◆−『油断大敵』再掲示(もちろんヴァルフィリ)−葵楓 扇(9/19-18:58)No.11930
 ┣これマジで大好きでさぁ〜〜〜!!!−美月 沙耶(9/21-15:47)No.11952
 ┃┗次は多分『報い』だと思うでやんす(笑)−葵楓 扇(9/21-18:17)No.11956
 ┗わ、笑えるッ!!!−にあ(9/24-15:38)No.11988
  ┗私が感動させて貰っちゃいましたわ!!−葵楓 扇(9/25-16:25)NEWNo.11998


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11930『油断大敵』再掲示(もちろんヴァルフィリ)葵楓 扇 9/19-18:58



 スレイヤーズタワーちょっと待ってねんv ヴァルフィリ第二弾。
 ヤケにギャグであり王道であると有名な(?)『油断大敵』再掲示です。何やってんの私。
 とりあえずお読み下さいませ・・・私みたいに長距離走恐怖症にならないようお気をつけ下さいね・・・・・・

__________________________________


 油断大敵。
 油を断つこと。
 人間は、油を多少は接種しなければ生き延びることが出来ないため、ほぼ死を暗示している四字熟語。それが、油断大敵。
 ・・・最近の時代では、気を緩めると危険が起こる、と言う意味を表しているようだけれど・・・。
 ともかく、今日俺は油断していた。
 ・・・俺の親父は、組の頭だったりする。背中に桜吹雪のイレズミだって、もちろんある。俺はさすがにしてないが。
 ともかく、俺の親父は強い。今の時代、金と力のあるヤツは『強い』とされているワケだから、俺の親父は問答無用に強かった。
 だから、他の組のヤツらは、親父に手を出すのは危険と判断して、まだ年若い俺を狙ってくる。
 まぁ、俺だってそんなチンピラどもにミスミスやられるほど、弱くない。
 親父直伝の格闘技やらなにやらで、迫り来る敵をちぎっては投げ、ちぎっては投げ・・・。
 でも、今日は油断していた。
 得意科目のテストが・・・あんな点だったから・・・(かなりショック)。
 ともかく、俺は土手下でズタボロで倒れる羽目になったわけだ。
 ちくしょぅ、いつか復讐してやるぞ――と思っていたところを・・・・・・
 そいつに見つかったわけだ。これも、油断だったな。

「大丈夫ですか!?」
「・・・大丈夫に見えるか・・・?」
 ムカツクことに、俺の声はやけに弱々しかった。
 別に傷が痛むワケじゃないぞ。口の中が切れてて血の味がいっぱいで気持ち悪かっただけだ!(言い訳言い訳)
「いえ、全然大丈夫には見えませんけど」
「ああ・・・それは良かった。これでもまだ無事そうに見えたらあんた、並のヤツじゃねぇな」
 俺はそう言って、目の前の草を払って、声をかけてきたヤツの顔を見た。
 声からして、女だろうとは分かっていたが・・・。
 もし俺が無事だったら、口笛でも吹いていたかもしれねぇ。
 金髪碧眼の美女・・・その言葉は、まさしくこの女のためにあるかも知れない、そう思わせるほどの女だった。
 んーみゅ・・・こーいうヤツを俺に関わらせておくわけにはいかねぇな。
 こう見えても俺は、弱いモノいじめは大嫌いなのだ。
「ともかく、手当しないと・・・そうだ、私の家に来て下さい、私こう見えても看護婦なんです!」
「おい、ちょっと待てよ・・・俺の意見はっ・・・」
 俺の言葉を無視して、その女は俺に肩を貸し・・・そのまま、ほとんど俺を背負ったと同じ状況で、近くの民家Aへと駆け入った。
 俺の人権は無視かいっ!

「さぁ、コレで大丈夫です。骨折していなくて良かったですね」
 まさしくマミー(包帯男)と化した俺を満足そうに見つめるブロンドのそいつ。なんちゅー身勝手さだ。
「ああ、助けてくれたことは感謝する。じゃあさよなら俺帰るから。電話貸してくれ」
 俺が手早く言うと(ほとんど棒読み)、手近のピンク色の受話器に手を伸ばす。
「ええっ、もう帰るんですか!?」
「当たり前だ。ここに長居するわけにはいかない」
 もしかしたら、またあいつらが帰ってくるかもしれないし。
「せ、せめて名前だけ聞かせて下さい!」
「で、あとでお礼せしめるって?」
 ピポパとうちの電話番号を入力しながら、俺は大して注意を移さずに言う。
「そ、そんなコトしません!
 だから・・・」
「あー、はいはい」
 トゥルルルという音が憎らしい。
 さっさと出ろ、親父でも俺の舎弟でもいーからっ!
「あんたが名乗らずして、どうして俺が名乗れる?」
「ああっ、そうでしたねっ。私の名前はフィリアです」
 ああ、単純バカ。どーどーと名前教えていいのかよ。
 今だ、トゥルルルと音は続く。そーいや今日は親父、うちの者を連れてどっか行くとか言ってたな・・・どこだっけかな・・・。
 もうそろそろ、帰ってる時間だと思うんだが・・・。
「俺の名はヴァル」
「・・・って・・・あそこの組長さんの・・・?」
「そうだ」
 俺は冷たく言った。
 みんな、俺の名を聞けば、距離をおいていく。それでも付いてくるのは、たいてい俺の顔目当てのヤツらぐらいだ。
 どーせ、俺は元来独り者の気質を持ってるよーだ(ガキ)。
 だが、こいつは違った。
「わぁっ、私組の人って初めて見ます。テレビでやってる見たいに、サングラスとか掛けてないんですか?
 あと、いつも長袖の服を着ているって聞いたこと有りますよ。腕にイレズミがあるからだって。貴方は有りませんでしたねっ、桜吹雪とか、彫ってる人居ないんですか?」
「だぁぁっ、一気に幾つも質問するなっ!!」
 俺は、いつまでも出ない電話(留守電はどーした!?)とゴチャゴチャうるさいこの女にイライラして怒鳴る。
「サングラスは海とか行ったときに掛ける!!(トーゼンだ)
 俺はイレズミなんか彫らない!!
 桜吹雪は俺の親父だ!!
 これでどーだ、まだ何か文句有るか!?」
 文句ではないと思いつつ、俺は一気にまくし立てる。
「だから、長袖の人は・・・」
「あーあー居る居る、冬になりゃほぼ全世界の人口の80%は着ているっ!!」
 我ながら、めちゃくちゃな答えだと思うぞ、これは。
「ああっ、たしかにそうですね!」
 納得するあんたも珍しいぞ。
「・・・電話出ない。歩いて帰る」
「ああっ、無茶ですよ、送っていきます!!」
「い、いらんいらっ・・・」
 先ほどと同じく、俺はフィリアに担がれると(?)そそくさと駆けて行かれた。
 残ったのは、ツーツーと音を虚しく立てる受話器と、開けっ放しの救急箱のみだった・・・。

