◆−L様の悪戯(11)−れーな(4/23-17:51)No.15072
 ┗月の人様へレスです☆−れーな(4/23-18:05)No.15073


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15072L様の悪戯(11)れーな E-mail 4/23-17:51


どぉもお久しぶり。うわぁお久しぶり。ええっ!?お久しぶり!?ってな感じでこんにちは。3連発しちゃうほど久しぶりですれーなです〜。前回が春休み終了直前だったと思うんですよね、確か。ちょぉっと時間経ちすぎですね、連載の癖に。ごめんなさいごめんなさい。全てはあたしが遅筆なためです(汗)
高校生活っていそがしんですね―。勉強の量何気に増えてるし。どうしたのよあたしってば。
それはそうと、今日は実はあたしの誕生日なのでございますよ♪いやぁ嬉しいですね―♪プレゼントも頂けましたし♪「おめでと」って言われると何故か照れますけど(笑)

あ、前書き長っ。ではどーぞっ☆

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〜第11話  魔族の襲撃〜


「準備は整ったのかな?」
唐突に、声が森のなかに響いた。一同は声がした方を見やる。そこには1人の男が、まるで地面があるかのように、虚空にたたずんでいた。金髪長身。すこし下がった目尻に覇気の無い眼差し。雰囲気からしてキザっぽい。
外見は単なる冴えない男だが、この状況でそんなことはあり得ない。
「あんたがこいつらの親玉ってわけ?」
リナがちょっと眉を上げ、しかし面白くもなさそうに言った。
「はじめまして。僕はディオルって言うんだ。親玉って言葉はあんまり好きじゃないんだけど・・・まぁそんなトコかな。君達の準備が終わるまで待っていてあげたんだ。親切だろう?」
気取った様子で言う男を、リナはふっと鼻で笑う。
「あんた、後悔するわよ」
「後悔?どうしてかな?」
「わっかんないの?」
「そーいえばあんた達、どーして私達を襲うわけ?」
横からシェーラが険しい声で聞いた。
「どうしてって・・・分からないのかい?君達が持っているモノを頂くのさ」
「あたし達が持ってるもの?」
ダルフィンが訝しげな声を上げた。
「あんた盗賊でもやってるつもり?」
「あんな低俗なこと、僕がするわけないじゃないか」
ディオルは心外だと言わんばかりに顔を歪ませた。
「けど僕達、貴方のような魔族が欲しがるものは持っていないはずですよ?」
「とぼけたって無駄さ。もっとも、大人しく渡してくれるとは思ってなかったけど。手っ取り早く、君達を片付けさせてもらうとするよ!」
言ってぱちんと指を鳴らす。途端にデーモン達が吠え、炎の矢が虚空に出現する。
「皆はデーモン達をお願い。あんのキザ野郎は・・・あたしがやる!」
リナはすばやく4人に囁くと、剣を抜き放ち、地面を蹴った。
「あ、ちょっと・・・!」
後ろから聞こえた制止の声をリナは無視した。
まっすぐにディオルに突っ込んで行き、正面から切りつける。が、ディオルは空間を移動し、剣は空を切る。
「キザ野郎は酷いなぁ・・・」
言いながらディオルはリナの真後ろに現れる。リナはすぐさま大きく横に跳び、直後地面に光球が着弾する。
2人は再び対峙した。

リナがディオルに突っ込んでいった後、とりあえず4人は背中合わせに陣取った。
るぐおおぉぉぉぉっ!!
デーモン達が吠え、炎の矢が4人にむかって放たれる。
「封気結界呪(ウィンディ・シールド)」
ゼロスの作り出した風の結界が炎を防ぐ。結界が解かれる前に、
「魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)」
シェーラがヴァルガーヴの剣に呪文をかける。これでヴァルガーヴもデーモンと戦えるというわけである。
炎がおさまり、ゼロスが結界を解く。
「うらあああぁぁぁぁっ!!!」
すぐさまヴァルガーヴが飛び出し、一匹のデーモンの腹を大きく薙ぐ。
「黒妖陣(ブラスト・アッシュ)!」
ダルフィンは目の前にいた一匹を黒い塵と化す。
ゼロスをシェーラも既に次の呪文を唱え始めている。再びデーモンが吠え、炎の矢が打ち出された。

リナは大きく後に跳んだ。それまでリナのいた空間を、光球が通りすぎてゆく。
「さっきから逃げてばかりじゃないか。それじゃあ僕は倒せないよ?」
ディオルが挑発するように嘲笑う。
「・・・・・・あんたって相当間抜けよねー」
「間抜け・・・?」
「そ、間抜け」
惚けたような顔をして繰り返すディオルに。リナはさらに繰り返してやる。
「喧嘩も良いけど、相手は選んだ方が良いわよ?」
「僕が負けるとでも言いたいのかい?それこそ馬鹿げている。ぼくが負けるわけないじゃないか・・・」
その言葉にリナはひょいと肩をすくめて見せる。
「そこまで言うなら試してみると良いさ!君が僕を倒せるかどうか!!?」
叫んでリナに光球を打ち出す。リナはディオルに向かって走り出した。光球は避け、避けきれなかったものは剣で払い、ディオルに迫る。剣の間合いに入る直前に、ディオルは後へさがり、さらに光球を生む。
リナはスピードを少し落とすが立ち止まらずにディオルに向かう。光球を全て避けきり―――
だんっっっ!!
それは彼女が地面を蹴った音だった。それが響いた一瞬後には、リナはディオルのすぐ目の前にいた。
「ちっ・・・」
ディオルは空間を移動しようとして――――ふと、リナを目が合う。
紅くどこまでも深く・・・そして澄みきった瞳。栗色の髪がなびく。
「・・・っ!!君は・・・君はまさか・・・・・・リナ=インバース・・・?!」
ディオルが驚愕の声を上げる頃には。その胸を淡く輝く刀身が貫いていた。
「後悔するって、言ったでしょう?」
顔に笑みを張り付けたまま、リナはディオルを横に切り裂いた。
「馬鹿・・・な・・・何故・・・」
「悪く思わないでよね・・・」
結局悲鳴1つ上げずに――――ディオルは風へ溶けていった。


