◆−また−まよ(4/23-20:52)No.15078
 ┣はじめまして−一坪(38.7℃)(4/24-00:47)No.15082
 ┃┗Re:はじめまして−まよ(4/28-13:10)No.15143
 ┣Re:また−こずえ(4/26-12:47)No.15116
 ┃┗ありがとうございます−まよ(4/28-13:14)No.15144
 ┣初めまして♪−ゆっちぃ(4/28-00:50)No.15136
 ┃┗どうもです−まよ(4/28-13:18)No.15145
 ┗ゼルがすてき…−toto(5/4-22:39)No.15269


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15078またまよ 4/23-20:52


ダークスターとの戦いが終って。
リナやガウリイと別れて、オレとアメリアはセイルーン近くに来ていた。
オレがアメリアといられるのも、明日、ぐらいだろうか。
「ゼルガディスさん、どうしたんですか?」
いつもと変わらないアメリアの声。
「いや、なんでもない」
なるべく、声に出さないように喋る。
「宿でも探します?」
アメリアの言葉に落ちた沈黙。
このまま、オレは別れるんだろうか…

「ゼルガディスさん!起きてください!!」
アメリアの声と明るくなった周りでオレは眠りからさめた。
「いい天気ですよぉ!今日中にセイルーンに着きますかね?」
アメリアの何気ない言葉が心に突き刺さった。
アメリアはオレと別れるのを何とも思っていないらしい。
彼女にとってオレは、リナやガウリイと変わらない仲間。
それだけでも素晴らしい事なのに…
「ゼルガディスさん…?なんか暗いですよ?」
「何でもない」
冷たく答えた。

何事もなく、昼まで進んだ。普段なら喜ばしいことなのだが。
モンスターでも出てきて、足止めを食らえば少しだけ
アメリアと長くいることが出来る。
自分勝手で迷惑なことを考えた。アメリアに言ったら何ていうだろう。
…『そんなの正義じゃありませんッ!!』だろうな…
そう考えたら少し笑えた。
「あ、ゼルガディスさんやっと笑いましたね」
アメリアの言葉に驚いて振り向く。
「ここ最近、ずぅ―――っと元気がありませんでしたよ。
そのうちキノコが生えちゃうんじゃないかってくらい」
「おまえなぁ」
そうだな。ずっと暗く考えているより、少しでも楽しく過ごす事を考えよう。

「ええええええええ!!?」
適当なところで昼食をとっていたころ、アメリアの叫びが聞こえた。
ここから先のことを隣に座っていた商人に尋ねてみたのだが。
「そんなことぐわああああああ!??」
「アメリア!」
周りの視線に慌ててオレが止めに入った。
「どうしたんだ?」
オレの問いに、アメリアは俯いてボソボソと答える。
「この先…旅人の検査が出てるんです。セイルーンの国王命令で。
…私は平気ですけど、ゼルガディスさん…」
最近は、外の世界からくる人間が増えたため、こういうことが行われ始めた
らしい。
アメリアはオレのことを気にして言ってくれたのだろう。
もし、兵士の間でオレのことを知っている奴がいたら
刑を免れても確実に足止めを食らうことになる。
オレはしばし考え、思い切って言った。
「…もう一つ先に、村があったよな。そこで別れよう」
「そうですね」
さっぱりとアメリアが答えた。
オレがアメリアと一緒にいられる時間は、また少し短くなった。

街道を歩いていく。思ったより長い。
昼以来、まともな会話が無い。
「アメリア」
「何ですか?」
けろりとした顔で聞き返されて、言葉に詰まる。
「先の…村に着いたら…もう一泊していかないか?」
この先の村は、街道の交差している所にある。
丁度、別れるにはいい場所だ。
「そうですねぇ。ずっと歩きっぱなしってのも辛いですからね」
首をかしげていった。

何のかんので結局夜までたいしたことも話さなかった。
彼女が寂しそうにしていればオレはしっかりしていられただろう。
けれど、アメリアはいつもと変わらなくて…
何気に宿の外を眺めていると
「アメリア?」
彼女の姿が映った。
夜に何処へ行くつもりだろうか?リナじゃあるまいし…

「アメリア…何してんだ?」
オレはアメリアに声をかけた。窓からレビテーションで降りる。
「みてください!月がキレイなんですよぉ!!」
無邪気に月を指差す。
「ホント、綺麗だな」
おまえが、という言葉を心の中で付け足した。
「ゼルガディスさん…」
「何だ?」
「明日でしばらく会えなくなりますね」

「……ああ」
「ゼルガディスさんなら、絶対人間に戻れますよ!私が保証します!」
「そうか?」
「そうです!正義の文字がある限り!出来ない事なんて無いんです!!」
「ふうん…」
「ゼルガディスさんも、近くに来たら寄ってくださいね!」
「ああ」
「私達はずっと仲間です!」
「ああ、そうだな」
「ずっと…」

「アメリア?」
彼女の顔を覗くと、笑っていた。
大きな目から、大きな涙を浮かべて。

「あ…あれぇ?目にゴミが…」
「アメリア」
「あ、ははは…。変ですねぇ、風も無いのに」
「アメリア」
「別れるって言っても、ちょっと会いにくくなるだけなのに」
「無理するな」
「む…無理なんて…してませんよ」
「オレは、泣きそうだ」

