◆−ぶらりS様旅日記・1−723(9/27-23:05)No.12029
 ┣面白そう〜(^-^*)−雷児(9/29-03:41)No.12043
 ┃┗どうもです(^_^.)−723(9/29-20:04)No.12051
 ┃ ┗おー・・・−雷児(9/30-11:51)No.12061
 ┣ぶらりS様旅日記・2−723(9/29-20:47)No.12052
 ┃┗ふふふふ・・・(爆)−雷児(9/30-12:02)No.12062
 ┃ ┣Re:ふふふふ・・・(爆)−ももも(10/4-22:33)No.12078
 ┃ ┗Re:ふふふふ・・・(爆)−723(10/4-22:37)No.12079
 ┃  ┗ぬ・・・−雷児(10/7-01:31)No.12089
 ┣ぶらりS様旅日記・3−723(10/5-21:17)No.12084
 ┃┗にゅふふ−雷児(10/7-01:37)No.12090
 ┣おまけ・ぶらりゼラス様旅日記−723(10/5-21:19)No.12085
 ┃┗おー!−雷児(10/7-01:45)No.12091
 ┃ ┗ふっふっふっふっふ・・…(謎の笑み)−723(10/7-20:37)No.12096
 ┃  ┗ぬぅ!!面妖な!!(固羅)−雷児(10/9-02:19)No.12107
 ┣ぶらりS様旅日記・4−723(10/7-20:05)No.12095
 ┃┗わ〜♪−雷児(10/9-02:28)No.12108
 ┣ぶらりS様旅日記・5(完結)−723(10/9-00:56)No.12105
 ┃┗終わり〜〜〜(>。<)−雷児(10/9-02:34)No.12109
 ┃ ┗Re:終わり〜〜〜(>。<)−723(10/9-03:31)No.12111
 ┗おまけ・ぶらりグラウ様旅日記−723(10/11-18:39)NEWNo.12126


トップに戻る
12029ぶらりS様旅日記・1723 E-mail URL9/27-23:05


こんにちは。723(なつみ)と申します。
この度小説を書いたので、投稿致します。
まずはじめに諸注意(違?)
このお話、タイトルと内容が、とてもかけはなれています。
それと、登場キャラクターが、かなり原作と違っています。
とりあえず今回の主人公S様と、覇王様、それと獣王様あたりが私から見ても原作表記からズレているのではないかと。
とくにゼラス様は、まったく違います(容姿はアニメ版をご想像いただけると宜しいかと思います)のでご注意ください。
また、覇王神官グロウが出てきますが、性格がわからないためこちらで勝手につくりました。……が、これもかなり個性的な感じです。ご了承下さい。(うちの小説にも出ていますが)
では、前書きが長くなりましたが、そろそろ始めましょう。



     ☆★ぶらりS様旅日記〜ちょっち長め(?)なぷろろ〜ぐ★☆


光と闇とが入り混じる、混沌の世界。

それを統べているのは――魔王の中の魔王、金色の魔王。
かなり高位の魔族ですらその名を口に出来ない、ましてや、人間などでは理解するにも大きすぎる存在。

そんな彼女の使っている城の一室に、呆然と佇む一人の男がいた。

年の頃なら二十歳過ぎ。長く艶やかな黒髪に、雪のように白くぬけた肌。
それだけでも輝くように美しかったが、何より印象的なのが、まさに一対の紅玉を
埋め込んだような瞳。

髪と、肌と、瞳とは互いに映えあい、月並みな表現をすれば、この世の物とは思えぬほどの美しさを、彼は持っていた。

しかし今、その瞳は、僅かに潤んでいるようにすら見えた。
震える手に握られた手紙には、こう書かれている。

『部下Sへ。
 あたしは今度あんたの世界に観光旅行しに行こうと思っているの。
 ……でも、あの世界なんて今まで別に興味無かったから、あんまりくわしくないのよねぇ。
 …そ・こ・で。
 今から1週間以内に、ガイドブック作っておいて欲しいのよ。
 …でもまぁ、流石に大変だろーしぃ?結界内だけで許すわ。
 そーいぅわけでその間は、あんたの封印、解いておいてあげるv
 んじゃ、よろしく♪
 心優しき上司、Lより』

「やっ……優しくないですぅ………」

男―――赤眼の魔王シャブラニグドゥはそう嘆いた。

いっそこのまま逃げてしまおうか、とすら思った―――だが、見つかればどんな目に遇わされるか、おそらく説明する必要はないだろう。

「……あれ?」

男は、もういちまいある紙の存在に気付いた。どうせ碌なことは書いていないだろうと
思うが、読まないわけにもいかないので、おそるおそるその紙をめくった。

『追記。
 あんたが逃げよー、なんて馬鹿なこと考えないよーに、この手紙の封を切ってから
 1分後に自動であっちへ送る魔法かけといたわ。
 とりあえず……そうね、北極あたりに飛ばすからv
 ま、頑張ってね――――――――vv』

…………………………………………。

間。

「ほっ……北極って………そんな何も無い所のガイド作ってどーしろとおっしゃるのですか!?
 というかそもそもあの世界に北極なんてものないんですけど〜〜〜〜っ!!?」

しかし、その叫びも空しく、しばらくして彼は、光に包まれたのだった……。



ずどおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおんっ!!!

やたら派手な音をたてて、シャブラニグドゥは墜落した。
なんとかその身を起こし、とりあえずあたりを見まわしてみる。

そこは、一面ただ真っ白な氷の世界―――――ではなかった。
どうみても部屋なのである。
しかもそれは見覚えのあるものだった。

しばらくきょろきょろとしていた彼だったが、やがてその目がぴたりと止まる。

剣を片手にただ硬直している、男の姿を見つけて。

―様子からして、剣の稽古でもしていたのだろうか?突然に起こった出来事に、
驚きながらもなんとか口を開く。

「……赤眼の……魔王……様………………?」

「や……やぁ、お久しぶりですグラウシェラ―。」

「な……何故このようなところに………?」

「いえちょっと仕事できたんですけど……『北極』って北の拠点のことだったんですねぇ。
 ゼラスとダルフィンは元気にしていますか?」

「え……えぇまぁ……今日くると言っていましたが………」

未だに状況を理解していないのか、グラウシェラーと呼ばれた男はただ呆然と呟いていた。

「……どうしたんですかぼぉっとして。……ひょっとして体弱いんですか?
 ちゃんとバランスのとれた食事しないと駄目ですよ。
 それでなくてもあなたは働きすぎますからね。もっとこう…………」

「………あ、いえ。このようなところで話すのも何ですし、客間へどうぞ。部下に案内させますので。
 もうまもなく海王と獣王も来るかと思われますが。
 ―――おい、誰かこの方を客室に……」

「私がひきうけましょう!」

あらわれたのは、覇王神官グロウ配下の魔族、クレイヴだった。

「わかりました。それじゃあ、よろしくお願いしますね」

シャブラニグドゥはにっこりと微笑み、その部屋へと向かった。

トップに戻る
12043面白そう〜(^-^*)雷児 E-mail 9/29-03:41
記事番号12029へのコメント

>こんにちは。723(なつみ)と申します。
初めまして雷児です。
しかし723様、てっきり「なにさ」と読むんだと思っていました・・・(爆)
S様というあたりにひかれてみました(謎)

>年の頃なら二十歳過ぎ。長く艶やかな黒髪に、雪のように白くぬけた肌。
>それだけでも輝くように美しかったが、何より印象的なのが、まさに一対の紅玉を
>埋め込んだような瞳。
>髪と、肌と、瞳とは互いに映えあい、月並みな表現をすれば、この世の物とは思えぬほどの美しさを、彼は持っていた。
部下S・・・後書きではやられ役なくせに実は超美形・・・?

>『部下Sへ。
> あたしは今度あんたの世界に観光旅行しに行こうと思っているの。
> ……でも、あの世界なんて今まで別に興味無かったから、あんまりくわしくないのよねぇ。
> …そ・こ・で。
> 今から1週間以内に、ガイドブック作っておいて欲しいのよ。
> …でもまぁ、流石に大変だろーしぃ?結界内だけで許すわ。
> そーいぅわけでその間は、あんたの封印、解いておいてあげるv
> んじゃ、よろしく♪
> 心優しき上司、Lより』
>
>「やっ……優しくないですぅ………」
あ、なんか可愛い(爆)

>『追記。
> あんたが逃げよー、なんて馬鹿なこと考えないよーに、この手紙の封を切ってから
> 1分後に自動であっちへ送る魔法かけといたわ。
> とりあえず……そうね、北極あたりに飛ばすからv
> ま、頑張ってね――――――――vv』
>
>…………………………………………。
>
>間。
あははははは!!北極なあたりがL様らしいですね!!
っていうか、Sの思考回路を全てお見通しって言うあたりが流石L様♪

>「ほっ……北極って………そんな何も無い所のガイド作ってどーしろとおっしゃるのですか!?
> というかそもそもあの世界に北極なんてものないんですけど〜〜〜〜っ!!?」
>
>しかし、その叫びも空しく、しばらくして彼は、光に包まれたのだった……。
わはははははは!!(爆)
本当に送り込まれてるし!!結局かわいそうな部下L〜(>_<)


>ずどおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおんっ!!!
>
>やたら派手な音をたてて、シャブラニグドゥは墜落した。
>なんとかその身を起こし、とりあえずあたりを見まわしてみる。
Σ(゜д゜)頭から直撃墜落?!(違)想像すると笑える・・・

>そこは、一面ただ真っ白な氷の世界―――――ではなかった。
>どうみても部屋なのである。
>しかもそれは見覚えのあるものだった。
おー・・・良かったね(^-^)

>しばらくきょろきょろとしていた彼だったが、やがてその目がぴたりと止まる。
>剣を片手にただ硬直している、男の姿を見つけて。
>―様子からして、剣の稽古でもしていたのだろうか?突然に起こった出来事に、
>驚きながらもなんとか口を開く。
>「……赤眼の……魔王……様………………?」
>「や……やぁ、お久しぶりですグラウシェラ―。」
わぁい、ダイナ様登場〜(^w^)しかもなんか真面目そう(爆)

> ゼラスとダルフィンは元気にしていますか?」
>「え……えぇまぁ……今日くると言っていましたが………」
>未だに状況を理解していないのか、グラウシェラーと呼ばれた男はただ呆然と呟いていた。
おぉ、何だか登場な予感〜!!(><*)

>「……どうしたんですかぼぉっとして。……ひょっとして体弱いんですか?
> ちゃんとバランスのとれた食事しないと駄目ですよ。
> それでなくてもあなたは働きすぎますからね。もっとこう…………」
あぁ!部下S!なんて人想いなの?!(汗)魔族!(爆)
でも、何だかおっとりした雰囲気がいい感じですよ〜〜♪


何だか可愛いSがはまりです(笑)
どうなっていくのかなぁ〜(^w^)