「・・・・・・ただいま」
「おう、良く帰った」
 親父は面白そうにニヤニヤ笑いながら、俺の方にお猪口を向ける。
「・・・どうして電話に出なかった?」
「知らんところからの電話は取らないようにしている。どっかの組の脅迫電話だったらたまらんからな」
 うちの電話は、かけてきた相手の電話番号が表示されるのだが、脅迫電話って・・・人質俺でもいいのか!?
「・・・じゃあ、どうして留守電が切れていた?」
「しつこい電話対策だ。留守電じゃぁ、そこで切れちまうが、フツーにしてりゃ延々と続くからな」
 そこでまた親父は、面白そうにニヤニヤ笑いを始める。
「ああ、そうだ。お前の舎弟・・・なんて言ったか・・・」
「ジラスとグラボス」
「そうそう、その二人が言ってたぞ。
 お前が美人の女と一緒にいたって」
  ぎぃぃくぅぅぅっ。
 俺は、背中に冷や汗がたまっていくのは分かった。
「とーとー、お前にも春が来たわけだ! 俺は嬉しいぞ。
 屈折16年・・・!
 お前の母親が死んでから、俺は男で一つでお前をここまで育て上げたわけだ。
 顔は俺似で美男子だから、絶対高校行ったら、ポケベル一つで御飯を作ってくれる給食係が32人は出来ると信じていた! 実際は33人だったけど!
 だが、お前のその冷え切った心を心から暖めて燃え尽きさせるヤツは一体いつ出来るかと思っていたが、やっとその日が今日来たわけだ!!」
「ちょっ・・・親父・・・」
「絶対お前は年上好みだと思ってたぞ、その女は聞くところによると成人してそうなくらい出そうじゃないか。20か少し前ぐらいなんだってな?」
「んなの知らんわ・・・それより・・・」
「お前には、年上でぐいぐい引っ張っていってくれるようなタイプが一番なんだ。その方が安心できるしな・・・」
「話を聞け親父ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」
 俺が痛みに顔をしかめつつ、大声を出した。
「それはいーからっ、びょーいんへ・・・」
  ぱったり。
 そこまで気を張ってきた分、俺は見事に昏倒してしまった。
「ありゃー・・・誰か、誰か居ないかー?」
「どーしました、ガーヴさん・・・ああっ、ヴァルさんがっ」
 そんな声が遠くでしつつ俺の意識は闇に沈んでいった・・・。

 ダメだ。

 ここ最近、油断のしすぎだ。

 そーだ、あの女は自分の職業をなんと言った?

 そして、俺は一体どこの病院に運ばれた?

 そうだ、看護婦だ。

 そして、ここはうちから一番近くの病院だ。

 あの女の家は、うちに近かったんだな。

 運ばれてたわけだから、すっかり忘れていたが。

 油断大敵・・・よく言ったものだ。

 最近、俺ノンオイルのドレッシング使ってるからなぁ・・・(関係ない)。

「お久しぶりです、ヴァルさん♪」
「・・・ああ。久しぶり」
 ため息混じりで、俺はその女に言った。
 また当分、親父にからかわれるんだろうな・・・。
「私、貴方の担当になりました♪
 何か困ったことがあったら、何でも言って下さいね♪」
「・・・わかった。なら言わせてくれ。
 ・・・・・・寝かせてくれ」
「・・・・・・はい」
 俺の低い声に、その女はようやっと静まってくれた。

「入院!?
 俺が!?」
「ああ、そうだ。どうやら強く頭を打ったらしいから、しばらく検査も織り交ぜて休め」
 幸いなことにブロンド女のことを知らない親父は、『絶対安静、脱走不可』と書いたはちまきを俺の頭に巻きながら言う。
 頭怪我したんだったら、そんなの巻くなよ・・・。
「とゆーわけだ、俺も暇が出来たらちょくちょく来るから。
 じゃ、元気でな♪」
 はくじょーものぉぉぉぉぉ!!
 俺の心の叫びを知ってか知らずか(知らないはずだけど)親父はさっさと病院から出ていってしまった。
 たしか、これから親父のお気に入りのテレビ番組がやるんだよな・・・本当に薄情者だ・・・。

「あれがお父様ですか?」
「・・・そーだ」
 俺は理不尽ながらも寝っ転がって漫画本を読みながら頷いた。
「全然似てませんね。お父さんは赤毛なのに・・・貴方は、淡水色の髪で」
「俺は死んだ母親似なんだよ。目の色も髪の色も・・・華奢なところも小食なところも色白いところも家事得意なのも!!」
 ほとんどグチだが、俺は何故だかこいつに話すとスッキリして、コンプレックスの元をどんどん語っていった。
 相性がいい・・・って言うんだろうな。こーいうのを。
 俺は何だか、こいつの瞳に引き込まれるような・・・ああっ、古い言葉っ!! 半世紀前に死語にされてるぞ、こんな語句。
 ま、こーいうわけだ。
 一目惚れ・・・てか・・・ああっ、ハズすぎっ!!(汗)
「おい、お前・・・」
「・・・ちょっと、ヴァルさん」
 俺が照れ隠しに言うと、そいつはヤケに怒ったように言う。
 なにか、粗相があったか? それともまさか、俺嫌われてる!?
 どきどきと高鳴る胸を押さえつつ、俺は尋ねた。
「ど・・・どうした?」
「私の名前はフィリアです。『お前』じゃありません!」
 だぁぁっ、恥ずかしくて名前で呼べるかっ!!
 そんな俺を無視して、『さあ呼べ、すぐ呼べ』とばかりにフィリアは立ちはだかる。
「・・・・・・フィ・・・リア・・・」
「良く聞こえませんっ、もう一度!」
 コレは音楽の授業じゃねぇだろ!?
 だぁぁっ、もうヤケだ!
「フィリア、フィリアだフィリア!
 これでいいんだろ!?」
「はい、合格です」
 フィリアは、まるで聖母のような微笑みを向ける。
 ううっ、この顔を見ると反論できなくなるんだよな・・・。

