◆−遥か彼方へと・7−らん (2002/4/22 14:26:16) No.20627
 ┣遥か彼方へと・8−らん (2002/4/22 14:27:56) No.20628
 ┣遥か彼方へと・9−らん (2002/4/22 14:30:08) No.20629
 ┣遥か彼方へと・10−らん (2002/4/22 14:33:12) No.20630
 ┣遥か彼方へと・11−らん (2002/4/22 14:35:21) No.20631
 ┗遥か彼方へと・12−らん (2002/4/22 14:38:05) No.20632
  ┣火竜王・・・・(汗)−かお (2002/4/22 23:46:31) No.20640
  ┃┗あははは・・・(汗)−らん (2002/4/23 21:33:42) No.20647
  ┣とーちゃん!いい味だしてます!!−海藤雄馬 (2002/4/23 20:51:42) No.20643
  ┃┗どうもですv−らん (2002/4/23 21:51:29) No.20651
  ┗遅くなりましたが・・・−まい (2002/4/24 21:44:42) No.20658
   ┗そんなことないです!−らん (2002/4/25 16:18:16) No.20664


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20627遥か彼方へと・7らん 2002/4/22 14:26:16



 らん:こんにちは♪
    ふぅ・・・・しかし、結構進みが速いようで遅いような気が・・・・するのですが・・・
エル様:それは、あんたの打ち込みの速さのせいでしょ・・・
 らん:あはははは♪でしょうね♪しかもパソ壊れましたし♪つい最近帰ってきましたけど♪
エル様:本格的に壊れたのよね。あんたのパソ。
 らん:ええ。壊れました。おまけにデーターすべて消えて帰ってきました♪
    おまけに学校のパソから投稿できない〜〜♪しかしレスは出来る〜〜♪
    と、不可解なことも起こっていましたし〜〜♪
エル様:あんたの日ごろの行いが悪いせいね。おまけに、投稿スピード遅いしv
 らん:うぐっ!!
エル様:あたしを活躍させてくれないしv(エル様このあたりで鎌を取り出す)
 らん:え〜〜と・・・それでは溜め込んだ遥かの続きですv
エル様:んふふふふふふふふふふふふ
らん:うっ・・・身の危険を感じます・・・
    それと、今回の遥かでは少々ガウリイの番外編というか・・・
    ちょっとした内容が出てきます。私自身読んだことないのですが・・・・
    (多分)知っている大雑把な内容のうち2つのことを書きました。
    知りたくない方は読まないほうがよろしいかと思われます。
    (うっ・・・番外編・・・読みたいです・・・)

**************************************************

遥か彼方へと・7

故郷 第一話

「お帰りなさい、リナ。そしてはじめましてガウリイさん。」
リナ姉である彼女は、リナの顔に手を添えた。そして、リナの頭をぽかぽかと叩いた。
ガウリイがその光景を仲のいい姉妹だなぁ・・と思ったのはお約束である。
「ただいま。ねーちゃん。お土産用意してきたからね。」
リナはまだ緊張が取れていないようで、ぎこちない声をだす。
ルナに殴られた頭を摩りつつ・・・
そして、リナの姉であるルナの表情が急に厳しいものに変化する。
「リナ。ひとまず家に行くわよ。ガウリイさんもいらしてくださいね。
 そちらの女性の方も。それでよろしいですよね?」
「え・・ええ。」
「勿論よ。」
ガウリイとエルは、ルナとリナの後へと続くが・・・

「あの〜〜僕は?」
「あらv獣神官を招く必要ないと思いますが?」
顔は笑っているが、どこかしら威圧感を感じる笑顔だ。
「そうよねvゼロスvいいの?オリハルコン発掘は?」
エルがゼロスをからかっているような口調で、言い放つ。
さぁ――――と血の気が引いていくゼロス。
今の所持金では上司たちから言われたものを買うことが出来ないからだ。
発掘したオリハルコンはリナに奪われてしまった今では・・・・・・・・
「しくしく・・・」
ゼロスの姿がうっすらと消えていく。空間を渡ったようだ。

「あ、消えた。」
「空間を渡ったみたいね。」
「それはそうとねーちゃん依頼ってなに?」
リナは確信に触れる事にしたようだ。
どうせ押し付けられることなら、ささと知っておいた方がいいだろうと思ったのである。
「それは家についてからよ。リナ。それはそうとそちらの女性は?」
ルナはエルに視線を向ける。少々警戒しつつ・・・
「こんにちは。赤の竜神の騎士(スィーフィードナイト)あたしはエル。」
「・・・そう、エルさんね・・・」
「ええ。リナと一緒に旅をすることが目的なのよv」
「・・・リナと?」
「気にしないでvあたしのことはv」




「違う〜〜〜〜/////////////////」
リナの叫びがこだました。

――――ゼフィーリア
そこは数々の有名な人材を派遣している土地にして
リナのようにめちゃめちゃな性格の持ち主が多い国でもある。
だが、それをさし向いてもリナはかなりの有名人だった。色々な意味で。
そんな彼女が故郷にガウリイという男連れで故郷に帰って来たのだから
当然リナの知り合いという知り合いはリナをからかいまくった。

    「リナちゃんもやるなぁ〜〜男連れとは!!」
    「本当にね!?全然帰ってこないと思ったら!?」
    「結婚式は何時かな!?」

など・・リナを冷やかす人ばっかり。
「だから!これはただの連れ!何の関係も無い!」
リナはますますエキサイトして辺りの人に不機嫌さを撒き散らす。
そして、『あのリナちゃんが!男連れで帰って来た!?』
という噂が広まり我先にとリナの元へと集まってきた。


「だぁぁぁぁああぁぁぁぁ!!いい加減にして!?」
余りにも人が集まり過ぎたのだが、リナの家まで皆ついてきた。
リナを冷やかすために着いて来ているのである。

「そうは言ってもねぇ・・・故郷にまで来るものなのかい?」
「葡萄が食べたいって。」
「葡萄ねぇ・・・」
疑わしい視線を送る人たち。
リナは今までガウリイとの関係に誰もが突っ込みを入れた。
そして、皆はリナでは反応は一緒だということで直接ガウリイにリナとの関係を聞いたのだが・・・
「俺はリナの保護者だ。」
と言ったとき誰もがやっぱり・・・・出来ていると思ったのはお約束である。



「リナ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
リナの耳にとても懐かしい声が入ってきた。
リナはその声にとても嬉しそうな顔をして声がした方へと走っていく。
「とうちゃん!!」
黒髪の若い男性が、リナを抱きしめる。
リナは嬉しそうな顔で父親に甘える。その様子をじっと面白くなさそうな顔を
ガウリイがしたのはリナ以外全員気付いたのはいうまでもない。
「リナ!お前が男連れって聞いたから慌ててやってきたんだぞ!
 ・・・・誰かと思えばお前かよ。天然。」
リナの父は嫌そうな顔をしてガウリイを睨みつけた。
「あんた・・リナの父親だったのか・・・」
「ほえ?とうちゃんとガウリイ知り合いなの?」
「まぁな。ちょっと。」
「ふ〜〜ん・・・」
リナはこれ以上突っ込みを入れなかった。
ガウリイの方もリナの父も何も言わない。
「へぇ!知り合いだったのか!?それならガウリイさん!
 思い切ってリナちゃんをくださいって言えるな!?」
「冗談じゃねぇ!リナはやらん!!」
リナ父は大声を張り上げて言い放つ。しっかりとリナを抱きかかえて。
リナとしても先ほどから冷やかされていてうっすらと赤くなっている。
「どうしたの?大声をだして?お父さん?」
ルナが客人に飲み物を追加として持ってきた。
「・・・エルさん・・・お茶です。お口に合うか解りませんが・・・」
ルナは恐怖に彩られた顔でエルにお茶を出す。
「あらvありがとう。気がきくじゃないvレモングラスいれているなんてv」
「そんな滅相もありません・・・」
そんなルナとエルのやり取りを見たゼフィーリアの人たちに
リナはかなりこの光景を恐ろしいものを見てしまった。
と現実逃避してしまったのはいうまでもない。
何しろあのルナが怯えているのである。ただ事ではない。







「さて、そろそろ眠たいからあたし寝るね・・・」
リナは宴会が繰り広げられている場所から抜け出し自分の部屋へと向かって行く。
「リナ。私も眠るわ。今日はあんたの部屋で。」
リナはこれまでのことを説明しろってことなのだろうと
冷や汗をかいていた。どうやって姉の追及から逃れようかと・・・・
ルナもリナの後を付いて行き階段を上って行く。




「あんた、ガウリイさんと結婚するの?」

どがしゃ!

リナは今までの旅のことを追及されると思い一生懸命どうやって説明するか迷っていた。
だからルナにまでガウリイとの関係を追及されることを思いつかなかったのである。
それで予想に反したことをルナに聞かれてしまったため、リナはかなり焦った。
「派手なリアクションするわね。」
「ななななな・・・けけけけ・・結婚だなんてぇ!?」
リナはパニックに陥り右往左往している。
「これまでの旅の一件を言う必要ないわよ。知っているから。あんた重破斬<ギガスレイブ>使ったわね?」

うぐっ・・・
ルナはリナを睨む。リナとしてもギアスレイブを使ったことは間違ったことだと認識しているのだ。
ただしあの時ギガスレイブを使ったのは決して後悔などしていないのも又事実だ。

「はい・・・使いました・・・」
「それで?あんたはガウリイさんとどうなりたいの?」
「どうなりたいって・・・」
「言っとくけど、恥ずかしいから話さないって言ったらどうなるか解っているわよね?」
「・・・ガウリイとは結婚とかしたいのか解らないけど・・・大事。
 一番大事だと思う。冥王の一件であたしは世界よりガウリイを選んだ・・・」
リナは顔を下に向けて途切れ途切れに正直に話した。
「ふ〜〜ん・・・まぁ、今はここまでにしておきますか。」
「それでねーちゃん?依頼って何?」
リナは話題がガウリイから離れたため、ほっとしたようで顔をあげて姉を見る。
「もう少ししたらとある人物がやってくるわ。」
「とある人物?」
「そう。そのやってくる二人の依頼を受けなさい。」
「え!?ねーちゃんの依頼じゃないの!?」
「あたしは仕事の依頼があると伝言したけどあたしからの依頼だとは言っていないわよ?」
「あ、そういえば・・・・」
確かに、ルナが送ってきた手紙にはシンプルに『早く帰ってきなさい。姉より。』である。
以前の手紙もシンプルだったのだが・・・





「じゃあ。あたしは魔道士協会にいってくるね〜〜〜!!」
なんでも魔道士協会から呼び出しがあったとか何とかで、彼女は魔道士協会へと向かい
ガウリイはリナの父から、倉庫の片付けを言い付かった。



ばったぁぁぁあああぁぁぁぁんん!!!



「やっほ―――――♪元気にしていた♪皆♪」
リナは協会のドアを勢いよく開けずかずかと協会に入っていく。
リナの顔に声に皆が反応しやはり反応は似たようなものだった。
リナとガウリイがこのゼフィーリアへ来た時の反応と・・・


『リナ!!結婚するって本当!!』
リナの顔なじみの人が口をそろえていった時には、余りの恥ずかしさし顔を赤めした。
そしてやはりというべきか・・・リナのとった行動は・・・


「うっさい!!吹き飛べ!!『風魔咆裂弾<ボム・ディ・ウィン>』!!!!」



どごぉぉおおおぉぉぉぉぉんんんんん!!!


協会は半壊してしまった。それは結構お約束かもしれない。


「う・・・ううう・・・リナ〜〜〜〜いきなり帰って来た早々協会を吹き飛ばさないでよ〜〜〜!!」
「五月蝿いわよ!!たちの悪い冗談言うからでしょ!!」
リナはどことなく顔を少々赤め怒っている。吹き飛ばされた皆は、『やっぱり出来ているじゃないか・・・』と
リナの表情を見てそんなことを思ったこともまたお約束だ。
「そんなことはともかく、お久しぶりね。エリア。」
青みかかった髪に緑色の瞳のリナと同じくらいの年齢の女性に近づくリナ。
エリアと呼ばれた女性は更に笑みを深くする。親しみをこめた笑みを。
「本当に久しぶりね♪リナ。
 あいも変わらずところかまわず吹き飛ばす癖は直っていないみたいね♪まぁ無理か。リナだし。」
「ちょっと!!エリア!!どうゆう意味よ!!それは!!」
反論するリナに冷静な視線を向けるエリア。
「あのね・・・・帰って来た早々、協会を照れで吹き飛ばしたのは誰?」
そう、リナが放った魔法によって協会は半壊したのである。
しかし、皆が皆リナのそういった行動に慣れているのが更に恐ろしい。
彼らにとってはリナが魔法を扱い物を壊したりするのは、ごくごく普通のことである。
「え〜〜と・・・・てへ。つい出来心で・・・・」
『出来心で協会を吹き飛ばすな!!』
この場に居る殆どのもののセリフが一致したのは、当然のことであろう。




「リナ、私の家に来ない?」
「いいわよ♪」
「ねぇ、リナ。ロレックを覚えている?」
「ロレック?」
「そう、あんたのことが好きだと噂があったやつよ。」
「いたわね。そんなのが、それがどうしかしたの?」
リナは首を傾げる。エリアは後ろにちらっと視線を向ける。
「リナの後ろにいるけど?ずっとリナのほうを見ているわよ。」
「ふ〜〜ん・・・・たまたまでしょ?」




エリアは深い深いため息を付いた。
――エリアとリナは同期に魔道士協会を卒業した仲のいい友達同士だ。
そしてだからお互いによく知っているのは、当然であった。

エリアが深いため息を付いた理由は簡単である。
この少女は昔から、他の人の感情については敏感なくせに自分に向けられた好意は
とことん鈍いというなんとも不条理な体質をしていたのである。
・・・今時珍しい天然記念物なみの鈍感少女にして
好意をもった男性がとても苦労するタイプであろうナンバーワンだろう。



彼のリナへの視線は、リナに対して好きと邪な思いが含まれている。
少女は良くも悪くも注目される事に慣れているため
ロレックのことは当然気がついているのだが
自分に対する邪まな感情だとは全く気付いていないのである。
エリアはそんなリナのことを理解しているとはいえ
なんともうちょっと自分に対しても敏感になって欲しいと思うところだ。


「ねぇ。どんな旅だったか教えてくれない?」
「いいけど。勿論♪ケーキ貰えるわよね♪エリア。」
「はいはい。そういうと思っていたわ。以前より落ち着いたようだけど
 根本的なところは変わっていないようね。」
エリアのセリフにリナは首をかしげた。
リナは自分としては、以前―――そう国を旅立つ前と変わらない感じである。

「はい?どうゆう意味?」
リナは首をかしげ、エリアへ視線を向ける。エリアはそんな彼女に苦笑し、話を逸らす。
「リナ、家にあんたが好きだったケーキ焼いてあるから行きましょう。」
「勿論よ♪」



リナが魔道士協会を吹き飛ばしたあと、エリアの家へと向かった。
これまでの旅の話を聞いたエリアは、あいも変わらず厄介なことに巻き込まれていたのか
と、あっさりと納得した。


「リナ。実はね、サリーが結婚したのよ。」

え!?嘘・・・・あのサリーが・・・・?
驚きを隠せないリナ。
――――結婚。それは、リナにとって無縁のことのように感じていたためである。

「何驚いているのよ?普通でしょ?」
「いや・・・なんというか・・・自分にはまったくの縁のないことだと思っていたから・・・」
エリアは不思議そうな顔をする。以外かと言うかのように・・・
「リナの旅の連れは?」

ぽん!!