トップに戻る
12051どうもです(^_^.)723 E-mail URL9/29-20:04
記事番号12043へのコメント

雷児さんは No.12043「面白そう〜(^-^*)」で書きました。
>
>>こんにちは。723(なつみ)と申します。
>初めまして雷児です。
初めまして♪
……あれ?てっきり以前チャットでお会いした俺様さんかと思っていましたが……
雷児さんというと、あの、絵がとってもお上手な方ですか?(聞くなよ/一人突っ込み)
>しかし723様、てっきり「なにさ」と読むんだと思っていました・・・(爆)
私ははじめ七百二十三のつもりだったのですが、なんとなく夏海にしました(謎)
『なにさ』もよく読まれますね………
こんなHNでも、同名の方がいるらしいです……(大謎)
>S様というあたりにひかれてみました(謎)
やっぱ世間一般では『部下S』ですよね(汗)
>
>>年の頃なら二十歳過ぎ。長く艶やかな黒髪に、雪のように白くぬけた肌。
>>それだけでも輝くように美しかったが、何より印象的なのが、まさに一対の紅玉を
>>埋め込んだような瞳。
>>髪と、肌と、瞳とは互いに映えあい、月並みな表現をすれば、この世の物とは思えぬほどの美しさを、彼は持っていた。
>部下S・・・後書きではやられ役なくせに実は超美形・・・?
まぁ魔王なのでとりあえず……(酷)
>
>>『部下Sへ。
>> あたしは今度あんたの世界に観光旅行しに行こうと思っているの。
>> ……でも、あの世界なんて今まで別に興味無かったから、あんまりくわしくないのよねぇ。
>> …そ・こ・で。
>> 今から1週間以内に、ガイドブック作っておいて欲しいのよ。
>> …でもまぁ、流石に大変だろーしぃ?結界内だけで許すわ。
>> そーいぅわけでその間は、あんたの封印、解いておいてあげるv
>> んじゃ、よろしく♪
>> 心優しき上司、Lより』
>>
>>「やっ……優しくないですぅ………」
>あ、なんか可愛い(爆)
>
>>『追記。
>> あんたが逃げよー、なんて馬鹿なこと考えないよーに、この手紙の封を切ってから
>> 1分後に自動であっちへ送る魔法かけといたわ。
>> とりあえず……そうね、北極あたりに飛ばすからv
>> ま、頑張ってね――――――――vv』
>>
>>…………………………………………。
>>
>>間。
>あははははは!!北極なあたりがL様らしいですね!!
>っていうか、Sの思考回路を全てお見通しって言うあたりが流石L様♪
いぢめ慣れているのでしょーかね?(爆)
>
>>「ほっ……北極って………そんな何も無い所のガイド作ってどーしろとおっしゃるのですか!?
>> というかそもそもあの世界に北極なんてものないんですけど〜〜〜〜っ!!?」
>>
>>しかし、その叫びも空しく、しばらくして彼は、光に包まれたのだった……。
>わはははははは!!(爆)
>本当に送り込まれてるし!!結局かわいそうな部下L〜(>_<)
L様ですからねぇ〜…(謎汗)
>
>
>>ずどおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおんっ!!!
>>
>>やたら派手な音をたてて、シャブラニグドゥは墜落した。
>>なんとかその身を起こし、とりあえずあたりを見まわしてみる。
>Σ(゜д゜)頭から直撃墜落?!(違)想像すると笑える・・・
ををっ!墜落の仕方考えていなかった!!(爆)
では、そういうことにしちゃいましょう!(死)決定!!
>
>>そこは、一面ただ真っ白な氷の世界―――――ではなかった。
>>どうみても部屋なのである。
>>しかもそれは見覚えのあるものだった。
>おー・・・良かったね(^-^)
でも『L様にいぢめられた覚えのある拷問場』とかだったら怖いですネ(汗)
>
>>しばらくきょろきょろとしていた彼だったが、やがてその目がぴたりと止まる。
>>剣を片手にただ硬直している、男の姿を見つけて。
>>―様子からして、剣の稽古でもしていたのだろうか?突然に起こった出来事に、
>>驚きながらもなんとか口を開く。
>>「……赤眼の……魔王……様………………?」
>>「や……やぁ、お久しぶりですグラウシェラ―。」
>わぁい、ダイナ様登場〜(^w^)しかもなんか真面目そう(爆)
>
>> ゼラスとダルフィンは元気にしていますか?」
>>「え……えぇまぁ……今日くると言っていましたが………」
>>未だに状況を理解していないのか、グラウシェラーと呼ばれた男はただ呆然と呟いていた。
>おぉ、何だか登場な予感〜!!(><*)
はい、次回登場予定です!
>
>>「……どうしたんですかぼぉっとして。……ひょっとして体弱いんですか?
>> ちゃんとバランスのとれた食事しないと駄目ですよ。
>> それでなくてもあなたは働きすぎますからね。もっとこう…………」
>あぁ!部下S!なんて人想いなの?!(汗)魔族!(爆)
うちのS様は結構部下思いな方なのですが、いつのまにかただの親バカと化してしまいました(死)
因みに、『バランスのとれた食事』というのは恐怖や絶望や憎悪やらのバランスでして……(謎)
>でも、何だかおっとりした雰囲気がいい感じですよ〜〜♪
>
>
>何だか可愛いSがはまりです(笑)
>どうなっていくのかなぁ〜(^w^)
結末はあまり意外にはならないと思いますが……(爆)
駄文読んでくださって有難う御座いました♪

トップに戻る
12061おー・・・雷児 9/30-11:51
記事番号12051へのコメント

723さんは No.12051「どうもです(^_^.)」で書きました。
>
>雷児さんは No.12043「面白そう〜(^-^*)」で書きました。
>>
>>>こんにちは。723(なつみ)と申します。
>>初めまして雷児です。
>初めまして♪
>……あれ?てっきり以前チャットでお会いした俺様さんかと思っていましたが……
そっか、チャットでは数回あってますわね・・・(^-^*)俺様ですよ(笑)
ほかにもぽんだのちゃーだの高木ブーだので・・・(爆)

>雷児さんというと、あの、絵がとってもお上手な方ですか?(聞くなよ/一人突っ込み)
・・・(^^;)うー夢うまいかどうかは知りませんが(笑)
とりあえず、「書き殴り」で雷児といえば私しかいないと思われます(笑)
イラギャに投稿しているにも俺です(笑)ドッペルゲンガーじゃございません(謎)

>>しかし723様、てっきり「なにさ」と読むんだと思っていました・・・(爆)
>私ははじめ七百二十三のつもりだったのですが、なんとなく夏海にしました(謎)
>『なにさ』もよく読まれますね………
>こんなHNでも、同名の方がいるらしいです……(大謎)
や、言いHNだと思っていましたが(笑)違うんですか・・・(爆)
でもこのごろ数字の名前も多くなってきましたよね・・・やっぱり芸能人関係かな?

>>S様というあたりにひかれてみました(謎)
>やっぱ世間一般では『部下S』ですよね(汗)
そっすね(笑)後、レゾPとかルークとか・・・

>>>年の頃なら二十歳過ぎ。長く艶やかな黒髪に、雪のように白くぬけた肌。
>>>それだけでも輝くように美しかったが、何より印象的なのが、まさに一対の紅玉を
>>>埋め込んだような瞳。
>>>髪と、肌と、瞳とは互いに映えあい、月並みな表現をすれば、この世の物とは思えぬほどの美しさを、彼は持っていた。
>>部下S・・・後書きではやられ役なくせに実は超美形・・・?
>まぁ魔王なのでとりあえず……(酷)
そういえば、強ければ強いほど人間らしく美しくだったっすね・・・
・・・レゾがSになったときのSはひどいゲドロみたいなんしたけどね・・・(汗)

>>>『追記。
>>> あんたが逃げよー、なんて馬鹿なこと考えないよーに、この手紙の封を切ってから
>>> 1分後に自動であっちへ送る魔法かけといたわ。
>>> とりあえず……そうね、北極あたりに飛ばすからv
>>> ま、頑張ってね――――――――vv』
>>>
>>>…………………………………………。
>>>
>>>間。
>>あははははは!!北極なあたりがL様らしいですね!!
>>っていうか、Sの思考回路を全てお見通しって言うあたりが流石L様♪
>いぢめ慣れているのでしょーかね?(爆)
そうかもしれんっすね(笑)後書きではたっぷりいじめられているキャラだし(笑)

>>>ずどおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおんっ!!!
>>>
>>>やたら派手な音をたてて、シャブラニグドゥは墜落した。
>>>なんとかその身を起こし、とりあえずあたりを見まわしてみる。
>>Σ(゜д゜)頭から直撃墜落?!(違)想像すると笑える・・・
>ををっ!墜落の仕方考えていなかった!!(爆)
>では、そういうことにしちゃいましょう!(死)決定!!
Σ(゜д゜)えっ?!決めてなかったって!!(笑)

>>>そこは、一面ただ真っ白な氷の世界―――――ではなかった。
>>>どうみても部屋なのである。
>>>しかもそれは見覚えのあるものだった。
>>おー・・・良かったね(^-^)
>でも『L様にいぢめられた覚えのある拷問場』とかだったら怖いですネ(汗)
そりゃぁもう・・・半泣きですね・・・Sは・・・(笑)
「子の台の上でスコップぐりぐりされた」とか言うガイドを(爆)

>>> ゼラスとダルフィンは元気にしていますか?」
>>>「え……えぇまぁ……今日くると言っていましたが………」
>>>未だに状況を理解していないのか、グラウシェラーと呼ばれた男はただ呆然と呟いていた。
>>おぉ、何だか登場な予感〜!!(><*)
>はい、次回登場予定です!
ふふふ・・・楽しみ♪

>>>「……どうしたんですかぼぉっとして。……ひょっとして体弱いんですか?
>>> ちゃんとバランスのとれた食事しないと駄目ですよ。
>>> それでなくてもあなたは働きすぎますからね。もっとこう…………」
>>あぁ!部下S!なんて人想いなの?!(汗)魔族!(爆)
>うちのS様は結構部下思いな方なのですが、いつのまにかただの親バカと化してしまいました(死)
親ばかですか(笑)でも良い感じッすね・・・(=▽=*)

>因みに、『バランスのとれた食事』というのは恐怖や絶望や憎悪やらのバランスでして……(謎)
なるほど・・・そこらへんは魔族っぽいのですね(笑)

>>何だか可愛いSがはまりです(笑)
>>どうなっていくのかなぁ〜(^w^)
>結末はあまり意外にはならないと思いますが……(爆)
>駄文読んでくださって有難う御座いました♪
いえいえ、また感想書きます♪

トップに戻る
12052ぶらりS様旅日記・2723 E-mail URL9/29-20:47
記事番号12029へのコメント



     ☆★ぶらりS様旅日記〜大阪港の大魔王(死)〜★☆


ついた部屋は、かなりの広さだった。
そして、部屋で待っていたのは――――――。

「こんにちは、赤眼の魔王様。お会いできて、嬉しく思います」

覇王神官、グロウだった。

「こんにちは」

シャブラニグドゥはふと、以前覇王将軍ノーストに会ったときのことを思い出した。
あの時彼は酷く驚いていて、セイルーンに向かわせるのに5時間ほどかかった。

それに比べて、今目の前にいる青年は、少しも取り乱している様子がない。
いつもこうなのか、のんびりとした口調で話していた。

「お聞きしたかも、しれませんが、今日は、獣王様と、海王様も、こちらに、いらっしゃるそうです」

言いながら、いれたお茶を差し出す。

「そうらしいですね。私も、久々に部下たちに会えるので楽しみですよ」

――たしかに会うだけなら楽しいだろう。しかし今回は、それだけで帰るわけには行かなかった。

その時、かちゃり、と音がして、ドアが開く。

「大変おまたせしてしまって申し訳御座いません……。海王と獣王が………」

しかし、グラウシェラ―が言い終わる前に、後ろにいた二人の女は近づいて。

「きゃあっ赤眼の魔王様お久しぶりですわっっ♪」

「元気そうでなによりですダルフィン」

「まさかお会いできるとは思っていませんでした」

「ゼラスも相変わらず綺麗ですねぇ☆」

その様子を見てグラウシェラ―は、傍にいたグロウに言った。

「……この2人にも茶を出せ」

「はい、畏まりました」

「―――ところで赤眼の魔王様。先程仕事とおっしゃっていましたが……。
 何故ここにいらっしゃるのですか?貴方はカタートに封じられていたのでは……?」

「えぇと………。
 金色の魔王様は知っていますよね?」

「――ええ」

「実はその方に、この世界のガイドブックを作ることと引き換えに、少しの間
 北の山から開放させていただいたんです」

「…………がいどぶっく………?」

グラウシェラ―はその言葉に考え込む。

「カタートってここから南ですわよ?」

「……そーいう意味じゃないのよダルフィン……」

そして、ようやく何か理解できたのか、口を開く。

「……というと、またのっとれそうな国を探して食糧でもあつめるのですか?
 しかしそのような私や魔竜王が計画の一部としてやったこと、
 わざわざ赤眼の魔王様のようなお方がされなくても……」