 まぁともかく、俺は結構おとなしく病院生活を過ごした。
 フィリアとの仲は・・・正しく言えば『進展無し』だが、ともかく俺は退院が近づいた。
 身体もなまってきたし、早く得意のバイクに乗ってムズい技をフィリアに見せて落としてやる! とか何とか、フィリアが俺にゾッコン作戦を考えながらも・・・。
 そいつはやってきたんだよなぁ。
「やぁ、ガーヴさんトコのヴァル君。元気かい?」
 この、俺は親父とセットとばかりの遠回しの言い方。
 フィリアが以前言っていた、サングラスに長袖の男・・・でも手には花束。
 そいつは、明らかに、この前俺を私刑(リンチ)にしやがったチンピラその1!
 そいつがこうやって見舞いを装ってきたって事は・・・本気で俺を始末しに来たってワケだな?
 くそっ、ここが病院でなけりゃ、いや怪我が完治していたら・・・それ以前にフィリアの前でなければ、今頃ノックアウトさせてるのにっ!
 当のフィリアは、ポケポケと、
「まぁ、ヴァルさんのお友達ですか?」
 だとか言っている。
 脱走してやるかとも思ったが、どうせ外にはヤツの仲間が待ちかまえているだろうから、丸腰で出ていったら危険だ。それ以前に、俺の額で輝く『脱走禁止』とばかりのはちまきの存在が気になりまくる。
 外には俺のバイクが待っているのに〜!(この前外に散歩に出たときに勝手に家から持ち出した)
 今の状況を、冷静に分析してみるか。
 足枷は・・・フィリア。脱出用の道具はバイク。日用品やらなにやらは、そろそろ帰宅って事でリュックにまとめている。コレさえ有れば、マジでしばらくは野宿だって可能だろう。
 ・・・ん? 野宿? 足枷はフィリアただ一人?
 ・・・・・・そーかそーか。良い案が思いついたぞ。
 たまには俺らしく、強硬手段に出ねぇとなぁ!!
「さぁヴァル君、これプレゼントだよ!」
 そう言ってチンピラが、俺に花束を押しつけようとする。かなりの勢いで。
 その花束の中心に輝くモノ・・・ナイフだ!
 まさか、ここでヤるつもりか・・・!?
 だが、一瞬後俺の身体はヒラリと宙に舞う。
 この軽い身のこなし、素早い判断力! ジャニーズとかに入れたら売れるぞ!
 ともかく俺は、サッとヤツのナイフを避ける。
 さらに素早い行動で、リュックを背負う。
 混乱したままのフィリアを抱え込んで、俺は窓から下を覗く。
 ここは二階。すぐ下には植え込み。その隣には、俺が隠したバイク。
 そして、あたりには花束野郎の仲間と思われるヤツら!
「フィリア、ともかく俺に付いてこい!!
 今だけか一生になるか分からないけど――――!!」
「え――――きゃぁぁぁぁぁぁっ!!」
 ガシャンと窓を割って・・・。
 ともかく俺は落ちたわけだ。
 ・・・フィリアも落ちたわけだから、俺にゾッコン作戦目的達成・・・かな?

 植え込みがクッションの役割をして、俺とフィリアは全然怪我もなく着地した。
 フィリアはちょっとびっくりしたようだが、すぐ面白そうに「わぁ、窓から落ちるとこうなるんですね!」とか、「またやりたいです!」とか言っていた。
 俺はさっさとバイクを起こすと、ヘルメットはフィリアに渡して乗り込む。
 ふふん、俺は不良だから二人乗りして良いのさ〜♪
「ああっ、逃げるぞ!」
「追え!!」
 ヤツらが叫ぶが、そう簡単には捕まらない。
 俺のバイクテクニック見て、さぞ驚くが良いさ!!
 きゃっきゃっ、と楽しそうなフィリア(結構大物だぞ、こいつ)が、ふと思い出したように言ってきた。
「どうして、あの人達貴方を追ってるんですか?」
「俺が組の跡取りだからだろ。親父んとこのは結構でかいからな」
 まだ追いかけてくる者の数はかなり減ってきた。
 このまま、夕日に向かって突っ走ってみるかなぁ。
「で、どうして私まで一緒なんですか?」
  ぎくっ。
 表向きの理由は、あそこにフィリアを置いていくと、あの花束野郎やらその仲間になにされるか分からなかったから、だけど・・・。
「・・・油断してたからさ、俺が」
「え? で、どうしたんですか?」
 ううう、バイクに乗りながら言うことかねぇ。
 ともかく俺は、おとなしく口を開いた。
「油断してたから、お前に全部取られたわけさ!」
「ええっ、私が一体何を!?」
 あああああああっ、もう覚悟しろ俺っ!
「心全部!!」
「ええええっ、よく言えますねそんな恥ずかしいこと!!」
「お前が言わせてるんだろうがぁぁっ!!」
 もう、後ろから追ってくるヤクザどもは居ない。
 フィリアが、俺の方に回した手に力を込めた。
「だったら・・・私だって、油断していました。
 私だって、全部貴方に取られてしまったんですもの」
 酢物・・・じゃなくて。
「マジで!?
 ヤリぃっ!!」
 やけにガキっぽく(ふん、フィリアよりは年下だもん良いじゃんか)俺は喜んで。
「だったら、夕日の彼方まで俺に付いて来――い!!」
「はい、面白いことたくさんありそうですから――!」
 ・・・俺、もしかしたら相手の選択・・・間違えたかも。
 まぁ、いいんだ。今更そんなこと気にするな――!

 というわけで。
 本日の教訓。
 『油断大敵』。
 そうじゃないと、俺みたいになってしまうぞ。
 もれなく、夕日の彼方まで付いてきてくれるパートナーが当たるぞ。

__________________________________☆

 コレを見ると、この前書いている途中で挫折した油断大敵の続編を思い出します・・・・・・忘れて下さい・・・・・・
 とりあえず、ではまた。

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11952これマジで大好きでさぁ〜〜〜!!!美月 沙耶 9/21-15:47
記事番号11930へのコメント

葵楓 扇さんは No.11930「『油断大敵』再掲示(もちろんヴァルフィリ)」で書きました。
>
>
> スレイヤーズタワーちょっと待ってねんv ヴァルフィリ第二弾。
> ヤケにギャグであり王道であると有名な(?)『油断大敵』再掲示です。何やってんの私。
> とりあえずお読み下さいませ・・・私みたいに長距離走恐怖症にならないようお気をつけ下さいね・・・・・・
な・なんのこっちゃい・・・長距離走恐怖症って・・・。私は今、授業で1000M走の練習させられてるけど・・・。再掲示うれしいです〜〜〜vvv

>
>__________________________________
>
>
> 油断大敵。
> 油を断つこと。
> 人間は、油を多少は接種しなければ生き延びることが出来ないため、ほぼ死を暗示している四字熟語。それが、油断大敵。
> ・・・最近の時代では、気を緩めると危険が起こる、と言う意味を表しているようだけれど・・・。
そうなんですか・・・。ふんふん。

> ともかく、今日俺は油断していた。
> ・・・俺の親父は、組の頭だったりする。背中に桜吹雪のイレズミだって、もちろんある。俺はさすがにしてないが。
ガーヴ氏は兎も角、ヴァルには似合わないぞ・・・(汗;)

> ともかく、俺の親父は強い。今の時代、金と力のあるヤツは『強い』とされているワケだから、俺の親父は問答無用に強かった。
> だから、他の組のヤツらは、親父に手を出すのは危険と判断して、まだ年若い俺を狙ってくる。
でも、強いし、可愛いv(殴;)私は後者の理由で狙われてると思うぞ!(笑)

> まぁ、俺だってそんなチンピラどもにミスミスやられるほど、弱くない。
> 親父直伝の格闘技やらなにやらで、迫り来る敵をちぎっては投げ、ちぎっては投げ・・・。
親父さん直伝・・・ヴァル何度死にかけたんだろう・・・。

> でも、今日は油断していた。
> 得意科目のテストが・・・あんな点だったから・・・(かなりショック)。
> ともかく、俺は土手下でズタボロで倒れる羽目になったわけだ。
> ちくしょぅ、いつか復讐してやるぞ――と思っていたところを・・・・・・
> そいつに見つかったわけだ。これも、油断だったな。
得意科目・・・ヴァルの・・・?こいつ体育は真面目にやってなさそうだし・・・やっぱ、家庭科ですか・・・?(笑)

>
>「大丈夫ですか!?」
>「・・・大丈夫に見えるか・・・?」
> ムカツクことに、俺の声はやけに弱々しかった。
> 別に傷が痛むワケじゃないぞ。口の中が切れてて血の味がいっぱいで気持ち悪かっただけだ!(言い訳言い訳)
>「いえ、全然大丈夫には見えませんけど」
>「ああ・・・それは良かった。これでもまだ無事そうに見えたらあんた、並のヤツじゃねぇな」
フィリアさん並の奴には見えません・・・vvvこの2人のやり取りに120点!!!

