」
>>「大丈夫ですよ……これくらいなら」
>>うぅむ。
>>流石に覇王将軍シェーラの転生体。身のこなしは一流か。
>>「でも、『五大魔族』なら死んでたかもですね」
>>「………………………………………」
>>お…恐るべし。
>>ギャグ話とシリアス話の違い。
>>
>
>闇:確かに・・・・恐ろしいですね
>
世の中そんなものなのかも知れないけど。
>>
>>ここは、僕の家。
>>…………………………なんだけどぉぉぉぉ。
>>一体何がどうなったのやら。
>>ほんの一週間、セイルーンに行って、家を空けただけだってのに………
>>クモの巣は張ってるわ床は腐ってるわベッドにきのこは生えてるわ。
>
>闇:なんで・・・・なんで一週間でそこまで行く?
>
それは今後明らかに。
>>人間の住める環境じゃ無いよ。全く。
>>セイルーンから連れてきたレノアは腐った所から落ちちゃうし…………
>>ま、彼女の運動神経が通常の人間よりも発達していたお陰で、幸い無事みたいだけど。
>>………………………………………………………………………
>>これでケガなんかしてたら、サノル……レノアの兄……が、押し掛けて来るんだろうなぁ。
>>
>
>闇:う〜、、ガ―ヴはある意味怖いですからね〜
>
妹に情移っちゃってるからね〜
>>
>>世の中、目と目が初めて合った瞬間から気に入らない相手というのは存在する。
>>僕と彼は、ほとんどそれに近かった。
>>理由は…なんつーか…
>>考え方が正反対で共通点の一つも無いとか、転生前、いつもいつもアイツがトチって僕の作戦ツブしてたとか………
>>いちいち挙げてたらキリが無いんだけど、一言で言えばまぁ、『馬が合わない』んだよね。
>
>闇:その一言ですね〜
>
その一言で済ませないと永遠に続くからね。
>>「リナ達は?」
>>「ナメクジが大量発生して、二階の壁に張り付いてまして。
>> リナがガウリイ抱えて三階に上がっていきました」
>
>闇:はっ?リナがガウリイを?・・・・逆なんじゃ
>
………………………………………………………………………
リナだからねぇ………………………………………………………
>>「………………………………………………
>> リナがガウリイ抱えたんだ。」
>>「リナがガウリイ抱えたんです。」
>>………………………………………………………………………………………………………………
>>…………………あ………………………相変わらず、人外魔境な母よのぉ…………………………
>
>闇:それ言ったら、自分はどうなるんですか?
>
魔境。(ヲイ)
>>…………………僕としては、退屈せずに済んでらっきーvって説もあるんだけど。
>>「んにしても…なんなのさ、この惨状」
>>「お掃除サボってたんじゃ無いんですか?」
>>『違うッ!!!』
>>レノアの言葉を、声ハモらせて訂正する僕とジェリィ。
>>「わ…私がいながら、掃除をサボるハズなど無いではないかッ!」
>>ぐぐぅっ、と拳を握りしめ力説する掃除魔ジェラルディーン。
>
>闇:掃除魔?
>
お掃除大好きな人。
>>そぉいえば転生前、海王城中の家事全部任されてたとか言ってたな。この間。
>>海王軍って、女の子結構いっぱいいた…………………って記憶にあるから、
>>てっきりオルエンの冗談だと思ってたんだけど。
>>実話だった様である。どうやら。
>
>闇:恐るべしオルエン・・・・
>
そういうキャラですから。
>>「そう…私がいながら………
>> あぁ汚いッ!なんだこの状況はッ!許せんッ!!」
>>言いつつ、傍にあったハタキを持って、いきなりそこらへんを叩き始める。
>>………うーん…苦労人の性分が染み付いてるなぁ。便利だけど。ある意味。
>>「八歳の女の子のこの言動に疑問を示す人は、この家にはいないんですか?」
>>「いや…ガウリイは元々何も考えてないし…………
>> リナは、『便利な子』って思ってるみたいだヨ」
>>「誰か疑え。頼むから。」
>
>闇:正論ですシェーラさん
>
そのとぉり。
>>「僕に言うな。僕に。疑われてもそれはそれで困るの僕らだし。」
>>「ををッ!しつこい蜘蛛の巣め!」
>>傍で、ジェリィが蜘蛛の巣と格闘している。
>>あ。蜘蛛、ジェリィの顔に張り付いた。
>>「きゃー!きゃー!きゃー!」
>>……………………………………………………………………………
>>やかましい妹である。面白いけど。
>
>闇:確かにおもしろい。見ててあきませんね
>
海王も愉しんでたんだろうな。きっと。
>>とことことジェリィの傍により、ぺいっ、と蜘蛛を払うレノア。
>>「く……っ!なかなかの強敵だった……
>> どこぞの金髪神族に勝るとも劣らん!」
>>「蜘蛛に劣るのか。ライアナ。」
>>「本人が聞いたら泣きますね。絶対。」
>
>闇:絶対泣きますね
>
『…ひ…酷いですぅぅ………』
>>「人じゃ無いから、本神じゃ無い?」
>>「語呂が悪いですね。」
>>どぉでも良い事を真剣に議論する僕とレノア。
>>これを、人間は俗に『現実逃避』と言う。
>>「でも…この状況、ホントになんなんだろう?」
>>「さぁ……………………
>> 誰かが、変な悪戯でもしたんじゃ無いですか」
>>「変すぎるし」
>
>闇:って言うか、魔を滅ぼし者に喧嘩売るなんて絶対愚か者ですよ・・・・
>
ですね♪
>>「そう言う事を私に言わないでくださいよ」
>>じゃあ、他に誰に言えと言うのだ。
>>取り敢えず。
>>探索を開始する事にした僕たちだった。
>>
>>
>
>闇:探索じゃなくて、捜索ですねほとんど。それじゃなければ探検ですね
>
…………………………………………………………
正解。
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>
>>言い訳あんど言い逃れ。
>>
>>
>>
>>………………………………………………………………………………………………………………………………
>>何言おう。(聞くな)
>>今回は…………
>>セイルーンに、ゼルアメ夫婦に会いに行っていたリナ達。
>>一週間程滞在し、今度はレノアがゼフィーリアに来る事になって、家に帰ってみれば、
>>家がとんでもない事になっていたという(汗)
>
>闇:なぜでしょう
>
何故でしょう♪
>>さて、何があったのかは次回明らかに。(って大したことじゃ無いんだけどな)
>>それでは、また次回ッ。
>>
>>
>
>闇:はい、楽しみにしてます。ううううう、やっと出たよ〜。嬉しすぎます〜
>  それでは次回、楽しみに待ってます。さようなら〜
>
>>
>>
>>                                      幕。
>
はいっ。
楽しみに待ってて下さい♪
それでは!