「いえ……そうじゃなくて……」

「では、ディルスのように攻めてくるかもしれないところを探すためですか?
 ですが人間ごとき、大した脅威でもないのに、恐れる必要もないかと……」

「………………………………………」

赤眼の魔王は悟った。どんな言い方をしても彼に事情を理解させるのは、不可能だと。

「……まぁ……とにかく。観光名所などを1週間以内に調べてまとめないといけないんですよ。
 そういうわけで、ゆっくりさせてもらいましたけど、そろそろ行きますね」

「それでしたら、あたしも手伝いますわ。赤眼の魔王様」

立ちかけた魔王に言ったのは、ダルフィンだった。

「わあ、それは助かります」

「私も――――――………」

と、今度はグラウシェラ―。

「あの御方が貴方に下した命ともなれば、おそらくはそれ程の大事………。
 及ばずながらこの覇王グラウシェラ―、お力添えさせて頂きます」

「……いや……だから違うんですけど………とりあえずありがとう御座います」

よほど普段L様に酷い扱いをされているのか、『つい』で部下に礼をいっている。

「……勿論私もやるわよ」

言ってテーブルに置いておいた茶をすするぜラス。

「ガイドブック、なんて作っておけばなにかと役に立つだろーし、ね」

「じゃあ、すみませんが、Lさ……いえ、金色の魔王様が納得いかれる物を作れるよう、
 お願いしますね」

こうして、彼らのガイドブック作成の旅は始まった。

トップに戻る
12062ふふふふ・・・(爆)雷児 URL9/30-12:02
記事番号12052へのコメント

>     ☆★ぶらりS様旅日記〜大阪港の大魔王(死)〜★☆
大阪港Σ(゜д゜)近い?!(爆)

>シャブラニグドゥはふと、以前覇王将軍ノーストに会ったときのことを思い出した。
>あの時彼は酷く驚いていて、セイルーンに向かわせるのに5時間ほどかかった。
(^^;)普通は驚くと思うんだけどな・・・やましいことでもあっ(以下略)

>「お聞きしたかも、しれませんが、今日は、獣王様と、海王様も、こちらに、いらっしゃるそうです」
>言いながら、いれたお茶を差し出す。
>「そうらしいですね。私も、久々に部下たちに会えるので楽しみですよ」
>――たしかに会うだけなら楽しいだろう。しかし今回は、それだけで帰るわけには行かなかった。
(-_-;)・・・大変だよね・・・部下S・・・観光ガイドブック作らなきゃだめだし・・・(笑)

>その時、かちゃり、と音がして、ドアが開く。
>「大変おまたせしてしまって申し訳御座いません……。海王と獣王が………」
>しかし、グラウシェラ―が言い終わる前に、後ろにいた二人の女は近づいて。
>「きゃあっ赤眼の魔王様お久しぶりですわっっ♪」
>「元気そうでなによりですダルフィン」
>「まさかお会いできるとは思っていませんでした」
>「ゼラスも相変わらず綺麗ですねぇ☆」
お二人登場!!っていうかSがゼラスに向かって「綺麗」とわっ?!(爆)
ちょっとびっくりさ!!自分で作った子供なのにっ!この親ばかっ♪(死)

>「―――ところで赤眼の魔王様。先程仕事とおっしゃっていましたが……。
> 何故ここにいらっしゃるのですか?貴方はカタートに封じられていたのでは……?」
普通出てこれないはずだもんね(笑)

>「実はその方に、この世界のガイドブックを作ることと引き換えに、少しの間
> 北の山から開放させていただいたんです」
>「…………がいどぶっく………?」
>グラウシェラ―はその言葉に考え込む。
わはははははは!!(爆)場面を想像すると笑えるっ

>「……というと、またのっとれそうな国を探して食糧でもあつめるのですか?
> しかしそのような私や魔竜王が計画の一部としてやったこと、
> わざわざ赤眼の魔王様のようなお方がされなくても……」
>「いえ……そうじゃなくて……」
・・・!(>▽<)ノ←こらえ中

>「では、ディルスのように攻めてくるかもしれないところを探すためですか?
> ですが人間ごとき、大した脅威でもないのに、恐れる必要もないかと……」
>「………………………………………」
>赤眼の魔王は悟った。どんな言い方をしても彼に事情を理解させるのは、不可能だと。
>「……まぁ……とにかく。観光名所などを1週間以内に調べてまとめないといけないんですよ。
> そういうわけで、ゆっくりさせてもらいましたけど、そろそろ行きますね」
わはははははははははは!!←結局笑う
説明しても無理だわな!L様の本性(爆)を知らないんだし!!

>「それでしたら、あたしも手伝いますわ。赤眼の魔王様」
>立ちかけた魔王に言ったのは、ダルフィンだった。
>「わあ、それは助かります」
お花が飛んでそうだね・・・

>「私も――――――………」
>と、今度はグラウシェラ―。
>「あの御方が貴方に下した命ともなれば、おそらくはそれ程の大事………。
> 及ばずながらこの覇王グラウシェラ―、お力添えさせて頂きます」
>「……いや……だから違うんですけど………とりあえずありがとう御座います」
違うんだけどね・・・(笑)

>よほど普段L様に酷い扱いをされているのか、『つい』で部下に礼をいっている。
まぁ・・・親ばかだし・・・(それですませる)

>「……勿論私もやるわよ」
>言ってテーブルに置いておいた茶をすするぜラス。
>「ガイドブック、なんて作っておけばなにかと役に立つだろーし、ね」
何だか一番L様の考えに近い考えだわ(笑)

>「じゃあ、すみませんが、Lさ……いえ、金色の魔王様が納得いかれる物を作れるよう、
> お願いしますね」
>こうして、彼らのガイドブック作成の旅は始まった。
納得いかなかった時のが笑えますが(笑)


(*><)まだまだ楽しみ〜!!

トップに戻る
12078Re:ふふふふ・・・(爆)ももも 10/4-22:33
記事番号12062へのコメント

雷児さんは No.12062「ふふふふ・・・(爆)」で書きました。
>
>>     ☆★ぶらりS様旅日記〜大阪港の大魔王(死)〜★☆
>大阪港Σ(゜д゜)近い?!(爆)
>セメント・・・(笑)
>>シャブラニグドゥはふと、以前覇王将軍ノーストに会ったときのことを思い出した。
>>あの時彼は酷く驚いていて、セイルーンに向かわせるのに5時間ほどかかった。
>(^^;)普通は驚くと思うんだけどな・・・やましいことでもあっ(以下略)
>5時間・・・
>>「お聞きしたかも、しれませんが、今日は、獣王様と、海王様も、こちらに、いらっしゃるそうです」
>>言いながら、いれたお茶を差し出す。
>>「そうらしいですね。私も、久々に部下たちに会えるので楽しみですよ」
>>――たしかに会うだけなら楽しいだろう。しかし今回は、それだけで帰るわけには行かなかった。
>(-_-;)・・・大変だよね・・・部下S・・・観光ガイドブック作らなきゃだめだし・・・(笑)
>ガイドブックのために、封印をとかれる悲しき中間管理職・・・
>>その時、かちゃり、と音がして、ドアが開く。
>>「大変おまたせしてしまって申し訳御座いません……。海王と獣王が………」
>>しかし、グラウシェラ―が言い終わる前に、後ろにいた二人の女は近づいて。
>>「きゃあっ赤眼の魔王様お久しぶりですわっっ♪」
>>「元気そうでなによりですダルフィン」
>>「まさかお会いできるとは思っていませんでした」
>>「ゼラスも相変わらず綺麗ですねぇ☆」
>お二人登場!!っていうかSがゼラスに向かって「綺麗」とわっ?!(爆)
>ちょっとびっくりさ!!自分で作った子供なのにっ!この親ばかっ♪(死)
>ゼロスみたいだ・・・。このS・・
>>「―――ところで赤眼の魔王様。先程仕事とおっしゃっていましたが……。
>> 何故ここにいらっしゃるのですか?貴方はカタートに封じられていたのでは……?」
>普通出てこれないはずだもんね(笑)
>出てきたら世界滅んじゃうもんなー
>>「実はその方に、この世界のガイドブックを作ることと引き換えに、少しの間
>> 北の山から開放させていただいたんです」
>>「…………がいどぶっく………?」
>>グラウシェラ―はその言葉に考え込む。
>わはははははは!!(爆)場面を想像すると笑えるっ
>真面目!!!
>>「……というと、またのっとれそうな国を探して食糧でもあつめるのですか?
>> しかしそのような私や魔竜王が計画の一部としてやったこと、
>> わざわざ赤眼の魔王様のようなお方がされなくても……」
>>「いえ……そうじゃなくて……」
>・・・!(>▽<)ノ←こらえ中
>この人は天然ですね(笑)
>>「では、ディルスのように攻めてくるかもしれないところを探すためですか?
>> ですが人間ごとき、大した脅威でもないのに、恐れる必要もないかと……」
>>「………………………………………」
>>赤眼の魔王は悟った。どんな言い方をしても彼に事情を理解させるのは、不可能だと。
>>「……まぁ……とにかく。観光名所などを1週間以内に調べてまとめないといけないんですよ。
>> そういうわけで、ゆっくりさせてもらいましたけど、そろそろ行きますね」
>わはははははははははは!!←結局笑う
>説明しても無理だわな!L様の本性(爆)を知らないんだし!!
>知ったらどうなるでしょう・・・
>>「それでしたら、あたしも手伝いますわ。赤眼の魔王様」
>>立ちかけた魔王に言ったのは、ダルフィンだった。
>>「わあ、それは助かります」
>お花が飛んでそうだね・・・
>確かに。
>>「私も――――――………」
>>と、今度はグラウシェラ―。
>>「あの御方が貴方に下した命ともなれば、おそらくはそれ程の大事………。
>> 及ばずながらこの覇王グラウシェラ―、お力添えさせて頂きます」
>>「……いや……だから違うんですけど………とりあえずありがとう御座います」
>違うんだけどね・・・(笑)
>勘違いもいいとこだね。(笑)
>>よほど普段L様に酷い扱いをされているのか、『つい』で部下に礼をいっている。
>まぁ・・・親ばかだし・・・(それですませる)
>ゼラスに、綺麗っていってたし。
>>「……勿論私もやるわよ」
>>言ってテーブルに置いておいた茶をすするぜラス。
>>「ガイドブック、なんて作っておけばなにかと役に立つだろーし、ね」
>何だか一番L様の考えに近い考えだわ(笑)
>L様の正体(笑)知ってるんじゃ・・・
>>「じゃあ、すみませんが、Lさ……いえ、金色の魔王様が納得いかれる物を作れるよう、
>> お願いしますね」
>>こうして、彼らのガイドブック作成の旅は始まった。
>納得いかなかった時のが笑えますが(笑)
>
>
>(*><)まだまだ楽しみ〜!!