顔だけでなく全身が真っ赤に染まっていく
リナを見て絶えられなかったエリアは我慢ができなくなって笑い始めた。リナはますます顔を赤める。

「な・・・何がおかしいのよ!!」
「別に〜〜〜〜♪」
さらにからかった視線を向けられたリナは何とか話題をそらそうと必死になる。
そして前々から思っていたことをエリアに頼もうかと思いついた。

「そ・・・そんなことはともかく!!」
「無理やり話題をそらそうとしているのが、見え見えよ。リナ。」
「う・・・エリアに頼みたいことが、あるんだけど・・・」
「何?」
「あたしに復活<リザレクション>の魔法を教えてくれない?」





「ふぅ・・・暫くは暇なのよねぇ・・・」
エルは、窓辺にぼ――と立っていた。リナは魔道士協会から呼び出しがあったため、家にはいない。
リナと一緒に盗賊いじめをするのが暫くの暇つぶしだったエルはぼっ―――と窓辺に立っていた。
「あたしもどこか出かけてこよっと♪」
エルは窓辺から空中へと浮く。
「さて・・・決めた♪Sの教育をしてきましょうか♪
 んふふふふふふふふふ・・・何しろこのあたしに向かって攻撃を仕掛けるような部下に躾したんだし・・・・」
エルの姿は一瞬揺らぎ消える。虚空に解けたような感じだ。

そして彼女が現れた場所は、一つの氷があり魔族が放つ独特の瘴気。
特に彼女が現れた場所は、その瘴気が以上に濃い場所。
氷の中には一人の男性・・・・
「あらvせっかくこのあたしが尋ねて来たのに♪
 挨拶なしなんて♪部下が部下なら上司も上司ねぇ♪」
手を腰にあて、楽しそうにしている。
「そこで何をしている!!魔王様の御前だぞ!!」
現れたのは、年のころなら20代前後。銀色の髪に瞳の持ち主の男性。
「・・・・・んふふふふふふふふ・・・・
 本気でSの部下はどうゆう躾をしているのかしら・・・?」
エルの雰囲気が少々変わった。現れた魔族は威圧感を感じ後に下がる。
そしてエルの後ろから慌てて一人の男性・・・そう、氷の中にいた男性が現れる。

「エ・エエ・・・ルルル様ぁぁあああぁぁぁぁぁぁあぁあああ!!!!!!」
エルはちらっと視線を後ろにそらすが、無視して虚空から鎌を取り出す。
「S♪あんた、部下にどんな教育しているの(はぁと)」
「エエエエエ・・・ルルルル様ぁぁぁあああぁぁぁ!!冥王の一件のことですかぁぁああぁぁぁ!!」
「それもだけど〜〜〜あたし、今覇王神官に・・・・あんたごときに敬えって言われたんだけど〜〜〜?」
さぁ―――と血の気が引いていくSと呼ばれた男性。
「覇王神官!!なんてことを!!あああ!!エル様!!お許しを!!」
「いvやvってことで二人ともお仕置きね〜〜♪」

うぎゃぁぁああぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁあああ・・・・・・・・

二人の叫びがこだました。彼女は鎌を消しふぅっとため息をつく。
「つまんないわね〜〜たかがこの程度で・・・・」
Sと呼ばれた男性と覇王神官と呼ばれた男性の二人の姿はどこにもない。
あたりは、エルの攻撃によって建物が崩壊しており殺風景な場所になっているのみだ。
「しかも・・・この程度で壊れるなんて・・・・」
エルはつまらなさそうに、鎌を仕舞う。
「まぁ・・いいか。」
エルの暇つぶしにされた二人にとっては、よくないことだが
彼女にとっては、暇つぶしになればオッケーなのである。エルの姿は虚空に消えた。

暫くたった後、その場所に二人の女性が現れた。獣王に海王である。
「・・・あの御方だろうな・・・」
「でしょね。」
海王は青をベースにした日傘をさしている。
「・・・ということは、あの御方がこの世界に来ているということか・・・」
「あら、そうとは限りませんよ。何しろあの御方は
 暇つぶしでこちらに来ては、魔王様をお仕置きしていきますし。」
「・・・確かにそうだが・・・」
「あら、覇王神官も巻き込まれたようですわね。
 全く・・・魔族弱体化が著しいことですこと。」
「その割には、笑っているが?お前は・・・」
「気のせいですわ。さて、帰りましょうか。」
「・・・ここにいてもどうしようもないしな・・・」
「そのとおりですわ。」
二人の姿はふっっと消える。




「・・・・・う・・・誰か・・・エル様のお仕置きを受けない方法・・・・教えてくれ・・・」

ばった・・・
Sと呼ばれた男性が起き上がってまたしても倒れた。


エルは高い建物の一角に座っていた。風がエルの金色の髪をなびかせる。
遊びに行って帰ってきた彼女はまだ暇を持て余していた。
「くす。リナも素直じゃないわよね♪・・・・それにしても・・・・」
エルは虚空から自分専用の鎌を取り出す。
立ち上がり鎌を横に凪ぐ。
「・・・・あいつも余計なことを・・・・まぁ、それなりに覚悟して貰うけどね・・・」
エルはどこかをじっと見つめていた。






「ガウリイさん、ちょっとよろしいですか?」
店の品物の出し入れを行っているガウリイにルナは近づく。
「ええ。いいですよ。」
彼は店の手伝いをしていた。正しくはさせられていたのだが・・・
はじめのころは、客寄せパンダとしての役割をしてもらうために
店番をさせようとルナが言い出したのだが、ガウリイに店番を頼んだらとんでもないことになることを
認識していたリナとリナ父は、ガウリイに店の品物の整理つまりは力仕事を押し付けたのだ。
「これを運び終わってからでいいですか?」
「ええ。」
返事を聞いた彼は、品物を納めた後ルナのもとへと行く。
「着いてきなさい。」
ガウリイは、言われたとおりルナのあとをついていく。
インバースの敷地はかなりのもので、本館と倉庫5つと別館が存在する。
別館は主にリナが魔道の研究―――そしてルナがリナを鍛え上げるために使った場所からも近い。
別館からさらに進むとだいぶ開けた土地が出てくる。

ばし!!

ルナはガウリイに剣を渡す。
全く隙のない構えを構えるルナ。ガウリイに緊張が走る。






「剣を向きなさい。ガウリイ=ガブリエフ。」




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20628遥か彼方へと・8らん 2002/4/22 14:27:56
記事番号20627へのコメント

遥か彼方へと・8

故郷 第二話

「そうゆうことですか。」
「そうゆうことよ。」
ルナは赤竜の剣を向く。今まで鍛えるという名でリナ以外には扱ったことがない代物だ。
「私の剣は赤竜の剣。そして貴方が手にしているのは、エルさんによって強化された斬妖剣<ブラスト・ソード>。
 剣のレベルは関係なく試させてもらうわ。力不足で、あの子を悲しませるようなことがないようにね。」
「わかりました。俺は絶対にリナから離れるつもりはありませんよ。」


彼女は、すっと目を閉じる。
そして目を開いた瞬間穏やかな感じが一転して獲物を見つけた猛禽がはなつ鋭い光を瞳の奥から発せられる。
ルナはすらっとまったく隙のない構えをする。それはガウリイも同じだ。


「いい構えね。まぁそれぐらいないと困るけど!!!」
ルナはダッシュをかける。早い!!と思ったガウリイはルナの一撃を避けルナの鋭い剣の攻撃を受け流そうとする。
しかし、予測済みだったらしくあっさりと剣の先で突き返す。

凄い・・・ガウリイは驚愕した。今まで自分の動きについてこれたのは、魔族といった人外のみ。
しかし、されるがままになっているガウリイではない。牽制を緩め攻撃に切り替える。
少々相手の小手調べをしたガウリイは瞬時にルナ相手では牽制では勝てない。
油断をしたら殺されるのは自分と・・・・判断したためである。
横からルナが剣を突き刺す。ガウリイはその動きは見えたのだが、完全に交わすことは出来なかった。
ざっと小さな音が鳴り、彼の服が破れそこからは血が走り赤く染めていく。

彼は攻撃に転ずるが、彼女のまるで舞うかのような剣の動きにあっさりと横へと逸らされる。
ありとあらゆるところから攻められているような剣技。
女性なのにも関わらず、力で押しても逆にその力を利用される始末。
一端早くなったかと思えば、遅くなったりの繰り返しでなかなかルナの動きを読めないガウリイ。
彼は、ルナの攻撃をわざと受け流すのではなく受けて、その反動を利用しルナに切りかかる。
その攻撃はルナの右腕を捕らえたかのように見えたが・・・
半歩彼女が引き下がり、その攻撃を避けたため当たらなかった。
そしてさらにガウリイの場に踏み込み剣を叩き落とすルナ。

「終わりですね・・・でもかなりの剣の腕前ですね・・・」
「言っておきますが、リナに関してはあきらめるつもりはないですからね。」
「そう。なら強くなることね。期間はリナがゼフィーリアにいるまでにあたしが認める実力になっていること。」
「わかりました。」
ルナはガウリイの前から立ち去る。ガウリイはルナが立ち去った後を見届けてどさっと座り込む。
傷を確認し、手加減されたことを悔しく思いつつ大地に身を委ねた。



「復活<リザレクション>を教えてほしい?」
エリアは驚いた表情でリナの顔を覗き込む。
「そう。あたしが復活<リザレクション>を使えたらよかったのに・・・といった場面が多かったのよ。
旅をしていた時・・・だからお願い教えて・・」
「・・・わかったわ。今すぐ講座を開いてあげるわよ♪ただし、金貨30枚で♪」
「ちょっとまてぇぇえぇえええぇぇぇ!!!あんたはあたしからお金を取り上げるの!?」
「だって、前に私が竜破斬<ドラグ・スレイブ>を教えてって言ったら金貨30枚取ったじゃない♪」

うっ・・・まだ覚えていたのか・・・・

「おまけにその後私が使えるようになったら、『自分の教え方がよかったのよね!リナちゃん天才!!』とか言って
 さらに私から金貨100枚を強奪したのよね。」

うっ・・・かなり根にもっているわね・・エリア・・・
リナの頬に一筋の汗が流れる。

「わかった・・・あたしの負けよ・・・金貨30枚払う。」
「毎度お買い上げありがとうございます♪」
「お買い上げなの?それは?」
「気にしちゃ駄目よ♪リナ♪」

かたん

エリアは椅子から立ち上がり部屋へと消える。
リナはその様子を確認した後こう呟いた。

「―――そう、ミリ―ナの一件はもう二度と起こさない―――絶対に――――」
彼女の瞳は強い決意を目に含み、悲しみを吹っ切れるかのような思いを重ねた。






その後リナはわずか一週間ぐらいで復活をマスターし、ガウリイがルナの剣の稽古を受けたりした。
ゼフィーリアでの日は楽しくそしてルークの一件で傷ついたリナとガウリイの心を休ませてくれた。



ささやかな休暇―――
今の貴方には必要なのでしょうね・・・・
懐かしい故郷。懐かしい人たち。でも覚悟はいいかしら?
―――リナ=インバースいいえ鍵(key)

人形は人形を手にしてゆっくりゆっくりと髪を梳く動作を行う。


火が貴方の元へと行く・・・・
貴方を消しに・・・・
まさしく
『Light and darkness are the front reverse side.(光と闇は表裏)
               ・・・・It is the same after all.(結局は同じ)』
人形の瞳がゆっくりと閉じられていく。

人形を支えていた華奢な二色の束縛(Ribbon)から零れ落ちてしまった。
落ちていく・・・落ちていく・・・






ひやっ!寒い・・・何・・・
リナは慌てて窓に駆け寄った。季節がらそんなに真冬のような寒さは無いはずだからだ。


しゃぁ・・・

リナは思わず息を呑んだ。
ルナもリナが起きる気配がしたため起き上がってリナの様子を怪訝そうに見たがルナ自身も息を呑む。
カーテンを開けた先の風景には、あたり一面氷で覆われていた。
街道は凍りつき、いや・・・街道だけではない。ありとあらゆるものが凍りついているのである。
氷で作られて覆われた世界が広がっている・・・・・
ゼフィーリアだけではない。この世界全域が氷に覆われたのである。
ルーク=シャブラニグドゥの一件では、リナたちの領域――そう『魔族の結界』のみで異常気象が起こった。
但し、今回はリナ達の領域だけでなくリナたちにとっての『外の世界』までもが凍り付いたのである。





**************************************************
おまけ♪

お花

「私の部屋に花を飾りたいものですね。」
「・・・・海王(ディープシー)様?お花ですか?」
海の上に浮かぶ宮殿。そこから海王(ディープシー)は外を眺めていた。
海王(ディープシー)の傍に控えているのは、海王将軍。
明るい蒼の髪に瞳の男性である。
「あら、不満ですの?」
海王将軍は困ったような顔をした。海王(ディープシー)の趣味はなんというか・・・
まぁ、変わっているのは事実だろう。
「お花屋さん辺りに行ってきますわ。」
彼女は虚空から日傘を取り出し姿が消える。
また主の悪い癖が起こったのではないかと海王将軍は、人間でいうところの胃が痛む思いでいっぱいになった。