→第12話に続く
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うーみゅ。イマイチ弱いですね―。ディオルしゃん。ま、いっか。どっちにしろ倒されるんですし(核爆)リナちゃんの1人舞台〜♪ですねー。いままで目立ってなかったくせに(汗)
今回何度か呪文出てきましたけど、すれふぁいのカードがもう役に立つったら(笑)漢字もばっちしですわ(笑)
さぁって次回はーと。んー、どーなりましょう?(死)
あんまり考えて無いですねぇ・・・(おい)まぁどーにかします。ツリーが落ちないうちに投稿できるよう頑張りますので!

ではでは、貴方さえ良ければまた次回☆れーなでしたv

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15073月の人様へレスです☆れーな E-mail 4/23-18:05
記事番号15072へのコメント



>こんにちは、れーな様、月の人です。
こんにちは♪レスする前に落ちてしまったので・・・しくしく。これからレスをば・・・遅くなってごめんなさいです。

>全部読んでからレスしようと思ってたので、遅くなっちゃいました。
>昨日、いっきに読んでしまいましたわ。時間も忘れて世界に浸ってました。
うわぁvわざわざよんで下さったんですか?あー著者別の方に入れておけば良かったですね・・・探すの大変だったのでは・・・(汗)

>まず、ゼロス様、ヴァルガーヴくん、シェーラちゃん、ダルフィンちゃんというパーティにびっくりです。さすがはれーな様、書く事が違うわ。
あはは(汗)その4人にした理由はまたいつか発表・・・になると思うのですが。

>私はダルフィンちゃんがかなり気に入ってしまいました。言葉使いもですが、性格もいいですね。そして、何故かゼロス様以外、はりせんを持ってるというのは・・
ダルちゃんですか♪彼女、あたしのなかではもんのすごく派手とゆーか軽ーいとゆーか、そんな印象があるんですよね(笑)で、あのやうなキャラに(笑)実際はもっとvvvとか連発するようなキャラになるはずだったのですが(爆)

>思わず笑ってしまいましたわ。ええもう、やはり突っ込みにはりせんはかかせませんからね。(笑)
はりせんは・・・書いてるうちになんとなく(笑)今のうちのボケとかないと後でシリアスになるかなーなんて(笑い)

>リナちゃんの登場シーン、らしくて素敵でした。私ってば『ああっ、リナちゃんてば可愛いっ』とか思って・・・いきなり壊れてしまいました。(爆)
ありがとうございますーっ♪実は、ちゃんとリナちゃんできてるかどうか心配で(^^;)

>設定もすっごくいいです。トレジャーハンターという言葉で、FF6(ファイナルファンタジー6)を思い出してしまいました。(知らなかったらごめんなさい)
あにゅ、ごめんなさい知りませんの〜。RPG苦手で(^^;)

>そしてそして、リナちゃんが古代文字を読んでるシーンはうっとりものでした。
はーっ、素敵過ぎます。ちょっと余韻に浸ってました。
古代文字♪呪文ってゆーか、そーゆーの考えるのって案外大変なんですねぇ。ちょっと頭の中に言葉がぐるぐる状態(?)になってしまいましたー。

>ゼロリナなシーンでは、やはり浮遊術の場面ですよね。リナちゃんの手を取って一緒に・・・うふふっ、や〜ん、ゼロリナですわね。二人の会話だけでもにやけてしまうので、このシーンは壊れてしまって大変でした。
例のシーンですか(笑)少しでもゼロリナ度を上げようとした結果です(笑)楽しんで頂けて光栄です☆

>後は火を囲んでのシーン。お互いが一緒に何か言い出そうとする所・・・
>はぁっ、いいです。何を言おうとしてたのでしょう?すっごく気になりますね。
何を言おうとしてたんでしょうねぇ?(爆)って今言うとネタバレになるので(^^;)

>ゼロス様は人間、リナちゃんは魔道士じゃない・・・続きがものすごく気になります。リナちゃんが魔力剣を使えるというのが何だかちょっと気になってる私です。
うあ。良いトコついてくるんですわ―。あたし謎に書くの苦手でして・・・ミステリーとか書けませんの(−−;)ちょっと考えるとすぐ犯人バレちゃうから(笑)その辺についてはあんまり考えないでください♪(笑)

>これからの展開、ドキドキしながらお待ちしてますね。
>では、なんか壊れて支離滅裂ですが、感想でした。
とんでもないですー!すっごく嬉しかったですよーっ♪ありがとうございますです☆

月の人様のお話も楽しみにしてるです♪
ではではまた☆