トップに戻る
12079Re:ふふふふ・・・(爆)723 E-mail URL10/4-22:37
記事番号12062へのコメント

雷児さんは No.12062「ふふふふ・・・(爆)」で書きました。
>
>>     ☆★ぶらりS様旅日記〜大阪港の大魔王(死)〜★☆
>大阪港Σ(゜д゜)近い?!(爆)
L様が『コンクリづけにして沈める』宣言したぱしょなんですよね・・…(^_^.)
>
>>シャブラニグドゥはふと、以前覇王将軍ノーストに会ったときのことを思い出した。
>>あの時彼は酷く驚いていて、セイルーンに向かわせるのに5時間ほどかかった。
>(^^;)普通は驚くと思うんだけどな・・・やましいことでもあっ(以下略)
へっ!?まさかノースト君とS様がそんな……(違死)
>
>>「お聞きしたかも、しれませんが、今日は、獣王様と、海王様も、こちらに、いらっしゃるそうです」
>>言いながら、いれたお茶を差し出す。
>>「そうらしいですね。私も、久々に部下たちに会えるので楽しみですよ」
>>――たしかに会うだけなら楽しいだろう。しかし今回は、それだけで帰るわけには行かなかった。
>(-_-;)・・・大変だよね・・・部下S・・・観光ガイドブック作らなきゃだめだし・・・(笑)
>
>>その時、かちゃり、と音がして、ドアが開く。
>>「大変おまたせしてしまって申し訳御座いません……。海王と獣王が………」
>>しかし、グラウシェラ―が言い終わる前に、後ろにいた二人の女は近づいて。
>>「きゃあっ赤眼の魔王様お久しぶりですわっっ♪」
>>「元気そうでなによりですダルフィン」
>>「まさかお会いできるとは思っていませんでした」
>>「ゼラスも相変わらず綺麗ですねぇ☆」
>お二人登場!!っていうかSがゼラスに向かって「綺麗」とわっ?!(爆)
>ちょっとびっくりさ!!自分で作った子供なのにっ!この親ばかっ♪(死)
うーん実は単に台詞が思いつかなっかたからだけだったり・・…(爆)
S様ファンの皆様……ごめんなさい。
>
>>「―――ところで赤眼の魔王様。先程仕事とおっしゃっていましたが……。
>> 何故ここにいらっしゃるのですか?貴方はカタートに封じられていたのでは……?」
>普通出てこれないはずだもんね(笑)
そーいえばアニメのアイキャッチでL様がスコップもってたのって、一体如何いう意味だったのでしょう……?
>
>>「実はその方に、この世界のガイドブックを作ることと引き換えに、少しの間
>> 北の山から開放させていただいたんです」
>>「…………がいどぶっく………?」
>>グラウシェラ―はその言葉に考え込む。
>わはははははは!!(爆)場面を想像すると笑えるっ
>
>>「……というと、またのっとれそうな国を探して食糧でもあつめるのですか?
>> しかしそのような私や魔竜王が計画の一部としてやったこと、
>> わざわざ赤眼の魔王様のようなお方がされなくても……」
>>「いえ……そうじゃなくて……」
>・・・!(>▽<)ノ←こらえ中
>
>>「では、ディルスのように攻めてくるかもしれないところを探すためですか?
>> ですが人間ごとき、大した脅威でもないのに、恐れる必要もないかと……」
>>「………………………………………」
>>赤眼の魔王は悟った。どんな言い方をしても彼に事情を理解させるのは、不可能だと。
>>「……まぁ……とにかく。観光名所などを1週間以内に調べてまとめないといけないんですよ。
>> そういうわけで、ゆっくりさせてもらいましたけど、そろそろ行きますね」
>わはははははははははは!!←結局笑う
>説明しても無理だわな!L様の本性(爆)を知らないんだし!!
彼が後書きみたらどーなるんでしょーかねー?
…っていうか、ダル様あたり意外に読んでたりして……(爆)
>
>>「それでしたら、あたしも手伝いますわ。赤眼の魔王様」
>>立ちかけた魔王に言ったのは、ダルフィンだった。
>>「わあ、それは助かります」
>お花が飛んでそうだね・・・
おっとりと……
>
>>「私も――――――………」
>>と、今度はグラウシェラ―。
>>「あの御方が貴方に下した命ともなれば、おそらくはそれ程の大事………。
>> 及ばずながらこの覇王グラウシェラ―、お力添えさせて頂きます」
>>「……いや……だから違うんですけど………とりあえずありがとう御座います」
>違うんだけどね・・・(笑)
>
>>よほど普段L様に酷い扱いをされているのか、『つい』で部下に礼をいっている。
>まぁ・・・親ばかだし・・・(それですませる)
この親にしてこの子在りというか……グラウ様も結構子バカの気があるっぽいさね…(死)
>
>>「……勿論私もやるわよ」
>>言ってテーブルに置いておいた茶をすするぜラス。
>>「ガイドブック、なんて作っておけばなにかと役に立つだろーし、ね」
>何だか一番L様の考えに近い考えだわ(笑)
遺伝……?(違爆)
>
>>「じゃあ、すみませんが、Lさ……いえ、金色の魔王様が納得いかれる物を作れるよう、
>> お願いしますね」
>>こうして、彼らのガイドブック作成の旅は始まった。
>納得いかなかった時のが笑えますが(笑)
理解してない覇王様なんか真面目に国の軍事力とかまとめちゃいそうですしね…(汗)
>
>そっか、チャットでは数回あってますわね・・・(^-^*)俺様ですよ(笑)
>ほかにもぽんだのちゃーだの高木ブーだので・・・(爆)
はじめ『ぱんだ』と読んでしまった私って一体……?
>
>・・・(^^;)うー夢うまいかどうかは知りませんが(笑)
>りあえず、「書き殴り」で雷児といえば私しかいないと思われます(笑)
>ラギャに投稿しているにも俺です(笑)ドッペルゲンガーじゃございません(謎)
そうですか。良かった……ところで『スレイヤーズWORLD』のもそうなのですか?
ドッペルゲンガーって見ると死ぬんですよね(謎)
>そっすね(笑)後、レゾPとかルークとか・・・
れっ……れぞぴー!?それは初耳です!(笑爆)
…あ、カタートの方は某美少女戦士で普段は巫女さんの………(謎死)
>そういえば、強ければ強いほど人間らしく美しくだったっすね・・・
>・・・レゾがSになったときのSはひどいゲドロみたいなんしたけどね・・・(汗)
でもラーシャートよりシェーラさんの方が可愛いですね(禁句)
レゾ版S様、何故しゃべり方がじーさんのよーだったのでしょう?
器が100歳を超えていたからでしょーか?
…でも、器が影響するなら、グラウ様パクリ魔扱いしたルーク版のS様の口調が
彼と似ているのはおかしいですね…ははは(汗/ちょっと私情)
>Σ(゜д゜)えっ?!決めてなかったって!!(笑)
あはははははははははははははははははは☆


>(*><)まだまだ楽しみ〜!!
どうもです♪


トップに戻る
12089ぬ・・・雷児 E-mail 10/7-01:31
記事番号12079へのコメント


>>>     ☆★ぶらりS様旅日記〜大阪港の大魔王(死)〜★☆
>>大阪港Σ(゜д゜)近い?!(爆)
>L様が『コンクリづけにして沈める』宣言したぱしょなんですよね・・…(^_^.)
あ・・・そうだたっスか・・・(笑)大阪港に沈めるのか・・・見物できるな(爆)

>>>シャブラニグドゥはふと、以前覇王将軍ノーストに会ったときのことを思い出した。
>>>あの時彼は酷く驚いていて、セイルーンに向かわせるのに5時間ほどかかった。
>>(^^;)普通は驚くと思うんだけどな・・・やましいことでもあっ(以下略)
>へっ!?まさかノースト君とS様がそんな……(違死)
( ̄□ ̄;)!!なんと!!(違)

>>>その時、かちゃり、と音がして、ドアが開く。
>>>「大変おまたせしてしまって申し訳御座いません……。海王と獣王が………」
>>>しかし、グラウシェラ―が言い終わる前に、後ろにいた二人の女は近づいて。
>>>「きゃあっ赤眼の魔王様お久しぶりですわっっ♪」
>>>「元気そうでなによりですダルフィン」
>>>「まさかお会いできるとは思っていませんでした」
>>>「ゼラスも相変わらず綺麗ですねぇ☆」
>>お二人登場!!っていうかSがゼラスに向かって「綺麗」とわっ?!(爆)
>>ちょっとびっくりさ!!自分で作った子供なのにっ!この親ばかっ♪(死)
>うーん実は単に台詞が思いつかなっかたからだけだったり・・…(爆)
>S様ファンの皆様……ごめんなさい。
大丈夫だよ〜〜(笑)
Sがおっとりした人って考えていらっしゃる方もいらっしゃいます。

>>>「―――ところで赤眼の魔王様。先程仕事とおっしゃっていましたが……。
>>> 何故ここにいらっしゃるのですか?貴方はカタートに封じられていたのでは……?」
>>普通出てこれないはずだもんね(笑)
>そーいえばアニメのアイキャッチでL様がスコップもってたのって、一体如何いう意味だったのでしょう……?
あれは本来ならシャベルだったのです・・・
でも、L様が持っていたのは本当はスコップだったらしいっす。
だから、アイキャッチもスコップになったと思われます(笑)

>>>「では、ディルスのように攻めてくるかもしれないところを探すためですか?
>>> ですが人間ごとき、大した脅威でもないのに、恐れる必要もないかと……」
>>>「………………………………………」
>>>赤眼の魔王は悟った。どんな言い方をしても彼に事情を理解させるのは、不可能だと。
>>>「……まぁ……とにかく。観光名所などを1週間以内に調べてまとめないといけないんですよ。
>>> そういうわけで、ゆっくりさせてもらいましたけど、そろそろ行きますね」
>>わはははははははははは!!←結局笑う
>>説明しても無理だわな!L様の本性(爆)を知らないんだし!!
>彼が後書きみたらどーなるんでしょーかねー?
>…っていうか、ダル様あたり意外に読んでたりして……(爆)
どうなるんだろうね〜(°°;;;)皆離反しちゃったりして(笑)

>>>「私も――――――………」
>>>と、今度はグラウシェラ―。
>>>「あの御方が貴方に下した命ともなれば、おそらくはそれ程の大事………。
>>> 及ばずながらこの覇王グラウシェラ―、お力添えさせて頂きます」
>>>「……いや……だから違うんですけど………とりあえずありがとう御座います」
>>違うんだけどね・・・(笑)
>>
>>>よほど普段L様に酷い扱いをされているのか、『つい』で部下に礼をいっている。
>>まぁ・・・親ばかだし・・・(それですませる)
>この親にしてこの子在りというか……グラウ様も結構子バカの気があるっぽいさね…(死)
そうだね・・・(笑)シェーラちゃ〜ん・・・だしね・・・(微笑)

>>>「……勿論私もやるわよ」
>>>言ってテーブルに置いておいた茶をすするぜラス。
>>>「ガイドブック、なんて作っておけばなにかと役に立つだろーし、ね」
>>何だか一番L様の考えに近い考えだわ(笑)
>遺伝……?(違爆)
Σ(゜д゜)

>>>「じゃあ、すみませんが、Lさ……いえ、金色の魔王様が納得いかれる物を作れるよう、
>>> お願いしますね」
>>>こうして、彼らのガイドブック作成の旅は始まった。
>>納得いかなかった時のが笑えますが(笑)
>理解してない覇王様なんか真面目に国の軍事力とかまとめちゃいそうですしね…(汗)
うんうん・・・でも仕方のないことなんだろうね・・・(笑)

>>そっか、チャットでは数回あってますわね・・・(^-^*)俺様ですよ(笑)
>>ほかにもぽんだのちゃーだの高木ブーだので・・・(爆)
>はじめ『ぱんだ』と読んでしまった私って一体……?
似てるから許可(謎爆)

>>・・・(^^;)うー夢うまいかどうかは知りませんが(笑)
>>りあえず、「書き殴り」で雷児といえば私しかいないと思われます(笑)
>>ラギャに投稿しているにも俺です(笑)ドッペルゲンガーじゃございません(謎)
>そうですか。良かった……ところで『スレイヤーズWORLD』のもそうなのですか?
おそらく私だと思われます(^-^;)
イラスト投稿していた時期が少しあったので。

>ドッペルゲンガーって見ると死ぬんですよね(謎)
らしいですね(笑)

>>そっすね(笑)後、レゾPとかルークとか・・・
>れっ……れぞぴー!?それは初耳です!(笑爆)
>…あ、カタートの方は某美少女戦士で普段は巫女さんの………(謎死)
>>そういえば、強ければ強いほど人間らしく美しくだったっすね・・・
>>・・・レゾがSになったときのSはひどいゲドロみたいなんしたけどね・・・(汗)
>でもラーシャートよりシェーラさんの方が可愛いですね(禁句)
当たり前っしょ(固羅)

>レゾ版S様、何故しゃべり方がじーさんのよーだったのでしょう?
>器が100歳を超えていたからでしょーか?
>…でも、器が影響するなら、グラウ様パクリ魔扱いしたルーク版のS様の口調が
>彼と似ているのはおかしいですね…ははは(汗/ちょっと私情)
うー夢・・・なんでだろうね〜・・・
きっと7つに分かれたSの精神が分かれててだな・・・
爺、婆、兄ちゃん、兄貴、ボディコンなどなど・・・性格が沢山・・・
あ・・・だめ?(爆)

であ

トップに戻る
12084ぶらりS様旅日記・3723 E-mail URL10/5-21:17
記事番号12029へのコメント




     ☆★ぶらりS様旅日記・3〜博多湾の大魔王★☆


「ふぅ……結構することありますね――………」

とある街の通りを、赤眼の魔王は歩いていた。

とりあえず、西方の国は腹心達にまかせて、
今彼がまとめているのは、エルメキアあたりだ。

…とはいっても単位は『国』である。一国の中にある観光名所など、数えるのが
バカらしいほどある。ましてや、提出先はあのL様だ。

何処にでも在るような代物では、まず納得されないだろう。有名な所は勿論、
あまり名の知れていないところまで作り、読んだだけでその町の殆どが
わかるようにしなければならない。しかも、ページ数は極力減らす。
結界内だけ――とはいえ、あれだけの面積があるところを、1週間以内で調べて
まとめるのだ。そう簡単なことではないだろう。