「あちらのお店にしましょうか♪」
海王(ディープシー)は楽しそうに一つの花屋に入っていく。
「お花見せていただきたいのですが?」
優雅に日傘を閉じて、店の店員に話し掛ける海王(ディープシー)。
「贈り物ですか?」
「贈り物ではなくて花を探しておりますの。」
「花?どんなものですか?」
「そうですわね・・・」
左手を顔に触れながらうっとりと何かに浸っているような感じで話し始める。
「滴る血のようで真っ赤で毒々しいような感じで、
 雌しべの先が避けていまして♪そこから舌がちょろちょろとでて、人を飲み込む花とか♪
 後は、食虫植物のように花の傍から蔓が獲物を絡みとって大輪の花に取り込む花とかですわ♪」
店員はがさごそと店の中を探し回っていたが、やがて海王(ディープシー)のほうを振り向く。
「そんなのはないみたいですね♪」
「あら、そうですの?残念ですわ。それではマンドラゴラ辺りはないのですの?」
「ああ、引き抜いたときの悲鳴を聞くと死ぬというやつですね。」
「そうですわ。」
「そちらもないみたいですね♪」
「あらそうですの?それなら仕方がありませんね。」
「今度入荷しておきましょうか?」
「よろしくお願いしたしますわ。さすがは、ゼフィーリア。客人対応がよろしいですことv」
「ありがたいほめ言葉ですよ。入荷は一週間後でよろしいですか?」
「もちろんですわ。」
海王(ディープシー)の姿は、虚空に消えるが店員は気にも留めずにもくもくと花屋の仕事をこなしていく。
ゼフィーリアそこは、色々な意味で謎に包まれた土地である。



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20629遥か彼方へと・9らん 2002/4/22 14:30:08
記事番号20627へのコメント

遥か彼方へと・9

故郷 第三話

「な・・・何・・・?これ・・・・」
リナは辺りの光景に答えを求めることが出来ないことを知りつつ問いを発した。
「私にもわからない・・・でも・・・」
リナは姉の表情を伺い次に発せられるセリフを待った。
「恐らくは・・・先週に感じたあの恐怖感と関係している・・・それだけね・・・」
ねーちゃんでもわからないんだ・・・
リナは寒いのが苦手なためカーテンを閉めた。
そして季節柄絶対につけないコートを取り出し、
故郷に置いていったものだがあっさりコートが入ってしまったため
リナは少々不雑になった。
リナは階段を下がっていきガウリイが寝ている客室へと向かう。
はじめリナの部屋と一緒じゃないのかと冷やかされたのはお約束で、
リナ父がそれに激怒したのもまたお約束である。
リナがドアにノックしようとした時

「開いているから入ってきてもいいぞ。リナ。」
あいも変わらず、人並み外れた勘の持ち主だとリナは関心せざるおえなかった。
話かけてもいないのにも関わらず、相手がリナだと彼にはわかったのである。
「入るわよ。」

ぎぃ・・・

リナはガウリイの居る部屋へと入って来る。
「リナ?どうした?」
「別に・・・ちょっと来ただけ。」
「そっか。なぁ・・・一体何時冬になったんだ?」
ガウリイらしいと言えば彼らしいこのセリフにリナはまともに部屋でこけた。
「どあほぉぉぉおおおぉぉぉぉ!!!いきなり春から冬に戻るわけないでしょうが!!
 それに冬だとしても!!こんな感じに!!凍りつくわけないでしょうが!!」
「そうなのか!?」
「そうなのよ!!!!」

あ〜〜もう!!コイツは!!

「・・・大丈夫みたいだな・・・」
え?
ガウリイは椅子から立ち上がり、あたしの頭をくしゃっとかき回す。
そういや、ガウリイ最近あたしの髪をよく触るっけ・・・・なんでだろう・・・・?
まぁいっか。ただ子供扱いしているだけで触れているんだろうし・・・全くいい加減にしてもらいたいものだわ!!
あたしとガウリイは一緒に朝食をとるため階段をくだる。
そして、その先にはゼロスとルナにリナの両親が話し込んでいた。






 ―――「総ての世界が凍りついた・・・ようね・・」
    「ええ。そのようですね。赤の竜神の騎士(スィーフィードナイト)。」
    「そして・・・・」





「一体何の話・・・?」
リナは階段から降りたとき四人に話し掛けた。それに慌ててゼロス以外のものが反応する。
「え・・・?」
リナは今まで戸惑っている両親や姉の姿を見たことがないため少々反応が遅れた。
そんなリナににこやかな笑顔を崩さないゼロスが、リナへ面白そうな視線を向ける。
「ルーク=シャブラニグドゥ様での一件で各地に異常気象が起きたことは覚えていますよね?リナさん?」
「まぁ・・ね・・・」


ルーク=シャブラニグドゥ―――そのセリフがリナの心をズッキと心に痛みが、走った。
ガウリイの存在、懐かしい故郷で多少は癒されているとはいえ
・・・・あの一件でリナの心は相当傷ついたのである。
そんなリナの手をぎゅっと握り締めるガウリイ。その感触にリナは、無意識の内に自分も握り返す。
「ルーク=シャブラニグドゥ様の一件では結界以内のみで異常気象が起こりましたが・・・・
 今回は、世界各地―――そう火竜王や天竜王や地竜王が納めている
比較的保護の力が強い区域まで凍りついたのですよ。」
リナはゼロスの口調に、疑問をもった。
ゼロスが、何か裏・・・もしくは隠していることがあるのでは・・・
と・・直感的に感じ取ったリナでもあった。



「他に何かあるでしょ?ゼロス。」
「ええ。」
あっさりと認める。ゼロス。
魔族は嘘をつかない。その理由はわからない。
リナはこう解釈をしている。精神生命体である彼らにとって人間ごときに嘘をいうのは
彼らにとって致命的とはならずしも、ダメージを受けるのではないか?と・・・

「そのうちいやでも解りますよ。そのうちね・・・・」
ルナにリナの両親は沈黙を守り続ける。
これ以上聞き出すのは、無理と判断したリナはこれ以上何も聞かなかった。
「リナ♪料理が出来ているわよvv」
エルが極めてあかるい口調でキッチンから顔を出す。食欲旺盛なリナとガウリイは
美味しそうなエルが作った料理に手を付け始める。
そして始まるリナとガウリイの戦いにも等しい凄まじい料理の取り合いが。



「は〜〜ぁ♪美味しかった。エル♪料理上手なんだ♪今度レシピ教えてねv」
「当然よ♪機会があったら教えてあげるわよvリナ。」
最初リナはエルのことをかなり警戒しまくっていたのだが、似たような性格だっただめ
仲良くなりガウリイにいたっては『リナが2人いる・・・・』と嘆いたこともある。
そして二人に『大きなお世話よ!!』と火炎球<ファイヤーボール>を
叩き込まれたのもガウリイの記憶に新しい。


「確かに美味しかったな〜〜〜リナの料理も美味しかったけど。
 俺リナの料理好みにピッタリなんだよな〜〜ずっと食べられられたらいいな〜〜〜」
リナは呆れたような視線をガウリイに向ける。
「はいはい。そうゆうセリフは、将来の相手にいいなさいね。全く・・・」
違うだろう!!その場にいる張本人以外の心境は一致した。
リナは自分に向けられた好意にはどうゆう訳かとことん鈍いのである。
その相手を思っている当事者にとっては堪らないものであり、残酷なこともあるのだ。
まぁ、ガウリイにしてみればリナがこうゆう反応を示すことは、予測済みであり
リナの父にしてみれば、おお助かりである。




「ねぇ?ねーちゃん。そういや〜〜〜あたしへの仕事の依頼人って何時来るの?」
食べ終わったリナは、ルナのいい付けでお茶を出している。
ルナの肩が僅かに震える。リナは姉が言い出すのを待っていた。
「・・・・もう暫くしたら来るわ・・・・」
珍しくどことなく浮かない表情をしているルナ。今朝からリナは両親や姉に違和感を感じていた。
どことなく、自分から少々一線を置いているような・・・・



ルナは凍りついた外へと出て、ある場所へと向かった。
よくリナと一緒に遊び、無茶をしては妹を叱った懐かしい場所である。
過去への懐かしい思い出に親しみを感じつつ、
その時には戻れないことをよく知っている彼女は自らを笑った。
過去へ何かを求めている自分に・・・
「私は・・・またリナに押し付けるのね・・・」
ルナのか細い声は凍りついた大地に消えた。



どごぉぉおおおおぉぉぉぉおおおおぉぉぉぉおおおおんんんん!!!!!


大きな爆発音が鳴り響く。冷気がたち入ることも忘れて窓を全開にする。
その先に見えたものは、燃えている王宮だった。


「な・・・ゼフィーリア王宮が燃えている・・・・」
リナは呆然とそのありさまを見ていた。
「リナ!!何ぼさっとしているの!!エリアは宮廷魔道士なのよ!?」
エリア――リナの親友にしておさなじみである。
慌ててはじかれた表情をして走り出すリナにリナの後を何の迷いもなくついていくガウリイ。









「動いた・・・」
人形はじっとどこかを見つめつつゆっくりと立ち上がる。

「ポーン・・・・チェスに置いて、はじめに動く事の出来る駒。
 彼女はポーン。ポーンは最終地にて最強になる駒。金色の闇は、クィーンではなくチェスの駒を操る存在。
 そして・・・・私もクィーンという一つの駒にしか過ぎない・・・・・・」




***************************
おまけ♪

水面下の戦い

ばったぁあああぁぁああぁぁぁんんん!!!

「よぉ!天然!品物の整理は終わったか!?」
ガウリイが整理していた倉庫に入ってきたのはリナの父だった。
彼はちらっとリナの父に視線を移した後、黙々と品物の整理に取り掛かる。
「おい!天然!人の話を聞け!」
「何のようだよ。おっさん・・・」
彼は、品物を置いた後リナ父のほうを向く。
「お前におっさんと呼ばれるいわれはない!」
彼はいたずらが思いついた笑みを浮かべる。
「じゃあ、お義父さんって呼んでほしいのか?」

ぴしぃぃん!!

リナ父はまともに硬直した。
ガウリイはそれを満足そうな顔で見た後、近づいてくる気配を感じ取った。
その気配がよく知ったものであることを知っている彼は倉庫から出る。
ちゃっかりリナの小さいころの写真を自分の懐に入れつつ。

リナはかなりの大きさのあるバスケットを3つも抱えていた。
それを見たガウリイがリナからバスケットを受け取りリナの負担を軽くする。
リナにしてみれば、これだけの量を持ってくるもの大変だろうと言った感じなのだが
食い意地の前ではそれは関係ないのか、重たそうな感じに見えない。

「よくそんなに持ってこれたな・・・」
「あのねぇ・・・もちろん魔法使っているに決まっているでしょ!
 そんなことを言ったらあげないわよ!」
「お!ってことはリナ。俺への差し入れか!?」
「そうよ!あたしの手料理なんだからしっかり味わって食べなさいね!・・・ってとうちゃんどうしたの?」
「さぁ?それよりも食べてもいいか?」
「いいわよ。せっかく、とうちゃんのも用意したのに・・・」
「せっかくの料理が冷めるからさっさと食べよう!」
ガウリイは倉庫の外にある、木陰にシートを引き、リナはそこに手際よく料理を広げる。
『それじゃあ、頂きます♪』
ガウリイがチキンに手を伸ばした瞬間リナもチキンのほうに手を伸ばす。
「ちょっと!あたしが作ったんだから!あたしのよ!?」
「俺への差し入れだから!俺のだ!」
「ふっ・・・甘いわね。ガウリイ。あたしのものなのよ!てい!」
リナはチキンを丸ごと自分の皿に奪う。
「あああ!!ずるいぞ!リナ!」
「ってああああ!!ひどい!あたしの皿から卵焼きを奪うなんて!?」
「お互い様だろうが!?」
「何ですって!?」
かくていつものように、リナとガウリイの食べ物取り合いが始まったのであった。
ちなみにリナ父は、まだ硬直している。
そして、二人でリナ父の分まで食べてしまったのも言うまでもない。




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20630遥か彼方へと・10らん 2002/4/22 14:33:12
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遥か彼方へと・10

故郷 第四話


炎が立ち上がっている方向はゼフィーリア王宮。
かなりのレベルの高い宮廷魔道士を従えているにも関わらず、
王宮の方角から炎が登っているのである。ただ事ではない。
立ち込める冷気のなかリナは、寒いことも考えず夢中で走った。
「くっ!下手をすると間に合わない可能性があるから!!
 移動<テレポート>で行くわよ!!」
ルナが珍しく赤竜の剣を取り出している。
「あたしも行くわ。」
エルが金のふちを施し綺麗な鎌をもちリナたちに追いついてくる。
「エル!!」
「それと、リナ。」
「何?エル。」
エルは、カバンの中から金色に輝くタイスマンを取り出す。
「ごたごたしているときに、渡して悪いんだけど。
 それが、約束していた魔力増幅器。呪文を唱える必要はないわ。ってことで用意はいいわね?」
エルは皆の返事を聞かずに、ゼフィーリア王宮へと運び込む気のようだ。
リナたちの姿は金色の光に包まれ、街道から消える。





エルの力によって現れた場所は、燃え上がっている王宮だった。
炎に飲み込まれそうになるのを踏み込むリナ。
「はっ!」
やっぱり王宮が燃えていたんだ・・・
まるで動きがあるかのように、炎がリナを目掛けて走る。
一瞬暑さにやられたリナは、反応が遅くれ何とか横によけ冷気系の呪文を唱える。
が、しかしそれを黙ってみているガウリイではない。
すぐさま、リナの手をつかみ自分のところへと引き寄せる。
それでも交わしきれなかった炎は、斬妖剣<ブラスト・ソード>で斬る。
「ありがとうガウリイ。」
「気にするな。」
リナとガウリイはそれぞれ横にたちすぐさまお互いの後ろを取られても
大丈夫なように警戒する。
「ねぇ?ガウリイ・・・魔族の気配とか感じない?」
「何かいるぞ!!」
ガウリイの切り詰めた表情にリナに、緊張が走る。
これまでの旅で彼の勘は、信頼できるものである。なにしろいままで外れたことはないのだから。
「にしても、暑いわよね。」
エルがそんなことを言うと同時に辺りの炎は、完全に消される。
「え?」
リナが不思議そうにするが、そんな暇はなかった。
『リナ!?』
ガウリイとエルの声が一致しリナへと向かっていた光の筋をすべて切り裂く。
慌てて体制を元に戻し、警戒する。
「くるぞ!!」
ガウリイの叫びが響き、ルナが赤竜の剣を構えリナたちがいる場所から一歩踏み出す。
「ねーちゃん!!」
現れた物体――それは大きな一つの塊だった。
もがき苦しむように塊からつるのような手があちらこちらから出ている。
どうやら、これに遣られたようである。ゼフィーリア王宮は・・・
ルナは赤竜の剣を横になぎつるを切り裂く。
しかし、切り取ったはずのものは、またしても瞬時に再生される。
リナはこの光景に見覚えがあった。そう・・・・ベゼルドの一件で・・・・
「まさか!屍肉呪法<ラウグヌト・ルシャヴナ>!!」
まさか、人にデーモンを憑依させ、更に屍肉呪法<ラウグヌト・ルシャヴナ>をかけたの!
全身に緊張が走る。そして周囲を包む気配にぞっと違和感を覚えた。
「おい!!リナまだたくさん出てくるぞ!!」
ガウリイの言ったとおり横から次々に似たようなものが現れる。
「くっ!20体!!」