> 俺はそう言って、目の前の草を払って、声をかけてきたヤツの顔を見た。
> 声からして、女だろうとは分かっていたが・・・。
> もし俺が無事だったら、口笛でも吹いていたかもしれねぇ。
> 金髪碧眼の美女・・・その言葉は、まさしくこの女のためにあるかも知れない、そう思わせるほどの女だった。
ヴァルがここまで言うなんてvvvUFUFUFU・・・vvv

> んーみゅ・・・こーいうヤツを俺に関わらせておくわけにはいかねぇな。
 こう見えても俺は、弱いモノいじめは大嫌いなのだ。
大丈夫だ!君は生真面目そうな面してるさ!!!

>「ともかく、手当しないと・・・そうだ、私の家に来て下さい、私こう見えても看護婦なんです!」
>「おい、ちょっと待てよ・・・俺の意見はっ・・・」
> 俺の言葉を無視して、その女は俺に肩を貸し・・・そのまま、ほとんど俺を背負ったと同じ状況で、近くの民家Aへと駆け入った。
> 俺の人権は無視かいっ!
たりめえよ!!!あんたの人権なんか配慮してたら話が先に進まん!!(笑)

>
>「さぁ、コレで大丈夫です。骨折していなくて良かったですね」
> まさしくマミー(包帯男)と化した俺を満足そうに見つめるブロンドのそいつ。なんちゅー身勝手さだ。
マミ〜vvvDQ3のピラミッドにいっぱいいるね・・・(死;)

>「ああ、助けてくれたことは感謝する。じゃあさよなら俺帰るから。電話貸してくれ」
やらせ・・・?(笑)棒読みだもんね・・・FUFUFU

>「俺の名はヴァル」
>「・・・って・・・あそこの組長さんの・・・?」
>「そうだ」
> 俺は冷たく言った。
> みんな、俺の名を聞けば、距離をおいていく。それでも付いてくるのは、たいてい俺の顔目当てのヤツらぐらいだ。
やっべ〜よ!!!それ・・・(笑)っていうか私だったりして〜〜〜(嘘ですぞ・・・ヴァル。)

>「わぁっ、私組の人って初めて見ます。テレビでやってる見たいに、サングラスとか掛けてないんですか?
> あと、いつも長袖の服を着ているって聞いたこと有りますよ。腕にイレズミがあるからだって。貴方は有りませんでしたねっ、桜吹雪とか、彫ってる人居ないんですか?」
俺なんてそんな人見たことねえよ・・・。お嬢さん。

>「だぁぁっ、一気に幾つも質問するなっ!!」
> 俺は、いつまでも出ない電話(留守電はどーした!?)とゴチャゴチャうるさいこの女にイライラして怒鳴る。
なんかこのヴァル、ノリ的にリナさん(笑)

>「サングラスは海とか行ったときに掛ける!!(トーゼンだ)
> 俺はイレズミなんか彫らない!!
> 桜吹雪は俺の親父だ!!
> これでどーだ、まだ何か文句有るか!?」
 文句ではないと思いつつ、俺は一気にまくし立てる。
イレズミは彫んなよ・・・ヴァル;;;扇さんのツッコミがまぶしい(不明)

>「だから、長袖の人は・・・」
>「あーあー居る居る、冬になりゃほぼ全世界の人口の80%は着ているっ!!」
> 我ながら、めちゃくちゃな答えだと思うぞ、これは。
>「ああっ、たしかにそうですね!」
 納得するあんたも珍しいぞ。
私も納得vvv

>
>「・・・・・・ただいま」
>「おう、良く帰った」
 親父は面白そうにニヤニヤ笑いながら、俺の方にお猪口を向ける。
ニヤニヤ・・・私もさ・・・。

>「・・・どうして電話に出なかった?」
>「知らんところからの電話は取らないようにしている。どっかの組の脅迫電話だったらたまらんからな」
> うちの電話は、かけてきた相手の電話番号が表示されるのだが、脅迫電話って・・・人質俺でもいいのか!?
問題なし!!(笑)

>「とーとー、お前にも春が来たわけだ! 俺は嬉しいぞ。
> 屈折16年・・・!
> お前の母親が死んでから、俺は男で一つでお前をここまで育て上げたわけだ。
> 顔は俺似で美男子だから、絶対高校行ったら、ポケベル一つで御飯を作ってくれる給食係が32人は出来ると信じていた! 実際は33人だったけど!
> だが、お前のその冷え切った心を心から暖めて燃え尽きさせるヤツは一体いつ出来るかと思っていたが、やっとその日が今日来たわけだ!!」
おい・・・親父・・・給食係ってなんのことだよ・・・?(笑)

>「ちょっ・・・親父・・・」
>「絶対お前は年上好みだと思ってたぞ、その女は聞くところによると成人してそうなくらい出そうじゃないか。20か少し前ぐらいなんだってな?」
フィリアさんはたしか18歳・・・はああ・・・ヴァルがフィリアさんより年下だと分かった今、TRYのEDはマズイんじゃないかと思う私・・・(いや・・・前々からいや〜んだったけど・・・。)ヴァルの成長が早い事を祈る。

>「んなの知らんわ・・・それより・・・」
>「お前には、年上でぐいぐい引っ張っていってくれるようなタイプが一番なんだ。その方が安心できるしな・・・」
・・・ってお前はクラ○ド(FF7)のママさんかい!!!親父!!!

>「ありゃー・・・誰か、誰か居ないかー?」
>「どーしました、ガーヴさん・・・ああっ、ヴァルさんがっ」
> そんな声が遠くでしつつ俺の意識は闇に沈んでいった・・・。
親父さん・・・やる気なさげ〜〜〜息子さんが倒れたってのに(汗;)

>「お久しぶりです、ヴァルさん♪」
>「・・・ああ。久しぶり」
> ため息混じりで、俺はその女に言った。
> また当分、親父にからかわれるんだろうな・・・。
>「私、貴方の担当になりました♪
> 何か困ったことがあったら、何でも言って下さいね♪」
>「・・・わかった。なら言わせてくれ。
> ・・・・・・寝かせてくれ」
>「・・・・・・はい」
> 俺の低い声に、その女はようやっと静まってくれた。
いいじゃん!!!親父さんにからかわれてください!!!