……こういう書き方をすると、果たしてそれが部下たちにできるか疑問に思えてくるが、
ゼラスは細かい部分にまで凝る性格だし、グラウシェラーは結構仕事熱心な方だし、
ダルフィンも遊んでいるようでいつね最後にはしっかりとしたものを作ってくるので
大丈夫だろう……多分。

とりあえず…この街について調べ終わって、次は何処へ行こうか、などと考えたその時。

「おぉ、赤眼の魔王さんじゃねぇか」

「おやじさんっ!?」

声をかけてきたのは、一見して普通の酒屋のおっちゃんだった。

『一見して』というのも、実はこの男、元々は竜族だったりするのだ。

それが、何があったのかは謎だが、屋台を開いていて、赤眼の魔王はその店の常連となっていたのである。
降魔戦争以前は、よく魔竜王と二人で店に行き、戦争後も、L様に何かされるたびに愚痴をこぼしていたらしい。

「よぉ、しばらくぶりじゃねぃか。
 ……でお前さん、今回は何でまたこんな所にいるよ?」

「はぁ、実は・………」

赤眼の魔王は事情を説明する。

「……そりゃあまた大変な目にあってるなぁ……。
 あぁそうだ。それだったらディレグ・シティなんてどうだ?
 あそこの名物クレープは、セイルーンのソフトクリームと並ぶ絶品だそうだ」

「そぉなんですか。有難う御座います」

「ま、『困ったときはお互い様』だしな。
 その町はここから大して遠くねぇ……ってあんたは空間渡れるのか。はっはっは。
 それじゃあ、ま、がんばれな」

おっちゃんは、そう言って帰っていった――。

トップに戻る
12090にゅふふ雷児 E-mail 10/7-01:37
記事番号12084へのコメント


>     ☆★ぶらりS様旅日記・3〜博多湾の大魔王★☆
博多ーーー!!(笑)

>とりあえず、西方の国は腹心達にまかせて、
>今彼がまとめているのは、エルメキアあたりだ。
おを・・・ちゃんと手分けしてやってるのね・・・
みんなでゴロゴロついていくのかと思った・・・

>何処にでも在るような代物では、まず納得されないだろう。有名な所は勿論、
>あまり名の知れていないところまで作り、読んだだけでその町の殆どが
>わかるようにしなければならない。しかも、ページ数は極力減らす。
>結界内だけ――とはいえ、あれだけの面積があるところを、1週間以内で調べて
>まとめるのだ。そう簡単なことではないだろう。
・・・なんか・・・編集さんみたいだね・・・(爆)
「あぁっこういう書き方じゃ読者の目をくぎづけにできないっ」とか(爆)

>……こういう書き方をすると、果たしてそれが部下たちにできるか疑問に思えてくるが、
>ゼラスは細かい部分にまで凝る性格だし、グラウシェラーは結構仕事熱心な方だし、
>ダルフィンも遊んでいるようでいつね最後にはしっかりとしたものを作ってくるので
>大丈夫だろう……多分。
・・・結局は不安なんだろうね・・・ちゅっかかたよりそうだにょ・・・

>「おぉ、赤眼の魔王さんじゃねぇか」
>「おやじさんっ!?」
>声をかけてきたのは、一見して普通の酒屋のおっちゃんだった。
>『一見して』というのも、実はこの男、元々は竜族だったりするのだ。
>
>それが、何があったのかは謎だが、屋台を開いていて、赤眼の魔王はその店の常連となっていたのである。
>降魔戦争以前は、よく魔竜王と二人で店に行き、戦争後も、L様に何かされるたびに愚痴をこぼしていたらしい。
( ̄▽ ̄*)!!仲良しっ?!(笑)いいねぇ・・・流石S・・・

>「……そりゃあまた大変な目にあってるなぁ……。
> あぁそうだ。それだったらディレグ・シティなんてどうだ?
> あそこの名物クレープは、セイルーンのソフトクリームと並ぶ絶品だそうだ」
>「そぉなんですか。有難う御座います」
>「ま、『困ったときはお互い様』だしな。
> その町はここから大して遠くねぇ……ってあんたは空間渡れるのか。はっはっは。
> それじゃあ、ま、がんばれな」
>おっちゃんは、そう言って帰っていった――。
なんて爽やかなナイスなおっちゃん・・・(==*)
どのような風貌をしていらっしゃるのでしょう・・・(笑)
ごつくて金髪かな?(死爆)

トップに戻る
12085おまけ・ぶらりゼラス様旅日記723 E-mail URL10/5-21:19
記事番号12029へのコメント



―――――― 一方―――――。

獣王ゼラス=メタリオムは、セイルーン・シティを調べていた。
……否――――――。

「ゼロスっ今度はあっちの店いくわよっ♪」

「はいっ獣王様っ!」

この光景はむしろ、『遊んでいる』と言いかえるべきかもしれない。

「やっぱここ(セイルーン)といえばこのソフトクリームよねぇ。
 ……あらゼロスッたら口についているわよ。ふふ、可愛いv」

……獣王よ……それではその辺でイチャついているバカップルと、大差ないぞ……。

「ゼッ……ゼロスさんっ!!?」

「あぁアメリアさんじゃあないですか。お久しぶりです♪」

アメリアと呼ばれた、ゼロスの知りあいらしき人物は、ゼラスのはじめてみる顔だった。
だが――知らないわけでもない。

「アメリア?……っていうとここの王女サマ?そーいえばゼロス、知り合いだったわね」

しかしその少女は、命知らずにもゼラスの発言を無視し、

「何故ここにいるんです!?さては、また何か悪いことを企んでいますね!
 そちらの女の人は誰です!!?」

じりっ、トゼロスに問い詰める。…が、答えたのは彼ではなかった。

「みてのとおり、ゼロスの恋人〈はぁと〉よv」

「こッ・……!?」

その答えに、アメリアはしばし黙ったが、やがて考えをまとめたか、

「…白状しなさいゼロスさん!こんな罪なき女性を騙して、
 一体何を企んでいるのかを!!」

再びゼロスに迫る。

「別に何も企んでいませんよぉ」

「ちょっとあなたゼロスのことどう思っているか知らないけどっ!
 このゼロスは可愛いし優しいし気が利くしよく働くしそのうえ料理も上手で……」

「そんなっっなんか照れますねっっっvv」

アメリアの態度が気に触ったのか、いきなりゼロスの自慢をはじめるゼラスに、
頬など紅潮させてるゼロス。

――余談だが、ゼラスのこの親バカは、赤眼の魔王から受け継いだものだろうと、
魔族の大半が確信しているらしい。

「だっ……騙されちゃあいけません!!
 何セそこのゼロスさんは……」

「―――何よ?」

ゼロスの悪口を言いそうだと悟ったか、ゼラスはアメリアに迫りよる。

「まぁまぁゼラス様。そのへんで……」

「……そうね。
 セイルーンは調べ終わっているし、帰りましょうか」

「はい♪」

方向転換し、アメリアに背を向けるゼラスとゼロス。

だが――――――。

「……『調べ終わってる』!?」

声を裏返して叫んだのは、アメリアだった。

「ど・……どういうことですゼロスさん!ここを調べた、って………」

「うーん……とりあえず秘密です♪」

言って、お得意のポーズをとるゼロス。

「くっ………。あくまでシラを切る気ですか……!」

アメリアはあたりをきょろきょろと見まわし、やがて――。

「……ゼロス……あれ、何?」

木に登り始めた。

「気にかけないほうが宜しいですよ。
 それよりはやく帰りましょうよゼラス様」

「……そぉね」

「何を企んでいるのかは悪が動こうとしている今!
 このアメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが、正義の名のもとに、
 必ずや潰してみせます!!
 ……そもそもあなた方魔族がいかなる悪事を働こうとも、所詮正義の前では………」

しかし、アメリアが熱弁し始めたとき、すでに二人の姿はそこに無かったのだった…………。

トップに戻る
12091おー!雷児 E-mail 10/7-01:45
記事番号12085へのコメント

ゼラゼロ!!(違)

>……否――――――。
>「ゼロスっ今度はあっちの店いくわよっ♪」
>「はいっ獣王様っ!」
>この光景はむしろ、『遊んでいる』と言いかえるべきかもしれない。
・・・(滝汗)部下Sの期待が・・・希望が・・・

>「やっぱここ(セイルーン)といえばこのソフトクリームよねぇ。
> ……あらゼロスッたら口についているわよ。ふふ、可愛いv」
>……獣王よ……それではその辺でイチャついているバカップルと、大差ないぞ……。
Σd(>▽<*)ぐっ!!

>しかしその少女は、命知らずにもゼラスの発言を無視し、
アメリアだしねぇ・・・

>「何故ここにいるんです!?さては、また何か悪いことを企んでいますね!
> そちらの女の人は誰です!!?」
>じりっ、とゼロスに問い詰める。…が、答えたのは彼ではなかった。
>「みてのとおり、ゼロスの恋人〈はぁと〉よv」
そうよっ、息子兼雑用係兼恋人よっ!!(爆)

>「こッ・……!?」
>その答えに、アメリアはしばし黙ったが、やがて考えをまとめたか、
>「…白状しなさいゼロスさん!こんな罪なき女性を騙して、
> 一体何を企んでいるのかを!!」
>再びゼロスに迫る。
嫉妬かいな?アメリア・・・

>「ちょっとあなたゼロスのことどう思っているか知らないけどっ!
> このゼロスは可愛いし優しいし気が利くしよく働くしそのうえ料理も上手で……」
>「そんなっっなんか照れますねっっっvv」
>アメリアの態度が気に触ったのか、いきなりゼロスの自慢をはじめるゼラスに、
>頬など紅潮させてるゼロス。
喜ぶなよ・・・ゼロス・・・

>――余談だが、ゼラスのこの親バカは、赤眼の魔王から受け継いだものだろうと、
>魔族の大半が確信しているらしい。
・・・・・・・・・・・・・・・・う夢・・・(笑)

>「だっ……騙されちゃあいけません!!
> 何せそこのゼロスさんは……」
>「―――何よ?」
>ゼロスの悪口を言いそうだと悟ったか、ゼラスはアメリアに迫りよる。
ただ単に魔族だとか言おうとしただけでわ・・・(笑)

>「……そうね。
> セイルーンは調べ終わっているし、帰りましょうか」
>「はい♪」
>方向転換し、アメリアに背を向けるゼラスとゼロス。
>
>だが――――――。
>「……『調べ終わってる』!?」
>声を裏返して叫んだのは、アメリアだった。
わははははは!!思いっきり誤解してる!!

>「……ゼロス……あれ、何?」
>木に登り始めた。
>「気にかけないほうが宜しいですよ。
> それよりはやく帰りましょうよゼラス様」
>「……そぉね」
>「何を企んでいるのかは悪が動こうとしている今!
> このアメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが、正義の名のもとに、
> 必ずや潰してみせます!!
> ……そもそもあなた方魔族がいかなる悪事を働こうとも、所詮正義の前では………」
>しかし、アメリアが熱弁し始めたとき、すでに二人の姿はそこに無かったのだった…………。
わーははははは!!!やっぱり高いところに登らなくちゃいけないのね!!
登ってる間にでも居なくなっちゃいそうなのに!!わははははは!!