一人の女性がゼフィーリア王宮を眺めることが出来る建物の一角にいた。
彼女の深い紺色の髪が風に揺れる。彼女はよく知った気配が近づいてくるのを感じた。
そして目の前がゆらっと揺れて現れたのは
彼女もよく知っていて自分と同じ立場にいる男性だった。


「おやおや、海王神官セレネさん。ここで何をしているのですか?」
彼と向き合っているのは、海王神官セレネ。ゼロスに次ぐ実力の持ち主である。
「見学です。」
彼はこけそうになった。そのまま言うとは思っても見なかったのである。
「いや、そうではなくてですね・・・・」
頬をかきつつ言う彼に笑みを浮かべる。
「判っています。それにしても、ずいぶん人間ぽくなりましたね。獣神官。」
「僕のことは、謎の神官と呼んでくれたほうが嬉しいですよ。セレネさん♪」
ゼロスは人差し指を横に振る動作をする。セレネはあきれた表情する。
「それでは、謎の神官さん。これで嬉しいですか?」
「いや・・なんというか・・・もういいです・・・・」
「わがままな方です。せっかく希望の通りに呼びましたのに・・・」
「ほっといてください。」
いじけ始めるゼロス。
「いじけるのなら、よそに行ってください。邪魔です。」
「シェーラさんが提案したのを利用したようですね。」
「さすが、腐っても腹心様方に次ぐ実力の持ち主ですね。
 今回――人間ではなく黄金竜(ゴールデン・ドラゴン)です。
 あれの中には、私の分身であり武器にして片腕であるものを使っております。」
「あの・・・腐ってもって・・・」
「腐っています。確か、火竜王の巫女に『生ごみ』と呼ばれたそうですね。」
フィリアのことを思い出したのだろう。
あからさまに嫌そうな顔をし何とか話題をそらそうとする。
当然、彼女は気がついているのだが・・・


「ですが、貴方の目的は、リナさんを殺すことではないようですね。
 リナさんの姉は、僕が赤の竜神の騎士(スィーフィードナイト)と報告しましたし
 貴方ならもっと酷い手口を使うことでしょうし。」
「海王(ディープシー)様ととある人物には負けますけどね。私の陰謀家ぶりは・・・・」
「まぁ、冥王(ヘルマスター)様もなかなかの陰険な陰謀家でしたが・・・・」
「結果があれでは、陰謀家とは言えません。
 冥王(ヘルマスター)様に相応しいお言葉は『策士策におぼれる』です。」
「・・・やっぱり・・・貴方は、海王(ディープシー)様の部下ですね・・・」
彼はどこかしら遠くを見つめつつセレネをこう評価した。
「やっぱりってどうゆう意味です?」
首をかしげるセレネ。
どうやら今の冥王への言葉は無意識だったようだ。



「・・・そんなことはともかく、めんどくさがりな貴方が一体どうしたのです?
 このような一件を起こすとは・・・」
「確かめたいことがあるのです。
 火竜王に利用されるのは、嫌ですが仕方がありません。
 魔王(ルビー・アイ)様・海王(ディープシー)様も納得してくださりました。」
「・・・火竜王ですか?」
「ええ、私は昼寝をしていたのです。そしたら火竜王配下の生き残りの黄金竜(ゴールデン・ドラゴン)が
 私が海王神官と知って攻撃を仕掛けてきたのです。」
「昼寝って・・・」
ゼロスはあきれたような顔をする。実際魔族には、昼寝といったことは一切必要ない。
なぜか、海王(ディープシー)や海王神官は、雰囲気を重んじるところがある。
たとえば、夏の格好は日焼け対策そのものだ。
僕なんかより。貴方のほうが人間ぽいような気がしますが・・・
ゼロスはそんなことを思っているが、あえて口には出さない。彼女の機嫌を損ねたら厄介なものだからだ。





「なんとなく、精神世界で昼寝をしてみたのです。」
「精神世界に昼なんかありませんけど・・・・」
「言葉のあやです。気にしないでください。」
これ以上彼女のテンポに引き込まれては、
とんでもないことになることをよく知っているゼロスは、これ以上突込みを入れない。
「・・・火竜王ですか・・・」
ゼロスはひたたび、リナたちの方へと視線を移す。
最もセレネは、ゼロスと話している間にもリナたちのほうだけに、神経を集中していたが・・・






「リナ、ガウリイ。あんたたちは、最後に出てきたあれを片付けてね♪
 あたしとルナは残りの19体を片付けるから♪」
エルは最後に出てきた物体を指差す。
「判った!!行くわよ!!ガウリイ!」
「おう!」
「ガウリイ!!つかまって!?翔封界<レイ・ウイング>であいつのところに行くわよ!!」
ガウリイは、リナほうへと向かう。
リナの呪文が完成し、二人を空中へと運ぶ。
その間、攻撃がやってくるのだがそれらは、すべてエルやガウリイの剣術によって無効化される。
「リナ!俺を先に降ろしてくれ!!」
「わかった!!」
目標から離れた位置に降り立ったガウリイは、斬妖剣<ブラスト・ソード>を構え突っ込んでいく。
リナは、エルからもらった魔力増幅を試してみるつもりのようだ。
エルから受け取ったタイスマンを身に付け、術を唱える。
ガウリイの剣が物体の触手を切り刻むが、瞬時に再生する。
半歩遅れたガウリイはその触手に絡まれそうになるが・・・・・
剣のつかでたたき返しその反動を利用し、触手から逃れる。
更に物体から引き下がり
『覇王雷撃陣<ダイナスト・ブラスト>!!!』
リナが放った呪文が、魔血球<デモン・ブラット>で増幅した時以上の威力を見せる。
もし、ガウリイがさらに下がっていなければ、ガウリイも巻き込まれていたほどである。
驚くと共にリナは、ガウリイの勘に感謝した。
いつもの彼なら、あのまま自分の攻撃の後に自らが攻撃しやすいように
あの位置から動かなかったであろう。しかし、今日はなぜか更に下がったのである。



ぎゃぁぁああぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁあ!!!!



もがき苦しむ物体。しかし、瞬時に再生する。
それは、リナは予想済みだったことだし、ガウリイにいたっては、本能的にそれを感じたようである。
攻撃の鋭さを緩めるどころか更に、鋭くしていく。
ガウリイが物体へと駆け出し、続いてリナが駆け出す。
触手が二人に向かってくるが、二人とも左右にずれる。
その軌跡を追うように触手も左右にずれる。
自らに向かってくる触手をリナは、剣で切り裂き大きく後ろに下がる。
ガウリイは、斬妖剣<ブラスト・ソード>で切り裂きスピードを調節し攻撃している。
だが、決定的な攻撃にはなっていない。

「リナ!竜破斬<ドラグ・スレイブ>を使ってくれ!!」
困惑する。リナ。それはそうだろう。なにしろこんなところで竜破斬<ドラグ・スレイブ>を使っては・・・
「俺に考えがある!!」
リナはガウリイの言うことを聞いてみることにした。
『竜破斬<ドラグ・スレイブ>!!』
リナは物体に向かって竜破斬<ドラグ・スレイブ>を放つ。
が・・・今のリナの魔力では、いつもの倍以上の威力があり、このままではガウリイまでもが巻き込まれてしまう。
自然と不安になるリナ。だが、それは不必要なことだとすぐにわかる。
有り余った力は、斬妖剣<ブラスト・ソード>に収縮し、
それらが目標に向かって更に倍の攻撃力になって向かっていく。
「なっ!斬妖剣<ブラスト・ソード>にそんなことが!?」
が・・・しかし今の攻撃でかなり遣られたはずである。なにしろ直撃したのだから。
だが、油断は許されない。最後の最後まで見届けるまでは。
「嘘!あれを食らって!瞬時に再生するなんて!?」
リナは驚きを隠せない。
人にデーモンを憑依させ屍肉呪法<ラウグヌト・ルシャヴナ>をかけたとしても
今のをまともにくらって瞬時に再生することなど・・・・・





「あ、言い忘れたけど♪それ元になっているのは、黄金竜(ゴールデン・ドラゴン)でおまけに
 海王神官愛用の武器――蒼翔が融合しているから♪頑張ってね♪」
エルは面白がって鎌で切りつける。かなり遊んでいるようだ。
「エル―――――――――!!!それを先に言って!!」
こんな状況下でも反論することを忘れないリナの叫びが、ゼフィーリア王宮にこだました。
 




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20631遥か彼方へと・11らん 2002/4/22 14:35:21
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遥か彼方へと・11

故郷  第五話

海王神官!?そんな大物が動くなんて・・・一体何が起こっているのよ・・・
それにゼロスまでもが動いているのよね。


「ルナ。あんたは、王宮内の人達を一人残さず助けてきなさい。
 誰も殺されていないから。」
「わかりました。」
ルナはあっさりとこの場から姿を消す。
この光景はちらっとリナの視界に入っていたが追求する暇もない。
「さて・・・リナたちには、あたしが与えたものの使い方を
 この戦いの後マスターするでしょうし・・・・」
エルは自分に向かってくる新たな物体に攻撃を開始する。
引き受けた19体のうち残り10体。








「大したものです。リナ=インバースさんならびにガウリイ=ガブリエフさん。」
セレネは拍手をしながら二人を評価していた。
「それにしても・・・リナさんに魔力増幅器を与えたのはエルさんでしょうね。
 そして、ガウリイさんの斬妖剣<ブラスト・ソード>もおそらく・・・」
「・・・確かめたいというのは、彼女のことです。」

他には、リナ=インバースのことである。
まぁ、おそらく・・彼女については何もわからないままで終わるだろうと想像しているが、
しかしリナ=インバースたちの、実力をみることが
出来る利点は残るため彼女は、この一件を起こすことに決めたのだ。
何故ならば、自分自身もリナたちの旅に一緒するからである。
ある程度の実力は知っておきたい―――それが彼女の考えだった。




そのことを口には出さないが、しっかりとリナたちの様子を見ているセレネ。
彼女は、あらかじめ王宮内にいる人間全てを自分が、作った結果内に閉じ込めた。
理由は簡単である。万が一自分が想像している通りなら王宮内の人間に被害を出しては、
とんでもないことになることはわかっていたからである。
そして直接確かめることが出来ないのなら
間接的に確かめればいいという方法を取ったのである。




「ほぅ・・・まぁ確かに彼女は謎に包まれていますがね。
 僕としては、天竜王が気になりますね。」
「天竜王・・・」
「そう、その姿は魔族内では、魔王様以外知らないという謎に包まれた竜王。」
「――――自らの眷属のものや部下を一切作らずにその実態は謎。
 そして今までどこにいるのか、わからなかったのにもかかわらず、例の威圧感の後その気配が現れた。」
「西を守護していることはわかっているのですが・・・それ以外はわからない竜王。
 まぁ、部下や眷属がいないってのは、地竜王も一緒ですがね。」
「そういえば、そうでしたね。自らに使える存在を作ったのは火竜王と水竜王のみ。
 さて、リナ=インバースさん。ガウリイ=ガブリエフさん。
 仕掛けは簡単です。さくさくと倒してくださいね。」













「―――海王神官セレネねぇ・・・」
エルは感心した。
「ゼロスといいセレネといい・・・本当に勿体無いわvあいつの部下なんて♪」
彼女は空中に浮く。物体は彼女に向かって更に触手を伸ばすが
それは鎌によって切り裂かれ、風の刃が更に追い討ちをかける。

うぐぉおおおぉぉぉおぉぉぉおおおおぉぉぉぉぉおぉぉぉおぉ!!!!

叫びが響き渡るが、彼女は一気に勝負を決めようとしない。
どうやら・・・リナたちと同時に終了させるつもりのようだ。




「くぅ!!」
ガウリイは攻撃をよけようとするが、衝撃破に邪魔され肘を地面につく。
「ガウリイ!!」
よけきれない!!ガウリイはとっさに体を動かそうとするが・・・・攻撃は自分のところへこなかった。
何かに守られている―――彼は必然的にリナのほうへと視線を移す。
リナが荒い息をつき、両手を自分の方向へと向けている。
どうやら、守ってくれたようだ。
「なにやっているの!ガウリイ!!早くここから離れて!!」
ガウリイは返答すら惜しみその場から退く。

どうする!!どうする!?
ベゼルドの一件では、一つだけの爪があったため、同化している場所を見つけることが出来た。
しかし、ベゼルドの一件のように爪は見当たらないし
・・・仕方がないから、全体的な攻撃魔法を使って
それをガウリイの斬妖剣<ブラスト・ソード>で更にアップさせるとか・・・
内側から破壊させるとか・・・・無理かそれは・・・・

「鬱陶しいのよ!?『獣王牙操弾<ゼラス・ブリッド>』!!」
その術を触手が防ぐがすぐさま、リナの思考によって動きを変える光の帯。
だが、それでも当たることには、当たるのだが・・・・すぐさま再生する。
ガウリイが、斬妖剣<ブラスト・ソード>を携え走る。
「はあ!」
ざん!!
うっすらと輝く斬妖剣<ブラスト・ソード>が、虚空に剣の軌跡を描く。
その一撃は、物体の1/3を切り裂いた。
あ、再生した。
「かなり根性あるやつみたいだぞ!?これ!?」
・・・・根性とかのレベルじゃないぞ。ガウリイ。
仕方がない・・・貫通性の呪文を使いまくってどこかにある核にダメージを与えるしかないようだ。
ならば、連続攻撃を繰り返すしかないわね!いつかはきっと同化している核にぶち当たるはず!
「ガウリイ!?あたしと一緒にこれに連続攻撃を続けるわよ!」
「他に方法はないのか!?」
「わからないんだもん!やるしかないわよ!?」
「わかった!」
『黒妖陣<ブラスト・アッシュ>!!!』
ガウリイの斬妖剣<ブラスト・ソード>に向かって呪文を放つ。
あたしの考えをすぐ読んだのか、彼は先ほどと同じように斬妖剣<ブラスト・ソード>に呪文を吸収させる。
彼の剣が増幅し放たれる術。
「ガウリイ!下がって!」
『魔皇霊斬<アストラル・ヴァイン>!!』
あたしは、大地に魔皇霊斬<アストラル・ヴァイン>をかける。
『地撃衝雷<ダグ・ハウト>!!』
巨大な岩の錐を無数に隆起させる術。しかもこれには魔皇霊斬<アストラル・ヴァイン>がかかっている。
エルとはかなりの距離があり、ガウリイもこの術の範囲外にいるため巻き込まれる心配はない。
ゼフィーリア王宮の敷地は、広いし壊れる心配はないはずである。
まぁこの際建物が、どうとか言っていられないが・・・
そう判断したリナはこの手を使ったのであった。かつて同じ手口を使ったことがあるのだが・・・・
錐によって串刺しにされそこから一定時間の間は動くことは、出来ないはずである。
「ガウリイ!!竜破斬<ドラグ・スレイブ>を使うわよ!」
「わかった!」







―――――――黄昏よりも赤きもの
            血の流れよりも紅きもの
                時のなかに埋もれし
       偉大なる汝の名において
            我ここに闇に誓わん
                我らが前に立ちふさがりし
       全ての愚かなるものに
            我と汝が力もて等しく
                滅びを与えんことを―――――――






『竜破斬<ドラグ・スレイブ>!!!』
リナの放った竜破斬<ドラグ・スレイブ>は、ガウリイの斬妖剣<ブラスト・ソード>によって
吸収され更に攻撃力を増す。
その一撃は確実に捕らえたようである。


うぐるぉぉぉぉぉおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉおおおおおお!!!!!!