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23347い・・・いったい何が・・・?白樹 2002/11/17 17:04:04
記事番号23323へのコメント

どーも琥珀さん。お久しぶりの白樹です。楽しみにしてましたよ。転生話。 
 ・・・いや、それならさっさとレスつけろよ自分。
それでは感想いきます。  

>登場人物おさらい。
>
>フィリー=ガブリエフ…十四歳。冥王フィブリゾの転生体。リナとガウリイの息子。
>
>レノア=グレイワーズ…十四歳。覇王将軍シェーラの転生体。アメリアとゼルガディスの娘。
>
>サノル=グレイワーズ…十四歳。魔竜王ガーヴの転生体。レノアの双子の兄。
>
>ジェラルディーン=ガブリエフ…八歳。海王将軍オルエンの転生体。フィリーの妹。通称ジェリィ。
>
>
>
>・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪
>
>
>
>
>「あ。」
>レノアが立っている場所の。
>床が。
>抜けた。
 あいっ?
>「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!???」
>悲鳴を上げて落ちていく彼女。
>「……うーん…床、腐ってたのね」
>「……そーみたいだな」
>「だぁぁっ!父さんっ!母さん!何落ち着いてんのさっ!?」
>「いや…だって…アメリアの娘だし」
>「ちょっとくらい高い所から落ちても大丈夫だろ」
 なんか、そーいわれると説得力がありまくる気が・・・
>「あの鋼鉄女とレノアを一緒にしないでッ!」
>いや。
>もしかしたらレノアの方が丈夫かも、とか思ってみたりもするけど。
>それは禁句、禁句。
>「浮遊」
>空中浮遊の術で、宙に浮く僕。
>彼女が落ちた穴から、階下に降りる。
>上手く受け身を取ったらしく、もう既に起きあがって、服のホコリを払っている。
>………………………………………………………………………………
>やっぱり丈夫なんだネ。キミは。
>「大丈夫!?何処か傷……」
>「大丈夫ですよ……これくらいなら」
>うぅむ。
>流石に覇王将軍シェーラの転生体。身のこなしは一流か。
 いや、いくら転生体でも二階から一階に落ちたらケガくらいするんじゃ   あ・・・?
>「でも、『五大魔族』なら死んでたかもですね」
>「………………………………………」
>お…恐るべし。
>ギャグ話とシリアス話の違い。
>
>
>ここは、僕の家。
>…………………………なんだけどぉぉぉぉ。
>一体何がどうなったのやら。
>ほんの一週間、セイルーンに行って、家を空けただけだってのに………
>クモの巣は張ってるわ床は腐ってるわベッドにきのこは生えてるわ。
 つまり、青木が原樹海状態だったと。(きのこはない気もしますが)
>人間の住める環境じゃ無いよ。全く。
>セイルーンから連れてきたレノアは腐った所から落ちちゃうし…………
>ま、彼女の運動神経が通常の人間よりも発達していたお陰で、幸い無事みたいだけど。
>………………………………………………………………………
>これでケガなんかしてたら、サノル……レノアの兄……が、押し掛けて来るんだろうなぁ。
>
>
>「お兄様」
>ふわり、と、僕の妹も浮遊魔法で降りてくる。
>………多分、階段も腐ってて使えたもんじゃ無いんだろうな………
 ・・・・廃校になって久しい学校ですか・・?
>「シェーラにケガは?」
>「無いみたい」
>「良かった」
>ふぅ、とタメ息を付く。
>「私、ガーヴ様苦手なんですよ」
>「奇遇だね、僕もダヨ」
>世の中、目と目が初めて合った瞬間から気に入らない相手というのは存在する。
>僕と彼は、ほとんどそれに近かった。
>理由は…なんつーか…
>考え方が正反対で共通点の一つも無いとか、転生前、いつもいつもアイツがトチって僕の作戦ツブしてたとか………
>いちいち挙げてたらキリが無いんだけど、一言で言えばまぁ、『馬が合わない』んだよね。