他の方のも書くんでしょうか〜〜〜♪(^-^*)
面白い面白い〜〜〜♪

トップに戻る
12096ふっふっふっふっふ・・…(謎の笑み)723 E-mail URL10/7-20:37
記事番号12091へのコメント

雷児さんは No.12091「おー!」で書きました。
>
>ゼラゼロ!!(違)
>
>>……否――――――。
>>「ゼロスっ今度はあっちの店いくわよっ♪」
>>「はいっ獣王様っ!」
>>この光景はむしろ、『遊んでいる』と言いかえるべきかもしれない。
>・・・(滝汗)部下Sの期待が・・・希望が・・・
>
>>「やっぱここ(セイルーン)といえばこのソフトクリームよねぇ。
>> ……あらゼロスッたら口についているわよ。ふふ、可愛いv」
>>……獣王よ……それではその辺でイチャついているバカップルと、大差ないぞ……。
>Σd(>▽<*)ぐっ!!
>
>>しかしその少女は、命知らずにもゼラスの発言を無視し、
>アメリアだしねぇ・・・
>
>>「何故ここにいるんです!?さては、また何か悪いことを企んでいますね!
>> そちらの女の人は誰です!!?」
>>じりっ、とゼロスに問い詰める。…が、答えたのは彼ではなかった。
>>「みてのとおり、ゼロスの恋人〈はぁと〉よv」
>そうよっ、息子兼雑用係兼恋人よっ!!(爆)
>
>>「こッ・……!?」
>>その答えに、アメリアはしばし黙ったが、やがて考えをまとめたか、
>>「…白状しなさいゼロスさん!こんな罪なき女性を騙して、
>> 一体何を企んでいるのかを!!」
>>再びゼロスに迫る。
>嫉妬かいな?アメリア・・・
そうなんですかっ!?(をぃ)てっきりアメリアはゼルさんとらぶらぶなのかと……
……いえ、私は別にゼルアメ推進家というはけでは……
>
>>「ちょっとあなたゼロスのことどう思っているか知らないけどっ!
>> このゼロスは可愛いし優しいし気が利くしよく働くしそのうえ料理も上手で……」
>>「そんなっっなんか照れますねっっっvv」
>>アメリアの態度が気に触ったのか、いきなりゼロスの自慢をはじめるゼラスに、
>>頬など紅潮させてるゼロス。
>喜ぶなよ・・・ゼロス・・・
ゼラス様の味覚もおかしいのです。
>
>>――余談だが、ゼラスのこの親バカは、赤眼の魔王から受け継いだものだろうと、
>>魔族の大半が確信しているらしい。
>・・・・・・・・・・・・・・・・う夢・・・(笑)
>
>>「だっ……騙されちゃあいけません!!
>> 何せそこのゼロスさんは……」
>>「―――何よ?」
>>ゼロスの悪口を言いそうだと悟ったか、ゼラスはアメリアに迫りよる。
>ただ単に魔族だとか言おうとしただけでわ・・・(笑)
>
>>「……そうね。
>> セイルーンは調べ終わっているし、帰りましょうか」
>>「はい♪」
>>方向転換し、アメリアに背を向けるゼラスとゼロス。
>>
>>だが――――――。
>>「……『調べ終わってる』!?」
>>声を裏返して叫んだのは、アメリアだった。
>わははははは!!思いっきり誤解してる!!
>
>>「……ゼロス……あれ、何?」
>>木に登り始めた。
>>「気にかけないほうが宜しいですよ。
>> それよりはやく帰りましょうよゼラス様」
>>「……そぉね」
>>「何を企んでいるのかは悪が動こうとしている今!
>> このアメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが、正義の名のもとに、
>> 必ずや潰してみせます!!
>> ……そもそもあなた方魔族がいかなる悪事を働こうとも、所詮正義の前では………」
>>しかし、アメリアが熱弁し始めたとき、すでに二人の姿はそこに無かったのだった…………。
>わーははははは!!!やっぱり高いところに登らなくちゃいけないのね!!
>登ってる間にでも居なくなっちゃいそうなのに!!わははははは!!
>
>
>他の方のも書くんでしょうか〜〜〜♪(^-^*)
>面白い面白い〜〜〜♪
ぎっく。
……全っ然考えてません★(死)
>あ・・・そうだたっスか・・・(笑)大阪港に沈めるのか・・・見物できるな(爆)
ををっ!
私も沈められるS様を見に大阪港まで行きたい!!
>そうだね・・・(笑)シェーラちゃ〜ん・・・だしね・・・(微笑)
覇王様の外伝が書けたら一気に変態よばわりさせされてやろーかと(核爆)
……あ、でも私グラウ様かなり好きなんですよv信じて★(誰も信じねーよ)
>似てるから許可(謎爆)
わーい許可もらっちゃった〜♪(爆)玄関に飾っておこ〜っと♪♪(謎爆)
>きっと7つに分かれたSの精神が分かれててだな・・・
>爺、婆、兄ちゃん、兄貴、ボディコンなどなど・・・性格が沢山・・・
な・………なる・…………
ということは、もし、スレワでちょっとだけ話題になったジョセラフィグドゥ説や魔王シルフィール説が真実だとしたら!
『宅の息子のフィブリゾちゃんはとぉ〜っても賢くて優秀なんですのよ。ホホホホホ』
とかなるのだろーか?
………………………………
んなS様はいやぢゃあああああああああああっ!!(壊)
シルフィールは、なんか か弱そうでおしとやかな慈悲深い魔王になりそうだし・・・・・・(汗)
えっ・……えと……お見苦しい話題になりましたが、駄文よんでくださって有難う御座いました。

トップに戻る
12107ぬぅ!!面妖な!!(固羅)雷児 E-mail 10/9-02:19
記事番号12096へのコメント

>>>その答えに、アメリアはしばし黙ったが、やがて考えをまとめたか、
>>>「…白状しなさいゼロスさん!こんな罪なき女性を騙して、
>>> 一体何を企んでいるのかを!!」
>>>再びゼロスに迫る。
>>嫉妬かいな?アメリア・・・
>そうなんですかっ!?(をぃ)てっきりアメリアはゼルさんとらぶらぶなのかと……
>……いえ、私は別にゼルアメ推進家というはけでは……
いやいや、ギャグとしてアメゼロはありだと思っているもので(^^;)
もちろん俺もゼルアメっすよ!!仲良し四人組はゼルアメガウリナッすよ!!
っていうか、他とのをいまいち考えられない私〜〜・・・

>>他の方のも書くんでしょうか〜〜〜♪(^-^*)
>>面白い面白い〜〜〜♪
>ぎっく。
>……全っ然考えてません★(死)
ちぇっ・・・

>>あ・・・そうだたっスか・・・(笑)大阪港に沈めるのか・・・見物できるな(爆)
>ををっ!
>私も沈められるS様を見に大阪港まで行きたい!!
あははは!!「部下S大阪港に沈められるの見学ツアー」結構集まるかな?(笑)

>>そうだね・・・(笑)シェーラちゃ〜ん・・・だしね・・・(微笑)
>覇王様の外伝が書けたら一気に変態よばわりさせされてやろーかと(核爆)
頑張って〜〜♪

>……あ、でも私グラウ様かなり好きなんですよv信じて★(誰も信じねーよ)
ゑー(笑)

>>似てるから許可(謎爆)
>わーい許可もらっちゃった〜♪(爆)玄関に飾っておこ〜っと♪♪(謎爆)
・・・玄関・・・みんなに見られまくり(謎)

>>きっと7つに分かれたSの精神が分かれててだな・・・
>>爺、婆、兄ちゃん、兄貴、ボディコンなどなど・・・性格が沢山・・・
>な・………なる・…………
>ということは、もし、スレワでちょっとだけ話題になったジョセラフィグドゥ説や魔王シルフィール説が真実だとしたら!
>『宅の息子のフィブリゾちゃんはとぉ〜っても賢くて優秀なんですのよ。ホホホホホ』
>とかなるのだろーか?
>………………………………
>んなS様はいやぢゃあああああああああああっ!!(壊)
わはははははははははは!!!確かにそんなの嫌だな!!(笑)
『他の子に劣るわけが無いわ!!ホホホホホホ』ってか!!
確かに劣ってないけどね・・・その言い方はいかんだろ。

>シルフィールは、なんか か弱そうでおしとやかな慈悲深い魔王になりそうだし・・・・・・(汗)
うん・・・でも現状のSとあんまり変わりないかも(^^;)

>えっ・……えと……お見苦しい話題になりましたが、駄文よんでくださって有難う御座いました。
いえいえ(笑)

トップに戻る
12095ぶらりS様旅日記・4723 E-mail URL10/7-20:05
記事番号12029へのコメント

     ☆★ぶらりS様旅日記〜猪苗代湖の大魔王(意味不明)★☆



ついに彼は辿りついた。

最後の町に。

――ゼフィーリア王国首都、ゼフィール・シティ。
葡萄の産地として知られ、ワインの製造などでも有名な所だ。

そして――――――。

「ここが………」

レストラン『リアランサー』。

どこからどうみても普通の店なのだが、実はかの赤の竜神の騎士がウェイトレスを勤めているらしいのだ。
…あの、リナ=インバースすら恐れているという姉の。

(ごくり・……)

キィィィ………………。

『いらっしゃいませ』

彼が思っていたよりも明るく迎えられ、

「お一人様ですか?」

「あ、はい」

シャブラニグドゥは少し動揺した。
そして彼が席に着くと。

「御注文をどうぞ」

「はぁ…それでは―――……って!?」

彼は驚愕した。
注文を取りに来たウェイトレスの姿を見て。

――年の頃なら18、9。栗色の髪を肩のあたりでそろえた、なかなかの美人だ。

無論彼が驚いたのは彼女のその容姿ではない。

『気』とでもいうべきか。

とても人間とは思えない、赤の竜神にも似たそれは、彼女が強大な力を持っていることを物語っていた。
中級魔族、どころか神官・将軍クラスをも凌いでいる力を。

――間違いない。

この女こそが、赤の竜神の騎士、ルナ=インバースなのだろう。

「……どうかなさいまして?」

「……あ、いえ……何でも………」

置かれた水を飲み、とりあえず落ちつこうとするシャブラニグドゥ。

「――妹がお世話になっていますわね。赤眼の魔王さん」

ごふっ。

「まぁ、大丈夫ですか?グラス割ってテーブルに突っ伏したりなさって。
 すぐにお取り替えしますわ。…あ、タオルをどうぞ。水かかってますわよ?」

「………ど……どうも…………」

渡されたタオルで体をふきつつ、彼はぺこりとおじぎした。

「あ……あのそれで妹というのは……リナ=インバース……さん?」

「ええv
 ちょっと前にあなたの腹心の部下の冥王フィブリゾや、魔竜王ガーヴを滅ぼす原因を作ったり、
 覇王グラウシェラ―を弱体化させたり、もう一人のあなたを倒したりした……」

お世話、というより、かなり迷惑な話だ……。

「いえ、いいですよ。先に動いていたのはあの子達ですし……(ちょっと泣き)。
 なんだかんだいって、グラウも回復してきているみたいですからねぇ………」

「そうですか……。
 でも困りましたわ。あの娘(こ)が冥王と魔竜王を滅ぼしちゃったせいで、
 当店のメニューが減ってしまいましたの……」

「……え゛!?」

さらりと出した彼女の言葉に、おそるおそるメニューを見てみると……。

「な……何ですかこレはっ!?」

書いてあったりするのだ。彼の目線の先には、『獣王の和風ステーキ』やら『シーフードスパゲッティ海王風味』などと……。

「見ての通り普通のメニューですが……。何か不都合が御座いまして?うふふふふ」

不都合も何も、来た店に自分の子達の名がメニューに入っていたりしたら、
どんな親でも普通は抗議するだろう……。

「……すみませんウエイトレスさん……。
 これって……まさか本物使ったりしていませんよね……?」

「あら、ご安心ください。当店は偽物を使用したり致しませんわ。
 ただね……一匹しかいないせいで、あまり大量につくれなくて……。
 その値段のせいか、今まで誰も注文してくださらないんですのよ」

・………………………………。

彼は決意した。

『このこと』だけはレポートにするのはよそう、と。

いかに人間達がせずとも、あの御方のことだ……絶対面白半分に注文する!