風が巻き上がる。人にはけっして叫ぶことが、出来ない絶叫が響きわたる。
風によって巻き上がった砂や土が収まったとき見たものは、
あれほどの再生力を持ったものが、崩れていく様子だった。
「崩れていく!?嘘!?」
リナは正直言ってこれを何度か繰り返すつもりだったのだが、どうやらその必要はないようである。
「リナ!?エルのほうも片付いたようだぞ!?」
え!?
あたしはエルがいる方向へと視線を移す。
エルは明るく鎌を右手に持ちリナたちのほうに手を振っていた。










ヴゥン・・・

振動のような音を響かせ、セレネの前に現れる銀と蒼の色彩をした一振りの剣。
「お疲れ様でした。蒼翔ならびにリナ=インバースさん、ガウリイ=ガブリエフさん。
 正直言って不満は残りますが、合格です。こんなものでしょう。」
「はじめのころ、リナさんの評価は僕も貴方と同じでした。」
「・・・今は違うのですか?」
「ええ。そのうちわかりますよ。ところで二人の力ためしをして何のつもりです?」
「自分で考えてください。それでは・・・私は昼寝をします。」

彼女の姿はふっと虚空に消える。
ゼロスは、リナたちの様子にまた目線を移した。
「全く・・・・
 僕やセレネさんにここまで言わせるのは、貴方たちぐらいですよ。リナさん。ガウリイさん。」
ゼロスの姿もふっと消える。










だが、リナがゼフィーリア王宮を救ったことによって人々はリナ=インバースというものに
感謝と言うよりも、むしろ、脅威を感じた。そして・・・・・






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20632遥か彼方へと・12らん 2002/4/22 14:38:05
記事番号20627へのコメント

遥か彼方へと・12

故郷 第六話

「疲れたわね・・・」
リナは背伸びをして、再びガウリイの破れた服を縫う作業に戻る。
これでもリナは、ルナに鍛えられたこともあって衣服の縫い物は得意だった。
「リナがやらなくてもいいのに・・・」
「いいわよ。あんたの縫い方大雑把なんだもん。見ていると口出ししたくなるのよ。
 感謝しなさい!このあたしが縫ってあげているんだから!?」
「そうだな。」
「なによ・・・その笑みは・・・・」
「気にするな♪」
「気にするわよ!!」
この光景は、どこから見ても夫婦そのものである。
それをリナは全く気がついていないのだが、ガウリイとしてみれば嬉しい限りである。
「全く、訳のわからないやつ!」
ぶつぶつ文句をいうが、手を動かすことをやめないリナ。
刻々と二人だけでいる時間が流れていく。
「出来た♪さすがあたし♪上出来♪」
「ありがとうな。」
ガウリイは、リナの頭の上に手を置きいつものようにかき回す。
「ああ!髪の毛が乱れるじゃないの!」
「気にするな♪」
「気にするわよ!!」
ぜぇ――ぜぇ―――
荒い息をつきガウリイから今手渡した服を奪おうとするが、
身長差で適うはずもなくあっさりと交わされる。
「悔しい!」
リナは、ひねくれた顔をして更に突きかかる。
「リナ今日は、外に出かけないか?」
「外?」
「そ、散歩。」



考え込むリナ。確かに家の中にいてもつまらないし、
エルはどこかにいっていないしまだ朝である。家の仕事もやることはない。
となれば・・・・



「それもそうね。こうしているのもつまらないし。
 ガウリイ?1時間ぐらい待てる?」
「なんで?」
「いいから!待てるわよね?」
有無を言わさずガウリイに詰め寄るリナ。
「待てるよ。」
「オッケー、じゃあ、その間なにかして暇つぶししていて♪」
「おう。」
リナは客室から出て行き階段を下りていく。
リナが完全に下の階にいったことを気配で感じ取ったガウリイは一人考え込んだ。
「・・・・にしても・・・どうやってあの鈍感娘に気がつかせればいいのやら・・・
 ストレートに言ったら竜破斬<ドラグ・スレイブ>で攻撃されそうだし。
 う〜〜ん・・・一応、人通りのないところに連れ込んで、告白するとか・・・・」
彼は一生懸命考えていた。
そして、行き着いた答えが、『いい案が浮かばないから、ゆっくり時間をかけて気づかせよう』という
ぜんぜん進展のない答えに行き着いたのであった。





「あれ?ガウリイどうしたの?涙なんか流して・・・」
現れたリナは、何着もの服を着込んでおり、動きにくい格好になっている。

「ちょっと目にごみが入ってな・・・」
「ふ〜〜ん・・・じゃあ、今度そっちの部屋掃除するわね。」
「ああ、そうしてくれ・・・・」
「ガウリイ!行くわよ。」
「リナ何していたんだ?」
「お弁当作り。この際だからピクニックしようかと思って。」
「・・・・この凍りついた状況下でか?」
「五月蝿い!!いいじゃない!ただ散歩するのはつまらないと思ったんだもん!」
「それもそうだな。じゃあ、いくか。案内よろしくなリナ。」

リナの頭に手をポンと置き、
ガウリイは呆れ顔をしてリナの格好を上から下まで視線をうつす。
「それにしても・・・いつ見てもお前の冬の格好凄いよな・・・」
「ほっとけ!あたしは、ガウリイと違ってデリケートに出来ているから!!
 寒いのと暑いのは我慢できないのよ!!」
「はいはい。荷物は俺が持ってやるよ。」
分厚い手袋によって持ちにくい荷物を受け取り、ついでに階段を降りるのも大変であろうリナを
抱きかかえて降りるつもりだったのだが、それはリナの頑な拒否にとってそれは適わなかった。
リナは浮遊<レビテーション>を使い、宙に浮き階段を下りる。


「どこか出かけるの?リナ・・・」
「うん。かーちゃん。ちょっとそこら辺をこれと散歩。」
リナとガウリイは玄関から外へと出る。
やはり凍りついているため、冷気がたちこめ寒さがごまかせない。
ピクニックは失敗だったのではないかと思ったが、なんとなくぎこちない様子の家にはいたくなかった。
それが、リナの心境だ。だからこそ普段寒い日には絶対に外に出ないリナがガウリイの誘いに乗ったのであった。




「どうせなら、雪だったらいいのに・・・」
「雪?お前は雪でも外に出ないだろうが・・・」
「雪のほうが、銀世界が広がっていて綺麗なのよ。それにやわらかいし、色々出来るし。」
「かまくらとか雪合戦とか雪ウサギとか色々出来るしな。」
「おおおおおおおお!!ガウリイが!?ガウリイが!知っていた!?」
あからさまに驚愕するリナ。
ガウリイは情けなくなり、さめざめと涙を流しつついじけている。
「リナ・・・しくしく、俺のことをどんなふうに見ているんだよ?」
「脳ミジンコの剣術馬鹿。」
リナの即答に追い討ちをかけられたガウリイ。
「にしても・・・凍りついているせいか・・・殺風景な風景になっているわよね・・・」
「そうだな〜〜まぁそんなことは、気にせず!飯にしようぜ!」
「それもそうね♪お腹すいていることだし♪」
リナたちは、弁当を広げて食事をしようとするが・・・・







「リナ!」
よく知った声に振り向くとそこには、リナのおさなじみエリアがいた。
「エリア?どうしたの?慌てて・・・」
「リナの知り合いか?なら、一緒に弁当食べよう!?」
「それもそうね!エリア?いる?」
この光景に頭を抱えるエリア。今繰り広げられているのは、リナが弁当を広げ
ガウリイが、エリアの皿とはしなどを用意している光景だ。

「だぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁ!!そんな二人の夫婦ぶりは私に見せなくていいから!
 一刻も早く!ゼフィーリアから・・いいえ!外の世界へと逃げて!?」
「誰が!夫婦/////」
リナは顔を真っ赤にして反論する。
「照れている場合じゃないわよ!今世界各地であんたを殺そうとする動きが活発化しているのよ!?
 『リナ=インバースを殺せ』って!早くここから逃げなさい!私が手助けするから!?」
「え・・あたしを・・・」
「そうよ!魔族を葬ることが、出来るあんたに人々は恐怖心に煽られて!世界中でその動きが強いわよ!」
「なっ!リナは魔族から人達を守ったのにか!?」
「そうよ!まるで何かに煽動されているかのように!止まるところを知らない状況よ!」
正直言ってあたしは。ショックだった。
・・・同じ人からそのような理由で追われることになるとは・・・
リナはガウリイとエリアの声が段々遠ざかっていくような感覚に陥った。









「だから言ったでしょ?リナさん。そのうち嫌でも知ることになるって。
 それにしても、人というのはもろいものですね。火竜王の手口にあっさりと乗るとは・・・」
ゼロスは面白そうな笑みを浮かべつつリナたちの様子を眺めていた。








*****************************
おまけ♪

水面下の戦いぱーと2

「よう・・・天然・・・」
「なんだ?」
ガウリイは黙々と最近の日課である倉庫の整理をしつつリナ父の方を見ない。
その態度が気に入らなかったようだ。さらにヒートアップしガウリイを倉庫から連れ出す。


「お前に!リナは絶対やらん!?
 ってことで、お前はこれから俺と一緒に釣りに行くぞ!!」
ガウリイはかなり嫌そうな顔をしてまたしても倉庫に戻ろうとする。
しかし、肩を捕まれそれは阻止されることになる。
「・・・倉庫はいいのか?」
「あらかた終わっているくせになにを言ってやがる!?」
そう、実はガウリイは倉庫の仕事は終わっているのである。しかし彼がここから離れないのは、
リナがそろそろ、差し入れを持ってくるからである。
「いや〜〜まだ終わっていないんだよな〜〜これがまた。」
「・・・・リナにお前の過去の女性関係ばらしてやる・・・・」



リナ父はぼそっと彼に聞こえないように言ったつもりだったのだが、
性能がいい彼の耳ははっきりと聞こえたらしく、あからさまに慌ててリナ父の肩をがっちり掴む。
「しょうがないなぁ〜〜おっさんは寂しがりやだから!!俺がついていってやるよ!!」
笑顔を浮かべるが、彼の額には、一筋の汗が流れていたりするのもまたお約束だ。
「誰が!寂しがりやだ!ともかく行くぞ!?」
「はいはい。ちょっと待ってくれよ。リナに置手紙してからな。」
ぶつぶつとリナ父へ文句をいいつつ、リナへの手紙を忘れないガウリイ。
「さて!行くぞ天然!」
ガウリイはしぶしぶリナ父のあとをついていく。
ああ・・・・リナの手料理が・・・・勿体無い・・・・
ガウリイの心境は、リナの手料理でいっぱいいっぱいだった。
今回はリナ父の勝ちのようである。


*****************************

あとがき
らん:はい。まとめての続きでしたvそしておまけのほうもつけました。(誰もいらないって♪)
    おまけにふと気がついてみれば・・・12話(汗)
    あ、ガウリイの番外編で知っている二つのことは、リナ父とガウリイは昔会っていた。
    そして、リナ父は、ガウリイのことを天然と呼ぶこの二つでした。(きっと)
エル様:おまけ作るんだったら!あたしの話にしなさい!!
 らん:難しい・・・え〜〜と努力してみます。はい・・・・
エル様:出来なかったらお仕置きねv
 らん:・・・・うっ!にしても、今回の話の反応、怖いのですが・・・・
エル様:あんた今からそんなこと言ってどうするのよ?
 らん:た・・・確かに・・・
    あ、それとどなたか検索ネットでいいところ知りませんか?
    私の検索のかけ方が下手なのか、検索結果が千単位出てくるのです(汗)
    卒論のデータ―収集しているのですが・・・う〜〜ん・・・さすがに疲れてくるのですよね。
    絞込みが、わからないので一つ一つ確認していっているのですが・・・
エル様:下手ね。おまけにこんなのを読む人いるかもわからないのに質問するなんて。
 らん:うっ!痛いところを・・・・エル様・・・・
    それでは、駄文を読んでくれた奇特な方ありがとうございますvではv


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20640火竜王・・・・(汗)かお E-mail URL2002/4/22 23:46:31
記事番号20632へのコメント

こんちにわ♪らんさん♪
一気に投稿されてましたね♪
一気に読んじゃいました(はあと)
しっかし・・・。
人間って弱いですよねぇ・・・・。
火竜王の口車にあっという間にのせられて(涙)
リナも気の毒に・・・・。
あと、気になったのが、天竜王・・・・(汗)
いったい・・・・(滝汗)
リナがやっぱり関りがあるんでしょうか・・(かなりまて!)
ルナ姉ちゃん・・・エル様に気づいてないのかなぁ・・・・(笑)
でも、怯えてたし・・・・(笑)
でも、リナをころせって動きが起こると、絶対にほっとかないのが、
アメリアですよねぇ(笑)
アメリアの動きも楽しみなのです♪
・・こーなったら、リナが冥王、滅ぼしたのと魔王の欠片の二つを滅ぼして、
しかも、リナの姉があの!!!スィーフィードナイトだと、
世間に公表しましょう♪
・・・それで、攻撃してくるのは・・・単なる馬鹿・・(汗)
でも、世界の状況知らない馬鹿な人間はリナを殺そうとするかも・・・。
ま、エル様がいるし(はあと)
ふふふ♪
かぁなり、続きが楽しみなのです♪
追伸:あ、掲示板への書き込み、どうもなのです(はあと)
   小説はアップしたというのに、肝心の一覧アップするのを忘れてました!!
    (お゛い゛・・・・汗)
   というわけで、掲示板で、それしって、あわてて、アップした自体です(汗)
   ご指摘、ありがとうなのですぅぅぅぅ!!!!