>
>「入院!?
> 俺が!?」
>「ああ、そうだ。どうやら強く頭を打ったらしいから、しばらく検査も織り交ぜて休め」
> 幸いなことにブロンド女のことを知らない親父は、『絶対安静、脱走不可』と書いたはちまきを俺の頭に巻きながら言う。
巻くな〜〜〜んなもん〜〜〜ヴァルくんとこの親父さん愉快だね〜〜〜ってガーヴ氏だし!!!(笑)

> たしか、これから親父のお気に入りのテレビ番組がやるんだよな・・・本当に薄情者だ・・・。
ああ・・・なんかお気に入りのテレビって想像つくなぁ〜〜〜。

>
>「あれがお父様ですか?」
>「・・・そーだ」
> 俺は理不尽ながらも寝っ転がって漫画本を読みながら頷いた。
>「全然似てませんね。お父さんは赤毛なのに・・・貴方は、淡水色の髪で」
>「俺は死んだ母親似なんだよ。目の色も髪の色も・・・華奢なところも小食なところも色白いところも家事得意なのも!!」
> ほとんどグチだが、俺は何故だかこいつに話すとスッキリして、コンプレックスの元をどんどん語っていった。
コ・コンプレックスなの・・・?ヴァルくん・・・。パパに似たかったの?(笑)

>「おい、お前・・・」
>「・・・ちょっと、ヴァルさん」
> 俺が照れ隠しに言うと、そいつはヤケに怒ったように言う。
> なにか、粗相があったか? それともまさか、俺嫌われてる!?
> どきどきと高鳴る胸を押さえつつ、俺は尋ねた。
こんのお!!!純情少年があああ!!!(昇天・・・*)

>「ど・・・どうした?」
>「私の名前はフィリアです。『お前』じゃありません!」
> だぁぁっ、恥ずかしくて名前で呼べるかっ!!
> そんな俺を無視して、『さあ呼べ、すぐ呼べ』とばかりにフィリアは立ちはだかる。
フィリアさん少女漫画の世界いったら最凶・・・いや、最強ですな!

>「・・・・・・フィ・・・リア・・・」
>「良く聞こえませんっ、もう一度!」
> コレは音楽の授業じゃねぇだろ!?
> だぁぁっ、もうヤケだ!
>「フィリア、フィリアだフィリア!
> これでいいんだろ!?」
>「はい、合格です」
> フィリアは、まるで聖母のような微笑みを向ける。
> ううっ、この顔を見ると反論できなくなるんだよな・・・。
ダロダロ!!!(人格崩壊・・・)

>
> まぁともかく、俺は結構おとなしく病院生活を過ごした。
> フィリアとの仲は・・・正しく言えば『進展無し』だが、ともかく俺は退院が近づいた。
私がヴァルフィリ好きな理由の一つに「いつまでも進展がなさそうなところが心臓にいい。」が挙げられる・・・。(死;)

> 身体もなまってきたし、早く得意のバイクに乗ってムズい技をフィリアに見せて落としてやる! とか何とか、フィリアが俺にゾッコン作戦を考えながらも・・・。
人様んとこのヴァルにむかって失礼ですが・・・ヴァル・・・馬鹿だ・・・(笑)可愛すぎーーーーvvvvvv

> 当のフィリアは、ポケポケと、
>「まぁ、ヴァルさんのお友達ですか?」
> だとか言っている。
> 脱走してやるかとも思ったが、どうせ外にはヤツの仲間が待ちかまえているだろうから、丸腰で出ていったら危険だ。それ以前に、俺の額で輝く『脱走禁止』とばかりのはちまきの存在が気になりまくる。
私も気になって気になってvvv

> 外には俺のバイクが待っているのに〜!(この前外に散歩に出たときに勝手に家から持ち出した)
> 今の状況を、冷静に分析してみるか。
> 足枷は・・・フィリア。脱出用の道具はバイク。日用品やらなにやらは、そろそろ帰宅って事でリュックにまとめている。コレさえ有れば、マジでしばらくは野宿だって可能だろう。
> ・・・ん? 野宿? 足枷はフィリアただ一人?
> ・・・・・・そーかそーか。良い案が思いついたぞ。
> たまには俺らしく、強硬手段に出ねぇとなぁ!!
女の子と野宿〜〜〜!!?おま・・・それはお姉さん許せないよ〜〜〜(ドキドキ。)

> だが、一瞬後俺の身体はヒラリと宙に舞う。
> この軽い身のこなし、素早い判断力! ジャニーズとかに入れたら売れるぞ!
さり気に売り込み!!!(笑)ちゃっかりしてんな〜〜〜ヴァル・・・。いや、扇さんがかな・・・?


>「フィリア、ともかく俺に付いてこい!!
> 今だけか一生になるか分からないけど――――!!」
>「え――――きゃぁぁぁぁぁぁっ!!」
> ガシャンと窓を割って・・・。
> ともかく俺は落ちたわけだ。
> ・・・フィリアも落ちたわけだから、俺にゾッコン作戦目的達成・・・かな?
一生ついてこ〜〜〜い!!!

>
> 植え込みがクッションの役割をして、俺とフィリアは全然怪我もなく着地した。
> フィリアはちょっとびっくりしたようだが、すぐ面白そうに「わぁ、窓から落ちるとこうなるんですね!」とか、「またやりたいです!」とか言っていた。
> 俺はさっさとバイクを起こすと、ヘルメットはフィリアに渡して乗り込む。
> ふふん、俺は不良だから二人乗りして良いのさ〜♪
じゃ、私も〜vvv

>「ああっ、逃げるぞ!」
>「追え!!」
> ヤツらが叫ぶが、そう簡単には捕まらない。
 俺のバイクテクニック見て、さぞ驚くが良いさ!!
この口調・・・マサルチックだと思うのは私だけ・・・?(笑)

> きゃっきゃっ、と楽しそうなフィリア(結構大物だぞ、こいつ)が、ふと思い出したように言ってきた。
フィリアさんったら・・・vvv

>「油断してたから、お前に全部取られたわけさ!」
>「ええっ、私が一体何を!?」
> あああああああっ、もう覚悟しろ俺っ!
>「心全部!!」
>「ええええっ、よく言えますねそんな恥ずかしいこと!!」
「お前が言わせてるんだろうがぁぁっ!!」
誘導尋問・・・?FUFUFU・・・。 

> フィリアが、俺の方に回した手に力を込めた。
>「だったら・・・私だって、油断していました。
> 私だって、全部貴方に取られてしまったんですもの」
> 酢物・・・じゃなくて。
>「マジで!?
> ヤリぃっ!!」
> やけにガキっぽく(ふん、フィリアよりは年下だもん良いじゃんか)俺は喜んで。
>「だったら、夕日の彼方まで俺に付いて来――い!!」
>「はい、面白いことたくさんありそうですから――!」
> ・・・俺、もしかしたら相手の選択・・・間違えたかも。
> まぁ、いいんだ。今更そんなこと気にするな――!
ヴァルフィリだもんvvv気にしないvvv