「あ、でもですね、そのスパゲッティは『風味』であって本当に海王を使っているわけではありませんのよ。
 だってあの娘(こ)は私のお友達ですものvこれだけは譲れませんワvv」

「おっ……オトモダチ!?」

「えぇ。良く遊びますわ。うふふふふふ」

「は、はぁ……ってちょっとまってくださいよっ!
 じゃあこの、『香草添え獣王肉のロースト』とか『覇王のソテー オリーブ仕立て』
 とかは当人使っているとでもおっしゃるのですかっ!?」

「当たり前じゃあないですか。偽物を使うなんて店の信用にかかわりますし……」

「うああああああっ!やめてくださいいいいっ!確かにゼラスは少し高飛車ですけど、
 あれで結構仲間思いで明るくて優しい子なんですぅっ!
 グラウだって冷徹なところもあるけど根は真面目な良い子なんですよぉっ!
 お願いですから私の可愛い子供達を野菜と和えたりしないでください〜〜〜っ!!」

「そういわれましても――――」

そのとき。

「ね……姉ちゃん………た……ただいまv」

店に現れたのは、リナ=インバースだった。

「リナ……?帰ってきたのね……うふふふふふふ……って、そちらの人は??」

ルナは、リナが連れてきた男――ガウリイを指差した。

「ああこれは……なんていうか……今まであたしの『保護者』してくれた、ガウリイよ」

「ぉあ?どうも。
 しっかしリナの姉ちゃんってウエイトレスしてたのかぁ。
 ……んん?そっちの人……」

「?どうしたのよ。ガウリイ」

赤眼の魔王をじっとみつめるガウリイに、不思議がったのは、リナ。

「あれ?…この人…
 どっ火であったような気がする……」

「えぇぇっ!!?
 ちょっ!……ちょっとガウリイ!あたしですら覚えが無いのに、あんたが知っているなんて、どういうことよっ!!?」

「……お前……俺のこと馬鹿にしてないか……?」

「してる(きっぱり!)」

「はぁ……」

「あらリナ、あなたも知らなくはないと思うわよ?
 こちらは、赤眼の魔王シャブラニグドゥさん」

「なっ…………!!?しゃっ…………!!??」

「?シャブ??
 なんだリナ、知り合いじゃないか。忘れるなんて酷いぞ」

「何いってんのよ!この前戦った……ルーク…と、融合していた奴よ!」

「……え?でもあいつは倒したんじゃあ・………??」

「あのねぇ………。
 シャブラニグドゥは五千年前、その体を七つにたたれているのよ!
 この前倒したのはそのうちの一体!こいつが本物なら別の一片よ!
 ……ったく、この説明一体何度目!?」

「……そーなのか?
 ま、なんかしらんがよろしくな。シャブラグニドゥさんよ」

「シャブラニグドゥですけど……よろしくです♪」

「そーか?まぁ、気にすんな。はっはっは」

「いやぁ、全然気にしてませんよ。
 あちこちで、『覇王グラン=シェラー』だの『海王ダルファン』だの『魔竜王ガーブ』だのと、
 書いてあるのをしょっちゅう見かけますからねぇ。あはははははは」

「…?なんだそいつら?……ま、いーか。どーせ大したことじゃないだろうし。はははははは」

「なごむなあぁぁぁぁぁぁあああっ!!」

すぱこ――――――ん。

哀れガウリイは、リナのスリッパのエジキとなった。

「あいかわらずラブラブなんですねvリナさんとガウリイさんは」

「な…何いってんのよ!あっあたしとガウリイは……そんなんじゃ………」

ほんのり赤く染まるリナに、しかしシャブラニグドゥは構わず続けた。

「…まるで、うちのダルフィンとグラウみたいですねぇ♪」

ずごげしゃあ。

はでに倒れたのは、言わずとわかるだろう、リナだった。

「……な……なんで海王と覇王が『らぶらぶ』なのよ………?
 っていうか、あの覇王は普段『グラウ』とか呼ばれてんの?」

「ええまぁ。
 ――あ、でも、ふぃぶとガーヴが滅んでから、ダルフィンは時々『お兄様v』とか呼んでいますよ(私のHPの小説参照)。
 実際にはダルフィンの方が少し年上なんですけどねぇ。あはははは。
 …あとは、ゼラスに言われた悪口なら数え切れないほど……」

「………………………」

……魔族って一体………?

リナは心の中で呟いた。

たしかに、これが今まで数々の死闘を繰り広げてきた奴等の長だったりしようものなら、
空しい悲しみは相当のものであろう。

だがしかし、世間とは冷たいものである(そーか?)。

かくして、シャブラニグドゥのレポートは、ついに完成を遂げたのであった―――。



トップに戻る
12108わ〜♪雷児 E-mail 10/9-02:28
記事番号12095へのコメント

>そして――――――。
>
>「ここが………」
>
>レストラン『リアランサー』。
>
>どこからどうみても普通の店なのだが、実はかの赤の竜神の騎士がウェイトレスを勤めているらしいのだ。
>…あの、リナ=インバースすら恐れているという姉の。
おー・・・(・_・;)そりゃ怖い・・・

>シャブラニグドゥは少し動揺した。
>そして彼が席に着くと。
>「御注文をどうぞ」
>「はぁ…それでは―――……って!?」
>彼は驚愕した。
>注文を取りに来たウェイトレスの姿を見て。
>――年の頃なら18、9。栗色の髪を肩のあたりでそろえた、なかなかの美人だ。
おっ、お世辞?(死爆)はっ背後に殺気が!!(爆)

>とても人間とは思えない、赤の竜神にも似たそれは、彼女が強大な力を持っていることを物語っていた。
>中級魔族、どころか神官・将軍クラスをも凌いでいる力を。
>――間違いない。
>この女こそが、赤の竜神の騎士、ルナ=インバースなのだろう。
ネェちゃんだからねぇ・・・(謎)

>「まぁ、大丈夫ですか?グラス割ってテーブルに突っ伏したりなさって。
> すぐにお取り替えしますわ。…あ、タオルをどうぞ。水かかってますわよ?」
なんと説明的な(笑)

>「そうですか……。
> でも困りましたわ。あの娘(こ)が冥王と魔竜王を滅ぼしちゃったせいで、
> 当店のメニューが減ってしまいましたの……」
>「……え゛!?」
>さらりと出した彼女の言葉に、おそるおそるメニューを見てみると……。
>「な……何ですかこレはっ!?」
>書いてあったりするのだ。彼の目線の先には、『獣王の和風ステーキ』やら『シーフードスパゲッティ海王風味』などと……。
Σ(゜д゜)

>「見ての通り普通のメニューですが……。何か不都合が御座いまして?うふふふふ」
>不都合も何も、来た店に自分の子達の名がメニューに入っていたりしたら、
>どんな親でも普通は抗議するだろう……。
>「……すみませんウエイトレスさん……。
> これって……まさか本物使ったりしていませんよね……?」
>「あら、ご安心ください。当店は偽物を使用したり致しませんわ。
> ただね……一匹しかいないせいで、あまり大量につくれなくて……。
> その値段のせいか、今まで誰も注文してくださらないんですのよ」
・・・流石ねーちゃん(滝汗)

>『このこと』だけはレポートにするのはよそう、と。
>いかに人間達がせずとも、あの御方のことだ……絶対面白半分に注文する!
あいた!!そうか!L様だから絶対注文するよね!!(爆)

>「は、はぁ……ってちょっとまってくださいよっ!
> じゃあこの、『香草添え獣王肉のロースト』とか『覇王のソテー オリーブ仕立て』
> とかは当人使っているとでもおっしゃるのですかっ!?」
>「当たり前じゃあないですか。偽物を使うなんて店の信用にかかわりますし……」
Σ(゜д゜)ちゅっか逆に信用なくすでしょう!!

>「うああああああっ!やめてくださいいいいっ!確かにゼラスは少し高飛車ですけど、
> あれで結構仲間思いで明るくて優しい子なんですぅっ!
> グラウだって冷徹なところもあるけど根は真面目な良い子なんですよぉっ!
> お願いですから私の可愛い子供達を野菜と和えたりしないでください〜〜〜っ!!」
親ばか♪

>「あれ?…この人…
> どっかであったような気がする……」
>「えぇぇっ!!?
> ちょっ!……ちょっとガウリイ!あたしですら覚えが無いのに、あんたが知っているなんて、どういうことよっ!!?」
>「……お前……俺のこと馬鹿にしてないか……?」
>「してる(きっぱり!)」
うむ、俺もしてる!(爆)

>「なっ…………!!?しゃっ…………!!??」
>「?シャブ??
> なんだリナ、知り合いじゃないか。忘れるなんて酷いぞ」
・・・名前いえてないしガウリイ・・・

> ま、なんかしらんがよろしくな。シャブラグニドゥさんよ」
>「シャブラニグドゥですけど……よろしくです♪」
・・・ちゅっか、何だか難しい間違え方をわざわざするガウリイ♪

>「……な……なんで海王と覇王が『らぶらぶ』なのよ………?
> っていうか、あの覇王は普段『グラウ』とか呼ばれてんの?」
>「ええまぁ。
> ――あ、でも、ふぃぶとガーヴが滅んでから、ダルフィンは時々『お兄様v』とか呼んでいますよ(私のHPの小説参照)。
> 実際にはダルフィンの方が少し年上なんですけどねぇ。あはははは。
> …あとは、ゼラスに言われた悪口なら数え切れないほど……」
ほほ―――・・・ラブラブって言うか・・・仲良し兄妹みたいな・・・?(笑)
・・・なんだかちょっと怖いかも(笑)


次で完結〜〜〜れっつごー

トップに戻る
12105ぶらりS様旅日記・5(完結)723 E-mail URL10/9-00:56
記事番号12029へのコメント

完結話です(^_^.)



     ☆★ぶらりS様旅日記〜問答無用でえぴろ〜ぐ★☆


どきどきどきどき。

高鳴る心臓(実際には無いが)を押さえながら。

「L様!命じられていた観光ガイドブック、完成致しました!」

「ふーん……ありがと♪」

金色の魔王は、赤眼の魔王から渡されたそれを、パラパラとめくる。

723の文才がないせいで(ぎく)大して苦労してないように見えるが、
実の所これまでいろいろな町を訪れてきた。

部下たちが作ったものも、ちゃんと目は通したし、大丈夫!…なはず……だと思ふ………。

どきどきどきどきどきどきどきどき。

「うーん………。
 なかなか上出来ね」

「あ、有難う御座います!」

「…………でもね」

「は?なにか?(びくびく)」

「…………コレ、部下に手伝わせたでシょ」

「え、ええ」

「―――――――ま、いいわ。別に何も言わなかったし……。
 んじゃS♪あたしはさっそく観光旅行に行くわね♪」

「は、はい♪行ってらっしゃいませ♪♪」

「……――んーじゃあ、
 ………最終巻の続き気になるし………
 やっぱりゼフィーリアからいこうかしら?」

「――――――!
 そっ……そこだけはやめてくださいっ!!」

「…どーして?そろそろあのリナ=インバース達もついているころだと思うけど………。
 まさかあんた、ルナ=インバースに酷い目に遇わされて、あたしの見を案じているとか……」

「……いえ……さすがに私も一応魔王なので赤の竜神如きに敗れたりはしませんが……。
 と、とにかくゼフィーリアに行くのだけはおやめください!!」

「どーしてよ?」

「う゛……そ……それは…………」

言えるはずがない。

行ったら止められなかったも同然である。

彼は心の中でさけんだ。『愛する我が子達の存在は守ってみせるっ!』と。

「……何かありそーだと知るとますます行きたくなるのよねぇ………。
 そぉれも、あんたがそーゆー反応するってことは、かなり面白そーなことよね♪」

「そっ……そんなあぁぁぁぁぁああっ!駄目ですぅぅぅぅぅうっ!!(泣)」

言ってがしぃっ、とL様にしがみつくシャブラニグドゥ。

「えぇいうっとおしいっ!!コンクリ漬けにして大西洋のど真ン中沈めちゃるっ!!!」

金色の魔王は、魔王で赤眼の魔王をぶっとばした。

「えるさまあああそれはあんまりですよおおおぉぉぉぉ……… … …」

ぽちゃん。

遠くで確かに水音がしたのを確認し、金色の魔王は着替えて、

「さぁて、行ってこよ――っと♪」

と、出かけていった。

――数日後。

魔海でタコなぐりにされた上にコンクリートの服を着せられた赤眼の魔王シャブラニグドゥが発見されたことは、
記すまでもないだろう。

ちなみに、金色の魔王がゼフィーリアを訪れたとき、リアランサーは休業日だったので、腹心達の命はとりあえず助かったらしい……。 

トップに戻る
12109終わり〜〜〜(>。<)雷児 E-mail 10/9-02:34
記事番号12105へのコメント

>723の文才がないせいで(ぎく)大して苦労してないように見えるが、
>実の所これまでいろいろな町を訪れてきた。
>部下たちが作ったものも、ちゃんと目は通したし、大丈夫!…なはず……だと思ふ………。
うんうん・・・(笑)

>「―――――――ま、いいわ。別に何も言わなかったし……。
> んじゃS♪あたしはさっそく観光旅行に行くわね♪」
(°°)何も言わなかった・・・?