オレの言葉に、アメリアは驚いたように振り向いた。
潤んだ目を隠すように、アメリアを抱きしめた。

「ゼ…ゼルガディスさん…」
「アメリア…」
「ちょっと、離れてくれませんか?」
「イヤだ」
「ゼルガディスさん…」

アメリアの首筋に押し当てた唇を離す。
「ゼルガディスさんに、これを」
アメリアは、手首につけたアミュレットを外した。
「中の世界では、結構役に立つと思いますよ。セイルーンの王証が入ってます」
「じゃあ、オレはこれを」
と、胸につけた紅玉を外した。
「…私が『二つ』も貰っちゃうじゃないですか…」
顔を赤らめてアメリアが言った。
不意に、アメリアが腕を伸ばす。
唇で、オレの唇に軽く触れる。
離れて、涙を拭くとオレの手にアミュレットをつけた。
オレも、真似てアメリアの手に紅玉をつけた。

―――私、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンは―――
―――私、ゼルガディス=グレイワーズは―――
―――貴男、ゼルガディス=グレイワーズのものになることを―――
―――貴女、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンのものになることを―――

     『誓います』

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
は…はずかしいいいいいいいい!!!
初投稿です。はい。
初めのほうのテンポの悪さと言ったら…
うわあああああ!!
でも、書きます。ゼルアメです。
ゼルとアメリアが別れるところは、アメリア視点が多い気がしたのでゼルの視点です。
私は、アメリアは無理してでもしっかりしてると思って…
でも文才無いです。ああ恥ずかしい。
もしかしたらアメリアヴァージョンも書くかもしれません…
書かないほうが確率は高いですが…
ちなみに私が一番好きなのはガウリナです(ぉ
二番目がゼロフィリ、ゼルアメは三番目です…
今度はゼロフィリで行くかな、比較的マイナーだし。ええ、甘甘で(ぉ

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15082はじめまして一坪(38.7℃) E-mail 4/24-00:47
記事番号15078へのコメント

意識朦朧な一坪です。
投稿ありがとうございました!

あまあまですねー。(////)
いいですねー。あまあま。

キー打つのツライので短くてすみません。


では次回作楽しみにしてます。

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15143Re:はじめましてまよ 4/28-13:10
記事番号15082へのコメント

>意識朦朧な一坪です。
>投稿ありがとうございました!
意識朦朧なのに(ぉぃ)ありがとうございます!!
>あまあまですねー。(////)
ええ、あまあましか書けません^^;
またへたくそな話を投稿するかもしれませんので
よろしくお願いしますm..m


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15116Re:またこずえ 4/26-12:47
記事番号15078へのコメント

はじめまして。
まよさんのハンドルネームにかってに親しみを感じて(笑・私のもう一つの名に似てるんです)カキコしてます
あまあま・・・いいですぅ。ふふ・・・。
そういえば、この場面の彼視点って、あまり見ないですね。
新鮮でした!
私は、大概ゼルアメばかりなんで、又気が向いたら書いてくださいね。
ではでは失礼します。

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15144ありがとうございますまよ 4/28-13:14
記事番号15116へのコメント

はじめまして〜。レス遅いですね私。
ゼルアメはあまあまかギャグしか書いたことが無いのですが(汗
こんなのならいくらでも(ぉ
ハンドルネームは本名から2文字引っ張り出して
くっつけただけです(ぉ
他のサイトでもゲリラ書き込みしているので
見つけたらよろしくお願いしますね*^^*

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15136初めまして♪ゆっちぃ URL4/28-00:50
記事番号15078へのコメント


初めまして&こんばんわ。ゆっちぃと申します。
ゼルやんとアメちんのあまりの仲良しぶりに、思わずレスしちゃってるお馬鹿さんです(笑)
いやもー、ゼルアメ好きなんですよとってもvvv
またさんはガウリナが一番すきなんですね。ゆっちぃもこの二人は大好きです♪
で、二番がゼロフィリって………!すいません私もこの二人大好きです(>_<)
自分でもマイナーかなぁとは思うだけに、「好き」って言って下さる方がいると凄い嬉しいです♪

それではでは。
次回作も期待して待ってますねv
ゼル視点での別れがめっちゃツボでした!!

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15145どうもですまよ 4/28-13:18
記事番号15136へのコメント

>ゼルやんとアメちんのあまりの仲良しぶりに、思わずレスしちゃってるお馬鹿さんです(笑)
>いやもー、ゼルアメ好きなんですよとってもvvv
はじめまして。
ゼルとアメリアは仲良くないとっ!なまよです
ちなみに「また」のほうは題名です(汗)紛らわしいですねぇ

>で、二番がゼロフィリって………!すいません私もこの二人大好きです(>_<)
おおお!同志ですね!!
>自分でもマイナーかなぁとは思うだけに、「好き」って言って下さる方がいると凄い嬉しいです♪
私もうれしいです〜。友達は皆ヴァルフィリなんで・・・

>次回作も期待して待ってますねv
ありがとうございます!がんばります!!

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15269ゼルがすてき…toto E-mail URL5/4-22:39
記事番号15078へのコメント

はじめまして、totoと申します。
初投稿作品、とっても面白かったです。

「む…無理なんて…してませんよ」
「オレは、泣きそうだ」

このやりとりがすごく素敵ですね。
それにゼルが恰好良くて、私にはかなりツボでした。

>今度はゼロフィリで行くかな、比較的マイナーだし。ええ、甘甘で(ぉ
私はゼロフィリ好きで、しかもまよさんの文章とっても綺麗なので
楽しみです。
では、また、読ませて下さい。