>
> というわけで。
> 本日の教訓。
> 『油断大敵』。
> そうじゃないと、俺みたいになってしまうぞ。
> もれなく、夕日の彼方まで付いてきてくれるパートナーが当たるぞ。
私も恋した〜〜いvvv(笑)
>
>__________________________________☆
>
> コレを見ると、この前書いている途中で挫折した油断大敵の続編を思い出します・・・・・・忘れて下さい・・・・・・
な・なんと続編なるものがあったとな!!?み・見たい〜〜〜!!!
> とりあえず、ではまた。
次こそ、スレタワですか?楽しみにしてますvvvそんじゃv

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11956次は多分『報い』だと思うでやんす(笑)葵楓 扇 9/21-18:17
記事番号11952へのコメント

美月 沙耶さんは No.11952「これマジで大好きでさぁ〜〜〜!!!」で書きました。

>> スレイヤーズタワーちょっと待ってねんv ヴァルフィリ第二弾。
>> ヤケにギャグであり王道であると有名な(?)『油断大敵』再掲示です。何やってんの私。
>> とりあえずお読み下さいませ・・・私みたいに長距離走恐怖症にならないようお気をつけ下さいね・・・・・・
>な・なんのこっちゃい・・・長距離走恐怖症って・・・。私は今、授業で1000M走の練習させられてるけど・・・。再掲示うれしいです〜〜〜vvv
 マラソン大嫌いだぁぁぁぁぁぁ!!

>>__________________________________
>>
>>
>> 油断大敵。
>> 油を断つこと。
>> 人間は、油を多少は接種しなければ生き延びることが出来ないため、ほぼ死を暗示している四字熟語。それが、油断大敵。
>> ・・・最近の時代では、気を緩めると危険が起こる、と言う意味を表しているようだけれど・・・。
>そうなんですか・・・。ふんふん。
 そうらしいです。

>> ともかく、今日俺は油断していた。
>> ・・・俺の親父は、組の頭だったりする。背中に桜吹雪のイレズミだって、もちろんある。俺はさすがにしてないが。
>ガーヴ氏は兎も角、ヴァルには似合わないぞ・・・(汗;)
 ヴァルは優しそう(爆)だから・・・孤児院長!(どこか違)

>> ともかく、俺の親父は強い。今の時代、金と力のあるヤツは『強い』とされているワケだから、俺の親父は問答無用に強かった。
>> だから、他の組のヤツらは、親父に手を出すのは危険と判断して、まだ年若い俺を狙ってくる。
>でも、強いし、可愛いv(殴;)私は後者の理由で狙われてると思うぞ!(笑)
 私も!!(笑)

>> まぁ、俺だってそんなチンピラどもにミスミスやられるほど、弱くない。
>> 親父直伝の格闘技やらなにやらで、迫り来る敵をちぎっては投げ、ちぎっては投げ・・・。
>親父さん直伝・・・ヴァル何度死にかけたんだろう・・・。
 年齢の数だけ・・・(違)

>> でも、今日は油断していた。
>> 得意科目のテストが・・・あんな点だったから・・・(かなりショック)。
>> ともかく、俺は土手下でズタボロで倒れる羽目になったわけだ。
>> ちくしょぅ、いつか復讐してやるぞ――と思っていたところを・・・・・・
>> そいつに見つかったわけだ。これも、油断だったな。
>得意科目・・・ヴァルの・・・?こいつ体育は真面目にやってなさそうだし・・・やっぱ、家庭科ですか・・・?(笑)
 多分、家庭科(笑)

>>「大丈夫ですか!?」
>>「・・・大丈夫に見えるか・・・?」
>> ムカツクことに、俺の声はやけに弱々しかった。
>> 別に傷が痛むワケじゃないぞ。口の中が切れてて血の味がいっぱいで気持ち悪かっただけだ!(言い訳言い訳)
>>「いえ、全然大丈夫には見えませんけど」
>>「ああ・・・それは良かった。これでもまだ無事そうに見えたらあんた、並のヤツじゃねぇな」
>フィリアさん並の奴には見えません・・・vvvこの2人のやり取りに120点!!!
 をを、100点以上!!

>> 俺はそう言って、目の前の草を払って、声をかけてきたヤツの顔を見た。
>> 声からして、女だろうとは分かっていたが・・・。
>> もし俺が無事だったら、口笛でも吹いていたかもしれねぇ。
>> 金髪碧眼の美女・・・その言葉は、まさしくこの女のためにあるかも知れない、そう思わせるほどの女だった。
>ヴァルがここまで言うなんてvvvUFUFUFU・・・vvv
 うふふvvv

>> んーみゅ・・・こーいうヤツを俺に関わらせておくわけにはいかねぇな。
> こう見えても俺は、弱いモノいじめは大嫌いなのだ。
>大丈夫だ!君は生真面目そうな面してるさ!!!
 生真面目っつーか神経質そう!!

>>「ともかく、手当しないと・・・そうだ、私の家に来て下さい、私こう見えても看護婦なんです!」
>>「おい、ちょっと待てよ・・・俺の意見はっ・・・」
>> 俺の言葉を無視して、その女は俺に肩を貸し・・・そのまま、ほとんど俺を背負ったと同じ状況で、近くの民家Aへと駆け入った。
>> 俺の人権は無視かいっ!
>たりめえよ!!!あんたの人権なんか配慮してたら話が先に進まん!!(笑)
 (笑)

>>「さぁ、コレで大丈夫です。骨折していなくて良かったですね」
>> まさしくマミー(包帯男)と化した俺を満足そうに見つめるブロンドのそいつ。なんちゅー身勝手さだ。
>マミ〜vvvDQ3のピラミッドにいっぱいいるね・・・(死;)
 とくに黄金の爪とった後だとイライラ・・・(爆)

>>「ああ、助けてくれたことは感謝する。じゃあさよなら俺帰るから。電話貸してくれ」
>やらせ・・・?(笑)棒読みだもんね・・・FUFUFU
 ぼーよみvvv

>>「俺の名はヴァル」
>>「・・・って・・・あそこの組長さんの・・・?」
>>「そうだ」
>> 俺は冷たく言った。
>> みんな、俺の名を聞けば、距離をおいていく。それでも付いてくるのは、たいてい俺の顔目当てのヤツらぐらいだ。
>やっべ〜よ!!!それ・・・(笑)っていうか私だったりして〜〜〜(嘘ですぞ・・・ヴァル。)
 嘘っつーても信じにくい嘘ですな(笑)

>>「わぁっ、私組の人って初めて見ます。テレビでやってる見たいに、サングラスとか掛けてないんですか?
>> あと、いつも長袖の服を着ているって聞いたこと有りますよ。腕にイレズミがあるからだって。貴方は有りませんでしたねっ、桜吹雪とか、彫ってる人居ないんですか?」
>俺なんてそんな人見たことねえよ・・・。お嬢さん。
 私もなり・・・

>>「だぁぁっ、一気に幾つも質問するなっ!!」
>> 俺は、いつまでも出ない電話(留守電はどーした!?)とゴチャゴチャうるさいこの女にイライラして怒鳴る。
>なんかこのヴァル、ノリ的にリナさん(笑)
 リナーーーーーー!!?