>「……――んーじゃあ、
> ………最終巻の続き気になるし………
> やっぱりゼフィーリアからいこうかしら?」
>「――――――!
> そっ……そこだけはやめてくださいっ!!」
>「…どーして?そろそろあのリナ=インバース達もついているころだと思うけど………。
> まさかあんた、ルナ=インバースに酷い目に遇わされて、あたしの身を案じているとか……」
>「……いえ……さすがに私も一応魔王なので赤の竜神如きに敗れたりはしませんが……。
(^^;)しどろもどろS・・・

>彼は心の中でさけんだ。『愛する我が子達の存在は守ってみせるっ!』と。
わははは、やっぱり親ばかちゃん♪いいなぁこういうS可愛くって。

>言ってがしぃっ、とL様にしがみつくシャブラニグドゥ。
>「えぇいうっとおしいっ!!コンクリ漬けにして大西洋のど真ン中沈めちゃるっ!!!」
太平洋になってるΣ(゜д゜)っていうかあるのか太平洋!!(笑)

>「えるさまあああそれはあんまりですよおおおぉぉぉぉ……… … …」
>ぽちゃん。
>遠くで確かに水音がしたのを確認し、金色の魔王は着替えて、
やったんかい――――――――!!Σ( ̄□ ̄;)!!

>「さぁて、行ってこよ――っと♪」
>と、出かけていった。
>――数日後。
>魔海でタコなぐりにされた上にコンクリートの服を着せられた赤眼の魔王シャブラニグドゥが発見されたことは、
>記すまでもないだろう。
しかも深海で(笑)
かわいそうなS・・・でもそれでこそS・・・

>ちなみに、金色の魔王がゼフィーリアを訪れたとき、リアランサーは休業日だったので、腹心達の命はとりあえず助かったらしい……。 
おー・・・よかったわね・・・(涙)


面白かったっスよう(>▽<*)
欲を言えば部下の「ぶらり」も見たかったな(^^;)面白かったし・・・

ほんでわ。

トップに戻る
12111Re:終わり〜〜〜(>。<)723 E-mail URL10/9-03:31
記事番号12109へのコメント

児さんは No.12109「終わり〜〜〜(>。<)」で書きました。
>
>>723の文才がないせいで(ぎく)大して苦労してないように見えるが、
>>実の所これまでいろいろな町を訪れてきた。
>>部下たちが作ったものも、ちゃんと目は通したし、大丈夫!…なはず……だと思ふ………。
>うんうん・・・(笑)
>
>>「―――――――ま、いいわ。別に何も言わなかったし……。
>> んじゃS♪あたしはさっそく観光旅行に行くわね♪」
>(°°)何も言わなかった・・・?
>
>>「……――んーじゃあ、
>> ………最終巻の続き気になるし………
>> やっぱりゼフィーリアからいこうかしら?」
>>「――――――!
>> そっ……そこだけはやめてくださいっ!!」
>>「…どーして?そろそろあのリナ=インバース達もついているころだと思うけど………。
>> まさかあんた、ルナ=インバースに酷い目に遇わされて、あたしの身を案じているとか……」
>>「……いえ……さすがに私も一応魔王なので赤の竜神如きに敗れたりはしませんが……。
>(^^;)しどろもどろS・・・
>
>>彼は心の中でさけんだ。『愛する我が子達の存在は守ってみせるっ!』と。
>わははは、やっぱり親ばかちゃん♪いいなぁこういうS可愛くって。
>
>>言ってがしぃっ、とL様にしがみつくシャブラニグドゥ。( ̄□ ̄;)!!
>
>>「さぁて、行ってこよ――っと♪」
>>と、出かけていった。
>>――数日後。
>>魔海でタコなぐりにされた上にコンクリートの服を着せられた赤眼の魔王シャブラニグドゥが発見されたことは、
>>記すまでもないだろう。
>しかも深海で(笑)
>かわいそうなS・・・でもそれでこそS・・・
>
>>ちなみに、金色の魔王がゼフィーリアを訪れたとき、リアランサーは休業日だったので、腹心達の命はとりあえず助かったらしい……。 
>おー・・・よかったわね・・・(涙)
>
>
>面白かったっスよう(>▽<*)
有難う御座いますっっ
>欲を言えば部下の「ぶらり」も見たかったな(^^;)面白かったし・・・
いやぁ、いま覇王様編執筆中ですが……ツリー落ちるだろうな……
>
>ほんでわ。

>>「えぇいうっとおしいっ!!コンクリ漬けにして大西洋のど真ン中沈めちゃるっ!!!」
>太平洋になってるΣ(゜д゜)っていうかあるのか太平洋!!(笑)
多分サハラ砂漠あたりが滅びの砂漠……(謎)
>
>>「えるさまあああそれはあんまりですよおおおぉぉぉぉ……… … …」
>>ぽちゃん。
>>遠くで確かに水音がしたのを確認し、金色の魔王は着替えて、
>やったんかい――――――――!!Σ
>・・・玄関・・・みんなに見られまくり(謎)
犬のシールみたいな感じで……(爆)
>確かに劣ってないけどね・・・その言い方はいかんだろ。
周りの魔族がダメージ受ける……
でもって、『まぁ、私の可愛いガ―ヴちゃんが気絶しているわ!誰よ、うちの息子をいぢめたのは!?』とか言って暴走するとゆー。
ではでは。

トップに戻る
12126おまけ・ぶらりグラウ様旅日記723 E-mail URL10/11-18:39
記事番号12029へのコメント

――カルマート公国領のとある町を歩く、一人の魔族がいた。

彼の名は、覇王グラウシェラ―。
北の拠点に本拠地を置く、魔王直属配下の、伝説になるような高位のものだ。 

そんな彼が何故ここにいるか――はとりあえず置いておいて、彼は通りを歩いては、あたりの様子を手にしているメモ用紙に書いていた。

その時。

どんっ。

「きゃっ……。ごめんなさいっ!」

誰かが彼にぶつかった。

それは華奢な女性だった。長い金髪に、澄んだ青い瞳の、なかなかの美女だ。そして、その横にいたのは、
彼女と同じか、あるいは一つ二つ上といった感じの、緑の髪をした男。

「・………ふん・・………」

さして気にもしない様子で、グラウシェラーは彼らに背を向けた。―――が。

「……手前……魔族だなっ!?」

男の言葉が、彼の動きを止めた。

「――元魔竜王軍の者か………」

グラウシェラーは振り向く。

「ヴァル……?」

金髪の女性は、心配げな視線を送る。

「『元』だとっ!?貴様等魔族がガ―ヴ様に与えた痛み、俺は忘れてねえぜ!
 手前は一体何モンだ!?何故ここにいるっ!!?」

男は少し逆上してきている。今まで忘れていた魔族に対する怒りを思い出したかのように。

「―――他人の素性を問う前に、まず自分から名乗るのが礼儀であろう?
 『気』からして、高位の者のようだな」

半ば呆れたような声で、グラウシェラーは言い返した。

「…俺はガ―ヴ様がきか、竜神官ヴァルガーヴ。
 それで、手前は何処の軍だ!?」

「ふむ…………………。
 ――私の名はグラウシェラー。魔竜王ガ―ヴとは元同僚にあたる」

「何ですって!?」

ヴァルガーヴより先に叫んだのは、金髪の女だった。

「『グラウシェラー』……まさか、あの、赤眼の魔王の腹心の一人、覇王・……。
 ヴァルの『叔父さん』の…………!?」

ずこけっ。

愉快な音を立てて、それまでシリアスだった二人はおもいきりこけた。

「……あら?どうしたの……?」

女は、自分の爆弾発言に気付いていないのか、不思議そうな顔をする。

……間違ってはいないのだろうが……どう見ても自分と同じ位にしか見えない人に向かって、
『おぢさん』はないだろう・………。

「……あ……あのなぁ………」

呆れた声を出すグラウシェラーに、ヴァルガーヴがさらに追い討ちをかける。

「思い出したっ!!
 確か昔ガーヴ様が…………
 海王ダルフィンらぶらぶなシスコンで、しかも赤眼の魔王にやたら忠誠心あつくて、
 そのうえロリ&ショタの気もあるのか二人いる覇王将軍はどちらも容姿十数歳という、
 変態総攻撃みたいな魔族、と語っていた奴だ!!!」

「……………………………」

絶句。

…念の為に言って置くが、別に魔竜王がグラウシェラーについて悪口ばかり言っていたわけではない。
むしろ、誉め言葉の方が多かった。
ただ……ヴァルガーヴが魔族に対する憎しみのせいで、すっかり忘れているだけなのだ。

「………ま……魔竜王……そこまで言っていたのか………」

絞り出すような声でグラウシェラーは言った。――そこまで呆れたのか、相当ショックだったのか。

――ところで、通りの真ん中で魔竜王だの覇王だの言っていて問題にならないのか、と思った人もいるだろうが………。
どうもこの町、この時間帯は喧嘩も多いらしく、その会話のないようなど、周りのものは誰一人いないのだ。

「そ………それはともかく!
 ガ―ヴ様の仇っ!今ここで打つっ!!」

言ってヴァルガ―ヴは身構える。

「……………………。
 そうしてみたいところだが、私は今赤眼の魔王様から受けた仕事中の身故あまり騒動を起こしたくない……。
 悪いが、日を改めぬか?」

グラウシェラ―がそう言ったとき。
そこへ、また変なのがやってきた。

「ほーっほっほっほっほっほっ!」

彼らの目が点になる。

――歳の頃なら16、7。縦にくるくると巻いた髪が特徴的な美少女だが、
かなり露出の多い服のセンスには、誰もが感性を疑ってしまう。

「ふっ。また喧嘩かしら?相変わらず野蛮な町ね」

だったら来るな、と普段ならヴァルガーヴもグラウシェラーも突っ込む所だが、
流石にこの状況で、そんな気は起きないらしい。

「さあ、共にゾアメルグスター様に祈りなさい!そうすればたとえあなた達でも救われるわ!
 ……一つ銀貨10枚よv」

と言って女は、掌ほどの、変な形をしたレプリカをみせた。

「…………。話の続きだが……………」

「ちょっと!無視しないでよ!!」

「………母さん………この人如何思う?」

「うーん……変わった人ですねぇ……」

「汚らわしいものを見るような目で眺めないでっ!!」

女は、抗議の声をあげる。

「……いきなりそんなわけのわからんものを崇めろなどといわれてもな……。
 以前ゼロスに聞いたどこぞの邪教集団の話しのほうが、まだましだったぞ」

「……俺も……こんなの崇拝したりしたら、ガーヴ様に申し訳が立たない………」

「愚かね!ゾアメルグスター様の素晴らしさがわからないなんて!!
 ………………………………て……………ん…………?
 『ぜろす』!?『がーう゛』!!?」

その名に覚えがあるのか、少女は叫んだ。

「………知ってんのか?」

「勿論よ!
 あの、汚れなき私の純情を弄んだ悪魔に、か弱き乙女たる私をしつこく追いまわした奴!
 忘れるものですかっ!!」

『………。なんだ……別人か………』

二人は同時に言った。

「ちょ、ちょっと!?どーして断言できるのよ!?」

「いかに人の身に封じられようと、あやつは貴様のような人間に目を付ける程堕ちんからな」

「あいつも性格腐ってやがるけど、獣王にらぶらぶだったし、第一手前みてーのにつきあおーとしねーだろーし」

うんうん、と納得する。

「しかし魔竜王と同じ名や獣王と一字違いの名とは……。余程知識がないのか、それとも魔族崇拝の町ででも育ったか……」

子供の名づけ方を批評できるような立場じゃないだろう。覇王。

「でもあのゼロスと同名だなんて、演技悪いですね」

「そーだな」

「……………………。
 と、とにかく、ゾアメルグスター様に祈れば、どんな呪いもあなたの思うが侭、よ!どう!?」

「だからいらねーよ」

「同意見」

「こんなのに祈るんでしたら、いっそ神殿に戻った方が遥かにマシです………」

「………まったく、常識のない人達………」

それはお前だ。

しくしくしく、といわんばかりに、女はどこかへ帰っていった。

「………なんだかわけのわからぬ妙なものが入ったが…………。
 私が用があるのはこの町のみだ。この場は去るぞ」

「……ああ……。『あれ』のせいで闘う気が失せた…………」

「じゃあヴァル帰りましょう♪今日はシチューよ♪」

「……母さん……。昨日もカレーだったんだけど………」

「あ、あら。そうだったかしら?じゃあ特製の……」

バックに二人の竜の声を聞きながら、グラウシェラーは通りを歩む。
……彼の災難は、いまにはじまったことではないだろう。多分・・………。



**なんとか上がりました(^_^.)**