  それでは、感想になってない、感想でした♪

・・・うう・・・・。後ろですみれちゃんとエル様がハンマーもって立っているぅ・・・・(涙)

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20647あははは・・・(汗)らん 2002/4/23 21:33:42
記事番号20640へのコメント

かおさんは No.20640「火竜王・・・・(汗)」で書きました。

 らん:こんにちは。かおさん。

>こんちにわ♪らんさん♪
>一気に投稿されてましたね♪
>一気に読んじゃいました(はあと)

 らん:まぁ・・・なぜか学校から投稿が出来なかったので溜め込んでいたのです。
エル様:あんたの日ごろの行いが悪いのよねv
 らん:しくしく・・・

>しっかし・・・。
>人間って弱いですよねぇ・・・・。
>火竜王の口車にあっという間にのせられて(涙)
>リナも気の毒に・・・・。

エル様:でも♪あたしがいるし♪
 らん:しくしく・・・

>あと、気になったのが、天竜王・・・・(汗)
>いったい・・・・(滝汗)
>リナがやっぱり関りがあるんでしょうか・・(かなりまて!)

エル様:天竜王は出てくるわよ〜〜そのうちv
 らん:ああああ!!エル様!今後の展開を!ばらさないでください〜〜(涙)

>ルナ姉ちゃん・・・エル様に気づいてないのかなぁ・・・・(笑)
>でも、怯えてたし・・・・(笑)

エル様:ルナったらvあたしを怪しんでv突きかかってきたから〜〜
    あたしの正体をばらしたのよねv
 らん:・・・・その後、エル様お仕置きしたんですよね。
エル様:そうよん♪
 らん:気の毒に・・・ルナさん・・・

>でも、リナをころせって動きが起こると、絶対にほっとかないのが、
>アメリアですよねぇ(笑)
>アメリアの動きも楽しみなのです♪

 らん:え!?う〜〜ん・・・う〜〜ん・・・
エル様:アメリアを出せるか問題と・・・
 らん:あああああ!!!痛いところを言わないでください!

>・・こーなったら、リナが冥王、滅ぼしたのと魔王の欠片の二つを滅ぼして、
>しかも、リナの姉があの!!!スィーフィードナイトだと、
>世間に公表しましょう♪
>・・・それで、攻撃してくるのは・・・単なる馬鹿・・(汗)
>でも、世界の状況知らない馬鹿な人間はリナを殺そうとするかも・・・。
>ま、エル様がいるし(はあと)
>ふふふ♪

エル様:あらvわかっているじゃないvそうあたしがいるから大丈夫♪
 らん:でしょうね。

>かぁなり、続きが楽しみなのです♪

 らん:ありがとうございます。頑張ります・・・・

>追伸:あ、掲示板への書き込み、どうもなのです(はあと)
>   小説はアップしたというのに、肝心の一覧アップするのを忘れてました!!
>    (お゛い゛・・・・汗)
>   というわけで、掲示板で、それしって、あわてて、アップした自体です(汗)
>   ご指摘、ありがとうなのですぅぅぅぅ!!!!

 らん:いや〜〜パス制ににするのか、それとも隠しページにするのかな?
    と、思っていたので。聞いてみたのです。

>  それでは、感想になってない、感想でした♪

 らん:ばっちり!!感想になっています!ありがたく受け取りました!

>・・・うう・・・・。後ろですみれちゃんとエル様がハンマーもって立っているぅ・・・・(涙)

 らん:え!?・・・ファイトなのです・・・・
エル様:あらvあんたも続きv
 姫様:そうそうv続きv
 らん:あう・・・・それでは、レスありがとうございますv
    では、これにて〜〜〜


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20643とーちゃん!いい味だしてます!!海藤雄馬 2002/4/23 20:51:42
記事番号20632へのコメント


こんにちは、らんさん。
一度にたくさんvvですね♪
すごいですvv
エル:あんたはどうなの?
どうなんでしょうね〜。
エル:ほぅ、そんなにあたしのお仕置きを受けたいのね。
え・・・(汗)
ちょ、え、エル様?!何故にそうなるのですか?!!

>「いいわよ。あんたの縫い方大雑把なんだもん。見ていると口出ししたくなるのよ。
> 感謝しなさい!このあたしが縫ってあげているんだから!?」
>「そうだな。」
>「なによ・・・その笑みは・・・・」
>「気にするな♪」
>「気にするわよ!!」
意味ありげですvv
意味ありげ♪
しかも、どこからみてもらぶらぶ夫婦♪
リナ:夫婦じゃないわよ!!////
いや、リナさん。
顔を真っ赤にしても説得力ないですよ♪

>ガウリイは、リナの頭の上に手を置きいつものようにかき回す。
>「ああ!髪の毛が乱れるじゃないの!」
>「気にするな♪」
>「気にするわよ!!」
ふふふvv
確実に、ガウリイさんが主導権握ってますvv
いい雰囲気ですねv

>「・・・・にしても・・・どうやってあの鈍感娘に気がつかせればいいのやら・・・
> ストレートに言ったら竜破斬<ドラグ・スレイブ>で攻撃されそうだし。
> う〜〜ん・・・一応、人通りのないところに連れ込んで、告白するとか・・・・」
>彼は一生懸命考えていた。
>そして、行き着いた答えが、『いい案が浮かばないから、ゆっくり時間をかけて気づかせよう』という
>ぜんぜん進展のない答えに行き着いたのであった。
まぁ・・・それが一番確実な方法でしょうね。
リナさん相手だと・・・・・。
もう、あれは天然記念物ものの鈍さですよね。
エル:そうね。
育った環境もあるんでしょうかね?
エル:どうかしら♪

>「雪のほうが、銀世界が広がっていて綺麗なのよ。それにやわらかいし、色々出来るし。」
>「かまくらとか雪合戦とか雪ウサギとか色々出来るしな。」
>「おおおおおおおお!!ガウリイが!?ガウリイが!知っていた!?」
>あからさまに驚愕するリナ。
おおおおおおおおおお!!ガウリイさんが知ってるとは?!!
ガウリイ:おい・・・・・・・・・(怒)
にょっ!!ガウリイさん(汗)
ああああああ、何故不機嫌そうなオーラ背負ってるんですか?!!
何で、リナさんの時と態度違うんですかぁぁぁぁぁ(涙)
エル:それは、ガウリイだからよ♪
それって、理由なんですかぁぁぁ?!エル様?!!

>「だぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁ!!そんな二人の夫婦ぶりは私に見せなくていいから!
> 一刻も早く!ゼフィーリアから・・いいえ!外の世界へと逃げて!?」
>「誰が!夫婦/////」
いいえ、誰がどこから見ても夫婦でしょう!!(きっぱり)
リナ:違うわよ!!/////

>リナは顔を真っ赤にして反論する。
>「照れている場合じゃないわよ!今世界各地であんたを殺そうとする動きが活発化しているのよ!?
> 『リナ=インバースを殺せ』って!早くここから逃げなさい!私が手助けするから!?」
>「え・・あたしを・・・」
えええええええ?!!リナさんを?!!
いくら、世間で破壊の申し子、魔王の食べ残し、破壊神、通ったあとにはただ荒野のみが残ると言われいるとはいえっ!!
リナ:あんたがあたしをどう思っているのか、よぉぉぉぉく、分かったわ・・・。
え・・・・・・・(汗)
リナさん?お、落ち着いてください!!
いくら、リナさんが魔族よりも魔族らしい活動しているとはいえ・・・・

ぼごめすっ!!!

リナ:天誅。
・・・・・・・・・・・・・・・・ひ、・・・・・・・ひどいです(涙)
エル:ちなみに、こいつが言った、リナの異名の情報はエクトから♪
エクト:はいv僕の情報ですvv
・・・・・・・・・・・・・・・・・しくしく・・・・・。

>「だから言ったでしょ?リナさん。そのうち嫌でも知ることになるって。
> それにしても、人というのはもろいものですね。火竜王の手口にあっさりと乗るとは・・・」
>ゼロスは面白そうな笑みを浮かべつつリナたちの様子を眺めていた。
なっ!!
火竜王?!!
あのひとは・・・・・・!!
私の書くお話でもあのひとはどうしようもない神族になってますけど・・・・。
TRYでの印象で・・・・・・ヴラバザードは・・・ねぇ・・・・(汗)

>「よう・・・天然・・・」
>「なんだ?」
>ガウリイは黙々と最近の日課である倉庫の整理をしつつリナ父の方を見ない。
>その態度が気に入らなかったようだ。さらにヒートアップしガウリイを倉庫から連れ出す。
とーちゃん!!
う〜〜ん、いい味だしてますvv
外伝読んでないのですが、いろいろなサイトでのリナのとーちゃんって、みんなこんな感じなんですよね。
リナさんをとても大事にしてらっしゃるというような・・・・。

>「・・・・リナにお前の過去の女性関係ばらしてやる・・・・」
>
>
>リナ父はぼそっと彼に聞こえないように言ったつもりだったのだが、
>性能がいい彼の耳ははっきりと聞こえたらしく、あからさまに慌ててリナ父の肩をがっちり掴む。
>「しょうがないなぁ〜〜おっさんは寂しがりやだから!!俺がついていってやるよ!!」
>笑顔を浮かべるが、彼の額には、一筋の汗が流れていたりするのもまたお約束だ。
ガウリイさん・・・・・・・・・・・・(汗)
リナさんにばれたらやばいような女性関係があるんですね(汗)
ま、傭兵時代何もなかったということはなかったでしょうけど。
でも、リナさんと一緒になるのに最大の壁は、とーちゃんですね♪
ルナさんも結構手ごわいでしょうけど。
う〜〜ん、にしても、リナさんはすっごく大事にされて育ったんですね♪

> らん:はい。まとめての続きでしたvそしておまけのほうもつけました。(誰もいらないって♪)
いえいえ、おまけ楽しかったですv
とーちゃんがぐー!!

>    おまけにふと気がついてみれば・・・12話(汗)
>    あ、ガウリイの番外編で知っている二つのことは、リナ父とガウリイは昔会っていた。
それは私も知ってます。
いろいろなサイト回って知りました。

>    そして、リナ父は、ガウリイのことを天然と呼ぶこの二つでした。(きっと)
>エル様:おまけ作るんだったら!あたしの話にしなさい!!
> らん:難しい・・・え〜〜と努力してみます。はい・・・・
>エル様:出来なかったらお仕置きねv
> らん:・・・・うっ!にしても、今回の話の反応、怖いのですが・・・・
続きが楽しみですvv
火竜王でてくるのでしょうか・・・?

>エル様:あんた今からそんなこと言ってどうするのよ?
> らん:た・・・確かに・・・
>    あ、それとどなたか検索ネットでいいところ知りませんか?
>    私の検索のかけ方が下手なのか、検索結果が千単位出てくるのです(汗)
>    卒論のデータ―収集しているのですが・・・う〜〜ん・・・さすがに疲れてくるのですよね。
>    絞込みが、わからないので一つ一つ確認していっているのですが・・・
ああ、確かに。
検索しても一万件くらい軽くヒットしますからね・・・・(汗)
私は「Yahoo!」で検索してましたけど、見るのは最初の50件くらい、題名(?)だけで判断してました。
全部読んでたらきりがなかったですし・・・・。

>エル様:下手ね。おまけにこんなのを読む人いるかもわからないのに質問するなんて。
> らん:うっ!痛いところを・・・・エル様・・・・
>    それでは、駄文を読んでくれた奇特な方ありがとうございますvではv
面白かったです!
続きが気になりますvv
卒論頑張ってくださいね。
ではでは。

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20651どうもですvらん 2002/4/23 21:51:29
記事番号20643へのコメント

海藤雄馬さんは No.20643「とーちゃん!いい味だしてます!!」で書きました。

 らん:こんにちは。雄馬さん。

>こんにちは、らんさん。
>一度にたくさんvvですね♪
>すごいですvv

 らん:溜め込んだものですが・・・

>エル:あんたはどうなの?
>どうなんでしょうね〜。
>エル:ほぅ、そんなにあたしのお仕置きを受けたいのね。
>え・・・(汗)
>ちょ、え、エル様?!何故にそうなるのですか?!!

 らん:あああ!!雄馬さん!!緊急避難です!
エル様:あんたvお仕置きv
 らん:え!?

>>「いいわよ。あんたの縫い方大雑把なんだもん。見ていると口出ししたくなるのよ。
>> 感謝しなさい!このあたしが縫ってあげているんだから!?」
>>「そうだな。」
>>「なによ・・・その笑みは・・・・」
>>「気にするな♪」
>>「気にするわよ!!」
>意味ありげですvv
>意味ありげ♪
>しかも、どこからみてもらぶらぶ夫婦♪
>リナ:夫婦じゃないわよ!!////
>いや、リナさん。
>顔を真っ赤にしても説得力ないですよ♪

 らん:らぶらぶ、新婚夫婦の様子です!
 リナ:ちょっと!違うって言っているでしょ!
エル様:思いっきり、夫婦しているわよ。
 リナ:エルまで・・・

>>ガウリイは、リナの頭の上に手を置きいつものようにかき回す。
>>「ああ!髪の毛が乱れるじゃないの!」
>>「気にするな♪」
>>「気にするわよ!!」
>ふふふvv
>確実に、ガウリイさんが主導権握ってますvv
>いい雰囲気ですねv

 リナ:ちょっと!誰が!主導権を握っているのよ!
 らん:(こうゆう件に関しては、ガウリイが握っています。はい。)
 リナ:あんた、今変なこと思いついたでしょ?
 らん:うっ!

>>「・・・・にしても・・・どうやってあの鈍感娘に気がつかせればいいのやら・・・
>> ストレートに言ったら竜破斬<ドラグ・スレイブ>で攻撃されそうだし。
>> う〜〜ん・・・一応、人通りのないところに連れ込んで、告白するとか・・・・」
>>彼は一生懸命考えていた。
>>そして、行き着いた答えが、『いい案が浮かばないから、ゆっくり時間をかけて気づかせよう』という
>>ぜんぜん進展のない答えに行き着いたのであった。
>まぁ・・・それが一番確実な方法でしょうね。
>リナさん相手だと・・・・・。
>もう、あれは天然記念物ものの鈍さですよね。
>エル:そうね。
>育った環境もあるんでしょうかね?
>エル:どうかしら♪

  らん:う〜〜ん・・・・かなりの鈍感娘ですからね〜〜〜リナ。
     ガウリイも苦労しますね〜〜
ガウリイ:・・・・はぁ〜〜

>>「雪のほうが、銀世界が広がっていて綺麗なのよ。それにやわらかいし、色々出来るし。」
>>「かまくらとか雪合戦とか雪ウサギとか色々出来るしな。」
>>「おおおおおおおお!!ガウリイが!?ガウリイが!知っていた!?」
>>あからさまに驚愕するリナ。
>おおおおおおおおおお!!ガウリイさんが知ってるとは?!!
>ガウリイ:おい・・・・・・・・・(怒)
>にょっ!!ガウリイさん(汗)
>ああああああ、何故不機嫌そうなオーラ背負ってるんですか?!!
>何で、リナさんの時と態度違うんですかぁぁぁぁぁ(涙)
>エル:それは、ガウリイだからよ♪
>それって、理由なんですかぁぁぁ?!エル様?!!