>>「サングラスは海とか行ったときに掛ける!!(トーゼンだ)
>> 俺はイレズミなんか彫らない!!
>> 桜吹雪は俺の親父だ!!
>> これでどーだ、まだ何か文句有るか!?」
> 文句ではないと思いつつ、俺は一気にまくし立てる。
>イレズミは彫んなよ・・・ヴァル;;;扇さんのツッコミがまぶしい(不明)
 まぶしい!?

>>「だから、長袖の人は・・・」
>>「あーあー居る居る、冬になりゃほぼ全世界の人口の80%は着ているっ!!」
>> 我ながら、めちゃくちゃな答えだと思うぞ、これは。
>>「ああっ、たしかにそうですね!」
> 納得するあんたも珍しいぞ。
>私も納得vvv
 我もv

>>「・・・・・・ただいま」
>>「おう、良く帰った」
> 親父は面白そうにニヤニヤ笑いながら、俺の方にお猪口を向ける。
>ニヤニヤ・・・私もさ・・・。
 にーやにやにや。

>>「・・・どうして電話に出なかった?」
>>「知らんところからの電話は取らないようにしている。どっかの組の脅迫電話だったらたまらんからな」
>> うちの電話は、かけてきた相手の電話番号が表示されるのだが、脅迫電話って・・・人質俺でもいいのか!?
>問題なし!!(笑)
 おう!! その先でどんな目にあっていようとも!!(をい)

>>「とーとー、お前にも春が来たわけだ! 俺は嬉しいぞ。
>> 屈折16年・・・!
>> お前の母親が死んでから、俺は男で一つでお前をここまで育て上げたわけだ。
>> 顔は俺似で美男子だから、絶対高校行ったら、ポケベル一つで御飯を作ってくれる給食係が32人は出来ると信じていた! 実際は33人だったけど!
>> だが、お前のその冷え切った心を心から暖めて燃え尽きさせるヤツは一体いつ出来るかと思っていたが、やっとその日が今日来たわけだ!!」
>おい・・・親父・・・給食係ってなんのことだよ・・・?(笑)
 ガーヴ様は32人以上居たのかな?(笑)

>>「ちょっ・・・親父・・・」
>>「絶対お前は年上好みだと思ってたぞ、その女は聞くところによると成人してそうなくらい出そうじゃないか。20か少し前ぐらいなんだってな?」
>フィリアさんはたしか18歳・・・はああ・・・ヴァルがフィリアさんより年下だと分かった今、TRYのEDはマズイんじゃないかと思う私・・・(いや・・・前々からいや〜んだったけど・・・。)ヴァルの成長が早い事を祈る。
 私も・・・『ある、晴れた〜』の設定がマジだったら嬉しい。

>>「んなの知らんわ・・・それより・・・」
>>「お前には、年上でぐいぐい引っ張っていってくれるようなタイプが一番なんだ。その方が安心できるしな・・・」
>・・・ってお前はクラ○ド(FF7)のママさんかい!!!親父!!!
 ああっ、そう言えばママさんそんなこと言ってたね!
 一昨日FF7全クリしたさ!!(別話)

>>「ありゃー・・・誰か、誰か居ないかー?」
>>「どーしました、ガーヴさん・・・ああっ、ヴァルさんがっ」
>> そんな声が遠くでしつつ俺の意識は闇に沈んでいった・・・。
>親父さん・・・やる気なさげ〜〜〜息子さんが倒れたってのに(汗;)
 のんきだね〜・・・

>>「お久しぶりです、ヴァルさん♪」
>>「・・・ああ。久しぶり」
>> ため息混じりで、俺はその女に言った。
>> また当分、親父にからかわれるんだろうな・・・。
>>「私、貴方の担当になりました♪
>> 何か困ったことがあったら、何でも言って下さいね♪」
>>「・・・わかった。なら言わせてくれ。
>> ・・・・・・寝かせてくれ」
>>「・・・・・・はい」
>> 俺の低い声に、その女はようやっと静まってくれた。
>いいじゃん!!!親父さんにからかわれてください!!!
 からかわれてからかわれて○×△・・・(をい)

>>「入院!?
>> 俺が!?」
>>「ああ、そうだ。どうやら強く頭を打ったらしいから、しばらく検査も織り交ぜて休め」
>> 幸いなことにブロンド女のことを知らない親父は、『絶対安静、脱走不可』と書いたはちまきを俺の頭に巻きながら言う。
>巻くな〜〜〜んなもん〜〜〜ヴァルくんとこの親父さん愉快だね〜〜〜ってガーヴ氏だし!!!(笑)
 というか、頭怪我してるんじゃないっけ?(笑)

>> たしか、これから親父のお気に入りのテレビ番組がやるんだよな・・・本当に薄情者だ・・・。
>ああ・・・なんかお気に入りのテレビって想像つくなぁ〜〜〜。
 どんなです?

>>「あれがお父様ですか?」
>>「・・・そーだ」
>> 俺は理不尽ながらも寝っ転がって漫画本を読みながら頷いた。
>>「全然似てませんね。お父さんは赤毛なのに・・・貴方は、淡水色の髪で」
>>「俺は死んだ母親似なんだよ。目の色も髪の色も・・・華奢なところも小食なところも色白いところも家事得意なのも!!」
>> ほとんどグチだが、俺は何故だかこいつに話すとスッキリして、コンプレックスの元をどんどん語っていった。
>コ・コンプレックスなの・・・?ヴァルくん・・・。パパに似たかったの?(笑)
 いや、母に似てるのが嫌なんでしょ(笑)

>>「おい、お前・・・」
>>「・・・ちょっと、ヴァルさん」
>> 俺が照れ隠しに言うと、そいつはヤケに怒ったように言う。
>> なにか、粗相があったか? それともまさか、俺嫌われてる!?
>> どきどきと高鳴る胸を押さえつつ、俺は尋ねた。
>こんのお!!!純情少年があああ!!!(昇天・・・*)
 純情、ヴァル!!

>>「ど・・・どうした?」
>>「私の名前はフィリアです。『お前』じゃありません!」
>> だぁぁっ、恥ずかしくて名前で呼べるかっ!!
>> そんな俺を無視して、『さあ呼べ、すぐ呼べ』とばかりにフィリアは立ちはだかる。
>フィリアさん少女漫画の世界いったら最凶・・・いや、最強ですな!
 おう!!

>>「・・・・・・フィ・・・リア・・・」
>>「良く聞こえませんっ、もう一度!」
>> コレは音楽の授業じゃねぇだろ!?
>> だぁぁっ、もうヤケだ!
>>「フィリア、フィリアだフィリア!
>> これでいいんだろ!?」
>>「はい、合格です」
>> フィリアは、まるで聖母のような微笑みを向ける。
>> ううっ、この顔を見ると反論できなくなるんだよな・・・。
>ダロダロ!!!(人格崩壊・・・)
 ああっ、崩壊!?