>「リナ達は?」
>「ナメクジが大量発生して、二階の壁に張り付いてまして。
> リナがガウリイ抱えて三階に上がっていきました」
>「………………………………………………
> リナがガウリイ抱えたんだ。」
>「リナがガウリイ抱えたんです。」
>………………………………………………………………………………………………………………
>…………………あ………………………相変わらず、人外魔境な母よのぉ…………………………
 リナがこれなら、姉ちゃんはどーなってるんだろ・・・
>…………………僕としては、退屈せずに済んでらっきーvって説もあるんだけど。
>「んにしても…なんなのさ、この惨状」
>「お掃除サボってたんじゃ無いんですか?」
>『違うッ!!!』
>レノアの言葉を、声ハモらせて訂正する僕とジェリィ。
>「わ…私がいながら、掃除をサボるハズなど無いではないかッ!」
 いや立派です。見習いたい。(したって三日ぼうず)
>ぐぐぅっ、と拳を握りしめ力説する掃除魔ジェラルディーン。
>そぉいえば転生前、海王城中の家事全部任されてたとか言ってたな。この間。
>海王軍って、女の子結構いっぱいいた…………………って記憶にあるから、
>てっきりオルエンの冗談だと思ってたんだけど。
>実話だった様である。どうやら。
>「そう…私がいながら………
> あぁ汚いッ!なんだこの状況はッ!許せんッ!!」
>言いつつ、傍にあったハタキを持って、いきなりそこらへんを叩き始める。
 都合よくあるんですね・・・ ハタキ・・・
>………うーん…苦労人の性分が染み付いてるなぁ。便利だけど。ある意味。
>「八歳の女の子のこの言動に疑問を示す人は、この家にはいないんですか?」
>「いや…ガウリイは元々何も考えてないし…………
> リナは、『便利な子』って思ってるみたいだヨ」
>「誰か疑え。頼むから。」
>「僕に言うな。僕に。疑われてもそれはそれで困るの僕らだし。」
>「ををッ!しつこい蜘蛛の巣め!」
>傍で、ジェリィが蜘蛛の巣と格闘している。
>あ。蜘蛛、ジェリィの顔に張り付いた。
>「きゃー!きゃー!きゃー!」
>……………………………………………………………………………
>やかましい妹である。面白いけど。
>とことことジェリィの傍により、ぺいっ、と蜘蛛を払うレノア。
>「く……っ!なかなかの強敵だった……
> どこぞの金髪神族に勝るとも劣らん!」
 比べるんですか。
>「蜘蛛に劣るのか。ライアナ。」
>「本人が聞いたら泣きますね。絶対。」
>「人じゃ無いから、本神じゃ無い?」
>「語呂が悪いですね。」
>どぉでも良い事を真剣に議論する僕とレノア。
>これを、人間は俗に『現実逃避』と言う。
>「でも…この状況、ホントになんなんだろう?」
>「さぁ……………………
> 誰かが、変な悪戯でもしたんじゃ無いですか」
>「変すぎるし」
 やってなんの利益が。
>「そう言う事を私に言わないでくださいよ」
>じゃあ、他に誰に言えと言うのだ。
>取り敢えず。
>探索を開始する事にした僕たちだった。

>「探索」という名の「探検」の気がします。ほとんどジャングル状態なら。

>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>
>言い訳あんど言い逃れ。
>
>
>
>………………………………………………………………………………………………………………………………
>何言おう。(聞くな)
>今回は…………
>セイルーンに、ゼルアメ夫婦に会いに行っていたリナ達。
>一週間程滞在し、今度はレノアがゼフィーリアに来る事になって、家に帰ってみれば、
>家がとんでもない事になっていたという(汗)
>さて、何があったのかは次回明らかに。(って大したことじゃ無いんだけどな)
>それでは、また次回ッ。
>
>
>
>
>                                      幕。

 はい。楽しみにしてます。