 らん:確かにガウリイだからという、理由ですみそうな気がします。はい。

>>「だぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁ!!そんな二人の夫婦ぶりは私に見せなくていいから!
>> 一刻も早く!ゼフィーリアから・・いいえ!外の世界へと逃げて!?」
>>「誰が!夫婦/////」
>いいえ、誰がどこから見ても夫婦でしょう!!(きっぱり)
>リナ:違うわよ!!/////

 らん:私も同感です!
 リナ:吹き飛べ〜〜〜〜〜『竜破斬<ドラグ・スレイブ>』!!!

ちゅどぉぉぉおおおおぉぉぉぉおおおおおんんんん!!!!

 らん:うどわぁぁぁぁあああああぁぁぁあ!!!

>>リナは顔を真っ赤にして反論する。
>>「照れている場合じゃないわよ!今世界各地であんたを殺そうとする動きが活発化しているのよ!?
>> 『リナ=インバースを殺せ』って!早くここから逃げなさい!私が手助けするから!?」
>>「え・・あたしを・・・」
>えええええええ?!!リナさんを?!!
>いくら、世間で破壊の申し子、魔王の食べ残し、破壊神、通ったあとにはただ荒野のみが残ると言われいるとはいえっ!!
>リナ:あんたがあたしをどう思っているのか、よぉぉぉぉく、分かったわ・・・。
>え・・・・・・・(汗)
>リナさん?お、落ち着いてください!!
>いくら、リナさんが魔族よりも魔族らしい活動しているとはいえ・・・・
>
>ぼごめすっ!!!
>
>リナ:天誅。
>・・・・・・・・・・・・・・・・ひ、・・・・・・・ひどいです(涙)
>エル:ちなみに、こいつが言った、リナの異名の情報はエクトから♪
>エクト:はいv僕の情報ですvv
>・・・・・・・・・・・・・・・・・しくしく・・・・・。

 らん:おおお!エクト君v大好きなvエクト君v
    私の今後出てくるオリキャラとエクト君の二人を一度話をさせてみたい
    とか、思っています。

>>「だから言ったでしょ?リナさん。そのうち嫌でも知ることになるって。
>> それにしても、人というのはもろいものですね。火竜王の手口にあっさりと乗るとは・・・」
>>ゼロスは面白そうな笑みを浮かべつつリナたちの様子を眺めていた。
>なっ!!
>火竜王?!!
>あのひとは・・・・・・!!
>私の書くお話でもあのひとはどうしようもない神族になってますけど・・・・。
>TRYでの印象で・・・・・・ヴラバザードは・・・ねぇ・・・・(汗)

 らん:ああ、私もそれが、強いようで・・・
    遥かではかなりのどうしようもない竜王です。はい。

>>「よう・・・天然・・・」
>>「なんだ?」
>>ガウリイは黙々と最近の日課である倉庫の整理をしつつリナ父の方を見ない。
>>その態度が気に入らなかったようだ。さらにヒートアップしガウリイを倉庫から連れ出す。
>とーちゃん!!
>う〜〜ん、いい味だしてますvv
>外伝読んでないのですが、いろいろなサイトでのリナのとーちゃんって、みんなこんな感じなんですよね。
>リナさんをとても大事にしてらっしゃるというような・・・・。

 らん:そうなんですよね〜〜リナをかなり可愛がっているという。

>>「・・・・リナにお前の過去の女性関係ばらしてやる・・・・」
>>
>>
>>リナ父はぼそっと彼に聞こえないように言ったつもりだったのだが、
>>性能がいい彼の耳ははっきりと聞こえたらしく、あからさまに慌ててリナ父の肩をがっちり掴む。
>>「しょうがないなぁ〜〜おっさんは寂しがりやだから!!俺がついていってやるよ!!」
>>笑顔を浮かべるが、彼の額には、一筋の汗が流れていたりするのもまたお約束だ。
>ガウリイさん・・・・・・・・・・・・(汗)
>リナさんにばれたらやばいような女性関係があるんですね(汗)
>ま、傭兵時代何もなかったということはなかったでしょうけど。
>でも、リナさんと一緒になるのに最大の壁は、とーちゃんですね♪
>ルナさんも結構手ごわいでしょうけど。
>う〜〜ん、にしても、リナさんはすっごく大事にされて育ったんですね♪

  らん:ふぅ〜〜ガウリイ・・・一体過去に女性関係で何があったんです?
ガウリイ:・・・・黙秘する。
  らん:(ガウリイが!黙秘という言葉を知っていた!あああ!!世界は破滅かも!)
ガウリイ:・・・・おい(怒)
  らん:は!その斬妖剣は・・・・(汗)

>> らん:はい。まとめての続きでしたvそしておまけのほうもつけました。(誰もいらないって♪)
>いえいえ、おまけ楽しかったですv
>とーちゃんがぐー!!

 らん:そうですか?それじゃあ、ネタが思いついたらパート3を打ち込んでみます。
エル様:先にvあたしのおまけからv
 らん:しくしく・・・頑張ります・・・

>>    おまけにふと気がついてみれば・・・12話(汗)
>>    あ、ガウリイの番外編で知っている二つのことは、リナ父とガウリイは昔会っていた。
>それは私も知ってます。
>いろいろなサイト回って知りました。

 らん:そう・・ガウリナサイトではかなりの有名なのですよね〜〜

>> らん:・・・・うっ!にしても、今回の話の反応、怖いのですが・・・・
>続きが楽しみですvv
>火竜王でてくるのでしょうか・・・?

 らん:そのうち、ぼちぼちと出てくる予定です(汗)
エル様:んふふふふふふふふ・・・

>>エル様:あんた今からそんなこと言ってどうするのよ?
>> らん:た・・・確かに・・・
>>    あ、それとどなたか検索ネットでいいところ知りませんか?
>>    私の検索のかけ方が下手なのか、検索結果が千単位出てくるのです(汗)
>>    卒論のデータ―収集しているのですが・・・う〜〜ん・・・さすがに疲れてくるのですよね。
>>    絞込みが、わからないので一つ一つ確認していっているのですが・・・
>ああ、確かに。
>検索しても一万件くらい軽くヒットしますからね・・・・(汗)
>私は「Yahoo!」で検索してましたけど、見るのは最初の50件くらい、題名(?)だけで判断してました。
>全部読んでたらきりがなかったですし・・・・。

 らん:なるほど・・・最初だけですか。う〜〜ん・・・・
    確かにキリがありませんが・・・・

>>エル様:下手ね。おまけにこんなのを読む人いるかもわからないのに質問するなんて。
>> らん:うっ!痛いところを・・・・エル様・・・・
>>    それでは、駄文を読んでくれた奇特な方ありがとうございますvではv
>面白かったです!
>続きが気になりますvv
>卒論頑張ってくださいね。
>ではでは。

 らん:はい!両方頑張ります!それでは、レスありがとうございますv
    それでは、これにて失礼いたしますv



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20658遅くなりましたが・・・まい 2002/4/24 21:44:42
記事番号20632へのコメント

らんさんは No.20632「遥か彼方へと・12」で書きました。
>

 まい :こんにちは!!らんさん!!続きが一気に!!なんと嬉しい事なのですか?
 エル様:あんた・・・一体何日打ち込みサボれば気がすむ訳?!
 ローラ:いいかげんにしなさい!!!
 まい :いや〜〜、最近やりたいゲームやらなんやらが山ほどあって・・・
 エル様・ローラ:死ね。(どこばじょが!!!!!!!)

>遥か彼方へと・12
>
>故郷 第六話
>
>「疲れたわね・・・」
>リナは背伸びをして、再びガウリイの破れた服を縫う作業に戻る。
>これでもリナは、ルナに鍛えられたこともあって衣服の縫い物は得意だった。

 まい :いや〜〜・・・ルナ姉ちゃんに鍛えられて苦手な物があったら恐ろしい事ですよね〜〜
     教えた本人は別として。

>「リナがやらなくてもいいのに・・・」
>「いいわよ。あんたの縫い方大雑把なんだもん。見ていると口出ししたくなるのよ。
> 感謝しなさい!このあたしが縫ってあげているんだから!?」
>「そうだな。」
>「なによ・・・その笑みは・・・・」
>「気にするな♪」
>「気にするわよ!!」
>この光景は、どこから見ても夫婦そのものである。
>それをリナは全く気がついていないのだが、ガウリイとしてみれば嬉しい限りである。

 まい :これをいい機会に、結婚すれば?二人とも。
 ローラ:そのときは是非呼んでね(はあと)
 
>「全く、訳のわからないやつ!」
>ぶつぶつ文句をいうが、手を動かすことをやめないリナ。
>刻々と二人だけでいる時間が流れていく。

 まい :そしてその作業をしているリナをじっと見つめるガウリイ(はあと)
 ローラ:そして二人は・・(はあと)

>「出来た♪さすがあたし♪上出来♪」
>「ありがとうな。」
>ガウリイは、リナの頭の上に手を置きいつものようにかき回す。
>「ああ!髪の毛が乱れるじゃないの!」
>「気にするな♪」
>「気にするわよ!!」
>ぜぇ――ぜぇ―――
>荒い息をつきガウリイから今手渡した服を奪おうとするが、
>身長差で適うはずもなくあっさりと交わされる。
>「悔しい!」
>リナは、ひねくれた顔をして更に突きかかる。

 ローラ:そしてガウリイの胸にこてんとすべるあ・た・ま(はあと)
 まい :いかん・・・ローラが乙女モードに入った・・・
     (乙女モード・・・それはとにかく乙女の行き着く考えになることなのである。←そのまんまやんけ)

>リナが完全に下の階にいったことを気配で感じ取ったガウリイは一人考え込んだ。
>「・・・・にしても・・・どうやってあの鈍感娘に気がつかせればいいのやら・・・
> ストレートに言ったら竜破斬<ドラグ・スレイブ>で攻撃されそうだし。
> う〜〜ん・・・一応、人通りのないところに連れ込んで、告白するとか・・・・」
>彼は一生懸命考えていた。
>そして、行き着いた答えが、『いい案が浮かばないから、ゆっくり時間をかけて気づかせよう』という
>ぜんぜん進展のない答えに行き着いたのであった。

 まい :もっと積極的になってもいいのに・・・・
 ローラ:ねえ?まい?

>
>
>
>
>
>「あれ?ガウリイどうしたの?涙なんか流して・・・」
>現れたリナは、何着もの服を着込んでおり、動きにくい格好になっている。
>
>「ちょっと目にごみが入ってな・・・」
>「ふ〜〜ん・・・じゃあ、今度そっちの部屋掃除するわね。」
>「ああ、そうしてくれ・・・・」

 まい :嗚呼・・・なんてリナは鈍感なんでしょう・・・・(涙)
 ローラ:もっと気持ちに敏感になってもらいたい物よねぇ・・・

>
>リナの頭に手をポンと置き、
>ガウリイは呆れ顔をしてリナの格好を上から下まで視線をうつす。
>「それにしても・・・いつ見てもお前の冬の格好凄いよな・・・」
>「ほっとけ!あたしは、ガウリイと違ってデリケートに出来ているから!!
> 寒いのと暑いのは我慢できないのよ!!」
>「はいはい。荷物は俺が持ってやるよ。」
>分厚い手袋によって持ちにくい荷物を受け取り、ついでに階段を降りるのも大変であろうリナを
>抱きかかえて降りるつもりだったのだが、それはリナの頑な拒否にとってそれは適わなかった。
>リナは浮遊<レビテーション>を使い、宙に浮き階段を下りる。

 ローラ:っち・・・もっと・・・こう・・・
 まい :まあ、リナらしいんですけどね♪

>「どうせなら、雪だったらいいのに・・・」
>「雪?お前は雪でも外に出ないだろうが・・・」
>「雪のほうが、銀世界が広がっていて綺麗なのよ。それにやわらかいし、色々出来るし。」
>「かまくらとか雪合戦とか雪ウサギとか色々出来るしな。」
>「おおおおおおおお!!ガウリイが!?ガウリイが!知っていた!?」
>あからさまに驚愕するリナ。
>ガウリイは情けなくなり、さめざめと涙を流しつついじけている。
>「リナ・・・しくしく、俺のことをどんなふうに見ているんだよ?」

 まい :脳みそヨーグルト又はクラゲの剣術バカ。

>「リナ!」
>よく知った声に振り向くとそこには、リナのおさなじみエリアがいた。
>「エリア?どうしたの?慌てて・・・」
>「リナの知り合いか?なら、一緒に弁当食べよう!?」
>「それもそうね!エリア?いる?」
>この光景に頭を抱えるエリア。今繰り広げられているのは、リナが弁当を広げ
>ガウリイが、エリアの皿とはしなどを用意している光景だ。
>
>「だぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁ!!そんな二人の夫婦ぶりは私に見せなくていいから!
> 一刻も早く!ゼフィーリアから・・いいえ!外の世界へと逃げて!?」
>「誰が!夫婦/////」
>リナは顔を真っ赤にして反論する。

 まい :いや、何処をどう見ても夫婦じゃあ・・・・
     これをドラマタリナだと分かる人がいたら凄い事ですしねぇ・・・

>「照れている場合じゃないわよ!今世界各地であんたを殺そうとする動きが活発化しているのよ!?
> 『リナ=インバースを殺せ』って!早くここから逃げなさい!私が手助けするから!?」
>「え・・あたしを・・・」
>「そうよ!魔族を葬ることが、出来るあんたに人々は恐怖心に煽られて!世界中でその動きが強いわよ!」
>「なっ!リナは魔族から人達を守ったのにか!?」
>「そうよ!まるで何かに煽動されているかのように!止まるところを知らない状況よ!」
>正直言ってあたしは。ショックだった。
>・・・同じ人からそのような理由で追われることになるとは・・・

 まい :いやあ、確かにそうですよねえ・・・でもまあ、リナにはガウリイがいますし(はあと)

>「だから言ったでしょ?リナさん。そのうち嫌でも知ることになるって。
> それにしても、人というのはもろいものですね。火竜王の手口にあっさりと乗るとは・・・」
>ゼロスは面白そうな笑みを浮かべつつリナたちの様子を眺めていた。

 まい :火竜王!!!あの陰険で神族の面汚し!!中級魔族よりも性質が悪いあの火竜王!!!
 エル様:ひどい言い様ねぇ・・・

>*****************************
>おまけ♪
>
>水面下の戦いぱーと2
>
>「よう・・・天然・・・」
>「なんだ?」
>ガウリイは黙々と最近の日課である倉庫の整理をしつつリナ父の方を見ない。
>その態度が気に入らなかったようだ。さらにヒートアップしガウリイを倉庫から連れ出す。
>
>
>「お前に!リナは絶対やらん!?
> ってことで、お前はこれから俺と一緒に釣りに行くぞ!!」