>> まぁともかく、俺は結構おとなしく病院生活を過ごした。
>> フィリアとの仲は・・・正しく言えば『進展無し』だが、ともかく俺は退院が近づいた。
>私がヴァルフィリ好きな理由の一つに「いつまでも進展がなさそうなところが心臓にいい。」が挙げられる・・・。(死;)
 心臓にいいんかい!?(笑)
 あののどかさが良いんだけどね〜(笑)

>> 身体もなまってきたし、早く得意のバイクに乗ってムズい技をフィリアに見せて落としてやる! とか何とか、フィリアが俺にゾッコン作戦を考えながらも・・・。
>人様んとこのヴァルにむかって失礼ですが・・・ヴァル・・・馬鹿だ・・・(笑)可愛すぎーーーーvvvvvv
 LOVE! ラブ!!

>> 当のフィリアは、ポケポケと、
>>「まぁ、ヴァルさんのお友達ですか?」
>> だとか言っている。
>> 脱走してやるかとも思ったが、どうせ外にはヤツの仲間が待ちかまえているだろうから、丸腰で出ていったら危険だ。それ以前に、俺の額で輝く『脱走禁止』とばかりのはちまきの存在が気になりまくる。
>私も気になって気になってvvv
 くれv ってカンジvvv

>> 外には俺のバイクが待っているのに〜!(この前外に散歩に出たときに勝手に家から持ち出した)
>> 今の状況を、冷静に分析してみるか。
>> 足枷は・・・フィリア。脱出用の道具はバイク。日用品やらなにやらは、そろそろ帰宅って事でリュックにまとめている。コレさえ有れば、マジでしばらくは野宿だって可能だろう。
>> ・・・ん? 野宿? 足枷はフィリアただ一人?
>> ・・・・・・そーかそーか。良い案が思いついたぞ。
>> たまには俺らしく、強硬手段に出ねぇとなぁ!!
>女の子と野宿〜〜〜!!?おま・・・それはお姉さん許せないよ〜〜〜(ドキドキ。)
 ちょっとやばいんじゃない!?
 ていうか、ヴァル18でフィリア16だったら結婚できるのに〜! 逆!!
 あ、結婚すれば未成年でもお酒飲んでいいって知ってる?(別話)

>> だが、一瞬後俺の身体はヒラリと宙に舞う。
>> この軽い身のこなし、素早い判断力! ジャニーズとかに入れたら売れるぞ!
>さり気に売り込み!!!(笑)ちゃっかりしてんな〜〜〜ヴァル・・・。いや、扇さんがかな・・・?
 私かい!!(笑)

>>「フィリア、ともかく俺に付いてこい!!
>> 今だけか一生になるか分からないけど――――!!」
>>「え――――きゃぁぁぁぁぁぁっ!!」
>> ガシャンと窓を割って・・・。
>> ともかく俺は落ちたわけだ。
>> ・・・フィリアも落ちたわけだから、俺にゾッコン作戦目的達成・・・かな?
>一生ついてこ〜〜〜い!!!
 ついていきま〜〜〜す!!!

>> 植え込みがクッションの役割をして、俺とフィリアは全然怪我もなく着地した。
>> フィリアはちょっとびっくりしたようだが、すぐ面白そうに「わぁ、窓から落ちるとこうなるんですね!」とか、「またやりたいです!」とか言っていた。
>> 俺はさっさとバイクを起こすと、ヘルメットはフィリアに渡して乗り込む。
>> ふふん、俺は不良だから二人乗りして良いのさ〜♪
>じゃ、私も〜vvv
 四人乗り!(四人目は私!?)

>>「ああっ、逃げるぞ!」
>>「追え!!」
>> ヤツらが叫ぶが、そう簡単には捕まらない。
> 俺のバイクテクニック見て、さぞ驚くが良いさ!!
>この口調・・・マサルチックだと思うのは私だけ・・・?(笑)
 ん〜マサルさん知らない〜☆

>> きゃっきゃっ、と楽しそうなフィリア(結構大物だぞ、こいつ)が、ふと思い出したように言ってきた。
>フィリアさんったら・・・vvv
 まったくLOVEvvv

>>「油断してたから、お前に全部取られたわけさ!」
>>「ええっ、私が一体何を!?」
>> あああああああっ、もう覚悟しろ俺っ!
>>「心全部!!」
>>「ええええっ、よく言えますねそんな恥ずかしいこと!!」
>「お前が言わせてるんだろうがぁぁっ!!」
>誘導尋問・・・?FUFUFU・・・。 
 誘導尋問!!

>> フィリアが、俺の方に回した手に力を込めた。
>>「だったら・・・私だって、油断していました。
>> 私だって、全部貴方に取られてしまったんですもの」
>> 酢物・・・じゃなくて。
>>「マジで!?
>> ヤリぃっ!!」
>> やけにガキっぽく(ふん、フィリアよりは年下だもん良いじゃんか)俺は喜んで。
>>「だったら、夕日の彼方まで俺に付いて来――い!!」
>>「はい、面白いことたくさんありそうですから――!」
>> ・・・俺、もしかしたら相手の選択・・・間違えたかも。
>> まぁ、いいんだ。今更そんなこと気にするな――!
>ヴァルフィリだもんvvv気にしないvvv
 のほほんLOVEなのさvvv

>> というわけで。
>> 本日の教訓。
>> 『油断大敵』。
>> そうじゃないと、俺みたいになってしまうぞ。
>> もれなく、夕日の彼方まで付いてきてくれるパートナーが当たるぞ。
>私も恋した〜〜いvvv(笑)
 ヴァルみたいな人と・・・・・・(爆)

>>__________________________________☆
>>
>> コレを見ると、この前書いている途中で挫折した油断大敵の続編を思い出します・・・・・・忘れて下さい・・・・・・
>な・なんと続編なるものがあったとな!!?み・見たい〜〜〜!!!
 きっともう書けません(笑)

>> とりあえず、ではまた。
>次こそ、スレタワですか?楽しみにしてますvvvそんじゃv
 次は・・・『DESERT』かなぁ(笑)
 んじゃねvvv

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11988わ、笑えるッ!!!にあ E-mail URL9/24-15:38
記事番号11930へのコメント

もーーおかしいったらおかしすぎますっ!
おまけにガーヴお父さん(だよね?)の親ばかぶりがツボです、ツボっ!!
それと、今私「炎の転校生」全12巻を久々に読み返したばかりなのですが、
それに追随するかのごときこのノリのよさに思わず脱帽です!
 次回作楽しみに待ってます♪

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11998私が感動させて貰っちゃいましたわ!!葵楓 扇 9/25-16:25
記事番号11988へのコメント

にあさんは No.11988「わ、笑えるッ!!!」で書きました。

 うにゃぁぁぁぁぁ!! にあさんだぁぁぁぁぁぁぁ!!(笑)

>もーーおかしいったらおかしすぎますっ!
 んどもですぅ〜!!
 これはもうギャグでギャグで・・・以下略。

>おまけにガーヴお父さん(だよね?)の親ばかぶりがツボです、ツボっ!!
 親ばか&白状!!

>それと、今私「炎の転校生」全12巻を久々に読み返したばかりなのですが、
>それに追随するかのごときこのノリのよさに思わず脱帽です!
 どうもです!! 炎のてんこーせーって知らないけど!!(爆)

> 次回作楽しみに待ってます♪
 またどうぞ〜☆(店・・・?)