 まい :いやぁ、リナパパ、何処をどうしたらそこに行き着く?
     っていうか、ガウリイとくっついてくれなきゃ、面白くないんだけど・・・

>ガウリイはかなり嫌そうな顔をしてまたしても倉庫に戻ろうとする。
>しかし、肩を捕まれそれは阻止されることになる。
>「・・・倉庫はいいのか?」
>「あらかた終わっているくせになにを言ってやがる!?」
>そう、実はガウリイは倉庫の仕事は終わっているのである。しかし彼がここから離れないのは、
>リナがそろそろ、差し入れを持ってくるからである。

 まい :がうりい(はあと)リナへの愛(はあと)ですね(はあと) 
 ローラ:なんて素晴らしいんでしょ(はあと)

>「いや〜〜まだ終わっていないんだよな〜〜これがまた。」
>「・・・・リナにお前の過去の女性関係ばらしてやる・・・・」
>
>
>
>リナ父はぼそっと彼に聞こえないように言ったつもりだったのだが、
>性能がいい彼の耳ははっきりと聞こえたらしく、あからさまに慌ててリナ父の肩をがっちり掴む。

 ローラ:にゃははははは!!!バラセバラセ!!面白くなりそう!!(はあと)
 まい :ローラって・・・エル様の性格よりもたち悪いかもしれない・・・

>「しょうがないなぁ〜〜おっさんは寂しがりやだから!!俺がついていってやるよ!!」
>笑顔を浮かべるが、彼の額には、一筋の汗が流れていたりするのもまたお約束だ。
>「誰が!寂しがりやだ!ともかく行くぞ!?」
>「はいはい。ちょっと待ってくれよ。リナに置手紙してからな。」
>ぶつぶつとリナ父へ文句をいいつつ、リナへの手紙を忘れないガウリイ。

 まい :愛(はあと)ですね(はあと)
 ローラ:愛(はあと)なのね(はあと)

>「さて!行くぞ天然!」
>ガウリイはしぶしぶリナ父のあとをついていく。
>ああ・・・・リナの手料理が・・・・勿体無い・・・・
>ガウリイの心境は、リナの手料理でいっぱいいっぱいだった。
>今回はリナ父の勝ちのようである。

 まい :次回はどちらが勝つか(はあと)優勝者決定戦〜〜!!(違うって)

>
>
>*****************************
>
>あとがき
> らん:はい。まとめての続きでしたvそしておまけのほうもつけました。(誰もいらないって♪)

 まい :私は欲しいです♪

>    おまけにふと気がついてみれば・・・12話(汗)
>    あ、ガウリイの番外編で知っている二つのことは、リナ父とガウリイは昔会っていた。
>    そして、リナ父は、ガウリイのことを天然と呼ぶこの二つでした。(きっと)

 まい :私はあれ見逃したので・・・(涙)まだしっかりと分からないのです・・・
     早く単行本出てぇぇぇ!!!

>エル様:おまけ作るんだったら!あたしの話にしなさい!!
> らん:難しい・・・え〜〜と努力してみます。はい・・・・
>エル様:出来なかったらお仕置きねv
> らん:・・・・うっ!にしても、今回の話の反応、怖いのですが・・・・

 まい :私は相手に嫌な反応はしませんし、それよりも私の駄文なんて見たくねぇよ。というほうが怖いのですぅ・・・
 ローラ:そんな事いっても打ち込まないのに関しては許さないわよ?
 エル様:そうそう。

>エル様:あんた今からそんなこと言ってどうするのよ?
> らん:た・・・確かに・・・
>    あ、それとどなたか検索ネットでいいところ知りませんか?
>    私の検索のかけ方が下手なのか、検索結果が千単位出てくるのです(汗)
>    卒論のデータ―収集しているのですが・・・う〜〜ん・・・さすがに疲れてくるのですよね。
>    絞込みが、わからないので一つ一つ確認していっているのですが・・・
>エル様:下手ね。おまけにこんなのを読む人いるかもわからないのに質問するなんて。
> らん:うっ!痛いところを・・・・エル様・・・・
>    それでは、駄文を読んでくれた奇特な方ありがとうございますvではv
>
 まい :らんさんのは駄文なんかじゃないです(はあと)
     それを言うなら私のほうが駄文なのです・・・(涙)
 エル様:まったくもってその通りよね。
 ローラ:たしかに。
 まい :・・・・・・あの海王に貰った薬、ローラに使っちゃいます。もしもこれからも暇つぶしを見てくれるのでしたらお楽しみに。
 ローラ:なにぃぃぃ???!!!
 まい :おほほほほほ・・・・ではぁ(はあと)
 エル様:こいつ・・・一旦切れると怖いかも・・・じ、じゃあね(はあと)らんさん(はあと)



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20664そんなことないです!らん 2002/4/25 16:18:16
記事番号20658へのコメント

まいさんは No.20658「遅くなりましたが・・・」で書きました。

 らん:こんにちは♪まいさん!!溜め込んだものです。

> まい :こんにちは!!らんさん!!続きが一気に!!なんと嬉しい事なのですか?
> エル様:あんた・・・一体何日打ち込みサボれば気がすむ訳?!
> ローラ:いいかげんにしなさい!!!
> まい :いや〜〜、最近やりたいゲームやらなんやらが山ほどあって・・・
> エル様・ローラ:死ね。(どこばじょが!!!!!!!)

 らん:ゲームいいですね〜〜♪家にゲーム機がないので(涙)
    出来ないらんです。まいさんの続き楽しみにお待ちしております♪

>>「疲れたわね・・・」
>>リナは背伸びをして、再びガウリイの破れた服を縫う作業に戻る。
>>これでもリナは、ルナに鍛えられたこともあって衣服の縫い物は得意だった。
>
> まい :いや〜〜・・・ルナ姉ちゃんに鍛えられて苦手な物があったら恐ろしい事ですよね〜〜
>     教えた本人は別として。

 リナ:そうなのよ・・・ねーちゃんに鍛えられたからには・・・・
 ルナ:なぁに?リナ?
 リナ:ね・・ねーちゃん!!
 らん:・・・・つれていかれましたけど・・・・リナ・・・
エル様:ルナ〜〜ほどほどにね〜〜♪

>>この光景は、どこから見ても夫婦そのものである。
>>それをリナは全く気がついていないのだが、ガウリイとしてみれば嬉しい限りである。
>
> まい :これをいい機会に、結婚すれば?二人とも。
> ローラ:そのときは是非呼んでね(はあと)

 らん:だそうですが、リナ、結婚式はいつですか?
 リナ:///////そ・・そんなわけないでしょ!
エル様:顔真っ赤よ♪
 リナ:エル〜〜〜!!!

>>ぶつぶつ文句をいうが、手を動かすことをやめないリナ。
>>刻々と二人だけでいる時間が流れていく。
>
> まい :そしてその作業をしているリナをじっと見つめるガウリイ(はあと)
> ローラ:そして二人は・・(はあと)

 リナ:だから!違うってば!!
 らん:顔赤めても説得力ないです・・・ぐふ!

>>荒い息をつきガウリイから今手渡した服を奪おうとするが、
>>身長差で適うはずもなくあっさりと交わされる。
>>「悔しい!」
>>リナは、ひねくれた顔をして更に突きかかる。
>
> ローラ:そしてガウリイの胸にこてんとすべるあ・た・ま(はあと)
> まい :いかん・・・ローラが乙女モードに入った・・・
>     (乙女モード・・・それはとにかく乙女の行き着く考えになることなのである。←そのまんまやんけ)

 らん:おおお!!その通りなことがおきましたか?リナ?
 リナ:ほっとけ!

>>そして、行き着いた答えが、『いい案が浮かばないから、ゆっくり時間をかけて気づかせよう』という
>>ぜんぜん進展のない答えに行き着いたのであった。
>
> まい :もっと積極的になってもいいのに・・・・
> ローラ:ねえ?まい?

ガウリイ:あのリナだぞ?
  らん:・・・強調しなくても・・・

>>「ちょっと目にごみが入ってな・・・」
>>「ふ〜〜ん・・・じゃあ、今度そっちの部屋掃除するわね。」
>>「ああ、そうしてくれ・・・・」
>
> まい :嗚呼・・・なんてリナは鈍感なんでしょう・・・・(涙)
> ローラ:もっと気持ちに敏感になってもらいたい物よねぇ・・・

  らん:リナですし・・・
 エル様:鈍感だから。
ガウリイ:そうなんだよなぁ〜〜
  リナ:失礼な!あたしのどこが鈍感なのよ!
   皆:・・・・・

>>抱きかかえて降りるつもりだったのだが、それはリナの頑な拒否にとってそれは適わなかった。
>>リナは浮遊<レビテーション>を使い、宙に浮き階段を下りる。
>
> ローラ:っち・・・もっと・・・こう・・・
> まい :まあ、リナらしいんですけどね♪

 らん:;そうですね〜〜リナですしv

>>「リナ・・・しくしく、俺のことをどんなふうに見ているんだよ?」
>
> まい :脳みそヨーグルト又はクラゲの剣術バカ。

 リナ:その通り!!

>>この光景に頭を抱えるエリア。今繰り広げられているのは、リナが弁当を広げ
>>ガウリイが、エリアの皿とはしなどを用意している光景だ。
>>
>>「だぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁ!!そんな二人の夫婦ぶりは私に見せなくていいから!
>> 一刻も早く!ゼフィーリアから・・いいえ!外の世界へと逃げて!?」
>>「誰が!夫婦/////」
>>リナは顔を真っ赤にして反論する。
>
> まい :いや、何処をどう見ても夫婦じゃあ・・・・
>     これをドラマタリナだと分かる人がいたら凄い事ですしねぇ・・・

 らん:確かにそうかも・・・しれません・・
 リナ:あたしとガウリイのどこが夫婦に見えるのよ!!
 らん:(行動です・・・)

>>正直言ってあたしは。ショックだった。
>>・・・同じ人からそのような理由で追われることになるとは・・・
>
> まい :いやあ、確かにそうですよねえ・・・でもまあ、リナにはガウリイがいますし(はあと)

 らん:そうです♪ガウリイいますし、おまけに・・・・・
エル様:あたしもいるしね♪

>>「だから言ったでしょ?リナさん。そのうち嫌でも知ることになるって。
>> それにしても、人というのはもろいものですね。火竜王の手口にあっさりと乗るとは・・・」
>>ゼロスは面白そうな笑みを浮かべつつリナたちの様子を眺めていた。
>
> まい :火竜王!!!あの陰険で神族の面汚し!!中級魔族よりも性質が悪いあの火竜王!!!
> エル様:ひどい言い様ねぇ・・・

 らん:どうしようもない神族です・・・・

>>「お前に!リナは絶対やらん!?
>> ってことで、お前はこれから俺と一緒に釣りに行くぞ!!」
>
> まい :いやぁ、リナパパ、何処をどうしたらそこに行き着く?
>     っていうか、ガウリイとくっついてくれなきゃ、面白くないんだけど・・・

 リナ父:リナはやら〜〜〜〜〜ん!!!!

>>そう、実はガウリイは倉庫の仕事は終わっているのである。しかし彼がここから離れないのは、
>>リナがそろそろ、差し入れを持ってくるからである。
>
> まい :がうりい(はあと)リナへの愛(はあと)ですね(はあと) 
> ローラ:なんて素晴らしいんでしょ(はあと)

リナ:なっ!!/////////

>>「いや〜〜まだ終わっていないんだよな〜〜これがまた。」
>>「・・・・リナにお前の過去の女性関係ばらしてやる・・・・」
>>
>>
>>
>>リナ父はぼそっと彼に聞こえないように言ったつもりだったのだが、
>>性能がいい彼の耳ははっきりと聞こえたらしく、あからさまに慌ててリナ父の肩をがっちり掴む。
>
> ローラ:にゃははははは!!!バラセバラセ!!面白くなりそう!!(はあと)
> まい :ローラって・・・エル様の性格よりもたち悪いかもしれない・・・

  らん:ばらしちゃいましょうか(笑)
ガウリイ:やめろ・・・(怒)
  らん:って!その斬妖剣は!?

ざくっ!

>>「はいはい。ちょっと待ってくれよ。リナに置手紙してからな。」
>>ぶつぶつとリナ父へ文句をいいつつ、リナへの手紙を忘れないガウリイ。
>
> まい :愛(はあと)ですね(はあと)
> ローラ:愛(はあと)なのね(はあと)

ガウリイ:かもな。
  らん:あっさりといいますね・・・

>>今回はリナ父の勝ちのようである。
>
> まい :次回はどちらが勝つか(はあと)優勝者決定戦〜〜!!(違うって)

 らん:今のところ引き分けではないかと・・・(こら待て)

>> らん:はい。まとめての続きでしたvそしておまけのほうもつけました。(誰もいらないって♪)
>
> まい :私は欲しいです♪

 らん:そうですか?どうもですv

>>    あ、ガウリイの番外編で知っている二つのことは、リナ父とガウリイは昔会っていた。
>>    そして、リナ父は、ガウリイのことを天然と呼ぶこの二つでした。(きっと)
>
> まい :私はあれ見逃したので・・・(涙)まだしっかりと分からないのです・・・
>     早く単行本出てぇぇぇ!!!

 らん:同感です!!早く読みたいです〜〜〜!!!

>> らん:・・・・うっ!にしても、今回の話の反応、怖いのですが・・・・
>
> まい :私は相手に嫌な反応はしませんし、それよりも私の駄文なんて見たくねぇよ。というほうが怖いのですぅ・・・
> ローラ:そんな事いっても打ち込まないのに関しては許さないわよ?
> エル様:そうそう。

 らん:確かに・・・・怖いですよね。まいさんの言う通り・・・
    でも、大丈夫です!!まいさんのは駄文じゃないです!
    出来ることなら早く続きが読みたいです!!

>> らん:うっ!痛いところを・・・・エル様・・・・
>>    それでは、駄文を読んでくれた奇特な方ありがとうございますvではv
>>
> まい :らんさんのは駄文なんかじゃないです(はあと)
>     それを言うなら私のほうが駄文なのです・・・(涙)

 らん:それは、激しく違うのです〜〜〜!!!!!!!!!

> エル様:まったくもってその通りよね。
> ローラ:たしかに。
> まい :・・・・・・あの海王に貰った薬、ローラに使っちゃいます。もしもこれからも暇つぶしを見てくれるのでしたらお楽しみに。

 らん:おおおおおお!!本当ですか!楽しみです!!
    ローラさん登場♪にお薬〜〜♪

> ローラ:なにぃぃぃ???!!!
> まい :おほほほほほ・・・・ではぁ(はあと)
> エル様:こいつ・・・一旦切れると怖いかも・・・じ、じゃあね(はあと)らんさん(はあと)


 らん:はいなのです♪レスありがとうございました。
   それではこれにて失礼いたします♪